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JP2008302714A - 衝撃吸収装置 - Google Patents

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JP2008302714A
JP2008302714A JP2007149028A JP2007149028A JP2008302714A JP 2008302714 A JP2008302714 A JP 2008302714A JP 2007149028 A JP2007149028 A JP 2007149028A JP 2007149028 A JP2007149028 A JP 2007149028A JP 2008302714 A JP2008302714 A JP 2008302714A
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pipe
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Kosuke Matsubara
浩輔 松原
Kenji Murakami
謙二 村上
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NHK Spring Co Ltd
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Abstract

【課題】構造が簡単で確実に衝撃を吸収することができる衝撃吸収装置を提供する。
【解決手段】底部16と、衝撃吸収部15と、上部11と、接続部13と、を有し、前記接続部13と前記衝撃吸収部15との境界面14がテーパ状に形成された外側パイプ1と、底部と、一つ以上の孔25を有する基部24と、上部21と、側壁部22と、を有し、前記外側パイプ1の内側に同軸的に摺動可能に配設された内側パイプ2と、前記孔25内に配設された一つ以上の抵抗体3と、第1、第2及び第3の部分を有し前記内側パイプ2内に移動可能に配設された支持体5と、前記内側パイプ2に対して付勢力を与える内側パイプ移動手段7と、支持体移動手段6と、を備え、第1の動作モードにおいては前記支持体5の第2の部分54が前記孔25に対向し、第2の動作モードにおいては前記支持体5の第3の部分56が前記孔25に対向することを特徴とする衝撃吸収装置が提供される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、衝撃吸収装置に関する。
従来から、自動車には、物体等との衝突時に自動車本体の破損を防ぐためバンパが装備されている。バンパ内部には、衝撃吸収力を高めるために、バンパリインフォースメントが備えられ、特に対車両との衝突の際の衝撃吸収力を高めている。また、特許文献1乃至3に示されるように、衝撃吸収力を高める様々な装置が提案されている。
特開平6−64489号公報 特開平11−291845号公報 特開2002−200949号公報
しかし、上述した衝撃吸収装置は、衝撃吸収力を調整することができない。また、設置面積が大きく、車両全長等に影響を与える。そこで、歩行者等との衝突時と、車両等との衝突時とで、衝撃吸収力を変更することができ、且つ、車両本体の損傷を回避できる衝撃吸収装置が求められている。また、平常時において、バンパ等の設置面積に影響を与えず、車両全長等が長くならない衝撃吸収装置であれば、さらによい。
本発明は、構造が簡単で確実に衝撃を吸収することができ、且つ、衝突対象物に対応して衝撃吸収力を調整できる衝撃吸収装置を提供することを目的とする。
本発明の一実施形態によれば、底部と、外部からの衝撃を吸収する衝撃吸収部と、上部と、前記衝撃吸収部と前記上部とを接続し前記衝撃吸収部の内径より大きな内径を有する接続部と、を有し、前記衝撃吸収部との境界面が底部方向に向かってテーパ状に形成された外側パイプと、内側に向かって突出したフランジを有する底部と、一つ以上の孔を有する基部と、上部と、前記基部と前記上部とを接続する前記基部の外径より小さい外径を有する側壁部と、を有し、前記外側パイプの内側に同軸的に摺動可能に配設された内側パイプと、前記孔の内径より小さい外径を有する鋼体であって前記孔内に移動自在に配設された一つ以上の抵抗体と、内周側に向かって突出したフランジを有する上部と、前記内側パイプ基部の側壁面からの法線方向の距離が順に小さくなるように形成された第1の部分、第2の部分及び第3の部分を有する側壁面とを有し、前記内側パイプ内に移動可能に配設された支持体と、前記内側パイプの上部と前記外側パイプの底部との間に配設され、前記内側パイプに対して該内側パイプが前記外側パイプから突出するための付勢力を与える内側パイプ移動手段と、前記支持体の前記上部フランジと前記内側パイプの前記底部フランジとの間に配設された支持体移動手段と、を備え、第1の動作モードにおいては前記支持体の第2の部分が前記内側パイプの前記孔に対向し、第2の動作モードにおいては前記支持体の第3の部分が前記内側パイプの前記孔に対向する、ことを特徴とする衝撃吸収装置が提供される。
本発明によれば、構造が簡単で確実に衝撃を吸収することができ、且つ、衝突対象物に対応して衝撃吸収力を調整可能な衝撃吸収装置が提供される。
以下、本発明の実施形態に係る衝撃吸収装置について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本発明は、以下の実施形態に限定されるわけではない。また、各実施形態において、同様の構成については同じ符号を付し、改めて説明しない場合がある。
(第1の実施形態)
図1乃至図5に基づき、本発明の一実施形態に係る衝撃吸収装置について説明する。図1乃至図5において、同一部分には同一符号が付されている。
図1は、本発明の一実施形態に係る衝撃吸収装置の概略構成図である。また、図2は、本発明の一実施形態に係る衝撃吸収装置の一部切り欠き図面である。図2(a)は、平面図であり、図2(b)は、側面図とその切り欠き断面図である。なお、図2においては図示の関係で、内側パイプ移動手段7を省略して図示している。図1に示すように、この衝撃吸収装置は、衝撃吸収装置本体100とモータユニット200を有している。そして、モータユニット200は、コントローラ300と電気的に接続されている。前記コントローラ300は、さらにレーダ401とCCDカメラ402とを有するセンサ装置400と電気的に接続されている。
本発明の一実施形態に係る衝撃吸収装置本体100は、図1に示すように、概略外側パイプ1、内側パイプ2、移動抵抗体3、支持体5、支持体移動手段6、内側パイプ移動手段7から構成される。各部品の全体構成は、図2(b)に示す構成となる。支持体5の下部には、ワイヤ8の一端が接続され、前記ワイヤ8の他端は、図1に示すようにロック機構9を介してモータユニット200に接続される。
外側パイプ1は、上部11が開口され、底部16が閉じられた形状である。外側パイプ1の側壁部分には、物体と衝突した場合の衝撃力を吸収する肉厚の外側パイプ衝撃吸収部15が形成されており、さらに、該外側パイプ衝撃吸収部15と上部11とを接続する肉薄の接続部13(以下、第1の部分ということがある。)が形成されている。外側パイプ衝撃吸収部15の内径は、接続部13の内径よりも小さい。従って、境界面14(以下、外側パイプ第1テーパ部ということがある。)は、底部16方向に向かってテーパ状となっている。かかる形状を有する外側パイプ1内には、同軸的かつ軸方向に摺動可能な状態で内側パイプ2が配設されている。
