JP2009055683A - 圧電駆動型mems装置および携帯端末 - Google Patents
圧電駆動型mems装置および携帯端末 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009055683A JP2009055683A JP2007218642A JP2007218642A JP2009055683A JP 2009055683 A JP2009055683 A JP 2009055683A JP 2007218642 A JP2007218642 A JP 2007218642A JP 2007218642 A JP2007218642 A JP 2007218642A JP 2009055683 A JP2009055683 A JP 2009055683A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode
- mems device
- substrate
- piezoelectric
- action
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01G—CAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES, LIGHT-SENSITIVE OR TEMPERATURE-SENSITIVE DEVICES OF THE ELECTROLYTIC TYPE
- H01G5/00—Capacitors in which the capacitance is varied by mechanical means, e.g. by turning a shaft; Processes of their manufacture
- H01G5/16—Capacitors in which the capacitance is varied by mechanical means, e.g. by turning a shaft; Processes of their manufacture using variation of distance between electrodes
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B81—MICROSTRUCTURAL TECHNOLOGY
- B81B—MICROSTRUCTURAL DEVICES OR SYSTEMS, e.g. MICROMECHANICAL DEVICES
- B81B3/00—Devices comprising flexible or deformable elements, e.g. comprising elastic tongues or membranes
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02N—ELECTRIC MACHINES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H02N2/00—Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10N—ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10N30/00—Piezoelectric or electrostrictive devices
- H10N30/20—Piezoelectric or electrostrictive devices with electrical input and mechanical output, e.g. functioning as actuators or vibrators
- H10N30/204—Piezoelectric or electrostrictive devices with electrical input and mechanical output, e.g. functioning as actuators or vibrators using bending displacement, e.g. unimorph, bimorph or multimorph cantilever or membrane benders
- H10N30/2041—Beam type
- H10N30/2042—Cantilevers, i.e. having one fixed end
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10N—ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10N30/00—Piezoelectric or electrostrictive devices
- H10N30/20—Piezoelectric or electrostrictive devices with electrical input and mechanical output, e.g. functioning as actuators or vibrators
- H10N30/204—Piezoelectric or electrostrictive devices with electrical input and mechanical output, e.g. functioning as actuators or vibrators using bending displacement, e.g. unimorph, bimorph or multimorph cantilever or membrane benders
- H10N30/2041—Beam type
- H10N30/2042—Cantilevers, i.e. having one fixed end
- H10N30/2043—Cantilevers, i.e. having one fixed end connected at their free ends, e.g. parallelogram type
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H57/00—Electrostrictive relays; Piezoelectric relays
- H01H2057/006—Micromechanical piezoelectric relay
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Micromachines (AREA)
- General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
Abstract
【課題】作用部と固定電極との接触面積を可及的に大きくすることを可能にする。
【解決手段】基板1と、基板上に設けられた支持部2と、基板上に設けられた固定電極11と、第1の電極4と、第1の電極上に形成された圧電膜5と、圧電膜上に形成された第2の電極6とを有し、一端が支持部を介して基板上に固定され、他端が固定電極に対向するように配置されて作用部10となるアクチュエータ3と、を備え、作用部は、第1の電極、圧電膜、および第2の電極を貫通する複数のスリットによって複数の電極部に分割され、各電極部は少なくとも一部が隣接する電極部の一部に連結され、各電極部は個別に曲げ変形を生じることが可能である。
【選択図】図1
【解決手段】基板1と、基板上に設けられた支持部2と、基板上に設けられた固定電極11と、第1の電極4と、第1の電極上に形成された圧電膜5と、圧電膜上に形成された第2の電極6とを有し、一端が支持部を介して基板上に固定され、他端が固定電極に対向するように配置されて作用部10となるアクチュエータ3と、を備え、作用部は、第1の電極、圧電膜、および第2の電極を貫通する複数のスリットによって複数の電極部に分割され、各電極部は少なくとも一部が隣接する電極部の一部に連結され、各電極部は個別に曲げ変形を生じることが可能である。
【選択図】図1
Description
本発明は、圧電駆動機構を有する圧電駆動型MEMS装置およびこのMEMS装置を有する携帯端末に関する。
可変キャパシタ素子としては、従来からP/N接合の空乏層厚さ変化を利用したバリキャップ・ダイオードが使用されている。しかしながらバリキャップ・ダイオードは、容量変化幅が高々5倍程度しか取れないこと、損失の小ささを表すQ値が20〜30程度と小さいことから、用途が限られているのが現状である。
