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JP2008529610A - 電気手術用プロープ - Google Patents

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JP2008529610A JP2007554388A JP2007554388A JP2008529610A JP 2008529610 A JP2008529610 A JP 2008529610A JP 2007554388 A JP2007554388 A JP 2007554388A JP 2007554388 A JP2007554388 A JP 2007554388A JP 2008529610 A JP2008529610 A JP 2008529610A
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Abstract

電気手術に使用されるプローブ(100)は、近位端(101a)と遠位開口部(101b)とを有するルーメン(101)を含む。ルーメン内に、高周波電流源(105)に接続可能な近位端(103a)とルーメンに入れ込まれた放電端(103b)とを有する電極(103)がある。ルーメンは、ガス圧を解放するため、ルーメンの遠位部位にガス出口(107)を含む。使用中、電極が作動している間、ルーメン(101)の遠位開口部(101b)が標的組織に接触するとき、ルーメン内のガス圧はガス出口(107)を通して解放され、このようにしてガス塞栓症を回避する。プローブアタッチメント(300)も設けられる。

Description

本発明は、電気手術および電気手術用デバイスと共に使用されるプローブに関する。本発明は、特に、内視鏡電気手術に使用されるプローブおよびプローブアタッチメントに関するが、これらに限定されない。
電気手術(electrosurgery)は、出血を最小限にしつつ組織を焼灼する、焼く、または切除するため、高周波数エネルギーを使用する。電気手術はバイポーラまたはモノポーラのモダリティを使用して実施することができる。バイポーラモードでは、電気手術装置は、2つの電極間に電流を通し、その結果、電極間にアークが生じる。電極間に配置される組織は、放電によって発生する熱により気化または焼灼され、それによって組織の電気手術切断または焼灼をもたらす。
モノポーラモダリティでは、患者が電気回路の一部を形成する。単一の放電極によって印加されたこのような高周波数電流は、患者の体内を通り、患者の他の場所に取り付けられたリターン電極に至り、接地される。閉回路では、患者のリターン電極は電気手術発生装置に接続され、このようにして、放電極とリターン電極の間に浮遊電位を有する電気回路を完成する。これによって、代替の接地経路を探索する印加された電流によって起こり得る、患者の非手術部位の偶発的な熱傷のリスクが減少する。
電気手術用デバイスを使用して、ある範囲の組織効果(tissue effect)をもたらすことができる。これらには、切断、高周波療法、乾燥、凝固、および切除が挙げられる。切断では、その部位に低電圧、高デューティーサイクルのRF(無線周波数)電流を集中させ、大きな熱を発生させる。これによって組織の気化が起こり、それに伴って止血し、その部位の出血が最小限になるかまたは防止される。高周波エネルギーがその部位に一気に印加されるように、高周波療法(fulguration)は、通常、変調電源を用いてより低いデューティーサイクルで実施される。これは、より広い面積にわたって組織を脱水、凝固および炭化させ、また、組織を封鎖する。乾燥では、電極は通常、標的組織と直接接触し、それによって電流濃度が減少する。このようにして、より少ない熱が発生し、細胞を脱水させ、切断の場合のように気化するのではなく凝塊を形成する。各モードで、放電極に電圧を印加するのに使用される波形を変えることによって、および、放電極と標的組織との距離を変えることによって異なる効果をもたらすことができる。
標的組織に印加される電気手術のエネルギーの制御は、電極の放電経路にガス流を導入することによって改善されてきた。ガス改良(gas enhanced)電気手術では、アルゴンまたはヘリウムなどの容易にイオン化される不活性ガスを手術部位に導入し、それを使用して放電極の周囲にシュラウド(shroud)を形成する。これは、放電を加減する効果がある。ガスは、また、手術部位を覆い、それによって、その領域の組織の炭化を抑制する。イオン化可能なガスをこのように使用すると、放電極の加熱が減少し、このようにして電極の破壊および焼痂の形成が抑制されると考えられる。
不活性ガスは、放電極の周囲に通常存在する酸素および他のガスより伝導性の高い媒体を提供する。このようにして、電極から放電された電流は、抵抗の最も小さい経路を探索し、アルゴン流をイオン化させ、組織床にアークを出す。この結果、標的組織へのRF電流の方向性のある伝達が向上し、従来のRF電流より生じる損傷が少なくなる。更に、イオン化可能なガスは、放電経路中の酸素を押し退けるため、炭化が少なくなり、そのため、焼痂の形成が少なくなり、それに伴って煙雲が減少する。
