JP2008512021A - 2つの通信コントローラを使用する分散通信システムおよびそのような通信システムを動作させる方法 - Google Patents
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Abstract
いくつかのノード(100、100’、100”)が少なくとも2本のチャネル(10、20)を含む少なくとも1本の通信リンクによって相互接続される分散通信システムを動作させるための、特にそのような分散通信システム中のクロックを同期させるための方法であって、通信コントローラ(30、32)に接続されたチャネル(10、20)のうちの少なくとも1つへの、アプリケーション・ホスト(60)のアクセスを、この通信コントローラ(30、32)が故障したり壊れたりした場合にも維持することが可能な方法を提供するために、各チャネル(10、20)がそれ自体の通信コントローラ(30、32)によって制御されることが提案される。
Description
本発明は一般に、フォールト・トレラント時間トリガ通信システム用のアーキテクチャに関する。
本発明は特に、いくつかのノードが少なくとも2本のチャネルを含む少なくとも1本の通信リンクによって相互接続される分散通信システムを動作させるための、特にそのような分散通信システム中のクロックを同期させるための方法に関する。
本発明はさらに、いくつかのノードが少なくとも2本のチャネルを含む少なくとも1本の通信リンクによって相互接続される分散通信システムのノードに関する。
図1では、典型的なフォールト・トレラント時間トリガ・ネットワークが、概略図で示されている。このネットワークは、2本のチャネルC1、C2を含んでおり、それらにそれぞれのノードNが接続される。これらのノードNはそれぞれ、バス・ドライバB1、B2、プロトコル・エンジンPおよびコントローラ・ホスト・インターフェースCIをもつ通信コントローラCC、オプションで各バス・ドライバB1、B2ごとのバス・ガーディアン装置、ならびにアプリケーション・ホストHを含む。
バス・ドライバB1、B2は、通信コントローラCCによって提供されるビットおよびバイトをその接続チャネルC1、C2上に送信し、今度はチャネルC1、C2上で受信される情報を通信コントローラCCに提供する。通信コントローラCCは、そのバス・ドライバB1、B2を介して両チャネルC1、C2に接続され、該当データをホスト・アプリケーションHに送達し、データをホスト・アプリケーションHから受け取り、そのホスト・アプリケーションHは、データをフレームに組み立て、そのデータをバス・ドライバB1、B2に送達する。
バス・ドライバB1、B2、(オプションの)バス・ガーディアン、およびホスト装置Hは、少なくとも一部、時間トリガされ、すなわち時間が、各サイクルがいくつかのセグメントを含む循環サイクルに、スライスされる。各ノードNは、それ自体の組込みクロックに従って、新しいサイクルの開始を確定する。
少なくとも1つのセグメントが、固定数のスロットに分割され、ここで各スロットには、最大でもせいぜい1つの通信コントローラCCが割り当てられ、その場合、その通信コントローラCCだけが、送信する権限を有する。そのサイクルの他のセグメントは、動的アービトレーション方式またはその他の目的に使用されることができる。
バス・ガーディアンとは、構成セットによって指定されるスロット中のみ、バス上の送信を可能にする、独立した1組の構成データをもつ装置である。
ホスト・アプリケーションHは、データ・ソースおよびデータ・シンクを含んでおり、一般にプロトコル・アクティビティには関わらない。通信コントローラCCが単独で行うことのできない判断だけが、ホスト・アプリケーションHによって行われる。
各ノードNが、サイクルの開始を独自に得、それによって時間におけるすべてのセグメントおよびスロットの配置を得るので、ノードNは、互いに同期される必要がある。各ノードNは、その故障がシステム全体に障害を起こすことになる単一のマスタ・クロックに依存しないようにするために、自分のクロックを有する。同期ノード(またはシンク・ノード)と呼ばれる、それ自体のクロックとシステムのノードの何らかのサブセットのクロックとの差が、フォールト・トレラントな仕方でそれ自体のクロックを補正するために使用される。
2種類のクロック補正、すなわち、
純粋オフセット補正、および
オフセット補正とレート補正の組合せ
が可能である。
純粋オフセット補正、および
オフセット補正とレート補正の組合せ
が可能である。
オフセット補正は単に、クロック・オフセットを補正し、一方、レート補正は、システム中のクロックの異なるレートを整合させようとも試み、それによって、クロックを互いにより近くに維持する(必要なオフセット補正量を低減させ、それによって、相互送信ギャップが小さくなるので、利用可能な帯域幅が増大する)。レート偏差を計算するために2つの測定値が必要なので、レートおよびオフセット補正の場合、一般にクロックは、1サイクルの最後または2サイクルの最後に補正される。
すべてのシンク(同期)ノードが、自分の割当てスロットのうちの1つの中で、両チャネルC1、C2上で同時に同期フレームを送信する必要がある。したがって、すべてのノードは、同じ時間情報を受信し、1つのチャネルにのみ接続されるノードも同様である。上記に合致するシステムが、
Herman Kopetz等の「Specification of the TTP/C protocol」(ドラフト0.5)、TTTech Computertechnik AG社、1999年7月(http://www.tttech.com/参照)、または
R.Belschner等の「FlexRay−Requirements Specification」(バージョン2.0.2)、FlexRayコンソーシアム、2002年4月(http://www.flexray.com/参照)
に開示されている。それに対応する先行技術文書WO 03/010611 A1は、FlexRayプロトコルに関するものであり、特に、ノード・サブセット、メッセージ受信、時間およびクロック・レート偏差測定、オフセット補正値計算およびクロック・レート補正値計算、ならびにノード・クロック調整を有するFlexRay(登録商標)自動車通信システムでの、分散システム中のクロック同期について、明らかにしている。
