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JP2009049067A - 基板処理装置及び基板処理方法 - Google Patents

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JP2009049067A
JP2009049067A JP2007211498A JP2007211498A JP2009049067A JP 2009049067 A JP2009049067 A JP 2009049067A JP 2007211498 A JP2007211498 A JP 2007211498A JP 2007211498 A JP2007211498 A JP 2007211498A JP 2009049067 A JP2009049067 A JP 2009049067A
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Satoyuki Matsuda
智行 松田
Takayuki Nakada
高行 中田
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Kokusai Denki Electric Inc
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Hitachi Kokusai Electric Inc
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Abstract

【課題】 メンテナンス性を向上するとともに、反応生成物の捕捉効率を向上する。
【解決手段】 基板を処理する処理室と、前記処理室に処理ガスを供給するガス供給管ラインと、前記処理室からの排気ガスを排気するガス排気ラインと、ガス排気ラインの途中に設けられ排気ガスに含まれる成分を除去する排気トラップ300であって、少なくとも排気ラインに装着されるケース310と、ケース開口部を閉塞する蓋体331と、排気ガスに含まれる成分を捕集する捕集体343と、前記蓋体331に設けられ前記捕集体343を支持する中空支持体と、前記蓋体331外側から前記蓋体331を貫通し前記中空支持体内に至るように配置されるヒートパイプ345とで構成される排気トラップ300とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明はシリコン酸化膜、シリコン窒化膜、アモルファスシリコン薄膜などの薄膜を、基板の表面に成膜するための基板処理装置及び基板処理方法に関し、より詳細には、排気ガスから反応生成物等を回収する排気トラップを設けた基板処理装置及び基板処理方法に関するものである。
従来の排気トラップは、基板処理装置の排気ラインの途中に設けられ、冷却管に冷却水等を流して冷却することにより排気ガスに含まれる成分を除去するようになっている(例えば、特許文献1参照)。そのような従来の排気トラップの構成を図8に示す。図8(a)は排気トラップ10の軸方向に沿った断面図、図8(b)は排気トラップ内に挿着される冷却部30の斜視図である。
上記排気トラップ10は、通常、腐食に強いステンレスで構成される。この排気トラップ10は、排気ガスを取り込むケース11と、ケース11内に挿着されて排気ガスを冷却する冷却部30とから構成される。ケース11には、ガス導入管12とガス導出管13とがケース軸方向に対して斜めに連結されている。
冷却部30はケース11に対して着脱自在に構成されている。冷却部30は、蓋体31と、蓋体31に取り付けられた冷却部本体32とから構成される。
冷却部本体32は、冷却管33と捕集体34と整流用フィン35とから構成される。冷却管33は、冷却水を導入する導入冷却管33aと冷却水を導出する導出冷却管33bとを備える。導入冷却管33aと導出冷却管33bとは蓋体31の外側から蓋体31を貫通してケース11内に至るように配置される。ケース11内では導入冷却管33aと導出冷却管33bとを連結する折返し冷却管33cが配置される。捕集体34は冷却管33に取り付けられて冷却されるようになっている。この捕集体34は、排気ガスに含まれる成分を捕集するように板状体で構成される。整流用フィン35は、捕集体34に取り付けられて、排気ガスを整流して捕集体34に向けて流すように設けられる。
排気トラップ10に外部から冷却水を冷却管33へ供給する冷却配管は、図示しないが、工場設備から流量計を通り、複雑な経路を経由して排気トラップ10の冷却管33に接続される。
上述したような構成の排気トラップ10において、ガス導入管12よりケース11内に導入される排気ガスは、ケース11内において、捕集体34や冷却管33に衝突した際に、これらの上に反応生成物が析出して捕捉される。この捕捉により反応生成物が取り除かれたガスは、蓋体31の裏面に回り込んでから、捕集体34背面とケース11内面との間の流路に沿って矢印に示すように流れ、ガス導出管13からケース11外へ排出される。
国際公開WO2006/093037
しかしながら、上述した従来の排気トラップには、次のような問題があった。
(1)反応生成物を捕捉した排気トラップを定期的にメンテナンスするため、排気トラップを解体する必要があるが、その際、排気トラップの冷却管と外部の冷却配管との接続を切り離す作業を行わなければならないため、メンテナンス性が悪かった。
(2)排気トラップを冷却水により冷却する方式は、エネルギー消費効率が悪く、反応
生成物の捕集が十分になされないことがあった。
