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JP2009058662A - 画像表示システムおよび画像表示方法 - Google Patents

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JP2009058662A JP2007224541A JP2007224541A JP2009058662A JP 2009058662 A JP2009058662 A JP 2009058662A JP 2007224541 A JP2007224541 A JP 2007224541A JP 2007224541 A JP2007224541 A JP 2007224541A JP 2009058662 A JP2009058662 A JP 2009058662A
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Abstract

【課題】本発明は、コントラストを向上して黒浮きを抑える。
【解決手段】画像表示システム10は、プロジェクタ100とスクリーン200とを備える。スクリーン200は、投写面の反射率をブロック単位で変更可能な構成である。プロジェクタ100の液晶パネル140からの光を投写面に投写する際に、光が投写される部分に対応するプロジェクタ100投写面上のブロックにおける反射率を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、スクリーンで画像の表示を行う画像表示システムと画像表示方法とに関する。
従来、プロジェクタを用いて画像を投写することで、スクリーンに画像を表示する画像表示システムがある。
スクリーンの投写面は、一般的には、反射率の高い純白の素材からなる。このため、投写面は一定の反射率を備えるが、この反射率では画像の映り方が大きく異なってくる。そこで、特許文献1に示すように、投写された光強度に応じて投写面の反射率が自動的に変化するスクリーンが提案されていた。
特開2000−75410号公報
しかしながら、前記従来の技術では、外光によってもスクリーンの反射率が変化することになり、必ずしもコントラストが高いものとならなかった。特に、黒色部分については、外光の影響を受けることで黒浮きが目立ったものとなった。
本発明は、上述した従来の課題を解決するためになされたものであり、コントラストを高めて、黒浮きを抑えることを目的とする。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
画像表示システムであって、
光源と、
前記光源からの光を変調するライトバルブと、
前記ライトバルブからの光を投写する投写光学系と、
前記投写光学系からの光を投写面で受けるとともに、前記投写面の反射・透過率をブロック単位で変更可能なスクリーンと、
前記ライトバルブからの光を前記投写面に投写する際に、前記光が投写される部分に対応する前記投写面上のブロックにおける反射・透過率を制御する制御手段と
を備える、画像表示システム。
ここで、反射・透過率とは、反射率または透過率のことを言う。スクリーンが反射型のスクリーンである場合には、反射・透過率は反射率のことであり、スクリーンが透過型のスクリーンである場合には、反射・透過率は透過率のことである。
適用例1に記載の画像表示システムによれば、ライトバルブにより光の変調を制御するとともに、ライトバルブからの光をスクリーンの投写面に投写する際に、前記光が投写される部分に対応する前記投写面上のブロックにおける反射・透過率を制御することにより、ライトバルブからの光量と前記反射・透過率との積によって定まる前記投写面の照度を変化させることができる。このために、画像信号に応じた投写面の照度を実現することができるとともに、その実現可能な範囲で投写面の反射率を小さく抑える制御も可能である。したがって、画像信号に従う画像を、外光の影響を抑えて高いコントラストでもって表示することができるという効果を奏する。
[適用例2]
適用例1に記載の画像表示システムであって、前記制御手段は、前記ライトバルブからの光量と前記反射・透過率との積によって定まる前記投写面の画素毎の照度が、前記画像信号に従って必要となる照度となり得る範囲で、前記特定されたブロックにおける反射・透過率を、前記スクリーンが有する最大反射・透過率未満に抑える反射・透過率抑制手段を備える、画像表示システム。
適用例2に記載の光学装置によれば、画像信号に応じた画像の表示を確実に実現しつつ、外光の影響を抑えることができる。この結果、コントラストを向上して黒浮きを抑制することができる。
[適用例3]
適用例2に記載の画像表示システムであって、前記スクリーンの投写面上の各ブロックと前記ライトバルブの備える各画素とは1:1で対応する構成であり、前記反射・透過率抑制手段は、前記画像信号から画素毎の輝度を算出する輝度算出手段と、前記スクリーンの反射・透過率が最小値となり、かつ前記ライトバルブからの光量が当該ライトバルブで変更可能な最大値となったときの前記投写面の画素毎の照度を比較用照度とし、前記輝度算出手段により算出した画素毎の輝度が前記比較用照度を下回るときには、前記輝度の画素に対応する前記ブロックの反射・透過率を前記最小値に定めた上で前記ライトバルブからの光量を変化させ、前記算出した画素毎の輝度が前記比較用照度以上であるときには、前記ライトバルブからの光量を当該ライトバルブで変更可能な最大値に定めた上で前記輝度の画素に対応する前記ブロックの反射・透過率を変化させるライトバルブ・スクリーン制御手段とを備える、画像表示システム。
この構成によれば、スクリーンの投写面上の各ブロックとライトバルブの備える各画素とが1:1で対応する場合において、投写面上のブロックにおける反射・透過率を、画像信号に従う画素の表示を実現できる範囲で最小に抑えることができる。
[適用例4]
