[式中:
・Aは5または6員の芳香族複素環あるいは5または6員の複素環であり;
・mは0、1、2または3であり;
・R1は、独立して、ハロゲン、オキソ、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、C1−4アルキル、ハロC1−4アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−4アルコキシ、ハロC1−4アルコキシ、C1−4アルコキシC1−4アルコキシ、C1−4アルキレンジオキシ、C1−4アルキルチオ、C1−4アルコキシC1−4アルキル、C3−6シクロアルキルC1−4アルコキシ、C3−6シクロアルキルC1−4アルキル、C1−4アルカノイル、C1−4アルコキシカルボニル、C1−4アルコキシカルボニルC1−4アルキル、C1−4アルキルスルホニル、C1−4アルキルスルホニルオキシ、ハロC1−4アルキルスルホニル、ハロC1−4アルキルスルホニルオキシ、C1−4アルキルスルホニルC1−4アルキル、C1−4アルキルスルホンアミド、C1−4アルキルスルホンアミドC1−4アルキル、ヘテロシクリル、アリール、アリールC1−4アルコキシ、アリールオキシ、アリールチオ、アリールメチル、アロイル、アリールオキシメチル、アリールスルホニル、アリール−NR’−(ここで、R’は水素またはC1−4アルキルである)、アリールスルホニルオキシ、アリールスルホニルC1−4アルキル、アリールスルホンアミド、アリールカルボキシアミド、アリールスルホンアミドC1−4アルキル、アリールカルボキシアミドC1−4アルキル、アロイルC1−4アルキル、アリールC1−4アルカノイル、基NR7R8、R7CON(R8)(CH2)r、R7R8NCO(CH2)rまたはR7R8NSO2(CH2)r(ここで、rは0、1、2、3または4であり、R7およびR8は、各々独立して、水素またはC1−4アルキルであるか、または基NR7R8、R7CON(R8)(CH2)r、R7R8NCO(CH2)rおよびR7R8NSO2(CH2)rにて、R7CONR8またはNR7R8は一緒になってアザサイクル中に1個の付加的なO、NまたはS原子を含有していてもよく、(アザサイクルの任意の置換基に含有される炭素原子を含め)3ないし8個の炭素原子を有する4−、5−、6−または7−員のアザサイクリック基を形成する)である;ここで、アリール部分を含有するいずれの基においても、アリール部分はハロゲン、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、アミノ、C1−4アルキル、ハロC1−4アルキル、C1−4アルコキシ、ハロC1−4アルコキシ、C1−4アルキレンジオキシ、C1−4アルカノイル、C1−4アルキルスルホニル、ハロC1−4アルキルスルホニル、C1−4アルキルアミノ、C1−4ジアルキルアミノ、R9R10NCO(ここで、R9およびR10は、独立して、水素またはC1−4アルキルであるか、あるいはR9R10Nは一緒になってアザサイクル中に1個の付加的なO、NまたはS原子を含有していてもよく、(アザサイクルの任意の置換基に含有される炭素原子を含め)3ないし8個の炭素原子を有する4−、5−、6−または7−員のアザサイクリック基を形成する)からなる群より選択される1個、2個または3個の置換基により置換されていてもよく;
・nは0、1または2であり;
・R2は、独立して、フッ素、塩素、臭素、C1−2アルキル、C1−2アルコキシ、ハロC1−2アルキル、ハロC1−2アルコキシ、ヒドロキシ、シアノ、ニトロまたは基NR15R16(ここで、R15およびR16は、独立して、水素またはC1−4アルキルであるか、またはR15およびR16はそれらの結合する窒素原子と一緒になって4ないし8員の環を形成する)であり;
・R3およびR4は、独立して、水素またはメチルであり;
・qは2、3または4であり;
・W1およびW2は、独立して、N、CHまたは−C(C1−4アルキル)−であり;
・R5は水素またはC1−4アルキルであり;
・R6は式(a)または(b):
{式中:
・ZはC
1−4アルキル、ハロC
1−4アルキル、C
3−6シクロアルキル、フェニル、ヘテロシクリル、5−または6−員の芳香族複素環基または8−ないし11−員の二環式基であり、そのいずれも、ハロゲン、ヒドロキシ、オキソ、シアノ、ニトロ、C
1−4アルキル、C
1−4アルコキシ、ハロC
1−4アルキル、ハロC
1−4アルコキシ、C
1−4アルキレンジオキシ、C
1−4アルカノイル、C
1−4アルキルスルホニル、C
1−4アルキルスルホニルオキシ、ハロC
1−4アルキルスルホニル、ハロC
1−4アルキルスルホニルオキシ、C
1−4アルキルスルフィニル、C
1−4アルキルチオ、R
13SO
2NR
14−、R
13R
14NSO
2−、R
13R
14N−、R
13R
14NCO−、R
13CONR
14−および5−または6−員の芳香族複素環基(かかる基はC
1−2アルキル、ハロC
1−2アルキルおよびR
13R
14N−から選択される1個または2個の基で置換されていてもよい)からなる群より選択される1、2、3または4個の置換基で置換されていてもよく;ここで、相互にオルト位にある置換基は連結して5−または6−員環を形成してもよく;
・R11およびR12は、独立して、水素またはC1−4アルキルであり、tは1、2、3または4であるか、あるいは−(CR11R12)t−はC3−6シクロアルキレンリンカーを形成し;および
・R13およびR14は、独立して、水素またはC1−4アルキルであるか、またはR13およびR14は一緒になってC3−6アルキレンを形成する}
で示される基である]
で示される化合物またはその塩を提供する。
式(I)にて、「−S−」はチオ(硫黄)を意味する。
「5または6員の芳香族複素環」なる語は、O、NおよびSより選択される1個、2個、3個または4個、例えば、1ないし3個のヘテロ原子を含有する単環式の5または6員の芳香族複素環をいう。該基が2ないし4個のヘテロ原子を含有する場合、1個はO、NおよびSから選択され、残りのヘテロ原子はNであってもよい。5または6員の芳香族複素環基の例として、ピロリル、ピロリニル、ピラゾリニル、イミダゾリル、ピラゾリル、オキサゾリル、イソキサゾリル、オキサジアゾリル、イソチアゾリル、チアゾリル、フリル、チエニル、チアジアゾリル、ピリジル、トリアゾリル、チアジニル、トリアジニル、ピリダジニル、ピリミジニルまたはピラジニルが挙げられる。
「5または6員の複素環」なる語は部分的にまたは全体が飽和されており、その炭素原子の1、2、3、4または5個がO、SおよびNより独立して選択されるヘテロ原子で置換されている5または6員の単環式環をいう。全体が飽和の5または6員の単環式環の「ヘテロシクリル」の例として、ピロリジニル、イミダゾリジニル、ピラゾリジニル、テトラヒドロフラニル、ジオキソラニル、ピペリジニル、ピペラジニル、モルホリニル、チオモルホリニル、テトラヒドロチエニル、ジオキサニル、テトラヒドロ−2H−ピラニルおよびジチアニルが挙げられる。部分的に飽和の5または6員の単環式環の「ヘテロシクリル」の例として、オキサゾリニル、イソオキサゾリニル、イミダゾリニル、ピラゾリニル、1,2,3,6−テトラヒドロピリジルおよび3,6−ジヒドロ−2H−ピラニルが挙げられる。
「C1−4アルキル」なる語は、全ての異性形態において、1〜4個の炭素原子を有するアルキル、例えば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、sec−ブチルおよびtert−ブチルをいう。「C1−6アルキル」は、上記の基に加えて、ペンチルおよびヘキシルなどの基を包含する。
「アルキレン」なる語は直鎖または分岐鎖の二価の炭化水素ラジカルをいう。C1−3アルキレン基の例として、メチレン、エチレンおよびn−プロピレンが挙げられる。「C1−4アルキレン」の例として、上記に加えて、n−ブチレンが挙げられる。
「C1−4アルコキシ」なる語は、1ないし4個の炭素原子を有する直鎖または分枝鎖のアルコキシ(またはアルキルオキシ)基、例えば、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、イソブトキシ、sec−ブトキシおよびtert−ブトキシをいう。
「ハロゲン」なる語およびその略語「ハロ」は、フッ素(F)、塩素(Cl)、臭素(Br)またはヨウ素(I)をいう。「ハロ」なる語が別の基の前に使用される場合、該基が1、2または3個のハロゲン原子で置換されていることを示す。例えば、「ハロC1−4アルキル」なる語は、トリフルオロメチル、ブロモエチル、トリフルオロプロピルのような基、および上記のC1−4アルキル基から誘導される他の基をいい、「ハロC1−4アルコキシ」なる語は、トリフルオロメトキシ、ブロモエトキシ、トリフルオロプロポキシ、および上記のC1−4アルコキシ基から誘導される他の基をいう。
「C1−4アルコキシC1−4アルキル」なる語は、C1−4アルキレン基を介して結合するC1−4アルコキシ基をいい、例えば、メトキシメチル、エトキシメチル、プロポキシエチル、イソプロポキシエチルおよび上記したC1−4アルコキシおよびC1−4アルキル基から誘導される別の基をいう。
「C1−4アルキルチオ」なる語は硫黄原子(−S−)を介して結合するC1−4アルキル基をいう。C1−4アルキルチオの例として、メチルチオ、エチルチオ、プロピルチオおよびブチルチオが挙げられる。
「C3−6シクロアルキル」なる語は、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルおよびシクロヘキシルなどの3個ないし6個の炭素原子を有するシクロアルキル基をいう。「C3−6シクロアルキレン」なる語は、シクロプロピレン、シクロブチレン、シクロペンチレンおよびシクロヘキシレンなどの二価のシクロアルキル基をいう。
「C3−6シクロアルキルC1−4アルキル」なる語は、シクロプロピルメチル、シクロブチルエチル、および上記したC3−6シクロアルキル基およびC1−4アルキル基から誘導される別の基などの、C1−4アルキレン基を介して結合するシクロアルキル基をいう。
「C3−6シクロアルキルC1−4アルコキシ」なる語は、シクロプロピルメチレンオキシ、シクロブチルエチレンオキシ、および上記したC3−6シクロアルキル基およびC1−4アルキル基から誘導される別の基などの、C1−4アルコキシ基を介して結合するシクロアルキル基をいう。
「アリール」なる語はフェニルあるいは5または6員の芳香族複素環基をいう。5または6員の芳香族複素環基の例として、フラニル、チエニル、ピロリル、オキサゾリル、チアゾリル、イミダゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、ピリジニル、トリアゾリル、トリアジニル、ピリダジル、ピリミジニル、イソチアゾリル、イソキサゾリル、ピラジニル、ピラゾリルまたはピリミジニルが挙げられる。
「アリールC1−4アルキル」なる語は、C1−4アルキレン基を介して結合するアリール基をいう。C1−6アルキレン基はいずれの適当な形態であってもよい。アリールC1−4アルキルの例として、ベンジル、フェネチル(フェニル−CH2CH2−およびフェニル−C(CH3)−を含む)および上記したアリール基またはC1−4アルキル基より誘導される別の基をいう。
「アリールC1−4アルコキシ」なる語は、C1−4アルコキシ基を介して結合するアリール基をいう。アリールC1−4アルコキシの例として、ベンジルオキシ(フェニル−CH2O−)およびフェニルエトキシが挙げられる。
「スルホニル」なる語は基−SO2−をいう。すなわち、「C1−4アルキルスルホニル」なる語は、メチルスルホニル、エチルスルホニル、および上記のC1−4アルキル基より誘導される別の基を包含する。「ハロC1−4アルキルスルホニル」なる語はトリフルオロメタンスルホニルおよびペンタフルオロエチルスルホニルなどの基をいう。「アリールスルホニル」なる語は、フェニルスルホニル、ピリジニルスルホニル、および上記のアリールより誘導される他の基を包含する。
「アリールカルボキシアミド」なる語は、フェニルカルボキシアミドおよびピリジニルカルボキシアミド、および上記のアリール基より誘導される別の基をいう。
「C1−4アルキレンジオキシ」なる語は、メチレンジオキシ、エチレンジオキシおよび上記のC1−4アルキルより誘導される別の基をいう。
「8ないし11員の二環式基」なる語は、全部で8、9、10または11個の炭素原子を含有し、該炭素原子のうち1、2、3、4または5個がO、SおよびNから独立して選択されるヘテロ原子によって置換されていてもよい二環式環系をいう。該用語は、両方の環が芳香族である二環系、ならびに一方の環が部分的または完全に飽和されている二環系を包含する。両方の環が芳香族である8ないし11員の二環式基の例として、インデニル、ナフチニルおよびアズレニルが挙げられる。両方の環が芳香族である1、2、3、4または5個のヘテロ原子を有する8ないし11員の二環式基の例として、6H−チエノ[2,3−b]ピロリル、イミダゾ[2,1−b][1,3]チアゾリル、イミダゾ[5,1−b][1,3]チアゾリル、[1,3]チアゾロ[3,2−b][1,2,4]トリアゾリル、インドリル、イソインドリル、インダゾリル、ベンズイミダゾリル、例えば、ベンズイミダゾール−2−イル、ベンズオキサゾリル、例えば、ベンズオキサゾール−2−イル、ベンズイソオキサゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンズイソチアゾリル、ベンゾチエニル、ベンゾフラニル、ナフトリジニル、キノリル、キノキサリニル、キナゾリニル、シンノリニル、およびイソキノリルが挙げられる。一方の環が部分的または全体が飽和されている1、2、3、4または5個のヘテロ原子を有する8ないし11員の二環式基の例として、ジヒドロベンゾフラニル、インダニル、テトラヒドロナフチル、インドリニル、イソインドリニル、テトラヒドロイソキノリニル、テトラヒドロキノリル、ベンゾオキサジニルおよびベンゾアゼピニルが挙げられる。
「8ないし11員の二環式複素環基」なる語は、全部で8、9、10または11個の炭素原子を含有し、該炭素原子のうち1、2、3、4または5個がO、SおよびNから独立して選択されるヘテロ原子によって置換されている二環式環系をいう。両方の環が芳香族である8ないし11員の二環式複素環基の例として、6H−チエノ[2,3−b]ピロリル、イミダゾ[2,1−b][1,3]チアゾリル、イミダゾ[5,1−b][1,3]チアゾリル、[1,3]チアゾロ[3,2−b][1,2,4]トリアゾリル、インドリル、イソインドリル、インダゾリル、ベンズイミダゾリル、例えば、ベンズイミダゾール−2−イル、ベンズオキサゾリル、例えば、ベンズオキサゾール−2−イル、ベンズイソキサゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンズイソチアゾリル、ベンゾチエニル、ベンゾフラニル、ナフトリジニル、キノリル、キノキサリニル、キナゾリニル、シンノリニルおよびイソキノリルが挙げられる。環の一方が部分的または全体が飽和されている8ないし11員の二環式複素環基の例として、ジヒドロベンゾフラニル、インダニル、テトラヒドロナフチル、インドリニル、イソインドリニル、テトラヒドロイソキノリニル、テトラヒドロキノリル、ベンズオキサジニルおよびベンゾアゼピニルが挙げられる。
「ヘテロシクリル」なる語は、部分的または全体が飽和されており、その炭素原子の1、2、3、4または5個がO、SおよびNから独立して選択されるヘテロ原子によって置換されている5または6員の単環式あるいは8ないし11員の二環式基をいう。全体が飽和された5または6員の単環式環である「ヘテロシクリル」の例として、ピロリジニル、イミダゾリジニル、ピラゾリジニル、テトラヒドロフラニル、ジオキソラニル、ピペリジニル、ピペラジニル、モルホリニル、チオモルホリニル、テトラヒドロチエニル、ジオキサニル、テトラヒドロ−2H−ピラニルおよびジチアニルが挙げられる。部分的に飽和された5または6員の単環式環である「ヘテロシクリル」基の例として、オキサゾリニル、イソオキサゾリニル、イミダゾリニル、ピラゾリニル、1,2,3,6−テトラヒドロピリジルおよび3,6−ジヒドロ−2H−ピラニルが挙げられる。全体が飽和された8ないし11員の二環式環である「ヘテロシクリル」基の例として、デカヒドロキノリニル、オクタヒドロ−2H−1,4−ベンズオキサジニルおよびオクタヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジニルが挙げられる。部分的に飽和された8ないし11員の二環式環である「ヘテロシクリル」基の例として、2,3−ジヒドロ−1H−インドリル、1,2,3,4−テトラヒドロキノリニル、1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリニルおよび2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−3−ベンゾアゼピニルが挙げられる。
これらの基のいずれも、いずれかの適当な位置で該分子の残部と結合しうる。
本明細書中で使用される「塩」なる語は、無機もしくは有機酸または塩基から調製される本発明の化合物のいずれかの塩、4級アンモニウム塩および内部形成塩をいう。生理学上許容される塩は、親化合物に比して高い水溶性のために、特に、医学的用途に適当である。かかる塩は、明らかに、生理学上許容されるアニオンまたはカチオンを有さなければならない。本発明の化合物の適宜生理学上許容される塩は、無機酸、例えば、塩酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸、リン酸、メタリン酸、硝酸および硫酸など、あるいは有機酸、例えば、酒石酸、酢酸、トリフルオロ酢酸、クエン酸、リンゴ酸、乳酸、フマル酸、安息香酸、ギ酸、プロピオン酸、グリコール酸、グルコン酸、マレイン酸、コハク酸、カンファー硫酸、イソチオン酸、粘液酸、ゲンチシン酸、イソニコチン酸、糖酸、グルクロン酸、フロ酸、グルタミン酸、アスコルビン酸、アントラニル酸、サリチル酸、フェニル酢酸、マンデル酸、エンボン(embonic)酸(パモン酸)、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、パントテン酸、ステアリン酸、スルフィン酸、アルギン酸、ガラクツロン酸、およびアリールスルホン酸、例えば、ベンゼンスルホン酸およびp−トルエンスルホン酸と形成される酸付加塩;アルカリ金属およびアルカリ土類金属および有機塩基、例えば、N,N−ジベンジルエチレンジアミン、クロロプロカイン、コリン、ジエタノールアミン、エチレンジアミン、メグルミン(N−メチルグルカミン)、リジンおよびプロカインと形成される塩基付加塩;および内部形成塩を包含する。生理学上許容されないアニオンまたはカチオンを有する塩は、生理学上許容される塩の製造のための、および/または非治療的、例えば、インビトロでの状況で用いるための有用な中間体として本発明の範囲内にある。
一の実施形態において、mは0または1である。
R1がアリール部を含有する場合、すなわち、R1がアリール、アリールC1−4アルコキシ、アリールオキシ、アリールチオ、アリールメチル、アロイル、アリールオキシメチル、アリールスルホニル、アリール−NR’−、アリールスルホニルオキシ、アリールスルホニルC1−4アルキル、アリールスルホンアミド、アリールカルボキシアミド、アリールスルホンアミドC1−4アルキル、アリールカルボキシアミドC1−4アルキル、アロイルC1−4アルキルまたはアリールC1−4アルカノイルである場合、該アリール部は、例えば:ハロゲン、シアノ、C1−2アルキル(例えば、メチル)、フルオロC1−2アルキル(例えば、トリフルオロメチル)、C1−2アルコキシ(例えば、メトキシ)、C1−2アルキレンジオキシ(例えば、メチレンジオキシ)、C1−3アルカノイル(例えば、アセチル)、C2アルカノイルアミノ(例えば、アセチルアミノ)、フルオロC1アルキルスルホニル(例えば、トリフルオロメチルスルホニル)およびメチルスルホニルから選択される1個または2個の置換基により置換されていてもよい。例えば、アリール部は所望によりメチルで置換されていてもよい。
R1が基NR7R8、R7CON(R8)(CH2)r、R7R8NCO(CH2)rまたはR7R8NSO2(CH2)rであり、R7CONR8またはR7R8Nが一緒になって4−、5−、6−または7−員のアザサイクリック基を形成する場合、これは(i)アザサイクルにて1個の付加的なO、NまたはS原子を含有すること、例えばアザサイクリック基が1,4−モルホリン−4−イルであること、および/または(ii)その炭素原子が炭素数3ないし8のアザサイクリック基に含まれる1個または2個の任意のC1−2アルキル置換基を有すること、により特徴付けられる。1個、2個またはそれ以上のフッ素原子が、所望により、該複素環の炭素原子の置換基として含められ得る。「アザサイクリック基」なる語は、1,4−モルホリンおよびピペラジンなどの安定したアザサイクルだけを含み、例えば、1,3−モルホリンは含まないと解釈されるべきである。特に、ピペリジニル、ピロリジニル、1,4−モルホリニル、および対応するα−オキソ−アザサイクル(R6CONR7)を含め、飽和状態のアザサイクルを例示として挙げてもよい。
一の実施形態にて、R1はハロゲン、オキソ、シアノ、C1−4アルキル(メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、tert−ブチルなど)、ハロC1−4アルキル(−CF3、CF3CH2−またはペンタフルオロエチルなど)、アセチル、トリフルオロメトキシ、C3−6シクロアルキルC1−4アルキル(シクロプロピルメチルなど)、C3−6シクロアルキル(シクロプロピルなど)、C1−4アルキルスルホニル、C1−4アルキルスルホニルオキシ、R7R8NSO2(R7およびR8は、各々独立して、水素またはC1−4アルキルであるか、またはR7R8Nは一緒になってアザサイクルにて1個の付加的なO、NまたはS原子を含有してもよく、3ないし8個の炭素原子を有する、4−、5−、6−または7−員のアザサイクリック基を形成する)、ヘテロシクリル、あるいはハロゲン、シアノ、C1−2アルキル(例えば、メチル)、ハロC1−2アルキル(例えば、トリフルオロメチル)、C1−2アルコキシ(例えば、メトキシ)、C1−2アルキレンジオキシ(例えば、メチレンジオキシ)、C1−3アルカノイル(例えば、アセチル)、C2アルカノイルアミノ(例えば、アセチルアミノ)、ハロC1アルキルスルホニル(例えば、トリフルオロメチルスルホニル)およびメチルスルホニルから選択される1個または2個の置換基で置換されていてもよい、5または6員の芳香族複素環である。
例えば、R1は、ハロゲン、C1−4アルキルスルホニル(例えば、メチルスルホニルまたはエチルスルホニル)、ハロC1−4アルキルスルホニル(例えば、トリフルオロメチルスルホニル)、C1−4アルキルスルホニルオキシ(例えば、メチルスルホニルオキシ)、ハロC1−4アルキルスルホニルオキシ(例えば、トリフルオロメチルスルホニルオキシ)、R7R8NSO2(R7およびR8は、各々独立して、水素またはC1−4アルキル、例えば、N,N−ジメチルアミノスルホニルであるか、またはR7R8Nは一緒になってアザサイクルにて1個の付加的なO、NまたはS原子を含有してもよく、3ないし8個の炭素原子を有する、4−、5−、6−または7−員のアザサイクリック基、例えば、ピペリジン−1−イルスルホニル、ピロリジン−1−イルスルホニルまたは1,4−モルホリン−4−イルスルホニルを形成する)、5−または6−員の芳香族複素環またはヘテロシクリル(その各々は、ハロゲン、シアノ、C1−2アルキル(例えば、メチルまたはトリフルオロメチル)、C1−2アルコキシ(例えば、メトキシ)、C1−2アルキレンジオキシ(例えば、メチレンジオキシ)、C1−3アルカノイル(例えば、アセチル)、C2アルカノイルアミノ(例えば、アセチルアミノ)、ハロC1アルキルスルホニル(例えば、トリフルオロメチルスルホニル)およびメチルスルホニルより選択される1個または2個の置換基により置換されていてもよい)より選択される。
適当には、R1は、ブロモ、シアノ、ヒドロキシ、クロロ、メトキシ、tert−ブチル、メチルスルホニル、エチルスルホニル、N,N−ジメチルアミノスルホニル、ピロリジン−1−イルスルホニル、1,4−モルホリン−4−イルスルホニル、メチルスルホニルオキシ、ピラジン−2−イル、5−メチル−オキサゾール−2−イルまたは5−メチル−イソキサゾール−3−イルである。
一の実施形態において、nは0である。
一の実施形態において、Aは5−または6−員の芳香族複素環、例えば、オキサゾール、チアゾールまたはインダゾールである。
もう一つ別の実施形態において、Aは、例えば、モルホリンまたはピロリジンなどの5ないし6員の複素環式環である。
一の実施形態において、nは1であり、R2はフルオロまたはブロモである。
一の実施形態において、R3およびR4は、各々の場合で水素である。
一の実施形態において、qは2または3である。
一の実施形態において、W1およびW2は共にNである。
一の実施形態において、R5は水素またはメチルである。
R6が式(a)の基である場合、それは、例えば所望により置換されていてもよいフェニル、キノリニル(例えば、2−、3−、4−、5−または6−キノリニル)、フリル(例えば、2−フリル)、チエニル(例えば、2−チエニル)、ピリジル(例えば、4−ピリジル)、インドリル、ピラゾロピリミジル(例えば、ピラゾロ[1,5−a]ピリミジル)、シンノリニル、ベンゾ[b]フラニル、チエノピリジンまたはピロロピリジルなどの所望により置換されていてもよい二環式基である。一の実施形態において、R5は所望により置換されていてもよいフェニル、例えば置換されていないフェニルまたはフルオロフェニル(例えば、4−フルオロフェニル)、所望により置換されていてもよいキノリニル(例えば、6−キノリニル)、フリル(例えば、2−フリル)、チエニル(例えば、2−チエニル)、ピリジル(例えば、4−ピリジル)、2−メチルキノリニルまたは4−メチル−3−オキサゾール−5−イルである。
R
6が式(b)の基である場合、一例として−(CH
2)−Z、−(CHCH
3)−Zおよび以下の基:
が挙げられる。
式(b)中のZの一例として、式(a)中のZに示される例が挙げられる。
本発明の化合物は、例えば、以下の化合物:
