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JP2008231269A - 有機顔料微粒子及びその分散物、並びに有機顔料微粒子分散物の製造方法 - Google Patents

有機顔料微粒子及びその分散物、並びに有機顔料微粒子分散物の製造方法 Download PDF

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JP2008231269A
JP2008231269A JP2007073614A JP2007073614A JP2008231269A JP 2008231269 A JP2008231269 A JP 2008231269A JP 2007073614 A JP2007073614 A JP 2007073614A JP 2007073614 A JP2007073614 A JP 2007073614A JP 2008231269 A JP2008231269 A JP 2008231269A
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pigment fine
fine particles
pigment
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Hirokazu Kyoda
浩和 京田
Hideki Maeda
英樹 前田
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Fujifilm Corp
Original Assignee
Fujifilm Corp
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Abstract

【課題】粒度分布が狭く、光堅牢性の高い有機顔料微粒子及びその分散物の製造方法の提供。
【解決手段】芳香族化合物及びアミン化合物の少なくとも1種を、粒子に内包した有機顔料微粒子であって、前記化合物の少なくとも1種を、有機顔料溶液及び水性媒体の少なくとも一方に含有させて有機顔料微粒子を析出させて有機顔料微粒子分散液を得る。芳香族化合物は一般式(1)で表され、
Figure 2008231269

[Rは、H又はアルキル基、X〜Xは、H、又は任意の置換基を表す。]アミン化合物は、例えば4−アセトアミド−2,2,6,6−テトラメチルピペリジニル−1−オキシである。
【選択図】なし

Description

本発明は有機顔料微粒子及びその分散物、並びに有機顔料微粒子分散物の製造方法に関する。詳しくは、粒子の微細化と光堅牢性とを両立した有機顔料微粒子及びその分散物、並びに有機顔料微粒子分散物の製造方法に関する。
顔料は鮮明な色調と高い着色力とを示し多くの分野で広く使用されている。例えば、塗料、印刷インク、電子写真用トナー、インクジェットインク、カラーフィルタ等をその用途として挙げることができる。一般的な顔料の性質や用途については例えば非特許文献1等に記載されているが、その中でも高性能が要求され実用上特に重要な用途として、カラーフィルタおよびインクジェットインクが挙げられる。
カラーフィルタについては、液晶表示装置やCCDセンサー、デジタルカメラといった画像関連機器における高画素化を実現するため、近年その薄層化が強く求められている。そしてカラーフィルタを薄くするためには、そこに用いられる顔料の微細化が不可欠である。また、カラーフィルタの高コントラスト化においても、均一で微細な顔料微粒子の開発が求められる。すなわち微細で均一かつ安定な顔料微粒子の開発が画像関連機器の高性能化の鍵をにぎる。
他方、インクジェット用インクについていうと、従来その色材に染料が用いられてきた。しかし染料は耐水性や耐光性が低く、それを改良するために顔料が用いられるようになってきている。そして、印字目的だけでなく、各種の精密部材の製造にインクジェット技術を利用することが試みられている。例えば、上記カラーフィルタの製造をはじめ、リソグラフィー等の従来技術に代替し、設計自由度を高め大幅に生産性を向上させる技術として期待されている。しかし、それに適し、十分に要求に応える顔料微粒子及びそのインクはまだない。
そのような背景から、顔料を例えば直径数十ナノメートルにまで微細化しかつ粒径を制御して単分散に近づけることが求められている。このような粒子を一般的なブレイクダウン法(粉砕法)で得ることは難しい。この方法で粒子をナノメートルサイズにまで粉砕するには多大な時間とエネルギーを要し、生産効率が低く、また用いうる物質も限定されてしまうからである。
これに対し、気相中または液相中で粒子成長させるようなビルドアップ法が検討されている(非特許文献2等参照)。例えばマイクロ化学プロセスにより有機化合物の粒子を得る方法が開示されており(特許文献1、2参照)、微細な粒子を効率的に得ることができる。
しかしながら有機顔料は微細化していくと光堅牢性が低下することが一般に知られている(非特許文献3等参照)。上記ビルドアップ法においては粒径に関しては高性能化の要求に応える極めて小さい粒径の顔料微粒子を得ることができるものの、その分耐光性の低下が顕著になるという課題を残している。
ここで光堅牢性の向上についてみると、退色防止剤を混在させて一定の効果が得られることが報告されている(特許文献3,4参照)。詳しくは、ヒドロキシアミン化合物やヒンダードアミン化合物(HALS)等を、バルク顔料を粉砕するときに共存させるか、あるいは顔料を粉砕した後に添加するものである。しかしそれらは、粗大粒子あるいはブレイクダウン法により得た微細化の十分でない顔料粒子におけるものであり、十分な微細化と高い堅牢性をともに満たす技術は存在せず、開発の余地を残している。
欧州公開特許1516896A1号公報 特開2005−307154号公報 特開平6−166827号公報 特開平9−52975号公報 「顔料分散安定化と表面処理技術・評価」2001年、123〜224頁、(株)技術情報協会 日本化学会編「第4版実験化学講座」第12巻、411〜488頁、(株)丸善 カラーオフィス編「有機顔料ハンドブック」、45頁
本発明は上記ビルドアップ法に特有の課題の解決を目的とする。
すなわち、本発明は、ナノメートルサイズで粒度分布が狭く(単分散度が高く)、しかも光堅牢性の高い有機顔料微粒子及びその分散物、並びに有機顔料微粒子分散物の製造方法の提供を目的とする。また、上記の優れた特性を有し、カラーフィルタやインクジェットインクに好適に用いることができる有機顔料微粒子及びその分散物、並びに有機顔料微粒子分散物の製造方法の提供を目的とする。
(1)下記一般式(1)で表される芳香族化合物及び一般式(2)で表されるアミン化合物の少なくとも1種を、粒子に内包したことを特徴とする有機顔料微粒子。
Figure 2008231269
[式中、Rは水素原子またはアルキル基を表し、X〜Xはそれぞれ独立に水素原子または任意の置換基を表す。ただし、XとXとが同時に水素原子であることはない。R及びX〜Xは互いに結合して環を形成していてもよい。]
Figure 2008231269
[式中、Yは水素原子、アルキル基、ヒドロキシ基、アルコキシ基、アシルオキシ基、もしくは酸素原子を表す。Z及びZはそれぞれ独立にアルキル基を表す。Y、Z、及びZは互いに結合して環を形成していてもよい。]
(2)前記一般式(2)で表されるアミン化合物の少なくとも1種を、粒子に内包したことを特徴とする(1)に記載の有機顔料微粒子。
(3)前記一般式(2)で表されるアミン化合物において、Yが水素原子、酸素原子、及びヒドロキシ基のいずれかであることを特徴とする(1)又は(2)に記載の有機顔料微粒子、およびその分散物。
(4)前記一般式(2)で表されるアミン化合物が、下記一般式(3)で表される化合物であることを特徴とする(1)〜(3)のいずれか1項に記載の有機顔料微粒子。
Figure 2008231269
[式中、Yは水素原子、ヒドロキシ基、もしくは酸素原子を表す。R及びRはそれぞれ独立に水素原子または置換基を表す。R及びRは互いに結合して環を形成していてもよい。]
