[go: up one dir, main page]

JP2008304280A - アクチノイド吸着材および放射性廃液の処理方法 - Google Patents

アクチノイド吸着材および放射性廃液の処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2008304280A
JP2008304280A JP2007151005A JP2007151005A JP2008304280A JP 2008304280 A JP2008304280 A JP 2008304280A JP 2007151005 A JP2007151005 A JP 2007151005A JP 2007151005 A JP2007151005 A JP 2007151005A JP 2008304280 A JP2008304280 A JP 2008304280A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
actinide
uranium
adsorbent
topo
waste liquid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007151005A
Other languages
English (en)
Inventor
Mamoru Kamoshita
守 鴨志田
Tetsuo Iwamoto
哲夫 岩本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi GE Nuclear Energy Ltd
Original Assignee
Hitachi GE Nuclear Energy Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi GE Nuclear Energy Ltd filed Critical Hitachi GE Nuclear Energy Ltd
Priority to JP2007151005A priority Critical patent/JP2008304280A/ja
Publication of JP2008304280A publication Critical patent/JP2008304280A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies

Landscapes

  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)

Abstract

【課題】 広い硫酸濃度範囲においてアクチノイドを選択的に分離回収でき、しかも、吸着容量が大きいアクチノイド吸着材を提供する。
【解決手段】 アクチノイドと選択的に錯体を生成する有機化合物としてトリオクチルホスフィンオキシド(TOPO)を固体粉末状でアルギン酸カルシウムゲルの担体に内包し、アクチノイドを選択的に分離するアクチノイド吸着材。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ウランに代表されるアクチノイドを含む放射性廃液からアクチノイドを選択的に回収する吸着材、および、この吸着材を用いる放射性廃液の処理方法に関する。放射性廃液としては、特に、0.1mol/Lないし1mol/Lと比較的高濃度の硫酸酸性の廃液を想定している。
核燃料物質を取り扱う施設において発生するウラン廃棄物について、種々の除染方法の研究開発が進められている。
金属廃棄物については、硫酸の除染液に浸漬してウランを溶解する硫酸除染が有望な方法の一つである。金属廃棄物を硫酸により除染すると、ウラン以外にも鉄などの金属が溶解する。除染廃液は、必要に応じて硫酸を回収した後、水酸化ナトリウムを添加するなどして中和処理される。このとき、除染廃液に溶解していた金属イオンは、スラッジとして沈殿する。このスラッジは、ウランを含んでいるので、放射性廃棄物として処理されることになる。
除染廃液からウランを分離回収できれば、上記スラッジは、ウランを含まなくなるので、非放射性廃棄物として処理できる可能性がある。ウランの分離回収方法としては、溶媒抽出法,吸着法,沈殿法などが古くから知られている。除染廃液中のウランの濃度が100ppmのオーダーと想定すると、沈殿法では、定量的かつ選択的な分離回収は難しい。また、溶媒抽出法では、抽出器や槽類などの数が多くなり、システムが複雑化する。除染廃液のように、回収対象のイオン濃度がそれほど高くない場合には、吸着法が最も適していると考えられる。
