JP2009040065A - カートリッジの再製造方法およびカートリッジ - Google Patents
カートリッジの再製造方法およびカートリッジ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009040065A JP2009040065A JP2008302697A JP2008302697A JP2009040065A JP 2009040065 A JP2009040065 A JP 2009040065A JP 2008302697 A JP2008302697 A JP 2008302697A JP 2008302697 A JP2008302697 A JP 2008302697A JP 2009040065 A JP2009040065 A JP 2009040065A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- cartridge
- liquid
- remaining
- refilling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 76
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims abstract description 258
- 238000000605 extraction Methods 0.000 claims abstract description 38
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 75
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 75
- 238000003860 storage Methods 0.000 claims description 28
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 16
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 claims description 11
- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 2
- 239000000976 ink Substances 0.000 description 549
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 71
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 60
- 238000004064 recycling Methods 0.000 description 25
- 239000012528 membrane Substances 0.000 description 12
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 12
- 230000006837 decompression Effects 0.000 description 11
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 10
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 7
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 7
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 7
- 239000000463 material Substances 0.000 description 6
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 6
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 5
- 238000011161 development Methods 0.000 description 4
- 230000018109 developmental process Effects 0.000 description 4
- 230000007613 environmental effect Effects 0.000 description 4
- 238000001704 evaporation Methods 0.000 description 4
- 238000007639 printing Methods 0.000 description 4
- 230000008929 regeneration Effects 0.000 description 4
- 238000011069 regeneration method Methods 0.000 description 4
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 4
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 3
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000008020 evaporation Effects 0.000 description 3
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 3
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 3
- 238000000018 DNA microarray Methods 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 2
- 238000004040 coloring Methods 0.000 description 2
- 238000013461 design Methods 0.000 description 2
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 description 2
- 239000006260 foam Substances 0.000 description 2
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 2
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 2
- 238000005303 weighing Methods 0.000 description 2
- 230000002745 absorbent Effects 0.000 description 1
- 239000002250 absorbent Substances 0.000 description 1
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 1
- 238000011109 contamination Methods 0.000 description 1
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 1
- 238000007872 degassing Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 1
- 239000000806 elastomer Substances 0.000 description 1
- 239000007772 electrode material Substances 0.000 description 1
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 1
- 239000003292 glue Substances 0.000 description 1
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 1
- 229910001338 liquidmetal Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 1
- 238000012858 packaging process Methods 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 230000000754 repressing effect Effects 0.000 description 1
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 1
- 230000011218 segmentation Effects 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
- 230000037303 wrinkles Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
Abstract
【課題】液体噴射装置における使用後のカートリッジに対して液体を効果的に再充填するカートリッジの液体再充填方法および液体再充填装置を提供する。
【解決手段】本発明のカートリッジの液体再充填方法は、液体噴射装置における使用後のカートリッジ1に対してインクを再充填する液体再充填方法であって、使用後のカートリッジ1内に残存したインクを抜き取るインク抜取工程と、インク抜取工程でインクを抜き取った後にカートリッジ1内に残留するインクの残量が、未使用のカートリッジに充填されるインクの全量に対して所定割合以下であるか否かを確認する残量確認工程と、残量確認工程でインクの残量が所定割合以下であることを確認したカートリッジに対してインクを注入するインク注入工程とを備える。
【選択図】図1
【解決手段】本発明のカートリッジの液体再充填方法は、液体噴射装置における使用後のカートリッジ1に対してインクを再充填する液体再充填方法であって、使用後のカートリッジ1内に残存したインクを抜き取るインク抜取工程と、インク抜取工程でインクを抜き取った後にカートリッジ1内に残留するインクの残量が、未使用のカートリッジに充填されるインクの全量に対して所定割合以下であるか否かを確認する残量確認工程と、残量確認工程でインクの残量が所定割合以下であることを確認したカートリッジに対してインクを注入するインク注入工程とを備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、ノズル開口から液滴を噴射する液体噴射ヘッドを有するプリンタ,ディスプ
レー製造装置,電極形成装置、あるいはバイオチップ製造装置等の液体噴射装置における
使用後のカートリッジに対して液体を再充填するカートリッジの液体再充填方法および液
体再充填装置に関するものである。
レー製造装置,電極形成装置、あるいはバイオチップ製造装置等の液体噴射装置における
使用後のカートリッジに対して液体を再充填するカートリッジの液体再充填方法および液
体再充填装置に関するものである。
液体をノズル開口から噴射する液体噴射ヘッドを有する液体噴射装置は、種々な液体を
対象にしたものが知られているが、そのなかでも代表的なものとして、インクジェット式
記録装置に装着される記録ヘッドをあげることができる。そこで、上記インクジェット式
記録装置を例にとって説明する。
対象にしたものが知られているが、そのなかでも代表的なものとして、インクジェット式
記録装置に装着される記録ヘッドをあげることができる。そこで、上記インクジェット式
記録装置を例にとって説明する。
インクジェット式記録装置では、インク等の液体を吐出して文字や図形等の画像を記録
する液体噴射ヘッドと液体噴射ヘッドに供給するインク等の液体を収容保持するカートリ
ッジとを備えており、通常、カートリッジは交換可能とするために着脱自在な構造になっ
ている。カートリッジ内の液体が使用され空になって印字記録ができなくなると、その空
になった使用後カートリッジを、新品のインクが入った新しいカートリッジと交換するこ
とによって印字記録を再開することができる。
する液体噴射ヘッドと液体噴射ヘッドに供給するインク等の液体を収容保持するカートリ
ッジとを備えており、通常、カートリッジは交換可能とするために着脱自在な構造になっ
ている。カートリッジ内の液体が使用され空になって印字記録ができなくなると、その空
になった使用後カートリッジを、新品のインクが入った新しいカートリッジと交換するこ
とによって印字記録を再開することができる。
近年、上記使用後カートリッジを一度の使用で廃棄することは廃棄物の増加や環境負荷
等の問題により好ましいことではないため、使用後カートリッジにインクを再び注入して
、その使用後カートリッジを再利用する試みがなされている。
等の問題により好ましいことではないため、使用後カートリッジにインクを再び注入して
、その使用後カートリッジを再利用する試みがなされている。
上記のような使用後カートリッジを再利用するために、インク袋に残留しているインク
を排出し、インク袋に規定量のインクを注入するインクジェット式記録装置用インクカー
トリッジの再充填方法が提案されている(例えば、下記の特許文献1参照)。この特許文
献1に示す方法は、減圧室内で押圧板によりインク袋を押圧し、インク袋に残留している
インクを排出してからインク袋に規定量のインクを注入するようにしている。
を排出し、インク袋に規定量のインクを注入するインクジェット式記録装置用インクカー
トリッジの再充填方法が提案されている(例えば、下記の特許文献1参照)。この特許文
献1に示す方法は、減圧室内で押圧板によりインク袋を押圧し、インク袋に残留している
インクを排出してからインク袋に規定量のインクを注入するようにしている。
また、空になったカートリッジにインクを補充するインク補充方法が提案されている(
例えば、下記の特許文献2参照)。この特許文献2に示す方法は、吸引手段によりインク
タンク内を吸引しながら補充手段によるインクの補充を行うようにしている。
特開平10−193635号公報
特開平11−207990号公報
例えば、下記の特許文献2参照)。この特許文献2に示す方法は、吸引手段によりインク
タンク内を吸引しながら補充手段によるインクの補充を行うようにしている。
しかしながら、上記特許文献1に示す方法では、減圧室内で押圧板によりインク袋を押
圧しインク袋に残留しているインクを排出してから、インク袋に規定量のインクを注入す
るようにしている。このため、インク袋でなく、一定形状を有するハードケース容器のカ
ートリッジ等には適用することができない。また、減圧室内に昇降可能な押圧板を配置し
た装置によりインク袋からインクを排出するため、複雑な装置が必要になるとともに、工
程も複雑化するため、リサイクルコスト等が高くなるという問題がある。
圧しインク袋に残留しているインクを排出してから、インク袋に規定量のインクを注入す
るようにしている。このため、インク袋でなく、一定形状を有するハードケース容器のカ
ートリッジ等には適用することができない。また、減圧室内に昇降可能な押圧板を配置し
た装置によりインク袋からインクを排出するため、複雑な装置が必要になるとともに、工
程も複雑化するため、リサイクルコスト等が高くなるという問題がある。
また、上記特許文献2に示すような方法では、カートリッジ(インクタンク)内のイン
クを吸引しながらインクの補充を行うようにしているため、上記カートリッジ内に脱気度
が低下したり、乾燥によって粘度が上昇したりした品質劣化インクが多く残って補充した
インクと混じったり、補充したインクに多くの気泡が含まれたりしてしまい、再利用時の
インク品質が十分確保できない可能性が高いという問題がある。反対に、残インクを十分
に排出しようとすると、補充されたインクまで残インクと混ざり合って吸引されてしまう
可能性もあり、インクの歩留まりが低下してしまう。このため、再生カートリッジのイン
ク品質とインク歩留まりとの双方を確保するのが困難で、満足のいくリサイクル方法では
なかった。さらに、プリンタ等にインクを供給する供給口からインクを注入するうえ、イ
ンクがカートリッジ内のインク保持部材に保持されていることから、吸引時や注入時のイ
ンクの流れが使用時のインクの流れと逆方向となり、インクが泡立ってカートリッジ内に
気泡として残ってしまい、再使用時に噴射ヘッドの噴射不良を引き起こす原因となる可能
性があった。
クを吸引しながらインクの補充を行うようにしているため、上記カートリッジ内に脱気度
が低下したり、乾燥によって粘度が上昇したりした品質劣化インクが多く残って補充した
インクと混じったり、補充したインクに多くの気泡が含まれたりしてしまい、再利用時の
インク品質が十分確保できない可能性が高いという問題がある。反対に、残インクを十分
