JP2008312295A - 通信ケーブル用鞘管とハンドホール側壁との接続構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】鞘管の軸方向の熱伸縮を許容し、且つ地震の発生時に鞘管の移動を許容しながら、鞘管がハンドホール内に固定板ごと突き出したり、鞘管がスリーブから外れたりすることを防止できる、鞘管とハンドホールの側壁との接続構造およびその接続に用いられる継手を提供する。
【解決手段】通信ケーブルが挿通される鞘管2と、地中に埋設されるハンドホール4の側壁4aとの接続構造である。ハンドホール4の側壁4aにスリーブ13が固定され、該スリーブ13に鞘管2の端部が継手1を介して連結されている。継手1は、第1の管11と、該第1の管11に軸方向へ移動可能に嵌合される第2の管12とを有し、第1の管11と第2の管12にコイルスプリング10が外嵌され、コイルスプリング10の一端部が第1の管11に固定され、コイルスプリング10の他端部が第2の管12に固定されている。
【選択図】図1
【解決手段】通信ケーブルが挿通される鞘管2と、地中に埋設されるハンドホール4の側壁4aとの接続構造である。ハンドホール4の側壁4aにスリーブ13が固定され、該スリーブ13に鞘管2の端部が継手1を介して連結されている。継手1は、第1の管11と、該第1の管11に軸方向へ移動可能に嵌合される第2の管12とを有し、第1の管11と第2の管12にコイルスプリング10が外嵌され、コイルスプリング10の一端部が第1の管11に固定され、コイルスプリング10の他端部が第2の管12に固定されている。
【選択図】図1
Description
本発明は、例えば電力線、電話線、光ファーバーケーブルなどの通信ケーブルを地中に埋設する際に、ケーブルを保護するための鞘管と、鞘管内に挿入されたケーブルを中継するためのハンドホールを構成する側壁との接続構造に関する。
地中に埋設された大径の本体管の内部に、光通信ケーブルが挿通された小径の鞘管を複数挿入して光通信用管路を構成し、光通信ケーブルによるネットワークを構築して情報通信を行うことが行われている。
この方法によれば、本体管内に多数の光通信ケーブルを敷設できるので、掘削等の手間が少なくて済み、従って、工期が短縮され、また費用が安く済む等の利点があるため、近年多く採用されるようになってきた。
通常、このような光通信用管路においては、敷設された光通信ケーブルの点検や、別に敷設された光通信ケーブルとの接続や分岐、あるいは敷設方向の変更など、必要な作業が行われる地点にハンドホールが設けられる。特開2000−261945号公報(特許文献1)、特開平9−229261号公報(特許文献2)、 特開2006−246638号公報(特許文献3)。
そして、ハンドホール4間に鞘管2は配置されるが、鞘管2は気温の変化などにより伸縮するので、光通信管路をハンドホール4に接続する方法としては、例えば、図8および図9に示すように、地中に埋設されたハンドホール4の側壁4aに開口部8を設け、この開口部8に固定した固体板6にスリーブ13取り付け、このスリーブ13に鞘管2を軸方向へ移動可能に挿入している。なお、図中16は複数の鞘管2が挿入される本管である。
このような構成により、鞘管2の軸方向の熱伸縮を許容し、且つ地震の発生時に鞘管2の軸方向に沿った移動を許容するようにされている。
しかしながら、図10のように、鞘管2がハンドホール4内へ固定板6と一緒に突き出したり、鞘管2の端部がスリーブ13から外れたりするなどの支障が全国各地で起こっている。そのため、光通信ケーブルに力や曲がりが加わり、伝送特性に悪影響を及ぼすおそれがあり、また芯線が破線してしまう場合もある。
特開2000−261945号公報
特開平9−229261号公報
特開2006−246638号公報
本発明は上記欠点を解消するためになされたものであって、その目的とするところは、鞘管の軸方向の熱伸縮を許容し、且つ地震の発生時に鞘管の移動を許容しながら、鞘管がハンドホール内に固定板ごと突き出したり、鞘管がスリーブから外れたりすることを防止できる、鞘管とハンドホールの側壁との接続構造およびその接続に用いられる継手を提供することにある。
本発明の他の目的は、配管工事の作業工程数も少なく、施工性にも優れている接続構造およびその接続に用いられる継手を提供することにある。