Herman Kopetz等の「Specification of the TTP/C protocol」(ドラフト0.5)、TTTech Computertechnik AG社、1999年7月(http://www.tttech.com/参照)、または
R.Belschner等の「FlexRay−Requirements Specification」(バージョン2.0.2)、FlexRayコンソーシアム、2002年4月(http://www.flexray.com/参照)
に開示されている。それに対応する先行技術文書WO 03/010611 A1は、FlexRayプロトコルに関するものであり、特に、ノード・サブセット、メッセージ受信、時間およびクロック・レート偏差測定、オフセット補正値計算およびクロック・レート補正値計算、ならびにノード・クロック調整を有するFlexRay(登録商標)自動車通信システムでの、分散システム中のクロック同期について、明らかにしている。
先行技術文書の欧州特許第1 355 459 A2号は、少なくとも1つの通信媒体、およびその通信媒体に接続されたいくつかのノードを含む分散通信システム中のクロックを同期させる方法について言及している。ただし、それらのノードは、それらのクロックを含む。それらのノードのクロックを高精度で同期させ、それと同時に、クロック・レートにおける高偏差を許容することを可能にするために、クロックを同期させるのに、クロックのオフセット差およびクロックのレート差が補正されることが提案されている。
それ以外にも、先行技術文書の特開2003−195903は、二重化通信モジュール装置を開示している。しかし、この先行技術文書は、二重化システムのフォールト・トレラント分散同期については言及していない。
前述のようなあらゆる努力にもかかわらず、デュアル・チャネル通信コントローラに障害が起きた場合、その接続チャネルへのアクセスがどちらも妨げられ、それによって、その通信コントローラのアプリケーション・ホストが通信から切り離されてしまう、という問題が残っている。単一の通信コントローラに両チャネルを扱わせることにより、いくつかの単一故障点が生じ、たとえばクロック同期は単に、1回だけ実施され使用される。
前述の欠点および短所を出発点とし、論じられた先行技術を考慮して、本発明の目的は、通信コントローラに接続されたチャネルのうちの少なくとも1つへの、アプリケーション・ホストのアクセスを、この通信コントローラが故障したり壊れたりした場合にも維持することである。
本発明の目的は、請求項1の特徴を含む方法および請求項5の特徴を含むノードによって実現される。本発明の有利な実施形態および好都合な改良形態が、それぞれの従属請求項に開示されている。
本発明の主旨は、フォールト・トレラント時間トリガ通信システムのために、デュアル・チャネル・クロック同期をシングル・チャネル・ベースのアーキテクチャと組み合わせる、という概念である。この文脈では、各チャネルの通信コントローラは好ましくは、オフセットとレートの両方に補正を適用する、何らかの種類の、相互間のフォールト・トレラント・クロック補正機構を使用する。
本発明によるシングル・チャネル・アーキテクチャ、すなわち、通信コントローラを2つの独立したエンティティに分離する手法は、各エンティティ(=いわゆるシングル・チャネル通信コントローラ)が、片方が故障しても働き続けることができるという利点を有する。言い換えれば、少なくとも2つのシングル・チャネル通信コントローラが、一方のシングル・チャネル通信コントローラの故障が他方のシングル・チャネル通信コントローラのさらなる通信を妨げ得ないような仕方で、互いに通信する。
さらに、通信ノードが、他方の、場合によっては従来の通信コントローラと対話できるようにするために、根本的に異なる挙動がチャネル上で示されてはならない(一方、アプリケーションに対するインターフェースは異なってもよい)ことが、当業者には理解されよう。そのような解決策が使用されて、
2つの異なるチップを、すなわち各チャネルごとに1つの通信コントローラを提供することもでき、または、
2つのシングル・チャネル通信コントローラを単一のチップに統合して、より低いフォールト・トレランスしか必要としない通信システムに対するコストを低減させることもできる。
2つの異なるチップを、すなわち各チャネルごとに1つの通信コントローラを提供することもでき、または、
2つのシングル・チャネル通信コントローラを単一のチップに統合して、より低いフォールト・トレランスしか必要としない通信システムに対するコストを低減させることもできる。
本発明の好ましい実施形態によれば、シングル・チャネル通信コントローラの2つの異なる機構が、すなわち起動およびクロック同期が通信する必要がある。
シングル・チャネル通信コントローラを2つの(ほとんど)独立したエンティティに分割することによって、2つの異なる故障領域がもたらされる。したがって、新規の通信コントローラのうちの一方が故障の場合、他方の通信コントローラは働き続ける。しかし、この機構は、2つのシングル・チャネル通信コントローラの組み合わされた挙動がデュアル・チャネル通信コントローラの挙動から過度に逸脱しない場合にのみ、従来のデュアル・チャネル通信コントローラとともに働くことができる。特に、両通信コントローラのクロックは、よく整合されるべきである(これは、デュアル・チャネル通信コントローラはいずれにしても1つのクロックしか含まないので、デュアル・チャネル通信コントローラでは実現される)。
本発明によって提案される機構は、既によく整合されたチャネルを、よく整合されたままに維持するが、一方、互いにずれたチャネルは、たとえば半サイクル長以上、互いにずれたチャネルは、必ずしも同期させない。それとともに、またはそれとは独立に、各チャネルの通信コントローラは好ましくは、何らかの種類の、相互間のフォールト・トレラント・クロック補正機構を使用する。
したがって、本発明は、チャネルを「必要なだけ同期した」ように維持する、すなわち各シングル・チャネル通信コントローラは、それ自体と、反対チャネルのその接続シングル・チャネル通信コントローラとのタイミング差によく追従する、という概念を実現する。