適用例2に記載の画像表示システムであって、前記スクリーンの投写面上の各ブロックと前記ライトバルブの備える各画素とは1:複数で対応する構成であり、前記反射・透過率抑制手段は、前記画像信号から画素毎の輝度を算出する輝度算出手段と、前記算出された画像毎の輝度から、前記スクリーンの各ブロックに対応する輝度分布を求める輝度分布算出手段と、前記輝度分布算出手段により求められたブロック毎の輝度分布が、前記ライトバルブにより変更可能な光量幅を逸脱するときに、各ブロックに対応する画素の輝度を前記光量幅内に収まるように正規化する正規化手段と、前記各ブロックに対応する複数の画素の内の最大輝度を実現するに際し、前記ライトバルブで変更可能な最大光量で不足する不足分を演算し、該不足分に基づいて前記ブロックの反射・透過率を定め、該ブロックの反射・透過率を保持した上で前記ライトバルブからの光量を変化させるライトバルブ・スクリーン制御手段とを備える、画像表示システム。
この構成によれば、スクリーンの投写面上の各ブロックと前記ライトバルブの備える各画素とが1:複数で対応する場合において、投写面上のブロックにおける反射・透過率を最小に抑えることができる。
[適用例5]
適用例1ないし4に記載の画像表示システムであって、
前記光源、ライトバルブ、投写光学系および制御手段を備えるプロジェクタを有する、画像表示システム。
この構成によれば、プロジェクタによりスクリーンの制御を行うことができる。
[適用例6]
画像表示システムであって、
ライトバルブにより光変調を行うプロジェクタと、
前記プロジェクタからの光を投写面で受けるとともに、前記投写面の反射・透過率をブロック単位で変更可能なスクリーンと、
前記スクリーンが前記プロジェクタからの投写を受けていない状態で、前記スクリーンの投写面を撮影する撮影手段と、
前記撮影手段により撮影された画像に基づいて前記投写面上の輝度分布を求める輝度分布算出手段と、
前記求められた輝度分布に基づいて外光補正用のスクリーン反射率分布を求める反射分布算出手段と、
前記プロジェクタにより変調された光を前記投写面に投写する際に、前記反射分布算出手段により求められたスクリーン反射率分布に基づいて、前記投写面上のブロックにおける反射・透過率と前記ライトバルブの光変調特性とを制御する制御手段と
を備える、画像表示システム。
適用例6に記載の画像表示システムによれば、スクリーンがプロジェクタからの投写を受けていない状態で、前記スクリーンの投写面を撮影し、その撮影された画像に基づいて投写面上の輝度分布を求めることにより、外光によりスクリーン上に発生する輝度分布を知ることができる。このため、その輝度分布に基づいて外光補正用のスクリーン反射率分布を求め、そのクリーン反射率分布に基づいて、投写面上のブロックにおける反射・透過率とライトバルブの光変調特性を制御することで、上記外光によりスクリーン上に発生する輝度分布を抑えることができる。したがって、外光の影響を抑えて高いコントラストでもって画像を表示することができるという効果を奏する。
[適用例7]
画像表示方法であって、
光源からの光をライトバルブにより変調し、
該変調された光を投写光学系により投写し、
前記投写された光をスクリーンの投写面で受けて画像を表示するとともに、
前記ライトバルブからの光を前記投写面に投写する際に、前記光が投写される部分に対応する前記投写面上のブロックにおける反射・透過率を制御する、画像表示方法。
適用例7に記載の画像表示方法によれば、適用例1と同様に、画像信号に従う画像を、外光の影響を抑えて高いコントラストでもって表示することができる。
[適用例8]
画像表示方法であって、
投写面の反射・透過率をブロック単位で変更可能なスクリーンがプロジェクタからの投写を受けていない状態で、前記スクリーンの投写面を撮影し、
前記撮影された画像に基づいて前記投写面上の輝度分布を求め、
前記求められた輝度分布に基づいて外光補正用のスクリーン反射率分布を求め、
前記求められたスクリーン反射率分布に基づいて、前記投写面上のブロックにおける反射・透過率と前記プロジェクタに備えられるライトバルブの光変調特性とを制御する、画像表示方法。
適用例8に記載の画像表示方法によれば、適用例6と同様に、外光の影響を抑えて高いコントラストでもって画像を表示することができる。
以下、本発明の実施の形態を実施例に基づいて以下の順序で説明する。
A.第1実施例:
A1.画像表示システムの全体構成:
A2.制御処理:
A3.作用・効果:
B.第2実施例:
C.第3実施例:
D.他の実施形態:
A.第1実施例:
A1.画像表示システムの全体構成:
図1は、本発明の第1実施例としての画像表示システム10の全体構成を示すブロック図である。この画像表示システム10は、プロジェクタ100とスクリーン200とを備える。
プロジェクタ100は、映像信号処理部110と、液晶パネル駆動回路120と、スクリーン駆動回路130と、液晶パネル140と、光源部150と、投写レンズ160とを主に備え、映像信号処理部110に入力されてくる映像信号をスクリーン200に表示させる。
映像信号処理部110は、いわゆるマイクロコンピュータによって構成されるものであり、CPU111と、ROM113と、RAM115と、映像信号入力回路117と、これらの間を相互に接続するシステムバス119とを備える。また、このシステムバス119には液晶パネル駆動回路120とスクリーン駆動回路130が接続されている。
CPU111は、中央演算処理装置である。ROM113は、内蔵されている各種コンピュータプログラムや後述する種々の定数等を記憶する読み出し専用のメモリである。RAM115は、各種データ等を記憶する読み出し・書込み可能なメモリである。映像信号入力回路117は、外部から入力されてくる映像信号を取り込むものである。なお、映像信号は、図示しないカメラやスキャナやパーソナルコンピュータ等の入力装置によってリアルタイムに映像信号処理部110に入力されてくる場合と、図示しないコンピュータ読取可能な記憶媒体から映像信号処理部110に読み出されてくる場合のいずれでもよい。ここで、コンピュータ読取可能な記憶媒体には、DVD−ROM、CD−ROM、FD、MD等のいずれでもよい。CPU111は、ROM113に記憶された所定のコンピュータプログラムPrを読み出して、そのコンピュータプログラムPrに従う処理を実行することにより、液晶パネル駆動回路120およびスクリーン駆動回路130を動作させる。
