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JP2008530020A - 芳香族アミドおよび尿素、ならびに甘味改変剤および/もしくは旨味改変剤、旨味剤および/もしくは甘味剤ならびに旨味向上剤および/もしくは甘味向上剤としてのその使用 - Google Patents

芳香族アミドおよび尿素、ならびに甘味改変剤および/もしくは旨味改変剤、旨味剤および/もしくは甘味剤ならびに旨味向上剤および/もしくは甘味向上剤としてのその使用 Download PDF

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JP2008530020A JP2007554297A JP2007554297A JP2008530020A JP 2008530020 A JP2008530020 A JP 2008530020A JP 2007554297 A JP2007554297 A JP 2007554297A JP 2007554297 A JP2007554297 A JP 2007554297A JP 2008530020 A JP2008530020 A JP 2008530020A
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Abstract

本明細書中に開示される本発明は、必要に応じて、従来の調味料(例えば、グルタミン酸一ナトリウムまたは公知の天然および人工の甘味料)の存在下、またはそれらとの混合物において、食品、飲料および他の食料品または経口投与される医薬品もしくは医薬組成物において使用するために、好ましくは約100ppm以下程度の濃度で、食料品または飲料または医薬組成物と接触される場合、薬味(「旨味」)改変剤または甘味改変剤、薬味剤または甘味剤および薬味向上剤または甘味向上剤として作用することができる天然に存在しないアミド化合物に関する。

Description

本出願は、米国特許出願第11/051,567号(2005年2月4日出願)の優先権を主張し、この米国出願の開示全体は、本明細書中で全ての目的のために参考として援用される。
(技術分野)
本発明は、食品、飲料および他の食料品もしくは経口投与される医薬品または医薬組成物のための風味改変剤(modifier)または味覚改変剤(例えば、香味料または調味料)および風味向上剤または味覚向上剤(さらに特定すると、薬味(savory)(「旨味」)改変剤または甘味改変剤、薬味剤または甘味剤および薬味向上剤または甘味向上剤)に関する。
(発明の背景)
何世紀にもわたって、食料(食用)品、飲料および/または経口投与される医薬組成物には、それらの味を向上させるために、種々の天然および非天然の組成物ならびに/または化合物が添加されている。「味覚」の基本形が少数にすぎないことは長く知られているものの、味覚を知覚する生物学的および生化学的な基本原理は、十分理解されておらず、ほとんどの味覚向上剤または味覚改変剤は、大部分は、簡単な試行錯誤法により、発見されてきた。
最近では、有用な天然調味料(例えば、甘味料(例えば、スクロース、フルクトース、グルコース、エリスリトール、イソマルト、ラクチトール、マンニトール、ソルビトール、キシリトール、ある種の公知の天然のテルペノイド、フラボノイドまたはタンパク質甘味料))を同定することが著しく進歩している。例えば、非特許文献1(これは、通常の天然甘味料(例えば、スクロース、フルクトースなど)よりもずっと甘みが強い天然物質が発見されたと述べている)を参照のこと。同様に、最近では、新規の人工甘味料(例えば、アスパルテーム、サッカリン、アセスルファム−K、シクラメート、スクラロースおよびアリテームなど)を同定および商品化することが進歩している非特許文献2を参照のこと)。上で確認した2つの参考文献の全開示内容は、少なくとも一部が、公知の甘味料に関する当業者の知見を記述する目的で、本明細書中で参考として援用される。
しかしながら、当該技術分野では、改良された新しい調味料が必要とされている。例えば、公知の基本的な5つの味覚の1つには、グルタミン酸一ナトリウム(「MSG」)の「薬味」または「旨味」がある。MSGは、一部の人々には有害な反応を生じることが知られているが、MSGの人工代替物を同定することは、ほとんど進歩していない。少数の天然に存在する物質は、薬味調味料としてのMSGの有効性を高めるか、または向上させることができるということが公知であり、その結果、所定の味付け用途には、これまでよりも少ないMSGしか必要とされなくなる。例えば、天然に存在するヌクレオチド化合物であるイノシン一リン酸(IMP)またはグアノシン一リン酸(GMP)は、MSGの薬味に対して相乗効果を有することが知られているが、IMPおよびGMPは、天然源から単離し精製すること、また、合成することが非常に困難かつ高価であり、それゆえ、食品または医薬組成物におけるほとんどの商業上の要求に対して、限られた実用用途しかない。薬味の味物質としてMSGの代替となるために、MSG自体の薬味風味を与え得る新規味物質化合物またはMSG向上剤としてIMPまたはGMPの代替となるために、MSGの有効性を高める新規化合物があれば、非常に価値の高いものとなる。
同様に、いずれかの新しい「高強度」甘味料(すなわち、それらは、スクロースの何倍も甘い)が発見されると、価値があり、また、公知の天然または人工の甘味料の甘みを著しく高める任意の化合物となり、より少ないカロリーまたはノンカロリーの甘味料が必要とされ得るので、非常に有用性および価値が高まる。
近年では、バイオテクノロジー一般およびその基礎となる味覚知覚に関する生物学的および生化学的な現象をよく理解することが実質的に著しく進歩している。例えば、最近では、哺乳動物において、味覚の知覚に関与している味覚レセプタータンパク質が同定されている。特に、味覚の知覚に関与していると考えられる2つの異なるファミリーのGタンパク質結合レセプター(T2RおよびT1R)が同定されている(例えば、非特許文献3;非特許文献4;非特許文献5;非特許文献6;非特許文献7;非特許文献8;特許文献1、特許文献2ならびに特許文献3、特許文献4および特許文献5および特許文献6を参照のこと)。すぐ上に引用した論文、特許出願および登録特許の全開示内容は、全ての目的(T2RおよびT1R哺乳動物味覚レセプタータンパク質の同定および構造ならびに細胞株においてこれらのレセプターを人工的に発現する方法および得られた細胞株を潜在的な「薬味」または「甘味」調味料としての化合物をスクリーニングするために使用する方法の開示を含む)について、本明細書中で参考として援用される。
このT2Rファミリーは、苦味の知覚に関与している25個の遺伝子のファミリーを含む一方で、T1R類には、3つのメンバーであるT1R1、T1R2およびT1R3だけが含まれる。(非特許文献7を参照のこと)。最近では、特許文献4および/または特許文献5において、ある種のT1Rメンバーが、適当な哺乳動物細胞株で共発現されるとき、機能的味覚レセプターを形成するように会合することが開示された。特に、適当な宿主細胞でのT1R1およびT1R3の共発現により、機能的T1R1/T1R3薬味(「旨味」)レセプターが生じ、これは、薬味味覚刺激(グルタミン酸一ナトリウムを含む)に対して応答することが見出された。同様に、適当な宿主細胞でのT1R2およびT1R3の共発現により、機能的T1R2/T1R3「甘味」レセプターが生じ、これは、天然に存在する甘味料および人工甘味料を含む異なる味覚刺激に応答することが見出された(非特許文献7(前出)を参照のこと)。上で引用した参考文献はまた、標的化合物の存在下での蛍光イメージングによりT1R1/T1R3レセプター活性またはT1R2/T1R3レセプター活性を測定するアッセイおよび/またはハイスループットスクリーニングも開示した。本発明者らは、T1R1/T1R3「薬味」味覚レセプターまたはT1R2/T1R3「甘味」味覚レセプターの活性を調節する始めの「リード」化合物を同定するために、上記アッセイおよび/またはハイスループットスクリーニング方法を使用し、次いで、下記の種々の発明に到達するために、長期間にわたる複雑で反復したプロセスの研究、評価および最適化に着手した。
米国特許第6,462,148号明細書 国際公開第02/06254号パンフレット 国際公開第00/63166号パンフレット 国際公開第02/064631号パンフレット 国際公開第03/001876号パンフレット 米国特許出願公開第2003/0232407号明細書 Kinghornら,「Noncariogenic Intense Natural Sweeteners」,Med Res Rev 18(5)347−360,1998 Agerら,Angew Chem Int.Ed.1998,37,1802−1817 Nelsonら,Cell(2001)106(3):381−390 Adlerら,Cell(2000)100(6):693−702 Chandrashekarら,Cell(2000)100:703−711 Matsunamiら,Number(2000)404:601−604 Liら,Proc.Natl.Acad.Sci.USA(2002)99:4962−4966 Montmayeurら,Nature Neuroscience(2001)4(S):492−498
(発明の要旨)
本発明は、多くの局面を有し、それらの全ては、以下の式(I)に示される一般的な構造を有する特定の天然に存在しないアミド化合物および/またはアミド誘導体化合物を使用する方法またはそれらを含む組成物に関する:
Figure 2008530020
ここで、R、RおよびRは、以下でさらに詳述するように、独立して、種々の様式でさらに定義され得、そして定義される。式(I)のアミド化合物の全ての実施形態において、R基は、少なくとも3個の炭素原子を含む有機残基であり、以下でさらに詳述するように、これには、そのR基の大きさおよび/または化学特性に関する種々の代替的な制限がある。全てではないが多くの実施形態において、式(I)のアミド化合物は、「第一級」アミドであり、すなわち、RおよびRの一方は、少なくとも3個の炭素原子を含む有機基であるのに対して、RおよびRの他方は、水素である。
式(I)のアミド化合物はまた、以下でさらに記述するように、特定のサブクラスのアミド誘導体または特定のクラスのアミドに関連した誘導体(例えば、尿素、ウレタン、オキサルアミド、アクリルアミドなど)を含む。
式(I)のアミド化合物のいくつかは、様々な目的で従来技術において公知の方法によって、以前から合成されてきた。にもかかわらず、本明細書中で開示される式(I)のアミド化合物の多くは、以前に全く合成されていない新規化合物である。にもかかわらず、本発明者らの知識に対して、このようなアミドが、薬味調味料もしくは甘味調味料または薬味向上剤もしくは甘味向上剤として、食用組成物中に非常に低い濃度で利用することができることは、これまでは認識されていなかった。
予想外なことに、本発明者らは、式(I)の「アミド」化合物の亜属および種の多くが、マイクロモル濃度の程度またはそれより低い濃度という比較的な低濃度で、インビトロにおいて、T1R1/T1R3「薬味」(「旨味」)レセプターまたはT1R2/T1R3甘味レセプターの一方または両方に結合するか、そして/またはそれを活性化することが以下で示されていることを示す。これらのアミド化合物はまた、式(I)の化合物のいくつかの実際のヒト味覚試験により確認されたように、動物またはヒトにおいて、インビボで、薬味レセプターまたは甘味レセプターと同様に相互作用すると考えられている。
従って、本明細書中の以下でさらに記載される式(I)の「アミド」化合物の亜属および種のほとんどまたはすべては、有用かつ驚くべき低い濃度で、薬味調味料もしくは甘味調味料として、または薬味向上剤もしくは甘味向上剤として、食用組成物中で使用できる。従って、いくつかの実施形態において、本発明は、食料品または医薬品の薬味または甘味を調節する方法に関し、該方法は、以下の工程を包含する:
a)少なくとも1つの食料品もしくは医薬品またはそれらの1つ以上の前駆体を提供する工程;および
b)改変食料品または改変医薬品を形成するために、その食料品もしくは医薬品または1つ以上のそれらの前駆体を、少なくとも薬味調節量または甘味調節量の少なくとも1つの天然に存在しないアミド化合物またはそれらの食用に受容可能な塩と混ぜ合わせる工程;
ここで、そのアミド化合物は、以下に示される式(I)の化合物のいずれかの範囲内であるか、または以下でさらに説明される化合物または種化合物の様々な亜種のいずれかであり:
Figure 2008530020
ここで、Rは、少なくとも3個の炭素原子および必要に応じて、酸素、窒素、硫黄、ハロゲンまたはリンから独立して、選択される1つ以上のヘテロ原子を有する有機残基または炭化水素残基を含み;そして
ここで、必要に応じてRおよびRの一方は、Hであり、ここで、RおよびRの他方の少なくとも1つは、少なくとも3個の炭素原子および必要に応じて、酸素、窒素、硫黄、ハロゲンまたはリンから選択される1つ以上のヘテロ原子を独立して、有する有機残基または炭化水素残基を含む。
、RおよびR基の化学的特性および物理的特性に関する別の任意の限定は、以下で記載する。
本発明はまた、上述の方法および/またはプロセスによって製造される食料品または医薬品および式(I)のアミド化合物を含む、食料品もしくは医薬品または組成物あるいはそれらの前駆体に関する。それらとしては、食品、飲料、医薬品および経口投与を意図されている組成物ならびにそれらの前駆体が挙げられるが、必ずしもこれらに限定されない。
多くの実施形態において、1つ以上の式(I)のアミド化合物はさらに同定され、説明され、そして/または本明細書中で特許請求されるか、またはそれらの食用に受容可能な塩は、混合物中でか、または他の公知の薬味化合物または甘味化合物と組み合わせてか、またはヒトまたは動物消費用の食用食料品、飲料および医薬組成物中で風味向上剤として使用され得る。
いくつかの実施形態において、単独で食味したときは、ほとんどか、またはおそらくまったく甘味もしくは薬味の風味を有しない式(I)のアミド化合物は、食用組成物もしくは医薬組成物またはそれらの前駆体中の他の薬味料または甘味料の有効性をかなり顕著に高めるために、非常に低い濃度で使用され得る。本明細書中に記載される本発明はまた、風味調節量の、本明細書中に開示される1つ以上のアミド化合物を含む、風味改変食料品または風味改変医薬品に関する。
式(I)のアミド化合物および/またはそのアミド化合物の様々な亜種の多くは、MSGと一緒か、または単独で使用されるとき、驚くべき低濃度でインビトロにおける応答およびヒトにおける薬味知覚を増大させるか、または調節する。本発明のアミド化合物の多くは、T1R1/T1R3レセプターアゴニストであり、従って、食用組成物中、MSGの存在下または非存在下から独立して、それら単独でヒトでの薬味知覚をマイクロモル濃度以下程度というという驚くべき低濃度で誘発できる。さらに、式(I)のアミド化合物の多くは、他の天然薬味調味料および合成薬味調味料(例えば、MSG)を向上、増強、調節または誘発できる。
式(I)の化合物およびそれらの使用の関連する実施形態において、式(I)のアミド化合物のいくつかは、マイクロモル濃度以下の濃度において強力なT1R2/T1R3レセプターアゴニストであるが、多くの場合では、他の甘味料の存在から独立して、ヒトにおいては甘味知覚を独立して、誘発しない。換言すれば、式(I)のアミド化合物のいくつかは、他の甘味料から独立した甘味味物質である場合、ヒトによって知覚されない。にもかかわらず、これらの式(I)の化合物と同じアミド化合物の多くは、他の天然甘味調味料、半合成甘味調味料または合成甘味調味料(例えば、スクロース、フルクトース、グルコース、エリスリトール、イソマルト、ラクチトール、マンニトール、ソルビトール、キシリトール、特定の公知天然テルペノイド、フラボノイドまたはタンパク質甘味料、アスパルテーム、サッカリン、アセスルファム−K、シクラメート、スクラロースおよびアリテームなど、またはそれらの混合物)の甘味のヒトにおける知覚を強く向上、増強、調節または誘発できる。
予想外なことに、式(I)の化合物の多くの実施形態において、関連した生物学的味覚レセプタータンパク質が著しく異なっていると考えられるとしても、食用組成物または医薬組成物の甘味および薬味の両方を生成または向上できるアミド化合物の間には、著しい構造上の類似性および/または重なり合いが存在していることも発見された。さらに予想外なことに、本明細書中で開示される式(I)の化合物の少なくとも一部は、食料品または医薬品の甘味および薬味の両方を誘発または向上できることが発見された。従って、いくつかの局面において、本発明は、公知の天然甘味料または合成甘味料の風味を調節(例えば、誘発、向上または増強)する式(I)の化合物またはその種々の亜属および種化合物に関する。
いくつかの実施形態において、本発明は、新規の化合物、調味料、風味向上剤、風味改変化合物および/または式(I)の化合物を含む組成物ならびにその種々の亜属および種化合物に関する。
他の実施形態において、本発明は、グルタミン酸一ナトリウム(MSG)または合成薬味調味料の風味を調節(例えば、誘発、向上または増強)する式(I)の化合物またはその種々の亜属および種化合物に関する。
いくつかの実施形態において、本発明は、式(I)の少なくとも1つの化合物またはそれらの食用または薬学的に受容可能な塩を含むヒトまたは動物の消費に適当な食用組成物もしくは医薬組成物またはそれらの前駆体に関する。これらの組成物には、好ましくは、食料品(例えば、食品または飲料)、経口投与を意図された医薬品または医薬組成物および口腔衛生製品ならびに添加剤(これらの製品に加えたとき、特に、それらの薬味および/または甘味を向上する(高める)ことにより、それらの風味または味を調節するもの)が挙げられる。
本発明はまた、式(I)の化合物の範囲内のアミド化合物の新規な属および種ならびに誘導体、調味料、食料品もしくは医薬品または医薬組成物(同じものを含む薬味調味料または甘味調味料および風味向上剤を含む)に関する。
前述の記述は、単に、本発明の特定の局面を要約しており、いずれの様式でも、本発明を限定するつもりはなく、また、限定すると解釈されるべきではない。
(発明の詳細な説明)
本発明は、本発明の種々の実施形態の以下の詳細な説明および本明細書中に含まれる実施例および化学図面および表および先の記述および以下の記述を参照することにより、さらに容易に理解できる。本発明の化合物、組成物および/または方法を開示し記載する前に、特許請求の範囲で特に明記しない限り、本発明は、特定の食品または食品調製方法、特定の食料品または薬学的キャリアもしくは薬学的処方物または本発明の化合物を食料品もしくは経口投与を意図された医薬品または医薬組成物に調合する特定の様式には限定されないことは、関連分野の当業者がよく知っているので、このようなものは、当然、変更することができることが理解されるはずである。また、本明細書中で使用される用語は、特定の実施形態を記述する目的のためだけであり、限定するとは解釈されないことが理解されるはずである。
(定義)
本明細書中で使用されるとき、用語「医薬品」とは、薬効を有するか医薬的に活性な物質を含む摂取可能で非毒性の物質である固形組成物および液状組成物の両方(例えば、咳止めシロップ、咳止めドロップ、アスピリンおよび咀嚼錠剤)を含む。
口腔衛生製品は、歯磨き粉またはうがい薬などの固体および液体を含む。
「食用、生物学的または医薬的に受容可能なキャリアまたは賦形剤」とは、本発明の化合物の生物学的有効性を最大にするように、本発明の化合物を分散/希釈形態で投与するために、本発明の化合物の所望の剤形を調製するのに使用される固体または液体の媒体および/または組成物である。食用、生物学的または医薬的に受容可能なキャリアには、多くの通常の食品成分(例えば、中性、酸性または塩基性のpHの水、果実ジュースまたは野菜ジュース、酢、マリネ液、ビール、ワイン、天然の水/脂肪乳濁液(例えば、乳または濃縮乳)、食用油およびショートニング、脂肪酸、プロピレングリコールの低分子量オリゴマー、脂肪酸のグリセリルエステルおよびこのような疎水性物質の水性媒体の分散物または乳濁液、塩(例えば、塩化ナトリウム)、小麦粉、溶媒(例えば、エタノール)、固形食用希釈剤(例えば、植物性粉末または穀粉)または他の液状ビヒクル;分散助剤または懸濁助剤;界面活性剤;等張剤;増粘剤または乳化剤、防腐剤;固形バインダー;潤滑剤など)が挙げられる。
本明細書中の「風味」とは、被験体における味および/または匂いの知覚のことをいい、これには、甘味、酸味、塩味、苦味、旨味などが挙げられる。この被験体は、ヒトまたは動物であり得る。
本明細書中の「調味料」とは、動物またはヒトにおける風味または味覚を誘発する化合物またはそれらの生物学的に受容可能な塩のことをいう。
本明細書中の「風味改変剤」とは、動物またはヒトにおける天然調味料または合成調味料の味および/または匂いを調節(向上または増強および誘発を含む)する化合物またはそれらの生物学的に受容可能な塩のことをいう。
本明細書中の「風味向上剤」とは、天然調味料または合成調味料の味または匂いを向上させる化合物またはそれらの生物学的に受容可能な塩のことをいう。
本明細書中の「薬味」とは、動物またはヒトにおけるMSG(グルタミン酸一ナトリウム)により代表的に誘発される薬味「旨味」のことをいう。
本明細書中の「薬味調味料」、「薬味化合物」または「薬味レセプター活性化化合物」とは、被験体において検出可能な薬味を誘発する化合物または生物学的に受容可能な塩(例えば、MSG(グルタミン酸一ナトリウム))またはインビトロでT1R1/T1R3レセプターを活性化する化合物のことをいう。この被験体は、ヒトまたは動物であり得る。
本明細書中の「甘味調味料」、「甘味化合物」または「甘味レセプター活性化化合物」とは、被験体において検出可能な甘味を誘発する化合物またはそれらの生物学的に受容可能な塩、例えば、スクロース、フルクトース、グルコースおよび他の公知の天然の糖類ベースの甘味料または本明細書中でさらに述べるような公知の人工甘味料(例えば、サッカリン、シクラメート、アスパルテームなど)またはインビトロでT1R2/T1R3レセプターを活性化する化合物のことをいう。この被験体は、ヒトまたは動物であり得る。
本明細書中の「薬味改変剤」とは、動物またはヒトおいて天然薬味調味料または合成薬味調味料(例えば、グルタミン酸一ナトリウム(MSG))の薬味を調節(向上または増強、誘発および遮断を含む)する化合物またはそれらの生物学的に受容可能な塩のことをいう。
本明細書中の「甘味改変剤」とは、動物またはヒトおいて天然または合成の甘味調味料(例えば、スクロース、フルクトース、グルコースおよび他の公知の天然糖類ベースの甘味料または公知の人工甘味料(例えば、サッカリン、シクラメート、アスパルテームなど))の甘味を調節(向上または増強、誘発および遮断を含む)する化合物またはそれらの生物学的に受容可能な塩のことをいう。
本明細書中の「薬味向上剤」とは、動物またはヒトおいて天然薬味調味料または合成薬味調味料(例えば、グルタミン酸一ナトリウム(MSG))の薬味を向上または増強する化合物またはそれらの生物学的に受容可能な塩のことをいう。
本明細書中の「甘味向上剤」とは、動物またはヒトおいて天然甘味調味料または合成甘味調味料(例えば、本明細書中でさらに述べるような、スクロース、フルクトース、グルコースおよび他の公知の天然糖類ベースの甘味料または公知の人工甘味料(例えば、サッカリン、シクラメート、アスパルテームなど))の甘味を向上または増強する化合物またはそれらの生物学的に受容可能な塩のことをいう。
本明細書中の「旨味レセプター活性化化合物」とは、旨味レセプター(例えば、T1R1/T1R3レセプター)を活性化する化合物のことをいう。
本明細書中の「甘味レセプター活性化化合物」とは、甘味レセプター(例えば、T1R2/T1R3レセプター)を活性化する化合物のことをいう。
本明細書中の「旨味レセプター調節化合物」とは、旨味レセプターを調節(活性化、向上または遮断)する化合物のことをいう。
本明細書中の「甘味レセプター調節化合物」とは、甘味レセプターを調節(活性化、向上または遮断)する化合物のことをいう。
本明細書中の「旨味レセプター向上化合物」とは、天然または合成の旨味レセプター活性化化合物(例えば、グルタミン酸一ナトリウム(MSG))の効果を向上または増強する化合物のことをいう。
本明細書中の「甘味レセプター向上化合物」とは、天然または合成の甘味レセプター活性化化合物(例えば、本明細書中でさらに述べるような、スクロース、フルクトース、グルコースおよび他の公知の天然糖類ベースの甘味料または公知の人工甘味料(例えば、サッカリン、シクラメート、アスパルテームなど))の効果を向上または増強する化合物のことをいう。
本明細書中の「薬味調味料量」とは、食料品もしくは医薬品または食用組成物もしくは医薬組成物あるいはそれらの前駆体において薬味を誘発するのに十分な化合物(式(I)の化合物ならびにMSGなどの公知の薬味調味料を含む)の量のことをいう。式(I)の化合物のかなり広い範囲の薬味調味料量は、約0.001ppm〜100ppmであり得るか、または約0.1ppm〜約10ppmという狭い範囲であり得る。代替範囲の薬味調味料量は、約0.01ppm〜約30ppm、約0.05ppm〜約15ppm、約0.1ppm〜約5ppmまたは約0.1ppm〜約3ppmであり得る。
本明細書中の「甘味調味料量」とは、食料品もしくは医薬品または食用組成物もしくは医薬組成物あるいはそれらの前駆体において甘味を誘発するのに十分な化合物(式(I)の化合物ならびに公知の甘味料を含む)の量のことをいう。式(I)の化合物についてのかなり広い範囲の甘味調味料量は、約0.001ppm〜100ppmであり得るか、または約0.1ppm〜約10ppmという狭い範囲であり得る。代替範囲の甘味調味料量は、約0.01ppm〜約30ppm、約0.05ppm〜約15ppm、約0.1ppm〜約5ppmまたは約0.1ppm〜約3ppmであり得る。
本明細書中の「薬味調節量」とは、食料品もしくは医薬品または食用組成物もしくは医薬組成物あるいはそれらの前駆体における薬味を変更する(増大または低減のいずれか)のに十分であってヒト被験体が十分に知覚する式(I)の化合物の量のことをいう。かなり広い範囲の薬味調節量は、約0.001ppm〜100ppmであり得、または約0.1ppm〜約10ppmという狭い範囲であり得る。代替範囲の薬味調節量は、約0.01ppm〜約30ppm、約0.05ppm〜約15ppm、約0.1ppm〜約5ppmまたは約0.1ppm〜約3ppmであり得る。
本明細書中の「甘味調節量」とは、食料品もしくは医薬品または食用組成物もしくは医薬組成物あるいはそれらの前駆体における甘味を変更する(増大または低減のいずれか)のに十分であってヒト被験体が十分に知覚する式(I)の化合物の量のことをいう。かなり広い範囲の甘味調節量は、約0.001ppm〜100ppmであり得るか、または、約0.1ppm〜約10ppmという狭い範囲であり得る。代替範囲の甘味調節量は、約0.01ppm〜約30ppm、約0.05ppm〜約15ppm、約0.1ppm〜約5ppmまたは約0.1ppm〜約3ppmであり得る。
本明細書中の「薬味向上量」とは、天然調味料または合成調味料(例えば、グルタミン酸一ナトリウム(MSG))の両方が食料品もしくは医薬品または食用組成物もしくは医薬組成物に存在する場合、それらの味を向上させるのに十分な式(I)の化合物の量を意味する。かなり広い範囲の薬味向上量は、約0.001ppm〜100ppmであり得るかまたは約0.1ppm〜約10ppmという狭い範囲であり得る。代替範囲の薬味向上量は、約0.01ppm〜約30ppm、約0.05ppm〜約15ppm、約0.1ppm〜約5ppmまたは約0.1ppm〜約3ppmであり得る。
本明細書中の「甘味向上量」とは、食料品もしくは医薬品または食用組成物もしくは医薬組成物における天然または合成の調味料(例えば、本明細書中でさらに述べるような、スクロース、フルクトース、グルコースおよび他の公知の天然糖類ベースの甘味料または公知の人工甘味料(例えば、サッカリン、シクラメート、アスパルテームなど))の味を向上させるのに十分な式(I)の化合物の量のことをいう。かなり広い範囲の甘味向上量は、約0.001ppm〜100ppmであり得るか、または約0.1ppm〜約10ppmという狭い範囲であり得る。代替範囲の甘味向上量は、約0.01ppm〜約30ppm、約0.05ppm〜約15ppm、約0.1ppm〜約5ppmまたは約0.1ppm〜約3ppmであり得る。
本明細書中の「旨味レセプター調節量」とは、旨味レセプターを調節(活性化、向上または遮断)するのに十分な化合物の量のことをいう。好ましい範囲の旨味レセプター調節量は、1pM〜100mM、最も好ましくは、1nM〜100μM、最も好ましくは、1nM〜30μMである。かなり広い範囲の旨味風味向上量は、約0.001ppm〜100ppmであり得るか、または約0.1ppm〜約10ppmという狭い範囲であり得る。代替範囲の旨味風味向上量は、約0.01ppm〜約30ppm、約0.05ppm〜約15ppm、約0.1ppm〜約5ppmまたは約0.1ppm〜約3ppmであり得る。
「T1R1/T1R3レセプター調節量または活性化量」とは、T1R1/T1R3レセプターを調節または活性化するのに十分な化合物の量である。これらの量は、好ましくは、旨味レセプター調節量と同じである。
「旨味レセプター」とは、薬味化合物によって調節できる味覚レセプターである。好ましくは、旨味レセプターは、Gタンパク質結合レセプターであり、より好ましくは、旨味レセプターは、T1R1/T1R3レセプターである。
本発明の化合物は、旨味レセプターを調節し、好ましくは、T1R1/T1R3レセプターのアゴニストである。このレセプターのアゴニストは、Gタンパク質シグナル伝達カスケードを活性化する効果を有する。多くの場合、このレセプターに対するこの化合物のこのアゴニスト効果はまた、味覚試験において、知覚された薬味を生じる。従って、このような本発明の化合物は、例えば、食料品の一部では容認されないMSGの代用品として役立つことが望ましい。
さらに、このアゴニスト効果はまた、本発明の化合物を別の薬味剤(例えば、MSG)と混ぜ合わせたときに起こる、相乗的な薬味効果の原因である。好都合には、MSGの薬味を強化するために、ヌクレオチドであるIMPまたはGMPがMSGに加えられ、その結果、MSG単独と比較して、同じ薬味を生じるのに、比較的少ないMSGしか必要としない。従って、薬味化合物単独またはMSG単独と比較して、同じ薬味を生じるのに必要な薬味化合物(例えば、MSG)の量を減少させるか、除去するのと同時に、本発明の化合物を別の薬味調味料(例えば、MSG)と混ぜ合わせると、有利なことに、風味向上剤として、高価なヌクレオチド(例えば、IMP)を加える必要がなくなることが望ましい。
本明細書中の「甘味レセプター調節量」とは、甘味レセプターを調節(活性化、向上または遮断)するのに十分な化合物の量のことをいう。好ましい範囲の甘味レセプター調節量は、1pM〜100mM、最も好ましくは、1nM〜100μM、最も好ましくは、1nM〜30μMである。
「T1R2/T1R3レセプター調節量またはT1R2/T1R3レセプター活性化量」とは、T1R2/T1R3レセプターを調節または活性化するのに十分な化合物の量である。これらの量は、好ましくは、甘味レセプター調節量と同じである。
「甘味レセプター」とは、甘味化合物により調節できる味覚レセプターである。好ましくは、甘味レセプターは、Gタンパク質結合レセプターであり、より好ましくは、甘味レセプターは、T1R2/T1R3レセプターである。
式(I)の多くの化合物は、甘味レセプターを調節でき、好ましくは、T1R2/T1R3レセプターのアゴニストである。このレセプターのアゴニストは、Gタンパク質シグナル伝達カスケードを活性化する効果を有する。多くの場合、このレセプターに対するこの化合物のアゴニスト効果はまた、味覚試験において、知覚される甘味を生じる。従って、このような本発明の化合物は、本明細書中でさらに述べるように、スクロース、フルクトース、グルコースおよび他の公知の天然糖類ベースの甘味料または公知の人工甘味料(例えば、サッカリン、シクラメート、アスパルテームなどまたはそれらの混合物))の代用物として役立つことが望ましい。
「相乗効果」とは、個々の化合物に関連する味覚効果または風味関連効果の合計と比較して、薬味化合物および/または甘味化合物またはレセプター活性化化合物の組み合わせの向上した薬味および/または甘味に関する。薬味向上剤化合物の場合、MSGの有効性に対する相乗効果は、2.0以上、または好ましくは、5.0以上、または10.0以上、または15.0以上のEC50比(これは、以下で定義する)を有する式(I)の化合物について、指定され得る。甘味向上についてのEC50アッセイは、いまだ開発されていないが、薬味および甘味の両方の向上剤化合物の場合、相乗効果は、本明細書中の他の箇所で記載しているように、ヒト味覚試験により確認できる。
本明細書中に記載される化合物が1個以上のキラル中心を含むとき、このようなキラル中心の空間的配置は、独立して、R立体配置もしくはS立体配置または2つの混合物であり得る。これらのキラル中心は、さらに、RもしくはSまたはR、Sまたはd、D、l、Lもしくはd、l、D、Lとして、命名できる。それに対応して、本発明のアミド化合物は、光学活性な形態で存在できる場合、実際には、エナンチオマーのラセミ混合物の形態もしくは実質的に単離し精製された形態での別個のエナンチオマーのいずれかの形態または任意の相対割合のエナンチオマーを含む混合物として、存在できる。
本明細書中で記載される化合物に関して、記載された用語のいずれかに加えられる接尾辞「エン」とは、その置換基が、この化合物の他の2つの部分に結合していることを意味する。例えば、「アルキレン」とは、(CHであり、「アルケニレン」とは、二重結合を含むこのような部分であり、そして「アルキニレン」は、三重結合を含むこのような部分である。
本明細書中で使用されるとき、「炭化水素残基」とは、炭素原子および水素原子だけを含むそれより大きい化学化合物内の化学亜群またはラジカルを意味する。炭化水素残基は、脂肪族または芳香族、直鎖、環状、分枝、飽和または不飽和であり得る。多くの実施形態において、炭化水素残基は、制限された次元の大きさおよび分子量であり、1〜18個の炭素原子、1〜16個の炭素原子、1〜12個の炭素原子、1〜10個の炭素原子、1〜8個の炭素原子、1〜6個の炭素原子または1〜4個の炭素原子を含み得る。
炭化水素残基は、「置換」と記載されるとき、その置換基残基の炭素原子および水素原子の上に、1つ以上の独立して、選択される、ヘテロ原子(例えば、O、S、N、P)またはハロゲン(フッ素、塩素、臭素およびヨウ素)または1つ以上の、ヘテロ原子を含む置換基(OH、NH、NO、SOHなど)を含むか、またはそれらで置換されている。置換炭化水素残基はまた、カルボニル基、アミノ基、ヒドロキシル基などを含みうるか、または炭化水素残基の「骨格」に挿入されたヘテロ原子を含み得る。
本明細書中で使用されるとき、「無機」基または「無機」残基とは、炭素を含まないが、好ましくはH、O、N、S、1つ以上のハロゲンまたはアルカリ金属イオンもしくはアルカリ土類金属イオンからなる群から独立して、選択される1つ以上の原子を含む周期表からの他のヘテロ原子を含む1〜16個の原子を有する、本明細書中で開示または特許請求される有機分子上の中性、陽イオン性または陰イオン性のラジカル置換基のことをいう。無機ラジカルの例としては、H、Na+、Ca++およびK+、フッ素、塩素、臭素およびヨウ素を含むハロゲン、OH、SH、SOH、SO 、POH、PO 、NO、NOまたはNHなどが挙げられるが、これらに限定されない。
本明細書中で使用されるとき、用語「アルキル」、「アルケニル」および「アルキニル」は、直鎖および分枝鎖ならびに環状の一価置換基を含み、これらは、それぞれ、飽和、少なくとも1個の二重結合で不飽和および少なくとも1個の三重結合で不飽和である。
「アルキル」とは、直鎖状炭素鎖または分枝炭素鎖を有する非環式炭化水素化合物の構造から水素を除去することにより、そして水素原子を別の原子または有機置換基もしくは無機置換基で置換することにより、アルカンから概念的に形成され得る炭化水素基のことをいう。本発明のいくつかの実施形態において、これらのアルキル基は、「C〜Cアルキル」(例えば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、n−ブチル、iso−ブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、アミル、tert−アミル、ヘキシルなど)である。本発明の多くの実施形態は、メチル基、エチル基、プロピル基、イソ−プロピル基、n−ブチル基、イソ−ブチル基、sec−ブチル基およびt−ブチル基を含む「C〜Cアルキル」基(あるいは、「低級アルキル」基と呼ばれる)を含む。本発明の好ましいアルキル基のいくつかは、3個以上の炭素原子、好ましくは、3個〜16個の炭素原子、4個〜14個の炭素原子または6個〜12個の炭素原子を有する。
用語「アルケニル」は、少なくとも1つの炭素−炭素二重結合を含む炭化水素基または炭化水素残基を意味する。いくつかの実施形態において、アルケニル基は、「C〜Cアルケニル」(例えば、ビニル、アリル、2−ブテニル、3−ブテニル、2−ペンテニル、3−ペンテニル、4−ペンテニル、2−ヘキセニル、3−ヘキセニル、4−ヘキセニル、5−ヘキセニル、2−へプテニル、3−へプテニル、4−へプテニル、5−へプテニル、6−へプテニルならびに直鎖および分枝鎖のジエンおよびトリエン)である。他の実施形態において、アルケニルは、2〜4個の炭素原子に限定される。
用語「アルキニル」は、少なくとも1つの炭素−炭素三重結合を含む炭化水素残基を意味する。好ましいアルキニル基は、「C〜Cアルキニル」、例えば、エチニル、プロピニル、2−ブチニル、2−ペンチニル、3−ペンチニル、2−ヘキシニル、3−ヘキシニル、4−ヘキシニル、2−ヘプチニル、3−ヘプチニル、4−ヘプチニル、5−ヘプチニルならびにエン−インを含む、直鎖および分枝鎖のジ−インおよびトリ−インである。
用語「置換アルキル」、「置換アルケニル」、「置換アルキニル」および「置換アルキレン」は、上で記載したようなアルキル基、アルケニル基、アルキニル基およびアルキレン基またはラジカルが、1個以上および好ましくは1個または2個の有機または無機の置換基またはラジカル(ハロゲン、ヒドロキシ、C〜Cアルコキシ、アルコキシ−アルキル、オキソ、C〜Cシクロアルキル、ナフチル、アミノ、(一置換)アミノ、(二置換)アミノ、グアニジノ、ヘテロ環、置換ヘテロ環、イミダゾリル、インドリル、ピロリジニル、C〜Cアシル、C〜Cアシルオキシ、ニトロ、カルボキシ、カルバモイル、カルボキサミド、N−(C〜Cアルキル)カルボキサミド、N,N−ジ(C〜Cアルキル)カルボキサミド、シアノ、メチルスルホニルアミノ、チオール、C〜CアルキルチオまたはC〜Cアルキルスルホニル基が挙げられ得る)で置換された1つ以上の水素原子を有したことを意味する。この置換アルキル基は、同じかまたは異なる置換基で1回以上および好ましくは1回または2回置換され得る。本発明の多くの実施形態において、置換基の好ましい基としては、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COCH、SEt、SCH、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシ基が挙げられる。置換基について上で列挙したものを含む本発明の多くの実施形態において、置換基のなおもより好ましい基としては、ヒドロキシ基、SEt基、SCH基、メチル基、エチル基、イソプロピル基、トリフルオロメチル(trifluromethyl)基、メトキシ基、エトキシ基およびトリフルオロメトキシ基が挙げられる。
上記の置換アルキル基の例としては、2−オキソ−プロパ−1−イル、3−オキソ−ブタ−1−イル、シアノメチル、ニトロメチル、クロロメチル、トリフルオロメチル、ヒドロキシメチル、テトラヒドロピラニルオキシメチル、トリチルオキシメチル、プロピオニルオキシメチル、アミノメチル、カルボキシメチル、アリルオキシカルボニルメチル、アリルオキシカルボニルアミノメチル、メトキシメチル、エトキシメチル、t−ブトキシメチル、アセトキシメチル、クロロメチル、トリフルオロメチル、6−ヒドロキシヘキシル、2,4−ジクロロ(n−ブチル)、2−アミノプロピル、1−クロロエチル、2−クロロエチル、1−ブロモエチル、2−クロロエチル、1−フルオロエチル、2−フルオロエチル、1−ヨードエチル、2−ヨードエチル、1−クロロプロピル、2−クロロプロピル、3−クロロプロピル、1−ブロモプロピル、2−ブロモプロピル、3−ブロモプロピル、1−フルオロプロピル、2−フルオロプロピル、3−フルオロプロピル、2−アミノエチル、1−アミノエチル、n−ベンゾイル−2−アミノエチル、n−アセチル−2−アミノエチル、n−ベンゾイル−1−アミノエチル、N−アセチル−1−アミノエチルなどが挙げられる。
置換アルケニル基の例としては、スチレニル、3−クロロ−プロペン−1−イル、3−クロロ−ブテン−1−イル、3−メトキシ−プロペン−2−イル、3−フェニル−ブテン−2−イル、1−シアノ−ブテン−3−イルなどが挙げられる。その幾何異性は、重要ではなく、所与の置換された二重結合についてのすべての幾何異性体が含まれ得る。
置換アルキニル基の例としては、フェニルアセチレン−1−イル、1−フェニル−2−プロピン−1−イルなどが挙げられる。
ハロアルキルは、置換アルキル基または置換アルキル残基であり、ここで、対応するアルキル基の1つ以上の水素は、ハロゲン原子(フッ素、塩素、臭素およびヨウ素)で置換されている。好ましいハロアルキルは、1〜4個の炭素原子を有し得る。好ましいハロアルキル基の例としては、トリフルオロメチル基およびペンタフルオロエチル基が挙げられる。
ハロアルコキシ基とは、アルコキシ基のR基由来の1つ以上の水素が、ハロゲン原子(フッ素、塩素、臭素およびヨウ素)である、アルコキシ基またはアルコキシ残基である。
好ましいハロアルコキシ基は、1〜4個の炭素原子を有し得る。好ましいハロアルコキシ基の例としては、トリフルオロメトキシ(trifluoromethyoxy)基およびペンタフルオロエトキシ基が挙げられる。
用語「オキソ」とは、炭素原子が、その炭素原子に二重結合している酸素原子で置換されているさらに2個の炭素原子に結合することによってケトンラジカルまたはケトン残基を形成していることを意味する。
「アルコキシ」または「アルコキシル」とは、−ORラジカルまたは−OR基のことをいい、ここで、Rは、アルキルラジカルである。いくつかの実施形態において、アルコキシ基は、C〜Cであり得、そして他の実施形態においては、C〜Cアルコキシ基であり得る。ここで、Rは、低級アルキル(例えば、メトキシ基、エトキシ基、n−プロポキシ基、イソプロポキシ基、n−ブトキシ基、t−ブトキシ基および類似のアルコキシ基)である。用語「置換アルコキシ」とは、R基が、置換アルキル基または置換アルキル残基であることを意味する。置換アルコキシ基の例としては、トリフルオロメトキシ基、ヒドロキシメチル基、ヒドロキシエチル基、ヒドロキシプロピル基およびアルコキシアルキル基(例えば、メトキシメチル基、メトキシエチル基、ポリオキソエチレン基、ポリオキソプロピレン基および類似の基)が挙げられる。
「アルコキシアルキル」とは、−R−O−R’基または−R−O−R’ラジカルのことをいい、ここで、RおよびR’は、アルキル基である。いくつかの実施形態において、アルコキシアルキル基は、C〜Cであり得、そして他の実施形態においては、C〜Cであり得る。多くの実施形態において、RおよびR’の両方が、低級アルキル(例えば、メトキシ基、エトキシ基、n−プロポキシ基、イソプロポキシ基、n−ブトキシ基、t−ブトキシ基および類似のアルコキシ基)である。アルコキシアルキル基の例としては、メトキシメチル基、エトキシエチル基、メトキシプロピル基およびメトキシブチル基および類似の基が挙げられる。
「ヒドロキシアルキル」とは、−R−OH基または−R−OHラジカルのことをいい、ここで、Rは、アルキル基である。いくつかの実施形態において、ヒドロキシアルキル(hydoxyalkyl)基は、C〜Cであり得、そして他の実施形態においては、C〜Cであり得る。多くの実施形態において、Rは、低級アルキルである。アルコキシアルキル基の例としては、ヒドロキシメチル基、1−ヒドロキシエチル基、2−ヒドロキシエチル基、3−ヒドロキシプロピル基および類似の基が挙げられる。
「アシルオキシ」とは、RCO−エステル基のことをいい、ここで、Rは、アルキル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、置換アルキル、置換シクロアルキル、置換アリールまたは置換ヘテロアリール(heteraryl)基またはラジカルであり、ここで、Rラジカルは、1〜7個または1〜4個の炭素原子を含む。多くの実施形態において、Rは、アルキルラジカルであり、そしてこのようなアシルオキシラジカルの例としては、ホルミルオキシ、アセトキシ、プロピオニルオキシ、ブチリルオキシ、ピバロイルオキシ、ペンタノイルオキシ、ヘキサノイルオキシ、ヘプタノイルオキシなどが挙げられる。他の実施形態において、R基は、C〜Cアルキルである。
本明細書中で使用されるとき、「アシル」とは、カルボニル基を介してさらなる有機残基に結合することにより、ケトンラジカルまたはケトン基を形成する、アルキル、アルケニル、アルキニルおよびこれらに関連するヘテロ形態の定義を含む。好ましいアシル基は、「C〜Cアシル」(例えば、ホルミル、アセチル、プロピオニル、ブチリル、ペンタノイル、ピバロイル、ヘキサノイル、ヘプタノイル、ベンゾイルなど)である。より好ましいアシル基は、アセチルおよびベンゾイルである。
用語「置換アシル」とは、R基が、1個以上のおよび好ましくは1個または2個の、ハロゲン基、ヒドロキシ基、オキソ基、アルキル基、シクロアルキル基、ナフチル基、アミノ基、(一置換)アミノ基、(二置換)アミノ基、グアニジノ基、複素環式基、置換複素環式基、イミダゾリル基、インドリル基、ピロリジニル基、C〜Cアルコキシ基、アルコキシ−アルキル基、C〜Cアシル基、C〜Cアシルオキシ基、ニトロ基、C〜Cアルキルエステル基、カルボキシ基、アルコキシカルボニル基、カルバモイル基、カルボキサミド基、N−(C〜Cアルキル)カルボキサミド基、N,N−ジ(C〜Cアルキル)カルボキサミド基、シアノ基、メチルスルホニルアミノ基、チオール基、C〜CアルキルチオまたはC〜Cアルキルスルホニル基で置換されているアシル基を意味する。置換アシル基は、同じか、または異なる置換基で1回以上、好ましくは1回または2回置換され得る。
〜C置換アシル基の例としては、4−フェニルブチロイル、3−フェニルブチロイル、3フェニルプロパノイル、2−シクロヘキサニルアセチル、シクロヘキサンカルボニル、2−フラノイルおよび3ジメチルアミノベンゾイルが挙げられる。
シクロアルキル残基またはシクロアルキル基は、環状の一環式または二環式の炭化水素化合物に構造的に関連し、ここで、1つ以上の水素原子は、有機または無機の置換基で置換されている。本発明のシクロアルキルは、少なくとも3〜12個またはより好ましくは3〜8個の環炭素原子、またはより好ましくは4〜6個の環炭素原子を含む。このようなシクロアルキル(cyclalkyl)残基の例としては、シクロプロピル環、シクロブチル環、シクロペンチル環、シクロヘキシル環、シクロヘプチル環、シクロオクチル環および飽和二環式または縮合多環式のシクロアルカン(例えば、デカリン基、多環式のノルボルニル基またはアダマントリ(adamantly)基)などが挙げられる。
好ましいシクロアルキル基としては、「C〜Cシクロアルキル」(例えば、シクロプロピル環、シクロブチル環、シクロペンチル環、シクロヘキシル環またはシクロヘプチル環)が挙げられる。同様に、用語「C〜Cシクロアルキル」は、シクロペンチル環、シクロヘキシル環またはシクロヘプチル環を含む。
「置換シクロアルキル」とは、独立して、ハロゲン、ヒドロキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cアルキルスルホキシド、C〜Cアルキルスルホニル、C〜C置換アルキルチオ、C〜C置換アルキルスルホキシド、C〜C置換アルキルスルホニル、C〜Cアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜C置換アルキル、C〜Cアルコキシ−アルキル、オキソ(一置換)アミノ、(二置換)アミノ、トリフルオロメチル、カルボキシ、フェニル、置換フェニル、フェニルチオ、フェニルスルホキシド、フェニルスルホニル、アミノから選択される、1〜4個または好ましくは1個または2個の置換基で置換されている、上で定義したようなシクロアルキル環を意味する。置換シクロアルキル基の多くの実施形態において、置換シクロアルキル基は、独立して、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COCH、SEt、SCH、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシ基から選択される、1、2、3または4個の置換基を有し得る。
用語「シクロアルキレン」とは、シクロアルキルラジカルが、2つの別個の追加基を2箇所で共に連結して結合された上で定義したようなシクロアルキルであることを意味する。同様に、用語「置換シクロアルキレン」とは、シクロアルキルラジカルが、2つの別個の追加基を2箇所で共に連結して結合され、そしてさらに少なくとも1個の追加置換基を有するシクロアルキレンを意味する。
用語「シクロアルケニル」とは、好ましくは1−シクロペンテニル環、2−シクロペンテニル環もしくは3−シクロペンテニル環、1−シクロヘキセニル環、2−シクロヘキセニル環、3−シクロヘキセニル環もしくは4−シクロヘキセニル環または1−シクロヘプテニル環、2−シクロヘプテニル環、3−シクロヘプテニル環、4−シクロヘプテニル環もしくは5−シクロヘプテニル環を示し、一方、用語「置換シクロアルケニル」とは、置換基、好ましくはC〜Cアルキル、ハロゲン、ヒドロキシ、C〜Cアルコキシ、アルコキシ−アルキル、トリフルオロメチル、カルボキシ、アルコキシカルボニルオキソ、(一置換)アミノ、(二置換)アミノ、フェニル、置換フェニル、アミノまたは保護アミノで置換されている、上記のシクロアルケニル環を意味する。
用語「シクロアルケニレン」は、シクロアルケニルラジカルが、2個の別個の追加基を2箇所で共に連結して結合されている上で定義したようなシクロアルケニル環である。同様に、用語「置換シクロアルケニレン」とは、好ましくは、ハロゲン、ヒドロキシ基、C〜Cアルキルチオ基、C〜Cアルキルスルホキシド基、C〜Cアルキルスルホニル基、C〜C置換アルキルチオ基、C〜C置換アルキルスルホキシド基、C〜C置換アルキルスルホニル基、C〜Cアルキル基、C〜Cアルコキシ基、C〜C置換アルキル基、C〜Cアルコキシ−アルキル基、オキソ基、(一置換)アミノ基,(二置換)アミノ基、トリフルオロメチル基、カルボキシ基、アルコキシカルボニル基、フェニル基、置換フェニル基、フェニルチオ基、フェニルスルホキシド基、フェニルスルホニル基、アミノ基または置換アミノ基でさらに置換されているシクロアルケニレンを意味する。
用語「ヘテロ環」または「複素環」とは、環に挿入されている1〜5個の環ヘテロ原子(例えば、酸素、硫黄および/または窒素)も含む環内に結合されている1つ以上の炭素原子を有する必要に応じて置換されている3〜8員の環を意味する。これらの複素環は、飽和、不飽和または部分不飽和であり得るが、好ましくは飽和である。「アミノ置換複素環」とは、いずれか1つの上記の複素環が、少なくとも1個のアミノ基で置換されていることを意味する。好ましい不飽和複素環としては、フラニル環、チオフラニル環、ピロリル環、ピリジル環、ピリミジル環、ピラジニル環、ベンゾオキサゾール環、ベンズチアゾール環、キノリンイル環および類似の芳香族ヘテロ環が挙げられる。好ましい飽和複素環としては、ピペリジル環、アジリジニル環、ピペリジニル環、ピペラジニル環、テトラヒドロフラノ環、ピロリル環およびテトラヒドロチオフェンイル環が挙げられる。
用語「置換ヘテロ環」または「置換複素環」とは、上記の複素環が、同じか、または異なる、例えば、1以上のおよび好ましくは1個または2個の置換基で置換されていることを意味する。その置換基は、好ましくはハロゲン、ヒドロキシ、チオ、アルキルチオ、シアノ、ニトロ、C〜Cアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜C置換アルコキシ、アルコキシ−アルキル、C〜Cアシル、C〜Cアシルオキシ、カルボキシ、アルコキシカルボニル、カルボキシメチル、ヒドロキシメチル、アルコキシ−アルキルアミノ、一置換)アミノ、(二置換)アミノカルボキサミド、N−(C〜Cアルキル)カルボキサミド、N,N−ジ(C〜Cアルキル)カルボキサミド、トリフルオロメチル、N−((C〜Cアルキル)スルホニル)アミノ、N−(フェニルスルホニル)アミノ基であり得るか、またはベンゾ環などの縮合環で置換され得る。置換ヘテロ環式基の多くの実施形態において、置換シクロアルキル基は、独立して、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COCH、SEt、SCH、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシ基から選択される、1、2、3または4個の置換基を有し得る。
「アリール」基とは、少なくとも1個の6員の芳香族「ベンゼン」環を含む、単環式、結合した二環式または縮合二環式のラジカルまたは基のことをいう。アリール基は、好ましくは、6〜12個の環炭素原子を含み、そしてそれらの例としては、フェニル基、ビフェニル基、ナフチルインダニル基およびテトラヒドロナフチル(tetrahydronapthyl)基が挙げられる。アリール基は、様々な有機および/または無機の置換基で必要に応じて置換され得る。ここで、そのすべての置換基と組み合わされる置換アリール基は、6〜18個または好ましくは合計6〜16個の炭素原子を含む。好ましい任意の置換基としては、独立して、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COCH、SEt、SCH、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシ基から選択される1、2、3または4個の置換基が挙げられる。
用語「ヘテロアリール」とは、ヘテロ環式のアリール誘導体を意味し、これは、好ましくは、不飽和複素環および複素共役環に挿入された、独立して、酸素、硫黄および/または窒素から選択される1〜4個のヘテロ原子を有する、5員または6員の共役環系および芳香族環系を含む。ヘテロアリール基としては、単環式の複素環式芳香族部分、連結二環式の複素環式芳香族部分または縮合二環式の複素環式芳香族部分が挙げられる。ヘテロアリールの例としては、ピリジニル、ピリミジニルおよびピラジニル、ピリダジニル、ピロリル、フラニル、チオフラニル、オキサゾロイル、イソオキサゾリル、フタルイミド、チアゾリル、キノリニル、イソキノリニル、インドリルまたはフランもしくはチオフランが挙げられ、これらは、フェニル環、ピリジル環またはピロリル環ならびに類似の不飽和芳香族複素環および共役芳香族複素環に直接結合している。環系全体にわたって、電子分布に関して芳香族性の特徴を有する任意の単環式、連結二環式または縮合二環式のヘテロアリール環系が、この定義に含まれる。代表的には、芳香族複素環系は、3〜12個の環炭素原子および独立して、酸素原子、窒素原子および硫黄原子から選択される1〜5個の環ヘテロ原子を含む。
用語「置換ヘテロアリール」とは、上記のヘテロアリールが、例えば、同じか、または異なる、1以上のおよび好ましくは1個または2個の置換基で置換されていることを意味し、その置換基は、好ましくは、ハロゲン、ヒドロキシ、保護ヒドロキシ、チオ、アルキルチオ、シアノ、ニトロ、C〜Cアルキル、C〜C置換アルキル、C〜Cアルコキシ、C〜C置換アルコキシ、アルコキシ−アルキル、C〜Cアシル、C〜C置換アシル、C〜Cアシルオキシ、カルボキシ、アルコキシカルボニル、カルボキシメチル、ヒドロキシメチル、アミノ、(一置換)アミノ、(二置換)アミノ>カルボキサミド、N−(C〜Cアルキル)カルボキサミド、N,N−ジ(C〜Cアルキル)カルボキサミド、トリフルオロメチル、N−((C〜Cアルキル)スルホニル)アミノまたはN−(フェニルスルホニル)アミノ基であり得る。置換ヘテロアリール基の多くの実施形態において、置換シクロアルキル基は、独立して、ヒドロキシ基、フルオロ基、クロロ基、NH基、NHCH基、N(CH基、COCH基、SEt基、SCH基、メチル基、エチル基、イソプロピル基、ビニル基、トリフルオロメチル基、メトキシ基、エトキシ基、イソプロポキシ基およびトリフルオロメトキシ基から選択される、1、2、3または4個の置換基を有し得る。
同様に、「アリールアルキル」および「ヘテロアリールアルキル」とは、炭素鎖を介して別の残基に結合された芳香族およびヘテロ芳香族系のことをいい、この炭素鎖としては、置換または非置換で飽和または不飽和の炭素鎖(典型的には、1〜6C)が挙げられる。これらの炭素鎖としては、カルボニル基もまた挙げられ得、それにより、アシル部分のような置換基を提供できるようになる。好ましくは、アリールアルキルまたはヘテロアリールアルキルは、任意の位置においてアリール基、置換アリール、ヘテロアリールまたは置換ヘテロアリールで置換されたアルキル基である。好ましい基としては、また、ベンジル、2−フェニルエチル、3−フェニル−プロピル、4−フェニル−n−ブチル、3−フェニル−n−アミル、3−フェニル−2−ブチル、2−ピリジニルメチル、2−(2−ピリジニル)エチルなどが挙げられる。
用語「置換アリールアルキル」とは、アルキル部分において、1個以上の基および好ましくは1個または2個の基で置換されたアリールアルキル基を意味し、その置換基は、好ましくは、ハロゲン、ヒドロキシ基、オキソ基、アミノ基、(一置換)アミノ基、(二置換)アミノ基、グアニジノ基、複素環式基、置換複素環式基、C〜Cアルキル基、C〜C置換アルキル基、C〜Cアルコキシ基、C〜C置換アルコキシ基、アルコキシ−アルキル基、C〜Cアシル基、C〜C置換アシル基、C〜Cアシルオキシ基、ニトロ基、カルボキシ基、アルコキシカルボニル基、カルバモイル基、カルボキサミド基、N−(C〜Cアルキル)カルボキサミド基、N,N−(C〜Cジアルキル)カルボキサミド基、シアノ基、N−(C〜Cアルキルスルホニル)アミノ基、チオール基、C〜Cアルキルチオ基、C〜Cアルキルスルホニル基から選択され;そして/または生じたビフェニル基について、フェニル基は、1個以上の置換基および好ましくは1個または2個の置換基で置換され得、その置換基は、好ましくは、ハロゲン、ヒドロキシ、保護ヒドロキシ、チオ、アルキルチオ、シアノ、ニトロ、C〜Cアルキル、C〜C置換アルキル、C〜Cアルコキシ、C〜C置換アルコキシ、アルコキシ−アルキル、C〜Cアシル、C〜C置換アシル、C〜Cアシルオキシ、カルボキシ、アルコキシカルボニル、カルボキシメチル、ヒドロキシメチル、アミノ、(一置換)アミノ、(二置換)アミノ、カルボキサミド、N−(C〜Cアルキル)カルボキサミド、N,N−ジ(C〜Cアルキル)カルボキサミド、トリフルオロメチル、N−((C〜Cアルキル)スルホニル)アミノ、N−(フェニルスルホニル)アミノ、環状C〜Cアルキレンまたは置換フェニル基もしくは非置換フェニル基から選択される。置換アルキル基または置換フェニル基は、同じか、または異なり得る1個以上の置換基および好ましくは1個または2個の置換基で置換されていてもよい。
用語「置換アリールアルキル」の例としては、基(例えば、2−フェニル−1−クロロエチル、2−(4−メトキシフェニル)エチル、4−(2,6−ジヒドロキシフェニル)−n−ヘキシル、2−(5−シアノ−3−メトキシフェニル)−n−ペンチル、3−(2,6−ジメチルフェニル)プロピル、4−クロロ−3−アミノベンジル、6−(4−メトキシフェニル)−3−カルボキシ−n−ヘキシル、5−(4−アミノメチルフェニル)−3−(アミノメチル)−n−ペンチル、5−フェニル−3−オキソ−n−ペント−1−イルなど)が挙げられる。
用語「アリールアルキレン」とは、アリールアルキルラジカルが、2つの別個の追加基を2箇所で共に連結して結合されている、上で定義したようなアリールアルキルのことを示す。この定義としては、次式の基:−フェニル−アルキル−およびアルキル−フェニル−アルキル−を含む。フェニル環上の置換は、1,2か、1,3か、または1,4であり得る。用語「置換アリールアルキレン」は、フェニル環またはアルキル基上において、好ましくは、ハロゲン、ヒドロキシ基、保護ヒドロキシ基、C〜Cアルキルチオ基、C〜Cアルキルスルホキシド基、C〜Cアルキルスルホニル基、C〜C置換アルキルチオ基、C〜C置換アルキルスルホキシド基、C〜C置換アルキルスルホニル基、C〜Cアルキル基、C〜Cアルコキシ基、C〜C置換アルキル基、C〜Cアルコキシ−アルキル基、オキソ基、(一置換)アミノ基、(二置換)アミノ基、トリフルオロメチル基、カルボキシ基、アルコキシカルボニル基、フェニル基、置換フェニル基、フェニルチオ基、フェニルスルホキシド基、フェニルスルホニル基、アミノ基または保護アミノ基でさらに置換されている、上で定義したようなアリールアルキレンである。
用語「置換フェニル」とは、1個以上の部分および好ましくは1個または2個の部分で置換されたフェニル基のことを示し、その部分は、好ましくは、ハロゲン、ヒドロキシ、保護ヒドロキシ、チオ、アルキルチオ、シアノ、ニトロ、C〜Cアルキル、C〜C置換アルキル、C〜Cアルコキシ、C〜C置換アルコキシ、アルコキシ−アルキル、C〜Cアシル、C〜C置換アシル、C〜Cアシルオキシ、カルボキシ、アルコキシカルボニル、カルボキシメチル、ヒドロキシメチル、アミノ、(一置換)アミノ、(二置換)アミノ、カルボキサミド、N−(C〜Cアルキル)カルボキサミド、N,N−ジ(C〜Cアルキル)カルボキサミド、トリフルオロメチル、N−((C〜Cアルキル)スルホニル)アミノ、N−(フェニルスルホニル)アミノまたは置換フェニルもしくは非置換フェニルからなる基から選択される部分であり、その結果、例えば、ビフェニルが生じる。置換フェニル基の多くの実施形態において、置換シクロアルキル基は、独立して、ヒドロキシ基、フルオロ基、クロロ基、NH基、NHCH基、N(CH基、COCH基、SEt基、SCH基、メチル基、エチル基、イソプロピル基、ビニル基、トリフルオロメチル基、メトキシ基、エトキシ基、イソプロポキシ基およびトリフルオロメトキシ基から選択される、1、2、3または4個の置換基を有し得る。