本発明の目的は、上述した従来技術の問題点を解消して、メンテナンス性及び反応生成物の捕捉効率を確実に向上することが可能な排気トラップを装備した基板処理装置及び基板処理方法を提供することにある。
本発明によれば、基板を処理する処理室と、前記処理室に処理ガスを供給するガス供給管ラインと、前記処理室からの排気ガスを排気するガス排気ラインと、前記ガス排気ラインの途中に設けられ前記排気ガスに含まれる成分を除去する排気トラップとを備え、前記排気トラップは、少なくとも前記排気ラインに装着されるケースと、該ケース開口部を閉塞する蓋体と、前記排気ガスに含まれる成分を捕集する捕集体と、前記蓋体に設けられ前記捕集体を支持する中空支持体と、前記蓋体外側から前記蓋体を貫通し前記中空支持体内に至るように配置されるヒートパイプとで構成されることを特徴とする基板処理装置が提供される。
本発明によれば、メンテナンス性及び反応生成物の捕捉効率を確実に向上することができる。
以下、添付図面を参照して本発明の最適な実施の形態を説明する。なお、以下の実施の形態では、シリコン基板(以下、ウエハという)の表面にCVD処理により薄膜を成膜するが、本発明は、前記処理により生じる排気ガスを冷却部本体に接触させ、反応生成物及び反応に関して余剰な未反応成分(以下、反応生成物等という)を析出させることによって反応生成物等を除去する各種の処理装置、方法に適用されるものとする。なお、本実施形態において、数量、材質、材料、形状についてはこれによって本発明が特定されない限り単なる例示に過ぎない。
まず、図5を参照して本発明に係る半導体デバイス製造装置の一例として減圧CVD処理炉について説明する。なお、実施の形態によっては、処理炉は、LCD製造装置を含む基板処理装置であることもある。
図5は減圧CVD処理炉(以下、処理炉という)の縦断面図である。処理炉200の外管(以下、アウターチューブ)205は、例えば、石英(SiO)等の耐熱性材料で構成されており、上端が閉塞され、下端に開口する開口部を有する円筒状に形成されている。また、内管(以下、インナーチューブ204という)は、上端及び下端の両端に開口部を有する円筒状に形成され、アウターチューブ205内に同心円状に配置される。インナーチューブ204内に複数枚のウエハWを処理する処理室201が形成される。アウターチューブ205とインナーチューブ204とは互いに筒状空間250を区画する。インナーチューブ204の上部開口から上昇したガスは、前記筒状空間250を通過して排気管231から排気される。
アウターチューブ205及びインナーチューブ204の下端には、例えば、ステンレス等よりなるマニホールド209が係合され、このマニホールド209にアウターチューブ205及びインナーチューブ204が保持される。このマニホールド209は、保持手段(以下、ヒータベースという)251に固定される。アウターチューブ205の下端部及びマニホールド209の上部開口端部には、それぞれ環状のフランジが設けられ、これらのフランジ間には、気密部材(シール部材)としてOリング220が配置され、両者の間が気密にシールされる。
マニホールド209の下端開口部には、例えばステンレス等よりなる円盤状の蓋体(以下、シールキャップという)219がOリング220を介して気密シール可能に着脱自在に取り付けられる。シールキャップ219には、ガス供給管232が貫通するよう設けられる。これらのガス供給管232により、処理用の基板処理ガスがインナーチューブ204内に供給される。これらのガス供給管232はガスの流量制御手段(以下マスフローコントローラ(以下、MFC241という))に連結される。MFC241はガス流量制御部に接続されており、供給するガスの流量を所定量に制御し得る。なお、ガス供給管232はシールキャップ219にではなく、マニホールド209に貫通するよう設けられて、インナーチューブ204内に基板処理ガスが供給される場合もある。
前記マニホールド209の上部には、圧力調節器(例えばAPC、N2バラスト制御器(以下、APCを用いるものとする))242及び、減圧排気装置(以下、真空ポンプという)246に連結された排気管231が接続されており、アウターチューブ205とインナーチューブ204との間の筒状空間250を流れるガスを排出し、アウターチューブ205内の圧力をAPC242により制御することによって所定の圧力の減圧雰囲気にするため、圧力検出手段(以下、圧力センサという)245によって筒状空間250の圧力を検出し、圧力制御部により制御する。
なお、前記排気管231は、後述する実施の形態では、上流側排気管と下流側排気管とに分割され、排気トラップ(図6の符号231a、231b、300参照)を介して接続されている。
シールキャップ219には、回転手段(以下、回転軸という)254が連結されており、回転軸254により、基板保持手段(以下、ボートという)217及びボート217上に保持された基板(以下、ウエハという)Wを回転させる。又、シールキャップ219は昇降手段(以下、ボートエレベータという)115に連結されていて、ボート217を昇降させる。回転軸254、及びボートエレベータ115が所定のスピードに制御されるようにするため、駆動制御部が設けられる。
アウターチューブ205の外周には、加熱手段(以下、ヒータ)207が同心円状に形成される。ヒータ207は、アウターチューブ205内の温度を所定の処理温度とするため温度検出手段(以下熱電対)263により温度を検出し、温度制御部(図示せず)により制御される。