これを実現する第1の選択肢は、少なくとも1つの専用インターフェースによるものであり、それにより、2つのシングル・チャネル通信コントローラが、それぞれの自分の時間に対する、それぞれの他方のシングル・チャネル通信コントローラの時間を、相互に測定する。これは有利には、ローカルのサイクル開始を他方のシングル・チャネル通信コントローラに通知する、少なくとも1つの専用信号線によって使用され得る。
適用されるクロック同期アルゴリズムによっては、補正フェーズの直前の信号がより良い結果をもたらし得るが、他の時点も可能である。必要なことは、接続シングル・チャネル通信コントローラが、いつ信号を予期する必要があるかを知ることだけである。したがって、接続シングル・チャネル通信コントローラは、予期される信号と実際の信号の差から、クロック・オフセットを計算することができる。この信号によって、2つのシングル・チャネル通信コントローラのオフセット差およびレート差が計算されることができる。
別の選択肢は、ローカル・クロックおよびチャネルに関するより多くの情報を組み込んだ数値を、直接交換することである。
これで、2つの関連シングル・チャネル通信コントローラは、互いに自分の有するクロック差がわかる。すべてのシングル・チャネル通信コントローラが、自分のローカルの相手方に対するクロック差がわかる。それらはすべて、同一方法で、さらなる符号付きチャネル間補正を計算する。
本発明はさらに、少なくとも1つのコンピュータ上で、具体的には、少なくとも1つのマイクロプロセッサ上で実行することができ、かつ前述の方法を実行するためにプログラムされる、コンピュータ・プログラムに関する。
本発明の好ましい実施形態によれば、コンピュータ・プログラムは、少なくとも1つのROM[読取り専用メモリ]、少なくとも1つのRAM[ランダム・アクセス・メモリ]、または少なくとも1つのフラッシュ・メモリに記憶されることができる。
本発明はさらに、前述のいくつかのノードをもつ分散通信システムに関し、その場合、前記通信システムは、フォールト・トレラントおよび/または時間トリガである。
本発明は最終的に、少なくともデュアル・チャネル環境内のクロックを同期させるための、前述の方法の、かつ/または前述の少なくとも1つのコンピュータ・プログラムの、かつ/または前述の少なくとも1つのノードの、かつ/または前述の通信システムの使用法であって、クロックのオフセット差およびクロックのレート差が補正されることのできる使用法に関する。
全体として、提示される機構により、シングル・チャネル通信ユニットに基づくスケーラブルなアーキテクチャ概念が可能になる。それにより、この概念によって、様々なレベルのフォールト・トレランスをもつシステム・アーキテクチャを構築することが可能になる。さらに、この概念は、製品の決定を完全に自由にする。
同じ機能ユニットは、シングル・チャネルIC[集積回路]として実装されることもでき、あるいは何も機能変更せずに、冗長なデュアル・チャネルIC[集積回路]に組み合わされることもできる。本発明による概念は、1チップの2つの通信コントローラを使用して互いに異なる通信クラスタに参加することを可能にする製品選択肢もサポートする。そのようなアプリケーションでは、チャネル間インターフェースは単に無効化される。各通信ユニットは、クラスタ内で単一のユニットとして独自に動作するのに十分なだけ機能する。
既に先に論じたように、本発明の教示を有利なように実施し改善する、いくつかの選択肢が存在する。この目的のために、請求項1、請求項3、および請求項5にそれぞれ従属する請求項が参照される。本発明のさらなる改良、特徴、および利点については、例として挙げられる3つの好ましい実施形態および添付の図面(図2A〜図3B参照)に即して、以下により詳細に説明される。
同じ参照番号が、図2A〜図3B中の対応する部分に使用される。
従来のアーキテクチャでは(図1参照)、コストを節約するために、各ノードNごとに単にシングル通信コントローラCCが割り当てられて、冗長性の理由で必要な2本のチャネルC1、C2を扱う。それにもかかわらず、この手法は、通信コントローラCC中の単一の誤りによってこのノードNの両チャネルC1、C2に対するバス・アクセスが不能になるほど、誤りが生じやすい。
先行技術によるこれまでの通信コントローラCCは、単一のクロック同期セクションを有しており、したがってフォールト・トレラントではなかったのに対して(図1参照)、本発明では、各通信コントローラ30、32ごとの独立したクロック同期およびクロック補正を有する分散通信システムおよび方法について述べる(図2A、図2B、および図2C参照、ただしそれぞれ、
ノード100の第1の実施形態、
ノード100’の第2の実施形態、および
ノード100”の第3の実施形態
の概略図が示されている)。
ノード100の第1の実施形態、
ノード100’の第2の実施形態、および
ノード100”の第3の実施形態
の概略図が示されている)。
先行技術によるデュアル・チャネル・ベースのアーキテクチャ(図参照1)と本発明によるシングル・チャネル・ベースのアーキテクチャ(図2A、図2B、および図2C参照)におけるこの違いは、互いに異なるチャネル10、20のために働く通信コントローラ30、32のプロトコル・エンジン50、52が基本的に二重化され、それによって独立した装置へと構築され得るように、実装される。
この文脈では、本発明によるフォールト・トレラント時間トリガ・システムは、2本のチャネル10、20を含んでおり、それらにそれぞれノードが接続される。これらの各ノードは、それぞれのバス・ドライバ12、22、それぞれのプロトコル・エンジン50、52およびそれぞれのコントローラ・ホスト・インターフェース40、42をもつそれぞれの通信コントローラ30、32、オプションで各バス・ドライバ12、22ごとのそれぞれのバス・ガーディアン装置、ならびにアプリケーション・ホスト60を含む。
それぞれのバス・ドライバ12、22は、それぞれの通信コントローラ30、32によって提供されるビットおよびバイトを、そのそれぞれの接続チャネル10、20上に送信し、今度はそれぞれのチャネル10、20上で受信されるそれぞれの情報を、それぞれの通信コントローラ30、32に提供する。