ウランを選択的に分離回収する吸着材としては、イオン交換樹脂が古くから知られている。また、近年、抽出剤やキレート剤をマイクロカプセルに内包させた吸着材によりウランを分離する方法が研究開発されている(例えば、特許文献1参照)。さらに、分離対象がウランではなくアルカリ金属であるが、固体の無機吸着材を内包したマイクロカプセルの研究開発も進められている(例えば、特許文献2,3参照)。
特開2007−14841号公報(第4〜5頁 図1) 特許第3007967号公報(第6頁 図1,図2) 特許第3116092号公報(第7頁 図1,図2))
放射性廃棄物発生量を抑制するために、除染廃液からウランを分離回収する場合、次のような要件を満たす分離方法が必要である。すなわち、
a.ウランに同伴する共存イオンが少ないこと
b.分離に要する試薬量が少ないこと
c.廃液処理速度が現実的であること
d.二次廃棄物の発生量が少ないこと
である。
ウランに同伴する共存イオンが多い場合には、分離した後のウラン廃棄物の体積を効果的に減らすことができない。したがって、ウランを選択的に分離回収する方法である必要がある。次に、分離に要する試薬が多い場合には、分離システムの大型化や二次廃棄物発生量の増加が懸念される。そのため、吸着材としては、ウランを高い分配係数で吸着し、しかも、吸着容量が大きいことが必要になる。また、廃液処理速度の観点からは、吸着反応速度の速い吸着材である必要がある。さらに、究極的に廃棄物を減容する観点からは、容易に熱分解できるような吸着材が望ましい。以上の観点から、既存の吸着材を評価する。
イオン交換樹脂としては、陽イオン交換樹脂と陰イオン交換樹脂とがある。除染廃液からウランを分離回収する観点では、それぞれ、次のような課題がある。陽イオン交換樹脂は、ウランにも共存金属イオン、例えば鉄イオンも吸着するので、ウランを選択的に分離することが難しい。一方、陰イオン交換樹脂は、硫酸濃度が高くなるにつれて、ウランの分配係数が低下する。通常、除染廃液は0.1ないし1mol/L程度であるが、このような濃度の硫酸水溶液からは、ウランを効率よく吸着できない。また、陽イオン交換樹脂と陰イオン交換樹脂のいずれも、熱分解処理による減溶は、それほど容易ではない。
ウランと選択的に結合する試薬、例えば、トリブチルリン酸やジ2エチルヘキシルリン酸などの有機化合物をアルギン酸カルシウムゲル中に内包したマイクロカプセルは、選択的にウランを吸着できる。しかし、これらの液体有機化合物をマイクロカプセルに多く内包させると、水溶液系で調製したアルギン酸カルシウムゲルから遊離してくる。そのため、通常、添加率を高めることができない。その結果、マイクロカプセルとしては吸着容量が小さくなる。
本発明の課題は、広い硫酸濃度範囲においてウランに代表されるアクチノイドを選択的に分離回収でき、しかも、分配係数や吸着容量が大きく、二次廃棄物量を抑制できる吸着材、および、その吸着材を用いた放射性廃液の処理方法を提供することである。
本発明は、上記課題を解決するために、アクチノイドと選択的に錯体を生成する有機化合物を固体粉末状でアルギン酸カルシウムゲルの担体に内包するアクチノイド吸着材を提案する。
本発明は、また、上記課題を解決するために、アクチノイドのイオンを含む放射性廃液の処理方法において、上記アクチノイド吸着材を充填したカラムに放射性廃液を通液させ、アクチノイドイオンを吸着する放射性廃液の処理方法を提案する。
アルカリ金属に選択性をもつ無機吸着材のように、ウランに選択性を有する固体の無機吸着材は知られていない。ウランと選択的に錯形成するものとしては、有機化合物が知られている。
本発明では、有機化合物のうち、公知の液体の化合物に代えて、固体の有機化合物を内包したマイクロカプセルを用いる。具体的には、広い硫酸濃度範囲においてウランと選択的に吸着するトリオクチルホスフィンオキシド(TOPO)をアルギン酸カルシウムゲル中に内包させる。
TOPOは固体の粉末であるから、アルギン酸ゲルへの添加量を高くしても、ゲルから遊離することがない。そのため、マイクロカプセルの吸着容量を大きくできる。また、TOPO粉末を直接取り扱うよりも、マイクロカプセル化して粒径を大きくしたほうが取扱いが容易になる。さらに、TOPOの特性として、ウランを高い分配係数で吸着し、鉄などの共存元素から良好に分離できることが期待される。
一方、TOPO内包マイクロカプセルにも課題がある。まず、固体のTOPOによるウランの吸着反応が遅いことが懸念された。従来、TOPOは、キシレンなどの有機溶媒に溶解して、廃液中のウランを有機溶媒中に抽出するように用いられていた。これに比べると、廃液中のウランと固体のTOPOとが直接錯形成して吸着するのは、一般的には大変遅い反応と予想される。
そこで、発明者らは、実験により、マイクロカプセルの粒径を最適化すると実用的な速度で吸着できることを見出し、速度的な課題を解決した。