2−メチル−7−(3−{[4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン;
7−(3−{[4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン;
2−(1−メチルエチル)−7−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン;
2−(1−メチルエチル)−7−(3−{[4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン;
2−(1,1−ジメチルエチル)−7−(3−{[4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン;
7−(3−{[4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−2−プロピル−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン;
7−(3−{[4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−2−(2,2,2−トリフルオロエチル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン;
7−(3−{[4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−2−(トリフルオロメチル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン;
8−(3−{[4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−2,3,4,6,7,8,9,10−オクタヒドロ[1,4]オキサジノ[2,3−h][3]ベンズアゼピン;
4−メチル−8−(3−{[4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−4,6,7,8,9,10−ヘキサヒドロ[1,4]オキサジノ[2,3−h][3]ベンズアゼピン−3(2H)−オン;
4−メチル−8−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−4,6,7,8,9,10−ヘキサヒドロ[1,4]オキサジノ[2,3−h][3]ベンズアゼピン−3(2H)−オン;
2−(シクロプロピルメチル)−7−(3−{[4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン;
2−(シクロプロピルメチル)−7−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン;
2−エチル−7−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン;
2−エチル−7−(3−{[4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン;
3−メチル−7−(3−{[4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−イソキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン;
3−メチル−7−[3−({4−メチル−5−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}チオ)プロピル]−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−イソキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン;
2−シクロプロピル−7−(3−{[4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン;
2−メチル−7−(2−{(4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}エチル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン;
8−(3−{[4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−4−(メチルスルホニル)−2,3,4,6,7,8,9,10−オクタヒドロ[1,4]オキサジノ[2,3−h][3]ベンズアゼピン;
2−メチル−7−[3−({4−メチル−5−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}チオ)プロピル]−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン;
7−(3−{[5−(3,4−ジフルオロフェニル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−2−メチル−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン;
2−メチル−7−(3−{(4−メチル−5−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン;
2−エチル−7−(3−{[4−メチル−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン;
2−エチル−7−[3−({4−メチル−5−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}チオ)プロピル]−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン;
7−(3−{[5−(3,4−ジフルオロフェニル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−2−エチル−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン;
7−(3−{[4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−2−(1−ピペリジニル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン;
N,N−ジメチル−7−(3−{[4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン−2−アミン;
3−エチル−7−(3−{[4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−イソキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン;
2−(1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−イル)−7−(3−{(4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン
2−(1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−イル)−7−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン;
7−(3−{[4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−2−(ペンタフルオロエチル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン;
7−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−2−(ペンタフルオロエチル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン;
3−エチル−1−メチル−7−(3−{[4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−1,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロアゼピノ[4,5−f]インダゾール;
2−(1,1−ジフルオロエチル)−7−(3−{[4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン;
2−(1,1−ジフルオロエチル)−7−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン;
2−メチル−7−(3−{[4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]チアゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン;
2−メチル−7−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]チアゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン;
2−エチル−7−(3−{[4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]チアゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン;
2−エチル−7−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]チアゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン;
10−ブロモ−2−メチル−7−(3−{[4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン;
10−ブロモ−7−(3−{[4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−2−(トリフルオロメチル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン;
10−ブロモ−2−メチル−7−(4−{[4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}ブチル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン;
10−ブロモ−2−エチル−7−(4−{[4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}ブチル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン;
10−ブロモ−7−(4−{[4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}ブチル)−2−(トリフルオロメチル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン;
2,10−ジメチル−7−(4−{[4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}ブチル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン;
2−エチル−10−メチル−7−(4−{[4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}ブチル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン;
10−メチル−7−(4−{[4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}ブチル)−2−(トリフルオロメチル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン;
2,10−ジメチル−7−(3−{[4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン;
2−エチル−10−メチル−7−(3−{[4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン;
10−メチル−7−(3−{[4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−2−(トリフルオロメチル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン;
10−ブロモ−7−(1−メチル−3−{[4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−2−(トリフルオロメチル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン;
10−ブロモ−2−エチル−7−(1−メチル−3−{[4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン;
10−ブロモ−2−メチル−7−(1−メチル−3−{[4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン;
10−メチル−7−(1−メチル−3−{[4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−2−(トリフルオロメチル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン;
2−(1−メチルエチル)−7−(3−{[4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロアゼピノ[4,5−f]イソインドール−1(2H)−オン;
2−(1−メチルエチル)−7−(4−{[4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}ブチル)−3,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロアゼピノ[4,5−f]イソインドール−1(2H)−オン
およびその塩を包含する。
医薬に用いるためには、本発明の化合物の塩が医薬上(すなわち、生理学上)許容されなければならないことが分かるであろう。適当な医薬上許容される塩は当業者にとって明らかであり、例えば、無機酸、例えば塩酸、臭化水素酸、硫酸、硝酸またはリン酸;および有機酸、例えばコハク酸、マレイン酸、酢酸、フマル酸、クエン酸、酒石酸、安息香酸、p−トルエンスルホン酸、メタンスルホン酸またはナフタレンスルホン酸で形成される酸付加塩を包含する。医薬上許容されない他の塩、例えばシュウ酸塩も、例えば本発明の化合物の単離にて用いることができ、この塩も本発明の範囲内に含まれる。本発明の化合物の溶媒和物、水和物、複合体およびプロドラッグも本発明の範囲内に含まれる。
本発明の特定の化合物は一または複数の当量の酸との酸付加塩を形成する可能性がある。本発明は可能性のあるすべての化学量論的および非化学量論的な形態をその範囲内に含むものである。
本発明において包含される特定の基/置換基は異性体として存在していてもよい。本発明は、その範囲内に、ラセミ体、エナンチオマー、互変体およびその混合物を包含するかかる異性体の全てを包含する。式(I)の化合物に含まれる特定の置換された芳香族複素環式環は一または複数の互変形態にて存在してもよい。本発明は、その範囲内に、混合物を含め、かかる互変形態の全てを包含する。
好ましい化合物は分子量が800以下である。分子量が600以下の化合物がさらに好ましい。一般に、限定するものではないが、かかる化合物は、より大きな経口バイオアベイラビリティーを有していてもよく、時折、より高い溶解性および/または脳浸透性を有していてもよい。分子量は、溶媒和物を形成していない遊離塩基の化合物のものをいい、付加塩、溶媒(例えば、水)分子、インビボで切断されるプロドラッグ分子の部分などによって寄与されるいずれの分子量も除外される。
一般に、本発明の化合物または塩は、それ自体または水中で化学的にあまりに不安定な化合物(もし、存在するならば)を除外するものと解釈されるべきである。それらは、全ての投与経路、経口、非経口またはその他の経路による医学的使用に明らかに不適当である。かかる化合物は化学者に既知である。しかし、エクスビボで安定であり、哺乳動物(例えば、ヒト)の体内で本発明の化合物に変換可能なプロドラッグまたは化合物は包含される。
本発明はまた、式(I)の化合物の製法であって、
(a)式(II):
[式中、R
1、mおよびAは式(I)の記載と同じ]
で示される化合物を、式(III):
[式中、R
3、R
4、q、W
1、W
2、R
5およびR
6は式(I)の記載と同じであり、Lは脱離基を意味する]
で示される化合物と反応させるか;または
(b)式(IV):
[式中、A、R
1、R
3、R
4、mおよびqは式(I)の記載と同じであり、Lは脱離基を意味する]
で示される化合物を、式(V):
[式中、W
1、W
2、R
5およびR
6は式(I)の記載と同じである]
で示される化合物と反応させ、
工程(a)または工程(b)の後で、
・いずれの保護基を除去してもよく;および/または
・塩を形成させてもよく;および/または
・式(I)の一の化合物を式(I)の異なる化合物に変換してもよい
ことを含む、方法を提供する。
工程(a)中の式(II)の化合物における脱離基Lは、例えば塩素などのハロゲンである。本発明の方法は、N−アルキル化についての一般的条件を用いて行うことができる。例えば、Lが塩素などのハロゲンである場合、該反応は、DMFなどの適当な溶媒中、60℃付近などの適当な温度で、炭酸カリウムなどの塩基を用い、ヨウ化ナトリウムなどのヨウ化源の存在下で行うことができる。また、Lは、例えばC1−4アルキルスルホニルオキシ(例えば、メタンスルホニルオキシまたはトリフルオロメタンスルホニルオキシ)などのスルホニルオキシ基、あるいはアリールスルホニルオキシ(ここで、アリールは置換されていてもよいフェニル、例えば、パラ−トルエンスルホニルオキシ)であってもよい。
工程(b)中の脱離基Lは上記した式(II)の化合物について記載されているとおりである。当業者であれば式(V)の化合物は最終的な互変異性型により置き換えられることが分かるであろう。例えば、Lが塩素などのハロゲンである場合、該反応は、DMFなどの適当な溶媒中、適当な温度、例えば約80℃で、ジイソプロピルエチルアミンなどの塩基を用い、ヨウ化ナトリウムなどのヨウ化源の存在下で行うことができる。
式(I)の化合物は、
・Aの一の形態(例えば、ラクトン)をAの異なる形態(例えば、N−アルキルラクタム)に変換する;または
・一のR1(例えば、Cl)を異なるR1(例えば、NR7R8)と置き換える
などの、当業者に公知の適当な方法により式(I)の別の化合物に変換され得る。
式(II)、(III)、(IV)および(V)の化合物は、本明細書に開示されている方法により、文献公知の方法により製造されてもよく、あるいは商業上入手可能である。例えば、式(VI):
の化合物は、適当なR
1基を含有するカルボン酸塩化物誘導体と反応し、つづいてトリフルオロ酢酸で処理され、加熱されて、式(II)の化合物(Aは2−置換オキサゾールである)を形成する。
式(III)の化合物は、上記した式(V)の化合物を、式(VII):
[式中、R
3、R
4およびqは式(I)の記載と同じ、LおよびXは独立して脱離基を意味する]
で示される化合物と反応させることにより調製される。LおよびXについての適当な脱離基は、ClまたはBrなどのハロゲン、またはC
1−4アルキルスルホニルオキシ(例えば、メタンスルホニルオキシまたはトリフルオロメタンスルホニルオキシ)などのスルホニルオキシ基;あるいはアリールスルホニルオキシ(アリールは置換されていてもよいフェニル、例えばパラ−トルエンスルホニルオキシである)であってもよい。
式(IV)の化合物は、例えば、式(II)の化合物を式(VIII)の化合物と反応させることにより調製され得る。
式(I)の化合物は、ドーパミン受容体、特にD3受容体に対してアフィニティーを示すことが判明し、精神病的症状などの、かかる受容体の調節を必要とする病態の治療にて有用であると考えられる。式(I)の化合物の多くは、また、ドーパミンD2受容体よりもD3受容体に対して大きなアフィニティーを有することが判明した。
現在利用可能な抗精神病剤(神経弛緩剤)の治療効果は、一般に、D2受容体の遮断によって発揮されると考えられるが、この機構はまた、多くの神経弛緩剤に伴う望ましくない錐体外路副作用(eps)の原因であるとも考えられる。理論により拘束するつもりはないが、近年特徴付けられたドーパミンD3受容体の遮断が有意なepsを伴うことなく有益な抗精神病活性をもたらしうることが示唆された(例えば、Sokoloffら、Nature,1990;347:146-151;およびSchwartzら、Clinical Neuropharmacology,Vol 16,No.4,295-314,1993参照)。したがって、本発明の好ましい化合物は、ドーパミンD2受容体よりもドーパミンD3受容体に対して高いアフィニティー(例えば、>10倍または>100倍高い)を有するものである(かかるアフィニティーは、標準的な方法、例えば、クローン化ドーパミン受容体を用いて測定することができる(本明細書参照))。該化合物は、有利には、D3受容体の選択的モジュレーターとして使用されうる。
式(I)の化合物は、濫用薬物、例えば、アルコール、コカイン、アヘン、ニコチン、ベンゾジアゼピンからの離脱症状およびオピオイドによって誘導される耐性の阻害を包含する薬物依存の全ての態様の治療に使用されうる。さらに、式(I)の化合物およびその医薬上許容される塩および溶媒和物は、渇望を減少させるために使用してもよく、したがって、薬物渇望の治療において有用であろう。薬物渇望は、以前に消費した向精神物質を自己投与したいという欲求として定義付けることができる。薬物渇望の発現および維持には、以下の3つの主要な要因が関与する:(1)薬物離脱の間の不快な状態が負の強化作因として機能して、渇望に至る;(2)薬物要求または渇望の制御中、薬物の影響に付随する環境刺激がより強力になる(増感);および(3)高揚作用を促進し、使用中止の間の不快な状態を緩和する薬物の能力の認識(記憶)。渇望は、個体が薬物濫用を止められないことの原因であり、したがって、薬物依存の発現および維持に有意に寄与する。
本発明の脈絡内で、本明細書中で使用される適応症を記載する語は、アメリカ精神病医学会(the American Psychiatric Association)によって出版された精神障害の診断および統計学的マニュアル(the Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders)第4版(DSM−IV)および/または国際疾患分類(the International Classification of Diseases)第10版(ICD−10)において分類される。本明細書中に挙げられた障害の種々のサブタイプは、本発明の一部として意図される。下記に列挙した疾患の後ろの括弧内の数字は、DSM−IVにおける分類コードを示す。
物質依存、物質渇望および物質濫用などの物質使用障害;物質中毒、物質離脱、物質誘導性せん妄、物質誘導性持続性認知症、物質誘導性持続性健忘障害、物質誘導性精神障害、物質誘導性気分障害、物質誘導性不安障害、物質誘導性性的機能不全、物質誘導性睡眠障害および幻覚剤持続性知覚障害(フラッシュバック)などの物質誘導性障害;アルコール依存(303.90)、アルコール濫用(305.00)、アルコール中毒(303.00)、アルコール離脱(291.81)、アルコール中毒せん妄、アルコール離脱せん妄、アルコール誘導性持続性認知症、アルコール誘導性持続性健忘障害、アルコール誘導性精神障害、アルコール誘導性気分障害、アルコール誘導性不安障害、アルコール誘導性性的機能不全、アルコール誘導性睡眠障害および不特定のアルコール関連障害(291.9)などのアルコール関連障害;アンフェタミン依存(304.40)、アンフェタミン濫用(305.70)、アンフェタミン中毒(292.89)、アンフェタミン離脱(292.0)、アンフェタミン中毒せん妄、アンフェタミン誘導性精神障害、アンフェタミン誘導性気分障害、アンフェタミン誘導性不安障害、アンフェタミン誘導性性的機能不全、アンフェタミン誘導性睡眠障害および不特定のアンフェタミン関連障害(292.9)などのアンフェタミン(またはアンフェタミン様)関連障害;カフェイン中毒(305.90)、カフェイン誘導性不安障害、カフェイン誘導性睡眠障害および不特定のカフェイン関連障害(292.9)などのカフェイン関連障害;大麻依存(304.30)、大麻濫用(305.20)、大麻中毒(292.89)、大麻中毒せん妄、大麻誘導性精神障害、大麻誘導性不安障害および不特定の大麻関連障害(292.9)などの大麻関連障害;コカイン依存(304.20)、コカイン濫用(305.60)、コカイン中毒(292.89)、コカイン離脱(292.0)、コカイン中毒せん妄、コカイン誘導性精神障害、コカイン誘導性気分障害、コカイン誘導性不安障害、コカイン誘導性性的機能不全、コカイン誘導性睡眠障害および不特定のコカイン関連障害(292.9)などのコカイン関連障害;幻覚剤依存(304.50)、幻覚剤濫用(305.30)、幻覚剤中毒(292.89)、幻覚剤持続性知覚障害(フラッシュバック)(292.89)、幻覚剤中毒せん妄、幻覚剤誘導性精神障害、幻覚剤誘導性気分障害、幻覚剤誘導性不安障害および不特定の幻覚剤関連障害(292.9)などの幻覚剤関連障害;吸入剤依存(304.60)、吸入剤濫用(305.90)、吸入剤中毒(292.89)、吸入剤中毒せん妄、吸入剤誘導性持続性認知症、吸入剤誘導性精神障害、吸入剤誘導性気分障害、吸入剤誘導性不安障害および不特定の吸入剤関連障害(292.9)などの吸入剤関連障害;ニコチン依存(305.1)、ニコチン離脱(292.0)および不特定のニコチン関連障害(292.9)などのニコチン関連障害;オピオイド依存(304.00)、オピオイド濫用(305.50)、オピオイド中毒(292.89)、オピオイド離脱(292.0)、オピオイド中毒せん妄、オピオイド誘導性精神障害、オピオイド誘導性気分障害、オピオイド誘導性性的機能不全、オピオイド誘導性睡眠障害および不特定のオピオイド関連障害(292.9)などのオピオイド関連障害;フェンシクリジン依存(304.60)、フェンシクリジン濫用(305.90)、フェンシクリジン中毒(292.89)、フェンシクリジン中毒せん妄、フェンシクリジン誘導性精神障害、フェンシクリジン誘導性気分障害、フェンシクリジン誘導性不安障害および不特定のフェンシクリジン関連障害(292.9)などのフェンシクリジン(またはフェンシクリジン様)関連障害;鎮静剤、催眠剤または不安緩解剤依存(304.10)、鎮静剤、催眠剤または不安緩解剤濫用(305.40)、鎮静剤、催眠剤または不安緩解剤中毒(292.89)、鎮静剤、催眠剤または不安緩解剤離脱(292.0)、鎮静剤、催眠剤または不安緩解剤中毒せん妄、鎮静剤、催眠剤または不安緩解剤離脱せん妄、鎮静剤、催眠剤または不安緩解剤持続性認知症、鎮静剤、催眠剤または不安緩解剤持続性健忘障害、鎮静剤、催眠剤または不安緩解剤誘導性精神障害、鎮静剤、催眠剤または不安緩解剤誘導性気分障害、鎮静剤、催眠剤または不安緩解剤不安障害、鎮静剤、催眠剤または不安緩解剤誘導性性的機能不全、鎮静剤、催眠剤または不安緩解剤誘導性睡眠障害および不特定の鎮静剤、催眠剤または不安緩解剤関連障害(292.9)などの鎮静剤、催眠剤または不安緩解剤関連障害;多物質依存(304.80)などの多物質関連障害;およびアナボリックステロイド、硝酸塩吸入剤および亜酸化窒素などの他の(または未知の)物質関連障害を含む物質関連障害。
