JP2009052283A - 鋼部材とコンクリート部材の接合方法及び装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 鋼桁1に角筒状鋼殻4aを設け、その内面に、角筒状鋼殻4aの内側に挿通配置させる鉄筋コンクリート橋脚5の主鉄筋6の近傍位置まで突出する縦リブ16と、縦リブ16の突出側端縁部寄り位置に上下方向所要間隔で穿設した孔17と、各孔17に縦リブ16の突出端部に開口するよう設けた切り欠き部18とからなる滴型ジベル19を、周方向所要間隔で配設しておく。その後、鋼桁1を鉄筋コンクリート橋脚5の上側に載置して、その頂部の主鉄筋6を鋼桁1の角筒状鋼殻4aに挿通配置させた後、鋼管4a内の各滴型ジベル19の水平方向に並ぶ孔17同士に、切り欠き部18を通してひび割れ防止鉄筋兼ずれ止め鉄筋20を挿入して配筋を行う。しかる後、鋼管4内にコンクリートを充填して鋼桁1と鉄筋コンクリート橋脚5を接合させる。
【選択図】図1
Description
(1)鋼部材におけるコンクリート部材との接合個所に設けた鋼殻の内面に、該鋼殻の軸方向に延びる縦リブの一側縁部寄り位置に長手方向に所要間隔で穿設した孔と、該各孔を縦リブの一側端部に開口させるための切り欠き部を設けてなる滴型ジベルを、周方向に所要間隔で該滴型ジベルの一側端が内側へ突出するように設け、次いで、コンクリート部材より突出させた軸方向鋼材を上記鋼部材の鋼殻に挿通配置させるようにして上記鋼部材とコンクリート部材を接合位置に配置した後、上記鋼殻内に設けてある上記各滴型ジベルの周方向に並ぶ孔に、上記切り欠き部を通してひび割れ防止鉄筋兼ずれ止め鉄筋を挿入して配筋を行い、しかる後、上記鋼殻内にコンクリートを充填して上記鋼部材とコンクリート部材とを接合する鋼部材とコンクリート部材の接合方法及び装置としてあるので、上記ひび割れ防止鉄筋兼ずれ止め鉄筋により、上記各滴型ジベルと上記鋼殻内に充填されるコンクリートとのずれ止め機能を発揮させることができると同時に、上記鋼殻内に充填されるコンクリートの乾燥収縮等によるひび割れを未然に防止する機能を発揮させることができる。
(2)したがって、上記鋼殻内に、各滴型ジベルと鋼殻内に充填されるコンクリートとのずれ止め機能を発揮させるための鉄筋と、上記鋼殻内に充填されるコンクリートの乾燥収縮等によるひび割れを未然に防止する機能を発揮させるための鉄筋とを個別に配筋する場合に比して、上記鋼部材の鋼殻内で行う配筋作業の対象となる鉄筋の数を大幅に減じることができて、配筋作業に要する作業者の労力を大幅に軽減させることが可能となる。
(3)コンクリート部材を、頂部より軸方向鋼材である主鉄筋を突出させてなる鉄筋コンクリート橋脚とすると共に、鋼部材を鋼桁とし、該鋼桁に設けた上下方向の鋼殻の内面に、上記鉄筋コンクリート橋脚頂部の主鉄筋に近接する位置まで達する幅寸法の縦リブを有する滴型ジベルを、周方向に所要間隔で内側へ突出するように設け、次いで、上記鋼桁を鉄筋コンクリート橋脚の上側に載置して、該鉄筋コンクリート橋脚の頂部の主鉄筋を上記鋼桁の鋼殻に挿通配置させた後、該鋼殻内に設けてある上記各滴型ジベルの水平方向に並ぶ孔に、切り欠き部を通してひび割れ防止鉄筋兼ずれ止め鉄筋を挿入して配筋を行い、しかる後、上記鋼殻内にコンクリートを充填して上記鋼桁と鉄筋コンクリート橋脚を接合するようにする構成とすることにより、上記鉄筋コンクリート橋脚の上側に鋼桁を接合できると共に、該接合個所に剛結部を形成させることができる。
(4)更に、上記ひび割れ防止鉄筋兼ずれ止め鉄筋は、上記滴型ジベルの切り欠き部を通して各孔へ挿入することで、自重により各孔の下端部に配置させることができることから、該ひび割れ防止鉄筋兼ずれ止め鉄筋の位置決めを容易に行うことができ、このことによっても配筋作業に要する作業者の労力の更なる軽減化を図ることが可能となる。
(5)コンクリート部材を、軸方向の端部より軸方向鋼材であるPC鋼材を突出させてなるコンクリート桁とすると共に、鋼部材を鋼桁とし、該鋼桁の軸方向の端部に設けた軸方向の鋼殻の内面に、滴型ジベルを周方向に所要間隔で内側へ突出するように設け、次いで、コンクリート部材のPC鋼材を上記鋼桁の鋼殻に挿通配置させるようにして上記コンクリート桁と鋼桁を接合位置に配置した後、上記鋼殻内に設けてある上記各滴型ジベルの周方向に並ぶ孔に、上記切り欠き部を通してひび割れ防止鉄筋兼ずれ止め鉄筋を挿入して配筋を行い、しかる後、上記鋼殻内にコンクリートを充填して上記鋼桁とコンクリート桁とを接合するようにする構成とすることにより、上記鋼桁とコンクリート桁とを接合できると共に、該接合個所に剛結部を形成させることができる。