用語「フェノキシ」とは、酸素原子に結合したフェニルを意味する。用語「置換フェノキシ」とは、1以上の部分および好ましくは1個または2個の部分で置換されているフェノキシ基のことを示し、その部分は、好ましくは、ハロゲン、ヒドロキシ、保護ヒドロキシ、チオ、アルキルチオ、シアノ、ニトロ、C〜Cアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜C置換アルコキシ、アルコキシ−アルキル、C〜Cアシル、C〜Cアシルオキシ、カルボキシ、アルコキシカルボニル、カルボキシメチル、ヒドロキシメチル、アミノ、(一置換)アミノ,(二置換)アミノ、カルボキサミド、N−(C〜Cアルキル)カルボキサミド、N,N−ジ(C〜Cアルキル)カルボキサミド、トリフルオロメチル、N−((C〜Cアルキル)スルホニル)アミノおよびN−フェニルスルホニル)アミノからなる群から選択される。
用語「置換フェニルアルコキシ」とは、そのアルキル部分が、1個以上の基および好ましくは1個または2個の基で置換されているフェニルアルコキシ基を意味し、その置換基は、好ましくは、ハロゲン、ヒドロキシ基、保護ヒドロキシ基、オキソ基、アミノ基、(一置換)アミノ基、(二置換)アミノ基、グアニジノ基、複素環式基、置換複素環式基、C〜Cアルコキシ基、アルコキシ−アルキル基、C〜Cアシル基、C〜Cアシルオキシ基、ニトロ基、カルボキシ基、アルコキシカルボニル基、カルバモイル基、カルボキサミド基、N−(C〜Cアルキル)カルボキサミド基、N,N−(C〜Cジアルキル)カルボキサミド基、シアノ基、N−(C〜Cアルキルスルホニル)アミノ基、チオール基、C〜Cアルキルチオ基、C〜Cアルキルスルホニル基から選択され;そして/または生じたビフェニル基について、フェニル基は、1個以上の置換基および好ましくは1個または2個の置換基で置換され得、その置換基は、好ましくは、ハロゲン、ヒドロキシ、保護ヒドロキシ、チオ、アルキルチオ、シアノ、ニトロ、C〜Cアルキル、C〜Cアルコキシ、アルコキシ−アルキル、C〜Cアシル、C〜Cアシルオキシ、カルボキシ、アルコキシカルボニルカルボキシメチル、ヒドロキシメチル、アミノ、(一置換)アミノ、(二置換)アミノ、カルボキサミド、N−(C〜Cアルキル)カルボキサミド、N,N−ジ(C〜Cアルキル)カルボキサミド、トリフルオロメチル、N((C〜Cアルキル)スルホニル)アミノ、N−(フェニルスルホニル)アミノまたは置換フェニル基もしくは非置換フェニル基から選択される。その置換アルキル基または置換フェニル基は、同じか、または異なり得る1個以上の置換基および好ましくは1個または2個の置換基で置換され得る。
用語「置換ナフチル」とは、同じ環または異なる環のいずれかにおいて1個以上の部分および好ましくは1個または2個の部分で置換されているナフチル基のことを示し、その部分は、ハロゲン、ヒドロキシ、保護ヒドロキシ、チオ、アルキルチオ、シアノ、ニトロ、C〜Cアルキル、C〜Cアルコキシ、アルコキシ−アルキル、C〜Cアシル、C〜Cアシルオキシ、カルボキシ、アルコキシカルボニル、カルボキシメチル、ヒドロキシメチル、アミノ、(一置換)アミノ、(二置換)アミノ、カルボキサミド、N−(C〜Cアルキル)カルボキサミド、N,N−ジ(C〜Cアルキル)カルボキサミド、トリフルオロメチル、N−((C〜Cアルキル)スルホニル)アミノまたはN(フェニルスルホニル)アミノからなる基から選択される。
用語「ハロ」および「ハロゲン」とは、フルオロ原子、クロロ原子、ブロモ原子またはヨード原子のことをいう。1つ以上のハロゲンが存在し得、それは、同じであっても、異なっていてもよい。好ましいハロゲンは、クロロおよびフルオロである。置換基としてハロゲン原子を有する本発明の化合物の多くは、関連する味覚レセプターに結合するのに効果が高いが、インビボで動物に投与されるとき、一部の場合において、このようなハロゲン化有機化合物は、望ましくない毒学的特性を有し得る。それゆえ、式(I)の化合物の多くの実施形態において、ハロゲン原子(フルオロ原子またはクロロ原子を含む)が、置換基の候補として列挙されている場合、本明細書によって明らかに企図される置換基の代替基および好ましい基には、ハロゲン基を含まない。
用語「(一置換)アミノ」とは、アミノ(NHR)基のことをいい、ここで、R基は、フェニル、C〜C10置換フェニル、C〜Cアルキル、C〜C置換アルキル、C〜Cアシル、C〜C置換アシル、C〜Cアルケニル、C〜C置換アルケニル、C〜Cアルキニル、C〜C置換アルキニル、C〜C12フェニルアルキル、C〜C12置換フェニルアルキルおよび複素環からなる群から選択される。(一置換)アミノは、用語「保護(一置換)アミノ」によって包含されるようなアミノ保護基をさらに有し得る。
用語「(二置換)アミノ」とは、独立して、フェニル、C〜C10置換フェニル、C〜Cアルキル、C〜C置換アルキル、C〜Cアシル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜C12フェニルアルキルおよびC〜C12置換フェニルアルキルからなる群から選択される、2個の置換基を有するアミノ基(NR2)のことをいう。その2個の置換基は、同じであっても、異なっていてもよい。
用語「アミノ保護基」とは、本明細書中で使用されるとき、アミノ官能性を遮断または保護するために通常使用されるアミノ基の置換基のことをいい、このとき、その分子の他の官能基は反応する。用語「保護(一置換)アミノ」とは、アミノ保護基が一置換アミノ窒素原子上に存在することを意味する。さらに、用語「保護カルボキサミド」とは、アミノ保護基がカルボキサミド窒素上に存在することを意味する。同様に、用語「保護N−(C〜Cアルキル)カルボキサミド」は、アミノ保護基がカルボキサミド窒素上に存在することを意味する。
用語「アルキルチオ」とは、−SR基のことをいい、ここで、Rは、必要に応じて置換されているC〜C有機基またはC〜C有機基、好ましくはアルキル基、シクロアルキル基、アリール基またはヘテロ環式基(例えば、メチルチオ、エチルチオ、n−プロピルチオ、イソプロピルチオ、n−ブチルチオ、t−ブチルチオおよび類似の基)である。
用語「アルキルスルホキシド」とは、−SOR基のことを示し、ここで、Rは、必要に応じて置換されているC〜C有機基またはC〜C有機基、好ましくはアルキル基、シクロアルキル基、アリール基またはヘテロ環式基(例えば、メチルチオ、エチルチオ、n−プロピルチオ、イソプロピルチオ、n−ブチルチオ、t−ブチルチオおよび類似の基(例えば、メチルスルホキシド、エチルスルホキシド、n−プロピルスルホキシド、イソプロピルスルホキシド、n−ブチルスルホキシド、sec−ブチルスルホキシド)など)である。
用語「アルキルスルホニル」とは、−S(O)R基のことを示し、ここで、Rは、必要に応じて置換されているC〜C有機基またはC〜C有機基であり、その基としては、例えば、メチルスルホニル、エチルスルホニル、n−プロピルスルホニル、イソプロピルスルホニル、n−ブチルスルホニル、t−ブチルスルホニルなどの基が挙げられる。
用語「フェニルチオ」、「フェニルスルホキシド」および「フェニルスルホニル」とは、スルホキシド(−S(O)−R)またはスルホン(−SOR)のことを示し、ここで、R基は、フェニル基である。用語「置換フェニルチオ」、「置換フェニルスルホキシド」および「置換フェニルスルホニル」とは、これらの基のフェニルが、「置換フェニル」に関連して上で記載したように置換され得ることを意味する。
用語「アルコキシカルボニル」とは、カルボニル(carobonyl)基(−C(O)−ORに結合した「アルコキシ」基のことを意味し、ここで、Rは、アルキル基、好ましくはC〜Cアルキル基である。用語「置換アルコキシカルボニル」とは、カルボニル基に結合した置換アルコキシを意味し、アルコキシは、置換アルキルに関連して、上で記載したように、置換され得る。
用語「フェニレン」とは、フェニルラジカルが、2個の別個の追加基を2箇所で共に連結して結合されている、フェニル基を意味する。「フェニレン」の例としては、1,2−フェニレン、1,3−フェニレンおよび1,4−フェニレンが挙げられる。
用語「置換アルキレン」とは、アルキルラジカルが、2個の別個の追加基を2箇所で共に連結して結合されており、さらに追加置換基を有するアルキル基を意味する。「置換アルキレン」の例としては、アミノメチレン、1−(アミノ)−1,2−エチル、2−(アミノ)−1,2−エチル、1−(アセトアミド)−1,2−エチル、2−(アセトアミド)−1,2−エチル、2−ヒドロキシ−1,1−エチル、1−(アミノ)−1,3−プロピルが挙げられる。
用語「置換フェニレン」とは、「置換フェニル」に関連して上で記載したように置換されているフェニルラジカルが、2個の別個の追加基を2箇所で共に連結して結合されているフェニル基を意味する。
用語「環状アルキレン」、「置換環状アルキレン」、「環状ヘテロアルキレン」および「置換環状ヘテロアルキレン」とは、フェニルラジカルに結合(pbond)(「縮合」)した環状の基またはラジカルのことを定義し、その結果、縮合二環式環の基またはラジカルが生じる。環状アルキレンまたはヘテロアルキレン(heteralkylene)環の非縮合メンバーは、1個もしくは2個の二重結合を含み得るか、または飽和であることが多い。さらに、環状アルキレンまたはヘテロアルキレン環の非縮合メンバーは、1個または2個の酸素、窒素もしくは硫黄原子またはNH基、NR基、S(O)基またはSO基(Rは、低級アルキル基である)で置換される、1個または2個のメチレン基またはメチン基を有し得る。
環状アルキレンまたはヘテロアルキレン基は、好ましくは、以下の部分:ヒドロキシ、保護ヒドロキシ、カルボキシ、保護カルボキシ、オキソ、保護オキソ、C〜Cアシルオキシ、ホルミル、C〜Cアシル、C〜Cアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cアルキルスルホキシド、C〜Cアルキルスルホニル、ハロ、アミノ、保護アミノ、(一置換)アミノ、保護(一置換)アミノ、(二置換)アミノ、ヒドロキシメチルまたは保護ヒドロキシメチルからなる群から選択される、同じか、または異なる置換基で1回または2回置換され得る。ベンゼンラジカルに縮合した環状アルキレンまたはヘテロアルキレン基は、2〜10の環員を含み得るが、好ましくは3〜6員を含む。飽和環状アルキレン基の例は、2,3−ジヒドロ−インダニル環系およびテトラリン環系である。その環状基が、不飽和であるとき、例としては、ナフチル環またはインドリル基もしくはインドリルラジカルが挙げられる。1個の窒素原子および1つ以上の二重結合、好ましくは1個または2個の二重結合を各々含む縮合環状基の例は、ベンゼンラジカルがピリジル、ピラニル、ピロリル、ピリジニル、ジヒドロピロリルまたはジヒドロピリジニル基またはラジカルに縮合している場合である。1個の酸素原子および1個または2個の二重結合を各々含む縮合環状基の例は、フラニル(furnanyl)環、ピラニル環、ジヒドロフラニル環またはジヒドロピラニル環に縮合しているベンゼンラジカル環によって説明される。各々、1個の硫黄原子を有し、そして1個または2個の二重結合を含む縮合環状基の例は、ベンゼンラジカルが、チエニル環、チオピラニル環、ジヒドロチエニル環またはジヒドロチオピラニル環に縮合している場合である。硫黄および窒素から選択される2個のヘテロ原子ならびに1個または2個の二重結合を含む環状基の例は、ベンゼンラジカル環が、チアゾリル環、イソチアゾリル環、ジヒドロチアゾリル環またはジヒドロイソチアゾリル環に縮合している場合である。酸素および窒素から選択される2個のヘテロ原子ならびに1個または2個の二重結合を含む環状基の例は、ベンゼン環が、オキサゾリル環、イソオキサゾリル環、ジヒドロオキサゾリル環またはジヒドロイソオキサゾリル環に縮合している場合である。2個の窒素ヘテロ原子および1個または2個の二重結合を含む環状基の例は、ベンゼン環が、ピラゾリル、イミダゾリル、ジヒドロピラゾリルまたはジヒドロイミダゾリル環またはピラジニルに縮合している場合に生じる。
用語「カルバモイル」とは、有機イソシアネート化合物R−NCOとアルコールR−OHとの反応によって得られることが多い、構造R1−NH−C(O)−ORを有するカルバメート化合物から得られる、カルバメート基またはカルバメートラジカルのことをいい、ここで、RおよびRラジカルの性質は、さらにその状況によって定義される。
本発明の化合物の1つ以上は、塩として存在し得る。用語「塩」とは、カルボキシレート陰イオンおよびアミン窒素とともに形成するそれらの塩を包含し、そして以下で述べられる、有機陰イオンおよび無機陰イオンならびに有機陽イオンおよび無機陽イオンとともに形成される塩を含む。さらに、この用語は、塩基性基(例えば、窒素含有ヘテロ環またはアミノ基)および有機酸または無機酸による、標準的な酸−塩基反応によって形成される塩を含む。このような酸としては、塩酸、フッ化水素酸、トリフルオロ酢酸、硫酸、リン酸、酢酸、コハク酸、クエン酸、乳酸、マレイン酸、フマル酸、パルミチン酸、コール酸、パモ酸、粘液酸、D−グルタミン酸、D−ショウノウ酸、グルタル酸、フタル酸、酒石酸、ラウリン酸、ステアリン酸、サリチル酸(salicyclic acid)、メタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、ソルビン酸、ピクリン酸、安息香酸、ケイ皮酸および類似の酸が挙げられる。
用語「有機陽イオンまたは無機陽イオン」とは、カルボン酸塩のカルボン酸陰イオンに対する正電荷の対イオンのことをいう。無機の正に帯電した対イオンとしては、アルカリ金属およびアルカリ土類金属(例えば、リチウム、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムなど)ならびに他の二価および三価の金属陽イオン(例えば、バリウム、アルミニウムなど)ならびにアンモニウム(NH陽イオンが挙げられるが、これらに限定されない。有機陽イオンとしては、第1級アミン、第2級アミンまたは第3級アミン(例えば、トリメチルアミン、シクロヘキシルアミン);および有機陽イオン(例えば、ジベンジルアンモニウム、ベンジルアンモニウム、2−ヒドロキシエチルアンモニウム、ビス(2−ヒドロキシエチル)アンモニウム、フェニルエチルベンジルアンモニウム、ジベンジルエチレンジアンモニウムおよび類似の陽イオンの酸処理またはアルキル化から誘導されるアンモニウム陽イオンが挙げられる。例えば、本明細書中に参考として援用される“Pharmaceutical Salts,”Berge,et al.,J.Pharm.Sci.(1977)66:1−19を参照のこと。他の陽イオンは、プロカイン、キニンおよびN−メチルグルコサミンのプロトン化された形態ならびに塩基性アミノ酸(例えば、グリシン、オルニチン、ヒスチジン、フェニルグリシン、リシンおよびアルギニン)のプロトン化された形態を含む上記の用語によって包含される。さらに、カルボン酸およびアミノ基によって形成される本化合物の任意の双性イオンの形態が、この用語によって呼ばれる。例えば、RまたはRが、(第4級アンモニウム)メチル基で置換されている場合に、カルボン酸陰イオンに対する陽イオンは、存在し得る。カルボン酸陰イオンに対する好ましい陽イオンは、ナトリウム陽イオンである。
本発明の化合物はまた、溶媒和化合物および水和物として存在し得る。従って、これらの化合物は、例えば、水和水または母液溶媒の分子の1つ、多数もしくはその任意の画分で結晶化され得る。このような化合物の溶媒和化合物および水和物は、本発明の範囲内に含まれる。
用語「アミノ酸」とは、20個の天然に存在するアミノ酸のいずれか1つまたは天然に存在するアミノ酸のいずれか1つのD型を含む。さらに、用語「アミノ酸」はまた、D−アミノ酸に加えて、天然に存在するアミノ酸と等しい機能を有する他の天然に存在しないアミノ酸を含む。このような天然に存在しないアミノ酸としては、例えば、ノルロイシン(「Nle」)、ノルバリン(「Nva」)、L−ナフトアラニン(naphthalanine)またはD−ナフトアラニン、オルニチン(「Orn」)、ホモアルギニン(ホモArg)およびペプチド分野において周知の他のもの、例えば、M.Bodanzsky,“Principles of Peptide Synthesis,”1st and 2nd revised ed.,Springer−Verlag,New York,NY,1984 and 1993およびStewart and Young,“Solid Phase Peptide Synthesis,”2nd ed.,Pierce Chemical Co.,Rockford,IL,1984(この両方は、本明細書中に参考として援用される)に記載されているものが挙げられる。アミノ酸およびアミノ酸アナログは、商業的に購入することができるか(Sigma Chemical Co.;Advanced Chemtech)または当該分野で公知の方法を用いて合成することができる。
「アミノ酸側鎖」とは、上記の「アミノ酸」に由来する任意の側鎖のことをいう。
本明細書中の「置換」とは、置換された部分、例えば、炭化水素(例えば、置換アルキルまたは置換ベンジル)のことをいい、ここで、少なくとも1つのエレメントまたはラジカル、例えば、水素が、別のもので置換されている、例えば、クロロベンジルの場合のように、水素が、ハロゲンで置換されていることをいう。
化学種の残基とは、本明細書および最後にある特許請求の範囲において使用されるとき、構造的な断片または部分のことをいい、その構造的な断片または部分が、化学種から実際に得られるか否かとは関係なく、特定の反応スキームまたはそれに続く処方物または化学生成物において生じた化学種の生成物である。それゆえ、ポリエステルにおけるエチレングリコール残基とは、エチレングリコールがポリエステルを調製するために使用されるか否かとは関係なく、ポリエステルにおける1つ以上の−OCHCHO−繰り返し単位のことをいう。
用語「有機残基」または「有機基」とは、炭素含有残基または炭素含有基、すなわち少なくとも1個の炭素原子を含む残基と定義する。有機残基は、様々なヘテロ原子を含み得るか、または酸素、窒素、硫黄、リンなどを含むヘテロ原子を介して別の分子に結合し得る。有機残基の例としては、アルキルまたは置換アルキル、アルコキシまたは置換アルコキシ、ヒドロキシアルキルおよびアルコキシアルキル、一置換アミノまたは二置換アミノ、アミド基、CN、COH、CHO、COR、CO、SR、S(O)R、S(O),アルケニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、アリールおよびヘテロアリールが挙げられるが、これらに限定されず:ここで、Rは、アルキルである。有機基または有機残基の種のより詳細な例としては、NHCH、N(CH、COCH、SEt、SCH、S(O)CH、S(O)CH、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシ、トリフルオロメトキシ、CHOCH、CHOH、CHNH、CHNHCHまたはCHN(CH基または残基が挙げられるが、これらに限定されない。有機残基(reside)は、1〜18個の炭素原子、1〜15個の炭素原子、1〜12個の炭素原子、1〜8個の炭素原子、1〜6個の炭素原子または1〜4個の炭素原子を含み得る。
用語、化合物の「有効量」とは、本明細書中で使用されるとき、所望の生物学的機能(例えば、遺伝子発現、タンパク質機能またはより詳細には、動物またはヒトにおける旨味または甘味のいずれかの知覚の誘発)の所望の調節を提供するのに十分である、組成物中の1つ以上の化合物の十分な量のことを意味する。以下で指摘するように、必要とされる正確な量は、被験体の種、年齢および一般的な状態、食用組成物の特定の独自性および処方などに依存して、被験体ごとに変化し得る。それゆえ、正確な「有効量」を特定することは、可能ではない。しかしながら、適切な有効量は、日常的な実験だけを使用して、当業者により決定され得る。
本明細書および添付の特許請求の範囲で使用される単数形「a」、「an」および「the」は、他に文脈で明らかに指示がない限り、複数の指示物を含むことに注目しなければならない。それゆえ、例えば、「芳香族化合物(an aromatic compound)」の対象物は、芳香族化合物の混合物を含む。
範囲については、「約」ある特定の値および/または「約」別の特定の値として本明細書中において表わされることが多い。このような範囲が表わされるとき、別の実施形態は、ある特定の値からおよび/または他の特定の値までを包含する。同様に、値が、先行詞である「約」を使用することにより、概算値として表わされるとき、その特定の値は、別の実施形態を形成することが理解されうる。さらに、これらの範囲の各々の終点は、他の終点に関連して、また、他の終点とは独立して、の両方において、重要であることが理解され得る。
「任意の」または「必要に応じて」とは、引き続いて記載される事象または状況が起こり得るかまたは起こり得ないこと、そしてこの記載が、前記事象または状況が起こる場合および前記事象または状況が起こらない場合を含むことを意味する。例えば、句「必要に応じて置換される低級アルキル」とは、その低級アルキル基が置換されていても、置換されていなくてもよいこと、そしてその記載は、非置換低級アルキルおよび置換が存在する低級アルキルの両方を含むことを意味する。
(本発明のアミド化合物)
本発明の化合物は、全て、有機(炭素を含む)化合物であり、これらのすべては、その中に少なくとも1個の「アミド」基を有し、以下の一般構造を有し、これは、以下で示す式(I)を有するアミド化合物と本明細書中で以下呼ぶ:
Figure 2008530020
式(I)のアミド化合物は、生体系または食品において天然に存在することが知られているアミド化合物(例えば、ペプチド、タンパク質、核酸、ある種のアミノ糖および/もしくはアミノ多糖、糖ペプチドもしくは糖タンパク質または類似のもの)を含まない。出願人は、式(I)の化合物が、最新のバイオテクノロジーの1つ以上の方法を利用して、それらの特定の形態またはペプチドもしくはタンパク質を改変した「プロドラッグ」形態のいずれかで、ヒトによって、おそらく、意図的に調製できる可能性を排除しないが、本発明の式(I)のアミド化合物は、人造で人工の合成アミド化合物である。
式(I)の化合物の種々の実施態様について、R基、R基およびR基は、式(I)の化合物の相当数の亜属および/または種を形成および/または含むために、さらに詳述するように、種々の様式で、独立して、さらに定義できるか定義され、そして/または限定できるか限定される。これによって、本明細書中に記載される式(I)の化合物の亜属および/または種のいずれかが、本明細書中の他の箇所で記載されるプロセスおよび/もしくは方法あるいは食料品もしくは医薬品またはそれらの前駆体を調製する際に当業者に明らかなこのような他の任意のプロセスにより、それらの特定の形態または食用に受容可能な塩のいずれかで、食料品もしくは医薬品またはそれらの前駆体と有効量で混合され得ることにより、薬味および/もしくは甘味の改変食料品または改変医薬品あるいはそれらの前駆体を形成することが特に企図される。
式(I)の化合物のいくつかの実施形態において、Rは、1つ以上のヘテロ原子を含み得る炭化水素残基または無機残基であり、RおよびRは、各々独立して、Hまたは1つ以上のヘテロ原子を含み得る炭化水素残基であり;より好ましくは、R、RおよびRは、独立して、アリールアルケニル、ヘテロアリールアルケニル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、アルキル、アルコキシ−アルキル、アルケニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、アリール、ヘテロアリール、−ROH、−RCN、−RCOH、−RCO、−RCOR、−RCONR、−RNR、−RN(R)COR、−RSR、−RSOR、−RSO、−RSONRおよび−RN(R)SOまたは必要に応じて置換されているそれらの基からなる群から選択され、そして、好ましくはRまたはRの一方は、Hであり;ここで、各Rは、独立して、1つ以上のヘテロ原子を含み得る炭化水素残基であり、好ましくは、独立して、小さい(C〜C)アルキレンまたは(C〜C)アルコキシアルキレンから選択され;そして各RおよびRは、独立して、Hまたは1つ以上のヘテロ原子を含み得る炭化水素残基であり、好ましくは、独立して、小さい(C〜C)アルキルまたは(C〜C)アルコキシアルキルから選択される。
式(I)の化合物の多くの実施形態において、Rは、少なくとも3個の炭素原子および必要に応じて、独立して、酸素、窒素、硫黄、ハロゲンまたはリンから選択される1〜20、15、10、8、7、6または5個のヘテロ原子を有する有機に基づく残基または炭化水素に基づく残基を含む。
式(I)の化合物の多くの実施形態において、RおよびRの一方は、必要に応じてHであり、そしてRおよびRの一方または両方が、少なくとも3個の炭素原子および必要に応じて、独立して、酸素、窒素、硫黄、ハロゲンまたはリンから選択される1〜10個のヘテロ原子を有する、有機に基づく残基または炭化水素に基づく残基を含む。
式(I)の化合物は、多くの生物学的分子と比較して、比較的「小さい分子」であり、そして絶対的な物理的サイズ、分子量および物理的特性のすべてにおいて種々の制限を有し得ることが多く、その結果、それらは、水性媒質に少なくともいくらか可溶であり得、そして関連するヘテロ二量体のT1R1/T1R3味覚レセプターまたはT1R2/T1R3味覚レセプター(共通のT1R3タンパク質サブユニットを共有する)に効率的に結合するのに適切な大きさである。
いずれの理論によっても拘束するつもりはないが、MSGは、T1R1/T1R3「薬味」味覚レセプターのT1R1サブユニットに結合し、そしていくつかの公知の甘味料は、T1R2/T1R3甘味レセプターのT1R2サブユニットに結合すると考えられている。従って、式(I)のアミド化合物が多くの重複している物理的および化学的な特徴を共有でき、時には、これらの薬味レセプターおよび甘味レセプターの一方または両方のいずれかに結合できるという本発明者の予想外かつ驚くべき発見は、おそらく、後から考えると、化学/生化学/生物学的な見地から、合理的および/または道理的である。
式(I)の化合物のほとんどの実施形態において、式(I)の薬味アミドおよび/または甘味アミドに関する重複している物理的および化学的な特性および/または物理的/化学的な制限の一例として、式(I)の化合物の分子量は、約800グラム/モル未満であるべきであるか、またはさらに関連した実施形態においては、約700グラム/モル、約600グラム/モル、約500グラム/モル、約450グラム/モル、約400グラム/モル、約350グラム/モルまたは約300グラム/モル以下であるべきである。
同様に、式(I)の化合物は、好ましい範囲の分子量(例えば、約175〜約500グラム/モル、約200〜約450グラム/モル、約225〜約400グラム/モル、約250〜約350グラム/モル)を有し得る。
関連した一連の実施形態において、Rは、3〜16個の炭素原子または4〜14個の炭素原子または5〜12個の炭素原子および0個、1個、2個、3個、4個または5個のヘテロ原子を有し、このヘテロ原子は、酸素、窒素、硫黄、フッ素または塩素から選択され、そして/またはRまたはRの少なくとも一方は、3〜16個の炭素原子および0個、1個、2個、3個、4個または5個のヘテロ原子を有し、このヘテロ原子は、独立して、酸素、窒素、硫黄、フッ素または塩素から選択されるか;または、好ましくは、RまたはRの少なくとも一方は、4〜14個の炭素原子および0個、1個、2個、3個、4個または5個のヘテロ原子を有し、このヘテロ原子は、独立して、酸素、窒素、硫黄、フッ素から選択されるか;または、さらにより好ましくは、RまたはRの少なくとも一方は、5〜12個の炭素原子および0個、1個、2個または3個のヘテロ原子を有し、このヘテロ原子は、独立して、酸素、窒素および硫黄から選択される。
上記の一般的な物理的および化学的な特性および/または制限(これらは、式(I)の甘味化合物および薬味化合物の種々の亜属により共有され得る)に加えて、式(I)の化合物はまた、以下でさらに説明するように、より詳細に定義可能な化学構造の特徴または化学基または化学残基を共有し得る。
例えば、いくつかの実施形態において、R、RおよびRは、独立して、アリールアルケニル、ヘテロアリールアルケニル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、アルキル、アルコキシ−アルキル、アルケニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、アリール、ヘテロアリール、−ROH、−ROR、−RCN、−RCOH、−RCO、−RCOR、−RSRおよび−RSOならびに1、2、3または4個のカルボニル基、アミノ基、ヒドロキシル基またはハロゲン基を含むそれらの必要に応じて置換されている誘導体からなる群から選択され得、ここで、RおよびRは、C〜C炭化水素残基である。
式(I)のアミド化合物のさらに関連する実施形態において、R、RおよびRは、独立して、アリールアルケニル、ヘテロアリールアルケニル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、アルキル、アルコキシ−アルキル、アルケニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロ環、アリールおよびヘテロアリール基および1、2、3または4個のカルボニル、アミノ基、ヒドロキシルまたは塩素もしくはフッ素基を含む必要に応じて置換されているそれらの誘導体からなる群から選択され得る。すぐ上で言及した実施形態の両方において、代替および好ましいセットの任意の置換基は、独立して、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COCH、SEt、SCH、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシ置換基から選択される置換基であり得る。
(Rおよび/またはR基)
式(I)の化合物の多くの実施形態において、RおよびRの一方が、水素であり、そして他方のRまたはR基は、有機残基または有機基である。それゆえ、「RおよびRの少なくとも一方が....」という本明細書中の以下の記載は、RおよびRの一方が、水素であり、そしてRおよびRの他方は、以下に記載される構造を有するという1つの実施形態ならびにRおよびRの両方が、記載される構造を有するという別の実施形態を企図していると理解されるべきである。
多くの実施形態において、RおよびRの少なくとも一方が、(a)アミド窒素原子および(b)他の有機残基由来の2個のさらなる炭素原子の両方に直接結合している炭素原子を有する分枝鎖または環状の有機残基であり、それは、さらなる水素原子および10個までの任意のさらなる炭素原子ならびに必要に応じて、独立して、酸素、窒素、硫黄、フッ素および塩素から選択される0〜5個のヘテロ原子を含む分枝鎖または環状の有機残基である。このような分枝状のR基およびR基は、次式を有する有機ラジカルを含む:
Figure 2008530020
ここで、naおよびnbは、独立して、1、2および3から選択され、そして各R2a置換残基またはR2b置換残基は、独立して、水素、ハロゲン、ヒドロキシまたは独立して、酸素、窒素、硫黄およびハロゲンから選択される0〜5個のヘテロ原子を必要に応じて有する炭素含有残基から選択される。いくつかのこのような実施形態において、R2aまたはR2bは、独立した置換基であるが、他の実施形態において、R2aまたはR2bラジカルの1つ以上は、ともに結合して環構造を形成し得る。
式(I)の化合物のいくつかのこのような実施形態において、RおよびRの少なくとも一方は、5〜12個の炭素原子を有する分枝鎖アルキルラジカルであるか、またはRおよびRの少なくとも一方は、5〜12個の環炭素原子を含む、シクロアルキル環またはシクロアルケニル環である。RおよびRのこのような実施形態において、分枝鎖アルキルラジカルまたはシクロアルキル環もしくはシクロアルケニル環は、独立して、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COCH、SEt、SCH、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシから選択される、1、2、3または4個の置換基で必要に応じて置換され得る。
式(I)のアミド化合物の他の実施形態において、RおよびRの少なくとも一方は、以下の構造を有する「ベンジル」ラジカルである。
Figure 2008530020
ここで、Arは、芳香族環または芳香族複素環(例えば、フェニル、ピリジル、フラニル、チオフラニル、ピロリルまたは類似の芳香族環系)であり、mは、0、1、2または3であり、そして各R’は、独立して、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COCH、SEt、SCH、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシから選択され、そして各R2a置換基は、独立して、アルキル基、アルコキシ−アルキル基、アルケニル基、シクロアルケニル基、シクロアルキル基、−ROH基、−ROR基、−RCN基、−RCOH基、−RCO基、−RCOR基、−RSR基および−RSO基からなる群から選択され得る。
式(I)の化合物の多くの実施形態において、RまたはRの少なくとも一方は、C〜C10分枝鎖アルキルである。多くのこのような実施形態において、RまたはRの他方は、水素である。これらのC〜C10分枝鎖アルキルは、薬味アミド化合物および甘味アミド化合物の両方について非常に有効なR基であることが見出されている。いくつかの実施形態において、Rは、C〜C分枝鎖アルキルである。このような分枝鎖アルキルの例としては、以下の構造が挙げられる。
Figure 2008530020
さらなる実施形態において、分枝鎖アルキルは、アルキル鎖であり得るものに挿入されて、1個または2個のヘテロ原子(例えば、窒素原子、酸素原子または硫黄原子)を必要に応じて含み得ることによって、それぞれ、アミン、エーテルおよび/もしくはチオエーテル、スルホキシドまたはスルホンを形成するか、あるいは独立して、ヒドロキシ基、フルオロ基、クロロ基、ブロモ基、NH基、NHCH基、N(CH基、COCH基、SCH基、SEt基、トリフルオロメチル基、メトキシ基、エトキシ基、イソプロポキシ基およびトリフルオロメトキシ基から選択される、そのアルキル鎖に結合している1個または2個のヘテロ原子の置換基を形成する。
式(I)の化合物のさらなる実施形態において、RまたはRの少なくとも一方は、α−置換カルボン酸またはα−置換カルボン酸低級アルキルエステルである。好ましくは、RまたはRの少なくとも一方は、α−置換カルボン酸低級アルキル(特に、メチル)エステルである。いくつかのこのような好ましい実施形態において、α−置換カルボン酸またはα−置換カルボン酸エステル残基は、天然に存在するα−アミノ酸および必要に応じて活性なα−アミノ酸もしくはそれらのエステルまたはその反対のエナンチオマーに対応する。
式(I)の化合物の多くの実施形態において、RまたはRの少なくとも一方は、5員または6員のアリール環またはヘテロアリール環であり、ヒドロキシル、NH、SH、ハロゲンまたはC〜C有機ラジカルからなる群から選択される、1、2、3または4個の置換基で必要に応じて置換されている。関連する実施形態において、アリール環またはヘテロアリール環についての置換基は、アルキル、アルコキシル、アルコキシ−アルキル、OH、CN、COH、CHO、COR、CO、SR、ハロゲン、アルケニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、アリールおよびヘテロアリールから選択され:そしてRは、C〜Cアルキルである。好ましくは、アリール環またはヘテロアリール環は、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COCH、SCH、SEt、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシ基からなる群から選択される、1、2、3または4個の置換基で置換されている。
式(I)の化合物のいくつかの実施形態において、RまたはRの少なくとも一方は、独立して、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COCH、SCH、SEt、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシから選択される、1個または2個の置換基で必要に応じて置換されている、フェニル環、ピリジル環、フラニル環、チオフラニル環またはピロリル環である。
式(I)の化合物の多くの実施形態において、RまたはRの少なくとも一方は、独立して、NH、NHCH、N(CH、COCH、SEt、SCH、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cハロアルコキシ、ヒドロキシおよびハロゲンからなる群から選択される、1、2または3個の置換基で必要に応じて置換されている、3〜10個の環炭素原子を有する、シクロアルキル、シクロアルケニルまたは飽和複素環である。いくつかのさらなる実施形態において、RまたはRの少なくとも一方は、独立して、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COCH、SEt、SCH、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシからなる群から選択される、1、2または3個の置換基で必要に応じて置換されている、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、シクロオクチル環またはピペリジル環である。
いくつかの好ましい実施形態において、RまたはRの少なくとも一方は、NH、NHCH、N(CH、COCH、SEt、SCH、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cハロアルコキシ、ヒドロキシおよびハロゲン基から選択される、1、2または3個の置換基で必要に応じて置換されているシクロヘキシル環であり、そしてRまたはRの他方は、水素である。例えば、いくつかのこのような実施形態において、Rは、水素であり、かつRは、以下の構造の1つを有し得る:
Figure 2008530020
ここで、R2’およびR2’’は、独立して、ヒドロキシ基、フルオロ基、クロロ基、ブロモ基、NH基、NHCH基、N(CH基、COOCH基、SCH基、SEt基、メチル基、エチル基、イソプロピル基、ビニル基、トリフルオロメチル基、メトキシ基、エトキシ基、イソプロポキシ基およびトリフルオロメトキシ基から選択されるか、または好ましくはメチル基である。このようなメチル置換シクロヘキシル環の例は、以下の式を有する。
Figure 2008530020
式(I)の化合物の多くの実施形態において、特に、他の甘味料に対する向上剤の活性またはMSGなどの薬味化合物に対する向上剤の活性を有する化合物において、Rは水素であり、かつRは、それらに縮合したフェニル環を有するシクロペンチル環またはシクロヘキシル環、すなわち以下の構造を有する、1−(1,2,3,4)テトラヒドロナフタレン環ラジカルまたは2,3−ジヒドロ−1H−インデン環ラジカルである:
Figure 2008530020
ここで、nは、0、1、2または3であり、各R2’は、芳香族環または非芳香族環のいずれかに結合し得る。他の実施形態において、各R2’は、以下に示すような芳香族環に結合している:
Figure 2008530020
以下に示される、テトラヒドロナフタレニル(tetrahydronapthalenyl)およびインダニル実施形態において、各R2’は、独立して、ヒドロキシル、NH、SH、ハロゲンまたはC〜C有機ラジカルからなる群から選択され得る。代替であるが、関連する実施形態において、各R2’は、独立して、ヒドロキシル、NH、SH、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cハロアルコキシ、C〜Cアルコキシル、C〜Cアルコキシ−アルキル、C〜Cヒドロキシ−アルキル、OH、NH、NHR、NR 、CN、COH、CO、CHO、COR、SH、SRおよびハロゲンからなる群から選択され得、ここで、Rは、C〜Cアルキルである。いくつかの好ましい実施形態において、各R2’は、独立して、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COCH、SCH、SEt、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシからなる群から選択され得る。
いくつかの実施形態において、RまたはRの少なくとも一方は、特定の好ましい置換パターンを有する、1−(1,2,3,4)テトラヒドロナフタレン(tetrahydronapthalene)環である。特に、式(I)の化合物のいくつかの実施形態において、RまたはRの少なくとも一方は、以下の式の1つを有するシクロヘキシル環である:
Figure 2008530020
ここで、各R2’は、独立して、上記の基から選択され得る。同様に、いくつかの好ましい実施形態において、RまたはRの少なくとも一方は、以下の構造の1つを含み得る:
Figure 2008530020
いくつかの実施形態において、RまたはRの少なくとも一方は、以下に示すようなラセミまたは必要に応じて活性な形態の非置換1−(1,2,3,4)テトラヒドロナフタレン環である:
Figure 2008530020
同様に、インダニル系において、Rは、以下の構造を有し得るか
Figure 2008530020
またはR2’置換基は、以下に示すような芳香族の環に結合し得るか、
Figure 2008530020
またはより特定の実施形態において、R2は、以下に示す例示的な構造の1つを有し得る;
Figure 2008530020
Figure 2008530020
本発明のアミド化合物のいくつかの実施形態において、上記のR基のテトラヒドロナフタレンおよびインダン環系は、新しいR基を形成するために、1つ以上のヘテロ原子またはヘテロ原子の基を二環式環系に含むように改変され得ることによって、テトラヒドロナフタレンおよびインダン環系の新規のヘテロ環式および二環式のアナログを形成する。例えば、テトラヒドロナフタレニル基の芳香族の環の1つに対して窒素原子を置換することができることにより、以下に示される構造を有する、新規のテトラヒドロキノリニルラジカルまたはテトラヒドロイソキノリニルラジカルを形成する:
Figure 2008530020
ここで、R2’基は、芳香族または非芳香族の環のいずれかに結合し得、そしてテトラヒドロナフタレニル基に関連して上記の任意の様式で定義され得る。少なくとも1個のさらなる窒素原子が同様に挿入され得ることにより、以下の例示的なR基などのさらなるヘテロアリール基および異性体のヘテロアリール基を形成することは、当業者には明らかである:
Figure 2008530020
上記のインダニルR基は、1つ以上の窒素原子で同様に改変され得ることにより、例えば、以下の構造などのさらなる二環式のヘテロアリールR基を形成する:
Figure 2008530020
さらに、1つ以上のヘテロ原子またはヘテロ原子の基は、上記のテトラヒドロナフタレニル基またはインダニル基のシクロペンチル基またはシクロヘキシル基に挿入され得ることにより、さらなる縮合二環式のヘテロアリールを形成する。それらとしては、以下に列挙される例示的な構造が挙げられるが、これらに限定されない:
Figure 2008530020
ここで、nは、0、1、2または3であり、各R2’は、上記の任意の様式で定義され得、そしてXは、O、S、SO、SO、NHまたはNRであり、ここで、Rは、C〜C有機ラジカルである。このようなR基の例を以下に列挙する:
Figure 2008530020
Figure 2008530020
光学的異性および/またはジアステレオ異性が、上記のR基の不飽和の5員環および6員環上および本明細書中で開示される多くの他のR、RおよびR基において、生じ得ることならびに異なる光学異性体(エナンチオマー)および/またはジアステレオマーが、関連する甘味味覚レセプターおよび薬味味覚レセプターに関して異なる生物学的活性を有し得ることは、当業者によって理解され得る。特定のR基のジアステレオマー(diasteromer)またはエナンチオマーが生物学的に有用である可能性が最も高いという予測が困難であり得、そして1つの特定の異性体が1つの環系に対してより有用であるという知見は、別々に置換されている基の類似の異性体が、同様に有用であり得ると必ずしも意味し得ない。
にもかかわらず、出願人は、多くの実施形態において、式(I)の化合物が、鏡像異性の過剰量で以下の図面で説明される絶対的で光学的な配置を含むとき、Rが、置換されているか、または置換されていない、テトラヒドロナフタレニル、インダニル、テトラヒドロキノリニル、テトラヒドロナフタレニルまたは上で開示された関連するヘテロ環式のアナログを含む場合に、式(I)の化合物が甘味向上剤として特に有用であると見出した:
Figure 2008530020
光学活性な化合物についての命名法のカーン‐インゴルド‐プレローグシステムのもとで「R」または「S」のいずれかとして特定の化合物を命名することは、正確な性質および置換基の数に依存し得るが、すぐ上の図面に示される二環式のRリガンドおよび絶対的な光学配置を有する式(I)の化合物は、代表的には、上に示される光学活性な炭素における「R」であり、それらの化合物は、通常T1R2/T1R3甘味レセプターに対して優位な結合を与えることを当業者は認識する。しかしながら、反対の「S」異性体は、代表的には、T1R2/T1R3甘味レセプターの結合に対しておよび/または甘味向上剤化合物として、代表的には低いが、いくらかの活性を有することに注意されるべきである。
出願人は、T1R1/T1R3薬味レセプターが、反対の「S」配置、すなわち、上で示したR基を有する式(I)の化合物をさらに強く結合する著しい傾向を示すことが多いことも見出した:
Figure 2008530020
さらに、T1R1/T1R3薬味レセプターは、上で示したR基を含む化合物の「S」異性体の著しい優先傾向を示すことが多いが、「R」異性体は、MSGに対する薬味味物質または薬味向上剤化合物としての生物学的活性が低下するにもかかわらず、重要性を保持し得る。以下のデータの表から、反対のエナンチオマーがT1R1/T1R3薬味レセプターへの結合についての関連するデータの例が提供され、この点について説明する。
Figure 2008530020
本出願の明細書、特許請求の範囲および/または図面が、すぐ上の記載および図面によって示されるように、化合物が、光学活性な形態で存在することを示唆されるとき、式(I)の示される化合物は、少なくとも少しの鏡像体過剰で存在する(すなわち、その分子の約50%以上が示された光学配置を有する)と理解されるべきである。さらなる実施形態は、好ましくは、少なくとも75%または90%または95%または98%または99%または99.5%という鏡像体過剰率で示された異性体を含む。所与の化合物について、2つのエナンチオマー間の生物学的活性の差、製造コストの差および/または毒性についての任意の差に依存して、所与の化合物のエナンチオマーのラセミ混合物またはエナンチオマーの少しまたは大きく鏡像体過剰である混合物をヒト消費用に製造および販売することは有利であり得る。
以下に開示されるような式(V)の薬味オキサルアミド化合物を含む式(I)のアミド化合物の他の実施形態において、RおよびRの一方は水素であり、そしてRおよびRの他方は、以下の構造を有するアルキレン置換ピリジニルラジカルである:
Figure 2008530020
ここで、pは、1または2であり;nは、0、1または2であり、そしてR2’は、上で定義された置換基のいずれかであり得る。
式(I)のアミド化合物の他の実施形態において、式(I)の化合物のいくつかの実施形態において、RおよびR基は、水素ではなく、ともに連結して、必要に応じて置換されているヘテロ環式のアミン環を形成し、その例を以下に示す:
Figure 2008530020
そして、nは、0、1または2であり、R2’は、上で定義された置換基のいずれかであり得る。以下でさらに記載するように、尿素は、好ましくはR/R基のこのような環状の実施形態を有し得る式(I)のアミド化合物の亜属であり、そしてこのような化合物は、甘味向上剤化合物および/または味物質として特に有用である。
(アリールまたはヘテロアリールR基を含むアミド化合物)
アミド化合物の好ましい亜属における薬味レセプターアゴニスト活性および甘味レセプターアゴニスト活性の一方または両方を有する式(I)のアミド化合物の多くの好ましい亜属において、Rは、必要に応じて置換されているアリール基またはヘテロアリール基である。より詳細には、以下の式(II)を有する式(I)のアミド化合物の多くの亜属が存在する:
Figure 2008530020
ここで、Aは、5員または6員のアリール環またはヘテロアリール環を含み、mは、0、1、2、3または4である。
式(I)および/または式(II)のこのような化合物において、各R1’は、独立して、ヒドロキシルラジカル、NHラジカル、SHラジカル、ハロゲンおよびC〜C有機ラジカルからなる群から選択され得る。関連する実施形態において、各R1’は、独立して、アルキル、アルコキシ、アルコキシ−アルキル、ヒドロキシアルキル、OH、CN、COH、CO,CHO、COR、SR、ハロゲン、アルケニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロ環、アリールおよびヘテロアリールからなる群から選択され;そしてRは、C〜Cアルキルである。式(I)および/または式(II)の化合物のいくつかの関連するが代替の実施形態において、各R1’および/または各R2’は、独立して、ヒドロキシル、NH、SH、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cハロアルコキシ、C〜Cアルコキシル、C〜Cアルコキシ−アルキル、C〜Cヒドロキシ−アルキル、OH、NH、NHR、NR 、CN、COH、CO、CHO、COR、SH、SRおよびハロゲンからなる群から選択され得、ここで、Rは、C〜Cアルキルである。式(I)および/または式(II)の化合物の多くの好ましい実施形態において、各R1’は、独立して、ヒドロキシ基、フルオロ基、クロロ基、NH基、NHCH基、N(CH基、COOCH基、SCH基、SEt基、メチル基、エチル基、イソプロピル基、n−プロピル基、n−ブチル基、1−メチル−プロピル基、イソブチル基、t−ブチル基、ビニル基、トリフルオロメチル基、メトキシ基、エトキシ基、イソプロポキシ基およびトリフルオロメトキシ基からなる群から選択される。式(II)のこのような化合物において、Rは、上で企図された構造または類似のもののうち任意のものであり得る。
いくつかの実施形態において、式(II)のA基は、アリール環を含む。すなわちA基は、その構造のどこかに少なくとも1つの6員の芳香族のフェニル環を含む。このアリールとしては、少なくともベンゼン環およびナフタレン(napthalene)環が挙げられる。それは、少なくとも1、2または3個のR1’置換基でさらに置換されていなくてもよいが、多くの実施形態において、置換されており、その置換基は、上で列挙した代替物のいずれかによって定義され得る。このような実施形態において、ベンゼニル環およびナフタレニル(napthalenyl)環は、アミド化合物のカルボニル炭素原子に直接結合され得るが、必ずしもその必要はない。
式(II)の化合物の多くの実施形態において、A基は、以下に示される式を有するベンズアミド化合物を形成するために、アミド基のカルボニル炭素原子に直接結合しているフェニル環であり、Rは、Hである:
Figure 2008530020
式(II)のこのような化合物において、Rは、上で企図された構造または類似の構造のいずれかであり得る。分枝鎖アルキルを有するこのような化合物において、R基は、好ましい薬味味物質および/または薬味向上剤である。必要に応じて置換されているテトラヒドロナフタレン、インダニルまたは上で開示された構造的に関連するヘテロ環状R2のいずれかを有するこのような化合物は、非常に有効な甘味向上剤化合物である。
Aがベンゼニル環である化合物のいくつかの好ましい実施形態において、1個または2個のR1’置換基は、以下の好ましい亜属(IIa)および(IIb)によって例示されるように、フェニル環上でともに結合して、飽和アルキレンジオキシ環を形成し得る:
Figure 2008530020
ここで、R1aおよびR1bは、独立して、水素または低級アルキルであるか、あるいは、R1aおよびR1bは、独立して、水素またはメチルであるか、あるいはR1aおよびR1bの両方が、水素である。式(II)のアミド化合物の多くの実施形態において、Aは、ヘテロアリール環であり、代表的には、単環式または縮合二環式のヘテロアリール環である。その縮合二環式のヘテロアリールは、以下のベンゾフラン(式IIc)およびベンゾチオフラン(式IId)によって代表される:
Figure 2008530020
ここで、mは、0、1、2または3であり、各R1’は、フェニル環またはヘテロアリール環のいずれかに結合され得、そして各R1’は、独立して、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COCH、SCH、SEt、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシから選択される。
A基としての縮合二環式のヘテロアリールのさらなる例は、以下のベンゾオキサゾール化合物(式IIe)および(式IIf)に代表される:
Figure 2008530020
ここで、R1aまたはR1bは、独立して、水素または低級アルキルである。
式(II)のアミド化合物の多くの実施形態において、Aは、単環式のヘテロアリール環である。式(II)におけるA基として使用され得る単環式のヘテロアリールアミド化合物は、以下の構造によって代表される:
Figure 2008530020
Figure 2008530020
ここで、mは、0、1、2または3である。式(II)のこのような化合物において、各R1’は、独立して、ヒドロキシル、NH、SH、ハロゲンおよびC〜C有機ラジカルからなる群から選択され得る。式(II)の化合物のいくつかの関連するが、代替の実施形態において、各R1’は、独立して、ヒドロキシル、NH、SH、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cハロアルコキシ、C〜Cアルコキシル、C〜Cアルコキシ−アルキル、C〜Cヒドロキシ−アルキル、OH、NH、NHR、NR 、CN、COH、CO、CHO、COR、SH、SRおよびハロゲンからなる群から選択され得、ここで、Rは、C〜Cアルキルである。多くの好ましい実施形態において、各R1’は、独立して、ヒドロキシ基、フルオロ基、クロロ基、NH基、NHCH基、N(CH基、COOCH基、SCH基、SEt基、メチル基、エチル基、イソプロピル基、n−プロピル基、n−ブチル基、1−メチル−プロピル基、イソブチル基、t−ブチル基、ビニル基、トリフルオロメチル基、メトキシ基、エトキシ基、イソプロポキシ基およびトリフルオロメトキシ基からなる群から選択される。式(II)のこのような化合物において、Rは、上で企図された構造または類似の構造のいずれかであり得る。
単環式のヘテロアリールアミド化合物のいくつかの好ましい実施形態において、Aは、式(Ilg)、(IIh)および(IIi)を有する化合物を形成するために、置換フラン、チオフランまたはオキサゾール環である:
Figure 2008530020
Figure 2008530020
ここで、mは、0、1、2または3である。いくつかのこのような実施形態において、mは、1または2であり、各R1’は、独立して、ヒドロキシ基、フルオロ基、クロロ基、NH基、NHCH基、N(CH基、COOCH基、SCH基、SEt基、メチル基、エチル基、イソプロピル基、n−プロピル基、n−ブチル基、1−メチル−プロピル基、イソブチル基、t−ブチル基、ビニル基、トリフルオロメチル基、メトキシ基、エトキシ基、イソプロポキシ基およびトリフルオロメトキシ基から選択され得る。
すぐ上に記載した式(II)の様々な亜属の化合物の多くの実施形態において、RまたはRの少なくとも一方は、C〜C10分枝鎖アルキル;α−置換カルボン酸またはα−置換カルボン酸低級アルキルエステル;ヒドロキシ基、フルオロ基、クロロ基、NH基、NHCH基、N(CH基、COCH基、SCH基、SEt基、メチル基、エチル基、イソプロピル基、ビニル基、トリフルオロメチル基、メトキシ基、エトキシ基、イソプロポキシ基およびトリフルオロメトキシ基からなる群から選択される、1、2、3または4個の置換基で必要に応じて置換されている5員または6員のアリール環またはヘテロアリール環;1、2または3個のメチル基で必要に応じて置換されているシクロヘキシルであり得る。
1’がC〜C有機ラジカル(例えば、C〜Cアルキル(直鎖または分枝鎖)、C〜Cアルコキシル、C〜Cアルコキシ−アルキル、C〜Cヒドロキシ−アルキル、C〜Cアミノ−アルキルまたは5員または6員の芳香族の環を有するC〜Cの必要に応じて置換されているアリールもしくはヘテロアリール)であるとき、式(IIi)のイソオキサゾール化合物は、甘味向上剤化合物として予想外にも優れている。なおもさらなる実施形態において、イソオキサゾール環のR1’基は、ヒドロキシ基、フルオロ基、クロロ基、NH基、NHCH基、N(CH基、COOCH基、SCH基、SEt基、メチル基、エチル基、イソプロピル基、n−プロピル基、n−ブチル基、1−メチル−プロピル基、イソブチル基、t−ブチル基、ビニル基、トリフルオロメチル基、メトキシ基、エトキシ基、イソプロポキシ基、トリフルオロメトキシ基、CHOCH基、CHOH基、CHNH基、CHNHCH基またはCHN(CH基である。
いくつかの実施形態において、式(IIi)のイソオキサゾール化合物は、1−(1,2,3,4)テトラヒドロナフタレン環、2,3−ジヒドロ−1H−インデン環または以下に示される式の1つを有する、それらのヘテロ環式のアナログ化合物の1つであるR基を含む:
Figure 2008530020
ここで、式(I)の一般的なアミド化合物に関して本明細書の上で記載したように、nは、0、1、2または3であり、好ましくは1または2であり、各R2’は、芳香族または非芳香族の環のいずれかに結合され得、そして独立して、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COCH、SCH、SEt、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシから選択される。甘味向上剤としてのそれらの適用において、代表的には、以下に説明するように、上で説明された二環式のR基を含む式(Ila〜i)の化合物が、少なくとも鏡像異性の過剰量の「R」光学配置を含むことが好ましい。
Figure 2008530020
対照的に、上記のものなどの二環式のR基を有する式(Ila〜i)を有する化合物が、「旨味」味物質またはMSGの旨味を増大させるための物質として使用されるとき、以下に例示するような、反対の「S」配置を含む二環式のインダニルまたはテトラヒドロナフチニル(hydronapthyl)R基を使用することは、有益であり得ることが見出されている:
Figure 2008530020
すぐ上で記載した式(II)の芳香族またはヘテロ芳香族のアミド化合物の亜属は、アミド化合物のマイクロモル濃度以下程度という非常に低濃度でT1R1/T1R3薬味(「旨味」)味覚レセプターおよび/またはT1R2/T1R3甘味レセプターの多くの優秀なアゴニストを含み、そしてヒトにおける薬味旨味の注目すべき感覚を誘発し得、そして/もしくはMSGの薬味旨味の向上剤として作用し得るか、または種々の公知の甘味料、特に糖類ベースの甘味料の有効性を著しく増大し得る。
従って、本明細書中の別の箇所で記載されるように、味覚を改変された食用組成物または医薬組成物を精製するために、多岐にわたる食料品および/もしくは食用組成物またはそれらの前駆体と接触させるとき、式(II)の芳香族またはヘテロ環式芳香族アミド化合物の多くは、薬味調味料もしくは甘味調味料または薬味向上剤もしくは甘味向上剤として利用され得る。
式(I)の化合物の別の亜属において、アミド化合物は、式(III)を有する:
Figure 2008530020
ここで、Aは、5員または6員のアリール環またはヘテロアリール環を含み;mは、0、1、2、3または4であり;各R1’は、独立して、アルキル、アルコキシル、アルコキシ−アルキル、ヒドロキシアルキル、OH、CN、COH、CHO、COR、CO、SH、SR、ハロゲン、アルケニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、アリールおよびヘテロアリールから選択され、そしてRは、C〜Cアルキルであり;Bは、5員または6員のアリール環またはヘテロアリール環であり;m’は、0、1、2、3または4であり;R2’は、アルキル、アルコキシル、アルコキシ−アルキル、OH、CN、COH、CHO、COR、CO、SR、ハロゲン、アルケニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、アリールおよびヘテロアリールからなる群から選択され:そしてRは、C〜Cアルキルである。
式(III)の化合物において、任意のR1’およびR2’置換基はまた、独立して、ヒドロキシ基、フルオロ基、クロロ基、NH基、NHCH基、N(CH基、COCH基、SCH基、SEt基、メチル基、エチル基、イソプロピル基、ビニル基、トリフルオロメチル基、メトキシ基、エトキシ基、イソプロポキシ基およびトリフルオロメトキシ基から選択され得る。
式(III)の化合物において、A環およびB環の両方は、5員または6員のアリール環またはヘテロアリール環を含む。A環について、フェニルならびに単環式および二環式のヘテロアリールを含む式(II)の化合物について上で列挙したA環のさまざまな実施形態のいずれかが、適当であり得る。いくつかの二環式の実施形態において、式(III)の化合物のA環は、以下の構造を有する:
Figure 2008530020
ここで、R1aおよびR1bは、独立して、水素または低級アルキルである。
