JP2008303980A - 継手 - Google Patents
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Abstract
【課題】部品点数が増加せず、軸との結合剛性が大きな継手を提供する。
【解決手段】ボルト8、8を第1の螺子孔481、第2の螺子孔482に螺合すると、第1のフランジ部46、第2のフランジ部47が締め付けられる。雌セレーション45を挟んで、第1の螺子孔481と第2の螺子孔482が対称位置に配置されているため、第1の切り割り431、第2の切り割り432の隙間δ1、δ2が均等に狭まり、軸7の雄セレーション71が結合筒部41の雌セレーション45にセレーション係合して、回転トルクが伝達可能になると共に、ボルト8、8の外周が軸7の環状溝72に係合して、軸7は雌セレーション45から抜け出さない。
【選択図】図2
【解決手段】ボルト8、8を第1の螺子孔481、第2の螺子孔482に螺合すると、第1のフランジ部46、第2のフランジ部47が締め付けられる。雌セレーション45を挟んで、第1の螺子孔481と第2の螺子孔482が対称位置に配置されているため、第1の切り割り431、第2の切り割り432の隙間δ1、δ2が均等に狭まり、軸7の雄セレーション71が結合筒部41の雌セレーション45にセレーション係合して、回転トルクが伝達可能になると共に、ボルト8、8の外周が軸7の環状溝72に係合して、軸7は雌セレーション45から抜け出さない。
【選択図】図2
Description
本発明は継手、特に、ステアリング装置のステアリングシャフトの回転を伝達する軸同士を連結する継手に関する。
車両の前輪を操舵するステアリング装置では、ステアリングホイールの操作で回転するステアリングシャフトの動きを、自在継手を介してステアリングギヤの入力軸に伝達している。
ステアリングホイールの動きはステアリングコラム内に回転自在に設けたステアリングシャフトおよび中間シャフトを介してステアリングギアに伝達され、ステアリングギアによって車輪の方向を操舵する。通常、ステアリングシャフトとステアリングギアの入力軸とは互いに同一直線上に設けることが出来ない。
このため従来から、特許文献1に示すように、ステアリングシャフトとステアリングギアへの入力軸との間に中間シャフトを設け、この中間シャフトの端部とステアリングシャフト、および、中間シャフトの端部とステアリングギアの入力軸の端部とを、自在継手を介して結合することにより、同一直線上に存在しないステアリングシャフトと入力軸との間での動力伝達が行えるようにしている。
近年、ステアリングシャフトに操舵補助力を付与するアシスト装置を、中間シャフトとステアリングホイールとの間に設けたコラムアシスト式の電動パワーステアリング装置が多くなってきた。
このような、コラムアシスト式の電動パワーステアリングでは、中間シャフトに負荷される回転トルクが大きくなるため、中間シャフトと自在継手との結合部の結合剛性を大きくする必要がある。
特許文献2に示す自在継手は、2本のボルトを使用して、自在継手のヨークの結合筒部と軸とを結合している。特許文献2に示す自在継手は、結合筒部とは別部品で形成された薄板状のストラップを介して、ヨークの結合筒部と軸をボルトで締め付けるようにしているため、部品点数が増加して、製造コストが増大する恐れがあった。
本発明は、部品点数が増加せず、軸との結合剛性が大きな継手を提供することを課題とする。
上記課題は以下の手段によって解決される。すなわち、第1番目の発明は、基端寄り部分に回転トルクを伝達可能に軸を嵌合するための孔部を備えた結合筒部、上記結合筒部に上記孔部を挟んで各々形成され、上記孔部に貫通する第1の切り割りと第2の切り割り、上記第1の切り割りを挟んで上記結合筒部と一体に設けられ、左右一対のフランジ部で構成される第1のフランジ部、上記第2の切り割りを挟んで上記結合筒部と一体に設けられ、左右一対のフランジ部で構成される第2のフランジ部、上記第1のフランジ部の左右いずれか一方のフランジ部に形成された第1の通し孔、上記第2のフランジ部の左右いずれか一方のフランジ部に形成された第2の通し孔、上記第1のフランジ部の左右いずれか他方のフランジ部に、上記第1の通し孔から挿通したボルトを螺合するために、上記第1の通し孔と同心に形成された第1の螺子孔、上記第2のフランジ部の左右いずれか他方のフランジ部に、上記第2の通し孔から挿通したボルトを螺合するために、上記第2の通し孔と同心に形成された第2の螺子孔を有することを特徴とする継手である。
第2番目の発明は、第1番目の発明の継手において、上記第1の通し孔と第2の通し孔は、上記孔部を挟んで各々対称位置に形成されていることを特徴とする継手である。
第3番目の発明は、基端寄り部分に回転トルクを伝達可能に軸を嵌合するための孔部を備えた結合筒部、上記結合筒部に上記孔部を挟んで各々形成され、上記孔部に貫通する第1の切り割りと第2の切り割り、上記第1の切り割りを挟んで上記結合筒部と一体に設けられ、左右一対のフランジ部で構成される第1のフランジ部、上記第2の切り割りを挟んで上記結合筒部と一体に設けられ、左右一対のフランジ部で構成される第2のフランジ部、上記第1のフランジ部の左右いずれか一方のフランジ部に形成された第1の通し孔、上記第2のフランジ部の左右いずれか一方のフランジ部に形成された第2の通し孔、上記第1のフランジ部の左右いずれか他方のフランジ部に、上記第1の通し孔から挿通したボルトを挿通するために、上記第1の通し孔と同心に形成された第3の通し孔、上記第2のフランジ部の左右いずれか他方のフランジ部に、上記第2の通し孔から挿通したボルトを挿通するために、上記第2の通し孔と同心に形成された第4の通し孔、上記ボルトの各々に螺合して、上記ボルトを上記第1のフランジ部および第2のフランジ部に各々締め付けるナットを有することを特徴とする継手である。
第4番目の発明は、第3番目の発明の継手において、上記第1の通し孔と第2の通し孔は、上記孔部を挟んで各々対称位置に形成されていることを特徴とする継手である。
第5番目の発明は、第1番目から第4番目までのいずれかの発明の継手において、上記結合筒部には、上記孔部に貫通しない第1の凹部と第2の凹部が、上記孔部を挟んで対称位置に各々形成され、上記第1の切り割りが上記第1の凹部に形成され、上記第2の切り割りが上記第2の凹部に形成されていることを特徴とする継手である。
第6番目の発明は、第5番目の発明の継手において、上記第1の凹部および第2の凹部は略V字状の凹部であることを特徴とする継手である。