に排出しようとすると、補充されたインクまで残インクと混ざり合って吸引されてしまう
可能性もあり、インクの歩留まりが低下してしまう。このため、再生カートリッジのイン
ク品質とインク歩留まりとの双方を確保するのが困難で、満足のいくリサイクル方法では
なかった。さらに、プリンタ等にインクを供給する供給口からインクを注入するうえ、イ
ンクがカートリッジ内のインク保持部材に保持されていることから、吸引時や注入時のイ
ンクの流れが使用時のインクの流れと逆方向となり、インクが泡立ってカートリッジ内に
気泡として残ってしまい、再使用時に噴射ヘッドの噴射不良を引き起こす原因となる可能
性があった。
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、液体噴射装置における使用後のカー
トリッジに対して液体を効果的に再充填するカートリッジの液体再充填方法および液体再
充填装置の提供を目的とする。
トリッジに対して液体を効果的に再充填するカートリッジの液体再充填方法および液体再
充填装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のカートリッジの液体再充填方法は、液体噴射装置に
おける使用後のカートリッジに対して液体を再充填する液体再充填方法であって、上記使
用後のカートリッジ内に残存した液体を抜き取る液体抜取工程と、上記液体抜取工程で液
体を抜き取った後にカートリッジ内に残留する液体の残量が、未使用のカートリッジに充
填される液体の全量に対して所定割合以下であるか否かを確認する残量確認工程と、上記
残量確認工程で液体の残量が所定割合以下であることを確認したカートリッジに対して液
体を注入する液体注入工程とを備えたことを要旨とする。
おける使用後のカートリッジに対して液体を再充填する液体再充填方法であって、上記使
用後のカートリッジ内に残存した液体を抜き取る液体抜取工程と、上記液体抜取工程で液
体を抜き取った後にカートリッジ内に残留する液体の残量が、未使用のカートリッジに充
填される液体の全量に対して所定割合以下であるか否かを確認する残量確認工程と、上記
残量確認工程で液体の残量が所定割合以下であることを確認したカートリッジに対して液
体を注入する液体注入工程とを備えたことを要旨とする。
また、上記目的を達成するため、本発明のカートリッジの液体再充填装置は、液体噴射
装置における使用後のカートリッジに対して液体を再充填する液体再充填装置であって、
上記使用後のカートリッジ内に残存した液体を抜き取る液体抜取手段と、上記液体抜取手
段で液体を抜き取った後にカートリッジ内に残留する液体の残量が所定割合以下であるか
否かを計量する計量手段と、上記計量手段で計量した液体の残量が、未使用のカートリッ
ジに充填される液体の全量に対して所定割合以下であるカートリッジに対して液体を注入
する液体注入手段とを備えたことを要旨とする。
装置における使用後のカートリッジに対して液体を再充填する液体再充填装置であって、
上記使用後のカートリッジ内に残存した液体を抜き取る液体抜取手段と、上記液体抜取手
段で液体を抜き取った後にカートリッジ内に残留する液体の残量が所定割合以下であるか
否かを計量する計量手段と、上記計量手段で計量した液体の残量が、未使用のカートリッ
ジに充填される液体の全量に対して所定割合以下であるカートリッジに対して液体を注入
する液体注入手段とを備えたことを要旨とする。
すなわち、本発明のカートリッジの液体再充填方法によれば、上記使用後のカートリッ
ジ内に残存した液体を抜き取る。そして、抜き取った後にカートリッジ内に残留する液体
の残量が、未使用のカートリッジに充填される液体の全量に対して所定割合以下であるか
否かを確認し、液体の残量が所定割合以下であることを確認したカートリッジに対して液
体を注入する。
ジ内に残存した液体を抜き取る。そして、抜き取った後にカートリッジ内に残留する液体
の残量が、未使用のカートリッジに充填される液体の全量に対して所定割合以下であるか
否かを確認し、液体の残量が所定割合以下であることを確認したカートリッジに対して液
体を注入する。
したがって、液体の残量が所定割合以下であることを確認したカートリッジに対して液
体を注入することにより、カートリッジ内に充填された液体に対し、上記カートリッジ内
に残存した脱気度が低下したり乾燥による粘度が上昇して品質劣化したりした液体の影響
をほとんど無視できるレベルまで液体の品質を確保することができる。そして、残った液
体を十分に排出しながら補充される液体の歩留まりを確保でき、再生カートリッジの液体
品質と液体歩留まりとの双方を確保できる。また、カートリッジの外部から外圧を加える
必要もないため、ハードケースタイプのカートリッジにも適用することができる。このよ
うに、簡単な工程で使用後のカートリッジを効果的にリサイクルできるため、リサイクル
コストがあまりかからず、質の良い使用後カートリッジをユーザに対して提供することが
できる。そして、一度使ったカートリッジに液体を注入することで、カートリッジを再利
用することができ、廃棄物削減による環境負荷の低減、部品の再利用によるコストダウン
が図れ、ユーザに安価なカートリッジを提供できるのである。
体を注入することにより、カートリッジ内に充填された液体に対し、上記カートリッジ内
に残存した脱気度が低下したり乾燥による粘度が上昇して品質劣化したりした液体の影響
をほとんど無視できるレベルまで液体の品質を確保することができる。そして、残った液
体を十分に排出しながら補充される液体の歩留まりを確保でき、再生カートリッジの液体
品質と液体歩留まりとの双方を確保できる。また、カートリッジの外部から外圧を加える
必要もないため、ハードケースタイプのカートリッジにも適用することができる。このよ
うに、簡単な工程で使用後のカートリッジを効果的にリサイクルできるため、リサイクル
コストがあまりかからず、質の良い使用後カートリッジをユーザに対して提供することが
できる。そして、一度使ったカートリッジに液体を注入することで、カートリッジを再利
用することができ、廃棄物削減による環境負荷の低減、部品の再利用によるコストダウン
が図れ、ユーザに安価なカートリッジを提供できるのである。
本発明のカートリッジの液体再充填方法において、上記残量確認工程における所定割合
は6容積%である場合には、上記カートリッジ内に残存した品質劣化した液体の影響を確
実に無視できるレベルまで液体の品質を確保することができ、使用後のカートリッジ内の
液体を補充した液体に確実に置き換えてリフレッシュすることができる。そして、残った
液体を十分に排出しながら補充する液体の歩留まりを確保でき、再生カートリッジの液体
品質と液体歩留まりとの双方を確保できる。
は6容積%である場合には、上記カートリッジ内に残存した品質劣化した液体の影響を確
実に無視できるレベルまで液体の品質を確保することができ、使用後のカートリッジ内の
液体を補充した液体に確実に置き換えてリフレッシュすることができる。そして、残った
液体を十分に排出しながら補充する液体の歩留まりを確保でき、再生カートリッジの液体
品質と液体歩留まりとの双方を確保できる。
本発明のカートリッジの液体再充填方法において、上記液体抜取工程において、上記カ
ートリッジ内に残存した液体を抜き取る際に、カートリッジ内部の表面積に応じた所定量
の液体をカートリッジ内に残し、上記液体注入工程において、所定量の液体を残したカー
トリッジ内に液体を注入する場合には、カートリッジ内部の表面積に応じた所定量の液体
を残すことで、液体の入り難い部分(例えば液体の流路が狭い部分)や、液体の濡れの悪
い部分への液体の流動性を改善し、補充される液体の充填性を向上させるとともに、気泡
の残存を抑制することができる。このとき、カートリッジ内部の表面積が大きい場合には
液体を多く残し、小さい場合には液体を少なく残すことで上記機能が有効に機能する。
ートリッジ内に残存した液体を抜き取る際に、カートリッジ内部の表面積に応じた所定量
の液体をカートリッジ内に残し、上記液体注入工程において、所定量の液体を残したカー
トリッジ内に液体を注入する場合には、カートリッジ内部の表面積に応じた所定量の液体
を残すことで、液体の入り難い部分(例えば液体の流路が狭い部分)や、液体の濡れの悪
い部分への液体の流動性を改善し、補充される液体の充填性を向上させるとともに、気泡
の残存を抑制することができる。このとき、カートリッジ内部の表面積が大きい場合には
液体を多く残し、小さい場合には液体を少なく残すことで上記機能が有効に機能する。
本発明のカートリッジの液体再充填方法において、上記カートリッジは、カートリッジ
が液体噴射装置に対して液体を供給する液体供給口に対する液体の供給圧力を制御する圧
力制御弁を有し、当該圧力制御弁の圧力制御により内部に液体を保持するタイプのカート
リッジである場合には、カートリッジ内の液体貯留室内に液体を保持する吸収材等が存在
しないため、液体の抜き取りや注入の際のカートリッジ内で液体の移動がスムーズで、液
体の再充填を容易に行うことができ、本発明の効果が顕著であり効果的である。
が液体噴射装置に対して液体を供給する液体供給口に対する液体の供給圧力を制御する圧
力制御弁を有し、当該圧力制御弁の圧力制御により内部に液体を保持するタイプのカート
リッジである場合には、カートリッジ内の液体貯留室内に液体を保持する吸収材等が存在
しないため、液体の抜き取りや注入の際のカートリッジ内で液体の移動がスムーズで、液
体の再充填を容易に行うことができ、本発明の効果が顕著であり効果的である。
本発明のカートリッジの液体再充填方法において、上記液体抜取工程において、上記使
用後のカートリッジ内に残存した液体を上記カートリッジが上記液体噴射装置に対して液
体を供給する液体供給口から抜き取る場合には、液体噴射装置に液体を供給する液体供給
口から上記カートリッジ内に残存した液体を抜き取るため、抜き取り時の液体の流れがカ
ートリッジの使用時と同じになり、無理なくスムーズに抜き取りが行える。また、液体噴
射装置側の装置と同じ構造の抜取治具を用いることができ、部品が共通化できて装置のコ
ストを低減し、カートリッジの使用時と同様にスムーズに液体を抜き取ることができる。
用後のカートリッジ内に残存した液体を上記カートリッジが上記液体噴射装置に対して液
体を供給する液体供給口から抜き取る場合には、液体噴射装置に液体を供給する液体供給
口から上記カートリッジ内に残存した液体を抜き取るため、抜き取り時の液体の流れがカ
ートリッジの使用時と同じになり、無理なくスムーズに抜き取りが行える。また、液体噴
射装置側の装置と同じ構造の抜取治具を用いることができ、部品が共通化できて装置のコ
ストを低減し、カートリッジの使用時と同様にスムーズに液体を抜き取ることができる。
本発明のカートリッジの液体再充填方法において、上記液体注入工程において、上記液
体抜取工程で液体を抜き取ったカートリッジに対し、上記液体供給口とは別の第2の開口
から再充填用の液体を注入する場合には、気泡を取り込むことなく短時間で効率的に液体
の注入を行うことができる。
体抜取工程で液体を抜き取ったカートリッジに対し、上記液体供給口とは別の第2の開口
から再充填用の液体を注入する場合には、気泡を取り込むことなく短時間で効率的に液体
の注入を行うことができる。
本発明のカートリッジの液体再充填方法において、上記第2の開口は、上記圧力制御弁
より上流側のインク貯留室に連通する開口である場合には、カートリッジ使用時における
液体の流れと同じ流れとなるよう液体の注入を行うこととなるため、気泡を巻き込んだり
残したりすることを防止しながらスムーズに液体を注入できる。
より上流側のインク貯留室に連通する開口である場合には、カートリッジ使用時における
液体の流れと同じ流れとなるよう液体の注入を行うこととなるため、気泡を巻き込んだり
残したりすることを防止しながらスムーズに液体を注入できる。
また、本発明のカートリッジの液体再充填装置によれば、上記使用後のカートリッジ内
に残存した液体を抜き取る。そして、液体を抜き取った後にカートリッジ内に残留する液
体の残量が所定割合以下であるか否かを計量し、計量した液体の残量が、未使用のカート
リッジに充填される液体の全量に対して所定割合以下であるカートリッジに対して液体を
注入する。
に残存した液体を抜き取る。そして、液体を抜き取った後にカートリッジ内に残留する液
体の残量が所定割合以下であるか否かを計量し、計量した液体の残量が、未使用のカート
リッジに充填される液体の全量に対して所定割合以下であるカートリッジに対して液体を
注入する。
したがって、液体の残量が所定割合以下であることを確認したカートリッジに対して再
充填用の液体を注入することにより、カートリッジ内に充填された液体に対し、上記カー
トリッジ内に残存した脱気度が低下したり乾燥による粘度が上昇して品質劣化したりした
液体の影響をほとんど無視できるレベルまで液体の品質を確保することができる。そして
、残った液体を十分に排出しながら補充する液体の歩留まりを確保でき、再生カートリッ
ジの液体品質と液体歩留まりとの双方を確保できる。また、カートリッジの外部から外圧
を加える必要もないため、ハードケースタイプのカートリッジにも適用することができる
。このように、簡単な工程で使用後のカートリッジを効果的にリサイクルできるため、リ
サイクルコストがあまりかからず、質の良い使用後カートリッジをユーザに対して提供す
ることができる。そして、一度使ったカートリッジに液体を注入することで、カートリッ
ジを再利用することができ、廃棄物削減による環境負荷の低減、部品の再利用によるコス
トダウンが図れ、ユーザに安価なカートリッジを提供できるのである。
充填用の液体を注入することにより、カートリッジ内に充填された液体に対し、上記カー
トリッジ内に残存した脱気度が低下したり乾燥による粘度が上昇して品質劣化したりした
液体の影響をほとんど無視できるレベルまで液体の品質を確保することができる。そして
、残った液体を十分に排出しながら補充する液体の歩留まりを確保でき、再生カートリッ
ジの液体品質と液体歩留まりとの双方を確保できる。また、カートリッジの外部から外圧
を加える必要もないため、ハードケースタイプのカートリッジにも適用することができる
。このように、簡単な工程で使用後のカートリッジを効果的にリサイクルできるため、リ
サイクルコストがあまりかからず、質の良い使用後カートリッジをユーザに対して提供す
ることができる。そして、一度使ったカートリッジに液体を注入することで、カートリッ
ジを再利用することができ、廃棄物削減による環境負荷の低減、部品の再利用によるコス
トダウンが図れ、ユーザに安価なカートリッジを提供できるのである。
なお、再充填される液体(再充填用液体)とは、充填前にカートリッジ内に充填され消
費された液体と同一の液体であってもよいし、同系または類似の液体であってもよい。例
えば、液体がインクの場合には、同一色のインクであってもよいし、同系色または類似色
のインクであってもよい。ここで、同系色のインクとは、充填前にカートリッジ内に充填
され消費されたインクとほぼ同一の発色特性を有する同系の色材(例、赤とうす赤等)を
備えたものを指し、また類似のインクとは、充填前にカートリッジ内に充填され消費され
たインクと類似した発色特性を有する色材(例、赤とオレンジ等)を備えたものが一例と
して挙げられる。また、場合によっては、再充填される液体は、インクの場合、全く異な
る色のインクを充填してもよい。
費された液体と同一の液体であってもよいし、同系または類似の液体であってもよい。例
えば、液体がインクの場合には、同一色のインクであってもよいし、同系色または類似色
のインクであってもよい。ここで、同系色のインクとは、充填前にカートリッジ内に充填
され消費されたインクとほぼ同一の発色特性を有する同系の色材(例、赤とうす赤等)を
備えたものを指し、また類似のインクとは、充填前にカートリッジ内に充填され消費され
たインクと類似した発色特性を有する色材(例、赤とオレンジ等)を備えたものが一例と
して挙げられる。また、場合によっては、再充填される液体は、インクの場合、全く異な
る色のインクを充填してもよい。
つぎに、本発明を実施するための最良の形態を説明する。
なお、以下の説明では、液体噴射装置の一種であるインクジェット式記録装置(以下、
「記録装置」という)を例に挙げる。この記録装置は、ノズル開口から吐出させた液滴(
液体状のインク)を噴射対象物である記録紙(印刷媒体の一種)の表面に着弾させること
で文字や画像を記録するものであり、画像記録装置の一種でもある。
「記録装置」という)を例に挙げる。この記録装置は、ノズル開口から吐出させた液滴(
液体状のインク)を噴射対象物である記録紙(印刷媒体の一種)の表面に着弾させること
で文字や画像を記録するものであり、画像記録装置の一種でもある。
上記記録装置は、インクカートリッジ(以下「カートリッジ」という)1が搭載される
とともに、記録ヘッドが取り付けられたキャリッジを備えている。
とともに、記録ヘッドが取り付けられたキャリッジを備えている。
上記キャリッジは、タイミングベルトを介してステッピングモータに接続され、ガイド
バーに案内されて記録紙の紙幅方向(主走査方向)に往復移動するようになっている。上
