JP2008228398A - 電力変換装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の電力変換器を有する電力変換装置において、各電力変換器を構成する半導体素子の温度上昇を抑制する。
【解決手段】インバータモジュール150Aは、第1の電気負荷を駆動する第1のインバータと第2の電気負荷を駆動する第2のインバータとが共通の絶縁基板210上に搭載されてなる。第1のインバータにおいて、U,V,W相のアームは、絶縁基板210上に、図面左右方向に隣接するアームが同図上下方向に互いにずらされて配置される。第2のインバータにおいて、U,V,W相のアームは、絶縁基板210上に、同図左右方向に隣接するアームが同図上下方向に互いにずらされて配置される。さらに、第1のインバータのアームと第2のインバータのアームとは、同図左右方向に沿って隣接するように配置される。かかる配置構成により、絶縁基板210の占有面積を増やすことなく、面内方向における温度分布を均一化できる。
【選択図】図4
【解決手段】インバータモジュール150Aは、第1の電気負荷を駆動する第1のインバータと第2の電気負荷を駆動する第2のインバータとが共通の絶縁基板210上に搭載されてなる。第1のインバータにおいて、U,V,W相のアームは、絶縁基板210上に、図面左右方向に隣接するアームが同図上下方向に互いにずらされて配置される。第2のインバータにおいて、U,V,W相のアームは、絶縁基板210上に、同図左右方向に隣接するアームが同図上下方向に互いにずらされて配置される。さらに、第1のインバータのアームと第2のインバータのアームとは、同図左右方向に沿って隣接するように配置される。かかる配置構成により、絶縁基板210の占有面積を増やすことなく、面内方向における温度分布を均一化できる。
【選択図】図4
Description
この発明は、電力変換装置に関し、より特定的には、複数の電力変換器を備えた電力変換装置に関する。
最近、環境に配慮した自動車として、ハイブリッド自動車(Hybrid Vehicle)および電気自動車(Electric Vehicle)が注目されている。ハイブリッド自動車は、従来のエンジンに加え、インバータを介して直流電源により駆動されるモータを動力源とする自動車である。つまり、エンジンを駆動することにより動力源を得るとともに、直流電源からの直流電圧をインバータによって交流電圧に変換し、その変換した交流電圧によりモータを回転することによって動力源を得るものである。また、電気自動車は、インバータを介して直流電源によって駆動されるモータを動力源とする自動車である。
このようなハイブリッド自動車または電気自動車に搭載されるインテリジェントパワーモジュール(IPM)は、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)等の半導体スイッチング素子(パワー半導体素子)を高速スイッチングすることにより、直流電源から供給される直流電力を交流電力に変換してモータを駆動するものである。
たとえば特開2003−309995号公報(特許文献1)は、多相交流モータの各相に電力を供給するモータ駆動用インバータを開示する。これによれば、インバータモジュールは、電源の高電位側に接続される上アームに接続された素子形成領域と電源の低電位側に接続される下アームに接続された素子形成領域を、多相交流モータの各相ごとに並列接続して構成される。そして、各素子形成領域内には複数の素子部が形成される。インバータモジュールは、各素子形成領域内の素子部の間隔である第1素子部間隔、同相で異なるアームに接続された素子形成領域間における素子部の間隔である第2素子部間隔、および、異相で同じアームに接続されて隣接する素子形成領域間における素子部の間隔である第3素子部間隔の関係を、第1素子部間隔を第3素子部間隔よりも大きくし、第1素子部間隔を第2素子部間隔よりも大きくしたことを特徴とする。
このように、特開2003−309995号公報では、同時に通電して発熱する同一相の同一アーム内に配設された素子部の間隔である第1素子部間隔を、第2素子部間隔および第3素子部間隔よりも大きくするように各素子形成領域の配置位置を最適化している。これにより、素子形成領域間の熱干渉による温度上昇の増大を最大限低減できるので小型化を図ることができる。