一方、最近注目を集めているのがMEMS(Micro-electro-mechanical System)技術で作成する可変キャパシタである。すなわち、基板上の空中に支持された梁に可変キャパシタの可動電極(作用部)を、対向する基板上に可変キャパシタの固定電極を作成し、梁を静電力、熱応力、電磁力、圧電力などで駆動して、作用部と固定電極との間の距離を変化させることによって可変キャパシタを構成するものである。
このうち、特に可動梁の駆動力として圧電逆作用を使用したものは、作用部と固定電極の間隔を連続的に大きく変化できるので、容量変化率を大きくとることができ、また誘電体として空気あるいはガスを使用しているので非常に大きいQ値が得られるなど多くの利点がある。
また、これらの可変キャパシタ構造をそのまま使用して、作用部と固定電極とを極めて薄い誘電膜を隔てて接触させることにより、高周波(RF)領域においてキャパシティブ型スイッチとして機能させることも可能である。このようなMEMS技術で作成したスイッチは、半導体スイッチに比較して、低いオン抵抗と、オフ時の高い絶縁分離特性とを兼ね備えているため、やはり非常に注目されている。
しかしながら、圧電駆動機構を使用したMEMS可変キャパシタは、空中に支持され、上下電極に挟まれた圧電層を含む長く薄い梁構造や、広い電極構造を有する。このため、梁や作用部を構成する材料の僅かな残留応力の有無で上下に反るという問題が深刻である。 この問題に対処するため、折返し構造を持つ圧電駆動型MEMS装置が本発明者等よって提案されている(例えば、特許文献1、および非特許文献1参照)。この折返し構造を有する圧電駆動型MEMS装置においては、一端が基板に固定され、他端が接続端となり、一対の電極膜に挟まれた圧電膜を有する第1の梁と、一端が接続端とし、この接続端から第1の梁と逆方向に延伸し、他端が作用部となる第1の梁と基本的に同一の構造および寸法を持つ第2の梁と、上記作用部に対向して基板上に設置された固定電極を持っている。すなわち、同一構造・形状の2本の梁を平行に設置して端部同士を接続した折返し構造にすることにより、成膜時の残留歪により梁に反りが生じた場合でも2本の梁が同様に反るためにキャンセルすることが可能になる。したがって圧電駆動型MEMS装置の作用端と基板に固定された固定端の距離がほぼ一定に保たれ、安定な動作が可能になると期待される。
特開2006−87231号公報
Kawakubo et al.,"RF-MEMS Tunable Capacitor With 3V Operation Using Folded Beam Piezoelectric Bimorph Actuator", Journal of Microelectromechanical systems, Vol.15, No.6, December 2006, pp.1759-1765
しかしながら、作用端と基板に固定された固定端がほぼ一定に保たれた場合においても、作用端先端に接続された作用部がやはり放物面状に反ることにより、平面状の固定電極と接触したときに接触する面積が小さいこと、固定電極に圧着されても放物面状であることから変形しにくいため、最大容量値が小さいという問題が生じる。このことが、MEMS可変キャパシタの工学的な応用を妨げている最大の問題点の一つである。
本発明は、上記事情を考慮してなされたものであって、作用部と固定電極との接触面積を可及的に大きくすることのできる圧電駆動型MEMS装置およびこの圧電駆動型MEMS装置を有する携帯端末を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様による圧電駆動型MEMS装置は、基板と、前記基板上に設けられた支持部と、前記基板上に設けられた固定電極と、第1の電極と、前記第1の電極上に形成された圧電膜と、前記圧電膜上に形成された第2の電極とを有し、一端が前記支持部を介して前記基板上に固定され、他端が前記固定電極に対向するように配置されて作用部となるアクチュエータと、を備え、前記作用部は、前記第1の電極、前記圧電膜、および前記第2の電極を貫通する複数のスリットによって複数の電極部に分割され、各電極部は少なくとも一部が隣接する電極部の一部に連結され、各電極部は個別に曲げ変形を生じることが可能であることを特徴とする。
また、本発明の第2の態様による圧電駆動型MEMS装置は、基板と、前記基板上に設けられた第1の支持部と、前記基板上に設けられた第2の支持部と、第1の電極と、前記第1の電極上に形成された圧電膜と、前記圧電膜上に形成された第2の電極とを有し、一端が前記第1の支持部を介して前記基板上に固定され、他端が前記第2の支持部を介して前記基板上に固定され、中央部が作用部となるアクチュエータと、前記作用部の前記第1の電極に対向するように前記基板上に設けられた固定電極と、を備え、前記作用部は、前記第1の電極、前記圧電膜、および前記第2の電極を貫通する複数のスリットによって複数の電極部に分割され、各電極部は少なくとも一部が隣接する電極部の一部に連結され、各電極部は個別に曲げ変形を生じることが可能であることを特徴とする
また、本発明の第3の態様による携帯端末は、第1乃至第2の態様のいずれかに記載の圧電駆動型MEMS装置を可変キャパシタまたはRFスイッチとして備えていることを特徴とする。
また、本発明の第3の態様による携帯端末は、第1乃至第2の態様のいずれかに記載の圧電駆動型MEMS装置を可変キャパシタまたはRFスイッチとして備えていることを特徴とする。
本発明によれば、作用部と固定電極との接触面積を可及的に大きくすることができる。
本発明の実施形態を以下に図面を参照して詳細に説明する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態による圧電駆動型MEMS装置を図1および図2に示す。図1は本実施形態の圧電駆動型MEMS装置の平面図、図2は図1に示す切断線A−Aで切断した断面図である。
本発明の第1実施形態による圧電駆動型MEMS装置を図1および図2に示す。図1は本実施形態の圧電駆動型MEMS装置の平面図、図2は図1に示す切断線A−Aで切断した断面図である。
本実施形態の圧電駆動型MEMS装置は可変キャパシタであって、基板1上に設けられたアンカー(支持部)2と、このアンカー2に一端が固定された可動梁(以下、アクチュエータとも云う)3と、この可動梁3の他端に対向するように基板1上に設けられた固定電極11と、固定電極11の表面を覆うように設けられた誘電体膜12と、を備えている。可動梁3は下部電極4、圧電膜5、支持膜を兼用した上部電極6の積層構造を有している。可動梁3のアンカー2に固定された固定端と反対側の端部が固定電極11に対向する作用部(可動電極)10となっている。この作用部10は、半円形状のスリットと直線形状のスリットとを組み合わせた、上部電極6から下部電極4に貫通する3本のスリット13が設けられている。そして、このスリット13により、作用部10は4個の電極部10a〜10dに分割されている。各電極部10a〜10dはそれぞれ、端部が可動梁3の作用端以外の部分を介して接続されているので、可動梁3の作用端以外の部分によって支持された片持ち梁とみなすことができ、「個別に曲げ変形を生じる」ことが可能となる。以下、本明細書中では、「個別に曲げ変形を生じる」とは、各電極部が、他の電極部が拘束されていて変形ができない場合も曲げ変形可能となり、対向する固定電極に誘電体膜を介して接触するかまたは直接接触する(誘電体膜が形成されていない場合)ことが可能となることを意味する。
このように構成された本実施形態の圧電駆動型MEMS装置において、下部電極4と上部電極6との間に圧電駆動電圧が印可されていないときは、すなわち作用部10が空中に保持されている場合は、作用部10の可動梁3が延在する方向と直交する方向の断面は、図3の破線に示すように、基板側に凸となるように全体として放物線状の反りを生じている。これは、可動梁3の作用部10と反対側の端部がアンカー2に固定されているので下部電極4の下面は拘束面となり、これに対して上部電極6の上面が自由面となるので、梁の残留応力により、基板側に凸となるような反りが生じる。このときの作用部10と、固定電極11との間で生じる容量をC0とする。そして、下部電極4と上部電極6との間に圧電駆動電圧を印可すると、圧電膜5が伸縮し、可動梁3が上下に屈曲する。このため、作用部10と、固定電極11との間で生じる容量は図4に示すように、C0から増加する。そして圧電駆動電圧がV1になると、作用部10の中央の電極部10aが誘電体膜12を介して固定電極11と接触する。このときの作用部10と固定電極11との間で生じる容量は、図4に示すように、C1となる。この状態で、更に圧電駆動電圧を上げてV2にすると、作用部10の電極部10bも誘電体膜12を介して固定電極11に接触する。このときの作用部10と固定電極11との間で生じる容量は、図4に示すように、C2となる。この状態で、更に圧電駆動電圧を上げてV3にすると、作用部10の電極部10cも誘電体膜12を介して固定電極11に接触する。このときの作用部10と固定電極11との間で生じる容量は、図4に示すように、C3となる。この状態で、更に圧電駆動電圧を上げてV4にすると、作用部10の電極小10dも誘電体膜12を介して固定電極11に接触する。このときの作用部10の可動梁3が延在する方向と直交する方向の断面は図3の実線に示すようになり、作用部10と固定電極11との間で生じる容量は、図4に示すように、C4となる。このときの作用部10の各電極部が固定電極11から受ける圧力は中央の電極部10aが最も大きく、電極部10b、電極部10c、電極部10dの順に小さくなっている。この状態を図5に示す。図5では、受ける圧力の大きさに比例して濃くなるようにグラデーションが付けられている。なお、図3は図5に示す切断線B−Bで切断した断面図を示している。