有利には、電気手術を使用して作り出される止血のレベルは、処置中に組織に生じる外傷の量を減少させる。これによって、より速い創傷治癒が促進され、感染から生じる合併症の傾向が減少する。1990年代初期に、軟性内視鏡を通して電気手術手技を使用する概念が研究された。軟性内視鏡は患者の内部器官および組織を観察するのに使用される。軟性内視鏡を使用する処置は、通常、胃腸管および腸、気管支および肺、並びに、関節および腹腔鏡で観察できる他の組織を含む器官を検査し、治療するため、胃腸病専門医、外科医、および呼吸器科医によって実施される。
内視鏡電気手術は、切開および止血を達成するのに使用されてきた。例えば、消化管の粘膜壁上の病変を治療するため、外科医は放電極先端を、標的組織からある距離に保持し、電極を作動させて組織へのアークを発生させる。それ故、所望の組織凝集または高周波療法が達成される。しかし、電気手術の放電を内視鏡下で制御するのは観血的外科処置におけるよりも困難であるため、粘膜壁の中まで深く焼き過ぎるという関連するリスクがある。アルゴンなどの不活性ガスの流れを介したRF電流の伝達によって、RFエネルギーの伝達の制御が改善される。そのため、ガス改良電気手術は、内視鏡処置で一般的である。
しかし、このような処置の実施にはリスクが伴い、例えば、ほとんどの内視鏡処置の間、患者は多量に鎮静剤を投与され、呼吸または不快感のために動き回ることがあり、そのため治療中に標的組織が動くため、既知の電気手術用プローブは胃腸管に使用するのに好適ではない。これによってプローブ先端が粘膜壁と接触する可能性が増加し、ガスの供給および電極の作動中、これによって粘膜壁の穿孔や標的組織のガス塞栓症が起こる可能性がある。従って、内視鏡処置にこれらのプローブを使用することは、危険な可能性がある。これらのプローブを内視鏡下で使用するとき、電極が作動している間、プローブが粘膜壁と接触しないことを確実にするため、外科医の技術がきわめて重要である。
経験を積んだ外科医は、患者の動きに対する感覚がつかめ、プローブ先端が粘膜壁に接触することを予期してプローブを組織表面から離すおよび/または電極の作動を停止することがある(例えば、足踏式のペダルを放すことによって)。しかし、これは、絶対に安全な手法ではなく、最も経験を積んだ外科医でさえ、時折、作動している電極と組織表面を接触させ、患者をガス塞栓症のリスクに曝すことがある。内視鏡電気手術に使用するのに安全なプローブを提供することが望ましい。
本発明の目的は、従来技術の欠点の1つ以上を克服若しくは改良する、または、少なくとも有用な代替を提供することである。
文献、行為、材料、デバイス、および物品等の言及を含む本明細書に含まれる背景技術の記載は、本発明の内容を説明することを意図している。これを、言及した事柄のいずれかが特許請求のいずれかの優先日の時点で公開されていた、既知であった、またはオーストラリアで周知の一般的知識の一部であったという承認または示唆と解するべきではない。
本発明の第1の態様では、
(a)近位端と遠位開口部とを有するルーメンと、
(b)高周波数電流源に接続可能な近位端と、ルーメンに入れ込まれた放電端とを有するルーメン内の電極と、および
(d)ガス圧を解放するための、ルーメンの遠位部位にあるガス出口と、
を含む、電気手術に使用されるプローブを提供し、
使用中、電極が作動している間、ルーメンの遠位開口部が標的組織と接触するとき、ルーメン内のガス圧がガス出口を通して解放され、このようにしてガス塞栓症を回避する。
遠位開口部は、標的組織に所望の治療効果をもたらすような形状であってもよい。好ましくは、遠位開口部は、より広い標的組織面積の治療を容易にするため、傾斜している。また、これによって、外科医が、内視鏡下で標的組織に印加されたときに高周波電流をより的確に方向制御することも可能になる。遠位開口部が傾斜しているとき、遠位開口部とガス出口の両方が標的組織に同時に接触する可能性が最小限になるように、ガス出口が位置決めされていることが好ましい。このようにして、ガス出口は、好ましくは、遠位開口部の実質的に反対側にあるルーメンの壁に配置されている。
ガス出口は、ルーメン内のガス圧の解放を可能にするルーメンの遠位部位のどこに設けられてもよいが、好ましくは電極の放電端に隣接して設けられ、電極の放電端のすぐ遠位に配置されてもよい。1つのガス出口を設ければ十分なこともあるが、ルーメン内のガスによって作り出される圧力を解放するため、2つ以上のガス出口を設けることも可能である。2つ以上のガス出口を設ける場合、単一のより大きいガス出口と類似の合計ガス放出を提供するように、複数の出口の方が小さくてもよい。出口は、例えば、円形または楕円形を含む任意の好適な形状を取ってもよい。或いは、ガス出口は、一連の穴またはスロットによって提供されてもよい。
好ましくは、ルーメンの遠位部位は透明部分を含む。透明部分は透明な窓の形態で設けられてもよく、または、プローブの遠位部位が、全部、透明な材料で形成されてもよい。好ましくは、透明な部分はセラミックであるが、耐熱性を有する他の好適な絶縁材料を使用してもよい。
一実施形態では、遠位開口部は、焼痂の形成を抑制するために、また、使用中に組織、血液、および粘膜が膠着することを防止するために、低摩擦係数コーティングを有する。遠位部位は、また、使用中、遠位開口部の向きを表示するためにマーキングを含んでもよい。一実施形態では、プローブは、更に、プローブまたは標的組織が動いているとき、遠位開口部が標的組織との接触を維持することを可能にするピボット手段を含む。好ましくは、ルーメン内のガスはアルゴンガスであるが、ヘリウムまたは他のイオン化可能なガスを使用してもよい。