(5)前記有機顔料微粒子100質量部に対して、前記一般式(1)で表される芳香族化合物及び一般式(2)で表されるアミン化合物の少なくとも1種を0.1質量部以上含有させたことを特徴とする(1)〜(4)のいずれか1項に記載の有機顔料微粒子。
(6)前記有機顔料微粒子の体積平均粒径(Mv)を80nm以下とした(1)〜(5)のいずれか1項に記載の有機顔料微粒子。
(7)前記有機顔料微粒子の体積平均粒径(Mv)を50nm以下とした(1)〜(6)のいずれか1項に記載の有機顔料微粒子。
(8)前記有機顔料微粒子の体積平均粒径(Mv)と数平均粒径(Mn)との比(Mv/Mn)を1.8以下とした(1)〜(7)のいずれか1項に記載の有機顔料微粒子。
(9)ビルドアップ法で製造された(1)〜(8)のいずれか1項に記載の有機顔料微粒子。
(10)(1)〜(9)のいずれか1項に記載の有機顔料微粒子を含有することを特徴とする分散物。
(11)有機顔料溶液と水性媒体とを混合して有機顔料微粒子を析出させるに当り、下記一般式(1)で表される芳香族化合物及び一般式(2)で表されるアミン化合物の少なくとも1種を、前記有機顔料溶液及び前記水性媒体の少なくとも一方に含有させて有機顔料微粒子を析出させ、その分散物を調製することを特徴とする有機顔料微粒子分散物の製造方法。
Figure 2008231269
[式中、Rは水素原子またはアルキル基を表し、X〜Xはそれぞれ独立に水素原子または任意の置換基を表す。ただし、XとXとが同時に水素原子であることはない。R及びX〜Xは互いに結合して環を形成していてもよい。]
Figure 2008231269
[式中、Yは水素原子、アルキル基、ヒドロキシ基、アルコキシ基、アシルオキシ基、もしくは酸素原子を表す。Z及びZはそれぞれ独立にアルキル基を表す。Y、Z、及びZは互いに結合して環を形成していてもよい。]
(12)前記一般式(2)で表されるアミン化合物の少なくとも1種を、前記有機顔料溶液及び水性媒体の少なくとも一方に含有させることを特徴とする(11)に記載の有機顔料微粒子分散物の製造方法。
(13)前記一般式(2)で表されるアミン化合物において、Yが水素原子、酸素原子及びヒドロキシ基のいずれかであることを特徴とする(11)又は(12)に記載の有機顔料微粒子分散物の製造方法。
(14)前記一般式(2)で表されるアミン化合物が、下記一般式(3)で表される化合物であることを特徴とする(11)〜(13)のいずれか1項に記載の有機顔料微粒子分散物の製造方法。
Figure 2008231269
[式中、Yは水素原子、ヒドロキシ基、もしくは酸素原子を表す。R及びRはそれぞれ独立に水素原子または置換基を表す。R及びRは互いに結合して環を形成していてもよい。]
(15)前記有機顔料溶液及び水性媒体の少なくとも一方にさらに分散剤を含有させることを特徴とする(11)〜(14)のいずれか1項に記載の有機顔料微粒子分散物の製造方法。
(16)アルカリを用いて有機顔料を溶解させて前記有機顔料溶液とすることを特徴とする(11)〜(15)のいずれか1項に記載の有機顔料微粒子分散物の製造方法。
(17)前記一般式(1)で表される芳香族化合物及び一般式(2)で表されるアミン化合物の少なくとも1種を、有機顔料溶液に含有させることを特徴とする(11)〜(16)のいずれか1項に記載の有機顔料微粒子分散物の製造方法。
(18)前記有機顔料微粒子の析出を、マイクロリアクター装置を用いて行うことを特徴とする(11)〜(17)のいずれか1項に記載の有機顔料微粒子分散物の製造方法。
(19)前記マイクロリアクター装置の流路の等価直径を1mm以下とした(18)に記載の有機顔料微粒子分散物の製造方法。
(20)前記有機顔料微粒子の析出を層流過程で行うことを特徴とする(11)〜(19)のいずれか1項に記載の有機顔料微粒子分散物の製造方法。
本発明の有機顔料微粒子は、ナノメートルサイズで粒度分布ピークがシャープであり、しかも高い光堅牢性を維持するという、微細化した顔料粒子の相反する特性を両立しうるものである。
また、本発明の製造方法によれば、上記の優れた有機顔料微粒子の分散物を効率良くかつ純度良く製造することができ、必要に応じてスケールアップして大量に製造することができる。
さらにまた、上記の優れた特性を有する有機顔料微粒子及びその分散物は、カラーフィルタやインクジェットインクに好適に用いることができ、画像関連機器において高画質化を実現し、長期間使用したときにも色あせを抑制しうるという優れた効果を奏する。
まず本発明の、特定の化合物を粒子に内包した有機顔料微粒子、およびその分散物について述べる。
本発明の顔料微粒子は、下記一般式(1)で表される芳香族化合物及び一般式(2)で表されるアミン化合物の少なくとも1種を、粒子に内包したものである。内包する化合物としては、一般式(2)で表される化合物が退色防止効果が大きく、より好ましい。
一般式(1)で表される化合物について説明する。
Figure 2008231269
式中、Rは水素原子またはアルキル基を表す。Rがアルキル基であるとき、直鎖、分岐、及び環状のいずれのアルキル基でもよく、炭素原子数は1〜20であることが好ましく、1〜12であることがより好ましい。また、Rがアルキル基であるとき置換基を有していてもよく、置換基の具体例としてはハロゲン原子(フッ素原子、クロル原子、臭素原子、またはヨウ素原子)、アルケニル基、アルキニル基、アリール基、ヒドロキシ基、アルコキシ基(エチレンオキシ単位を繰り返し含む基を含む)、アリールオキシ基、複素環基、アシル基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、カルバモイル基、カルボキシ基またはその塩、シアノ基、アミノ基、アミノ基、4級のアンモニウム基、ニトロ基等が挙げられる。
〜Xはそれぞれ独立に水素原子または任意の置換基を表す。ただし、XとXとが同時に水素原子であることはない。R及びX〜Xは互いに結合して環を形成していてもよい。
〜Xで表される置換基の具体例としては、ハロゲン原子、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アリール基、複素環基、アシル基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、カルバモイル基、カルボキシ基またはその塩、スルホニルカルバモイル基、アシルカルバモイル基、シアノ基、ヒドロキシ基、アルコキシ基、アリールオキシ基、ヘテロ環オキシ基、アシルオキシ基、(アルコキシもしくはアリールオキシ)カルボニルオキシ基、カルバモイルオキシ基、スルホニルオキシ基、アミノ基、アシルアミノ基、スルホンアミド基、イミド基、(アルコキシもしくはアリールオキシ)カルボニルアミノ基、スルファモイルアミノ基、セミカルバジド基、チオセミカルバジド基、ヒドラジノ基、4級のアンモニオ基、オキサモイルアミノ基、(アルキルもしくはアリール)スルホニルウレイド基、アシルウレイド基、アシルスルファモイルアミノ基、ニトロ基、(アルキルまたはアリール)スルホニル基、(アルキルまたはアリール)スルフィニル基、スルホ基またはその塩、スルファモイル基、アシルスルファモイル基、スルホニルスルファモイル基またはその塩、リン酸アミドもしくはリン酸エステル構造を含む基、等が挙げられる。なかでも、アルキル基、ハロゲン原子、アシル基、カルバモイル基、ヒドロキシ基、アルコキシ基、アルコキシカルボニル基が好ましい。
以下に一般式(1)で表される化合物として好ましい化合物の具体例を挙げるが、本発明はこれらに限定されるものではない。なお、Prはプロピル基を表し、Buはブチル基を表す。
Figure 2008231269
一般式(2)で表される化合物について説明する。
Figure 2008231269
式中、Yは、水素原子、アルキル基、ヒドロキシ基、アルコキシ基、アシルオキシ基、及び酸素原子のいずれかを表す(ここで、Yが酸素原子を表すとき、一般式(2)で表される化合物が「N−Oラジカル」を有することを意味する。)。Yは、なかでも水素原子、ヒドロキシ基、又は酸素原子であることが好ましい。Yが、アルキル基、アルコキシ基、及びアシルオキシ基のいずれかであるときは、Yの炭素原子数は1〜30が好ましく、1〜12であることがより好ましい。