無機吸着材を内包させる場合と違って、TOPOのような有機化合物を内包させる場合には、マイクロカプセルの強度に問題がある。過度にTOPOを添加すると、マイクロカプセルが弱くなって砕けるような事象が観察された。
これに対して、発明者らは、TOPO添加割合と吸着性能との関係を調べ、必要最低限のTOPO添加割合を明らかにするとともに、その添加割合のときにTOPO内包マイクロカプセルが安定な形状を維持できることを確認し、強度的な課題を解決した。
アルギン酸カルシウムゲル中にはカルシウムやナトリウムが含まれるので、使用済みのマイクロカプセルを熱分解などで処理しても、廃棄物発生量が減らないことが懸念された。
発明者らは、分析により、アルギン酸カルシウムゲルを硫酸酸性の水溶液に浸漬すると、カルシウムやナトリウムのイオンと水素イオンとが交換反応を起こし、マイクロカプセル中には不揮発性成分がほとんど残らないことを見出した。すなわち、硫酸酸性の廃液処理に適用した場合、使用済みマイクロカプセルを熱分解すれば、廃棄物発生量を抑制でき、二次廃棄物の課題を解決できる。
ウランに選択性を有する有機化合物をマイクロカプセル化するという公知技術において、種々の試薬の中から固体のTOPOを単純に選択しただけでは、本発明には到達できない。
本発明は、発明者らによる実験研究で、速度的な課題,強度的な課題,廃棄物発生量に関する課題などの固体TOPOに特有の課題を解決した上に成り立っており、分配係数,分離係数,吸着容量,廃棄物減容性の全てが良好な吸着材を得ている。
前記有機化合物としては、TOPOに代えて、フォスフィンオキシド系化合物またはカルバモイルフォスフィンオキシド系化合物を採用してもよい。
本発明によれば、広い濃度範囲の硫酸系除染廃液からアクチノイドを選択的に分離回収できる。吸着法を適用するので、溶媒抽出法に比べて、分離設備を簡素化できる。また、TOPOのマイクロカプセルは、酸性の除染廃液と接触させた後は、容易に熱分解でき、カプセル成分由来の残渣は生じない。したがって、TOPOマイクロカプセルを用いた分離回収方法により、ウラン廃棄物の発生量を抑制できる。
次に、図1〜図5を参照して、本発明によるアクチノイド吸着材および放射性廃液の処理方法に実施例を説明する。
まず、TOPOのマイクロカプセルの調製方法を説明する。アルギン酸ナトリウムを1重量%になるように水に溶解する。この溶液に予め乳鉢でよく粉砕したTOPOの粉末を所定量加え、よく攪拌して粉末を分散させる。このTOPO懸濁液を塩化カルシウム水溶液に滴下する。このとき、所望の粒径のマイクロカプセルを得るのに、液滴の径を制御する。液滴は速やかにゲル化し、TOPOを内包したマイクロカプセルとなる。マイクロカプセルをろ過して回収する。
このように調製したTOPOマイクロカプセルの特性を説明する。TOPOは、従来、キシレンなどの有機溶剤に溶かして溶媒抽出法でウランを分離するために用いられてきた。
本発明においては、TOPOは、固体の状態で廃液中のウランと錯形成させるので、吸着反応遅いことが懸念された。一方、マイクロカプセルの粒径を小さくすると、吸着反応を速められる可能性も期待された。そこで、発明者らは、実験により、適切な粒径範囲を求めた。
図1は、マイクロカプセルの平均粒径をパラメータとして、ウランの分配係数と吸着時間との関係を示す図である。
粒径が1mmを下回ると、吸着平衡に達する時間は2ないし3時間となり、実用的な吸着速度といえる。さらに粒径を小さくしても、今度は、TOPOとウランとの錯形成反応が律速するので、ある程度以上は速くならないことが分かった。粒径があまり細かくなると、粉体として取り扱いにくくなる。以上の検討から、実用的な吸着速度とするための条件として、マイクロカプセルの粒径を0.5mmないし1mmとすればよいことを見出した。
TOPOを固体で内包させると、アルギン酸ゲルの強度が低下することが懸念される。そのため、TOPOの割合を必要最小限にしたい。逆に、ウランの吸着性能はTOPOの割合とともに増加すると考えられた。吸着性能のTOPO割合依存性から、最小限のTOPOの割合を求めることを試みた。
図2は、ウランの分配係数とTOPOの割合との関係を示す図である。
TOPOの割合が6重量%以上では、ウランの分配係数はほとんど変わらないことが分かった。そこで、TOPO割合をほぼ6重量%として、種々に検討した。その結果、6重量%の割合では、TOPO内包マイクロカプセルは安定であることを確認できた。
担体として用いているアルギン酸カルシウムゲルは、陽イオン交換体として作用することが知られている。このことから、アルギン酸カルシウムゲル自体が鉄などの陽イオンを吸着し、ウランと良好に分離できないことが懸念された。そこで、種々の濃度の硫酸から鉄とウランの吸着試験をした。
図3は、ウランの分配係数と硫酸濃度との関係を示す図である。