図5に示すように、前記処理炉200による半導体デバイスの製造方法の例として減圧CVD処理方法の一例を説明すると、まず、ボートエレベータ115によりボート217を下降させる。ボート217に複数枚のウエハWを保持する。次いで、ヒータ207の加熱によりアウターチューブ205内の温度を所定の処理温度に昇温する。ガス供給管232に接続されたMFC241により予めインナーチューブ204内に不活性ガスで充填しておき、ボートエレベータ115により、ボート217を上昇させてインナーチューブ204内にボート217を挿入し、アウターチューブ205の内部温度を所定の処理温度に維持する。アウターチューブ205内を所定の真空度まで排気した後は、回転軸254により、ボート217及びボート217上に保持されているウエハWを回転させる。同時にガス供給管232から基板処理ガスを供給する。供給された基板処理ガスは、インナーチューブ204内を上昇し、ウエハWに対して均等に供給される。
減圧CVD処理中のインナーチューブ204及びアウターチューブ205内は、排気管231を介して排気され、所定の真空になるようAPC242により圧力が制御され、所定時間、減圧CVD処理を行う。処理済みのガスは排気される過程で、排気管231に接続される排気トラップで捕捉される。
このようにして減圧CVD処理が終了すると、次のウエハWの減圧CVD処理に移るべく、インナーチューブ204内の基板処理済みガスが不活性ガスに置換されると共に、圧力を常圧にし、その後、ボートエレベータ115によりボート217を下降させて、ボート217及び処理済のウエハWをインナーチューブ204から取り出す。インナーチューブ204から取り出されたボート217上の処理済のウエハWは、未処理のウエハWと交換され、再度、前述と同様にしてインナーチューブ204内に上昇され、減圧CVD処理が実施される。
なお、本実施の形態の処理炉200で、直径200mmのシリコンウエハの表面に成膜をする場合の成膜条件を例示すると、Si膜の成膜においては、ウエハ温度は600〜800℃、ガス種AはSiHCl、その供給量は0.05〜0.2l/min、ガス種BはNH、その供給量は0.5〜2l/min、処理圧力は30〜500Paであり、捕捉物はNHCl(塩化アンモニウム)である。
図6は、上述した排気トラップをガス排気ラインの途中に設けた処理炉の解説図である。
処理炉200は、ウエハWを処理する処理室201を備える。処理室201は反応管203内に区画形成される。処理炉200は、さらに処理室201に処理ガスを供給するガス供給管ラインと、処理室201からの排気ガスを排気するガス排気ラインと、ガス排気ラインの途中に設けられ排気ガスに含まれる成分を除去する排気トラップとを備える。実施の形態によっては、ガス供給ラインはガス供給管で構成され、ガス排気ラインはガス排気管で構成される。また、排気トラップが途中に設けられるガス排気ラインは、排気トラップ300の上流側に接続される第1の排気管と排気トラップ300の下流側に接続される第2の排気管とから分割して構成される。
図6に示す実施の形態では、処理室201の下部にガス供給管232が設けられ、処理室201に処理ガスが供給されるようになっている。また、処理室201の下部にガス排気管231が設けられる。ガス排気管231には減圧排気装置としての真空ポンプ246が接続されている。この真空ポンプ246により処理室201からの基板処理済みガス等が排気されるようになっている。
排気管231は、処理室201からガス排気管231を経て処理済みガスを排出する第1の排気管としての上流側排気管231aと、排気トラップ300から処理済みガス中の成分を除去したガスを排気する第2の排気管としての下流側排気管231bとに分割されている。上流側排気管231aと下流側排気管231bとは、上流側排気管231aから導入される処理済みガスに含まれる成分を除去する排気トラップ300を介して接続されている。
排気トラップ300は、排気トラップに排気ガスを導入するガス導入管311と、排気トラップから排気ガスを導出するガス導出管312とを備えている。これらガス導入管311とガス導出管312とを介して、上流側排気管231aと下流側排気管231bとに接続している。
前記排気管231には、前記排気トラップ300の着脱等のため、排気トラップ300の上流側に上流側バルブ235が設けられ、下流側に下流側バルブ236が設けられている。さらに、ガス排気管231及びガス導入管311には、基板処理済みガス中の残留成分(反応生成物等)の付着を防止するために配管用ヒータ234が取り付けられている。この配管用ヒータ234は、例えば、シリコンラバーヒータやリボンヒータ等の面状ヒータからなり、反応管203との接続部から排気トラップ300までが加熱範囲となるようにガス排気管231に巻き付けられる。
ウエハWを処理するに際して、処理室201内の温度、圧力が調節され、その後、処理
室201に処理ガスが供給される。処理ガスは、加熱により反応し、反応により生成された成膜成分はウエハWの表面に堆積する。反応生成物等は、排気トラップ300によって基板処理済みガスから回収する。排気トラップ300のメンテナンスを実施する際は、上流側バルブ235及び下流側バルブ236を全閉として、排気管231から排気トラップ300を切り離し、洗浄等のメンテナンスを実施する。
上記排気トラップ300は、排気管231からの切り離し、洗浄等のメンテナンスを容易に実施できるように、簡易に構成されていることが好ましい。実施の形態によっては、上述した排気トラップ300は、少なくとも排気ラインに装着されるケースと、該ケース開口部を閉塞する蓋体と、基板処理済みガスに含まれる成分を捕集する捕集体と、前記蓋体に設けられ捕集体を支持する中空支持体と、前記蓋体外側から蓋体を貫通し前記中空支持体内に至るように配置されるヒートパイプとで構成される。