式(I)の化合物は、精神障害の治療にて使用の可能性がある。本発明の文脈内では、「精神障害」なる語は、サブタイプ妄想型(295.30)、解体型(295.10)、緊張型(295.20)、鑑別不能(undifferentiated)型(295.90)および残遺型(295.60)を包含する統合失調症;統合失調症様障害(295.40);サブタイプ双極型および抑鬱型を包含する統合失調性感情障害(295.70);サブタイプ恋愛(Erotomanic)型、誇大(Gradiose)型、嫉妬(Jealous)型、迫害(Persecutory)型、身体(Somatic)型、混合(Mixed)型および不特定(Unspecified)型を包含する妄想障害(297.1);簡単な精神障害(298.8);共通の精神障害(297.3);妄想を伴うサブタイプおよび幻覚を伴うサブタイプを包含する一般的健康状態に起因する精神障害;妄想を伴う(293.81)および幻覚を伴う(293.82)サブタイプを包含する物質誘導性精神障害;および不特定の精神障害(298.9)を包含する。
さらには、該化合物はパーキンソン病の補助療法として、特に、L−DOPAおよび可能性のあるドーパミン作動性アゴニスト等の化合物を用いる治療において、長期にわたりこれらを使用して治療した場合に経験される副作用を減らすための補助療法としての有用性を有することができる(例えば、Schwartzら、Brain Res. Reviews, 1998, 26, 236-242を参照のこと)。D3受容体の局在性から、該化合物が、D3受容体の関与が示唆された物質濫用の治療に対する有用性も有することが考えられる(例えば、Levant、1997、Pharmacol. Rev., 49, 231-252を参照のこと)。かかる物質乱用の例は、アルコール、コカイン、ヘロインおよびニコチン濫用を包含する。該化合物によって治療されうる他の病態は、パーキンソン病、神経弛緩薬誘導性パーキンソン症候群および遅発性ジスキネジアなどの異常運動障害(dyskinetic disorder);鬱病;不安症;記憶障害を包含する認識障害、例えば、アルツハイマー病;摂食障害;性的機能不全;睡眠障害;嘔吐;運動障害;強迫障害;健忘症;攻撃;自閉症;眩暈;認知症;概日リズム障害および胃運動性障害、例えば、IBSを包含する。
さらなる態様において、本発明は、ドーパミン受容体(特にドーパミンD3受容体)の変調(特に拮抗/阻害)が有益な病態を治療する方法であって、治療の必要な哺乳動物(例えば、ヒト)に、有効量の式(I)の化合物またはその医薬上(すなわち、生理学上)許容される塩を投与することを含む方法を提供する。かかる病態は、特に、精神病/精神病的状態、例えば、統合失調症、および物質濫用および/または薬物依存を包含する。
本発明はまた、哺乳動物におけるドーパミン受容体(特にドーパミンD3受容体)の変調(特に拮抗/阻害)が有益な病態の治療のための医薬の製造における式(I)の化合物またはその医薬上許容される塩の使用を提供する。
本発明は、また、哺乳動物におけるドーパミン受容体(特にドーパミンD3受容体)の変調(特に拮抗/阻害)が有益な病態の治療において使用するための式(I)の化合物またはその医薬上許容される塩の使用を提供する。
一の実施形態において、本発明のD3アンタゴニストは、精神病、例えば、統合失調症の治療において、または物質濫用および/または薬物依存の治療において使用される。
かくして、またさらなる態様において、本発明は、治療の必要な哺乳動物(例えば、ヒト)に、有効量の本明細書中に記載される式(I)の化合物またはその医薬上許容される塩を投与することを含む精神病的状態(例えば、統合失調症)または物質濫用の治療法を提供する。
また、哺乳動物における精神病的状態(例えば、統合失調症)または物質濫用および/または薬物依存の治療のための医薬の製造における式(I)の化合物またはその医薬上許容される塩の使用が提供される。
また、哺乳動物における精神病的状態(例えば、統合失調症)または物質濫用および/または薬物依存の治療において使用するための式(I)の化合物またはその医薬上許容される塩が提供される。
また、例えば本明細書中に記載の病態のいずれかの治療において有用な、哺乳動物において活性な治療物質として有用な式(I)の化合物またはその医薬上許容される塩が提供される。
「治療」なる語は、関連する病態によって適宜、予防を包含する。
医薬における使用のために、本発明の化合物は、通常、標準的な医薬組成物として投与される。したがって、本発明は、さらなる態様において、式(I)の化合物またはその医薬上(すなわち、生理学上)許容される誘導体および医薬上(すなわち、生理学上)許容される担体を含んでなる医薬組成物を提供する。該医薬組成物は、本明細書中に記載の病態のいずれかの治療において有用でありうる。
式(I)の化合物は、いずれかの便利な方法によって、例えば、経口、非経口(例えば、静脈内)、バッカル、舌下、経鼻、経直腸または経皮投与によって投与され、それに応じて適応させた医薬組成物であってもよい。
経口投与された場合に活性な式(I)の化合物およびその医薬上許容される塩は、液体または固体、例えば、シロップ、懸濁液またはエマルジョン、錠剤、カプセルおよびロゼンジとして処方することができる。
液体処方は、一般に、適当な液体担体、例えば、水、エタノールまたはグリセリンなどの水性溶媒、またはポリエチレングリコールまたは油などの非水性溶媒中における該化合物またはその医薬上許容される塩の懸濁液または溶液からなる。該処方は、また、懸濁化剤、保存料、フレーバー剤または着色料を含有していてもよい。
錠剤形態の組成物は、固形処方の調製に慣用的に使用されるいずれか適当な医薬担体を用いて調製することができる。かかる担体の例には、ステアリン酸マグネシウム、澱粉、ラクトース、シュークロースおよびセルロースが挙げられる。
カプセル形態の組成物は、慣用的なカプセル化手法を用いて調製できる。例えば、活性成分を含有するペレットを標準的な担体を用いて調製することができ、次いで、ハードゼラチンカプセル中に充填することができる。別法では、いずれか適当な医薬担体、例えば、水性ガム、セルロース、珪酸塩または油を用いて分散液または懸濁液を調製することができ、該分散液または懸濁液を次いで、ソフトゼラチンカプセル中に充填することができる。
典型的な非経口組成物は、滅菌水性担体または非経口的に許容される油、例えば、ポリエチレングリコール、ポリビニルピロリドン、レシチン、落花生油、またはゴマ油中における該化合物またはその医薬上許容される塩の溶液または懸濁液からなる。別法では、該溶液を凍結乾燥し、次いで、投与直前に適当な溶媒で復元することができる。
経鼻投与のための組成物は、好都合には、エーロゾル、滴剤、ゲルおよび散剤として処方してもよい。エーロゾル製剤は、典型的には、医薬上許容される水性または非水性溶媒中の活性物質の溶液または微細懸濁液を含み、通常、噴霧装置で使用するためのカートリッジまたはリフィルの形態をとることができる密封容器中の滅菌形態で単回投与量または複数回投与量で提供される。別法では、密閉容器は、容器の内容物が空になるとすぐに処分することが意図される単回投与鼻吸入器または計量バルブを備え付けたエーロゾルディスペンサーのような単一の投薬装置であってもよい。投薬形態がエーロゾルディスペンサーを含む場合、それは、圧縮空気のような圧縮ガスまたはフルオロクロロ炭化水素のような有機噴射剤であり得る噴射剤を含有するであろう。エーロゾル投薬形態はまた、ポンプ噴霧器の形態をとることもできる。
バッカルまたは舌下投与に適当な組成物は、活性成分がショ糖およびアラビアガム、トラガカントガム、またはゼラチンおよびグリセリンのような担体と共に処方されているところの錠剤、ロゼンジおよびトローチを包含する。
経直腸投与用組成物は、好都合には、ココア脂などの通常の坐剤基剤を含有する坐剤の形態である。
経皮投与に適する組成物は、軟膏、ゲルおよびパッチを包含する。
一の実施形態において、該組成物は、単位投与形態、例えば、錠剤、カプセルまたはアンプルである。
経口投与のための各投薬単位は、例えば、1ないし250mg(非経口投与の場合、例えば0.1〜25mgを含有する)の式(I)の化合物または遊離塩基として計算されたその医薬上許容される塩を含有する。
本発明の医薬上許容される化合物は、通常、例えば、式(I)の化合物または遊離塩基として計算されたその医薬上許容される塩の1mgないし500mg、例えば10mgないし400mg、例えば、10ないし250mgの経口投与量、または0.1mgないし100mg、例えば0.1mgないし50mg、例えば、1mgないし25mgの静脈内、皮下または筋内投与量で、該化合物を一日に1〜4回投与する一日の投与計画(成人患者用)において投与されるであろう。適当には、該化合物は、連続的治療の期間、例えば、1週間以上投与されるであろう。
生物学的試験方法
クローン化ドーパミン(例えば、D2、D3およびD4)受容体に対する結合実験
本発明の化合物のヒトD2/D3/D4ドーパミン受容体に対して選択的に結合する能力は、クローン化受容体との結合を測定することで明らかにすることができる。試験化合物の[125I]−ヨードスルピリドのヒトD2/D3ドーパミン受容体への結合および[3H]−YM−09151のCHO細胞にて発現させたD4ドーパミン受容体への結合の置換についての阻害定数(Ki)を次のように測定した。細胞系は細菌、真菌およびマイコプラズマの汚染物を含まないことが明らかにされており、その各々のストックを液体窒素中で凍結貯蔵した。培養物を単層として、または標準細胞培地中に懸濁させて増殖させた。細胞を(単層より)こすり落とすか、(懸濁培養液から)遠心分離に付して回収し、リン酸緩衝セイラインに2回または3回懸濁させて洗浄し、つづいて遠心分離で集めた。細胞ペレットを−80℃で凍結貯蔵した。粗細胞膜を均質化し、つづいて高速遠心分離に付して調製し、そして得られたクローン化受容体を放射性リガンド結合により特徴付けた。
CHO細胞膜の調製: 細胞ペレットを室温で穏やかに解凍し、約20倍の容量の氷冷抽出緩衝液に再懸濁させた;5mM EDTA、50mM トリズマ(Trizma)プレセット結晶(37℃でpH7.4)、1mM MgCl2、5mMKClおよび120mM NaCl。該懸濁液をウルトラ−ツーラックス(Ultra-Turrax)を用いて15秒間目一杯均質化させた。その均質物をソーバル(Sorvall)RC5C遠心分離機にて4℃で15分間18000rpmで遠心分離に付した。上澄を捨て、均質物を抽出緩衝液に再び懸濁させ、ついで遠心分離を繰り返した。最終ペレットを50mM トリズマ・プレセット結晶(37℃でpH7.4)に再び懸濁させ、1mlのアリコート管中、−80℃で貯蔵した(D2=3.0E+08細胞、D3=7.0E+07細胞およびD4=1.0E+08細胞)。蛋白含量をBCAプロトコルおよび標体としてウシ血清アルブミンを用いて測定した(Smith, P. K.ら、Measurement of protein using bicinchoninic acid. Biochem. 150, 76-85 (1985))。
結合実験: D2/D3細胞膜の粗製物を0.03nM[125I]ヨードスルピリド(約2000Ci/ミリモル;アメルシャム、英国)と、D4を0.8nM [3H]−YM−09151(約85Ci/ミリモル;NEN、英国)と、50mM トリズマ・プレセット結晶(37℃でpH7.4)、120mM NaCl、5mM KCl、2mM CaCl2、1mM MgCl2、0.3(w/v)ウシ血清アルブミンを含有する緩衝液中、試験化合物と一緒にインキュベートした。総容量は0.2mlであり、水浴中、37℃で40分間インキュベートした。インキュベーションの後、試料をキャンベラ・パッカード・フィルターメート(Canverra Packard Filtermate)を用いてGF/Bウルトラフィルターで濾過し、氷冷した50mM トリズマ・プレセット結晶(37℃でpH7.4)で4回洗浄した。フィルターでの放射活性をキャンベラ・パッカード・トップカウント・シンチレーション計数器(Canberra Packard Topcount Scintillation counter)を用いて測定した。非特異的結合を10μMのSKF−102161(YM−09151)を用いて特定した。競合曲線については、10個の連続した対数濃度の競合冷却薬物を用いた(希釈範囲:10μM−10pM)。競合曲線をエクセル(Excel)にてインフレクション(Inflexion)、反復曲線適合プログラムを用いて解析した。結果をpKi値として示す(pKi=−log10[Ki])。
裏付けられた化合物はドーパミンD3受容体で7.5−10.0の範囲内のpKi値を有する。pKiの結果は約±0.3−0.5の範囲で正確であると推定されるにすぎない。
クローン化されたドーパミン受容体での機能活性
化合物のヒトD2およびヒトD3受容体での機能活性(すなわち、作動作用または拮抗作用)を、サイトセンサー・マイクロフィジオメーター(Cytosensor Microphysiometer)を用いて測定され得る(McConnell HMら、Science 1992 257 1906-1912)。マイクロフィジオメーター実験において、細胞(hD2 CHOまたはhD3 CHO)をウシ胎児血清(FCS)含有の培地にて300000細胞/キャップで12mmのトランスウェル(Transwell)インサート(Costar)に接種した。FCS不含培地に変える前に、該細胞を5%CO2中37℃で6時間インキュベートした。さらに16−18時間経過した後、キャップをサイトセンサー・マイクロフィジオメーター(Molecular Devices)のセンサーチャンバーにロードし、該チャンバーを100μl/分の流速で作動培地(2mMグルタミンおよび44mM NaClを含有する重炭酸塩不含のダルベッコ修飾イーグル培地)を灌流させた。各ポンプサイクルを90秒間続けた。ポンプは最初の60秒間はオンの状態であり、酸性化速度を68秒と88秒の間であるとサイトソフト(Cytosoft)プログラムを用いて決定した。試験化合物を作動培地で希釈した。アゴニスト活性を決定する実験においては、細胞を半時間の間隔で増加する濃度の推定アゴニストに曝した(hD2については4.5分、hD3については7.5分)。7種の濃度の推定アゴニストを用いた。各推定アゴニスト濃度に対するピーク酸性化速度を測定し、Robofitを用いて濃度応答曲線に適合させた[Tilford, N.S.、Bowen, W.P. & Baxter, G. S. 、Br. J. Pharmacol.(1995)、Vol. 115、160P]。アンタゴニスト効能を測定する実験においては、細胞を30分間隔で5パルスの最大下濃度のキンピロール(quinpirole)(hD2細胞の場合は100nM、hD3細胞の場合は30nM)で処理し、最低濃度の推定アンタゴニストに曝した。次の30分間の間隔の最後に、細胞を(アンタゴニストを存在させたままで)再びキンピロールでパルス処理し、ついで次の最高アンタゴニスト濃度に曝した。全部で5種の濃度のアンタゴニストを各実験にて使用した。各アゴニスト濃度に対するピーク酸性化速度を測定し、Robofitを用いて濃度阻害曲線に適合させた。
本発明を以下の実施例を用いて説明する。
調製例1:5−{5−[(3−クロロプロピル)チオ]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−2−メチルキノリン
1−ブロモ−3−クロロプロパン(2.0ml)含有のエタノール(60ml)中の4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−2,4−ジヒドロ−3H−1,2,4−トリアゾール−3−チオン(3.6g、WO02/40471の記載に従って製造)に、攪拌しながら水素化ナトリウム(0.60g、鉱油中60%)を注意して添加した。該混合物を還流温度で45分間加熱した。揮発分を減圧下で蒸発させ、残渣をカラムクロマトグラフィー(EtOAc−アセトン勾配)に付した。こうして得られた物質を石油エーテル(40−60、50ml)を添加することで熱EtOAc(20ml)から沈殿させ、冷却し、濾過により集めて標記化合物を無色結晶として得た(2.1g)。
NMR(1H,CDCl3):δ8.18(d,1H)、8.12(d,1H)、7.76(t,1H)、7.55(d,1H)、7.30(d,1H)、3.75(t,2H)、3.50(t,2H)、3.40(s,3H)、2.76(s,3H)、2.37(m,2H)。
調製例2:3−[(3−クロロプロピル)チオ]−4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール
4−メチル−1,3−オキサゾール−5−カルボン酸エチル(7.0g)を水酸化ナトリウム(8.0g)の水(70ml)中溶液と一緒に2時間攪拌した。得られた溶液を氷浴中にて冷却し、pHが2に達するまで激しく攪拌しながら濃水性HClをゆっくりと添加した。濾過、少量の冷水での洗浄および乾燥に付してオフホワイト色固体(3.5g)を得た。
この物質(5.4g)をDMF(60ml)中で4−メチル−3−チオセミカルバジド(4.6g)、1H−1,2,3−ベンゾトリアゾール−1−オール(1.1g)、N−[2−(ジメチルアミノ)エチル]−N’−エチルカルボジイミド塩酸塩(8.6g)およびトリエチルアミン(6.2ml)と14時間25℃にて反応させた。溶媒を減圧下で蒸発させ、残渣を水(150ml)中にてNaOH(8.5g)と一緒に70℃で3.5時間加熱した。得られた溶液を氷浴中にて冷却し、濃HCl水溶液(17.7ml)を激しく攪拌しながらゆっくりと添加した。濾過、少量の冷水での洗浄および乾燥に付して黄色粉末(5.3g)を得た。1−ブロモ−3−クロロプロパン(3.7ml)含有のEtOH(60ml)中のこの物質(4.8g)に、水素化ナトリウム(1.1g、鉱油中60%)を攪拌しながら注意して添加した。該混合物を60℃にて1.5時間加熱した。酢酸(0.15ml)を添加し、揮発性物質を減圧下で蒸発させ、残渣をカラムクロマトグラフィー(EtOAc−アセトン勾配)に付した。こうして得られた物質をシクロヘキサンでトリチュレートし、標記化合物(6.1g)を淡黄色固体として得た。
NMR(1H,CDCl3):δ7.90(s,1H)、3.70(s,5H)、3.40(t,2H)、2.52(s,3H)、2.30(m,2H)。
調製例3:3−{5−[(3−クロロプロピル)チオ]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}ピリジン
エタノール(6ml)中の4−メチル−5−(3−ピリジニル)−2,4−ジヒドロ−3H−1,2,4−トリアゾール−3−チオン(0.4g、WO02/40471の記載に従って調製)に、ナトリウムエタノレート(0.85ml)を、つづいて1−ブロモ−3−クロロプロパン(0.31ml)を攪拌しながら注意して添加した。該混合物を90℃で1時間加熱した。pHが4になるまで酢酸を室温にて添加した。減圧下で溶媒を除去した後、残渣をNaHCO3(飽和)およびDCMの間に分配した。有機層を集め、水相をDCMで2回洗浄した。合したDCM層を濃縮し、カラムクロマトグラフィー(EtOAc−アセトン勾配)に付して標記化合物(0.360g)を白色固体として得た。
NMR(1H,CDCl3):δ8.9(bs,1H)、8.8(bs,1H)、8.1(d,1H)、7.5(m,1H)、3.7(t,2H)、3.6(s,3H)、3.45(t,2H)、2.25(m,2H)。
調製例4:3−[(3−クロロプロピル)チオ]−4−メチル−5−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−4H−1,2,4−トリアゾール
エタノール(6ml)中の4−メチル−5−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−2,4−ジヒドロ−3H−1,2,4−トリアゾール−3−チオン(0.4g、WO02/40471の記載に従って調製)に、ナトリウムエタノレート(0.63ml)を、つづいて1−ブロモ−3−クロロプロパン(0.23ml)を攪拌しながら注意して添加した。該混合物を90℃で1時間加熱した。pHが4になるまで酢酸を室温にて添加した。溶媒を減圧下にて除去した後、残渣をNaHCO3(飽和)とDCMの間に分配した。有機層を集め、水相をDCMで2回抽出した。合したDCM層を濃縮し、カラムクロマトグラフィー(EtOAc−アセトン勾配)に付して標記化合物(0.394g)を白色固体として得た。
NMR(1H,CDCl3):δ7.75(s,4H)、3.7(t,2H)、3.6(s,3H)、3.45(t,2H)、2.3(m,2H)。
調製例5:3−[(3−クロロプロピル)チオ]−5−(3,4−ジフルオロフェニル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール
エタノール(6ml)中の5−(3,4−ジフルオロフェニル)−4−メチル−2,4−ジヒドロ−3H−1,2,4−トリアゾール−3−チオン(0.4g、WO02/40471の記載に従って調製)に、ナトリウムエタノレート(0.72ml)を、つづいて1−ブロモ−3−クロロプロパン(0.26ml)を攪拌しながら注意して添加した。該混合物を90℃で1時間加熱した。pHが4になるまで酢酸を室温にて添加した。溶媒を減圧下にて除去した後、残渣を水性NaHCO3(飽和)とDCMの間に分配した。有機層を集め、水相をDCMで2回抽出した。合したDCM層を濃縮し、カラムクロマトグラフィー(EtOAc−アセトン勾配)に付して標記化合物(0.36g)を白色固体として得た。
NMR(1H,CDCl3):δ7.45(m,1H)、7.35−7.2(mm,2H)、3.7(t,2H)、3.6(s,3H)、3.4(t,2H)、2.3(m,2H)。
調製例6:3−[(3−クロロプロピル)チオ]−4−メチル−5−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール
エタノール(6ml)中の4−メチル−5−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−2,4−ジヒドロ−3H−1,2,4−トリアゾール−3−チオン(0.4g、調製例2に記載の方法と同様にして調製)に、ナトリウムエタノレート(0.83ml)を、つづいて1−ブロモ−3−クロロプロパン(0.30ml)を攪拌しながら注意して添加した。該混合物を90℃で1時間加熱した。pHが4になるまで酢酸を室温にて添加した。溶媒を減圧下にて除去した後、残渣を水性NaHCO3(飽和)とDCMの間に分配した。有機層を集め、水相をDCMで2回抽出した。合したDCM層を濃縮し、カラムクロマトグラフィー(EtOAc−アセトン勾配)に付した。得られた固体をトリチュレーション(ジエチルエーテル)に供し、標記化合物(0.173g)を得た。
NMR(1H,CDCl3):δ4.05(d,2H)、3.65(t,2H)、3.5(t,2H)、3.45(s,3H)、3.45(t,2H)、2.9(m,1H)、2.25(m,2H)、2.05(m,2H)、1.8(d,2H)。
調製例7:7−ヒドロキシ−1,2,4,5−テトラヒドロ−ベンゾ[d]アゼピン−3−カルボン酸1,1−ジメチルエチル
48%臭素化水素水溶液(350ml)中の7−メトキシ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−3−ベンズアゼピン(10g、WO02/40471の記載に従って調製)を100℃で4時間攪拌させた。該混合物を20℃に冷却し、ついで蒸発乾固させ、粗ヒドロキシ化合物(14.5g)を褐色固体として得た。この固体をテトラヒドロフラン(100ml)および水(70ml)に溶かし、トリエチルアミン(8g)を、つづいてジ−tert−ブチルジカルボナート(14g)のテトラヒドロフラン(20ml)中溶液を滴下した。得られた混合物を20℃で16時間攪拌し、ついで酢酸エチル(200ml)と水(200ml)の間に分配させた。水層を酢酸エチル(100ml)で抽出した。合した有機抽出液を炭酸水素ナトリウム飽和水溶液(100ml)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、蒸発乾固させた。得られた油をヘキサン中10−30%酢酸エチルで溶出するシリカゲル上のクロマトグラフィーで精製し、標記化合物(8g)を白色固体として得た。