液晶パネル駆動回路120は、液晶パネル140を駆動する回路である。液晶パネル140は、液晶パネル駆動回路120で生成された信号を映像化する透過型液晶パネルであり、光源部150から射出される光を変調して投写に必要な光をスクリーン200側へ向けて射出する。なお、液晶パネル140は、透過型液晶パネルに換えて反射型液晶パネルとしてもよい。さらには、液晶パネルに換えて、DMD(Digital Micromirror Device)等を用いた他のタイプのライトバルブとしてもよい。DMDは米国テキサスインスツルメンツ社の商標である。
光源部150は、映像を投写するための光源であり、主に、光を発するランプ151と、このランプ151から発せられる光を集光するレンズ152とを有している。投写レンズ160は、光源部150から投写される光をスクリーン200に拡大して表示させるレンズである。
スクリーン駆動回路130は、スクリーン200を駆動する回路である。スクリーン200は、プロジェクタ100の投写レンズ160から投写される投写像を表示する投写面を有している。このスクリーン200は、投写面の反射率を変更可能なものである。スクリーン駆動回路130は、このスクリーン200の投写面の反射率を変更する駆動を行う。投写面の反射率を変える構成は、マイクロカプセルを使った電気泳動法を利用したもので、次の通りのものである。
図2は、スクリーン200の内部構造を示す説明図である。スクリーン200は、青色の液体Aと白色の帯電粒子(酸化チタン粒子)Wを封入したマイクロカプセルCPからなる調光層210の両面を透明電極つきガラス基板220,230で挟み、一方側の透明電極つきガラス基板220の前面に反射板240を設け、一体化した構成である。白色の帯電粒子WがマイクロカプセルCPの表側にある場合は、ディスプレイ面は白色に見える。ここで、マイクロカプセルの裏側に配置したガラス基板230の電極にマイナスの電圧をかけると、白色の帯電粒子Wは裏側に引き寄せられるので、青色の液体が表示されるようになる(図2の状態)。これが、投写面250で「黒色」となる。かかる構成により、投写面250の反射率を可変することができる。
図3はスクリーン200の投写面250に定められるブロックの概略を表す説明図である。図示するように、投写面250は、横方向をm個に縦方向をn個に分割し、このm×n個のブロック毎に個別に反射率を変更することが可能となっている。なお、このブロック数m×nは、液晶パネル140の画素数と同程度以上であることが好ましく、本実施例では、液晶パネル140の画素数と同一であるものとする。すなわち、本実施例では、投写面250上の各ブロックと液晶パネル140の備える各画素とは、1:1で対応する構成である。
スクリーン200は、上記マイクロカプセルを備えた構成に換えて、シリコンビーズ等に調光材料を封入した構成等としてもよい。さらには、高分子分散液晶、磁石ボード等に換えることもできる。また、このスクリーン200は、プロジェクタ100として一体に組み立てたリア型であっても、別体としたフロント型であってもよい。
上述した構成のスクリーン200は、前述したように反射率を能動的に変化させることができるが、その構成によって変化させることのできる範囲は異なる。この実施例のスクリーン200の反射率の可変範囲は、例えば、100〜30[%]である。可変範囲の下限値を最小反射率Rmin、可変範囲の上限値を最大反射率Rmaxと以下呼ぶ。
上記構成のプロジェクタ100は次のように動作する。映像信号処理部110は、入力されてくる映像信号を映像信号入力回路117により受け取って、CPU111により、映像信号に従って液晶パネル駆動回路120およびスクリーン駆動回路130を制御する。液晶パネル140は、液晶パネル駆動回路120からの変調指令信号に従う制御によって、光源部150からの光を変調して透過させる。変調された光は、投写レンズ160を通してスクリーン200へ投写され、スクリーン200に映像が表示される。スクリーン200は、スクリーン駆動回路130からの反射率指令信号に従う制御によって、投写面250の反射率をブロック単位で変更させる。
図4は、スクリーン200の投写面の照度がどのように決定されるかを従来例と比較して示す説明図である。図示するように、グラフの横軸には、従来例と本実施例が示され、縦軸には投写面照度が示されている。スクリーンの投写面の照度は、プロジェクタから出射する光量とスクリーンの反射率との積に相当する。従来例においては、スクリーンの反射率は一定で(例えば50%)、プロジェクタから出射する光量が、右欄の□K2,K3に示すように、多い、少ないに変化される。スクリーンの投写面の照度は、プロジェクタから出射する光量とスクリーンの反射率との積に相当することから、□K6,K7に示すように変化する。
一方、本実施例では、スクリーン200の反射率も能動的に変化させることができ、その反射率は30%から100%と変化される。プロジェクタから出射する光量が、□K1,K4に示すように、多い、少ないに変化される(K1はK2と同じ光量、K4はK3と同じ光量)とすると、スクリーンの投写面の照度は、プロジェクタから出射する光量とスクリーンの反射率との積に相当することから、その双方を変化させることのできる本実施例では、投写面照度の領域は、K5,K8に示すように、拡大することができる。この結果、コントラストを向上させることができる。
A2.制御処理:
以下、映像信号処理部110によって実行される制御処理について詳細に説明する。この制御処理は前述したコンピュータプログラムPrの形態でROM113に記憶されている。