第7番目の発明は、第1番目から第4番目までのいずれかの発明の継手において、上記孔部には、上記軸の雄セレーションに係合して回転トルクを伝達する雌セレーションが形成されていることを特徴とする継手である。
第8番目の発明は、第1番目から第4番目までのいずれかの発明の継手において、上記孔部には、上記軸の二個の平面に係合して回転トルクを伝達する二個の平面が形成されていることを特徴とする継手である。
第9番目の発明は、第1番目から第4番目までのいずれかの発明の継手において、上記軸には、上記ボルトに係合する溝が形成されていることを特徴とする継手である。
第10番目の発明は、第9番目の発明の継手において、上記ボルトが結合筒部の孔部を通ることにより、上記軸の溝にボルトが係合することを特徴とする継手である。
第11番目の発明は、第1番目から第4番目までのいずれかの発明の継手において、上記ボルトのうちの少なくとも一つは、段差部が形成された段付きボルトであることを特徴とする継手である。
第12番目の発明は、第1番目から第4番目までのいずれかの発明の継手において、上記第1の切り割りおよび第2の切り割りの半径方向外端には、第1の切り割りおよび第2の切り割りの隙間よりも小さな隙間が形成されていることを特徴とする継手である。
第13番目の発明は、第1番目から第4番目までのいずれかの発明の継手において、上記結合筒部には、上記孔部とは反対側で、十字軸を軸支するための軸受け孔を有する一対の腕部が一体に形成されていることを特徴とする継手である。
第14番目の発明は、第13番目の発明の継手において、上記孔部は、上記腕部の底部に貫通しない止まり孔に形成されていることを特徴とする継手である。
第15番目の発明は、第13番目の発明の継手において、上記第1の切り割りおよび第2の切り割りは、上記腕部の底部に貫通しない形状に形成されていることを特徴とする継手である。
第16番目の発明は、第1番目から第4番目までのいずれかの発明の継手において、上記継手は、中間シャフトとステアリングシャフト、または、中間シャフトとステアリングギヤとを連結する自在継手であり、ステアリングシャフトに操舵補助力を付与するアシスト装置が、上記中間シャフトとステアリングホイールとの間に設けられていることを特徴とする継手である。
第17番目の発明は、第1番目から第4番目までのいずれかの発明の継手が鍛造により成形されることを特徴とする継手である。
本発明の継手は、基端寄り部分に回転トルクを伝達可能に軸を嵌合するための孔部を備えた結合筒部と、結合筒部に孔部を挟んで各々形成され、孔部に貫通する第1の切り割りと第2の切り割りと、第1の切り割りを挟んで結合筒部と一体に設けられ、左右一対のフランジ部で構成される第1のフランジ部と、第2の切り割りを挟んで結合筒部と一体に設けられ、左右一対のフランジ部で構成される第2のフランジ部と、第1のフランジ部の左右いずれか一方のフランジ部に形成された第1の通し孔と、第2のフランジ部の左右いずれか一方のフランジ部に形成された第2の通し孔と、第1のフランジ部の左右いずれか他方のフランジ部に、第1の通し孔から挿通したボルトを螺合するために、第1の通し孔と同心に形成された第1の螺子孔と、第2のフランジ部の左右いずれか他方のフランジ部に、第2の通し孔から挿通したボルトを螺合するために、第2の通し孔と同心に形成された第2の螺子孔とを有している。
従って、結合筒部と一体的に形成された第1のフランジ部と第2のフランジ部を、各々ボルトを使用して締め付けるため、軸と結合筒部との結合剛性が大きく、部品点数が増加せず、製造コストの増大も小さくて済む。
以下、図面に基づいて本発明の実施例1から実施例10を説明する。
図1は本発明の継手を備えたステアリング装置の全体を示し、一部を断面した側面図であって、操舵補助部を有する電動パワーステアリング装置に適用した実施例を示す。
図1に示すように、本発明のステアリング装置は、車体後方側(図1の右側)にステアリングホイール11を装着可能なステアリングシャフト12と、このステアリングシャフト12を挿通したステアリングコラム13と、このステアリングシャフト12に補助トルクを付与する為のアシスト装置(操舵補助部)20と、このステアリングシャフト12の車体前方側(図1の左側)に、図示しないラック/ピニオン機構を介して連結されたステアリングギヤ30とを備えている。
ステアリングシャフト12は、雌ステアリングシャフト12Aと雄ステアリングシャフト12Bとを、回転トルクを伝達可能に、かつ軸方向に関して相対移動可能にスプライン嵌合している。従って、上記雌ステアリングシャフト12Aと雄ステアリングシャフト12Bとは、衝突時に、このスプライン嵌合部が相対移動して、全長を縮めることができる。
また、上記ステアリングシャフト12を挿通した筒状のステアリングコラム13は、アウターコラム13Aとインナーコラム13Bとをテレスコピック移動可能に組み合わせており、衝突時に軸方向の衝撃が加わった場合に、この衝撃によるエネルギを吸収しつつ全長が縮まる、所謂コラプシブル構造としている。
そして、上記インナーコラム13Bの車体前方側端部を、ギヤハウジング21の車体後方側端部に圧入嵌合して固定している。また、上記雄ステアリングシャフト12Bの車体前方側端部を、このギヤハウジング21の内側に通し、アシスト装置20の図示しない入力軸の車体後方側端部に連結している。
ステアリングコラム13は、その中間部を支持ブラケット14により、ダッシュボードの下面等、車体18の一部に支承している。また、この支持ブラケット14と車体18との間に、図示しない係止部を設けて、この支持ブラケット14に車体前方側に向かう方向の衝撃が加わった場合に、この支持ブラケット14が上記係止部から外れ、車体前方側に移動するようにしている。
また、上記ギヤハウジング21の上端部も、上記車体18の一部に支承している。また、本実施例の場合には、チルト機構及びテレスコピック機構を設けることにより、上記ステアリングホイール11の高さ位置、及び、車体前後方向位置の調節を自在としている。このようなチルト機構及びテレスコピック機構は、従来から周知であり、本発明の特徴部分でもない為、詳しい説明は省略する。
上記ギヤハウジング21の車体前方側端面から突出した出力軸23は、自在継手15を介して、中間シャフト16の後端部に連結している。また、この中間シャフト16の前端部に、別の自在継手17を介して、ステアリングギヤ30の入力軸31を連結している。中間シャフト16は、雄中間シャフト(雄シャフト)16Aの車体前方側に、雌中間シャフト(雌シャフト)16Bの車体後方側が外嵌し、回転トルクを伝達可能に、かつ、軸方向に関して相対移動可能に嵌合している。