及びZはそれぞれ独立にアルキル基を表し、このとき直鎖、分岐、及び環状のいずれのアルキル基でもよく、その炭素原子数は1〜30であることが好ましく、1〜12であることがより好ましい。Y、Z、及びZは互いに結合して環を形成していてもよい。なお、ZもしくはZがアルキル基であるとき、置換基を有していてもよく、置換基の具体例としてはハロゲン原子(フッ素原子、クロル原子、臭素原子、またはヨウ素原子)、アルケニル基、アルキニル基、アリール基、ヒドロキシ基、アルコキシ基(エチレンオキシ単位を繰り返し含む基を含む)、アリールオキシ基、複素環基、アシル基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、カルバモイル基、アシルアミノ基、カルボキシ基またはその塩、シアノ基、アミノ基、アミノ基、4級のアンモニウム基、ニトロ基等が挙げられる。
一般式(2)で表される化合物のうち、さらに下記一般式(3)で表される化合物が好ましい。
Figure 2008231269
式中、Yは水素原子、ヒドロキシ基、もしくは酸素原子を表し、酸素原子が特に好ましい。R及び Rはそれぞれ独立に水素原子または置換基を表す。R、R は互いに結合して環を形成していてもよい。R、Rの置換基の具体例としてはハロゲン原子(フッ素原子、クロル原子、臭素原子、またはヨウ素原子)、アルケニル基、アルキニル基、アリール基、ヒドロキシ基、アルコキシ基(エチレンオキシ単位を繰り返し含む基を含む)、アリールオキシ基、複素環基、アシル基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、カルバモイル基、カルボキシ基またはその塩、シアノ基、アミノ基、アミノ基、4級のアンモニウム基、ニトロ基等が挙げられ、特に好ましくはR、Rの一方が水素原子で、一方がアルコキシ基(例えばメトキシ基、フェノキシ基など)、アシルアミノ基(例えばアセチルアミノ基、ベンゾイルアミノ基など)、アシルオキシ基(例えばアセチルオキシ基、ベンゾイルオキシ基など)、ヒドロキシカルボニル基(解離して塩になっていてもよい)のいずれかである場合である。
以下に一般式(2)で表される化合物として好ましい化合物の具体例を挙げるが、本発明はこれらに限定されるものではない。なお、Etはエチル基を表し、Buはブチル基を表す。
Figure 2008231269
一般式(1)または(2)で表される化合物を有機顔料微粒子に内包する量は特に限定されないが、有機顔料100質量部(上記一般式(1)または(2)で表される化合物の質量を含まない。)に対して、0.1〜100質量部であることが好ましく、1〜50質量部であることがより好ましい。
前記一般式(1)および(2)で表される化合物は、主として有機顔料微粒子の堅牢性向上、特に光堅牢性向上に寄与する。また、本発明における「内包」とは一般式(1)又は(2)で表される化合物の少なくとも一部が、析出した顔料微粒子の内部に取り込まれた状態を意味する。該化合物は顔料とともに結晶格子を形成していても、顔料の隙間に閉じ込められていてもよい。このことにより、顔料微粒子に単に付着した状態や、単に離れて併存する状態では得られない、ナノメートルサイズの顔料微粒子に一般式(1)又は(2)で表される化合物が内包したことによる作用が発揮される。例えば、単なる共存・付着状態では期待できないような高い退色防止作用を発現させることができる。また、分散物の溶媒を所定のものに置換するときにも(例えば、得た分散液の主溶媒が水性媒体であるとき、これを有機化合物溶媒に置換するようなときにも)、前記一般式(1)又は(2)で表される化合物が顔料微粒子に内包されており、所望の作用が維持されうる。
本発明の有機顔料微粒子に内包された化合物(1)または(2)で表される化合物は、水や有機溶剤などによる洗浄や溶媒変換の操作によっても完全に流し出されることがない。このことを利用して内包されたことを確認することが可能である。例えば限外ろ過装置を用いて、該化合物が可溶である溶媒(例えば該化合物が水溶性であれば水)で十分洗浄した際の洗浄液に含まれる該化合物の量、あるいは洗浄後に顔料をアルカリなどを用いて再溶解しその溶液に含まれる該化合物の量を定量することにより、内包された該化合物の量を知ることができる。
本発明の有機顔料微粒子に用いられる有機顔料は、色相ないし構造について特に限定されるものではなく、例えば、ペリレン化合物顔料、ペリノン化合物顔料、キナクリドン化合物顔料、キナクリドンキノン化合物顔料、アントラキノン化合物顔料、アントアントロン化合物顔料、ベンズイミダゾロン化合物顔料、ジスアゾ縮合化合物顔料、ジスアゾ化合物顔料、アゾ化合物顔料、インダントロン化合物顔料、インダンスレン化合物顔料、キノフタロン化合物顔料、キノキサリンジオン化合物顔料、金属錯体アゾ化合物顔料、フタロシアニン化合物顔料、トリアリールカルボニウム化合物顔料、ジオキサジン化合物顔料、アミノアントラキノン化合物顔料、ジケトピロロピロール化合物顔料、ナフトールAS化合物顔料、チオインジゴ化合物顔、イソインドリン化合物顔料、イソインドリノン化合物顔料、ピラントロン化合物顔料、イソビオラントロン化合物顔料、またはそれらの混合物などが挙げられる。
更に詳しくは、例えば、C.I.ピグメントレッド179、C.I.ピグメントレッド190、C.I.ピグメントレッド224、C.I.ピグメントバイオレット29等のペリレン化合物顔料、C.I.ピグメントオレンジ43、もしくはC.I.ピグメントレッド194等のペリノン化合物顔料、C.I.ピグメントバイオレット19、C.I.ピグメントバイオレット42、C.I.ピグメントレッド122、C.I.ピグメントレッド192、C.I.ピグメントレッド202、C.I.ピグメントレッド207、もしくはC.I.ピグメントレッド209のキナクリドン化合物顔料、C.I.ピグメントレッド206、C.I.ピグメントオレンジ48、もしくはC.I.ピグメントオレンジ49等のキナクリドンキノン化合物顔料、C.I.ピグメントイエロー147等のアントラキノン化合物顔料、C.I.ピグメントレッド168等のアントアントロン化合物顔料、C.I.ピグメントブラウン25、C.I.ピグメントバイオレット32、C.I.ピグメントイエロー180、C.I.ピグメントイエロー181、C.I.ピグメントオレンジ36、C.I.ピグメントオレンジ62、もしくはC.I.ピグメントレッド185等のベンズイミダゾロン化合物顔料、C.I.ピグメントイエロー93、C.I.ピグメントイエロー94、C.I.ピグメントイエロー95、C.I.ピグメントイエロー128)、C.I.ピグメントイエロー166、C.I.ピグメントオレンジ34、C.I.ピグメントオレンジ13、C.I.ピグメントオレンジ31、C.I.ピグメントレッド144(C.I.番号20735)、C.I.ピグメントレッド166、C.I.ピグメントイエロー219、C.I.ピグメントレッド220、C.I.ピグメントレッド221、C.I.ピグメントレッド242、C.I.ピグメントレッド248、C.I.ピグメントレッド262、もしくはC.I.ピグメントブラウン23等のジスアゾ縮合化合物顔料、C.I.ピグメントイエロー13、C.I.ピグメントイエロー83、もしくはC.I.ピグメントイエロー188等のジスアゾ化合物顔料、C.I.ピグメントレッド187、C.I.ピグメントレッド170、C.I.ピグメントイエロー74、C.I.ピグメントレッド48、C.I.ピグメントレッド53、C.I.ピグメントオレンジ64、もしくはC.I.ピグメントレッド247等のアゾ化合物顔料、C.I.ピグメントブルー60等のインダントロン化合物顔料、C.I.ピグメントブルー60等のインダンスレン化合物顔料、C.I.ピグメントイエロー138等のキノフタロン化合物顔料、C.I.ピグメントイエロー213等のキノキサリンジオン化合物顔料、C.I.ピグメントイエロー129、もしくはC.I.ピグメントイエロー150等の金属錯体アゾ化合物顔料、C.I.ピグメントグリーン7、C.I.ピグメントグリーン36、C.I.ピグメントグリーン37、C.I.ピグメントブルー16、C.I.ピグメントブルー75、もしくはC.I.ピグメントブルー15(15:1、15:6等を含む)等のフタロシアニン化合物顔料、C.I.ピグメントブルー56、もしくはC.I.ピグメントブルー61等のトリアリールカルボニウム化合物顔料、C.I.ピグメントバイオレット23、もしくはC.I.ピグメントバイオレット37等のジオキサジン化合物顔料、C.I.ピグメントレッド177等のアミノアントラキノン化合物顔料、C.I.ピグメントレッド254、C.I.ピグメントレッド255、C.I.ピグメントレッド264、C.I.ピグメントレッド272、C.I.ピグメントオレンジ71、もしくはC.I.ピグメントオレンジ73等のジケトピロロピロール化合物顔料、C.I.ピグメントレッド187、もしくはC.I.ピグメントレッド170等のナフトールAS化合物顔料、C.I.ピグメントレッド88等のチオインジゴ化合物顔料、C.I.ピグメントイエロー139、C.I.ピグメントオレンジ66等のイソインドリン化合物顔料、C.I.ピグメントイエロー109、C.I.ピグメントイエロー110、もしくはC.I.ピグメントオレンジ61等のイソインドリノン化合物顔料、C.I.ピグメントオレンジ40、もしくはC.I.ピグメントレッド216等のピラントロン化合物顔料、またはC.I.ピグメントバイオレット31等のイソビオラントロン化合物顔料が挙げられる。