内側パイプ2は、底部が開口され、且つ底部に該内側パイプ2の内側に向かって突出した内側パイプ底部フランジ26を有する。一方、内側パイプ2の上部21は、閉じられた形状である。内側パイプ2の側壁は、内側パイプ側壁部22と、内側パイプ側壁部22より外径の大きな内側パイプ基部24とから形成されている。内側パイプ基部24の側壁には、移動抵抗体孔25が設けられている。移動抵抗体孔25には、前記移動抵抗体孔25の直径よりも小さい外径を有する移動抵抗体3が配置されている。また、上述した内側パイプ側壁部22の内周側の所定の位置に、後述する支持体5が支持体移動手段6によって付勢力が与えられて移動した場合に、該支持体5の移動をストップさせるための支持体ストッパ部23が配設されている。但し、支持体5が支持体移動手段6と直接固定され、且つ、支持体移動手段6が外側パイプ底部16と直接固定されている場合には、支持体ストッパ部23は配設されないことがある。さらに、内側パイプ2の基部24の内側には、支持体5が、内側パイプ2内壁に対向して摺動可能な状態で配設されている。なお、本実施形態においては、移動抵抗体3として鋼球を使用しており、他の実施形態においても同様である。但し、これに限定されるわけではなく、衝撃を吸収するパイプ材の材質よりも硬度の高い材質で形成されていればよい。
支持体5は、側壁面に第1の部分51、第2の部分54及び第3の部分56を有する。支持体5が対向する内側パイプ基部24の側壁面と前記第1の部分51、第2の部分54および第3の部分56との法線方向の距離は、第3の部分56を基準にすれば、第2の部分54は第3の部分56より距離が大きく、第1の部分51は第2の部分54よりさらに距離が大きい。本実施形態においては、第1の部分51と第2の部分54とを接続する接続部、及び第2の部分54と第3の部分56とを接続する接続部は、いずれも垂直方向の断面が略L字形状で、底部方向に向かって拡開する状態のテーパ形状となっている。以下、この部分をそれぞれ第1支持体テーパ部52及び第2支持体テーパ部55という。支持体5を内側パイプ基部24内部に配設した場合、上述した内側パイプ基部24の側壁面との法線方向の距離は、上述したように第2の部分54よりも第1の部分51の方が大きいが、いずれの距離も、移動抵抗体3の直径よりも小さく形成されている。従って、移動抵抗体3は、第1の部分51及び第2の部分54側に移動した場合でも内側パイプ2の移動抵抗体孔25内にその一部が残った状態となる。なお、第1支持体テーパ部52及び第2支持体テーパ部55は、テーパ形状に限定されるわけでなく、移動抵抗体孔25に対向して配置された半球状であってもよい。さらに、第1支持体テーパ部52及び第2支持体テーパ部55を設けなくてもよい。
支持体5の上部は、内側に向かって突出したフランジ(以下、支持体上部フランジ53という。)を有する。そして、支持体上部フランジ53と内側パイプ底部フランジ26との間には、支持体移動手段6が配設されている。本実施形態においては、支持体移動手段6としてばねを用いているが、これに限定されるわけではない。また、支持体5の下部には、ワイヤ8の一端が連結されている。従って、ワイヤ8の牽引によって支持体移動手段6を圧縮した状態で係止されていた支持体5は、ワイヤ8の係止を開放した場合、支持体移動手段6によって付勢力が与えられ、内側パイプ2の上部方向(図1に向かって、上方向。)に移動し、支持体ストッパ部23に当接して移動が停止する。
本実施形態に係る衝撃吸収装置は、ワイヤ8の係止の開放を2段階に亘って行うように制御される。即ち、ワイヤ8の係止の開放の第1の段階(以下、かかる状態を第1の動作モードという。)と、第2の段階(以下、かかる状態を第2の動作モードという。)とである。第1の動作モードは、ワイヤ8の係止の開放の程度で言えば中間に当たるモードであり、ワイヤ8の係止を一旦開放し、ロック機構9から所定の長さワイヤ8が引き出された場合に再度ワイヤ8を係止するモードである。一方、第2の動作モードは、ワイヤ8の係止をすべて開放するモードであり、一旦開放されたワイヤ8を再度係止しないモードである。
第1の動作モードにおいて、ワイヤ8の係止が開放されると、ワイヤ8の牽引に伴って支持体5によって圧縮されていた支持体移動手段6が反発し、支持体5は付勢力を与えられて内側パイプ2の上部方向(図1に向かって、上方向。)に移動する。支持体5に接続されたワイヤ8がロック機構9から引き出される。コントローラ300は、ワイヤ8の係止の開放を制御し、ワイヤ8が所定の長さロック機構9から引き出されると、ロック機構9に対して係止を指示する。ロック機構9がワイヤ8を再度係止し、支持体5の移動が停止する。このとき、支持体5の第2の部分54が、内側パイプ基部24に設けられた移動抵抗体孔25に対向する位置となる。従って、移動抵抗体孔25内に配設された移動抵抗体3は、第2の部分54まで移動可能な状態となる。次に、第2の動作モードの場合、一旦係止を開放されたワイヤ8は、ロック機構9によって再度係止されることがない。従って、ワイヤ8が接続された支持体5は、支持体移動手段6によって付勢力が与えられ、内側パイプ2の上部方向に移動し、支持体ストッパ部23によって移動が停止させられる。このとき、支持体5の最下部に相当する第3の部分56が、移動抵抗体孔25の開口内側を閉塞する状態となる。従って、移動抵抗体3は、第1の部分51及び第2の部分54に移動不能な状態となる。一方、ワイヤ8が牽引された場合、支持体5は、支持体移動手段6を圧縮しながら、内側パイプ2の下部方向(図1に向かって、下方向。)に移動し、内側パイプ底部フランジ26と当接して移動が停止する。このとき、支持体5の第1の部分51が、移動抵抗体孔25の開口と対向する状態となる。従って、移動抵抗体孔25内に配設された移動抵抗体3は、第1の部分51に移動可能な状態となる。なお、第1の部分51及び第2の部分54は、支持体5の外周に設けた溝であってもよい。
内側パイプ2の内側には、内側パイプ移動手段7が配設される。内側パイプ移動手段7は、外側パイプ1内部に配設された内側パイプ2に対して、該内側パイプ2が外側パイプ1から突出するための付勢力を与える手段である。本実施形態においては、内側パイプ移動手段7として、ばねを使用しているが、これに限定されるわけではない。付勢力を与える手段であれば、他の手段であってもよい。
内側パイプ移動手段7の一端は、内側パイプ上部21内側に接して配設される。また、内側パイプ移動手段7の他端は、外側パイプ底部16に接して配設される。従って、この内側パイプ移動手段7によって付勢された状態のとき、内側パイプ2は外側パイプ1から突出した状態となる。なお、外側パイプ上部11の内径は、内側パイプ基部24の外径よりも小さい。従って、内側パイプ移動手段7によって付勢力を与えられた内側パイプ2が突出方向に移動した場合、内側パイプ基部24の上面が外側パイプ上部11の下面に当接し、この部分で内側パイプ2の突出が係止される。なお、内側パイプ2に別個ワイヤを接続し、支持体5の係止の開放と、内側パイプ2の突出とを別個に制御することも可能である。
上述したように、ワイヤ8は、ロック機構9を介してモータユニット200に接続されている。本実施形態においては、ワイヤ8はモータユニット200のモータ201に変速機202及びプーリ203を介して接続しているが、これに限定されるわけでない。必要に応じてプーリ203等を介すればよい。
ロック機構9は、コントローラ300の指令に基づいて、所定の場合にモータユニット200によって牽引されたワイヤ8を牽引された状態で係止する(以下、この状態をロックされた状態ということがある。)。ロックされた状態では、支持体5は、ワイヤ8の牽引によって支持体移動手段6を圧縮して、内側パイプ底部フランジ26に当接したままの状態となる。本実施形態においては、ロック機構9を衝撃吸収装置本体100の外部に配設する例を示しているが、これに限定されず、例えば、ロック機構9を外側パイプ1の底部16に配設するようにしてもよい。なお、かかるロック機構9によるワイヤ8の係止の開放を、衝撃吸収装置に衝撃が加わることを感知したセンサ装置400の情報を受けたコントローラ300によって制御するようにし、モータユニット200の動作とロック機構9の動作をコントローラ300によって連動させて制御してもよい。
コントローラ300は、複数の半導体集積回路(IC)等から構成され、センサ装置400の情報を受信して、所定の場合にモータユニット200に対して動作指令を発し、また、ロック機構9の動作を制御する。