図示しないピニオンが、入力軸31に結合している。また、ステアリングギヤ30に往復摺動可能に内嵌された図示しないラックが、このピニオンに噛み合っており、ステアリングホイール11の回転が、タイロッド32を移動させて、図示しない車輪を操舵する。
アシスト装置20のギヤハウジング21には、電動モータ26のケース261が固定され、この電動モータ26の図示しない回転軸にウォームが結合されている。出力軸23には図示しないウォームホイールが取り付けられ、このウォームホイールに電動モータ26の回転軸のウォームが噛合っている。
また、出力軸23の軸方向長さの中間部の周囲には、図示しないトルクセンサが設けられている。上記ステアリングホイール11からステアリングシャフト12に加えられるトルクの方向と大きさを、トルクセンサで検出している。
このトルクセンサの検出値に応じて、電動モータ26を駆動し、ウォームとウォームホイールから成る減速機構を介して、出力軸23に、所定の方向に所定の大きさで補助トルクを発生させる。
図2は、図1の自在継手15、17に適用した本発明の実施例1の自在継手を示し、(A)は(B)のA−A断面図、(B)は自在継手の正面図である。図3(A)は、図2(A)からボルトと軸を取り外した状態を示す断面図、図3(B)は図2の軸を示す正面図、図3(C)は図3(B)のB−B断面図である。
図2、図3に示すように、実施例1の自在継手は、二股状の腕部42、42を有するヨーク4、4と、この二股状の腕部42、42同士を結合する十字軸6で構成されている。図示しないが、腕部42、42には、一対の円孔(軸受け孔)が形成されていて、十字軸6との嵌合のための軸受が挿入される。
ヨーク4は、基端寄り部分に略矩形の結合筒部41を備えており、結合筒部41の軸心(図2(A)の左右および上下方向の中心)の内周面には、軸(図1の雄中間シャフト16A、雌中間シャフト16B、出力軸23、入力軸31等)7を嵌合するための雌セレーション(孔部)45が形成されている。
図2(A)、図3(A)に示すように、結合筒部41には、雌セレーション45を挟んで、図2(A)、図3(A)の上下方向に延び、雌セレーション45に貫通する、第1の切り割り431、及び、第2の切り割り432が形成されている。第1の切り割り431、及び、第2の切り割り432の隙間δ1、δ2は、同一寸法に形成されている。
第1の切り割り431を挟んで、左フランジ部461、右フランジ部462から構成される第1のフランジ部46が、結合筒部41と一体に形成されている。また、第2の切り割り432を挟んで、左フランジ部471、右フランジ部472から構成される第2のフランジ部47が、結合筒部41と一体に形成されている。
第1のフランジ部46の左フランジ部461には、フランジ面に対して直角方向(図2(A)、図3(A)の左右方向)に、第1の螺子孔481が形成されている。また、第2のフランジ部47の左フランジ部471には、フランジ面に対して直角方向(図2(A)、図3(A)の左右方向)に、雌セレーション45を挟んで、第1の螺子孔481に対して対称位置に、第2の螺子孔482が形成されている。
第1のフランジ部46の右フランジ部462には、上記第1の螺子孔481と同心に、第1の通し孔491が形成されている。また、第2のフランジ部47の右フランジ部472には、上記第2の螺子孔482と同心に、第2の通し孔492が形成されている。従って、第1の通し孔491、第2の通し孔492にボルト8、8を各々挿通し、ボルト8、8を回転すれば、第1の螺子孔481、第2の螺子孔482にボルト8、8が螺合する。
第1の通し孔491、第2の通し孔492、第1の螺子孔481、第2の螺子孔482は、雌セレーション45を通っている。
第1の通し孔491、第2の通し孔492、第1の螺子孔481、第2の螺子孔482は、雌セレーション45を通っている。
ボルト8、8を第1の螺子孔481、第2の螺子孔482に螺合すると、第1のフランジ部46、第2のフランジ部47が締め付けられる。雌セレーション45を挟んで、第1の螺子孔481と第2の螺子孔482が対称位置に配置されているため、第1の切り割り431、第2の切り割り432の隙間δ1、δ2が均等に狭まり、雌セレーション45の内径が縮径し、軸7の外周を強く締め付ける。
図2(A)、図3(B)、(C)に示すように、軸7の端部外周には、上記雌セレーション45にセレーション係合する雄セレーション71が形成されている。また、軸7の端部外周には、環状溝72が形成されている。環状溝72は、軸7の軸心に平行で、軸7の軸心を通る任意の平面上の形状が、軸7の軸心に向かって凸の円弧状に形成されている。
従って、第1の通し孔491、第2の通し孔492にボルト8、8を挿通すると、軸7の雄セレーション71が結合筒部41の雌セレーション45にセレーション係合して、回転トルクが伝達可能になる。同時に、ボルト8、8の外周が雌セレーション45を通っているため、ボルト8、8の外周が軸7の環状溝72に係合して、軸7は雌セレーション45から抜け出さない。
本発明の実施例1の自在継手は、ヨーク4と一体的に形成された第1のフランジ部46、第2のフランジ部47を、各々ボルト8、8を使用して締め付ける。従って、軸7とヨーク4の結合筒部41との結合剛性が大きく、部品点数が増加せず、製造コストの増大も小さくて済む。
次に本発明の実施例2について説明する。図4(A)は、本発明の実施例2の自在継手を示す図3(A)相当図である。以下の説明では、上記実施例と異なる構造部分と作用についてのみ説明し、重複する説明は省略する。また、同一部品には同一番号を付して説明する。
実施例2は、実施例1の変形例であって、第1の切り割り431、および、第2の切り割り432の半径方向外端に、第1の切り割り431、および、第2の切り割り432の隙間δ1、δ2よりも小さな隙間を形成した例である。それによって、ボルト8、8が第1のフランジ部46、第2のフランジ部47を締め付ける締付け力が所定値になると、隙間が無くなって、締付け力を所定値に規制するようにした例である。
図4(A)に示すように、第1の切り割り431の半径方向外端(図4(A)の上端)には、第1の切り割り431内に突出する矩形突起462Aが、第1のフランジ部46の右フランジ部462から形成されている。また、第2の切り割り432の半径方向外端(図4(A)の下端)には、第2の切り割り432内に突出する矩形突起472Aが、第2のフランジ部47の右フランジ部472から形成されている。