特開2003−309995号公報
特開2006−210605号公報
特開2006−158173号公報
ここで、ハイブリッド自動車および電気自動車の駆動システムにおいては、複数のモータが搭載され、各モータを互いに独立したインバータで駆動するものが存在する。たとえば特開2006−158173号公報(特許文献3)には、エンジン、発電機およびモータの間で動力を分配するように構成されたハイブリッド自動車の駆動システムが開示されている。かかる構成において、発電機およびモータはそれぞれ、対応するインバータを構成する半導体素子のスイッチング制御を行なうことによって駆動される。
そして、このような駆動システムに適用されるIPMにおいては、実装時のスペース制約から課されている小型化の要求を受けて、発電機を制御するインバータとモータを制御するインバータとを共通の素子基板上に一体化して形成した構成が採用されている。本構成の下で発電機およびモータを駆動した場合には、対応するインバータの半導体素子に発生する熱を受けて素子基板が高温になる。そのため、素子基板の下にはこれを冷却するための冷却機構が設けられている。
しかしながら、発電機およびモータに供給される駆動電流は、各々への要求出力に応じて独立に変化する可変値であることから、発電機を制御するインバータの発熱量とモータを制御するインバータの発熱量との間には相対的な大小関係が生じる。これにより、素子基板においては、面内方向における温度分布に、相対的に発熱量が大きいインバータを搭載した領域が他の領域に比べて高温になるといった偏差が生じる。その結果、高温となった領域では冷却機構の冷却能力が不足し、当該領域内に位置する半導体素子の温度上昇を抑えることが困難となるという問題があった。
このような一部の半導体素子の温度上昇を抑えるための手段としては、発熱量が最大となるときに要求される冷却能力に固定して冷却機構を制御する方法が挙げられる。しかしながら、かかる方法では、冷却機構の消費電力を無駄に増加させることとなるため、IPMを搭載した車両においては、燃費を悪化させる要因となる。
また、冷却能力がより高い大型の冷却機構を設けた場合には、IPMの体格およびコストを増大させることとなり、実装時のスペース制約からIPMに課されている小型化の要求に相反する結果となる。
しかしながら、上述した特開2003−309995号公報には、単一のインバータを搭載したインバータモジュールにおける半導体素子の温度上昇を抑制する手段を開示するに留まり、複数のインバータを搭載した場合に生じる素子基板の温度分布の偏差に対する解決手段については開示していない。
それゆえ、この発明は、かかる課題を解決するためになされたものであり、その目的は、複数の電力変換器を有する電力変換装置において、各電力変換器を構成する半導体素子の温度上昇を抑制することである。
この発明によれば、電力変換装置は、複数の第1の半導体素子のスイッチング制御により第1の電気負荷を駆動する第1の電力変換器と、複数の第2の半導体素子のスイッチング制御により第2の電気負荷を駆動する第2の電力変換器とを備える。複数の第1の半導体素子は、各々が、少なくとも1つの第1の半導体素子を含んで構成される複数の第1の半導体素子群に編成される。複数の第2の半導体素子は、各々が、少なくとも1つの第2の半導体素子を含んで構成される複数の第2の半導体素子群に編成される。複数の第1の半導体素子群は、基板上に、第1の方向に整列配置されるとともに、少なくとも一部において、第1の方向に隣接する第1の半導体素子群が第1の方向に垂直な第2の方向に互いにずらされて配置される。複数の第2の半導体素子群は、基板上に、第1の方向に整列配置されるとともに、少なくとも一部において、第1の方向に隣接する第2の半導体素子群が第2の方向に互いにずらされて配置され、かつ、第1の方向に沿って第1の半導体素子群と隣接するように配置される。
上記の電力変換装置によれば、各々が、対応する電気負荷に供給される通電電流に応じた熱を発生する第1および第2の半導体素子を整列配置した基板において、小型化と面内方向における温度分布の均一化とを両立することができる。これにより、冷却機構の冷却能力を増大させることなく、半導体素子の温度が上昇するのを抑制することができる。その結果、電力変換装置の小型化が実現される。