好ましい実施形態では、電極の遠位部分は、その作業先端に高伝導性コーティングを有するタングステンである。好適なコーティングの1つは銀である。プローブは、軟性内視鏡の作業チャネル内で使用するのに好適である。このような内視鏡としては、胃腸管および/または呼吸器系内で使用されるように構成されたデバイス、および腹腔鏡手術で使用されるデバイスが挙げられる。
電極の作動中、遠位開口部を標的組織に接触させることにより、プローブを使用して標的組織を治療してもよい。また、使用中、電極の作動中に遠位開口部を標的組織表面に沿って引き、より広い組織部位の切除を達成してもよい。これは、スイーピング動作を組み込んでもよい。
本発明の別の態様によれば、電極を有する電気手術用プローブのアタッチメントが提供され、アタッチメントは、
(a)プローブに接続可能な近位端と、作業先端である遠位開口部とを有するルーメンと、および
(b)ガス圧を解放するための、ルーメンにあるガス出口と、
を含み、プローブに取り付ける際、電極はルーメンに入れ込まれ、電極の作動中、作業先端が標的組織と接触するとき、ルーメン内のガス圧はガス出口を通して解放され、このようにしてガス塞栓症を回避する。
放電極のすぐ遠位にガス出口を設けてもよい。遠位開口部は、標的組織に所望の治療効果をもたらす形状であってもよい。好ましくは、遠位開口部は傾斜している。好ましくは、ガス出口は、ガス出口と遠位開口部が標的組織に同時に接触するリスクが最小限になるように位置決めされている。このようにして、ガス出口は、好ましくは、傾斜した遠位開口部の実質的に反対側にあるルーメンの壁に設けられている。
一実施形態では、プローブアタッチメントは透明な窓部分を含むが、アタッチメント自体が透明であってもよい。プローブアタッチメントは、セラミック材料、または、変形することなく若しくは他に影響を受けることなく高温に耐えることができる他の任意の絶縁材から製造されてもよい。一実施形態では、遠位開口部は、使用中、焼痂の形成を抑制するため、並びに、血液、粘膜、および組織が作業先端に膠着することを防止するため、低摩擦係数コーティングを有する。
一実施形態では、アタッチメントは、使用中、遠位開口部の向きを表示するために、ルーメン上にマーキングを含む。アタッチメントは、また、プローブまたは標的組織が動いているとき、遠位開口部が標的組織との接触を維持することを可能にするピボット手段を含んでもよい。ピボット手段は、回り継手または他の回転可能な接続などの任意の好適な形態を取ってもよい。
好ましくは、プローブアタッチメントは、軟性内視鏡の作業チャネル内で使用されるように構成されたプローブと共に使用するのに好適である。このようなプローブは、例えば、胃腸管および/または呼吸器系を治療するのに使用され得る。
別の態様によれば、本発明は、イオン化可能なガスの供給源に接続可能な近位端と遠位開口部とを有する可撓ルーメンと、及び高周波電流源に取り付け可能な近位端とルーメンの遠位部位に入れ込まれた放電先端とを有する電極とを含む内視鏡電気手術用プローブを提供し、ルーメンはまた電極の放電先端付近にガス出口も有し、プローブは、電極をイオン化可能なガス中で覆い、電極に高周波電流を印加することにより作動し、使用中、電極の作動中に遠位開口部が標的組織に接触するとき、ルーメン内のガス圧はガス出口を通して解放される。
添付の図面を参照し、本発明をここでより詳細に説明する。添付の図面の特殊性は本発明の前記説明の一般性に取って代わるものではないことを理解されたい。
まず図1を参照すると、本発明の一実施形態による電気手術に使用される、全体を100で表示されたプローブが示されている。ルーメン101は、近位端101aと遠位開口部101bとを有する。近位端と遠位開口部の間のルーメンの途切れは、ルーメンが様々な長さを有することを表示する。ルーメン内に電極103が設けられている。電極は、高周波電流源105に接続可能な近位端103aと、遠位でルーメンに入れ込まれている放電端103bとを有する。プローブの使用中、ガス圧を解放するため、ルーメンの遠位部位にガス出口107が設けられている。このようにして、使用中、電流源105からの高周波電流で電極103が作動している間、ルーメンの遠位開口部101bが標的組織と接触するとき、ルーメン内のガス圧はガス出口107を通して解放され、それによって標的組織でガス塞栓症が発現する傾向を回避する。
プローブ100は、好ましくは、高周波電流源105を含む基本装置に接続可能な長い可撓管である。電流源は、例えば、無線周波数(RF)で動作してもよいが、RF範囲内にあると考えられない他の高周波数も好適な場合がある。好ましくは、基本装置は、イオン化可能なガスの供給源109も有する。好適な基本装置としては、コンメッド(ConMed)、バリーラブ(Valleylab)、エルベ(Erbe)、ゾリング(Soring)によって製造されているような電気手術発生装置およびアルゴン供給システムが挙げられる。本発明のプローブと共に使用するのに特に好適なタイプの基本装置の1つは、コンメッド(ConMed)ABCであるが、他の既存の装置も同様に好適であり得る。
ルーメンの近位端とガス供給源109の接続によって、ガス流がルーメンを通って流れ、遠位開口部を通って出ることが可能になる。電極の作動時、RF電流はガスを介して流れ、ガスをイオン化させ、それを、標的組織にエネルギーを伝達する導管(conduit)として使用する。好ましくは、ガスはアルゴンなどのイオン化可能な不活性ガスであるが、ヘリウムを含む他のガスを使用してもよい。