本発明の通信ケーブルが挿通される鞘管と、地中に埋設されるハンドホールの側壁との接続構造は、ハンドホールの側壁にスリーブが固定され、該スリーブに鞘管の端部が継手を介して連結され、該継手は、第1の管と、該第1の管に軸方向へ移動可能に嵌合される第2の管とを有し、第1の管と第2の管にコイルスプリングが外嵌され、コイルスプリングの一端部が第1の管に固定され、コイルスプリングの他端部が第2の管に固定されており、そのことにより上記目的が達成される。
一つの実施形態では、前記ハンドホールの側壁に開口部が形成され、該開口部を封鎖するよう固定板が該側壁に取り付けられ、該固定板に形成された通孔に前記スリーブが挿通、固定されている。
一つの実施形態では、前記第1の管は、外管とその外管よりやや小径の内管とから構成され、外管内に内管の一端部が挿入固定され、内管が第2の管内に移動可能に挿入されている。
一つの実施形態では、前記外管には突出部が内側へ突設され、内管の移動を制限している。
本発明の継手は、通信ケーブルが挿通される鞘管と、地中に埋設されるハンドホールの側壁との間に接続される継手であって、該継手は、第1の管と、該第1の管に軸方向へ移動可能に嵌合する第2の管とを有し、第1の管と第2の管にコイルスプリングが外嵌され、コイルスプリングの一端部が第1の管に固定され、コイルスプリングの他端部が第2の管に固定されており、そのことにより上記目的が達成される。
一つの実施形態では、前記第1の管が、ハンドホールの側壁に接続されたスリーブに接続される。
情報ボックス管(鞘管)がハンドホール内に固定板と一緒になって突き出したり、スリーブと鞘管が外れたりするなどの支障が全国各地で起こっている原因は、その多くが、クリーピング現象によることが多いと思われる。このクリーピング現象とは、大型車両等の通過によって起こる振動あるいは温度変化により、ケーブル全体や心線が移動する現象である。特に、軟弱地盤で大型車両が通過するところ、傾斜地で通行車両が多いところ、路面の凹凸が激しいところでは、クリーピング現象の発生が著しい。
また、一般的な道路においては、車両が走行する路面下にケーブルがあると、クリーピング現象によるケーブル移動が生じやすい。クリーピング現象は、道路の縦断方向の傾斜、車両の進行方向に発生することが多い。
本発明によれば、ハンドホールの側壁にスリーブが固定され、スリーブに鞘管の端部が継手を介して連結され、継手は、第1の管と、該第1の管に軸方向へ移動可能に嵌合される第2の管12とを有し、第1の管と第2の管にコイルスプリングが外嵌され、コイルスプリングの一端部が第1の管に固定され、コイルスプリングの他端部が第2の管に固定されていることにより、継手によって鞘管の軸方向への移動を許容すると共に、コイルスプリングによって鞘管を元の位置へ戻すことができる。
従って、鞘管が大きく移動することを防止できるために、上記クリーピング現象が生じた場合でも、鞘管がハンドホール内へ固定板と一緒に突き出したり、鞘管がスリーブから外れたりすることを防止でき、光通信ケーブルの伝送特性を低下させたり、また芯線が破線することがない。
本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図5に示すように、本発明の通信ケーブルが挿通される鞘管2と、地中に埋設されるハンドホール4の側壁4aとの接続構造は以下の通りである。
配管接続構造は、長尺状の鞘管2と、該鞘管2が接続される箱型をした複数のハンドホール4とを備える。
鞘管2は、例えばポリ塩化ビニルのような可撓性及び熱伸縮性を有する合成樹脂材料で形成され、光通信ケーブルを地中に埋設するときに、該ケーブルを例えば地下水から保護すべく収納するための保護管として用いられる。
ハンドホール4は、例えば鉄筋コンクリートで形成された側壁4aにより規定されており、鞘管2に挿入された光通信用ケーブルの点検、分岐及び光通信用ケーブルと他の光通信用ケーブルとの接続等のために、光通信用ケーブルの配線経路に所定の間隔毎に設けられている。
図8に示したように、鞘管2は、各ハンドホール4間に配置され、その両端部で各ハンドホール4の側壁4aに接続される。
ハンドホール4の側壁4aには、該側壁4aに鞘管2を接続するためのスリーブ13が設けられている。