図5は、映像信号処理部110のCPU111によって実行される表示制御処理を示すフローチャートである。図示するように、処理が開始されると、CPU111は、映像信号入力回路117を動作させて映像信号を受け取る処理を実行する(ステップS110)。
次いで、CPU111は、映像信号から1画素分の画素データを抽出して(ステップS120)、その画素データの輝度Lを算出する(ステップS130)。算出の仕方は、例えば、テレビジョンなどの場合に利用されているRGB値から輝度を直に求める次式(1)の変換式を利用する。
y=0.30R+0.59G+0.11B …(1)
その後、CPU111は、スクリーン200の反射率を最小反射率Rminとし、液晶パネル140の透過率を最大透過率Tmaxとしたときのスクリーン200の投写面の照度を算出し、その算出した照度を比較用照度LSとして記憶する(ステップS140)。スクリーン200の投写面の照度Lは、光源部150から射出される光量Iと、液晶パネル140の透過率Tと、スクリーン200の反射率Rとの積に相当することから、上記算出は、次式(2)の変換式を利用する。
LS=I×Tmax×Rmin …(2)
なお、上記光量I、最小反射率Rmin、最大透過率Tmaxは、光源部150、スクリーン200、液晶パネル140によって定まる一定値であり、ROM113に予め記憶されている。なお、上記式(2)を用いて算出する構成に換えて、比較用照度LSの値そのものをROM113に予め記憶しておく構成としてもよい。
続いて、CPU111は、ステップS130で算出した輝度Lが、比較用照度LSより小さいか否かを判定する(ステップS150)。ここで、輝度Lが比較用照度LSより小さいと判定された場合には、CPU111は、スクリーン200の制御量XL2を、スクリーン200の最小反射値Rminに定めるとともに(ステップS160)、次式(3)に従って液晶パネル140の制御量XL1を定める(ステップS170)。上記Rminは、ROM113に予め記憶されている。
XL1=L/(Rmin×I) …(3)
ここで、LはステップS130で算出した輝度である。Iは前述した光量Iである。I、RminはそれぞれROM113に予め記憶されている。
一方、ステップS150で、輝度Lが比較用照度LS以上であると判定された場合には、CPU111は、液晶パネル140の制御量XL1を液晶パネル140により変更可能な透過率の最大値Tmaxと定めるとともに(ステップS180)、次式(4)に従ってスクリーン200の制御量XL2を定める(ステップS190)。上記Tmaxは、ROM113に予め記憶されている。
XL2=L/(Tmax×I) …(4)
ステップS170またはS190の実行後、CPU111は、液晶パネル駆動回路120に液晶パネル140の制御量XL1に応じた信号を送信する(ステップS200)とともに、スクリーン駆動回路130にスクリーン200の制御量XL2に応じた信号を送信する(ステップS210)。ステップS200の処理の結果、液晶パネル140から制御量XL1に応じて変調された光が投写され、ステップS210の処理の結果、その光が投写される部分に対応する投写面上のブロックの反射率が制御量LX2に応じて制御される。
その後、CPU111は、ステップS120で抽出した画素データは最後であるか否かを判定し(ステップS220)、最後でないと判定された場合には、ステップS120に処理を戻して続く画素データを抽出する。ステップS120ないしS220の処理を画素データが最後となるまで繰り返して、ステップS220で肯定判別されると、「エンド」に抜けてこの表示制御処理を終了する。
図6は、上記構成の表示制御処理によって実現される制御内容を示すグラフである。図中の両端にドットを付した線分Qが、液晶パネル140により変更可能な光量幅LWである。線分Qが複数本あるのは、スクリーン反射率を変えて例示したためである。スクリーン200の投写面の照度Lは、光源部150から射出される光量Iと、液晶パネル140の透過率Tと、スクリーン200の反射率Rとの積に相当することから、線分Qの長さ、すなわち液晶パネル140により変更可能な光量幅LWは、液晶パネル140の透過率の変化量はもとよりスクリーン200の反射率によっても変わってくる。スクリーン200の反射率Rが大きいほど、光量幅LWは大きくなる。
スクリーン200により変更可能な反射率Rの範囲は、RminからRmaxまでの範囲である。最小反射率Rminから定まる光量はL2minであり、最大の反射率Rmaxから定まる光量はL2maxである。すなわち、スクリーン200の制御により投写面照度Lに寄与する光量はL2minからL2maxまでの範囲である。スクリーン200の投写面照度Lは、液晶パネル140とスクリーン200を制御することにより、図中、頂点A,B,C,Dから定まる台形の領域内でのコントロールが可能となる。例えば、図中、投写面照度のLZは、その台形の領域内の線分E−F上のいずれの位置でも実現することができる。
比較用照度LSは、スクリーン200を最小反射率Rminとし、液晶パネル140を最大透過率Tmaxとしたときのスクリーン200の投写面の照度であることから、図中B点に相当する。輝度Lが比較用照度LSより小さいと判定された場合には(ステップS150による処理)、図中の線分A−Bの範囲でコントロールがなされる。すなわち、スクリーン200を最小反射率Rminに定めた(ステップS160による処理)上で、液晶パネル140からの光量を変化させる(ステップS170による処理)ことによって、輝度Lに応じた照度を実現する。
一方、輝度Lが比較用照度LS以上であると判定された場合には(ステップS150による処理)、図中の線分B−Cの範囲でコントロールがなされる。すなわち、液晶パネル140を最大透過率Tmaxに定めた(ステップS180による処理)上で、スクリーン200の反射率を変化させる(ステップS190による処理)ことによって、輝度Lに応じた照度を実現する。液晶パネル140を最大透過率Tmaxとして液晶パネル140で変更可能な光量を最大値とすることで、スクリーン200の制御により投写面照度Lに寄与する光量をできるだけ小さくしている。