式(III)の化合物において、B環は、代表的には、必要に応じて置換されている単環式の5員または6員のアリール環またはヘテロアリール環(例えば、フェニル、ピリジル、フラニル、チオフラニル、ピロリルおよび類似の単環)である。式(III)の化合物のいくつかの実施形態において、ここで、Bは、フェニルであり、すなわち、アミド化合物は、化合物亜属(IlIa)について以下に示すように、置換アニリン前駆体から容易に誘導される:
Figure 2008530020
式(IlIa)の多くのアニリン誘導体化合物は、これまで合成されてきたようだが、このような化合物は、ミリモル濃度以下またはマイクロモル濃度程度の濃度で非常に有効な旨味および/または甘味化合物として使用され得ることは、これまで当該分野で知られていないと考えられる。例えば、表1のA1の化合物を参照のこと。
尿素化合物
式(I)のアミド化合物の別の亜属において、アミド化合物は、式(IV)を有する尿素化合物である:
Figure 2008530020
ここで、R、RおよびRは、各々、1つ以上のヘテロ原子または無機残基を含み得る、炭化水素残基であり、好ましくは、独立して、アリールアルケニル基、ヘテロアリールアルケニル基、アリールアルキル基、ヘテロアリールアルキル基、アルキル基、アルコキシ−アルキル基、アルケニル基、シクロアルキル基、シクロアルケニル基、アリール基およびヘテロアリール基から選択され、それらの各々は、必要に応じて置換され得るか、またはRまたはRの一方は、Hであり得、そしてHであることが多い。当業者が理解するように、これらの尿素化合物は、式(I)のアミド化合物の亜属であり、ここで、RおよびRならびにそれらに結合する窒素原子は、有機残基である式(I)のR基と等しく、Rは、式(I)および/または式(II)のRおよび/またはRラジカルと等しい。
式(IV)の尿素化合物のいくつかの実施形態において、RおよびRは一緒になって、ヘテロ環式環またはヘテロアリール環を形成する。その環は、独立して、ヒドロキシ基、フルオロ基、クロロ基、NH基、NHCH基、N(CH基、COOCH基、SCH基、SEt基、メチル基、エチル基、イソプロピル基、ビニル基、トリフルオロメチル基、メトキシ基、エトキシ基、イソプロポキシ基およびトリフルオロメトキシ基から選択される、1、2または3個の置換基で必要に応じて置換されていてもよい、5、6または7個の環原子を有する。このような尿素化合物の例は、式(IVa)および式(IVb)を有し得る:
Figure 2008530020
ここで、mおよびnは、独立して、0、1、2または3であり、各R1’およびR2’は、式(I)の化合物について本明細書の上で記載した任意の様式で定義され得る。多くの実施形態において、R1’およびR2’は、独立して、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COCH、SEt、SCH、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシから選択され得る。いくつかの実施形態において、nは、0である。
しかしながら、上で示された式(IVa)の尿素化合物の特定の実施形態(それはジヒドロインドール環を含む)は、mが、1、2または3であり、ジヒドロインドール環に対して1個または2個の小さいR2’置換基が、一定の好ましい幾何で配置される場合に、公知の甘味料の甘味の向上剤として特に有効であることが予想外にも発見された。従って、いくつかの好ましい実施形態において、式(IVa)の尿素化合物は、以下に示される構造を有する:
Figure 2008530020
ここで、mは、1、2または3であり、各R1’およびR2’は、独立して、フルオロ、クロロ、ブロモ、NH、NHCH、N(CH、SEt、SCH、メチル、エチル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシから選択され得るか、または2個のR1’基が一緒になって、メチレンジオキシ環を形成する。これらの化合物の好ましい実施形態において、R2’は、メチルまたはメトキシである。
いくつかの実施形態において、ジヒドロインドール尿素化合物のアニリンラジカルは、以下の構造を有する:
Figure 2008530020
ここで、R1’、R1’’およびR1’’’は、独立して、水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、メチルおよびメトキシから選択される(R1’、R1’’およびR1’’’の少なくとも1つが、水素でない場合)。好ましくは、アニリンラジカルは、以下の式を有する:
Figure 2008530020
ここで、R1’およびR1’’は、独立して、フルオロ、クロロ、ブロモ、メチルおよびメトキシから選択される。一定の他の好ましい実施形態において、アニリンラジカルは、以下の式を有する:
Figure 2008530020
式(IV)の尿素化合物のさらなる実施形態において、RならびにRおよびRの一方は、独立して、アリールアルケニル、ヘテロアリールアルケニル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、アルキル、アルコキシ−アルキル、アルケニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、アリールおよびヘテロアリールから選択され、それらの炭素含有基の各々は、独立して、水素、ヒドロキシ基、フルオロ基、クロロ基、NH基、NHCH基、N(CH基、COOCH基、SCH基、SEt基、メチル基、エチル基、イソプロピル基、ビニル基、トリフルオロメチル基、メトキシ基、エトキシ基、イソプロポキシ基およびトリフルオロメトキシ基から選択される、1、2または3個の置換基で必要に応じて置換されていてもよい。
式(IV)の尿素化合物のさらなる実施形態において、RならびにRおよびRの一方は、独立して、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、アルキル、シクロアルキル、アリール、ヘテロ環およびヘテロアリールから選択され、それらの各々は、独立して、酸素、窒素、硫黄、塩素およびフッ素から選択される、1〜5個のヘテロ原子を必要に応じて含んでいてもよい。
式(IV)の尿素化合物のさらなる実施形態において、RならびにRおよびRの一方は、独立して、アルキル、フェニル、シクロヘキシルまたはピリジルから選択され、それらの各々は、独立して、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COCH、SEt、SCH、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシから選択される、1〜4個の置換基を必要に応じて含んでいてもよい。
式(IV)の尿素化合物のさらなる実施形態において、RおよびRの少なくとも一方は、複素環式芳香族の式の1つを有する:
Figure 2008530020
Figure 2008530020
ここで、mは、0,1、2または3であり、各R1’は、独立して、水素、ヒドロキシ基、フルオロ基、クロロ基、NH基、NHCH基、N(CH基、COOCH基、SCH基、SEt基、メチル基、エチル基、イソプロピル基、ビニル基、トリフルオロメチル基、メトキシ基、エトキシ基、イソプロポキシ基およびトリフルオロメトキシ基から選択される。このような実施形態において、Rは、好ましくは、独立して、水素、ヒドロキシ基、フルオロ基、クロロ基、NH基、NHCH基、N(CH基、COOCH基、SCH基、SEt基、メチル基、エチル基、イソプロピル基、ビニル基、トリフルオロメチル基、メトキシ基、エトキシ基、イソプロポキシ基およびトリフルオロメトキシ基から選択される、1、2または3個の置換基で必要に応じて置換され得る、C〜C10分枝鎖アルキル、アリールアルキルまたはシクロアルキルである。式(II)のアミド化合物は、周知および/または商業的に容易に入手可能なアリールまたはヘテロアリールのカルボン酸前駆体から容易に合成され得る。
式(IV)の尿素化合物のさらなる実施形態において、RおよびRの少なくとも一方は、独立して、水素、ヒドロキシ基、フルオロ基、クロロ基、NH基、NHCH基、N(CH基、COOCH基、SCH基、SEt基、メチル基、エチル基、イソプロピル基、ビニル基、トリフルオロメチル基、メトキシ基、エトキシ基、イソプロポキシ基およびトリフルオロメトキシ基から選択される1、2または3個の置換基で必要に応じて置換されているフェニル環である。このような実施形態において、Rは、好ましくは、独立して、水素、ヒドロキシ基、フルオロ基、クロロ基、NH基、NHCH基、N(CH基、COOCH基、SCH基、SEt基、メチル基、エチル基、イソプロピル基、ビニル基、トリフルオロメチル基、メトキシ基、エトキシ基、イソプロポキシ基およびトリフルオロメトキシ基から選択される、1、2または3個の置換基で必要に応じて置換され得る、C〜C10分枝鎖アルキル、アリールアルキルまたはシクロアルキルである。
式(IV)の尿素化合物のさらなる実施形態において、RはC〜C10分枝鎖アルキルである。式(IV)の尿素化合物のさらなる実施形態において、Rは以下の構造を有する:
Figure 2008530020
ここで、Bは、フェニル環、ピリジル環、フラニル環、チオフラニル環、ピロール環、シクロペンチル環、シクロヘキシル環またはピペリジル環であり、mは、0、1、2または3であり、そして各R2’は、独立して、水素、ヒドロキシ基、フルオロ基、クロロ基、NH基、NHCH基、N(CH基、COOCH基、SCH基、SEt基、メチル基、エチル基、イソプロピル基、ビニル基、トリフルオロメチル基、メトキシ基、エトキシ基、イソプロポキシ基およびトリフルオロメトキシ基から選択され、そしてR9aは、1〜12個の炭素原子を含む、アルキル、アルコキシ−アルキル、アルケニル、シクロアルケニル、シクロアルキル、−ROH、−ROR−RCN、−RCOH、−RCO、−RCOR、−RSRおよび−RSOからなる群から選択される。
式(IV)の尿素化合物の一定の亜属は、MSGの予想外に有効な旨味味物質および/または旨味向上剤であることも発見されている。それに関連する尿素化合物は、以下に示す式(Ivc)を有する:
Figure 2008530020
ここで、
i)Rは、独立して、ヒドロキシ基、フルオロ基、クロロ基、NH基、NHCH基、N(CH基、COOCH基、SCH基、SEt基、メチル基、エチル基、イソプロピル基、ビニル基、トリフルオロメチル基、メトキシ基、エトキシ基、イソプロポキシ基およびトリフルオロメトキシ基から選択される1、2または3個の置換基で必要に応じて置換されているフェニル環であるか、またはその置換基の2つが、メチレンジオキシ環を形成する場合、および
ii)Rは、分枝鎖アルキル、アリールアルキルまたはシクロアルキルから選択されるC〜C10ラジカルであり、ここで、そのC〜C10ラジカルは、独立して、ヒドロキシ基、フルオロ基、クロロ基、ブロモ基、NH基、NHCH基、N(CH基、COOCH基、SCH基、SEt基、メチル基、エチル基、イソプロピル基、ビニル基、トリフルオロメチル基、メトキシ基、エトキシ基、イソプロポキシ基およびトリフルオロメトキシ基から選択される1、2または3個の置換基を必要に応じて含む。
式(IVc)の化合物のいくつかの実施形態において、Rは、以下の構造の1つを有する:
Figure 2008530020
ここで、R9’およびR9’’は、独立して、ヒドロキシ基、フルオロ基、クロロ基、ブロモ基、NH基、NHCH基、N(CH基、COOCH基、SCH基、SEt基、メチル基、エチル基、イソプロピル基、ビニル基、トリフルオロメチル基、メトキシ基、エトキシ基、イソプロポキシ基およびトリフルオロメトキシ基から選択され、そして好ましくはR9’およびR9’’は、メチルである。
式(IVc)の旨味尿素の他の実施形態において、Rは、C〜C分枝鎖アルキルであり、例えば、以下の構造を含み得る:
Figure 2008530020
式(IVc)の旨味尿素のさらなる実施形態において、Rは、以下の構造の1つを有する:
Figure 2008530020
式(IVc)の旨味尿素のいくつかの実施形態において、Rは、以下の構造を有する:
Figure 2008530020
Figure 2008530020
ここで、R7’およびR7’’は、独立して、ヒドロキシ基、フルオロ基、クロロ基、ブロモ基、NH基、NHCH基、N(CH基、COOCH基、SCH基、SEt基、メチル基、エチル基、イソプロピル基、ビニル基、トリフルオロメチル基、メトキシ基、エトキシ基、イソプロポキシ基およびトリフルオロメトキシ基から選択され、そして好ましい実施形態において、Rは、以下の構造の1つを有する:
Figure 2008530020
オキサルアミド化合物
式(I)のアミド化合物の別の亜属において、アミド化合物は、式(V)を有するオキサルアミド化合物である:
Figure 2008530020
ここで、R10およびR30は、1つ以上のヘテロ原子を含み得る、各々独立して、選択された炭化水素残基であるか、または好ましくは、R10およびR30は、独立して、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロ環−アルキルまたはそれらの必要に応じて置換されている基からなる群から選択され、そして
20およびR40は、各々独立して、Hまたは1つ以上のヘテロ原子を含み得る炭化水素残基であり;好ましくは、R20およびR40は、HまたはC〜Cアルキルまたはそれらの必要に応じて置換されている基である。より好ましくは、R20およびR40は、Hである。さらに、R10およびR30について、独立して、ヒドロキシ基、フルオロ基、クロロ基、NH基、NHCH基、N(CH基、COCH基、SCH基、SEt基、メチル基、エチル基、イソプロピル基、ビニル基、トリフルオロメチル基、メトキシ基、エトキシ基、イソプロポキシ基およびトリフルオロメトキシ基から選択される、0、1、2、3または4個の任意の置換基が存在し得る。
式(V)のオキサルアミド化合物の好ましい実施形態において、R10およびR30は、少なくとも3個の炭素原子および独立して、酸素、窒素、硫黄、ハロゲンまたはリンから選択される、必要に応じて1〜10個のヘテロ原子を有する、独立して、選択された炭化水素残基であり、ここで、R20およびR40は、独立して、水素ならびに少なくとも3個の炭素原子および独立して、酸素、窒素、硫黄、ハロゲンまたはリンから選択される、必要に応じて1〜10個のヘテロ原子を有する炭化水素残基から選択される。
式(V)のオキサルアミド化合物の多くの好ましい実施形態において、R20およびR40は、水素である。このような実施形態において、R10およびR30は、独立して、5〜15個の炭素原子を含む、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキル−アルキルおよびヘテロ環アルキルからなる群から選択され得、ここで、R10およびR30の各々は、独立して、水素、ヒドロキシ基、フルオロ基、クロロ基、NH基、NHCH基、N(CH基、COCH基、SEt基、SCH基、メチル基、エチル基、イソプロピル基、ビニル基、トリフルオロメチル基、メトキシ基、エトキシ基、イソプロポキシ基およびトリフルオロメトキシ基から選択される1〜4個の置換基を必要に応じて含み得る。
式(V)のオキサルアミド化合物の多くの実施形態において、オキサルアミド化合物は、式(Va)を有する:
Figure 2008530020
ここで、AおよびBは、独立して、5〜12個の環原子を含む、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキルまたはヘテロ環であり;mおよびnは、独立して、0、1、2、3または4〜8であり;R20およびR40は、水素であり、R50は、水素または1〜4個の炭素原子を含むアルキル残基もしくは置換アルキル残基であり;R60は、存在しないか、またはC〜CアルキレンもしくはC〜C置換アルキレンであり;R70およびR80は、独立して、水素、アルキル、アルコキシル、アルコキシ−アルキル、OH、SR、ハロゲン、CN、NO、CO、COR、CONR10、NR10、NRCOR10、SOR、SO、SONR10、NRSO10、アルケニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、アリール、ヘテロアリールおよびヘテロ環からなる群から選択され;RおよびR10は、独立して、H、C〜Cアルキル、C〜CシクロアルキルおよびC〜Cアルケニルから選択される。
式(Va)のオキサルアミド化合物の好ましい実施形態において、R60は、−CHCH基であり、AおよびBは、独立して、フェニル環、ピリジル環、フラニル環、チオフラニル環およびピロリル環から選択され、そしてR70およびR80は、独立して、ヒドロキシ基、フルオロ基、クロロ基、NH基、NHCH基、N(CH基、COCH基、SEt基、SCH基、メチル基、エチル基、イソプロピル基、ビニル基、トリフルオロメチル基、メトキシ基、エトキシ基、イソプロポキシ基およびトリフルオロメトキシ基から選択される。
式(Va)のオキサルアミド化合物のいくつかの実施形態において、AおよびBは、独立して、フェニル環、ピリジル環、フラニル環、ベンゾフラニル環、ピロール環、ベンゾチオフェン環、ピペリジル環、シクロペンチル環、シクロヘキシル環またはシクロヘプチル環であり;mおよびnは、独立して、0、1、2または3であり;R20およびR40は、水素であり;R50は、水素またはメチルであり;R60は、C〜Cアルキレンまたは好ましくはCアルキレンであり;R70およびR80は、独立して、水素、ヒドロキシ基、フルオロ基、クロロ基、NH基、NHCH基、N(CH基、COCH基、SEt基、SCH基、メチル基、エチル基、イソプロピル基、ビニル基、トリフルオロメチル基、メトキシ基、エトキシ基、イソプロポキシ基およびトリフルオロメトキシ基から選択される。
式(V)のオキサルアミド化合物の多くの実施形態において、オキサルアミド化合物は、式(Vb)を有する:
Figure 2008530020
ここで、Aは、フェニル環、ピリジル環、フラニル環、ピロール環、ピペリジル環、シクロペンチル環、シクロヘキシル環またはシクロヘプチル環であり;mおよびnは、独立して、0、1、2または3であり;R50は、水素またはメチルであり;Pは、1または2であり;そしてR70およびR80は、独立して、水素、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COOCH、SCH、SEt、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシからなる群から選択されるか、またはR70の2つが一緒になって、メチレンジオキシ環を形成する。式(Vb)のオキサルアミド化合物のいくつかの実施形態において、ピリジル−R80ラジカルは、以下の構造を有する:
Figure 2008530020
式(V)のアミド化合物の一定の好ましい実施形態において、オキサルアミド化合物は、式(Vc)を有する:
Figure 2008530020
ここで、Arは、5〜12個の炭素原子を含む、置換アリール環または置換ヘテロアリール環であり;R50は、水素またはメチルであり;nは、0、1、2または3であり;各R80は、独立して、ヒドロキシ基、フルオロ基、クロロ基、NH基、NHCH基、N(CH基、COCH基、SEt基、SCH基、メチル基、エチル基、イソプロピル基、ビニル基、トリフルオロメチル基、メトキシ基、エトキシ基、イソプロポキシ基およびトリフルオロメトキシ基からなる群から選択される。式(Vc)のオキサルアミド化合物のいくつかの実施形態において、Arは、2−一置換フェニル、3−一置換フェニルまたは4−一置換フェニル、2,4−二置換フェニル、2,3−二置換フェニル、2,5−二置換フェニル、2,6−二置換フェニル、3,5−二置換フェニルまたは3,6−二置換フェニル、3−アルキル−4−置換フェニル、三置換フェニルであり、ここで、これらの置換基は、独立して、水素、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COCH、SEt、SCH、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシからなる群から選択されるか、または隣接する2個の置換基が一緒になって、フェニル環上でメチレンジオキシ環を形成する。式(Vc)のオキサルアミド化合物のいくつかの実施形態において、Arは5〜12個の炭素原子を含む置換ヘテロアリール環であり、ここで、その置換基は、独立して、水素、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COCH、SEt、SCH、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシからなる群から選択される。
式(V)のアミド化合物の一定の好ましい実施形態において、オキサルアミド化合物は、式(Vd)を有する:
Figure 2008530020
ここで、Aは、5〜12個の炭素原子を含む、置換アリール環または置換ヘテロアリール環であり;R50は、水素またはメチルであり;nは、0、1、2または3であり;各R80は、独立して、水素、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COOCH、SCH、SEt、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシからなる群から選択される。好ましくは、Aは、独立して、水素、ヒドロキシ基、フルオロ基、クロロ基、NH基、NHCH基、N(CH基、COOCH基、SCH基、SEt基、メチル基、エチル基、イソプロピル基、ビニル基、トリフルオロメチル基、メトキシ基、エトキシ基、イソプロポキシ基およびトリフルオロメトキシ基からなる群から選択される、1、3または3個の置換基で必要に応じて置換されていてもよい、フェニル環、ピリジル環、フラニル環、ピロール環、ピペリジル環、シクロペンチル環、シクロヘキシル環またはシクロヘプチル環である。
式(V)のアミド化合物の一定の好ましい実施形態において、オキサルアミド化合物は、式(Ve)を有する:
Figure 2008530020
ここで、mおよびnは、独立して、0、1、2または3であり;R70およびR80は、独立して、水素、アルキル、アルコキシル、アルコキシ−アルキル、OH、SR、ハロゲン、CN,NO、CO、COR、CONR10、NR10、NRCOR10、SOR、SO、SONR10、NRSO10、アルケニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、アリール、ヘテロアリールおよびヘテロ環からなる群から選択され;そしてRおよびR10は、独立して、H、C〜Cアルキル基、C〜Cシクロアルキル基およびC〜Cアルケニル基から選択される。好ましくは、R70およびR80は、独立して、水素、ヒドロキシ基、フルオロ基、クロロ基、NH基、NHCH基、N(CH基、COOCH基、SCH基、SEt基、メチル基、エチル基、イソプロピル基、ビニル基、トリフルオロメチル基、メトキシ基、エトキシ基、イソプロポキシ基およびトリフルオロメトキシ基からなる群から選択される。
好ましくは、式(Ve)のオキサルアミド化合物のピリジル−R80ラジカルは、以下の構造を有する:
Figure 2008530020
本明細書の以下に添付される実施例の検討によって記載され得るように、式(Va)〜(Ve)のオキサルアミド化合物は、マイクロモル濃度以下程度という非常に低い濃度におけるT1R1/T1R3薬味(「旨味」)味覚レセプターの優れたアゴニストであり、ヒトにおいて薬味旨味の顕著な感覚を誘発し、そして/またはMSGの薬味旨味の向上剤として作用し得る。従って、本明細書中の別の箇所で記載されるように、多岐にわたる食料品および/もしくは食用組成物またはそれらの前駆体と接触させるとき、式(Vc)、(Vd)および(Ve)のオキサルアミド化合物は、薬味調味料または薬味風味向上剤として利用することができる。
アクリルアミド化合物
式(I)のアミド化合物の別の亜属において、アミド化合物は、式(VI)を有するアクリルアミド化合物である:
Figure 2008530020
ここで、Aは、5員または6員のアリール環またはヘテロアリール環であり;mは、0、1、2、3または4であり;各R1’は、独立して、アルキル、アルコキシル、アルコキシ−アルキル、OH、CN、COH、CO、CHO、COR、SR、ハロゲン、アルケニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、アリールおよびヘテロアリールから選択され、そしてRは、式(I)のアミドに関して本明細書中、上で記載されたRの様々な実施形態のいずれかであり得る。
式(VI)のアクリルアミド化合物のいくつかにおいて、Aは、フェニル環であり、mは、1、2、3または4であるか、または好ましくは、mは、1または2であり、そしてR1’は、独立して、水素、ヒドロキシ基、フルオロ基、クロロ基、NH基、NHCH基、N(CH基、COCH基、SEt基、SCH基、メチル基、エチル基、イソプロピル基、ビニル基、トリフルオロメチル基、メトキシ基、エトキシ基、イソプロポキシ基およびトリフルオロメトキシ基から選択され得る。式(VI)のアクリルアミド化合物のいくつかにおいて、Rは、C〜C10アルキルまたはα−置換カルボン酸低級アルキルエステルである。
食用または薬学的に受容可能な化合物
式(I)のアミド化合物またはその様々な列挙された亜属の多くは、酸性基または塩基性基を含むので、それらが調合される食用組成物または医薬組成物の酸性または塩基性の特徴(「pH」)に依存して、塩(それらは、好ましくは、食用として受容可能な塩(すなわち、一般に安全と認められているか、またはGRASであると明示されている)または薬学的に受容可能な塩(それらの多くが米国連邦食品医薬品局によって承認されている)である)として存在し得る。
酸性基(例えば、カルボン酸)を有する式(I)のアミド化合物は、(中性に近い生理学的pHにおいて)陰イオン性のカルボン酸塩の形態で溶液中に存在する傾向にあるので、好ましい実施形態において、会合した食用および/または薬学的に受容可能な陽イオンを有する。それらの陽イオンの多くは、当業者に公知である。このような食用および/または薬学的に受容可能な陽イオンとしては、アルカリ金属陽イオン(リチウム陽イオン、ナトリウム陽イオンおよびカリウム陽イオン)、アルカリ土類金属陽イオン(マグネシウム、カルシウムなど)またはアンモニウム(NHまたは(R−NH陽イオンなどの有機的に置換されたアンモニウム陽イオンが挙げられる。
塩基性置換基(例えば、アミノ基または窒素含有ヘテロ環式基)を有する式(I)のアミド化合物は、(中性に近い生理学的pHまたは多くの食品に一般的な酸性pHにおいて)陽イオン性アンモニウム基の形態で溶液中に存在する傾向があるので、好ましい実施形態において、会合した食用および/または薬学的に受容可能な陰イオンを有し、その陰イオンの多くは、当業者に公知である。このような食用および/または薬学的に受容可能な陰イオン性の基としては、種々のカルボン酸(酢酸塩、クエン酸塩、酒石酸塩、脂肪酸の陰イオン性の塩など)、ハロゲン化物(特にフルオリドまたはクロリド)硝酸塩などの陰イオン性の形態が挙げられる。
式(I)のアミド化合物およびその様々な亜属は、好ましくは、食用に受容可能、すなわち、食品または飲料における消費に適しているとみなされるべきであり、また、薬学的に受容可能であるべきである。風味剤化合物が、食用に受容可能であることを証明する代表的な方法は、その化合物をFlavor and Extract Manufacturers Associationの専門委員会によって試験および/または評価してもらい、そして、「安全として一般に認識される(Generally Recognized As Safe)」(「GRAS」)と宣言されることである。風味剤化合物のFEMA/GRAS評価プロセスは、複雑であるが、Smithらによって「GRAS Flavoring Substances 21」(Food Technology、57(5)、46−59頁(2003年5月))という表題の論文(その全体の内容が本明細書において参考として援用される)において述べられているように、食料品分野の当業者に周知である。
FEMA/GRASプロセスにおいて評価されるとき、新規の風味剤化合物は、代表的には、少なくとも90日間に亘って、100倍の濃度もしくは1000倍の濃度または認可を考慮される特定のカテゴリの食品における、その化合物の最大許容濃度よりも高い濃度で、実験用のラットに与えられた場合の、そのようなラットに対する任意の有害な毒性作用について試験される。例えば、本発明のアミド化合物のこのような試験は、このアミド化合物とラットの餌とを混ぜ合わせる工程、それを実験用のラットに(例えば、Crl:CD(SD)IGSBRラットに、約100ミリグラム/キログラム体重/日の濃度で90日間)与える工程、次いでこのラットを屠殺し、種々の医学的試験手順によって評価することにより、式(I)のアミド化合物がラットに対して有害な毒性作用を引き起こさないことを示す工程を包含し得る。
薬味向上剤または甘味向上剤としての本発明の化合物
式(I)のアミド化合物ならびにその様々な亜属および種の化合物は、上記のように、食料品または医薬品のための薬味または甘味の風味剤化合物または風味改変剤であると意図される。本明細書における教示および実施例から明らかであるように、式(I)の化合物の多くは、少なくとも比較的高いアミド化合物濃度において、hT1R1/hT1R3「薬味」レセプターまたはhT1R2/hT1R3甘味レセプターのアゴニストである。したがって、式(I)の化合物の多くは、少なくとも比較的高濃度で、薬味または甘味の風味剤または風味向上剤として、それら自体で、有用性を有し得る。
にもかかわらず、費用および高濃度レベルでの式(I)の化合物の投与による任意の望ましくない健康への副作用の両方を最小限にするために、できる限り少量のこのような人工風味剤を使用することが好ましい。したがって、式(I)の化合物の中で最良かつ最も有効なアミド化合物を同定するために、低濃度レベルにおける味覚レセプターアゴニストとしてのその有効性について、式(I)の化合物を試験することが望まれる。WO03/001876および米国特許公開番号US2003−0232407A1に開示されるように、そして本明細書において以下に記載されるように、hT1R1/hT1R3「薬味」レセプターおよびhT1R2/hT1R3甘味レセプターに対する化合物のアゴニスト活性を測定するための実験手順が存在する。このような測定法は、代表的には、「EC50」(すなわち、化合物が、関連するレセプター活性の50%の活性を引き起こす濃度)を測定する。
好ましくは、薬味改変剤である式(I)のアミド化合物は、約10μM未満のhT1R1/hT1R3レセプターについてのEC50を有する。より好ましくは、このようなアミド化合物は、約5μM、約3μM、約2μM、約1μMまたは約0.5μM未満のhT1R1/hT1R3レセプターについてのEC50を有する。
好ましくは、甘味改変剤または甘味向上剤である式(I)のアミド化合物は、約10μM未満のhT1R2/hT1R3レセプターについてのEC50を有する。より好ましくは、このようなアミド化合物は、約5μM、約3μM、約2μM、約1μMまたは約0.5μM未満のhT1R2/hT1R3レセプターについてのEC50を有する。
いくつかの実施形態において、式(I)のアミド化合物は、hT1R1/hT1R3レセプターに対するグルタミン酸一ナトリウムのアゴニスト活性の薬味改変剤または薬味向上剤である。本明細書の以下において、いわゆるEC50比についてのアッセイ方法(すなわち、式(I)の化合物をMSGを含む水に溶解し、そのアミド化合物が利用可能なhT1R1/hT1R3レセプターの50%を活性化するのに必要なMSGの量を低下させる程度を測定することについて)が記載される。好ましくは、式(I)のアミド化合物は、約1μMのアミド化合物を含む水溶液に溶解された場合、HEK293−Gα15細胞株で発現される少なくとも50%までのhT1R1/hT1R3レセプターに対する、観察されるグルタミン酸一ナトリウムのEC50を低下し得る。すなわち、アミド化合物は、少なくとも2.0または好ましくは3.0、5.0または7.0のEC50比を有する。
甘味向上剤についての特定のEC50比アッセイは開発されていないが、式(I)のアミド化合物、そしてより具体的には式(II)のアミドの多くが、公知の甘味料(例えば、スクロース、フルクトース、グルコース、エリスリトール、イソマルト、ラクチトール、マンニトール、ソルビトール、キシリトール、公知の天然のテルペノイド、フラボノイドまたはタンパク質甘味料、アスパルテーム、サッカリン、アセスルファム−K、シクラメート、スクラロース、アリテームまたはエリスリトール)の、hT1R2/hT1R3レセプターへの結合を調節し得ることが考えられる。このような甘味向上特性についての適切なアッセイは、hT1R2/hT1R3レセプターを発現する適切な細胞株を用いることによって、当業者によって容易に開発され得る。
上記で同定されたアッセイは、薬味および/または甘味の改変剤特性または向上剤特性に対して最も強力な式(I)のアミド化合物を同定するのに有用である。このようなアッセイの結果は、動物およびヒトにおける実際の薬味または甘味の知覚とよく相関すると考えられるが、最終的にこのアッセイの結果は、少なくとも最も強力な式(I)の化合物について、ヒト味覚試験によって確認され得る。このようなヒト味覚試験実験は、コントロール水溶液と比較して、水性溶液中の候補化合物を食味することによって、または実際の食品組成物中の本発明のアミドを食味することによって、良好に定量および制御され得る。
従って、食用組成物または医薬組成物におけるMSGの旨味の薬味改変剤もしくは薬味剤または薬味向上剤の最も強力なものを同定するために、薬味を改変する量のアミド化合物を含む水溶液は、少なくとも8人のヒト味覚試験者のパネルの過半数が判断するような薬味を有するべきである。
これに対応して、式(I)のより強力な薬味向上剤を同定するために、薬味を改変する量の式(I)のアミド化合物および12mMのグルタミン酸一ナトリウムを含む水溶液は、少なくとも8人のヒト味覚試験者のパネルの過半数が判断する場合、12mMのグルタミン酸一ナトリウムを含むコントロール水溶液と比較して高い薬味を有する。好ましくは、より強力な薬味向上剤を同定するために、薬味を改変する量(好ましくは約30ppm、約10ppm、約5ppmもしくは約2ppm)の式(I)のアミド化合物および12mMのグルタミン酸一ナトリウムを含む水溶液は、少なくとも8人のヒト味覚試験者のパネルの過半数が判断する場合、12mMのグルタミン酸一ナトリウムおよび100μMのイノシン一リン酸を含むコントロール水溶液と比較して高い薬味を有する。
同様のヒト味覚試験手順は、どの式(I)の化合物がより有効な甘味剤または甘味向上剤であるかを同定するために使用され得る。好ましい式(I)の甘味改変剤は、少なくとも8人のヒト味覚試験者のパネルの過半数が判断するように、改変食料品または改変医薬品が、アミド化合物を含まないコントロール食料品またはコントロール医薬品よりも甘い味を有する場合に同定され得る。
甘味をつける量の公知の甘味料(スクロース、フルクトース、グルコース、エリスリトール、イソマルト、ラクチトール、マンニトール、ソルビトール、キシリトール、公知の天然のテルペノイド、フラボノイドまたはタンパク質甘味料、アスパルテーム、サッカリン、アセスルファム−K、シクラメート、スクラロースおよびアリテームからなる群から選択される)および甘味を改変する量のアミド化合物(好ましくは約30ppm、約10ppm、約5ppmまたは約2ppm)を含む水溶液が、少なくとも8人のヒト味覚試験者のパネルの過半数が判断するように甘味をつける量の公知の甘味料を含むコントロール水溶液よりも甘い味を有するとき、好ましい式(I)の甘味向上剤が、同定され得る。このような味覚試験実験においては、スクロースが、好ましくは約6グラム/100ミリリットルの濃度で存在するか、グルコースとフルクトースとの50:50混合物が、好ましくは約6グラム/100ミリリットルの濃度で存在するか、アスパルテームが、好ましくは約1.6mMの濃度で存在するか、アセスルファム−Kが、好ましくは約1.5mMの濃度で存在するか、シクラメートが好ましくは約10mMの濃度で存在するか、スクラロースが、好ましくは約0.4mMの濃度で存在するか、または、アリテームが、好ましくは約0.2mMの濃度で存在する。
(食用組成物を調製するための式(I)の化合物の使用)
風味剤、風味改変剤、調味料、風味向上剤、薬味(「旨味」)調味料および/または風味向上剤、式(I)の化合物およびその様々な亜属ならびに化合物の種は、食品、飲料および医薬組成物への用途を有し、ここで、薬味化合物または甘味化合物は、従来から利用されてきたものである。これらの組成物は、ヒトおよび動物の消費のための組成物を含む。これらは、農耕用動物、ペットおよび動物園の動物によって消費されるための食品を含む。
食用組成物(すなわち、食べられる食品もしくは飲料またはそれらの前駆体もしくは風味改変剤)を調製および販売する当業者は、多岐にわたるクラス、サブクラスおよび種の食用組成物をよく知っており、そして当該分野で周知かつ認識された用語を使用して、これらの食用組成物を称する一方、種々のこれらの組成物を調製および販売するよう努力する。当該分野のこのような用語のリストは、以下に列挙され、式(I)の化合物の種々の亜属および種が、単独またはそれらすべての合理的な組み合わせもしくは混合物において、以下に列挙される食用組成物の薬味および/または甘味を改変または向上させるために使用され得ることが、本明細書によって具体的に企図される:
1つ以上の菓子類、チョコレート菓子、タブレット、カウントライン(countline)、袋入りセルフライン(selfline)/ソフトライン(softline)、箱入り詰め合わせ、標準的な箱入り詰め合わせ、ねじり包装ミニチュア、季節的なチョコレート、おもちゃ付きチョコレート、アルフォーレス、他のチョコレート菓子、ミント、標準的ミント、パワーミント、飴玉(boiled sweet)、ペーストリー、ガム、ゼリーおよびチュー(chew)、タフィー、キャラメルおよびヌガー、薬用菓子、ロリポップ、甘草入りキャンディ、他の砂糖菓子、ガム、チューインガム、砂糖入りガム、砂糖なしガム、機能的ガム、風船ガム、パン、包装された/工場製のパン、非包装/職人製のパン、ペーストリー、ケーキ、包装された/工場製のケーキ、非包装/職人製のケーキ、クッキー、チョコレートコートコーティングされたビスケット、サンドビスケット、充填ビスケット、薬味ビスケットおよび薬味クラッカー、パン代替物、朝食シリアル、rteシリアル、家族用朝食シリアル、フレーク、ミューズリ、他のrteシリアル、子供用朝食シリアル、ホットシリアル、アイスクリーム、インパルス(impulse)アイスクリーム、個包装の乳製品アイスクリーム、個包装の氷菓、マルチパック乳製品アイスクリーム、マルチパック氷菓、持ち帰りアイスクリーム、持ち帰り乳製品アイスクリーム、アイスクリームデザート、バルクアイスクリーム、持ち帰り氷菓、フローズンヨーグルト、職人製アイスクリーム、乳製品、乳、新鮮/低温殺菌乳、全脂肪新鮮/低温殺菌乳、半脱脂新鮮/低温殺菌乳、長期保存/超高温殺菌乳、全脂肪長期保存/超高温殺菌乳、半脱脂長期保存/超高温殺菌乳、無脂肪長期保存/超高温殺菌乳、ヤギ乳、濃縮(condensed/evaporated)乳、プレーン濃縮乳、風味付濃縮乳、機能性濃縮乳および他の濃縮乳、風味付濃縮乳飲料、乳製品のみの風味付乳飲料、果実ジュース入り調味乳飲料、豆乳、酸乳飲料、発酵乳飲料、コーヒーミルク(coffee whitener)、粉乳、風味付粉乳飲料、クリーム、チーズ、プロセスチーズ、延ばせられるプロセスチーズ、延ばせられないプロセスチーズ、非加工チーズ、延ばせられる非加工チーズ、延ばせられない非加工チーズ、硬質チーズ、包装された硬質チーズ、非包装硬質チーズ、ヨーグルト、プレーン/ナチュラルヨーグルト、風味付ヨーグルト、果実ヨーグルト、共生細菌ヨーグルト、飲用ヨーグルト、通常の飲用ヨーグルト、共生細菌飲用ヨーグルト、冷蔵および保存安定デザート、乳製品ベースのデザート、ダイズベースのデザート、冷蔵スナック、フロマージュフレおよびクワルク、プレーンのフロマージュフレおよびクワルク、風味付のフロマージュフレおよびクワルク、薬味付のフロマージュフレおよびクワルク、甘味スナックおよび薬味スナック、果実スナック、チップス/クリスプ、押出しスナック、トルティーヤ/コーンチップス、ポップコーン、プレッツェル、ナッツ、他の甘味スナックおよび薬味スナック、スナックバー、グラノーラバー、朝食バー、エネルギーバー、果実バー、他のスナックバー、食物代替製品、痩身用製品、回復期用飲料、インスタント食品、缶詰インスタント食品、冷凍インスタント食品、乾燥インスタント食品、冷蔵インスタント食品、ディナーミックス、冷凍ピザ、冷蔵ピザ、スープ、缶詰スープ、脱水スープ、インスタントスープ、冷蔵スープ、超高温殺菌スープ、冷凍スープ、パスタ、缶詰パスタ、乾燥パスタ、冷蔵/生パスタ、麺、プレーンな麺、インスタント麺、カップ/ボール入りインスタント麺、袋入りインスタント麺、冷蔵麺、スナック麺、缶詰食品、缶詰肉および缶詰肉製品、缶詰魚/水産物、缶詰野菜、缶詰トマト、缶詰豆、缶詰果物、缶詰インスタント食品、缶詰スープ、缶詰パスタ、他の缶詰食品、冷凍食品、冷凍加工赤肉、冷凍加工鶏肉、冷凍加工魚/水産物、冷凍加工野菜、冷凍肉代替物、冷凍ポテト、オーブンで焼いたポテトチップス、他のオーブンで焼いたポテト製品、オーブンで焼いていない冷凍ポテト、冷凍ベーカリー製品、冷凍デザート、冷凍インスタント食品、冷凍ピザ、冷凍スープ、冷凍麺、他の冷凍食品、乾燥食品、デザートミックス、乾燥インスタント食品、脱水スープ、インスタントスープ、乾燥パスタ、プレーン麺、インスタント麺、カップ/ボール入りインスタント麺、袋入りインスタント麺、冷蔵食品、冷蔵加工肉、冷蔵魚/水産物製品、冷蔵加工魚、冷蔵のコートされた魚、冷蔵燻製魚、冷蔵ランチキット、冷蔵インスタント食品、冷蔵ピザ、冷蔵スープ、冷蔵/生パスタ、冷蔵麺、油脂、オリーブオイル、野菜油および種油、調理用油脂、バター、マーガリン、延ばせられる油脂、延ばせられる機能性油脂、ソース、ドレッシングおよび香辛料、トマトペーストおよびピューレ、ブイヨン/固形スープ、固形スープ、グレービー顆粒、液体ストックおよびフォンデュ、ハーブおよびスパイス、発酵ソース、ダイズベースのソース、パスタソース、湿性ソース、乾燥ソース/粉末ミックス、ケチャップ、マヨネーズ、通常のマヨネーズ、マスタード、サラダドレッシング、通常のサラダドレッシング、低脂肪サラダドレッシング、ビネグレットソース、ディップ、酢漬け製品、他のソース、ドレッシングおよび香辛料、ベビーフード、乳調製物、標準的乳調製物、後続(follow−on)乳調製物、幼児用乳調製物、低アレルギー性乳調製物、調製ベビーフード、乾燥ベビーフード、他のベビーフード、スプレッド、ジャムおよび保存食品、蜂蜜、チョコレートスプレッド、ナッツベースのスプレッドならびに酵母ベースのスプレッド。
好ましくは、式(I)の化合物は、以下の食用組成物の亜属の1つ以上の薬味または甘味を改変または向上するために使用され得る:菓子類、ベーカリー製品、アイスクリーム、乳製品、甘味スナックおよび薬味スナック、スナックバー、代替食品、インスタント食品、スープ、パスタ、麺類、缶詰食品、冷凍食品、乾燥食品、冷蔵食品、油脂、ベビーフードまたはスプレッドまたはそれらの混合物。
一般に、所望の風味および食味特性(例えば、「薬味」または「甘味」の食味特性)を有する組成物を製造するために、十分な量の、本明細書で上に記載された式(I)の範囲の少なくとも1つの化合物またはその様々の亜属を含む、摂取可能な組成物が製造される。
代表的には、少なくとも薬味調節量、甘味調節量、調味料量または甘味調味料量、薬味向上量、甘味向上量の式(I)の化合物の1つ以上が、必要に応じて、MSGなどの公知の薬味剤または公知の甘味料の存在下で、食料品または医薬品に添加されて、その結果、薬味または甘味を改変された食料品または医薬品は、アミド化合物なしで調製された食料品または医薬品と比較して、一般には、ヒトまたは動物が判断した場合、または処方物試験において、本明細書の別の箇所に記載される手順を介して少なくとも8人のヒト味覚試験者のパネルの過半数が判断した場合、高い薬味および/または甘味を有する。
食料品もしくは医薬品または食用組成物もしくは医薬組成物の風味を調節または改善するのに必要とされる薬味調味料または甘味調味料の濃度は、多くの変化するもの(特定の型の摂取可能な組成物を含む)、どのような公知の薬味調味料または甘味調味料が存在するのか、またそれらの濃度ならびにそのような薬味化合物に対する特定の化合物の効果に依存して、当然変化し得る。上記のように、式(I)の化合物の重要な用途は、薬味または他の天然薬味味物質もしくは合成薬味味物質(例えば、MSG)の他の食味特性を調節(向上または阻害を含む)することである。代表的には、広範であるが低い濃度範囲の式(I)のアミド化合物が必要とされる(すなわち、約0.001ppm〜100ppmまたはより狭い代替的範囲、約0.1ppm〜約10ppm、約0.01ppm〜約30ppm、約0.05ppm〜約15ppm、約0.1ppm〜約5ppmもしくは約0.1ppm〜約3ppm)。多くの実施形態において、MSGは、少なくとも約10ppmまたは好ましくは100ppmもしくは1000ppmの濃度で存在し得る。
本発明に記載の化合物が組み込まれ得る食品および飲料の例は、例として、湿性スープカテゴリー、脱水および調理された食品カテゴリー、飲料カテゴリー、冷凍食品カテゴリー、スナック食品カテゴリーおよび調味料または調味料ブレンドを含んだ。
「湿性スープカテゴリー」とは、濃度または容器に関係なく、湿性/液体スープ(冷凍スープを含む)を意味する。この定義の目的として、スープとは、肉、鶏肉、魚、野菜、穀物、果物および他の成分から調製され、これらの成分の一部または全てを目に見える片として含み得る液体中で調理された食品を意味する。これは、澄んだ(ブロスとしての)または濃い(チャウダーとしての)、滑らかな、ピューレ状もしくは塊の、給仕できるよう準備された、半濃縮もしくは濃縮状であり得、そして食事の前菜または主菜として、または食事間の(飲料のように一口で飲まれる)スナックとして、温めてまたは冷たくして給仕され得る。スープは、他の食事要素を調製するための成分として使用され得、そしてブロス(コンソメ)からソース(クリームまたはチーズベースのスープ)の範囲であり得る。
「脱水および調理された食品カテゴリー」とは、以下を意味する:(i)調理補助製品(例えば:粉末、顆粒、ペースト、濃縮液製品(濃縮ブイヨン、ブイヨンおよび圧縮キューブのようなブイヨン様製品、タブレットまたは粉末もしくは顆粒形態を含む))、これらは最終産物として別個に販売されるか、または製品、ソースおよび調理ミックス中の成分として(技術に関係なく)販売される;(ii)食物溶液製品(例えば:脱水スープおよび凍結乾燥スープ(脱水スープミックス、脱水インスタントスープ、脱水された調理用に準備されたスープを含む)、脱水または常温調製の出来合いの料理、食物および単独で給仕される前菜(パスタ、ポテトおよび米料理を含む);ならびに(iii)食物に添える製品(例えば:香辛料、マリネ、サラダドレッシング、サラダトッピング、ディップ、パン粉づけ、バターミックス、保存安定のスプレッド、バーベキューソース、液体調理ミックス、濃縮物、ソースもしくはソースミックス(サラダ用調理ミックスを含む)、最終製品としてもしくは製品中の成分としての、脱水液体もしくは凍結された固体)。
「飲料カテゴリー」とは、飲料、飲料ミックスおよび濃縮物を意味する(アルコール性および非アルコール性の飲用に準備された飲料および乾燥粉末飲料が挙げられるが、これらに限定されない)。
本発明に記載の化合物が組み込まれ得る食品および飲料の他の例としては、例として、炭酸飲料および非炭酸飲料(例えば、ソーダ、果実ジュースまたは野菜ジュース)、アルコール性飲料および非アルコール性飲料、菓子製品(例えば、ケーキ、クッキー、パイ、キャンディー、チューインガム、ゼラチン、アイスクリーム、氷菓、プディング、ジャム、ゼリー)、サラダドレッシングおよび他の香辛料、シリアルおよび他の朝食用食品、缶詰果物および果実ソースなどが挙げられる。
さらに、対象化合物は、食品および飲料に添加される風味調製品において使用され得る。好ましい場合において、その組成物は、別の風味改変剤または味覚改変剤(例えば、薬味味物質)を含む。
食用組成物または医薬組成物の味覚を改変する方法
多くの実施形態において、本発明は、食料品または医薬品の薬味または甘味を調節する方法に関し、この方法は、以下の工程を含む:
a)少なくとも1つの食料品もしくは医薬品またはそれらの1つ以上の前駆体を提供する工程および
b)改変食料品または改変医薬品を形成するために、食料品もしくは医薬品またはそれらの1つ以上の前駆体と、少なくとも薬味調節量もしくは甘味調節量の少なくとも1つの天然に存在しないアミド化合物またはそれらの食用に受容可能な塩とを混ぜ合わせる工程;
ここで、そのアミド化合物は、以下の式を有する:
Figure 2008530020
本明細書中において、そのアミド化合物は、式(I)のアミドであるか、または本明細書中に記載されるその様々な化合物の亜属もしくは種のいずれかであり、ここで、R、RおよびRは、本明細書の上で記載された多くの様式で定義され得る。このような方法の例としては、以下に例示される方法が挙げられるが、これらに限定されない。
いくつかの例示的な実施形態において、本発明は、食料品または医薬品の甘味を向上する方法に関し、この方法は、以下の工程を含む:
a)少なくとも1つの食料品もしくは医薬品またはそれらの1つ以上の前駆体を提供する工程および
b)改変食料品または改変医薬品を形成するために、食料品もしくは医薬品またはそれらの1つ以上の前駆体と、少なくとも甘味調節量の、少なくとも1つの天然に存在しないアミド化合物またはそれらの食用に受容可能な塩とを混ぜ合わせる工程;
ここで、そのアミド化合物は、以下の構造を有する
Figure 2008530020
ここで、Aは、3〜12個の環原子を有する、アリール環またはヘテロアリール環であり;mは、0、1、2、3または4であり;各R1’は、独立して、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cハロアルコキシ、C〜Cアルコキシル、C〜Cアルコキシ−アルキル、C〜Cヒドロキシ−アルキル、OH、NH、NHR、NR 、CN、COH、CO、CHO、COR、SH、SRおよびハロゲンからなる群から選択され、ここで、Rは、C〜Cアルキルであり;Rは、以下の式を有する
Figure 2008530020
ここで、nは、0,1、2または3であり、各R2’は、芳香族または非芳香族の環のいずれかに結合し得、そして独立して、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COCH、SEt、SCH、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシから選択される。
関連するが、新規の実施形態において、本発明は、食料品または医薬品の甘味を向上する方法に関し、この方法は、以下の工程を含む:
a)少なくとも1つの食料品もしくは医薬品またはそれらの1つ以上の前駆体を提供する工程および
b)アミド化合物の少なくとも約0.001ppmを含む改変食料品または改変医薬品を形成するために、食料品もしくは医薬品またはそれらの1つ以上の前駆体と、少なくとも1つの芳香族またはヘテロ芳香族のアミド化合物またはそれらの食用に受容可能な塩とを混ぜ合わせる工程;
ここで、そのアミド化合物は、以下の構造を有する:
Figure 2008530020
ここで、Aは、5員または6員のアリール環またはヘテロアリール環であり;mは、1、2または3であり;
1’は、独立して、ヒドロキシル、NH、SH、ハロゲン、C〜C有機ラジカルからなる群から選択され;
は、以下の構造を有するラジカルであり
Figure 2008530020
ここで、Rは、示される光学配置を鏡像体過剰で含み、nは、1、2または3であり、各R2’は、Rの芳香族または非芳香族の環のいずれかに結合し得、そして各R2’は、独立して、ヒドロキシル、NH、SH、ハロゲンまたはC〜C有機ラジカルからなる群から選択され、そして
ここで、改変食料品または改変医薬品は、さらに少なくとも甘味調味料量の1つ以上の天然、半合成または合成の甘味調味料またはそれらの混合物を含む。
このような方法において、Rは、好ましくは以下の構造の1つを有する:
Figure 2008530020
Figure 2008530020
ここで、各R2’は、独立して、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COOCH、SCH、SEt、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシからなる群から選択される。さらに、このような方法において、A基は、好ましくは、フェニル基であるか、または以下の式を有する:
Figure 2008530020
ここで、R1’は、水素、ヒドロキシル、NH、SH、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cハロアルコキシ、C〜Cアルコキシル、C〜Cアルコキシ−アルキル、C〜Cヒドロキシ−アルキル、OH、NH、NHR、NR 、CN、COH、CO、CHO、COR、SH、SRおよびハロゲンであり、ここで、Rは、C〜Cアルキルである。さらなる実施形態において、R1’は、C〜Cアルキルである。なおもさらなる実施形態において、イソオキサゾール環のR1’は、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COOCH、SCH、SEt、メチル、エチル、イソプロピル、n−プロピル、n−ブチル、1−メチル−プロピル、イソブチル、t−ブチル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシ、トリフルオロメトキシ、CHOCH、CHOH、CHNH、CHNHCHまたはCHN(CHである。
さらなる実施形態において、本発明は、食料品または医薬品の甘味を増大する方法に関し、この方法は、以下の工程を含む:
a)少なくとも1つの食料品またはそれらの1つ以上の前駆体を提供する工程および
b)アミド化合物の少なくとも約0.001ppmを含む改変食料品または改変医薬品を形成するために、食料品もしくは医薬品またはそれらの1つ以上の前駆体と、少なくとも1つのヘテロ芳香族のアミド化合物またはそれらの食用に受容可能な塩とを混ぜ合わせる工程

ここで、そのアミド化合物は、以下の構造を有する:
Figure 2008530020
ここで、Aは、5員または6員のアリール環またはヘテロアリール環であり;mは、0、1、2、3または4であり;
各R1’は、独立して、水素、ヒドロキシル、NH、SH、ハロゲンまたはC〜C有機ラジカルからなる群から選択され、
は、以下の構造を有する、テトラヒドロキノリニルまたはテトラヒドロイソキノリニルラジカルである
Figure 2008530020
ここで、nは、0、1、2または3であり、各R2’は、Rの芳香族または非芳香族の環のいずれかに結合し得、そして各R2’は、独立して、水素、ヒドロキシル、NH、SH、ハロゲンまたはC〜C有機ラジカルからなる群から選択される。
このような方法において、ここで、Rは、好ましくは、以下の構造を有するラジカルであり得る:
Figure 2008530020
ここで、Rラジカルは、示される光学配置として鏡像体過剰で存在する。
なおもさらなる実施形態において、本発明は、食料品または医薬品の甘味を増大する方法に関し、この方法は、以下の工程を含む:
a)少なくとも1つの食料品またはそれらの1つ以上の前駆体を提供する工程および
b)アミド化合物の少なくとも約0.001ppmを含む改変食料品または改変医薬品を形成するために、食料品もしくは医薬品またはそれらの1つ以上の前駆体と、少なくとも1つの芳香族もしくはヘテロ芳香族のアミド化合物またはそれらの食用に受容可能な塩とを混ぜ合わせる工程;
ここで、そのアミド化合物は、以下の構造を有する
Figure 2008530020
ここで、Aは、5員または6員のアリール環またはヘテロアリール環であり;
mは、0、1、2、3または4であり;
各R1’は、独立して、ヒドロキシル、NH、SH、ハロゲンまたはC〜C有機ラジカルからなる群から選択され、
は、以下の構造を有する二環式ヘテロ環式ラジカルであり
Figure 2008530020
ここで、nは、0、1、2または3であり、各R2’は、Rの芳香族または非芳香族の環のいずれかに結合し得、そして各R2’は、独立して、水素、ヒドロキシル、NH、SH、ハロゲンまたはC〜C有機ラジカルからなる群から選択され、そしてXは、O、S、SO、SO、NHまたはNRであり、ここで、Rは、C〜C有機ラジカルである。
このような実施形態において、Rは、好ましくは以下の式を有し得る:
Figure 2008530020
ここで、各R2’は、Rラジカルのフェニル環に結合し、nは、0、1または2であり、そして各R2’は、独立して、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COOCH、SCH、SEt、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシからなる群から選択され、そしてそのRリガンドは、好ましくは以下の特に列挙されるRラジカルによって例示されるような「R」配置の鏡像体過剰で存在し得る:
Figure 2008530020
さらに、このような実施形態において、A基は、好ましくはフェニル基であるか、または以下の式を有する:
Figure 2008530020
ここで、R1’は、水素、ヒドロキシル、NH、SH、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cハロアルコキシ、C〜Cアルコキシル、C〜Cアルコキシ−アルキル、C〜Cヒドロキシ−アルキル、OH、NH、NHR、NR 、CN、COH、CO、CHO、COR、SH、SRおよびハロゲンであり、ここで、Rは、C〜Cアルキルである。さらなる実施形態において、R1’は、C〜Cアルキルである。なおもさらなる実施形態において、イソオキサゾール環のR1’は、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COOCH、SCH、SEt、メチル、エチル、イソプロピル、n−プロピル、n−ブチル、1−メチル−プロピル、イソブチル、t−ブチル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシ、トリフルオロメトキシ、CHOCH、CHOH、CHNH、CHNHCHまたはCHN(CHである。
さらなる実施形態において、本発明は、食料品または医薬品の甘味を向上する方法を提供し、その方法は、以下の工程を含む:
a)少なくとも1つの食料品もしくは医薬品またはそれらの1つ以上の前駆体を提供する工程および
b)尿素化合物の少なくとも約0.001ppmを含む改変食料品または改変医薬品を形成するために、食料品もしくは医薬品またはそれらの1つ以上の前駆体と、少なくとも1つの尿素化合物またはそれらの食用に受容可能な塩とを混ぜ合わせる工程;
c)ここで、その改変食料品または改変医薬品は、公知の天然甘味料または人工甘味料をさらに含み、
ここで、尿素化合物は、以下の式を有する:
Figure 2008530020
ここで、mは、1、2または3であり、そして各R1’およびR2’は、独立して、フルオロ、クロロ、ブロモ、NH、NHCH、N(CH、SEt、SCH、メチル、エチル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシから選択されるか、または2個のR1’基が一緒になって、メチレンジオキシ環を形成する。
さらになる実施形態において、本発明は、h食料品または医薬品の薬味を向上する方法に関し、その方法は、以下の工程を含む:
a)少なくとも1つの食料品またはそれらの1つ以上の前駆体を提供する工程および
b)改変食料品または改変医薬品を形成するために、食料品もしくは医薬品またはそれらの1つ以上の前駆体と、少なくとも1つの芳香族もしくはヘテロ芳香族のアミド化合物またはそれらの食用に受容可能な塩の少なくとも約0.001ppmとを混ぜ合わせる工程および
c)ここで、その改変食料品または改変医薬品は、人工的に加えられたグルタミン酸一ナトリウムを必要に応じて含み;
ここで、その芳香族またはヘテロ芳香族のアミド化合物は、以下の構造を有する
Figure 2008530020
ここで、Aは、5員または6員のアリール環またはヘテロアリール環であり;
mは、1、2、3または4であり;
各R1’は、独立して、水素、ヒドロキシル、NH、SH、ハロゲンまたはC〜C有機ラジカルまたは単環式のアリール基またはヘテロアリール基からなる群から選択され、
は、以下の構造を有する1−インダニルラジカルであり:
Figure 2008530020
ここで、nは、1または2であり、各R2’は、Rの芳香族または非芳香族の環のいずれかに結合し得、そしてR2’は、独立して、水素、ヒドロキシル、NH、SH、ハロゲンまたはC〜C有機ラジカルからなる群から選択される。
このような実施形態において、Rは、以下の構造を有する光学活性な1−インダニルラジカルである
Figure 2008530020
ここで、Rは、示される光学配置を鏡像体過剰で含み、そして各R2’は、Rの芳香族環に結合している。
このような実施形態において、nは、好ましくは1であり、そして/またはR2’は、好ましくは、水素、ヒドロキシ基、フルオロ基、クロロ基、NH基、NHCH基、N(CH基、COOCH基、SCH基、SEt基、メチル基、エチル基、イソプロピル基、ビニル基、トリフルオロメチル基、メトキシ基、エトキシ基、イソプロポキシ基およびトリフルオロメトキシ基からなる群から選択される。このような実施形態において、A基は、以下の特定の構造によって例示されるように、好ましくはフェニルである:
Figure 2008530020
なおもさらなる実施形態において、本発明は、食料品または医薬品の薬味を向上する方法に関し、この方法は、以下の工程を含む:
a)少なくとも1つの食料品またはそれらの1つ以上の前駆体を提供する工程;および
b)尿素化合物の少なくとも約0.001ppmを含む改変食料品または改変医薬品を形成するために、食料品もしくは医薬品またはそれらの1つ以上の前駆体と、少なくとも1つの尿素化合物もしくはそれらの食用に受容可能な塩とを混ぜ合わせる工程および