以下に、上述した排気トラップの実施の形態を説明する。
《第1の実施の形態》
図1に示す第1の実施の形態では、排気トラップ300は、排気ガスを取り込むケース310と、ケース310内に収容されて排気ガスを冷却する冷却部330とから構成される。冷却部330はケース310に対して着脱自在に構成されている。
排気トラップ300、すなわち、ケース310及びヒートパイプを除く冷却部330は熱交換効率のよいアルミニウム製ないしアルミ含有材とするのがよい。より好ましくはアルミニウムないしアルミ含有材に腐食対策としてフッ化処理などの腐食対策を施すとよい。なお、アルミ含有材としては、シリコンや、鉄、銅、マンガン、マグネシウム、クロム、亜鉛、チタン等と、アルミニウムとを含有した合金などを挙げることができる。
従来のように排気トラップがステンレス材で構成されていると、排気トラップは重量過多となりやすく、排気トラップ自体はもとより、排気トラップを構成している冷却部などの部品の取扱いが面倒であり、メンテナンス性が悪い。また、ステンレス材はエネルギー消費効率が悪いため、例えば冷却水を用いる場合には、冷却水を無駄に消費させる。また、排気トラップがステンレス材で構成されていると、熱伝導率が悪いため、冷却水により冷却部を冷却しても、エネルギー消費効率が悪く、満足いく反応生成物の捕集がなされないことがある。排気トラップ300をアルミニウム製ないしアルミ含有材とするのは、これらを防止するためである。
上記ケース310は例えば円筒状に形成される。ケース310には、そのガス導入口313から排気ガスをケース310内に導入するガス導入管311と、ケース310内のガスを導出するガス導出管312とがそれぞれ連結されている。上記ガス導入管311は曲管で構成される。ケース310に連結されるガス導入管311のケース側曲管部311bはその軸方向がケース310の軸方向に対して略直角となるようにケース310の円筒側面に連結される。上流側排気管231aに連結される排気管側曲管部311aはその軸方向がケース310の軸方向に対して、例えば鋭角となるような向きに形成される。また、ガス導出管312も曲管で構成される。ケース310に連結されるガス導出管312のケース側曲管部312aは、その軸方向がケース310の軸方向に略一致するようケース310の一端部に連結される。下流側排気管231bに接続される排気管側曲管部312bはその軸方向がガス導入管311の排気管側曲管部311aの軸方向と略一致するような向きに形成される。
ガス導入管311の排気管側曲管部311aとガス導出管312の排気管側曲管部312bとの軸方向を略一致させることにより、直線状の排気管231に排気トラップ300を容易に取り付けることができるようになっている。また、ガス導入管311の排気管側曲管部311aとガス導出管312の排気管側曲管部312bとの略一致する軸方向に対
して、ケース310の軸方向を鋭角で交叉させるようにしたので、排気トラップ300を排気管231に取り付けた状態で冷却部330をケース310から容易に着脱することができるようになっている。
なお、ガス導入管311の排気管側曲管部311a、及びガス導出管312の排気管側曲管部312bは、上流側排気管231a及び下流側排気管231bに、図示しないクランプでそれぞれ連結される。
冷却部330は、ケース310の他端部の開口を閉じる蓋体331と、蓋体331に取り付けられ排気ガスを冷却する冷却部本体341とから構成される。冷却部330は、ケース310に対して挿入取出し自在に設けられる。冷却部330の蓋体331はケース310の開口部に着脱自在に設けられる。なお、蓋体331には取手332が設けられる。取手332を利用し、冷却部本体341をケース310内に挿入してケース310の開口部を蓋体331で閉塞すると、冷却部330がケース310に取り付けられる。また、蓋体331を開けて冷却部本体341をケース310内から取り出すと、冷却部330がケース310から取り外される。
冷却部本体341は、蓋体に設けられ捕集体を支持する中空支持体と、排気トラップを冷却するヒートパイプと、排気ガスに含まれる成分を捕集するトラップフィンを備えた捕集体とで構成される。
中空支持体は、例えば円柱状のヒートパイプブロック342で構成され、ヒートパイプブロック342内にヒートパイプ345を納めるために、一端部を残して中心が他端部から軸方向にくり抜かれている。このヒートパイプブロック342は、その他端部開口を蓋体331の中央に設けたヒートパイプ挿入孔と連通するように蓋体331の内側に取り付けられ、ケース310内を軸方向に沿って配設されるようになっている。
ヒートパイプ345は蓋体331の外側から蓋体331を貫通してヒートパイプブロック342内に挿着されるよう配置される。ヒートパイプ345は少なくとも蓋体331外側から排気トラップ300のガス導入口313側に対向する位置まで延在し設けられていることが好ましい。ガス導入口313側に対向する位置まで延在して設けることで捕捉効率をより確実に向上するためである。また、ヒートパイプ345は、少なくとも蓋体331の外側を放熱用として配置され、蓋体331の内側となるヒートパイプブロック342側を吸熱用として配置されることが好ましい。反応生成物の捕捉効率をより確実に向上するためである。ヒートパイプ345は金属製とする。ステンレス製のヒートパイプもあるが銅製の方がより熱交換効率が良いので、少なくとも一部を銅材で形成することが好ましい。ここで少なくとも一部とは、放熱部又は/及び吸熱部である。