記キャリッジは、上部に開放する大略箱型を呈し、記録紙と対向する面(この例では下面
)に、記録ヘッドのノズル面が露呈するよう取り付けられるとともに、カートリッジ1が
搭載されるようになっている。
バーに案内されて記録紙の紙幅方向(主走査方向)に往復移動するようになっている。上
記キャリッジは、上部に開放する大略箱型を呈し、記録紙と対向する面(この例では下面
)に、記録ヘッドのノズル面が露呈するよう取り付けられるとともに、カートリッジ1が
搭載されるようになっている。
そして、上記記録ヘッドにカートリッジ1からインクが供給され、キャリッジを移動さ
せながら記録紙上面にインク滴を吐出させて記録紙に画像や文字をドットマトリックスに
より印刷するようになっている。
せながら記録紙上面にインク滴を吐出させて記録紙に画像や文字をドットマトリックスに
より印刷するようになっている。
図1は、使用後のカートリッジ1に再充填用のインク(再充填用インク)を再び注入し
て、そのカートリッジ1を再利用するためのリサイクル工程の全工程を示す図である。
て、そのカートリッジ1を再利用するためのリサイクル工程の全工程を示す図である。
図示のように、上記カートリッジ1のリサイクル工程は、まず、カートリッジ1を回収
する「回収工程」、カートリッジ1を選別する「選別工程」、カートリッジ1の外観を検
査する「外観検査工程」、後述のオーバーシート59を剥がす「カバーラベル剥がし工程
」が順に行なわれる。
する「回収工程」、カートリッジ1を選別する「選別工程」、カートリッジ1の外観を検
査する「外観検査工程」、後述のオーバーシート59を剥がす「カバーラベル剥がし工程
」が順に行なわれる。
ついで、後述のインク供給口4を封止する供給孔フィルムを剥がす「供給孔フィルム剥
がし工程」、使用後のカートリッジ1に残存したインク(残インク)を抜き取る「インク
抜取工程」、後述の空気排出口21の注入孔フィルムFに穴をあける「注入孔フィルム穴
あけ工程」、カートリッジ1内に再充填用インクを注入する「インク注入工程」が順に行
なわれる。
がし工程」、使用後のカートリッジ1に残存したインク(残インク)を抜き取る「インク
抜取工程」、後述の空気排出口21の注入孔フィルムFに穴をあける「注入孔フィルム穴
あけ工程」、カートリッジ1内に再充填用インクを注入する「インク注入工程」が順に行
なわれる。
つぎに、後述の注入孔フィルムFに孔を空けた後、別の注入孔フィルム90を再溶着す
る「注入孔フィルム再溶着工程」、供給孔フィルムを再溶着する「供給孔フィルム再溶着
工程」、カートリッジ1の重量を検査する「重量検査工程」、後述のICチップ49に情
報を書き込む「ICデータ書き込み工程」、ICチップ49の情報を読み込む「ICデー
タ読み込み工程」が順に行なわれる。
る「注入孔フィルム再溶着工程」、供給孔フィルムを再溶着する「供給孔フィルム再溶着
工程」、カートリッジ1の重量を検査する「重量検査工程」、後述のICチップ49に情
報を書き込む「ICデータ書き込み工程」、ICチップ49の情報を読み込む「ICデー
タ読み込み工程」が順に行なわれる。
そののち、カートリッジ1にロットナンバを刻印する「ロット刻印工程」、カートリッ
ジ1にラベルを貼付する「ラベル貼付工程」、カートリッジ1に対して外圧検査を行う「
外圧検査工程」、カートリッジ1を減圧パックする「パック工程」、カートリッジ1から
のインクや空気漏れをチェックする「12h漏れチェック工程」、カートリッジ1を箱詰
めする「個装箱詰め工程」が順に行なわれる。上記各工程についての詳細な説明は後述す
る。
ジ1にラベルを貼付する「ラベル貼付工程」、カートリッジ1に対して外圧検査を行う「
外圧検査工程」、カートリッジ1を減圧パックする「パック工程」、カートリッジ1から
のインクや空気漏れをチェックする「12h漏れチェック工程」、カートリッジ1を箱詰
めする「個装箱詰め工程」が順に行なわれる。上記各工程についての詳細な説明は後述す
る。
ここで、図2〜図11を参照して、本実施例のカートリッジ1について詳しく説明する
。
。
図2および図3は、本実施例のカートリッジ1の一実施の形態を示す分解斜視図である
。また、図4および図5は、それぞれ上記容器本体2を開口側から見た状態、容器本体2
を表面側(以下、容器本体2の開口側と反対側の面を「容器本体2の表面」という)から
見た状態を示す。
。また、図4および図5は、それぞれ上記容器本体2を開口側から見た状態、容器本体2
を表面側(以下、容器本体2の開口側と反対側の面を「容器本体2の表面」という)から
見た状態を示す。
上記カートリッジ1は、一方の面(図2における左側面)が開口した扁平な矩形状の容
器本体2と、上記開口部に溶着されて開口を封止する蓋体3とを備えている。上記容器本
体2および蓋体3は、いずれも合成樹脂から形成されている。
器本体2と、上記開口部に溶着されて開口を封止する蓋体3とを備えている。上記容器本
体2および蓋体3は、いずれも合成樹脂から形成されている。
上記容器本体2には、その表面に、インク流路となるインク溝35,18Aが形成され
るとともに、大気連通路となる大気連通溝36が形成されている。そして、上記容器本体
2表面に遮気性を有する1枚の第1フィルム57が溶着されることにより、上記インク溝
35,18Aと大気連通溝36の開口が封止されてインク溝35,18Aがインク流路に
、大気連通溝36が大気連通路にそれぞれ形成されている。
るとともに、大気連通路となる大気連通溝36が形成されている。そして、上記容器本体
2表面に遮気性を有する1枚の第1フィルム57が溶着されることにより、上記インク溝
35,18Aと大気連通溝36の開口が封止されてインク溝35,18Aがインク流路に
、大気連通溝36が大気連通路にそれぞれ形成されている。
このようにすることにより、カートリッジ1は、容器本体2表面に形成したインク溝3
5や大気連通溝36等の開口を第1フィルム57で封止して流路を形成するため、インク
流路や大気連通路等の比較的複雑な流路が形成された容器を容易に成形することができ、
成形型の設計や加工等が容易になり、低コストで製造することができる。
5や大気連通溝36等の開口を第1フィルム57で封止して流路を形成するため、インク
流路や大気連通路等の比較的複雑な流路が形成された容器を容易に成形することができ、
成形型の設計や加工等が容易になり、低コストで製造することができる。
以下、上記容器本体2の流路構造等について詳しく説明する。
上記容器本体2の上記キャリッジへの挿入方向の先端面(この例では下面)には、イン
ク供給口4が形成され、正面と背面(図4における左右)にはそれぞれカートリッジ1着
脱の際に把持される把持アーム5,6が容器本体2と一体的に形成されている。上記イン
ク供給口4にはインク供給針の挿通により開弁する弁体(図示せず)が収容されている。
なお、図3において、49はインク供給口4側の把持アーム5の下部に設けられた記憶手
段としてのICチップである。
ク供給口4が形成され、正面と背面(図4における左右)にはそれぞれカートリッジ1着
脱の際に把持される把持アーム5,6が容器本体2と一体的に形成されている。上記イン
ク供給口4にはインク供給針の挿通により開弁する弁体(図示せず)が収容されている。
なお、図3において、49はインク供給口4側の把持アーム5の下部に設けられた記憶手
段としてのICチップである。
上記ICチップ49は、カートリッジ1内のインクの使用量、カートリッジ1内のイン
クの残量、後述のリサイクル情報等の情報を記憶する。これらの情報は、情報読み書き手
段(例えば、後述のICチェッカー等)により読み書きされる。
クの残量、後述のリサイクル情報等の情報を記憶する。これらの情報は、情報読み書き手
段(例えば、後述のICチェッカー等)により読み書きされる。
上記容器本体2の開口側内部は、略水平方向でインク供給口4の側に若干下り傾斜とな
るように延びる壁10を含む枠状部14が形成されている。この枠状部14は、容器本体
2の天井面および両側面と略一定の隙間を持たせて形成されている。上記枠状部14より
下側の領域は、インクが収容される第1インク室11に形成されている。
るように延びる壁10を含む枠状部14が形成されている。この枠状部14は、容器本体
2の天井面および両側面と略一定の隙間を持たせて形成されている。上記枠状部14より
下側の領域は、インクが収容される第1インク室11に形成されている。
そして、上記枠状部14と容器本体2の外周壁との間に形成された隙間と、上記枠状部
14のバルブ収容室8側に設けられた壁12とにより、通孔67を介して第1インク室1
1を大気と連通させる大気連通路13,13Aが形成されている。
14のバルブ収容室8側に設けられた壁12とにより、通孔67を介して第1インク室1
1を大気と連通させる大気連通路13,13Aが形成されている。
上記壁12と容器本体2の外周壁とに蓋体3が融着されて大気連通路13Aが形成され
る。また、上記大気連通路13Aを形成する壁12の上端部は、使用状態において第1イ
ンク室11内の液面より上方に突出するよう容器本体2の天井部近傍まで延びている。こ
れにより、上記大気連通路13Aの開口が第1インク室11内の液面より上方に開口し、
通孔67へのインクの逆流をできるだけ防止するようになっている。
る。また、上記大気連通路13Aを形成する壁12の上端部は、使用状態において第1イ
ンク室11内の液面より上方に突出するよう容器本体2の天井部近傍まで延びている。こ
れにより、上記大気連通路13Aの開口が第1インク室11内の液面より上方に開口し、
通孔67へのインクの逆流をできるだけ防止するようになっている。
上記枠状部14の内部は、底部にインクが流通する連通口15Aが形成された縦方向に
延びる壁15により左右に分割されている。そして、上記壁15で分割された図示の右側
に位置する領域は、第1インク室11から吸い上げたインクを一時貯留する第2インク室
16に形成されている。また、図示の左側に位置する領域には、第3インク室17,第4
インク室23,第5インク室34等が形成されるとともに、膜弁52やバネ50等から構
成される差圧弁が収容されるようになっている。
延びる壁15により左右に分割されている。そして、上記壁15で分割された図示の右側
に位置する領域は、第1インク室11から吸い上げたインクを一時貯留する第2インク室
16に形成されている。また、図示の左側に位置する領域には、第3インク室17,第4
インク室23,第5インク室34等が形成されるとともに、膜弁52やバネ50等から構
成される差圧弁が収容されるようになっている。
上記差圧弁は、インク供給口4に対するインクの供給圧力を制御する圧力制御弁であり
、当該圧力制御弁の圧力制御によりカートリッジ1内部にインクを保持するために設けら
れている。このように、本実施例のカートリッジ1は、インク供給口4に対するインクの
供給圧力を制御する圧力制御弁を有し、当該圧力制御弁の圧力制御により内部にインクを
保持するタイプのカートリッジである。このようなタイプのカートリッジを用いるため、
カートリッジ1内でインクの移動がスムーズとなるため、インクの再充填を容易に行うこ
とができ、本発明の効果が顕著であり効果的である。
、当該圧力制御弁の圧力制御によりカートリッジ1内部にインクを保持するために設けら
れている。このように、本実施例のカートリッジ1は、インク供給口4に対するインクの
供給圧力を制御する圧力制御弁を有し、当該圧力制御弁の圧力制御により内部にインクを
保持するタイプのカートリッジである。このようなタイプのカートリッジを用いるため、
カートリッジ1内でインクの移動がスムーズとなるため、インクの再充填を容易に行うこ
とができ、本発明の効果が顕著であり効果的である。
上記第1インク室11の第2インク室16より下側の部分には、第2インク室16と容
器本体2の底面近傍との間を連通させて第1インク室11のインクを第2インク室16に
吸い上げる吸上げ流路18が形成されている。上記吸上げ流路18の下部には、周囲が壁
19で囲まれた矩形の領域が形成され、上記壁19には、その下部と上面とにそれぞれ連
通口19A,19Bが形成されている。
器本体2の底面近傍との間を連通させて第1インク室11のインクを第2インク室16に
吸い上げる吸上げ流路18が形成されている。上記吸上げ流路18の下部には、周囲が壁
19で囲まれた矩形の領域が形成され、上記壁19には、その下部と上面とにそれぞれ連
通口19A,19Bが形成されている。
上記吸上げ流路18は、容器本体2の表面に溝状のインク溝18Aを形成し、このイン
ク溝18Aが第1フィルム57で封止されることにより形成されている。
ク溝18Aが第1フィルム57で封止されることにより形成されている。
そして、上記吸上げ流路18は、その上部が連通口47を介して第2インク室16と連
通し、下部の壁19で囲まれた矩形の領域内に開口部48が形成されて下端開口18B(
図9参照)が第1インク室11と連通している。これにより、第1インク室11と第2イ
ンク室16とが吸上げ流路18を介して連通され、第1インク室11のインクが第2イン
ク室16に導入されるようになっている。
通し、下部の壁19で囲まれた矩形の領域内に開口部48が形成されて下端開口18B(
図9参照)が第1インク室11と連通している。これにより、第1インク室11と第2イ
ンク室16とが吸上げ流路18を介して連通され、第1インク室11のインクが第2イン
ク室16に導入されるようになっている。
また、容器本体2の底面には、その吸上げ流路18に対応する箇所に、第1インク室1
1にインクを注入する際に用いられるインク注入口20が形成されている。さらに、上記
インク注入口20の近傍には、インク注入の際に空気を排出する空気排出口21が形成さ
れている。
1にインクを注入する際に用いられるインク注入口20が形成されている。さらに、上記
インク注入口20の近傍には、インク注入の際に空気を排出する空気排出口21が形成さ
れている。
上記インク供給口4とは別の第2の開口である空気排出口21は、上記差圧弁より上流
側のインク貯留室である第1インク室11に連通する開口である。本実施例では、上記「
インク注入工程」において、上記空気排出口21からインクを注入するようになっている
。すなわち、新品のカートリッジにインクを注入する場合は、上記インク注入口20から
新インクを注入し、使用後のカートリッジ1にインクを注入する場合は、上記空気排出口
21からインクを注入するようにしている。本実施例では、未使用のカートリッジ内には
、18.18グラム(g)のインクが充填される。
側のインク貯留室である第1インク室11に連通する開口である。本実施例では、上記「
インク注入工程」において、上記空気排出口21からインクを注入するようになっている
。すなわち、新品のカートリッジにインクを注入する場合は、上記インク注入口20から
新インクを注入し、使用後のカートリッジ1にインクを注入する場合は、上記空気排出口
21からインクを注入するようにしている。本実施例では、未使用のカートリッジ内には
、18.18グラム(g)のインクが充填される。
上記第3インク室17には、枠状部14の上面14Aとの間で所定間隔を隔てて横方向
に延びる壁22が形成されている。また、上記第3インク室17は、上記壁22に連続し
た略円弧状を呈する壁24によって区画され、上記壁24に囲まれた部分が、差圧弁収容
室33と第5インク室34が形成される領域になっている。
に延びる壁22が形成されている。また、上記第3インク室17は、上記壁22に連続し
た略円弧状を呈する壁24によって区画され、上記壁24に囲まれた部分が、差圧弁収容
室33と第5インク室34が形成される領域になっている。
上記円弧状の壁24で囲まれた領域は、第5インク室34と対向する領域の表面側に差
圧弁収容室33を形成するよう壁25により厚み方向に2分割されている。上記壁25に
は、上記第5インク室34に流入したインクを差圧弁収容室33に導くインク流通口25
Aが設けられている。
圧弁収容室33を形成するよう壁25により厚み方向に2分割されている。上記壁25に
は、上記第5インク室34に流入したインクを差圧弁収容室33に導くインク流通口25
Aが設けられている。
上記略円弧状の壁24の下部には、壁10との間に連通口26Aを備えた区画壁26が
形成され、この区画壁26より下流側(図4における左側)が第4インク室23に形成さ
れている。また、上記略円弧状の壁24と枠状部14との間には下部に連通口27Aを備
えて縦方向に延びる区画壁27、および上下に連通口32A,32Bを備えて縦方向に延
びる区画壁32が設けられ、インク流路28A,28Bが形成されている。
形成され、この区画壁26より下流側(図4における左側)が第4インク室23に形成さ
れている。また、上記略円弧状の壁24と枠状部14との間には下部に連通口27Aを備
えて縦方向に延びる区画壁27、および上下に連通口32A,32Bを備えて縦方向に延
びる区画壁32が設けられ、インク流路28A,28Bが形成されている。
また、上記容器本体2には、上記区画壁27の上端部に連続するとともに、略円弧状の
壁24および壁22に接続されるよう形成された円弧状の壁30が形成されている。そし
て、上記円弧状の壁30に囲まれた領域が、ブロック状(この例では円柱状)のフィルタ