試験した硫酸条件は、除染廃液として想定される濃度範囲である。陽イオン交換反応の特徴から、酸濃度が高くなると、分配係数は低下する。除染廃液として想定される硫酸濃度範囲では、アルギン酸カルシウムゲルの陽イオン交換反応による鉄イオンの吸着は抑制される一方で、TOPOとウランとの錯形成によるウランの吸着反応は進むことを確認できた。
アルギン酸カルシウムゲルには、カルシウムや不純物成分としてナトリウムが含まれている。ウランの吸着処理に使ったTOPOマイクロカプセルを熱分解処理すると、これらが残渣になり、ウラン廃棄物量はあまり抑制できないことが懸念された。一方、既に述べたように、アルギン酸ゲル自体は陽イオン交換体であるので、酸性廃液と接触させると、もともと含まれていたカルシウムイオンやナトリウムイオンが溶液中の水素イオンと交換反応を起こし、ゲル中にはこれらが残らない可能性も期待できた。
そこで、発明者らは、TOPO内包マイクロカプセルの熱分解試験をした。酸溶液と接触させなかったマイクロカプセル1gを500℃で30分間熱分解処理をすると、約4mg程度の残渣が残った。一方、使用済みマイクロカプセルを模擬して酸溶液と接触させたマイクロカプセル試料は、熱分解により0.4mg以下まで減少した。もともと含まれていたカルシウムイオンやナトリウムイオンが溶液中の水素イオンと交換したためである。以上のことから、TOPOマイクロカプセルは、容易に熱分解でき、酸性廃液の処理に適用した場合には、最終的な廃棄物の発生量を抑制できることが分かった。
発明者らは、以上の実験的研究により、TOPO内包マイクロカプセルが、実用的な吸着速度においてウランを選択的に吸着すること、吸着処理中の形状は安定であること、使用済みのマイクロカプセルは容易に熱分解して廃棄物量を抑制できることが分かった。併せて、マイクロカプセルの仕様も最適化できた。次に、このマイクロカプセルを用いた廃液処理プロセスについて説明する。
図4は、本発明による廃液処理システムの系統構成を示す図である。
この廃液処理システムは、除染廃液供給槽1と、ポンプ2と、吸着塔3と、廃液受槽5と、使用済み樹脂受槽6とからなる。吸着塔3には、本発明によるTOPO内包マイクロカプセル4を充填してある。
除染廃液を処理するには、ポンプ2で除染廃液を除染廃液供給槽2から吸着塔3に移送し、ウランなどのアクチノイドを吸着処理する。吸着塔を出た廃液は、廃液受槽5に送られる。廃液受槽5中の廃液は、ウラン濃度を確認した後、必要に応じて、硫酸回収工程において硫酸を回収した後、中和処理される。このとき発生したスラッジは分離され、ウランを含まない非放射性廃棄物として処理できる可能性がある。スラッジを分離した上澄み液も非放射性廃液として扱える可能性がある。
TOPO内包マイクロカプセル4は、ウランが飽和した時点で、吸着塔から取り出される。使用済みのTOPO内包マイクロカプセル4は、熱分解炉において、500℃で30分程度熱処理をする。その残渣は、主成分がウランなので、放射性廃棄物として処理する。
吸着塔による廃液処理の成立性を小規模試験で確認した。吸着塔の寸法は、直径1cm,高さ10cmであり、約4gのTOPOマイクロカプセルを充填した。模擬除染廃液の組成は、硫酸濃度が0.1mol/L、ウラン濃度が100ppm、鉄濃度が1500ppmである。
図5は、カラム法により種々の供給速度で模擬除染廃液を吸着塔に通したときの破過曲線を示す図である。比較的遅いが実用的な空間速度SV(Space Velocity)=3において、ウランを効率的に吸着処理し、吸着材1gで約50mLの廃液中のウランを吸着できた。飽和吸着容量は、約6mgU/gであり、既存のイオン交換樹脂と同等であった。
本実施例によれば、広い濃度範囲の硫酸系除染廃液から選択的に効率よくウランを分離回収できる。吸着法を適用するので、溶媒抽出法に比べて、分離設備を簡素化できる。また、TOPOのマイクロカプセルは、酸性の除染廃液と接触させた後は、容易に熱分解でき、カプセル成分由来の残渣は生じない。このように、本発明のTOPOマイクロカプセルを用いた分離回収方法によると、ウラン廃棄物の発生量を抑制できる。
なお、有機化合物としては、TOPOに代えて、フォスフィンオキシド系化合物またはカルバモイルフォスフィンオキシド系化合物を採用してもよい。
マイクロカプセルの平均粒径をパラメータとして、ウランの分配係数と吸着時間との関係を示す図である。 ウランの分配係数とTOPOの割合との関係を示す図である。 ウランの分配係数と硫酸濃度との関係を示す図である。 本発明による廃液処理システムの系統構成を示す図である。 カラム法により種々の供給速度で模擬除染廃液を吸着塔に通したときの破過曲線を示す図である。
符号の説明
1 除染廃液供給槽
2 ポンプ
3 吸着塔
4 TOPO内包マイクロカプセル
5 廃液受槽
6 使用済み樹脂受槽