(比較例)
次に、本実施形態の比較例による圧電駆動型MEMS装置を図6および図7に示す。図6はこの比較例の圧電駆動型MEMS装置の平面図、図7は図6に示す切断線A−Aで切断した断面図である。
次に、本実施形態の比較例による圧電駆動型MEMS装置を図6および図7に示す。図6はこの比較例の圧電駆動型MEMS装置の平面図、図7は図6に示す切断線A−Aで切断した断面図である。
この比較例のMEMS装置は、第1実施形態において、作用部10を、スリット13を設けない構造の作用部50に置き換えた構成となっている。この比較例のMEMS装置においては、下部電極4と上部電極6との間に圧電駆動電圧が印可されていないときは、第1実施形態と同様に、図8の破線に示すように、作用部50は、上向きの反りが生じている。作用部50が可動梁40により固定電極11に誘電体膜12を介して圧着された場合は、第1実施形態と異なり、作用部50における放物面状の反りがいわゆるシェル構造であるために変形が殆ど生じず、図8の実線に示すように、作用部50の中心付近しか固定電極11に接触しない。したがって、作用部50の上下電極間に印可される圧電駆動電圧と、作用部50と固定電極11との間の容量との関係は図9に示すようになる。
このため、比較例においては、100μm角の作用部と固定電極を持ち、誘電体膜12として厚さ20nmで比誘電率が10のAlN膜を使用した場合でも、最大で185fFの容量しか得ることができなかった。
これに対して、第1実施形態においては、作用部10が可動梁3により固定電極11に誘電体膜12を介して圧着された場合は、まず中心にある電極部10aから固定電極11に誘電体膜12を介して接触して変形を生じ、順に電極部10b、10c、10dが誘電体膜12を介して接触していくので、比較例に比べて作用部全体ではるかに多くの面積が固定電極11に誘電体膜12を介して接触することが可能になる。比較例と全体が同一寸法となるように作製した第1実施形態の圧電駆動型MEMS装置においては、最大で320fFの容量を得ることができた。
以上説明したように、本実施形態においては、可動梁3の延在する方向に沿った複数組の直線形状のスリットと、各組の直線形状のスリットに接続される半円形状のスリットとが組み合わされたスリット13によって、作用部10が複数の電極部10a、10b、10c、10dに分割され、これらの電極部10a、10b、10c、10dのそれぞれは他の電極部が拘束されていて変形ができない場合も変形可能となる。このため、可動梁3が残留応力により反っていても、上下電極4、6間に印加する電圧を大きくしていくにつれ電極部10a、10b、10c、10dが全て対向電極に誘電体膜12を介して接触することが可能となる。すなわち、本実施形態においては、電極部はそれぞれ「個別に曲げ変形を生じる」ことが可能となるので、作用部と固定電極との誘電体膜12を介した接触面積を可及的に大きくすることのでき、容量値を可及的に大きくすることが可能となる。
(製造方法)
次に、本実施形態の圧電駆動型MEMS装置の製造方法を図10(a)乃至図10(d)を参照して説明する。
次に、本実施形態の圧電駆動型MEMS装置の製造方法を図10(a)乃至図10(d)を参照して説明する。
まず、図10(a)に示すように、表面が絶縁性の基板1に、アンカー2と、誘電体膜12に覆われた固定電極11とを形成した。アンカー2や誘電体膜12は材料としてシリコン窒化膜や酸化膜などの絶縁膜が好適であり、リソグラフィーと反応性イオンエッチング(RIE)などの公知の方法を使用して形成することが可能である。
次に、図10(b)に示すように、基板1上にアンカー2および固定電極11を覆うように犠牲層21を形成し、周知のCMP技術によりアンカー2が露出するまで犠牲層21の表面を研磨し平坦化を行った。犠牲層21としては、他の膜材料に対して選択エッチングが可能な、無機材料、金属材料、有機材料を使用することが可能であるが、本実施形態では多結晶シリコンを使用した。
次に、図10(c)に示すように、アンカー2および犠牲層21の上に、可動梁の下部電極4、圧電膜5、上部電極6を順に形成した。下部電極4として厚さ200nmのAl、圧電膜5としてc軸配向した膜厚500nmのAlN、上部電極6として膜厚600nmのAlを使用した。AlおよびAlNはスパッタにより作製し、リソグラフィーおよびエッチングによりパターニングした。
次に、図10(d)に示すように、可動梁の一部をリソグラフィーおよびRIEにより一括してパターニングし、電極部分割用のスリット13を形成した。その後、XeF2をエッチングガスとして使用した選択エッチングにより犠牲層21を除去し、可動梁3を作成した。
このようにして、電極部に分割された作用部を持つ圧電駆動型MEMS装置を作成することができた。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態による圧電駆動型MEMS装置の作用部の平面図を図11に示す。本実施形態の圧電駆動型MEMS装置は、第1実施形態において、作用部10のスリット13の形状を変えた構成となっている。スリット13は作用部10のほぼ中心から放射線状に延びるように形成され、これらのスリット13によって作用部10は8個の三角形の電極部10aに分割されている。各電極部10aは、それぞれの外周部分が、隣接する電極部の外周部と接続されている。このため、各電極部10aは、それぞれの外周部分が支持された片持ち梁とみなすことができ、「個別に曲げ変形を生じる」ことが可能となる。
次に、本発明の第2実施形態による圧電駆動型MEMS装置の作用部の平面図を図11に示す。本実施形態の圧電駆動型MEMS装置は、第1実施形態において、作用部10のスリット13の形状を変えた構成となっている。スリット13は作用部10のほぼ中心から放射線状に延びるように形成され、これらのスリット13によって作用部10は8個の三角形の電極部10aに分割されている。各電極部10aは、それぞれの外周部分が、隣接する電極部の外周部と接続されている。このため、各電極部10aは、それぞれの外周部分が支持された片持ち梁とみなすことができ、「個別に曲げ変形を生じる」ことが可能となる。
本実施形態においては、図12に示すように、作用部10が空中に保持されている場合(破線で示す)は全体として放物線状に反りを生じている。これに対して、作用部10が可動梁3により固定電極11に圧着された場合は、それぞれの電極部10aが固定電極に誘電体膜12を介して接触して変形を生じ、広い面積で接触する。このため、図12の実線で示すように、作用部全体で遙かに多くの面積が固定電極11に誘電体膜12を介して接触することが可能になる。なお、図12は、図11に示す切断線A−Aで切断した断面図である。また、図11には、作用部10が固定電極11に接触しているとき固定電極11から受ける圧力を、受ける圧力の大きさに比例して濃くなるようにグラデーションを付けて示している。
本実施形態は、第1実施形態で説明した比較例と全体がスリット13を除いて同一寸法とした場合は、最大で285fFの容量を得ることが可能であった。ちなみに比較例は、最大で185fFの容量しか得ることができなかった。
以上説明したように、本実施形態によれば、作用部10のほぼ中心から放射線状に延びるように形成されたスリット13によって、作用部10が複数個の三角形の電極部10aに分割され、各電極部10aは、「個別に曲げ変形を生じる」ことが可能となっているので、作用部と固定電極との誘電体膜12を介した接触面積を可及的に大きくすることのでき、容量値を可及的に大きくすることが可能となる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態による圧電駆動型MEMS装置の作用部の平面図を図13に示す。本実施形態の圧電駆動型MEMS装置は、第1実施形態において、作用部10のスリット13の形状を変えた構成となっている。スリット13は、作用部10の端部に向かって可動梁3の延在する方向に沿って直線状に4個設けられている。これらのスリット13により、作用部10は、5個の矩形の電極部10aに分割されている。各電極部10aは、それぞれの端部が可動梁3によって支持された片持ち梁とみなすことができ、「個別に曲げ変形を生じる」ことができる。