7が収容されるフィルタ収容室9に形成されている。
壁24および壁22に接続されるよう形成された円弧状の壁30が形成されている。そし
て、上記円弧状の壁30に囲まれた領域が、ブロック状(この例では円柱状)のフィルタ
7が収容されるフィルタ収容室9に形成されている。
そして、上記フィルタ収容室9を形成している円弧状の壁30にまたがって、大円と小
円を連結した形状の貫通穴29が形成されている。そして、上記貫通穴29の大円側がイ
ンク流路28Aの上部に連通し、貫通穴29の小円側が、略円弧状の壁24の先端部に設
けられた連通口24Aを介して第5インク室34の上部に連通している。これにより、上
記貫通穴29を介してインク流路28Aと第5インク室34とが連通している。
円を連結した形状の貫通穴29が形成されている。そして、上記貫通穴29の大円側がイ
ンク流路28Aの上部に連通し、貫通穴29の小円側が、略円弧状の壁24の先端部に設
けられた連通口24Aを介して第5インク室34の上部に連通している。これにより、上
記貫通穴29を介してインク流路28Aと第5インク室34とが連通している。
そして、第2インク室16から連通口15A,26A,32B,27A等を通過してイ
ンク流路28Aに流入したインクは、フィルタ収容室9のフィルタ7でろ過されて貫通穴
29の大円側に流れ込む。ついで、貫通穴29に流入したインクは、貫通穴29の小円側
から連通口24Aを介して第5インク室34に流れ込むようになっている。上記貫通穴2
9の容器本体2表面側の開口も第1フィルム57で封止されている。
ンク流路28Aに流入したインクは、フィルタ収容室9のフィルタ7でろ過されて貫通穴
29の大円側に流れ込む。ついで、貫通穴29に流入したインクは、貫通穴29の小円側
から連通口24Aを介して第5インク室34に流れ込むようになっている。上記貫通穴2
9の容器本体2表面側の開口も第1フィルム57で封止されている。
ここで、上記枠状部14の開口側には、遮気性の第2フィルム56が溶着されている。
すなわち、上記第2フィルム56は、枠状部14,壁10,15,22,24,30,4
2,区画壁26,27,32と溶着され、インク室や流路を形成している。
すなわち、上記第2フィルム56は、枠状部14,壁10,15,22,24,30,4
2,区画壁26,27,32と溶着され、インク室や流路を形成している。
一方、上記差圧弁収容室33の下部とインク供給口4とは、表面側に形成されたインク
溝35と、このインク溝35を覆う遮気性の第1フィルム57とからなる流路により連通
されている。上記インク溝35は、上下端部がそれぞれ差圧弁収容室33およびインク供
給口4に連通している。これにより、第5インク室34に流入したインクは、インク流通
口25Aを通過し、差圧弁収容室33を通ってインク溝35で形成される流路からインク
供給口4に流れるようになっている。
溝35と、このインク溝35を覆う遮気性の第1フィルム57とからなる流路により連通
されている。上記インク溝35は、上下端部がそれぞれ差圧弁収容室33およびインク供
給口4に連通している。これにより、第5インク室34に流入したインクは、インク流通
口25Aを通過し、差圧弁収容室33を通ってインク溝35で形成される流路からインク
供給口4に流れるようになっている。
また、容器本体2の表面には、なるべく流路抵抗が高くなるよう蛇行する大気連通溝3
6と、上記大気連通溝36に連通し、差圧弁収容室33および大気連通溝36の周囲を囲
む幅広の溝37とが形成されている。また、上記容器本体2の表面には、その第2インク
室16に対応する領域に矩形状の凹部38が形成されている。
6と、上記大気連通溝36に連通し、差圧弁収容室33および大気連通溝36の周囲を囲
む幅広の溝37とが形成されている。また、上記容器本体2の表面には、その第2インク
室16に対応する領域に矩形状の凹部38が形成されている。
上記矩形状の凹部38内には、一段下がりの状態で枠部39およびリブ40が形成され
ている。そして、これらに發インク性を有する通気性シート55が張設されることにより
、上記矩形状の凹部38内が、大気連通溝36および溝37を介して大気に連通する大気
通気室に形成されている。
ている。そして、これらに發インク性を有する通気性シート55が張設されることにより
、上記矩形状の凹部38内が、大気連通溝36および溝37を介して大気に連通する大気
通気室に形成されている。
上記凹部38の奥面には貫通穴41が穿設され、第2インク室16内の長円状の壁42
で区画された細長い領域43に連通されている。また、上記凹部38の通気性シート55
よりも表面側の領域には大気連通溝36が連通している。さらに、上記細長い領域43の
貫通穴41と反対側の端部には貫通穴44が穿設されている。この貫通穴44は、容器本
体2の表面側に形成された連通用の溝45、および上記溝45と連通するよう穿設された
貫通穴46を介して大気開放弁室であるバルブ収容室8に連通されている。
で区画された細長い領域43に連通されている。また、上記凹部38の通気性シート55
よりも表面側の領域には大気連通溝36が連通している。さらに、上記細長い領域43の
貫通穴41と反対側の端部には貫通穴44が穿設されている。この貫通穴44は、容器本
体2の表面側に形成された連通用の溝45、および上記溝45と連通するよう穿設された
貫通穴46を介して大気開放弁室であるバルブ収容室8に連通されている。
上記バルブ収容室8には、第1インク室11に形成された大気連通路13Aに形成され
た通孔67に連通する貫通穴60が形成されている。これにより、大気連通溝36および
溝37を通って凹部38に入った空気は、貫通穴41,細長い領域43,貫通穴44,4
6を介してバルブ収容室8に至り、バルブ収容室8から貫通穴60,通孔67,大気連通
路13,13Aを介して第1インク室11に至るようになっている。
た通孔67に連通する貫通穴60が形成されている。これにより、大気連通溝36および
溝37を通って凹部38に入った空気は、貫通穴41,細長い領域43,貫通穴44,4
6を介してバルブ収容室8に至り、バルブ収容室8から貫通穴60,通孔67,大気連通
路13,13Aを介して第1インク室11に至るようになっている。
また、上記バルブ収容室8は、そのカートリッジ挿入側(この実施例では下側)が開放
されていて、後述するように、記録装置本体に設けられた識別片や作動杆が進入可能にな
っており、上部に上記作動杆の進入により開弁して常時開放弁状態を維持する大気開放弁
が収容される。
されていて、後述するように、記録装置本体に設けられた識別片や作動杆が進入可能にな
っており、上部に上記作動杆の進入により開弁して常時開放弁状態を維持する大気開放弁
が収容される。
図6は、前述の第5インク室34および差圧弁収容室33近傍の断面構造を示す。なお
、図示の右側が差圧弁収容室33のある容器本体2の表面側である。上記差圧弁収容室3
3には、バネ50とエラストマー等の弾性変形可能な材料により構成され、中心に貫通穴
51を備えた膜弁52が収容されている。上記膜弁52はその周囲が環状の厚肉部52A
を有し、この厚肉部52Aに一体に形成された枠部54を介して容器本体2に固定されて
いる。また、上記バネ50は、一端が膜弁52のバネ受け部52Bに当接され、他端が差
圧弁収容室33を蓋する蓋体53のバネ受け部53Aに当接されて支持されている。
、図示の右側が差圧弁収容室33のある容器本体2の表面側である。上記差圧弁収容室3
3には、バネ50とエラストマー等の弾性変形可能な材料により構成され、中心に貫通穴
51を備えた膜弁52が収容されている。上記膜弁52はその周囲が環状の厚肉部52A
を有し、この厚肉部52Aに一体に形成された枠部54を介して容器本体2に固定されて
いる。また、上記バネ50は、一端が膜弁52のバネ受け部52Bに当接され、他端が差
圧弁収容室33を蓋する蓋体53のバネ受け部53Aに当接されて支持されている。
このような構成により、第5インク室34からインク流通口25Aを通過したインクは
、膜弁52によって流通を阻止される。この状態でインク供給口4の圧力が低下すると、
その負圧により膜弁52がバネ50の付勢力に抗して弁座部25Bから離れ、インクは貫
通穴51を通過してインク溝35で形成された流路を経由してインク供給口4に流れ込む
。
、膜弁52によって流通を阻止される。この状態でインク供給口4の圧力が低下すると、
その負圧により膜弁52がバネ50の付勢力に抗して弁座部25Bから離れ、インクは貫
通穴51を通過してインク溝35で形成された流路を経由してインク供給口4に流れ込む
。
インク供給口4のインク圧力が所定の値に上昇すると、膜弁52がバネ50の付勢力に
よって弁座部25Bに弾接され、インクの流通が遮断される。このような動作を繰り返す
ことにより一定の負圧を維持しながらインクをインク供給口4から排出することができる
。
よって弁座部25Bに弾接され、インクの流通が遮断される。このような動作を繰り返す
ことにより一定の負圧を維持しながらインクをインク供給口4から排出することができる
。
図7は、大気連通用のバルブ収容室8の断面構造を示す。なお、図示の右側が容器本体
2の表面側である。上記バルブ収容室8を区画する壁には貫通穴60が穿設され、ここに
ゴム等の弾性部材により構成された押圧部材61がその周囲を容器本体2に支持されて移
動可能に挿入されている。上記押圧部材61の進入側の先端には、弾性部材62に支持さ
れて貫通穴60に常時付勢された弁体65が配置されている。上記弾性部材62は、この
例では下端が突起63で固定され、中央部が突起64で規制された板バネが用いられてい
る。
2の表面側である。上記バルブ収容室8を区画する壁には貫通穴60が穿設され、ここに
ゴム等の弾性部材により構成された押圧部材61がその周囲を容器本体2に支持されて移
動可能に挿入されている。上記押圧部材61の進入側の先端には、弾性部材62に支持さ
れて貫通穴60に常時付勢された弁体65が配置されている。上記弾性部材62は、この
例では下端が突起63で固定され、中央部が突起64で規制された板バネが用いられてい
る。
一方、上記押圧部材61の反対側には、アーム66が配置されている。上記アーム66
は、そのカートリッジ1の挿入方向側(この例では下端)が、後述する作動杆70より内
側に位置する回動支点66Aを介して容器本体2に固定されている。また、上記アーム6
6は、その引き抜き側(この例では上部側)が作動杆70の進入路に斜めに突出している
。上記アーム66の先端には、押圧部材61を弾圧する凸部66Bが形成されている。こ
のような構成により、弁体65の開弁時に、上述したように、第1インク室11の上部に
設けられた通孔67が、貫通穴60,バルブ収容室8,貫通穴46,溝45,貫通穴44
,細長い領域43,貫通穴41を介して大気連通用の凹部38に接続される。
は、そのカートリッジ1の挿入方向側(この例では下端)が、後述する作動杆70より内
側に位置する回動支点66Aを介して容器本体2に固定されている。また、上記アーム6
6は、その引き抜き側(この例では上部側)が作動杆70の進入路に斜めに突出している
。上記アーム66の先端には、押圧部材61を弾圧する凸部66Bが形成されている。こ
のような構成により、弁体65の開弁時に、上述したように、第1インク室11の上部に
設けられた通孔67が、貫通穴60,バルブ収容室8,貫通穴46,溝45,貫通穴44
,細長い領域43,貫通穴41を介して大気連通用の凹部38に接続される。
また、上記バルブ収容室8には、アーム66よりも挿入側(この例では下側)に記録装
置に対するカートリッジ1の適否を判断するための識別用凸部68が設けられている。こ
の識別用凸部68は、インク供給針72(図8参照)にインク供給口4を連通させる前で
かつ弁体65を開弁させる前に、識別片(作動杆)70Aによる判定が可能な位置に設け
られている。
置に対するカートリッジ1の適否を判断するための識別用凸部68が設けられている。こ
の識別用凸部68は、インク供給針72(図8参照)にインク供給口4を連通させる前で
かつ弁体65を開弁させる前に、識別片(作動杆)70Aによる判定が可能な位置に設け
られている。
このような構成により、図8に示したように下面に作動杆70が立設されたカートリッ
ジホルダ71にカートリッジ1が装填されると、作動杆70が傾斜したアーム66に当接
し、カートリッジ1の押込みとともに押圧部材61を弁体65の側に傾斜させる。これに
より弁体65が貫通穴60から離れ、前述したように貫通穴46,溝45,貫通穴44,
領域43,貫通穴41を介して大気連通用の凹部38を大気開放させる。
ジホルダ71にカートリッジ1が装填されると、作動杆70が傾斜したアーム66に当接
し、カートリッジ1の押込みとともに押圧部材61を弁体65の側に傾斜させる。これに
より弁体65が貫通穴60から離れ、前述したように貫通穴46,溝45,貫通穴44,
領域43,貫通穴41を介して大気連通用の凹部38を大気開放させる。
また、カートリッジホルダ71から引き抜かれた場合には、アーム66が作動杆70の
支持を失うため、弾性部材62の付勢力により弁体65が貫通穴60を封鎖し、インク収
容領域と大気との連通を断つ。
支持を失うため、弾性部材62の付勢力により弁体65が貫通穴60を封鎖し、インク収
容領域と大気との連通を断つ。
つぎに、上記のように弁等の全ての部材が容器本体2に組み込まれた状態で、表面には
、少なくとも凹部が形成されている領域を覆うように遮気性の第1フィルム57を貼付す
る。これにより、表面側には凹部と第1フィルム57により大気連通路となるキャピラリ
が形成される。
、少なくとも凹部が形成されている領域を覆うように遮気性の第1フィルム57を貼付す
る。これにより、表面側には凹部と第1フィルム57により大気連通路となるキャピラリ
が形成される。
ここで、上記キャピラリを含む流路の配置や流路の形成等について詳しく説明する。
上記カートリッジ1では、上述したように、上記容器本体2の表面に、1枚の第1フィ
ルム57が溶着されることにより、容器本体2表面に形成されたインク溝35,貫通穴2
9,インク溝18A,溝45,大気連通溝36および凹部38の開口がそれぞれ封止され
、インク溝35,貫通穴29,インク溝18Aおよび溝45は、それぞれインク流路に形
成され、大気連通溝36および凹部38は、それぞれ大気連通路に形成される。第1フィ
ルム57を溶着した状態のカートリッジ1を図9に示す。
ルム57が溶着されることにより、容器本体2表面に形成されたインク溝35,貫通穴2
9,インク溝18A,溝45,大気連通溝36および凹部38の開口がそれぞれ封止され
、インク溝35,貫通穴29,インク溝18Aおよび溝45は、それぞれインク流路に形
成され、大気連通溝36および凹部38は、それぞれ大気連通路に形成される。第1フィ
ルム57を溶着した状態のカートリッジ1を図9に示す。
このとき、第1フィルム57の容器本体2表面への溶着は、例えば、第1フィルム57
を容器本体2表面に被せ、加熱加圧板で押圧することにより熱溶着することが行なわれる
。
を容器本体2表面に被せ、加熱加圧板で押圧することにより熱溶着することが行なわれる
。
ここで、大気連通溝36は、インクの蒸発をできるだけ防止するとともに流路抵抗を必
要以上に大きくしないよう、複雑に屈曲させた細くて浅い溝が形成されている。したがっ
て、大気連通溝36を第1フィルム57で封止する際には、溶着の際の高さを高精度に管
理しないと、大気連通溝36が潰れて空気の流通を妨げてしまうおそれがある。一方、イ
ンク溝35等のインク流路を形成する凹部は、インク漏れを防ぐために溶着強度を重視し
て溶着することが望ましい。
要以上に大きくしないよう、複雑に屈曲させた細くて浅い溝が形成されている。したがっ
て、大気連通溝36を第1フィルム57で封止する際には、溶着の際の高さを高精度に管
理しないと、大気連通溝36が潰れて空気の流通を妨げてしまうおそれがある。一方、イ
ンク溝35等のインク流路を形成する凹部は、インク漏れを防ぐために溶着強度を重視し
て溶着することが望ましい。
そこで、上記容器本体2の表面は、図10に示すように、インク溝35や貫通穴29等
の主としてインク流路となる凹部が形成された領域(b)と、主として大気連通溝36が
形成された領域(a)とに大略区分されるように流路を配置している。また、上記容器本
体2表面の領域(a)と領域(b)との境界の部分に、流路を構成しない溝31を形成し
ている。
の主としてインク流路となる凹部が形成された領域(b)と、主として大気連通溝36が
形成された領域(a)とに大略区分されるように流路を配置している。また、上記容器本
体2表面の領域(a)と領域(b)との境界の部分に、流路を構成しない溝31を形成し
ている。
そして、第1フィルム57を容器本体2に溶着する際に1つの加熱加圧板で一度に加圧
する範囲(以下「溶着範囲」という)を、主として溶着の高さ精度の管理を要する領域(
a)と、主として溶着強度の管理を要する領域(b)とに分割し、それぞれの領域(a)
(b)で独立して溶着条件の制御を行うようにしている。このようにすることにより、溶
着精度管理と溶着強度管理とを併せて行うことができるうえ、比較的狭い面積の溶着状態
を制御すればよくなることから、溶着の条件出しも比較的容易に行えるようになる。