結局、上記輝度Lが比較用照度LSより小さい場合、輝度Lが比較用照度LS以上である場合のいずれにあっても、投写面照度Lが映像信号から定まる輝度となり得る範囲で、スクリーン200の反射率Rをできるだけ小さく抑えるような制御がなされる。
なお、本実施例では、ステップS150ないしS190の処理により、図6における線分AーBもしくは線分BーCに沿った処理を行うよう構成したが、ステップS150ないしS190の処理に換えて、図6のグラフの線分A−B、線分B−Cをそのままマップデータとして記憶して、このマップデータを検索することで液晶パネル14およびスクリーン200の制御量を定める構成としてもよい。
A3.作用・効果:
以上のように構成された本実施例の画像表示システム10によれば、スクリーン200の投写面上のブロックにおける反射率をできるだけ小さく抑えることができる。このために、外光の影響を抑えることができることから、黒浮きを抑制することができるという効果を奏する。
B.第2実施例:
本発明の第2実施例を次に説明する。第2実施例は第1実施例と比較して、スクリーンの解像度と、映像信号処理部110によって実行される制御処理とが相違するだけであり、その他の構成については同一である。第1実施例と同一のパーツについては第1実施例と同じパーツを付けて以下の説明を行う。
図7は、スクリーンの投写面350に含まれるブロック数と液晶パネル340の画素数との比較を示す説明図である。第1実施例では、スクリーン200の投写面250に含まれるブロック数は、液晶パネル140の画素数と同程度以上であったが、これに対して第2実施例では、図示するように、スクリーンの投写面350に含まれるブロック数vは、液晶パネル140の画素数uよりも小さい数となっている。このため、投写面350上の1ブロックBLに投写される液晶パネル340の画素数はu/vとなっている。すなわち、液晶パネル340のu/v個の画素群PNが、投写面350の1ブロックBLに対応している。換言すれば、スクリーンの投写面350上の各ブロックBLと液晶パネル140の備える各画素とは1:n(nは複数)で対応する構成である。
図8は、第2実施例における映像信号処理部110によって実行される制御処理によって実現される制御内容を示すグラフである。制御処理のルーチンを説明する前に図8を用いてどのような制御内容かを前もって説明する。図中の台形A,B,C,Dは、第1実施例の図6と同一のもので、液晶パネル140とスクリーン200を制御することにより、図中、台形A,B,C,Dの領域内でのコントロールが可能となる。
しかしながら、実際は、スクリーンの投写面350上の各ブロックBLと液晶パネル140の各画素とは1:複数で対応するために、前述した一の画素群PN(図7)に対して、スクリーン側の反射率は1ブロックの値に制限されることになる。したがって、一の画素群PNから光を投写面350に投写する際には、一の画素群PNに対応している一のブロックBLの反射率を最適な一つの値に定める必要がある。
そこで、本実施例では、一の画素群PNに含まれる複数の画素についての輝度分布を求めて、この輝度分布の幅が液晶パネル140により変更可能な最大の光量幅LWmaxより大きい場合、すなわち輝度分布が光量幅LWmaxを逸脱するときには、前記画素群PNに含まれる画素の輝度を光量幅LWmax内に収まるように正規化する前処理を予め行う。なお、輝度分布の幅が光量幅LWmax以下である場合には、上記正規化の画素変換は行わない。
図8において、例えば、投写面照度の区間TLが、画素群PNに含まれる画素の輝度分布(正規化がなされたものについては正規化後の画素についての輝度分布)に対応するものであるとする。この区間TLの投写面照度を実現するためには、スクリーン反射率をR1からR2の間に制御する必要がある。スクリーン反射率をR1よりも小さくすると、液晶パネル140からの光量を最大値としても、区間TLの最大値側の値を実現することができず、一方、スクリーン反射率をR2よりも大きくすると、液晶パネル140からの光量を最小値としても、区間TLの最小値側の値を実現することができないためである。
本実施例では、第1実施例と同様に、黒浮きを防止することを目的としており、このためには外光による影響を抑えるべくスクリーン反射率をできるだけ小さくしたい。このために、上述したスクリーン反射率R1からR2までの区間においてより反射率の小さい側、すなわち、スクリーン反射率をR1とする制御を図っている。この場合には、図8からも判るように、区間TLの最大値(最大輝度)の場合には、液晶パネル140からの光量を最大値とし、区間TLの最大輝度以外の値については、液晶パネル140からの光量を変化させることにより、その所望の値を実現している。
図9は、第2実施例における表示制御処理を示すフローチャートである。このフローチャートは、図8を用いて上述した制御内容を実現するためのものである。図示するように、処理が開始されると、CPU111は、映像信号入力回路117を動作させて映像信号を受け取る処理を実行する(ステップS310)。
次いで、CPU111は、スクリーンの投写面350上の1ブラックBLを特定し、その1ブロックBLに対応する複数の画素データを抽出して(ステップS320)、その画素データの輝度Lを算出し、輝度Lの分布を表す輝度ヒストグラムを作成する(ステップS330)。
その後、CPU111は、輝度ヒストグラムの幅、すなわち最大輝度と最小輝度の間の輝度差が、液晶パネル140により変更可能な最大の光量幅LWmaxより大きいか否かを判定する(ステップS340)。上記最大の光量幅(以下、「最大光量幅」と呼ぶ)LWmaxは、液晶パネル140により変更可能な光量幅LWについてのスクリーン200の反射率Rが最大となるときのものである。ここで、輝度ヒストグラムの幅が最大光量幅LWmaxより大きいと判定された場合には、輝度ヒストグラムの幅が最大光量幅LWmax内に収まるように、画素データを正規化する処理を行う(ステップS350)。