電極103は、ルーメン101の内側で延び、遠位開口部101bより前で終端する。好ましくは、電極は、放電端にタングステン先端を有する可撓ワイヤであるが、電極全体がタングステン製であってもよい。タングステンは、その高い溶融温度と耐熱性のため、RFエネルギーのアークを放電させることができる有効な材料を提供する。電極の作業先端を高伝導性材料でコーティングしてもよい。好適な伝導性材料の1つは銀である。銀は、電極の製造に使用される他の元素より約40%伝導性が高い。電極の放電先端を銀でコーティングすると、タングステン電極とイオン化可能なガスの間に高伝導性界面が作り出され、それによって、電流アーク発生とガスのイオン化の開始が促進される。
従来技術の電気手術用プローブでは、電極からのRF電流で、電極を覆うガスをイオン化させ、標的組織へのアークを発生させる。所望の切除および止血効果をもたらすのはRFエネルギーのアークである。これらのプローブを使用すると、イオン化可能なガスの流れは、それがプローブ先端から出るときに広がって、分散し、標的組織を覆うブランケットを形成するため、標的組織の切除は鋭く集中されない。これらのプローブは、非接触モードで使用されることが意図されている。即ち、電極と下にある組織との間に間隙があり、間隙を横切ってアークを形成し、組織を切除することができるようになっている。
患者が麻酔下にあり、標的組織が不動でアクセス可能であるほとんどの電気手術処置では、これによって困難が生じない。しかし、プローブと標的組織の間の必要なアーク誘導間隙を維持することは、内視鏡処置ではより困難である。例えば、胃腸(GI)管で実施される内視鏡電気手術では、患者は通常少量の鎮静剤を投与され、呼吸、不快感、および内部の身体機能のため処置中に動くことが多いため、合併症が生じる。切除される組織が動く標的となるため、これによって外科医に困難が生じる。
このようにして、電極が作動している間、プローブと標的組織の間の間隙を維持することは困難な可能性があり、プローブの先端が不注意に組織壁に埋入される可能性がある。プローブから出るガス流によって組織壁が穿孔される可能性があるため、電極の作動中、組織壁とプローブとの接触によって重篤な合併症が起こる可能性がある。また、塞栓症発現のリスクが顕著であるため、組織壁とプローブとの接触によって生命を脅かし得る状況が生じる可能性もある。これらの従来技術のプローブを接触モードで作動させることは、禁忌であると考えられる。胃鏡検査、結腸鏡検査、気管支鏡検査、およびプローブと標的組織が接触する可能性が高い他の処置で従来技術のプローブを内視鏡下で使用することは禁忌であるということになる。
本発明は、標的組織と接触させて使用するのに好適なプローブ100を提供することにより、この問題に対処する。これは、図2に示すように、電極103の作動中、遠位開口部101bが標的組織と接触しているとき、ルーメン101から逃げるガス圧の通気孔を提供するガス出口107の提供による。作動しているプローブが粘膜壁にガスを圧送するのではなく、ルーメン内のガス圧はガス出口107を通して解放され、ガス圧による穿孔およびガス塞栓症のリスクが取り除かれる。ガス出口は、遠位開口部が接触組織と接触しているとき、ガスが容易に出ることを可能にするのに十分に大きくなくてはならない。ほとんどのルーメンでは、直径約1mmで十分であることが分かった。
ガス出口は、ルーメンの遠位開口部101bが標的組織と接触しているまたはそれに埋入している間、電極の作動を可能にする安全特徴を提供する。従って、使用中、ルーメンの遠位開口部を標的組織に当てて置くことができ、正確で制御された切除が可能になる。遠位開口部が組織と接触しているため、RFエネルギーはルーメン壁によって閉じ込められ、隣接する組織および構造へのアーク発生は最小限になる。この結果、従来技術のプローブよりも、周囲組織を印加されたRF電流に無差別に曝すことが少なくなる。
好ましくは、ガス出口107は、電極の放電端103bとルーメンの遠位開口部101bの間の開口部の最も幅の広い部位を有する、電極103の僅かに遠位に配置される。有利には、電極およびルーメンの遠位部位を清浄にし、プローブの使用中に蓄積することがある血液、粘液、および破片を取り除き、取り去るための洗浄ポートとして出口を使用することもできる。ガス出口107を通して生理食塩水、水、または洗浄液を遠位部位にかけて洗浄することによりルーメンを洗浄することができる。或いは、ガス出口を通して挿入されるスタイレットを使用して、ルーメンの内側の破片または組織を取り除くことにより、ルーメンの遠位部位を清浄にすることができる。
好ましくは、ルーメンは、外径約2.4mm未満であり、胃鏡検査、結腸鏡検査、および気管支鏡検査処置に通常使用されるような軟性内視鏡の作業チャネルに挿入することができる。使用中、ルーメンの遠位端は作業チャネルの遠位端を越えて内視鏡の外側に突出する。
図2は、本発明の一実施形態による、使用中のプローブの作業端を示す。ルーメンの遠位部位111の内側では、アルゴンガス115が電極103を覆い、RF電流が電極の放電端103bから標的組織113まで流れるのに抵抗が最も小さい経路を提供する。電子は、患者の他の場所に配置された患者リターン電極に戻ることによって、電気回路を完成させる。プローブは、遠位開口部101bを標的組織と接触させて使用するのに好適であるため、印加された電流はルーメン壁によって閉じ込められ、標的組織を越えて周囲領域に広がらない。