なかでも、アンスラキノン化合物顔料、ナフトール化合物顔料、ペリレン化合物顔料、キナクリドン化合物顔料、ジケトピロロピロール化合物顔料、ベンズイミダゾロン化合物顔料、金属錯体アゾ化合物顔料、ジオキサジン化合物顔料、ナフトロン化合物顔料、フタロシアニン化合物顔料、またはインダンスレン化合物顔料が好ましい。
本発明においては、2種類以上の有機顔料、有機顔料の固溶体、あるいは有機顔料と無機顔料とを組み合わせて用いてもよい。再沈法ないし共沈法に用いる有機顔料溶液中の有機顔料濃度は特に限定されないが、0.5〜20質量%とすることが好ましく、1.0〜10質量%とすることがより好ましい。
本発明の有機顔料微粒子の粒径(本発明において粒径とは粒子の直径をいう。)及び単分散性は特に限定されないが、平均粒径がナノメートルサイズ(1μm未満)であり、顔料微粒子を含有する分散物において動的光散乱法により測定された体積平均粒径(Mv)が80nm以下であることが好ましく、 50nm以下 であることがより好ましい。単分散性については、その指標である体積平均粒径(Mv)を個数平均粒径(Mn)で除した値(Mv/Mn)を用い、その値が1.8以下であることが好ましく、 1.5以下 であることがより好ましい。
なお本発明において「分散物」とは、所定の微粒子を媒体に分散させた組成物をいい、その形態は特に限定されず、液状の組成物(分散液)、ペースト状の組成物、及び固体状の組成物を含む意味に用いる。
本発明の有機顔料微粒子分散物において、有機顔料微粒子の含有率は特に限定されないが、0.1質量%〜50質量%であることが好ましく、0.5質量%〜25質量%であることがより好ましい。
本発明の有機顔料微粒子においては、[a]上記の一般式(1)又は(2)で表される化合物の共存する液相中で顔料微粒子を析出させたもの、及び[b]顔料微粒子を析出させた後に、上記の一般式(1)又は(2)で表される化合物を添加したものいずれであってもよい。なかでも、[a]上記一般式(1)又は(2)で表される化合物の共存する液相中で顔料微粒子を析出させたものが、該化合物の内包が効果的に起きやすいため好ましい。この態様[a]において、上記一般式(1)又は(2)で表される化合物をどのように共存させてもよいが、前記の有機顔料溶液及び水性媒体の少なくとも一方にあらかじめ上記一般式(1)又は(2)で表される化合物を含有させておくことが好ましく、有機顔料溶液に含有させておくことがより好ましい。
上記の有機顔料微粒子分散物を乾燥させることにより有機顔料微粒子固形物とすることができる。乾燥方法は通常の方法によればよく特に限定されないが、例えば、凍結乾燥、減圧留去(エバポレーター)、それらの組み合わせなどの方法で可能である。固形物化したときの有機顔料の含有率は特に限定されないが、5質量%〜90質量%であることが好ましく、20質量%〜80質量%であることがより好ましい。有機顔料微粒子に対する一般式(1)で表される化合物または一般式(2)で表される化合物の含有量の好ましい範囲は、先に述べた分散物における範囲と同じである。
本発明の顔料微粒子は、ビルドアップ法により形成されることが好ましい。本発明においてビルドアップ法とは、溶媒に溶解(分子分散)した有機顔料または有機顔料前駆体から化学的反応を経て、別途の粉砕などによる微粒化を必要としない、ナノメートルサイズの有機顔料微粒子を形成する方法をいう。ビルドアップ法については、大別して気相法と液相法とがあるが、本発明においては、液相法によることが好ましい。
本発明の有機顔料微粒子及びその分散物は優れたインクジェットインクとすることができる。具体的には、上述のとおりビルドアップ法により有機顔料微粒子を析出させた分散物を遠心分離及び/または限外ろ過により精製し濃縮する。これに、例えば、グリセリン類、グリコール類等の水溶性高沸点有機溶剤を添加する。さらに、必要に応じて、pHや表面張力、粘度を調整する剤、あるいは防腐等のための添加剤を加えることで良好なインクジェットインクとすることができる。また、前述した、分離、濃縮、液物性の調整などを適宜に行って高性能カラーフィルタ用の分散物とすることができる。
次に本発明の、特定の化合物を含有する有機顔料微粒子およびその分散物の製造方法についてさらに詳しく述べる。
本発明の製造方法は、有機顔料溶液と水性媒体とを混合して有機顔料微粒子を析出させ、その分散物を得る方法において、前記一般式(1)および一般式(2)で表される化合物の少なくとも1種を、有機顔料溶液及び水性媒体の少なくとも一方に含有させておく。本製造方法によれば該化合物が顔料に内包された状態になりやすく、顔料微粒子製造後に該化合物を添加する手法に比べて有利である。
有機顔料の溶解方法は限定されないが、アルカリまたは酸を用いることが好ましい。有機顔料をアルカリまたは酸で均一に溶解するとき、そのどちらで溶解するかは対象とする顔料がどちらの条件で均一に溶解し易いかで選択することができる。一般に分子内にアルカリで解離可能な基を有する顔料の場合はアルカリが用いられる。他方、アルカリで解離する基が存在せず、プロトンが付加しやすい窒素原子を分子内に多く有するようなときには、酸が用いられる。例えば、キナクリドン化合物顔料、ジケトピロロピロール化合物顔料、ジスアゾ縮合化合物顔料はアルカリで、フタロシアニン化合物顔料は酸で溶解することができる。本発明の製造方法は顔料をアルカリに溶解させて顔料溶液が得られる場合に特に好ましく用いられる。顔料を酸に溶解した場合は、腐食されうる金属製の装置を通常の条件で用いることが困難であるため反応装置に制限がある。
アルカリで溶解させる場合、水酸化ナトリウム、水酸化カルシウム、水酸化バリウムなどの無機塩基、トリアルキルアミン、ジアザビシクロウンデセン(DBU)、金属アルコキシドなどの有機塩基を用いることができ、なかでも無機塩基を用いることが好ましい。
使用する塩基の量は特に限定されないが、無機塩基の場合、顔料に対して1.0〜30モル当量であることが好ましく、2.0〜25モル当量であることがより好ましく、3〜20モル当量であることが特に好ましい。有機塩基の場合は、顔料に対して1.0〜100モル当量であることが好ましく、5.0〜100モル当量であることがより好ましく、20〜100モル当量であることが特に好ましい。
酸で溶解させる場合に、硫酸、塩酸、燐酸などの無機酸、または酢酸、トリフルオロ酢酸、シュウ酸、メタンスルホン酸、トリフルオロメタンスルホン酸などの有機酸を用いることができ、なかでも無機酸であることが好ましく、硫酸であることが特に好ましい。
使用する酸の量は特に限定されないが、塩基に比べて過剰量用いられる場合が多い。無機酸および有機酸の場合を問わず、顔料に対して3〜500モル当量であることが好ましく、10〜500モル当量であることがより好ましく、30〜200モル当量であることが特に好ましい。