NMR(1H,CD3OD):δ6.96(1H,d)、6.50−6.62(2H、m)、4.95(1H,s)、3.40−3.60(4H、m)、2.75−2.87(4H、m)、1.48(9H、s)。MS(m/z):164[MH−Boc]+。
調製例8:7−ヒドロキシ−8−ニトロ−1,2,4,5−テトラヒドロ−3H−3−ベンズアゼピン−3−カルボン酸1,1−ジメチルエチル
硝酸(70%、3.44ml)を激しく攪拌しながら40分間にわたって氷浴にて冷却しつつDCM中の7−ヒドロキシ−1,2,4,5−テトラヒドロ−ベンゾ[d]アゼピン−3−カルボン酸1,1−ジメチルエチル(14.2g)に滴下した。さらに5分経過後、シリカゲル(15g)および炭酸水素ナトリウム粉末(5g)を添加し、攪拌を1.5時間続けた。該混合物をシリカゲルの層(1cm)を介して濾過し、該固体をEtOAcで洗浄した。得られた溶液を濃縮し、カラムクロマトグラフィーに供して標記化合物(8.54g)を黄色固体として得た。
NMR(1H,CDCl3):δ10.48(s,1H)、7.80(s,1H)、6.90(s,1H)、3.53(m,4H)、2.86(m,4H)、1.45(s,9H)。
調製例9:7−アミノ−8−ヒドロキシ−1,2,4,5−テトラヒドロ−3H−3−ベンズアゼピン−3−カルボン酸1,1−ジメチルエチル
7−ヒドロキシ−8−ニトロ−1,2,4,5−テトラヒドロ−3H−3−ベンズアゼピン−3−カルボン酸1,1−ジメチルエチル(8.2g)を、EtOH(200ml)中、10%Pd/C(1.4g)の存在下、大気圧の下で4時間水素化処理に付した。触媒を濾過で取り除き、揮発分を蒸発させ、標記化合物(7.4g)を褐色固体として得た。
NMR(1H,CDCl3):δ6.5(m,2H)、2.6−3.6(brm,11H)、1.45(s,9H)。
調製例10:2−メチル−5,6,8,9−テトラヒドロ−7H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン−7−カルボン酸1,1−ジメチルエチル
パラ−トルエンスルホン酸ピリジニウム(0.16g)の存在下、7−アミノ−8−ヒドロキシ−1,2,4,5−テトラヒドロ−3H−3−ベンズアゼピン−3−カルボン酸1,1−ジメチルエチル(1.7g)およびトリメチルオルトアセテート(1.2ml)を、乾燥DMF(20ml)中、70℃で90分間、つづいて105℃で2時間加熱した。揮発分を減圧下で蒸発させて標記化合物を得、それをさらに精製することなく使用した。
MS(m/z):303[MH]+。
調製例11:2−メチル−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン
2−メチル−5,6,8,9−テトラヒドロ−7H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン−7−カルボン酸1,1−ジメチルエチル(1.1g)をDCM(5ml)中のトリフルオロ酢酸(5ml)に25℃にて90分間曝した。減圧下で揮発分を除去した後、残渣をNa2CO3水溶液(2M)とDCMの間に分配した。有機層を集め、水相をDCMで2回抽出した。合したDCM層を濃縮し、標記化合物(0.84g)をオフホワイト固体として得た。
NMR(1H,CDCl3):δ7.38(s,1H)、7.24(s,1H)、3.05(m,8H)、2.65(s,3H)、NHは観察されなかった。
調製例12:6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン
7−アミノ−8−ヒドロキシ−1,2,4,5−テトラヒドロ−3H−3−ベンズアゼピン−3−カルボン酸1,1−ジメチルエチルを、トリメチルオルトホルミエート(trimethyl orthoformiate)を用いるが、調製例10と同様にして処理した。生成物を調製例11と同様にして処理し、標記化合物を淡黄色固体として得た(さらなる特徴付けを行うことなく使用した)。
調製例13:2−(1−メチルエチル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン
標記化合物を、一般的操作2に記載されるように、7−アミノ−8−ヒドロキシ−1,2,4,5−テトラヒドロ−3H−3−ベンズアゼピン−3−カルボン酸1,1−ジメチルエチルおよびイソブチリルクロリドより調製した。
調製例14:2−(1,1−ジメチルエチル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン
標記化合物を、一般的操作2に記載されるように、7−アミノ−8−ヒドロキシ−1,2,4,5−テトラヒドロ−3H−3−ベンズアゼピン−3−カルボン酸1,1−ジメチルエチルおよびピバロイルクロリドより調製した。
MS(m/z):245[MH]+。
調製例15:2−プロピル−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン
標記化合物を、一般的操作2に記載されるように、7−アミノ−8−ヒドロキシ−1,2,4,5−テトラヒドロ−3H−3−ベンズアゼピン−3−カルボン酸1,1−ジメチルエチルおよびブチリルクロリドより調製した。
調製例16:2−(2,2,2−トリフルオロエチル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン
標記化合物を、一般的操作2に記載されるように、7−アミノ−8−ヒドロキシ−1,2,4,5−テトラヒドロ−3H−3−ベンズアゼピン−3−カルボン酸1,1−ジメチルエチルおよび3,3,3−トリフルオロプロパノイルクロリドより調製した。後者の反応物は、クロロベンゼン溶液中、触媒量のDMFの存在下、3,3,3−トリフルオロプロパン酸を塩化オキサリル(1当量)を反応させることで得た。
調製例17:2−(トリフルオロメチル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン
7−アミノ−8−ヒドロキシ−1,2,4,5−テトラヒドロ−3H−3−ベンズアゼピン−3−カルボン酸1,1−ジメチルエチル(1.1g)をDCM(2ml)中でトリフルオロ酢酸(2ml)と反応させた。1時間後、揮発分を蒸発させて淡紫固体(1.5g)を得た。この物質(0.36g)をトリフルオロ酢酸無水物(0.31ml)とトリフルオロ酢酸(1.5ml)中80℃にて90分間反応させた。揮発分を減圧下で蒸発させた。クロロベンゼン(2ml)を添加し、混合物を還流温度で6時間加熱した。標記化合物(73mg)を揮発分の蒸発およびカラムクロマトグラフィー操作の後に得た。
NMR(1H,CDCl3):δ7.55(s,1H)、7.37(s,1H)、2.95−3.10(m,8H)、NHは観察されなかった。MS(m/z):257[MH]+。
調製例18:4−メチル−3−オキソ−3,4,6,7,9,10−ヘキサヒドロ[1,4]オキサジノ[2,3−h][3]ベンズアゼピン−8(2H)−カルボン酸1,1−ジメチルエチル
7−アミノ−8−ヒドロキシ−1,2,4,5−テトラヒドロ−3H−3−ベンズアゼピン−3−カルボン酸1,1−ジメチルエチル(0.50g)を、NaHCO3(0.27g)およびベンジルトリエチルアンモニウムクロリド(87mg)の存在下、0℃で90分間、つづいて還流温度で2時間、DCM(10ml)中の塩化クロロアセチル(0.16ml)と反応させた(Synthesis 1984、851を参照)。揮発分を蒸発させ、MeOH(5ml)および水性NaOH(1M、5ml)を添加し、得られた混合物を18時間攪拌した。水性NaHCO3を添加し、得られた混合物を減圧下で半分の体積にまで濃縮し、酢酸エチル:DCM(3:1)で抽出した。有機層を乾燥(MgSO4)させ、濾過した。揮発分を蒸発させ、残渣を酢酸エチル:石油エーテル(40−60)(1:9)でトリチュレートして無色固体(0.47g)を得た。0℃、DMF(2ml)中のこの物質(0.16g)に、ヨウ化エチル(0.036ml)およびNaH(鉱油中60%、29mg)を添加した。該混合物を25℃で4時間激しく攪拌した。水(10ml)を加え、その冷却した混合物を濾過し、水で洗浄し、残渣を乾燥させて標記化合物(0.16g)を褐色粉末として得た。
NMR(1H,CDCl3):δ6.73(s)および6.70(s,2H)、4.55(s,2H)、3.50(bs,4H)、3.30(s,3H)、2−75−2.90(m,4H)、1.45(s,9H)。MS(m/z):277[MH−C4H8]+。
調製例19:4−メチル−4,6,7,8,9,10−ヘキサヒドロ[1,4]オキサジノ[2,3−h][3]ベンズアゼピン−3(2H)−オン
4−メチル−3−オキソ−3,4,6,7,9,10−ヘキサヒドロ[1,4]オキサジノ[2,3−h][3]ベンズアゼピン−8(2H)−カルボン酸1,1−ジメチルエチル(0.16g)をDCM(4ml)中25℃で3時間TFA(2ml)と反応させた。減圧下で揮発分を除去した後、残渣を水性NaHCO3とDCMの間に分配した。有機層を集め、水相をDCMで2回抽出した。合したDCM層を乾燥(Na2CO3)させ、濾過し、濃縮して標記化合物を無色固体として得、それをさらに分析することなく使用した(0.11g)。
調製例20:2−(シクロプロピルメチル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン
標記化合物を、一般的操作2と同様にして、塩化シクロプロピルアセチル(クロロベンゼン中、室温にて1時間、シクロプロピル酢酸、塩化オキサリル(1.8ミリモル、1当量)および触媒量のDMFより系内にて得られた)を用いて黄色液体(0.66ミリモル)として調製した。
NMR(1H,CD3OD):δ7.4(m,2H)、3.3−3.1(m,8H)、2.75(d,2H)、1.20−1.05(m,1H)、0.5(m,2H)、0.25(m,2H)。MS(m/z):243[MH]+。
調製例21:2−エチル−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン
標記化合物を、一般的操作2と同様にして、塩化プロピオニル(7.9ミリモル)より調製し、黄色液体(4.9ミリモル)として得た。
NMR(1H,CDCl3):δ7.40(s,1H)、7.25(s,1H)、3.1(m,8H)、3.95(q,2H)、2.35(s,1H)、1.45(t,3H)。MS(m/z):217[MH]+。
調製例22:1−[8−ヒドロキシ−3−(トリフルオロアセチル)−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−3−ベンズアゼピン−7−イル]エタノン
7−(メチルオキシ)−1,2,4,5−テトラヒドロ−3H−3−ベンズアゼピン−3−カルボン酸1,1−ジメチルエチル(15ミリモル、WO02/40471の記載に従って調製)のDCM(30ml)中溶液に、TFA(10当量)を室温にて添加し、該反応混合物を4時間攪拌した。真空下で溶媒を除去し、残渣をDCM(30ml)およびEt3N(2当量)に溶かし、トリフルオロ酢酸無水物(1.3当量)を0℃にて添加した。該反応混合物を室温で3時間攪拌した。NaHCO3飽和水溶液を添加し、該混合物をDCM(3x30ml)で抽出した。合した有機層を濃縮し、ジクロロエタン(10ml)に溶かした残渣を前もって調製したAlCl3(2当量)および塩化アセチル(1.04当量)のジクロロエタン(20ml)中懸濁液に0℃にて添加した。該反応混合物を室温にて16時間攪拌し、HCl(1M)でクエンチし、DCM(3x30ml)で抽出した。合した有機層を濃縮し、残渣をDCM(30ml)に溶かし、BCl3(22.5ミリモル、DCM中1M)を−78℃で添加した。該反応混合物を−78℃で30分間、ついで室温で1時間攪拌した。水性HCl(1M、20ml)を加え、該混合物をDCMで2回抽出した。合した有機層を濃縮し、カラムクロマトグラフィーに付して標記化合物(9.7ミリモル)を黄色油として得た。
NMR(1H,CDCl3):δ12.2(s,1H)、7.45(d,1H)、6.8(d,1H)、3.65−3.80(m,4H)、2.95(m,4H)、2.65(s,3H)。MS(m/z):302[MH]+。
調製例23:3−メチル−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−イソキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン
1−[8−ヒドロキシ−3−(トリフルオロアセチル)−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−3−ベンズアゼピン−7−イル]エタノン(7.4ミリモル)のピリジン(15ml)中溶液に、ヒドロキシルアミン塩酸塩(8.9ミリモル)を室温にて添加し、該反応混合物を4時間攪拌した。溶媒を減圧下で除去し、残渣を10%水性Na2CO3とEtOAcの間に分配した。有機層を集め、水相をEtOAcで2回抽出した。合した有機層を濃縮し、得られた物質をTHF(5ml)に溶かし、Ph3P(15ミリモル)を加えた。該反応混合物を、DEAD(15ミリモル、トルエン中40%)をゆっくりと添加しながら、50℃で10分間攪拌した。該反応混合物を50℃で15分間攪拌し、ついで室温に冷却し、水(0.4ml)を添加した。溶媒を減圧下で除去し、残渣をカラムクロマトグラフィーに付して3−メチル−7−(トリフルオロアセチル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−イソキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピンを得た。
(NMR(1H,CDCl3):δ7.4−7.3(m,2H)、3.85−3.65(m,4H)、3.15−3.05(m,4H)、2.55(s,3H);MS(m/z):299[MH]+)。MeOH:H2O(1:1)中K2CO3(4当量)で処理し、標記化合物(1.3ミリモル)を淡黄色油として得、それをさらなる特徴化に付すことなく使用した。
調製例24:2−シクロプロピル−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン塩酸塩
標記化合物を、一般的操作2と同様にて、7−アミノ−8−ヒドロキシ−1,2,4,5−テトラヒドロ−3H−3−ベンズアゼピン−3−カルボン酸1,1−ジメチルエチル(調製例9、2.16ミリモル)および塩化シクロプロパンカルボニル(2.4ミリモル)より調製し、標記化合物(1.75ミリモル)を白色固体として得た。
NMR(1H,DMSO−D6):δ9.09(bs,2H)、7.50(s,1H)、7.47(s,1H)、3.78(bs,8H)、2.28(m,1H)、1.18(m,2H)、1.11(m,2H)。MS(m/z):229[MH]+。
調製例25:7−(2−クロロエチル)−2−メチル−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン
2−メチル−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン(1ミリモル)、クロロアセトアルデヒド(2ミリモル)、、NaBH(OAc)3(2ミリモル)の乾燥DME(10ml)中混合物を室温で3時間攪拌した。該混合物を水性Na2CO3(0.5M)とDCMの間に分配した。有機層を集め、水相をDCMで2回抽出した。合したDCM層を濃縮し、カラムクロマトグラフィー(EtOAc−アセトン勾配)に付して標記化合物(收率36%)を得た。
NMR(1H,CDCl3):δ7.40(s,1H)、7.18(s,1H)、3.75(t,2H)、3.10(m,4H)、2.94(t,2H)、2.76(m,4H)、2.65(s,3H)。MS(m/z):265[MH]+。
調製例26:7−ヒドロキシ−8−[(メチルスルホニル)アミノ]−1,2,4,5−テトラヒドロ−3H−3−ベンズアゼピン−3−カルボン酸1,1−ジメチルエチル
ピリジン(0.17ml)、塩化メタンスルホニル(0.16ml)およびジメチルアミノピリジン(触媒量)を、0℃にて、7アミノ−8−ヒドロキシ−1,2,4,5−テトラヒドロ−3H−3−ベンズアゼピン−3−カルボン酸1,1−ジメチルエチル(0.5g)のDCM(10ml)中溶液に添加した。該溶液を室温にて一夜攪拌した。揮発分を減圧下で蒸発させ、残渣を水性NaHCO3とDCMの間に分配した。有機層を濃縮し、カラムクロマトグラフィーに供し、標記化合物(0.53g)を黄色油として得た。MS(m/z):357[MH]+。
調製例27:4−(メチルスルホニル)−3,4,6,7,9,10−ヘキサヒドロ[1,4]オキサジノ[2,3−h][3]ベンズアゼピン−8(2H)−カルボン酸1,1−ジメチルエチル
炭酸カリウム(0.4g)の存在下、7−ヒドロキシ−8−[(メチルスルホニル)アミノ]−1,2,4,5−テトラヒドロ−3H−3−ベンズアゼピン−3−カルボン酸1,1−ジメチルエチル(0.55g)および1,2−ジブロモエタン(0.23ml)を、アセトン/水(1/1、8ml)中、還流温度で6時間で加熱した。揮発分を減圧下で蒸発させ、残渣を水性NaHCO3とDCMの間に分配した。有機層を集め、水相をDCMで2回抽出した。合した有機層を濃縮し、カラムクロマトグラフィーに供して標記化合物(0.75ミリモル)を白色のわずかに吸湿性の固体として得た。MS(m/z):383[MH]+。
調製例28:4−(メチルスルホニル)−2,3,4,6,7,8,9,10−オクタヒドロ[1,4]オキサジノ[2,3−h][3]ベンズアゼピン
標記化合物(30mg)を調製例11と同様にして4−(メチルスルホニル)−3,4,6,7,9,10−ヘキサヒドロ[1,4]オキサジノ[2,3−h][3]ベンズアゼピン−8(2H)−カルボン酸1,1−ジメチルエチル(55mg)より調製した。MS(m/z):283[MH]+。
調製例29:2−チオキソ−2,3,5,6,8,9−ヘキサヒドロ−7H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン−7−カルボン酸1,1−ジメチルエチル
7−アミノ−8−ヒドロキシ−1,2,4,5−テトラヒドロ−3H−3−ベンズアゼピン−3−カルボン酸1,1−ジメチルエチル(3.6ミリモル)およびカリウム[(エチルオキシ)カルボノチオイル]スルフィド(3.96ミリモル)をピリジン(6ml)に懸濁させ、該反応混合物を70℃で3時間加熱した。溶媒を減圧下で除去して粗生成物を得、酢酸エチルに溶かし、水で洗浄し、有機相を減圧下で蒸発させた後、標記化合物を黄色固体として得た(2.5ミリモル、收率69%)。
NMR(1H,DMSO−D6):δ7.05(s,1H)、6.9(s,1H)、3.4(bs,4H)、2.8(bs,4H)、1.35(s,9H)。
調製例30:2−(1−ピペリジニル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピンビス(トリフルオロ酢酸塩)
2−チオキソ−2,3,5,6,8,9−ヘキサヒドロ−7H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン−7−カルボン酸1,1−ジメチルエチル(0.134ミリモル)およびピペリジン(0.27ミリモル)をトルエン(1ml)に溶かした。該反応混合物を100℃で2時間加熱し、溶媒を減圧下で除去し、ついでトルエン(1ml)およびピペリジン(0.27ミリモル)をさらに加え、反応物を100℃で3時間加熱した。溶媒を減圧下で除去した。粗生成物をDCM(2ml)に溶かし、トリフルオロ酢酸(1ml)を添加し、該反応物を2時間攪拌した。揮発分を減圧下で除去して標記化合物を得、それをさらに精製することなく使用した。
MS(m/z):271[MH]+。
調製例31:N,N−ジメチル−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン−2−アミン
標記化合物を、調製例30の記載に従って、2−チオキソ−2,3,5,6,8,9−ヘキサヒドロ−7H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン−7−カルボン酸1,1−ジメチルエチル(1.7ミリモル)およびジメチルアミン(2M/THF、13.7ミリモル)より出発し、密封管中、70℃で4時間加熱して調製した。標記化合物をDCM/NaHCO3での後処理に付した後、遊離塩基(0.2ミリモル)として標記化合物を得、さらに精製することなく使用した。
MS(m/z):232[MH]+。
調製例32:3−エチル−7−(トリフルオロアセチル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−イソオキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン
1,1−ジメチルエチル7−(メチルオキシ)−1,2,4,5−テトラヒドロ−3H−3−ベンズアゼピン−3−カルボン酸(15ミリモル)を、調製例23の第一工程にて記載されるように、7−(メチルオキシ)−3−(トリフルオロアセチル)−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−3−ベンズアゼピンに変換した。この物質(14ミリモル)をジクロロエタン(10mL)に溶かし、0℃にて、前もって調製したAlCl3(4当量)および塩化プロピオニル(1.3当量)のジクロロエタン(20mL)中懸濁液に添加した。該反応混合物を解凍用氷浴中にて攪拌した。4時間後、それが12℃に達した時に、水性HCl(2M、40mL)を20分間にわたって注意して添加した。ジエチルエーテルを添加し、層を分離し、有機層を水およびブラインで洗浄し、MgSO4上で乾燥させた。揮発分を蒸発させ、残渣をジエチルエーテル:シクロヘキサン(1:1)で、ついでジエチルエーテルでトリチュレートして無色粉末(1−[8−ヒドロキシ−3−(トリフルオロアセチル)−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−3−ベンズアゼピン−7−イル]−1−プロパノン、1.2g)を得た。
この物質(0.43g)のピリジン(2mL)中溶液に、ヒドロキシルアミン塩酸塩(0.10g)を室温にて添加し、該反応混合物を16時間保持した。さらに、ヒドロキシルアミン塩酸塩(0.03g)を加えた。5時間後、溶媒を真空下で除去し、固体を形成し始めるまで、残渣を水(2mL)およびメタノール(4mL)で攪拌しながら処理した。さらに水(6mL)を添加した。得られた固体を濾過により集め、洗浄(水)し、乾燥させて白色粉末(0.39g)を得た。
この物質(0.10g)をTHF(1ml)に溶かし、Ph3P(0.13g)を添加した。該反応混合物を、アゾジカルボン酸ジイソプロピル(94μL)を1分間にわたって添加しながら、50℃で攪拌し、橙色溶液を得た。該反応混合物を50℃で15分間攪拌し、ついで室温に冷却し、水(4μL)を添加した。溶媒を真空下で除去し、残渣をカラムクロマトグラフィーに付し、さらなる変換について許容される純度の標記化合物(21mg、無色固体/フィルム)を得た。
NMR(1H,CDCl3):δ7.4−7.3(m,2H)、3.85−3.65(m,4H)、3.1(bs,4H)、2.9−3.05(m,2H)、1.4−1.5(m,3H)。
調製例32:3−エチル−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−イソオキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン
3−エチル−7−(トリフルオロアセチル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−イソオキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン(21mg)をNa2CO3(1mL、水中1M)とMeOH(2mL)中還流温度で3時間で反応させ、つづいて水とジクロロメタンの間に分配し、揮発分を有機相より蒸発させて、標記化合物を定量的收率の凝固黄色油として得た。該物質をそのままさらに特徴化することなく使用した。
調製例34:2−(1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−イル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン
標記化合物を一般的操作2の記載に従って7−アミノ−8−ヒドロキシ−1,2,4,5−テトラヒドロ−3H−3−ベンズアゼピン−3−カルボン酸1,1−ジメチルエチルおよび1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−カルボニルクロリドより調製した。後者の反応物は、ジクロロメタン溶液中、触媒量のジメチルホルムアミドの存在下、1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−カルボン酸(1.3当量)を反応させ、つづいて1.5時間後、25℃にて揮発分を蒸発させることで得られた。
MS(m/z):283[MH]+。
調製例35:2−(ペンタフルオロエチル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン
7−アミノ−8−ヒドロキシ−1,2,4,5−テトラヒドロ−3H−3−ベンズアゼピン−3−カルボン酸1,1−ジメチルエチル(0.48g)を、クロロベンゼン中、還流温度で5時間、無水ペンタフルオロプロピオニル(1.2当量)およびピリジン(1.2当量)と反応させた。この時間の経過後、濃硫酸(1滴)を添加し、加熱を続けた。1時間後、ポリリン酸(約0.5g)を添加し、質量スペクトル分析が完全な縮合環化を示すまでの30分間、加熱を続けた。揮発分を蒸発させ、水性Na2CO3を注意して添加し、該混合物をジクロロメタンで抽出した。揮発分を蒸発させ、カラムクロマトグラフィーに付して、標記化合物(0.34g)を無色固体として得た。
調製例36:7−ヒドロキシ−8−プロパノイル−1,2,4,5−テトラヒドロ−3H−3−ベンズアゼピン−3−カルボン酸1,1−ジメチルエチル