c)ここで、その改変食料品または改変医薬品は、人工的に加えられるグルタミン酸一ナトリウムを必要に応じてさらに含み;
ここで、その尿素化合物は、以下の構造を有する:
Figure 2008530020
そしてここで、
i)Rは、独立して、ヒドロキシ基、フルオロ基、クロロ基、NH基、NHCH基、N(CH基、COOCH基、SCH基、SEt基、メチル基、エチル基、イソプロピル基、ビニル基、トリフルオロメチル基、メトキシ基、エトキシ基、イソプロポキシ基およびトリフルオロメトキシ基から選択される、1、2または3個の置換基で必要に応じて置換されているフェニル環であるか、またはその置換基の2つが、メチレンジオキシ環を形成し、そして
ii)Rは、分枝鎖のアルキル、アリールアルキルまたはシクロアルキルから選択されるC〜C10ラジカルであり、ここで、そのC〜C10ラジカルは、独立して、ヒドロキシ基、フルオロ基、クロロ基、ブロモ基、NH基、NHCH基、N(CH基、COOCH基、SCH基、SEt基、メチル基、エチル基、イソプロピル基、ビニル基、トリフルオロメチル基、メトキシ基、エトキシ基、イソプロポキシ基およびトリフルオロメトキシ基から選択される1、2または3個の置換基を必要に応じて含む。
本発明はまた、上で開示されたプロセスによって製造される改変食料品または改変医薬品に関する。
本発明はまた、当業者に周知の食料品または医薬品を製造するための同様のプロセスに関する。式(I)のアミド化合物およびその様々な亜属は、世界中の調理師、食品の調製者または食料品または医薬品の生産者に公知の無数の様式のいずれかで、食料品もしくは医薬品またはそれらの前駆体と混ぜ合わされ得るか、またはそれらに適用され得る。例えば、式(I)のアミド化合物は、多くの食用に受容可能な液体、固体または他のキャリア(例えば、中性、酸性または塩基性のpHの水、果汁または野菜ジュース、酢、マリネ、ビール、ワイン、天然水/脂肪乳濁液(例えば、乳または濃縮乳)、食用油およびショートニング、脂肪酸、プロピレングリコールなどの特定の低分子量オリゴマー、脂肪酸などのグリセリルエステルおよびこのような疎水性物質の水性媒体における分散体または乳濁液、塩(例えば、塩化ナトリウム)、植物粉、溶媒(例えば、エタノール)、固形食用希釈剤(例えば、植物性粉末または穀粉など)の1つに溶解または分散でき、次いで、これらの食料品または医薬品の前駆体と配合できるか、または食料品または医薬品に直接適用できる。
式(I)のアミド化合物の製造
本発明の化合物(すなわち、式(I)のアミド化合物およびそれらの合成前駆体の様々な構造上の亜属および種(特に、有機カルボン酸および安息香酸、イソシアネートおよび様々なアミン、アニリン、アミノ酸など))を調製する際に使用される出発物質は、公知化合物であることが多いか、または文献の公知の方法によって製造されるか、当業者に周知の種々の業者(例えば、Sigma−Aldrich Corporation of St.Louis Missouri USAおよびその子会社であるFlukaおよびRiedel−de Haenの種々の他の世界中の事務所)および他の周知の業者(例えば、Fisher Scientific,TCI America of Philadelphia PA、ChemDiv of San Diego CA、Chembridge of San Diego CA,Asinex of Moscow Russia,SPECS/BIOSPECS of the Netherlands,Maybridge of Cornwall England,Acros,TimTec of Russia、Comgenex of South San Francisco CAおよびASDI Biosciences of Newark Delaware)から市販されていることが多い。
本明細書中で特許請求した化合物に関連した前駆体および官能性を調製する方法が、一般に、文献で記載されていることは当業者に明らかである。その文献および本開示を示された当業者は、必要な出発物質および/または特許請求された化合物のいずれかを調製するのに必要な能力を有している。以下で列挙される実施例のいくつかにおいて、出発物質は、容易には入手できないので、合成され、それゆえ、これらの出発物質の合成が例示されている。
有機化学の当業者は、さらなる指示なしで、操作を容易に実行できると認められており、すなわち、これらの操作を実行することは、当業者の範囲および慣行に十分入る。それらには、カルボニル化合物をそれらの対応するアルコールに還元すること、酸化、アシル化、芳香族の置換、求電子性および求核性の両方、エーテル化、エステル化、けん化、ニトロ化、水素化、還元アミノ化などが挙げられる。これらの操作は、標準的な教本(例えば、March’s Advanced Organic Chemistry(3d Edition,1985,Wiley−Interscience,New York),Feiser and Feiser’s Reagents for Organic Synthesis,Carey and Sundberg,Advanced Organic Chemistryなど)で論述されており、それらの全開示内容は、有機化合物を合成する方法に関する教示の全てについて、本明細書中で参考として援用される。
当業者は、特定の反応が、分子内の他の官能基をマスクまたは保護したとき、最もよく実行され、それにより、いずれかの望ましくない副反応を回避するか、そして/またはその反応の収率を高めることを容易に理解する。しばしば、当業者は、このような高い収率を達成するために、または望ましくない反応を回避するために、保護基を利用する。これらの反応は、文献で見られ、また、当業者の範囲内である。これらの操作の多くの例は、例えば、T.Greene and P.Wuts,Protecting Groups in Organic Synthesis,3rd Ed.,John Wiley &Sons(1999)に見ることができる。
以下の省略形は、示される意味を有する:
CHCN=アセトニトリル
CHCl=クロロホルム
DIC=N,N’−ジイソプロピルカルボジイミド
DIPEA=ジイソプロピルエチルアミン
DMAP=4−(ジメチルアミノ)−ピリジン
DMF=N,N−ジメチルホルムアミド
EDCI=1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド塩酸塩
DCM=ジクロロメタン
ESIMS=エレクトロンスプレー質量分析
EtN=トリエチルアミン
EtOAc=酢酸エチル
EtOH=エチルアルコール
Fmoc=N−(9−フルオレニルメトキシカルボニル−
HCl=塩酸
SO=硫酸
HOBt=1−ヒドロキシベンゾチアゾール
MeOH=メチルアルコール
MgSO=硫酸マグネシウム
NaHCO=炭酸水素ナトリウム
NaOH=水酸化ナトリウム
NaSO=硫酸ナトリウム
Ph=フェニル
r.t.=室温
SPOS=固相有機合成
THF=テトラヒドロフラン
TLC=薄層クロマトグラフィー
アルキル基の省略形
Me=メチル
Et=エチル
n−Pr=ノルマルプロピル
i−Pr=イソプロピル
n−Bu=ノルマルブチル
i−Bu=イソブチル
t−Bu=第三級ブチル
s−Bu=第二級ブチル
n−Pen=ノルマルペンチル
i−Pen=イソペンチル
n−Hex=ノルマルヘキシル
i−Hex=イソヘキシル
ポリマー支持試薬の省略形
PS−トリスアミン=トリス−(2−アミノエチル)アミンポリスチレン
PS−NCO=メチルイソシアネートポリスチレン
PS−TsNHNH=トルエンスルホニルヒドラゾンポリスチレン
合成方法
以下のスキームおよび実施例は、読者への指針のために提供されており、本明細書中で開示されるアミド化合物を製造するための種々の方法を示す。これらの開示された方法は、例示するだけであって、限定ではなく、当該分野で公知である他の方法の多くが、本発明の様々な実施形態のアミド化合物を調製するために使用され得ることを、当業者には明らかである。このような方法には、具体的には、固相ベースの化学反応(組み合わせ化学反応を含む)が挙げられる。
アミドは、しばしば、脱水剤、カップリング剤および/または適切な触媒の存在下で、カルボン酸および/またはそれらの誘導体(例えば、エステル、酸ハロゲン化物など)と第1級アミンまたは第2級アミンとの縮合によって調製されることが多い。数多くの適当な出発物質(例えば、第1級アミンおよび第2級アミンおよびカルボン酸ならびにそれらの誘導体)は、文献において公知の方法によって容易に合成され得るか、または容易に商業的に入手可能である。いくつかの場合において、一定のアミンまたはカルボン酸の出発物質の合成の方法を、以下に示す。
スキーム1a
Figure 2008530020
スキーム1aに示されるように、例えば、カップリング試薬(例えば、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)−カルボジイミド塩酸塩)および塩基の存在下で、アミド誘導体(I)は、酸誘導体(II)とアミン(III)とのカップリングから調製され得る。方法Aでは、ポリマー支持(PS)カルボジイミドが使用される。方法Bは、非ポリマー支持カルボジイミドを使用する。
スキーム1b−アミドを調製する代替方法
Figure 2008530020
スキーム1bに示されるように、アミド誘導体(I)は、塩基の存在下で、酸ハロゲン化物、エステルまたは無水物(IV)とアミン(III)とのカップリングから代替的に調製される。
スキーム1c−組み合わせアレイを介したアミドの合成
組み合わせアレイでアミドを合成するために、以下の手順を、使用し、また使用できる。
システム溶媒としてアセトニトリルを使用する。
アミンを秤り、8mLバイアルに入れる。
Tecanを使用して、アミンを100mMまでDCM/CHCN(1:2,トラフから)に溶解する。
酸を秤り、8mLバイアルに入れる。
Tecanを使用して、酸を110mMまでDCM/CHCN(1:2,トラフから)に溶解する。
Peli1400 Case TiterプレートIIを使用して、30mgのPS−カルボジイミド樹脂で1.2mLのGreinerプレートを前処理する。合成用のシステム溶媒としてアセトニトリルを使用する。
200mL(20mmol、1当量)のアミンを合成プレートの各ウェルに加える。
200mL(22mmol、1.1当量)の酸を合成プレートの各ウェルに加える。
110mL(22mmol、1.1当量)のHOBt(DMF中で0.20M)を合成プレートの各ウェルに8チャンネルピペットにより加える。
プレートをキャップマットで密封し、室温にて一晩、振盪(通常の速度)する。
20mg/ウェルのPS−トリスアミン樹脂をその合成プレートにTiterプレートローダーシン−Iを使用して装填する。樹脂量をその装填に基づいて調節する。
200mLのDCM/CHCNをプレートに加える。
プレートを箔で密封し、室温にて、一晩振盪(速い速度)する。
貯蔵プレートに移すためのシステム溶媒としてメタノールを使用する。
150mLを貯蔵プレートに移し、次いで150mLのメタノールで2回洗浄する(5分間ゆっくりと振盪する)。各ウェルに頂部から移動を実施する(針の高さ−2)。
Genevacにおいてプレートを乾燥させる。
分析用プレートを作製し(理論値2.5mM)、解析に供する。
解析結果に基づいて希釈プレートを作製する。
スキーム1c.オキサルアミドの調製
Figure 2008530020
一般的な手順として、ある1つのアミンを、有機溶媒(例えば、ジオキサン、アセトニトリル、テトラヒドロフラン、テトラヒドロピランおよびジメチルホルムアミド)中の第3級アミンの存在下で、室温にて、0.5〜2時間エチルオキサリルクロリドと反応させる。次いで第2のアミンを加え、そしてその懸濁液を、油浴を使用して一晩80℃に加熱するか、またはマイクロ波反応器中で、5分間、160℃に加熱する。その反応混合物を、分取HPLCまたは水性精密検査(work−up)に供し得、そして粗生成物を、代表的には、再結晶法、フラッシュカラムクロマトグラフィーまたは当業者に周知の他の方法によって容易に精製し得ることにより、純粋なオキサルアミドを得る。以下で報告される収率は、最適化されなかった。
スキーム1d.尿素の調製
Figure 2008530020
スキーム2
Figure 2008530020
スキーム2では、ピラジン誘導体(VIII)の調製についての方法を記載する。例えば、塩基の存在下で加熱条件下での置換または非置換の2,3−ジアミノプロピオン酸(V)と2,3−ジオン(VI)との反応により、酸性化後、置換ピラジン−2−カルボン酸(VII)が得られる。その酸は、様々なアミン(III)と縮合することにより、スキーム1aに示される条件を使用して、所望のアミド(XIII)が生成される。
スキーム3
Figure 2008530020
スキーム3では、ベンゾフラン誘導体(XII)の調製の方法を記載する。例えば、塩基の存在下、加熱条件下での、2−ヒドロキシベンズアルデヒド(IX)と2−ブロモ−マロン酸ジエチルエステル(X)との反応により、置換ベンゾフラン−2−カルボン酸(XI)が得られる。その酸は、様々なアミン(III)と縮合することにより、スキーム1aに示される条件を使用して、所望のアミド(XII)が生成される。
スキーム4
Figure 2008530020
スキーム4では、アルコキシアルキルアミド(XX)の調製の方法を記載する。1つの方法において、無水フタル酸(XIII)を、アミノアルコール(XIV)とともに加熱して、そのアルコール(XV)を得て、次いで、それを塩基の存在下でアルキルハロゲン化物(XVI)と反応させることにより、そのアルコキシ(XVII)が生成される。そのフタルイミド(XVII)をヒドラジンで処理することより、所望のアミン(XVIII)が生成され、それをスキーム1aに記載されたようにさらに酸(II)と縮合することにより、アルコキシアルキルアミド(XX)が得られる。あるいは、スキーム1aに記載される方法を使用して、酸(II)をアミノアルコール(XIV)と縮合することにより、そのアルコール(XIX)が得られ、それを、さらにアルキル化することにより、(XX)が得られる。
スキーム5
Figure 2008530020
スキーム5では、アミド−アミド(XXIV)の調製の方法を記載する。アルキルハロゲン化物(IV)を、スキーム1bに記載されたようにアミノ酸(XXI)で処理することにより、対応する酸(XXII)が得られ、それを、スキーム1aに記載されたようにアミン(XXIII)とさらに縮合することにより、そのアミドアミド誘導体(XXIV)が得られる。
スキーム6
Figure 2008530020
スキーム6では、ベンゾオキサゾール(XXVIII)の調製の方法を記載する。
アミノフェノール(XXV)を、文献(例えば、J.Med.Chem.28(1985)1255を参照のこと)に記載された方法および/または実施例39〜47に列挙される方法を用いて、種々の試薬と縮合することにより、多岐にわたる置換基Xを有するベンゾオキサゾール(XXVI)を形成することができる。次いで、ベンゾオキサゾール中間体(XXVI)を、スキーム1aに記載された方法を使用して、アミン(V)と縮合することにより、そのアミド(XXVII)が得られる。あるいは、そのアミド(XXVII)を、アミノフェノール(XXV)をアミン(V)と第1の縮合を行うことにより調製して、アミノフェノール中間体(XXVIII)を得て、それを上で記載された様々な方法を使用して、さらにベンゾオキサゾール(XXVII)に変換する。
式(I)のアミドのR1基の適当な前駆体である多岐にわたるカルボン酸誘導体および式(I)の化合物の様々な亜属は、従来技術において公知の方法または方法の即時の適用によって容易に入手可能であるか、または商業的に入手可能である。特に、式(II)の化合物の前駆体である、置換アリールカルボン酸化合物または置換ヘテロアリールカルボン酸化合物は、商業的または周知の合成方法の使用を介して容易に入手可能であることが多い。同様に、式(I)のアミド化合物の適当な前駆体である多くのアミン化合物は、商業的または公知の合成の方法を介して容易に入手可能である。にもかかわらず、R基およびR基の一定の出発構成要素前駆体を合成するための方法を、以下のスキームおよび/または実施例に開示する。
スキーム7:置換1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−アミンのラセミ体の調製
Figure 2008530020
スキーム7に示されるように、ラセミの1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−アミン(XXXII)は、置換3,4−ジヒドロナフタレン−1(2H)−オン(ここで、独立して、選択されたR置換基は、いずれかの環上に存在し得る)をヒドロキシルアミンで処置することによって、そのオキシム(XXXII)に変換することにより容易に調製することができる。MeOH−NH中のRa/Niの存在下におけるオキシムの水素化または様々な公知の還元剤との還元によって、ラセミの置換1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−アミン誘導体(XXXII)が容易に得られる。ラセミの置換インダノンは、上で示したものと類似した反応順序によって容易に生成される。
スキーム8:置換3,4−ジヒドロナフタレン−1(2H)−オンの調製
Figure 2008530020
多くの置換ジヒドロナフタレオン(dihydronapthaleneone)は、容易に商業的に入手可能であるか、または上で説明したような従来の多くの方法を使用して調製され得る。
スキーム9:置換1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−アミンのエナンチオ選択的な調製
Figure 2008530020
スキーム9に記載されるように、キラルな置換1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−アミン誘導体(SエナンチオマーまたはRエナンチオマー)は、不斉合成を用いて(XXX)などのジヒドロナフタレニル(napthalenyl)ケトンから調製することができる(Stalker,R.A.et al.,Tetrahedron 2002,58,4837−4849を参照のこと)。ケトン(XXX)は、それぞれS−フェニルグリシノールまたはR−フェニルグリシノールと縮合することによりキラルなイミン(VaまたはVb)に変換される。次いでそのイミンは、水素化ホウ素ナトリウムを用いてアミンにエナンチオ選択的に還元され、続いて、キラル補助剤の酸化的開裂により、99%以上の鏡像体過剰率で説明された光学配置のアミンが得られる。
スキーム10:置換イソインドリンの調製:
Figure 2008530020
スキーム10では、置換イソインドリン(XXXV)を置換無水フタル酸から無水フタル酸を濃縮アンモニア溶液で処理することにより調製し、置換フタルイミドを得て(Noyes,W.A.,Porter,P.K.Org.Syn.、Coll.Vol.1,457を参照のこと)、続いてそのフタルイミドをボランメチルスルフィド錯体を用いて還元する(Gawley,R.E.、Chemburkar,S.R.,Smith,A.L.,Anklekar,T.V.J.Org.Chem.1988,53,5381を参照のこと)方法を記載する。
スキーム11:置換キノリンおよび置換イソキノリンの調製
Figure 2008530020
種々の置換へテロ芳香族のテトラリンは、ピリジンカルボン酸(XXXVa〜c)から合成することができる。HOBtおよびEDCIの存在下で、そのカルボン酸をジエチルアミンと反応させることにより、s−BuLi、TMEDAおよびMeIで処理されるとき、そのアミドにオルトメチル化を起こす活性化された芳香族アミドが得られる(Date,M.;Watanabe,M.;Furukawa,S.Chem.Pharm.Bull.1990,38,902−906を参照のこと)。次いで、そのメチル化されたジエチルアミドは、s−BuLi、TMEDAおよびエトキシジメチルビニルシランで処理することにより、所望のジヒドロキノリン−8(5H)−オンまたはジヒドロイソキノリン−5(6H)−オンに環化され得る。そのケトンが所望のキノリン−8−アミンもしくはイソキノリン−5−アミンのラセミ体または鏡像異性的に純粋なキノリン−8−アミンもしくはイソキノリン−5−アミン(XVa〜c)に変換することは、スキーム6または9に記載されているように達成され得る。
スキーム12:非置換テトラヒドロキノリンおよび非置換テトラヒドロイソキノリンの合成
Figure 2008530020
非置換テトラヒドロキノリンおよび非置換テトラヒドロイソキノリンは、McEachernおよび共同研究者(Skupinska,K.A.;McEachern,E.J.;Skerlj,R.T.;Bridger,G.J.J.Org.Chem.2002,67,7890−7893を参照のこと)に記載されているように、アミノ置換キノリン前駆体またはアミノ置換イソキノリン前駆体から出発して、合成することができる。そのアミノキノリンまたはアミノイソキノリンのアセチル化、それに続くAdamの触媒の存在下でのそのシクロヘキシル環の水素化、それに続く脱アセチル化により、R異性体のみのエナンチオ選択的アセチル化を介して、EtOAcの存在下で、candida antarticaリパーゼ(CALB)を用いて分離され得るラセミのアミノ−シクロヘキサンが得られる。S−アミンからのR−アセトアミドの分離に次いで、脱アセチル化により、所望の鏡像異性的に純粋なS−アミンが得られ、そしてそのR−アミンは、そのR−アセトアミドの加水分解によって得られる(Skupinska,K.A.;McEachern,E.J.;Baird,I.R.;Skerlj,R.T.;Bridger,G.J.J.Org.Chem.2003,68,3546−3551を参照のこと)。
スキーム13:Rの置換1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−4−アミン前駆体および3,4−ジヒドロ−2H−チオクロメン−4−アミン前駆体の合成
Figure 2008530020
Figure 2008530020
の1,2,3,4−テトラテトラヒドロキノリン−4−アミン前駆体および3,4−ジヒドロ−2H−チオクロメン−4−アミン前駆体の合成は、アニリン(XXXXa)またはチオフェノール(XXXXb)のアクリル酸へのマイケル付加反応を介して達成され得て(Ahn,Y.;Cohen,T.J.Org.Chem.1994,59,3142−3150を参照のこと)、それに続いて、ポリリン酸(PPA)を用いて環化することにより、環化されたヘテロ環式ケトン(XXXXIaおよびXXXXIb)が得られる(Higuchi,R.I;Edwards,J.P.;Caferro,T.R.;Ringgenberg,J.D.;Kong,J.W.;Hamann,L.G.;Arienti,K.L.;Marschke,K.B.;Davis,R.L.;Farmer,L.J.;Jones,T.K.Bioorg.Med.Chem.Lett.1999,9,1335−1340およびKinoshita,H.;Kinoshita,S.;Munechika,Y.;Iwamura,T.;Watanabe,Sh.−I;Kataoka,T.Eur.J.Org.Chem.2003,4852−4861を参照のこと)。窒素アミノケトン(XXXXIa)のアルキル化により、N−アルキル化ケトン(XXV)が得られ、そして所望のアミン(XXIVa、XXIVbおよびXXVI)は、スキーム7の方法によって、またはスキーム9で説明された方法をエナンチオ選択的に使用することによりラセミ混合物中に得られる。2,3−ジヒドロチオクロメン−4−オン(XXXXIb)の、そのスルホキシドへの酸化は、限定された量のジメチルジオキシランで処理することにより達成され得るが、過剰量の酸化剤による処理では、そのスルホンの形態が生じる(Patonay,T.;Adam,W.;Levai,A.;Kover,P.;Nemeth,M.;P,E.−M.;Peters,K.J.Org.Chem.2001,66,2275−2280を参照のこと)。所望の鏡像異性的に純粋なアミン(XXIXおよびXXX)は、スキーム9に概要を述べたように合成することができる。
本開示、教示、上で引用された論文および参考文献(これらのすべてが、本明細書中で参考として援用される)を考慮して、合成有機化学分野の当業者は、文献および本開示に与えられた方法によって必要な化合物および/または特許請求された化合物を調製する能力を完全に備えている。
本発明の化合物の生物学的活性の測定
細胞に基づく技術およびアッセイ(例えば、WO02/064631およびWO03/001876ならびに米国特許公開US2003−0232407A1)の両方を、適切な細胞株において発現されたT1R1/T1R3「薬味」味覚レセプターまたはT1R2/T1R3「甘味」味覚レセプターに対するアゴニスト活性またはアンタゴニスト活性について、多岐にわたるクラスの化合物を初めにスクリーニングするために使用した。一旦、このような細胞株におけるアミド化合物について最初の「当たり」が得られた場合、同じアッセイ、また特定の細胞および/またはレセプターに基づくアッセイを、MSGの薬味または公知の甘味料(例えば、スクロース、フルクトース)の甘味を増大させる、式(I)の化合物の能力を測定するために分析ツールとして使用し、そして高いレベルで最適化されたレベルの望ましい生物学的活性を有する化合物の種および属を設計、試験および同定するために、非常に関心のある化合物の随時行われるヒト味覚試験と組み合わせて、アミド化合物の構造的な改変体を合成および試験する相互作用的な(interative)プロセスを導く経験的なデータを提供するために使用した。
本発明の多くの実施形態は、T1R1/T1R3(好ましくはhT1R1/hT1R3)薬味レセプター(旨味レセプター)の活性を、単独またはhT1R1/hT1R3を活性化する別の化合物(例えば、MSG)と組み合わせて調節(増加または減少)する特定の化合物および特定のクラスの式(I)のアミド化合物の同定に関する。特に、多くの実施形態において、本発明は、hT1R1/hT1R3(ヒト旨味レセプター)の活性をインビトロおよび/またはインビボにおいて調節する式(I)のアミドに関する。別の局面において、本発明は、食料品もしくは医薬品または食用組成物もしくは医薬組成物に添加されるとき、単独または別の化合物もしくは風味剤と組み合わせて、ヒトの薬味(旨味)の知覚を調節する化合物に関する。
本発明の多くの実施形態は、T1R2/T1R3(好ましくは、hT1R2/hT1R3)甘味レセプターの活性を(単独またはhT1R2/hT1R3を活性化するか、もしくは別の方法で甘味を誘発する別の化合物(例えば、スクロース、グルコース、フルクトースなど)と組み合わせて)調節(増加または減少)する式(I)のアミド化合物のクラスおよび/または種の同定に関する。特に、本発明は、hT1R2/hT1R3(ヒト甘味レセプター)の活性をインビトロおよび/またはインビボにおいて調節する式(I)のアミドに関する。別の局面において、本発明は、食料品もしくは医薬品または食用組成物もしくは医薬組成物に添加されるとき、単独または別の化合物もしくは風味剤組成物と組み合わせて、ヒトの甘味の知覚を調節する化合物に関する。
本発明のいくつかの実施形態において、食料品もしくは医薬品または食用組成物もしくは医薬組成物に添加されるとき、単独または別の化合物または風味剤組成物と組み合わせて、式(I)のアミド化合物の少なくともいくつかが、ヒトの旨味および甘味の両方の知覚を調節し得ることが、非常に予想外にも発見されてきた。
インビトロにおけるhT1R1/hT1R3旨味レセプター活性化アッセイ
薬味アゴニスト活性および薬味向上剤活性(二重活性)を有する化合物を含む新規の薬味調味料および薬味向上剤を同定するために、式(I)の化合物を、化合物用量反応アッセイおよび増大アッセイを含む、第1のアッセイおよび第2のアッセイにおいてスクリーニングした。旨味を調節する潜在能力についての第1のアッセイにおいて、それ自体だけで薬味調味料であり得るか、またはMSGの風味向上剤であり得る式(I)のアミド化合物が、同定され、それらの活性の点数は、最大MSG強度の割合(%)として与えられる。化合物用量反応において、EC50を、薬味アゴニストまたは薬味向上剤としてのその化合物の作用強度を反映するために算出する。
誘導プロモーター(WO03/001876A2を参照のこと)下でGα15およびhT1R1/hT1R3を安定的に発現するHEK293細胞株誘導体(例えば、Chandrashekar,et al.,Cell(2000)100:703−711を参照のこと)を、薬味味覚特性を有する化合物を同定するために使用した。
本明細書中に網羅される化合物を、まず初めに、hT1R1/hT1R3−HEK293−Gα15細胞株に対するそれらの活性に基づいて選択した。活性は、FLIPR装置(Fluorometric Intensity Plate Reader,Molecular Devices,Sunnyvale、CA)に基づく自動蛍光イメージングアッセイ(FLIPRアッセイと命名)を用いて測定する。GlutaMAX(Invitrogen、Carlsbad、CA)、10%の透析したウシ胎児血清(Invitrogen、Carlsbad、CA)、100単位/mlのペニシリンG、100μg/mlのストレプトマイシン(Invitrogen、Carlsbad、CA)および60pMのミフェプリストン(hT1R1/hT1R3の発現を誘導するため(WO03/001876 A2を参照のこと))を補充したダルベッコ改変イーグル培地(DMEM)を含む培地中の1つのクローン由来の細胞(クローンI−17と命名)を、384ウェルプレートに(約48,000細胞/ウェルで)播いた。I−17細胞を、37℃で48時間生育した。次いでI−17細胞に、リン酸緩衝食塩水(D−PBS)(Invitrogen、Carlsbad、CA)中、4μMのカルシウム色素Fluo−3AM(Molecular Probes,Eugene,OR)を室温にて1.5時間ロードした。25μlのD−PBSに置換した後、所望の最終レベルの2倍に相当する濃度で様々な刺激物を補充した25μlのD−PBSを加えることにより、FLIPR装置中、かつ室温にて刺激を実施した。刺激前に測定された基準蛍光強度に正規化した後、レセプター活性を、(480nm励起および535nm放射で)最大蛍光増加を測定することにより、定量化した。
用量反応解析について、刺激は、1.5nM〜30μMの範囲に及ぶ10個の異なる濃度において2つ組で行った。活性を、最大レセプター反応を誘発する濃度である60mMのグルタミン酸一ナトリウムで得られる反応に対して正規化した。EC50(レセプターの活性化の50%を引き起こす化合物の濃度)を、Hill傾き、底部漸近線および頂部漸近線が変動してもよい場合は、非線形回帰アルゴリズムを用いて決定した。GraphPad PRISM(San Diego、California)などの非線形回帰解析用の市販のソフトウェアを使用して用量反応データを解析したとき、同一の結果が得られた。
様々な刺激に応答する細胞に対するhT1R1/hT1R3の依存性を決定するために、選択された化合物を、ミフェプリストンでレセプター発現を誘導されていないI−17細胞(非誘導I−17細胞と命名)において同様の解析に供した。非誘導I−17細胞は、FLIPRアッセイにおいて、グルタミン酸一ナトリウムまたは他の薬味味覚物質に対していかなる機能的な応答も示さない。化合物を、10μMまたは用量反応解析において使用される最大刺激の3倍で非誘導旨味細胞に提示させた。本明細書中で網羅される化合物は、FLIPRアッセイにおいて非誘導旨味細胞を使用したとき、いかなる機能的応答も示さない。
本発明のいくつかの局面において、約10mM未満のEC50は、T1R1/T1R3活性を誘導し、そして薬味アゴニストであると考えられる化合物であることを示している。好ましくは、薬味アゴニストは、約1mM未満のEC50値を有し得;そしてより好ましくは、約20μM、15μM、10μM、5μM、3μM、2μM、1μM、0.8μMまたは0.5μM未満のEC50値を有し得る。
旨味味覚向上活性アッセイ実験において、どれくらい効果的に本発明のアミド化合物が、試験溶液中の薬味風味剤(代表的には、MSG)を向上させるかという「EC50比」測定がもたらされる。一連の用量反応の測定は、MSGのみを含む溶液中で実施され、次いで、第2の用量反応は、MSGと所定の量の式(I)の候補化合物とを組み合わせて、同時に実施される。
このアッセイにおいて、グルタミン酸一ナトリウムは、試験化合物の固定された濃度の存在下または非存在下、2つ組で、濃度を上げながら(12μM〜81mMの範囲)実施される。代表的な試験される化合物濃度は、30μM、10μM、3μM、1μM、0.3μM、0.1μMおよび0.03μMであった。レセプターを向上させる際の式(I)の化合物の相対有効性は、グルタミン酸一ナトリウムに対するEC50におけるシフトの大きさを算出することにより決定した。向上は、試験化合物の非存在下で決定されたグルタミン酸ナトリウムのEC50に対する比(EC50R)として定義された。EC50R>2.0を示す化合物が、向上剤と見なされた。増大は、試験化合物の存在下で決定されたグルタミン酸一ナトリウムのEC50を試験化合物の非存在下で決定されたグルタミン酸一ナトリウムのEC50で割ったグルタミン酸一ナトリウムのEC50に対応する比(EC50R)として定義した。2.0より大きいEC50Rを示す化合物を、向上剤と考えた。
別の述べ方をすると、MSGと比較されるときの「EC50比」は、以下の定義に基づいて算出される:
MSGに対するEC50比=EC50(MSG)/EC50(MSG+[化合物])
ここで、「[化合物]」とは、MSG用量反応を誘発(または増大または増強)するために使用される式(I)の化合物の濃度のことをいう。
測定されたEC50比が、いくらかその化合物自体の濃度に依存し得ることに注意するべきである。好ましい薬味向上剤は、使用された化合物の低濃度においてMSGに対して高いEC50比を有し得る。好ましくは、旨味増大を測定するEC50比実験は、約10μMから約0.1μMまたは好ましくは、1.0μMもしくは3.0μMにおける式(I)の化合物の濃度で実施される。
1より大きいEC50比は、hT1R1/hT1R3活性を調節(増強)し、そして薬味向上剤である化合物であることを示す。より好ましくは、式(I)の薬味味覚向上剤化合物は、少なくとも1.2、1.5、2.0、3.0、4.0、5.0、8.0もしくは10.0またはそれ以上のEC50比の値を有する。
1つの局面において、特定の化合物の薬味調節の程度は、インビトロにおけるT1R1/T1R3のMSG活性化に対するその作用に基づいて評価される。同様のアッセイは、T1R1/T1R3レセプターを活性化すると知られている他の化合物を使用して設計され得ることが予測される。
上記の式に従って評価されるそれらのEC50比に基づいてhT1R1/hT1R3を調節すると示されている特定の化合物および一般的なクラスの化合物は、本発明の詳細な説明、実施例および特許請求の範囲で明らかにされている。
式(I)の旨味/薬味化合物のヒト味覚試験に用いられる手順を、本明細書中、以下に記載する。甘味レセプターアゴニズムおよび/またはヒトにおける甘味知覚についての式(I)の化合物の活性に匹敵するEC50アッセイもまた、本明細書中、以下に記載する。
インビトロにおけるhTlR2/hTlR3甘味レセプター活性化アッセイ:
Gα15およびhT1R2/hT1R3(Li,X.,Staszewski,L.,Xu,H.,Durick,K.,Zoller,M.,Adler,E.Proc Natl Acad Sci USA 2002,99,4692−4696.)国際特許公開WO03/001876 A2も参照のこと)を安定的に発現するHEK293細胞株誘導体(Chandrashekar,J.,Mueller,K.L.,Hoon,M.A.,Adler,E.,Feng,L.,Guo,W.,Zuker、C.S.,Ryba,NJ.Cell,2000,100,703−711.)を、甘味向上特性を有する化合物を同定するために使用した。
本明細書中に網羅される化合物を、hT1R2/hT1R3−HEK293−Gα15細胞株(Li,et al.前出)に対するそれらの活性に基づいてはじめに選択した。活性を、FLIPR装置(Fluorometric Intensity Plate Reader,Molecular Devices,Sunnyvale、CA)における自動蛍光イメージングアッセイ(FLIPRアッセイと命名)を用いて決定した。DMEM低グルコース(Invitrogen,Carlsbad,CA)、10%の透析されたウシ胎児血清(Invitrogen,Carlsbad,CA)、100単位/mlのペニシリンGおよび100μg/mlのストレプトマイシン(Invitrogen,Carlsbad,CA)(Li,et al.前出)国際公開番号WO03/001876 A2も参照のこと)を含む培地中の、1つのクローン由来の細胞(S−9細胞と命名)を(約50,000細胞/ウェルで)384ウェルプレートにまいた。S−9細胞を、37℃で24時間生育した。次いでS−9細胞に、リン酸緩衝食塩水(D−PBS)(Invitrogen,Carlsbad,CA)中、4μMのカルシウム色素Fluo−3AM(Molecular Probes,Eugene,OR)を室温にて1時間ロードした。25μlのD−PBSに置換した後、所望の最終レベルの2倍に相当する濃度で様々な刺激物を補充した25μlのD−PBSを加えることにより、FLIPR装置中、かつ室温にて刺激を実施した。刺激前に測定された基準蛍光強度に正規化した後、レセプター活性を、(480nm励起および535nm放射で)最大蛍光増加を測定することにより、定量化した。
用量反応解析について、刺激は、60nM〜30μMの範囲に及ぶ10個の異なる濃度において2つ組で行った。活性を、最大レセプター反応を誘発する濃度である400mMのD−フルクトースで得られる反応に対して正規化した。EC50を、Hill傾き、底部漸近線および頂部漸近線が変動してもよい場合は、非線形回帰アルゴリズム(Senomyx,Inc.ソフトウェアを使用して)を用いて決定した。GraphPad PRISM(San Diego,CA)などの非線形回帰解析用の市販のソフトウェアを使用して用量反応データを解析したとき、同一の結果が得られた。
様々な刺激に対する細胞応答についてのhT1R2/hT1R3の依存性を決定するために、選択された化合物を、(ヒト甘味レセプターを発現していない)HEK293−Gα15細胞において同様の解析に供した。HEK293−Gα15細胞は、D−フルクトースまたは他の任意の公知の甘味料についてのFLIPRアッセイにおいていかなる機能的な応答も示さない。同様に、本明細書中で網羅される化合物は、FLIPRアッセイにおいてHEK293−Gα15細胞を使用するとき、いかなる機能的な応答も誘導しない。
以下の実施例は、本発明の種々の例示的な実施形態を説明するためのもであって、いかなるの様式においても限定すると意図されない。
明細書の目的で、以下の実施例1〜174および対応する表A〜Eに個々に開示される化合物を、その実施例の番号によって呼ぶことがある。例えば、すぐ下に示されるように、実施例1は、特定の化合物(N−(ヘプタン−4−イル)ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5カルボキサミド)の合成およびその生物学的有効性の実験アッセイの結果を開示し、その化合物は、化合物1と本明細書中で呼ばれるか、呼ばれることがある。同様に、表Aで示される第1の化合物は、本明細書の別の箇所で化合物A1と呼ばれることがある。
実施例1 N−(ヘプタン−4−イル)ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−カルボキサミド
Figure 2008530020
ヘプタン−4−アミン(8.06mL,54mmol)のトリエチルアミン(15.3mL,108mmol)およびジクロロメタン(135mL)の溶液に、0℃にてジクロロメタン(135mL)に溶解したベンゾ[1,3]ジオキソール−5−カルボニルクロリド(10g,54mmol)の溶液を滴加した。その反応混合物を1時間撹拌した。溶媒を減圧下で除去し、その残渣をEtOAcに溶解した。その有機層を1NのHCl水溶液、1NのNaOH水溶液、水、ブライン、で連続して洗浄し、乾燥(MgSO)し、そして濃縮した。その残渣をEtOAcおよびヘキサン中で再結晶させることにより、6.9gのN−(ヘプタン−4−イル)ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−カルボキサミド(48.3%)を白色固体として得た。H NMR(500MHz,CDCl):δ0.92(t,6H),1.38(m,6H),1.53(m,2H),4.11(m,1H),5.63(m,1H),6.01(s,2H),7.98(d,1H),7.27(s,d,2H).MS(M+H,264)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50が、0.2μMであり、その化合物が0.03μMで存在しているとき、6.92のEC50比で、グルタミン酸一ナトリウムの有効性を高めた。
実施例2 N−(2−メチルヘプタン−4−イル)ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−カルボキサミド
Figure 2008530020
ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−カルボニルクロリドおよび2−メチルヘプタン−4−アミン(実施例2a)を使用して実施例1と同様の様式で調製した。H NMR(500MHz,CDCl):δ0.93(m,9H);1.38(m,5H);1.53(m,1H);1.66(m,1H);4.21(m,1H);5.61(d,1H);6.01(s,2H);6.82(d,1H);7.26(m,2H).MS(278,M+H)。
a.2−メチルヘプタン−4−アミンの調製:
2−メチルヘプタン−4−オン(4.24g,33.07mmol)のメタノール溶液(60mL)に、酢酸アンモニウム(25.50g,330.71mmol)およびシアノホウ水素化ナトリウム(2.08g,33.07mmol)を加えた。その反応混合物を、室温にて約24時間撹拌した。その溶媒を減圧下で除去し、その残渣を水で希釈し、15%NaOH水溶液で塩基性化し、そしてエーテルで抽出した。その抽出物をブラインで洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、そして蒸発させることにより、3.3gの2−メチルヘプタン−4−アミンを得た(77%)。MS(M+H,130)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、0.22μMであった。
実施例3 N−(2−メチルヘキサン−3−イル)ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−カルボキサミド
Figure 2008530020
ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−カルボニルクロリドおよび2−メチルヘキサン−3−アミンを使用して、実施例1と同様の様式で調製した(実施例3a)。H NMR(500MHz,CDCl):δ0.93(m,9H);1.37(m,3H);1.56(m,1H);1.83(m,1H);4.01(m,1H);5.67(d,1H);6.02(s,2H);6.82(d,1H);7.28(m,2H).MS(M+H,264)。
a.2−メチルヘキサン−3−アミンを、実施例2aに記載した手順と同じ手順を使用して、2−メチルヘキサン−3−オンから出発して調製した。収率:40%。H NMR(500MHz,CDCl):δ0.86(d,3H);0.91(m,6H);1.20−1.29(m,2H);1.38−1.47(m,2H);1.47(s,2H);1.58(m,1H);2.51(m,1H).MS(M+H,116)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、0.61μMであった。
実施例4 N−(2,3−ジメチルシクロヘキシル)ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−カルボキサミド
Figure 2008530020
2,3−ジメチルシクロヘキサンアミン(20μmol)およびベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−カルボン酸(1.1当量)を各々アセトニトリル/ジクロロメタン(200μL,2:1)に溶解した。PS−カルボジイミド樹脂(2当量)を1.2mLの96ウェルGreinerプレートに装填し、続いてアミンおよび酸溶液を加えた。ヒドロキシベンゾチアゾール(1.1当量)をDMF(100mL)に溶解し、反応ウェルに加えた。その反応物を一晩、室温にて振盪した。一旦、この反応が完結してから、PS−トリスアミン樹脂(1.5当量)をその反応混合物に加え、その溶液を一晩、室温にて振盪させた。アセトニトリル(200mL)を反応ウェルに加え、そして上部の透明な溶液を新しいプレートに移した。その溶液を蒸発させることにより、N−(2,3−ジメチルシクロヘキシル)ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−カルボキサミドを得た。MS(M+H,276.20)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、0.45μMであり、その化合物が1μMで存在しているとき、8.4のEC50比で、グルタミン酸一ナトリウムの有効性を高めた。
実施例5 N−(5−メチルヘキサン−3−イル)ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−カルボキサミド
Figure 2008530020
ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−カルボニルクロリドおよび5−メチルヘキサン−3−アミンを使用して、実施例1と同様の様式で調製した(実施例5a)。収率:48%。H NMR(500MHz,CDCl):δ0.94(m,9H);1.37(t,3H);1.45(m,1H);1.64(m,2H);4.13(m,1H);5.61(d,1H);6.01(s,2H);6.82(d,1H);7.27(m,2H).MS(M+H,264)。
a.2−メチルヘキサン−3−アミンを実施例2aに記載した手順と同じ手順を使用して、5−メチルヘキサン−3−オンから出発して、調製した。収率:54%。MS(M+H,116)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、0.57μMであった。
実施例6 (R)−メチル2−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−6−カルボキサミド)−4−メチルペンタノエート
Figure 2008530020
ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−カルボニルクロリドおよびD−ロイシンメチルエステルヒドロクロリドを使用して実施例1と同様の様式で調製した。収率:83%。H NMR(500MHz,CDCl):δ0.98(m,6H);1.63−1.67(m,1H);1.71−1.76(m,2H);3.76(s,3H);4.83(m,1H);6.03(s,2H);6.38(d,1H);6.83(d,1H);7.32(s,1H);7.33(d,1H).MS(M+H,294).m.p:89−90C。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、0.34μMであり、その化合物が0.1μMで存在しているとき、4.9のEC50比で、グルタミン酸一ナトリウムの有効性を高めた。
実施例7 N−(1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−カルボキサミド
Figure 2008530020
ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−カルボン酸および1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−アミンを使用して実施例4と同様の様式で調製した。MS(M+H,296.6).
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、0.71μMであり、その化合物が0.3μMで存在しているとき、7.8のEC50比で、グルタミン酸一ナトリウムの有効性を高めた。
実施例8 (R)−N−(1−ヒドロキシ−4−メチルペンタン−2−イル)ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−カルボキサミド
Figure 2008530020
ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−カルボン酸および(R)−アミノロイシノールを使用して実施例4と同様の様式で調製した。MS(M+H,266.1)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、9μMであり、その化合物が3μMで存在しているとき、2のEC50比で、グルタミン酸一ナトリウムの有効性を高めた。
実施例9 (R)−N−(1−メトキシ−4−メチルペンタン−2−イル)ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−カルボン酸
Figure 2008530020
(R)−1−メトキシ−4−メチルおよびペンタン−2−アミン(実施例9a)を使用して実施例4と同様の様式で調製した。収率:55%。H NMR(500MHz,CDCl):δ0.95(m,6H);1.43(m,1H);1.55(m,1H);1.65(m,1H);3.36(s,3H);3.46(m,2H);4.33(m,1H);6.01(s,2H);6.13(d,1H);6.82(d,1H);7.28(m,2H).MS(M+H,280)。
a.(R)−1−メトキシ−4−メチルペンタン−2−アミン
(R)−2−(1−メトキシ−4−メチルペンタン−2−イル)イソインドリン−1,3−ジオン(実施例9b)(3.87g,14.84mmol)のメタノール溶液(30mL)に、水和ヒドラジン(0.866mL,17.81mmol)を加え、その反応混合物を約3時間、45℃まで温めた。その混合物を2NのHClで酸性化し、45℃で30分間撹拌した。その溶液を室温に冷却し、濾過し、蒸発させた。その残渣を2NのNaOHに溶解し、エーテルで抽出し、MgSOで乾燥し、濾過し、そして蒸発させることにより、1.51gの(R)−1−メトキシ−4−メチルペンタン−2−アミンを得た。収率77%。H NMR(500MHz,CDCl):δ0.91(m,6H);1.17(m,2H);1.58(s,2H);1.71(m,1H);3.02(m,1H);3.10(m,1H);3.32(m,1H);3.35(s,3H)。
b.(R)−2−(1−メトキシ−4−メチルペンタン−2−イル)イソインドリン−1,3−ジオン
(R)−2−(1−ヒドロキシ−4−メチルペンタン−2−イル)イソインドリン−1,3−ジオン(実施例9c)(5.88g,23.87mmol)を乾燥THF(25mL)およびヘキサメチル−ホスホルアミド(30mL)に溶解し、そしてその溶液を0℃に冷却した。水素化ナトリウム(鉱油中60%、1.15g,28.65mmol)を加え、10分後にヨードメタン(7.43ml,119.35mmol)を滴加し、そしてその溶液をゆっくりと室温まで温め、一晩撹拌した。その反応混合物を氷/水に注ぎこみ、EtOACで抽出し、ブラインで洗浄し、MgSOで乾燥し、濾過し、そして蒸発させた。その残渣をシリカゲル(ヘキサン中20%EtOAC)で精製することにより、3.92gの (R)−2−(1−メトキシ−4−メチルペンタン−2−イル)イソインドリン(isoindoine)−1,3−ジオンを得た(63%)。
c. (R)−2−(1−ヒドロキシ−4−メチルペンタン−2−イル)イソインドリン−1,3−ジオン:
無水フタル酸(10.30g,69.55mmol)およびD−ロイシノール(8.15g,69.55mmol)をTHF(100mL)中で混合し、その反応混合物を85℃に加熱し、そして18時間還流した。室温に冷却した後、水を加え、その溶液をEtOACで抽出し、その抽出物を1NのHCl、水、NaHCO水溶液、水およびブラインで洗浄し、MgSOで乾燥し,濾過し、そして蒸発させることにより、8.1gの(R)−2−(1−ヒドロキシ−4−メチルペンタン−2−イル)イソインドリン−1,3−ジオンを得た(47%)。H NMR(500MHz,CDCl):δ0.94(m,6H);1.54(m,2H);1.99(m,1H);3.86(m,1H);4.04(m,1H);4.47(m,1H);7.72(m,2H);7.83(m,2H)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、3.5μMであった。
実施例10 (R)−メチル2−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−6−カルボキサミド)−3−メチルブタノエート
Figure 2008530020
ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−カルボン酸および (R)−メチル2−アミノ−3−メチルブタノエートを使用して、実施例4と同様の様式で調製した。収率:50%。MS(M+H;280.1)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、1.16μMであった。
実施例11 2−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−6−カルボキサミド)−4−メチルペンチル二水素ホスフェート
Figure 2008530020
N−(1−ヒドロキシ−4−メチルペンタン−2−イル)ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−カルボキサミド(実施例11a)(0.57mmol,151mg)を無水アセトニトリル(2mL)に溶解し、そして1mLの0.45Mの、テトラゾールのアセトニトリル溶液を窒素下で加え、5分間撹拌した。次いで、0.627(1.1当量、207μl)のジベンジルジイソプロピルホスホロアミダイトを窒素下で滴加した。その混合物を1時間撹拌した。その溶媒を蒸発させ、そして粗中間体をDCMに溶解し、2%炭酸カリウムおよびブラインで2回洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。その物質を乾燥し、5mLのtert.ブチルヒドロペルオキシド(ノナン中、4M溶液)で30分間酸化した。その溶媒を蒸発させ、そのジベンジルエステル中間体を精製した(分取TLC)。そのベンジル基をトリフルオロ酢酸(95%TFAおよび5%水の混合物、3mL,1.5時間、室温)を使用して加水分解した。最終生成物を乾燥することにより、69mg(35%)の純粋物質を得た。H NMR(500MHz,CDCl):δ0.88−0.90(t,6H),1.23−1.27(m,2H),1.36−1.37(m,1H),1.53−1.62(m,2H),3.93(s,1H),3.98(s,1H),4.32(s,1H),5.90(s,2H),6.66−6.67(d,1H),6.98−6.99(b,2H),7.14(s,2H);31P:δ0.51(s).MS(M+H,346.0)。
a.N−(1−ヒドロキシ−4−メチルペンタン−2−イル)ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−カルボキサミドをピペロニル酸および2−アミノ−4−メチル−ペンタン−1−オールから実施例4と同様の様式で調製した。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、10.9μMであった。
実施例12 N−(ヘキサン−3−イル)−4−メトキシ−3−メチルベンズアミド
Figure 2008530020
4−メトキシ−3−メチル安息香酸およびヘキサン−3−アミン(実施例28a)を使用して実施例4と同様の様式で調製した。H NMR(500MHz,CDCl):δ0.94(m,6H);1.41(m,4H);1.46(m,1H);1.64(m,1H);2.24(s,3H);3.87(s,3H);4.08(m,1H);5.69(d,1H);6.83(d,1H);7.54(s,1H);7.62(d,1H).MS(M+H,250)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、0.12μMであった。
実施例13 (R)−N−(1−(ジメチルアミノ)−4−メチル−1−オキソペンタン−2−イル)ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−カルボキサミド
Figure 2008530020
(R)−2−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−6−カルボキサミド)−4−メチルペンタン酸(実施例13a)(52mg,0.19mmol)のDMF(4mL)およびジメチルアミン(メタノール中2M,36μl,2当量)の溶液を、HOBt(26mg,1当量)および1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)−カルボジイミドハイドロクロライド(44mg,1.2当量)の存在下で室温にて一晩縮合した。その反応混合物を蒸発させ、その残渣を酢酸エチルに溶解し、飽和NaHCOおよび水で連続して洗浄し、MgSOで乾燥し、濾過し、そして蒸発させることにより、48.6mgの生成物を得た(84%)。その物質をさらにRPHPLCを使用して精製した。H NMR(500MHz,CDCl):δ0.93−0.94(d,3H),1.03−1.05(d,3H),1.48−1.52(m,1H),1.59−1.63(m,1H),2.98(s,3H),3.14(s,3H),5.17−5.21(m,1H),6.01(s,2H),6.80−6.82(d,1H),6.89−6.91(d,1H),7.29−3.30(d,1H),7.33−7.35(dd,1H).MS(M+H;307.2)。
a.(R)−2−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−6−カルボキサミド)−4−メチルペンタン酸:ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−カルボニルクロリドおよびD−ロイシンを使用して実施例1と同様の様式で調製した。収率:55%。MS(M+H,280.2)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、1.06μMであった。
実施例14 2−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−6−カルボキサミド)ペンチルアセテート
Figure 2008530020
N−(1−ヒドロキシペンタン−2−イル)ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−カルボキサミド(実施例14a)(59.8mg,0.238mmol)のジクロロメタン溶液(5mL)にトリエチルアミン(166mL,1.19mmol)を加えた。アセチル無水物(112.5mL,1.19mmol)をゆっくり加え、その混合物をアルゴン下、外界温度で一晩撹拌した。その溶液を炭酸水素ナトリウムの飽和溶液、水およびブラインで連続して洗浄した。その有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過に続いて溶媒を減圧下で除去することにより、50.8mgの2−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−6−カルボキサミド)ペンチルアセテートを得た(73%)。H NMR(CDCl):δ0.95(t,3H,J=7.2Hz),1.43(m,2H),1.57(m,2H),2.1(s,3H),4.11(dd,1H,J=3.5Hz,J=11.5Hz),4.27(dd,1H,J=3.5Hz,J=11.4Hz),4.29(m,1H),6.02(s,2H),6.1(m,1H),6.82(d,1H,J=8.4Hz),7.27(m,2H).MS(M+H,294)。
a.N−(1−ヒドロキシペンタン−2−イル)ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−カルボキサミドをベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−カルボン酸および2−アミノペンタン−1−オールを使用して実施例4と同様の様式で調製した。収率:76%。MS(M+H,252)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、11.9μMであり、その化合物が3μMで存在しているとき、4.1のEC50比で、グルタミン酸一ナトリウムの有効性を高めた。
実施例15 (R)−N−(4−メチル−1−オキソ−1−(2−(ピリジン−3−イル)エチルアミノ)ペンタン−2−イル)ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−カルボキサミド
Figure 2008530020
2−(3−ピリジル)エチルアミンおよび(R)−2−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−6−カルボキサミド)−4−メチルペンタン酸(実施例13a)を使用して実施例13と同様の様式で調製した。(MS M+384.2).