する範囲(以下「溶着範囲」という)を、主として溶着の高さ精度の管理を要する領域(
a)と、主として溶着強度の管理を要する領域(b)とに分割し、それぞれの領域(a)
(b)で独立して溶着条件の制御を行うようにしている。このようにすることにより、溶
着精度管理と溶着強度管理とを併せて行うことができるうえ、比較的狭い面積の溶着状態
を制御すればよくなることから、溶着の条件出しも比較的容易に行えるようになる。
さらに、言い換えれば、上記第1フィルム57の溶着範囲は、カートリッジ1内に負圧
を発生させる差圧弁よりも下流側のインク流路となるインク溝35が形成された領域(b
)と、他の領域(a)とに分割されている。すなわち、差圧弁を有するカートリッジ1で
は、比較的インク流路や大気連通路等の流路形状が複雑となることから、複雑な流路を容
易に形成できる効果が顕著である。
を発生させる差圧弁よりも下流側のインク流路となるインク溝35が形成された領域(b
)と、他の領域(a)とに分割されている。すなわち、差圧弁を有するカートリッジ1で
は、比較的インク流路や大気連通路等の流路形状が複雑となることから、複雑な流路を容
易に形成できる効果が顕著である。
また、上記流路を構成しない溝31が、分割された溶着範囲(a)(b)の境界部に位
置しているため、第1フィルム57を溶着させる溶着加圧面を、分割された溶着範囲(a
)(b)同士の間でオーバーラップさせることができ、溶着装置の設計の自由度が向上す
る。図9において、57Aは第1フィルム57の、溝31に対応する部分に設けられた切
欠部である。
置しているため、第1フィルム57を溶着させる溶着加圧面を、分割された溶着範囲(a
)(b)同士の間でオーバーラップさせることができ、溶着装置の設計の自由度が向上す
る。図9において、57Aは第1フィルム57の、溝31に対応する部分に設けられた切
欠部である。
上記カートリッジ1は、図11に示すように、上記容器本体2の表面に、上記第1フィ
ルム57を覆うオーバーシート59が貼着されている。このようにすることにより、第1
フィルム57がオーバーシート59で保護されて第1フィルム57の破損によるインク漏
れが防止され、インクの蒸発も防ぐことができる。図において、59Aはオーバーシート
59の、溝31に対応する部分に設けられた切欠部である。
ルム57を覆うオーバーシート59が貼着されている。このようにすることにより、第1
フィルム57がオーバーシート59で保護されて第1フィルム57の破損によるインク漏
れが防止され、インクの蒸発も防ぐことができる。図において、59Aはオーバーシート
59の、溝31に対応する部分に設けられた切欠部である。
上記オーバーシート59は、第1フィルム57の厚みより厚いものが用いられている。
すなわち、上記カートリッジ1では、第1フィルム57の厚みが、オーバーシート59の
厚みより薄く設定されている。このようにすることにより、第1フィルム57を溶着して
インク溝35,18Aや大気連通溝36等を封止する際、第1フィルム57が容器本体2
の表面に沿いやすいため、溶着強度や溶着精度の向上に有利である。また、比較的厚みの
厚いオーバーシート59により第1フィルム57を有効に保護できる。
すなわち、上記カートリッジ1では、第1フィルム57の厚みが、オーバーシート59の
厚みより薄く設定されている。このようにすることにより、第1フィルム57を溶着して
インク溝35,18Aや大気連通溝36等を封止する際、第1フィルム57が容器本体2
の表面に沿いやすいため、溶着強度や溶着精度の向上に有利である。また、比較的厚みの
厚いオーバーシート59により第1フィルム57を有効に保護できる。
また、上記オーバーシート59は、容器本体2の下面まで覆う延長領域59Bが形成さ
れ、上記延長領域59Bがインク注入口20および空気排出口21を覆っている。このよ
うに、インク注入口20や空気排出口21まで1枚のオーバーシート59で覆うことがで
き、工程の簡略化や部品点数の節減に有利である。
れ、上記延長領域59Bがインク注入口20および空気排出口21を覆っている。このよ
うに、インク注入口20や空気排出口21まで1枚のオーバーシート59で覆うことがで
き、工程の簡略化や部品点数の節減に有利である。
一方、容器本体2の開口部には、上述したように、枠状部14,壁10,15,22,
24,30,42,区画壁26,27,32に対して気密的になるよう、遮気性の第2フ
ィルム56が熱溶着等により貼着される。そして、そのうえから蓋体3をかぶせて溶着等
により固定される。これにより、各壁によって区画された領域が連通口や開口を介しての
み連通するように封止される。
24,30,42,区画壁26,27,32に対して気密的になるよう、遮気性の第2フ
ィルム56が熱溶着等により貼着される。そして、そのうえから蓋体3をかぶせて溶着等
により固定される。これにより、各壁によって区画された領域が連通口や開口を介しての
み連通するように封止される。
さらに、バルブ収容室8の開口側も、同様に熱溶着により遮気性の第3フィルム58で
封止され、カートリッジ1に仕上げられる。このようにインク収容領域を遮気性の第1お
よび第2フィルム56,57等により封止する構造を採ることにより、容器本体2を容易
に成形できるばかりでなく、キャリッジの往復動に起因するインクの揺動を第1および第
2フィルム56,57の膜変形により吸収してインク圧力をなるべく一定に維持すること
が可能となる。
封止され、カートリッジ1に仕上げられる。このようにインク収容領域を遮気性の第1お
よび第2フィルム56,57等により封止する構造を採ることにより、容器本体2を容易
に成形できるばかりでなく、キャリッジの往復動に起因するインクの揺動を第1および第
2フィルム56,57の膜変形により吸収してインク圧力をなるべく一定に維持すること
が可能となる。
ついで、インク注入口20にインク注入管を挿通するとともに、空気排出口21を開放
した状態で、十分に脱気したインクを注入する。注入が完了した後、インク注入口20お
よび空気排出口21を注入孔フィルムF(図15参照)およびオーバーシート59で封止
する。
した状態で、十分に脱気したインクを注入する。注入が完了した後、インク注入口20お
よび空気排出口21を注入孔フィルムF(図15参照)およびオーバーシート59で封止
する。
このように構成されたカートリッジ1は、弁等により大気との連通が断たれて保存され
るため、インクの脱気度が十分に維持される。
るため、インクの脱気度が十分に維持される。
そして、カートリッジ1をカートリッジホルダ71に装填する際、当該カートリッジホ
ルダ71に適合したカートリッジ1である場合には、インク供給口4がインク供給針72
に挿通される位置まで進入し、また前述したように作動杆70により貫通穴60が開放さ
れ、インク収容領域が大気に連通し、またインク供給口4のバルブもインク供給針72に
より開弁される。
ルダ71に適合したカートリッジ1である場合には、インク供給口4がインク供給針72
に挿通される位置まで進入し、また前述したように作動杆70により貫通穴60が開放さ
れ、インク収容領域が大気に連通し、またインク供給口4のバルブもインク供給針72に
より開弁される。
一方、当該ホルダに適合しない場合には、インク供給口4がインク供給針72に到達す
る前に、識別用凸部68がカートリッジホルダ71の識別片70Aに当接して進入が阻止
される。この状態では、作動杆70もアーム66に到達できないため、弁体65が封止状
態を維持し、インク収容領域の大気開放が阻止されてインクの蒸発を防止する。
る前に、識別用凸部68がカートリッジホルダ71の識別片70Aに当接して進入が阻止
される。この状態では、作動杆70もアーム66に到達できないため、弁体65が封止状
態を維持し、インク収容領域の大気開放が阻止されてインクの蒸発を防止する。
カートリッジ1がカートリッジホルダ71に正常に装着され、印刷が行なわれて記録ヘ
ッドによりインクが消費されると、インク供給口4の圧力が規定値以下に低下するため、
前述のように膜弁52が開放される。また、インク供給口4の圧力が上昇すると膜弁52
が閉弁する。このようにして、所定の負圧に維持されたインクが記録ヘッドに流れ込む。
ッドによりインクが消費されると、インク供給口4の圧力が規定値以下に低下するため、
前述のように膜弁52が開放される。また、インク供給口4の圧力が上昇すると膜弁52
が閉弁する。このようにして、所定の負圧に維持されたインクが記録ヘッドに流れ込む。
記録ヘッドでのインクの消費が進行すると、第1インク室11のインクが吸上げ流路1
8を介して第2インク室16に流れ込む。ここに流れ込んだ気泡は浮力により上昇し、イ
ンクだけが下部の連通口15Aを経由して第3インク室17に流れ込む。
8を介して第2インク室16に流れ込む。ここに流れ込んだ気泡は浮力により上昇し、イ
ンクだけが下部の連通口15Aを経由して第3インク室17に流れ込む。
第3インク室17のインクは、略円形に形成された壁24下端部に形成された区画壁2
6の連通口26Aを通過して第4インク室23を通り、インク流路28A,28Bへ流れ
込む。
6の連通口26Aを通過して第4インク室23を通り、インク流路28A,28Bへ流れ
込む。
インク流路28Aを流れたインクは、フィルタ収容室9に流れ込んでフィルタ7でろ過
される。上記フィルタ収容室9を通過したインクは、貫通穴29の大円側から小円側と流
れ、連通口24Aを通過して第5インク室34の上部に流れ込む。
される。上記フィルタ収容室9を通過したインクは、貫通穴29の大円側から小円側と流
れ、連通口24Aを通過して第5インク室34の上部に流れ込む。
ついで、第5インク室34に流入したインクは、インク流通口25Aを通過して差圧弁
収容室33に流れ込み、前述したように膜弁52の開閉動作により所定の負圧でインク供
給口4に流れ込む。
収容室33に流れ込み、前述したように膜弁52の開閉動作により所定の負圧でインク供
給口4に流れ込む。
ここで、第1インク室11は、大気連通路13,13Aおよび通孔67,バルブ収容室
8等を介して大気に連通されており、大気圧に維持されているため、負圧が発生してイン
クの流れを阻害することにはならない。仮に、第1インク室11のインクが逆流して凹部
38まで流れ込んだとしても、ここには發インク性の通気性シート55が設けられている
から、この通気性シート55により大気との連通は維持しつつインクの流出が阻止される
。これにより、大気連通溝36にインクが流れ込んで固化する等により大気連通溝36が
閉塞するような不都合を未然に防止できる。
8等を介して大気に連通されており、大気圧に維持されているため、負圧が発生してイン
クの流れを阻害することにはならない。仮に、第1インク室11のインクが逆流して凹部
38まで流れ込んだとしても、ここには發インク性の通気性シート55が設けられている
から、この通気性シート55により大気との連通は維持しつつインクの流出が阻止される
。これにより、大気連通溝36にインクが流れ込んで固化する等により大気連通溝36が
閉塞するような不都合を未然に防止できる。
このように、上記カートリッジ1では、容器本体2表面に形成したインク溝35等や大
気連通溝36を形成し、それらの開口を第1フィルム57で封止することにより流路を形
成するため、インク流路や大気連通路等の比較的複雑な流路が形成された容器を容易に成
形することができ、成形型の設計や加工等が容易になり、低コストで製造することができ
る。
気連通溝36を形成し、それらの開口を第1フィルム57で封止することにより流路を形
成するため、インク流路や大気連通路等の比較的複雑な流路が形成された容器を容易に成
形することができ、成形型の設計や加工等が容易になり、低コストで製造することができ
る。
なお、上記実施例では、フィルタ7として円柱状のものを用いた例を示したが、これに
限定するものではなく、ブロック状を呈したフィルタであれば、各種の形状大きさのもの
を含む趣旨である。
限定するものではなく、ブロック状を呈したフィルタであれば、各種の形状大きさのもの
を含む趣旨である。
つぎに、再び図1を参照して、上記使用後のカートリッジのリサイクル工程について説
明する。
明する。
まず、「回収工程」で種類や色毎に使用後のカートリッジ1を回収し、ついで、「選別
工程」で上記回収したカートリッジ1を選別する。
工程」で上記回収したカートリッジ1を選別する。
上記「選別工程」では、ICチップ49に記憶されたリサイクル情報を読み取るICチ
ェッカーにより、カートリッジ1のICチップ49に記憶されたリサイクル情報を読み取
る。上記リサイクル情報としてカートリッジの製造日を記憶しておき、読み取った製造日
から所定期間経過しているか否かにより、インク抜き取りを行うか否かを決定することが
行われる。例えば、カートリッジ1が製造日から1.5年が経過しているか否かを判別し
、この判別で1.5年が経過していない場合は、「インク抜取工程」を行わず、カートリ
ッジ1内に残インクが残っている状態で再充填用インクを追加注入する。一方、1.5年
が経過している場合は、本実施例のように、「インク抜取工程」を行って、カートリッジ
1内から残インクを抜き取ってから再充填用インクを注入することが行われる。
ェッカーにより、カートリッジ1のICチップ49に記憶されたリサイクル情報を読み取
る。上記リサイクル情報としてカートリッジの製造日を記憶しておき、読み取った製造日
から所定期間経過しているか否かにより、インク抜き取りを行うか否かを決定することが
行われる。例えば、カートリッジ1が製造日から1.5年が経過しているか否かを判別し
、この判別で1.5年が経過していない場合は、「インク抜取工程」を行わず、カートリ
ッジ1内に残インクが残っている状態で再充填用インクを追加注入する。一方、1.5年
が経過している場合は、本実施例のように、「インク抜取工程」を行って、カートリッジ
1内から残インクを抜き取ってから再充填用インクを注入することが行われる。
上記リサイクル情報として、リサイクル回数等を書き込むこともできる。この場合、リ
サイクル情報は後述の「ICデータ書き込み工程」において書き込まれる。
サイクル情報は後述の「ICデータ書き込み工程」において書き込まれる。
ついで、上記「外観検査工程」では、選別したカートリッジ1の外観を検査する。ここ
では、回収したカートリッジ1の中から、インク漏れ等でインク汚れが顕著なカートリッ
ジや、把持アーム折れ,ICチップ外れ等の外傷が顕著なカートリッジ等の不良カートリ
ッジ1を目視で選別し取り除く。
では、回収したカートリッジ1の中から、インク漏れ等でインク汚れが顕著なカートリッ
ジや、把持アーム折れ,ICチップ外れ等の外傷が顕著なカートリッジ等の不良カートリ
ッジ1を目視で選別し取り除く。
ついで、上記「カバーラベル剥がし工程」では、上記オーバーシート59のうちインク
注入口20および空気排出口21を覆う延長領域59Bを容器本体2の下面から剥がして
除去する。
注入口20および空気排出口21を覆う延長領域59Bを容器本体2の下面から剥がして
除去する。
図12に示すように、「カバーラベル剥がし工程」では、オーバーシート59から延長
領域59Bをハサミやカッターナイフ等で切断して、延長領域59Bを容器本体2の下面
から剥がす。
領域59Bをハサミやカッターナイフ等で切断して、延長領域59Bを容器本体2の下面
から剥がす。
ついで、上記「供給孔フィルム剥がし工程」では、ピンセット等でカートリッジ1のイ
ンク供給口4を封止する供給口フィルム(図示していない)を剥がす。
ンク供給口4を封止する供給口フィルム(図示していない)を剥がす。
ついで、上記「インク抜取工程」では、上記カートリッジ1内に残存した残インクを抜
き取る。
き取る。
図13に示すように、「インク抜取工程」では、使用後のカートリッジ1内に残存した
残インクを吸引して抜き取る抜取吸引工程と、当該抜取吸引工程で残インクを抜き取った
後にカートリッジ1内に残留するインクの残量が、未使用のカートリッジに充填されるイ
ンクの全量に対して所定割合以下であるか否かを確認する残量確認工程とが行われる。
残インクを吸引して抜き取る抜取吸引工程と、当該抜取吸引工程で残インクを抜き取った
後にカートリッジ1内に残留するインクの残量が、未使用のカートリッジに充填されるイ
ンクの全量に対して所定割合以下であるか否かを確認する残量確認工程とが行われる。
図14は、使用後のカートリッジ1に対してインクを再充填する本発明の液体再充填装
置における液体抜き取り装置である。この装置は、上記カートリッジ1内に残存した残イ
ンクを抜き取る後述の液体抜取手段と、残インクを抜き取った後にカートリッジ1内に残
留するインクの残量が所定割合以下であるか否かを計量する計量手段である計量装置89
と、後述の液体注入手段とを備えている。
置における液体抜き取り装置である。この装置は、上記カートリッジ1内に残存した残イ
ンクを抜き取る後述の液体抜取手段と、残インクを抜き取った後にカートリッジ1内に残
留するインクの残量が所定割合以下であるか否かを計量する計量手段である計量装置89
と、後述の液体注入手段とを備えている。
上記液体抜取手段は、再充填しようとするカートリッジ1内に残っている残インクを抜