なお、ヒートパイプの特性として、放熱用を上方、吸熱用を下方となるように配置することで、それぞれ放熱、吸熱の効率がより向上する。そのため、ヒートパイプ345は、少なくとも蓋体311の外側が上方、蓋体311の内側が下方となるように配置することが好ましい。さらに好ましくは、上述のようにガス導入管311の排気管側曲管部311aとガス導出管312の排気管側曲管部312bの軸方向は、略鉛直に配置され、ケース310の軸方向は、蓋体331を上方として、斜め方向に向いているようにするのが好ましい。
このように配置することにより、ヒートパイプ345の蓋体311の外側を上方とし、蓋体の内側を下方とすることができるとともに冷却部330をケース310から容易に着脱することができる。
捕集体343は、ヒートパイプブロック342に支持されてヒートパイプ345によって冷却されるようになっている。この捕集体343は、排気ガスと衝突させて排気ガスに含まれる成分を析出させるように略板状体で構成される。捕集体343は、例えば、排気
ガスの進入方向と反対方向に凹状に湾曲する凹面343aを有して、排気ガスの衝突による捕集体343からケース310のガス導入口313への反射量を低減するように構成されている。この凹面343aはヒートパイプブロック342の全面投影面積よりも大きい面積をもち、排気ガスに含まれる成分をより多く析出できるようになっている。
凹面343aの蓋体331と反対側の一端部には、半円形の邪魔板346がケース310の軸方向と直交するように設けられ、ケース310内に導入された排気ガスが直接ガス導出管312へ抜けないようになっている。
整流用フィン344は捕集体343に複数枚立設されて、捕集体343の凹面343a方向に排気ガス流れを形成するようになっている。各整流用フィン344は、例えばC字状に形成されて、C字状の開口部が凹面343a上に取り付けられ、C字状の閉塞部がガス導入口313の方向を向くようになっている。複数枚の整流用フィン344は、ヒートパイプブロック342の長手方向に所定間隔を隔ててヒートパイプブロック342の軸周りに配列させるようにしてもよい。あるいは複数枚の整流フィン344のC字の軸方向がヒートパイプブロック342の軸方向と平行になるようにヒートパイプブロック342に沿って配列させるようにしてもよい。
上述したような排気トラップの構成において、ガス導入管311よりケース310内に導入された排気ガスは、整流用フィン344間に沿って捕集体343に向かって進入する。排気ガスは、整流用フィン344の整流によって速度を落としながら、ヒートパイプ345によって冷却された捕集体343及びヒートパイプブロック342周辺の領域に進入し、排気ガスが捕集体343の凹面343aやヒートパイプブロック342に衝突した際に、これらの上に反応生成物等が析出して捕捉される。上記捕捉により反応生成物等が取り除かれたガスは、邪魔板346によりガス導出管312への流れは阻まれ、一旦蓋体331側に流れるようにする。そのために整流用フィン344を中空のC字状としている。そして、蓋体331の裏面に回り込んでから、捕集体343背面とケース310内面との間の流路に沿って矢印に示すように流れ、ガス導出管312からケース310外へ排出される。
この際、ガス導入管311及びケース310は冷却されておらず、排気ガスは高温で流速も高いので、ガス導入管311のガス導入口313、及び整流用フィン344間の入口に反応生成物等による閉塞は発生しない。また、凹面343aの深さ分、ガス導入管311のガス導入口313までの距離が長くなっており、また、整流用フィン344の整流によって排気ガスの速度が落ちているので、排気ガスのガス導入口313への反射量は大幅に減少する。このため、ガス導入管311のガス導入口313に反応生成物等が付着することは殆どない。
上述した第1の実施の形態によれば、冷却部にヒートパイプを用いたので、メンテナンスを行うために排気トラップを解体する際、従来のように冷却配管と冷却管との接続を切り離す作業を行う必要がなく、排気トラップの交換が簡単で、メンテナンス性が確実に向上する。
また、冷却部にヒートパイプを用いることにより、冷却管を用いた場合と比較して熱交換効率が向上し、反応生成物の捕捉効率を確実に向上することができ、満足のいく反応生成物等の捕集を行うことができる。特に、ヒートパイプを銅製とすると一層効果的である。
また、冷却水等を流す冷却管による熱伝導に比べて、より大きな熱輸送性能が得られるヒートパイプを用いると、エネルギー消費効率が向上し、環境に優しい装置を実現できる。
また、排気トラップの取付時は、従来のように冷却管に冷却水を流して冷却するものと異なり、工場設備から冷却配管を複雑な経路で引き回したり、外部から冷却配管を排気トラップに接続したりする必要がないので、装置をコンパクトに構成できる。また、冷却水導入/導出用に冷却管を少なくとも2本必要とする従来の排気トラップと異なり、本実施の形態のようにヒートパイプを用いると、ヒートパイプは1本で足りるでの、排気トラップをコンパクトに構成できる。
また、特に、ヒートパイプを除いた排気トラップの構成部品の一部をアルミニウムまたはアルミ含有材で構成すると、排気トラップの軽量化を図ることができるので、メンテナンスの作業性をより一層改善できる。また、アルミニウムまたはアルミ含有材で構成された排気トラップにフッ化処理すれば、耐腐食性を向上できる。
ここで、アルミニウムまたはアルミ含有材で構成する排気トラップの構成部品としては、ヒートパイプブロック、又は/及び蓋体、又は/及び捕集体とすることができる。