本実施形態においては、センサ装置400としてレーダ401とCCDカメラ402とを有するセンサ装置400を使用している。レーダ401によって対象物との距離を把握し、CCDカメラ402によって該対象物の形状等を把握する。対象物との距離及び対象物の形状等は情報としてコントローラ300に伝達され、コントローラ300が対象物の形状等から該対象物が歩行者等か歩行者等以外の物体かを判断し、モータユニット200に必要な指令を発する。なお、センサ装置400の構成は上述した構成に限定されない。
本実施形態では、外側パイプ1及び内側パイプ2には、機械構造用炭素鋼鋼管(STKM材)のうちSTKM13Cを用いた。本実施形態では、支持体5には、機械構造用炭素鋼鋼管(STKM材)に熱処理を施したもの、具体的には、炭素工具鋼(SK材)のうちSTKM13Cに熱処理を施したもの又はSK7を用いた。また、本実施形態では、移動抵抗体3には、高炭素クロム軸受鋼材(SUJ−2)又は高硬度ステンレス鋼(SUS440C)を用いた。
つぎに、本実施形態に係る衝撃吸収装置の支持体5の動きについて、図3及び図4に基づき説明する。図3は、本発明の一実施形態に係る衝撃吸収装置の一部拡大図であり、図3(A)は、平常時の状態、図3(B)は、第1の動作モード時の支持体5の状態を示し、図3(C)は、第2の動作モード時の支持体5の状態を示す。図4は、本発明の一実施形態に係る衝撃吸収装置に衝撃が加えられた場合の一部拡大図であり、図4(A)は、第1の動作モード時において衝撃が加えられた場合を示し、図4(B)は、第2の動作モード時において衝撃が加えられた場合を示す。なお、図3及び図4においては、内側パイプ移動手段7を省略して図示している。本発明の一実施形態に係る衝撃吸収装置は、該衝撃吸収装置の外側に取り付けられた部品、例えばバンパ等に衝撃が加えられることを予測した段階で、衝撃を吸収する手段を切替えられることを特徴とする。切替えは、弱い衝撃が予測される物体との衝突を予測した場合に第1の動作モードに設定し、強い衝撃が予測される物体との衝突を予測した場合に第2の動作モードに設定し、強い衝撃を確実に吸収できる状態に切り替えることによって行われる。支持体5及び移動抵抗体3は、この切り替えについて根幹的な役割を果たす。
本発明の一実施形態に係る衝撃吸収装置は、内側パイプ2が外側パイプ1から突出した状態でバンパ内側に取り付けられる。取り付け後、モータユニット200によってワイヤ8を牽引する。支持体5が内側パイプ2内部を下方に移動し、支持体5の底部が内側パイプ底部フランジ26に当接する。さらにワイヤ8が牽引されると、牽引力は、支持体5を介して、内側パイプ2を、内側パイプ移動手段7を圧縮しながら外側パイプ1内部に移動させる力として働く。内側パイプ底部フランジ26が、外側パイプ底部16に当接した状態でロック機構9によってワイヤ8を係止して固定する。この状態においては、内側パイプ移動手段7が圧縮され、また、支持体移動手段6も圧縮された状態であり、且つ、支持体5の第1の部分51が移動抵抗体孔25の開口内側に対向した状態となる。第1の部分51は、内側パイプ基部24の側壁面との法線方向の距離が大きく形成されている。この状態においては、移動抵抗体孔25内に配設された移動抵抗体3は、移動抵抗体孔25内部側、さらには第1の部分51側に移動自由である。移動抵抗体3が第1の部分51まで移動した場合、前述したように第1の部分51が内側パイプ基部24の側壁面との法線方向の距離が大きく形成されているため、該移動抵抗体3の外側パイプ1側は移動抵抗体孔25内に収容された状態となり、移動抵抗体孔25の外側パイプ1側の開口から移動抵抗体3の一部が突出することはない(図3(A)参照)。センサ装置400が物体との衝突を予測し、コントローラ300が、該物体が歩行者等であって弱い衝撃が予測されると判断した場合には、ロック機構9に指示してワイヤ8の係止を所定の位置まで開放し、第1の動作モードに設定する。ワイヤ8の係止が開放されると、圧縮されていた内側パイプ移動手段7の復元力によって、内側パイプ2は付勢力が与えられる。この付勢力によって、内側パイプ2は外側パイプ1の上部方向に移動し、外側パイプ上部11の内径よりも外径の大きな内側パイプ基部24の上面が該外側パイプ上部11の下面に当接して、内側パイプ2の移動が停止する。一方、圧縮されていた支持体移動手段6の復元力によって、支持体5にも付勢力が与えられ、支持体5は内側パイプ2上部方向へ移動する。しかし、ワイヤ8が一定長ロック機構9から引き出されると、再度ロック機構9によってワイヤ8が係止されるため、支持体5の移動は、中間地点で停止する。この状態においては、支持体5の第2の部分54が、移動抵抗体孔25の開口内側に対向した状態であるため、移動抵抗体3は、移動抵抗体孔25と第2の部分54との間を自由に移動できる状態となる。第2の部分54は、内側パイプ基部24の側壁面との法線方向の距離が第1の部分51より小さく形成されているため、この状態において、移動抵抗体3が第2の部分52まで移動した場合、移動抵抗体3の外側パイプ1側の一部が、移動抵抗体孔25の外側パイプ1側の開口から突出する(図3(B)参照)。
上述した第1の動作モード状態において、内側パイプ2に衝撃が加えられた場合、内側パイプ2は、図4(A)に示すように、外側パイプ1の内部方向(図4(A)において、向かって下方。)に移動する。内側パイプ2の移動に伴って、移動抵抗体孔25の外側パイプ1側の開口から一部が突出した移動抵抗体3は、外側パイプ1の境界面(外側パイプ第1テーパ部)14に当接する。移動抵抗体3は、移動抵抗体孔25の内側開口側に位置する一部が、第2の部分54に当接しているため、内側に逃げ場がない。内側パイプ2がさらに移動すると、移動抵抗体3は、外側パイプ1の境界面14及び外側パイプ衝撃吸収部15と摩擦あるいは圧迫を生じ、硬度の低い材質で形成された外側パイプ衝撃吸収部15を可塑変形させる荷重を発生させる。但し、移動抵抗体3の外側パイプ1側への突出はあまり大きくないため、外側パイプ衝撃吸収部15の内側表面の一定部分のみを可塑変形させることとなる。内側パイプ2に加えられた衝撃は、外側パイプ衝撃吸収部15の内側表面の可塑変形エネルギーとして吸収される。
次に、強い衝撃が予測される場合について図3(C)を基に説明する。センサ装置400(図示せず)の情報から衝突対象物が車両であると認識した場合、コントローラ300は、ロック機構9(図示せず)に対してワイヤ8の開放指令を発する。前記指令を受けたロック機構9はワイヤ8の係止を全て開放する。内側パイプ2が、外側パイプ1の上部から突出して停止する動作は、上述の弱い衝撃が予測される場合と同様であるので、説明は省略する。ワイヤ8の一端が接続された支持体5は、圧縮されていた支持体移動手段6の復元力によって付勢力が与えられ、内側パイプ2上部方向(図3(C)において、向かって上部方向。)に移動させられ、再度ロック機構9によってワイヤ8が係止されることがないため支持体ストッパ部23に当接して移動が停止する。この状態においては、移動抵抗体孔25の開口内側は、支持体5の第3の部分56によって閉塞される。支持体5が上方に移動すると、第1の部分51方向に移動抵抗体3が移動していた場合、移動抵抗体3は第1の部分51下部の第1支持体テーパ部53、さらに第2の部分54の下部の第2支持体テーパ部55と当接する。さらに支持体5が上方に移動すると、移動抵抗体3は、第2支持体テーパ部55によって移動抵抗体孔25の外側パイプ1側に移動させられ、支持体5の下部に相当する第3の部分56部で移動抵抗体孔25の開口内側が閉塞される。支持体5の移動が支持体ストッパ部23によって停止されると、図3(C)に示すように、支持体5は、第3の部分56で移動抵抗体孔25の開口内側を閉塞する状態で固定されることになる。