き取って回収するインクトラップ81と、後述のトラップ減圧管85を介してインクトラ
ップ81内を減圧する吸引ポンプ83と、吸引ポンプ83の吸引によりインクトラップ8
1内を減圧するためのトラップ減圧管85と、カートリッジ1内から残インクを吸引する
ためのインク吸引管87とを含んで構成されている。
き取って回収するインクトラップ81と、後述のトラップ減圧管85を介してインクトラ
ップ81内を減圧する吸引ポンプ83と、吸引ポンプ83の吸引によりインクトラップ8
1内を減圧するためのトラップ減圧管85と、カートリッジ1内から残インクを吸引する
ためのインク吸引管87とを含んで構成されている。
上記インクトラップ81内には、インクトラップ81内に吸引された残インクを受ける
インク受け81aが設けられている。上記インク吸引管87の一端には、インク供給口4
からカートリッジ1内の残インクを抜き取るための抜取治具が設けられている。そして、
上記一端(抜取治具)は、インク供給口4に接続され、他端は、インクトラップ81のイ
ンク受け81a内に配置されている。
インク受け81aが設けられている。上記インク吸引管87の一端には、インク供給口4
からカートリッジ1内の残インクを抜き取るための抜取治具が設けられている。そして、
上記一端(抜取治具)は、インク供給口4に接続され、他端は、インクトラップ81のイ
ンク受け81a内に配置されている。
上記抜取治具は、基本的には、液体噴射装置においてカートリッジが装着される装着部
と同様の構造であり、インク供給口4に挿入されるインク供給針72や大気連通用の凹部
38を大気開放させるための作動杆70が設けられたものである。上記抜取治具は、イン
クトラップ81より上方に配置され、上記インク供給口4を下方に向けてカートリッジ1
を支持する。これにより、残インクは、抜取治具から抜き取られる際にインク吸引管87
を通ってインクトラップ81内に落下していく。
と同様の構造であり、インク供給口4に挿入されるインク供給針72や大気連通用の凹部
38を大気開放させるための作動杆70が設けられたものである。上記抜取治具は、イン
クトラップ81より上方に配置され、上記インク供給口4を下方に向けてカートリッジ1
を支持する。これにより、残インクは、抜取治具から抜き取られる際にインク吸引管87
を通ってインクトラップ81内に落下していく。
上記トラップ減圧管85の一端は、吸引ポンプ83と接続され、他端はインクトラップ
81内の上方に配置されている。
81内の上方に配置されている。
上記のような構成の液体再充填装置により、上記抜取吸引工程では、吸引ポンプ83を
駆動し、トラップ減圧管85を介してインクトラップ81内を所定負圧(例えば、100
Torrすなわち13.3kPa程度)に減圧する。そして、カートリッジ1からインク
供給口4を介して残インクを抜き取り、その抜き取った残インクをインクトラップ81の
インク受け81aで受ける。本実施例では、このようにして、上記使用後のカートリッジ
1内に残存したインクを上記インク供給口4から抜き取る。
駆動し、トラップ減圧管85を介してインクトラップ81内を所定負圧(例えば、100
Torrすなわち13.3kPa程度)に減圧する。そして、カートリッジ1からインク
供給口4を介して残インクを抜き取り、その抜き取った残インクをインクトラップ81の
インク受け81aで受ける。本実施例では、このようにして、上記使用後のカートリッジ
1内に残存したインクを上記インク供給口4から抜き取る。
このように、上記使用後のカートリッジ1内に残存した残インクを上記インク供給口4
から抜き取ることにより、使用後に残存したインクを抜き取ってから注入するため、品質
劣化した残インクの影響を少なくすることができる。また、上記インク供給口4から上記
カートリッジ1内に残存したインクを抜き取るため、抜き取り時のインクの流れがカート
リッジ1の使用時と同じになり、無理なくスムーズに抜き取りが行える。また、液体噴射
装置側の装置と同じ構造の抜取治具を用いることができ、部品が共通化できて装置のコス
トを低減し、カートリッジの使用時と同様にスムーズに残インクを抜き取ることができる
。
から抜き取ることにより、使用後に残存したインクを抜き取ってから注入するため、品質
劣化した残インクの影響を少なくすることができる。また、上記インク供給口4から上記
カートリッジ1内に残存したインクを抜き取るため、抜き取り時のインクの流れがカート
リッジ1の使用時と同じになり、無理なくスムーズに抜き取りが行える。また、液体噴射
装置側の装置と同じ構造の抜取治具を用いることができ、部品が共通化できて装置のコス
トを低減し、カートリッジの使用時と同様にスムーズに残インクを抜き取ることができる
。
上記カートリッジ1内の残インクを抜き取る際には、カートリッジ1内部の表面積に応
じた所定量の液体をカートリッジ1内に残すようにしている。具体的には、カートリッジ
1内に残すインク量は、新品時に充填されるインクの全量に対して約2.5容積%(本実
施例では、0.5g)である。このようにカートリッジ1内部の表面積に応じた所定量の
残インクを残すことで、インクの入り難い部分(例えばインクの流路が狭い部分)や、イ
ンクの濡れの悪い部分へのインクの流動性を改善し、インクの充填性を向上させるととも
に、気泡の残存を抑制することができる。このとき、カートリッジ1内部の表面積が大き
い場合にはインクを多く残し、小さい場合にはインクを少なく残すことで上記機能が有効
に機能する。
じた所定量の液体をカートリッジ1内に残すようにしている。具体的には、カートリッジ
1内に残すインク量は、新品時に充填されるインクの全量に対して約2.5容積%(本実
施例では、0.5g)である。このようにカートリッジ1内部の表面積に応じた所定量の
残インクを残すことで、インクの入り難い部分(例えばインクの流路が狭い部分)や、イ
ンクの濡れの悪い部分へのインクの流動性を改善し、インクの充填性を向上させるととも
に、気泡の残存を抑制することができる。このとき、カートリッジ1内部の表面積が大き
い場合にはインクを多く残し、小さい場合にはインクを少なく残すことで上記機能が有効
に機能する。
つぎに、残量確認工程において、インクを抜き取った後にカートリッジ1内に残留する
インクの残量が、未使用のカートリッジに充填されるインクの全量に対して所定割合以下
であるか否かを確認する。
インクの残量が、未使用のカートリッジに充填されるインクの全量に対して所定割合以下
であるか否かを確認する。
上記残量確認工程における所定割合は6容積%である。すなわち、上記カートリッジ1
内に残留するインクの残量が、未使用のカートリッジに充填されるインクの全量に対して
6容積%以下であるか否かを確認する。
内に残留するインクの残量が、未使用のカートリッジに充填されるインクの全量に対して
6容積%以下であるか否かを確認する。
本実施例では、未使用のカートリッジには、18.18グラム(g)のインクが充填さ
れるため、上記カートリッジ1内に残留するインクの残量が、18.18gの6容積%で
ある1g以下であるか否かを確認する。
れるため、上記カートリッジ1内に残留するインクの残量が、18.18gの6容積%で
ある1g以下であるか否かを確認する。
上記残量確認工程における所定割合は、6容積%であるため、上記カートリッジ内に残
存した品質劣化した液体の影響を確実に無視できるレベルまで液体の品質を確保すること
ができ、使用後のカートリッジ内の液体を再充填用の液体に確実に置き換えてリフレッシ
ュすることができる。そして、残った液体を十分に排出しながら補充する液体の歩留まり
を確保でき、再生カートリッジの液体品質と液体歩留まりとの双方を確保できる。
存した品質劣化した液体の影響を確実に無視できるレベルまで液体の品質を確保すること
ができ、使用後のカートリッジ内の液体を再充填用の液体に確実に置き換えてリフレッシ
ュすることができる。そして、残った液体を十分に排出しながら補充する液体の歩留まり
を確保でき、再生カートリッジの液体品質と液体歩留まりとの双方を確保できる。
このように、「インク抜取工程」で0.5g以上1g以下の重量のインクをカートリッ
ジ1内に残して、「インク抜取工程」を終了し、つぎの工程に進む。
ジ1内に残して、「インク抜取工程」を終了し、つぎの工程に進む。
ついで(図1参照)、上記「注入孔フィルム穴あけ工程(フィルム除去工程)」では、
上記残留するインクの残量が1g以下であるカートリッジ1の空気排出口21の周囲に溶
着されて上記空気排出口21を封止する注入孔フィルムFを、上記空気排出口21が連通
するよう除去する。
上記残留するインクの残量が1g以下であるカートリッジ1の空気排出口21の周囲に溶
着されて上記空気排出口21を封止する注入孔フィルムFを、上記空気排出口21が連通
するよう除去する。
図15に示すように、「注入孔フィルム穴あけ工程」では、具体的には、上記空気排出
口21の注入孔フィルムFを除去する際、空気排出口21の注入孔フィルムFをフィルム
除去手段(例えばハサミやカッターナイフ)等により切り取って、フィルムFのうち空気
排出口21を覆う部分に穴をあける。
口21の注入孔フィルムFを除去する際、空気排出口21の注入孔フィルムFをフィルム
除去手段(例えばハサミやカッターナイフ)等により切り取って、フィルムFのうち空気
排出口21を覆う部分に穴をあける。
このように、フィルムFのうち空気排出口21を覆う部分を切り取って空気排出口21
を覆うフィルムFに貫通孔を形成することにより、空気排出口21を覆うフィルムFを除
去する。そして、後の「インク注入工程」において、上記カートリッジ1に対してインク
を上記空気排出口21から注入するようになっている。このように、上記空気排出口21
を覆う注入孔フィルムFに貫通孔を形成することにより上記カートリッジ1等を傷つける
ことなく上記空気排出口21を連通させることができて後述する再溶着面にも傷をつけに
くいため、清浄な面に再溶着を行うことができて再溶着が確実に行われる。また、カート
リッジ1内に気泡を取り込むことなく、短時間で効率的に液体を注入することができる。
を覆うフィルムFに貫通孔を形成することにより、空気排出口21を覆うフィルムFを除
去する。そして、後の「インク注入工程」において、上記カートリッジ1に対してインク
を上記空気排出口21から注入するようになっている。このように、上記空気排出口21
を覆う注入孔フィルムFに貫通孔を形成することにより上記カートリッジ1等を傷つける
ことなく上記空気排出口21を連通させることができて後述する再溶着面にも傷をつけに
くいため、清浄な面に再溶着を行うことができて再溶着が確実に行われる。また、カート
リッジ1内に気泡を取り込むことなく、短時間で効率的に液体を注入することができる。
ついで、上記「インク注入工程」では、カートリッジ1に対してインクを注入する。
図16に示すように、「インク注入工程」では、後述の液体注入手段を使用し、まず、
上記「インク抜取工程」でインクを抜き取った後のカートリッジ1内をあらかじめ所定の
真空度(本実施例では37Pa)以下に減圧する真空引き工程、カートリッジ1に対して
インクを注入する注入工程、後述の一時貯留タンク93内にインクを補充するインク補充
工程、上記注入工程でインクを注入した後、上記インク供給口4を介してカートリッジ1
内から所定量のインクを吸引する吸引工程であるインク吸引工程、これらの「インク注入
工程」を終了する終了工程が順に行われる。
上記「インク抜取工程」でインクを抜き取った後のカートリッジ1内をあらかじめ所定の
真空度(本実施例では37Pa)以下に減圧する真空引き工程、カートリッジ1に対して
インクを注入する注入工程、後述の一時貯留タンク93内にインクを補充するインク補充
工程、上記注入工程でインクを注入した後、上記インク供給口4を介してカートリッジ1
内から所定量のインクを吸引する吸引工程であるインク吸引工程、これらの「インク注入
工程」を終了する終了工程が順に行われる。
図17は、本発明の液体再充填装置における液体注入装置である。この装置において、
上記液体注入手段は、上部に大気と連通する連通管91が接続されるとともに、上記計量
装置89で計量した残インクの残量が所定割合(6容積%)以下であることを確認したカ
ートリッジ1の上方で、当該カートリッジ1に再充填するためのインクを一時貯留する一
時貯留タンク93と、インクを収容するインクタンクと接続され当該インクを一時貯留タ
ンク93内に供給するための供給管95と、一時貯留タンク93内のインクを上記空気排
出口21からカートリッジ1内に注入するための注入管97と、カートリッジ1内のイン
クを抜き取って収容するインクトラップ99と、後述のトラップ減圧管103を介してイ
ンクトラップ99内を減圧する吸引ポンプ101と、吸引ポンプ101の吸引によりイン
クトラップ99内を減圧するためのトラップ減圧管103と、カートリッジ1内からイン
クを吸引するためのインク吸引管105とを備えている。
上記液体注入手段は、上部に大気と連通する連通管91が接続されるとともに、上記計量
装置89で計量した残インクの残量が所定割合(6容積%)以下であることを確認したカ
ートリッジ1の上方で、当該カートリッジ1に再充填するためのインクを一時貯留する一
時貯留タンク93と、インクを収容するインクタンクと接続され当該インクを一時貯留タ
ンク93内に供給するための供給管95と、一時貯留タンク93内のインクを上記空気排
出口21からカートリッジ1内に注入するための注入管97と、カートリッジ1内のイン
クを抜き取って収容するインクトラップ99と、後述のトラップ減圧管103を介してイ
ンクトラップ99内を減圧する吸引ポンプ101と、吸引ポンプ101の吸引によりイン
クトラップ99内を減圧するためのトラップ減圧管103と、カートリッジ1内からイン
クを吸引するためのインク吸引管105とを備えている。
上記液体注入手段は、上記計量装置89で計量した残インクの残量が所定割合(6容積
%)以下であることを確認したカートリッジ1に対し、上記の構成により、インクを注入
するようになっている。
%)以下であることを確認したカートリッジ1に対し、上記の構成により、インクを注入
するようになっている。
上記連通管91には、当該連通管91を開閉し一時貯留タンク93内への空気の出入り
を開閉制御する連通管開閉弁91aが設けられている。また、上記供給管95には、当該
供給管95を開閉し一時貯留タンク93内へのインクの供給を開閉制御する供給管開閉弁
95aが設けられている。また、上記注入管97には、当該注入管97を開閉しカートリ
ッジ1内へのインクの注入を開閉制御する注入管開閉弁97aが設けられている。
を開閉制御する連通管開閉弁91aが設けられている。また、上記供給管95には、当該
供給管95を開閉し一時貯留タンク93内へのインクの供給を開閉制御する供給管開閉弁
95aが設けられている。また、上記注入管97には、当該注入管97を開閉しカートリ
ッジ1内へのインクの注入を開閉制御する注入管開閉弁97aが設けられている。
上記インクトラップ99内には、その中に吸引された残インクを受けるインク受け99
aが設けられている。上記インク吸引管105の一端には、上記インク供給口4からカー
トリッジ1内のインクを吸引するための吸引治具が設けられている。そして、その吸引治
具が設けられた上記一端は、インク供給口4に接続され、他端は、インクトラップ99の
インク受け99a内に配置されている。
aが設けられている。上記インク吸引管105の一端には、上記インク供給口4からカー
トリッジ1内のインクを吸引するための吸引治具が設けられている。そして、その吸引治
具が設けられた上記一端は、インク供給口4に接続され、他端は、インクトラップ99の
インク受け99a内に配置されている。
上記吸引治具は、その上方で上記インク供給口4を上方に向けてカートリッジ1を支持
する。すなわち、カートリッジ1は、吸引治具より下方でインク供給口4を上方に向けて
配置される。これにより、カートリッジ1内のインクに気泡が含まれている場合、その気
泡をインク供給口4付近に集めることができ、インク供給口4近傍の気泡を確実に吸引除
去できる。上記吸引治具は、インク供給口4に挿入されるインク供給針72が設けられて
いるが、作動杆70は設けられていない。
する。すなわち、カートリッジ1は、吸引治具より下方でインク供給口4を上方に向けて
配置される。これにより、カートリッジ1内のインクに気泡が含まれている場合、その気
泡をインク供給口4付近に集めることができ、インク供給口4近傍の気泡を確実に吸引除
去できる。上記吸引治具は、インク供給口4に挿入されるインク供給針72が設けられて
いるが、作動杆70は設けられていない。
上記トラップ減圧管103の一端は、吸引ポンプ101と接続され、他端はインクトラ
ップ99内の上方に配置されている。
ップ99内の上方に配置されている。
上記インク吸引管105には、後のインク吸引工程においてインク供給口4から吸引す
る液体量に対応する容量(本実施例では、約4cc容量)の液体保持部107が設けられ
ている。また、上記インク吸引管105のうち液体保持部107の上流側には、カートリ
ッジ1と液体保持部107間のインク吸引管105を開閉し液体保持部107内へのイン