1−[8−ヒドロキシ−3−(トリフルオロアセチル)−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−3−ベンズアゼピン−7−イル]−1−プロパノン(17ミリモル、調製例32の第一工程を参照のこと)を水(20mL)およびメタノール(20mL)中にてNa2CO3(20ミリモル)と70℃で短期間加熱し、ついで攪拌しながらゆっくりと冷却する油浴にて16時間維持した。揮発分を蒸発させ、残りに水(10mL)、テトラヒドロフラン(30mL)およびジ−tert−ブチルジカーボネート(2.3g)を添加した。該混合物を24時間攪拌し、濾過し、その固体をEtOAcで洗浄した。得られた溶液を水と付加的なEtOAcの間に分配し、有機層を洗浄(ブライン)し、揮発分を減圧下で蒸発させ、残渣をシクロヘキサン(15mL)でトリチュレートし、標記化合物を黄色固体として得た(2.4g)。
NMR(1H,CDC13):δ12.22(s,1H)、7.45(s,1H)、6.72(s,1H)、3.45−3.6(m,4H)、2.97(q,2H)、2.8−2.9(m,4H)、1.47(s,9H)、1.21(t,3H)
調製例37:7−{[(ノナフルオロブチル)スルホニル]オキシ}−8−プロパノイル−1,2,4,5−テトラヒドロ−3H−3−ベンズアゼピン−3−カルボン酸1,1−ジメチルエチル
ジメチルホルムアミド(15mL)およびトルエン(5mL)中の7−ヒドロキシ−8−プロパノイル−1,2,4,5−テトラヒドロ−3H−3−ベンズアゼピン−3−カルボン酸1,1−ジメチルエチル(6.9ミリモル)およびノナフリルフルオリド(1.9mL)に、激しく攪拌しながら、そして氷浴にて冷却しながらNaH(1.5当量)を添加した。10分後、該混合物を25℃に加温した。出発物質を完全に消費させるために、以下の工程を連続して行った:N,N−ジメチル−4−ピリジナミン(0.04g)を添加し、100℃に加熱し、ノナフリルフルオリド(1.9mL)およびエチル[ビス(1−メチルエチル)]アミン(3.6mL)を70℃で4時間、つづいて25℃で3日間加熱しながら添加した。得られた混合物を水性NaHCO3とジクロロメタンの間に分配し、水層をEtOAcで抽出し、合した有機層からの揮発分を蒸発させ、残渣をカラムクロマトグラフィーに付して精製し、黄色の粘性油(1.5g)を得た。
MS(m/z):546[M−C4H8+H]+;624[MNa]+。
調製例38:3−エチル−1−メチル−1,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロアゼピノ[4,5−f]インダゾール
7−{[(ノナフルオロブチル)スルホニル]オキシ}−8−プロパノイル−1,2,4,5−テトラヒドロ−3H−3−ベンズアゼピン−3−カルボン酸1,1−ジメチルエチル(0.30g)を、パラ−トルエンスルホン酸(0.2当量)の存在下、ピリジン(1mL)中のメチルヒドラジン(85μL)と4日間にわたって反応させた。該混合物を水性Na2CO3(0.5M)およびジクロロメタンの間に分配した。この混合物をIsolute HM−Nカートリッジに充填し、ジクロロメタンで溶出した。揮発分を蒸発させ、そのジオキサン(2mL)中の残渣を、40℃で40分間音波処理することで予め形成された酢酸パラジウム(13mg)、2,2’−ビス(ジフェニルホスフィノ)−1,1’−ビナフチル(53mg)およびCs2CO3(0.26g)のジオキサン(3mL)中混合物に添加した。得られた黒色混合物を100℃で5時間加熱し、水とEtOAcの間に分配し、有機層を洗浄し(ブライン)、揮発分を蒸発させ、残渣をカラムクロマトグラフィーに付し、MSによれば所望の物質に富む48mgの黄色油を得た。この物質をジクロロメタン(3mL)およびトリフルオロ酢酸(1mL)に溶かした。16時間後、溶媒を真空下で除去し、残渣をカラムクロマトグラフィーに供し、標記化合物(10mg)を淡黄色フィルムとして得た。
MS(m/z):230[MH]+。
調製例39:2−(1,1−ジフルオロエチル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン
2,2−ジフルオロプロピオン酸(0.28g)を、3滴のジメチルホルムアミド含有のクロロベンゼン(4.7mL)中、塩化オキサリル(0.22g)と25℃で1.5時間反応させ、約0.5Mの溶液を得た。1.6mLのこの溶液を、ピリジン(0.13mL)含有の7−アミノ−8−ヒドロキシ−1,2,4,5−テトラヒドロ−3H−3−ベンズアゼピン−3−カルボン酸1,1−ジメチルエチル(0.17g)に加え、還流温度で5時間加熱した。ポリリン酸(約0.4g)を加え、加熱を110℃で40分間続けた。揮発分を蒸発させ、その残渣に水およびNa2CO3を氷浴にて冷却しながら注意して添加し(pH8−9まで)、その混合物をジクロロメタンで3回抽出した。揮発分を合した有機抽出液より蒸発させた後に、標記化合物(0.080g)を無色固体として得、それをさらに精製することなく次の工程に使用した。
調製例40:3−アセチル−7−ニトロ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−3−ベンズアゼピン
HN03(70%)の10℃での冷却溶液に、3−アセチル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−3−ベンズアゼピン(6.8g、WO02/40471の記載に従って調製)を20分間にわたって滴下した。添加後、該混合物を室温に加温し、さらに4時間攪拌した。混合物を氷中に注ぎ、NaOH(濃縮)を用いてpHを11に調節し、DCMで抽出した。有機層を集め、水相をDCMで2回抽出した。合したDCM層を濃縮し、標的化合物(7.74g)を得、さらに精製することなくさらなる変換に用いた。
NMR(1H,CDC13):δ8.00(s,1H)、7.25(dd,2H)、3.75(m,2H)、3.60(m,2H)、3.05(2t,4H)、2.15(s,3H)。MS(m/z):235[MH]+。
調製例41:7−ニトロ−2.3.4,5−テトラヒドロ−1H−3−ベンズアゼピン
3−アセチル−7−ニトロ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−3−ベンズアゼピン(2.9g)のHCl(濃縮)(200ml)中溶液を48時間還流させた。混合物を0℃に冷却し、NaOH(濃縮)で中和し、ついでDCMで抽出した。有機層を集め、水相をDCMで2回抽出した。合したDCM層を濃縮し、標的化合物(2.33g)を得た。
MS(m/z):193[MH]+。
調製例42:7−ニトロ−1,2,4,5−テトラヒドロ−3H−3−ベンズアゼピン−3カルボン酸1,1−ジメチルエチル
7−ニトロ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−3−ベンズアゼピン(2.33g)の乾燥DCM(120ml)中溶液に、TEA(4.2ml、2.5当量)、BOC20(6.1g、2.3当量)、DMAP(296mg、0.2当量)を加えた。該混合物を室温で1時間攪拌し、ついで溶媒を真空下で蒸発させた。こうして得られた物質をシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィー(ヘキサン中20%酢酸エチルで溶出)により精製し、標記化合物(3.25g)を得た。
MS(m/z):237[M−56]+。
調製例43:7−アミノ−1,2,4,5−テトラヒドロ−3H−3−ベンズアゼピン−3カルボン酸1,1−ジメチルエチル
7−ニトロ−1,2,4,5−テトラヒドロ−3H−3−ベンズアゼピン−3−カルボン酸1,1−ジメチルエチル(3.25g)を、MeOH(130ml)中、10%pd/C(0.32g)の存在下、常圧の下、25℃で3時間水素添加した。濾過で触媒を除去し、減圧下で溶媒を蒸発させ、得られた残渣をシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィー(ヘキサン中40%酢酸エチルで溶出)に付して精製し、標記化合物(2.55g)を得た。
MS(m/z):207[M−56]+。
調製例44:7−(アセチルアミノ)−1,2,4,5−テトラヒドロ−3H−3ベンズアゼピン−3−カルボン酸1,1−ジメチルエチル
7−アミノ−1,2,4,5−テトラヒドロ−3H−3−ベンズアゼピン−3−カルボン酸1,1−ジメチルエチル(995mg)を乾燥DCM(10ml)中で攪拌し、TEA(0.634ml)および塩化アセチル(0.275ml)で処理し、室温で3時間攪拌した。ついで、混合物をNaHCO3飽和水溶液とDCMの間に分配した。有機層を集め、水相をDCMで2回洗浄した。合したDCM層を濃縮し、残渣をヘキサン中50%酢酸エチルで溶出するシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーに付して精製し、標記化合物(818mg)を得た。
MS(m/z):305[MH]+、327[M+Na]+。
調製例45:7−(エタンチオイルアミノ)−1,2,4,5−テトラヒドロ−3H−3−ベンズアゼピン−3−カルボン酸1,1−ジメチルエチル
7−(アセチルアミノ)−1,2,4,5−テトラヒドロ−3H−3−ベンズアゼピン−3−カルボン酸1,1−ジメチルエチル(818mg)およびローソン試薬(1.1g)をトルエン(10ml)中で合し、1.5時間還流させた。冷却後、反応物を酢酸エチル/NaHCO3(飽和溶液)で後処理した。合した有機層を濃縮し、残渣をヘキサン中40%酢酸エチルで溶出するシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーに付して精製し、標記化合物(411mg)を得た。
MS(m/z):321[MH]+、265[M−56]+。
調製例46:2−メチル−5,6,8,9−テトラヒドロ−7H−(1,3]チアゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン−7−カルボン酸1,1−ジメチルエチル
7−(エタンチオイルアミノ)−1,2,4,5−テトラヒドロ−3H−3−ベンズアゼピン−3−カルボン酸(411mg)1,1−ジメチルエチルをMeOH(12ml)および1N NaOH(6.1ml)に溶かし、H20(12ml)中のカリウムフェリシアニド[K3Fe(CN)6](2.1g)に添加した。この混合物を60℃に1.5時間加温し、室温に冷却し、濃縮し、こうして得られた物質をヘキサン中20%酢酸エチルで溶出するシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーに付して精製し、標記化合物とその位置異性体の2:1の混合物(167mg)を得、それをさらにそのまま使用した。
MS(m/z):321[MH]+、265[M−56]+。
調製例47:2−メチル−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]チアゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン
2−メチル−6,7,9,10−テトラヒドロ−8H−[1,3]チアゾロ[5、4−g][3]ベンズアゼピン−8−カルボン酸1,1−ジメチルエチル(167mg)をDCM(5ml)に溶かし、TFA(2ml)に添加した。該混合物を室温で1時間攪拌し、ついで濃縮して標記化合物とその位置異性体の2:1の混合物(139mg)を得、それをさらにそのまま使用した。
MS(m/z):219[MH]+。
調製例48:7−(プロパノイルアミノ)−1,2,4,5−テトラヒドロ−3H−3−ベンズアゼピン−3−カルボン酸1,1−ジメチルエチル
標記化合物を、調製例44の操作と同様にして、7アミノ−1,2,4,5−テトラヒドロ−3H−3−ベンズアゼピン−3−カルボン酸1,1−ジメチルエチル(1.5g)より1.26gの収量にて調製した。
MS(m/z):318[MH]+、341[M+Na]+。
調製例49:7−(プロパンチオイルアミノ)−1,2,4,5−テトラヒドロ−3H−3ベンズアゼピン−3−カルボン酸1,1−ジメチルエチル
標記化合物を、調製例45の操作と同様にして、7−(プロパノイルアミノ)−1,2,4,5−テトラヒドロ−3H−3−ベンズアゼピン−3−カルボン酸1,1−ジメチルエチル(1.26g)より750mgの収量にて調製した。
MS(m/z):334[MH]+、278[M−56]+。
調製例50:2−エチル−5,6,8,9−テトラヒドロ−7H−[1,3]チアゾロ[4,5−h[3]ベンズアゼピン−7−カルボン酸1,1−ジメチルエチル
標記化合物を、調製例46の操作と同様にして、7−(プロパンチオイルアミノ)−1,2,4,5−テトラヒドロ−3H−3−ベンズアゼピン−3−カルボン酸1,1−ジメチルエチル(750mg)より調製し、その位置異性体との2:1の混合物として653mgの収量にて得、さらにそのまま使用した。
MS(m/z):332[MH]+、276[M−56]+。
調製例51:2−エチル−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]チアゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン
標記化合物を、調製例47の操作と同様にして、2−エチル−5,6,8,9−テトラヒドロ−7H−[1,3]チアゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン−7−カルボン酸1,1−ジメチルエチル(653mg)より調製し、その位置異性体との2:1の混合物として422mgの収量にて得、さらにそのまま使用した。
MS(m/z):232[MH]+。
調製例52:6−ブロモ−7−ヒドロキシ−8−ニトロ−1,2,4,5−テトラヒドロ−3H−3−ベンズアゼピン−3−カルボン酸1,1−ジメチルエチル
7−ヒドロキシ−8−ニトロ−1,2,4,5−テトラヒドロ−3H−3−ベンズアゼピン−3−カルボン酸1,1−ジメチルエチル(71mg)の臭素化を、窒素下、−15℃にてDCM(2.2ml)中のNBS(41mg)およびSiO2(426mg)を用いて行った。15分経過後、SiO2を濾去し、溶媒を減圧下で蒸発させた。粗製物をシリカゲル(酢酸エチル/石油エーテル、1/9)上で精製し、標記化合物を黄色固体として得た(72mg)。
(1H−NMR、CDCl3):11.27(s,1H);7.87(s,1H);3.59(m,4H);3.31(m,2H);2.97(m,2H);1.45(s,9H)。MS(m/z):388[MH]+。
調製例53:8−アミノ−6−ブロモ−7−ヒドロキシ−1,2,4,5−テトラヒドロ−3H−3−ベンズアゼピン−3−カルボン酸1,1−ジメチルエチル
6−ブロモ−7−ヒドロキシ−8−ニトロ−1,2,4,5−テトラヒドロ−3H−3−ベンズアゼピン−3−カルボン酸1,1−ジメチルエチル(200mg)を、MeOH(5ml)中、室温で45分間、Ni/ラニーを触媒として用いて水素添加(20psi)することで8−アミノ−6−ブロモ−7−ヒドロキシ−1,2,4,5−テトラヒドロ−3H−3−ベンズアゼピン−3−カルボン酸1,1−ジメチルエチルに還元した。触媒を濾去し、溶媒を減圧下で蒸発させた。粗製物をシリカゲル(酢酸エチル/石油エーテル、1/1)上で精製し、標記化合物(160mg)を得た。
(1H−NMR、CDCl3):6.48(s,1H);3.52(m,4H);3.04(m,2H);2.79(m,2H);1.93(sbr,3H);1.45(s,9H)。MS(m/z):358[MH]+。
調製例54:10−ブロモ−2−メチル−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン−7−カルボン酸1,1−ジメチルエチル
8−アミノ−6−ブロモ−7−ヒドロキシ−1,2,4,5−テトラヒドロ−3H−3−ベンズアゼピン−3−カルボン酸1,1−ジメチルエチル(1.604g)を、乾燥DMF(23ml)中、60℃で1.5時間、オルト酢酸トリメチル(0.856ml)およびp−トルエンスルホン酸ピリジニウム(112mg)で処理した。揮発分を減圧下で蒸発させ、残渣をシリカゲル(酢酸エチル/石油エーテル、1/6)上で精製し、標記化合物を白色固体として得た(1.553g、收率90%)。
(1H−NMR、MeOD):7.36(s,1H);3.58(dd,4H);3.25(dd,2H);3.07(dd,2H);2.62(s,3H);1.32(sbr,9H)。MS(m/z):382[MH]+。
調製例55:10−ブロモ−2−メチル−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン
10−ブロモ−2−メチル−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン−7−カルボン酸(71mg)のDCM(2.1ml)中攪拌溶液に、TFA(0.9ml)を滴下した。30分後、該混合物をDCMで希釈し、5%K2CO3で洗浄した。有機相を乾燥(Na2SO4)させ、濃縮して標記化合物(52mg)を得た。
MS(m/z):282[MH]+。
調製例56:10−ブロモ−2−エチル−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン−7−カルボン酸1,1−ジメチルエチル
標記化合物を、調製例54の操作と同様にして、8−アミノ−6−ブロモ−7−ヒドロキシ−1,2,4,5−テトラヒドロ−3H−3−ベンズアゼピン−3−カルボン酸1,1−ジメチルエチル(1.4g)より調製し、無色油として得た(1.532mg、收率98%)。
(1H−NMR、MeOD):7.38(s,1H);3.58(dd,4H);3.26(dd,2H);3.08(dd,2H);2.97(q,2H);1.41(t,3H);1.32(sbr,9H)。MS(m/z):396[MH]+。
調製例57:10−ブロモ−2−エチル−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン
標記化合物を、調製例55の操作と同様にして、10ブロモ−2−エチル−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン−7−カルボン酸1,1−ジメチルエチル(600mg)より447mgの収量にて調製した。
MS(m/z):296[MH]+。
調製例58:10−ブロモ−2−(トリフルオロメチル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン
8−アミノ−6−ブロモ−7−ヒドロキシ−1,2,4,5−テトラヒドロ−3H−3−ベンズアゼピン−3−カルボン酸1,1−ジメチルエチル(1.6g)を、DCM(32ml)中、0℃で20分間、無水トリフルオロ酢酸(0.775ml)およびピリジン(0.542ml)と反応させた。溶媒を蒸発させ、残渣をEt2Oに溶かし、水およびブラインで洗浄した。有機相を乾燥(Na2SO4)させ、濃縮して対応するトリフルオロアセトアミド(2.005g)を得た。この中間体をさらに精製することなくPPA(6g)と120℃で30分間反応させ、該混合物を5%NaHCO3で塩基性にし、DCMで抽出した。有機相を乾燥(Na2SO4)させて濃縮した。残渣をシリカゲル(DCM/MeOH/濃NH40H、100/4/0.4)上で精製し、標記化合物を灰色固体として得た(1.093g、收率72%)。
(1H−NMR、MeOD):7.61(s,1H);3.37(m,2H);3.16(m,2H);2.98−2.88(m,4H)。MS(m/z):336[MH]+。
調製例59:5−{5−[(4−クロロブチル)チオ]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−2−メチルキノリン
4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−2,4−ジヒドロ−3H−1,2,4−トリアゾール−3−チオン(400mg)を、無水EtOH(6.5ml)中、還流温度で45分間、1−ブロモ−4−クロロ−ブタン(0.233ml)およびNaH(60%、69mg)と反応させた。酢酸エチルを加え、不溶性の塩を濾去し、溶媒を減圧下で蒸発させた。粗製物をシリカゲル(溶出液:酢酸エチルから酢酸エチル/アセトン(1/1))上で精製し、所望の化合物を淡黄色固体として得た(430mg、收率79%)。
(1H−NMR、CDCl3):8.32−8.16(m,2H);7.81(dd,1H);7.58(dd,1H);7.35(d,1H);3.62(t,2H);3.42(s,3H);3.41(t,2H);2.81(s,3H);2.12−1.94(m,4H).MS(m/z):347[MH]+。
調製例60:N−(2,2−ジメトキシ−エチル)−2−(3−メトキシ−2−メチル−フェニル)−アセトアミド
(3−メトキシ−2−メチル−フェニル)−酢酸(18.2g、Tetrahedron Letters,1980、Vol.21、3309−3312)のDCM(500ml)およびDMF(5ml)中攪拌溶液に、室温にて塩化オキサリル(19.7ml)を滴下した。
3時間後、揮発分を減圧下で蒸発させ、残渣をDCM(100ml)に溶かし、室温にて2,2−ジメトキシ−エチルアミン(10.67g、1当量)およびトリエチルアミン(16ml、1.1当量)のDCM(400ml)中攪拌溶液に滴下した。24時間後、該混合物を水、10%酢酸、飽和NaHCO3およびブラインで洗浄した。有機相を乾燥(Na2SO4)させ、濃縮して25gの所望の生成物(收率92%)を得た。
MS(m/z):268[MH]+。
調製例61:8−メトキシ−9−メチル−1,3−ジヒドロ−ベンゾ[d]アゼピン−2−オン
N−(2,2−ジメトキシ−エチル)−2−(3−メトキシ−2−メチル−フェニル)−アセトアミド(23g)の酢酸(40ml)および濃HCl(40ml)中溶液を室温で24時間攪拌した。氷を激しく攪拌しながら加え、得られた沈殿物を濾過した(10.9g、收率62%)。
MS(m/z):204[MH]+。
調製例62:8−メトキシ−9−メチル−1,3,4,5−テトラヒドロ−ベンゾ[d]アゼピン−2−オン
触媒として10%Pd/C(1.3g)を用い、AcOH(室温、40psi)にて水素添加することで、8−メトキシ−9−メチル−1,3−ジヒドロ−ベンゾ[d]アゼピン−2−オン(10.9g)を8−メトキシ−9−メチル−1,3,4,5−テトラヒドロ−ベンゾ[d]アゼピン−2−オンに還元した。触媒を濾去し、溶媒を減圧下で蒸発させて所望の生成物(11g、定収量)を得た。
MS(m/z):206[MH]+。
調製例63:7−メトキシ−6−メチル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[d]アゼピン
窒素雰囲気下、5℃の8−メトキシ−9−メチル−1,3,4,5−テトラヒドロ−ベンゾ[d]アゼピン−2−オン(4g)のトルエン中攪拌混合物に、ボランジメチルスルフィド(3ml)を滴下した。該混合物を3時間還流した。室温に冷却した後、40mlの10%HCl(40ml)を添加し、該混合物を3時間還流した。
室温に冷却した後、該混合物を水で希釈し、エチルエーテルで洗浄した。水相を10%NaOHで塩基性にし、DCMで抽出した。有機相を乾燥(Na2SO4)させ、濃縮して所望の生成物(1.3g、收率32%)を得た。
MS(m/z):192[MH]+。
調製例64:7−ヒドロキシ−6−メチル−1,2,4,5−テトラヒドロ−3H−3−ベンズアゼピン−3−カルボン酸1,1−ジメチルエチル
7−メトキシ−6−メチル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[d]アゼピン塩酸塩(8.6g)を、110℃で4時間、48%HBr(100ml)と反応させた;揮発分を減圧下で蒸発させ、粗7−ヒドロキシ−6−メチル−1,2,4,5−テトラヒドロ−3H−3−ベンズアゼピン臭化水素酸塩(10.2g)を得た。
ジ−tert−ブチルジカルボネート(11.2g、1.35当量)を、室温にて、該粗7−ヒドロキシ−6−メチル−1,2,4,5−テトラヒドロ−3H−3−ベンズアゼピン臭化水素酸塩およびトリエチルアミン(12.7ml、2.4当量)のTHF(200ml)中攪拌溶液に添加した。3時間後、溶媒を蒸発させ、残渣をエチルエーテルおよび5%クエン酸に溶かした;有機相を分離し、飽和NaClで洗浄し、乾燥(Na2SO4)させて濃縮した。残渣をシリカゲル(酢酸エチル/石油エーテル:2/8)上で精製し、所望の生成物(9.0g、收率86%)を得た。
(1H−NMR、CDCl3):6.82(d,1H);6.55(d,1H);4.75(sbr,1H);3.54(m,4H);2.92(m,2H);2.83(m,2H);2.21(s,3H);1.45(s,9H)。MS(m/z):278[MH]+。
調製例65:7−ヒドロキシ−6−メチル−8−ニトロ−1,2,4,5−テトラヒドロ−3H−3−ベンズアゼピン−3−カルボン酸1,1−ジメチルエチル
硝酸(65%、0.370ml)を激しく攪拌しながら−15℃にてDCM(5.7ml)中の7−ヒドロキシ−6−メチル−1,2,4,5−テトラヒドロ−3H−3−ベンズアゼピン−3−カルボン酸1,1−ジメチルエチル(600mg)およびシリカゲル(1.67g)に滴下した。30分後、DCM/MeOH/濃NH40H:10/3/1.5の混合物を添加し、シリカゲルを濾去した。溶媒を減圧下で蒸発させ、残渣をシリカゲル(酢酸エチル/石油エーテル:15/85)上で精製し、所望の化合物(470mg、收率67%)を得た。
(1H−NMR、CDCl3):11.06(s,1H);7.74(s,1H);3.56(m,4H);2.99(m,2H);2.90(m,2H);2.29(s,3H);1.44(s,9H)。MS(m/z):323[MH]+。
調製例66:8−アミノ−7−ヒドロキシ−6−メチル−1,2,4,5−テトラヒドロ−3H−3−ベンズアゼピン−3−カルボン酸1,1−ジメチルエチル
標記化合物を、調製例53と同様にして、7−ヒドロキシ−6−メチル−8−ニトロ−1,2,4,5−テトラヒドロ−3H−3−ベンズアゼピン−3−カルボン酸1,1−ジメチルエチル(4.59g)から3.99gの収量にて得た。
(1H−NMR、CDCl3):6.50(s,1H);3.50(m,4H);3.23(sbr,3H);2.89−2.69(m,4H);2.19(s,3H);1.45(s,9H)。MS(m/z):293[MH]+。