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、1.7μMであった。
実施例16 N−((R)−1−(2−(ヒドロキシメチル)ピロリジン−1−イル)−4−メチル−1−オキソペンタン−2−イル)ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−カルボキサミド
Figure 2008530020
R/Sプロピノール(propinol)および(R)−2(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−6−カルボキサミド)−4−メチルペンタン酸(実施例13a)を使用して実施例13と同様の様式で調製した。(MS M+363.2)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、3μMであった。
実施例17 N−(ヘプタン−4−イル)−6−メチルベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−カルボキサミド
Figure 2008530020
6−メチルベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−カルボン酸およびヘプタン−4−アミンを使用して実施例4と同様の様式で調製した。MS(M+H,278.67)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、0.11μMであった。
実施例18 N−(ヘプタン−4−イル)−2−メチルベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−カルボキサミド
Figure 2008530020
N−(ヘプタン−4−イル)−3,4−ジヒドロキシベンズアミド(実施例18a)(0.5mmol)をトルエン(1.6mL)に溶解した。P−トルエンスルホン酸一水和物(0.3当量)をその反応物に加え、続いてアセトアルデヒド(2当量)を加えた。その反応物をマイクロ波(180C,300W)を使用して実施し、10分間行った。その溶媒を蒸発させた。その残渣をメタノール(1mL)に溶解し、そしてHPLCで精製した。収率20%,MS(M+H 278.10)。
a.N−(ヘプタン−4−イル)−3,4−ジヒドロキシベンズアミドを3,4−ジヒドロキシ安息香酸およびヘプタン−4−アミンを使用して実施例4と同様の様式で調製した。収率:25%。MS(M+H,252.1)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、0.1μMであり、その化合物が0.03μMで存在しているとき、3.68のEC50比で、グルタミン酸一ナトリウムの有効性を高めた。
実施例19 エチル2−(5−(ヘプタン−4−イルカルバモイル)ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−2−イル)アセテート
Figure 2008530020
N−(ヘプタン−4−イル)−3,4−ジヒドロキシベンズアミド(実施例18a)(0.29mmol,75mg)を6当量過剰(242mg)の炭酸カリウムとともに乾燥アセトンに溶解し、次いで1.2当量過剰(36μl)のプロピン酸エチルエステルを加え、そして混合物を24時間還流した。その溶媒を蒸発させ、固体をジクロロメタンに溶解し、10%NaHCOおよび水で抽出した。その粗生成物をシリカゲルのクロマトグラフィーで精製することにより、72mgの所望の生成物を得た(71%)。H NMR(500MHz,CDCl):δ0.91−0.94(t,6H),1.23−1.30(m,4H),1.37−1.41(4H),2.97−2.98(d,2H),3.70−3.74(dd,2H),4.12−4.17(m,1H),4.2−4.24(m,3H),5.61−5.64(d,1H),6.58−6.60(t,1H),6.79−6.81(d,1H),7.23(s,1H),7.60−7.85(b,1H).MS(M+H,350.1)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、14μMであり、その化合物が3μMで存在しているとき、2.5のEC50比で、グルタミン酸一ナトリウムの有効性を高めた。
実施例20 N−(ヘプタン−4−イル)−2,2−ジメチルベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−カルボキサミド
Figure 2008530020
ナトリウム2,2−ジメチルベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−カルボキシレートおよび4−ヘプチルアミン(実施例20a)を使用して実施例4と同様の様式で調製した。収率30%。H NMR:δ0.92(t,6H,J=7.2Hz),1.42(m,6H),1.53(m,2H),1.68(s,6H),4.12(m,1H),5.61(d,1H,J=8.9Hz),6.72(d,1H,J=8Hz),7.16(d,1H,J=1.5Hz),7.22(dd,1H,J=1.5Hz,J=17Hz).MS(M+H,292)。
a.ナトリウム2,2−ジメチルベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−カルボキシレートおよび4−ヘプチルアミン:エチル2,2−ジメチルベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−カルボキシレート(実施例20b)(461mg,2.08mmol)をジオキサン(16mL)および1.0NのNaOH水溶液(4.16mL)中で20時間、室温にて撹拌した。その溶媒を減圧下で除去することにより、所望の生成物を得た(449mg)。(M−H,193)。
b.エチル2,2−ジメチルベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−カルボキシレート:
エチル3,4−ジヒドロキシベンゾエート(910.9mg,5mmol)を2,2−ジメトキシプロパン(1.23mL,10mmol)および触媒量のp−トルエンスルホン酸のトルエン溶液と混合した。その混合物をディーン−スタークトラップを使用して20時間加熱還流した。溶媒を減圧下で除去した後、粗生成物を酢酸エチルに溶解し、炭酸水素ナトリウムの飽和水溶液、水およびブラインで連続して洗浄した。その有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥した。ヘキサン:酢酸エチル、90:10〜75:25の勾配を使用するシリカゲルのクロマトグラフィーで精製することにより、白色粉末(539.lmg,49%)を得た。H NMR(CDCl):δ1.36(t,3H,J=7.2Hz),1.69(s,6H),4.32(q,2H,J=7.1Hz,J=14.2Hz),6.74(d,1H,d,J=8.2Hz),7.38(d,1h,J=1.7Hz),7.61(dd,1H,J=1.8Hz,J=8.3Hz)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、2.7μMであった。
実施例21 N−(ヘプタン−4−イル)−2−イソプロピルベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−カルボキサミド
Figure 2008530020
2−イソプロピルベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−カルボン酸(実施例21a)および4−ヘプチルアミンを使用して実施例4と同様の様式で調製した。収率:34%。H NMR(CDCl):δ0.92(t,6H,J=7.2Hz),1.04(d,6H,J=6.9Hz),1.40(m,6H),1.43(m,2H),2.15(m,1H),4.11(m,1H),5.62(d,1H,J=8.9Hz),5.96(d,1H,J=4.4Hz),6.75(d,1H,J=8.0Hz),7.19(d,1H,J=1.8Hz),7.22(d,1H,J=1.9Hz),7.23(d,1H,J=1.6Hz).MS(M+H,291)。
a.2−イソプロピルベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−カルボン酸:3,4−ジヒドロ安息香酸(154.12mg,1mmol)およびイソブチルアルデヒド(182μl,2mmol)をトルエン(3mL)中で混合し、触媒量のp−トルエンスルホン酸を加えた。その混合物を180℃にて、275の出力設定で10分間、マイクロ波に供した。その溶液を濾過し、そして蒸発させることにより、100mgの所望の生成物を得た(48%)。MS(M−H,207)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、11.5μMであり、その化合物が3μMで存在しているとき、2.2のEC50比で、グルタミン酸一ナトリウムの有効性を高めた。
実施例22 2,2−ジフルオロ−N−(ヘプタン−4−イル)ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−カルボキサミド
Figure 2008530020
2,2−ジフルオロベンゾ[d][1,3]ジオキソール5−カルボン酸および4−ヘプチルアミンを使用して実施例4と同様の様式で調製した。(M+H,300.2)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、1.51μMであり、その化合物が1μMで存在しているとき、2.87のEC50比で、グルタミン酸一ナトリウムの有効性を高めた。
実施例23 2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシン−6−カルボン酸(1−プロピル−ブチル)−アミド
Figure 2008530020
2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシン−6−カルボン酸およびヘプタン−4−アミンを使用して実施例4と同様の様式で調製した。MS(M+H,278.2)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、0.49μMであった。
実施例24 N−(ヘプタン−4−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1.4]ジオキセピン−7−カルボキサミド
Figure 2008530020
2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシン−6−カルボン酸およびヘプタン−4−アミンを使用して実施例4と同様の様式で調製した。MS(M+H,292.2)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、6.4μMであった。
実施例25 ベンゾフラン−2−カルボン酸(1−プロピルブチル)アミド
Figure 2008530020
ベンゾフラン−2−カルボニルクロリドおよびヘプタン−4−アミンを使用して実施例1と同様の様式で調製した。収率:73%。H NMR(500MHz,CDCl):δ0.93(t,6H,J=7.2Hz),1.41(m,8H),3.01(s,3H),4.18(m,1H),6.29(d,1H,J=9.94Hz),7.20(d,1H,J=8.62Hz),7.37(m,2H),7.44(s,1H).MS(M+H,260)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、0.88μMであり、その化合物が0.3μMで存在しているとき、2.6のEC50比で、グルタミン酸一ナトリウムの有効性を高めた。
実施例26 N−(ヘプタン−4−イル)−5−メチルベンゾフラン−2−カルボキサミド
Figure 2008530020
5−メチルベンゾフラン−2−カルボン酸(実施例26a)およびヘプタン−4−アミンを使用して実施例4と同様の様式で調製した。収率:46%。H NMR(500MHz,CDCl):δ0.94(t,6H,J=7.2Hz),1.41(m,10H),2.44(s,1H),4.18(m,1H),6.29(d,1H,J=8.6Hz),7.21(d,1H,J=8.4Hz),7.37(m,2H),7.44(s,1H).MS(M+H,274)。
a.5−メチルベンゾフラン−2−カルボン酸:2−ヒドロキシ−5−メチルベンズアルデヒド(544.2mg,4mmol)をジエチルブロモマロネート(1mL,6mmol)および炭酸カリウム(1.1g,8mmol)とメチルエチルケトン(5mL)中で混合して、その混合物を一晩加熱還流した。その溶媒をロータリーエバポレーターで除去することにより、粗油状物を得た。次いでその油状物を水酸化カリウムの10%エタノール溶液(10mL)に加え、45分間加熱還流した。その溶媒を減圧下で除去し、次いでその残渣を2.0NのHSO溶液で処理した。次いでその遊離酸を大量の酢酸エチルで抽出した。その有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥した。酢酸エチルを除去することにより、566mgの5−メチル−2カルボキシベンゾフラン(80%)を帯黄色粉末として得た。H NMR(500MHz,CDOD):δ2.44(s,3H),7.30(d,1H,J=8.7Hz),7.45(d,1H,J=8.5Hz),7.51(d,2H,J=7.5Hz)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、0.94μMであった。
実施例27 (R)−メチル4−メチル−2−(5−メチルベンゾフラン−2−カルボキサミド)ペンタノエート
Figure 2008530020
5−メチルベンゾフラン−カルボン酸(実施例26a)およびD−ロイシンメチルエステルを使用して実施例4と同様の様式で調製した。H NMR(500MHz,CDCl):δ0.98(d,3H,J=6.26Hz),1.00(d,3H,J=6.17Hz),1.56(s,3H),1.76(m,3H),2.48(s,3H),3.78(s,3H),4.86(m,1H),6.95(m,1H),7.23(dd,1H,J=8.54Hz,J=1.55Hz),7.40(m,2H).7.44(dd,1H,J=1.72,J=0.9Hz).MS304(M+H,304)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、0.11μMであった。
実施例28 N−(ヘキサン−3−イル)−5−メチルベンゾフラン−2−カルボキサミド
Figure 2008530020
5−メチルベンゾフラン−2−カルボン酸(実施例26a)およびヘキサン−3−アミン(実施例28a)を使用して実施例4と同様の様式で調製した。収率:49%。H NMR(500MHz,CDCl):δ0.94(m,6H),1.40−1.68(m,6H),2.36(s,3H),4.07(m,1H),5.74(d,1H,J=8.97Hz),7.16(d,1H,J=7.80Hz),7.31(dd,1H,J=1.73Hz,J=1.73Hz),7.66(d,1H,J=1.72Hz).MS(M+H,260)。
a.ヘキサン−3−アミンを実施例2aに記載した手順と同じ手順を使用して、ヘキサン−3−オンから出発して、調製した。収率:58%。H NMR(500MHz,CDCl):δ0.94(m,6H);1.36−1.58(m,6H);2.83(m,1H);3.12(s,2H).MS:(102,M+H)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、0.74μMであった。
実施例29 N−(ヘキサン−3−イル)−5−メトキシベンゾフラン−2−カルボキサミド
Figure 2008530020
5−メトキシベンゾフラン−2−カルボン酸およびヘキサン−3−アミン(実施例28a)を使用して実施例4と同様の様式で調製した。収率:32%。H NMR(500MHz,CDCl):δ0.96(m,6H);1.40−1.67(m,6H);3.85(s,3H);4.09(m,1H);6.28(d,1H);7.01(dd,1H);7.08(d,1H);7.38(m,2H).MS(276,M+H)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、0.4μMであった。
実施例30 (R)−メチル3−シクロヘキシル−2−(5−メトキシベンゾフラン−2−カルボキサミド)プロパノエート
Figure 2008530020
5−メトキシベンゾフラン−2−カルボン酸および (R)−メチル2−アミノ−3−シクロヘキシルプロパノエートを使用して実施例4と同様の様式で調製した。収率:45%。MS(M+H,260.3)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、1.14μMであった。
実施例31 5−メトキシ−N−(5−メチルヘキサン−3−イル)ベンゾフラン−2−カルボキサミド
Figure 2008530020
5−メトキシベンゾフラン−2−カルボン酸および5−メチルヘキサン−3−アミン(実施例5a)を使用して実施例4と同様の様式で調製した。収率:67%。H NMR(500MHz,CDCl):δ0.96(m,9H);1.39−1.52(m,3H);1.66(m,2H);3.85(s,3H);4.17(m,1H);6.24(d,1H);7.01(dd,1H);7.08(d,1H);7.38(m,2H).MS(290,M+H)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、1.04μMであった。
実施例32 (R)−メチル4−クロロ−2−(5−メチルベンゾフラン−2−カルボキサミド)ペンタノエートの調製
Figure 2008530020
5−クロロベンゾフラン−2−カルボン酸およびD−ロイシンメチルエステルを使用して実施例4と同様の様式で調製した。MS(M+H,324)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、0.82μMであった。
実施例33 (R)−メチル4−メチル−2−(3−メチルベンゾフラン−2−カルボキサミド)ペンタノエート
Figure 2008530020
3−メチルベンゾフラン−2−カルボン酸およびD−ロイシンメチルエステルを使用して実施例4と同様の様式で調製した。MS(M+H,304)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、1.18μMであった。
実施例34 N−(ヘプタン−4−イル)ベンゾ[b]チオフェン−2−カルボキサミド
Figure 2008530020
ベンゾ[b]チオフェン−2−カルボン酸および4−ヘプチルアミンを使用して実施例4と同様の様式で調製した。MS(M+H,276)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、0.21μMであった。
実施例35 N−(ヘプタン−4−イル)−1H−インドール−2−カルボキサミド
Figure 2008530020
1H−インドール−2−カルボン酸および4−ヘプチルアミンを使用して実施例4と同様の様式で調製した。MS(M+H,259)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、6.8μMであった。
実施例36 (R)−メチル4−メチル−2−(5−メチル−1H−インドール−2−カルボキサミド)ペンタノエート
Figure 2008530020
5−メチル−1H−インドール−カルボン酸およびD−ロイシンメチルエステルを使用して実施例4と同様の様式で調製した。収率:50%。H NMR(500MHz,CDCl):δ0.98(d,3H,J=6.3Hz),1.00(d,3H,J=6.1Hz),2.44(s,3H),3.784(s,3H),4.87(m,1H),6.56(d,1H,J=8.39Hz),6.85(dd,1H,J=1.94Hz,J=0.68Hz),7.12(dd,1H,J=8.46Hz,J=1.55Hz),7.31(d,1H,J=8.45Hz),7.42(s,1H)..MS(MH+,303)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、6.6μMであった。
実施例37 N−(ヘプタン−4−イル)−1−メチル−1H−インドール−2−カルボキサミド
Figure 2008530020
1−メチル−1H−インドール−2−カルボン酸および4−ヘプチルアミンを使用して実施例4と同様の様式で調製した。収率45%。H NMR(500MHz,CDCl):δ0.95(t,6H,J=7.2Hz),1.46(m,4H),1.57(m,4H),4.05(s,3H),4.15(m,1H),5.85(d,1H),6.80(s,1H),7.14(t,1H,J=7.4Hz),7.31(t,1H,J=7.5Hz),7.38(d,1H,J=8.4Hz),7.62(d,1H,J=8Hz).MS(M+H,273)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、1.79μMであった。
実施例38 N−(ヘプタン−4−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−5−カルボキサミド
Figure 2008530020
1H−ベンゾ[d]イミダゾール−5カルボン酸および4−ヘプチルアミンを使用して実施例4と同様の様式で調製した。収率:80%。H NMR(500MHz,CDCl):δ0.94(t,6H,J=7.2Hz),1.42(m,6H),1.57(m,2H),4.21(m,1H),6.18(m,1H),7.64(m,2H),8.16(m,1H),8.28(s,1H).MS(M+H,260)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、18.6μMであった。
実施例39 ベンゾオキサゾール−5−カルボン酸(1−プロピルブチル)アミド
Figure 2008530020
ベンゾオキサゾール−5−カルボン酸(実施例39a)および4−ヘプチルアミンを使用して実施例4と同様の様式で調製した。H NMR(500MHz,CDCl):δ8.16(d,J=5.4Hz,1H),7.89(d,J=8.6Hz,1H),7.64(d,J=8.6Hz,1H),5.82(d,J=8.6Hz,1H)4.10−4.22(m,1H),1.58−1.62(m,4H),1.40−1.49(m,4H),0.95(t,J=7.2Hz,6H);ESIMS:261(MH)。
a.ベンゾオキサゾール−5−カルボン酸:3−アミノ−4−ヒドロキシ安息香酸500mg,3.26mmol)およびトリメチルオルトホルメート(5mL)の混合物を2時間アルゴン下で65℃に加熱した。その反応混合物を室温に冷却し、濾過し、そしてヘキサンで洗浄した。その濾液を真空中で濃縮することにより、白色固体として生成物を得た(78mg,15%):H NMR(500MHz,CDCl):δ8.57(d,J=1.5Hz,1H),8.20(dd,J=8.4,1.8Hz,1H),8.20(s,1H),7.67(d,J=9.0Hz,1H).MS(M+H,164)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、1.91μMであった。
実施例40 2−メチル−ベンゾオキサゾール−5−カルボン酸(1−プロピル−ブチル)−アミド
Figure 2008530020
2−メチルベンゾオキサゾール−5カルボン酸(実施例40)および4−ヘプチルアミンから出発して、実施例4と同様の様式で調製した。H NMR(500MHz,CDCl)δ8.00(d,J=1.6Hz,1H),7.77(d,J=8.5,1.6Hz,1H),7.50(d,J=8.5Hz,1H),5.79(d,J=8.9Hz,1HforNH)4.10−4.22(m,1H),2.66(s,3H),1.58−1.65(m,4H),1.38−1.55(m,4H),0.94(t,J=7.2Hz,6H);MS(APCI,M+1):275.2。
a.2−メチルベンゾオキサゾール−5−カルボン酸:3−アミノ−4−ヒドロキシ安息香酸(1.5g,9.79mmol)およびトリメチルオルトアセテート(15mL,過剰量)の混合物を5時間、アルゴン下で65℃に加熱した。その反応混合物を室温に冷却し、濾過し、ヘキサンで洗浄した。その濾液を真空中で濃縮することにより、生成物を黄色固体として得た(1.4g,80%):H NMR(500MHz,CDOD)δ8.26(d,J=1.7Hz,1H),8.07(dd,J=8.5,1.6Hz,1H),7.67(d,J=8.2Hz,1H),2.67(s,1H);MS(APCI,M+1):178.10。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、0.33μMであった。
実施例41 2−エチル−ベンゾオキサゾール−5−カルボン酸(1−プロピル−ブチル)−アミド
Figure 2008530020
3−アミノ−4−ヒドロキシ−N−(1−プロピルブチル)ベンズアミド(実施例41a)およびトリメチルオルトプロピレートの混合物を5時間、N下で65℃に加熱した。その反応混合物を室温に冷却し、および真空中で濃縮した。得られた残渣を分取TLCを介してシリカゲル(CHCl中、3%MeOH)で精製することにより、生成物を白色固体として得た(42mg,73%):融点107〜108℃;MS(APCI,M+l):289.10。
a.3−アミノ−4−ヒドロキシ−N−(1−プロピルブチル)ベンズアミドを3−アミノ−4−ヒドロキシ安息香酸および4−ヘプチルアミンを使用して実施例4と同様の様式で調製した。収率57%。H NMR(500MHz,CDCl):δ0.93(t,6H);1.26−1.51(m,8H);4.09(m,1H);6.74(m,1H);7.05(s,1H);7.43(m,2H);7.77(m,2H).MS:(251,M+H)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、0.68μMであった。
実施例42 2−メトキシ−ベンゾオキサゾール−5−カルボン酸(1−プロピル−ブチル)−アミド
Figure 2008530020
3−アミノ−4−ヒドロキシ−N−(1−プロピルブチル)ベンズアミド(実施例4aa)およびテトラメチルオルトカルボネートを使用して実施例41と同様の様式で調製した。収率:60%。融点137〜138℃;MS(M+H,291.10)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、0.69μMであった。
実施例43 2−エトキシ−ベンゾオキサゾール−5−カルボン酸(1−プロピル−ブチル)−アミド
Figure 2008530020
3−アミノ−4−ヒドロキシ−N−(1−プロピルブチル)ベンズアミド(実施例41a)およびテトラエトキシメタンを使用して実施例41と同様の様式で調製した:融点128〜129℃;MS(M+H,305.1)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、5μMであった。
実施例44 N−(ヘプタン−4−イル)2−(メチルチオ)ベンゾ[d]オキサゾール−5−カルボキサミド
Figure 2008530020
0℃にてN−(ヘプタン−4−イル)−2−(メルカプト)ベンゾ[d]オキサゾール−5−カルボキサミド(実施例44a)(50mg,0.17mmol)のDMF溶液(3mL)にKCO(29mg,0.17mmol)およびMeI(29mg,0.20)を加えた。得られた反応混合物を一晩80℃に加熱した。その溶媒を減圧下で除去した。その残渣をジクロロメタンで希釈し、水で洗浄し、乾燥(NaSO)し、濾過し、真空中で濃縮し、PTLC(ヘキサン中、15%EtOAc)を介して精製することにより、生成物を白色固体として得た(50mg,96%):融点113〜114℃;H NMR(500MHz,CDCl)δ7.94(d,J=1.8Hz,1H),7.73(dd,J=8.5,1.6Hz,1H),7.46(d,J=8.4Hz,1H),5.76(d,J=8.4Hz,1H),4.15−4.25(m,1H),2.77(s,3H),1.58−1.65(m,2H),1.1.38−1.55(m,6H),0.94(t,J=7.2Hz,6H);MS(APCI,M+):307.2。
a.N−(ヘプタン−4−イル)−2−(メルカプト)ベンゾ[d]オキサゾール−5−カルボキサミド:3−アミノ−4−ヒドロキシ−N−(1−プロピルブチル)ベンズアミド(実施例41a)(250mg,1.0mmol)のEtOH溶液にKSCSOEt(160mg,1.0mmol)を加えた。得られた反応混合物を一晩80℃に加熱した。その溶媒 を減圧下で除去し、その残渣を水に溶解した。得られた混合物をHOAcでpH約5に酸性化し、次いで濾過した。その残渣を水で洗浄することにより、生成物を白色固体として得た(160mg,55%)。MS(M+H,293.1)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、3.1μMであった。
実施例45 クロロメチルベンゾオキサゾール−5−カルボン酸(1−プロピル−ブチル)アミド
Figure 2008530020
3−アミノ−4−ヒドロキシ−N−(1−プロピルブチル)ベンズアミド(実施例41a)およびトリメチルクロロ−オルトアセテートを使用して実施例41と同様の様式で調製した。収率:65%。融点108.5〜109℃。MS(M+H,309.05).
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、0.23μMであった。
実施例46 2−メチル−ベンゾオキサゾール−6−カルボン酸(1−プロピル−ブチル)−アミド
Figure 2008530020
2−メチルベンゾオキサゾール−6−カルボン酸(実施例46a)および4−ヘプチルアミンを使用して実施例4と同様の様式で調製した。収率50%:H NMR(500MHz,CDOD)δ8.19(d,J=1.4Hz,1H),8.05(dd,J=8.3,1.5Hz,1H),7.63(d,J=8.2Hz,1H),2.68(s,1H);MS(M+1,178.10)。
a.2−メチルベンゾオキサゾール−6−カルボン酸を4−アミノ−3−ヒドロキシ安息香酸から実施例40aと同様の様式で調製した(50%):H NMR(500MHz,CDOD)δ8.19(d,J=1.4Hz,1H),8.05(dd,J=8.3,1.5Hz,1H),7.63(d,J=8.2Hz,1H),2.68(s,1H);MS(M+H,178.10)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、2.1μMであった。
実施例47 2−クロロメチル−ベンゾオキサゾール−6−カルボン酸(1−プロピル−ブチル)−アミド
Figure 2008530020
3−アミノ−4−ヒドロキシ−N−(1−プロピルブチル)ベンズアミド(実施例47a)およびトリメチルクロロ−オルトアセテートを使用して実施例41と同様の様式で調製した。生成物を白色固体として得た(45mg,73%):融点137.0〜137.5℃;MS(M+H,309.05)。
a.3−アミノ−4−ヒドロキシ−N−(1−プロピルブチル)ベンズアミドを4−アミノ−3−ヒドロキシ安息香酸から実施例41aと同様の様式で調製した。収率:50%。H NMR(500MHz,CDCl):δ0.91(t,6H);1.41(m,6H);1.54(m,2H);4.13(m,1H);5.81(d,1H);6.63(d,1H),6.95(d,1H);7.82(s,1H).MS:(251,M+H)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、0.45μMであった。
実施例48 4−メチル−3−メチルスルファニル−N−(1−プロピルブチル)ベンズアミド
Figure 2008530020
4−メチル−3−(メチルチオ)安息香酸(実施例48a)および4−ヘプチルアミンを使用して実施例4と同様の様式で調製した。収率:50%。H NMR(500MHz,CDCl):δ0.93(t,6H,J=7.2Hz),1.40−1.41(m,8H),2.35(s,3H),2.51(s,1H),4.15(m,1H),5.75(d,1H,J=8.5Hz),7.15(d,1H,J=7.8Hz),7.31(d,1H,J=7.8Hz),7.65(d,1H,J=1.5Hz).MS(M+H,280)。
a.4−メチル−3−(メチルチオ)安息香酸:3−アミノ−4−メチル安息香酸を氷水(55mL)に懸濁し、濃HCl(8.56mL)をゆっくり加えた。亜硝酸ナトリウム水溶液(5.5mL中2.4g)を15分間に亘ってその懸濁液に加え、その混合物をさらに15分間撹拌した。次いで、酢酸ナトリウム水溶液(18mL中、9.31g)を滴加した。その反応を45分間進めた。重い橙色の沈殿物を得た。その沈殿物を濾過し、少量の氷冷水で洗浄した。その固体をキサントゲン酸カリウム(11.93g)および炭酸カリウム(8.22g)の250mLの水溶液と混合した。その反応容器を、予め70℃に加熱した油浴に置き、その混合物を25分間撹拌した。赤みを帯びた溶液を油浴から取り出し、15分間か、または温度が30℃に達するまで撹拌した。水酸化ナトリウム(0.782g)を加え、溶解するまで撹拌した。硫酸ジメチル(5.70mL)を加えた。その混合物を1時間、室温にて撹拌し、次いで、短く還流した。溶媒を減圧下で除去することにより、橙色固体を得た。その固体を2.0NのHSO溶液で処理し、EtOAcで抽出した。その抽出物を水で洗浄し、次いで無水MgSOで乾燥した。その溶媒を減圧下で除去することにより、赤みがかった粗固体を得た。その固体をシリカゲルに吸着させ、カラムクロマトグラフィー(ヘキサン中、5〜50%酢酸エチルの勾配)で精製することにより、4−メチル−3−(メチルチオ)安息香酸を淡黄色粉末(2g)として得た。H NMR(500MHz,CDCl):δ2.39(s,3H),2.54(s,3H),7.24(d,1H,J=7.8Hz),7.79(d,1H,J=7.8Hz),7.86(d,1H,J=1.5Hz)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、0.21μMであった。
実施例49 (R)−メチル4−メチル−2−(4−メチル−3−(メチルチオ)ベンズアミド)ペンタノエート
Figure 2008530020
3−メチル−4−(メチルチオ)安息香酸(実施例48a)およびDロイシンメチルエステルを使用して実施例4と同様の様式で調製した。収率:45%。H NMR(500MHz,CDCl):δ0.97(d,3H,J=6.36Hz),0.99(d,3H,J=6.1Hz),1.64−1.77(m,2H),2.36(s,3H),2.51(s,3H),3.77(s,3H),4.85(m,1H),6.50(d,1H,J=8.10Hz),7.18(d,1H,J=7.83Hz),7.38(dd,1H,J=7.77Hz,J=1.78Hz),7.65(d,1H,J=1.65Hz).MS(M+H,310)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、0.1μMであった。
実施例50 (R)−メチル4−メチル−2−(4−(メチルチオ)ベンズアミド)ペンタノエート
Figure 2008530020
4−(メチルチオ)安息香酸およびDロイシンメチルエステルを使用して実施例4と同様の様式で調製した。MS(M+H,296)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、0.16μMであった。
実施例51 N−(ヘプタン−4−イル)−3−メチル−4−(メチルチオ)ベンズアミド
Figure 2008530020
3−メチル−4−(メチルチオ)安息香酸(実施例51a)および4−ヘプチルアミンを使用して実施例4と同様の様式で調製した。H NMR(500MHz,CDCl):δ0.93(t,6H);1.37−1.46(m,6H);1.54−1.56(m,2H);2.35(s,3H);2.49(s,3H);4.17(m,1H);5.73(d,1H);7.14(d,1H);7.52(s,1H);7.58(d,1H).MS(280,M+H)m.p:129−131C。
a.3−メチル−4−(メチルチオ)安息香酸を実施例48aに記載した手順と同じ手順を使用して3−アミノ−4−メチル安息香酸から出発して調製した。収率30%。H NMR(500MHz,CDCl):δ2.36(s,3H);2.53(s,3H);7.17(d,1H);7.85(s,1H);7.93(d,1H)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、0.12μMであった。
実施例52 4−メトキシ−3−メチル−N−(2−メチルヘプタン−4−イル)ベンズアミド
Figure 2008530020
4−メトキシ−3−メチル安息香酸および2−メチル−4−ヘプタンアミン(実施例2a)を使用して実施例4と同様の様式で調製した。収率:45%。H NMR(500MHz,CDCl):δ0.93(m,9H);1.39(m,5H);1.53(m,1H);1.67(m,1H);2.24(s,3H);3.86(s,3H);4.23(m,1H);5.64(d,1H);6.82(d,1H);7.54(s,1H);7.61(d,1H).MS(278,M+H)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、0.1μMであった。
実施例53 4−メトキシ−3−メチル−N−(5−メチルヘキサン−3−イル)ベンズアミド
Figure 2008530020
4−メトキシ−3−メチル安息香酸および5−メチルヘキサン−3−アミン(実施例5a)を使用して実施例4と同様の様式で調製した。H NMR(500MHz,CDCl):δ0.94(m,9H);1.38(m,2H);1.47(m,1H);1.65(m,2H);2.24(s,3H);3.86(s,3H);4.16(m,1H);5.65(d,1H);6.83(d,1H);7.54(s,1H);7.61(d,1H).MS(264,M+H)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、0.09μMであった。
実施例54 4−メトキシ−N−(1−(4−メトキシフェニル)ブチル)−3−メチルベンズアミド
Figure 2008530020
3−メチル−4−メトキシ−安息香酸および1−(4−メトキシフェニル)ブタン−1−アミン(実施例54a)を使用して実施例4と同様の様式で調製した。収率52%。H NMR(500MHz,CDCl):δ0.94(t,3H);1.31−1.41(m,2H);1.82−1.92(m,2H);2.22(s,3H);3.79(s,3H);3.86(s,3H);5.11(m,1H);6.14(d,1H);6.81(d,1H);6.88(d,2H).7.28(d,2H);7.53(s,1H);7.61(d,1H).MS(328,M+H)。
a.1−(4−メトキシフェニル)ブタン−1−アミンを1−(4−メトキシフェニル)ブタン−1−オンから実施例2aに記載したとおりに調製した。収率90%。MS(M+H,180)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、3.14μMであった。
実施例55 (R)−4−メトキシ−3−メチル−N−(3−メチル−1−(3−メチル−1,2.4−オキサジアゾール−5−イル)ブチル)ベンズアミド
Figure 2008530020
4−メトキシ−3−メチル安息香酸および3−メチル−1−(3−メチル−[1,2,4]オキサジアゾール−5−イル)−ブチルアミン(実施例55a)を使用して実施例4と同様の様式で調製した。MS(M+H,318)。
a.(R)−3−メチル−1−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)ブタン−1−アミン:Boc−D−Leu−OH(0.23g,1mmol)をN−ヒドロキシアセトアミジン(74mg,1当量)およびDIC(155μl,1当量)のジオキサン溶液(2mL)で室温にて一晩処理した。DICの別の部分(1当量)を加え、その反応混合物を4時間にわたって110℃に加熱した。溶媒を除去した後、残渣を50%TFA/DCM(2mL)で1時間処理し、次いで溶媒を蒸発させた。粗混合物を分取HPLC(C18カラム、MeOH−HO移動相および調節剤としてギ酸)で精製することにより、75mgのそのアミンを得た(収率45%)。H NMR(500MHz,CDCl):δ0.95(d,3H),0.99(d,3H),1.70−1.78(m,1H),1.92−1.98(m,2H),2.39(s,3H),3.50(b,2H,NH),4.65(t,1H).MS(M+H,170)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、5.4μMであった。
実施例56 4−エトキシ−N−(ヘプタン−4−イル)−3−メチルベンズアミド
Figure 2008530020
4−エトキシ−3−メチル安息香酸(実施例56a)および4−ヘプチルアミンを使用して実施例4と同様の様式で調製した。収率:75%。H NMR(500MHz,CDCl):δ0.93(t,6H);1.37−1.45(m,6H);1.53−1.59(m,2H);2.24(s,3H);4.07(q,2H);4.15(m,1H);5.67(d,1H);6.80(d,1H);7.54(s,1H);7.58(d,1H).MS(278,M+H)。
a.4−エトキシ−3−メチル安息香酸:4−ヒドロキシ−3−メチル安息香酸(10g)をDMF(400mL)に溶解し、続いて炭酸ナトリウム(3当量)を加えた。DMF(50mL)に溶解したヨウ化エチル(3当量)をその反応混合物に滴加し、その溶液を一晩撹拌した。その反応が完了した後、その溶媒を蒸発させた。その残渣を酢酸エチルに溶解し、水で洗浄した。その有機層を分離し、蒸発させた。その残渣を200mLのメタノール/水(3:1)に溶解した。水酸化リチウム(3当量)を加え、一晩撹拌した。加水分解の完了後、その溶媒を除去し、生成物を酢酸エチル/ヘキサン混合物を使用して結晶化することにより、8.2gの4−エトキシ−3−メチル安息香酸を得た。収率:70%,MS(M−H,179.20)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、0.17μMであった。
実施例57 4−エトキシ−N−(1−メトキシペンタン−2−イル)−3−メチルベンズアミド
Figure 2008530020
4−エトキシ−3−メチル安息香酸(実施例56a)および1−メトキシペンタン−2−アミン(実施例57a)を使用して実施例4と同様の様式で調製した。収率:33%。MS(M+H,280.1)。
a.1−メトキシペンタン−2−アミンを2−(1−メトキシペンタン−2−イル)イソインドリン−1,3−ジオン(実施例57b)から実施例9aと同様の様式で調製した。収率67%。H NMR(500MHz,CDCl):δ0.91(t,3H);1.24−1.45(m,4H);1.52(s,2H);2.94(m,1H);3.12(t,1H);3.33(m,1H);3.35(s,3H)。
b.2−(1−メトキシペンタン−2−イル)イソインドリン−1,3−ジオンを2−(1−ヒドロキシペンタン−2−イル)イソインドリン−1,3−ジオン(実施例57c)から実施例9bと同様の様式で調製した。収率:82%。H NMR(500MHz,CDCl):δ0.91(t,3H);1.32(m,2H);1.64(m,1H);2.03(m,1H);3.31(s,3H);3.54(m,1H);3.98(t,1H);4.50(m,1H);7.70(m,2H);7.82(m,2H)。
c.2−(1−ヒドロキシペンタン−2−イル)イソインドリン−1,3−ジオンをイソベンゾフラン−1,3−ジオンおよび2−アミノペンタン−1−オールを使用して実施例9cと同様の様式で調製した。収率62%。H NMR(500MHz,CDCl):δ0.92(t,3H);1.33(m,2H);1.76(m,1H);1.95(m,1H);3.88(m,1H);4.06(m,1H);4.39(m,1H);7.72(m,2H);7.83(m,2H)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、0.69μMであった。
実施例58 4−ヒドロキシ−3−メチル−N−(1−プロピル−ブチル)−ベンズアミド
Figure 2008530020
4−ヒドロキシ−3−メチル安息香酸および4−ヘプチルアミンを使用して実施例4と同様の様式で調製した。MS(M+H,250.2)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、0.92μMであった。
実施例59 N−(ヘプタン−4−イル)−4−(2−メトキシエトキシ)−3−メチルベンズアミド
Figure 2008530020
水酸化カリウム(4mmol)をエタノール(5mL)に溶解し、80℃に加熱した。4−ヒドロキシ−3−メチル−N−(1−プロピル−ブチル)−ベンズアミド(実施例58)(1mmol)をその溶液に加え、続いてクロロエタノール(3mmol)に加えた。その反応物を一晩、80℃にて撹拌した。その反応混合物を濃縮し、そして5%クエン酸に溶解した。その混合物を1時間撹拌した。その水性混合物を酢酸エチルで3回抽出した。合わせた酢酸エチルを水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。その有機層を濃縮し、そしてHPLCで精製することにより、39%のN−(ヘプタン−4−イル)−4−(2−メトキシエトキシ)−3−メチルベンズアミドを得た。MS(M+H,308.25)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、0.21μMであった。
実施例60 (R)−メチル2−(3−フルオロ−4−メトキシベンズアミド)−4−メチルペンタノエート
Figure 2008530020
3−フルオロ−4−メトキシ安息香酸およびD−ロイシンメチルエステルを使用して実施例4と同様の様式で調製した。MS(M+H,298)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、0.3μMであった。
実施例61 3−クロロ−4−メトキシ−N−(ペンタン−3−イル)ベンズアミド
Figure 2008530020
3−ペンチルアミンおよび3−クロロ−4−メトキシ安息香酸を使用して実施例4と同様の様式で調製した。収率40%。MS(M+H,256.20)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、0.56μMであり、その化合物が0.3μMで存在しているとき、6.28のEC50比で、グルタミン酸一ナトリウムの有効性を高めた。
実施例62 (R)−メチル2−(3−クロロ−4−メトキシベンズアミド)−4−メチルペンタノエート
Figure 2008530020
3−クロロ−4−メトキシ安息香酸およびD−ロイシンメチルエステルハイドロクロライドを使用して実施例4と同様の様式で調製した。MS(M+H,314.10)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、0.08μMであり、その化合物が0.01μMで存在しているとき、13.18のEC50比で、グルタミン酸一ナトリウムの有効性を高めた。
実施例63 (R)−3−クロロ−4−メトキシ−N−(1−フェニルエチル)ベンズアミド
Figure 2008530020
(R)−1−フェニルエタンアミンおよび3−クロロ−4−メトキシ安息香酸を使用して実施例4と同様の様式で調製した。MS(M+H,290.0)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、2.5μMであり、その化合物が0.3μMで存在しているとき、2.7のEC50比で、グルタミン酸一ナトリウムの有効性を高めた。
実施例64 4−クロロ−3−メチル−N−(1−プロピル−ブチル)−ベンズアミド
Figure 2008530020
4−クロロ−3−メチル安息香酸およびヘプタン−4−アミンを使用して実施例4と同様の様式で調製した。MS(M+H,268)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、0.8μMであった。
実施例65 3,4−ジメトキシ−N−(1−プロピル−ブチル)−ベンズアミド
Figure 2008530020
3,4ジメトキシ安息香酸およびヘプタン−4−アミンを使用して実施例4と同様の様式で調製した。MS(M+H,279.37)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、0.36μMであった。
実施例66 (R)−メチル2−(4−フルオロ−3−メチルベンズアミド)−4−メチルペンタノエート
Figure 2008530020
4−フルオロ−3−メチル安息香酸およびD−ロイシンメチルエステルを使用して実施例4と同様の様式で調製した。MS(M+H,282)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、0.32μMであった。
実施例67 4−メトキシ−3,5−ジメチル−N−(2−メチルヘプタン−4−イル)ベンズアミド
Figure 2008530020
4−メトキシ−3,5−ジメチル安息香酸および2−メチルヘプタン−4−アミン(実施例2a)を使用して実施例4と同様の様式で調製した。MS(M+H,292.2)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、0.85μMであった。
実施例68 3,4−ジメチル−N−(2−メチルヘキサン−3−イル)ベンズアミド
Figure 2008530020
3,4−ジメチル安息香酸およびヘキサン−3−アミン(実施例3a)を使用して実施例4と同様の様式で調製した。H NMR(500MHz,CDCl):δ0.94(m,9H);1.39(m,3H);1.56(m,1H);1.84(m,1H);2.30(s,3H);2.31(s,3H);4.04(m,1H);5.76(d,1H);7.18(d,1H);7.46(d,1H);7.55(s,1H);MS(248,M+H)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、0.11μMであった。
実施例69 3,4−ジメチル−N−(2−メチルヘプタン−4−イル)ベンズアミド
Figure 2008530020
3,4−ジメチル安息香酸および2メチルヘプタン−4−アミン(実施例2a)を使用して実施例4と同様の様式で調製した。H NMR(500MHz,CDCl):δ0.94(m,9H);1.40(m,5H);1.53(m,1H);1.68(m,1H);2.29(s,3H);2.30(s,3H);4.24(m,1H);5.69(d,1H);7.17(d,1H);7.46(d,1H);7.54(s,1H).MS(262,M+H)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、0.13μMであった。
実施例70 3,4−ジメチル−N−(5−メチルヘキサン−3−イル)ベンズアミド
Figure 2008530020
3,4−ジメチル安息香酸および5−メチルヘキサン−3−アミン(実施例5a)を使用して実施例4と同様の様式で調製した。H NMR(500MHz,CDCl):δ0.94(m,9H);1.38(m,2H);1.46(m,1H);1.65(m,2H);2.29(s,3H);2.30(s,3H);4.18(m,1H);5.70(d,1H);7.17(d,1H);7.46(d,1H);7.55(s,1H).MS(248,M+H)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、0.17μMであった。
実施例71 (R)−N−(1−メトキシ−4−メチルペンタン−2−イル)−3,4−ジメチルベンズアミド
Figure 2008530020
(R)−N−(1−ヒドロキシ−4−メチルペンタン−2−イル)−3,4−ジメチルベンズアミド(1.59g,6.39mmol)(実施例71a)の乾燥DMF溶液(20mL)に粉末化NaOH(281mg,7mmol)を加え、その溶液を0℃にて2時間撹拌した。ヨードメタン(1当量、6.39mmol)をDMF(10mL)に1時間に亘って滴加した。温度を0℃に維持し、その混合物を1時間撹拌した。その反応物を300mLの水を加えることによりクエンチした。その水層をジクロロメタンで抽出し、MgSOで乾燥し、そして蒸発させた。その残渣をシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィー(トルエン−酢酸エチル;5〜20%勾配)で精製することにより、1.23gの(R)−N−(1−メトキシ−4−メチルペンタン−2−イル)−3,4−ジメチルベンズアミドを得た(73%)。H NMR(500MHz,CDCl):δ0.94−0.97(t,6H),1.41−1.47(M,1H),1.54−1.60(m,1H),1.64−1.68(m,1H),2.29(d,6H),3.36(s,3H),3.45−3.50(m,2H),4.34−4.39(m,1H),6.23−6.25(d,1H),7.16−7.17(d,1H),7.47−7.49(dd,1H),7.56(s,1H).MS(M+H,264.3)。
a. (R)−N−(1−ヒドロキシ−4−メチルペンタン−2−イル)−3,4−ジメチルベンズアミドを3,4−ジメチル安息香酸を使用し、そして(R)アミノロイシノールとともに実施例4と同様の様式で調製した。収率:75%。MS(M+H,250.3)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、0.2μMであった。
実施例72 (R)−N−(1−(メトキシメトキシ)−4−メチルペンタン−2−イル)−3,4−ジメチルベンズアミド
Figure 2008530020
乾燥DMFに溶解した(R)−N−(1−ヒドロキシ−4−メチルペンタン−2−イル)−3,4−ジメチルベンズアミド(実施例71a)(0.24mmol)の溶液(2mL)に0℃にて粉末化NaOH(0.36mmol,14.5mg,1.5当量)を加え、その混合物を1時間、0℃で撹拌した。次いでクロロ−メトキシ−メタン(19.3μl,1当量)を加え、その反応物を0℃で1時間撹拌した。その反応を水(30mL)でクエンチし、混合物をジクロロメタンで抽出した。その有機相をMgSOで乾燥し、そして蒸発させた。その粗生成物を分取TLC(20%酢酸エチル/ヘキサン)で精製することにより、37.7mgの(R)−N−(1−(メトキシメトキシ)−4−メチルペンタン−2−イル)−3,4−ジメチルベンズアミドを得た(53%)。H NMR(500MHz,CDCl):δ0.98−1.00(t,6H),1.49−1.53(m,1H),1.58−1.64(m,1H),1.69−1.73(m,2H),2.32−2.33(d,6H),3.38−3.39(t,3H),3.64−3.72(ddd,2H),4.41−4.44(m,1H),4.65−4.69(dd,2H),6.37−6.39(d,1H),7.19−7.21(d,1H),7.50−7.52(dd,1H),7.60(sb,1H).MS(M+H,294.3)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、1.06μMであった。
実施例73 N−(1−メトキシメチル−2−メチル−プロピル)−3,4−ジメチル−ベンズアミド
Figure 2008530020
N−(1−ヒドロキシ−3−メチルブタン−2−イル)−3,4−ジメチルベンズアミド(実施例73a)およびヨウ化メチルを使用して実施例71と同様の様式で調製した。収率87%。H NMR(500MHz,CDCl):δ0.97−1.00(dt,6H),1.96−2.00(m,1H),2.29(s,3H),2.30(s,3H),3.35(s,3H),3.42−3.45(dd,1H),3.60−3.62(dd,1H),4.01−4.05(m,1H),6.31−6.33(d,1H),7.16−7.18(d,1H),7.48−7.50(dd,1H),7.56−7.57(d,1H).MS(M+H,250)。
a.N−(1−ヒドロキシ−3−メチルブタン−2−イル)−3,4−ジメチルベンズアミドを3,4−ジメトキシ安息香酸および2−アミノ−3−メチルブタン−1−オールを使用して実施例71aと同様の様式で調製した。収率75%。MS(M+H,236.2)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、0.87μMであった。
実施例74 (R)−メチル2−(2−メトキシ−4−(メチルチオ)ベンズアミド)−4−メチルペンタノエート
Figure 2008530020
2−メトキシ−4−(メチルチオ)安息香酸およびD−ロイシンメチルエステルを使用して実施例4と同様の様式で調製した。MS(M+H,326)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、15.8μMであった。
実施例75 N−(2−メチルヘプタン−4−イル)ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−カルボキサミド
Figure 2008530020
3−(4−メトキシ−フェニル)−アクリル酸および5−メチルヘキサン−3−アミン(実施例5a)を使用して実施例4と同様の様式で調製した。収率:59%。H NMR(500MHz,CDCl):δ0.93(m,9H);1.33(t,2H);1.43(m,1H);1.58−1.67(m,2H);3.83(s,3H);4.11(m,1H);5.19(d,1H);6.25(d,1H);6.88(d,2H);7.44(d,2H);7.58(d,1H).MS(276,M+H)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、0.24μMであった。
実施例76 N−(1−エチル−プロピル)−3−[4−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−フェニル]−アクリルアミド
Figure 2008530020
N−(1−エチル−プロピル)−3−(4−ヒドロキシ−フェニル)−アクリルアミド(実施例76a)(0.44mmol,103mg)をKOH(0.7mmol,37mg)とともに無水エタノールに溶解した。その混合物を80℃で1時間撹拌した。次いで2−クロロ−エタノール(1.76mmol,118μl)を滴加し、その混合物を一晩還流した。蒸発後、その粗生成物をジクロロメタンに溶解し、水および5%クエン酸で洗浄した。その有機相を蒸発させ、その残渣をシリカゲルのクロマトグラフィーで精製することにより、73mgの所望の生成物を得た(60%)。H NMR(500MHz,CDCl):δ0.92−0.95(t,6H),1.25(s,1H),1.40−1.46(m,2H),1.59−1.64(m,2H),3.93−3.94(m,1H),3.95−3.98(m,2H),4.09−4.11(m,2H),5.28−5.30(d,1H),6.26−6.29(d,1H),6.88−6.90(d,2H),7.43−7.45(d,2H),7.56−7.59(d,1H).MS(M+H,278.1)。
a.N−(1−エチル−プロピル)−3−(4−ヒドロキシ−フェニル)−アクリルアミドを4−ヒドロキシ−桂皮酸および3−ペンチルアミンから実施例4に記載の様式と同様の様式で調製した。MS(M+H,234.10)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、5.8μMであった。
実施例77 (E)−N−(ヘプタン−4−イル)−3−(チオフェン−2−イル)アクリルアミド
Figure 2008530020
(E)−3−(チオフェン−2−イル)アクリル酸および4−ヘプチルアミンから実施例4に記載の様式と同様の様式で調製した。MS(M+H,252)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、0.44μMであった。
実施例78 (R,E)−メチル4−メチル−2−オクト−2−エンアミドペンタノエート
Figure 2008530020
(E)−オクト−2−エン酸(enoic acid)およびD−ロイシンメチルエステルから実施例4に記載の様式と同様の様式で調製した。MS(M+H,270)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、0.92μMであった。
実施例79 3−(4−メトキシ−フェニル)−N−(3−メチル−1−プロピル−ブチル)−アクリルアミド
Figure 2008530020
3−(4−メトキシ−フェニル)−アクリル酸および3−メチル−1−プロピル−ブチルアミン(実施例2a)を使用して実施例4と同様の様式で調製した。収率:65%。H NMR(500MHz,CDCl):δ0.90−0.95(m,9H),1.30−1.39(m,5H),1.49−1.50(m,1H),1.64−1.67(m,1H),3.82(s,3H),4.17−4.18(m,1H),5.18−5.20(d,1H),6.22−6.26(d,1H),6.86−6.89(d,2H),7.42−7.45(d,2H),7.56−7.59(d,1H).MS(M+H,290.1)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、1.84μMであった。
実施例80 N−(1−メトキシメチル−3−メチル−ブチル)−3−(4−メトキシ−フェニル)−アクリルアミド
Figure 2008530020
3−(4−メトキシフェニル)−アクリル酸およびD−ロイシノールから実施例71に記載した様式と同じ様式を使用して調製した。収率:41%。H NMR(500MHz,CDCl):δ0.93−0.96(t,6H),1.38−1.42(m,1H),1.48−1.54(m,1H),1.63−1.66(m,1H),3.36(s,3H),3.41−3.46(m,2H),3.82−3.83(s,3H),4.29−4.31(m,1H),5.69−5.71(d,1H),6.24−6.27(d,1H),6.87−6.89(d,2H),7.43(s,1H),7.44(s,1H),7.56−7.59(d,1H).MS(M+H,292.1)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、0.90μMであった。
実施例81 N−(1−ベンジル−2−ヒドロキシ−エチル)−3−(4−メトキシ−フェニル)−アクリルアミド
Figure 2008530020
3−(4−メトキシ−フェニル)アクリル酸およびD−フェニルアラニノールから実施例4に記載の様式と同様の様式で調製した。MS(M+H,312.3)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、1.1μMであった。
実施例82 3−(4−エトキシ−フェニル)−N−(1−エチル−プロピル)−アクリルアミド
Figure 2008530020
3−(4−エトキシ−フェニル)−アクリル酸および3−ペンチルアミンを使用して実施例4と同様の様式で調製した。MS(M+H,262.2)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、1.35μMであった。
実施例83 4−メチル−2−(3−チオフェン−2−イル−アクリロイルアミノ)−ペンタン酸メチルエステル
Figure 2008530020
3−チオフェン−2−イルアクリル酸およびD−ロイシンメチルエステルから実施例4に記載の様式と同様の様式で調製した。MS(M+H,282.2)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、0.59μMであった。
実施例84 4−メチル−ペント−2−エン酸(1,2,3,4−テトラヒドロ−ナフタレン−1−イル)−アミド
Figure 2008530020
4−メチル−ペント−2−エン酸および1,2,3,4−テトラヒドロ−ナフタレン−1−イルアミンから実施例4に記載の様式と同様の様式で調製した。MS(M+H,244.2)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、1.5μMであった。
実施例85 3−(2−フルオロ−フェニル)−N−(1−プロピル−ブチル)−アクリルアミド
Figure 2008530020
3−(2−フルオロ−フェニル)アクリル酸および4−ヘプチルアミンから実施例4に記載の様式と同様の様式で調製した。MS(M+H,264.2)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、0.16μMであった。
実施例86 3−(2−メトキシ−フェニル)−N−(1−プロピル−ブチル)−アクリルアミド
Figure 2008530020
3−(2−メトキシ−フェニル)アクリル酸および4−ヘプチルアミンから実施例4に記載の様式と同様の様式で調製した。MS(M+H,276.2)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、0.90μMであった。
実施例87 3−(3,4−ジメトキシ−フェニル)−N−(1−プロピル−ブチル)−アクリルアミド
Figure 2008530020
3−(3,4−ジメトキシフェニル)−アクリル酸および4−ヘプチルアミンから実施例4に記載の様式と同様の様式で調製した。MS(M+H,306.2)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、0.97μMであり、その化合物が0.3μMで存在しているとき、2.4のEC50比で、グルタミン酸一ナトリウムの有効性を高めた。
実施例89 3−(2−メトキシ−フェニル)−N−(2−メチル−シクロヘキシル)−アクリルアミド
Figure 2008530020
3−(2−メトキシ−フェニル)アクリル酸および2−メチル−シクロヘキシルアミンから実施例4に記載の様式と同様の様式で調製した。MS(M+H,274.2)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、3.4μMであった。
実施例90 N−(ヘプタン−4−イル)ベンゾフラン−5−カルボキサミド
Figure 2008530020
ベンゾフラン−5−カルボン酸およびヘプタン−4−アミンを使用して実施例4と同様の様式で調製した。収率41%。MS(M+H,260.2)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、1.19μMであった。
実施例91 N−(ヘプタン−4−イル)−5,6−ジメチルピコリンアミド
Figure 2008530020
5,6−ジメチルピコリン酸(実施例91a)および4−ヘプチルアミンを使用して実施例4と同様の様式で調製した。収率:49%。H NMR(500MHz,CDCl):δ0.91−0.94(t,6H),1.38−1.48(m,4H),1.49−1.61(m,4H),2.32(s,3H),2.52(s,3H),4.11−4.13(m,1H),7.52−7.53(d,1H),7.93−7.94(d,1H).MS(M+H,249.1)。
a.5,6−ジメチルピコリン酸:5,6−ジメチルピコリノニトリル(実施例91b)を濃HCl(15mL)中で一晩還流した。その溶媒を蒸発させ、その固体残渣をEtOHで数回同時蒸発させた。乾燥することにより、453mgの5,6−ジメチルピコリン酸(80%)を白色固体として得た。MS(M+H,152.1)。