好ましくは、第1の電力変換器は、電源および第1の電気負荷の間で電力変換を行なう第1のインバータであって、複数の第1の半導体素子群は、各々が、第1のインバータにおける各相を構成する。第2の電力変換器は、電源および第2の電気負荷の間で電力変換を行なう第2のインバータであって、複数の第2の半導体素子群は、各々が、第2のインバータにおける各相を構成する。
上記の電力変換装置によれば、第1および第2のインバータの各々において、整列方向に隣接する相を千鳥状に配列するとともに、整列方向に沿って異なるインバータの相が隣接するように配置することによって、基板の占有面積を増加させることなく、面内方向における温度分布を均一化できる。
好ましくは、第1の電力変換器は、電源および第1の電気負荷の間で電力変換を行なう第1のインバータであって、複数の第1の半導体素子群は、各々が、第1のインバータにおける各相のアームを構成する。第2の電力変換器は、電源および第2の電気負荷の間で電力変換を行なう第2のインバータであって、複数の第2の半導体素子群は、各々が、第2のインバータにおける各相のアームを構成する。
上記の電力変換装置によれば、第1および第2のインバータの各々において、整列方向に隣接する同一相のアームを千鳥状に配列するとともに、整列方向に沿って異なるインバータのアームが隣接するように配置することによって、基板の占有面積を増加させることなく、面内方向における温度分布を均一化できる。
好ましくは、電力変換装置は、複数の第3の半導体素子のスイッチング制御により電源と第1および第2の電力変換器との間で電圧変換を行なう第3の電力変換器をさらに備える。複数の第3の半導体素子は、各々が、少なくとも1つの第3の半導体素子を含んで構成される複数の第3の半導体素子群に編成される。各複数の第3の半導体素子群は、基板上に、第1の方向に整列配置されるとともに、少なくとも一部において、第1の方向に隣接する第3の半導体素子群が第2の方向に互いにずらされて配置され、かつ、第1の方向に沿って第1の半導体素子群または第2の半導体素子群と隣接するように配置される。
上記の電力変換装置によれば、コンバータを構成する第3の半導体素子をさらに同一基板上に整列配置した場合においても、小型化と面内方向における温度分布の均一化とを両立することができる。
この発明の他の局面によれば、電力変換装置は、電源から第1電源線および第2電源線間に受けた電力を電力変換するための電力変換装置である。電力変換装置は、第1電源線と出力導体との間に並列接続される複数の第1の半導体素子と、第2電源線と出力導体との間に並列接続される複数の第2の半導体素子とを備える。複数の第1の半導体素子は、基板上に、第1の方向に整列配置されるとともに、少なくとも一部において、第1の方向に隣接する第1の半導体素子が第1の方向に垂直な第2の方向に互いにずらされて配置される。複数の第2の半導体素子は、第1の方向に整列配置されるとともに、少なくとも一部において、第1の方向に隣接する第2の半導体素子が第2の方向に互いにずらされて配置され、かつ、第1の方向に沿って第1の半導体素子と隣接するように配置される。
上記の電力変換装置によれば、同時に通電されて発熱する複数の半導体素子を搭載した基板において、小型化と面内方向における温度分布の均一化とを両立することができる。これにより、冷却機構の冷却能力を増大させることなく、半導体素子の温度が上昇するのを抑制することができる。その結果、電力変換装置の小型化が実現される。
好ましくは、電力変換装置は、第1電源線および第2電源線間に受けた直流電力および電気負荷との間で授受される交流電力の間で電力変換を行なうインバータである。
上記の電力変換装置によれば、インバータの同相の同一アームを構成する複数の半導体素子間の熱干渉が緩和されることにより、基板の面内方向における温度分布を均一化できる。
好ましくは、電力変換装置は、第1電源線および第2電源線間に受けた直流電力の電圧変換を行なうコンバータである。
上記の電力変換装置によれば、コンバータの同一アームを構成する複数の半導体素子間の熱干渉が緩和されることにより、基板の面内方向における温度分布を均一化できる。
好ましくは、電力変換装置は、基板と熱交換可能に設けられた冷却機構をさらに備える。