調製例67:2,10−ジメチル−5,6,8,9−テトラヒドロ−7H−[1.3]オキサゾロ[4.5−h][3]ベンズアゼピン−7−カルボン酸1,1−ジメチルエチル
8−アミノ−7−ヒドロキシ−6−メチル−1,2,4,5−テトラヒドロ−3H−3−ベンズアゼピン−3−カルボン酸1,1−ジメチルエチル(1.1g)を、60℃にて1.5時間、乾燥DMF(19ml)中にてオルト酢酸トリメチル(0.718ml)およびp−トルエンスルホン酸ピリジニウム(94mg)と反応させた。揮発分を減圧下で蒸発させ、残渣をシリカゲル(酢酸エチル/石油エーテル:1/4)上で精製し、標記化合物を白色固体として得た(1.127g、收率94%)。
(1H−NMR、MeOD):7.21(s,1H);3.56(dd,4H);3.01(m,4H);2.59(s,3H);2.46(s,3H);1.32(s,9H)。MS(m/z):317[MH]+。
調製例68:2,10−ジメチル−5,6,8,9−テトラヒドロ−7H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン
標記化合物を、調製例55と同様にして、2,10−ジメチル−5,6,8,9−テトラヒドロ−7H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン−7−カルボン酸1,1−ジメチルエチル(500mg)より340mgの収量にて得た。
MS(m/z):217[MH]+。
調製例69:2−エチル−10−メチル−5,6,8,9−テトラヒドロ−7H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン−7−カルボン酸1,1−ジメチルエチル
8−アミノ−7−ヒドロキシ−6−メチル−1,2,4,5−テトラヒドロ−3H−3−ベンズアゼピン−3−カルボン酸1,1−ジメチルエチル(1.1g)を、60℃で1.5時間、乾燥DMF(19ml)中にてオルトプロピオン酸トリメチル(0.802ml)およびp−トルエンスルホン酸ピリジニウム(0.1当量)と反応させた。揮発分を減圧下で蒸発させ、残渣をシリカゲル(酢酸エチル/石油エーテル:1/4)上で精製し、標記化合物を白色固体として得た(1.18g、收率95%)。
(1H−NMR、MeOD):7.23(s,1H);3.55(dd,4H);3.01(m,4H);2.94(q,2H);2.46(s,3H);1.40(t,3H);1.32(s,9H)。MS(m/z):331[MH]+。
調製例70:2−エチル−10−メチル−5,6,8,9−テトラヒドロ−7H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン
標記化合物を、調製例55と同様にして、2−エチル−10−メチル−5,6,8,9−テトラヒドロ−7H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン−7−カルボン酸1,1−ジメチルエチル(500mg)より345mgの収量にて調製した。
MS(m/z):231[MH]+。
調製例71:10−メチル−2−(トリフルオロメチル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン
8−アミノ−7−ヒドロキシ−6−メチル−1,2,4,5−テトラヒドロ−3H−3−ベンズアゼピン−3−カルボン酸1,1−ジメチルエチル(1.766g)を、乾燥DCM(43ml)中、0℃で20分間、無水トリフルオロ酢酸(1.046ml)およびピリジン(0.731ml)と反応させた。溶媒を蒸発させ、残渣をEt2Oに溶かし、水およびブラインで洗浄した。有機相を乾燥(Na2SO4)させ、濃縮して対応するトリフルオロアセトアミド(2.350g、定収量)を得た。この中間体を何ら精製することなくPPA(8g)と120℃で30分間反応させ、該混合物を5%NaHCO3で塩基性にし、DCMで抽出した。有機相を乾燥(Na2SO4)させ、濃縮した。残渣をシリカゲル(DCM/MeOH/濃NH40H:100/6/0.6)上で精製し、標記化合物を灰色固体として得た(963mg、收率59%)。
(1H−NMR、MeOD):7.46(s,1H);3.12(m,4H);2.94(m,4H);2.51(s,3H)。MS(m/z):271[MH]+。
調製例72:3−[10−ブロモ−2−(トリフルオロメチル)−5,6,8,9−テトラヒドロ−7H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン−7−イル]−1−ブタノール
10−ブロモ−2−(トリフルオロメチル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン(250mg、1当量)、4−ヒドロキシ−ブタン−2−オン(0.077ml、1.2当量)、酢酸(0.042ml、1当量)およびトリアセトキシホウ水素化ナトリウム(314mg、2当量)のTHF(2.5ml)中混合物を室温で20時間攪拌した。付加的な4−ヒドロキシ−ブタン−2−オン(0.24当量)およびトリアセトキシホウ水素化ナトリウム(0.4当量)を添加し、該混合物を5時間攪拌した。ついで、該混合物をDCMで希釈し、5%NaHCO3およびブラインで洗浄した。有機相を乾燥(Na2SO4)させ、濃縮した。粗製物をシリカゲル(DCM/MeOH/濃NH40H:100/2.5/0.25)上で精製して標記化合物(218mg、收率72%)を得た。
MS(m/z):408[MH]+。
調製例73:3−{10−ブロモ−2−メチル−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン}−ブタン−1−オール
10−ブロモ−2−メチル−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン(200mg)を、調製例72に従って、4−ヒドロキシ−ブタン−2−オンと反応させ、標記化合物(167mg、收率66%;シリカゲルでの精製、溶出液:DCM/MeOH/濃NH40H:100/3/0.3)を得た。
MS(m/z):354[MH]+。
調製例74:3−{10−ブロモ−2−エチル−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン}−ブタン−1−オール
10−ブロモ−2−エチル−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン(257mg)を、調製例72に従って、4−ヒドロキシ−ブタン−2−オンと反応させ、標記化合物(211mg、收率65%;シリカゲルでの精製、溶出液:DCM/MeOH/NH40H:100/3/0.3)を得た。
MS(m/z):368[MH]+。
調製例75:3−{10−メチル−2−(トリフルオロメチル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン}−ブタン−1−オール
10−メチル−2−(トリフルオロメチル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン(250mg)を、調製例72に従って、4−ヒドロキシ−ブタン−2−オンと反応させて標記化合物(253mg、收率80%;シリカゲルでの精製、溶出液:DCM/MeOH/NH40H:100/2.5/0.25)を得た。
MS(m/z):343[MH]+。
調製例76:1,5−ジヒドロ−ベンゾ[d]アゼピン−2,4−ジオン
4−ブロモ−1H−ベンゾ[d]アゼピン−2−イルアミン臭化水素酸塩(41.2g)を前もって85℃に加熱した600mlのH2Oに溶かした。酢酸ナトリウム三水和物(18.5g)を少しずつ加え、該溶液を90℃で3時間加熱した。室温に冷却して白色固体を沈殿させ、それを濾過し、水で洗浄し、減圧下でデシゲーターに入れ、標記化合物(20.4g、收率90%)を得た。
MS(m/z):176[MH]+。
調製例77:2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[d]アゼピン塩酸塩
1,5−ジヒドロ−ベンゾ[d]アゼピン−2,4−ジオン(9.3g)のトルエン(250ml)中懸濁液に、窒素雰囲気下にて、ボラン−メチルスルフィド複合体(20ml)を少しずつ添加し、ついで該混合物を還流温度で4時間加熱した。MeOH(20ml)を少しずつ加え、該混合物をさらに1時間還流させ、ついで室温に冷却した。無水塩酸のエチルエーテル(50ml)中10%溶液を添加し、固体沈殿物を濾過し、エチルエーテルで洗浄し、減圧下のデシゲーターに入れ、標記化合物を白色固体として得た(7.6g、收率78%)。
MS(m/z):148[MH]+。
調製例78:1−(1,2,4,5−テトラヒドロベンゾ[d]アゼピン−3−イル)エタノン
2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[d]アゼピン塩酸塩(7.0g)のDCM(200ml)中溶液に、Et3N(12.1ml、2.5当量)を添加し、つづいて無水酢酸(4ml)を滴下した。2時間後、該混合物を1N HCl、5%水性NaHCO3およびブラインで逐次洗浄し、ついでNa2SO4上で乾燥させ、濃縮して白色固体を得た(6.9g、收率95%)。
MS(m/z):190[MH]+.
調製例79:1−(7−ニトロ−1,2,4,5−テトラヒドロベンゾ[d]アゼピン−3−イル)エタノン
1−(1,2,4,5−テトラヒドロベンゾ[d]アゼピン−3−イル)エタノン(3.8g)を酢酸と96%硫酸の2:1の混合液(15ml)に溶かし、ついで該混合物を0℃に冷却し、65%硝酸および96%硫酸の3:2の混合液(2.5ml)を、温度を5℃より下に維持しながら、少しずつ加えた。該混合物をさらに30分間攪拌し、ついで砕氷(300g)中に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。有機相を5%水性NaHCO3で洗浄し、Na2SO4上で乾燥させ、濃縮して粗物質(4.3g)を得た。シリカゲルパッドを介して濾過し(DCM/MeOH,98/2)、標記化合物を黄色固体として得た(4.0g、收率85%)。
MS(m/z):235[MH]。
調製例80:1−(7−アミノ−1,2,4,5−テトラヒドロベンゾ[d]アゼピン−3−イル)エタノン
1−(7−ニトロ−1,2,4,5−テトラヒドロベンゾ[d]アゼピン−3−イル)エタノン(4.0g)のエタノール(120ml)中溶液に、10%Pd/C(150mg)を添加し、該混合物を30psiのH2の圧力下で1時間水素添加した。該混合物をシリカパッドを介して濾過し、濃縮して白色固体(3.15g、收率90%)を得た。
MS(m/z):205[MH]+。
調製例81:1−(7−シアノ−1,2,4,5−テトラヒドロベンゾ[d]アゼピン−3−イル)エタノン
NaN02(0.53g、1.05当量)を、0℃に維持した1−(7−アミノ−1,2,4,5−テトラヒドロベンゾ[d]アゼピン−3−イル)エタノン(1.5g、1当量)の1.5M H2SO4(10mL)中溶液に少しずつ添加した。得られた溶液をCuCN(0.8g、1.23当量)およびNaCN(1.25g、3.42当量)のH20(5ml)中溶液に少しずつ加え、ついで該反応混合物を室温にまで加温し、酢酸エチルで抽出した。該有機溶液を5%水性NaHCO3およびブラインで洗浄し、ついでNa2SO4で乾燥させ、濃縮して粗生成物(1.5g)を得た。シリカゲル(酢酸エチル/MeOH:9/1)上のクロマトグラフィーに付し、標記化合物を淡橙色固体として得た(1.0g、收率63%)。
MS(m/z):215[MH]+。
調製例82:3−{[(1,1−ジメチルエチル)オキシ]カルボニル}−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−3−ベンズアゼピン−7−カルボン酸
1−(7−シアノ−1,2,4,5−テトラヒドロベンゾ[d]アゼピン−3−イル)エタノン(0.9g、1当量)を30%水性NaOHおよびエタノールの1:1混合液(10ml)に懸濁させた。該混合物を還流温度で18時間加熱し、ついで冷却し、6N HClで中和して濃縮し、固体の残渣を得た。該固体をMeOHで処理し、不溶物質を濾過した。溶液を濃縮して固体の残渣を得、それを水性1%NaOH(20ml、1.2当量)に溶かし、ついでジターシャリブチルジカルボネート(1g、1.07当量)の1,4−ジオキサン中溶液を滴下し、該混合物を12時間攪拌した。該混合物を2N HClで酸性(pH2)にし、酢酸エチルで抽出した。有機層を5%水性NaHCO3およびブラインで洗浄し、ついでNa2SO4上で乾燥させ、濃縮し、粗生成物(0.9g)を得た。シリカゲル(酢酸エチル/ヘキサン/MeOH:48/48/4)上のクロマトグラフィーに付して標記化合物を白色固体として得た(0.8g、收率65%)。
MS(m/z):292[MH]。
調製例83:7−{[(1−メチルエチル)アミノ]カルボニル}−1,2,4,5−テトラヒドロ−3H−3−ベンズアゼピン−3−カルボン酸1,1−ジメチルエチル
3−{[(1,1−ジメチルエチル)オキシ]カルボニル}−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−3−ベンズアゼピン−7−カルボン酸(0.4g)およびCDI(0.23g)のTHF(5ml)中溶液を窒素雰囲気下で1時間攪拌し、ついでイソプロピルアミン(0.3ml)を添加し、該混合物を一夜攪拌した。THFを除去した後、残渣を酢酸エチルに溶かし、該溶液を1N HCl、5%水性NaHCO3およびブラインで洗浄し、ついでNa2SO4上で乾燥させ、濃縮して白色固体を得た(0.4g、收率89%)。
MS(m/z):333[MH]+。
調製例84:1−ヒドロキシ−2−(1−メチルエチル)−3−オキソ−2,3,5,6,8,9−ヘキサヒドロアゼピノ[4,5−f]イソインドール−7(1H)−カルボン酸1,1−ジメチルエチル
窒素雰囲気下、−78℃に冷却した、7−{[(1−メチルエチル)アミノ]カルボニル}−1,2,4,5−テトラヒドロ−3H−3−ベンズアゼピン−3−カルボン酸1,1−ジメチルエチル(0.95g、1当量)のTHF(50ml)中溶液に、t−BuLi(1.7Mペンタン溶液、3.7ml)を20分間にわたって添加し、ついで該混合物を−40℃にまで加温し、その温度で1時間攪拌した。無水DMF(0.27ml)を滴下し、ついで該混合物を室温にまで加温し、NH4Cl飽和水溶液(5ml)でクエンチした。THFの除去後、残渣を酢酸エチルに溶かし、該溶液を1N HCl、5%水性NaHCO3およびブラインで洗浄し、ついでNa2SO4上で乾燥させ、濃縮して白色固体を得た(1.0g、收率97%)。
MS(m/z):361[MH]+。
調製例85:2−(1−メチルエチル)−3,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロアゼピノ[4,5−f]イソインドール−1(2H)−オン
0℃の1−ヒドロキシ−2−(1−メチルエチル)−3−オキソ−2,3,5,6,8,9ヘキサヒドロアゼピノ[4,5−f]イソインドール−7(1H)−カルボン酸1,1−ジメチルエチル(1.0g)およびトリエチルシラン(0.95ml)のDCM(20ml)中溶液に、TFA(10ml)を滴下し、該混合物を1時間攪拌した。該混合物を2M水性Na2CO3で中和し、エーテルで洗浄して有機層を捨てた。ついで、水層をNaOHで塩基性にし、DCMで抽出した。有機溶液をブラインで洗浄し、Na2SO4上で乾燥させ、濃縮して淡黄色固体を得た(0.6g、收率88%)。
MS(m/z):245[MH]+。
一般的操作1:N−アルキル化および塩形成
第二アミン(1当量)、第一クロロアルキル誘導体(1.2当量)、ヨウ化ナトリウム(1当量)、炭酸カリウム(1.2当量)の乾燥DMF(第二アミン1ミリモル当たり2ml)中混合物を真空下で攪拌し、微量な湿気および望ましくない溶媒の残りを除去し、ついで乾燥窒素でパージした。該混合物を60℃で24時間攪拌した。減圧下で溶媒を取り除いた後、残渣を水性Na2CO3(0.5 M)とDCMの間に分配した。有機層を集め、水相をDCMで2回抽出した。合したDCM層を濃縮し、カラムクロマトグラフィーに供し、標的化合物の遊離塩基を得た。この物質のDCM(1ミリモル当たり約20ml)中溶液に、Et2O中HCl(遊離塩基に対して1.0当量)を添加し、溶媒を減圧下で蒸発させ、こうして得られた物質をEt2O:EtOAc(1;1、約10ml/ミリモル)でトリチュレートし、標的化合物を塩酸塩として得た。
一般的操作2:2−置換6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピンの合成
7−アミノ−8−ヒドロキシ−1,2,4,5−テトラヒドロ−3H−3−ベンズアゼピン−3−カルボン酸1,1−ジメチルエチル(1当量)、カルボン酸クロリド誘導体(1.1当量)およびピリジン(1.1当量)のクロロベンゼン(1ミリモルのベンズアゼピン誘導体に付き2ml)中混合物を90℃で4時間攪拌した。溶媒を真空下で除去し、残渣をDCM(1ミリモルのベンズアゼピン誘導体に付き2ml)に溶かし、トリフルオロ酢酸(10当量)を室温で添加した。反応混合物を脱保護が完了するまで(4−16時間)攪拌した。減圧下で溶媒を除去し、残渣をクロロベンゼン(1ミリモルのベンズアゼピン誘導体に付き4ml)に溶かし、120℃で8時間攪拌した。反応混合物を室温に冷却し、溶媒を真空下で除去し、残渣をNaHCO3飽和水溶液とDCMの間に分配した。有機層を集め、水相をDCMで2回抽出した。合したDCM層を濃縮し、カラムクロマトグラフィーに付して標的化合物の遊離塩基を得、それをさらなる変換に用いた。
実施例1:2−メチル−7−(3−{[4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン塩酸塩
標記化合物を、一般的操作1と同様にして、2−メチル−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン(0.82ミリモル)および5−{5−[(3−クロロプロピル)チオ]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−2−メチルキノリンより調製し、淡黄色の若干吸湿性の固体として得た(0.46ミリモル)。
NMR(1H,CD3OD):δ8.24(d,2H)、7.99(t,1H)、7.82(d,1H)、7.59(d,1H)、7.54(s,1H)、7.52(s,1H)、3.91(m,2H)、3.55(s,3H)、3.35(m,6H)、3.3(m,2H)、3.17(m,2H)、2.82(s,3H)、2.65(s,3H)、2.42(m,2H)、酸性プロトンは観察されなかった。MS(m/z):499[MH]+。
実施例2:7−(3−{[4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン塩酸塩
標記化合物を、一般的操作1と同様にして、6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン(0.10ミリモル)および5−{5−[(3−クロロプロピル)チオ]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−2−メチルキノリンより調製し、無色の若干吸湿性の固体として得た(15マイクロモル)。
NMR(1H,CD3OD):δ8.48(s,1H)、8.23(d,1H)、8.17(d,1H)、7.95(dd,1H)、7.79(dd,1H)、7.66(s,1H)、7.62(s,1H)、7.54(d,1H)、3.54(s,3H)、3.2−3.4(m,12 H)、2.79(s,3H)、2.38(m,2H)、酸性プロトンは観察されなかった。MS(m/z):485[MH]+。
実施例3:2−(1−メチルエチル)−7−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン塩酸塩
標記化合物を、一般的操作1と同様にして、2−(1−メチルエチル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン(0.21ミリモル)および3−[(3−クロロプロピル)チオ]−4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾールより調製し、無色の若干吸湿性の固体として得た(78マイクロモル)。
NMR(1H,CD3OD):δ8.41(d,1H)、7.55(2s,2H)、3.85−3.90(m,2H)、3.83(s,3H)、3.2−3.4(m,11H)、2.47(s,3H)、2.3(m,2H)、1.47(d,6H)、酸性プロトンは観察されなかった。MS(m/z):467[MH]+。
実施例4:2−(1−メチルエチル)−7−(3−{[4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン塩酸塩
標記化合物を、一般的操作1と同様にして、2−(1−メチルエチル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン(0.21ミリモル)および5−{5−[(3−クロロプロピル)チオ]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−2−メチルキノリンより調製し、白色の若干吸湿性の固体として得た(73マイクロモル)。
NMR(1H,CD3OD):δ8.24(d,1H)、8.17(d,1H)、7.95(t,1H)、7.8(d,1H)、7.53−7.57(m,3H)、3.54(s,3H)、3.2−3.4(m,13H)、2.79(s,3H)、2.41(m,2H)、1.47(d,6H)、酸性プロトンは観察されなかった。MS(m/z):527[MH]+。
実施例5:2−(1,1−ジメチルエチル)−7−(3−{[4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン塩酸塩
標記化合物を、一般的操作1と同様にして、2−(1,1−ジメチルエチル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン(0.20ミリモル)および5−{5−[(3−クロロプロピル)チオ]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−2−メチルキノリンより調製し、黄色の若干吸湿性の固体として得た(59マイクロモル)。
NMR(1H,CD3OD):δ8.24(d,1H)、8.17(d,1H)、7.95(t,1H)、7.8(d,1H)、7.53−7.57(m,3H)、3.54(s,3H)、3.2−3.4(m,12H)、2.79(s,3H)、2.41(m,2H)、1.5(s,9H)、酸性プロトンは観察されなかった。MS(m/z):541[MH]+。
実施例6:7−(3−{[4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−2−プロピル−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン塩酸塩
標記化合物を、一般的操作1と同様にして、2−プロピル−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン(87マイクロモル)および5−{5−[(3−クロロプロピル)チオ]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−2−メチルキノリンより調製し、無色固体として得た(55マイクロモル)。
NMR(1H,CD3OD):δ8.23(d,1H)、8.18(d,1H)、7.95(dd,1H)、7.70(dd,1H)、7.54(m,3H)、3−4(vbm,8H)、3.54(s,3H)、3.47(m,4H)、2.95(t,2H)、2.79(s,3H)、2.41(quit.,2H)、1.92(sest.,2H)、1.06(t,3H)、酸性プロトンは観察されなかった。MS(m/z):527[MH]+。
実施例7:7−(3−{[4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−2−(2,2,2−トリフルオロエチル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン塩酸塩
標記化合物を、一般的操作1と同様であるが、炭酸カリウムの代わりに炭酸水素カリウム(2当量)を用いて、2−(2,2,2−トリフルオロエチル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン(0.20ミリモル)および5−{5−[(3−クロロプロピル)チオ]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−2−メチルキノリンより調製し、黄色がかった粉末として得た(33マイクロモル)。
NMR(1H,CD3OD):δ8.23(d,1H)、8.17(d,1H)、7.95(dd,1H)、7.79(dd,1H)、7.66(s,1H)、7.61(s,1H)、7.55(d,1H)、4.1(m,2H)、3−4(vbm,8H)、3.54(s,3H)、3.47(m,4H)、2.79(s,3H)、2.41(quint.,2H)、酸性プロトンは観察されなかった。MS(m/z):567[MH]+。
実施例8:7−(3−{[4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−2−(トリフルオロメチル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン塩酸塩
標記化合物を、一般的操作1と同様にして、2−(トリフルオロメチル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン(0.14マイクロモル)および5−{5−[(3−クロロプロピル)チオ]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−2−メチルキノリンより調製し、無色固体として得た(97マイクロモル)。