従って、矩形突起462Aと第1のフランジ部46の左フランジ部461との間の隙間
δ3は、第1の切り割り431の隙間δ1よりも小さな寸法に設定されている。また、矩形突起472Aと第2のフランジ部47の左フランジ部471との間の隙間δ4は、第2の切り割り432の隙間δ2よりも小さな寸法に設定されている。隙間δ3、δ4は、同一寸法に形成されている。
δ3は、第1の切り割り431の隙間δ1よりも小さな寸法に設定されている。また、矩形突起472Aと第2のフランジ部47の左フランジ部471との間の隙間δ4は、第2の切り割り432の隙間δ2よりも小さな寸法に設定されている。隙間δ3、δ4は、同一寸法に形成されている。
従って、第1の通し孔491、第2の通し孔492にボルト8、8を各々挿通し、ボルト8、8を回転すれば、第1の螺子孔481、第2の螺子孔482にボルト8、8が螺合し、第1のフランジ部46、第2のフランジ部47が締め付けられる。隙間δ3、δ4が均等に狭まり、雌セレーション45の内径が縮径し、軸7の外周を強く締め付ける。
フランジ部46、47を締め付ける締付け力が所定値になると、隙間δ3、δ4が無くなって、矩形突起462Aと第1のフランジ部46の左フランジ部461が密着し、矩形突起472Aと第2のフランジ部47の左フランジ部471が密着して、それ以上ボルト8、8を締め付けることが出来ないように規制される。そのため、軸7とヨーク4の結合筒部41との結合剛性を、確実に所定の大きさにすることが可能となる。
次に本発明の実施例3について説明する。図4(B)は、本発明の実施例3の自在継手を示す図3(A)相当図である。以下の説明では、上記実施例と異なる構造部分と作用についてのみ説明し、重複する説明は省略する。また、同一部品には同一番号を付して説明する。
実施例3は、実施例2の変形例であって、第1の切り割り431、及び、第2の切り割り432の半径方向外端に、第1の切り割り431、及び、第2の切り割り432の隙間δ1、δ2よりも小さな隙間を形成した例であり、矩形突起を、第1のフランジ部46と第2のフランジ部47の左右両方のフランジ部から形成した例である。
図4(B)に示すように、第1の切り割り431の半径方向外端(図4(B)の上端)には、第1の切り割り431内に突出する矩形突起462Aが、第1のフランジ部46の右フランジ部462から形成されている。また、第1の切り割り431内に突出する矩形突起461Aが、第1のフランジ部46の左フランジ部461からも形成されている。
また、第2の切り割り432の半径方向外端(図4(B)の下端)には、第2の切り割り432内に突出する矩形突起472Aが、第2のフランジ部47の右フランジ部472から形成されている。また、第2の切り割り432内に突出する矩形突起471Aが、第2のフランジ部47の左フランジ部471からも形成されている。
従って、矩形突起462Aと矩形突起461Aとの間の隙間δ5は、第1の切り割り431の隙間δ1よりも小さな寸法に設定されている。また、矩形突起472Aと矩形突起471Aとの間の隙間δ6は、第2の切り割り432の隙間δ2よりも小さな寸法に設定されている。隙間δ5、δ6は、同一寸法に形成されている。
従って、第1の通し孔491、第2の通し孔492にボルト8、8を各々挿通し、ボルト8、8を回転すれば、第1の螺子孔481、第2の螺子孔482にボルト8、8が螺合し、第1のフランジ部46、第2のフランジ部47が締め付けられる。隙間δ5、δ6が均等に狭まり、雌セレーション45の内径が縮径し、軸7の外周を強く締め付ける。
フランジ部46、47を締め付ける締付け力が所定値になると、隙間δ5、δ6が無くなって、矩形突起462Aと矩形突起461Aが密着し、矩形突起472Aと矩形突起471Aが密着して、それ以上ボルト8、8を締め付けることが出来ないように規制される。そのため、軸7とヨーク4の結合筒部41との結合剛性を、確実に所定の大きさにすることが可能となる。
次に本発明の実施例4について説明する。図5は本発明の実施例4の自在継手を示し、(A)は図2(A)相当図、(B)は(A)の軸を示す正面図、(C)は(B)のC−C断面図である。以下の説明では、上記実施例と異なる構造部分と作用についてのみ説明し、重複する説明は省略する。また、同一部品には同一番号を付して説明する。
実施例4は、実施例1の変形例であって、第1の螺子孔481、第2の螺子孔482を通し孔に変更し、ボルトをナットでフランジ部に締め付けるようにした例である。
図5(A)に示すように、第1のフランジ部46の右フランジ部462には、フランジ面に対して直角方向(図5(A)の左右方向)に、第1の通し孔491が形成されている。また、第2のフランジ部47の右フランジ部472には、フランジ面に対して直角方向(図5(A)の左右方向)に、雌セレーション45を挟んで、第1の通し孔491に対して対称位置に、第2の通し孔492が形成されている。
第1のフランジ部46の左フランジ部461には、上記第1の通し孔491と同心に、第3の通し孔493が形成されている。また、第2のフランジ部47の左フランジ部471には、上記第2の通し孔492と同心に、第4の通し孔494が形成されている。従って、第1の通し孔491、第2の通し孔492にボルト8、8を各々挿通し、ボルト8、8を第3の通し孔493、第4の通し孔494から突出させる。
次ぎに、ナット81、81をボルト8、8に螺合すると、第1のフランジ部46、第2のフランジ部47が締め付けられて、第1の切り割り431、第2の切り割り432の隙間δ1、δ2が均等に狭まり、雌セレーション45の内径が縮径し、軸7の外周を強く締め付ける。
図5(B)、(C)に示すように、軸7の端部外周には、上記雌セレーション45にセレーション係合する雄セレーション71が形成されている。また、軸7の端部外周には、溝73、73が形成されている。溝73、73は、軸7の端部外周の180度位相の異なる位置に各々形成され、軸7の軸心に平行で、軸7の軸心を通る一個の平面上の形状が、軸7の軸心に向かって凸の円弧状に形成されている。
従って、第1の通し孔491、第2の通し孔492にボルト8、8を各々挿通し、ボルト8、8を第3の通し孔493、第4の通し孔494から突出させ、ナット81、81をボルト8、8に螺合すると、軸7の雄セレーション71が結合筒部41の雌セレーション45にセレーション係合して、回転トルクが伝達可能になる。また、ボルト8、8の外周が軸7の溝73、73に各々係合して、軸7は雌セレーション45から抜け出さない。