上記の電力変換装置によれば、冷却機構の冷却能力を増大させる必要がないため、冷却機構の省電力化が可能となる。その結果、電力変換装置を搭載した車両の燃費を向上することができる。また、冷却機構の体格が増大するのを抑制できるため、小型の電力変換装置を実現することができる。
この発明によれば、複数の電力変換器を有する電力変換装置において、各電力変換器を構成する半導体素子の温度上昇を抑制することができる。その結果、半導体素子の冷却性能を確保しながら素子基板の占有面積を小さくすることが可能となり、電力変換装置の小型化を実現することができる。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して詳しく説明する。なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。
[実施の形態1]
図1は、この発明に従う電力変換装置の搭載例として示されるハイブリッド自動車の全体構成を示す概略ブロック図である。
図1は、この発明に従う電力変換装置の搭載例として示されるハイブリッド自動車の全体構成を示す概略ブロック図である。
図1を参照して、ハイブリッド自動車5は、バッテリ10と、PCU(Power Control Unit)20と、動力出力装置30と、ディファレンシャルギア(DG:Differential Gear)40と、前輪50L,50Rと、後輪60L,60Rと、フロントシート70L,70Rと、リアシート80とを備える。
バッテリ10は、リアシート80の後方部に配置される。そして、バッテリ10は、PCU20に電気的に接続される。PCU20は、たとえば、フロントシート70L,70Rの下部領域、すなわちフロア下領域を利用して配置される。動力出力装置30は、ダッシュボード90よりも前側のエンジンルームに配置される。PCU20は、動力出力装置30と電気的に接続される。動力出力装置30は、DG40と連結される。
直流電源であるバッテリ10は、たとえば、ニッケル水素またはリチウムイオン等の二次電池から成り、直流電圧をPCU20へ供給するとともに、PCU20からの直流電圧によって充電される。
PCU20は、バッテリ10からの直流電圧を昇圧し、その昇圧した直流電圧を交流電圧に変換して動力出力装置30に含まれるモータジェネレータを駆動制御する。また、PCU20は、動力出力装置30に含まれるモータジェネレータが発電した交流電圧を直流電圧に変換してバッテリ10を充電する。すなわち、PCU20は、バッテリ10によって供給される直流電力と、モータを駆動制御する交流電力およびジェネレータによって発電される交流電力との間で電力変換を行なう「電力変換装置」に相当する。
動力出力装置30は、エンジンおよび/またはモータジェネレータによる動力をDG40を介して前輪50L,50Rに伝達して前輪50L,50Rを駆動する。また、動力出力装置30は、前輪50L,50Rの回転力によって発電し、その発電した電力をPCU20へ供給する。あるいは、モータおよびジェネレータの機能を併せ持つモータジェネレータを動力出力装置30に設けることも可能である。
DG40は、動力出力装置30からの動力を前輪50L,50Rに伝達するとともに、前輪50L,50Rの回転力を動力出力装置30へ伝達する。
図2は、図1に示されたPCU20の主要部を示す電気回路図である。
図2を参照して、PCU20は、昇圧コンバータ100と、コンデンサ140と、インバータモジュール150とを含む。
図2を参照して、PCU20は、昇圧コンバータ100と、コンデンサ140と、インバータモジュール150とを含む。
非絶縁型の昇圧チョッパを構成する昇圧コンバータ100は、リアクトル120および昇圧パワーモジュール130を含む。昇圧パワーモジュール130は、電力スイッチQ1,Q2とダイオードD1,D2とを含む。この実施の形態において、電力スイッチとしては、代表的にはIGBTが適用される。
電力スイッチQ1,Q2は、電源ライン103とアースライン102との間に直列に接続される。電力スイッチQ1は、コレクタが電源ライン103に接続され、エミッタが電力スイッチQ2のコレクタに接続される。また、電力スイッチQ2のエミッタはアースライン102に接続される。また、ダイオードD1,D2は、各電力スイッチQ1,Q2の逆並列ダイオードとして設けられる。
リアクトル120は、一方端が電源ライン101に接続され、他方端が各電力スイッチQ1およびQ2の接続ノードに接続される。コンデンサ140は、電源ライン103とアースライン102との間に接続される。