この状態で、内側パイプ2に強い衝撃が加えられ内側パイプ2が下方に移動する場合について、図3(C)及び図4(B)を基に説明する。図3(C)に示すように、支持体5の第3の部分56で移動抵抗体孔25の開口内側が閉塞された場合、移動抵抗体3は支持体5によって移動抵抗体孔25外側に押される状態となり、移動抵抗体3の一部は、移動抵抗体孔25から大きく突出する。この状態で内側パイプ2が外側パイプ1の内部方向に移動すると、突出した移動抵抗体3の一部が、移動に伴って外側パイプ第1テーパ部14に当接する。図4(B)に示すように、さらに内側パイプ2が外側パイプ1の内部方向に移動すると、支持体5の第3の部分56で移動抵抗体孔25の開口内側が閉塞されているため、移動抵抗体3は逃げ場がなく、大きく突出した移動抵抗体3の一部が、外側パイプ第1テーパ部14及びその下側の衝撃吸収部15を圧迫しながら下方に移動する。従って、外側パイプ第1テーパ部14及び衝撃吸収部15と移動抵抗体3との間で極めて強い摩擦あるいは圧迫を生じることになる。上述したように、移動抵抗体3は硬度が高いため、前記摩擦あるいは圧迫により外側パイプ第1テーパ部14及び外側パイプ衝撃吸収部15の内側が大きく可塑変形する。これによって、内側パイプ2に加えられた衝撃が、外側パイプ衝撃吸収部15を大きく可塑変形させるエネルギーとして吸収される。なお、上述したロック機構9の開放は、運転者が手動で行ってもよい。
かかる衝撃吸収力は、衝撃吸収装置に配設される移動抵抗体3の個数によって調整することができる。図5は、本発明の実施形態1に係る衝撃吸収装置の図1のA−A方向の断面図である。図5に図示したように、本実施形態における衝撃吸収装置では、内側パイプ2側壁部の周方向に等間隔で移動抵抗体孔25が7個配設され、それぞれの孔の内部に移動抵抗体3が配設されている。従って、本実施形態においては、物体衝突時の衝撃を、7個の移動抵抗体3が外側パイプ衝撃吸収部15を可塑変形させることで吸収する。なお、移動抵抗体3の配設個数は7個に限定されるわけでなく、想定される衝撃力に応じて調整することができる。
車両との衝突を回避することができた場合は、外側パイプ1及び内側パイプ2には衝撃が一切加わらない。本発明の一実施形態に係る衝撃吸収装置は、このような場合に、簡単に平常状態に戻すことができる。具体的には、図1に示すモータユニット200でワイヤ8を牽引することで、ワイヤ8の一端が接続された支持体5が、支持体移動手段6を圧縮しながら引戻され、内側パイプ底部フランジ26に当接する。さらに牽引力が加わると、該牽引力が支持体5を介して内側パイプ2を外側パイプ1内部に引戻す力として働く。内側パイプ2は、内側パイプ移動手段7を圧縮しながら外側パイプ1内部に移動し、内側パイプ底部フランジ26が外側パイプ底部16に当接して移動が停止する。このとき、支持体移動手段6を圧縮しながら内側パイプ底部フランジ26方向に移動した支持体5は、該支持体5の第1の部分51が移動抵抗体孔25に対向して位置することとなる。この位置でワイヤ8をロック機構9によって係止して固定することで、平常時の状態に戻すことができる。従って、本発明の一実施形態に係る衝撃吸収装置は、車両等との衝突が回避できた場合、簡単に再生でき、繰返し使用することができて経済的である。
また、本実施形態に係る衝撃吸収装置は、対歩行者及び対車両との衝突時の衝撃力を、該衝撃吸収装置のみで吸収できるため、対歩行者用のエネルギー・アブソーバや対車両用のエネルギー・アブソーバを別個に設ける必要がなく、コンパクトに設置できるため、車両全長を長くする等の影響が少ない。
以上説明したように、本発明の一実施形態に係る衝撃吸収装置は、単純な構成により、弱い衝撃の場合と強い衝撃の場合とで衝撃吸収手段を簡易に切り替えることができる。また、移動抵抗体3の配設個数をそれぞれ調整することで、衝撃吸収力を細かく設定することができる。更にまた、衝撃に備えて準備した状態から簡単に平常状態に戻すことができる。従って、衝突を回避できた場合、繰返し再生使用することができる。そのうえ、本実施形態に係る衝撃吸収装置は、簡単な構造であるため衝撃吸収部に必要な部品の数も少なくて済む。また、平常時においては、内側パイプ2を外側パイプ1の内部に収容しているため、設置に際して車両全長等に与える影響が少ない。
本実施形態に係る衝撃吸収装置は、自動車のフロントバンパの内部に取り付ける。フロントバンパの左右にそれぞれ1個ずつ配設しても良いし、中央部に1個配設しても良い。また、左右と中央部に合計3個配設しても良い。配設する衝撃吸収装置の個数を調整することで、車両等の衝突時の衝撃をより確実に吸収することができる。また、本発明の一実施形態に係る衝撃吸収装置は、フロントバンパ内側に配設するだけでなく、リアバンパ内側に配設してもよい。配設する個数も1個に限定されず、2個又はそれ以上の複数個を配設してもよい。この場合、リアバンパ等にセンサ装置を併せて配設する。さらに、本発明の一実施形態に係る衝撃吸収装置は、車両側面のサイドガード装置として、例えば、大型サイドモール等と組み合わせて使用することも可能である。この様に使用することにより、一般的に車両フロント部分及びリア部分に比して衝突時の衝撃に対して脆弱である車両サイド部分に対する衝突時の衝撃を効果的に吸収し、乗員の安全を確保することができる。
(実施形態2)
上述したように、本発明の実施形態1に係る衝撃吸収装置は、平常時において内側パイプを外側パイプ内部に収容し、センサ装置によって物体との衝突を予測した場合に内側パイプを外側パイプから突出させる。その上で、コントローラによって衝突対象物を判断して衝撃力の強さを予測し、適切に衝撃力を吸収できるように、該衝撃吸収装置の衝撃力吸収能力を二段階に調整することができる。本発明の実施形態2に係る衝撃吸収装置は、内側パイプが外側パイプから突出させた状態のままであるが、該衝撃吸収装置の衝撃吸収力を3段階に調整することができ、より細かな設定ができることを特徴とする。
本発明の実施形態2に係る衝撃吸収装置について説明する。図6及び図7は、本発明の実施形態2に係る衝撃吸収装置の断面図である。図6及び図7に示されるように、本衝撃吸収装置の主要な構成部品及び各構成部品の配置等については、本発明の実施形態1に係る衝撃吸収装置と共通するため、同一の部分については図面上で同一の符号を付し、説明を省略する。
本実施形態に係る衝撃吸収装置は、特徴的には、外側パイプ上部と内側パイプとの間に、移動抵抗体以外の抵抗体を有することを特徴とする。かかる抵抗体を有することで、衝撃吸収力を3段階に調整することができる。
図6に示すように、本発明の実施形態2に係る衝撃吸収装置は、外側パイプ1の上部11と、内側パイプ側壁部22との間に新たな抵抗体である第2抵抗体4を有する。このため、外側パイプ1の上部11は、内側パイプ2に面する内周側が、外側パイプ底部16方向から上部11方向に向かって拡開するようにテーパ状に形成される。かかるテーパ状の部分を外側パイプ第2テーパ部12という。また、外側パイプ第2テーパ部12と内側パイプ側壁部22との間に形成される上部方向に向かって拡開した形状の空間を、テーパ状空間ということがある。なお、後述するように、第2抵抗体4は球体であるため、内側パイプ2表面と、該第2抵抗体4の表面との間に生じる摩擦は、すべり摩擦よりはるかに抵抗が少ない転がり摩擦である。従って、内側パイプ2が外側パイプ1の内部方向に移動した場合、第2抵抗体4には、外側パイプ第2テーパ部12からの抗力を受け該第2抵抗体4を上方に押し上げようとする力が働く。従って、前記力が転がり摩擦より大きければ、第2抵抗体4は内側パイプ2の移動に拘わらず当該箇所で空回りしてしまう。そこで、本発明の実施形態2に係る衝撃吸収装置においては、外側パイプ第2テーパ部の角度を鋭角に設定し、内側パイプ2が外部からの衝撃を受けて外側パイプ1内部方向に速い速度で移動する場合に、該外側パイプ第2テーパ部12の抗力よりも、内側パイプ衝撃吸収部22の表面と該第2抵抗体4の表面との間に生じる摩擦が大きくなるように設定している。本実施形態においては、前記鋭角の角度を10度に設定しているが、これに限定されるわけではない。
内側パイプ側壁部22は、上述した本発明の実施形態1に係る衝撃吸収装置と異なり、外側パイプ衝撃吸収部15と同様に該側壁部の材質が硬度の低い材質で形成されている。従って、本実施形態においては、内側パイプ側壁部22を内側パイプ衝撃吸収部(第2衝撃吸収部)22といい、外側パイプ衝撃吸収部15を第1衝撃吸収部という。