また、ヒートパイプを蓋体の外側から蓋体の内側のヒートパイプブロック内に挿入して、ヒートパイプが排気トラップ内の排気ガスに直接触れないようになっているので、ヒートパイプの腐食や破損を低減することができる。したがって、メンテナンス周期も改善できる。
なお上述した実施の形態で例示したヒートパイプ及びヒートパイプブロックはそれぞれ1本としたが、これらを複数本とすることも可能である。これらの本数を増やすことにより反応生成物等の捕捉効率をより確実に向上できる。
《第2の実施の形態》
図2に示す第2の実施の形態は、基本的には実施の態様1と構成は同じである。第1の実施の形態と異なる点は、ヒートパイプ345の放熱側、すなわち蓋体331の外側の排気トラップ300より外側にあるヒートパイプ345の放熱側に、放熱フィン347を設けた点である。
具体的には、ヒートパイプ345の蓋体331の外側に放熱フィン347を多数枚挿着して放熱部を形成し、ヒートパイプ345をヒートパイプブロック342に挿着して吸熱部を形成する。放熱フィン347は例えば平板形のフィンをヒートパイプ345の軸方向と直交するように挿着する。このように放熱フィン347をヒートパイプ345に設けると、吸熱部で吸熱された熱が放熱部より放熱フィン347を伝導して外気中に放射されるので、よりいっそう放熱を促進でき、捕集体を十分に温度低下させることができる。したがって、排気トラップの熱交換効率が更に向上し、これにより反応生成物等の捕捉効率を確実に向上することができる。
《第3の実施の形態》
図3は、第2の実施の形態を改善した第3の実施の形態を示す。第3の実施の形態が第2の実施の形態と異なる点は、さらに送風体として送風ファン348を設け、放熱フィン347を設けたヒートパイプ345に送風するようにした点である。なおM、放熱フィン347を設けていない第1の実施の形態のヒートパイプ345に送風するようにしてもよい。これらにより、ヒートパイプ345の放熱効果を一層促進することができ、捕捉効率をより確実に向上できる。
《第4の実施の形態》
図4は、第3の実施の形態を改善した第4の実施の形態を示す。第4の実施の形態は第3の実施形態と次に挙げる一つまたはそれ以上の点で異なる。
第1に異なる点は、蓋体331側の放熱フィン347が送風ファン348側に向けて傾斜するように設けられている点である。すなわち、蓋体331と反対側の放熱フィン34
7aは蓋体331面に平行に配置させているが、蓋体331近傍の放熱フィン347bを、風流れの上流側から下流側に向かうに従い蓋体331側に接近するように傾斜させている点である。放熱フィン347bを傾斜させることにより送風ファン348からの風が蓋体331に当りやすくなる。そのため、蓋体331の温度を低減させ、蓋体331の内側にも反応生成物等を付着させることができ、反応生成物の捕捉効率をより確実に向上できる。
また、蓋体331のみならず蓋体331に設けられている取手332の温度も低減できるので、排気トラップ300のメンテナンスの際、高温の蓋体331や取手332を取扱う場合に比べてこれらの取扱いが容易になる。
また、第2に異なる点は、蓋体331外側に、送風ファン348、ヒートパイプ345の蓋体より外側部分、および放熱フィン347を収納するカバー349をさらに備えている点である。一般に、排気トラップ300は、処理炉を納める筐体400内に設けられることが多い。したがって、送風ファン348を設けると、処理炉が設置されているクリーンルーム内のエアの流れを乱すことになるから、送風ファン348を覆うカバー349を設けることが好ましい。
また、第3に異なる点は、カバー349に、送風ファン348から送風されるエア流れに対し、放熱フィン347の下流側に方向性を持たせる排気口351を設けている点である。このカバー349の中に、放熱フィン347と送風ファン348を収納すると、さらにカバー349内の送風ファン348の冷却効果を向上でき、放熱フィン347惹いてはヒートパイプ345、排気トラップ300内部の捕集体343及び、蓋体331の冷却効率を上げることができる。
また、第4に異なる点は、上記排気口351に排気ダクト350が接続されている点である。排気口351に排気ダクト350を設ければ、クリーンルーム外にエアを導くことができるので、クリーンルーム内のエアの流れを乱すことがない。
《第5の実施の形態》
第5の実施の形態は、ケースの外周面にヒータを設けた点である。排気トラップを構成するケースには、排気管がクランプで連結されるため、ケースを排気管から取り外すのに手間がかかる。したがって、ケースの洗浄や交換頻度を少なくするために、ケース内面に反応生成物が付着しないようにするのが好ましい。そのために、本例では、ケースの外周面にヒータを設けている。ヒータによりケースの外周面を加熱すると、蓋体、捕集体、ヒートパイプブロックのみが冷却されることになり、これらの部分に反応生成物等を集中的に捕集させることができ、ケース内面への反応生成物等の付着を有効に防止できる。これによりメンテナンス周期を改善できる。
本発明の好ましい態様を付記する。
基板を処理する処理室と、前記処理室に処理ガスを供給するガス供給管と、前記処理室から処理済みガスを排出する第1の排気管と、前記第1の排気管から導入される処理済みガスに含まれる成分を除去する排気トラップと、前記排気トラップから処理済みガス中の成分を除去したガスを排気する第2の排気管とを備えた基板処理装置において、前記排気トラップを、少なくともケースと、蓋体と、前記基板処理済みガスに含まれる成分を捕集する捕集体と、前記蓋体に設けられ前記捕集体を支持する中空支持体と、前記蓋体外側から前記蓋体を貫通し前記中空支持体内に一部を配置するヒートパイプとで構成することで、メンテナンス性及び反応生成物の捕捉効率を確実に向上することができる。