次に、本発明の第3実施形態による圧電駆動型MEMS装置の作用部の平面図を図13に示す。本実施形態の圧電駆動型MEMS装置は、第1実施形態において、作用部10のスリット13の形状を変えた構成となっている。スリット13は、作用部10の端部に向かって可動梁3の延在する方向に沿って直線状に4個設けられている。これらのスリット13により、作用部10は、5個の矩形の電極部10aに分割されている。各電極部10aは、それぞれの端部が可動梁3によって支持された片持ち梁とみなすことができ、「個別に曲げ変形を生じる」ことができる。
図14に示すように、作用部10が空中に保持されている場合(破線で示す)は全体として放物面状に反りを生じている。これに対して、可動梁3によって作用部10が固定電極11に誘電体膜12を介して圧着された場合は、それぞれの電極部10aが固定電極11に誘電体膜12を介して接触して変形を生じ、誘電体膜12を介して広い面積で接触している。このため、図14に実線で示すように、作用部全体が遙かに多くの面積で誘電体膜12を介して固定電極11に接触することが可能になった。なお、図14は、図13に示す切断線A−Aで切断した断面図である。また、図13には、作用部10が固定電極11に誘電体膜12を介して接触しているとき固定電極11から受ける圧力を、受ける圧力の大きさに比例して濃くなるようにグラデーションを付けて示している。
本実施形態は、第1実施形態で説明した比較例と、全体がスリット13を除いて同一寸法とした場合は、最大で310fFの容量を得ることが可能であった。ちなみに比較例は、最大で185fFの容量しか得ることができなかった。
以上説明したように、本実施形態によれば、作用部10の端部に向かって可動梁3の延在する方向に沿って直線状に設けられた複数個のスリット13により、作用部10が複数個の矩形の電極部10aに分割され、各電極部10aは、「個別に曲げ変形を生じる」ことが可能となる。これにより、作用部と固定電極との誘電体膜12を介した接触面積を可及的に大きくすることができ、容量値を可及的に大きくすることが可能となる。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態による圧電駆動型MEMS装置の作用部の平面図を図15に示す。本実施形態の圧電駆動型MEMS装置は、第1実施形態において、作用部10のスリット13の形状を変えた構成となっている。スリット13は、作用部10の横方向および縦方向に縫い目状にそれぞれ複数列設けられている。すなわち、スリット13は、作用部10の中央では十字状になり、周辺ではI字状またはT字状になっている。これらのスリット13により、作用部10は、8個の矩形の電極部10aに分割されている。各電極部10aは、周囲の少なくとも一部のみが隣接する電極部に接続されており、各電極部の周囲長に占める接続部の割合は、最大で25%であった。このため、各電極部は、接続部を中心に「個別に曲げ変形を生じる」ことができる。
次に、本発明の第4実施形態による圧電駆動型MEMS装置の作用部の平面図を図15に示す。本実施形態の圧電駆動型MEMS装置は、第1実施形態において、作用部10のスリット13の形状を変えた構成となっている。スリット13は、作用部10の横方向および縦方向に縫い目状にそれぞれ複数列設けられている。すなわち、スリット13は、作用部10の中央では十字状になり、周辺ではI字状またはT字状になっている。これらのスリット13により、作用部10は、8個の矩形の電極部10aに分割されている。各電極部10aは、周囲の少なくとも一部のみが隣接する電極部に接続されており、各電極部の周囲長に占める接続部の割合は、最大で25%であった。このため、各電極部は、接続部を中心に「個別に曲げ変形を生じる」ことができる。
図16に示すように、作用部10が空中に保持されている場合(破線で示す)は全体として放物面状に反りを生じている。これに対して、可動梁3によって作用部10が固定電極11に誘電体膜12を介して圧着された場合は、それぞれの電極部10aが固定電極11に誘電体膜12を介して接触して変形を生じ、広い面積で接触している。このため、図16に実線で示すように、作用部全体が遙かに多くの面積で誘電体膜12を介して固定電極11に接触することが可能になった。なお、図16は、図15に示す切断線A−Aで切断した断面図である。
本実施形態は、第1実施形態で説明した比較例と、全体がスリット13を除いて同一寸法とした場合は、最大で355fFの容量を得ることが可能であった。ちなみに比較例は、最大で185fFの容量しか得ることができなかった。
以上説明したように、本実施形態によれば、I字状またはT字状のスリット13により、作用部10が複数個の矩形の電極部10aに分割され、各電極部10aは、「個別に曲げ変形を生じる」ことが可能となる。これにより、作用部と固定電極との誘電体膜12を介した接触面積を可及的に大きくすることのでき、容量値を可及的に大きくすることが可能となる。
(第1変形例)
本実施形態の第1変形例による圧電駆動型MEMS装置の作用部の平面図を図17に示す。本変形例の圧電駆動型MEMS装置は、第4実施形態において、各電極部10aに上部電極から下部電極に通じるホール14aが少なくとも1個設けられている。また、作用部10を支持する可動梁3にもホール14aが複数個設けられ、更に、可動梁3の延在する方向に短くて細いスリット14bが複数個設けられるとともに太くて長いスリット14cが可動梁3の中央に可動梁3の延在する方向に沿って設けられた構成となっている。そして、これらのホール14a、およびスリット14b、14cは、MEMS装置の作製時に、犠牲層を除去する際の抜き穴として使用することができる。
本実施形態の第1変形例による圧電駆動型MEMS装置の作用部の平面図を図17に示す。本変形例の圧電駆動型MEMS装置は、第4実施形態において、各電極部10aに上部電極から下部電極に通じるホール14aが少なくとも1個設けられている。また、作用部10を支持する可動梁3にもホール14aが複数個設けられ、更に、可動梁3の延在する方向に短くて細いスリット14bが複数個設けられるとともに太くて長いスリット14cが可動梁3の中央に可動梁3の延在する方向に沿って設けられた構成となっている。そして、これらのホール14a、およびスリット14b、14cは、MEMS装置の作製時に、犠牲層を除去する際の抜き穴として使用することができる。
本変形例のMEMS装置(可変キャパシタ)の圧電駆動電圧に対する容量の測定関係を図18に示す。作用部10が固定電極と誘電体膜12を介して接触してからも、接触面積が増えているので、容量も増加している。
本変形例も第4実施形態と同様に、作用部と固定電極との誘電体膜12を介した接触面積を可及的に大きくすることのでき、容量値を可及的に大きくすることが可能となる。
(第2変形例)
次に、本実施形態の第2変形例による圧電駆動型MEMS装置の作用部の平面図を図19に示す。本変形例の圧電駆動型MEMS装置は、作用部10の周辺領域を除く領域にスリット13によって8個に分割された電極部10aが形成されている。各電極部10aは、周囲の少なくとも一部のみが隣接する電極部に接続されており、各電極部の周囲長に占める接続部の割合は、最大で25%であった。このため、各電極部は、接続部を中心に個別に曲げ変形を生じることができる。
次に、本実施形態の第2変形例による圧電駆動型MEMS装置の作用部の平面図を図19に示す。本変形例の圧電駆動型MEMS装置は、作用部10の周辺領域を除く領域にスリット13によって8個に分割された電極部10aが形成されている。各電極部10aは、周囲の少なくとも一部のみが隣接する電極部に接続されており、各電極部の周囲長に占める接続部の割合は、最大で25%であった。このため、各電極部は、接続部を中心に個別に曲げ変形を生じることができる。
また、各電極部10aに上部電極から下部電極に通じるホール14aが少なくとも1個設けられている。また、作用部10を支持する可動梁3にもホール14aが複数個設けられ、更に、可動梁3の延在する方向に短くて細いスリット14bが複数個設けられるとともに太くて長いスリット14cが可動梁3の中央に可動梁3の延在する方向に沿って設けられた構成となっている。そして、これらのホール14a、およびスリット14b、14cは、MEMS装置の作製時に、犠牲層を除去する際の抜き穴として使用することができる。