外側パイプ第2テーパ部12と、内側パイプ衝撃吸収部22との間には、移動抵抗体3よりも直径の小さい抵抗体である第2抵抗体4が配設される。第2抵抗体4は鋼体であり、本実施形態においては鋼球を使用したが、これに限定されるわけではない。なお、第2抵抗体4が、テーパ状空間から外に突出するのを防止するため、第2抵抗体4を配設した後、外側パイプ上部11を覆うように、外側パイプ蓋部17が配設される。外側パイプ蓋部17は、内周側に、内側パイプ衝撃吸収部22の外径より大きな内径を有する開口が形成された、円盤状の蓋である。なお、上述した本発明の実施形態1に係る衝撃吸収装置と異なり、本発明の実施形態2に係る衝撃吸収装置は、内側パイプ移動手段7が配設されない。従って、平常時において本実施形態に係る衝撃吸収装置は、内側パイプ2が外側パイプ1から突出した状態である。また、他の構成部品及び各構成部品の配置については、上述した本発明の実施形態1に係る衝撃吸収装置と同様であるので、説明を省略する。
上述した構成による本発明の実施形態2に係る衝撃吸収装置が、衝撃を吸収する仕組みについて説明する。上述したように、本発明の実施形態2に係る衝撃吸収装置は、平常時において、内側パイプ2が外側パイプ1から突出している。センサ装置400の情報を基にコントローラ300が物体との衝突を予測し、衝撃が弱いと判断した場合、コントローラ300は、ロック機構9に対してワイヤ8の係止の開放を指示しない。内側パイプ上部21に衝撃が加わった場合、内側パイプ2は、外側パイプ1内部方向に移動する。このとき、外側パイプ第2テーパ部12と内側パイプ衝撃吸収部22との間のテーパ状空間に配設された第2抵抗体4は、外側パイプ第2テーパ部12が鋭角に形成されているため、内側パイプ2の移動に伴って、内側パイプ衝撃吸収部22との摩擦によりテーパ状空間の底部方向に移動させられる。第2抵抗体4は、外側パイプ第2テーパ部12と内側パイプ衝撃吸収部22との間に挟みこまれた状態になり、第2抵抗体4は、内側パイプ衝撃吸収部22との間で強い摩擦あるいは圧迫を生じる。第2抵抗体4は、硬度の高い材質で形成され、内側パイプ衝撃吸収部22は硬度の低い材質で形成されているため、第2抵抗体4は、内側パイプ衝撃吸収部22を可塑変形させる。一方、コントローラ300からワイヤ8の係止の開放が指示されないため、支持体5は、内側パイプ底部フランジ26に当接したままであり、第1の部分51が移動抵抗体孔25に対向する状態である。従って、内側パイプ2が外側パイプ1の内部方向に移動すると、移動抵抗体3は、外側パイプ第1テーパ部14に当接して移動抵抗体孔25内側方向に移動し、第1の部分51にその一部が当接する。移動抵抗体3と外側パイプ衝撃吸収部15とは何ら抵抗なく接することになり、内側パイプ2が更に外側パイプ1の内部方向に移動しても、両者間で摩擦あるいは圧迫は生じない。内側パイプ2に加えられた衝撃は、専ら第2抵抗体4が内側パイプ衝撃吸収部22を可塑変形させるエネルギーに変換されて吸収される。
センサ装置400の情報を基にコントローラ300が物体との衝突を予測し、衝撃が中程度と判断した場合、コントローラ300は、第1の動作モードを指示する。上述したように第1の動作モード時においては、第2の部分54が移動抵抗体孔25に対向しているため、移動抵抗体3が、第2の部分54まで移動した場合、移動抵抗体3の外側パイプ3側の一部が、移動抵抗体孔25の外側パイプ1側の開口から突出する。内側パイプ2が衝撃を受けて外側パイプ1内部方向に移動すると、第2抵抗体4が、内側パイプ衝撃吸収部22との間で強い摩擦あるいは圧迫を生じる点は上述したとおりである。一方、移動抵抗体3は、第2の部分54によって支持体5方向への移動が遮られ、移動抵抗体3の一部が、移動抵抗体孔25の外側パイプ側から突出している。従って、内側パイプ2の移動に伴って、本発明の実施形態1で説明したとおり、移動抵抗体3によって外側パイプ衝撃吸収部15の内側表面が可塑変形させられる。従って、この場合、第2抵抗体4が内側パイプ衝撃吸収部22を可塑変形させ、且つ、移動抵抗体3が外側パイプ衝撃吸収部15の内側表面を可塑変形させることで、内側パイプ2に加えられた衝撃が吸収される。
センサ装置400の情報を基にコントローラ300が物体との衝突を予測し、衝撃が強い衝撃であると判断した場合、コントローラ300は、第2の動作モードを指示する。上述したように第2の動作モード時においては、第3の部分56が、移動抵抗体孔25に対向し移動抵抗体孔25を閉塞しているため、移動抵抗体3が移動抵抗体孔25を支持体5側に移動しても、移動抵抗体3の外側パイプ3側の一部が、移動抵抗体孔25の外側パイプ1側の開口から大きく突出する。内側パイプ2が衝撃を受けて外側パイプ1内部方向に移動すると、第2抵抗体4が、内側パイプ衝撃吸収部22との間で強い摩擦あるいは圧迫を生じる点は上述したとおりである。一方、移動抵抗体3の一部が、移動抵抗体孔25の外側パイプ側から大きく突出しているため、内側パイプ2の移動に伴って、移動抵抗体3によって外側パイプ衝撃吸収部15が大きく可塑変形させられる。従って、この場合、第2抵抗体4が内側パイプ衝撃吸収部22を可塑変形させ、且つ、移動抵抗体3が外側パイプ衝撃吸収部15を大きく可塑変形させることで、内側パイプ2に加えられた衝撃が吸収される。以上説明したとおり、本発明の実施形態2に係る衝撃吸収装置は、衝撃吸収力を3段階に調整することができる。
本発明の実施形態2に係る衝撃吸収装置は、衝突を回避できた場合、本発明の実施形態1に係る衝撃吸収装置と同様に、簡単に平常時の状態に戻すことができる。衝突が回避できた場合、内側パイプ2及び外側パイプ1には、何ら損傷がない。コントローラ300が、第1の動作モードあるいは第2の動作モードを指示し且つ衝突が回避できた場合、コントローラ300は、モータユニット200に再度ワイヤ8の牽引を指示する。モータユニット200によるワイヤ8の牽引に伴い、支持体5は、支持体移動手段6を圧縮しながら内側パイプ底部方向に移動し、内側パイプ底部フランジ16に当接して移動が停止する。この状態で、ロック機構9によってワイヤ8を係止すると、平常時の状態となる。従って、簡単に平常時の状態に戻すことができる。
なお、本発明の実施形態2に係る衝撃吸収装置において、外側パイプ1の上部11と内側パイプ側壁部22との間に配設する新たな抵抗体は、上述した第2抵抗体4に限定されない。図7に新たな抵抗体の別の実施例を示す。図7に示す本実施形態に係る衝撃吸収装置は、第2抵抗体4を配設する替わりに、外側パイプ上部を、内側パイプ衝撃吸収部22の下部に食い込ませている。従って、かかる外側パイプ上部を外側パイプ抵抗上部18といい、外側パイプ抵抗上部18が食い込んだ内側パイプの側壁部を、内側パイプ接続部(以下、第2接続部ということがある。)29という。
本実施形態に係る衝撃吸収装置の外側パイプ抵抗上部18は、内側パイプ2よりも硬度の高い材質で形成し、例えばボルト等の製造で用いられる冷間圧造技術を用いて形成される。即ち、製造工程において、据え込み成形、絞り等の工程によって、外側パイプの上部18が、内側パイプ接続部29に食い込むように形成する。また、別の形成方法として、図8に示すように、外側パイプ1と内側パイプ2とを捻り合わせて形成することもできる。即ち、内側パイプ2の外周部に所定の半円柱状の突出部(図8においては、内側パイプ衝撃吸収部22に相当する部分。)を形成し、一方外側パイプ1の内周部に、所定の個数、対応する半円状の切れ込みを形成する。内側パイプ2に形成する半円柱状の突出部の長さは、外側パイプ1から内側パイプ2を突出させる長さに形成する。その上で、内側パイプ2の突出部を外側パイプ1の切れ込みに合わせて、内側パイプ2を外側パイプ底部16側から外側パイプ1の内部に挿入し、内側パイプ2を捻転して固定する。内側パイプ2の捻転によって、内側パイプ2の前記突出部の下端部分に、外側パイプ1の内周が入りこむようになり、図8に示す内側パイプ接続部29に外側パイプ抵抗上部18が食い込んだ状態となる。なお、この方法によって形成する場合には、外側パイプ1の底部は、当初開口しておき、内側パイプ2を挿入した後に閉塞する。以上の方法によって、本発明の実施形態2に係る衝撃吸収装置を得ることができる。