また、基板を処理する処理室と、前記処理室に処理ガスを供給するガス供給管ラインと、前記処理室からの排気ガスを排気するガス排気ラインとを備える基板処理装置の前記排
気ガスに含まれる成分を除去するために該ガス排気ラインの途中に設けられる排気トラップであって、少なくともケースと、蓋体と、前記基板処理済みガスに含まれる成分を捕集する捕集体と、前記蓋体に設けられ前記捕集体を支持する中空支持体と、前記蓋体外側から前記蓋体を貫通し前記中空支持体内に至るように配置されるヒートパイプとで構成される排気トラップとすることで、メンテナンス性及び反応生成物の捕捉効率を確実に向上することができる。
また、前記基板処理装置や前記排気トラップにおいて、前記ヒートパイプ及び前記中空支持体を複数設けるのが好ましい。これらを複数設けることで、反応生成物の捕捉効率をより確実に向上することができる。
また、前記ヒートパイプは少なくとも前記蓋体外側から前記排気トラップのガス導入口側に対向する位置まで延在して設けられているのが好ましい。ヒートパイプを延在して設けることで、反応生成物の捕捉効率をより確実に向上することができる。
また、前記基板処理装置や前記排気トラップにおいて、前記ヒートパイプは、少なくとも前記中空支持体側を吸熱用、前記蓋体外側を放熱用として形成されているのが好ましい。中空支持体側を吸熱用、蓋体外側を放熱用としてヒートパイプが形成されていることで、反応生成物の捕捉効率をより確実に向上することができる。
また、前記基板処理装置や前記排気トラップにおいて、前記蓋体外側にある前記ヒートパイプには、放熱フィンが設けられているのが好ましい。放熱フィンが設けられていることで、反応生成物の捕捉効率をより確実に向上することができる。
また、前記基板処理装置や前記排気トラップにおいて、前記蓋体外側にあるヒートパイプ又は/及び放熱フィンに向けて送風する送風体が設けられているのが好ましい。送風体を設けることで、反応生成物の捕捉効率をより確実に向上することができる。
また、前記蓋体外側にある前記ヒートパイプには、放熱フィンが複数設けられており、少なくとも前記蓋体側の放熱フィンのうち少なくとも一部を、風流れの上流側から下流側に向かうに従い蓋体側に接近するように傾斜させるのが好ましい。放熱フィンの一部が傾斜していることで、反応生成物の捕捉効率をより確実に向上することができる。
また、前記基板処理装置や前記排気トラップにおいて、前記ヒートパイプは、少なくとも一部が銅材で形成されているのが好ましい。ヒートパイプが銅材で形成されていることで、反応生成物の捕捉効率をより確実に向上することができる。
また、前記基板処理装置や前記排気トラップにおいて、前記中空支持体、または前記中空支持体及び蓋体、または前記捕集体が少なくともアルミ含有材で形成されているのが好ましい。これらがアルミ含有材で形成されることで、排気トラップを軽量化することができると共に、熱交換効率を向上して反応生成物の捕捉効率をより確実に向上することができる。好ましくは、アルミ含有材で形成される中空支持体はフッ化処理などの腐食対策を施すとよい。
また、前記基板処理装置や前記排気トラップにおいて、少なくとも前記ケースの外周にヒータを設けているのが好ましい。ヒータを設けてケースを加熱することにより、ケース内面への反応生成物の付着を防止できる。
また、前記基板処理装置や前記排気トラップにおいて、前記蓋体外側に少なくとも前記送風体及び前記ヒートパイプの一部および前記フィンを収納するカバーをさらに備えたり、前記カバーには前記送風体から送風される雰囲気に対しヒートパイプの下流側に排気口を設けたり、前記排気口には排気ダクトを接続したりするのが好ましい。これらカバーや
排気口を備えたり、排気ダクトを接続したりすることで、反応生成物の捕捉効率をより確実に向上することができる。
また、上述した成膜プロセスを用いた基板処理方法として、処理ガスを処理室に供給しながら該処理室から排気ガスをガス排気ラインに排気して処理室内に収容されている基板を処理する基板処理工程と、少なくとも基板処理工程中、前記ガス排気ラインの途中に設けられる少なくともケースと、蓋体と、前記基板処理済みガスに含まれる成分を捕集する捕集体と、前記蓋体に設けられ前記捕集体を支持するヒートパイプブロックと、前記蓋体外側から前記蓋体を貫通し前記ヒートパイプブロック内に至るように配置されるヒートパイプとで構成される排気トラップを前記排気ガスが通過し、前記排気ガスに含まれる成分を除去する工程とを具備する基板処理方法が提供される。
上述した排気トラップ300の実施例を図7に示す。図7(a)は排気トラップ300の軸方向に沿った断面図、図7(b)は冷却部330の斜視図である。
本実施例は、冷却部330が2本のヒートパイプブロック342、及び2本のヒートパイプ345を備え、ヒートパイプ345には銅製のヒートパイプを用い、冷却部330にはアルミ製の冷却部を用いた。また、ヒートパイプ345の放熱部に放熱フィン347を設け、この放熱フィン347に風を送る送風ファン348を設けている。そして、ケース310にケース用ヒータ360を設けたものである。
以下、図7を用いて実施例を説明する。
