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JP2009059590A - 除電装置 - Google Patents

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JP2009059590A JP2007226068A JP2007226068A JP2009059590A JP 2009059590 A JP2009059590 A JP 2009059590A JP 2007226068 A JP2007226068 A JP 2007226068A JP 2007226068 A JP2007226068 A JP 2007226068A JP 2009059590 A JP2009059590 A JP 2009059590A
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Zenhiro Imao
全宏 今尾
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Panasonic Industrial Devices SUNX Co Ltd
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Sunx Ltd
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Abstract

【課題】長期使用を可能としつつイオンバランスの変動を抑制することが可能な除電装置を提供する。
【解決手段】除電装置10は、複数の放電電極13と、正極性電圧回路22と、負極性電圧回路24と、放電電極13各々に対して、正極性電圧回路22からの正極性電圧と負極性電圧回路24からの負極性電圧とを異なる時期に印加させる制御手段44とを備え、制御手段44は、同時期において複数の放電電極13のうち一部の放電電極13に正極性電圧を印加させ、別の一部の放電電極13に負極性電圧を印加させる構成である。
【選択図】図2

Description

本発明は、除電装置に関する。
除電装置は、除電対象物に正極性イオンと負極性イオンとを吹き付けて除電対象物を除電する、換言すれば除電対象物の電荷を中和するものであり、これには直流タイプと交流タイプとがある。
直流タイプは、常に正極性電圧が印加されて正極性イオンのみを発生する正極性の放電電極と、常に負極性電圧が印加されて負極性イオンのみを発生する負極性の放電電極とを備えている。このため、直流タイプでは正極性イオンと負極性イオンと同時期に除電対象物に吹き付けることができるので、除電速度(所定電位の帯電体を除電するまでに要する時間)が速いというメリットがある。しかし、その反面、直流タイプは長期使用により正負極性のイオンバランスが崩れるというデメリットがある。即ち、放電電極は印加電圧の極性によって経時的な磨耗度合いに差が生じる。直流タイプでは、上述したように、各放電電極には常に同極性の電圧を印加する構成であるため、長期使用により正極性の放電電極と負極性の放電電極との磨耗度合いに差が生じ、正負極性のイオンバランスが崩れて除電性能が低下してしまう。
一方、交流タイプは、同一の放電電極に正極性電圧と負極性電圧とを交互に印加して、同一の放電電極から正極性イオンと負極性イオンとを交互に発生させる構成である(特許文献1,2参照)。ここで、交流タイプの除電装置でも、広い範囲を除電するために上記放電電極を複数本、備えるものがある。しかし、上述したように交流タイプは同一の放電電極に正極性電圧と負極性電圧とを交互に印加する構成であるから、長期使用してイオンバランスが崩れることが直流タイプに比べて少ないというメリットがある。
特開2000−58290公報 特開2004−63431公報
ところが、複数の放電電極を備えた、従来の交流タイプの除電装置は、同時期に全ての放電電極に一律に同極性の電圧を印加する構成であった。このため、同時期において除電対象物には正極性イオン及び負極性イオンのいずれか一方のみが吹き付けられることになり、イオンバランスが時間経過と共に交互に大きく変動してしまうという点で、直流タイプに比べて除電性能が劣るという問題があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、その目的は、長期使用を可能としつつイオンバランスの変動を抑制することが可能な除電装置を提供するところにある。