本変形例も第4実施形態と同様に、作用部と固定電極との誘電体膜12を介した接触面積を可及的に大きくすることのでき、容量値を可及的に大きくすることが可能となる。
(第5実施形態)
次に、本発明の第5実施形態による圧電駆動型MEMS装置の作用部の平面図を図20に示す。本実施形態の圧電駆動型MEMS装置は、作用部10が、3個のc字形状のスリット13a、13b、13cによって小、中、大の2組の電極部10a、10b、10cに分割されている。作用部10の端部側から順に大きな電極部10c、中位の電極部10b、小さな電極部10aが形成されている。大きな電極部10cと中くらいの電極10bとはスリット13cによって分離され、中くらいの電極部10bと小さな電極部10aとはスリット13bによって分離されている。小、中、大の電極部10a、10b、10cは、作用部10の中央に、可動梁3の延在する方向に沿って設けられたスリット13dによってそれぞれ2組に分割されている。また、スリット13cは中くらいの電極部10bの3方を囲むように配置され、スリット13bは小さな電極部10aの3方を囲むように配置されている。なお、スリット13aは小さな電極部10aの残りの一方に配置されている。各電極部10a、10b、10cは、周囲の少なくとも一部のみが接続部を介して隣接する電極部に接続されており、各電極部の周囲長に占める接続部の割合は、最大で25%であった。このため、各電極部は、「個別に曲げ変形を生じる」ことができる。
次に、本発明の第5実施形態による圧電駆動型MEMS装置の作用部の平面図を図20に示す。本実施形態の圧電駆動型MEMS装置は、作用部10が、3個のc字形状のスリット13a、13b、13cによって小、中、大の2組の電極部10a、10b、10cに分割されている。作用部10の端部側から順に大きな電極部10c、中位の電極部10b、小さな電極部10aが形成されている。大きな電極部10cと中くらいの電極10bとはスリット13cによって分離され、中くらいの電極部10bと小さな電極部10aとはスリット13bによって分離されている。小、中、大の電極部10a、10b、10cは、作用部10の中央に、可動梁3の延在する方向に沿って設けられたスリット13dによってそれぞれ2組に分割されている。また、スリット13cは中くらいの電極部10bの3方を囲むように配置され、スリット13bは小さな電極部10aの3方を囲むように配置されている。なお、スリット13aは小さな電極部10aの残りの一方に配置されている。各電極部10a、10b、10cは、周囲の少なくとも一部のみが接続部を介して隣接する電極部に接続されており、各電極部の周囲長に占める接続部の割合は、最大で25%であった。このため、各電極部は、「個別に曲げ変形を生じる」ことができる。
また、各電極部10a、10b、10cに上部電極から下部電極に通じるホール14aが少なくとも1個設けられている。
また、作用部10を支持する可動梁3にもホール14aが複数個設けられ、更に、可動梁3の延在する方向に短くて細いスリット14bが複数個設けられるとともに太くて長いスリット14cが可動梁3の中央に可動梁3の延在する方向に沿って設けられた構成となっている。そして、これらのホール14a、およびスリット14b、14cは、MEMS装置の作製時に、犠牲層を除去する際の抜き穴として使用することができる。
本実施形態も、スリットにより分割された電極部は「個別に曲げ変形を生じる」ことが可能となる。これにより、作用部と固定電極との誘電体膜12を介した接触面積を可及的に大きくすることのでき、容量値を可及的に大きくすることが可能となる。
(第6実施形態)
次に、本発明の第6実施形態による圧電駆動型MEMS装置の作用部の平面図を図21に示す。本実施形態の圧電駆動型MEMS装置は、作用部10が、3種類のスリット13a、13b、13cによって8個の電極部10aに分割されている。スリット13aは可動梁3の延在する方向と直交する方向に平行に4個設けられ、スリット13bは、作用部10の中央に、可動梁3の延在する方向に沿って設けられ、スリット13cは作用部10の両側に可動梁3の延在する方向に沿って縫い目状に設けられている。各電極部10aは、周囲の少なくとも一部のみが接続部を介して隣接する電極部に接続されており、各電極部の周囲長に占める接続部の割合は、最大で25%であった。このため、各電極部は、個別に曲げ変形を生じることができる。
次に、本発明の第6実施形態による圧電駆動型MEMS装置の作用部の平面図を図21に示す。本実施形態の圧電駆動型MEMS装置は、作用部10が、3種類のスリット13a、13b、13cによって8個の電極部10aに分割されている。スリット13aは可動梁3の延在する方向と直交する方向に平行に4個設けられ、スリット13bは、作用部10の中央に、可動梁3の延在する方向に沿って設けられ、スリット13cは作用部10の両側に可動梁3の延在する方向に沿って縫い目状に設けられている。各電極部10aは、周囲の少なくとも一部のみが接続部を介して隣接する電極部に接続されており、各電極部の周囲長に占める接続部の割合は、最大で25%であった。このため、各電極部は、個別に曲げ変形を生じることができる。
また、作用部10を支持する可動梁3にもホール14aが複数個設けられ、更に、可動梁3の延在する方向に短くて細いスリット14bが複数個設けられるとともに太くて長いスリット14cが可動梁3の中央に可動梁3の延在する方向に沿って設けられた構成となっている。そして、これらのホール14a、およびスリット14b、14cは、MEMS装置の作製時に、犠牲層を除去する際の抜き穴として使用することができる。
本実施形態も、スリットにより分割された電極部は「個別に曲げ変形を生じる」ことが可能となる。これにより、作用部と固定電極との誘電体膜12を介した接触面積を可及的に大きくすることのでき、容量値を可及的に大きくすることが可能となる。
(第7実施形態)
次に、本発明の第7実施形態の圧電駆動型MEMS装置の平面図を図22に示す。本実施形態の圧電駆動型MEMS装置は、可変キャパシタであって、単純な折り返し構造の可動梁31、32、33を有している。第1可動梁31は、一端が基板上に設けられたアンカー2に固定されている。第2可動梁32は、一端が作用端となり、作用部となっている。第1可動梁31の他端と、第2可動梁32の他端とが第3可動梁33によって接続されている。すなわち第3可動梁33は第1可動梁31と第2可動梁32とを接続する接続部となっている。第1乃至第3可動梁31、32、33はそれぞれ、第1実施形態の可動梁3と同様に、下部電極、圧電膜、支持膜を兼ねた上部電極が積層された構造を有している。そして、本実施形態においては、第2可動梁32の作用端となる作用部10には第2実施形態と同様に、作用部10の中央から放射状に延びたスリット13が設けられている。このため、これらのスリット13によって、作用部10は複数の電極部に分割されている。また、作用部10に対向するように、基板1上に固定電極11が設けられ、この固定電極11は、第1実施形態と同様に、誘電体膜12によって覆われている。
次に、本発明の第7実施形態の圧電駆動型MEMS装置の平面図を図22に示す。本実施形態の圧電駆動型MEMS装置は、可変キャパシタであって、単純な折り返し構造の可動梁31、32、33を有している。第1可動梁31は、一端が基板上に設けられたアンカー2に固定されている。第2可動梁32は、一端が作用端となり、作用部となっている。第1可動梁31の他端と、第2可動梁32の他端とが第3可動梁33によって接続されている。すなわち第3可動梁33は第1可動梁31と第2可動梁32とを接続する接続部となっている。第1乃至第3可動梁31、32、33はそれぞれ、第1実施形態の可動梁3と同様に、下部電極、圧電膜、支持膜を兼ねた上部電極が積層された構造を有している。そして、本実施形態においては、第2可動梁32の作用端となる作用部10には第2実施形態と同様に、作用部10の中央から放射状に延びたスリット13が設けられている。このため、これらのスリット13によって、作用部10は複数の電極部に分割されている。また、作用部10に対向するように、基板1上に固定電極11が設けられ、この固定電極11は、第1実施形態と同様に、誘電体膜12によって覆われている。
したがって、本実施形態も第2実施形態と同様に、作用部と固定電極との誘電体膜12を介した接触面積を可及的に大きくすることのでき、容量値を可及的に大きくすることが可能となる。
なお、第7実施形態においては、アクチュエータは、単純な折り返し構造であったが、梁の長手方向に極性を反転させて梁を3個以上平行に並べそれらを接続部によって接続した折り返し構造であってもよい。これらの折り返し構造の場合、屈曲率を大きくかつヘッド部に加わる曲げ応力を減少させることが可能となる。