スリーブ13は、例えば鞘管2と同様な合成樹脂材料で形成された管部材からなり、ハンドホール4の側壁4aに該側壁4aからその側方へ直線的に伸びるように設けられている。
ハンドホール4の側壁4aが地中に埋設され、このハンドホール4の側壁4aにスリーブ13が固定されている。すなわち、ハンドホール4の側壁4aに開口部8が形成され、該開口部8に固定板6が固定され、この固定板6にスリーブ13が固定されている。固定板6には通孔が形成され、この通孔に円筒形状のスリーブ13が挿通されて、スリーブ13の端部が固定板6に固定されている。
そして、該スリーブ13に鞘管2の端部が継手1を介して接続されている。
この継手1は、第1の管11と、該第1の管11に軸方向へ移動可能に嵌合する第2の管12とを有し、第1の管11と第2の管12にコイルスプリング10が外嵌され、コイルスプリング10の一端部が第1の管11に固定され、コイルスプリング10の他端部が第2の管12に固定されている。
第1の管11および第2の管12は一つ以上の管部材から構成され、この実施例では、第1の管11は、外管11aと、その外管11aよりやや小径の内管11bとから構成され、外管11a内に内管11bの一端部を挿入固定して構成されている。外管11aには突出部15が内側へ突設され、内管11bの移動を制限している。外管11aと内管11bとの固定には、例えば、接着剤、加熱による溶融などにて行うことができる。
第2の管12は、この内管11bを外嵌するように、内管11bよりやや大径に形成されている。第2の管12内へ内管11bの他端部を挿入することにより、内管11bは第2の管12内でその軸方向へ所定の伸縮しろの範囲内で移動可能である。また第2の管12には突出部12aが内側へ突設され、内管11bの伸縮しろ以上の移動を制限している。伸縮しろの長さとしては、鞘管2の長さ、鞘管2を構成する材質にもよるが、例えば、50mm〜150mmとすることができ、好ましくは70mm〜100mmである。その場合、内管11bと第2の管12とが重ね合う長さも伸縮しろとほぼ同程度の寸法とするのが良い。
第1の管11と第2の管12にコイルスプリング10が外嵌され、コイルスプリング10の一端部が第1の管11に固定され、コイルスプリング10の他端部が第2の管12に固定されており、第1の管11、第2の管12とコイルスプリング10との固定は、テープ、接着剤などの公知の固定具にて固定することができる。
鞘管2が熱により伸縮あるいは地震などにより伸縮した場合には、内管11bと外管11aとが伸縮しろの範囲で重なっていることにより、相互に移動し上記鞘管2の伸縮を許容することができる。またクリーピング現象が生じた場合には、鞘管2の移動をコイルスプリング10によって元の位置へ鞘管2を戻そうとする力が働くので、鞘管2が大きく移動することがない。
なお、図6および図7は、ケーブルが既に入っている管路に対する補修方法を説明したものである。
ケーブルが入っていない鞘管2、スリーブ13および継手1を、ケーブルが入っている鞘管22およびスリーブ23に平行に配置し、スリーブ13を固定板6に接続すると共に、両鞘管2、22を結合金物14によって連結したものである。このように構成することにより、ケーブルの入っている鞘管22の移動を結合金物14を介してコイルスプリング10によって規制することができる。
このような構成により、クリーピング現象の発生時に、鞘管22からスリーブ23に作用する力による鞘管22とスリーブ23との破損、及びハンドホール4を規定する側壁4aに鞘管22からスリーブ13を介して作用する力による突出や側壁4aの破損を確実に防止することができる。
以上、本発明の実施例を図面に沿って説明したが、具体的な構成は、上記した構成に限らず、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更がされた構成も本発明に含まれる。
例えば、上記実施例では、継手1を第1の管(外管11a、内管11b)および第2の管12、コイルスプリング10により構成したが、外管11aと内管11bとを一体に構成してもよい。
また、スリーブ13および鞘管2を継手1によって接続したが、スリーブ13と鞘管2とを重ね合わせると共にコイルスプリング10によって接続するようにしてもよい。二つの継手1を鞘管2の両端部にそれぞれ接続してもよい。
1 継手
2 鞘管
4 ハンドホール
6 固定板
8 開口部
10 スプリング