上記の目的を達成するための手段として、第1の発明に係る除電装置は、複数の放電電極と、正極性電圧を出力する正極性電圧回路と、負極性電圧を出力する負極性電圧回路と、前記放電電極各々に対して、前記正極性電圧回路からの前記正極性電圧と前記負極性電圧回路からの前記負極性電圧とを異なる時期に印加させる制御手段とを備え、前記制御手段は、同時期において前記複数の放電電極のうち一部の放電電極に前記正極性電圧回路からの前記正極性電圧を印加させ、別の一部の放電電極に前記負極性電圧回路からの前記負極性電圧を印加させる構成である。
本発明によれば、放電電極各々に対して、正極性電圧と負極性電圧とを異なる時期に印加する構成であるから、直流タイプの除電装置に比べて長期使用による除電性能の低下を抑制できる。また、同時期でみれば、一部の放電電極に正極性電圧を印加し、別の一部の放電電極に負極電圧を印加する構成であるから、従来の交流タイプに比べてイオンバランスの変動を抑制できる。
第2の発明は、第1の発明の除電装置であって、前記制御手段は、前記正極性電圧が印加される放電電極と、前記負極性電圧が印加される放電電極とが同時期において同数になるよう制御する。
本発明によれば、イオンバランス変動を直流タイプ程度まで抑えることができる。
第3の発明は、第1または第2の発明の除電装置であって、前記複数の放電電極は、所定数ずつ分けられて複数の単位放電電極とされ、前記複数の単位放電電極は一列状に配列され、前記制御手段は、前記単位放電電極各々に前記正極性電圧と前記負極性電圧とを交互に印加させ、且つ、隣り合う前記単位放電電極同士の印加電圧が同時期において互いに逆極性になるよう制御する。
本発明によれば、単位放電電極(所定数ずつの放電電極)各々に正極性電圧と負極性電圧とが交互に印加され、且つ、隣り合う単位放電電極同士に同時期において逆極性電圧が印加されるため、イオンバランスの変動をより確実に抑制することができる。
第4の発明は、第1または第2の発明の除電装置であって、前記複数の放電電極は、所定数ずつ分けられて複数の単位放電電極とされ、前記複数の単位放電電極はジグザグ状に配列され、前記制御手段は、前記単位放電電極各々に前記正極性電圧と前記負極性電圧とを交互に印加させ、且つ、隣り合う前記単位放電電極同士の印加電圧が同時期において互いに逆極性になるよう制御する。
隣り合う単位放電電極同士の印加電圧を、同時期において逆極性にした場合、相互に影響し合うことがないように、両単位放電電極同士の距離をなるべく遠ざける必要がある。そこで、複数の単位放電電極をジグザグ状に配列することで、一列状に配列する場合に比べて、除電装置の全長を短くすることができるし、複数の単位放電電極の並び方向において複数の単位放電電を近接配置でき、密度の濃い正極性イオンおよび負極性イオンを発生させることができる。
第5の発明は、第1から第4のいずれか一つの発明の除電装置であって、前記別の一部の放電電極は、全ての前記放電電極のうち前記一部の放電電極を除いた残り全ての放電電極である。
本発明によれば、全ての放電電極から正極性イオン或いは負極性イオンを発生させるので、効率よく除電することができる。
本発明によれば、長期使用を可能としつつイオンバランスの変動を抑制することができる。
<実施形態1>
本発明の実施形態1について図1〜図3を参照して説明する。
(除電装置の全体構成)
図1に示すように、本実施形態に係る除電装置10は、一列状に配列された複数の放電電極13(放電針)を備え、広範囲の除電を要する除電対象物W(例えば幅広い基板や液晶などのワーク、包装用フィルムなど幅広いワーク)を除電するために使用される。
具体的には、除電装置10は箱形ケース11の一面側に複数の吹き出し口12が一列状に形成されている。各吹き出し口12内にはそれぞれ放電電極(放電針)13が設けられている。なお、各放電電極13の後方にはクロスフローファン(図示せず)が配置されており、このクロスフローファンが送る空気流によって、各放電電極13に発生した正極性イオン及び負極性イオンを各吹き出し口12から外部に送り出すことができる。
(電気的構成)
図2には、除電装置10の電気的構成(クロスフローファンのための構成を除く)が示されている。
交流電源20には、直流高電圧(正極性)を出力する倍電圧整流回路(正極性電圧回路の一例)22がトランス21を介して接続される。トランス21の二次側の端子が倍電圧整流回路22の入力端子25に接続されており、交流電源20の電源電圧がトランス21に印加されると、その電圧が巻き数比を乗じた電圧に昇圧されて、入力端子25Aに2次電圧V1が印加される。