また、本実施形態においては、作用部10に設けられたスリットは第2実施形態と同じスリットであったが、第1実施形態、第3実施形態、第4実施形態、第4実施形態の変形例、第5実施形態、および第6実施形態のいずれかのスリットと同じスリットであっても同じ効果を奏することができる。
(第8実施形態)
次に、本発明の第8実施形態の圧電駆動型MEMS装置の平面図を図23に示す。本実施形態の圧電駆動型MEMS装置は、可変キャパシタであって、可動梁3の両端がアンカー21、22を介して基板1に固定され、可動梁3の中央部が作用部10となっている。可動梁3は第1実施形態の可動梁と同じ構造、すなわち下部電極/圧電膜/上部電極の積層構造を有している。そして、作用部10には第2実施形態と同様に作用部10の中央から放射状に延びたスリット13が設けられている。このため、これらのスリット13によって、作用部10は複数の電極部に分割されている。また、作用部10に対向するように、基板1上に固定電極11が設けられ、この固定電極11は、第1実施形態と同様に、誘電体膜12によって覆われている。
次に、本発明の第8実施形態の圧電駆動型MEMS装置の平面図を図23に示す。本実施形態の圧電駆動型MEMS装置は、可変キャパシタであって、可動梁3の両端がアンカー21、22を介して基板1に固定され、可動梁3の中央部が作用部10となっている。可動梁3は第1実施形態の可動梁と同じ構造、すなわち下部電極/圧電膜/上部電極の積層構造を有している。そして、作用部10には第2実施形態と同様に作用部10の中央から放射状に延びたスリット13が設けられている。このため、これらのスリット13によって、作用部10は複数の電極部に分割されている。また、作用部10に対向するように、基板1上に固定電極11が設けられ、この固定電極11は、第1実施形態と同様に、誘電体膜12によって覆われている。
したがって、本実施形態も第2実施形態と同様に、作用部と固定電極との誘電体膜12を介した接触面積を可及的に大きくすることのでき、容量値を可及的に大きくすることが可能となる。
また、本実施形態においては、作用部10に設けられたスリットは第2実施形態と同じスリットであったが、第1実施形態、第3実施形態、第4実施形態、第4実施形態の変形例、第5実施形態、および第6実施形態のいずれかのスリットと同じスリットであっても同じ効果を奏することができる。
なお、上記第1乃至第8実施形態においては、各電極部は「個別に曲げ変形を生じる」ことが可能となるために、一方向から支持された片持ち梁構造や、少なくとも二方向から支持されている梁構造であることが望ましい。また、各電極部の周囲長の50%以上の部分がスリットなどにより自由端面として形成されていることが望ましい。
また、上記第1乃至第8実施形態においては、MEMS装置は可変キャパシタであったが、固定電極11を覆う誘電体膜12を非常に薄く形成して、誘電体膜12の抵抗を小さくするか、または誘電体膜12を形成しなければ、MEMS装置はRFスイッチとして使用することができる。この場合、オン−オフ比の大きなキャパシティブ型RFスイッチとなる。
なお、上記第1乃至第8実施形態において、作用部の下部電極と固定電極との間に静電力を作用させるために作用部の下部電極と固定電極との間に電圧を印可する電圧印可部を更に設けて、静電力でも同時に駆動するようにしたハイブリッド駆動であってもよい。この場合、各電極部が固定電極と更に密着するような力が働き、望ましいMEMS装置となる。
また、上記第1乃至第8実施形態において、上部電極は支持膜を兼ねていたが、上部電極と支持膜をそれぞれ別々に設けてもよい。この場合、アクチュエータは、下部電極/圧電膜/上部電極/支持膜の積層構造となる。
また、上記第1乃至第8実施形態においては、アクチュエータとしては、下部電極/圧電膜/上部電極が積層されたユニモルフ構造であったが、下部電極/圧電膜/中間電極/圧電膜/上部電極がこの順序で積層されたバイモルフ構造であってもよい。
アクチュエータに使用する圧電体として、窒化アルミニウム(AlN)や酸化亜鉛(ZnO)などのウルツ鉱型の結晶が安定で好ましく、またチタン酸ジルコン酸鉛(PZT)やチタン酸バリウム(BTO)などのペロブスカイト系強誘電体も使用することができる。
また、可動梁および固定電極の電極材料として、比抵抗値および薄膜としての作りやすさから、アルミニウム(Al)、金(Au)、白金(Pt)、銅(Cu)、イリジウム(Ir)、タングステン(W)、モリブデン(Mo)などの低抵抗の金属であることが望ましい。
(第9実施形態)
本発明の第9実施形態による携帯端末を、図24を参照して説明する。図24は、本実施形態の携帯端末に用いられるチューナブルアンテナ100の模式図である。このチューナブルアンテナ100は、逆F型と呼ばれる。チューナブルアンテナ100は、メアンダ状に形成されたアンテナエレメント101と、配線基板(PCB)102とを有している。配線基板102は放射エレメントとしての役割も担っている。
本発明の第9実施形態による携帯端末を、図24を参照して説明する。図24は、本実施形態の携帯端末に用いられるチューナブルアンテナ100の模式図である。このチューナブルアンテナ100は、逆F型と呼ばれる。チューナブルアンテナ100は、メアンダ状に形成されたアンテナエレメント101と、配線基板(PCB)102とを有している。配線基板102は放射エレメントとしての役割も担っている。
アンテナエレメント101と配線基板102とに接続された給電点103には高周波回路が接続され、送受信信号が印加される。また、アンテナエレメント101と配線基板102の間には、第1乃至第7実施形態のいずれかに係る可変キャパシタ104が接続されている。アンテナエレメント101の寸法は横50mm縦30mm、配線基板は横50mm縦90mmである。可変キャパシタ104は、駆動電圧−3Vで0.056pF、1.5Vで0.350pF、3Vで0.860pFの非常に大きな容量可変特性を有していた。
電波暗室の中で本実施形態のチューナブルアンテナ100の効率を測定した所、−3dB以上の効率を持つ周波数範囲が、3V印加で390〜490 MHz、1.5V印加で480〜660MHz、−3V印加で610〜780MHzと非常に広い可変周波数範囲を持つことが確認された。
なお、本実施形態においては、第1乃至第8実施形態のいずれかに係る可変キャパシタを有するチューナブルアンテナであったが、第1乃至第8実施形態のいずれかに係る可変キャパシタは、低電圧動作で大きな容量可変比を得ることが可能であるので、チューナブルアンテナに限らず、携帯電話を始めとする移動無線端末の高周波回路部品として好適に応用することができる。一例を挙げれば、Qが大きく広い周波数可変範囲を持つ局部発振器、広い周波数範囲を持つ可変インピーダンス整合回路などである。
以上詳述したように、本発明の各実施形態によれば、MEMS可変キャパシタ構造を使用することにより、可変キャパシタの最大容量値が著しく増大し、可変比の大きな可変キャパシタや、オン−オフ比の大きなキャパシティブ型RFスイッチを提供することが可能になる。
1 基板
2 アンカー
3 可動梁
4 下部電極
5 圧電膜
6 支持膜を兼ねた上部電極
10 作用部
10a 電極部
10b 電極部
10c 電極部
11 固定電極
12 誘電体膜
13 スリット
21 犠牲層
2 アンカー
3 可動梁
4 下部電極
5 圧電膜
6 支持膜を兼ねた上部電極
10 作用部
10a 電極部
10b 電極部
10c 電極部
11 固定電極
12 誘電体膜
13 スリット
21 犠牲層
Claims (12)
- 基板と、
前記基板上に設けられた支持部と、
前記基板上に設けられた固定電極と、
第1の電極と、前記第1の電極上に形成された圧電膜と、前記圧電膜上に形成された第2の電極とを有し、一端が前記支持部を介して前記基板上に固定され、他端が前記固定電極に対向するように配置されて作用部となるアクチュエータと、
を備え、
前記作用部は、前記第1の電極、前記圧電膜、および前記第2の電極を貫通する複数のスリットによって複数の電極部に分割され、各電極部は少なくとも一部が隣接する電極部の一部に連結され、各電極部は個別に曲げ変形を生じることが可能であることを特徴とする圧電駆動型MEMS装置。 - 基板と、
前記基板上に設けられた第1の支持部と、
前記基板上に設けられた第2の支持部と、
第1の電極と、前記第1の電極上に形成された圧電膜と、前記圧電膜上に形成された第2の電極とを有し、一端が前記第1の支持部を介して前記基板上に固定され、他端が前記第2の支持部を介して前記基板上に固定され、中央部が作用部となるアクチュエータと、
前記作用部の前記第1の電極に対向するように前記基板上に設けられた固定電極と、
を備え、