NMR(1H,CD3OD):δ8.10(d,1H)、8.05(d,1H)、7.82(dd,1H)、7.71(s,1H)、7.67(dd,1H)、7.64(s,1H)、7.43(d,1H)、3.81(bs,2H)、3.5(vbm,6H)、3.41(s,3H)、3.36(m,4H)、2.67(s,3H)、2.31(quint.,2H)、酸性プロトンは観察されなかった。MS(m/z):553[MH]+。
実施例9:8−(3−{[4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−2,3,4,6,7,8,9,10−オクタヒドロ[1,4]オキサジノ[2,3−h][3]ベンズアゼピン塩酸塩
DMF(4ml)中の7−アミノ−8−ヒドロキシ−1,2,4,5−テトラヒドロ−3H−3−ベンズアゼピン−3−カルボン酸1,1−ジメチルエチル(0.28g)に、無水酢酸(1.05当量)を0℃にて添加し、該混合物を25℃にまで加温した。3時間後、減圧下で半分の体積にまで濃縮し、DMF(2ml)を、つづいて0℃で1,2−ジブロモエタン(0.10ml)およびNaH(鉱油中60%、0.10g)を添加した。25℃で1時間経過した後、水性NaOH(1M、2ml)を添加し、該混合物を16時間攪拌した。水性NaHCO3を加え、有機相を蒸発させ、残渣を酢酸エチルと水の間に分配させた。有機層を濃縮し、カラムクロマトグラフィーに付してMS(m/z):321の褐色油(0.25g)を得た。この物質をDMF(3ml)に溶かし、1,2−ジブロモエタン(0.074ml)およびNaH(鉱油中60%、0.078g)を添加した。25℃で6日経過後、水性NaHCO3を添加し、有機相を蒸発させ、残渣を1:1のDCM:酢酸エチルで抽出した。有機層を濃縮し、カラムクロマトグラフィーに付して褐色油(0.051g)を得、それをDCM(2ml)中、25℃で3時間、TFA(1ml)と反応させた。減圧下で有機相を取り除いた後、残渣を水性NaHCO3とDCMの間に分配させた。有機層を集め、水相をDCMで2回抽出した。合したDCM層を乾燥(Na2CO3)させ、濾過し、濃縮して褐色フィルムを得た(0.031g)。5−{5−[(3−クロロプロピル)チオ]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−2−メチルキノリンを用い、一般的操作1と同様にして、この材料から、副生成物として黄色フィルムの標記化合物を得た(4mg)。
NMR(1H,CD3OD):δ8.23(d,1H)、8.15(d,1H)、7.94(t,1H)、7.78(dd,1H)、7.54(d,1H)、6.55(s,1H)、6.48(s,1H)、4.17(dd,2H)、3.53(s,3H)、3.0−3.5(vm,12H)、3.4(t,2H)、2.97(bs,3H)、2.27(quint.,2H)、2個の酸性プロトンは観察されなかった。MS(m/z):501[MH]+。
実施例10:4−メチル−8−(3−{[4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−4,6,7,8,9,10−ヘキサヒドロ[1,4]オキサジノ[2,3−h][3]ベンズアゼピン−3(2H)−オン塩酸塩
標記化合物を、一般的操作1と同様にして、4−メチル−4,6,7,8,9,10−ヘキサヒドロ[1,4]オキサジノ[2,3−h][3]ベンズアゼピン−3(2H)−オン(37mg)および5−{5−[(3−クロロプロピル)チオ]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−2−メチルキノリンより調製し、無色の粘性固体として得た(41mg)。
NMR(1H,CD3OD):δ8.23(d,1H)、8.17(d,1H)、7.95(t,1H)、7.79(dd,1H)、7.55(d,1H)、7.08(s,1H)、6.92(s,1H)、4.61(s,2H)、3.0−4.0(vbm,10H)、3.54(s,3H)、3.47(t,2H)、3.37(s,3H)、2.79(s,3H)、2.4(quint.,2H)、酸性プロトンは観察されなかった。MS(m/z):529[MH]+。
実施例11:4−メチル−8−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−4,6,7,8,9,10−ヘキサヒドロ[1,4]オキサジノ[2,3−h][3]ベンズアゼピン−3(2H)−オン塩酸塩
標記化合物を、一般的操作1と同様にして、4−メチル−4,6,7,8,9,10−ヘキサヒドロ[1,4]オキサジノ[2,3−h][3]ベンズアゼピン−3(2H)−オン(37mg)および3−[(3−クロロプロピル)チオ]−4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾールより調製し、淡黄色の若干粘性の固体として得た(45mg)。
NMR(1H,CD3OD):δ8.4(s,1H)、7.08(s,1H)、6.92(s,1H)、4.61(s,2H)、3.81(s,3H)、3.8(m,2H)、3.0−3.5(vm,8H)、3.44(t,2H)、3.38(s,3H)、2.47(s,3H)、2.33(quint.,2H)、酸性プロトンは観察されなかった。MS(m/z):469[MH]+。
実施例12:2−(シクロプロピルメチル)−7−(3−{[4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン塩酸塩
標記化合物を、一般的操作1と同様にして、2−(シクロプロピルメチル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン(0.19ミリモル)および5−{5−[(3−クロロプロピル)チオ]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−2−メチルキノリンより調製し、淡黄色の若干吸湿性の固体として得た(0.07ミリモル)。
NMR(1H,CD3OD):δ8.6(d,1H)、8.03(d,1H)、7.92(t,1H)、7.78(d,1H)、7.62(d,1H)、7.21(s,1H)、7.19(s,1H)、3.57(dd,2H)、3.29(s,3H)、3.2(m,6H)、3.0(m,2H)、2.8(t,2H)、2.68(s,3H)、2.53(d,2H)、2.08(m,2H)、0.87(m,1H)、0.3(m,2H)、0.01(m,2H)、酸性プロトンは観察されなかった。MS(m/z):539[MH]+。
実施例13:2−(シクロプロピルメチル)−7−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン塩酸塩
標記化合物を、一般的操作1と同様にして、2−シクロプロピルメチル−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン(0.16ミリモル)および3−[(3−クロロプロピル)チオ]−4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾールより調製し、淡黄色の若干吸湿性の固体として得た(0.06ミリモル)。
NMR(1H,CD3OD):δ8.4(s,1H)、7.55(2s,2H)、3.87(dd,2H)、3.81(s,3H)、3.6−3.0(m,8H)、3.1(m,2H)、2.88(dd,2H)、2.47(s,3H)、2.34(m,2H)、1.24(m,1H)、0.65(m,2H)、0.36(q,2H)、酸性プロトンは観察されなかった。MS(m/z):480[MH]+。
実施例14:2−エチル−7−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン塩酸塩
標記化合物を、一般的操作1と同様にして、2−エチル−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン(0.28ミリモル)および3−[(3−クロロプロピル)チオ]−4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾールより調製し、淡黄色の若干吸湿性の固体として得た(0.07ミリモル)。
NMR(1H,DMSO−D6):δ10.28(bs,1H)、8.58(s,1H)、7.57(t,1H)、7.56(s,1H)、3.7(m,5H)、3.38(m,2H)、3.29(m,4H)、3.13(m,2H)、3.02(m,2H)、2.94(q,2H)、2.39(s,3H)、2.2(m,2H)、1.33(t,3H)。MS(m/z):453[MH]+。
実施例15:2−エチル−7−(3−{[4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン
標記化合物を、一般的操作1と同様にして、2−エチル−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン(1.5ミリモル)および5−{5−[(3−クロロプロピル)チオ]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−2−メチルキノリンより調製し、淡黄色の若干吸湿性の固体として得た(0.75ミリモル)。
NMR(1H,CD3OD):δ8.24(d,1H)、8.17(d,1H)、7.95(t,1H)、7.8(d,1H)、7.57−7.53(m,3H)、3.54(s,3H)、3.43.2(m,12H)、3.01(q,2H)、2.79(s,3H)、2.41(m,2H)、1.44(t,3H) 酸性プロトンは観察されなかった。MS(m/z):513[MH]+。
実施例16:3−メチル−7−(3−{[4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−イソキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン塩酸塩
標記化合物を、一般的操作1と同様にして、3−メチル−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−イソキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン(0.63ミリモル)および5−{5−[(3−クロロプロピル)チオ]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−2−メチルキノリンより調製し、淡黄色の若干吸湿性の固体として得た(0.11ミリモル)。
NMR(1H,DMSO−D6):δ10.18(bs,1H)、8.5(bs,1H)、8.32(d,1H)、8.04(t,1H)、7.94(d,1H)、7.73(s,1H)、7.69(bd,1H)、7.62(s,1H)、3.49(s,3H)、3.73.3(m,8H)、3.08(m,4H)、2.84(bs,3H)、2.5(s,3H)、2.29(m,2H)。MS(m/z):499[MH]+。
実施例17:3−メチル−7−[3−({4−メチル−5−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−イソキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン塩酸塩
標記化合物を、一般的操作1と同様にして、3−メチル−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−イソキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン(0.12ミリモル)および3−[(3−クロロプロピル)チオ]−4−メチル−5−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−4H−1,2,4−トリアゾール(0.14ミリモル)より調製し、淡黄色の若干吸湿性の固体として得た(0.01ミリモル)。
NMR(1H,DMSO−D6):10.58(bs,1H)、7.97(m,4H)、7.73(s,1H)、7.62(s,1H)、3.68(s,3H)、3.8−3.0(複数のm,12H)、2.54(s,3H)、2.24(m,2H)。MS(m/z):502[MH]。
実施例18:2−シクロプロピル−7−(3−{[4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン塩酸塩
標記化合物を、一般的操作1と同様にして、2−シクロプロピル−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン(0.46ミリモル)および5−{5−[(3−クロロプロピル)チオ]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−2−メチルキノリン(0.544ミリモル)より調製し、黄色固体として得た(0.19ミリモル)。
NMR(1H,CD3OD):δ9.13(d,1H)、8.43(dd,1H)、8.35(t,1H)、8.23(dd,1H)、8.06(d,1H)、7.48(s,2H)、3.91および3.63.0(種々のm,12H)、3.69(s,3H)、3.09(s,3H)、2.44(m,2H)、2.27(m,1H)、1.27(m,4H)、酸性プロトンは観察されなかった。MS(m/z):526[MH]+。
実施例19:2−メチル−7−(2−{[4−メチル−5−(2−メチルキノリン−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}エチル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン塩酸塩
標記化合物を、一般的操作1と同様にして、7−(2−クロロエチル)−2−メチル−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン(0.11ミリモル)および4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−2,4−ジヒドロ−3H−1,2,4−トリアゾール−3−チオン(0.11ミリモル)より調製し、40mgの収量にて得た。
NMR(1H,CD3OD):δ8.42(d,1H)、8.18(d,1H)、7.98(t,1H)、7.82(d,1H)、7.62(d,1H)、7.43(s,1H)、7.42(s,1H)、3.88(m,2H)、3.67(s,3H)、3.5−3.1(bm,10H)、2.78(s,3H)、2.53(s,3H)、酸性プロトンは観察されなかった。MS(m/z):485[MH]+。
実施例20:8−(3−{[4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−4−(メチルスルホニル)−2,3,4,6,7,8,9,10−オクタヒドロ[1,4]オキサジノ[2,3−h][3]ベンズアゼピン塩酸塩
標記化合物を、一般的操作1と同様にして、4−(メチルスルホニル)−2,3,4,6,7,8,9,10−オクタヒドロ[1,4]オキサジノ[2,3−h][3]ベンズアゼピン(30mg)および5−{5−[(3−クロロプロピル)チオ]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−メチルキノリンより調製し、黄色の若干吸湿性の固体として得た(20mg)。
NMR(1H,DMSO):δ10(bs,1H)、8.21(bd,1H)、8.16(d,1H)、7.92(t,1H)、7.77(d,1H)、7.53(d,1H)、7.42(s,1H)、6.83(s,1H)、4.23(t,2H)、3.8−2.9(bm,12H)、3.42(s,3H)、3.32(t,2H)、3.1(s,3H)、2.7(s,3H)、2.23(q,2H)、酸性プロトンは観察されなかった。MS(m/z):579[MH]+。
実施例21:2−メチル−7−[3−({4−メチル−5−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)チオ)プロピル]−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン塩酸塩
標記化合物を、一般的操作1と同様にして、2−メチル−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン(0.25ミリモル)および3−[(3−クロロプロピル)チオ]−4−メチル−5−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−4H−1,2,4−トリアゾールより調製し、淡黄色の若干吸湿性の固体として得た(0.074ミリモル)。
NMR(1H,CD3OD):δ8.0(m,4H)、7.53(s,1H)、7.52(s,1H)、3.87(m,2H)、3.79(s,3H)、3.5−3.3(m,8H)、3.15(m,2H)、2.65(s,3H)、2.39(m,2H)、酸性プロトンは観察されなかった。MS(m/z):502[MH]+。
実施例22:7−(3−{[5−(3,4−ジフルオロフェニル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−2−メチル−6.7.8.9−テトラヒドロ−5H−[1.3]オキサゾロ[4.5−h][3]ベンズアゼピン塩酸塩
標記化合物を、一般的操作1と同様にして、2−メチル−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン(0.25ミリモル)および3−[(3−クロロプロピル)チオ]−5−(3,4−ジフルオロフェニル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾールより調製し、淡黄色の若干吸湿性の固体として得た(0.11ミリモル)。
NMR(1H,CD3OD):δ7.79(m,1H)、7.63(m,2H)、7.53(s,1H)、7.52(s,1H)、3.87(m,2H)、3.77(s,3H)、3.44(m,4H)、3.5−3.3(m,2H)、3.29(m,2H)、3.15(m,2H)、2.65(s,3H)、2.38(m,2H)、酸性プロトンは観察されなかった。MS(m/z):470[MH]+。
実施例23:2−メチル−7−(3−{[4−メチル−5−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン塩酸塩
標記化合物を、一般的操作1と同様にして、2−メチル−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン(0.25ミリモル)および3−[(3−クロロプロピル)チオ]−4−メチル−5−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾールより調製し、淡黄色の若干吸湿性の固体として得た(0.025ミリモル)。
NMR(1H,CD3OD):δ7.52(m,2H)、4.07(m,2H)、3.9−3.8(s,3H)、3.5−3.3(bm,2H)、3.77(s,3H)、3.63(dt,2H)、3.5−3.1(bm,7H)、3.42(m,4H)、2.65(s,3H)、2.35(m,2H)、2.00(m,2H)、1.93(dt,2H)、酸性プロトンは観察されなかった。MS(m/z):442[MH]+。
実施例24:2−エチル−7−(3−{[4−メチル−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン塩酸塩
標記化合物を、一般的操作1と同様にして、2−エチル−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン(0.25ミリモル)および3−{5−[(3−クロロプロピル)チオ]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)ピリジンより調製し、淡黄色の若干吸湿性の固体として得た(0.12ミリモル)。
NMR(1H,CD3OD):δ9.29(d,1H)、9.04(d,1H)、8.91(m,1H)、8.22(dd,1H)、7.54(s,1H)、7.52(s,1H)、3.86(m,2H)、3.85(s,3H)、3.45(m,6H)、3.30(m,2H)、3.15(bm,2H)、3.00(q,2H)、2.38(m,2H)、1.44(t,3H)、酸性プロトンは観察されなかった。MS(m/z):449[MH]+。
実施例25:2−エチル−7−[3−({4−メチル−5−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}チオ)プロピル]−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン塩酸塩
標記化合物を、一般的操作1と同様にして、2−エチル−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン(0.25ミリモル)および3−[(3−クロロプロピル)チオ]−4−メチル−5−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−4H−1,2,4−トリアゾールより調製し、淡黄色の若干吸湿性の固体として得た(0.074ミリモル)。
NMR(1H,CD3OD):δ7.99(m,4H)、7.55(s,1H)、7.53(s,1H)、3.88(m,2H)、3.79(s,3H)、3.45(m,6H)、3.27(bm,2H)、3.14(bm,2H)、3.00(q,2H)、2.38(m,2H)、1.45(t,3H)、酸性プロトンは観察されなかった。MS(m/z):516[MH]+。
実施例26:7−(3−{[5−(3,4−ジフルオロフェニル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−2−エチル−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン塩酸塩
標記化合物を、一般的操作1と同様にして、2−エチル−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン(0.25ミリモル)および3−[(3−クロロプロピル)チオ]−5−(3,4−ジフルオロフェニル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾールより調製し、淡黄色の若干吸湿性の固体として得た(0.11ミリモル)。
NMR(1H,CD3OD):87.78(m,1H)、7.6−7.58(m,2H)、7.55(s,1H)、7.52(s,1H)、3.87(m,2H)、3.76(s,3H)、3.43(m,6H)、3.3(m,2H)、3.15(m,2H)、3.00(q,2H)、2.37(m,2H)、1.45(t,3H)、酸性プロトンは観察されなかった。.MS(m/z):484[MH]+。
実施例27:7−(3−{[4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−2−(1−ピペリジニル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン二塩酸塩
標記化合物を、一般的操作1と同様にして、2−(1−ピペリジニル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン・ビス(トリフルオロ酢酸塩)(0.130ミリモル)および5−{5−[(3−クロロプロピル)チオ]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−2−メチルキノリンより調製し、白色の若干吸湿性の固体として得た(6.2マイクロモル)。
NMR(1H,CD3OD):δ9.13(d,1H)、8.44(d,1H)、8.35(t,1H)、8.24(d,1H)、8.06(d,1H)、7.53(s,1H)、7.36(s,1H)、3.92(bdd,2H)、3.81(m,4H)、3.67(s,3H)、3.6−3.4(vm,6H)、3.4−3.1(vm,4H)、3.09(s,3H)、2.44(quint.,2H)、1.84(bm,6H)、酸性プロトンは観察されなかった。MS(m/z):568[MH]+。
実施例28:N,N−ジメチル−7−(3−{[4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン−2−アミン二塩酸塩
標記化合物を、一般的操作1と同様にして、N,N−ジメチル−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン−2−アミン(0.18ミリモル)および5−{5−[(3−クロロプロピル)チオ]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−2−メチルキノリンより調製し、白色の若干吸湿性の固体として得た(0.045ミリモル)。
NMR(1H,CD3OD):δ9.16(d,1H)、8.47(dd,1H)、8.36(t,1H)、8.28(dd,1H)、8.08(d,1H)、7.57(s,1H)、7.39(s,1H)、3.91(m,2H)、3.6−3.31(vm,12H)、3.7(s,3H)、3.4(m,6H)、3.1(s,3H)、2.45(m,2H)、酸性プロトンは観察されなかった。MS(m/z):528[MH]+。
実施例29−36:以下の実施例を、一般的操作1と同様にして、その対応する第二アミン(調製例33、34、35、38および39)およびクロロプロピル誘導体(調製例1または2)
より調製した。
実施例37:2−メチル−7−(3−{[4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]チアゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン塩酸塩