電極の作動中、イオン化可能なガスを正確に且つ方向を制御して特定の標的部位を治療することができ、出口107は、治療中、ガス圧117の逃げ道を提供する。ガス出口を通してガス圧を解放することによって、従来技術のプローブの使用中に起こる粘膜壁にかかる圧力の増加が防止される。これは、不活性ガス流が組織壁を穿孔する可能性を減少させ、外科医が組織接触を懸念することなく組織の切除を実施することを可能にする。標的組織(target tissue)は正確で安全に切除され、偶発的にガス塞栓症が起こるリスクがない。
遠位開口部は任意の好適な形状であってよい。しかし、好ましい実施形態では、遠位開口部101bは、添付の図面に示されるような傾斜した開口部である。外科医は、ルーメンを管(例えば、粘膜壁)に沿って置いた状態で、組織壁にRFエネルギーを向けることができるため、これは特に内視鏡処置に理想的であることが分かった。RF電流を正確に伝達し、切除するように、遠位開口部の向きを制御することができる。また、電極からのRFエネルギーを向けるとき、傾斜した開口部によってより大きい接触表面積が可能になる。これによって、必要に応じて、より浅い切除を行うことができ、それは、盲腸などの、壁が薄く、特に穿孔が起こり易い管の領域を処置する外科医に有用である。
治療中、遠位開口部が組織と接触しているとき、放電極と組織との距離は実質的に一定のままであるため、より一貫した切除深さを達成することができる。電極の作動中、遠位開口部を標的組織の表面に沿って引き、実質的に一貫したRFエネルギー伝達で、より広い組織面積を治療することが可能になる。組織壁に沿ってスイーピング動作を使用してもよく、これで、使用中、ルーメンの遠位部位から破片を取り除くことを助けてもよい。本発明は、遠位開口部と標的組織との接触を維持したまま使用するのに好適であるが、また、それを遠位開口部と標的組織の間に間隙がある状態で使用してもよい。
特に好ましい実施形態では、ルーメンの遠位部位の一部は透明である。透明な部分は、透明な窓の形態であってもよい。特に好ましい実施形態では、図2に示すようにルーメンの遠位部位111全体が透明である。これによって、外科医が電極の放電端103bを観察し、その状態を監視することが可能になる。また、外科医はルーメンの遠位部位の内側を観察し、有効なイオン化が起こっていること、および、ルーメンに血液、粘膜および破片がないことを確実にすることもできる。透明な部分によって、手術中、外科医が標的組織と電極を観察し、治療する組織の領域に非常に正確に、且つ実質的に近傍の組織に悪影響を与えることなく、アルゴンビームを向けることも可能になる。
また、透明な部分によって、外科医が、遠位開口部(およびガス出口)を含むプローブ先端に血液、粘液、および破片がないかどうかを迅速に確認することも可能になる。電極に付いた破片はガスの有効なイオン化を妨げるため、これは有利である。透明な先端を使用すると、使用中、外科医は電極の状態を監視することができ、それによってイオン化の起こらない作動が回避され、その結果、電極の放電端が維持される。また、ガスが有効にイオン化されないとき、患者の胃腸管(例えば、腹部または結腸)の拡張を引き起こす可能性がある従来技術のプローブによって起こる激しい痛みや不快感も、これによって低減する。更に、プローブを点検し、電極上に破片または焼痂の形成がないことを確実にするため、定期的に停止させなければならない従来技術のプローブを使用する治療に関連する時間の浪費がなくなる。
好ましくは、透明な部分はセラミック絶縁材料から製造されるが、高い溶融温度を有する他の絶縁材料を使用してもよい。特に好ましい実施形態では、遠位開口部101bは、先端に焼痂が形成されることを抑制するため、テフロン(登録商標)(Teflon)などの低摩擦係数物質でコーティングされている。また、テフロン(登録商標)(Teflon)(または他の低摩擦係数)コーティングによって、手術中、遠位開口部に組織が膠着する傾向も減少し、それによって、膠着した組織などによって粗くなったプローブ先端を使用することから起こる不注意な組織の損傷が減少する。これは、スイーピング動作を使用して標的組織のより広い部位を治療している場合、特に有用である。
一構成例では、プローブの遠位部位は、遠位開口部の向きを表示するためにマーカーを含む。図4および図5に示される実施例では、マーカーは、遠位開口部の最遠点410bからガス出口407を通って延び、ガス出口のちょうど近位で終端する線430である。一般に、プローブのこの面は、遠位開口部を標的組織と接触させてプローブを使用しながら内視鏡を操作する外科医の視界に入っている。
一実施形態では、プローブは、プローブが動いているとき、標的組織と遠位開口部との接触を維持するため、ルーメンに対して遠位開口部を回転させるピボット手段を含む。ピボット手段は、任意の好適な形態を取ってもよく、一実施形態では、回り継手、または、プローブ本体とは独立に遠位開口部を回転させる他の回転可能な継手である。これによって、外科医が、遠位開口部を標的組織に当てて置き、組織と接する正しい位置にプローブの端部を回転させることにより、プローブの操作を必要とすることなく、遠位開口部を位置合わせまたは位置決めすることが可能になる。
ピボット手段の一例を図4および図5に示すが、当業者に既知の他のピボット手段を組み込み得ることを理解されたい。図4および図5では、回り継手440は、一面に、フランジ441となって終端するネック442を有する。もう一方の面には、フランジ441を受けるため、継手の内側に溝443(破線で示される)が設けられており、フランジ441は時計回りおよび反時計回りの方向に自由に回転する。