4 鋼管(鋼殻)
4a 角筒状鋼殻(鋼殻)
5 鉄筋コンクリート橋脚(コンクリート部材)
6 主鉄筋(軸方向鋼材)
16 縦リブ
17 孔
18 切り欠き部
19 滴型ジベル
20 ひび割れ防止鉄筋兼ずれ止め鉄筋
21 鋼桁(鋼部材)
22 角筒状鋼殻(鋼殻)
23 コンクリート桁(コンクリート部材)
24 PC鋼材(軸方向鋼材)
Claims (6)
- 鋼部材におけるコンクリート部材との接合個所に設けた鋼殻の内面に、該鋼殻の軸方向に延びる縦リブの一側縁部寄り位置に長手方向に所要間隔で穿設した孔と、該各孔を縦リブの一側端部に開口させるための切り欠き部を設けてなる滴型ジベルを、周方向に所要間隔で該滴型ジベルの一側端が内側へ突出するように設け、次いで、コンクリート部材より突出させた軸方向鋼材を上記鋼部材の鋼殻に挿通配置させるようにして上記鋼部材とコンクリート部材を接合位置に配置した後、上記鋼殻内に設けてある上記各滴型ジベルの周方向に並ぶ孔に、上記切り欠き部を通してひび割れ防止鉄筋兼ずれ止め鉄筋を挿入して配筋を行い、しかる後、上記鋼殻内にコンクリートを充填して上記鋼部材とコンクリート部材とを接合することを特徴とする鋼部材とコンクリート部材の接合方法。
- コンクリート部材を、頂部より軸方向鋼材である主鉄筋を突出させてなる鉄筋コンクリート橋脚とすると共に、鋼部材を鋼桁とし、該鋼桁に設けた上下方向の鋼殻の内面に、上記鉄筋コンクリート橋脚頂部の主鉄筋に近接する位置まで達する幅寸法の縦リブを有する滴型ジベルを、周方向に所要間隔で内側へ突出するように設け、次いで、上記鋼桁を鉄筋コンクリート橋脚の上側に載置して、該鉄筋コンクリート橋脚の頂部の主鉄筋を上記鋼桁の鋼殻に挿通配置させた後、該鋼殻内に設けてある上記各滴型ジベルの水平方向に並ぶ孔に、切り欠き部を通してひび割れ防止鉄筋兼ずれ止め鉄筋を挿入して配筋を行い、しかる後、上記鋼殻内にコンクリートを充填して上記鋼桁と鉄筋コンクリート橋脚を接合するようにする請求項1記載の鋼部材とコンクリート部材の接合方法。
- コンクリート部材を、軸方向の端部より軸方向鋼材であるPC鋼材を突出させてなるコンクリート桁とすると共に、鋼部材を鋼桁とし、該鋼桁の軸方向の端部に設けた軸方向の鋼殻の内面に、滴型ジベルを周方向に所要間隔で内側へ突出するように設け、次いで、コンクリート部材のPC鋼材を上記鋼桁の鋼殻に挿通配置させるようにして上記コンクリート桁と鋼桁を接合位置に配置した後、上記鋼殻内に設けてある上記各滴型ジベルの周方向に並ぶ孔に、上記切り欠き部を通してひび割れ防止鉄筋兼ずれ止め鉄筋を挿入して配筋を行い、しかる後、上記鋼殻内にコンクリートを充填して上記鋼桁とコンクリート桁とを接合するようにする請求項1記載の鋼部材とコンクリート部材の接合方法。
- 鋼部材におけるコンクリート部材との接合個所に設けた鋼殻と、該鋼殻の軸方向に延びる縦リブの一側縁部寄り位置に長手方向に所要間隔で孔を穿設して、該各孔を縦リブの一側端部に開口させるための切り欠き部を設けてなり、且つ上記鋼殻の内面に周方向に所要間隔で一側端が内側へ突出するように設ける滴型ジベルと、上記鋼殻内に設けてある上記各滴型ジベルの周方向に並ぶ孔に上記切り欠き部を通して配筋するためのひび割れ防止鉄筋兼ずれ止め鉄筋と、上記鋼部材の鋼殻に上記コンクリート部材の軸方向鋼材を挿通配置させた状態で該鋼殻内に充填するコンクリートとを備えてなる構成を有することを特徴とする鋼部材とコンクリート部材の接合装置。
- コンクリート部材を、頂部より軸方向鋼材である主鉄筋を突出させてなる鉄筋コンクリート橋脚とすると共に、鋼部材を、上下方向の鋼殻を有する鋼桁とし、更に、滴型ジベルを、上記鋼桁の鋼殻の内面から該鋼殻内に挿通配置する上記鉄筋コンクリート橋脚頂部の主鉄筋に近接する位置まで達する幅寸法の縦リブを有するものとした請求項4記載の鋼部材とコンクリート部材の接合装置。
- コンクリート部材を、軸方向の端部より軸方向鋼材であるPC鋼材を突出させてなるコンクリート桁とすると共に、鋼部材を、軸方向の端部に軸方向の鋼殻を設けてなる鋼桁とした請求項4記載の鋼部材とコンクリート部材の接合装置。
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