標記化合物を、一般的操作1と同様にして、2−メチル−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]チアゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン(0.13ミリモル)および5−{5−[(3−クロロプロピル)チオ]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−2−メチルキノリン(0.16ミリモル)より調製し、無色の若干吸湿性の固体として得た(24mg)。
NMR(1H,DMSO):δ10.45(bs,H+)、8.25(bd,1H)、8.17(d,1H)、7.9(t+s,2H)、7.8(m,2H)、7.5(d,2H)、3.7−3.0(bm,12H)、3.44(s,3H)、2.77−2.73(2s,6H)、2.27(quint,2H)。
MS(m/z):515[MH]+。
実施例38:2−メチル−7−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]チアゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン塩酸塩
標記化合物を、一般的操作1と同様にして、2−メチル−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]チアゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン(0.15ミリモル)および3−[(3−クロロプロピル)チオ]−4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール(0.18ミリモル)より調製し、無色の若干吸湿性の固体として得た(24mg)。
NMR(1H,DMSO):δ10.6(bs,H+)、8.58(s,1H)、7.9(s,1H)、7.8(s,1H)、3.8−3.7(bs,2H)、3.7(s,3H)、3.4−3.0(bm,12H)、2.78(s,3H)、2.39(s,3H)、2.20(m,2H)。
MS(m/z):455[MH]+。
実施例39:2−エチル−7−(3−{[4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]チアゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン塩酸塩
標記化合物を、一般的操作1と同様にして、2−エチル−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]チアゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン(0.43ミリモル)および5−{5−[(3−クロロプロピル)チオ]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−メチルキノリン(0.52ミリモル)より調製し、無色の若干吸湿性の固体として得た(60mg)。
NMR(1H,CD3OD):δ8.26(m,2H)、7.99(t,1H)、7.87(s,1H)、7.8(m,1H)、7.82(s,1H)、7.6(d,1H)、4−3.1(bm,12H)、3.55(s,3H)、3.18(quart,2H)、2.82(s,3H)、2.42(quint,2H)、1.47(t,3H)。MS(m/z):529[MH]+。
実施例40:2−エチル−7−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]チアゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン塩酸塩
標記化合物を、一般的操作1と同様にして、2−エチル−6,7,8,9テトラヒドロ−5H−[1,3]チアゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン(0.14ミリモル)および3−[(3−クロロプロピル)チオ]−4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール(0.16ミリモル)より調製し、無色の若干吸湿性の固体として得た(13mg)。
NMR(1H,CD3OD):δ8.4(s,1H)、7.87(s,1H)、7.82(s,1H)、4−3.1(bm,8H)、3.81(s,3H)、3.45−3.39(2t,4H)、3.18(quart,2H)、2.47(s,3H)、2.35(quint,2H)、1.48(t,3H)。
MS(m/z):469[MH]+。
実施例41:10−ブロモ−2−メチル−7−(3−{[4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン塩酸塩
標記化合物を、一般的操作1と同様にして、10−ブロモ−2−メチル−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン(52mg)および5−{5−[(3−クロロプロピル)チオ]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−2−メチルキノリン(73mg)より調製し、無色の若干吸湿性の固体として得た(48mg)。
(1H−NMR、CDCl3):8.18(d,1H);8.13(d,1H);7.78(dd,1H);7.56(d,1H);7.32(d,1H);7.26(s,1H);3.44(dd,2H);3.41(s,3H);3.30(m,2H);3.08(m,2H);2.77(s,3H);2.74(m,6H);2.65(s,3H);2.10(m,2H)。MS(m/z):578[MH]+。
実施例42:10−ブロモ−7−(3−{[4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−2−(トリフルオロメチル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン塩酸塩
標記化合物を、一般的操作1と同様にして、10−ブロモ−2−(トリフルオロメチル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン(58mg)および5−{5−[(3−クロロプロピル)チオ]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−2−メチルキノリンより調製し、無色の若干吸湿性の固体として得た(20mg)。
(1H−NMR、CD3OD):8.20(d,1H);8.14(d,1H);7.92(dd,1H);7.81(s,1H);7.75(d,1H);7.51(d,1H);3.86−3.36(m,12H);3.50(s,3H);2.76(s,3H);2.39(m,2H).MS(m/z):632[MH]+。
実施例43:10−ブロモ−2−メチル−7−(4−{[4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}ブチル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン塩酸塩
標記化合物を、一般的操作1と同様にして、10−ブロモ−2−メチル−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン(100mg)および5−{5−[(4−クロロブチル)チオ]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−2−メチルキノリン(177mg)より調製し、無色の若干吸湿性の固体として得た(127mg)。
(1H−NMR、CD3OD):8.41(d,1H);8.25(d,1H);8.03(dd,1H);7.88(d,1H);7.66(d,1H);7.50(s,1H);3.86(m,2H);3.53(s,3H);3.50(m,2H);3.40−3.28(m,6H);3.10(m,2H);2.84(s,3H);2.66(s,3H);2.11−1.90(m,4H)。MS(m/z):592[MH]+。
実施例44:10−ブロモ−2−エチル−7−(4−{[4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}ブチル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン塩酸塩
標記化合物を、一般的操作1と同様にして、10−ブロモ−2−エチル−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン(105mg)および5−{5−[(4−クロロブチル)チオ]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−2−メチルキノリン(177mg)より調製し、無色の若干吸湿性の固体として得た(115mg)。
(1H−NMR、CD3OD):8.36(d,1H);8.24(d,1H);8.01(dd,1H);7.85(d,1H);7.63(d,1H);7.51(s,1H);3.86(m,2H);3.63−3.46(m,2H);3.52(s,3H);3.46−3.25(m,6H);3.09(m,2H);3.00(q,2H);2.83(s,3H);2.16−1.90(m,4H);1.42(t,3H)。MS(m/z):606[MH]+。
実施例45:10−ブロモ−7−(4−{[4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}ブチル)−2−(トリフルオロメチル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン塩酸塩
標記化合物を、一般的操作1と同様にして、10−ブロモ−2−(トリフルオロメチル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン(120mg)および5−{5−[(4−クロロブチル)チオ]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−2−メチルキノリン(177mg)より調製し、無色の若干吸湿性の固体として得た(66mg)。
(1H−NMR、CD3OD):8.44(d,1H);8.25(d,1H);8.04(dd,1H);7.89(d,1H);7.80(s,1H);7.67(d,1H);3.89(m,2H);3.55(m,2H);3.53(s,3H);3.42−3.31(m,6H);3.15(m,2H);2.85(s,3H);2.14−1.90(m,4H)。MS(m/z):646[MH]+。
実施例46:2,10−ジメチル−7−(4−{[4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}ブチル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン塩酸塩
標記化合物を、一般的操作1と同様にして、2,10−ジメチル−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン(80mg)および5−{5−[(4−クロロブチル)チオ]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−2−メチルキノリン(153mg)より調製し、無色の若干吸湿性の固体として得た(146mg)。
(1H−NMR、CD3OD):8.57(d,1H);8.28(d,1H);8.09(dd,1H);7.95(d,1H);7.74(d,1H);7.33(s,1H);3.86(m,2H);3.55(s,3H);3.55−3.41(m,2H);3.40−3.13(m,6H);3.04(m,2H);2.89(s,3H);2.62(s,3H);2.50(s,3H);2.13−1.89(m,4H)。MS(m/z):527[MH]+。
実施例47:2−エチル−10−メチル−7−(4−{[4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}ブチル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン塩酸塩
標記化合物を、一般的操作1と同様にして、2−エチル−10−メチル−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン(85mg)および5−{5−[(4−クロロブチル)チオ]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−2−メチルキノリン(153mg)より調製し、無色の若干吸湿性の固体として得た(136mg)。
(1H−NMR CD3OD):8.35(d,1H);8.23(d,1H);8.00(dd,1H);7.85(d,1H);7.62(d,1H);7.34(s,1H);3.86(m,2H);3.52(s,3H);3.45(m,2H);3.44(m,2H);3.36(m,2H);3.23(m,2H);3.06(m,2H);2.96(q,2H);2.84(s,3H);2.50(s,3H);2.12−1.90(m,4H);1.42(t,3H)。
MS(m/z):541[MH]。
実施例48:10−メチル−7−(4−{[4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}ブチル)−2−(トリフルオロメチル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン塩酸塩
標記化合物を、一般的操作1と同様にして、10−メチル−2−(トリフルオロメチル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン(120mg)および5−{5−[(4−クロロブチル)チオ]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−2−メチルキノリン(224mg)より調製し、無色の若干吸湿性の固体として得た(163mg)。
(1H−NMR、CD3OD):8.23(d,1H);8.20(d,1H);7.95(dd,1H);7.79(d,1H);7.62(s,1H);7.56(d,1H);3.88(m,2H);3.62−3.44(m,2H);3.51(s,3H);3.42−3.30(m,6H);3.10(m,2H);2.78(s,3H);2.57(s,3H);2.13−1.90(m,4H)。MS(m/z):581[MH]+。
実施例49:2,10−ジメチル−7−(3−{[4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン塩酸塩
標記化合物を、一般的操作1と同様にして、2,10−ジメチル−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン(80mg)および5−{5−[(3−クロロプロピル)チオ]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−2−メチルキノリン(147mg)より調製し、無色の若干吸湿性の固体として得た(175mg)。
(1H−NMR、CD3OD):8.79(d,1H);8.34(d,1H);8.18(dd,1H);8.04(d,1H);8.55(d,1H);7.34(s,1H);3.88(m,2H);3.59(s,3H);3.55−3.37(m,6H);3.24(m,2H);3.08(m,2H);2.96(s,3H);2.62(s,3H);2.51(s,3H);2.39(m,2H)。MS(m/z):513[MH]+。
実施例50:2−エチル−10−メチル−7−(3−{[4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン塩酸塩
標記化合物を、一般的操作1と同様にして、2−エチル−10−メチル−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン(85mg)および5−{5−[(3−クロロプロピル)チオ]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−2−メチルキノリン(147mg)より調製し、無色の若干吸湿性の固体として得た(150mg)。
(1H−NMR、CD3OD):8.28(d,1H);8.23(d,1H);7.97(dd,1H);7.82(d,1H);7.59(d,1H);7.36(s,1H);3.88(m,2H);3.52(s,3H);3.51−3.37(m,6H);3.23(m,2H);3.09(m,2H);2.97(q,2H);2.80(s,3H);2.51(s,3H);2.38(m,2H);1.41(t,3H)。MS(m/z):527[MH]+。
実施例51:10−メチル−7−(3−{[4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−2−(トリフルオロメチル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン塩酸塩
標記化合物を、一般的操作1と同様にして、10−メチル−2−(トリフルオロメチル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン(120mg)を5−{5−[(3−クロロプロピル)チオ]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−2−メチルキノリン(212mg)と反応させて調製し、無色の若干吸湿性の固体として得た(115mg)。
(1H−NMR、CD3OD):8.30(d,1H);8.23(d,1H);7.98(dd,1H);7.83(d,1H);7.64(s,1H);7.60(d,1H);3.91(m,2H);3.63−3.32(m,8H);3.52(s,3H);3.12(m,2H);2.81(s,3H);2.58(s,3H);2.39(m,2H)。MS(m/z):567[MH]+。
実施例52:10−ブロモ−7−(1−メチル−3−{[4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−2−(トリフルオロメチル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン塩酸塩
3−{10−ブロモ−2−(トリフルオロメチル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン}−ブタン−1−オール(218mg)のクロロホルム(6ml)中攪拌溶液に、塩化チオニル(0.078ml)を滴下した。2時間後、さらに塩化チオニル(2当量)を添加した。1時間後、溶媒を蒸発させて残渣をエチルエーテルと石油エーテル(1/1)の混合液でトリチュレートしてデカントし、10−ブロモ−(3−クロロ−1−メチル−プロピル)−2−(トリフルオロメチル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン塩酸塩を白色固体として得た(195mg)。
10−ブロモ−(3−クロロ−1−メチル−プロピル)−2−トリフルオロメチル−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン塩酸塩(195mg)、4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−2,4−ジヒドロ−3H−1,2,4−トリアゾール−3−チオン(130mg)、トリエチルアミン(0.148ml)およびヨウ化ナトリウム(63mg)の乾燥DMF(0.8ml)中混合物を70℃で24時間加熱した。該混合物を室温に冷却し、酢酸エチルで希釈し、5%NaHCO3で洗浄した。有機相を乾燥(Na2SO4)させて濃縮した。残渣をシリカゲル(DCM/MeOH/NH40H:100/1.5/0.15)上で精製した。得られた生成物をHCl(1N/エーテル)で処理し、標記化合物を無色の若干吸湿性の固体として得た(46mg)。
(1H−NMR、CD3OD):8.18(d,1H);8.09(d,1H);7.90(dd,1H);7.74(d,1H);7.62(s,1H);7.49(d,1H);3.47(s,3H);3.43−3.26(m,4H);3.16(m,2H);3.00(m,1H);2.82(m,2H);2.75(s,3H);2.64(m,2H);2.03(m,1H);1.80(m,1H);0.98(d,3H)。MS(m/z):646[MH]+。
実施例53:10−ブロモ−2−エチル−7−(1−メチル−3−{[4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン塩酸塩
標記化合物を、実施例52と同様にして、3−{10−ブロモ−2−エチル−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン}−ブタン−1−オール(211mg)より90mgの収量にて合成した。
(1H−NMR、CD3OD):8.29(d,1H);8.22(d,1H);7.96(dd,1H);7.82(d,1H);7.58(d,1H);7.51(s,1H);4.00−3.67(m,4H);3.61−3.06(m,7H);3.52(s,3H);2.99(q,2H);2.79(s,3H);2.50(m,1H);2.17(m,1H);1.43(d,3H);1.42(t,3H)。MS(m/z):606[MH]+。
実施例54:10−ブロモ−2−メチル−7−(1−メチル−3−{[4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン塩酸塩
標記化合物を、実施例52と同様にして、3−{10−ブロモ−2−メチル−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン}−ブタン−1−オール(167mg)より60mgの収量にて合成した。
(1H−NMR、CD3OD):8.46(d,1H);8.26(d,1H);8.03(dd,1H);7.89(d,1H);7.67(d,1H);7.49(s,1H);3.81(m,4H);3.61−3.48(m,1H);3.54(s,3H);3.36(m,1H);3.27−3.04(m,2H);2.85(s,3H);2.65(s,3H);2.50(m,1H);2.18(m,1H);1.42(d,3H)。MS(m/z):592[MH]+。
実施例55:10−メチル−7−(1−メチル−3−{[4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−2−(トリフルオロメチル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン塩酸塩
標記化合物を、実施例52と同様にして、3−{10−メチル−2−(トリフルオロメチル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−[1,3]オキサゾロ[4,5−h][3]ベンズアゼピン}−ブタン−1−オール(253mg)より93mgの収量にて合成した。
(1H−NMR、COCl3):8.51(d,1H);8.26(d,1H);8.05(dd,1H);7.91(d,1H);7.69(d,1H);7.63(s,1H);3.81(m,3H);3.61−3.03(m,8H);3.55(s,3H);2.87(s,3H);2.58(s,3H);2.51(m,1H);2.19(m,1H);1.43(d,3H)。MS(m/z):581[MH]+。
実施例56:2−(1−メチルエチル)−7−(3−{[4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロアゼピノ[4,5−f]イソインドール−1(2H)−オン塩酸塩
標記化合物を、一般的操作1と同様にして、2−(1−メチルエチル)−3,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロアゼピノ[4,5−f]イソインドール−1(2H)−オン(80mg)および5−{5−[(3−クロロプロピル)チオ]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−2−メチルキノリン(130mg)より調製し、無色の若干吸湿性の固体として得た(120mg)。
(1H−NMR、CD3OD):8.20(d,1H);8.17(d,1H);7.92(dd,1H);7.76(d,1H);7.61(s,1H);7.52(d,1H);7.47(s,1H);4.54(m,1H);4.45(s,2H);3.86(m,2H);3.51(s,3H);3.51−2.99(m,10H);2.74(s,3H);2.39(m,2H);1.31(d,6H)。MS(m/z):541[MH]+。
実施例57:2−(1−メチルエチル)−7−(4−{[4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}ブチル)−3,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロアゼピノ[4,5−f]イソインドール−1(2H)−オン
標記化合物を、一般的操作1と同様にして、2−(1−メチルエチル)−3,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロアゼピノ[4,5−f]イソインドール−1(2H)−オン(80mg)および5−{5−[(4−クロロブチル)チオ]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−2−メチルキノリン(135mg)より調製し、無色の若干吸湿性の固体として得た(90mg)。
(1H−NMR、CD3OD):8.20(d,1H);8.20(d,1H);7.94(dd,1H);7.80(d,1H);7.60(s,1H);7.54(d,1H);7.46(s,1H);4.54(m,1H);4.44(s,2H);3.85(m,2H);3.57−3.32(m,6H);3.50(s,3H);3.23(m,2H);3.10(m,2H);2.78(s,3H);2.13−1.89(m,4H);1.30(d,6H)。MS(m/z):555[MH]+。