それぞれの通信コントローラ30、32は、そのそれぞれのバス・ドライバ12、22を介してそれぞれのチャネル10、20に接続され、該当データをホスト・アプリケーション60に送達し、データをホスト・アプリケーション60から受け取り、そのホスト・アプリケーションは、そのデータをフレームに組み立て、そのデータをそれぞれのバス・ドライバ12、22に送達する。
それぞれのバス・ドライバ12、22、(オプションの)バス・ガーディアン、およびホスト装置60は、少なくとも一部、時間トリガされ、すなわち時間が、各サイクルがいくつかのセグメントを含む循環サイクルに、スライスされる。各ノードは、それ自体の組込みクロックに従って、新しいサイクルの開始を確定する。少なくとも1つのセグメントが、固定のスロット数に分割され、ここで各スロットには、最大でもせいぜい1つのそれぞれの通信コントローラ30、32が割り当てられ、その場合、それぞれの通信コントローラ30、32だけが、送信する権限を有する。そのサイクルの他のセグメントは、動的アービトレーション方式またはその他の目的に使用されることができる。
バス・ガーディアンとは、構成セットによって指定されるスロット中のみ、バス上の送信を可能にする、独立した1組の構成データをもつ装置である。
ホスト・アプリケーション60は、データ・ソースおよびデータ・シンクを含み、一般にプロトコルのアクティビティには関わらない。それぞれの通信コントローラ30、32が単独で行えない判断だけが、ホスト・アプリケーション60によって行われる。
図2A〜3Bに示されている本発明に関して、先行技術によるデュアル・チャネル・ベースのアーキテクチャ(図1参照)でも、2本の準独立のチャネル10、20を扱う必要があるので、図2A、2B、2Cのシングル・チャネル・ベースのアーキテクチャでのロジックにおける追加の労力はほとんど無視できるほどであり、すなわち一握りの機構が二重化される必要があるだけであることが、当業者には理解されよう。
より具体的には、冗長な通信チャネルは、2つの分離されたインスタンス30、32(図2B参照)、または単一ユニット内のオンチップ実装形態(図2C参照)を使用する、シングル・チャネル・アーキテクチャに基づくことができる。同様に、ローカル・チャネル内通信インターフェースはそれぞれ、チップ外部インターフェース54(図2B参照)、またはオンチップ・インターフェース56(図2C参照)である。
各ノードがサイクルの開始を独自に得、それによって、時間におけるすべてのセグメントおよびスロットの配置を得るので、ノードは、互いに同期される必要がある。各ノードは、その故障がシステム全体に障害を起こすことになる単一のマスタ・クロックに依存しないようにするために、自分のクロックを有する。同期ノード(またはシンク・ノード)と呼ばれる、それ自体のクロックとシステムのノードの何らかのサブセットのクロックとの差が、フォールト・トレラントな仕方でそれ自体のクロックを補正するために使用される。
2種類のクロック補正、すなわち、
純粋オフセット補正、および
オフセット補正とレート補正の組合せ
が可能である。
純粋オフセット補正、および
オフセット補正とレート補正の組合せ
が可能である。
オフセット補正は単に、クロック・オフセットを補正し、一方、レート補正は、システム中のクロックの異なるレートを整合させようとも試み、それによって、クロックを互いにより近くに維持する(必要なオフセット補正量を低減させ、それによって、相互送信ギャップが小さくなるので、利用可能な帯域幅が増大する)。
レート偏差を計算するために2つの測定値が必要なので、レートおよびオフセット補正の場合、一般にクロックは、1サイクルの最後または2サイクルの最後に補正される。
すべてのシンク(同期)ノードが、自分の割当てスロットのうちの1つの中で、両チャネル10、20上で同時に同期フレームを送信する必要がある。したがって、すべてのノードは、同じ時間情報を受信し、1つのチャネルにのみ接続されるノードも同様である。
2つの通信コントローラ30、32間の同期を適用するために、各通信コントローラ30、32は、それ自体と、反対チャネルのその接続シングル・チャネル通信コントローラとのタイミング差によく追従する。具体的には、各シングル・チャネル通信コントローラ30、32は、それ自体の時間に対する時間を相互に測定し、2つの可能な方法によってオフセットおよびレート差を計算し、また、レートおよびオフセット補正のいずれにも提供される方法を使用して、たとえば、ローカル・クロックおよびチャネルに関するより多くの情報を組み込んだ数値の直接交換によって、フォールト・トレラント・パラメータが計算される。
このシステムに対する数学的命名に関しては、
zを1サイクルの長さとし、
Cをすべての通信コントローラ30、32のセットとし、
Aをチャネル10のすべての通信コントローラ30のセットとし、
Bをチャネル20のすべての通信コントローラ32のセットとし、
Asをチャネル10の同期フレームを送信するように構成されるすべての通信コントローラ30のセットとし(As⊂A)、かつ
Bsをチャネル20の同期フレームを送信するように構成されるすべての通信コントローラ32のセットとする(Bs⊂B)。
zを1サイクルの長さとし、
Cをすべての通信コントローラ30、32のセットとし、
Aをチャネル10のすべての通信コントローラ30のセットとし、
Bをチャネル20のすべての通信コントローラ32のセットとし、
Asをチャネル10の同期フレームを送信するように構成されるすべての通信コントローラ30のセットとし(As⊂A)、かつ
Bsをチャネル20の同期フレームを送信するように構成されるすべての通信コントローラ32のセットとする(Bs⊂B)。
図2A、2B、2Cのシングル・チャネル・アーキテクチャでは、各通信コントローラi∈Asごとに一意の通信コントローラj∈Bsが存在し、それらはどちらも同じノードに属しているが、その逆も同様である。基本的に、これは、AsとBsの間に全単射sが存在し、ただし、各ノードi∈Asに対して、s(i)∈Bsはiと同じノード内のチャネル20の通信コントローラである(また、各ノードj∈Bsに対して、s−1(j)∈Asはjと同じノード内のチャネル10の通信コントローラである)ことを意味する。
a、b∈R+を減衰係数とし、aはチャネル内クロック補正用、bはチャネル間クロック補正用であり、aおよびbはオフセット補正およびレート補正のために別々に選ばれてもよい(簡略化のため、これは以下の式では反映されない)。