前記作用部は、前記第1の電極、前記圧電膜、および前記第2の電極を貫通する複数のスリットによって複数の電極部に分割され、各電極部は少なくとも一部が隣接する電極部の一部に連結され、各電極部は個別に曲げ変形を生じることが可能であることを特徴とする圧電駆動型MEMS装置。 - 前記スリットのそれぞれは、前記アクチュエータの延在する方向に形成された直線形状の一組の第1スリット部と、この第1スリット部に端部が接続された半円形上の第2のスリット部とからなることを特徴とする請求項1記載の圧電駆動型MEMS装置。
- 前記スリットのそれぞれは、前記作用部のほぼ中心から放射状に延びたスリットであることを特徴とする請求項1または2記載の圧電駆動型MEMS装置。
- 前記スリットのそれぞれは、前記アクチュエータの前記他端に向かって前記アクチュエータの延在する方向に沿った直線形状のスリットであることを特徴とする請求項1記載の圧電駆動型MEMS装置。
- 前記スリットは、十字形状のスリットを含むことを特徴とする請求項1または2記載の圧電駆動型MEMS装置。
- 前記スリットは、C字形状のスリットを含むことを特徴とする請求項1または2記載の圧電駆動型MEMS装置。
- 前記電極部の周囲長の50%以上の部分が自由端面として形成されていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の圧電駆動型MEMS装置。
- 前記第1の電極と前記固定電極との間に電圧を印可し静電力を作用させる静電力印可部を更に備えたことを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の圧電駆動型MEMS装置。
- 前記アクチュエータは、折り返し構造を有する可動梁であることを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の圧電駆動型MEMS装置。
- 前記アクチュエータは、バイモルフ構造を有していることを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載の圧電駆動型MEMS装置。
- 請求項1乃至11のいずれかに記載の圧電駆動型MEMS装置を可変キャパシタおよびRFスイッチの少なくとも一方として備えていることを特徴とする携帯端末。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2007218642A JP2009055683A (ja) | 2007-08-24 | 2007-08-24 | 圧電駆動型mems装置および携帯端末 |
| US12/133,027 US7816841B2 (en) | 2007-08-24 | 2008-06-04 | Piezoelectric driven MEMS apparatus and portable terminal |
| CN2008102133229A CN101373811B (zh) | 2007-08-24 | 2008-08-22 | 压电驱动型mems装置及便携终端 |
| KR1020080082201A KR101021336B1 (ko) | 2007-08-24 | 2008-08-22 | 압전 구동형 mems 장치 및 휴대 단말기 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2007218642A JP2009055683A (ja) | 2007-08-24 | 2007-08-24 | 圧電駆動型mems装置および携帯端末 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2009055683A true JP2009055683A (ja) | 2009-03-12 |
Family
ID=40381506
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2007218642A Pending JP2009055683A (ja) | 2007-08-24 | 2007-08-24 | 圧電駆動型mems装置および携帯端末 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US7816841B2 (ja) |
| JP (1) | JP2009055683A (ja) |
| KR (1) | KR101021336B1 (ja) |
| CN (1) | CN101373811B (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011058826A1 (ja) * | 2009-11-11 | 2011-05-19 | 株式会社村田製作所 | 可変容量装置 |
| WO2011086767A1 (ja) * | 2010-01-14 | 2011-07-21 | 株式会社村田製作所 | 可変容量装置 |
| WO2011132532A1 (ja) * | 2010-04-23 | 2011-10-27 | 株式会社村田製作所 | 圧電アクチュエータおよび圧電アクチュエータの製造方法 |
| US8760234B2 (en) | 2011-07-27 | 2014-06-24 | Seiko Epson Corporation | MEMS vibrator and oscillator |
| JP2021107158A (ja) * | 2015-08-24 | 2021-07-29 | ローム株式会社 | 圧電素子利用装置およびその製造方法 |
| US11322679B2 (en) | 2015-08-24 | 2022-05-03 | Rohm Co., Ltd. | Device using a piezoelectric element and method for manufacturing the same |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009171737A (ja) * | 2008-01-16 | 2009-07-30 | Toshiba Corp | アクチュエータ及びそれを用いた電子機器 |
| JP2009291030A (ja) * | 2008-05-30 | 2009-12-10 | Toshiba Corp | Mems可変キャパシタ |
| JP5655861B2 (ja) * | 2010-12-01 | 2015-01-21 | 株式会社村田製作所 | 圧電発電装置及びその製造方法 |
| TW201314979A (zh) * | 2011-09-19 | 2013-04-01 | Chief Land Electronic Co Ltd | 換能器與能量轉換模組 |
| CN102664307B (zh) * | 2012-05-18 | 2014-05-14 | 哈尔滨工业大学 | 一种缝隙加载的多频印刷天线 |
| US11973267B2 (en) * | 2021-01-29 | 2024-04-30 | Beijing Boe Technology Development Co., Ltd. | Antenna and communication apparatus |
Family Cites Families (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3646413A (en) * | 1970-09-25 | 1972-02-29 | Avco Corp | Piezoelectric-driven variable capacitor |
| GB0126372D0 (en) * | 2001-11-02 | 2002-01-02 | 1 Ltd | Curved electro-active actuators |
| FR2835981B1 (fr) * | 2002-02-13 | 2005-04-29 | Commissariat Energie Atomique | Microresonateur mems a ondes acoustiques de volume accordable |
| EP1726048B1 (en) | 2003-12-22 | 2008-09-10 | Nxp B.V. | Electronic device |
| GB0330134D0 (en) | 2003-12-30 | 2004-02-04 | Univ Liverpool | Charge coupled device |
| JP4496091B2 (ja) * | 2004-02-12 | 2010-07-07 | 株式会社東芝 | 薄膜圧電アクチュエータ |