次に本発明の実施例5について説明する。図6(A)は、本発明の実施例5の自在継手を示す図3(A)相当図、図6(B)は図6(A)に嵌合する軸を示す正面図、図6(C)は図6(B)のD−D断面図である。以下の説明では、上記実施例と異なる構造部分と作用についてのみ説明し、重複する説明は省略する。また、同一部品には同一番号を付して説明する。
実施例5は、実施例1の変形例であって、ヨーク4の結合筒部41の内周面に、実施例1の雌セレーション45の代わりに、二平面を形成した例である。
図6(A)に示すように、ヨーク4の結合筒部41の内周面には、軸(図1の雄中間シャフト16A、雌中間シャフト16B、出力軸23、入力軸31等)7を嵌合するための、互いに平行な二個の平面451、451が形成されている。
図6(B)、(C)に示すように、軸7の端部外周には、上記二個の平面451、451に係合可能で、互いに平行な二個の平面74、74が形成されている。また、軸7の端部外周には、溝73、73が形成されている。溝73、73は、軸7の端部外周の180度位相の異なる位置に各々形成され、軸7の軸心に平行で、軸7の軸心を通る一個の平面上の形状が、軸7の軸心に向かって凸の円弧状に形成されている。
従って、ボルト8、8を第1の螺子孔481、第2の螺子孔482に螺合すると、第1のフランジ部46、第2のフランジ部47が締め付けられて、第1の切り割り431、第2の切り割り432の隙間δ1、δ2が均等に狭まり、二個の平面451、451の間隔が縮まり、軸7の二個の平面74、74を強く締め付け、回転トルクが伝達可能になる。また、ボルト8、8の外周が軸7の溝73、73に各々係合して、軸7は結合筒部41から抜け出さない。
次に本発明の実施例6について説明する。図7は本発明の実施例6の自在継手を示し、(A)は(B)のE−E断面図、(B)は自在継手の正面図である。以下の説明では、上記実施例と異なる構造部分と作用についてのみ説明し、重複する説明は省略する。また、同一部品には同一番号を付して説明する。
実施例6は、実施例1の変形例であって、結合筒部41のフランジ面と腕部42、42の位相を90度変更した例である。
図7(A)、(B)に示すように、実施例6の自在継手のヨーク4、4は、第1のフランジ部46および第2のフランジ部47のフランジ面(第1の切り割り431、及び、第2の切り割り432)に対して直角方向に、腕部42、42が二股状に開いて形成され、この二股状の腕部42、42同士が十字軸6で結合されている。図示しないが、腕部42、42には、実施例1と同様に、一対の円孔(軸受け孔)が形成されていて、十字軸6との嵌合のための軸受が挿入されている。
次に本発明の実施例7について説明する。図8は本発明の実施例7の自在継手のヨーク4を示す部品図であって、(A)は(B)のF−F断面図、(B)は正面図、(C)は(B)の右側面図、(D)は(B)の下面図である。
本発明の実施例7の自在継手のヨーク4は、丸棒状の素材を所定の長さに切断し、焼き鈍し処理を施し、表面にリン酸亜鉛等の潤滑皮膜層を形成した後、鍛造加工によって製作される。この部分の説明は同様であるため、以下の実施例8から実施例10では、この部分の説明は省略する。
図8(A)から(D)に示すように、丸棒状の素材を鍛造加工して、左右両方の側面から見て上下方向及び左右方向が対称な略矩形に形成し、図8(B)の軸方向(左右方向)の中央部よりも左側の端部にかけて、図8(A)、(C)に示すように、円弧状に突出した結合筒部41が形成される。
また、結合筒部41には、図8(A)の上下方向及び左右方向の中央部に、孔部を鍛造加工した後、雌セレーション45を次の切削工程にて削り出して加工する。さらに、図8(B)の軸方向(左右方向)の中央部よりも左側の端部にかけて、図8(A)に示すように、略V字状の第1の凹部51と、第2の凹部52が、図8(A)で見て上下方向及び左右方向が対称に、鍛造加工で一対形成されている。
上側の略V字状の第1の凹部51は、結合筒部41の上端面から雌セレーション45に向かって、図8(A)の左右方向の幅が徐々に狭くなるように、V字状に形成され、V字の先端は、雌セレーション45には貫通しないように形成されている。
また、下側の略V字状の第2の凹部52は、結合筒部41の下端面から雌セレーション45に向かって、図8(A)の左右方向の幅が徐々に狭くなるように、V字状に形成され、V字の先端は、雌セレーション45には貫通しないように形成されている。
第1の凹部51には、図8(A)の上下方向に延び、雌セレーション45に貫通する、第1の切り割り431が切削加工で形成されている。同様に、第2の凹部52には、図8(A)の上下方向に延び、雌セレーション45に貫通する、第2の切り割り432が切削加工で形成されている。第1の切り割り431、及び、第2の切り割り432の隙間δ1、δ2は、同一寸法に形成されている。
第1の切り割り431を挟んで、左フランジ部461、右フランジ部462から構成される第1のフランジ部46が、結合筒部41と一体に形成されている。また、第2の切り割り432を挟んで、左フランジ部471、右フランジ部472から構成される第2のフランジ部47が、結合筒部41と一体に形成されている。
第1のフランジ部46の右フランジ部462には、フランジ面に対して直角方向(図8(A)の左右方向)に、第1の螺子孔481が切削加工で形成されている。また、第2のフランジ部47の右フランジ部472には、フランジ面に対して直角方向(図8(A)の左右方向)に、雌セレーション45を挟んで、第1の螺子孔481に対して対称位置に、第2の螺子孔482が切削加工で形成されている。
第1のフランジ部46の左フランジ部461には、上記第1の螺子孔481と同心に、第1の通し孔491が切削加工で形成されている。また、第2のフランジ部47の左フランジ部471には、上記第2の螺子孔482と同心に、第2の通し孔492が切削加工で形成されている。従って、第1の通し孔491、第2の通し孔492に、ボルト8、8(図2参照)を各々挿通し、ボルト8、8を回転すれば、第1の螺子孔481、第2の螺子孔482にボルト8、8が螺合する。
ボルト8、8を第1の螺子孔481、第2の螺子孔482に螺合すると、第1のフランジ部46、第2のフランジ部47が締め付けられて、第1の切り割り431、第2の切り割り432の隙間δ1、δ2が均等に狭まり、雌セレーション45の内径が縮径し、軸7(図2参照)の外周を強く締め付ける。