ここで図3を参照すると、電極323を有する電気手術用プローブ320のプローブアタッチメント300が示されている。プローブアタッチメントは、電気手術用プローブに接続可能な近位端301aと、作業先端である遠位開口部301bとを有するルーメン301を有する。好ましくは、電気手術用プローブは、手術中、電極323をアルゴンまたはヘリウムなどのイオン化可能な不活性ガスで覆う、ガス改良プローブである。
プローブアタッチメントは、プローブ100にあるガス出口107がガス圧を解放するのと同様に、使用中、ガス圧を解放するガス出口307を有する。プローブアタッチメントは、プローブ320に取り付けられているとき、電極323の放電端がルーメンに入れ込まれるように構成されている。このようにして、電極が作動するとき、プローブアタッチメントの内側で電極と標的組織の間にアークが形成される。電極の作動時、作業端が組織に接触するとき、ルーメン内のガス圧はガス出口を通して解放される。これによって、組織の穿孔が回避され、また、ガス塞栓症のリスクが著しく減少する。
プローブ100と同様に、プローブアタッチメント300の遠位開口部301bは、任意の形状を取ってもよいが、好ましくは標的組織に所望の治療効果をもたらすような形状にされている。好ましい実施形態では、遠位開口部は、図3に示されるような角度でルーメンを終端させることによって形成された、傾斜した開口部である。これは、上部または下部胃腸管などで内視鏡下で使用されるとき、より広い治療面積を作り出し、遠位開口部から組織粘膜にRFエネルギーを向けることを助ける。遠位開口部が形成される角度を変えることによって、治療面積を変えることができる。傾斜した開口部が大きいほど、作業は広くなる。バレット食道などの、より広い組織表面積を切除しようとするとき、これは有利になり得る。
開口部が傾斜しているとき、デバイスが内視鏡下で使用されるときでも、遠位開口部とガス出口の両方が同時に標的組織に接触する、または標的組織に埋入される可能性がほとんどないようにガス出口が配置されることが好ましい。従って、ガス開口部は、好ましくは、傾斜した遠位先端の実質的に反対側にあるルーメンの壁に設けられている。遠位開口部301bとガス出口307をこのように配置することにより、組織穿孔またはガス塞栓症のリスクが最小限になる。好ましくは、出口は、放電極のすぐ遠位に設けられる。
プローブアタッチメント300は、透明な部分を含んでもよい。これは、外科医が内視鏡カメラを使用してプローブアタッチメントの内部と電極先端を観察できる窓の形態であってもよい。好ましい実施形態では、プローブアタッチメントの実質的に全部が透明である。これは、前述のプローブ100の透明な遠位部位111と同じ利点を提供する。
プローブアタッチメントは、絶縁性を有する任意の十分に堅牢で耐熱性のある材料から製造されてもよい。このような材料としては、セラミックが挙げられるが、様々なプラスチックおよび複合材料も好適であると思われる。好ましくは、遠位開口部310bは、焼痂の形成を抑制し、組織、血液、および粘液が遠位開口部に膠着し、ガス流と、プローブをアタッチメントと共に使用する効果的な治療とを妨げることを抑制するため、テフロン(登録商標)(Teflon)などの低摩擦係数材料を有するまたはそれでコーティングされている。
プローブ100と同様に、プローブアタッチメント300は、また、使用中、遠位開口部の向き及び位置を表示するためにルーメン上にマーキングを含んでもよい。マーキングは、図4および図5に示されるようなものであっても、または外科医に意味のある別の形態を取ってもよい。
プローブアタッチメントの近位端301aは、プローブアタッチメント300を既存の電気手術用プローブ320に固定する固定手段(図示せず)を含む。固定手段は、当該技術分野で既知の任意の好適な形態を取ってもよい。一例は、一般にバヨネット式マウントと称される、ばねを装備したスリーブとピンのタイプのコネクタを使用する。別の方法は、プローブアタッチメントを所定の位置に保持するスナップリングまたは係止鍔を有する精密公差の鍔と軸のアセンブリを使用してもよい。或いは、プローブアタッチメントの近位端301aと電気手術用プローブ320の端部の1つが、もう1つの部品の外側または内側ねじ山に係合するように構成された内側または外側ねじ山を有する、スクリュタイプの嵌め合いを使用してもよい。
一実施形態では、プローブアタッチメントは、図4に示されるピボット手段440と類似のピボット手段を含む。ピボット手段は固定手段に組み込まれてもよく、またはそれに加えて設けられてもよい。ピボット手段は、回り継手または、プローブルーメンの本体とは独立に遠位開口部が回転することを可能にする他の回転可能な継手の形態であってもよい。ピボット手段によって、プローブまたは標的組織のどちらかが動いているとき、医師がプローブアタッチメントの遠位開口部と標的組織との接触を維持することが可能になる。
プローブ100と同様に、プローブアタッチメントは、好ましくは、軟性内視鏡の作業チャネル内に挿入して使用するのに好適な電気手術用プローブと共に使用するように構成されている。このような内視鏡は、胃腸管または呼吸器系を治療するのに使用されるタイプのものであってもよい。