Ti(t)を通信コントローラi∈Cのサイクル時間tの実時間とする。それにより、Ti(0)は、通信サイクル1が開始してよいとコントローラiが考えるときの実時間になり、Ti(z)は、サイクル1が終了しサイクル2が開始すると通信コントローラiが考えるときの実時間になる、などとなる。
最後に、τiをTi(t)=Ti(0)+τitとなるようなノードi∈Cのレートとする。
単純な交換に関して、まず、純粋オフセット補正用のアルゴリズムについて説明される。
各ノードは、それ自体のクロックとすべての観測可能なノードのクロックとの差を測定する。これは、FlexRayでは、入力シンク(同期)フレームの到着時間を予想到着時間と比較することによって行われる。
すべてのノードi∈Bsも、同様に行う。
1サイクル内で、ある1対の通信コントローラ間のオフセット測定がいつ行われるかは、システム構成に依存し、したがってxで表される。
Mi,jは、測定誤差εによる誤りのある、通信コントローラiのローカル時間で測定された最後の補正後のサイクル1内の、通信コントローラiと通信コントローラjのオフセット差である。
すべてのノードi∈Bsも、同様に行う。
これらは、同じノード内の他方の通信コントローラに対するオフセットである。
本発明によれば、次に、通信コントローラiに対するオフセット補正項は、
で計算され、
ただし、FTは、フォールト・トレラント・オフセット計算アルゴリズムである。そのようなアルゴリズムの例が、Fred B.Schneiderの「Understanding Protocols for Byzantine Clock Synchronization」、コーネル大学、ニューヨーク州Ithaca、1987年8月、に見つけられる。好ましい変形形態は、FTM[フォールト・トレラント中点]アルゴリズムである。すべてのノードi∈Bsも、同様に行う。
ただし、FTは、フォールト・トレラント・オフセット計算アルゴリズムである。そのようなアルゴリズムの例が、Fred B.Schneiderの「Understanding Protocols for Byzantine Clock Synchronization」、コーネル大学、ニューヨーク州Ithaca、1987年8月、に見つけられる。好ましい変形形態は、FTM[フォールト・トレラント中点]アルゴリズムである。すべてのノードi∈Bsも、同様に行う。
1−1/a−2/b≧0の場合、このアルゴリズムが機能し、両チャネル10、20のクロックが収束することが、証明されることができる。
特にa=2およびb=4は、実装に極めて有利であり(除算用のALU[演算論理装置]は必要とされず、単純なシフトで十分である)、好ましい選択である。
単純な交換に関して、次に、オフセット補正およびレート補正用のアルゴリズムについて説明される。
各ノードは、それ自体のクロックとすべての観測可能なノードのクロックとの差を測定する。これは、FlexRayでは、入力シンク(同期)フレームの到着時間を予想到着時間と比較することによって行われる。
すべてのノードi∈Bsも、同様に行う。
1サイクル内で、ある1対の通信コントローラ間のオフセット測定がいつ行われるかは、システム構成に依存し、したがってxi,jで表される。
M1 i,jは、測定誤差εによる誤りのある、通信コントローラiのローカル時間で測定された最後の補正後のサイクル1内の、通信コントローラiと通信コントローラjのオフセット差である。M2 i,jは、測定誤差εによる誤りのある、通信コントローラiのローカル時間で測定された最後の補正後のサイクル2内の、通信コントローラiと通信コントローラjのオフセット差である。
すべてのノードi∈Bsも、同様に行う。
これらは、同じノード内の他方の通信コントローラに対するオフセットである。
本発明によれば、次に、通信コントローラiに対するオフセット補正項は、
で計算され、
ただし、FTは、フォールト・トレラント・オフセット計算アルゴリズムである。そのようなアルゴリズムの例が、Fred B.Schneiderの「Understanding Protocols for Byzantine Clock Synchronization」、コーネル大学、ニューヨーク州Ithaca、1987年8月、に見つけられる。好ましい変形形態は、FTM[フォールト・トレラント中点]アルゴリズムである。すべてのノードi∈Bsも、同様に行う。通信コントローラiに対するレート補正項は、
で計算され、
ただし、FTは、フォールト・トレラント・オフセット計算アルゴリズムである。そのようなアルゴリズムの例が、Fred B.Schneiderの「Understanding Protocols for Byzantine Clock Synchronization」、コーネル大学、ニューヨーク州Ithaca、1987年8月、に見つけられる。好ましい変形形態は、FTM[フォールト・トレラント中点]アルゴリズムである。すべてのノードi∈Bsも、同様に行う。
ただし、FTは、フォールト・トレラント・オフセット計算アルゴリズムである。そのようなアルゴリズムの例が、Fred B.Schneiderの「Understanding Protocols for Byzantine Clock Synchronization」、コーネル大学、ニューヨーク州Ithaca、1987年8月、に見つけられる。好ましい変形形態は、FTM[フォールト・トレラント中点]アルゴリズムである。すべてのノードi∈Bsも、同様に行う。通信コントローラiに対するレート補正項は、
ただし、FTは、フォールト・トレラント・オフセット計算アルゴリズムである。そのようなアルゴリズムの例が、Fred B.Schneiderの「Understanding Protocols for Byzantine Clock Synchronization」、コーネル大学、ニューヨーク州Ithaca、1987年8月、に見つけられる。好ましい変形形態は、FTM[フォールト・トレラント中点]アルゴリズムである。すべてのノードi∈Bsも、同様に行う。
1−1/a−2/b≧0の場合、このアルゴリズムが機能し、両チャネル10、20のクロックが収束することが、証明されることができる。
特にa=2およびb=4は、実装に極めて有利であり(除算用のALU[演算論理装置]は必要とされず、単純なシフトで十分である)、好ましい選択である。