また、交流電源20には、直流高電圧(負極性)を出力する倍電圧整流回路(負極性電圧回路の一例)24がトランス23を介して接続されている。トランス23の二次側の端子が倍電圧整流回路24の入力端子26に接続されており、交流電源20の電源電圧がトランス23に印加されると、その電圧が巻き数比を乗じた電圧に昇圧されて、入力端子26Aに2次電圧V1が印加される。
両倍電圧整流回路22,24はいわゆるコッククロフト・ウォルトン型の倍電圧整流回路である。倍電圧整流回路22はコンデンサ27,28、整流用のダイオード29,30を備えて回路構成されており、トランス21の2次電圧V1が入力端子25A,25Bに印加されると、2次電圧V1の2倍の電圧が図示する極性でもって、出力側端子31の一方側の端子31Aに現れる。
具体的に説明すると、倍電圧整流回路22の入力端子25Bが正極性となるような交流電圧(2次電圧V1)が印加されると、整流ダイオード29が通電状態となるので、コンデンサ27が2次電圧V1の電圧レベルまで充電される。
その後、2次電圧V1の極性が切り替わって、今度は、入力端子25Aが正極性となる電圧が印加されると、このときには、トランス21の2次側とコンデンサ27とが直列状態となるとともに、ダイオード30が通電状態となるため、コンデンサ28が充電されてゆき、やがて2次電圧V1の2倍の電圧レベルになる。これにより、2次電圧V1の2倍の電圧が、図示する極性でもって、出力側端子31の一方側の端子31Aに現れる。尚、倍電圧整流回路22のもう一方の出力端子31Bはアースに接続されている。
一方、倍電圧整流回路24についても、基本構成は倍電圧整流回路22と同様であり、コンデンサ35、36、整流用のダイオード37,38を備えて回路構成されており、トランス23の2次電圧V1の2倍の電圧が図示する極性でもって、出力側端子39の一方側の端子39Aに現れる。尚、倍電圧整流回路24のもう一方の出力端子39Bはアースに接続されている。
ここで、上記複数の放電電極13は、同数ずつの2つのグループ(第1グループG1、第2グループG2)に分けられており、第1グループG1の放電電極13(一部の放電電極の一例 以下、第1放電電極13Aという。)と第2グループの放電電極13(別の一部の放電電極の一例 以下、第2放電電極13Bという。)とが交互に配置されている(図1,2参照)。なお、図2には複数の放電電極13のうち4本のみ図示し、その他の放電電極13は省略してある。
そして、倍電圧整流回路22の出力端子31Aと、倍電圧整流回路24の出力端子39Aとの間には、2組の半導体スイッチが並列接続されている。1組目の半導体スイッチ40,41は、倍電圧整流回路22の出力端子31Aと倍電圧整流回路24の出力端子39Aとの間に直列接続され、両半導体スイッチ40,41の間に上記第1放電電極13A群が接続されている。一方、2組目の半導体スイッチ42,43は、倍電圧整流回路22の出力端子31Aと倍電圧整流回路24の出力端子39Aとの間に直列接続され、両半導体スイッチ42,43の間に上記第2放電電極13B群が接続されている。また、除電装置10には、上記半導体スイッチ40〜43をオンオフ駆動するスイッチ駆動部44が設けられている。この半導体スイッチ40〜43、スイッチ駆動部44及び反転回路45が制御手段の一例である。
なお、半導体スイッチ40〜43はいずれもパワーMOSFET(以下、単にFETとする)より形成しているが、FETを構成する半導体に、炭化ケイ素半導体(SiC)を使用している。半導体成分に炭化ケイ素を含む半導体は、物性としてバンドギャップが広い。そのため、このような半導体でFET等のスイッチング素子を構成すると、PN接合面で電荷の移動が起こり難く、耐電圧が高いという特性がある。このような特性のスイッチング素子を高圧側のスイッチとして用いれば、少数のスイッチング素子で高圧の切り替えを行なうことが出来るので、部品点数が少なくて済み、回路の小型化に寄与する。
(除電装置の動作)
スイッチ駆動部44は、除電装置10が電源オンされると、パルス信号S1を出力する。半導体スイッチ40,43は、上記パルス信号S1をそのまま受ける一方、半導体スイッチ41,42は、反転回路45によって上記パルス信号S1のハイローレベルが反転された信号を受ける。
これにより、図3に示すように、パルス信号S1がハイレベルのときに、半導体スイッチ40,43がオンする一方で半導体スイッチ41,42がオフする。即ち、第1放電電極13Aは、倍電圧整流回路22から正極性の高電圧が印加され、コロナ放電により正極性イオンを発生させる(図3では「+」で示した期間を参照)。このとき、第2放電電極13Bは、倍電圧整流回路24から負極性の高電圧が印加され、コロナ放電により負極性イオンを発生させる(図3では「−」で示した期間を参照)。