本発明の様々な実施形態により、内視鏡下で使用されるときでも制御された接触モードの標的組織切除が可能になる。制御は、遠位部位が透明であるときまたはルーメンの遠位部位に透明な窓が設けられているとき、デバイスの作業先端を観察する外科医の能力によって向上する。また、作業先端が処置中に集積した血液、粘液、または破片の影響を受けているとき、この視覚化により、外科医が認識することが可能になり、外科医がデバイスの先端を清浄にすることによる即座の改善措置が促される。ガス出口によって清浄が容易になる。これによって、ルーメン内での不活性ガスの連続した有効なイオン化と、炭化および煙雲が減少した標的組織の有効な切除が可能になる。
このようにして、本発明は、電気手術に使用される新規なプローブおよびプローブアタッチメントを提供する。このデザインにより、切除中、プローブ/プローブアタッチメントの遠位開口部と標的組織との制御された方向性のある接触が可能になり、それによってプローブ/プローブアタッチメントを内視鏡処置に使用することがより安全になる。本発明を内視鏡手術に使用するとき、塞栓症のリスクが著しく減少するため、外科医は従来技術のプローブを使用するときに必要であるのと同じ程度の注意を払う必要がない。
標的組織と接触させて使用するとき、本発明は、また、周囲組織への高周波電流の無差別的な広がりを制限する。遠位開口部で曝される組織への高周波エネルギーを閉じ込めると、その結果、周囲組織へのエネルギーの損失が少なくなり、そのため著しく低い電力設定でプローブを使用することができる。例えば、本発明を使用すると、従来技術のプローブを使用して組織を切除するのに必要な40ワットと比較して、10ワットの低さの電力設定を使用する穏やかな切除が達成され得る。
本実施形態は、従来技術のプローブと同レベルの予防措置を必要としない。使い易さ、特に遠位開口部が標的組織と接触した状態に維持されるときの使い易さによって、上部および下部胃腸管並びに肺移植患者の気管支における従来の電気手術用プローブの使用に関連する不安の多くが解消される。
添付の図面に示される好ましい実施形態を参照して本発明を説明してきたが、添付の特許請求の範囲に定義されている本発明の範囲から逸脱することなく、前述の部分に様々な変更、追加、および/または改変をなし得ることを理解されたい。
近位(proximal)という用語は、本明細書で使用するとき、プローブおよびプローブアタッチメントを操作する外科医により近い部分を指す。以下、遠位(distal)という用語は、外科医に対してある距離をおいて配置される部分を指す。
外科医(surgeon)という用語は、本明細書で使用するとき、他の臨床医、並びに本発明のプローブおよびプローブアタッチメントの使用者を除外するものではない。従って、「外科医」は、以下に限定されないが、胃腸病専門医、呼吸器科医、および電気手術および内視鏡デバイスを使用する可能性のある他の職員を含む臨床医を包含するものとする。
本発明の一実施形態によるプローブの一部を示す図である。 使用中の、および透明な遠位部位を有する図1のプローブの先端を示す図である。 本発明の別の実施形態によるプローブアタッチメントを示す図である。 ピボット手段と、遠位開口部の向きを表示するマーキングとを有する、本発明の別の実施形態によるプローブの上面図である。 ピボット手段を示す図4のプローブの組立分解図である。

Claims (35)

  1. (a)近位端と遠位開口部とを有するルーメンと;
    (b)前記ルーメン内の電極であって、高周波電流源に接続可能な近位端と、前記ルーメンに入れ込まれた放電端とを有する電極と;および
    (d)ガス圧を解放するための、前記ルーメンの遠位部位にあるガス出口と、
    を含む、電気手術に使用されるプローブであって、
    使用中、電極が作動している間、前記ルーメンの遠位開口部が、標的組織に接触するとき、前記ルーメン内のガス圧が前記ガス出口を通して解放され、このようにしてガス塞栓症を回避する
    ことを特徴とするプローブ。
  2. 前記遠位開口部が、前記標的組織に所望の治療効果をもたらすような形状にされる
    ことを特徴とする請求項1に記載のプローブ。
  3. 前記遠位開口部が、より広い標的組織面積の治療を容易にするように傾斜している
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のプローブ。
  4. 前記ガス出口と前記遠位開口部が、同時に前記組織に接触する可能性が最小限になるように、前記ガス出口が位置決めされる
    ことを特徴とする請求項3に記載のプローブ。
  5. 前記ガス出口が、前記電極の前記放電端に隣接して設けられる
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載のプローブ。
  6. 前記ガス出口が、前記電極の前記放電端のすぐ遠位に設けられる
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載のプローブ。
  7. 前記ルーメン内に、ガス圧を解放するための2つ以上のガス出口がある
    ことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか一項に記載のプローブ。
  8. 前記ルーメンの遠位部位が透明な部分を含む
    ことを特徴とする請求項1ないし7のいずれか一項に記載のプローブ。
  9. 前記透明な部分が絶縁材料から製造される
    ことを特徴とする請求項8に記載のプローブ。
  10. 前記透明な部分がセラミックである
    ことを特徴とする請求項8または9に記載のプローブ。