Claims (6)

  1. アクチノイドと選択的に錯体を生成する有機化合物を固体粉末状でアルギン酸カルシウムゲルの担体に内包するアクチノイド吸着材。
  2. 請求項1に記載のアクチノイド吸着材において、
    前記有機化合物が、トリオクチルホスフィンオキシドであることを特徴とするアクチノイド吸着材。
  3. 請求項2に記載のアクチノイド吸着材において、
    前記アクチノイド吸着材の粒径が、0.5ないし1mmであり、
    内包されたトリオクチルホスフィンオキシドが、ほぼ6重量%であることを特徴とするアクチノイド吸着材。
  4. 請求項1に記載のアクチノイド吸着材において、
    前記有機化合物が、フォスフィンオキシド系化合物またはカルバモイルフォスフィンオキシド系化合物であることを特徴とするアクチノイド吸着材。
  5. アクチノイドのイオンを含む放射性廃液の処理方法において、
    請求項1ないし4のいずれか一項に記載のアクチノイド吸着材を充填したカラムに放射性廃液を通液させ、アクチノイドイオンを吸着することを特徴とする放射性廃液の処理方法。
  6. 請求項5に記載の放射性廃液の処理方法において、
    アクチノイド吸着材を充填したカラムに放射性廃液を通液するときの空間速度が、ほぼ3であることを特徴とする放射性廃液の処理方法。
JP2007151005A 2007-06-06 2007-06-06 アクチノイド吸着材および放射性廃液の処理方法 Pending JP2008304280A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007151005A JP2008304280A (ja) 2007-06-06 2007-06-06 アクチノイド吸着材および放射性廃液の処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007151005A JP2008304280A (ja) 2007-06-06 2007-06-06 アクチノイド吸着材および放射性廃液の処理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008304280A true JP2008304280A (ja) 2008-12-18

Family

ID=40233136

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007151005A Pending JP2008304280A (ja) 2007-06-06 2007-06-06 アクチノイド吸着材および放射性廃液の処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008304280A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020125989A (ja) * 2019-02-05 2020-08-20 三菱重工業株式会社 高レベル放射性廃棄物の処分負荷の低減方法
CN116153553A (zh) * 2021-11-19 2023-05-23 中核四0四有限公司 一种设备室内放射性废液吸附转固方法

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63208798A (ja) * 1987-02-24 1988-08-30 石川島播磨重工業株式会社 放射性廃液の処理方法
JPH0231836A (ja) * 1988-04-28 1990-02-01 Sumitomo Chem Co Ltd 金属イオン吸収体およびそれを用いる金属イオン吸収方法
JPH07144103A (ja) * 1993-11-26 1995-06-06 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 超ウラン元素の抽出剤及びそれを用いた超ウラン元素の分離法
JPH08182984A (ja) * 1994-12-28 1996-07-16 Toto Ltd 重金属イオン含有水から重金属イオンを除去する方法
JP2000313925A (ja) * 1999-04-27 2000-11-14 Japan Atom Energy Res Inst 金属捕集材からの金属の溶離回収方法
JP3116092B1 (ja) * 1999-12-03 2000-12-11 工業技術院長 バイオポリマー複合セシウム選択性イオン交換体及びその製造方法
JP2004020546A (ja) * 2002-06-20 2004-01-22 Inst Of Research & Innovation 放射性廃液からの元素の分離回収方法
JP2004028633A (ja) * 2002-06-21 2004-01-29 Inst Of Research & Innovation アメリシウムおよびキュリウムと重希土類元素との分離方法
JP2005061970A (ja) * 2003-08-11 2005-03-10 Inst Of Research & Innovation アクチノイドの分離方法
JP2007014841A (ja) * 2005-07-05 2007-01-25 Toshiba Corp 廃液処理方法及びその装置