本発明において、水性媒体とは、水単独または水に可溶な有機溶媒の混合溶媒である。このとき有機溶媒の添加は、顔料や分散剤を均一に溶解するために水のみでは不十分な場合、および流路中を流通するのに必要な粘性を得るのに水のみで不十分な場合などに用いることが好ましい。有機溶媒として例えば、アルカリ性の場合はアミド系溶媒または含イオウ系溶媒であることが好ましく、含イオウ系溶媒であることがより好ましく、ジメチルスルホキシド(DMSO)であることが特に好ましい。酸性の場合はカルボン酸系溶媒、イオウ系溶媒、またはスルホン酸系溶媒であることが好ましく、スルホン酸系溶媒であることがより好ましく、メタンスルホン酸であることが特に好ましい。なお、水性媒体には必要に応じて無機化合物塩や後述する分散剤等を溶解させてもよい。
このとき有機顔料を均一に溶解した溶液と水性媒体とをそれぞれ長さのある流路に、その同じ長手方向に送りこみ、その流路を通過する間に両液を接触させ有機顔料微粒子を析出させることが好ましい。このとき懸濁液を投入すると粒子サイズが大きくなったり、粒子分布が広い顔料微粒子になったりし、場合によっては流路を閉塞してしまう。本発明において「均一に溶解」とは、可視光線下で観測した場合にほとんど濁りが観測されない溶液であり、1μm以下のミクロフィルターを通して得られる液相の状態、換言すれば1μmのフィルタを通した場合に濾過される物を液相中に含まない状態と定義する。
顔料微粒子を析出させるときの反応温度は、溶媒が凝固あるいは気化しない範囲内であることが好ましく、具体的には−20〜90℃であることが好ましく、0〜50℃であることがより好ましく、5〜15℃であることが特に好ましい。
本発明の製造方法においては、有機顔料微粒子を共沈法により析出させることが好ましい。本発明において共沈法とは、有機顔料を良溶媒に溶解(分子分散)した溶液と貧溶媒(水性媒体など)とを接触させて顔料微粒子を析出させる操作を、分散剤の存在下で行うことと方法と定義される。なお、上記共沈法において分散剤を共存させないとき、その微粒子析出法を再沈法と呼び特に区別していうこともある。再沈法については特開2004−91560号公報、共沈法については特開2003−026972号公報などを参考にすることができる。
本発明の製造方法においては、有機顔料溶液および/または水性媒体中に分散剤を添加し、両者を混合して有機顔料微粒子を形成させることが好ましい。分散剤は(1)析出した顔料表面に素早く吸着して、微細な顔料粒子を形成し、かつ(2)これらの粒子が再び凝集することを防ぐ作用を有するものである。このような分散剤として、アニオン性、カチオン性、両イオン性、ノニオン性もしくは顔料性の、低分子または高分子分散剤を使用することができる。これらの分散剤は、単独あるいは併用して使用することができる。顔料の分散に用いる分散剤に関しては、「顔料分散安定化と表面処理技術・評価」(化学情報協会、2001年12月発行)の29〜46頁に詳しく記載されている。
アニオン性分散剤(アニオン性界面活性剤)としては、N−アシル−N−アルキルタウリン塩、脂肪酸塩、アルキル硫酸エステル塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、アルキルリン酸エステル塩、ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物、ポリオキシエチレンアルキル硫酸エステル塩等を挙げることができる。なかでも、N−アシル−N−アルキルタウリン塩が好ましい。N−アシル−N−アルキルタウリン塩としては、特開平3−273067号明細書に記載されているものが好ましい。これらアニオン性分散剤は、1種単独であるいは2種以上を組み合わせて用いることができる。
カチオン性分散剤(カチオン性界面活性剤)には、四級アンモニウム塩、アルコキシル化ポリアミン、脂肪族アミンポリグリコールエーテル、脂肪族アミン、脂肪族アミンと脂肪族アルコールから誘導されるジアミンおよびポリアミン、脂肪酸から誘導されるイミダゾリンおよびこれらのカチオン性物質の塩が含まれる。これらカチオン性分散剤は、1種単独であるいは2種以上を組み合わせて用いることができる。
両イオン性分散剤は、前記アニオン性分散剤が分子内に有するアニオン基部分とカチオン性分散剤が分子内に有するカチオン基部分を共に分子内に有する分散剤である。
ノニオン性分散剤(ノニオン性界面活性剤)としては、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルアミン、グリセリン脂肪酸エステルなどを挙げることができる。なかでも、ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテルが好ましい。これらノニオン性分散剤は、1種単独であるいは2種以上を組み合わせて用いることができる。
顔料性分散剤とは、親物質としての有機顔料から誘導され、その親構造を化学修飾することで製造される顔料性分散剤と定義する。例えば、糖含有顔料分散剤、ピペリジル含有顔料分散剤、ナフタレンまたはペリレン誘導顔料分散剤、メチレン基を介して顔料親構造に連結された官能基を有する顔料分散剤、ポリマーで化学修飾された顔料親構造、スルホン酸基を有する顔料分散剤、スルホンアミド基を有する顔料分散剤、エーテル基を有する顔料分散剤、あるいはカルボン酸基、カルボン酸エステル基またはカルボキサミド基を有する顔料分散剤などがある。
高分子分散剤としては、具体的には、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール、ポリビニルメチルエーテル、ポリエチレンオキシド、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリアクリルアミド、ビニルアルコール−酢酸ビニル共重合体、ポリビニルアルコール−部分ホルマール化物、ポリビニルアルコール−部分ブチラール化物、ビニルピロリドン−酢酸ビニル共重合体、ポリエチレンオキシド/プロピレンオキシドブロック共重合体、ポリアクリル酸塩、ポリビニル硫酸塩、ポリ(4−ビニルピリジン)塩、ポリアミド、ポリアリルアミン塩、縮合ナフタレンスルホン酸塩、スチレン−アクリル酸塩共重合物、スチレン−メタクリル酸塩共重合物、アクリル酸エステル−アクリル酸塩共重合物、アクリル酸エステル−メタクリル酸塩共重合物、メタクリル酸エステル−アクリル酸塩共重合物、メタクリル酸エステル−メタクリル酸塩共重合物、スチレン−イタコン酸塩共重合物、イタコン酸エステル−イタコン酸塩共重合物、ビニルナフタレン−アクリル酸塩共重合物、ビニルナフタレン−メタクリル酸塩共重合物、ビニルナフタレン−イタコン酸塩共重合物、セルロース誘導体、澱粉誘導体などが挙げられる。その他、アルギン酸塩、ゼラチン、アルブミン、カゼイン、アラビアゴム、トンガントゴム、リグニンスルホン酸塩などの天然高分子類も使用できる。なかでも、ポリビニルピロリドンが好ましい。これらの高分子分散剤は、1種単独であるいは2種以上を組み合わせて用いることができる。
好ましい態様として、アニオン性分散剤と高分子分散剤をともに有機顔料溶液に含有させる様態、アニオン性分散剤を水性媒体に含有させ、かつノニオン性分散剤および/または高分子分散剤を有機顔料溶液に含有させる態様を挙げることができる。
分散剤を含有させる量は、顔料の均一分散性および保存安定性をより一層向上させるために、顔料100質量部に対して0.1〜1000質量部の範囲であることが好ましく、1〜500質量部の範囲であることがより好ましく、10〜250質量部の範囲であることが特に好ましい。この量が少なすぎると有機顔料微粒子の分散安定性が向上しないことがある。
本発明の製造方法で製造される分散物に含まれる有機顔料微粒子の粒径(本発明において粒径とは粒子の直径をいう。)及び単分散性は特に限定されないが、平均粒径がナノメートルサイズ(1μm未満)であり、顔料微粒子を含有する分散物において動的光散乱法により測定された体積平均粒径(Mv)が80nm以下であることが好ましく、50nm以下であることがより好ましい。単分散性については、その指標である体積平均粒径(Mv)を個数平均粒径(Mn)で除した値(Mv/Mn)を用い、その値が1.8以下であることが好ましく、1.5以下であることがより好ましい。
本発明においては、空気や酸素などの気体を顔料微粒子析出時に共存させてもよく、例えばそれらを酸化剤として用いることができる。共存させる態様は特に限定されず、気体を有機顔料溶液及び/又は水性媒体にあらかじめ溶解させる、あるいは上記両液とは別に上記の気体を導入して接触させてもよい。