インバータモジュール150は、2つのインバータ151,152から構成される。インバータ151は、U相アーム153、V相アーム154およびW相アーム155からなる。U相アーム153、V相アーム154およびW相アーム155は、電源ライン103とアースライン102との間に並列に接続される。
U相アーム153は、直列に接続された電力スイッチQ13,Q14からなり、V相アーム154は、直列に接続された電力スイッチQ15,Q16からなり、W相アーム155は、直列に接続された電力スイッチQ17,Q18からなる。また、各電力スイッチQ13〜Q18には、逆並列ダイオードD13〜D18がそれぞれ接続されている。
各相アームの中間点に相当する出力導体160u,160v,160wは、モータジェネレータMG1の各相コイルの各相端に接続されている。すなわち、モータジェネレータMG1は、3相の永久磁石モータであり、U,V,W相の3つのコイルの一端が中点に共通接続されて構成され、U相コイルの他端が出力導体160uに、V相コイルの他端が出力導体160vに、W相コイルの他端が出力導体160wにそれぞれ接続されている。
インバータ152は、インバータ151と同じ構成からなる。すなわち、インバータ152において、U相アーム153は、直列に接続された電力スイッチQ23,Q24からなり、V相アーム154は、直列に接続された電力スイッチQ25,Q26からなり、W相アーム155は、直列に接続された電力スイッチQ27,Q28からなる。また、各電力スイッチQ23〜Q28には、逆並列ダイオードD23〜D28がそれぞれ接続されている。
そして、インバータ152の各相アームの中間点に相当する出力導体165u,165v,165wは、モータジェネレータMG2の各相コイルの各相端に接続されている。すなわち、モータジェネレータMG2も、3相の永久磁石モータであり、U,V,W相の3つのコイルの一端が中点に共通接続されて構成され、U相コイルの他端が出力導体165uに、V相コイルの他端が出力導体165vに、W相コイルの他端が出力導体165wにそれぞれ接続されている。
昇圧コンバータ100は、電源ライン101とアースライン102との間にバッテリ10から供給された直流電圧を受け、電力スイッチQ1,Q2がスイッチング制御されることにより直流電圧を昇圧してコンデンサ140に供給する。
コンデンサ140は、昇圧コンバータ100からの直流電圧を平滑化してインバータ151,152へ供給する。インバータ151は、コンデンサ140からの直流電圧を交流電圧に変換してモータジェネレータMG1を駆動する。インバータ152は、コンデンサ140からの直流電圧を交流電圧に変換してモータジェネレータMG2を駆動する。
また、インバータ151は、モータジェネレータMG1が発電した交流電圧を直流電圧に変換してコンデンサ140に供給する。インバータ152は、モータジェネレータMG2が発電した交流電圧を直流電圧に変換してコンデンサ140に供給する。
コンデンサ140は、モータジェネレータMG1またはMG2からの直流電圧を平滑化して昇圧コンバータ100へ供給する。昇圧コンバータ100は、コンデンサ140からの直流電圧を降圧してバッテリ10または図示しないDC/DCコンバータへ供給する。
電力スイッチおよびダイオードで構成される昇圧パワーモジュール130およびインバータモジュール150は、一体化されてこの発明による半導体モジュールを構成する。なお、昇圧コンバータ100に含まれるリアクトル120および平滑用のコンデンサ140は、比較的大きな部品であるため、半導体モジュールの外部に別途配置される。
[この発明による半導体モジュールの構成]
この発明による半導体モジュールの全体構成を説明するにあたっては、最初に比較のために、従来より一般的に採用されている半導体モジュールの構成例について説明する。
[この発明による半導体モジュールの構成]
この発明による半導体モジュールの全体構成を説明するにあたっては、最初に比較のために、従来より一般的に採用されている半導体モジュールの構成例について説明する。
図3は、図2におけるインバータモジュール150の一般的なレイアウトを説明するための図である。なお、以下の説明では、便宜上、図3の上下方向を縦方向、同左右方向を横方向として説明する。