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63208798A (ja) * 1987-02-24 1988-08-30 石川島播磨重工業株式会社 放射性廃液の処理方法
JPH0231836A (ja) * 1988-04-28 1990-02-01 Sumitomo Chem Co Ltd 金属イオン吸収体およびそれを用いる金属イオン吸収方法
JPH07144103A (ja) * 1993-11-26 1995-06-06 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 超ウラン元素の抽出剤及びそれを用いた超ウラン元素の分離法
JPH08182984A (ja) * 1994-12-28 1996-07-16 Toto Ltd 重金属イオン含有水から重金属イオンを除去する方法
JP2000313925A (ja) * 1999-04-27 2000-11-14 Japan Atom Energy Res Inst 金属捕集材からの金属の溶離回収方法
JP3116092B1 (ja) * 1999-12-03 2000-12-11 工業技術院長 バイオポリマー複合セシウム選択性イオン交換体及びその製造方法
JP2004020546A (ja) * 2002-06-20 2004-01-22 Inst Of Research & Innovation 放射性廃液からの元素の分離回収方法
JP2004028633A (ja) * 2002-06-21 2004-01-29 Inst Of Research & Innovation アメリシウムおよびキュリウムと重希土類元素との分離方法
JP2005061970A (ja) * 2003-08-11 2005-03-10 Inst Of Research & Innovation アクチノイドの分離方法
JP2007014841A (ja) * 2005-07-05 2007-01-25 Toshiba Corp 廃液処理方法及びその装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020125989A (ja) * 2019-02-05 2020-08-20 三菱重工業株式会社 高レベル放射性廃棄物の処分負荷の低減方法
JP7155031B2 (ja) 2019-02-05 2022-10-18 三菱重工業株式会社 高レベル放射性廃棄物の処分負荷の低減方法
CN116153553A (zh) * 2021-11-19 2023-05-23 中核四0四有限公司 一种设备室内放射性废液吸附转固方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5734807B2 (ja) 放射性セシウム及び放射性ストロンチウム含有物質の処理方法
JP6952151B2 (ja) 99Mo放射性同位体を製造する方法
Neeway et al. Removal of TcO4–from representative nuclear waste streams with layered potassium metal sulfide materials
US9786398B2 (en) Nanocomposite solid material based on hexa- and octa-cyanometallates, method for the preparation thereof and method for fixing mineral pollutants using said material
Wylie et al. Processing used nuclear fuel with nanoscale control of uranium and ultrafiltration
US5852786A (en) Process for decontaminating radioactive materials
Palamarchuk et al. Decontamination of spent ion-exchangers contaminated with cesium radionuclides using resorcinol-formaldehyde resins
JP2004020546A (ja) 放射性廃液からの元素の分離回収方法
Singh et al. Design and Application of Materials for Sequestration and Immobilization of 99Tc
KR20190021251A (ko) 특히 i-131의 아이오딘 방사성동위원소 분획을 생성하기 위한 방법, 특히 i-131의 아이오딘 방사성동위원소 분획
Nayak et al. Biosorption of toxic, heavy, no-carrier-added radionuclides by calcium alginate beads
Mekawy et al. Utilization of bentonite as a low-cost adsorbent for removal of 95Zr (IV), 181Hf (IV) and 95Nb (V) radionuclides from aqueous solutions
US9896744B2 (en) Process for metals leaching and recovery from radioactive wastes
JP6240382B2 (ja) 放射性セシウム吸着剤及びそれを用いた放射性セシウムの回収方法
JP2013127437A (ja) 放射性セシウム含有物質の処理方法及びその処理装置
Akemoto et al. Desorption of Cs+ from contaminated biotite with a low molecular mass organic acid
WO2011016916A2 (en) Compositions and methods for treating nuclear fuel
JP2008304280A (ja) アクチノイド吸着材および放射性廃液の処理方法
JP2013120102A (ja) 放射性物質で汚染された土壌の除染方法
Khalafalla Biotechnological recovery of uranium (VI) from Abu Zeneima spent ore residue using green lixiviant
JP2004028633A (ja) アメリシウムおよびキュリウムと重希土類元素との分離方法
Mishra et al. Uranium processing
Pathak et al. Studies on sorption of plutonium from carbonate medium on polyacrylhydroxamic acid resin
JP2011214971A (ja) 使用済みイオン交換樹脂の処理方法及び処理装置
Kulyukhin et al. Chemistry of radioactive iodine in aqueous media: basic and applied aspects

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090520

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101101

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110920

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120207