b.5,6−ジメチルピコリノニトリル:2,3−ルチジン(13.25mmol)を18mLの氷酢酸および6mLの過酸化水素とともに一晩還流した。溶媒を蒸発させ、その残渣を水と2回同時蒸発させ、NaCOで塩基性化し、そしてクロロホルムで抽出した。その有機層をNaSOで乾燥し、蒸発させることにより、1.45gの結晶性生成物を得た。その生成物(615mg,5mmol)をトリメチルシランカルボニトリル(5.5mmol)のジクロロメタン溶液(10mL)と室温にて5分間反応させ、続いてジメチルカルバモイルクロリド(5mmol)を加え、その溶液を室温にて3日間撹拌した。その反応混合物を10%炭酸カリウム(10mL)で処理し、その有機層を分離し、そしてその水層をジクロロメタンで2回抽出した。有機相をNaSOで乾燥し、蒸発させることにより、495mgの5,6−ジメチルピコリノニトリル(75%)を得た。H NMR(500MHz,CDCl):δ2.35(s,3H),2.53(s,3H),7.43−7.45(d,1H),7.51−7.52(d,1H);13C:δ19.71,22.80,117.87,126.36,130.60,136.58,137.66,159.84).MS(M+H,133.1)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、2.8μMであった。
実施例92 4−(ジエチルアミノ)−N−(ヘプタン−4−イル)ベンズアミド
Figure 2008530020
4−ジエチルアミノ安息香酸および4−ヘプチルアミンを使用して実施例4と同様の様式で調製した。(31%%)。H NMR(500MHz,CDCl):δ0.92(t,6H,J=7.17Hz),1.18(t,6H,J=7.04Hz),1.41(m,4H),1.55(m,4H),3.39(m,4H),4.15(m,1H),5.62(m,1H),6.64(d,2H,J=10.26Hz),7.64(d,2H,J=10.26Hz).MS(M+H,291)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、7.6μMであった。
実施例93 (R)−メチル2−(2,6−ジメトキシイソニコチンアミド)−4−メチルペンタノエート
Figure 2008530020
2,6−ジメトキシ−イソニコチン酸およびD−ロイシンメチルエステルを使用して実施例4と同様の様式で調製した。H NMR(500MHz,CDCl):δ0.92(d,3H,J=7.27Hz),0.93(d,3H,J=7.26Hz),1.41−1.58(m,8H),3.95(s,3H),4.08(s,3H),4.15(m,1H),6.43(d,1H,J=8.32Hz),7.47(m,broad,1H),8.41(d,1H,J=8.34Hz).MS(M+H;311)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、1.91μMであった。
実施例94 N−(ヘプタン−4−イル)−6−メトキシニコチンアミド
Figure 2008530020
6−メトキシニコチン酸ナトリウム(実施例94a)および4−ヘプチルアミンを使用して実施例4と同様の様式で調製した。収率:44%。MS(M+H,251)。
a.6−メトキシニコチン酸メチル(2.097g,12.56mmol)をジオキサン(30mL)に溶解した。NaOH水溶液(1.0N,25mL)をその溶液に加え、その混合物を室温にて一晩撹拌した。その溶媒を減圧下で除去することにより、2.2gの6−メトキシニコチン酸ナトリウムを得た。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、2.66μMであった。
実施例95 5,6−ジメチルピラジン−2−カルボン酸(1−プロピルブチル)アミド
Figure 2008530020
5,6−ジメチル−ピラジン−2−カルボン酸(実施例95a)および4−ヘプチルアミンを使用して実施例4と同様の様式で調製した。H NMR(500MHz,CDCl):δ0.91−0.94(t,6H),1.35−1.42(m,4H),1.48−1.51(m,2H),1.55−1.60(m,2H),2.57−2.60(d,6H),4.13−4.16(m,1H),7.52−7.53(d,1H),9.09(s,1H);MS(M+H,250)。
a.5,6−ジメチル−ピラジン−2−カルボン酸:2,3−ジアミノプロピオン酸(1.0g,9.6mmol)のメタノール溶液(20mL)にブタン−2,3−ジオン(728μl;11.5mmol)およびNaOH(1.4g;56.6mmol)を加えた。その混合物を2時間還流し、次いで1時間に亘って空気を泡立たせながら室温に冷却した。その白色沈殿物を濾過し、そしてそのゼラチン状の生成物を真空下で濃縮した。その粗生成物をジクロロメタンに溶解し、10%クエン酸で洗浄し、MgSOで乾燥し、そして濾過した。その溶媒を減圧下で除去することにより、5,6−ジメチル−ピラジン−2−カルボン酸を揮発性固体として得た。その化合物を次の工程で使用した。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、1.01μMであった。
実施例96 2−クロロ−N−(ヘプタン−4−イル)−6−メチルニコチンアミド
Figure 2008530020
2−クロロ−6−メチルニコチン酸および4−ヘプチルアミンを使用して実施例4と同様の様式で調製した。MS(M+H,269)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、3.9μMであった。
実施例97 2−シアノ−N−(ヘプタン−4−イル)−4−メトキシベンズアミド
Figure 2008530020
2−シアノ−4−メトキシ安息香酸および4−ヘプチルアミンを使用して実施例4と同様の様式で調製した。収率:73%。H NMR(CDOD):δ0.94(t,6H,J=7.3Hz),1.38(m,4H),1.53(m,4H),4.02(s,3H),4.12(m,1H),7.27(d,1H,J=9.40Hz),8.11(d,2H,J=2.21Hz).MS(M+H,275)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、1.39μMであり、その化合物が1μMで存在しているとき、4.52のEC50比で、グルタミン酸一ナトリウムの有効性を高めた。
実施例98 (R)−メチル2−(2,3−ジメチルフラン−5−カルボキサミド)−4−メチルペンタノエート
Figure 2008530020
4,5−ジメチル−フラン−2−カルボン酸およびD−ロイシンメチルエステルを使用して実施例4と同様の様式で調製した。収率:27%。H NMR(500MHz,CDCl):δ0.96(t,6H),1.66(m,3H),1.96(s,3H),2.26(s,3H),3.75(s,3H),4.78(m,1H),6.51(d,1H),6.89(s,1H).MS(M+H,268)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、0.59μMであった。
実施例99 N−(ヘプタン−4−イル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド
Figure 2008530020
1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−カルボン酸および4−ヘプチルアミンを使用して実施例4と同様の様式で調製した。H NMR(500MHz,CDCl):δ0.90(t,6H,J=7.2Hz),1.41(m,4H),1.50(m,4H),2.27(s,3H),3.77(s,3H),4.09(m,1H),6.49(d,1H),6.53(s,1H).MS(M+H,238)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、7.8μMであった。
実施例100 N−(ヘプタン−4−イル)−2−メチルチアゾール−4−カルボキサミド
Figure 2008530020
1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−カルボン酸および4−ヘプチルアミンを使用して実施例4と同様の様式で調製した。MS(M+H,241)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、7.2μMであった。
実施例101 N−(ヘプタン−4−イル)キノリン−6−カルボキサミド
Figure 2008530020
キノリン−6−カルボン酸および4−ヘプチルアミンを使用して実施例4と同様の様式で調製した。H NMR(500MHz,CDCl)δ0.96(t,J=7.2Hz,6H),1.42−1.58(m,6H),1.62−1.70(m,2H),4.18−4.20(m,1H),5.95(d,J=9.0Hz,1H),7.49(brs,1H),8.04(dd,J=8.5,1.5Hz,1H),8.17(d,J=8.5Hz,1H),8.27(d,J=8.2Hz,1H),8.30(s,1H),8.99(brs,1H);MS(M+H,271.2)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、3.2μMであった。
実施例102 N−(ヘプタン−4−イル)キノリン−3−カルボキサミド
Figure 2008530020
キノリン−3−カルボン酸およびヘプチルアミンを使用して実施例4と同様の様式で調製した:H NMR(500MHz,CDCl)δ0.96(t,J=7.3Hz,6H),1.40−1.58(m,6H),1.60−1.67(m,2H),4.20−4.30(m,1H),6.01(d,J=8.8Hz,1H),7.61(t,J=7.5,1H),7.80(t,J=7.6Hz,1H),7.90(d,J=8.1Hz,1H),8.15(d,J=8.5Hz,1H),8.57(d,J=1.2Hz,1H),9.26(brs,1H);MS(M+H,271.2)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、15.8μMであった。
実施例103 N−(ヘプタン−4−イル)イソキノリン−1−カルボキサミド
Figure 2008530020
イソキノリン−1−カルボン酸およびヘプタアミンを使用して実施例4と同様の様式で調製した:H NMR(500MHz,CDCl)δ0.98(t,J=7.05Hz,6H),1.42−1.56(m,6H),1.58−1.66(m,2H),4.20−4.32(m,1H),5.83(d,J=9.1Hz,1H),7.36(d,J=4.2,1H),7.60(t,J=7.7Hz,1H),7.75(t,J=7.7Hz,1H),8.11(d,J=8.5Hz,1H),8.18(d,J=8.4Hz,1H),8.88(d,J=4.9,1H);MS(APCI,M+):271.2。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、14.2μMであった。
実施例104 4−メトキシ−N−(1−メトキシメチル−3−メチル−ブチル)−3−メチル−ベンズアミド
Figure 2008530020
4−メトキシ−3−メチル−安息香酸およびD−ロイシノールから実施例71に記載の様式と同様の様式で調製した。収率:86%。H NMR(500MHz,CDCl):δ0.94-0.97(t,6H),1.42−1.47(m,1H),1.54−1.60(m,1H),1.64−1.68(m,2H),2.24(s,3H),3.37(s,3H),3.46−3.48(m,2H),3.87(s,3H),4.35−4.38(m,1H),6.14−6.16(d,1H),6.82−6.84(d,1H),7.56(d,1H),7.61−7.63(dd,1H).MS(M+H,280.3)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、0.24μMであった。
実施例105 N−(4−(トリフルオロメトキシ)ベンジル)チオフェン−2−カルボキサミド
Figure 2008530020
チオフェン−2−カルボン酸および(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)メタンアミンから実施例4に記載の様式と同様の様式で調製した。MS(M+H,303)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、2.4μMであった。
実施例106 N−(2−(フラン−2−イルメチルチオ)エチル)−4−メトキシ−3−メチルベンズアミド
Figure 2008530020
4−メトキシ−3−メチル安息香酸および2−(フラン−2−イルメチルチオ)エタンアミンから実施例4に記載の様式と同様の様式で調製した。収率58%。H NMR(500MHz,CDCl)2.23(s,3H),2.76(t,2H,J=6.37Hz),3.59(q,2H,J=12.2Hz),3.76(s,2H),3.86(s,3H),6.22(dd,1H,J=3.49Hz,J=2.67Hz),6.30(dd,1H,J=3.04Hz,J=1.78Hz),6.46(m,1H,broad),6.83(d,1H,J=8.51Hz),7.34(dd,1H,J=1.97Hz,J=1Hz),7.56(d,1H,J=1.72Hz),7.61(dd,1H,J=8.53Hz,J=2.25Hz).MS(M+H,306)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、5.6μMであった。
実施例107 チオフェン−3−カルボン酸4−トリフルオロメトキシ−ベンジルアミド
Figure 2008530020
チオフェン−3−カルボン酸および4−トリフルオロメトキシ−ベンジルアミンを使用して実施例4と同様の様式で調製した。MS(M+H,302.0)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、2.2μMであり、その化合物が3μMで存在しているとき、8.5のEC50比で、グルタミン酸一ナトリウムの有効性を高めた。
実施例108 3−メチル−チオフェン−1−カルボン酸2,4−ジメトキシ−ベンジルアミド
Figure 2008530020
3−メチル−チオフェン−2−カルボン酸および2,4−ジメトキシ−ベンジルアミンを使用して実施例4と同様の様式で調製した。MS(M+H,292.2)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、5.6μMであり、その化合物が3μMで存在しているとき、5.8のEC50比で、グルタミン酸一ナトリウムの有効性を高めた。
実施例109 5−ピリジン−2−イル−チオフェン−2−カルボン酸2,4−ジメトキシ−ベンジルアミド
Figure 2008530020
5−ピリジン−2−イル−チオフェン−2カルボン酸および2,4−ジメトキシ−ベンジルアミンを使用して実施例4と同様の様式で調製した。MS(M+H,355.2)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、2.86μMであり、その化合物が3μMで存在しているとき、8のEC50比で、グルタミン酸一ナトリウムの有効性を高めた。
実施例110 2−メチル−2H−ピラゾール−3−カルボン酸 2,4−ジメトキシ−ベンジルアミド
Figure 2008530020
2−メチル−2H−ピラゾール−3−カルボン酸および2,4−ジメトキシ−ベンジルアミンを使用して実施例4と同様の様式で調製した。MS(M+H,276.2)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、6μMであり、その化合物が3μMで存在しているとき、7.9のEC50比で、グルタミン酸一ナトリウムの有効性を高めた。
実施例111 4−ヒドロキシ−3−メチル−N−(1−メチル−3−フェニル−プロピル)−ベンズアミド
Figure 2008530020
4−ヒドロキシ−3−メチル−安息香酸および1−メチル−3−フェニル−プロピルアミンを使用して実施例4と同様の様式で調製した。MS(M+H,284.2)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、2.7μMであり、その化合物が0.3μMで存在しているとき、7のEC50比で、グルタミン酸一ナトリウムの有効性を高めた。
実施例112 ベンゾ[1,3]ジオキソール−5−カルボン酸[2−(4−エチル−フェニル)−エチル]−アミド
Figure 2008530020
ベンゾ[1,3]ジオキソール−5−カルボン酸および2−(4−エチル−フェニル)−エチルアミンを使用して実施例4と同様の様式で調製した。MS(M+H,298.2)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、3.86μMであった。
実施例113 4−メトキシ−3−メチル−N−(1−フェニル−ブチル)−ベンズアミド
Figure 2008530020
4−メトキシ−3−メチル−安息香酸および1−フェニル−ブチルアミンを使用して実施例4と同様の様式で調製した。MS(M+H,298.2)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、2.5μMであった。
実施例114 4−メトキシ−3−メチル−N−(1−ピリジン−2−イル−ブチル)−ベンズアミド
Figure 2008530020
4−メトキシ−3−メチル−安息香酸および1−ピリジン−2−イル−ブチルアミンを使用して実施例4と同様の様式で調製した。H NMR(500MHz,CDCl):δ0.91−0.92(t,3H),1.25−1.3(m,2H,1.85−1.9(m,2H),3.86(s,3H),5.25−5.3(m,1H),6.80−6.82(d,1H),7.2−7.3(m,2H),7.42−7.44(d,1H),7.6−7.7(m,3H),8.6(d,1H).MS(M+H,299.1)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、1.54μMであった。
実施例115 ベンゾ[1,3]ジオキソール−5−カルボン酸[1−(4−メトキシ−フェニル)−ブチル]−アミド
Figure 2008530020
ベンゾ[1,3]ジオキソール−5−カルボン酸および1−(4−メトキシ−フェニル)−ブチルアミンを使用して実施例4と同様の様式で調製した。H NMR(500MHz,CDCl):δ0.93−0.95(t,3H),1.30−1.39(m,2H),1.80−1.90(m,2H),3.79(s,3H),5.08−5.09(dd,1H),6.00(s,2H),6.10−6.12(d,1H),6.79−6.80(d,1H),6.87(s,1H),6,88(s,1H),7.25−7.28(m,4H).MS(M+H,328.1)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、4.12μMであった。
実施例116 4−エトキシ−N−[1−(4−メトキシ−フェニル)−ブチル]−3−メチル−ベンズアミド
Figure 2008530020
4−エトキシ−3−メチル−安息香酸および1−(4−メトキシ−フェニル)−ブチルアミンを使用して実施例4と同様の様式で調製した。H NMR(500MHz,CDCl):δ0.93−0.96(t,3H),1.31−1.41(m,2H),1.41−1.45(t,3H),1.82−1.92(m,2H),2.28(s,3H),3.79(s,3H),4.04−4.08(q,2H),5.10−5.12(d,1H),6.12−6.14(d,1H),6.78−6.80(d,1H),6.87(s,1H),6.88(s,1H),7.26−7.29(m,2H),7.52−7.53(d,1H),7.57−7.59(d,1H).MS(M+H,342.1)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、3.9μMであった。
実施例117 4−メトキシ−N−[1−(R)−(4−メトキシ−フェニル)−エチル)−3−メチル−ベンズアミド
Figure 2008530020
4−メトキシ−3−メチル−安息香酸および1−(R)−(4−メトキシ−フェニル)−エチルアミンを使用して実施例4と同様の様式で調製した。MS(M+H,300.1)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、2.8μMであった。
実施例118 ベンゾ[1,3]ジオキソール−5−カルボン酸インダン−1−イルアミド
Figure 2008530020
ベンゾ[1,3]ジオキソール−5−カルボン酸およびインダン−1−イルアミンを使用して実施例4と同様の様式で調製した。MS(M+H,282.2)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、1.2μMであり、その化合物が0.3μMで存在しているとき、5.33のEC50比で、グルタミン酸一ナトリウムの有効性を高めた。
実施例119 4−メトキシ−3−メチル−N−(ペンタン−3−イル)ベンズアミド
Figure 2008530020
4−メトキシ−3メチル安息香酸およびペンタン−3−アミンから実施例4に記載の様式と同様の様式で調製した。MS(M+H,236)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、0.4μMであった。
実施例120 3−メチル−N−(p−トリルエチル)フラン−2−カルボキサミド
Figure 2008530020
3−メチルフラン−2−カルボン酸および2−p−トリルエタンアミンから実施例4に記載の様式と同様の様式で調製した。MS(M+H,244)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、6μMであり、その化合物が1μMで存在しているとき、3.3のEC50比で、グルタミン酸一ナトリウムの有効性を高めた。
実施例121 N−(2,4−ジメトキシベンジル)−2−(1H−ピロール−1−イル)ベンズアミド
Figure 2008530020
1−(2−(1H−ピロール−1−イル)フェニル)エタノンおよび2,4−ジメトキシ−ベンジルアミンを使用して実施例4と同様の様式で調製した。MS(M+H,337.2)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、1.66μMであり、その化合物が1μMで存在しているとき、11のEC50比で、グルタミン酸一ナトリウムの有効性を高めた。
実施例121−1 (S)−N−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)−4−メトキシ−3−メチルベンズアミド
Figure 2008530020
4−メトキシ−3−メチル安息香酸および(S)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−アミンを使用して実施例4と同様の様式で調製した。収率63%。H NMR(500MHz,dMSO):δ1.94−1.99(m,1H),2.17(s,3H),2.41−2.46(m,1H),2.82−2.87(m,1H),2.96−3.01(m,1H),3.83(s,3H),5.53−5.57(dd,1H),6.98−6.99(d,1H),7.16−7.23(m,3H),7.26−7.27(m,1H),7.75−7.80(m,2H),8.54−8.55(d,1H).MS(M+H,282)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、0.08μMであった。
実施例121−2 (R/S)−4−メトキシ−N−(5−メトキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)−3−メチルベンズアミド
Figure 2008530020
4−メトキシ−3−メチル安息香酸および5−メトキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−アミン(実施例121−2a)を使用して実施例4と同様の様式で調製した(47%)。MS(M+H,312)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、0.08μMであった。
実施例121−2a:5−メトキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−アミン
5−メトキシ−2,3−ジヒドロインデン−1−オン(1g,6.17mmol)をヒドロキシルアミンHCl(730mg,10.5mmol)の水溶液10mlに加えた。その混合物を70℃に温め、酢酸ナトリウム(1.4g,16.7mmol)の、7mLのHO、14mLのMeOH、3mLのTHFの溶液を加えた。70℃で1.5時間撹拌した後、10mlのHOを加えることにより、沈殿物を生成させ、その懸濁液を2時間撹拌した。その沈殿物を濾過により回収することにより、5−メトキシ−2,3−ジヒドロインデン−1−オンオキシムをほぼ定量で得て、さらなる精製をせずに次の工程で使用した。そのオキシム(0.5g,2.82mmol)をMeOHに溶解し、触媒量のラネーニッケルおよび25mLのアンモニアのMeOH溶液(7N)を加えた。その反応物をH下、室温で一晩撹拌した。そのスラリーをセライトで濾過し、真空中で濃縮し、EtOAcで希釈し、水およびブラインで洗浄し、MgSOで乾燥し、濾過し、そして真空中で濃縮することにより、粗表題アミンを得た(収率45%)。その粗アミンをさらなる精製をせずに使用した。
さらなる「アミド」化合物が、合成され、実験的に試験され、そして、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターのアクチベーターとして比較的高レベルの有効性を有することが見出された。その試験結果を下記の表Aに示す。
Figure 2008530020
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Figure 2008530020
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本明細書中の別の箇所で説明される「オキサルアミド」化合物の亜属内に入る式(I)の多くのアミド化合物がまた、合成され、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターのアクチベーターとしての有効性について実験的に試験された。
実施例122 オキサルアミドの調製についての一般的な手順A
N−(2−メトキシ−ベンジル)−N’−(2−ピリジン−2−イル−エチル)−オキサルアミドの合成
Figure 2008530020
2−メトキシベンジルアミン(5mmol)をトリエチルアミン(2当量)と無水ジオキサン中で混合した。エチルオキサリルクロリド(1当量)を加え、そしてその混合物を室温にて0.5〜2時間振盪した。次いで2−(2−ピリジニル)エチルアミン(1当量)を加え、その懸濁液を一晩80℃に加熱した。その溶液を濃縮し、その残渣を酢酸エチルに溶解し、水で洗浄した。その有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を蒸発させることにより、フラッシュカラムクロマトグラフィーで精製した粗生成物を表題化合物として得た:収率70%、融点118〜119℃;m/e=314[M+1];1H NMR(CDCl):δ3.02(t,2H),3.76(dt,2H),3.86(s,3H),4.47(d,2H),6.80−6.90(m,2H),7.14−7.18(m,2H),7.20−7.30(m,2H),7.55−7.62(m,1H),7.75−7.83(m,1H),8.05−8.12(m,1H),8.55−8.63(m,1H)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、0.34μMであり、その化合物が0.3μMで存在しているとき、18.85のEC50比で、グルタミン酸一ナトリウムの有効性を高めた。
実施例123 N−(2,4−ジメトキシ−ベンジル)−N’−(2−ピリジン−2−イル−エチル)−オキサルアミド
Figure 2008530020
2,4−ジメトキシベンジルアミン、エチルオキサリルクロリドおよび2−(2−ピリジニル)エチルアミンを使用して実施例122と同様の様式で調製した。収率72%、融点123〜124℃;m/e=344[M+1];H NMR(CDCl):δ3.02(t,2H);3.73(dd,2H);3.78(s,3H);3.82(s,3H);4.38(d,2H)6.40(dd,1H);6.44(d,1H);7.14(m,3H);7.59(m,1H);7.82(t,1H);8.11(t,1H);8.56(d,1H);13C NMR:δ36.9,38.9,39.4,55.6,55.6,98.8,104.1,117.8,121.9,123.5,130.7,136.8,149.6,158.8,158.8,159.6,160.1,161.0。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、0.09μMであり、その化合物が0.3μMで存在しているとき、6.51のEC50比で、グルタミン酸一ナトリウムの有効性を高めた。
実施例124 N−(3−メチル−チオフェン−2−イルメチル)−N’−(2−ピリジン−2−イル−エチル)−オキサルアミド
Figure 2008530020
(3−メチル−チオフェン−2−イル)メチルアミン、エチルオキサリルクロリドおよび2−(2−ピリジニル)エチルアミンを使用して実施例122と同様の様式で調製した。収率40%;融点122〜124℃;m/e=304[M+1];H NMR(DMSO−d):δ2.19(s,3H),2.92−2.95(t,2H),3.48−3.52(dd,2H),4.37−4.38(d,2H),6.79−6.80(d,1H),7.20−7.27(m,3H),7.67−7.71(dt,1H),8.48−8.49(d,1H),8.87−8.89(t,1H),9.25−9.28(t,1H)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、0.37μMであった。
実施例125 1つのオキサルアミドであるN−(4−メチル−ベンジル)−N’−(2−ピリジン−2−イル−エチル)−オキサルアミドの合成についての一般的な手順B
Figure 2008530020
4−メチルベンジルアミン(1mmol)をトリエチルアミン(2当量)の存在下、アセトニトリル中で室温にて0.5〜1時間にわたってエチルオキサリルクロリド(1当量)と反応させた。次いで2−(2−ピリジニル)エチルアミン(1当量)を加え、その懸濁液をマイクロ波反応器中にて5分間160℃に加熱した。その反応混合物を分取HPLCに供することにより、純粋表題オキサルアミドを得た:収率60%;融点152〜154℃;m/e=298[M+1];H NMR(CDCl):δ2.33(s,3H),3.10(t,2H),3.75(dt,2H),4.43(d,2H),7.10−7015(m,4H),7.18−7.22(m,2H),7.65−7.73(m,2H),8.12(b,1H),8.60(d,1H)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、0.41μMであった。
実施例126 N−(2−メチル−4−メトキシベンジル)−N’−(2−ピリジン−2−イル−エチル)−オキサルアミド
Figure 2008530020
2−メチル−4−メトキシベンジルアミン、エチルオキサリルクロリドおよび2−(2−ピリジニル)エチルアミンを使用して実施例122と同様の様式で調製した。収率51%;融点133〜134℃;m/e=328[M+1];H NMR(CDCl):δ2.29(s,3H);3.04(t,2H);3.74−3.77(m,2H);3.78(s,3H);4.40(d,2H);6.69−6.73(m,2H);7.13−7.18(m,3H);7.51(t,1H);7.60−7.63(m,1H);8.17(t,1H);8.58(d,1H)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、0.11μMであった。
実施例127 N−(2,4−ジメトキシ−ベンジル)−N’−(3−ピリジン−2−イル−プロピル)−オキサルアミド
Figure 2008530020
2,4−ジメトキシベンジルアミン、エチルオキサリルクロリドおよび3−(2−ピリジニル)プロピルアミンを使用して実施例125と同様の様式で調製した。収率60%;m/e=358[M+1];H NMR(CDCl):δ1.99−2.04(m,2H);2.84(t,2H);3.36(dd,2H);3.79(s,3H);3.82(s,3H)4.60(d,2H);6.41−6.45(m,2H);7.10−7.17(m,3H);7.57−7.60(m,1H);7.81(t,1H);7.89(t,1H);8.54(d,1H)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、1.84μMであった。
実施例128 N−(4−メトキシベンジル)−N’−(2−ピリジン−2−イル−エチル)−オキサルアミド
Figure 2008530020
4−メトキシベンジルアミン、エチルオキサリルクロリドおよび2−(2−ピリジニル)エチルアミンを使用して実施例125と同様の様式で調製した。収率50%;融点156〜158℃;H NMR:3.05(t,3H),3.72−3.77(m,2H),3.79(s,3H),4.40(d,2H),6.86(d,2H),7.16−7.22(m,4H),7.65−7.69(m,3H),8.15(b,1H),8.62(d,1H)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、0.75μMであった。
実施例129 N−(2,4−ジメトキシベンジル)−N’−(2−(3−メチルピリジン−2−イル)エチル)オキサルアミド
Figure 2008530020
2,4−ジメトキシベンジルアミン、エチルオキサリルクロリドおよび2−(3−メチルピリジン−2−イル)エチルアミン(実施例129a)を使用して実施例125と同様の様式で調製した。収率10%;m/e=358[M+1];H NMR(CDCl):δ2.28(s,3H),3.01(t,2H),3.75−3.82(m,2H),3.79(s,3H),3.82(s,3H),4.39(d,2H),6.41(dd,1H),6.44(d,1H),7.10(t,1H),7.15(d,1H),7.45(d,1H),7.81(bs,1H),8.28(bs,1H),8.40(d,1H)。
a.2−(3−メチルピリジン−2−イル)エチルアミン:2−(3−メチルピリジン−2−イル)アセトニトリル実施例129b)(95mg,0.72mmol)のTHF溶液(0.5mL)を室温にて1MのBH・THF(2.2mL,2.2mmol)に滴加した。得られた混合物をマイクロ波反応器中にて7分間130℃に加熱した。次いで、6NのHCl水溶液(1mL)を室温にて滴加した。得られた混合物をマイクロ波反応器中にて4分間120℃に加熱した。その反応混合物をEtO(3×3mL)で洗浄し、次いで0℃に冷却し、そして10NのNaOH水溶液(0.8mL)を加えた。その水溶液をKCOで飽和させた。その生成物をCHClで抽出した(6×5mL)。その有機抽出物を乾燥し(1:1 KCO/NaSO)、濾過し、真空中で濃縮することにより、油状物(85mg,86%)を得て、それを実施例8に直接使用した。m/e=137[M+1]。
b.2−(3−メチルピリジン−2−イル)アセトニトリル:N下、−78℃にて、n−BuLi(ヘキサン中2.5N、7.92mL,19.8mmol)溶液に乾燥THF(75mL)を加え、続いてすぐに乾燥MeCN(1.15mL,21.78mmol)の無水THF溶液(30mL)を5分間に亘って加えた。得られた反応混合物を−78℃にて1時間連続的に撹拌した。次いで2−ブロモ−3−メチルピリジン(516mg,3mmol)を加えた。得られた反応混合物を−78℃にて1時間撹拌し、次いで室温に温め、そして水でクエンチした。その有機溶媒を真空中で蒸発させ、CHClに溶解した。その有機層をブラインで洗浄し、乾燥し(MgSO)、濃縮し、カラムクロマトグラフィー(ヘキサン中20%EtOAc)で精製することにより、定量で生成物を得た:m/e=133[M+1]。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、1.64μMであった。
実施例130 N−(2,5−ジメチル−フラン−3−イルメチル)−N’−(2−ピリジン−2−イル−エチル)−オキサルアミド
Figure 2008530020
2,5−ジメチル−フラン−3−イルメチルアミン、エチルオキサリルクロリドおよび2−(2−ピリジニル)エチルアミンを使用して実施例122と同様の様式で調製した。収率51%;融点112〜115℃;m/e=302[M+1];H NMR(DMSO−d):δ2.14(s,3H),2.18(s,3H),2.91−2.94(t,2H),3.47−3.51(dd,2H),3.98−3.99(d,2H),5.89(s,1H),7.20−7.25(m,2H),7.68−7.71(dt,1H),8,48−8.49(d,1H),8.81−8.84(t,1H),8.97−9.00(t,1H)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、1.01μMであった。
実施例131 N−(1,5−ジメチル−1H−ピロール−2−イルメチル)−N’−(2−ピリジン−2−イル−エチル)−オキサルアミド
Figure 2008530020
1,5−ジメチル−1H−ピロール−2イルメチルアミン、エチルオキサリルクロリドおよび2−(2−ピリジニル)エチルアミンを使用して実施例122と同様の様式で調製した。収率25%;融点147〜149℃;m/e=301[M+1];H NMR(DMSO−d):δ2.11(s,3H),2.92−2.95(t,2H),3.38(s,3H),3.48−3.52(q,2H),4.24−4.25(d,2H),5.64−5.65(d,1H),5.79−5.65(d,1H),7.20−7.25(m,2H),7.68−7.71(dt,1H),8.48−8.49(d,1H),8.82−8.86(m,2H)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、2.3μMであった。
実施例132 N−(2−メトキシ−4−メチルベンジル)−N’−(2−(ピリジン−2−イル)エチル)オキサルアミド
Figure 2008530020
(2−メトキシ−4−メチルフェニル)メタンアミン(実施例132a)、エチルオキサリルクロリドおよび2−(2−ピリジニル)エチルアミンを使用して実施例125と同様の様式で調製した。収率20%。融点:128〜131℃;m/e=328[M+1];H NMR(CDCl):2.33(s,3H);3.02(t,2H);3.73(m,2H);3.84(s,3H);4.42(d,2H);6.70(m,2H);7.14(m,3H);7.60(m,1H);7.86(s,1H);8.09(s,1H);8.56(d,1H)。
a.(2−メトキシ−4−メチルフェニル)メタンアミン:2−メトキシ−4−メチルベンズアミド(実施例132b)(200mg,1.21mmol)のTHF溶液(0.5mL)に1M BH・THF(2.4mL,2.42mmol)を室温にてゆっくり加えた。得られた混合物をマイクロ波反応器中にて7分間130℃に加熱した。次いで6N HCl水溶液(1mL)を室温にて滴加した。得られた混合物をマイクロ波反応器中にて4分間120℃に加熱した。その反応混合物をEtO(3×3mL)で洗浄し、次いで0℃に冷却し、そして10NのNaOH水溶液(0.8mL)を加えた。その水溶液をKCOで飽和させた。その生成物をCHCl(6×5mL)で抽出した。その有機抽出物を乾燥し(1:1 KCO/NaSO)、濾過し、真空中で濃縮することにより、180mgの(2−メトキシ−4−メチルフェニル)メタンアミンを得て、それを実施例11に直接使用した。
b.2−メトキシ−4−メチルベンズアミド:2−メトキシ−4−メチル安息香酸(500mg,3.01mmol)を室温にて1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミドハイドロクロライド(577mg,3.01mmol)および1−ヒドロキシベンゾチアゾール(407mg,3.01mmol)のジクロロメタン溶液25mLと混合し、5分間撹拌した。2Mのアンモニアのメタノール溶液(4.5mL,9.03mmol)を加え、その反応混合物を室温にて約5時間撹拌した。次いで、それをジクロロメタンで希釈し、1NのHCl、飽和NaHCO、水およびブラインで洗浄し、MgSOで乾燥し、濾過し、そして蒸発させることにより、440mgの2−メトキシ−4−メチルベンズアミドを得た。収率88%。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、0.04μMであった。
実施例133 N−(2,4−ジメチルベンジル)−N’−(2−(ピリジン−2−イル)エチル)オキサルアミド
Figure 2008530020
(2,4−ジメチルフェニル)メタンアミン(実施例133a)、エチルオキサリルクロリドおよび2−(2ピリジニル)エチルアミンを使用して実施例125と同様の様式で調製した。収率60%;融点148〜149℃;m/e=312[M+1];H NMR(CDCl):2.28(s,3H);2.30(s,3H);3.05(t,2H);3.76(dd,2H);4.43(d,2H);6.99(m,2H);7.11(d,1H);7.17(m,2H);7.54(s,1H);7.62(m,1H);8.17(s,1H);8.58(d,1H)。
a.(2,4−ジメチルフェニル)メタンアミン:水素化アルミニウムリチウムの1MのTHF溶液(15.2mL,15.2mmol)を予め乾燥させたフラスコにアルゴン下、0℃で投入し;2,4−ジメチルベンゾニトリル(1.0g,7.6mmol)の15mLの無水エーテル溶液を滴加した。加えた後、その反応混合物をゆっくりと室温まで温め、そして3時間撹拌した。次いで、それを0℃に冷却し、無水硫酸ナトリウムを加え、1mlの水を滴加した。その混合物を酢酸エチルで希釈し、その不溶物を濾過し、その濾液を水およびブラインで洗浄し、MgSOで乾燥し、濾過し、そして蒸発させることにより、1.03gの純粋(2,4−ジメチルフェニル)メタンアミンを定量で、精製せずに得た。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、0.07μMであった。
実施例134 N−(4−エトキシ−2−メトキシベンジル)−N’−(2−(ピリジン−2−イル)エチル)オキサルアミド
Figure 2008530020
(4−エトキシ−2−メトキシフェニル)メタンアミン(実施例134a)、エチルオキサリルクロリドおよび2−(2ピリジニル)エチルアミンを使用して実施例125と同様の様式で調製した;収率10%;融点117〜118℃;m/e=358[M+1];H NMR(CDCl):1.40(t,3H);3.03(t,2H);3.74(dd,2H);3.82(s,3H);4.01(dd,2H);4.39(d,2H);6.39(d,1H);6.44(s,1H);7.15(m,3H),7.61(m,1H);7.81(s,1H);8.10(s,1H);8.56(d,1H)。
a.(4−エトキシ−2−メトキシフェニル)メタンアミン:4−エトキシ−2−メトキシベンズアルデヒド(実施例134b)(880mg,4.88mmol)の50mLの無水メタノール溶液に酢酸アンモニウム(7.5g,97.60mmol)およびシアノホウ水素化ナトリウム(613mg,9.76mmol)を加えた。その反応混合物を室温で約4時間撹拌した。次いでそれをロータリーエバポレーターで濃縮し、その残渣を水で希釈し、15%NaOH水溶液で塩基性化し、酢酸エチルで抽出し、水およびブラインで洗浄し、MgSOで乾燥し、濾過し、そしてその溶媒を蒸発させ、その残渣をシリカゲルのカラムクロマトグラフィー(DCM/MeOH 9:1)にかけることにより、150mgの生成物を得た;収率17%(この方法は、最適化されていなかった)。
b.4−エトキシ−2−メトキシベンズアルデヒド:4−ヒドロキシ−2−メトキシベンズアルデヒド(1.0g,6.57mmol)の10mLのアセトン溶液に炭酸カリウム(0.91g,6.57mmol)およびヨードエタン(1.6mL,19.71mmol)を加え、その反応混合物を室温にて一晩撹拌した。アセトンをロータリーエバポレーターで除去し;その残渣を水および酢酸エチルで希釈し;酢酸エチルで抽出し、ブラインで洗浄し、MgSOで乾燥し、濾過し、そして蒸発させることにより、粗生成物を得て、それをシリカゲルのカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン=1:4)にかけることにより、943mgの生成物を得た;収率80%。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、0.1μMであった。
実施例135 N−(4−メトキシ−3−メチルベンジル)−N’−(2−(ピリジン−2−イル)エチル)オキサルアミド
Figure 2008530020
(4−メトキシ−3−メチルフェニル)メタンアミン(実施例135a)、エチルオキサリルクロリドおよび2−(2−ピリジニル)エチルアミンを使用して実施例125と同様の様式で調製した。収率12%;融点145〜147℃;m/e=328[M+1];H NMR(CDCl):2.19(s,3H);3.04(t,2H);3.76(dd,2H);3.81(s,3H);4.37(d,2H);6.76(d,1H);7.06(m,2H);7.16(m,2H);7.61(m,1H);7.66(s,1H);8.18(s,1H);8.58(d,1H)。
a.4−メトキシ−3−メチルフェニル)メタンアミン:4−メトキシ−3−メチルベンズアルデヒド、酢酸アンモニウムおよびシアノホウ水素化ナトリウムのMeOH溶液を使用して実施例134aと同様の様式で調製した;収率22%(110mg)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、1.04μMであった。
実施例136 N−(2−クロロベンジル)−N’−(2−(ピリジン−2−イル)エチル)オキサルアミド:
Figure 2008530020
2−クロロフェニル)メタンアミン、エチルオキサリルクロリドおよび2−(2−ピリジニル)エチルアミンを使用して実施例125と同様の様式で調製した;収率45%;m/e=318[M+1]。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、0.01μMであった。
実施例137 N−((2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン−5−イル)メチル)−N’−(2−(ピリジン−2−イル)エチル)オキサルアミド
Figure 2008530020
(2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン−5−イル)メタンアミン、エチルオキサリルクロリドおよび2−(2−ピリジニル)エチルアミンを使用して実施例122と同様の様式で調製した;収率50%;m/e=342[M+1]。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、0.3μMであった。
実施例138 N−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イルメチル)−N’−(2−(ピリジン−2−イル)エチル)オキサルアミド
Figure 2008530020
ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イルメタンアミン、エチルオキサリルクロリドおよび2−(2−ピリジニル)エチルアミンを使用して実施例125と同様の様式で調製した;収率35%;m/e=328[M+1]。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、0.5μMであった。
実施例139 N−(4−エチルベンジル)−N’−(2−(ピリジン−2−イル)エチル)オキサルアミド
Figure 2008530020
4−エチルベンジルアミン、エチルオキサリルクロリドおよび2−(2−ピリジニル)エチルアミンを使用して実施例125と同様の様式で調製した;収率38%;m/e=312[M+1]。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、0.79μMであった。
実施例140 N−(ベンゾフラン−5−イルメチル)−N’−(2−(ピリジン−2−イル)エチル)オキサルアミド
Figure 2008530020
ベンゾフラン−5−イルメチルアミン、エチルオキサリルクロリドおよび2−(2−ピリジニル)エチルアミンを使用して実施例125と同様の様式で調製した;収率64%;m/e=324[M+1]。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、1.78μMであった。
実施例141 N−((4−メトキシカルボニルフェニル)メチル)−N’−(2−(ピリジン−2−イル)エチル)オキサルアミド
Figure 2008530020
4−メトキシカルボニルフェニルメチルアミン、エチルオキサリルクロリドおよび2−(2−ピリジニル)エチルアミンを使用して実施例122と同様の様式で調製した;収率52%;m/e=342[M+1]。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、3.63μMであった。
実施例142 N−((2−カルバモイルフェニル)メチル)−N’−(2−(ピリジン−2−イル)エチル)オキサルアミド
Figure 2008530020
2−カルバモイルフェニルメチルアミン、エチルオキサリルクロリドおよび2−(2−ピリジニル)エチルアミンを使用して実施例122と同様の様式で調製した;収率48%;m/e=342[M+1]。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、8.5μMであった。
実施例143 N−(2,4−ジメトキシベンジル)−N’−(1−(ピリジン−2−イル)プロパン−2−イル)オキサルアミド
Figure 2008530020
2,4−ジメトキシベンジルアミン、エチルオキサリルクロリドおよび1−(ピリジン−2−イル)プロパン−2−イルアミン(実施例143a)を使用して実施例125と同様の様式で調製した;収率34%;m/e=357[M+1]。
a.1−(ピリジン−2−イル)プロパン−2−イルアミン:2−(ピリジン−2−イル)プロパンニトリル(実施例143b)を使用して実施例129aと同様の様式で調製した;粗生成物を実施例143に直接使用した;収率53%;m/e=137[M+1]。
b.2−(ピリジン−2−イル)プロパンニトリル:5mmolの2−(ピリジン−2−イル)アセトニトリルを8mLの無水THFに溶解し、そして氷浴に置いた。カリウムt−ブトキシド(1当量)を加え、反応物を30分間撹拌した。ヨウ化メチル(1当量)を5mLの無水THFに溶解し、そして30分間に亘ってゆっくり加えた。反応物を一晩室温にて撹拌した。溶媒を蒸発させ、粗混合物を酢酸エチルに溶解し、そして水で洗浄した。酢酸エチル層を蒸発させ、生成物を分取TLC(30%酢酸エチル/ヘキサン)により精製した;収率71%;m/e=133[M+1]。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、0.4μMであった。
実施例144 N−(2,4−ジメトキシベンジル)−N’−(2−(ピリジン−2−イル)プロピル)オキサルアミド
Figure 2008530020
2,4−ジメトキシベンジルアミン、エチルオキサリルクロリドおよび2−(ピリジン−2−イル)プロピルアミン(実施例144a)を使用して実施例125と同様の様式で調製した;収率35%;m/e=357[M+1]。
a.2−(ピリジン−2−イル)プロピルアミン:10mmolの2−メチルピリジンを無水THFに溶解し、そして0℃にて不活性条件下で保持した。ブチルリチウム(1.2当量)を滴加し、そしてさらに15分間、温度を室温に戻しながら0℃で撹拌した。室温にて1時間撹拌した後、その反応混合物を再度0℃に冷却し、アセトニトリル(2当量)を滴加した。反応物を室温にて一晩撹拌した。その反応物を0℃に冷却した後、30mLのメタノールをその反応混合物に加えた。水素化ホウ素ナトリウム(3当量)を0℃にてゆっくりと少しずつ加えた。反応物をさらに温度が室温に戻るまで撹拌した。その反応混合物を水で希釈し、酢酸エチルで徹底的に抽出した。合わせた抽出物を水、ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。溶液を濃縮し、そしてエーテルに溶解した。生成物を3N HCl水溶液で抽出し、そして酸性の抽出物をエーテルで洗浄し、NaOHを用いて塩基性にした。生成物をエーテルで徹底的に抽出した。合わせたエーテル抽出物を水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を蒸発させることにより、十分な純粋生成物を得た;収率47%;m/e=137[M+1]。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、1.07μMであった。
実施例145 N−(2−メトキシベンジル)−N’−(2−(ピリジン−2−イル)エチル)オキサルアミド
Figure 2008530020
2−メチルベンジルアミン、エチルオキサリルクロリドおよび2−(ピリジン−2−イル)エチルアミンを使用して実施例125と同様の様式で調製した;m/e=298[M+1];H NMR(CDCl)δ2.32(s,3H),3.11(t,2H),3.78(dt,2H),4.46(d,2H),7.15−7.26(m,6H),7.50−7.55(m,1H),7.62−7.67(m,1H),8.12−8.15(m,1H),8.60(d,1H)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、0.59μMであった。
実施例146 N−(2,3−ジメトキシベンジル)−N’−(2−(ピリジン−2−イル)エチル)オキサルアミド
Figure 2008530020
2,3−ジメトキシベンジルアミン、エチルオキサリルクロリドおよび2−(ピリジン−2−イル)エチルアミンを使用して実施例125と同様の様式で調製した;m/e=343[M+1]。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、0.69μMであった。
実施例147 N−(2−(メチルチオ)ベンジル)−N’−(2−(ピリジン−2−イル)エチル)オキサルアミド
Figure 2008530020
2−メチルチオベンジルアミン、エチルオキサリルクロリドおよび2−(ピリジン−2−イル)エチルアミンを使用して実施例125と同様の様式で調製した;m/e=330[M+1];H NMR(CDCl)δ2.49(s,3H),3.08(t,2H),3.77(dt,2H),4.55(d,2H),7.11−7.14(m,1H),7.15−7.20(m,2H),7.22−7.27(m,3H),7.62(t,1H),7.78−7.83(m,1H),8.08−8.11(m,1H),8.56(d,1H)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、0.96μMであった。
実施例148 N−(2−ヒドロキシベンジル)−N’−(2−(ピリジン−2−イル)エチル)オキサルアミド
Figure 2008530020
2−ヒドロキシベンジルアミン、エチルオキサリルクロリドおよび2−(ピリジン−2−イル)エチルアミンを使用して実施例125と同様の様式で調製した;m/e=300[M+1]。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、3.11μMであった。
実施例149 N−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−4−イルメチル)−N’−(2−(ピリジン−2−イル)エチル)オキサルアミド
Figure 2008530020
ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−4−イルメチルアミン(実施例149a)、エチルオキサリルクロリドおよび2−(ピリジン−2−イル)エチルアミンを使用して実施例125と同様の様式で調製した;収率12%;m/e=328[M+1];H NMR(CDCl):δ3.12(m,2H),3.77−3.80(m,2H),4.46−4.47(d,2H),5.98(s,2H),6.74−6.79(m,3H),7.24(m,1H),7.7−7.8(m,3H),8.10−8.15(m,1H),8.58−8.59(m,1H)。
a.ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−4−イルメチルアミン:ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−4−カルバルデヒドおよび酢酸アンモニウムから実施例134aと同様の様式で調製した。粗物質は、約20%の生成物を含んでおり(m/e=152.2[M+1])、実施例149に直接使用した。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、0.17μMであった。
実施例150 N−(ベンゾ[b]チオフェン−2−イルメチル)−N’−(2−(ピリジン−1−イル)エチル)オキサルアミド
Figure 2008530020
ベンゾ[b]チオフェン−2−イルメタンアミン、エチルオキサリルクロリドおよび2−(ピリジン−2−イル)エチルアミンを使用して実施例125と同様の様式で調製した;収率32%;m/e=240[M+1];H NMR(DMSO−d):δ2.92−2.95(t,2H),3.48−3.53(m,2H),4.55−4.56(d,2H),7.20−7.25(m,2H),7.38−7.41(m,2H),7.50(s,1H),7.66−7.70(m,1H),7.95−7.99(m,2H),8.47−8.49(d,1H),8.88−8.90(t,1H),9.29−9.31(t,1H)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、0.74μMであった。
実施例151 N−(ベンゾ[d]チアゾール−2−イルメチル)−N’−(2−(ピリジン−2−イル)エチル)オキサルアミド
Figure 2008530020
ベンゾ[d]チアゾール−2−イルメタンアミン、エチルオキサリルクロリドおよび2−(ピリジン−2−イル)エチルアミンを使用して実施例125と同様の様式で調製した;収率33%;m/e=341[M+1];H NMR(DMSO−d):δ2.95−2.98(t,2H),3.52−3.57(m,2H),4.72−4.73(d,2H),7.22−7.24(m,1H),7.25−7.27(d,1H),7.40−7.44(t,1H),7.48−7.51(t,1H),7.69−7.72(dt,1H),7.95−7.96(d,1H),8.05−8.07(d,1H),8.49−8.50(d,1H),8.96−8.98(t,1H),9.67−9.70(t,1H)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、4.4μMであった。
実施例152 N−((5−メチルフラン−2−イル)メチル)−N2−(2−(ピリジン−2−イル)エチル)オキサルアミド
Figure 2008530020
(5−メチルフラン−2−イル)メタンアミン、エチルオキサリルクロリドおよび2−(ピリジン−2−イル)エチルアミンを使用して実施例125と同様の様式で調製した;収率38%;m/e=288[M+1];H NMR(DMSO−d):δ2.20(s,3H),2.92−2.95(t,2H),3.48−3.52(m,2H),4.23−4.24(d,2H),5.96−5.97(d,1H),6.06−6.07(d,1H),7.20−7.25(m,2H),7.68−7.71(t,1H),8.48−8.49(d,1H),8.85−8.87(t,1H),9.04−9.07(t,1H)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、4.9μMであった。
実施例153 N−((2−メチルフラン−3−イル)メチル)−N’−(2−(ピリジン−2−イル)エチル)オキサルアミド
Figure 2008530020
(2−メチルフラン−3−イル)メタンアミン(実施例153a)、エチルオキサリルクロリドおよび2−(ピリジン−2−イル)エチルアミンを使用して実施例125と同様の様式で調製した;収率50%;m/e=288[M+1];H NMR(DMSO−d):δ2.23(s,3H),2.91−2.94(t,2H),3.48−3.52(q,2H),4.05−4.06(d,2H),6.30−6.31(d,1H),7.20−7.25(m,2H),7.38−7.39(d,1H),7.67−7.71(dt,1H),8.48−8.49(d,1H),8.83−8.86(t,1H),9.04−9.07(t,1H)。
a.(2−メチルフラン−3−イル)メタンアミン:10mmol(1.256mL)のメチル2−メチルフラン−3−カルボキシレートおよび38.9mmol(2.1g)のNaOMeのホルムアミド溶液20mLを100℃で30分間撹拌した。その反応混合物を氷水(20mL)に注ぎこみ、酢酸エチルで抽出した(3回)。その抽出物をMgSOで乾燥し、濃縮することにより、1.05g(83%)の2−メチルフラン−3−カルボキサミドを油状物として得た(m/e=126.2[M+1])。そのアミドを乾燥THF(10mL)に溶解し、そしてアルゴン下、0℃にて15mLのTHFを含む15mLの1MのLiAlHに滴加した。次いで、その混合物を60℃で5時間撹拌した。冷却後、50%THF水溶液(30mL)をその混合物に5〜10℃で加えた。生じた沈殿物を濾過により除去し、その濾過された溶液を乾燥し、濃縮することにより、油状生成物を得た(0.93g,84%)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、1.82μMであった。
実施例154 N−(2,4−ジメトキシベンジル)−N’−(2−(4−メチルピリジン−2−イル)エチル)オキサルアミド
Figure 2008530020
2,4−ジメトキシベンジルアミン、エチルオキサリルクロリドおよび2−(4−メチルピリジン−2−イル)エチルアミン(実施例154a)を使用して実施例122と同様の様式で調製した;収率11%;m/e=358[M+1];融点144〜145℃;H NMR(CDCl):δ2.31(s,3H),2.97(t,2H),3.71(q,2H),3.79(s,3H),3.83(s,3H),4.39(d,2H),6.40(dd,1H),6.44(d,1H),6.97(s,1H),6.98(d,1H),7.15(d,1H),7.81(brs,1H),8.08(brs,1H),8.41(d,1H)。
a.2−(4−メチルピリジン−2−イル)エチルアミン:2−(4−メチルピリジン−2−イル)アセトニトリル(実施例154b)を使用して実施例129と同様の様式で調製した;収率83%;m/e=137[M+1]。
b.2−(4−メチルピリジン−2−イル)アセトニトリル:2−ブロモ−4−メチルピリジン、アセトニトリルおよびn−BuLiを使用して実施例129bと同様の様式で調製した;収率88%;m/e=133[M+1]。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、1.64μMであった。
実施例155 N−(2,4−ジメトキシベンジル)−N’−(2−(5−メチルピリジン−2−イル)エチル)オキサルアミド
Figure 2008530020
2,4−ジメトキシベンジルアミン、エチルオキサリルクロリドおよび2−(5−メチルピリジン−2−イル)エチルアミン(実施例155a)を使用して実施例122と同様の様式で調製した;収率9%;m/e=358[M+1];融点124〜125℃;H NMR(CDCl):δ2.30(s,3H),2.97(t,2H),3.70(q,2H),3.79(s,3H),3.82(s,3H),4.38(d,2H),6.40(dd,1H),6.44(d,1H),7.03(d,1H),7.14(d,1H),7.40(dd,1H),7.81(brs,1H),8.08(brs,1H),8.38(d,1H)。
a.2−(5−メチルピリジン−2−イル)エチルアミン:2−(5−メチルピリジン−2−イル)アセトニトリル(155b)を使用して129aと同様の様式で調製した;収率40%;m/e=137[M+1]。
b.2−(5−メチルピリジン−2−イル)アセトニトリル:2−ブロモ−5−メチルピリジン、アセトニトリルおよびn−BuLiを使用して実施例129bと同様の様式で調製した;収率68%;m/e=133[M+1]。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、0.07μMであった。
実施例156 N−(2,4−ジメトキシベンジル)−N’−(2−(チオフェン−2−イル)エチル)オキサルアミド
Figure 2008530020
2,4−ジメトキシベンジルアミン、エチルオキサリルクロリドおよび2−(チオフェン−2−イル)エチルアミンを使用して実施例122と同様の様式で調製した;収率72%;m/e=349[M+1];融点146〜147℃;H NMR(CDCl):δ3.06(t,2H),3.58(q,2H),3.80(s,3H),3.83(s,3H),4.40(d,2H),6.41(dd,1H),6.45(d,1H),6.84(dd,1H),6.93(dd,1H),7.15(d,1H),7.16(d,1H),7.61(brs,1H),7.81(brs,1H)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、4.87μMであった。
実施例157 N−(2−メトキシ−4−メチルベンジル)−N−(2−(5−メチルピリジン−2−イル)エチル)オキサルアミド
Figure 2008530020
H NMR(CDCl,500MHz):δ2.29(3H,s);2.33(3H,s);2.97(2H,t,J=6.5Hz);3.71(2H,q,J=6.5Hz);3.83(3H,s);4.40(2H,d,J=6.2Hz);6.68(1H,s);6.69(1H,d,J=7.7Hz);7.02(1H,d,J=7.9Hz);7.09(1H,d,J=7.5Hz);7.40(1H,dd,J=1.8Hz,J=7.8Hz);7.85(1H,brt);8.06(1H,brt);8.38(1H,s,J=7.5Hz)。
13C NMR(CDCl,500MHz):18.3,21.8,36.5,39.1,39.6,55.5,111.5,121.3,122.3,123.0,129.9,131.3,137.4,139.6,150.0,155.7,157.7,159.7,160.1。
基本的な解析:C1821.l/4 HOについて算出した:C,65.97;H,6.85;N,12.15。検出値:C,66.10;H,7.34;N,12.17。MS(342,M+l)。白色粉末、融点=133.5〜134℃