クの吸引を開閉制御する上流側吸引管開閉弁105aが設けられている。また、上記イン
ク吸引管105のうち液体保持部107の下流側には、インクトラップ99と液体保持部
107間のインク吸引管105を開閉しインクトラップ99内へのインクの吸引を開閉制
御する下流側吸引管開閉弁105bが設けられている。
る液体量に対応する容量(本実施例では、約4cc容量)の液体保持部107が設けられ
ている。また、上記インク吸引管105のうち液体保持部107の上流側には、カートリ
ッジ1と液体保持部107間のインク吸引管105を開閉し液体保持部107内へのイン
クの吸引を開閉制御する上流側吸引管開閉弁105aが設けられている。また、上記イン
ク吸引管105のうち液体保持部107の下流側には、インクトラップ99と液体保持部
107間のインク吸引管105を開閉しインクトラップ99内へのインクの吸引を開閉制
御する下流側吸引管開閉弁105bが設けられている。
上記インクトラップ99,吸引ポンプ101,インク吸引管105,上流側吸引管開閉
弁105a,下流側吸引管開閉弁105b,液体保持部107等は、上記インク供給口4
を介してカートリッジ1内から所定量のインクを吸引する吸引手段としての役割を果たす
。
弁105a,下流側吸引管開閉弁105b,液体保持部107等は、上記インク供給口4
を介してカートリッジ1内から所定量のインクを吸引する吸引手段としての役割を果たす
。
上記「真空引き工程」では、吸引ポンプ101を駆動するとともに、上流側吸引管開閉
弁105a,下流側吸引管開閉弁105bを開状態にし、連通管開閉弁91a,供給管開
閉弁95a,注入管開閉弁97aを閉状態にし、カートリッジ1内を約600Pa(約5
torr程度)以上約3800パスカル(約28torr程度)以下に減圧する。
弁105a,下流側吸引管開閉弁105bを開状態にし、連通管開閉弁91a,供給管開
閉弁95a,注入管開閉弁97aを閉状態にし、カートリッジ1内を約600Pa(約5
torr程度)以上約3800パスカル(約28torr程度)以下に減圧する。
上記カートリッジ1内の真空度は、例えば上記吸引手段を制御する吸引制御手段等によ
り上記吸引手段の吸引を制御し、好ましくは、5torr以上28torr以下、さらに
好ましくは10torr(約1300Pa)以上28torr以下に設定できる。
り上記吸引手段の吸引を制御し、好ましくは、5torr以上28torr以下、さらに
好ましくは10torr(約1300Pa)以上28torr以下に設定できる。
上記注入工程では、吸引ポンプ101の駆動を停止するとともに、連通管開閉弁91a
,注入管開閉弁97aを開状態にし、上流側吸引管開閉弁105a,供給管開閉弁95a
,下流側吸引管開閉弁105bを閉状態にする。このようにすることで、あらかじめ約6
00Pa以上3800Pa以下に減圧され上記残量確認工程でインクの残量が上記6容積
%(本実施例では1g)以下であることを確認したカートリッジ1内に一時貯留タンク9
3内のインクが上記空気排出口21から注入される。
,注入管開閉弁97aを開状態にし、上流側吸引管開閉弁105a,供給管開閉弁95a
,下流側吸引管開閉弁105bを閉状態にする。このようにすることで、あらかじめ約6
00Pa以上3800Pa以下に減圧され上記残量確認工程でインクの残量が上記6容積
%(本実施例では1g)以下であることを確認したカートリッジ1内に一時貯留タンク9
3内のインクが上記空気排出口21から注入される。
このように、上記「インク抜取工程」でインクを抜き取った後のカートリッジ1内をあ
らかじめ600Pa以上3800Pa以下に減圧した状態で、当該カートリッジ1に対し
てインクを注入する。このようにすることにより、カートリッジ1内を十分に空気を除去
した状態からインクを注入するため、カートリッジ1内に気泡を取り込むことなくスムー
ズにインクを満たすことができる。特に、本実施例のカートリッジのように、圧力制御弁
内蔵タイプのカートリッジにおいては、カートリッジ1内に空気があると圧力制御弁を空
気が通過する抵抗が、充填性に悪影響を及ぼしたり気泡を残したりするため、効果的であ
る。また、必要以上に減圧しすぎないため、カートリッジ1内に微妙に残ったインクが蒸
発して固化したり、激しく泡立って充填性に悪影響を及ぼしたりすることを防止できる。
らかじめ600Pa以上3800Pa以下に減圧した状態で、当該カートリッジ1に対し
てインクを注入する。このようにすることにより、カートリッジ1内を十分に空気を除去
した状態からインクを注入するため、カートリッジ1内に気泡を取り込むことなくスムー
ズにインクを満たすことができる。特に、本実施例のカートリッジのように、圧力制御弁
内蔵タイプのカートリッジにおいては、カートリッジ1内に空気があると圧力制御弁を空
気が通過する抵抗が、充填性に悪影響を及ぼしたり気泡を残したりするため、効果的であ
る。また、必要以上に減圧しすぎないため、カートリッジ1内に微妙に残ったインクが蒸
発して固化したり、激しく泡立って充填性に悪影響を及ぼしたりすることを防止できる。
また、インクを抜き取った後にカートリッジ1内に残留するインクの残量が、未使用の
カートリッジに充填されるインクの全量に対して所定割合以下であるか否かを確認し、イ
ンクの残量が所定割合以下であることを確認したカートリッジに対してインクを注入する
ため、カートリッジ1内に充填されたインクに対して上記カートリッジ1内に残存したイ
ンク(例えば脱気度低下、乾燥による粘度上昇等の品質劣化したインク)の影響をほとん
ど無視できるレベルまで残さないようにすることができ、使用後のカートリッジ1内のイ
ンクの品質を確保することができる。そして、残ったインクを十分に排出しながら補充す
るインクの歩留まりを確保でき、再生カートリッジのインク品質とインク歩留まりとの双
方を確保できる。
カートリッジに充填されるインクの全量に対して所定割合以下であるか否かを確認し、イ
ンクの残量が所定割合以下であることを確認したカートリッジに対してインクを注入する
ため、カートリッジ1内に充填されたインクに対して上記カートリッジ1内に残存したイ
ンク(例えば脱気度低下、乾燥による粘度上昇等の品質劣化したインク)の影響をほとん
ど無視できるレベルまで残さないようにすることができ、使用後のカートリッジ1内のイ
ンクの品質を確保することができる。そして、残ったインクを十分に排出しながら補充す
るインクの歩留まりを確保でき、再生カートリッジのインク品質とインク歩留まりとの双
方を確保できる。
また、上記液体再充填装置は、上記液体抜取手段により、上記使用後のカートリッジ1
内の残インクを抜き取る。そして、上記計量装置89により、残インクを抜き取った後に
カートリッジ1内に残留するインクの残量が所定割合以下であるか否かを計量し、上記液
体注入手段により、計量した液体の残量が、未使用のカートリッジに充填される液体の全
量に対して所定割合以下であるカートリッジに対して再充填用の液体を注入するため、簡
単な構造で使用後のカートリッジ1を効果的にリサイクルできるため、装置のランニング
コストやリサイクルコストがあまりかからない。
内の残インクを抜き取る。そして、上記計量装置89により、残インクを抜き取った後に
カートリッジ1内に残留するインクの残量が所定割合以下であるか否かを計量し、上記液
体注入手段により、計量した液体の残量が、未使用のカートリッジに充填される液体の全
量に対して所定割合以下であるカートリッジに対して再充填用の液体を注入するため、簡
単な構造で使用後のカートリッジ1を効果的にリサイクルできるため、装置のランニング
コストやリサイクルコストがあまりかからない。
また、上記インク抜取工程でインクを抜き取ったカートリッジ1に対し、上記インク供
給口4とは別の第2の開口である空気排出口21からインクを注入するため、気泡を取り
込むことなく短時間で効率的にインクの注入を行うことができる。
給口4とは別の第2の開口である空気排出口21からインクを注入するため、気泡を取り
込むことなく短時間で効率的にインクの注入を行うことができる。
さらに、上記空気排出口21は、膜弁52やバネ50等から構成される差圧弁(圧力制
御弁)より上流側のインク貯留室(第1インク室11)に連通する開口であるため、カー
トリッジ1使用時におけるインクの流れと同じ流れとなるようインクの注入を行うことと
なるため、気泡を巻き込んだり残したりすることを防止しながらスムーズにインクを注入
できる。
御弁)より上流側のインク貯留室(第1インク室11)に連通する開口であるため、カー
トリッジ1使用時におけるインクの流れと同じ流れとなるようインクの注入を行うことと
なるため、気泡を巻き込んだり残したりすることを防止しながらスムーズにインクを注入
できる。
ついで、上記インク補充工程では、連通管開閉弁91a,供給管開閉弁95aを開状態
にし、上流側吸引管開閉弁105a,注入管開閉弁97a,下流側吸引管開閉弁105b
を閉状態にすることにより、インクタンク内のインクが一時貯留タンク93内に供給され
る。
にし、上流側吸引管開閉弁105a,注入管開閉弁97a,下流側吸引管開閉弁105b
を閉状態にすることにより、インクタンク内のインクが一時貯留タンク93内に供給され
る。
上記インク吸引工程では、吸引ポンプ101を駆動するとともに、下流側吸引管開閉弁105bを開状態にし、その他の開閉弁を全て閉状態にし、液体保持部107に所定圧力(本実施例では、約100Torrすなわち13300Pa程度)の負圧を貯留させる。ついで、この状態で下流側吸引管開閉弁105bを閉状態に切り替えて上流側吸引管開閉弁105aを開状態にすることにより、カートリッジ1内から液体保持部107の容量(本実施例では、約1.12g:1cc〜4cc)分だけインクを吸引する。
このように、上記インク吸引工程は、上記液体保持部107の上流側に設けた上流側吸引管開閉弁105aを閉弁して上記液体保持部107に所定の負圧を蓄積した状態から、上流側吸引管開閉弁105aを開弁することにより、上記インク供給口4付近に付与される負圧は短時間のうちに急激に上昇する。したがって、上記カートリッジ1内のインクの吸引流速が急激に高い流速レベルに達し、上記インク供給口4からインクを一気に排出することができる。これにより、カートリッジ1に充填された気泡を含むインクも強力に吸引され、気泡を含まないインクがインク供給口4等に満たされて、液体噴射装置から良好な液体噴射が得られる。このように、吸引力を特別に高めることなく、上記インク供給口4付近に強力な負圧を付与することができるため、簡素な設備で確実に気泡や液体を吸引することができる。
また、上記カートリッジ1に対してインクを注入した後、上記インク供給口4を介してカートリッジ1内から所定量のインクを吸引する。したがって、インクの注入後にインク供給口4を介してカートリッジ1内から所定量のインクを吸引することにより、カートリッジ1内の気泡残りを防止することができる。また、最も気泡の影響が大きいインク供給口付近の気泡を取り除くことができ、再充填後のカートリッジ1において液体噴射装置の噴射安定性を新品のカートリッジと同様に確保することができる。また、気泡を取り除くにあたって、カートリッジ1の外部から外圧を加えないため、カートリッジ1が傷み難く、カートリッジ1のリサイクル回数が向上する。
このように、上記「インク吸引工程」は、少なくとも上記カートリッジ1内のインク供給口4のうち上記差圧弁からインク供給口4までの流路の容積に対応する量のインクを上記液体保持部107により一定容量、一定真空度で吸引し、インク供給口4から吸引する液体量に対応する容量の液体保持部107に対し、インクを吸引保持することにより行う。このようにすることにより、上記差圧弁からインク供給口4までの流路の気泡を確実に取り除くことができる。仮に上記差圧弁よりも上流側に気泡が残ったとしても、上記差圧弁より下流側に気泡が浸入することはないため、噴射トラブルは確実に防止できる。
また、上記「インク吸引工程」においてインク供給口4から吸引する液体量に対応する容量の液体保持部107に対し、インクを吸引保持することにより行うことで、インク供給口4から液体保持部107の容量だけインクを吸引することができるため、常に一定の容量のインクを安定して吸引することができ、過剰吸引によるインクのロスや吸引不足による気泡残りを確実に防止できる。
上記終了工程では、吸引ポンプ101の駆動を停止するとともに、全ての開閉弁を閉状態にして「インク注入工程」を終了し、つぎの工程に進む。
上記「注入孔フィルム再溶着工程」では(図1参照)、再溶着手段であるヒータ113により、上記インク注入工程でインクを注入した上記空気排出口21を再び封止するよう、最初の溶着面(平滑面)とは別の面(平滑面)を再溶着面として、注入孔フィルムFに形成された貫通孔を覆うように別の注入孔フィルム90を再溶着するようになっている。
このようにすることにより、カートリッジ1の形状を変形させることなく、インクのリーク(漏れ)の無い溶着強度を確保した溶着品質が得られる。また、別の注入孔フィルム90として新品と同じフィルムを使うことで、寿命劣化に対する信頼性を確保することができる。また、最初の溶着面とは別の面を再溶着面として別の注入孔フィルム90を再溶着することで、溶着の信頼性が向上する。
このようにすることにより、カートリッジ1の形状を変形させることなく、インクのリーク(漏れ)の無い溶着強度を確保した溶着品質が得られる。また、別の注入孔フィルム90として新品と同じフィルムを使うことで、寿命劣化に対する信頼性を確保することができる。また、最初の溶着面とは別の面を再溶着面として別の注入孔フィルム90を再溶着することで、溶着の信頼性が向上する。
詳細には、図18に示すように、上記カートリッジ1の空気排出口21には、その開口縁からカートリッジ1内に向かって下り傾斜する傾斜面111が形成されている。上記再溶着面は、ヒータ113により、上記空気排出口21周囲の最初の溶着面よりも凹んだ部分で形成される。このようにすることにより、再溶着面が周囲よりも凹んだ部分にあり、通常は注入孔フィルムFに覆われているので、使用中に再溶着面には傷等がほとんどつかず、清浄な面に再溶着を行うことができて再溶着が確実に行われる。
より具体的には、上記再溶着面として、上記傾斜面111に別の注入孔フィルム90を溶着する。このようにすることにより、再溶着面が開口縁からカートリッジ1内に向かって下り傾斜する傾斜面111であるため、上記傾斜に沿った溶着治具(ヒータ113)で容易に溶着できることから上記空気排出口21をより確実に封止することができる。
なお、再溶着にあたって、伸縮性を有するフィルムを使用して注入孔フィルム90を変形させながら溶着させたり、伸縮性に乏しいフィルムを使用してしわを形成しながら再溶着するようにしてもよい。このようにすることにより、空気排出口21を再溶着面の形状に沿ってぴったりと封止することができ、見た目が綺麗に仕上がるとともに、より確実にインク漏れを防止することができる。
上記再充填カートリッジによれば、カートリッジ1の形状を変形させることなく、インクの漏れの無い溶着強度を確保した溶着品質の再充填カートリッジ1をユーザが再利用することができる。また、注入孔フィルム90として新品と同じフィルムが使われることで、寿命劣化に対する信頼性が確保される。また、最初の溶着面とは別の面を再溶着面として注入孔フィルム90が再溶着されているため、溶着の信頼性が増し、ユーザの満足度が向上する。
上記「供給口フィルム再溶着工程」では(図1参照)、ヒータにより、インク供給口4を再び封止するよう供給口フィルムを再溶着する。ここでは、上記「注入孔フィルム再溶着工程」と同様に、最初の溶着面とは別の面を再溶着面として供給口フィルムを再溶着してもよいし、インク供給口4の上記のような傾斜面を再溶着面として再溶着してもよい。
ついで(図1参照)、上記「重量検査工程」では、カートリッジ1の重量を検査し、再充填したカートリッジ1が新品のカートリッジと略同じ重量であるか否かを確認する。具体的には、新品のカートリッジは、約20.5gであるため、20.5の±1gの範囲であれば、つぎの工程に進む。
ついで、上記「ICデータ書き込み工程」では、ICチップ49のリサイクル情報等の情報を読み書きする情報読み書き手段であるICチェッカーにより、カートリッジ1のICチップ49にリサイクル情報を書き込む。
上記リサイクル情報は、カートリッジ1のリサイクル回数(再充填回数)等の情報であり、上記「ICデータ書き込み工程」では、リサイクル回数として、「1」を加算する。
なお、上記「選別工程」において、ICチェッカーによりICチップ49に記憶された情報を読み取る際、上記リサイクル回数が所定回数以上であれば、そのICチップ49に設けられたカートリッジ1をNGとして取り除いてもよいし、その回数を所定の報知手段により報知するようにしてもよい。このようにすることにより、リサイクル回数を管理することができる。また、部品劣化があるので、同じカートリッジを何回もリサイクルしてしまうことを防止することができ、傷んだカートリッジが流通してしまうことをより確実に防止することができる。