以下では、オフセット補正およびレート補正用のアルゴリズムの一例について提示される。
FTをFTM[フォールト・トレラント中点]アルゴリズムとする。FTMは、2k+1個を超える測定値が得られた場合、最大k個のByzantine故障を許容することができる。
FTMアルゴリズムは、許可された値をソートし、最下位k個の値および最上位k個の値を取り除く。FTMアルゴリズムは次に、残りの最大値および残りの最小値を選択し、両方の平均を計算する。
ノードiのオフセット補正に関しては、上位値および下位値を取り除いた後は、
ノードLiのオフセット差の測定値が最小値であり、かつ
ノードHiのオフセット差の測定値が最大値である。
ノードLiのオフセット差の測定値が最小値であり、かつ
ノードHiのオフセット差の測定値が最大値である。
レート補正およびFTMでは、結果は同様である。
そうでない場合、図3Aおよび図3Bが、2つの関連通信コントローラ30、32間の測定が、単純な仕方ではどのように行われるかの例を示している。
図3Aは、第1のチャネル10のシングル・チャネル通信コントローラ30および第2のチャネル20のシングル・チャネル通信コントローラ32が、それらのクロック情報を、それぞれ1信号で、どのように交換することができるかについて示している。2つの通信コントローラ30、32は、それらのオフセットを測定し、それを補償するために、サイクルcの長さを変更する(→サイクル境界boは補正なしで、それに対してサイクル境界bwは補正ありであり、bwとboの差が正しいオフセットcoである)。この機構をフォールト・トレラントにするために、関数fが使用される。信号の伝播遅延が既知の場合、正確さを増すために補償されることができる。
図3Bは、第1のチャネル10のシングル・チャネル通信コントローラ30および第2のチャネル20のシングル・チャネル通信コントローラ32が、それらのクロック情報を、それぞれ1信号で、どのように交換することができるかを示している。2つの通信コントローラ30、32は、それらのオフセット差およびレート差を測定し、それをまたはそれらを補償するためにサイクルcの長さを変更する(→サイクル境界boは補正なしで、それに対してサイクル境界bwは補正ありであり、bwとboの差が正しいオフセット/正しいレートcorである)。この機構をフォールト・トレラントにするために、関数fおよびgが使用される。信号の伝播遅延が既知の場合、正確さを増すために補償されることができる。
特性に関しては、前述のアルゴリズムは、迅速であり、2つの関連通信コントローラ30、32間に複雑な追加のインターフェースを必要としない。
1つの通信コントローラ30(または32)とその関連通信コントローラ32(または30)の時間差の測定が、通常の通信サイクルc中に行われることができるので、補正の計算が遅延される必要はない。しかし、実現可能な精度は、従来の手法に比べて著しく低下し得る。特に、異なるチャネル10、20の非シンク(同期)ノードが、潜在的に大きいクロック差の影響を受ける。
aおよびbは、最適な選択に固定されるのではなく、シングル・チャネル・システムとの互換性を得るために、構成可能なものとし、その場合、1の選択が最適である(第2のチャネル20からの追加の項が組み込まれる必要はない)。
複雑な交換に関して、まず、純粋オフセット補正用のアルゴリズムについて説明される。
各ノードは、それ自体のクロックとすべての観測可能なノードのクロックとの差を測定する。これは、FlexRayでは、入力シンク(同期)フレームの到着時間を予想到着時間と比較することによって行われる。
すべてのノードi∈Bsも、同様に行う。
1サイクル内で、ある1対の通信コントローラ間のオフセット測定がいつ行われるかは、システム構成に依存し、したがってxi,jで表される。
Mi,jは、測定誤差εによる誤りのある、通信コントローラiのローカル時間で測定された最後の補正後のサイクル1内の、通信コントローラiと通信コントローラjのオフセット差である。
本発明によれば、次に、各通信コントローラi∈Asに対して、次式によって以下の項
が計算され、
ただし、FTは、フォールト・トレラント・オフセット計算アルゴリズムである。そのようなアルゴリズムの例が、Fred B.Schneiderの「Understanding Protocols for Byzantine Clock Synchronization」、コーネル大学、ニューヨーク州Ithaca、1987年8月、に見つけられる。好ましい変形形態は、FTM[フォールト・トレラント中点]アルゴリズムである。すべての通信コントローラi∈Bsに対して、同じく、
が行われる。
ただし、FTは、フォールト・トレラント・オフセット計算アルゴリズムである。そのようなアルゴリズムの例が、Fred B.Schneiderの「Understanding Protocols for Byzantine Clock Synchronization」、コーネル大学、ニューヨーク州Ithaca、1987年8月、に見つけられる。好ましい変形形態は、FTM[フォールト・トレラント中点]アルゴリズムである。すべての通信コントローラi∈Bsに対して、同じく、
各ノードi∈Asは次に、その補正項δi offsetをその関連通信コントローラs(i)に送信し、今度はδs(i) offsetをその関連通信コントローラs(i)から受け取る。次に、通信コントローラiは、そのオフセット補正項
を計算することができる。
すべてのノードi∈Bsも、同様に行う。
1−1/a−1/b≧0かつa=bの場合、このアルゴリズムが機能し、両チャネル10、20のクロックが収束することが、証明されることができる。
特にa=2およびb=2は、実装に極めて有利であり(除算用のALU[演算論理装置]は必要とされず、単純なシフトで十分である)、好ましい選択である。
複雑な交換に関して、次に、オフセット補正およびレート補正用のアルゴリズムについて説明される。
各ノードは、それ自体のクロックとすべての観測可能なノードのクロックとの差を測定する。これは、FlexRayでは、入力シンク(同期)フレームの到着時間を予想到着時間と比較することによって行われる。
すべてのノードi∈Bsも、同様に行う。
1サイクル内で、ある1対の通信コントローラ間のオフセット測定がいつ行われるかは、システム構成に依存し、したがってxi,jで表される。