本発明の分散物に含有させる有機顔料微粒子は、マイクロリアクター装置を用いて形成したものであることが好ましく、その好ましい態様として、(i)マイクロリアクター装置の等価直径を1mm以下(好ましくは0.01〜0.5mm)にする態様、(ii)マイクロリアクター装置により層流を形成する態様が挙げられる。層流下で粒子形成を行うと、核生成から核成長の過程が安定化し、粒子サイズが小さくかつ粒子分布が狭い濁りのない顔料分散液が効率良く得られ、好ましい。とりわけ、層流過程で、しかも上述のようにpHを変化させながら顔料微粒子を析出させた分散液は、粒子サイズ、その分布、分散安定性、および生産性に優れ、特に好ましい。
等価直径(equivalent diameter)は、相当(直)径とも呼ばれ、機械工学の分野で用いられる用語である。任意断面形状の配管ないし流路に対し等価な円管を想定するとき、その等価円管の直径を等価直径という。等価直径(deq)は、A:配管の断面積、p:配管のぬれぶち長さ(周長)を用いて、deq=4A/pと定義される。円管に適用した場合、この等価直径は円管直径に一致する。等価直径は等価円管のデータを基に、その配管の流動あるいは熱伝達特性を推定するのに用いられ、現象の空間的スケール(代表的長さ)を表す。等価直径は、一辺aの正四角形管ではdeq=4a/4a=a、一辺aの正三角形管ではdeq=a/31/2、流路高さhの平行平板間の流れではdeq=2hとなる(例えば、(社)日本機械学会編「機械工学事典」1997年、丸善(株)参照)。
管の中に水を流し、その中心軸状に細い管を挿入し着色した液を注入すると、水の流速が遅い間は、着色液は一本の線となって流れ、水は管壁に平行にまっすぐに流れる。しかし、流速を上げ、ある一定の流速に達すると急に水流の中に乱れが生じ、着色液は水流と混じって全体が着色した流れになる。前者の流れを層流、後者を乱流という。
流れが層流になるか乱流になるかは流れの様子を示す無次元数であるレイノルズ数が、ある臨界値以下であるかによって決まる。レイノルズ数が小さいほど層流を形成しやすい。管内の流れのレイノルズ数Reは次式で表される。
Re=D<υ>ρ/μ
Dは管の等価直径、<υ>は断面平均速度、ρは流体の密度、μは流体の粘度を表す。この式からわかるように等価直径が小さいほどレイノルズ数は小さくなるので、μmサイズの等価直径の場合は安定な層流を形成しやすくなる。また、密度や粘度の液物性もレイノルズ数に影響し、密度が小さく、粘度が大きいほどレイノルズ数は小さくなるので層流を形成しやすいことがわかる。ここで臨界値を示すレイノルズ数を臨界レイノルズ数と呼ぶ。臨界レイノルズ数は必ずしも一定とはいえないが、凡そ次の値が基準となる。
Re<2300 層流
Re>3000 乱流
3000≧Re≧2300 過渡状態
顔料微粒子を形成するとき、流路内を流れる流体の速度(流速)は、0.1mL〜300L/hrであることが好ましく、0.2mL〜30L/hrであることがより好ましく、0.5mL〜15L/hrであることが更に好ましく、1.0mL〜6L/hrであることが特に好ましい。
流路の等価直径が小さくなるにつれ、単位体積あたりの表面積(比表面積)は大きくなるが、流路がマイクロスケールになると比表面積は格段に大きくなり、流路の器壁を通じた熱伝達効率は非常に高くなる。流路を流れる流体中の熱伝達時間(t)は、t=deq /α(α:液の熱拡散率)で表されるので、等価直径が小さくなるほど熱伝達時間は短くなる。すなわち、等価直径が1/10になれば熱伝達時間は1/100になることになり、等価直径がマイクロスケールである場合、熱伝達速度は極めて速い。
マイクロリアクターには、具体的にはマイクロメートルサイズの等価直径を有し、長さのある流路からなる混合空間が設けられており、その流路の同じ長手方向に複数の液体を導入し流通させることで、それらの液体を接触させ混合させることができる。マイクロリアクターの詳細については、例えば、W.Ehrfeld,V.Hessel,H.Loewe,“Microreactor”,1Ed(2000)WILEY−VCHなどを参考にすることができる。
マイクロリアクターを用いれば、反応の場として大容積のタンク等を用いた従来のバッチ方式や、液滴を噴射し気流中で衝突させるジェットリアクター(米国特許第6,537,364号公報参照)とは異なり、液体同士の反応時間及び温度の精密な制御が可能になる。
またバッチ方式の場合には、特に、反応速度が速い溶液間では混合初期の反応接触面で反応が進行し、さらに溶液間の反応により生成された一次生成物が容器内で引き続き反応を受けてしまう場合があるから、生成物が不均一になったり、混合容器内で生成物の結晶が必要以上に成長して粗大化してしまったりするおそれがある。これに対して、マイクロリアクターによれば、溶液が混合容器内に殆ど滞留することなく連続的に流通するので、溶液間の反応により生成された一次生成物が混合容器内に滞留する間に引き続き反応を受けてしまうことを抑止でき、従来では取り出すことが困難であった純粋な一次生成物を取り出すことも可能になり、また混合容器内での結晶の凝集や粗大化も生じ難くなるという利点がある。
スケールアップについていうと、実験的に作製された少量の化学物質を大規模の製造設備により多量に製造する際、バッチ方式によるのでは物質特性等において再現性が得られないことがある。このような不都合もマイクロリアクターによれば解決しうる。すなわち、必要となる製造量に応じてマイクロリアクーを用いた製造ラインを並列化(ナンバリングアップ)することにより、1つのマイクロリアクターにより得られた結果を損なうことなく再現し、効率良くかつ精度良く大量生産を実現しうるという利点がある。
マイクロリアクターは通常の方法や材料により作製すればよい。流体制御方式としては形態で分類すると連続流動方式と液滴(液体プラグ)方式とが挙げられ、駆動力で分類すると電気的駆動方式と圧力駆動方式とが挙げられる。
本発明においては、連続流動方式を採用することが好ましい。連続流動式の流体制御においては、マイクロ流路における液体混合空間内を全て液体で満たすことができ好ましい。そして外部に用意したシリンジポンプなどの圧力源によって流体全体を駆動すること(圧力駆動方式)が好ましい。この方法は、デッドボリュームが大きくなるが、比較的簡便なセットアップで制御システムを実現しうることが大きな利点である。
マイクロリアクターの製造方法及び制御方法については、例えば特開2005−307154号公報の段落0035〜0046を参考にすることができる。
本発明においてマイクロリアクターのマイクロ流路からなる液体混合空間の長さは特に限定されないが、1mm以上10m以下であることが好ましく、5mm以上10m以下であることがより好ましく、10mm以上5m以下であることが特に好ましい。
本発明に用いられる流路の数は特に限定されず、必要に応じて流路を並列化(ナンバリングアップ)し顔料微粒子分散物の生産量を増大させることができる。
図1は立体型マイクロリアクター装置の一実施態様を、マイクロリアクター装置100を構成する3つのパーツに分解して模式的に示した分解斜視図である。本実施態様の立体型マイクロリアクター装置100は、主として、それぞれが円柱状の形状をした供給ブロック11、合流ブロック12、及び反応ブロック13により構成される。そして、マイクロリアクター装置100を組み立てるには、円柱状をしたこれらのブロック11、12、13を、この順番で互いの側面同士を合わせて円柱状になるようにし、例えばこの状態で各ブロックをボルト・ナット等により一体的に締結する。
供給ブロック11の合流ブロック12に対向する側面14には、2本の環状溝15、16が同芯状に穿設されており、マイクロリアクター装置100を組み立て状態において、2本の環状溝16、15は液体Bと液体Aとがそれぞれ流れるリング状流路を形成する。そして、供給ブロック11の合流ブロック12に対向しない反対側の側面24から外側環状溝16と内側環状溝15に達する貫通孔18、17がそれぞれ形成される。かかる2本の貫通孔18、17のうち、外側の環状溝16に連通する貫通穴18には、液体Aを供給する供給手段(ポンプ及び連結チューブ等)が連結され、内側環状溝15に連通する貫通孔17には、液体Bを供給する供給手段(ポンプ及び連結チューブ等)が連結される。図1では、外側環状溝16に液体Aを流し、内側環状溝15に液体Bを流すようにしたが、逆にしてもよい。