  11. 前記遠位開口部が、焼痂の形成を抑制するために低摩擦係数コーティングを有する
    ことを特徴とする請求項1ないし10のいずれか一項に記載のプローブ。
  12. 使用中、前記遠位開口部の向きを表示するために、前記ルーメンの遠位部位にマーキングを更に含む
    ことを特徴とする請求項1ないし11のいずれか一項に記載のプローブ。
  13. 前記プローブまたは標的組織が動いているとき、前記遠位開口部が前記標的組織との接触を維持することを可能にするピボット手段を更に含む
    ことを特徴とする請求項1ないし12のいずれか一項に記載のプローブ。
  14. 前記ルーメン内のガスがイオン化可能なガスを含む
    ことを特徴とする請求項1ないし13のいずれか一項に記載のプローブ。
  15. 前記イオン化可能なガスが、アルゴン及びヘリウムを含む群から選択される
    ことを特徴とする請求項14に記載のプローブ。
  16. 前記電極の遠位部分が、その作業先端に高伝導性コーティングを有するタングステンである
    ことを特徴とする請求項1ないし15のいずれか一項に記載のプローブ。
  17. 前記高伝導性コーティングが銀である
    ことを特徴とする請求項16に記載のプローブ。
  18. 軟性内視鏡の作業チャネル内で使用されるように構成される
    ことを特徴とする請求項1ないし17のいずれか一項に記載のプローブ。
  19. 前記電極の作動中、前記遠位開口部を前記標的組織に接触させることを含む
    ことを特徴とする請求項1ないし18のいずれか一項に記載のプローブを使用する標的組織の治療法。
  20. 前記電極の作動中、前記標的組織に沿って前記遠位開口部を引くステップを更に含む
    ことを特徴とする請求項19に記載の標的組織の治療法。
  21. 電極を有する電気手術用プローブのアタッチメントであって、該アタッチメントは、
    (a)前記プローブに接続可能な近位端と、作業先端である遠位開口部とを有するルーメンと;および
    (b)ガス圧を解放するための、前記ルーメンにあるガス出口と、
    を含み、
    前記アタッチメントが前記プローブに連結されているとき、前記電極は、前記ルーメンに入れ込まれ、前記電極の作動中、前記作業先端が標的組織と接触するとき、前記ルーメン内のガス圧が前記ガス出口を通して解放され、このようにしてガス塞栓症を回避するようになっている
    ことを特徴とするアタッチメント。
  22. 前記遠位開口部が、前記標的組織に所望の治療効果をもたらすような形状にされる
    ことを特徴とする請求項21に記載のアタッチメント。
  23. 前記遠位開口部が傾斜している
    ことを特徴とする請求項22に記載のアタッチメント。
  24. 前記ガス出口と前記遠位開口部が同時に前記組織に接触する可能性が最小限になるように、前記ガス出口が、位置決めされる
    ことを特徴とする請求項23に記載のアタッチメント。
  25. 前記ガス出口が、前記放電極のすぐ遠位に設けられる
    ことを特徴とする請求項21ないし24のいずれか一項に記載のアタッチメント。
  26. 透明な窓部分を更に含む
    ことを特徴とする請求項21ないし25のいずれか一項に記載のアタッチメント。
  27. 前記アタッチメントが透明である
    ことを特徴とする請求項21ないし25のいずれか一項に記載のアタッチメント。
  28. 前記アタッチメントがセラミックである
    ことを特徴とする請求項21ないし27のいずれか一項に記載のアタッチメント。
  29. 前記遠位開口部が、焼痂の形成を抑制するために低摩擦係数コーティングを有する
    ことを特徴とする請求項21ないし28のいずれか一項に記載のアタッチメント。
  30. 使用中、前記遠位開口部の向きを表示するために、前記ルーメン上にマーキングを更に含む
    ことを特徴とする請求項21ないし29のいずれか一項に記載のアタッチメント。
  31. 前記プローブまたは標的組織が動いているとき、前記遠位開口部が前記標的組織との接触を維持することを可能にするピボット手段を更に含む
    ことを特徴とする請求項21ないし30のいずれか一項に記載のアタッチメント。
  32. 軟性内視鏡の作業チャネル内に挿入されるプローブと共に使用される
    ことを特徴とする請求項21ないし31のいずれか一項に記載のアタッチメント。
  33. イオン化可能なガスの供給源に接続可能な近位端と遠位開口部とを有する可撓ルーメンと、高周波電流源に接続可能な近位端と前記ルーメンの遠位部位内に入れ込まれた放電先端とを有する電極を含む内視鏡電気手術用プローブであって、
    前記ルーメンはまた、前記電極放電先端の近くにガス出口も有し、
    ここで、前記プローブは、前記電極をイオン化可能なガスで覆い、前記電極に高周波電流を印加することによって作動し、
    使用中、前記電極の作動中に前記遠位開口部が標的組織に接触するとき、前記ルーメン内のガス圧が前記ガス出口を通して解放される
    ことを特徴とする内視鏡電気手術用プローブ。
  34. 実質的に、添付の図面に示されている実施形態のいずれか1つを参照して前記に記載された電気手術用プローブ。
  35. 実質的に、添付の図面に示されている実施形態のいずれか1つを参照して前記に記載された電気手術用プローブ用のアタッチメント。
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