| JP4377740B2 (ja) * | 2004-04-28 | 2009-12-02 | 株式会社東芝 | 圧電駆動型mems素子およびこの圧電駆動型mems素子を有する移動体通信機 |
| JP4037394B2 (ja) * | 2004-09-16 | 2008-01-23 | 株式会社東芝 | マイクロメカニカルデバイス |
| JP2006093463A (ja) * | 2004-09-24 | 2006-04-06 | Toshiba Corp | 圧電mems素子及びチューナブルフィルタ |
| JP4580745B2 (ja) * | 2004-12-08 | 2010-11-17 | 株式会社東芝 | 圧電駆動型mems装置 |
| JP4580826B2 (ja) * | 2005-06-17 | 2010-11-17 | 株式会社東芝 | マイクロメカニカルデバイス、マイクロスイッチ、容量可変キャパシタ、高周波回路及び光学スイッチ |
| JP4713990B2 (ja) * | 2005-09-13 | 2011-06-29 | 株式会社東芝 | 半導体装置とその製造方法 |
| JP4834443B2 (ja) * | 2006-03-31 | 2011-12-14 | 株式会社東芝 | 圧電駆動型memsアクチュエータ |
| JP4316590B2 (ja) * | 2006-06-23 | 2009-08-19 | 株式会社東芝 | 圧電駆動型memsアクチュエータ |
| JP4220541B2 (ja) * | 2006-09-22 | 2009-02-04 | 株式会社東芝 | Mems装置 |
-
2007
- 2007-08-24 JP JP2007218642A patent/JP2009055683A/ja active Pending
-
2008
- 2008-06-04 US US12/133,027 patent/US7816841B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2008-08-22 CN CN2008102133229A patent/CN101373811B/zh not_active Expired - Fee Related
- 2008-08-22 KR KR1020080082201A patent/KR101021336B1/ko not_active Expired - Fee Related
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011058826A1 (ja) * | 2009-11-11 | 2011-05-19 | 株式会社村田製作所 | 可変容量装置 |
| US9355783B2 (en) | 2009-11-11 | 2016-05-31 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Variable capacitance device |
| WO2011086767A1 (ja) * | 2010-01-14 | 2011-07-21 | 株式会社村田製作所 | 可変容量装置 |
| JP5418604B2 (ja) * | 2010-01-14 | 2014-02-19 | 株式会社村田製作所 | 可変容量装置 |
| US9418793B2 (en) | 2010-01-14 | 2016-08-16 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Variable capacitance device |
| WO2011132532A1 (ja) * | 2010-04-23 | 2011-10-27 | 株式会社村田製作所 | 圧電アクチュエータおよび圧電アクチュエータの製造方法 |
| JPWO2011132532A1 (ja) * | 2010-04-23 | 2013-07-18 | 株式会社村田製作所 | 圧電アクチュエータおよび圧電アクチュエータの製造方法 |
| US8890392B2 (en) | 2010-04-23 | 2014-11-18 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Piezoelectric actuator having a moveable electrode portion |
| US8760234B2 (en) | 2011-07-27 | 2014-06-24 | Seiko Epson Corporation | MEMS vibrator and oscillator |
| JP2021107158A (ja) * | 2015-08-24 | 2021-07-29 | ローム株式会社 | 圧電素子利用装置およびその製造方法 |
| JP7058784B2 (ja) | 2015-08-24 | 2022-04-22 | ローム株式会社 | 圧電体素子利用装置 |
| US11322679B2 (en) | 2015-08-24 | 2022-05-03 | Rohm Co., Ltd. | Device using a piezoelectric element and method for manufacturing the same |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR101021336B1 (ko) | 2011-03-14 |
| CN101373811B (zh) | 2011-09-07 |
| KR20090021088A (ko) | 2009-02-27 |
| CN101373811A (zh) | 2009-02-25 |
| US20090051251A1 (en) | 2009-02-26 |
| US7816841B2 (en) | 2010-10-19 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR101021336B1 (ko) | 압전 구동형 mems 장치 및 휴대 단말기 | |
| US7459827B2 (en) | Piezoelectric-driven MEMS device and method for manufacturing the same | |
| JP4834443B2 (ja) | 圧電駆動型memsアクチュエータ | |
| CN100477313C (zh) | 可调电容器 | |
| JP4037394B2 (ja) | マイクロメカニカルデバイス | |
| US7098577B2 (en) | Piezoelectric switch for tunable electronic components | |
| JP4496091B2 (ja) | 薄膜圧電アクチュエータ | |
| JP4580826B2 (ja) | マイクロメカニカルデバイス、マイクロスイッチ、容量可変キャパシタ、高周波回路及び光学スイッチ | |
| KR101092536B1 (ko) | 압전형 rf 멤스 소자 및 그 제조방법 | |
| JP4316590B2 (ja) | 圧電駆動型memsアクチュエータ | |
| JP2008238330A (ja) | Mems装置およびこのmems装置を有する携帯通信端末 | |
| JP2010118730A (ja) | 圧電デバイス及びその製造方法 | |
| JP2009171737A (ja) | アクチュエータ及びそれを用いた電子機器 | |
| JP2004327441A (ja) | 低電圧マイクロスイッチ | |
| TW200539204A (en) | Variable capacitor and manufacturing method thereof | |
| JP4707424B2 (ja) | 可変容量素子および可変容量装置ならびに可変容量装置を用いた携帯電話 | |
| JP4635023B2 (ja) | Mems | |
| JP5227566B2 (ja) | アクチュエータ | |
| JP2007123494A (ja) | 可変容量コンデンサ | |
| JP2007522609A (ja) | ピエゾ電気材料でできたマイクロ電気機械スイッチを備える電子装置 | |
| JP2005313274A (ja) | 圧電駆動型mems素子 | |
| JP2007259669A (ja) | 圧電アクチュエータ及びそれを用いたマイクロメカニカルデバイス、可変容量キャパシタ、スイッチ | |
| JP2008053077A (ja) | Memsスイッチ |