合流ブロック12の反応ブロック13に対向する側面19の中心には円形状の合流部20が形成され、この合流部20から放射状に4本の長尺放射状溝21と4本の短尺放射状溝22が交互に穿設される。これら合流穴20や放射状溝21,22はマイクロリアクター装置100を組み立て状態において、合流領域20となる円形状空間と液体A,Bが流れる放射状流路とを形成する。また、8本の放射状溝21,22のうち、長尺放射状溝21の先端から合流ブロック12の厚み方向にそれぞれ貫通穴25が形成され、これらの貫通穴25は供給ブロック11に形成されている前述の外側環状溝16に連通される。同様に、短尺放射状溝22の先端から合流ブロック12の厚み方向にそれぞれ貫通穴26が形成され、これらの貫通穴26は供給ブロック11に形成されている内側環状溝15に連通される。
また、反応ブロック13の中心には、反応ブロック13の厚み方向に合流部20に連通する1本の貫通孔23が形成され、この貫通孔23がマイクロ流路からなる液体混合空間となる。
これにより、液体Aは供給ブロック11の貫通孔18から外側環状溝16を経て合流ブロック12の貫通孔25を通り、長尺放射溝21の供給流路を流れる。その4つの分割流が合流部20に至る。一方、液体Bは供給ブロック11の貫通孔17から内側環状溝15を経て合流ブロック12の貫通孔26を通り短尺放射溝22の供給流路を流れる。その4つの分割流が合流部20に至る。合流部20において液体Aの分割流と液体Bの分割流とがそれぞれの運動エネルギーを有して合流した後、90°流れ方向を変えてマイクロ流路23に流入する。
その他、Y字型流路を有する反応装置、円筒管型流路を有する反応装置、またそれらの装置において2液の流れが層流のまま出口まで到達する場合、それらを分離できるように改良を加えた装置などを用いることができる(例えば特開2005−307154号公報の段落0049〜52及び図1〜図4参照)。また、2液の接触角度や接触流路の数を適宜に調節した平面型マイクロリアクターや立体型マイクロリアクターを用いることも好ましい(例えば特願2006−78637号公報の段落0044〜0050参照)。
以下に実施例に基づき本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらにより限定されるものではない。
(実施例1)
ピグメントイエロー128(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製、CROMOPHTAL YELLOW 8GNP)4.0g、化合物(2−3)0.8g(4−アセトアミド−TEMPO,フリーラジカル(商品名、対顔料20質量%、株式会社ワコーケミカル社製)、28%ナトリウムメトキシドメタノール溶液(和光純薬(株)社製)3.7g、アクアロンKH−10(商品名、第一工業製薬(株)社製)3.2g、N−ビニルピロリドン(和光純薬(株)社製,減圧蒸留にて精製して使用)0.8g、ポリビニルピロリドンK30(商品名、東京化成工業(株)社製)0.4gをジメチルスルホキシド60mLに室温で溶解し、これをIE液とした。蒸留水をIIE液とした。マイクロリアクター装置として、以下の分割数(流路本数)等を有する図1の立体型のマイクロリアクター装置を使用した。
・供給流路本数(n)・・・2種類の反応液それぞれについて5本に分割(合計10本の流路が合流する。なお図1の装置は各4本合計8本流路が合流する装置である。)
・供給流路21、22の幅(W)・・・各400μm
・供給流路21、22の深さ(H)・・・各400μm
・合流領域20の直径(D)・・・800μm
・マイクロ流路23の直径(R)・・・800μm
・マイクロ流路23の長さ(L)・・・ 10 mm
・合流領域20において各供給流路21、22とマイクロ流路23との中心軸同士の交差角度・・・90°
・装置の材質・・・ステンレス(SUS304)
・流路加工法・・・マイクロ放電加工で行い、供給ブロック11、合流ブロック12、反応ブロック13の3つのパーツの封止方法は鏡面研磨による金属面シールで行った。二つの入り口に長さ50cm、等価直径1mmのテフロン(登録商標)チューブ2本をコネクターを用いて接続し、その先にそれぞれIE液とIIE液を入れたシリンジを繋ぎ、ポンプにセットした。コネクターの出口には長さ1.5m、等価直径2mmを有するテフロン(登録商標)チューブを接続した。
IE液を150mL/min、IIE液を600mL/minの送液速度にて送り出した。チューブ出口先端よりピグメントイエロー128の分散液が得られたのでこれを捕集し試料1aとした。試料1aは330g得られた。試料1a中の顔料粒子の体積平均粒径Mvは28.1nmであり、単分散性の指標である体積平均粒径Mv/個数平均粒径Mnの比は1.55であった(顔料粒子の粒径(Mv)及び単分散性(Mv/Mn)は日機装(株)社製のマイクロトラックUPA150で測定した。以下の実施例・比較例においても同様である。)。
得られた1a液250mlに、V−50[2,2‘−アゾビス−(2−アミジノプロパン)二塩酸塩、和光純薬(株)社製]0.64gを窒素ガスのバブリングによる脱気処理を施した後窒素雰囲気下で80℃で5時間加熱し、これを室温まで放冷した後ろ紙(アドバンテック東洋社製、No.2)にてろ過し、試料1bを得た。試料1bの体積平均粒径Mvは27.3nmであり、単分散性の指標である体積平均粒径Mv/個数平均粒径Mnの比は1.54であった。
さらに、試料1bを限外濾過装置(アドバンテック東洋社製、UHP−62K、分画分子量5万)により蒸留水を加えてろ液を排除して体積を一定にしながら精製した後、顔料5.0質量%まで濃縮した。顔料5.0質量%分散液の粘度は4.8mPa.sであった。続いて、60℃で100時間、さらに240時間加熱保存処理したところ、粘度はともに4.8mPa.sで変化は見られなかった。
(内包の確認)
試料1b 40gを限外濾過装置(アドバンテック東洋社製、UHP−62K、分画分子量5万)により蒸留水を加えると同時にろ液を排除して体積を一定にしながら水洗浄し、洗い流される化合物(2−3)の量を見積もった。
本実施例で使用した化合物(2−3)の量が0.8gであり、得られた1a液が330gであった。そのため、試料1b 40g中の化合物(2−3)は、0.8g×40/330= 97mgと概算された。限外ろ過による定溶洗浄の洗浄液を40MLずつ5回に分けて分取し、各液が含有する化合物(2−3)の量をHPLCを用いて定量したところ、36.9mg,13.6mg,5.0mg,1.8mg,0.8mgであった。この総和はおよそ58mgであり58mg/97mg=60%が洗い出された。すなわち添加した化合物(2−3)のうちの40%程度が、対顔料としては8質量部程度が顔料内に内包されたと見積もることができる。
(耐光性の評価)
1bを濃縮して得られた顔料濃度5.0質量%の水分散液に、ポリビニルアルコール(ポリビニルアルコール500(商品名)、関東化学(株)製)、グリセリン、蒸留水を添加し、顔料、ポリビニルアルコール、グリセリンがそれぞれ2.0質量%、4.0質量%、10質量%となるように調整した。1cm ×1cm のガラス板上に5000rpmにてスピンコートし、試料1cとした。
試料を退色試験機にセットし、キセノンランプを照度170,000ルクスで4日間照射して耐光性の試験を行った。UVフィルタとしてTEMPAXフィルタ(イーグルエンジニアリング社製、材質はSCHOTT社製TEMPAXガラス)を光源と試料の間に配置した。照射前の吸光度(Abs.)、照射後の吸光度、吸光度の残存率(照射後の吸光度÷照射前の吸光度×100)はそれぞれ、0.308、0.277、90%であった。
(比較例1)
実施例1で用いた化合物2−3を用いなかった以外、実施例1と同様の方法にて5%分散液Rlb、スピンコート試料Rlcを得た。Rlcのキセノン照射試験前後の吸光度、吸光度の残存率を測定した。結果を表1に記載した。
(参考例1)