図10は、正規化処理を説明するためのグラフである。グラフの横軸に輝度、縦軸に輝度毎の画素数が示されている。いま、ステップ330で作成された輝度ヒストグラムHGは、図中実線に示す輝度分布をとるものとする。図示の例では、輝度ヒストグラムHGの幅HWは最大光量幅LWより大きい。そこで、まず、最大光量幅LWの位置を図中左右に移動して、最大光量幅LWの中に含まれる総画素数が最大となるような最大光量幅LWの位置を定め、その位置の光量幅内に収まるように正規化を行う。正規化の処理としては、トーンマッピング(F.Drago, Kmyszkowski, T.Annen, N.chiba, “Adaptive Logarithmic Mapping For Displaying High Contrast Screens”, Eurographics 2003)などを用いて行う。図10中の2点鎖線が正規化後の輝度ヒストグラムHG′である。この結果、ステップS320で抽出された画素データは必要に応じて正規化の画素変換がなされたものとなる。
図9に戻って、ステップS350の実行後、ステップS355に処理を進める。なお、ステップS340で輝度ヒストグラムの幅HWが光量幅LW以下であると判定された場合には、CPU111は、ステップS350を実行することなく直ちにステップS355に処理を進める。ステップS355では、CPU111は、ライトバルブの透過率を最小透過率Tminから最大透過率Tmaxまで変化させて得られるスクリーン200の投写面の照度範囲が、輝度分布(ステップS350で正規化がなされたときはその正規化後の輝度分布)を含むようにしたときのスクリーン200の最小の反射率Raを算出する処理を行う。すなわち、次式(5)の関係を満足するスクリーンの反射率Rのうちで最小の値をRaとして求める。
I×Tmin×R≦輝度分布≦I×Tmax×R …(5)
その後、CPU111は、スクリーンの制御量XL2をステップS355で算出された反射率Raにセットする。
その後、CPU111は、スクリーン駆動回路130にスクリーン200の制御量XL2に応じた信号を送信する(ステップS370)。この処理は、第1実施例のステップS210と同一である。
続いて、CPU111は、ステップS320で特定したブロックBLに対応する複数の画素データ(正規化されたものは正規化後の画素データ)についての輝度Lを抽出する(ステップS380)。次いで、CPU111は、次式(6)に従って液晶パネル140の制御量XL1を定める(ステップS390)。
LW=I×Ra×(Tmax−Tmin) …(6)
その後、CPU111は、液晶パネル駆動回路120に液晶パネル140の制御量XL1に応じた信号を送信する(ステップS400)。この処理は、第1実施例のステップS200と同一である。
ステップS400の実行後、CPU111は、ステップS380で抽出した輝度がブロックBL内で最後の画素データについてのものであるか否かを判定し(ステップS410)、最後でないと判定された場合には、ステップS380に処理を戻して続く画素データの輝度Lを抽出する。ステップS380ないしS410の処理を画素データが最後となるまで繰り返して、ステップS410で肯定判別されるとステップS420に処理を進める。
ステップS420では、ステップS320で特定したブロックBLが最後のものであるか否かを判定し、最後でないと判定された場合には、ステップS320に処理を戻して続くブロックについての処理を行う。ステップS320ないしS420の処理をブロックBLが最後となるまで繰り返して、ステップS420で肯定判別されると、「エンド」に抜けてこの表示制御処理を終了する。
以上のように構成された第2実施例の画像表示システム10によれば、前述したように、スクリーンの投写面350上の各ブロックBLと液晶パネル140の各画素とが1:複数で対応する場合においても、投写面350上のブロックBLにおける反射率をできるだけ小さく抑えることができる。このために、外光の影響を抑えることができることから、黒浮きを抑制することができるという効果を奏する。
C.第3実施例:
図11は、本発明の第3実施例としての画像表示システム400の全体構成を示すブロック図である。この画像表示システム400は、プロジェクタ405とスクリーン410とカメラ420と制御部430とを備える。
プロジェクタ405は、ライトバルブ(図示せず)を備え、ライトバルブにより光変調を行う。
スクリーン410は、第1実施例のスクリーン200と同一のものである。すなわち、スクリーン410は、投写面の反射率をブロック単位で変更可能なものである。カメラ420は、スクリーン410の投写面を撮影する撮影手段である。撮影者は、スクリーン200がプロジェクタ405からの投写を受けていない状態で投写面の撮影を行う。
制御部430は、いわゆるマイクロコンピュータによって構成されるものであり、CPU、ROM、RAM等を備える。制御部430はカメラ420と電気的に接続されており、カメラ420により撮影された画像を取り込む。また、制御部430は、スクリーン410を駆動するスクリーン駆動回路440と電気的に接続されている。スクリーン駆動回路440は第1実施例のスクリーン駆動回路130と同一のものである。制御部430は、プロジェクタ405と電気的に接続されている。制御部430は、プロジェクタ405のライトバルブを制御することにより光変調を行うとともに、スクリーン駆動回路440を制御することによりスクリーン410の投写面の反射率をブロック単位で変化させる。