次に、パルス信号S1がハイレベルからローレベルになると、半導体スイッチ41,42がオンする一方で半導体スイッチ40,43がオフする。即ち、第1放電電極13Aは、倍電圧整流回路24から負極性の高電圧が印加され、コロナ放電により負極性イオンを発生させる(図3では「−」で示した期間を参照)。このとき、第2放電電極13Bは、倍電圧整流回路22から正極性の高電圧が印加され、コロナ放電により正極性イオンを発生させる(図3では「+」で示した期間を参照)。
以上により、各放電電極13は、正極性の高電圧と負極性の高電圧とが交互に印加されることで正極性イオンと負極性イオンとを交互に発生させる。また、隣り合うもの同士(第1放電電極13Aと第2放電電極13B)は、同時期において互いに逆極性の高電圧が印加されて逆極性のイオンを発生させる。
(本実施形態の効果)
本実施形態によれば、放電電極13各々に対して、正極性電圧と負極性電圧とを異なる時期に印加する、パルス交流タイプの構成であるから、直流タイプの除電装置に比べて長期使用による除電性能の低下を抑制できる。また、同時期でみれば、一部の放電電極13(例えば第1放電電極13A)に正極性電圧を印加し、別の一部の放電電極13(例えば第2放電電極13B)に負極電圧を印加する構成であるから、従来の交流タイプに比べてイオンバランスの変動を抑制できる。
ここで、従来の交流タイプにおいて、放電電極に与える電圧を、高周波(例えば数十[KHz])のパルス信号によって高速に極性反転させるようにすれば、正極性イオンの発生時期と負極性イオンの発生時期とが短時間で交互に切り替わることになり、イオンバランスの変動は抑制できる。ところが、高周波ほど除電速度が遅くなるというデメリットがある。一方、従来の交流タイプで低周波(例えば数十[Hz])にすると、高周波に比べて除電速度を速くすることができる。ところが、従来の交流タイプは、全ての放電電極に対して同時期に同極性の電圧を印加していたため、低周波では一方極性のイオンのみを発生し続けている時間が長く、イオンバランス変動(変動電圧)が大きなってしまうというデメリットがある。これに対して、本実施形態では、上述したように放電電極13各々に対して、正極性電圧と負極性電圧とを異なる時期に印加する、パルス交流タイプの構成であるから、パルス信号S1を低周波信号として除電速度を高速化を図りつつ、イオンバランス変動を抑制することができる。
また、複数の放電電極13は、同数ずつの2つのグループ(第1グループG1、第2グループG2)に分けられており、正極性の高電圧が印加される放電電極13と、負極性の高電圧が印加される放電電極13とが同時期において略同数になる。従って、除電動作中において正極性イオンと負極性イオンとを略同量ずつ発生させることができるため、イオンバランス変動を直流タイプ程度まで抑えることができる。なお、本実施形態でいう同数とは必ずしも完全な同数のみを意味するものではなく、除電効果に実質的に影響のない程度の範囲で略同数であればよく、例えば両グループ間で数本程度の相違があってもよい。
更に、本実施形態によれば、隣り合うもの同士(第1放電電極13Aと第2放電電極13B)は、同時期において互いに逆極性の高電圧が印加されて逆極性のイオンを発生させる。従って、除電対象物Wを均一に除電することができる。
また、本実施形態では、全ての放電電極13から常に正極性イオン或いは負極性イオンを発生させる構成であるから、効率よく除電することができる。
<実施形態2>
図4は実施形態2を示す。前記実施形態との相違は、制御手段の構成及びその動作にあり、その他の点は前記実施形態1と同様である。従って、実施形態1と同一符号を付して重複する説明を省略し、異なるところのみを次に説明する。なお、図4には複数の放電電極13のうち4本のみ図示し、その他の放電電極13は省略してある。
図4に示すように、本実施形態の除電装置10には、放電電極13各々に対応した複数の半導体スイッチ51〜54が設けられている。スイッチ駆動部55は各半導体スイッチ51〜54を独立にオンオフできるようになっており、これにより各放電電極13に印加する電圧の極性を独立的に切り替えすることができる。上記実施形態1では、第1放電電極13Aに印加する電圧の極性反転と、第2放電電極13Bに印加する電圧の極性反転とが逆位相(180度ずれている)になるように設定されていた。これに対して、本実施形態では、各放電電極13に印加する電圧の極性反転を、所定位相(例えば90度)ずつ並び順に沿ってずらしてある。これにより、正極性イオンを発生させる放電電極の位置と負極性イオンを発生させる放電電極の位置とを極性反転ごとにばらつかせることができ、除電対象物Wを均一に除電することができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)「単位放電電極」として、上記実施形態1,2では、1ずつの放電電極13としたが、これに限らず、2つ以上の放電電極群としてもよい。