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、0.03μMであった。
その化合物を以下の線図に図示される反応順序により合成し、6つの合成工程の各々の詳細は、引き続き以下に記載する。
Figure 2008530020
工程1:2−ヒドロキシ−4−メチル安息香酸(25g,0.164mol)のアセトン溶液(350mL)にKCO(68g,0.492mmol)を加え、続いてMeI(41mL,0.656mmol)を加え、そしてその反応混合物を48時間加熱還流した。室温に冷却した後、その反応混合物を濾過し、そしてその濾液を蒸発させることにより、粗メチル2−メトキシ−4−メチルベンゾエートを得た。KOH(11.3g,1.2当量)をMeOH(300mL)に溶解し、その粗エステルを混合物に加え、そしてその溶液を48時間加熱還流した。冷却後、その反応混合物をHCl水溶液(1N)で酸性化し、そして酢酸エチルで抽出した。その有機層をブラインで洗浄し、MgSOで乾燥し、濾過し、そして蒸発させた。その残渣を酢酸エチル/ヘキサンとともに粉砕することにより、20gの2−メトキシ−4−メチル安息香酸をクルーム色の固体として得た(85%収率)。
工程2:2−メトキシ−4−メチル安息香酸(20g,120.4mmol)、EDC(23.1g,120.4mmol)およびHOBt(16.3g,120.4mmol)のジクロロメタン溶液(1L)の混合物にNH(MeOH中、7N,52mL,3当量)を滴加した。その反応混合物を室温にて一晩撹拌し、次いでHCl(1N)、飽和NaHCO水溶液、水およびブラインで連続して洗浄し、MgSOで乾燥し、濾過し、そして蒸発させた。その残渣を酢酸エチル/ヘキサンから再結晶させることにより、16.5gの2−メトキシ−4−メチルベンズアミドを得た(83%収率)。
工程3:2−メトキシ−4−メチルベンズアミド(14.55g,88.08mmol)の乾燥THF(50mL)溶液にボラン−テトラヒドロフラン錯体(THF中1.0M,220mL,2.5当量)をN雰囲気下、0℃で滴加した。次いでその反応混合物を一晩60℃に加熱した。その反応物を室温に冷却し、HCl水溶液(6N,37mL)を慎重に加え、次いでその反応混合物を2時間70℃に加熱した。冷却後、水を加え、得られた溶液をエーテルで洗浄した。その水層を0℃にてNaOH水溶液(10N)で塩基性化し、KCOで飽和させ、次いで酢酸エチルで抽出した。その有機層をブラインで洗浄し、MgSOで乾燥し、濾過し、そして蒸発させることにより、8.5gの(2−メトキシ−4−メチルフェニル)メタンアミンを得た。(64%収率)。
工程4:無水アセトニトリル(10.1mL,191.83mmol,3.3当量)の乾燥THF溶液(500mL)にn−BuLi(ヘキサン中2.5M,69.8mL,174.39mmol,3当量)をN雰囲気下、−78℃で滴加した。得られた白色懸濁液を−78℃で1時間撹拌し、次いで2−ブロモ−5−メチルピリジン(10.0g,58.13mmol,1当量)の乾燥THF溶液(30mL)を加えた。その反応混合物を−78℃で1時間保持し、次いでゆっくり室温まで温め、そしてさらに1時間撹拌した。氷/水を加え、層を分離させた。その有機層を水およびブラインで洗浄し、MgSOで乾燥し、濾過し、そして蒸発させることにより、18gの粗2−(5−メチルピリジン−2−イル)アセトニトリルを得た。生成物が、非常に揮発性であるので、その生成物は、高真空で乾燥させず、いくらか溶媒が含まれた状態である。
工程5:18gの粗2−(5−メチルピリジン−2−イル)アセトニトリルの乾燥THF溶液(100mL)にボラン−テトラヒドロフラン錯体(THF中1.0M,232mL,232.5mmol,4当量)をN雰囲気下、0℃で滴下した。次いでその反応混合物を一晩60℃に加熱した。その反応物を室温に冷却し、HCl水溶液(6N,40mL)を慎重に加え、次いでその反応混合物を2時間70℃に加熱した。冷却後、水を加え、得られた溶液をエーテルで洗浄した。その水層を0℃にてNaOH水溶液(10N)で塩基性化し、そしてKCOで飽和させ、次いでエーテルで抽出した(5×100mL)。その有機層をMgSOで乾燥し、濾過し、そして蒸発させることにより、7.6gの粗2−(5−メチルピリジン−2−イル)エタンアミンを得た(96%粗収率)。
エーテルを蒸発させるとき、そのアミンの沸点が、おそらく約100℃であるので、湯浴の温度は25℃に維持した。
工程6:2gの(2−メトキシ−4−メチルフェニル)メタンアミン(工程3の生成物)およびEtN(3.7mL,2当量)の乾燥CHCN混合物(45mL)をN雰囲気下で0℃に冷却し、そしてエチル2−クロロ−2−オキソアセテート(1.47mL,1当量)を滴加した。滴加が完了した後、その反応混合物を室温にて4時間撹拌し、そして2−(5−メチルピリジン−2−イル)エタンアミン(2.52g,1.4当量、工程5の生成物)を加えた。その反応物を24時間加熱還流した。冷却後、その溶媒を減圧下で除去し、その残渣を酢酸エチルに溶解し、水およびブラインで連続して洗浄し、MgSOで乾燥し、濾過し、そして蒸発させた。その残渣をシリカゲルのクロマトグラフィー(溶出:ヘキサン中25〜35%アセトン)にかけ、酢酸エチル/ヘキサンおよびエタノール/水から再結晶させることにより、650mgのN−(2−メトキシ−4−メチルベンジル)−N−(2−(5−メチルピリジン−2−イル)エチル)オキサルアミドを得た(15%)。
さらなる「オキサルアミド」化合物を合成し、実験的に試験し、そしてHEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターのアクチベーターとして比較的高レベルの有効性を有することが見出された。試験の結果を以下の表Bに示す。
Figure 2008530020
式(IV)として本明細書中の別の箇所で説明される「尿素」化合物の亜属内に入れられる式(I)の多くのアミド化合物もまた合成し、そしてHEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターのアクチベーターとしての有効性について実験的に試験した。
実施例158 1−(4−クロロフェニル)−3−(ヘプタン−4−イル)尿素
Figure 2008530020
ヘプタン−4−アミン(0.18mL,1mmol)のCHCl溶液(5mL)に1−クロロ−2−イソシアナトベンゼン(0.12mL,1mmol)を室温にて加えた。その反応混合物を2時間撹拌した。白色固体が沈殿した。その反応混合物を濾過した。その固体をCHClで洗浄することにより、1−(4−クロロフェニル)−3−(ヘプタン−4−イル)尿素(180mg,67%)を白色固体として得た。融点:135〜136℃。H NMR(500MHz,CDCl):δ0.93(t,6H),1.45(m,6H),1.53(m,2H),3.80(brs,1H),4.33(d,1H),6.00(s,1H),6.95(td,1H),7.23(dt,1H),7.33(dd,1H),8.13(dd,1H).MS(M+H,269)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、0.37μMであり、その化合物が1μMで存在しているとき、4.95のEC50比で、グルタミン酸一ナトリウムの有効性を高めた。
実施例159 1−(2,4−ジメトキシフェニル)−3−(ヘプタン−4−イル)尿素
Figure 2008530020
ヘプタン−4−アミンおよび1イソシアナト−2,4−ジメトキシベンゼンを使用して実施例158と同様の様式で調製した。収率:88%。融点:172〜173℃。H NMR(500MHz,CDCl):δ0.93(t,6H),1.45(m,8H),3.82(s,3H),3.83(m,1H),3.84(s,1H),4.32(brs,1H),6.34(brs,1H),6.49(d,1H),6.50(s,1H),7.71(d,1H).MS(M+H,295)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、0.98μMであり、その化合物が0.3μMで存在しているとき、7.61のEC50比で、グルタミン酸一ナトリウムの有効性を高めた。
実施例160 1−(4−エトキシフェニル)−3−(2−(ピリジル−2−イル)エチル)尿素
Figure 2008530020
2−(ピリジン−2−イル)エタンアミンおよび1−エトキシ−4−イソシアナトベンゼンを使用して実施例158と同様の様式で調製した。収率:95%。融点:163〜164℃。H NMR(500MHz,CDCl):δ1.43(t,3H),3.03(t,2H),3.68(t,2H),4.03(q,2H),5.69(brs,1H),6.45(brs,1H),6.84(m,2H),7.14(m,3H),7.20(d,1H),7.64(dt,1H),8.43(dd,1H).MS(M+H,286)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、4.1μMであり、その化合物が1μMで存在しているとき、4.2のEC50比で、グルタミン酸一ナトリウムの有効性を高めた。
実施例161 1−(4−イソプロピルフェニル)−3−(2−(ピリジン−2−イル)エチル)尿素
Figure 2008530020
2−(ピリジン−2−イル)エタンアミンおよび1−イソシアナト−4−イソプロピルベンゼンを使用して実施例158と同様の様式で調製した。カラムクロマトグラフィー(CHCl中の1%MeOHからCHCl中の3%MeOH)で精製することにより、1−(4−イソプロピルフェニル)−3−(2−(ピリジン−2−イル)エチル)尿素を白色固体として得た(130mg,50%)。融点:72〜73℃。H NMR(500MHz,CDCl):δ1.25(d,6H),2.89(m,1H),3.06(t,2H),3.70(t,2H),5.80(brs,1H),6.55(brs,1H),7.19(m,5H),7.24(d,1H),7.68(dt,1H),8.46(d,1H).MS(M+H,284)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターの活性化に対するEC50は、0.98μMであった。
さらなる「尿素」化合物を合成し、実験的に試験し、そしてHEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターのアクチベーターとして比較的高レベルの有効性を有することが見出された。その試験の結果を以下の表Cに示す。
Figure 2008530020
Figure 2008530020
Figure 2008530020
Figure 2008530020
Figure 2008530020
Figure 2008530020
本明細書中の別の箇所で説明される「アクリルアミド」化合物の亜属に入れられる式(I)の多くのアミド化合物もまた合成し、そしてHEK293細胞株において発現されるhT1R1/hT1R3旨味レセプターのアクチベーターとしての有効性について実験的に試験した。その試験の結果を以下の表Dに示す。
Figure 2008530020
Figure 2008530020
Figure 2008530020
ヒトパネリストを用いた旨味/薬味実験:
一般的なパネリストの選抜:味覚試験者の基本的なスクリーニング:パネリストの候補を、5つの基本的な味覚を代表する溶液の強度を順位付けして評定する能力について、試験した。パネリストは、以下の5つの化合物の各々の5つの異なる濃度の強度を順位付けして評定した:スクロース(甘味)、塩化ナトリウム(塩味)、クエン酸(酸味)、カフェイン(苦味)およびグルタミン酸一ナトリウム(薬味)。試験に参加するように選抜されるためには、パネリストは、妥当な数の誤りで、サンプルの強度を正しく順位付けして評定する必要があった。
予備味覚試験:上記手順で選抜されたパネリストは、予備味覚試験の手順を実行するのに適格であると判断された。この予備味覚試験は、基本的な味覚および味覚外(off−taste)の強度について、新しい化合物を評価するのに使用した。小群のパネリスト(n=5)は、味覚の増大を評価するために、水および12mMのMSGの溶液中にて、およそ5つの濃度の化合物(代表的には、半対数(half−1og)サイクルで、1〜100μMの間の範囲、例えば、1、3、10、30および100μM)を食味する。パネリストは、5つの基本的な味覚(甘味、塩味、酸味、苦味および薬味)だけでなく、味覚外(例えば、薬品、金属、硫黄)を、標識された等級尺度で評定する。サンプルは、室温で、10mLずつ供される。この試験の目的は、不快な味覚外が存在しない最も高い濃度を決定すること、および試験した濃度のいずれかで明らかな薬味または薬味の増大があるかどうかを判定することにある。
その化合物が有効であり不快な味覚外がない場合、さらに大規模な研究において、熟練された(専門家パネル)が試験する。
熟練パネリストの選択:予備味覚試験で試験した化合物をさらに評価するために、熟練した専門家パネリストを使用した。
熟練パネル用のパネリストは、大きな群の認定味覚パネリストから選択した。パネリストは、さらに、MSGとIMPとの組み合わせを使用する順位付け評定実験により、薬味について訓練を受けた。パネリストは、薬味溶液を用いる一連の順位付け試験、評定試験および参照との差の試験を完了した。順位付け試験および評定試験では、パネリストは、水における簡単なMSG濃度(0、6、18、36mM)およびより難しいMSG濃度(3、6、12、18mMのMSG)を評価した。
熟練パネルを使用した化合物の試験:熟練パネルによって試験された化合物を、参照実験との差について評価した。パネリストには、参照サンプル(12mMのMSG+100μMのIMP)を与え、参照との薬味の差に関して、−5〜+5の尺度でサンプルを評定するように依頼した(点数:−5=参照よりもずっと少ない薬味;0=参照と同程度の薬味;+5=参照よりもずっと強い薬味)。試験サンプルは、様々な量のMSG、IMPおよび化合物の溶液であった。代表的には、各セッションは、この参照サンプルと多数の試験サンプルとを比較する。試験は、代表的には、パネルの正確さを評価するために、様々な濃度のMSGおよびIMPを含む種々のサンプルだけでなく、参照だけの1つの盲検法のサンプルを含んでいた。これらの味覚試験の結果を表3に記載し、これは、本発明の化合物が、100μMのIMP+MSGと比較したとき、3μM+MSGで、薬味または薬味の増大をもたらすことが見出されたことを示している。化合物は、12mMのMSGを含むか、または含まないサンプルにおいて、この参照に対して試験した。全てのサンプルは、室温で、10mlの容量で提供された。パネルの再現性を評価するために、試験された各化合物について、2つのセッションを行った。
生成物のプロトタイプにおける味覚試験:上記と同様に行うことができた。
Figure 2008530020
Figure 2008530020
甘味アミド実施例
式(I)の多くのアミド化合物を合成し、そしてHEK293細胞株において発現されるhT1R2/hT1R3「甘味」レセプターのアクチベーターとしての有効性について実験的に試験した。このような甘味化合物についての甘味EC50測定に関する合成実施例および生物学的有効性試験を、以下に列挙する。さらに、式(I)の「甘味」アミドの多くはまた、旨味EC50およびEC50比アッセイにおける活性についてスクリーニングされ、以下で説明するように、式(I)のアミドが化合物のいくつかは、食料品および医薬品ならびに組成物で使用する薬味向上剤および甘味向上剤として同時に作用する著しい活性および潜在性を有する。
実施例162 2,3,5,6−テトラフルオロ−4−メチル−N−(2−メチルシクロヘキシル)ベンズアミド
Figure 2008530020
2,3,5,6−テトラフルオロ−p−トルイル酸(4.00g,19.22mmol)、HOBt(5.19g,38.44mmol)およびEDCI(4.42g、23.06mmol)を200mLの無水DCMおよび30mLの無水DMF中で混合した。その混合物を0℃に冷却し、Ar下で15分間撹拌した。その混合物に2−メチルシクロヘキサンアミン(3.05mL,23.06mmol)を加え、その反応混合物をゆっくりと外界温度に温め、そして一晩撹拌した。その反応混合物をDCMで希釈し、1NのHCl、水、NaHCO水溶液、水およびブラインで洗浄し、MgSOで乾燥し、濾過し、そして溶媒を真空中で除去することにより、粗生成物を淡黄色固体として得た。再結晶させ(EtOH/HO)、そして真空中で乾燥させることにより、5.23gの表題化合物を白色固体として得た(2つのジアステレオマー(diasteromer)の混合物、90%)。H NMR(CDCl)δ0.95,1.01(d,J=7.0,6,6Hz,3H)1.1−2.1(m,9H),2.29(m,3H),3.70,4.29(m,1H),5.65,5.92(m,1H).MS(304.1,M+H).m.p.202−204°C。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R2/hT1R3甘味レセプターの活性化に対するEC50は、0.39μMであった。
実施例163 (S)−2,3,5,6−テトラフルオロ−4−メチル−N−(3−メチルブタン−2−イル)ベンズアミド
Figure 2008530020
(S)−3−メチルブタン−2−アミンおよび2,3,5,6−テトラフルオロ−p−トルイル酸を使用して実施例162と同様の様式で調製した(93%)。H NMR(CDCl)δ0.98(d,J=6.9Hz,6H)1.18(d,J=6.8Hz,3H),2.29(m,3H),4.09(m,1H),5.72(bs,1H).MS(304.1,M+H)m.p.146−147°C。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R2/hT1R3甘味レセプターの活性化に対するEC50は、0.6μMであった。
実施例164 N−シクロヘプチル−2,3,5,6−テトラフルオロ−4−メチルベンズアミド
Figure 2008530020
シクロヘプチルアミンおよび2,3,5,6−テトラフルオロ−p−トルイル酸を使用して実施例162と同様の様式で調製した(94%)。H NMR(CDCl)δ1.53(m,6H),1.57(m,4H),2.03(m,2H)2.28(m,3H),4.17(m,1H),5.85(bs,1H).MS(304.1,M+H)m.p.164−165°C。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R2/hT1R3甘味レセプターの活性化に対するEC50は、1.85μMであった。
実施例165 N−(2,4−ジメチルペンタン−3−イル)−2,3,5,6−テトラフルオロ−4−メチルベンズアミド
Figure 2008530020
2,4−ジメチルペンタン−3−アミンおよび2,3,5,6−テトラフルオロ−p−トルイル酸を使用して実施例162と同様の様式で調製した(90%)。H NMR(CDCl)δ0.91(d,J=6.7Hz,6H),1.00(d,J=6.8Hz,6H),1.85(m,2H),2.29(m,3H),3.82(m,1H),5.52(bd,1H).MS(306.1,M+H)m.p.184−187°C。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R2/hT1R3甘味レセプターの活性化に対するEC50は、0.81μMであった。
実施例166 N−(5,7−ジメチル−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)−3−メチルイソオキサゾール−4−カルボキサミド
Figure 2008530020
3−メチルイソオキサゾール−4−カルボン酸(83mg,0.0.67mmol),HOBt(100mg,0.74mmol)およびEDCI・HCl(142mg,0.74mmol)のDMF溶液(4mL)に5,7ジメチル−1,2,3,4−テトラヒドロナフチル−1−アミン(実施例166a)(130mg,0.74mmol)を加えた。その反応混合物を室温にて24時間撹拌し、その時点でその溶媒を減圧下で除去し、そしてその残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィー(10:1 Hex:EtOAc)で精製することにより、134mgのN−(5,7−ジメチル−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)−3−メチルイソオキサゾール−4−カルボキサミド(70%)を白色泡沫状固体として得た。H NMR(500MHz,DMSO−d):δ1.74(m,2H),1.86(m,2H),2.16(s,3H),2.19(s,3H),2.43(s,3H),2.55(m,2H),5.10(m,1H),6.86(s,1H),6.89(s,1H),8.60(d,1H,J=8.40Hz),9.27(s,1H).13C NMR(125MHz,DMSO−d):δ10.6,19.1,19.6,20.6,25.8,29.4,46.9,115.4,126.4,129.1,132.6,134.1,135.8,136.6,158.5,159.6,159.9.MS(M+H,285).Mp57−58C。
a.5,7−ジメチル−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−アミン:触媒量のラネーニッケル(水中のスラリー)をアルゴン下、丸底フラスコ中にて乾燥MeOHで洗浄した。洗浄したラネーニッケルのメタノールアンモニア溶液(25mL,7N)に5,7−ジメチル−3,4−ジヒドロナフタレン−1(2H)−オンオキシム(実施例166b)(420mg,2.22mmol)を加え、その混合物をHのバルーン下で20時間撹拌した。完了後、その反応物をセライトに通して濾過し、その濾液を真空中で濃縮し、EtOACで希釈し、水およびブラインで洗浄し、MgSOで乾燥し、濾過し、そしてその溶媒を減圧下で除去することにより、360mgの5,7−ジメチル−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−アミンを得た(93%)。H NMR(500MHz,CDCl):δ1.66−1.83(m,4H),1.96(m,2H),2.19(s,3H),2.28(s,3H),2.55(m,1H),2.66(m,1H),3.97(m,1H),6.88(s,1H),7.09(s,1H)。
b.5,7−ジメチル−3,4−ジヒドロナフタレン−1(2H)−オンオキシムの調製:70℃にて、5,7−ジメチル−3,4−ジヒドロナフタレン−1(2H)−オン(2.0g,11.48mmol)およびヒドロキシルアミンハイドロクロライド(1.6g,19.73mmol)の水混合物10mLにMeOH(14mL)、THF(3mL)および酢酸ナトリウム(2.53g,30.83mmol,HO中7mL)の溶液を加えた。撹拌を70℃にて85分間続け、その時点で、沈殿物を形成し、10mLの水を加えた。得られた混合物を室温にて2時間撹拌した。完了後、生成物を濾過で回収することにより、2.12gの5,7−ジメチル−3,4−ジヒドロナフタレン−1(2H)−オンオキシムを得た(98%)。MS(M+H,190)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R2/hT1R3甘味レセプターの活性化に対するEC50は、0.76μMであった。
実施例167 3−クロロ−2−ヒドロキシ−N−(5−メトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)ベンズアミド
Figure 2008530020
5−メトキシ−1,2,3,4テトラヒドロナフタレン−1−アミン(実施例167a)を使用して実施例166と同様の様式で調製した。収率40%。H NMR(500MHz,DMSO−d):δ1.73(m,1H),1.83(m,1H),1.96(m,2H),2.61(m,2H),3.78(s,3H),5.27(m,1H),6.78(d,1H,J=7.82Hz),6.86(m,2H),7.14(t,1H,J=7.98Hz),7.60(dd,1H,J=7.88,1.30Hz),7.94(dd,1H,J=8.03,1.39Hz),9.30(d,1H,J=8.06Hz),13.80(s,1H).13C NMR(125MHz,DMSO−d):δ19.5,22.7,28.9,47.4,55.3,108.6,115.8,118.7,119.8,121.1,125.9,126.2,126.4,133.8,137.3,156.7,156.8,168.7.MS(M+H,332).Mp175−176C。
a.5−メトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−アミン:5−メトキシ−3,4−ジヒドロナフタレン−1(2H)−オンを使用して実施例166aと同様の様式で調製した。収率94%。H NMR(500MHz,CDCl):δ1.63−1.79(m,4H),1.94(m,2H),2.60(m,1H),2.71(m,1H),3.82(s,3H),3.97(m,1H),6.71(d,1H),7.02(d,1H),7.17(t,1H)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R2/hT1R3甘味レセプターの活性化に対するEC50は、0.21μMであった。
実施例168 2,6−ジメチル−N−(2−メチルシクロヘキシル)ベンズアミド
Figure 2008530020
2,6−ジメチル安息香酸および2−メチルシクロヘキシルアミンを使用して実施例162と同様の様式で調製した。収率:59%。H NMR(500MHz,CDCl):δ0.88−0.94(3H,dd),1.14−1.89(9H,m),2.21−2.22(6H,d),3.39−3,45(1H,m),7.02−7.03(2H,d),7.12−7.15(1H,t),8.11−8.13(1H,d).MS(M+H,246.2)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R2/hT1R3甘味レセプターの活性化に対するEC50は、1.88μMであった。
実施例169 4−メトキシ−2,6−ジメチル−N−(2−メチルシクロヘキシル)ベンズアミド
Figure 2008530020
4−メトキシ−2,6−ジメチル安息香酸(実施例169a)および2−メチルシクロヘキシルアミンを使用して実施例166と同様の様式で調製した。H NMR(500MHz,CDCl):δ0.86−0.92(3H,dd),1.00−1.85(m,9H),2.18−2.19(6H,d),3.33−3.45(1H,m),3.71−3.72(3H,d),6.59(2H,s),7.98−8.05(1H,m).MS(276.2,M+H)。
a.4−メトキシ−2,6−ジメチル安息香酸:2−ブロモ−5−メトキシ−1,3−ジメチルベンゼン(実施例169b)(3.38g,15.79mmol)をさらなる精製をせずに100mLの乾燥THFに溶解した。その混合物を−78℃に冷却し、そしてアルゴン下でn−ブチルリチウム(ヘキサン中、1.6M溶液,9.9mL,15,8mmol)を15分間に亘って滴加し、そしてその混合物を−78℃でさらに15分間撹拌した。次いでドライアイスの小片を加え、その混合物を−78℃で20分間撹拌した。次いで冷却物を除去し、そしてその混合物を二酸化炭素が発生し続ける限り撹拌した。次いで、混合物を氷(100mL)に注ぎ、6NのHClを用いて酸性化した。有機層を分離し、水相をEtOAcで抽出した。有機抽出物を合わせ、ブライン、水で洗浄し、MgSOで乾燥し、そして真空下で濃縮した。生成物である4−メトキシ−2,6−ジメチル安息香酸を白色固体として得た(2.7g,95%)。(M+H,181)。
b.2−ブロモ−5−メトキシ−1,3−ジメチルベンゼン:20mmolの1−メトキシ−3,5−ジメチルベンゼン(2.82mL)を100mLの乾燥アセトニトリルに溶解し、続いて22mmol(3.56g)のN−ブロモスクシンイミドに溶解した。その混合物を室温にて一晩撹拌した。次いで、その溶媒を減圧下で蒸発させ、そして固体を濾過し、ヘキサンで洗浄することにより、2−ブロモ−5−メトキシ−1,3−ジメチルベンゼン(3.9g,92%)を白色固体として得た。H NMR(500MHz,CDCl):δ2.41(6H,s),3.78(3H,s),6.67(2H,s)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R2/hT1R3甘味レセプターの活性化に対するEC50は、2.1μMであった。
実施例170 (R)−N−(1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)フラン−3−カルボキサミド
Figure 2008530020
0℃にて、フラン−3−カルボン酸(100mg,0.68mmol)、HOBt(240mg,1.78mmol)およびEDCI・HCl(196mg,1.03mmol)の、CHCl(8mL)およびDMF(1.5mL)の溶液に(R)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−アミン(160μl,1.06mmol)を加えた。CHClを加えた後、その反応物を室温で24時間撹拌した。得られた溶液を飽和NaHCO、HO、ブラインで洗浄し、MgSOで乾燥し、そして真空中で濃縮した。EtOH/HOから再結晶させることにより、(R)−N−(1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)−2,5ジヒドロフラン−3−カルボキサミドを得た。H NMR(500MHz,CDCl):δ1.89(m,3H),2.12(m,1H),2.84(m,2H),5.35(m,1H),5.96(brd,1H,J=7.75Hz),6.59(dd,1H,J=1.90,0.86Hz),7.13(m,1H),7.19(m,2H),7.32(m,1H),7.43(t,1H,J=1.73Hz),7.93(m,1H).MS(M+H,242)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R2/hT1R3甘味レセプターの活性化に対するEC50は、6.6μMであった。
実施例171 (R)−5−メチル−N−(1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)イソオキサゾール−4−カルボキサミド
Figure 2008530020
5−メチルイソオキサゾール−4−カルボン酸を使用して実施例170と同様の様式で調製した。分取TLC(5:1 Hex:EtOAc)により精製した。H NMR(500MHz,CDCl):δ1.80(m,3H),2.12(m,1H),2.74(s,3H),2.85(m,2H),5.35(m,1H),5.89(brd,1H,J=7.75Hz),7.10(m,1H),7.18(m,2H),7.32(m,1H),8.26(s,1H).MS(M+H,257)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R2/hT1R3甘味レセプターの活性化に対するEC50は、8.1μMであった。
実施例172 N−(4−クロロ−2−メチルフェニル)イソインドリン−2−カルボキサミド
Figure 2008530020
イソインドリン(238mg,2.0mmol)の乾燥1,4−ジオキサン溶液(10mL)に4−クロロ−2−メチルフェニルイソシアネート(335mg,2.0mmol)をアルゴン下、室温にて加えた。次いでその反応混合物を室温で一晩撹拌した。その溶媒を減圧下で蒸発させ、そしてその残渣をエタノールからの再結晶で精製することにより、表題化合物(540mg,94%)を白色固体として得た。H NMR(500MHz,DMSO−d):δ2.24(s,2H),4.76(s,4H),7.20(dd,J=2.5,8.5Hz,1H),7.27(d,J=2.5Hz,1H),7.30−7.32(m,2H),7.34−7.37(m,2H),7.42(d,J=8.5Hz,1H),7.84(s,1H);13C NMR(DMSO−d):δ17.7,51.9,122.8,125.6,126.8,127.3,128.1,129.5,134.7,136.8,154.2;MS(MH,287);以下についてのEA計算値:C1615ClNO:C,67.02;H,5.27;N,9.77;実測値:C,66.82;H,5.41;N,9.92。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R2/hT1R3甘味レセプターの活性化に対するEC50は、0.89μMであった。
実施例173 N−(4−メトキシ−2−メチルフェニル)イソインドリン−2−カルボキサミド
Figure 2008530020
イソインドリン(576mg,4.0mmol)の乾燥1,4−ジオキサン溶液(20mL)に4−メトキシ−2−メチルフェニルイソシアネート(815mg,5.0mmol)をアルゴン下、室温にて加えた。次いでその反応混合物を室温にて一晩撹拌した。その溶媒を減圧下で蒸発させ、その残渣をシリカゲル(EtOAc/ヘキサン:1:1)のクロマトグラフィーで精製することにより表題化合物(1.18g,84%)を白色固体として得た。H NMR(500MHz,DMSO−d):δ2.19(s,3H),3.72(s,3H),4.73(s,4H),6.72(dd,J=2.5Hz,8.5Hz,1H),6.78(d,J=2.5Hz,1H),7.17(d,J=8.5Hz,1H),7.30−7.32(m,2H),7.34−7.36(m,2H),7.74(s,1H),13C NMR(DMSO−d):δ18.2,51.9,55.1,110.9,115.1,122.8,127.2,127.8,130.6,135.1,137.0,154.9,156.5;MS(MH,283);以下についてのEA計算値:C1718:C,72.32;H,6.43;N,9.92;実測値:C,72.16;H,6.82;N,9.98。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R2/hT1R3甘味レセプターの活性化に対するEC50は、4.5μMであった。
実施例174 N−(3,4−メチレンジオキシフェニル)イソインドリン−2−カルボキサミド
Figure 2008530020
3,4−(メチレンジオキシ)アニリン(150mg,1.09mmol)の乾燥DCM溶液(4mL)にフェニルクロロホルメート(0.138mL,1.09mmol)およびトリエチルアミン(0.153mL,1.09mmol)を滴加した。その反応混合物を室温で8時間撹拌した後、イソインドリン(0.123mL,1.09mmol)およびトリエチルアミン(0.153mL,1.09mmo)を加え、そしてその反応混合物を一晩撹拌した。次いでその溶媒を減圧下で除去し、残渣をシリカゲル(EtOAC/ヘキサン:1:3)のクロマトグラフィーにかけることにより、表題化合物(185mg,60%)を白色固体として得た:融点:165〜166℃。H NMR(CDCl,500MHz):4.82(s,4H);5.93(s,2H);6.20(s,1H);6.73(s,2H);7.17(s,1H);7.30(m,4H).MS(MH,283)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R2/hT1R3甘味レセプターの活性化に対するEC50は、1.05μMであった。
実施例175 3−メチル−イソオキサゾール−4−カルボン酸(1,2,3,4−テトラヒドロ−ナフタレン−1−イル)−アミド
Figure 2008530020
3−メチル−イソオキサゾール−4−カルボン酸(0.52g,4.06mmol)のDCM(15mL)およびDMF(2mL)の溶液にHOBt(1.1g,8.14mmol)およびEDCI(0.896g4.67mmol)を加えた。その透明の黄色溶液を0℃に冷却し、Ar下で15分間撹拌した。その溶液に(R)−1−アミノ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン(0.73mL,5.04mmol)を加え、その反応混合物をゆっくりと外界温度に温め、一晩撹拌した。DCM(50mL)で希釈し、続いて水性抽出(NaHCO、水、ブライン(50mL)を行い、MgSOで乾燥し、濾過し、そして溶媒を真空中で除去した。シリカゲルクロマトグラフィー(0〜25%ヘキサン:EtOAc)にかけるより、表題化合物(650mg;62.5%)を粘着性固体として得た。H NMR(CDCl)δ1.88(m,3H),2.12(m,1H),2.51(s,3H),2.81(m,2H),5.32(m,1H),5.99(bd,1H),7.13(m,1H),7.20(m,2H)7.20(m,2H);13C NMR(CDCl)δ11.22,20.15,29.41,30.35,47.93,116.73,126.72,127.88,128.88,129.65,136.25,138.00,158.45,160.28.ESIMS:257(MH)以下についてのEA計算値:C1516:C,70.29;H,6.29;N,10.93;実測値:C,70.61;H,6.11;N,11.09。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R2/hT1R3甘味レセプターの活性化に対するEC50は、5.8μMであった。
実施例176(R)−N−(5,7−ジメチル−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)−3−メチルイソオキサゾール−4−カルボキサミド
Figure 2008530020
3−メチルイソオキサゾール−4−カルボン酸(41.7mg,0.339mmol)の3mLのDMF溶液に、EDCI・HCl(71mg,0.373mmol)およびHOBt(50mg,0.373mmol)を加えた。その混合物を室温で20分間撹拌し、その時点で、(R)−5,7−ジメチル−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−アミン(実施例a)(65mg,0.37mmol)を加えた。その反応混合物を室温で一晩撹拌し、EtOAcで希釈し、1NのHCl、HO、飽和NaHCO、HOおよびブラインで連続して洗浄した。得られた溶液をMgSOで乾燥し、濾過し、真空中で濃縮し、そしてフラッシュカラムクロマトグラフィー(ヘキサン中15〜20%EtOAc)にかけることにより、(R)−N−(5,7−ジメチル−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)−3−メチルイソオキサゾール−4−カルボキサミド(55mg,(S)−2−((R)−5,7−ジメチル−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イルアミノ)−2−フェニルエタノール(実施例b)から57%)を得た。H NMR(500MHz,DMSO−d):δ1.74(m,2H),1.86(m,2H),2.16(s,3H),2.19(s,3H),2.43(s,3H),2.55(m,2H),5.10(m,1H),6.86(s,1H),6.89(s,1H),8.60(d,1H,J=8.40Hz),9.27(s,1H).13C NMR(125MHz,DMSO−d):δ10.6,19.1,19.6,20.6,25.8,29.4,46.9,115.4,126.4,129.1,132.6,134.1,135.8,136.6,158.5,159.6,159.9.MS(M+H,285).Mp=124−125C。
a.(R)−5,7−ジメチル−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−アミンの調製:室温にて、(S)−2−((R)−5,7−ジメチル−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン1−イルアミノ)−2−フェニルエタノール(実施例b)(100mg,0.339mmol)の2.5mLのMeOH溶液にメチルアミン(1.4mL,MeOH中、2M溶液)および過ヨウ素酸(200mg,0.880mmol,2mLHO)を加えた。その反応混合物を室温で4時間撹拌し、その時点で、それをエーテルで抽出した。合わせたエーテル抽出物に2mLの2NのHClを加え、その二相性混合物を30分間撹拌し、真空中で濃縮し、そして残存している水相をエーテルで洗浄し、0℃にて6NのNaOH溶液で塩基性化し、エーテルで抽出し、KCOで乾燥し、濾過し、そして真空中で濃縮することにより、65mgの粗(R)−5,7−ジメチル−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−アミンを得て、これをさらなる精製をせずに次の工程で用いた。
b.(S)−2−((R)−5,7−ジメチル−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イルアミノ)−2−フェニルエタノールの調製:15mLの無水THFに溶解した(S)−2−(5,7−ジメチル−3,4−ジヒドロナフタレンl(2H)−イリデンアミノ)−2−フェニルエタノール(実施例c)(908mg,3.10mmol)の溶液に氷酢酸を加えた。その混合物を0℃に冷却し、その時点でNaBHをゆっくり加えた。その反応物をAr下、0℃で2時間撹拌し、その時点で15mLのCHClを加え、続いて10mLの飽和NaHCOを加えた。有機層を分離し、飽和NaHCO(4×20mL)およびブライン(1×)で連続して洗浄した。その溶液をMgSOで乾燥し、濾過し、真空中で濃縮し、そしてフラッシュカラムクロマトグラフィー(4:1 Hex:EtOAc)で精製することにより、(S)−2−((R)−5,7−ジメチル−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イルアミノ)−2−フェニルエタノールを白色蝋様固体として得た(テトラロンから30%)。H NMR(500MHz,CDCl):δ1.42(m,1H),1.55(m,2H),1.90(m,1H),2.11(s,3H),2.22(s,3H),2.35(ddd,1H,J=17.32,10.84,6.47Hz),2.57(m,1H),3.25(ddd,1H,J=10.63,8.90,6.01Hz),3.41(dt,1H,J=10.70,4.65Hz),3.50(bs,1H),3.86(dd,1H,J=8.70,4.23Hz),4.93(t,1H,J=5.44Hz),6.82(s,1H),6.85(s,1H),7.24(td,1H,J=7.22,1.22Hz),7.34(t,2H,J=7.42Hz),7.42(dd,2H,J=7.08,1.28Hz).MS(M+H,296)。
c.(S)−2−(5,7−ジメチル−3,4−ジヒドロナフタレン−1(2H)−イリデンアミノ)−2−フェニルエタノールの調製:ディーン−スタークトラップおよび還流冷却器を備えた50mL丸底フラスコに5,7−ジメチルテトラロン(540mg,3.10mmol)、(S)−フェニルグリシノール(468mg,3.40mmol)、トルエンスルホン酸一水和物(30mg,0.16mmol)およびキシレン(30mL)を加えた。その反応物を8時間還流し、室温に冷却し、トルエンで希釈し、飽和NaHCO(1×)、HO(5×)およびブライン(1×)で連続して洗浄した。得られた溶液をMgSOで乾燥し、濾過し、真空中で濃縮し、そしてさらなる精製をせずに次の工程で用いた。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R2/hT1R3甘味レセプターの活性化に対するEC50は、0.52μMであった。
実施例177 (R)−3−クロロ−2−ヒドロキシ−N−(5−メトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)ベンズアミド
Figure 2008530020
5−メトキシ−3,4−ジヒドロナフタレン−1(2H)−オンから出発して、実施例176と同様の様式で調製した。アミドカップリングを3−クロロサリチル酸を使用して実施した。収率27%全体。H NMR(500MHz,DMSO−d):δ1.73(m,1H),1.83(m,1H),1.96(m,2H),2.61(m,2H),3.78(s,3H),5.27(m,1H),6.78(d,1H,J=7.82Hz),6.86(m,2H),7.14(t,1H,J=7.98Hz),7.60(dd,1H,J=7.88,1.30Hz),7.94(dd,1H,J=8.03,1.39Hz),9.30(d,1H,J=8.06Hz),13.80(s,1H).13C NMR(125MHz,DMSO−d):δ19.5,22.7,28.9,47.4,55.3,108.6,115.8,118.7,119.8,121.1,125.9,126.2,126.4,133.8,137.3,156.7,156.8,168.7.MS(M+H,332).Mp175−176C。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R2/hT1R3甘味レセプターの活性化に対するEC50は、0.18μMであった。
実施例178 3−クロロ−2−ヒドロキシ−N−(7−メチル−1,2.3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)ベンズアミド
Figure 2008530020
1mLのDMFに溶解した3−クロロサリチル酸(33mg,0.19mmol)、HOBt(28mg,0.21mmol)およびEDCI・HCl(40mg,0.21mmol)溶液に7−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−アミン(実施例a)(33mg,0.20mmol)の1mLのDMF溶液を加えた。得られた混合物を室温で24時間撹拌し、その時点で、それを真空中で濃縮し、そして分取LCMSで精製することにより、3−クロロ−2−ヒドロキシ−N−(7−メチル−1,2,3,4テトラヒドロナフタレン−1−イル)ベンズアミドを白色固体として得た。H NMR(500MHz,CDCl):δ1.74(m,1H),1.82(m,1H),1.97(m,2H),2.21(s,3H),2.73(m,2H),5.26(m,1H),6.89(m,1H),6.98(s,1H),7.02(t,2H,J=8.32Hz),7.60(m,1H),7.95(m,1H),9.32(m,1H),13.83(s,1H).MS(M+H,316)。
a. 7−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−アミンの調製:触媒量のラネーニッケル(水中のスラリー)をアルゴン下、丸底フラスコ中にて乾燥MeOHで洗浄した。洗浄されたラネーニッケルをエタノールアンモニア溶液(15mL,7N)に7−メチル−3,4−ジヒドロナフタレン−1(2H)−オンオキシム(実施例b)(218mg,1.24mmol)を加え、その混合物をHのバルーン下で20時間撹拌した。完了後、その反応物をセライトに通して精製し、その濾液を真空中で濃縮し、EtOAcで希釈し、水およびブラインで洗浄し、MgSOで乾燥し、濾過し、そしてその溶媒を減圧下で除去することにより、7−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−アミンを茶色シロップ状物として得て、それをさらなる精製をせずに次の工程で用いた。MS(M+H,161)。
b.7−メチル−3,4−ジヒドロナフタレン−1(2H)−オン(200mg,1.24mmol)およびヒドロキシルアミンハイドロクロライド(148mg,2.12mmol)の、1.08mLのHO、1.52mLのMeOHおよび320μLのTHFの溶液に、760μLのHOに溶解した酢酸ナトリウム(274mg,3.34mmol)の溶液を加えた。その混合物を70℃で2時間撹拌し、室温に冷却、そして2mLのHOで希釈した。得られた混合物を96時間撹拌し、得られたシロップ状物から水をピペットで取り除き、そして残ったHOをトルエンとともに共沸することにより、茶色のシロップ状物を得て、さらなる精製をせずに次の工程で用いた。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R2/hT1R3甘味レセプターの活性化に対するEC50は、1.48μMであった。
実施例179 3−クロロ−2−ヒドロキシ−N−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)ベンズアミド
Figure 2008530020
2−メチル−3,4−ジヒドロナフタレン−1(2H)−オンから出発して実施例178と同様の様式で調製することにより、異性体生成物の2つの混合物を得た(170mg,49%)。MS(M+H,316)。混合物の融点161〜162℃。生成物A:H NMR(500MHz,DMSO−d):δ1.00(d,3H,J=6.80Hz),1.64(qd,1H,J=11.47,5.90Hz),2.09(m,1H),5.39(dd,1H,J=9.08,4.77Hz),6.89(t,1H,J=7.94Hz),7.17(m,4H),7.59(dd,1H,J=7.88,1.38Hz),8.00(dd,1H,J=8.17,1.42Hz),8.96(d,1H,J=9.07Hz),13.70(s,1H).).13C NMR(125MHz,DMSO−d):δ17.0,25.5,28.4,32.6,39.0,49.9,115.9,118.6,121.1,125.9,126.5,127.2,128.8,129.5,133.8,133.9,136.3,137.0,156.6,168.8.生成物B:H NMR(500MHz,DMSO−d):δ1.00(d,3H,J=6.80Hz),1.64(qd,1H,J=11.47,5.90Hz),2.09(m,1H),5.39(dd,1H,J=9.08,4.77Hz),6.89(t,1H,J=7.94Hz),7.17(m,4H),7.59(dd,1H,J=7.88,1.38Hz),8.00(dd,1H,J=8.17,1.42Hz),8.96(d,1H,J=8.92Hz),13.85(s,1H).).13C NMR(125MHz,DMSO−d):δ19.0,28.4,29.7,34.4,54.2,115.7,118.8,121.2,125.9,126.0,126.7,127.2,128.6,133.9,136.6,137.0,156.9,169.6。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R2/hT1R3甘味レセプターの活性化に対するEC50は、0.38μMであった。
実施例180 3−クロロ−2−ヒドロキシ−N−(5−ヒドロキシ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)ベンズアミド
Figure 2008530020
5−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロナフタレン−1(2H)−オンから出発して実施例178と同様の様式で調製し、純粋エナンチオマーをキラルHPLC精製を使用して単離した。MS(M+H,318)。融点148〜151℃。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R2/hT1R3甘味レセプターの活性化に対するEC50は、1.17μMであった。
実施例181 3−クロロ−N−(5−エトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)−2−ヒドロキシベンズアミド
Figure 2008530020
5−エトキシ−3,4−ジヒドロナフタレン−1(2H)−オン(実施例a)から出発して実施例178と同様の様式で調製した。アミドカップリングを3−メチルイソオキサゾール−4−カルボン酸を使用して実施した。H NMR(500MHz,DMSO−d):δ1.33(t,3H,J=6.98Hz),1.73(m,2H),1.89(m,2H),2.42(s,3H),2.60(m,2H),4.01(m,2H),5.12(m,1H),6.81(t,2H,J=8.65Hz),7.11(t,1H,J=7.94Hz),8.62(d,1H,J=8.51Hz),9.26(s,1H).MS(M+H,301)。
a.5−エトキシ−3,4−ジヒドロナフタレン1(2H)−オンの調製:5−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロナフタレン−1(2H)−オン(600mg,3.70mmol)およびKCO(2.56g,18.5mmol)のDMF溶液18mLに、ヨウ化エチル(1.48mL,18.5mmol)を加えた。その反応物を20分間、マイクロ波反応器中にて180℃に加熱した。完了後、その反応物をEtOAcで希釈し、1NのHCl(2×)、ブラインで洗浄し、MgSOで乾燥し、濾過し、そして真空中で濃縮した。得られた赤色結晶をフラッシュカラムクロマトグラフィー(2:1 Hex:EtOAc)で精製することにより、5−エトキシ−3,4−ジヒドロナフタレン−1(2H)−オンを淡黄色固体として得た(490mg,70%)。H NMR(500MHz,DMSO−d):δ1.36(t,3H,J=6.95Hz),2.01(quint,2H,J=6.48Hz),2.54(m,2H),2.81(t,2H,J=6.12Hz),4.07(q,2H,J=7.00Hz),7.19(dd,1H,J=8.02,0.80Hz),7.28(t,1H,J=8.02Hz),7.46(dd,1H,J=7.72,0.96Hz)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R2/hT1R3甘味レセプターの活性化に対するEC50は、4.5μMであった。
実施例182(R)−3−メチル−N−(5−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)イソオキサゾール−4−カルボキサミド
Figure 2008530020
5−メチル−3,4−ジヒドロナフタレン−1(2H)−オン(Zhang,X.;De Los Angeles,J.E.;He,M.−Y.;Dalton,J.T.;Shams,G.;Lei,L.;Patil,P.N.;Feller,D.R.;Miller,D.D.;Hsu,F.−L.J.Med.Chem.1997,40,3014−3024)から出発して実施例178と同様の様式で調製した。アミドカップリングを3−メチルイソオキサゾール−4−カルボン酸を使用して実施した。純粋エナンチオマーをキラルHPLC精製を使用して単離した。H NMR(500MHz,DMSO−d):δ1.75(m,2H),1.91(m,2H),2.19(s,3H),2.42(s,3H),2.61(m,2H),5.13(m,1H),7.06(m,3H),8.62(d,1H,J=8.51Hz),9.25(s,1H).MS(M+H,271)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R2/hT1R3甘味レセプターの活性化に対するEC50は、2.80μMであった。
実施例183 (R)−3−クロロ−1−ヒドロキシ−N−(6−メトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)ベンズアミド
Figure 2008530020
6−メトキシ−3,4−ジヒドロナフタレン−1(2H)−オンから出発して実施例178と同様の様式で調製した。その純粋エナンチオマーをキラルHPLC精製を使用して単離した。H NMR(500MHz,DMSO−d):δ1.74(m,1H),1.83(m,1H),1.97(m,2H),2.77(m,2H),3.72(s,3H),5.23(m,1H),6.70(d,1H,J=2.60Hz),6.74(dd,1H,J=8.60,2.78Hz),6.87(t,1H,J=8.03Hz),7.08(d,1H,J=8.52Hz),7.60(dd,1H,J=7.88,1.38Hz),7.94(dd,1H,J=8.13,1.43Hz),9.25(d,1H,J=8.34Hz),13.83(s,1H).13C NMR(125MHz,DMSO−d):δ20.1,29.1,29.6,46.9,55.0,112.5,113.1,115.8,118.6,121.1,126.2,128.4,129.2,133.8,138.7,156.8,158.2,168.7.MS(M+H,332).Mp111−113C。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R2/hT1R3甘味レセプターの活性化に対するEC50は、0.85μMであった。
実施例184 (R)−3−クロロ−2−ヒドロキシ−N−(7−メトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)ベンズアミド
Figure 2008530020
7−メトキシ−3,4−ジヒドロナフタレン−1(2H)−オンから出発して、実施例178と同様の様式で調製した。その純粋エナンチオマーをキラルHPLC精製を使用して単離した。H NMR(500MHz,DMSO−d):δ1.74(m,1H),1.82(m,1H),1.97(m,2H),2.71(m,2H),3.66(s,3H),5.24(m,1H),6.70(d,1H,J=2.69Hz),6.79(dd,1H,J=8.44,2.78Hz),6.87(t,1H,J=7.96Hz),7.06(d,1H,J=8.46Hz),7.60(dd,1H,J=7.88,1.28Hz),7.95(dd,1H,J=8.01,2.60Hz),9.33(m,1H),13.75(s,1H).MS(M+H,332)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R2/hT1R3甘味レセプターの活性化に対するEC50は、0.26μMであった。
実施例185 (R)−3−クロロ−N−(3,4−ジヒドロ−2H−クロメン−4−イル)−2−ヒドロキシベンズアミド
Figure 2008530020
2,3−ジヒドロクロメン−4−オンから出発して、実施例178と同様の様式で調製した。その純粋エナンチオマーをキラルHPLC精製を使用して単離した。H NMR(500MHz,DMSO−d):δ2.12(m,2H),4.27(m,2H),5.33(m,1H),6.81(d,1H,J=8.27Hz),6.89(td,2H,J=7.49,0.72Hz),7.17(d,2H,J=7.40Hz),7.60(d,1H,J=7.32Hz),7.93(d,1H,J=8.03Hz),9.40(br.s,1H),13.65(s,1H).MS(M+H,304)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R2/hT1R3甘味レセプターの活性化に対するEC50は、1.03μMであった。
実施例186 3−クロロ−2−ヒドロキシ−N−(5−メトキシ−2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)ベンズアミド
Figure 2008530020
5−メトキシ−2−メチル−3,4−ジヒドロナフタレン−1(2H)−オン(実施例a)から出発して、実施例178と同様の様式で調製することにより、2組のエナンチオマー混合物を得た。エナンチオマー組A:H NMR(500MHz,DMSO−d):δ0.92(d,3H,J=6.78Hz),1.67(m,1H),1.76(m,1H),2.02(m,2H),2.80(m,1H),3.79(s,3H),5.34(m,1H),6.79(d,1H,J=7.69),6.84(d,1H,J=7.82Hz),7.13(t,1H,J=7.90Hz),7.56(m,1H),7.93(m,1H),8.90(br.s,1H).MS(M+H,346).EnantiomericpairB:H NMR(500MHz,DMSO−d):δ0.99(d,3H,J=6.47Hz),1.55(m,1H),1.67(m,1H),1.76(m,1H),2.02(m,2H),2.80(m,1H),3.78(s,3H),4.92(m,1H),6.72(d,1H,J=7.85Hz),6.84(m,1H),7.13(m,1H),7.56(m,1H),7.93(m,1H),9.25(br.s,1H).MS(M+H,346)。
a. 5−メトキシ−2−メチル−3,4−ジヒドロナフタレン−1(2H)−オンの調製:78℃にて、LDA(2.85mL,ヘプタン/THF/エチルベンゼン中、2.0M溶液)のTHF溶液2mLに5−メトキシ−3,4−ジヒドロナフタレン−1(2H)−オン(1.00g,5.70mmol)のTHF溶液2mLを加えた。その混合物を−78℃で20分間撹拌し、その時点で、MeIを滴加した。その反応物を17時間に亘って室温に温め、飽和NHClでクエンチした。その懸濁液をEtOで抽出し、MgSOで乾燥し、濾過し、真空中で濃縮し、そしてフラッシュクロマトグラフィー(9:1 Hex:EtOAc)にかけることにより、5−メトキシ−2−メチル−3,4−ジヒドロナフタレン−1(2H)−オンを透明な油状物として得た(374mg,35%)。H NMR(500MHz,CDCl):δ1.24(d,3H,J=6.72Hz),1.83(m,1H),2.20(dq,1H,J=13.32,4.50Hz),2.58(m,1H),2.74(ddd,1H,J=16.66,11.35,4.92Hz),3.08(dt,1H,J=17.80,4.32Hz),3.86(s,3H),7.00(dd,1H,J=7.90,0.70Hz),7.26(t,1H,J=7.82Hz),7.64(dd,1H,J=7.86,0.72Hz)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R2/hT1R3甘味レセプターの活性化に対するEC50は、0.50μMであった。
実施例187 (R)−3−エチル−N−(5−メトキシ−1,2,3.,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)イソオキサゾール−4−カルボキサミド
Figure 2008530020
2mLのDMFに溶解した3−エチルイソオキサゾール−4−カルボン酸(実施例a)(30mg,0.21mmol)、HOBt(41mg,0.30mmol)およびEDCI・HCl(58mg,0.30mmol)溶液に(R)−5−メトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−アミン(実施例c)(53mg,0.30mmol)を加えた。その反応物を室温で24時間撹拌し、その時点で、それを真空中で濃縮し、分取TLC(10:1 Hex:EtOAc)で精製することにより、(R)−3−エチル−N−(5−メトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)イソオキサゾール−4−カルボキサミドを白色固体として得た。H NMR(400MHz,CDOD):δ1.30(t,3H,J=7.20Hz),1.84(m,2H),1.97(m,2H),2.68(m,2H),2.96(q,2H,J=7.60Hz),3.81(s,3H),5.21(m,1H),6.80(d,1H,J=7.60Hz),6.85(d,1H,J=7.60Hz),7.14(d,1H,J=8.00Hz),8.98(s,1H).MS(M+H,301)。
a. 3−エチルイソオキサゾール−4−カルボン酸の調製:エチル3−エチルイソオキサゾール−4−カルボキシレート(実施例b)(422mg,2.49mmol)の1:1 EtOH:HO溶液2mLにNaOH(110mg,2.74mmol)を加えた。その反応物を24時間室温で撹拌し、その時点で、それを1NのHClで中和し、EtOACで抽出し、MgSOで乾燥し、濾過し、そして真空中で濃縮することにより、白色固体を得て、さらなる精製をせずに次の工程で用いた。
b.エチル3−エチルイソオキサゾール−4−カルボキシレートの調製:McMurry,J.E.;Org.Syn.Coll.Vol.6,781の方法によって調製された、エチル3−(ピロリジン−1−イル)アクリレート(2.0g,11.8mmol)、EtN(4.7mL)およびニトロプロパン(1.38mL,15.4mmol)のCHCl溶液12mLの溶液に、0℃にて、POCl(1.21mL,13.00mmol)の2.5mLのCHCl溶液を3時間に亘って漏斗を用いて加えた。POCl混合物の添加が完了した後、その反応物を室温に温め、20時間撹拌し、そしてHOでクエンチした。有機層を分離し、1NのHCl、5%NaOHおよびブラインで連続して洗浄した。生じた溶液をMgSOで乾燥し、濾過し、真空中で濃縮し、そしてフラッシュカラムクロマトグラフィー(4:1 Hex:EtOAc)にかけることにより、エチル3−エチルイソオキサゾール−4−カルボキシレートを白色固体として得た(1.43g,72%)。H NMR(500MHz,DMSO−d):δ1.21(t,3H,J=7.62Hz),1.28(t,3H,J=7.30Hz),2.85(q,2H,J=7.47Hz),4.26(q,2H,J=6.98Hz),9.51(s,1H).13C NMR(125MHz,DMSO−d):δ11.9,14.0,18.5,60.5,79.1,160.8,162.7,164.7,164.8。
c.(R)−5−メトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−アミンの調製:0℃にて、(S)−2−((R)−5−メトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イルアミノ)−2−フェニルエタノール(実施例d)(3.22g,10.83mmol)の70mLのMeOH溶液に、メチルアミン(7.5mL,HO中、40%溶液)および過ヨウ素酸(6.4g,28.15mmol,50mLのHO中)を加えた。その反応混合物を室温で4時間撹拌し、その時点で、それをエーテルで抽出した。合わせたエーテル抽出物に30mLの2NのHClを加え、そしてその二相性混合物を30分間撹拌し、真空中で濃縮し、そしてその残りの水相をエーテルで洗浄し、0℃にて、6NのNaOH溶液で塩基性化し、エーテルで抽出し、KCOで乾燥し、濾過し、そして真空中で濃縮することにより、1.72gの粗(R)−5−メトキシ−1,2,3,4テトラヒドロナフタレン−1−アミンを得て(90%)、さらなる精製をせずに次の工程で用いた。
d.(S)−2−((R)−5−メトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イルアミノ)−2−フェニルエタノールの調製:Ar下、0℃にて40mLの無水THFに溶解したNaBH(781mg,20.63mmol)溶液に、氷酢酸(3.48mL,60.10mmol)を滴加した。その混合物を0℃で15分間または気体の発生が完了するまで撹拌した。25mLの無水THFに溶解した(S)−2−(5−メトキシ−3,4−ジヒドロナフタレン−1(2H)−イリデンアミノ)−2−フェニルエタノール(実施例e)(5.3g,17.94mmol)溶液をそのNaBH(OAc)混合物に加え、そしてその反応物を0℃で3時間撹拌した。完了後、その反応物を飽和KCOを加えることによりクエンチし、EtOAcで希釈し、そしてその有機層をMgSOで乾燥し、濾過し、真空中で濃縮し、そしてフラッシュカラムクロマトグラフィー(Hex中、15〜25%EtOAc)にかけることにより、(S)−2−((R)−5,7−ジメチル1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イルアミノ)−2−フェニルエタノールを白色蝋様固体として得た(3.22g,テトラロンから60%)。H NMR(500MHz,CDCl):δ1.70(m,3H),1.84(m,1H),2.51(m,1H),2.74(m,1H),3.50(dd,1H,J=10.73,7.95Hz),3.71(dd,1H,J=10.76,4.67Hz),3.77(m,1H),3.81(s,3H),3.99(dd,1H,J=7.95,4.60Hz),6.72(d,1H,J=7.98Hz),6.96(d,1H,J=7.70Hz),7.15(t,1H,J=7.90Hz),7.29(m,1H),7.36(m,4H).MS(M+H,298)。