図3を参照して、インバータモジュール150では、インバータ151および152を構成する電力スイッチQ13〜Q18,Q23〜Q28およびダイオードD13〜D18,D23〜D28がそれぞれ横方向に沿って規則的に配列される。
インバータ151の各電力スイッチQ13〜Q18および各ダイオードD13〜D18は、2個ずつの半導体スイッチング素子およびダイオード素子の並列接続によって構成される。なお、以下においては、半導体スイッチング素子とダイオード素子とを総じて半導体素子とも称する。また、電力スイッチとしてIGBTが適用されるので、各半導体スイッチング素子をIGBT素子とも称する。
たとえば、V相上アームの電力スイッチQ15は、2つのIGBT素子181および182の並列接続によって構成され、ダイオードD15は、ダイオード素子191および192の並列接続によって構成されている。
インバータ152は、インバータ151と同じ構成からなる。すなわち、インバータ152の各電力スイッチQ23〜Q28および各ダイオードD23〜D28は、2個ずつのIGBT素子およびダイオード素子の並列接続によって構成される。
これらのIGBT素子およびダイオード素子は、絶縁基板210上に搭載される。絶縁基板210の下面には、下部アルミ電極(図示せず)を介して放熱板200が取り付けられている。放熱板200は、インバータモジュール150からの熱を冷却器(図示せず)へ伝熱することにより、インバータモジュール150の冷却を行なうものである。
絶縁基板210上には、金属電極220,230,240が形成される。金属電極220は、図2における電源ライン103に対応するP電極であり、金属電極230は、図2におけるアースライン102に相当するN電極である。また、金属電極240は、図2に示した出力導体160u〜160v,165u〜165vとそれぞれ電気的に接続される出力電極である。これらのP電極220、N電極230および出力電極240は、インバータ151および152の各々について、U相、V相およびW相にそれぞれ対応して3個ずつ繰返し配置されている。
各IGBT素子およびダイオード素子は、図2に示した電気的接続を実現するように、P電極220、N電極230および出力電極240と、ワイヤボンディング等によって電気的に接続される。
たとえば、インバータ151の電力スイッチQ15を構成するIGBT素子181,182は、出力導体160vへ接続される出力電極240とP電極220との間に、ワイヤボンディングによって並列接続されている。
図3に示したように、従来の半導体モジュールでは、インバータ151およびインバータ152を共通の絶縁基板210上に一体化して形成することにより、インバータモジュール全体の占有面積の縮小を実現している。また、このようなモジュール構成は、インバータ151およびインバータ152の間で冷却機構を共通化できるため、半導体モジュール全体を小型化できるという利点を有する。
しかしながら、その一方で、モータジェネレータMG1およびMG2に供給される駆動電流は、各々への要求出力に応じて独立に変化する可変値であることから、インバータ151の発熱量とインバータ152の発熱量との間には相対的な大小関係が生じる。本実施の形態では、モータジェネレータMG1は主に発電用途に用いられ、モータジェネレータMG2は主に車両駆動力発生用に用いられるため、インバータ152の発熱量はインバータ151の発熱量よりも大きくなる傾向がある。
このような発熱量の違いを受けて、絶縁基板210においては、面内方向における温度分布に、インバータ152を搭載した領域がインバータ151を搭載した領域に比べて高温になるといった偏差が発生する。その結果、高温となった領域に位置する半導体素子の冷却性能を確保できず、素子温度の上昇を抑制できないという問題があった。
ここで、素子温度の上昇を抑えるための手段としては、発熱量が最大となるときに要求される冷却能力に固定して冷却機構を制御する方法が挙げられる。しかしながら、かかる方法では、冷却機構の消費電力を無駄に増加させることとなるため、半導体モジュールを搭載した車両においては、燃費を悪化させる要因となる。
また、冷却能力がより高い大型の冷却装置を設けた場合には、電力変換装置の体格を増大させることとなり、実装時のスペース制約から電力変換器に課されている小型化の要求に相反する結果となる。