図12は、制御部430により実行されるフローチャートである。図示するように、制御部430は、まず、カメラ420により撮影された画像を取り込み(ステップS510)、その取り込んだ画像に基づいて投写面上の輝度分布を求める(ステップS520)。制御部430は、次いで、ステップS520で求められた輝度分布に基づいて外光補正用のスクリーン反射率分布を求める(ステップS530)。こうして、制御部430に外光補正用のスクリーン反射率分布を示すデータが記憶される。
図13の(A)は、ステップS520で求められた投写面上の輝度分布である。この輝度分布は投写面に当たった外光によるものである。図13の(B)は、ステップS530で求められた外光補正用のスクリーン反射率分布である。ステップS530では、ステップS520で求められた輝度分布に対して反射率を反転する処理を行うことで、外光補正用のスクリーン反射率分布を求めている。
その後、制御部430は、プロジェクタ405により変調された光を前記投写面に投写する際に(ステップS540)、ステップS530により求められたスクリーン反射率分布のデータに基づいて、前記投写面上のブロックにおける反射率を制御する(ステップS550)とともに、ステップS530により求められたスクリーン反射率分布のデータに基づいて、プロジェクタ405におけるライトバルブの透過率(光変調特性に相当)を制御する(ステップS560)。
この実施例では、スクリーン上での反射率が一定ではないため、そのまま映像を投射すると輝度がずれるため、ステップS560ではスクリーンの反射率にあわせたライトバルブの透過率の制御を行っている。具体的には、次式(7)に従って、ライトバルブの透過率XTを求め、この透過率XTに応じた制御量をライトバルブに送る。
XT=T×Rmax/R …(7)
式(7)によれば、画像信号から定まるプロジェクタ405のライトバルブの透過率XTをスクリーンの反射率Rで割るとともに、その反射率の最大値Rmaxを掛けるようにして、制御値としてのライトバルブの透過率XTを求めている。
ステップS550およびS560の結果、図13の(B)に従う補正を実現することができることになることから、図13の(C)に示すように、プロジェクタ405からの画素分を除いたスクリーン上の輝度分布は図13の(A)と(B)とが合成されたものとなる。すなわち、スクリーン410上の外光により発生したムラを外光補正用のスクリーン反射率分布で打ち消した形となり、図13の(C)に示すように、ムラが抑えられた一様の輝度分布となる。
以上のように構成された第3実施例の画像表示システム400によれば、前述したように、外光の影響を抑えることができることから、プロジェクタによる表示の際に黒浮きを抑制することができるという効果を奏する。
D.他の実施形態:
なお、本発明は上記した実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様にて実施することが可能である。
(1)変形例1:
上記第1,第2実施例において、映像信号処理部110およびスクリーン駆動回路130はプロジェクタ100に備える構成としたが、これに換えて、プロジェクタ100の外側にスクリーン駆動回路130と、映像信号処理部110のスクリーンの制御量を演算する部分とを設けた構成としてもよい。すなわち、画像信号に応じて投写を行うプロジェクタと、画像信号を取り込んでその画像信号に応じてスクリーンを制御する制御部と、スクリーンといった構成によって、上記第1,第2実施例と同様な機能を実現することもできる。
(2)変形例3:
上記第1ないし第3実施例において、映像信号処理部110や制御部430は、いわゆるマイクロコンピュータによって構成されていたが、これに換えて、ディスクリートな電子回路により構成してもよい。
(3)変形例3:
上記第1または第2実施例では、投写面照度Lが映像信号から定まる輝度となり得る範囲で、スクリーン200の反射率Rをできるだけ小さく抑えるような制御がなされていたが、必ずしもできるだけ小さく抑える必要はなく、これに換えて、反射率Rをスクリーンが有する最大反射率Rmax未満に抑える構成としてもよい。この構成によってもコントラストを向上することができる。
(4)変形例4:
上記第1ないし第3実施例において、スクリーン200、410は、いわゆる反射型スクリーンであったが、これに換えて透過型スクリーンの構成としてもよい。この場合には、投写面の透過率を変更可能な構成として、第1実施例の図5の制御処理においては、反射率に換えて透過率を変更する構成とすればよい。第2実施例および第3実施例においても、反射率に換えて透過率を変更する構成とすればよい。
(5)変形例5:
上記第1ないし第3実施例において、液晶パネル140やライトバルブは、いわゆる透過型ライトバルブであったが、これに換えて反射型ライトバルブの構成としてもよい。この場合には、第1実施例の図5の制御処理においては、ライトバルブの透過率に換えて反射率を変更する構成とすればよい。第2実施例および第3実施例においても、透過率に換えて反射率を変更する構成とすればよい。
本発明の第1実施例としての画像表示システム10の全体構成を示すブロック図である。 スクリーン200の内部構造を示す説明図である。 スクリーン200の投写面250に定められるブロックの概略を表す説明図である。 スクリーン200の投写面の照度がどのように決定されるかを従来例と比較して示す説明図である。 映像信号処理部110のCPU111によって実行される表示制御処理を示すフローチャートである。 表示制御処理によって実現される制御内容を示すグラフである。 本発明の第2実施例におけるスクリーンの投写面350に含まれるブロック数と液晶パネル340の画素数との比較を示す説明図である。 第2実施例の制御内容を示すグラフである。 第2実施例における表示制御処理を示すフローチャートである。 正規化処理を説明するためのグラフである。 本発明の第3実施例としての画像表示システム400の全体構成を示すブロック図である。 第3実施例における表示制御処理を示すフローチャートである。 第3実施例の制御内容を示す説明図である。
符号の説明
10…画像表示システム
100…プロジェクタ