以上説明したように、本実施形態に係る衝撃吸収装置は、予測される衝撃力に応じて衝撃吸収力を3段階に調整できる。また、衝突が回避できた場合、簡単に平常時の状態に戻すことができる。さらに、内側パイプを外側パイプ内部に収容することができないものの、該装置のみで衝撃を吸収できるため、対歩行者用のエネルギー・アブソーバや対車両用のエネルギー・アブソーバを別個に設ける必要がなく、コンパクトに設置できるため、車両全長を長くする等の影響が少ない。
(実施例1)
上述した本発明の実施形態1又は実施形態2に係る衝撃吸収装置の別の実施例について、以下に説明する。実施例1は、実施形態1に係る衝撃吸収装置の別の実施例である。
図9を基に説明する。図9は、本発明の実施例1に係る衝撃吸収装置の概略構成図である。本実施例に係る衝撃吸収装置は、内側パイプ2を突出させる内側パイプ移動手段7が、外側パイプ1の外周に設置されていることを特徴とする。
本実施例1に係る衝撃吸収装置の内側パイプ2は、上述した実施形態1及び実施形態2と同様に、閉じられた上部であるが、特徴的には内側パイプ2上部に外周側に向かって突出した内側パイプ上部フランジ28を有する。また、外側パイプ1の底部は、上述した実施形態1及び実施形態2と同様に開口されているが、外側パイプ1外周側に向かって突出した外側パイプ底部フランジ19を有する。そして、内側パイプ2に対して、該内側パイプ2が外側パイプ1から突出するための付勢力を与える内側パイプ移動手段7が、前記内側パイプ上部フランジ28と前記外側パイプ底部フランジ19との間で、且つ、外側パイプ1の外周の位置に配設される。
さらに、本発明の実施例1に係る衝撃吸収装置は、図9に示すように、支持体5の上部が閉じられており、支持体5は、底部が開口し上部が閉ざされた円筒形の断面形状を有する。即ち、上述した実施形態1及び実施形態2に示した支持体上部フランジ53の替わりに、閉ざされた支持体上部57を有する。この円筒形の外周側に第1の部分51及び第2の部分54が形成されている。そして、支持体5の底部に接続されていたワイヤ8の一端は、支持体上部57の中央に接続される。なお、他の構成部品及び各部品の配置等については、上述した実施形態1及び実施形態2と同様であるので、説明を省略する。
かかる構成による本発明に実施例1に係る衝撃吸収装置は、ワイヤ8が支持体上部57の中央部に接続されているため、ワイヤ8の牽引及び係止の開放が容易で、第1モード又は第2モードの設定及び衝突が回避された場合の再生が簡単に行うことができる。また、外側パイプ1の外周に内側パイプ移動手段7を配設するため、内側パイプ移動手段7として大きなコイルばね等を用いることができる。従って、内側パイプ移動手段7に、内側パイプ2に対して付勢力を与える役割以外に、例えば、物体衝突時の衝撃を吸収する役割を持たせることも可能となる。なお、かかる構成に係る本実施例の衝撃吸収装置が、物体との衝突時に衝撃を吸収する仕組みについては、上述した本発明の実施形態1に係る衝撃吸収装置と同様である。即ち、予測される衝撃力に併せて、ロック機構9によりワイヤ8の係止を調整し、第1の動作モードあるいは第2の動作モードに設定することで、移動抵抗体3が外側パイプ衝撃吸収部15を可塑変形させる程度を調整して衝撃エネルギー吸収量を調整する方法である。従って、詳細説明を省略する。また、衝突を回避できた場合の再生方法についても同様であるので、説明を省略する。
以上説明したように、本実施例に係る衝撃吸収装置は、予測される衝撃力に応じて衝撃吸収力を調整できる。また、衝突が回避できた場合、簡単に平常時の状態に戻すことができる。さらに、平常時において、内側パイプを外側パイプ内部に収容するためコンパクトに設置できるため、車両全長を長くする等の影響が少ない。
(実施例2)
本発明の実施形態1又は実施形態2に係る衝撃吸収装置のさらに別の実施例について、以下に説明する。本実施例に係る衝撃吸収装置は、外側パイプと内側パイプとの間に、物体と衝突した際の衝撃を吸収するための衝撃吸収パイプを有することを特徴とする。
本実施例に係る衝撃吸収装置について、図10を基に説明する。図10は、本発明の実施例2に係る衝撃吸収装置の、概略断面図である。図10に示すように、本実施例に係る衝撃吸収装置は、本発明の実施形態1に係る衝撃吸収装置とほとんどの構成部分が共通する。従って、同じ部品については同様の符号を付し、説明を省略する。また、各部品等の配置についても、詳細説明を省略する。
本実施例に係る衝撃吸収装置は、上述したように、外側パイプ1と内側パイプ2との間に、衝撃吸収パイプを有する。本実施例においては、2個の衝撃吸収パイプを有するため、それぞれ第1衝撃吸収パイプ111及び第2衝撃吸収パイプ112という。第1衝撃吸収パイプ111及び第2衝撃吸収パイプ112は、移動抵抗体3よりも硬度の低い材質で形成された、両端が開口した円筒形のパイプである。一方、本実施例に係る衝撃吸収装置の外側パイプ1は、上述した実施形態1に係る衝撃吸収装置の外側パイプ1と異なり、外側パイプ衝撃吸収部15を有さず、また、第1の部分13及び境界面14も有していない。外側パイプ1の側壁部110は、上部11から底部16まで内径が同一に形成されている。また、材質についても、移動抵抗体3の材質に影響されず、硬度が低い材質であっても良いし、同一又はより硬度の高い材質で形成しても良い。
第1衝撃吸収パイプ111及び第2衝撃吸収パイプ112は、外側パイプ側壁部110の内周側であって、且つ、内側パイプ2の基部24の外周側の位置に底部を外側パイプ底部16に接するように設定される。そして、それぞれのパイプの位置は、次の位置に配設される。すなわち、第1の動作モードにおいて、移動抵抗体3が第2の部分54方向に移動した場合に、移動抵抗体孔25から突出した移動抵抗体3の一部が当接する位置に、第2衝撃吸収パイプ112が配設される。また、第2の動作モード時に移動抵抗体孔25の内周側の開口が第3の部分56によって閉塞された場合に、移動抵抗体孔25から大きく突出した移動抵抗体3の一部が当接する位置に、第1衝撃吸収パイプ111が配設される。なお、それぞれの衝撃吸収パイプ111及び112の上部端面は、底部方向から上部方向に向かって拡開するようにテーパ状に形成しても良い。かかる形状にすることで、内側パイプ2が外側パイプ底部16方向に移動した場合に、移動抵抗体3を移動抵抗体孔25内部方向に移動させ易くなるからである。但し、これに限定されるわけではない。
かかる構成による本実施例に係る衝撃吸収装置が、物体との衝突時に衝撃を吸収する仕組みについて説明する。平常時においては、ロック機構9が、支持体5の底部に一端が接続されたワイヤ8を牽引された状態で係止しているため、移動抵抗体孔25の内側開口部に、第1の部分51が対向する。また、内側パイプ2は外側パイプ1の内部に収容された状態である。
センサ装置400の情報を基に、コントローラが衝撃の弱い物体との衝突を予測して第1の動作モードを指示した場合、ロック機構9は、一旦ワイヤ8の係止を開放し、所定長ワイヤ8が引き出された時点で再度ワイヤ8を係止する。内側パイプ2は、外側パイプ1から突出し、内側パイプ基部24の上面が、外側パイプ上部11の下面に当接して内側パイプ2の移動が停止する。このとき、内側パイプ2内部に配設された支持体5は、支持体移動手段6によって付勢力が与えられて内側パイプ2上部方向に移動し、第2の部分54が移動抵抗体孔25の内側開口部に対向する。第2の部分54方向に移動した移動抵抗体3は、外側パイプ1側の一部が移動抵抗体孔25から突出する。この状態で内側パイプ2が外側パイプ底部16方向に移動すると、移動抵抗体3は、突出した一部が第2衝撃吸収パイプ112と当接する。移動抵抗体3は、第2の部分54で一端が遮られて逃げ場がなく、内側パイプ2の移動に伴い、第2衝撃吸収パイプ112との間で強い摩擦あるいは圧迫を生じ、第2衝撃吸収パイプ112を可塑変形させる。第1衝撃吸収パイプ111は、移動抵抗体3と接触することがなく可塑変形することはない。従って、衝突エネルギーは、専ら移動抵抗体3が第2衝撃吸収パイプ112を可塑変形させる変形ネルギーに変換されて吸収される。