(2)上記実施形態1では、各放電電極13に正極性電圧と負極性電圧とを交互に印加する構成としたが、必ずしも交互である必要はなく、要するに、正極性電圧と負極性電圧とが異なる時期に印加される構成であればよい(例えば実施形態2参照)。
(3)上記実施形態では、全ての放電電極13に対して正極性電圧及び負極性電圧のいずれか一方が常に印加される構成であったが、これに限らず、正極性電圧及び負極性電圧のいずれも印加されていない放電電極が存在していてもよい。
(4)上記実施形態は複数の放電電極を一列状に配置した構成であったが、これに限らず複数の放電電極を二次元的に配列した構成であっても勿論よい。例えば図5上段に示すように、上記実施形態では、放電電極13を一列状に配置し、隣り合う放電電極13から互いに逆極性のイオンを同時期にそれぞれ発生させる構成とした。従って、中和するなど、相互に影響し合うことがないように、両放電電極13同士の距離をなるべく遠ざける必要がある。そこで、図5下段に示すように、第1グループG1の第1放電電極13Aと、第2グループG2の第2放電電極13Bとをジグザグ(互い違いの位置)に配置する構成としてもよい。このような構成であれば、上記実施形態1と同様の距離Dを確保しつつ除電装置10の全長(図5で紙面左右方向の長さ)を短くすることができるし、複数の放電電極13の並び方向(図5で紙面左右方向)において各放電電13を近接配置でき、密度の濃い正極性イオンおよび負極性イオンを発生させることができる。
本発明の実施形態1に係る除電装置の斜視図 除電装置の電気的構成図 放電電極の発生イオンの極性を示すタイムチャート 実施形態2の電気構成の簡略図 実施形態1と変形例との放電電極の配置を示した模式図
符号の説明
10…除電装置
22…倍電圧整流回路(正極性電圧回路)
24…倍電圧整流回路(負極性電圧回路)
40〜43…半導体スイッチ(制御手段)
44…スイッチ駆動部(制御手段)
45…反転回路(制御手段)
W…除電対象物

Claims (5)

  1. 複数の放電電極と、
    正極性電圧を出力する正極性電圧回路と、
    負極性電圧を出力する負極性電圧回路と、
    前記放電電極各々に対して、前記正極性電圧回路からの前記正極性電圧と前記負極性電圧回路からの前記負極性電圧とを異なる時期に印加させる制御手段とを備え、
    前記制御手段は、同時期において前記複数の放電電極のうち一部の放電電極に前記正極性電圧回路からの前記正極性電圧を印加させ、別の一部の放電電極に前記負極性電圧回路からの前記負極性電圧を印加させる構成である除電装置。
  2. 請求項1に記載の除電装置であって、
    前記制御手段は、前記正極性電圧が印加される放電電極と、前記負極性電圧が印加される放電電極とが同時期において同数になるよう制御する。
  3. 請求項1または請求項2に記載の除電装置であって、
    前記複数の放電電極は、所定数ずつ分けられて複数の単位放電電極とされ、前記複数の単位放電電極は一列状に配列され、
    前記制御手段は、前記単位放電電極各々に前記正極性電圧と前記負極性電圧とを交互に印加させ、且つ、隣り合う前記単位放電電極同士の印加電圧が同時期において互いに逆極性になるよう制御する。
  4. 請求項1または請求項2に記載の除電装置であって、
    前記複数の放電電極は、所定数ずつ分けられて複数の単位放電電極とされ、前記複数の単位放電電極はジグザグ状に配列され、
    前記制御手段は、前記単位放電電極各々に前記正極性電圧と前記負極性電圧とを交互に印加させ、且つ、隣り合う前記単位放電電極同士の印加電圧が同時期において互いに逆極性になるよう制御する。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の除電装置であって、
    前記別の一部の放電電極は、全ての前記放電電極のうち前記一部の放電電極を除いた残り全ての放電電極である。
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