11 第1の管
12 第2の管
13 スリーブ
2 鞘管
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11 第1の管
12 第2の管
13 スリーブ
Claims (6)
- 通信ケーブルが挿通される鞘管と、地中に埋設されるハンドホールの側壁との接続構造であって、
該ハンドホールの側壁にスリーブが固定され、該スリーブに鞘管の端部が継手を介して連結され、該継手は、第1の管と、該第1の管に軸方向へ移動可能に嵌合される第2の管とを有し、第1の管と第2の管にコイルスプリングが外嵌され、コイルスプリングの一端部が第1の管に固定され、コイルスプリングの他端部が第2の管に固定されている接続構造。 - 前記ハンドホールの側壁に開口部が形成され、該開口部を封鎖するよう固定板が該側壁に取り付けられ、該固定板に形成された通孔に前記スリーブが挿通、固定されている請求項1に記載の接続構造。
- 前記第1の管は、外管とその外管よりやや小径の内管とから構成され、外管内に内管の一端部が挿入固定され、内管が第2の管内に移動可能に挿入されている請求項1に記載の接続構造。
- 前記外管には突出部が内側へ突設され、内管の移動を制限している請求項3に記載の接続構造。
- 通信ケーブルが挿通される鞘管と、地中に埋設されるハンドホールの側壁との間に接続される継手であって、
該継手は、第1の管と、該第1の管に軸方向へ移動可能に嵌合する第2の管とを有し、第1の管と第2の管にコイルスプリングが外嵌され、コイルスプリングの一端部が第1の管に固定され、コイルスプリングの他端部が第2の管に固定されている継手。 - 前記第1の管が、ハンドホールの側壁に接続されたスリーブに接続される請求項5に記載の継手。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2007155735A JP2008312295A (ja) | 2007-06-12 | 2007-06-12 | 通信ケーブル用鞘管とハンドホール側壁との接続構造 |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP2007155735A JP2008312295A (ja) | 2007-06-12 | 2007-06-12 | 通信ケーブル用鞘管とハンドホール側壁との接続構造 |
Publications (1)
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Country Status (1)
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|---|---|
| JP (1) | JP2008312295A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108879188A (zh) * | 2018-07-11 | 2018-11-23 | 合肥达户电线电缆科技有限公司 | 一种便于断裂电缆连接的快速连接头 |
| JP2020190269A (ja) * | 2019-05-21 | 2020-11-26 | 株式会社土井製作所 | 自在伸縮継手 |
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2007
- 2007-06-12 JP JP2007155735A patent/JP2008312295A/ja not_active Withdrawn
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108879188A (zh) * | 2018-07-11 | 2018-11-23 | 合肥达户电线电缆科技有限公司 | 一种便于断裂电缆连接的快速连接头 |
| JP2020190269A (ja) * | 2019-05-21 | 2020-11-26 | 株式会社土井製作所 | 自在伸縮継手 |
| JP7022440B2 (ja) | 2019-05-21 | 2022-02-18 | 株式会社土井製作所 | 自在伸縮継手 |
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