e.(S)−2−(5−メトキシ−3,4−ジヒドロナフタレン−1(2H)−イリデンアミノ)−2−フェニルエタノールの調製:ディーン−スタークトラップおよび還流冷却器を備えた50mL丸底フラスコに5−メトキシテトラロン(3.7g,21.0mmol)、(S)−フェニルグリシノール(3.17g,23.1mmol)、トルエンスルホン酸一水和物(200mg,1.05mmol)およびキシレン(40mL)を投入した。その反応物を一晩還流し、室温に冷却し、トルエンで希釈し、そして飽和NaHCO(1×)、HO(5×)およびブライン(1×)で連続して洗浄した。得られた溶液をMgSOで乾燥し、濾過し、真空中で濃縮し、そしてさらなる精製をせずに次の工程で用いた。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R2/hT1R3甘味レセプターの活性化に対するEC50は、0.40μMであった。
実施例188 (R)−3−プロピル−N−(5−メトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)イソオキサゾール−4−カルボキサミド
Figure 2008530020
3−プロピルイソオキサゾール−4−カルボン酸を使用して実施例187と同様の様式で調製した。H NMR(400MHz,CDOD):δ1.01(t,3H,J=7.60Hz),1.74(sext,2H,J=8.00Hz),1.83(m,2H),1.96(m,2H),2.67(m,2H),2.90(t,2H,J=7.20Hz),3.80(s,3H),5.20(m,1H),6.80(d,1H,J=7.60Hz),6.85(d,1H,J=7.60Hz),7.14(d,1H,J=8.00Hz),8.98(s,1H).MS(M+H,315)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R2/hT1R3甘味レセプターの活性化に対するEC50は、0.24μMであった。
実施例189 (R)−3−ブチル−N−(5−メトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)イソオキサゾール−4−カルボキサミド
Figure 2008530020
3−ブチルイソオキサゾール−4−カルボン酸を使用して実施例187と同様の様式で調製した。H NMR(400MHz,CDOD):δ0.96(t,3H,J=7.20Hz),1.40(sext,2H,J=6.80Hz),1.69(quint,2H,J=7.60Hz),1.84(m,2H),1.97(m,2H),2.67(m,2H),2.92(t,2H,J=7.20Hz),3.80(s,3H),5.20(m,1H),6.80(d,1H,J=7.60Hz),6.85(d,1H,J=7.60Hz),7.14(d,1H,J=8.00Hz),8.98(s,1H).MS(M+H,329)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R2/hT1R3甘味レセプターの活性化に対するEC50は、0.36μMであった。
実施例190 (R)−3−メチル−N−(5−メトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)イソオキサゾール−4−カルボキサミド
Figure 2008530020
3−メチルイソオキサゾール−4−カルボン酸を使用して実施例187と同様の様式で調製した。H NMR(400MHz,CDOD):δ1.84(m,3H),1.97(m,3H),2.48(s,3H),3.80(s,3H),5.21(m,1H),6.80(d,1H,J=7.60Hz),6.85(d,1H,J=7.60Hz),7.14(d,1H,J=8.00Hz),8.98(s,1H).MS(M+H,287)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R2/hT1R3甘味レセプターの活性化に対するEC50は、0.95μMであった。
実施例191 (S)−4−アリル−2,3,5,6−テトラフルオロ−N−(3−メチルブタン−2−イル)ベンズアミド
Figure 2008530020
Smith処理バイアル内に、2,3,5,6−テトラフルオロ−4−アリル安息香酸(238mg,1.02mmol)、HOBt(260mg,2.13mmol),EDCI(225mg1.18mmol)、トリエチルアミン(0.160mL,1.15mmol)、ACN(2.5mL)およびDMF(0.5mL)を投入した。その溶液に(S)−3メチルブタン−2−アミン(163.3μL,1.24mmol)を加え、そしてその溶液を、密封して、マイクロ波にかけた。マイクロ波内で加熱(150℃、固定された保持時間、5分)した後、その反応混合物をDCMで希釈し、1NのHCl、水、NaHCO水溶液、水およびブラインで洗浄し、MgSOで乾燥し、濾過し、そして溶媒を真空中で除去することにより、粗生成物を淡黄色固体として得た。EtOH/HOから再結晶させることにより、表題化合物を白色針状晶として得た(105mg,34%)。H NMR(DMSO−d6)δ0.88(d,J=6.8Hz,6H)1.07(d,J=6.8Hz,3H),1.70(m,1H),3.50(d,J=6Hz,2H),3.83(m,1H),5.02(d,J=17Hz,1H),5.10(dd,J=1.3,10.1Hz,1H),5.94(m,1H),8.64(d,J=8.6Hz,1H).MS(304.1,M+H)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R2/hT1R3甘味レセプターの活性化に対するEC50は、0.14μMであった。
実施例192 (S)−2,3,5,6−テトラフルオロ−N−(3−メチルブタン−2−イル)−4−プロピルベンズアミド
Figure 2008530020
Smith処理バイアル内に、(S)−4−アリル−2,3,5,6−テトラフルオロ−N−(3−メチルブタン2−イル)ベンズアミド(実施例191を参照のこと)(80.3mg,0.26mmol)、アンモニウムホルメート(86mg,5当量)、Pd/C(10%,9.2mg)およびEtOH(2.5mL)を加えた。その溶液を密封し、マイクロ波にかけた。マイクロ波内で加熱(140℃、固定された保持時間、6分)した後、その反応混合物をアセトニトリル(2mL)で希釈し、セライトに通して濾過し、そして揮発性溶媒を真空中で除去することにより、粗生成物を淡黄色固体として得た(93mg)。EtOH/水から再結晶させることにより、表題化合物を白色のさらさらの結晶として得た(45mg,56%)。1H NMR(DMSO−d6)δ0.88(s,9H),0.90(m,9H),1.05(d,J=6.8Hz,3H),1.60(m,2H),1.70(m,1H),2.71(t,J=7.5Hz,2H),3.80(m,1H),8.64(d,J=8.8Hz,1H).MS(306.3,M+H)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R2/hT1R3甘味レセプターの活性化に対するEC50は、0.14μMであった。
実施例193 N−(4−ブロモ−2,6−ジフルオロフェニル)−4−メチルイソインドリン−2−カルボキサミド
Figure 2008530020
2,6−ジフルオロ−4−ブロモフェニルイソシアネートおよび4−メチルイソインドリン(実施例193a)を使用して実施例172と同様の様式で調製した。H NMR(500MHz,DMSO−d):δ2.25(s,3H),4.65(s,2H),4.71(s,2H),7.10(d,J=7.4Hz,1H),7.16(d,J=7.4Hz,1H),7.22(t,J=7.4Hz,1H),7.52(d,J=7.1Hz,2H),8.29(s,1H).MS(MH,369,367)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R2/hT1R3甘味レセプターの活性化に対するEC50は、0.02μMであった。
実施例193a:4−メチルイソインドリン:3−メチルフタルイミド(1.61g,10.0mmol;実施例193b)およびボランメチルスルフィド錯体(THF中2.0M溶液、20mL,40.0mmol)の乾燥THF溶液(20mL)をアルゴン下で48時間還流した。それを0℃に冷却した後、その反応混合物をMeOH(10mL)で、次いで3NのHCl(10mL)で慎重にクエンチした。次いでその溶液をさらに2時間還流し、氷浴を用いて再度0℃に冷却し、そして3NのNaOHで中和した。その混合物をEtO(3×)で抽出し、合わせた有機層をブラインで洗浄し、固体NaOHで乾燥した。その溶媒を蒸発させることにより、粗4−メチルイソインドリンを茶色油状物として得て、さらなる精製をせずにその尿素合成に直接用いた。MS(MH,134)。
実施例193b:3−メチルフタルイミド:3−メチル無水フタル酸(3.24g,20.0mmol)の撹拌した粉末を濃縮アンモニア溶液(約28%,10mL)で処理した。その混合物が穏やかな融合の状態になるまで、250℃まで徐々に加熱した。すべての水がなくなるまで約1時間かかり、そしてその反応混合物の温度が250℃に達するまでさらに約1時間かかり、そしてその混合物は、均一な融解物となった。その熱い反応混合物を冷却し、凝固させることにより、3−メチルフタルイミドを、さらなる処理なしで実質的に純粋である灰色がかった白色の固体として得た。その分析サンプルを昇華によって精製することにより、3−メチルフタルイミドを白色固体として得た。H NMR(500MHz,DMSO−d):δ2.59(s,3H),7.59(d,J=7.4Hz,1H),7.61(d,J=7.4Hz,1H),7.67(t,J=7.4Hz,1H),10.35(b,1H).MS(MH,162)。
実施例194 N−(2,6−ジフルオロ−4−メチルフェニル)−4−メチルイソインドリン−2−カルボキサミド
Figure 2008530020
メチルマグネシウムクロリド(THF中3.0M,0.1mL,0.3mmol)をアルゴン下で無水ZnCl(68mg,0.3mmol)の乾燥THF溶液(1mL)にゆっくり加えた。得られた白色スラリーを50℃で3時間撹拌した。分離フラスコ内にて、N−(4−ブロモ−2,6−ジフルオロフェニル)−4−メチルイソインドリン−2−カルボキサミド(実施例192)(37mg,0.1mmol)の乾燥THF溶液(2mL)をアルゴン下においてPdCl(dppf)(8mg,0.01mmol)およびCuI(9mg,0.05mmol)で連続して処理した。50℃で3時間撹拌したそのアルキル亜鉛スラリーを上記の溶液にゆっくり加えた。次いでその反応混合物を65℃で一晩撹拌した。それを室温に冷却した後、その反応物溶液をNHCl水溶液でクエンチし、そしてメチレンクロリド(2×)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、そしてNaSOで乾燥した。その溶媒を蒸発させた後、その残渣をシリカのクロマトグラフィー(EtOAc/ヘキサン:2:8)で精製することにより、表題化合物(24mg,79%)を白色固体として得た。H NMR(400MHz,DMSO−d):δ2.23(s,3H),2.30(s,3H),4.66(s,2H),4.70(s,2H),6.95(d,J=8.6Hz,2H),7.08(d,J=7.4Hz,1H),7.13(d,J=7.4Hz,1H),7.19(t,J=7.4Hz,1H),8.09(s,1H).MS(MH,303)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R2/hT1R3甘味レセプターの活性化に対するEC50は、.060μMであった。
実施例195 N−(2,6−ジフルオロ−4−メトキシフェニル)−4−メチルイソインドリン−2−カルボキサミド
Figure 2008530020
N−(4−ブロモ−2,6−ジフルオロフェニル)−4−メチルイソインドリン−2−カルボキサミド(実施例192)(22mg,0.06mmol)の乾燥DMF溶液(2mL)をアルゴン下においてCuBr(6mg,0.04mmol)およびMeONa(MeOH中25%溶液,5.0当量)で連続して処理した。次いでその反応混合物をアルゴン下、110℃で1時間撹拌した。それを室温に冷却した後、その反応混合物を1NのHClで中和し、そしてEtOAc(2×)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、そしてNaSOで乾燥した。その溶媒を蒸発させた後、その残渣を、ヘキサン中の20%EtOAcで初めに溶出する、シリカのクロマトグラフィーで精製することにより、表題化合物(7mg,37%)を白色固体として得た:H NMR(400MHz,DMSO−d):δ2.23(s,3H),3.76(s,3H),4.65(s,2H),4.70(s,2H),6.76(d,J=9.4Hz,2H),7.08(d,J=7.4Hz,1H),7.13(d,J=7.4Hz,1H),7.19(t,J=7.4Hz,1H),7.98(s,1H).MS(MH,319)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R2/hT1R3甘味レセプターの活性化に対するEC50は、.067μMであった。
実施例196 N−(4−ブロモ−2,6−ジフルオロフェニル)−4−ニトロイソインドリン−2−カルボキサミド
Figure 2008530020
2,6−ジフルオロ−4−ブロモフェニルイソシアネートおよび4−ニトロイソインドリン(実施例196a)を使用して実施例172と同様の様式で調製した。MS(MH,398,400)。
実施例196a:4−ニトロイソインドリン:3−ニトロフタルイミド(1.95g,10.0mmol)およびボランメチルスルフィド錯体(THF中2.0M溶液,20mL,20.0mmol)の乾燥THF溶液(20mL)をアルゴン下で48時間還流した。それを0℃に冷却した後、その反応混合物を慎重にMeOH(10mL)でクエンチし、次いで3NのHCl(10mL)でクエンチした。次いでその溶液をさらに3時間還流し、そして氷浴を用いて再度0℃に冷却し、そして濃アンモニア溶液で中和した。その混合物をEtO(3×)で抽出し、そして合わせた有機層をブラインで洗浄し、固体NaSOで乾燥した。その溶媒を蒸発させることにより、粗4−ニトロイソインドリンを茶色油状物として得て、それをさらなる処理なしでその尿素合成に直接使用した。MS(MH,165)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R2/hT1R3甘味レセプターの活性化に対するEC50は、1.07μMであった。
実施例197 N−(4−ブロモ−2,6−ジフルオロフェニル)−5−メチルイソインドリン−2−カルボキサミド
Figure 2008530020
2,6−ジフルオロ−4−ブロモフェニルイソシアネートおよび5−メチルイソインドリン(実施例197a)を使用して実施例172と同様の様式で調製した。H NMR(500MHz,DMSO−d):δ2.32(s,3H),4.69(b,4H),7.12(d,J=7.8Hz,1H),7.16(s,1H),7.23(d,J=7.8Hz,1H),7.52(d,J=7.1Hz,2H),8.25(s,1H).MS(MH,369,367)。
実施例197a:5−メチルイソインドリン:4−メチルフタルイミド(1.61g,10.0mmol)およびボランメチルスルフィド錯体(THF中2.0M溶液,15mL,30.0mmol)の乾燥THF溶液(10mL)をアルゴン下で3日間還流した。それを0℃に冷却した後、その反応混合物をMeOH(5mL)で、次いで3NのHCl(10mL)で慎重にクエンチした。次いでその溶液をさらに2時間還流し、そして氷浴を用いて再度0℃に冷却し、そして最後に3NのNaOHで中和した。その反応混合物をEtO(3×)で抽出し、そして合わせた有機層をブラインで洗浄し、固体NaOHで乾燥した。その溶媒を真空下で蒸発させることにより、粗5−メチルイソインドリンを茶色油状物として得て、それをさらなる精製をせずにその尿素合成に直接使用した。MS(MH,134)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R2/hT1R3甘味レセプターの活性化に対するEC50は、0.52μMであった。
実施例198 5−ブロモ−N−(4−ブロモ−2,6−ジフルオロフェニル)イソインドリン−2−カルボキサミド
Figure 2008530020
2,6−ジフルオロ−4−ブロモフェニルイソシアネートおよび5−ブロモイソインドリン(実施例198a)を使用して実施例172と同様の様式で調製した。H NMR(500MHz,DMSO−d):δ4.69(bs,2H),4.73(bs,2H),7.33(d,J=8.2Hz,1H),7.50(dd,J=8.2Hz,1.7Hz,1H),7.52(d,J=7.2Hz,2H),7.59(s,1H),8.31(s,1H).MS(MH,433,431,435)。
実施例198a:5−ブロモイソインドリン:4−ブロモフタルイミドを使用して実施例192aと同様の様式で調製した。MS(MH,198,200)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R2/hT1R3甘味レセプターの活性化に対するEC50は、0.42μMであった。
実施例199 N−(3,4−(メチレンジオキシ)フェニル)−4−メチルイソインドリン−2−カルボキサミド
Figure 2008530020
3,4−(メチレンジオキシ)フェニルイソシアネートおよび4−メチルイソインドリン(実施例197a)を使用して実施例172と同様の様式で調製した。H NMR(500MHz,DMSO−d):δ2.26(s,3H),4.68(s,2H),4.73(s,2H),5.95(s,2H),6.81(d,J=8.4Hz,1H),6.82(d,J=8.4Hz,1H),7.09−7.22(m,3H),7.25(d,J=2.1Hz,1H),8.25(s,1H).MS(MH,297)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R2/hT1R3甘味レセプターの活性化に対するEC50は、0.95μMであった。
実施例200 (R)−N−(3,3−ジメチルブタン−2−イル)−2,6−ジメチル−4−(メチルチオ)ベンズアミド
Figure 2008530020
(R)−3,3−ジメチルブタン−2−アミンおよび2,6−ジメチル−4−(メチルチオ)安息香酸(実施例200a)を使用して実施例13と同様の様式で調製した。収率23%。H NMR(500MHz,CDCl):δ0.90(s,9H),1.03−1.05(s,3H),2.19(s,6H),2.45(s,3H),3.87−3.90(m,1H),6.93(s,1H),7.99−8.00(d,1H).MS(M+H,280)。
実施例200a:2,6−ジメチル−4−(メチルチオ)安息香酸:_3,5−ジメチルチオアニソール(6.6mmol)の100mLの乾燥アセトニトリル溶液をN−ブロモスクシンイミド(6.6mmol)と混合し、そして室温で一晩撹拌した。その溶媒を真空下で除去し、その固体残渣をヘキサンで処理した。固体を濾過し、ヘキサンで洗浄し、そしてヘキサン画分を合わせて、減圧下で濃縮することにより、黄色油状物を得た(99%)。その粗臭化物を真空下で乾燥させ、次いで75mLの乾燥THFで希釈した。その溶液をアルゴン下で−78℃に冷却し、そしてn−BuLiのヘキサン(6.7mmol)中2.5Mの溶液を30分に亘って滴加した。次いでその混合物をさらに30分間撹拌し、小片のドライアイスをその溶液に浸漬した。30分後、その冷浴を取り外し、その混合物を室温に温め、そして2時間撹拌した。その混合物を100mLの粉砕した氷に注ぎ、6NのHClを使用してpH1に酸性化した。有機相を分離し、そして水相を酢酸エチルで抽出した。有機抽出物を合わせ、そしてブラインおよび水で洗浄し、MgSOで乾燥し、そして真空下で濃縮することにより、白色固体を得た(98%)。H NMR(500MHz,dMSO):δ2.23(s,6H),2.46(s,3H),6.96(s,2H),13.0(bs,1H)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R2/hT1R3甘味レセプターの活性化に対するEC50は、1.02μMであった。
実施例201 2,6−ジメチル−N−(2−メチルシクロヘキシル)−4−プロポキシベンズアミド
Figure 2008530020
4−ヒドロキシ−2,6−ジメチル−N−(2−メチルシクロヘキシル)ベンズアミド(実施例201a)(0.38mmol)を2mLの無水EtOHの溶液および50mgのKOHに溶解した。その混合物を80℃で1時間撹拌し、次いでヨウ化プロピル(1.5mmol)を熱混合物に滴加した。その混合物を80℃で一晩撹拌した。その溶媒を蒸発させ、そしてその物質をシリカゲルで精製した。収率57%。H NMR(500MHz,CDCl):δ0.91−0.97(m,6H),1.03−1.04(m,1H),1.14−1.18(m,2H),1.24−1.26(m,1H),1.35−1.36(m,1H),1.55−1.6(m,1H),1.67−1.73(m,4H),1.84−1.86(m,1H),2.18(s,6H),3.32(s,3H),3.36−3.42(m,1H),3.88−3.90(t,2H),6.58(s,2H),7.98−8.00(d,1H).MS(M+H,304)。
実施例201a:4−ヒドロキシ−2,6−ジメチル−N−(2−メチルシクロヘキシル)ベンズアミド:4−メトキシ−2,6−ジメチル−N−(2−メチルシクロヘキシル)ベンズアミド(実施例69)(3mmol)を30mLの乾燥DCMに溶解し、そしてアルゴン下で−78℃に冷却した。BBrのDCM(3.3mmol)中1M溶液を滴加し、そして冷浴を取り外した。その混合物を室温で34時間撹拌し、次いで真空下で濃縮した。その残渣を酢酸エチルに溶解し、そして飽和NaHCO、水およびブラインで洗浄した。有機相をMgSOで乾燥し、真空下で濃縮することにより、生成物を白色泡沫物として得た(95%)。H NMR(500MHz,CDCl):δ0.90−0.91(s,3H),1.03−1.05(s,3H),1.00−1.03(m,1H),1.13−1.17(m,2H),1.25−1.27(m,1H),1.35−1.37(m,1H),1.60−1.62(d,1H),1.62−1.72(m,2H),1.83−1.85(m,1H),2.13(s,6H),3.36−3.42(m,1H),6.40(s,2H),7.93−7.95(d,2H).MS(M+H,262)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R2/hT1R3甘味レセプターの活性化に対するEC50は、0.69μMであった。
実施例202 4−(フラン−2−イル)−2,6−ジメチル−N−(2−メチルシクロヘキシル)ベンズアミド
Figure 2008530020
3,5−ジメチル−4−(2−メチルシクロヘキシルカルバモイル)フェニルトリフルオロメタンスルホネート(実施例202a)(0.25mmol)を10mLのトルエン、2mLのEtOHおよび1.5mLの水に溶解した。フラン−2−イルボロン酸(0.25mmol)およびKCO(0.5mmol)を加え、その混合物をアルゴンによって脱気した(20分)。次いで触媒であるPd(PPhを加え、そしてその混合物を80℃で一晩還流した。その溶媒を蒸発させ、そしてその残渣を酢酸エチルに溶解し、水で洗浄した。有機抽出物を合わせ、MgSOで乾燥し、そして減圧下で蒸発させた。その粗物質を分取TLCプレートで精製することにより、生成物を白色固体として得た(40%)。H NMR(500MHz,CDCl):δ1.04−1.06(s,3H),1.13−1.80(m,8H),2.15−2.23(m,1H),2.36(s,6H),3.70−3.73(m,1H),5.43−5.45(d,1H),6.46−6.47(m,1H),6.62−6.63(d,1H),7.32(s,2H),7.45−7.46(d,1H).MS(M+H,312)。
実施例202a:3,5−ジメチル−4−(2−メチルシクロヘキシルカルバモイル)フェニルトリフルオロメタンスルホネート:4−ヒドロキシ−2,6−ジメチル−N−(2メチルシクロヘキシル)ベンズアミド(実施例200a)(7.65mmol)のDCM溶液(50mL)にピリジン(9.18mmol)を加えた。その溶液を0℃に冷却し、そしてトリフル酸無水物(triflic anhydride)(9.18mmol)を滴加した。次いでその反応混合物を室温にゆっくり温め、そして一晩撹拌した。その混合物をDCMで希釈し、1NのHCl水溶液、飽和NaHCO、ブラインで洗浄し、そして有機相をMgSOで乾燥した。その溶媒を減圧下で除去することにより、生成物を白色固体として得た(20%)。
その化合物の、HEK293細胞株において発現されるhT1R2/hT1R3甘味レセプターの活性化に対するEC50は、1.02μMであった。
式(I)の多くのアミド化合物もまた合成し、HEK293細胞株において発現されるhT1R2/hT1R3「甘味」レセプターのアクチベーターとしての有効性について実験的に試験した。
その試験結果を以下の表Eに示す。
Figure 2008530020
Figure 2008530020
Figure 2008530020
Figure 2008530020
Figure 2008530020
Figure 2008530020
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Figure 2008530020
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Figure 2008530020
Figure 2008530020
Figure 2008530020
Figure 2008530020
Figure 2008530020
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Figure 2008530020
Figure 2008530020
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Figure 2008530020
Figure 2008530020
ヒトパネリストを用いた甘味および甘味増大測定
目的:実験化合物の様々な味覚および味覚外の強度を調べること。望ましくない特徴または味覚外を誘発しない実験化合物の最大濃度を決定すること。
概要:様々な濃度の実験化合物(1、3、10および30μM濃度;ならびに必要に応じて、50μMおよび/または100μM濃度の実験化合物を含む、通常、水溶液)を、熟練されたヒト被験体が個別に食味し、いくつかの味の特性の強度について評定する。その実験化合物を「基本的な味物質」溶液に溶解した場合のものも、食味され得る。
手順:適切な量の実験化合物を、原液の水溶液中のその化合物が最初に分散するのを助けるために利用される、代表的には0.1%エタノールを含む水に溶解した。適切な場合においては、実験化合物はまた、「基本的な味物質」(例えば、pH7.1またはpH2.8における、4%スクロース、6%スクロース、6%フルクトース/グルコースまたは7%フルクトース/グルコース)の水溶液に溶解され得る。
5人のヒト被験体が予備味覚試験に用いられた。この被験体は、望ましい味特性の味を判断する能力を有することが証明された被験体であり、0(かろうじて感知できる甘味)から100(最も強いと想像できる甘味)までの標識された等級尺度(LMS)を使用する訓練を受けている。被験体は、試験の少なくとも1時間前からは飲食(水を除く)を控える。味覚試験前に、被験体は、クラッカーを食べ、そして口内を清浄にするために4回水ですすぐ。
水溶液を、1オンスのサンプルコップに10mL容量で調合し、室温にて被験体に提供する。実験化合物の様々な濃度において、適切な基本的な味物質(例えば、代表的にはpH7.1における、4%スクロース、6%フルクトースまたは6%フルクトース/グルコース)に溶解した実験化合物のサンプルもまた、被験体に提供される。被験体は、比較のために様々な濃度における基本的な味物質(例えば、代表的にはpH7.1におけるスクロース、フルクトースまたはフルクトース/グルコース)の参照サンプルも試験する。
被験体は、最低濃度から開始してその溶液を食味し、そして甘味、塩味、酸味、苦味、薬味(旨味)および他の味(味覚外)について、標識された等級尺度(LMS)に基づいて以下の味特性の強度を評定する。被験体は、食味の間に3回水ですすぐ。特定の濃度が望ましくない特性または味覚外を誘発する場合、次に続くより高い濃度の食味は行わない。休憩後、被験体は、実験化合物を含まない基本的な味物質(例えば、代表的にはpH7.1における、4%スクロース、6%フルクトースまたは6%フルクトース/グルコース)の溶液を食味する。次いで基本的な味物質に実験化合物を加えた溶液を、濃度が高くなっていく順序で食味する。基本的な味物質溶液は、必要であれば、基本的な味物質+実験化合物溶液と比較するために再度食味することができる。パネリスト間の議論は認める。
不愉快な特性または味覚外を誘発しない実験化合物の最大濃度は、特定の化合物が次の官能実験で食味される最高濃度である。予備試験の結果を確定するために、この試験を別の小群のパネリストによって反復してもよい。
予備プロファイリング試験は、常に、新しい実験化合物について実施される最初の試験である。予備プロファイリング試験の結果によっては、実験化合物をさらに特徴付けるために、さらなるより定量的な試験が実施され得る。
「参照との差」ヒト味覚試験の手順
目的:実験化合物の試験サンプルの強度が、甘さに関してどのように参照サンプルの強度と異なるのかを決定すること。統計的に有意なデータを得るために、この種の試験は、より大人数のパネル(代表的には15〜20人の被験体)が必要である。
概要:10人以上のパネリストの群が、溶液対を食味する。ここで、一方のサンプルは、「参照」(代表的には実験化合物を含まず、そしてそれは、認可された物質または一般に安全と認められる(GRAS)物質、すなわち、甘味料である)であり、そしてもう一方のサンプルは、「試験」(実験化合物を含んでいても、含んでいなくてもよい)である。被験体は、−5(参照よりもずっと少ない甘味)から+5(参照よりもずっと強い甘味)の尺度に基づいて、基本的な特性について参照サンプルと比較した試験サンプルの強度の差を評定する。点数0は、試験サンプルが、参照と同程度の甘味であることを示唆する。
手順:10人以上の被験体を、「参照との差」試験に用いる。被験体は、予め基本的な特性の味に慣らされており、−5〜+5の尺度を使用する訓練を受けている。被験体は、試験の少なくとも1時間前からは飲食(水を除く)を控える。被験体は、クラッカーを食べ、そして口内を清浄にするために4回水ですすぐ。
試験溶液としては、水に溶解された実験化合物、実験化合物+基本的な味物質(例えば、pH7.1またはpH2.8における、4%スクロース、6%スクロース、6%フルクトース、6%フルクトース/グルコースまたは7%フルクトース/グルコース)および参照として一連の基本的な味物質のみの溶液が挙げられ得る。
実験化合物を含まない基本的な味物質のサンプルは、パネルが正確に評定するか否かを判定するために使用される;すなわち、参照は、所定の試験日にどれくらい正確にパネルが評定するかを判定するために参照自体について試験される(盲検)。水溶液は、1オンスのサンプルコップに10mlの容量で調合され、室温で被験体に提供される。
被験体は、始めに参照サンプルを食味し、次いですぐに試験サンプルを食味し、そして基本的な特性の強度の差を参照との差の尺度(−5〜+5)に基づいて評定する。すべてのサンプルは、吐き出される。被験体は、サンプルを再度食味してもよいが、所定のサンプル量のみ使用することができる。被験体は、サンプル対の間に水で口を少なくとも2回すすがなければならない。食味されるサンプルによっては、サンプル対の間にクラッカーを食べることを求められる場合がある。
各試験についての点数は、被験体間で平均をとり、そして標準誤差を算出する。盲検の参照試験の点数を用いて、パネルを正確に判定することができる。すべての試験において参照サンプルが同じである場合、ANOVAおよび多重比較検定(チューキーのHSD(Honestly Significant Difference)検定など)を、対間の差を判定するために使用することができる。同一の試験対が別のセッションで試験される場合、セッション間の評定に差があるかを否かを判定するために、スチューデントのt検定(対応のある、両側;α=0.05)を使用することができる。
甘味の増大を測定するために数多くの様々な参照甘味料が利用される。例えば、(R)−3−メチル−N−(1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)イソオキサゾール−4−カルボキサミドを試験するために、ヒト被験体が、甘味の知覚の少しの変化に最も敏感である場合、甘さの閾値(すなわち、2%スクロース)より高いレベルおよび甘味の知覚の領域内の甘さを有する、4%スクロースからなる参照サンプルを使用した。2,3,5,6−テトラフルオロ−4−メチル−N−(2−メチルシクロヘキシル)ベンズアミドを試験するために、50:50混合のフルクトース:グルコースを、飲料製品に通常利用される、高フルクトースコーンシロップ溶液をより良好にモデル化するために使用した。6%フルクトース/グルコース混合物は、パネリストが甘味の知覚の少しの変化に最も敏感である領域内である6%スクロースとほぼ同程度の甘味であることが証明された。pH7.1における6%フルクトース/グルコースの最初の研究の後、この研究は、コーラ飲料、すなわちより高い濃度の甘味料かつより低いpHにより類似した製品プロトタイプにおける、その化合物の成績を評価することに移る。
炭酸飲料の組成物をモデル化することを意図した、水性組成物中の本発明の甘いアミド化合物のヒト味覚試験の結果のいくつかを、以下の表Fに示す。
Figure 2008530020
実施例203 エタノール原液を使用したスープ調製物
本発明の化合物を、200検査済みエタノール(200 proof ethanol)を用いてスープにおける所望の濃度である1000×に希釈した。その化合物を超音波処理し、(安定である場合)確実にエタノールに完全に溶解するために加熱し得る。ブイヨンベース由来のスープは、ガラスまたは陶器製のボール内にて500mLの熱水に6gの野菜ブイヨンベースを加えることにより調製した。その水は、80℃に加熱されている。溶解したブイヨン中のMSGの濃度は、2.2g/Lであり、IMPを加えなかった。ブイヨンベースを溶解した後、エタノール原液をスープベースに加える。500mLのスープについて、0.5mLの1000×エタノール原液を最終エタノール濃度が0.1%となるように加える。エタノールがスープの味を妨害するとき、その化合物が可溶である場合には、より高い濃度のエタノール原液が調製され得る。
実施例204 チップ調製物
本発明の化合物の塩混合物を、チップにw/wで加えられた1.4%の塩混合物が所望の濃度の化合物を生じるように塩と混合することによって調製する。チップ上で化合物が最終濃度1ppmとなるように、7mgの化合物を10gの塩と混合する。その化合物を、乳鉢および乳棒を使用して塩とともにすりつぶし、そしてその化合物および塩をよく混合する。チップを、ブレンダーを使用することによって均一な小片に砕く。各々98.6gのチップに対して、塩混合物を1.4g量り分ける。始めにチップ片をマイクロ波内で50秒間または温まるまで加熱する。その片を大きいアルミニウム箔上に広げる。その塩混合物をそのチップの上に均等に広げる。次いでそのチップをプラスチックバッグに入れ、すべての塩が同様にそのバッグ内に入ることを確認する。次いで塩混合物およびチップを振盪し、塩がチップ上に均等に広がっていることを確認する。
実施例205 クッキー調製物
本発明の化合物を、200検査済みエタノールを使用して最終生成物において所望の濃度である1000×に希釈する。その化合物を超音波処理し、そして(安定である場合)確実にエタノールに完全に溶解するために加熱し得る。次いで本発明の化合物を含む溶液を他の液体材料(すなわち、水、液状卵および香味料)と十分に混ざるまで混合する。その混合物をレシチンなどの乾燥乳化剤と混ぜ合わし、さらにショートニングと混ぜ合わせる。そのショートニングを十分混合された乾燥成分(すなわち、穀粉、砂糖、塩、ココア)と混ぜ合わせる。生地を天板上に分け、所望の温度で焼きあがるまで焼く。
実施例206 ジュース調製物
本発明の化合物を、200検査済みエタノールを使用してジュースにおいて所望の濃度である1000×に希釈する。その化合物をさらに「鍵」となる天然および/または人工風味のアルコール成分と混ぜ合わせる。その重要な風味を、ジュース濃縮物の一部と混ぜ合わせて、均質であることを確認する。ジュース濃縮物の残りは、水で希釈し、混合する。甘味料(例えば、HFCS(高フルクトースコーンシロップ)、アスパルテームまたはスクラロース)を混合し、混ぜ合わせる。風味/化合物の一部を最終工程として混合し、混ぜ合わせる。
実施例207 香辛料入りのトマトジュースまたはブラッディ・マリー混合物
本発明の化合物を乾燥材料として、必要に応じてグルタミン酸一ナトリウムを含み得る香辛料混合物に加え、そして徹底的に混ぜ合わせる。香辛料混合物を、一部のトマトペーストに分散し、混ぜ合わし、そしてその混ぜ合わされたペーストをさらに残りのペーストと混ぜ合わせる。次いでそのペーストを水で希釈し、香辛料入りのトマトジュースまたはブラッディ・マリー混合物を調製し、必要に応じて高温で短時間処理してもよい。
実施例208 低濃度ナトリウムのトマトジュースのヒト味覚試験
低濃度のナトリウムトマトジュース(いくらかのグルタミン酸一ナトリウムを天然に含む)の薬味を増大する本発明の化合物の能力を評価するために、ヒト味覚試験を実施した。
サンプル調製手順
予め調製された低濃度ナトリウムトマトジュース原液(pH4.2、80〜100mgNa/8オンス,16mMの天然に存在するMSG)を90%(容量)、選択された最終レベルの最終的なジュースのナトリウムを生成するように調合された原液を5%(容量)および本発明の化合物の原液を5%(容量)含むように味覚試験用の最終的なトマトジュースサンプルを調製した。本発明の選択されたオキサルアミド化合物をLSB(低濃度リン酸ナトリウム緩衝液)に溶解することにより、最終的なトマトジュース中の所望の最終濃度の20倍の原液を得た。所望の最終ナトリウム濃度の最終的なトマトジュースは、ほとんどの実験で73.6mM(ジュース8オンス中400mgのナトリウム)であるので、NaClの原液を、1.48MのNaClで調製した。原液のpHを、1Mのクエン酸溶液を用いて4.2に調節し、そして確実に追加の化合物が完全に溶解させるために原液を超音波処理した。味覚試験用のトマトジュースサンプルの1,000mLの最終サンプルを生成するために、50mLの試験化合物原液および50mLの塩化ナトリウムを900mLの予め調製された低濃度ナトリウムトマトジュース原液に加えた。
ヒト味覚試験
16人のヒト被験体を味覚試験に用いた。その被験体は、試験の少なくとも1時間前からは飲食(水を除く)を控える。被験体は、試験が始まる前に、クラッカーを食べ、そして口内を清浄にするために水ですすぐ。15mLのサンプルを2オンスのカップで室温にて提供された。パネリストは、サンプル間において水ですすぎ、そして次のサンプルに移る前に、すべての味覚を除去するためにクラッカーを食べることを奨励した。サンプルを各味覚セッション内で無作為化され、均衡された順序(異なる混合番号)で提示した。2組のセッションにおいて、パネリストに、旨味(薬味レベル)を評価するよう依頼し、統一されていない尺度(0〜10点)に基づいてサンプルについて批評させた。味覚セッション間に5分間の休憩を設け、2日間に亘って合計4つのセッションを行った。試験サンプルを以下に示す。
Figure 2008530020
点数を、パネリスト間およびセッション間で平均をとり、二元ANOVA(因子:パネリストおよびサンプル)およびダンカンの多重比較検定(α=0.05)を使用して評価することにより、強度評定における有意差を判定した。結果を以下にまとめる。
Figure 2008530020
様々な改変および変形が、本発明の範囲または精神から逸脱することなく本発明においてなされうることは、当業者に明らかである。本発明の他の実施形態は、本明細書の考慮および本明細書中に開示される本発明の実施から当業者に明らかであろう。詳述および実施例は、例示のみとして考えられ、本発明の真の範囲および精神は、以下の特許請求の範囲によって示されることが意図される。

Claims (76)

  1. 食料品または医薬品の甘味を増加する方法であって、該方法は、以下の工程を包含する:
    a)少なくとも1つの食料品もしくは医薬品またはそれらの1つ以上の前駆体を提供する工程;および
    b)芳香族アミド化合物またはヘテロ環式芳香族アミド化合物を少なくとも約0.001ppm含む改変食料品または改変医薬品を形成するために、該食料品もしくは医薬品またはそれらの1つ以上の前駆体と、少なくとも1つの該アミド化合物またはそれらの食用に受容可能な塩とを混ぜ合わせる工程;
    ここで、該アミド化合物は、以下の構造を有する:
    Figure 2008530020
    ここで、Aは、5員または6員のアリール環またはヘテロアリール環であり;
    mは、1、2または3であり;
    各R1’は、独立して、ヒドロキシル、NH、SH、ハロゲン、C〜C有機ラジカルからなる群から選択され;
    は、以下の構造を有するラジカルであり:
    Figure 2008530020
    ここで、Rは、示される光学配置を鏡像体過剰で含み、nは、1、2または3であり、各R2’は、該Rの芳香族または非芳香族の環のいずれかに結合され得、そして各R2’は、独立して、ヒドロキシル、NH、SH、ハロゲンまたはC〜C有機ラジカルからなる群から選択され、そして
    ここで、該改変食料品または改変医薬品はさらに、少なくとも甘味調味料量の、1つ以上の天然、半合成もしくは合成の甘味調味料またはそれらの混合物を含む、
    方法。
  2. 前記Rラジカルが、示される光学配置を少なくとも90%の鏡像体過剰率で有する請求項1に記載の方法。
  3. 各R1’および各R2’が、独立して、ヒドロキシ基、フルオロ基、クロロ基、NH基、NHCH基、N(CH基、COOCH基、SCH基、S(O)CH基、S(O)CH基、SEt基、メチル基、エチル基、イソプロピル基、n−プロピル基、n−ブチル基、1−メチル−プロピル基、イソブチル基、t−ブチル基、ビニル基、トリフルオロメチル基、メトキシ基、エトキシ基、イソプロポキシ基およびトリフルオロメトキシ基からなる群から選択される、請求項1に記載の方法。
  4. Aが、フェニル環である、請求項1に記載の方法。
  5. 前記Aラジカルが、以下の式:
    Figure 2008530020
    の1つを有する、請求項1に記載の方法。
  6. mが、1または2であり、各R1’が、独立して、水素基、ヒドロキシ基、フルオロ基、クロロ基、NH基、NHCH基、N(CH基、COOCH基、SCH基、S(O)CH基、S(O)CH基、SEt基、メチル基、エチル基、イソプロピル基、n−プロピル基、n−ブチル基、1−メチル−プロピル基、イソブチル基、t−ブチル基、ビニル基、トリフルオロメチル基、メトキシ基、エトキシ基、イソプロポキシ基およびトリフルオロメトキシ基から選択される、請求項5に記載の方法。
  7. 前記Aラジカルが、以下の構造を有する、請求項1に記載の方法であって:
    Figure 2008530020
    ここで、R1’が、水素、ヒドロキシル、NH、SH、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cハロアルコキシ、C〜Cアルコキシル、C〜Cアルコキシ−アルキル、C〜Cヒドロキシ−アルキル、OH、NH、NHR、NR 、CN、COH、CO、CHO、COR、SH、SR、S(O)R、S(O)およびハロゲンであり、ここで、Rは、C〜Cアルキルである、方法。
  8. 1’が、C〜Cアルキルである、請求項7に記載の方法。
  9. 1’が、ヒドロキシ基、フルオロ基、クロロ基、NH基、NHCH基、N(CH基、COOCH基、SCH基、S(O)CH基、S(O)CH基、SEt基、メチル基、エチル基、イソプロピル基、nプロピル基、n−ブチル基、1−メチル−プロピル基、イソブチル基、t−ブチル基、ビニル基、トリフルオロメチル基、メトキシ基、エトキシ基、イソプロポキシ基、トリフルオロメトキシ基、CHOCH基、CHOH基、CHNH基、CHNHCH基またはCHN(CH基である、請求項7に記載の方法。
  10. 前記アミド化合物が、以下の式:
    (R)−N−(5−メトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)−3−プロピルイソオキサゾール−4−カルボキサミド;
    (R)−3−ブチル−N−(5−メトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)イソオキサゾール−4−カルボキサミド;
    (R)−3−エチル−N−(5−メトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)イソオキサゾール−4−カルボキサミド;
    (R)−N−(5,7−ジメチル−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)−3−メチルイソオキサゾール−4カルボキサミド;
    (R)−3−クロロ−2−ヒドロキシ−N−(5−メトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)ベンズアミド;または
    (R)−3−クロロ−2−ヒドロキシ−N−(7−メトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)ベンズアミド
    の1つを有する、請求項1に記載の方法。
  11. 前記天然、半合成または合成の甘味調味料が、スクロース、フルクトース、グルコース、エリスリトール、イソマルト、ラクチトール、マンニトール、ソルビトール、キシリトール、アスパルテーム、サッカリン、アセスルファム−K、シクラメート、スクラロースおよびアリテームまたはそれらの混合物からなる群から選択される、請求項1〜10のいずれか1項に記載の方法。
  12. 前記改変食料品または改変医薬品が、少なくとも8人のヒト味覚試験者のパネルの過半数が判断したとき、前記アミド化合物を含まないコントロール食料品またはコントロール医薬品よりも甘い味を有する、請求項1〜10のいずれか1項に記載の方法。
  13. 前記改変食料品または改変医薬品が、菓子類、ベーカリー製品、アイスクリーム、乳製品、甘味スナックおよび薬味スナック、スナックバー、代替食品、インスタント食品、スープ、パスタ、麺類、缶詰食品、冷凍食品、乾燥食品、冷蔵食品、油脂、ベビーフードおよびスプレッドからなる群から選択される、請求項1〜10のいずれか1項に記載の方法。
  14. 前記改変食料品または改変医薬品が、1つ以上の肉、鶏肉、魚、野菜、穀物または果物を含む、請求項1〜10のいずれか1項に記載の方法。
  15. 前記改変食料品または改変医薬品が、冷凍食品、未調理食品または完全調理食品もしくは部分調理食品である、請求項1〜10のいずれか1項に記載の方法。
  16. 前記改変食料品または改変医薬品が、スープ、脱水スープもしくは濃縮スープまたは乾燥スープである、請求項1〜10のいずれか1項に記載の方法。
  17. 前記改変食料品または改変医薬品が、スナック食品である、請求項1〜10のいずれか1項に記載の方法。
  18. 前記改変食料品または改変医薬品が、調理補助品、食事問題解決製品、食事向上品、調味料または調味料ブレンドである、請求項1〜10のいずれか1項に記載の方法。
  19. 前記改変食料品または改変医薬品が、ケーキ、クッキー、パイ、キャンディー、チューインガム、ゼラチン、アイスクリーム、氷菓、プディング、ジャム、ゼリー、サラダドレッシング、香辛料、シリアル、果物の缶詰または果物のソースである、請求項1〜10のいずれか1項に記載の方法。
  20. 前記改変食料品または改変医薬品が、飲料、飲料混合物または濃縮飲料である、請求項1〜10のいずれか1項に記載の方法。
  21. 前記改変食料品または改変医薬品が、炭酸飲料またはジュースである、請求項1〜10のいずれか1項に記載の方法。
  22. 前記改変食料品または改変医薬品が、アルコール飲料である、請求項1〜10のいずれか1項に記載の方法。
  23. 前記改変食料品または改変医薬品が、口腔衛生製品である、請求項1〜10のいずれか1項に記載の方法。
  24. 前記アミド化合物が、約0.01ppm〜約30ppmの濃度で前記改変食料品または改変医薬品中に存在する、請求項1〜10のいずれか1項に記載の方法。
  25. 前記改変食料品または改変医薬品が、少なくとも8人のヒト味覚試験者のパネルの過半数が判断したとき、前記化合物を含まないコントロール食料品またはコントロール医薬品よりも甘い味を有する、請求項1〜10のいずれか1項に記載の方法。
  26. 前記アミド化合物の、HEK293−Gα15細胞株において発現されるhT1R2/hT1R3レセプターを結合することに対するEC50が、約2μM未満である、請求項1〜10のいずれか1項に記載の方法。
  27. 請求項1〜26のいずれか1項に記載のプロセスによって製造される食料品または医薬品。
  28. 食料品または医薬品の甘味を向上する方法であって、該方法は、以下の工程を包含する:
    a)少なくとも1つの食料品もしくは医薬品またはそれらの1つ以上の前駆体を提供する工程;および
    b)少なくとも約0.01ppmの尿素化合物を含む改変食料品または改変医薬品を形成するために、該食料品もしくは医薬品またはそれらの1つ以上の前駆体と、少なくとも1つの該尿素化合物またはそれらの食用に受容可能な塩とを混ぜ合わせる工程;
    c)ここで、該改変食料品または改変医薬品は、公知の天然甘味料または人工甘味料をさらに含み、
    ここで、該尿素化合物は、以下の構造を有する:
    Figure 2008530020
    ここで、mは、1、2または3であり、各R1’およびR2’は、独立して、フルオロ、クロロ、ブロモ、NH、NHCH、N(CH、SEt、SCH、S(O)CH、S(O)CH、メチル、エチル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシから選択されるか、または2つのR1’基が一緒になって、メチレンジオキシ環を形成する方法。
  29. 前記尿素化合物が、以下の式:
    Figure 2008530020
    を有する、請求項28に記載の方法。
  30. 2’が、メチルまたはメトキシである、請求項29に記載の方法。
  31. 前記アニリンラジカルが、以下の式を有する、請求項28に記載の方法であって:
    Figure 2008530020
    ここで、R’、R1’’およびR1’’’が、独立して、水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、メチルおよびメトキシから選択される、
    方法。
  32. 前記アニリンラジカルが、以下の式を有する、請求項28に記載の方法であって:
    Figure 2008530020
    ここで、R’およびR1’’は、独立して、フルオロ、クロロ、ブロモ、メチルおよびメトキシから選択される、
    方法。
  33. 前記R’基が一緒になって、以下の式:
    Figure 2008530020
    を有する、メチレンジオキシ環ラジカルを形成する、請求項28に記載の方法。
  34. 前記尿素化合物が、前記改変食料品または改変医薬品の約0.1ppm〜約100ppmを含み、該改変食料品または改変医薬品は、少なくとも8人のヒト味覚試験者のパネルの過半数が判断したとき、該尿素化合物を含まないコントロール食料品またはコントロール医薬品よりも甘い味を有する、請求項28に記載の方法。
  35. 前記天然、半合成または合成の甘味調味料が、スクロース、フルクトース、グルコース、エリスリトール、イソマルト、ラクチトール、マンニトール、ソルビトール、キシリトール、アスパルテーム、サッカリン、アセスルファム−K、シクラメート、スクラロースおよびアリテームまたはそれらの混合物からなる群から選択される、請求項28〜34のいずれか1項に記載の方法。
  36. 前記改変食料品または改変医薬品が、少なくとも8人のヒト味覚試験者のパネルの過半数が判断したとき、前記アミド化合物を含まないコントロール食料品またはコントロール医薬品よりも甘い味を有する、請求項28〜34のいずれか1項に記載の方法。
  37. 前記改変食料品または改変医薬品が、菓子類、ベーカリー製品、アイスクリーム、乳製品、甘味スナックおよび薬味スナック、スナックバー、代替食品、インスタント食品、スープ、パスタ、麺類、缶詰食品、冷凍食品、乾燥食品、冷蔵食品、油脂、ベビーフードおよびスプレッドからなる群から選択される、請求項28〜34のいずれか1項に記載の方法。
  38. 前記改変食料品または改変医薬品が、1つ以上の肉、鶏肉、魚、野菜、穀物または果物を含む、請求項28〜34のいずれか1項に記載の方法。
  39. 前記改変食料品または改変医薬品が、冷凍食品、未調理食品または完全調理食品もしくは部分調理食品である、請求項28〜34のいずれか1項に記載の方法。
  40. 前記改変食料品または改変医薬品が、スープ、脱水スープもしくは濃縮スープまたは乾燥スープである、請求項28〜34のいずれか1項に記載の方法。
  41. 前記改変食料品または改変医薬品が、スナック食品である、請求項28〜34のいずれか1項に記載の方法。
  42. 前記改変食料品または改変医薬品が、調理補助品、食事問題解決製品、食事向上品、調味料または調味料ブレンドである、請求項28〜34のいずれか1項に記載の方法。
  43. 前記改変食料品または改変医薬品が、ケーキ、クッキー、パイ、キャンディー、チューインガム、ゼラチン、アイスクリーム、氷菓、プディング、ジャム、ゼリー、サラダドレッシング、香辛料、シリアル、果物の缶詰または果物のソースである、請求項28〜34のいずれか1項に記載の方法。
  44. 前記改変食料品または改変医薬品が、飲料、飲料混合物または濃縮飲料である、請求項28〜34のいずれか1項に記載の方法。
  45. 前記改変食料品または改変医薬品が、炭酸飲料またはジュースである、請求項28〜34のいずれか1項に記載の方法。
  46. 前記改変食料品または改変医薬品が、アルコール飲料である、請求項28〜34のいずれか1項に記載の方法。
  47. 前記改変食料品または改変医薬品が、口腔衛生製品である、請求項28〜34のいずれか1項に記載の方法。
  48. 請求項28〜47のいずれか1項に記載のプロセスによって製造される食料品または医薬品。
  49. 以下の化合物:
    3−エチル−N−(ヘプタン−4−イル)ベンズアミド;
    5−エチル−N−(ヘプタン−4−イル)−4−(メトキシメチル)フラン−2−カルボキサミド;
    3,4−ジメチル−N−(2−メチルシクロヘキシル)ベンズアミド;
    2−アミノ−3−メトキシ−N−(2−メチルシクロヘキシル)ベンズアミド;
    N−(ヘプタン−4−イル)−3−(メチルチオ)ベンズアミド;または
    N−(ヘプタン−4−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−7−カルボキサミド;
    もしくはそれらの食用に受容可能な塩またはそれらの混合物の1つ以上を約0.001ppmより多く含む食用組成物。
  50. 以下の化合物:
    (S)−N−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)−4−メトキシ−3−メチルベンズアミド;
    4−メトキシ−N−(5−メトキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)−3−メチルベンズアミド;
    (S)−4−メトキシ−N−(5−メトキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)−3−メチルベンズアミド;
    2−アミノ−3−メトキシ−N−(5−メトキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)ベンズアミド
    2−アミノ−3−メトキシ−N−(6−メトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)ベンズアミド;
    (S)−2−アミノ−3−メトキシ−N−(6−メトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)ベンズアミド;
    (S)−2−アミノ−3−メトキシ−N−(1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)ベンズアミド;
    もしくはそれらの食用に受容可能な塩またはそれらの混合物の1つ以上を約0.001ppmより多く含む食用組成物。
  51. 食料品もしくは医薬品またはそれらの1つ以上の前駆体および少なくとも約0.0001ppmの以下の構造を有するアミド化合物を含む食用組成物または医薬組成物であって:
    Figure 2008530020
    ここで、Aは、5員または6員のアリール環またはヘテロアリール環であり;
    mは、1、2または3であり;
    各R1’は、独立して、ヒドロキシル、NH、SH、ハロゲン、C〜C有機ラジカルからなる群から選択され;
    は、以下の構造を有するラジカルであり:
    Figure 2008530020
    ここで、Rは、示される光学配置を鏡像体過剰で含み、nは、1、2または3であり、各R’は、Rの芳香族または非芳香族のいずれかの環に結合し得、そして各R2’は、独立して、ヒドロキシル、NH、SH、ハロゲンまたはC〜C有機ラジカルからなる群から選択されるか;またはそれらの食用に受容可能な塩であり;ここで、該改変食料品または改変医薬品は、少なくとも甘味調味料量の、1つ以上の天然、半合成もしくは合成の甘味調味料またはそれらの混合物をさらに含む、
    組成物。
  52. 少なくとも1つの食料品もしくは医薬品またはそれらの1つ以上の前駆体および少なくとも約0.001ppmの以下の式を有する少なくとも1つの尿素化合物を含む改変食料品または改変医薬品であって:
    Figure 2008530020
    ここで、mは、1、2または3であり、各R1’およびR2’が、独立して、フルオロ、クロロ、ブロモ、NH、NHCH、N(CH、SEt、SCH、S(O)CH、S(O)CH、メチル、エチル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシから選択されるか、または2つのR1’基が一緒になって、メチレンジオキシ環を形成するか:またはそれらの食用に受容可能な塩である、
    改変食料品または改変医薬品。
  53. 少なくとも1つの食料品もしくは医薬品またはそれらの1つ以上の前駆体および少なくとも約0.001ppmの以下の構造を有する少なくとも1つの化合物を含む改変食料品または改変医薬品であって:
    Figure 2008530020
    ここで、Aは、5員または6員のアリール環またはヘテロアリール環であり;
    mは、0、1、2、3または4であり;
    各R1’は、独立して、ヒドロキシル、NH、SH、ハロゲン、C〜C有機ラジカルからなる群から選択され;
    は、独立して、酸素、窒素または硫黄から選択される1つ以上のヘテロ原子またはヘテロ原子基を含むように改変されたテトラヒドロナフタレンまたはインダン環を含む、
    改変食料品または改変医薬品。
  54. 請求項53に記載の改変食料品または改変医薬品であって、ここで、Rは、以下の構造を有する:
    Figure 2008530020
    ここで、nは、1、2または3であり、各R2’は、Rの芳香族または非芳香族の環のいずれかに結合し得、そして各R2’は、独立して、ヒドロキシル、NH、SH、ハロゲンまたはC〜C有機ラジカルからなる群から選択される、
    改変食料品または改変医薬品。
  55. 請求項53に記載の改変食料品または改変医薬品であって、ここで、Rは、以下の構造の1つを有する:
    Figure 2008530020
    ここで、nは、1、2または3であり、各R2’は、Rの芳香族または非芳香族の環のいずれかに結合し得、そして各R2’は、独立して、ヒドロキシル、NH、SH、ハロゲンまたはC〜C有機ラジカルからなる群から選択される、
    改変食料品または改変医薬品。
  56. 請求項53に記載の改変食料品または改変医薬品であって、ここで、Rは、以下の構造を有する:
    Figure 2008530020
    ここで、nは、0、1、2または3であり;Xは、O、S、SO、SO、NHまたはNRであり、ここで、Rは、C〜C有機ラジカルであり;各R2’は、Rの芳香族または非芳香族の環のいずれかに結合し得;そして各R2’は、独立して、ヒドロキシル、NH、SH、ハロゲンまたはC〜C有機ラジカルからなる群から選択される、
    改変食料品または改変医薬品。
  57. 請求項53に記載の改変食料品または改変医薬品であって、ここで、Rは、以下の構造を有する:
    Figure 2008530020
    ここで、nは、0、1、2または3であり;ここで、Rは、C〜C有機ラジカルであり;そして各R2’は、独立して、ヒドロキシル、NH、SH、ハロゲンまたはC〜C有機ラジカルからなる群から選択される、
    改変食料品または改変医薬品。
  58. 請求項53に記載の改変食料品または改変医薬品であって、ここで、Rは、以下の構造を有する:
    Figure 2008530020
    ここで、nは、1、2または3であり、各R2’は、Rの芳香族または非芳香族の環のいずれかに結合し得、そして各R2’は、独立して、ヒドロキシル、NH、SH、ハロゲンまたはC〜C有機ラジカルからなる群から選択される、
    改変食料品または改変医薬品。
  59. 請求項53に記載の改変食料品または改変医薬品であって、ここで、Rは、以下の構造を有する:
    Figure 2008530020
    ここで、nは、1、2または3であり、各R2’は、Rの芳香族または非芳香族の環のいずれかに結合し得、そして各R’は、独立して、ヒドロキシル、NH、SH、ハロゲンまたはC〜C有機ラジカルからなる群から選択される、
    改変食料品または改変医薬品。
  60. 前記C〜C有機ラジカルが、独立して、水素、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COOCH、SCH、S(O)CH、S(O)CH、SEt、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシからなる群から選択される、請求項54〜59の各々に記載の改変食料品または改変医薬品。
  61. Aが、フェニル環である、請求項53〜60のいずれか1項に記載の改変食料品または改変医薬品。
  62. 前記C〜C有機ラジカルが、独立して、水素、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COOCH、SCH、S(O)CH、S(O)CH、SEt、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシからなる群から選択される、請求項53に記載の改変食料品または改変医薬品。
  63. 前記Aラジカルが、以下の式
    Figure 2008530020
    Figure 2008530020
    の1つを有する、請求項53〜60のいずれか1項に記載の改変食料品または改変医薬品。
  64. 前記C〜C有機ラジカルが、独立して、水素、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COOCH、SCH、S(O)CH、S(O)CH、SEt、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシからなる群から選択される、請求項63に記載の改変食料品または改変医薬品。
  65. 前記改変食料品または改変医薬品が、少なくとも甘味調味料量の、1つ以上の天然、半合成もしくは合成の甘味調味料またはそれらの混合物をさらに含む、請求項53〜64のいずれか1項に記載の改変食料品または改変医薬品。
  66. 前記天然、半合成または合成の甘味調味料が、スクロース、フルクトース、グルコース、エリスリトール、イソマルト、ラクチトール、マンニトール、ソルビトール、キシリトール、アスパルテーム、サッカリン、アセスルファム−K、シクラメート、スクラロースおよびアリテームまたはそれらの混合物を含む、請求項53〜64のいずれか1項に記載の改変食料品または改変医薬品。
  67. 前記改変食料品または改変医薬品が、1つ以上の肉、鶏肉、魚、野菜、穀物または果物を含む、請求項53〜64のいずれか1項に記載の改変食料品または改変医薬品。
  68. 前記改変食料品または改変医薬品が、冷凍食品、未調理食品または完全調理食品もしくは部分調理食品である、請求項53〜64のいずれか1項に記載の改変食料品または改変医薬品。
  69. 前記改変食料品または改変医薬品が、スープ、脱水スープもしくは濃縮スープまたは乾燥スープである、請求項53〜64のいずれか1項に記載の改変食料品または改変医薬品。
  70. 前記改変食料品または改変医薬品が、スナック食品である、請求項53〜64のいずれか1項に記載の改変食料品または改変医薬品。
  71. 前記改変食料品または改変医薬品が、調理補助品、食事問題解決製品、食事向上品、調味料または調味料ブレンドである、請求項53〜64のいずれか1項に記載の改変食料品または改変医薬品。
  72. 前記改変食料品または改変医薬品が、ケーキ、クッキー、パイ、キャンディー、チューインガム、ゼラチン、アイスクリーム、氷菓、プディング、ジャム、ゼリー、サラダドレッシング、香辛料、シリアル、果物の缶詰または果物のソースである、請求項53〜64のいずれか1項に記載の改変食料品または改変医薬品。
  73. 前記改変食料品または改変医薬品が、飲料、飲料混合物または濃縮飲料である、請求項53〜64のいずれか1項に記載の改変食料品または改変医薬品。
  74. 前記改変食料品または改変医薬品が、炭酸飲料またはジュースである、請求項53〜64のいずれか1項に記載の改変食料品または改変医薬品。
  75. 前記改変食料品または改変医薬品が、アルコール飲料である、請求項53〜64のいずれか1項に記載の改変食料品または改変医薬品。
  76. 前記改変食料品または改変医薬品が、口腔衛生製品である、請求項53〜64のいずれか1項に記載の改変食料品または改変医薬品。
JP2007554297A 2005-02-04 2006-02-06 芳香族アミドおよび尿素、ならびに甘味改変剤および/もしくは旨味改変剤、旨味剤および/もしくは甘味剤ならびに旨味向上剤および/もしくは甘味向上剤としてのその使用 Pending JP2008530020A (ja)

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