次に、図8(B)の軸方向(左右方向)の中央部よりも右側が、二股状に鍛造加工で形成されて、腕部42、42が形成される。腕部42、42の左端の結合筒部41付近の底部53には、雌セレーション45が貫通して、通り孔に加工されている。第1の切り割り431、第2の切り割り432、第1の凹部51、第2の凹部52は、腕部42、42の底部53には貫通しない形状に加工されている。
次に、図8(D)に示すように、腕部42、42の右端面421、421を、シェービング加工にて円弧状に打ち抜き加工して形成する。腕部42、42を二股状に鍛造加工する際に、腕部42、42の右端面421、421を円弧状に同時成形する場合には、シェービング加工が不要となる場合がある。腕部42、42には、実施例1と同様に、一対の円孔50(軸受け孔)が切削加工で形成されていて、十字軸6との嵌合のための軸受が挿入される。
本発明の実施例7の自在継手は、略V字状の凹部を対称形状に一対形成したことで、金型が対称形状になって簡略化できるため、金型に加わる負荷が小さくなり、金型の寿命が長くなる。
また、鍛造で略V字状の凹部が形成された部分に、切り割りを切削加工で形成するため、切削で除去する体積が小さくて済むため、切り割りを切削加工する時間が短くなり、切削工具の寿命も長くなり、加工コストを低減することができる。
次に本発明の実施例8について説明する。図9は本発明の実施例8の自在継手のヨークを示す部品図であって、(A)は(B)のG−G断面図、(B)は正面図、(C)は(B)の右側面図、(D)は(B)の下面図である。以下の説明では、上記実施例と異なる構造部分と作用についてのみ説明し、重複する説明は省略する。また、同一部品には同一番号を付して説明する。
実施例8は、実施例7の変形例であって、結合筒部41を円弧状の凹部に形成し、第1のフランジ部46、第2のフランジ部47よりも窪んだ形状に形成した例である。実施例8のヨーク4の製造工程は、実施例7のヨーク4の製造工程と同一であるので、詳細な説明は省略する。
次に本発明の実施例9について説明する。図10は本発明の実施例9の自在継手のヨークを示す部品図であって、(A)は(B)のH−H断面図、(B)は正面図、(C)は(B)の右側面図、(D)は(B)の下面図である。以下の説明では、上記実施例と異なる構造部分と作用についてのみ説明し、重複する説明は省略する。また、同一部品には同一番号を付して説明する。
実施例9は、実施例7の変形例であって、雌セレーション45を止まり孔にした例である。図10(A)から(D)に示すように、結合筒部41には、図10(A)の上下方向及び左右方向の中央部に、孔部を鍛造加工した後、雌セレーション45を次の切削工程にて削り出して加工する。
腕部42、42の左端の結合筒部41付近の底部53には、雌セレーション45が貫通せず、止まり孔に加工されている。第1の切り割り431、第2の切り割り432、第1の凹部51、第2の凹部52は、腕部42、42の底部53には貫通しない形状に加工されている。実施例9のヨーク4の製造工程は、実施例7のヨーク4の製造工程と同一であるので、詳細な説明は省略する。
本発明の実施例9の自在継手は、雌セレーション45が止まり孔に形成されているため、結合筒部41の剛性が大きく、大きな回転トルクを伝達することが可能となる。
次に本発明の実施例10について説明する。図11は本発明の実施例10の自在継手のヨークを示す部品図であって、(A)は(B)のJ−J断面図、(B)は正面図、(C)は(B)の右側面図、(D)は(B)の下面図、(E)はボルトの正面図である。以下の説明では、上記実施例と異なる構造部分と作用についてのみ説明し、重複する説明は省略する。また、同一部品には同一番号を付して説明する。
実施例10は、実施例7の変形例であって、フランジ部を締め付けるボルトの一方を段付きボルトにし、ボルトがフランジ部を締め付ける締付け力を所定値に規制すると共に、ヨーク4と軸7を車体で組み付ける作業を、1本のボルトだけをフランジ部に締め付ける従来のヨークと作業性が変わらないようにした例である。
図11(A)から(D)に示すように、結合筒部41には略V字状の第1の凹部51、第2の凹部52は無く、雌セレーション45に貫通する、第1の切り割り431、第2の切り割り432が切削加工で形成されている。第1の切り割り431、及び、第2の切り割り432の隙間δ1、δ2は、同一寸法に形成されている。
第1の切り割り431を挟んで、左フランジ部461、右フランジ部462から構成される第1のフランジ部46が、結合筒部41と一体に形成されている。また、第2の切り割り432を挟んで、左フランジ部471、右フランジ部472から構成される第2のフランジ部47が、結合筒部41と一体に形成されている。
第1のフランジ部46の右フランジ部462には、フランジ面に対して直角方向(図11(A)の左右方向)に、第1の螺子孔481が切削加工で形成されている。また、第2のフランジ部47の右フランジ部472には、フランジ面に対して直角方向(図11(A)の左右方向)に、雌セレーション45を挟んで、第1の螺子孔481に対して対称位置に、第2の螺子孔482が切削加工で形成されている。
第1のフランジ部46の左フランジ部461には、上記第1の螺子孔481と同心に、第1の螺子孔481の谷の径よりも大径の第1の通し孔491が、切削加工で形成されている。第1の通し孔491は、雌セレーション45に引っ掛からないように、雌セレーション45の軸心から半径方向外端側(図11(A)の上方)に離して形成されている。第2のフランジ部47の左フランジ部471には、上記第2の螺子孔482と同心に、第2の通し孔492が切削加工で形成されている。
図11(E)に示すように、第1の螺子孔481に螺合させるボルト9には、雄螺子部91の外径よりも大径の大径軸部92が形成されていて、大径軸部92と雄螺子部91との接続部には、段差部93が形成されて、段付きボルトになっている。大径軸部92の外径寸法は、第1の通し孔491の内径寸法よりも若干小さく形成されている。段差部93を形成する方法として、通常のボルトの外周に、大径軸部92と同一外径の中空円筒状のカラーを外嵌してもよい。
実施例10のヨーク4を軸7(図3(B)、(C)参照)に組み付ける前に、予め、第1の通し孔491にボルト9を挿通して、ボルト9を回転し、第1の螺子孔481にボルト9を螺合しておく。第1のフランジ部46が締め付けられて、第1の切り割り431の隙間δ1が狭まると、段差部93が第1のフランジ部46の右フランジ部462に当接して、それ以上ボルト9を締め付けることが出来ないように規制される。