センサ装置400の情報を基に、コントローラが衝撃の強い物体との衝突を予測して第2の動作モードを指示した場合、ロック機構9はワイヤ8の係止をすべて開放する。上述したとおり、内側パイプ2が外側パイプ1から突出する。支持体5は、第3の部分56が移動抵抗体孔25の内側開口部に対向して位置する。従って、移動抵抗体3は逃げ場がなく、外側パイプ1側の一部が移動抵抗体孔25から大きく突出する。この状態で内側パイプ2が外側パイプ底部16方向に移動すると、移動抵抗体3は、大きく突出した一部が第1衝撃吸収パイプ111及び第2衝撃吸収パイプ112と当接する。移動抵抗体3は、逃げ場がないため、内側パイプ2の移動に伴い、第1衝撃吸収パイプ及び第2衝撃吸収パイプ112との間で強い摩擦あるいは圧迫を生じ、第1衝撃吸収パイプ及び第2衝撃吸収パイプ112を可塑変形させる。従って、衝突エネルギーは、移動抵抗体3が、第1衝撃吸収パイプ111及び第2衝撃吸収パイプ112を可塑変形させる変形ネルギーに変換されて吸収される。
衝突が回避できた場合の再生方法は、上述した本発明の実施形態1と同様であるので、説明を省略するが、モータユニット200によってワイヤ8を牽引することで、簡単に平常時の状態に戻すことができる。なお、上述した例においては、第1衝撃吸収パイプ111及び第2衝撃吸収パイプ112の2個の衝撃吸収パイプを配設したが、これに限定されるわけではない。1個の肉厚の衝撃吸収パイプを配設し、衝撃力に応じて、移動抵抗体3によって該衝撃吸収パイプを可塑変形させる量を調整することで、衝撃吸収力を調整するようにしても良い。また、3個以上の衝撃吸収パイプと、3個以上の移動抵抗体収容部を有する支持体5によって、3段階以上に衝撃吸収力を調整することも可能である。
以上説明したように、本実施例に係る衝撃吸収装置は、予測される衝撃力に応じて衝撃吸収力を調整できる。また、衝突が回避できた場合、簡単に平常時の状態に戻すことができる。さらに、平常時において、内側パイプを外側パイプ内部に収容するためコンパクトに設置できるため、車両全長を長くする等の影響が少ない。
さらに、本実施例に係る衝撃吸収装置は、物体との衝突時に専ら衝撃吸収パイプを可塑変形させるため、外側パイプ1及び内側パイプ2には損傷が生じない。従って、物体と衝突した場合であっても、衝撃吸収パイプを交換することで、簡易に再生することができる。上述した実施形態1又は実施形態2に係る衝撃吸収装置に比して、より経済的である。
(実施例3)
実施例3は、実施形態1及び実施形態2に係る衝撃吸収装置のさらにまた別の実施例である。本実施例に係る衝撃吸収装置は、金属パイプが可塑変形するのではなく、弾性変形することで車両等との衝突時の衝撃力を吸収することを特徴とする。従って、衝突が起きてしまった場合であっても、衝撃吸収装置を簡単に平常時の状態に戻すことができ、メンテナンスの点で非常に効率的である。
本実施例に係る衝撃吸収装置の構成部品は、上述した本発明の実施形態1及び実施形態2に係る衝撃吸収装置と同様であるので、部品構成及び配置等については、図示及び説明を省略する。但し、説明の都合上、本発明の実施形態1に係る衝撃吸収装置を図示した、図1に基づいて説明する。本実施例にかかる衝撃吸収装置は、外側パイプ衝撃吸収部15の材質が実施形態1と異なり、弾性を有する材質で形成されている。本実施例においては、外側パイプ1として、弾性特性を有する機械構造用炭素鋼鋼管STKM13Cを用い、これに熱処理を施したものを使用したが、これに限定されるわけではない。他の機械構造用炭素鋼鋼管(STKM材)又はばね鋼鋼材(SUP10材)などに熱処理を施した弾性特性を有する材料を使用してもよい。また、弾性特性を有する樹脂などを使用してもよい。なお、内側パイプ移動手段を配設しても良いし、なくても良い。但し、本実施例に係る衝撃吸収装置は、簡易に平常時の状態に戻すことができるため、内側パイプ移動手段7を設けることが好ましい。
本実施例に係る衝撃吸収装置の物体等との衝突時の各部の動作も、上述した実施形態1と同様であるので、各部の動作の説明は省略する。強い衝撃が加えられた場合、移動抵抗体3と外側パイプ衝撃吸収部15との間で強い摩擦あるいは圧迫が生じる。このとき、外側パイプ1が大きく弾性変形し、衝撃を吸収する。一方、弱い衝撃が加えられた場合、移動抵抗体3と外側パイプ衝撃吸収部15との間で、摩擦あるいは圧迫を生じ、外側パイプ1が小さく弾性変形する。衝撃力が、外側パイプ1を大きくあるいは小さく弾性変形させるエネルギーに変換されて確実に吸収される。センサ装置400及びコントローラ300によって、予測される衝撃力に応じた衝撃吸収方法に制御する方法も、上述した実施形態1と同様である。なお、衝撃吸収力は、配設する移動抵抗体3の個数によって調整することができる。
本実施例に係る衝撃吸収装置は、それぞれのパイプが弾性変形して衝撃を吸収するため、衝突後においても、簡単に平常時の状態に戻すことができる。衝突によって圧縮された内側パイプ移動手段7の反発力によって、内側パイプ2は上部方向に移動する。外側パイプ1を弾性変形させていた移動抵抗体3も、これに伴って上方に移動する。外側パイプ第1テーパ部14で移動抵抗体3の移動が開放され、外側方向に膨らんでいた外側パイプ1が、平常時の状態に戻る。以上のように、簡単に平常時の状態に戻すことができる。従って、メンテナンスコストが安価である。以上、実施形態1に示した衝撃吸収装置に弾性変形するパイプを応用する例について説明したが、かかる弾性変形するパイプは、上述した実施形態2、実施例1及び実施例2に示したすべての衝撃吸収装置に応用できる。
以上説明したように、本実施例に係る衝撃吸収装置は、予測される衝撃力に応じて衝撃吸収力を調整できる。また、衝突が回避できた場合、簡単に平常時の状態に戻すことができる。さらに、装置自体の設置面積を省略することができる。かかる効果は、上述した実施形態1乃至実施形態3、実施例1及び実施例2と同様である。更に、上述したようにメンテナンスコストが安価である。
なお、上述した本発明の全ての実施形態及び実施例に係る衝撃吸収装置において、前記移動抵抗体3及び前記移動体抵抗孔25は、それぞれ7個ずつ配設しているが、これに限定されず、9個、11個等、予め設定された衝撃吸収能力に応じて増設することができる。また、奇数個に限定されず、偶数個数配設してもよい。
また、本発明の全ての実施形態及び実施例に係る衝撃吸収装置において、第1の部分51及び第2の部分54は、上述したように窪みとして例えばL字型に形成してもよいし、前記支持体5の内側パイプ2に面する側壁に溝として形成してもよい。
さらに、本発明の全ての実施形態及び実施例に係る衝撃吸収装置において、外側パイプ1及び内側パイプ2等の形状は円柱状に限定されず、三角柱状、四角柱状、楕円柱状等他の形状であってもよい。
さらにまた、本発明の全ての実施形態及び実施例に係る衝撃吸収装置において、移動抵抗体3及び第2抵抗体4は、鋼球が好ましい。また、移動抵抗体3及び第2抵抗体4の形状は、球であることが好ましいが、これに限定されず、例えば、円柱状、ラグビーボール形状、おにぎりのような三角形状等であってもよい。
また、センサ装置400は、2個のレーダ401とCCDカメラ402からなる構成としているが、これに限定されるわけではない。また、レーダ401は、ミリ波レーダでもよいし、レーザ・レーダでもよく、限定されることはない。さらに、CCDカメラ402についても限定されることはない。
本発明の一実施形態に係る衝撃吸収装置の概略構成図である。 本発明の一実施形態に係る衝撃吸収装置の一部切り欠き図面である。 本発明の一実施形態に係る衝撃吸収装置の一部拡大図である。 本発明の一実施形態に係る衝撃吸収装置に衝撃が加えられた場合の一部拡大図である。 本発明の実施形態1に係る衝撃吸収装置の図1のA−A方向の断面図である。 本発明の実施形態2に係る衝撃吸収装置の断面図である。 本発明の実施形態2に係る衝撃吸収装置の別の例の断面図である。 本発明の実施形態2に係る衝撃吸収装置の別の例の形成例を示す外観の模式図である。 本発明の実施例1に係る衝撃吸収装置の概略構成図である。 本発明の実施例2に係る衝撃吸収装置の概略構成図である。
符号の説明
1:外側パイプ
2:内側パイプ
3:移動抵抗体(第1抵抗体)
4:抵抗体(第2抵抗体)
5:支持体
6:支持体移動手段
7:内側パイプ移動手段
8:ワイヤ
9:ロック機構
12:外側パイプ第2テーパ部
14:外側パイプ第1テーパ部