110…映像信号処理部
111…CPU
113…ROM
115…RAM
117…映像信号入力回路
119…システムバス
120…液晶パネル駆動回路
130…スクリーン駆動回路
140…液晶パネル
150…光源部
151…ランプ
152…レンズ
160…投写レンズ
200…スクリーン
210…調光層
220…ガラス基板
230…ガラス基板
240…反射板
250…投写面
340…液晶パネル
350…投写面
400…画像表示システム
405…プロジェクタ
410…スクリーン
420…カメラ
430…制御部
440…スクリーン駆動回路

Claims (8)

  1. 画像表示システムであって、
    光源と、
    前記光源からの光を変調するライトバルブと、
    前記ライトバルブからの光を投写する投写光学系と、
    前記投写光学系からの光を投写面で受けるとともに、前記投写面の反射・透過率をブロック単位で変更可能なスクリーンと、
    前記ライトバルブからの光を前記投写面に投写する際に、前記光が投写される部分に対応する前記投写面上のブロックにおける反射・透過率を制御する制御手段と
    を備える、画像表示システム。
  2. 請求項1に記載の画像表示システムであって、
    前記制御手段は、
    前記ライトバルブからの光量と前記反射・透過率との積によって定まる前記投写面の画素毎の照度が、前記画像信号に従って必要となる照度となり得る範囲で、前記特定されたブロックにおける反射・透過率を、前記スクリーンが有する最大反射・透過率未満に抑える反射・透過率抑制手段
    を備える、画像表示システム。
  3. 請求項2に記載の画像表示システムであって、
    前記スクリーンの投写面上の各ブロックと前記ライトバルブの備える各画素とは1:1で対応する構成であり、
    前記反射・透過率抑制手段は、
    前記画像信号から画素毎の輝度を算出する輝度算出手段と、
    前記スクリーンの反射・透過率が最小値となり、かつ前記ライトバルブからの光量が当該ライトバルブで変更可能な最大値となったときの前記投写面の画素毎の照度を比較用照度とし、前記輝度算出手段により算出した画素毎の輝度が前記比較用照度を下回るときには、前記輝度の画素に対応する前記ブロックの反射・透過率を前記最小値に定めた上で前記ライトバルブからの光量を変化させ、前記算出した画素毎の輝度が前記比較用照度以上であるときには、前記ライトバルブからの光量を当該ライトバルブで変更可能な最大値に定めた上で前記輝度の画素に対応する前記ブロックの反射・透過率を変化させるライトバルブ・スクリーン制御手段と
    を備える、画像表示システム。
  4. 請求項2に記載の画像表示システムであって、
    前記スクリーンの投写面上の各ブロックと前記ライトバルブの備える各画素とは1:複数で対応する構成であり、
    前記反射・透過率抑制手段は、
    前記画像信号から画素毎の輝度を算出する輝度算出手段と、
    前記算出された画像毎の輝度から、前記スクリーンの各ブロックに対応する輝度分布を求める輝度分布算出手段と、
    前記輝度分布算出手段により求められたブロック毎の輝度分布が、前記ライトバルブにより変更可能な光量幅を逸脱するときに、各ブロックに対応する画素の輝度を前記光量幅内に収まるように正規化する正規化手段と、
    前記各ブロックに対応する複数の画素の内の最大輝度を実現するに際し、前記ライトバルブで変更可能な最大光量で不足する不足分を演算し、該不足分に基づいて前記ブロックの反射・透過率を定め、該ブロックの反射・透過率を保持した上で前記ライトバルブからの光量を変化させるライトバルブ・スクリーン制御手段と
    を備える、画像表示システム。
  5. 請求項1ないし4に記載の画像表示システムであって、
    前記光源、ライトバルブ、投写光学系および制御手段を備えるプロジェクタを有する、画像表示システム。
  6. 画像表示システムであって、
    ライトバルブにより光変調を行うプロジェクタと、
    前記プロジェクタからの光を投写面で受けるとともに、前記投写面の反射・透過率をブロック単位で変更可能なスクリーンと、
    前記スクリーンが前記プロジェクタからの投写を受けていない状態で、前記スクリーンの投写面を撮影する撮影手段と、
    前記撮影手段により撮影された画像に基づいて前記投写面上の輝度分布を求める輝度分布算出手段と、
    前記求められた輝度分布に基づいて外光補正用のスクリーン反射率分布を求める反射分布算出手段と、
    前記プロジェクタにより変調された光を前記投写面に投写する際に、前記反射分布算出手段により求められたスクリーン反射率分布に基づいて、前記投写面上のブロックにおける反射・透過率と前記ライトバルブの光変調特性とを制御する制御手段と
    を備える、画像表示システム。
  7. 画像表示方法であって、
    光源からの光をライトバルブにより変調し、
    該変調された光を投写光学系により投写し、
    前記投写された光をスクリーンの投写面で受けて画像を表示するとともに、
    前記ライトバルブからの光を前記投写面に投写する際に、前記光が投写される部分に対応する前記投写面上のブロックにおける反射・透過率を制御する、画像表示方法。
  8. 画像表示方法であって、
    投写面の反射・透過率をブロック単位で変更可能なスクリーンがプロジェクタからの投写を受けていない状態で、前記スクリーンの投写面を撮影し、
    前記撮影された画像に基づいて前記投写面上の輝度分布を求め、
    前記求められた輝度分布に基づいて外光補正用のスクリーン反射率分布を求め、
    前記求められたスクリーン反射率分布に基づいて、前記投写面上のブロックにおける反射・透過率と前記プロジェクタに備えられるライトバルブの光変調特性とを制御する、画像表示方法。
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