ボルト9の大径軸部92は、軸7の雄セレーション71(図3(B)、(C)参照)に引っ掛からないので、ボルト9を第1のフランジ部46に締め付けた後でも、ヨーク4に軸7を組み付けることが可能である。
従って、ボルト9を締め付けたヨーク4に、軸7を組み付けた後、ボルト8(図2参照)を第2の螺子孔482に螺合する。すると、第2のフランジ部47が締め付けられて、第2の切り割り432の隙間δ2が狭まり、雌セレーション45の内径が縮径し、軸7の外周を強く締め付ける。
ボルト8を第2の螺子孔482に螺合すると、軸7の雄セレーション71が結合筒部41の雌セレーション45にセレーション係合して、回転トルクが伝達可能になる。また、ボルト8の外周が軸7の環状溝72(図3(B)、(C)参照)に係合して、軸7は雌セレーション45から抜け出さない。
本発明の実施例10の自在継手は、第1のフランジ部46、第2のフランジ部47を、ボルト8と9の2本を使用して締め付けるため、軸7とヨーク4の結合筒部41との結合剛性を大きくすることができる。しかも、ヨーク4と軸7を車体で組み付ける作業が、1本のボルト8を締め付ける作業で済むので、1本のボルトだけをフランジ部に締め付ける従来のヨークと作業性は変わらない。
実施例7から実施例10に示すように、結合筒部41は、凸形状、凹形状、平面状でもよく、さらにその形状も、円、楕円、矩形等種々の形状が可能である。
上記実施例では、凹部として略V字状の凹部を形成した例について説明したが、略U字状、矩形状、円形状、楕円状等の凹部でもよい。また、上記実施例では、結合筒部に雌セレーション、または、二個の平面を形成した例について説明したが、雌スプライン、多角形孔、楕円孔等の孔部でもよい。さらに、上記実施例では、第1の切り割り431、及び、第2の切り割り432の隙間δ1、δ2が、同一寸法に形成されているが、異なっていても良い。
11 ステアリングホイール
12 ステアリングシャフト
12A 雌ステアリングシャフト
12B 雄ステアリングシャフト
13 ステアリングコラム
13A アウターコラム
13B インナーコラム
14 支持ブラケット
15 自在継手
16 中間シャフト
16A 雄中間シャフト
16B 雌中間シャフト
17 自在継手
18 車体
20 アシスト装置
21 ギヤハウジング
23 出力軸
26 電動モータ
261 ケース
30 ステアリングギヤ
31 入力軸
32 タイロッド
4 ヨーク
41 結合筒部
42 腕部
421 右端面
431 第1の切り割り
432 第2の切り割り
45 雌セレーション
451 平面
46 第1のフランジ部
461 左フランジ部
461A 矩形突起
462 右フランジ部
462A 矩形突起
47 第2のフランジ部
471 左フランジ部
471A 矩形突起
472 右フランジ部
472A 矩形突起
481 第1の螺子孔
482 第2の螺子孔
491 第1の通し孔
492 第2の通し孔
493 第3の通し孔
494 第4の通し孔
50 円孔(軸受け孔)
51 第1の凹部
52 第2の凹部
53 底部
6 十字軸
7 軸
71 雄セレーション
72 環状溝
73 溝
74 平面
8 ボルト
81 ナット
9 ボルト
91 雄螺子部
92 大径軸部
93 段差部
12 ステアリングシャフト
12A 雌ステアリングシャフト
12B 雄ステアリングシャフト
13 ステアリングコラム
13A アウターコラム
13B インナーコラム
14 支持ブラケット
15 自在継手
16 中間シャフト
16A 雄中間シャフト
16B 雌中間シャフト
17 自在継手
18 車体
20 アシスト装置
21 ギヤハウジング
23 出力軸
26 電動モータ
261 ケース
30 ステアリングギヤ
31 入力軸
32 タイロッド
4 ヨーク
41 結合筒部
42 腕部
421 右端面
431 第1の切り割り
432 第2の切り割り
45 雌セレーション
451 平面
46 第1のフランジ部
461 左フランジ部
461A 矩形突起
462 右フランジ部
462A 矩形突起
47 第2のフランジ部
471 左フランジ部
471A 矩形突起
472 右フランジ部
472A 矩形突起
481 第1の螺子孔
482 第2の螺子孔
491 第1の通し孔
492 第2の通し孔
493 第3の通し孔
494 第4の通し孔
50 円孔(軸受け孔)
51 第1の凹部
52 第2の凹部
53 底部
6 十字軸
7 軸
71 雄セレーション
72 環状溝
73 溝
74 平面
8 ボルト
81 ナット
9 ボルト
91 雄螺子部
92 大径軸部
93 段差部
Claims (17)
- 基端寄り部分に回転トルクを伝達可能に軸を嵌合するための孔部を備えた結合筒部、
上記結合筒部に上記孔部を挟んで各々形成され、上記孔部に貫通する第1の切り割りと第2の切り割り、
上記第1の切り割りを挟んで上記結合筒部と一体に設けられ、左右一対のフランジ部で構成される第1のフランジ部、
上記第2の切り割りを挟んで上記結合筒部と一体に設けられ、左右一対のフランジ部で構成される第2のフランジ部、
上記第1のフランジ部の左右いずれか一方のフランジ部に形成された第1の通し孔、
上記第2のフランジ部の左右いずれか一方のフランジ部に形成された第2の通し孔、
上記第1のフランジ部の左右いずれか他方のフランジ部に、上記第1の通し孔から挿通したボルトを螺合するために、上記第1の通し孔と同心に形成された第1の螺子孔、
上記第2のフランジ部の左右いずれか他方のフランジ部に、上記第2の通し孔から挿通したボルトを螺合するために、上記第2の通し孔と同心に形成された第2の螺子孔を有すること
を特徴とする継手。 - 請求項1に記載された継手において、
上記第1の通し孔と第2の通し孔は、上記孔部を挟んで各々対称位置に形成されていること
を特徴とする継手。 - 基端寄り部分に回転トルクを伝達可能に軸を嵌合するための孔部を備えた結合筒部、
上記結合筒部に上記孔部を挟んで各々形成され、上記孔部に貫通する第1の切り割りと第2の切り割り、
上記第1の切り割りを挟んで上記結合筒部と一体に設けられ、左右一対のフランジ部で構成される第1のフランジ部、
上記第2の切り割りを挟んで上記結合筒部と一体に設けられ、左右一対のフランジ部で構成される第2のフランジ部、
上記第1のフランジ部の左右いずれか一方のフランジ部に形成された第1の通し孔、
上記第2のフランジ部の左右いずれか一方のフランジ部に形成された第2の通し孔、