15:外側パイプ衝撃吸収部
18:外側パイプ抵抗上部
22:内側パイプ衝撃吸収部
24:内側パイプ基部
25:移動抵抗体孔
26:内側パイプ底部フランジ
51:第1の部分
52:第1支持体テーパ部
54:第2の部分
55:第2支持体テーパ部
56:第3の部分
57:支持体上部
100:衝撃吸収装置本体
200:モータユニット
300:コントローラ
400:センサ装置

Claims (12)

  1. 底部と、外部からの衝撃を吸収する衝撃吸収部と、上部と、前記衝撃吸収部と前記上部とを接続し前記衝撃吸収部の内径より大きな内径を有する接続部と、を有し、前記衝撃吸収部との境界面が底部方向に向かってテーパ状に形成された外側パイプと、
    内側に向かって突出したフランジを有する底部と、一つ以上の孔を有する基部と、上部と、前記基部と前記上部とを接続する前記基部の外径より小さい外径を有する側壁部と、を有し、前記外側パイプの内側に同軸的に摺動可能に配設された内側パイプと、
    前記孔の内径より小さい外径を有する鋼体であって前記孔内に移動自在に配設された一つ以上の抵抗体と、
    内周側に向かって突出したフランジを有する上部と、前記内側パイプ基部の側壁面からの法線方向の距離が順に小さくなるように形成された第1の部分、第2の部分及び第3の部分を有する側壁面とを有し、前記内側パイプ内に移動可能に配設された支持体と、
    前記内側パイプの上部と前記外側パイプの底部との間に配設され、前記内側パイプに対して該内側パイプが前記外側パイプから突出するための付勢力を与える内側パイプ移動手段と、
    前記支持体の前記上部フランジと前記内側パイプの前記底部フランジとの間に配設された支持体移動手段と、を備え、
    第1の動作モードにおいては前記支持体の第2の部分が前記内側パイプの前記孔に対向し、第2の動作モードにおいては前記支持体の第3の部分が前記内側パイプの前記孔に対向する、ことを特徴とする衝撃吸収装置。
  2. さらに、前記外側パイプの内側且つ前記内側パイプの外側の位置に同軸的に配設された外部からの衝撃を吸収する1つ以上の衝撃吸収パイプを備える、ことを特徴とする請求項1に記載の衝撃吸収装置。
  3. 前記外側パイプの底部は該外側パイプの外側に向かって突出したフランジを有し、
    前記内側パイプの上部は該内側パイプの外側に向かって突出したフランジを有し、
    前記外側パイプの底部フランジと内側パイプの上部フランジとの間で且つ前記外側パイプの外周の位置に内側パイプ移動手段を備える、ことを特徴とする請求項1に記載の衝撃吸収装置。
  4. 底部と、外部からの衝撃を吸収する第1衝撃吸収部と、上部と、前記第1衝撃吸収部と前記上部とを接続し前記第1衝撃吸収部の内径より大きな内径を有する接続部と、を有し、前記上部の内周側壁及び前記接続部と前記第1衝撃吸収部との境界面がそれぞれ底部方向に向かってテーパ状に形成された外側パイプと、
    内側に向かって突出したフランジを有する底部と、一つ以上の孔を有する基部と、上部と、前記基部と前記上部とを接続する前記基部の外径より小さい外径を有する外部からの衝撃を吸収する第2衝撃吸収部と、を有し、前記外側パイプの内側に同軸的に摺動可能に配設された内側パイプと、
    前記外側パイプの前記上部上に配設され、前記内側パイプの外径より大きな内径を有する開口された外側パイプ蓋部と、
    前記孔の内径より小さい外径を有する鋼体であって前記孔内に移動自在に配設された一つ以上の第1抵抗体と、
    鋼体であって、前記内側パイプの前記第2衝撃吸収部と前記外側パイプのテーパ状の前記上部側壁との間に配設され前記外側パイプ蓋部によって封止された一つ以上の第2抵抗体と、
    内周側に向かって突出したフランジを有する上部と、前記内側パイプ基部の側壁面からの法線方向の距離が順に小さくなるように形成された第1の部分、第2の部分及び第3の部分を有する側壁面とを有し、前記内側パイプ内に移動可能に配設された支持体と、
    前記支持体の前記上部フランジと前記内側パイプの前記底部フランジとの間に配設された支持体移動手段と、を備え、
    第1の動作モードにおいては前記支持体の第2の部分が前記内側パイプの前記孔に対向し、第2の動作モードにおいては前記支持体の第3の部分が前記内側パイプの前記孔に対向する、ことを特徴とする衝撃吸収装置。
  5. 底部と、外部からの衝撃を吸収する第1衝撃吸収部と、上部と、前記第1衝撃吸収部と前記上部とを接続し前記第1衝撃吸収部の内径より大きな内径を有する接続部と、を有し、前記接続部と前記第1衝撃吸収部との境界面が底部方向に向かってテーパ状に形成された外側パイプと、
    内側に向かって突出したフランジを有する底部と、一つ以上の孔を有する基部と、前記基部の外径より小さい外径を有する外部からの衝撃を吸収する第2衝撃吸収部と、前記基部と前記第2衝撃吸収部とを接続し前記第2衝撃吸収部の外径よりさらに小さい外径を有する第2接続部と、前記第2衝撃吸収部に接続された上部と、を有し、前記外側パイプの内側に同軸的に摺動可能に配設された内側パイプと、
    前記孔の内径より小さい外径を有する鋼体であって前記孔内に移動自在に配設された一つ以上の抵抗体と、
    内周側に向かって突出したフランジを有する上部と、前記内側パイプ基部の側壁面からの法線方向の距離が順に小さくなるように形成された第1の部分、第2の部分及び第3の部分を有する側壁面とを有し、前記内側パイプ内に移動可能に配設された支持体と、
    前記支持体の前記上部フランジと前記内側パイプの前記底部フランジとの間に配設された支持体移動手段と、を備え、
    第1の動作モードにおいては前記支持体の第2の部分が前記内側パイプの前記孔に対向し、第2の動作モードにおいては前記支持体の第3の部分が前記内側パイプの前記孔に対向する、ことを特徴とする衝撃吸収装置。
  6. 前記外側パイプ、前記内側パイプ及び前記衝撃吸収パイプの少なくとも一つに弾性特性を有する材料を使用することを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか一に記載の衝撃吸収装置。
  7. 前記支持体はワイヤを有し、
    前記ワイヤを牽引して固定することにより前記支持体移動手段が圧縮され、
    前記ワイヤの固定を一定長開放することにより前記第1の動作モードになって支持体移動手段の付勢力により前記支持体が移動して該支持体の第1抵抗体収容部が前記内側パイプの前記孔に対向し、
    前記ワイヤの固定をすべて開放することにより前記第2の動作モードになって支持体移動手段の付勢力により前記支持体が移動して該支持体の第1及び第2抵抗体収容部以外の部分が前記内側パイプの前記孔に対向する、ことを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか一に記載の衝撃吸収装置。
  8. 前記支持体移動手段又は前記内側パイプ移動手段の少なくとも一つが、ばねであることを特徴とする請求項7に記載の衝撃吸収装置。
  9. 前記それぞれの抵抗体が、鋼球であることを特徴とする請求項7乃至請求項8の何れか一に記載の衝撃吸収装置。
  10. さらに、モータユニット及びロック機構を有し、
    前記モータユニットと前記ワイヤとが連結され、前記モータユニットにより前記ワイヤが所定の距離を牽引されると前記ロック機構により前記ワイヤが固定され、ロック機構の解除により前記ワイヤが引戻し可能となることを特徴とする請求項1乃至請求項9の何れか一に記載の衝撃吸収装置。
  11. さらに、対象物との距離及び対象物の画像を検出するセンサ装置と、
    前記センサ装置、前記モータユニット及び前記ロック機構に電気的に接続され、前記センサ装置の情報に基づいて前記モータユニット及び前記ロック機構に動作の指令を発信するコントローラと、を備えることを特徴とする請求項10に記載の衝撃吸収装置。
  12. 請求項1乃至請求項11の何れか一に記載の衝撃吸収装置を有することを特徴とする自動車。
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