M1 i,jは、測定誤差εによる誤りのある、通信コントローラiのローカル時間で測定された最後の補正後のサイクル1内の、通信コントローラiと通信コントローラjのオフセット差である。
M2 i,jは、測定誤差εによる誤りのある、通信コントローラiのローカル時間で測定された最後の補正後のサイクル2内の、通信コントローラiと通信コントローラjのオフセット差である。
本発明によれば、次に、各通信コントローラi∈Asに対して、次式によって以下の項
が計算され、
ただし、FTは、フォールト・トレラント・オフセット計算アルゴリズムである。そのようなアルゴリズムの例が、Fred B.Schneiderの「Understanding Protocols for Byzantine Clock Synchronization」、コーネル大学、ニューヨーク州Ithaca、1987年8月、に見つけられる。好ましい変形形態は、FTM[フォールト・トレラント中点]アルゴリズムである。すべての通信コントローラi∈Bsに対して、同じく、
が行われる。
ただし、FTは、フォールト・トレラント・オフセット計算アルゴリズムである。そのようなアルゴリズムの例が、Fred B.Schneiderの「Understanding Protocols for Byzantine Clock Synchronization」、コーネル大学、ニューヨーク州Ithaca、1987年8月、に見つけられる。好ましい変形形態は、FTM[フォールト・トレラント中点]アルゴリズムである。すべての通信コントローラi∈Bsに対して、同じく、
各ノードi∈Asは次に、その補正項δi offsetおよびδi rateをその関連通信コントローラs(i)に送信し、今度はδs(i) offsetおよびδs(i) rateをその関連通信コントローラs(i)から受け取る。次に、通信コントローラiは、そのオフセット補正項
およびそのレート補正項
を、計算することができる。
すべてのノードi∈Bsも、同様に行う。
1−1/a−1/b≧0かつa=bの場合、このアルゴリズムが機能し、両チャネル10、20のクロックが収束することが、証明されることができる。
特にa=2およびb=2は、実装に極めて有利であり(除算用のALU[演算論理装置]は必要とされず、単純なシフトで十分である)、好ましい選択である。
以下では、オフセット補正およびレート補正用のアルゴリズムの一例について提示される。
FTをFTM[フォールト・トレラント中点]アルゴリズムとする。FTMは、2k+1個を超える測定値が得られた場合、最大k個のByzantine故障を許容することができる。
FTMアルゴリズムは、許可された値をソートし、最下位k個の値および最上位k個の値を取り除く。FTMアルゴリズムは次に、残りの最大値および残りの最小値を選択し、両方の平均を計算する。
ノードiのオフセット補正に関しては、上位値および下位値を取り除いた後は、
ノードLiのオフセット差の測定値が最小値であり、かつ
ノードHiのオフセット差の測定値が最大値である。
ノードLiのオフセット差の測定値が最小値であり、かつ
ノードHiのオフセット差の測定値が最大値である。
括弧内には、i内で計算される必要のある項ではなく、実際に適用される項が提示されている。このアルゴリズムの挙動の分析には、この式が役に立つ。
レート補正およびFTMでは、結果は同様である。
特性に関しては、前述のアルゴリズムは、かなり迅速であるが、δ値を交換するために、2つの関連通信コントローラ30、32間のインターフェースを必要とする。
1つの通信コントローラ30(または32)とその関連通信コントローラ32(または30)の時間差の測定が、通常の通信サイクル中に行われることができず、最初のFT計算後に交換されるので、追加で必要なδ値の交換およびそれに続く追加の計算によって、補正項の計算が遅延される。
特に、その交換には、両通信コントローラ30、32がオフセットの影響を受けるので、いくらか時間がかかる。両通信コントローラ30、32は、それらの補正項の計算を、最も遅いものが終了したときに、ようやく完了することができる。これは、両通信コントローラ30、32が、システム起動によって保証される必要のある境界内でのみ異なる場合にだけ動作することができ、そうでない場合、クロック同期は「作動」できない。この条件が与えられた後では、クロック同期アルゴリズムは、関連コントローラ30、32をこれらの境界内に維持することができる。
前述のアルゴリズムは、実現可能な精度が従来のデュアル・チャネル・アーキテクチャの場合とほとんど同じである、という利点を有する。単に非シンク(同期)ノードが、わずかに高いクロック差の影響を受けるだけである。
aおよびbは、可能な最高の精度を実現するように、同一に選ばれる必要がある。したがって、ただ1つの構成パラメータだけが、両方に与えられるものとする。この構成パラメータは、2つの最適な選択ではなく、シングル・チャネル・システムとの互換性を得るために、さらに構成可能であるものとし、その場合、1の選択が最適である(第2のチャネル20からの追加の項が組み込まれる必要はない)。
全体として、本発明は、異なるチャネル10、20上の、同じチップ上にある可能性が高い(図2C参照)が必ずしもその必要はない(図2B参照)、2つの独立したシングル・チャネル通信コントローラ30、32の動作を同期させて、2チャネルコントローラCC(図1参照)の挙動を事実上エミュレートする新規の仕方を提案し、それにより、シングル・チャネル通信コントローラまたはデュアル・チャネル通信コントローラを生成するために使用されることのできる、費用対効果の高いIC[集積回路]ブロックが作成されることが可能になる。
本発明では、通信コントローラ30、32が、最も重要である。バス・ドライバ12、22、バス・ガーディアン、およびホスト装置60は、本発明がその文脈で使用されてもよい全技術概念を提供するために列挙されている。本発明は、それらの装置の有無によって限定または制限されない。
100 ノード(本発明の第1の実施形態、図2A参照)
100’ ノード(本発明の第2の実施形態、図2B参照)
100” ノード(第3の本発明の実施形態、図2C参照)
10 第1のチャネル
12 第1のチャネル10のバス・ドライバ