上記第1のフランジ部の左右いずれか他方のフランジ部に、上記第1の通し孔から挿通したボルトを挿通するために、上記第1の通し孔と同心に形成された第3の通し孔、
上記第2のフランジ部の左右いずれか他方のフランジ部に、上記第2の通し孔から挿通したボルトを挿通するために、上記第2の通し孔と同心に形成された第4の通し孔、
上記ボルトの各々に螺合して、上記ボルトを上記第1のフランジ部および第2のフランジ部に各々締め付けるナットを有すること
を特徴とする継手。 - 請求項3に記載された継手において、
上記第1の通し孔と第2の通し孔は、上記孔部を挟んで各々対称位置に形成されていること
を特徴とする継手。 - 請求項1から請求項4までのいずれかに記載された継手において、
上記結合筒部には、上記孔部に貫通しない第1の凹部と第2の凹部が、上記孔部を挟んで対称位置に各々形成され、
上記第1の切り割りが上記第1の凹部に形成され、
上記第2の切り割りが上記第2の凹部に形成されていること
を特徴とする継手。 - 請求項5に記載された継手において、
上記第1の凹部および第2の凹部は略V字状の凹部であること
を特徴とする継手。 - 請求項1から請求項4までのいずれかに記載された継手において、
上記孔部には、上記軸の雄セレーションに係合して回転トルクを伝達する雌セレーションが形成されていること
を特徴とする継手。 - 請求項1から請求項4までのいずれかに記載された継手において、
上記孔部には、上記軸の二個の平面に係合して回転トルクを伝達する二個の平面が形成されていること
を特徴とする継手。 - 請求項1から請求項4までのいずれかに記載された継手において、
上記軸には、上記ボルトに係合する溝が形成されていること
を特徴とする継手。 - 請求項9に記載された継手において、
上記ボルトが結合筒部の孔部を通ることにより、上記軸の溝にボルトが係合すること
を特徴とする継手。 - 請求項1から請求項4までのいずれかに記載された継手において、
上記ボルトのうちの少なくとも一つは、段差部が形成された段付きボルトであること
を特徴とする継手。 - 請求項1から請求項4までのいずれかに記載された継手において、
上記第1の切り割りおよび第2の切り割りの半径方向外端には、第1の切り割りおよび第2の切り割りの隙間よりも小さな隙間が形成されていること
を特徴とする継手。 - 請求項1から請求項4までのいずれかに記載された継手において、
上記結合筒部には、上記孔部とは反対側で、十字軸を軸支するための軸受け孔を有する一対の腕部が一体に形成されていること
を特徴とする継手。 - 請求項13に記載された継手において、
上記孔部は、上記腕部の底部に貫通しない止まり孔に形成されていること
を特徴とする継手。 - 請求項13に記載された継手において、
上記第1の切り割りおよび第2の切り割りは、上記腕部の底部に貫通しない形状に形成されていること
を特徴とする継手。 - 請求項1から請求項4までのいずれかに記載された継手において、
上記継手は、中間シャフトとステアリングシャフト、または、中間シャフトとステアリングギヤとを連結する自在継手であり、
ステアリングシャフトに操舵補助力を付与するアシスト装置が、上記中間シャフトとステアリングホイールとの間に設けられていること
を特徴とする継手。 - 請求項1から請求項4までのいずれかに記載された継手が鍛造により成形されること
を特徴とする継手。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2007151726A JP2008303980A (ja) | 2007-06-07 | 2007-06-07 | 継手 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2007151726A JP2008303980A (ja) | 2007-06-07 | 2007-06-07 | 継手 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2008303980A true JP2008303980A (ja) | 2008-12-18 |
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ID=40232878
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2007151726A Pending JP2008303980A (ja) | 2007-06-07 | 2007-06-07 | 継手 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2008303980A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104494686A (zh) * | 2014-12-03 | 2015-04-08 | 安徽江淮汽车股份有限公司 | 一种转向器总成以及汽车 |
| JP2018128077A (ja) * | 2017-02-08 | 2018-08-16 | 日本精工株式会社 | ヨークとシャフトの結合構造 |
| CN114080350A (zh) * | 2019-07-12 | 2022-02-22 | 朴根浩 | 摆臂固定吊架 |
-
2007
- 2007-06-07 JP JP2007151726A patent/JP2008303980A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104494686A (zh) * | 2014-12-03 | 2015-04-08 | 安徽江淮汽车股份有限公司 | 一种转向器总成以及汽车 |
| CN104494686B (zh) * | 2014-12-03 | 2016-08-03 | 安徽江淮汽车股份有限公司 | 一种转向器总成以及汽车 |
| JP2018128077A (ja) * | 2017-02-08 | 2018-08-16 | 日本精工株式会社 | ヨークとシャフトの結合構造 |
| CN114080350A (zh) * | 2019-07-12 | 2022-02-22 | 朴根浩 | 摆臂固定吊架 |
| CN114080350B (zh) * | 2019-07-12 | 2023-08-15 | 朴根浩 | 摆臂固定吊架 |
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