実施例1で用いた化合物2−3をIE液には添加せず、その他は実施例1の1bと同様にして顔料5質量%分散液2bを得た。24mlの分散液2bに、化合物(2−3)0.24g(対顔料20質量%)のTHF2.4ml溶液を添加し、室温で2時間攪拌した後ろ紙(アドバンテック東洋社製、No.2)にてろ過した。この液を実施例1と同様に顔料2.0質量%に調液し(ポリビニルアルコール、グリセリンも同様に4.0質量%、10質量%)、同様の条件でスピンコート法でガラス基板上に塗布して試料2cを作製し、耐光性の試験を行った。試料2cのキセノン照射試験前後の吸光度、吸光度の残存率を測定した。結果を表1に記載した。
(実施例3及び4、参考例2)
実施例1、2の化合物(2−3)を同じ質量の表1に示した化合物に代え、その他は同様にして顔料分散液およびガラス塗布膜を得た。一般式(1)又は(2)で表される化合物を添加する態様に関しては、実施例1と同様にIE液に加える態様を「I液添加」、参考例1と同様に顔料微粒子の析出後に加える態様を「後添加」と記載した。そして実施例1、参考例1と同様にガラス塗布膜を作製し、キセノン照射試験前後の吸光度、吸光度の残存率を測定した。結果を表1に記載した。
Figure 2008231269
一般式(1)又は(2)で表される化合物を分散物中に含有させることにより、同化合物を用いなかったものに対し(比較例1)、微細化した顔料粒子であっても光堅牢性を維持し高い耐光性を付与することができた(実施例1〜4、参考例1及び2)。
さらに、一般式(1)または(2)で表される化合物をI液に添加する方法により製造され、該化合物が粒子に効果的に内包された顔料微粒子は(実施例1〜4)、微粒子析出後に添加する方法で内包した粒子に比べて(参考例1及び2)、一層顕著な光堅牢性向上効果を示した。
これらの結果より、本発明によれば、有機顔料微粒子を効率良く製造することができ、顔料粒子の微細化に伴う課題を解決し、ナノメートルサイズで単分散であり、しかも高い光堅牢性を示すものとしうることが分かる。
立体型マイクロリアクター装置の一実施態様を模式的に示す分解斜視図である。
符号の説明
11 供給ブロック
12 合流ブロック
13 反応ブロック
16 外側環状溝
15 内側環状溝
17、18 供給ブロックの貫通孔
20 合流部(合流領域)
21 長尺放射状溝
22 短尺放射状溝
25、26 合流ブロックの貫通孔
23 反応ブロックの貫通孔(マイクロ流路からなる液体混合空間)

Claims (20)

  1. 下記一般式(1)で表される芳香族化合物及び一般式(2)で表されるアミン化合物の少なくとも1種を、粒子に内包したことを特徴とする有機顔料微粒子。
    Figure 2008231269
    [式中、Rは水素原子またはアルキル基を表し、X〜Xはそれぞれ独立に水素原子または任意の置換基を表す。ただし、XとXとが同時に水素原子であることはない。R及びX〜Xは互いに結合して環を形成していてもよい。]
    Figure 2008231269
    [式中、Yは水素原子、アルキル基、ヒドロキシ基、アルコキシ基、アシルオキシ基、もしくは酸素原子を表す。Z及びZはそれぞれ独立にアルキル基を表す。Y、Z、及びZは互いに結合して環を形成していてもよい。]
  2. 前記一般式(2)で表されるアミン化合物の少なくとも1種を、粒子に内包したことを特徴とする請求項1に記載の有機顔料微粒子。
  3. 前記一般式(2)で表されるアミン化合物において、Yが水素原子、酸素原子、及びヒドロキシ基のいずれかであることを特徴とする請求項1又は2に記載の有機顔料微粒子。
  4. 前記一般式(2)で表されるアミン化合物が、下記一般式(3)で表される化合物であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の有機顔料微粒子。
    Figure 2008231269
    [式中、Yは水素原子、ヒドロキシ基、もしくは酸素原子を表す。R及びRはそれぞれ独立に水素原子または置換基を表す。R及びRは互いに結合して環を形成していてもよい。]
  5. 前記有機顔料微粒子100質量部に対して、前記一般式(1)で表される芳香族化合物及び一般式(2)で表されるアミン化合物の少なくとも1種を0.1質量部以上含有させたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の有機顔料微粒子。
  6. 前記有機顔料微粒子の体積平均粒径(Mv)を80nm以下とした請求項1〜5のいずれか1項に記載の有機顔料微粒子。
  7. 前記有機顔料微粒子の体積平均粒径(Mv)を50nm以下とした請求項1〜6のいずれか1項に記載の有機顔料微粒子。
  8. 前記有機顔料微粒子の体積平均粒径(Mv)と数平均粒径(Mn)との比(Mv/Mn)を1.8以下とした請求項1〜7のいずれか1項に記載の有機顔料微粒子。
  9. ビルドアップ法で製造された請求項1〜8のいずれか1項に記載の有機顔料微粒子。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の有機顔料微粒子を含有することを特徴とする分散物。
  11. 有機顔料溶液と水性媒体とを混合して有機顔料微粒子を析出させるに当り、下記一般式(1)で表される芳香族化合物及び一般式(2)で表されるアミン化合物の少なくとも1種を、前記有機顔料溶液及び前記水性媒体の少なくとも一方に含有させて有機顔料微粒子を析出させ、その分散物を調製することを特徴とする有機顔料微粒子分散物の製造方法。
    Figure 2008231269
    [式中、Rは水素原子またはアルキル基を表し、X〜Xはそれぞれ独立に水素原子または任意の置換基を表す。ただし、XとXとが同時に水素原子であることはない。R及びX〜Xは互いに結合して環を形成していてもよい。]
    Figure 2008231269
    [式中、Yは水素原子、アルキル基、ヒドロキシ基、アルコキシ基、アシルオキシ基、もしくは酸素原子を表す。Z及びZはそれぞれ独立にアルキル基を表す。Y、Z、及びZは互いに結合して環を形成していてもよい。]
  12. 前記一般式(2)で表されるアミン化合物の少なくとも1種を、前記有機顔料溶液及び水性媒体の少なくとも一方に含有させることを特徴とする請求項11に記載の有機顔料微粒子分散物の製造方法。
  13. 前記一般式(2)で表されるアミン化合物において、Yが水素原子、酸素原子及びヒドロキシ基のいずれかであることを特徴とする請求項11又は12に記載の有機顔料微粒子分散物の製造方法。
  14. 前記一般式(2)で表されるアミン化合物が、下記一般式(3)で表される化合物であることを特徴とする請求項11〜13のいずれか1項に記載の有機顔料微粒子分散物の製造方法。
    Figure 2008231269
    [式中、Yは水素原子、ヒドロキシ基、もしくは酸素原子を表す。R及びRはそれぞれ独立に水素原子または置換基を表す。R及びRは互いに結合して環を形成していてもよい。]
  15. 前記有機顔料溶液及び水性媒体の少なくとも一方にさらに分散剤を含有させることを特徴とする請求項11〜14のいずれか1項に記載の有機顔料微粒子分散物の製造方法。
  16. アルカリを用いて有機顔料を溶解させて前記有機顔料溶液とすることを特徴とする請求項11〜15のいずれか1項に記載の有機顔料微粒子分散物の製造方法。
  17. 前記一般式(1)で表される芳香族化合物及び一般式(2)で表されるアミン化合物の少なくとも1種を、有機顔料溶液に含有させることを特徴とする請求項11〜16のいずれか1項に記載の有機顔料微粒子分散物の製造方法。
  18. 前記有機顔料微粒子の析出を、マイクロリアクター装置を用いて行うことを特徴とする請求項11〜17のいずれか1項に記載の有機顔料微粒子分散物の製造方法。
  19. 前記マイクロリアクター装置の流路の等価直径を1mm以下とした請求項18に記載の有機顔料微粒子分散物の製造方法。
  20. 前記有機顔料微粒子の析出を層流過程で行うことを特徴とする請求項11〜19のいずれか1項に記載の有機顔料微粒子分散物の製造方法。
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