図7(b)に示す冷却部330はアルミニウムで構成される。冷却部330を構成する円板形の蓋体331の内側面に、2本の円柱状のヒートパイプブロック342が溶接される。2本のヒートパイプブロック342は平行で、蓋体331の内側面に対して垂下するように溶接される。捕集体343は、この2本のヒートパイプブロック342にブラケット361によって取り付けられている。捕集体343は略矩形状のガス受板343bと、蓋体331側と反対側になるガス受板343bの一端部にガス受板面に対して直角方向に取り付けられた略半円形の邪魔板346とを備える。ガス受板343bの中央部に凹面343aが設けられており、その凹面343aに沿って複数枚のC字状の整流用フィン344が所定間隔を開けて配列されている。
図7(c)に示すように、冷却部330をケース310に挿着した排気トラップ300は、円筒状のケース310の外周にケース用ヒータ360が取り付けられている。このケース用ヒータ360は、例えば、シリコンラバーヒータやリボンヒータ等の面状ヒータからなり、ケース310の外周面とガス導入管311のケース側曲管部311bまでが加熱範囲となるようにケース310に巻き付けられている。従って、ケース310の内壁面及びガス導入口は、ケース用ヒータ360により加熱され、所定の温度に保温されているため、冷却により反応生成物が付着してしまうことはない。
このケース310の軸方向の一端部には、複数の爪クランプ362が設けられる。この爪クランプ362で蓋体331を締め付けることにより冷却部330をケース310に取り付ける。爪クランプ362を蓋体331から取り外すことのより冷却部330をケース310から取り出すことが可能となる。
2本のヒートパイプ345が蓋体331の外側からケース310内に挿入される。挿入されたヒートパイプ345は、その吸熱部が2本のヒートパイプブロック342内にそれぞれ挿着されるようケース310内に配置される。2本のヒートパイプ345は、その放熱部が蓋体331の外側に配置される。2本のヒートパイプ345の各放熱部には複数枚の放熱フィン347が挿着されている。蓋体331の外側に送風ファン348が設けられ
、放熱フィン347を挿着したヒートパイプ345の放熱部を冷却するようになっている。
上述した実施例によれば、メンテナンス性及び反応生成物等の捕捉効率が確実に向上した。
ここで、上述した実施例の排気トラップで回収される反応生成物等は次の通りである。
例えば、基板処理ガスとして、SiHClとNHとの混合ガスを用い、ウエハの表面にCVD処理によりSi膜を成膜する場合には、処理室201内で下式(1)の反応が生じ、ウエハの表面には反応生成物であり成膜成分であるSi(窒化珪素)が堆積する。
反応により発生したHClは、下式(2)の二次反応によって、NH(アンモニウム)と結合してNHCl(塩化アンモニウム)となり、これが他の反応成分と共に反応生物等として排気管231を通じて排気トラップ300へと供給される。
3SiHCl+4NH→Si+6HCl+6H…(1)
NH+HCl→NHCl…(2)
排気トラップ300は、反応によって発生した一次成分、一次成分同士の副反応による反応生成物及び反応に関して余剰な未反応成分(反応生成物等)を基板処理済みガスから回収する。
本発明の半導体デバイス製造装置に備えられる排気トラップの第1の実施の形態を示す斜視断面図である。 本発明の半導体デバイス製造装置に備えられる排気トラップの第2の実施の形態を示す斜視断面図である。 本発明の半導体デバイス製造装置に備えられる排気トラップの第3の実施の形態を示す斜視断面図である。 本発明の半導体デバイス製造装置に備えられる排気トラップの第4の実施の形態を示す斜視断面図である。 本発明の半導体デバイス製造装置の実施の形態を示す減圧CVD処理炉の縦断面図である。 本発明の実施の形態における半導体デバイス製造装置の解説図である。 本発明の排気トラップの実施例を示し、(a)は全体断面図、(b)は冷却部の斜視図である。 従来例の排気トラップを示し、(a)は全体断面図、(b)は冷却部の斜視図である。
符号の説明
310 ケース
331 蓋体
343 捕集体
342 ヒートパイプブロック(中空支持体)
345 ヒートパイプ
300 排気トラップ

Claims (2)

  1. 基板を処理する処理室と、
    前記処理室に処理ガスを供給するガス供給管ラインと、
    前記処理室からの排気ガスを排気するガス排気ラインと、
    前記ガス排気ラインの途中に設けられ、前記排気ガスに含まれる成分を除去する排気トラップとを備え、
    前記排気トラップは、少なくとも
    前記排気ラインに装着されるケースと、該ケース開口部を閉塞する蓋体と、前記排気ガスに含まれる成分を捕集する捕集体と、前記蓋体に設けられ前記捕集体を支持する中空支持体と、前記蓋体外側から前記蓋体を貫通し前記中空支持体内に至るように配置されるヒートパイプとで構成される
    ことを特徴とする基板処理装置。
  2. 処理ガスを処理室に供給しながら該処理室から排気ガスをガス排気ラインに排気して処理室内に収容されている基板を処理する基板処理工程と、
    少なくとも前記基板処理工程中、前記ガス排気ラインの途中に設けられる排気トラップであって、少なくとも前記排気ラインに装着されるケースと、該ケース開口部を閉塞する蓋体と、前記排気ガスに含まれる成分を捕集する捕集体と、前記蓋体に設けられ前記捕集体を支持する中空支持体と、前記蓋体外側から前記蓋体を貫通し前記中空支持体内に至るように配置されるヒートパイプとで構成される排気トラップで、前記排気ガスを通過させて前記排気ガスに含まれる成分を除去する工程と
    を有することを特徴とする基板処理方法。

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