また、上記ICチップに、カートリッジ1を記録装置で使用した際に、カウントされたインク残量を記憶しておき、上記「インク抜取工程」において、上記インク残量をICチップ49から読み取って、読み取られたインク残量に応じた量のインクを上記使用後のカートリッジ1内から抜き取るようにしてもよい。このようにすることにより、再充填に好適な量の残インクを抜き取ることができ、使用後のカートリッジ1内のインクを再充填用インクへより一層効果的に置き換えることができる。
また、上記ICチップに、「インク抜き取り工程」において、計量されたインク抜き取り後のインク残量を記憶しておき、その後の「インク注入工程」において、ICチップ49に記憶されたインク残量を読み出してインクを再注入するか否かを決定したり、インク残量に応じた量のインクを再注入するようにしてもよい。このようにすることにより、例えば、残インクの残量が1g以下のカートリッジにのみインクをより確実に注入するようにすることができる。また、再充填に好適な量のインクを注入することができる。
ついで、上記「ICデータ書き込み工程」の後、上記「ICデータ読み込み工程」では、上記「ICデータ書き込み工程」で確実に情報が書き込まれたか否かを確認するため、ICチェッカーにより、カートリッジ1のICチップ49の情報を読み込む。
ついで、上記「ロット刻印工程」では、カートリッジ1にロットナンバを刻印する。なお、上記刻印は、熱刻印であっても、スタンプであってもよい。
ついで、上記「ラベル貼付工程」では、カートリッジ1にリサイクル判別用の新規ラベルや、空気排出口21近傍を隠すためのラベルを貼付する。
ついで、上記「外圧検査工程」では、カートリッジ1からのインク漏れを検査する。ここでは、所定負圧に減圧された箱の中に所定時間カートリッジ1を入れ、減圧下においてカートリッジ1からインク漏れがあるか否かを確認する。そして、容器本体2等が割れていたり、インク漏れがあるとNGとして取り除かれる。
ついで、上記「パック工程」では、カートリッジ1内のインクが空気に触れないように、カートリッジ1を減圧パックする。このように、減圧パックすることで大気との連通が断たれて保存されるため、カートリッジ1内のインクの脱気度が十分に維持される。
ついで、上記「12h漏れチェック工程」では、減圧パックしたカートリッジ1を12時間放置して、カートリッジ1からインク漏れがあるか、減圧パックに空気が入り込んでいないか否かを確認する。
ついで、上記「個装箱詰め工程」では、カートリッジ1からインク漏れ等がない良品の再充填カートリッジ1を箱詰めする。
以上が本実施例のカートリッジの液体再充填方法の一例である。
このように、上記液体再充填方法では、一度使ったカートリッジ1にインクを注入することで、カートリッジ1を再利用することができ、廃棄物削減による環境負荷の低減、部品の再利用によるコストダウンが図れ、ユーザに安価なカートリッジを提供できる。また、カートリッジ1の外部から外圧を加える必要もないため、カートリッジ1が傷み難く、カートリッジ1のリサイクル回数が向上する。このように、簡単な工程で使用後のカートリッジ1を効果的にリサイクルできるため、リサイクルコストがあまりかからず、質の良い使用後カートリッジ1をユーザに対して提供することができる。
なお、再充填されるインクは、同一色のインクであってもよいし、同系色または類似色のインクであってもよい。ここで、同系色のインクとは、充填前にカートリッジ内に充填され消費されたインクとほぼ同一の発色特性を有する同系の色材(例、赤とうす赤等)を備えたものを指し、また類似のインクとは、充填前にカートリッジ内に充填され消費されたインクと類似した発色特性を有する色材(例、赤とオレンジ等)を備えたものが一例として挙げられる。また、場合によっては、再充填される液体は、インクの場合、全く異なる色のインクを充填してもよい。
上記実施例は、インクジェット式記録装置を対象にしたものであるが、上記液体噴射装置は、インクジェット式記録装置用のインクだけを対象にするのではなく、グルー,マニキュア,導電性液体(液体金属)等を噴射することができる。さらに、上記実施例では、液体の一つであるインクを用いたインクジェット式記録ヘッドについて説明したが、プリンタ等の画像記録装置に用いられる記録ヘッド,液晶ディスプレー等のカラーフィルタの製造に用いられる色材噴射ヘッド,有機ELディスプレー,FED(面発光ディスプレー)等の電極形成に用いられる電極材噴射ヘッド,バイオチップ製造に用いられる生体有機噴射ヘッド等の液体を吐出する液体噴射ヘッド全般に適用することも可能である。
1 カートリッジ,2 容器本体,3 蓋体,4 インク供給口,5 把持アーム,6 把持アーム,7 フィルタ,8 バルブ収容室,9 フィルタ収容室,10 壁,11 第1インク室,12 壁,13 大気連通路,13A 大気連通路,14 枠状部,14A 上面,15 壁,15A 連通口,16 第2インク室,17 第3インク室,18 吸上げ流路,18A インク溝,18B 下端開口,19 壁,19A 連通口,19B 連通口,20 インク注入口,21 空気排出口,22 壁,23 第4インク室,24 壁,24A 連通口,25 壁,25A インク流通口,25B 弁座部,26 区画壁,26A 連通口,27 区画壁,27A 連通口,28A インク流路,28B インク流路,29 貫通穴,30 壁,31 溝,32 区画壁,32A 連通口,32B 連通口,33 差圧弁収容室,34 第5インク室,35 インク溝,36 大気連通溝,37 溝,38 凹部,39 枠部,40 リブ,41 貫通穴,42 壁,43 細長い領域,44 貫通穴,45 溝,46 貫通穴,47 連通口,48 開口部,49 ICチップ,50 バネ,51 貫通穴,52 膜弁,52A 厚肉部,52B バネ受け部,53 蓋体,53A バネ受け部,54 枠部,55 通気性シート,56 第2フィルム,57 第1フィルム,57A 切欠部,58 第3フィルム,59 オーバーシート,59A 切欠部,59B 延長領域,60 貫通穴,61 押圧部材,62 弾性部材,63 突起,64 突起,65 弁体,66 アーム,66A 回動支点,66B 凸部,67 通孔,68 識別用凸部,70 作動杆,70A 識別片,71 カートリッジホルダ,72 インク供給針,73 記録ヘッド,75 キャリッジ,76 記録紙,77 タイミングベルト,78 ガイドバー,79 ステッピングモータ,81 インクトラップ,81a インク受け,83 吸引ポンプ,85 トラップ減圧管,87 インク吸引管,89 計量装置,90 別の注入孔フィルム,91 連通管,91a 連通管開閉弁,93 一時貯留タンク,95 供給管,95a 供給管開閉弁,97 注入管,97a 注入管開閉弁,99 インクトラップ,99a インク受け,101 吸引ポンプ,103 トラップ減圧管,105 インク吸引管,105a 上流側吸引管開閉弁,105b 下流側吸引管開閉弁,107 液体保持部,111 傾斜面,113 ヒータ,F 注入孔フィルム
Claims (8)
- 液体噴射装置における使用後のカートリッジに対して液体を再充填する液体再充填方法
であって、
上記使用後のカートリッジ内に残存した液体を抜き取る液体抜取工程と、
上記液体抜取工程で液体を抜き取った後にカートリッジ内に残留する液体の残量が、未
使用のカートリッジに充填される液体の全量に対して所定割合以下であるか否かを確認す
る残量確認工程と、
上記残量確認工程で液体の残量が所定割合以下であることを確認したカートリッジに対
して液体を注入する液体注入工程と、を備えたことを特徴とするカートリッジの液体再充
填方法。 - 上記残量確認工程における所定割合は6容積%である請求項1記載のカートリッジの液
体再充填方法。 - 上記液体抜取工程において、上記カートリッジ内に残存した液体を抜き取る際に、カー
トリッジ内部の表面積に応じた所定量の液体をカートリッジ内に残し、
上記液体注入工程において、所定量の液体を残したカートリッジ内に液体を注入する請
求項1または2記載のカートリッジの液体再充填方法。 - 上記カートリッジは、カートリッジが液体噴射装置に対して液体を供給する液体供給口
に対する液体の供給圧力を制御する圧力制御弁を有し、当該圧力制御弁の圧力制御により
内部に液体を保持するタイプのカートリッジである請求項1〜3のいずれか一項に記載の
カートリッジの液体再充填方法。 - 上記液体抜取工程において、上記使用後のカートリッジ内に残存した液体を、上記カー
トリッジが上記液体噴射装置に対して液体を供給する液体供給口から抜き取る請求項1〜
4のいずれか一項に記載のカートリッジの液体再充填方法。 - 上記液体注入工程において、上記液体抜取工程で液体を抜き取ったカートリッジに対し
、上記液体供給口とは別の第2の開口から液体を注入する請求項5記載のカートリッジの
液体再充填方法。 - 上記第2の開口は、上記圧力制御弁より上流側のインク貯留室に連通する開口である請
求項6記載のカートリッジの液体再充填方法。 - 液体噴射装置における使用後のカートリッジに対して液体を再充填する液体再充填装置
であって、
上記使用後のカートリッジ内に残存した液体を抜き取る液体抜取手段と、
上記液体抜取手段で液体を抜き取った後にカートリッジ内に残留する液体の残量が所定
割合以下であるか否かを計量する計量手段と、
上記計量手段で計量した液体の残量が、未使用のカートリッジに充填される液体の全量
に対して所定割合以下であるカートリッジに対して液体を注入する液体注入手段と、を備
えたことを特徴とするカートリッジの液体再充填装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2008302697A JP2009040065A (ja) | 2004-11-29 | 2008-11-27 | カートリッジの再製造方法およびカートリッジ |
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2004343427 | 2004-11-29 | ||
| JP2008302697A JP2009040065A (ja) | 2004-11-29 | 2008-11-27 | カートリッジの再製造方法およびカートリッジ |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2005344560A Division JP2006175854A (ja) | 2004-11-29 | 2005-11-29 | カートリッジの液体再充填方法および液体再充填装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2009040065A true JP2009040065A (ja) | 2009-02-26 |
Family
ID=36772491
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2008302697A Withdrawn JP2009040065A (ja) | 2004-11-29 | 2008-11-27 | カートリッジの再製造方法およびカートリッジ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2009040065A (ja) |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07214790A (ja) * | 1994-02-07 | 1995-08-15 | Fuji Electric Co Ltd | 補給用インク袋付き記録ヘッドのインク充填装置 |
| JPH0911497A (ja) * | 1995-06-30 | 1997-01-14 | Canon Inc | 液体噴射記録装置 |
| JP2002067351A (ja) * | 2000-06-15 | 2002-03-05 | Seiko Epson Corp | 液体充填方法、液体容器、及び液体容器製造方法 |
| JP2004058351A (ja) * | 2002-07-26 | 2004-02-26 | Fuji Xerox Co Ltd | インク供給装置、インク供給機構、インクジェット記録装置、及びインク供給方法 |
-
2008
- 2008-11-27 JP JP2008302697A patent/JP2009040065A/ja not_active Withdrawn
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07214790A (ja) * | 1994-02-07 | 1995-08-15 | Fuji Electric Co Ltd | 補給用インク袋付き記録ヘッドのインク充填装置 |
| JPH0911497A (ja) * | 1995-06-30 | 1997-01-14 | Canon Inc | 液体噴射記録装置 |
| JP2002067351A (ja) * | 2000-06-15 | 2002-03-05 | Seiko Epson Corp | 液体充填方法、液体容器、及び液体容器製造方法 |
| JP2004058351A (ja) * | 2002-07-26 | 2004-02-26 | Fuji Xerox Co Ltd | インク供給装置、インク供給機構、インクジェット記録装置、及びインク供給方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR101263946B1 (ko) | 잉크 카트리지 및 카트리지 내로 액체를 충전하는 방법 | |
| KR100481535B1 (ko) | 잉크 카트리지 및 그 잉크 주입 방법 | |
| KR100481536B1 (ko) | 잉크 카트리지 및 그 잉크 주입 방법 | |
| TWI245708B (en) | Ink cartridge for ink-jet printing apparatus | |
| JP4892942B2 (ja) | カートリッジの液体再充填方法、液体再充填装置および再充填カートリッジ | |
| CN106965561A (zh) | 废液收纳体以及配件 | |
| US9994035B2 (en) | Filter unit and liquid ejecting apparatus | |
| EP2689932B1 (en) | Refilled cartridge and method for manufacturing refilled cartridge | |
| JP5086977B2 (ja) | カートリッジの液体再充填装置 | |
| JP5054301B2 (ja) | カートリッジの液体充填方法 | |
| US7066585B2 (en) | Liquid ejecting apparatus, tank for evacuating liquid of liquid ejecting apparatus and method of evacuating liquid of liquid ejecting apparatus | |
| JP4710962B2 (ja) | カートリッジの液体充填方法および再製造方法 | |
| JP2006175854A (ja) | カートリッジの液体再充填方法および液体再充填装置 | |
| JP2009040065A (ja) | カートリッジの再製造方法およびカートリッジ | |
| RU2377131C2 (ru) | Способ заправки картриджа жидкостью, устройство для заправки жидкости и повторно заправляемый картридж | |
| JP4114086B2 (ja) | インクカートリッジ | |
| JP4154618B2 (ja) | インク注入方法 | |
| JP2017140738A (ja) | 液体補充キット及び液体噴射装置 | |
| JP4296443B2 (ja) | インクカートリッジのインク注入方法 | |
| JP2007145034A (ja) | インクカートリッジ | |
| MXPA05012886A (en) | Method of liquid filling of cartridge, liquid filling device, and cartridge | |
| JP4196221B2 (ja) | インクカートリッジ | |
| JP3467734B2 (ja) | インクジェットプリンタ用インクタンク | |
| JP4296444B2 (ja) | インクカートリッジのインク注入方法 | |
| JP2007050710A (ja) | インクカートリッジのインク注入方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20081226 |
|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20081226 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101207 |
|
| A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20110201 |