20 第2のチャネル
22 第2のチャネル12のバス・ドライバ
30 特に第1のチャネル10に割り当てられた、通信コントローラ
32 特に第2のチャネル12に割り当てられた、通信コントローラ
40 特に第1の通信コントローラ30に割り当てられた、コントローラ・ホスト・インターフェース
42 特に第2の通信コントローラ32に割り当てられた、コントローラ・ホスト・インターフェース
50 特に第1の通信コントローラ30に割り当てられた、プロトコル・エンジン
52 特に第2の通信コントローラ32に割り当てられた、プロトコル・エンジン
54 ローカル・チャネル内通信外部インターフェース(本発明の第2の実施形態、図2B参照)
56 ローカル・チャネル内通信オンチップ・インターフェース(本発明の第3の実施形態、図2C参照)
60 アプリケーション・ホスト
B1 第1のチャネルC1のバス・ドライバ(先行技術、図1参照)
B2 第2のチャネルC2のバス・ドライバ(先行技術、図1参照)
C1 第1のチャネル(先行技術、図1参照)
C2 第2のチャネル(先行技術、図1参照)
CC 通信コントローラ(先行技術、図1参照)
CI 通信コントローラCCのコントローラ・ホスト・インターフェース(先行技術、図1参照)
H アプリケーション・ホスト(先行技術、図1参照)
N ノード(先行技術、図1参照)
P 通信コントローラCCのプロトコル・エンジン(先行技術、図1参照)
bw 補正ありのサイクル境界
bo 補正なしのサイクル境界
c サイクル
co 正しいオフセット
cor 正しいオフセット/正しいレート
f 関数
100’ ノード(本発明の第2の実施形態、図2B参照)
100” ノード(第3の本発明の実施形態、図2C参照)
10 第1のチャネル
12 第1のチャネル10のバス・ドライバ
20 第2のチャネル
22 第2のチャネル12のバス・ドライバ
30 特に第1のチャネル10に割り当てられた、通信コントローラ
32 特に第2のチャネル12に割り当てられた、通信コントローラ
40 特に第1の通信コントローラ30に割り当てられた、コントローラ・ホスト・インターフェース
42 特に第2の通信コントローラ32に割り当てられた、コントローラ・ホスト・インターフェース
50 特に第1の通信コントローラ30に割り当てられた、プロトコル・エンジン
52 特に第2の通信コントローラ32に割り当てられた、プロトコル・エンジン
54 ローカル・チャネル内通信外部インターフェース(本発明の第2の実施形態、図2B参照)
56 ローカル・チャネル内通信オンチップ・インターフェース(本発明の第3の実施形態、図2C参照)
60 アプリケーション・ホスト
B1 第1のチャネルC1のバス・ドライバ(先行技術、図1参照)
B2 第2のチャネルC2のバス・ドライバ(先行技術、図1参照)
C1 第1のチャネル(先行技術、図1参照)
C2 第2のチャネル(先行技術、図1参照)
CC 通信コントローラ(先行技術、図1参照)
CI 通信コントローラCCのコントローラ・ホスト・インターフェース(先行技術、図1参照)
H アプリケーション・ホスト(先行技術、図1参照)
N ノード(先行技術、図1参照)
P 通信コントローラCCのプロトコル・エンジン(先行技術、図1参照)
bw 補正ありのサイクル境界
bo 補正なしのサイクル境界
c サイクル
co 正しいオフセット
cor 正しいオフセット/正しいレート
f 関数
Claims (10)
- 複数のノードが少なくとも2本のチャネルを含む少なくとも1本の通信リンクによって相互接続される分散通信システムを動作させるための、特にそのような分散通信システム中のクロックを同期させるための方法であって、
各チャネルがそれ自体の通信コントローラによって制御されることを特徴とする方法。 - 前記クロックを同期させるために、前記クロックのオフセット差および前記クロックのレート差が補正されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
- 少なくとも1つのコンピュータ上で、特に少なくとも1つのマイクロプロセッサ上で走ることのできるコンピュータ・プログラムであって、
請求項1または2に記載の方法を実行するためにプログラムされることを特徴とするコンピュータ・プログラム。 - 少なくとも1つのROM[読取り専用メモリ]、少なくとも1つのRAM[ランダム・アクセス・メモリ]、または少なくとも1つのフラッシュ・メモリに記憶されることを特徴とする、請求項3に記載のコンピュータ・プログラム。
- 複数のノードが少なくとも2本のチャネルを含む少なくとも1本の通信リンクによって相互接続される分散通信システムのノードであって、
少なくとも1つの通信コントローラが各チャネルに割り当てられることを特徴とするノード。 - 前記ノードのクロックを同期させるための手段を特徴とし、
前記手段が、前記クロックのオフセット差および前記クロックのレート差を補正する、請求項5に記載のノード。 - 前記通信コントローラの前記通信リンクへのアクセスを制御するための少なくとも1つのバス・ガーディアンを特徴とし、
前記補正されたクロック信号が、前記バス・ガーディアンにとって利用可能にさせられ、前記バス・ガーディアンが、それに応じてそのクロックを適合させる、請求項5または6に記載のノード。 - 請求項1または2に記載の前記方法、および/または
請求項3または4に記載の前記コンピュータ・プログラム
を実行するための手段を特徴とする、請求項5から7の少なくとも一項に記載のノード。 - 前記通信システムが、フォールト・トレラントおよび/または時間トリガであることを特徴とする、請求項5から8の少なくとも一項に記載のいくつかのノードをもつ分散通信システム。
- 少なくともデュアル・チャネル環境内のクロックを同期させるための、請求項1または2に記載の前記方法の、かつ/または請求項3または4に記載の少なくとも1つのコンピュータ・プログラムの、かつ/または請求項5から8の少なくとも一項に記載の少なくとも1つのノードの、かつ/または請求項9に記載の前記通信システムの使用法であって、
前記クロックのオフセット差および前記クロックのレート差が補正されることのできる使用法。
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