そこで、この発明の実施の形態1による半導体モジュールは、配置構成において、インバータ151の各相のアームとインバータ152の各相のアームとを、それぞれ千鳥状に配列し、かつ、横方向に沿って異なるインバータのアームが隣接するように配置することを特徴的な構成とする。このような配置構成は、例えば図4に示されるように、インバータ151および152において、横方向に隣接するアーム(上アームおよび下アーム)を縦方向に互いにずらして配置することによって実現される。
図4は、この発明の実施の形態1による半導体モジュールの代表例であるインバータモジュール150Aのレイアウト図である。
図4を参照して、インバータモジュール150Aでは、インバータ151を構成する電力スイッチQ13〜Q18およびダイオードD13〜D18は、絶縁基板210上に千鳥状に配置される。具体的には、同一相の異なるアームを構成する電力スイッチおよびダイオードは、縦方向に互いにずらされて配置される。
また、インバータ152を構成する電力スイッチQ23〜Q28およびダイオードD23〜D28についても、絶縁基板210上に千鳥状に配置される。このとき、インバータ152の各電力スイッチおよび各ダイオードは、インバータ151の各電力スイッチおよび各ダイオードと横方向に隣接するように配置される。
ここで、図4に示すインバータモジュール150Aを、図3に示したインバータモジュール150に対比すると、図3の横方向に一列に配置されていたインバータ152の電力スイッチQ23〜Q28は、隣り合う電力スイッチが同縦方向に交互にずれるように配置されていることが分かる。これにより、相対的に発熱量の大きいインバータ152の電力スイッチQ23〜Q28およびダイオードD23〜D28を絶縁基板210の面内方向に沿って均一に配置することが実現されている。
また、横方向に隣り合うインバータ152の電力スイッチQ23〜Q28およびダイオードD23〜D28の間には、相対的に発熱量の小さいインバータ151の電力スイッチQ13〜Q18およびダイオードD13〜D18がそれぞれ配置されている。これにより、電力スイッチQ13〜Q18およびダイオードD13〜D18においても絶縁基板210の面内方向に沿って均一に配置することができる。
すなわち、本実施の形態によるインバータモジュール150Aは、インバータモジュール150と同程度の基板占有面積を保ちながら、基板の面内方向における温度分布の均一化を実現している。
これにより、インバータ151および152のスイッチング制御を行なった場合において、従来のインバータモジュール150(図3)で生じていた偏差が低減される。したがって、相対的に高温となるインバータ152の半導体素子においても冷却性能が確保されるため、素子温度の上昇を抑制することができる。その結果、半導体素子の冷却性能を確保するために冷却機構の冷却能力を高める必要がないことから、冷却機構の省電力化が可能となり、インバータモジュール150Aを搭載した車両の燃費を向上することができる。また、冷却機構が大型化するのを防止することができる。
なお、インバータ151は「第1の電力変換器」を構成し、インバータ151を構成する半導体スイッチング素子およびダイオード素子は「第1の半導体素子」を構成する。そして、インバータ151の各相のアームを構成する電力スイッチQ13〜Q18およびダイオードD13〜D18は、各々が、少なくとも1つの第1の半導体素子からなる「第1の半導体素子群」を構成する。
また、インバータ152は「第2の電力変換器」を構成し、インバータ152を構成する半導体スイッチング素子およびダイオード素子は「第2の半導体素子」を構成する。そして、インバータ152の各相のアームを構成する電力スイッチQ23〜Q28およびダイオードD23〜D28は、各々が、少なくとも1つの第2の半導体素子からなる「第2の半導体素子群」を構成する。
[変形例]
上述した実施の形態1は、インバータ151および152の各相のアームを構成する電力スイッチおよびダイオードを、少なくとも1つの半導体素子により編成された半導体素子群とし、当該半導体素子群を絶縁基板上に千鳥状に配置することによって、絶縁基板210の面内方向における温度分布の均一化を図るものであった。
上述した実施の形態1は、インバータ151および152の各相のアームを構成する電力スイッチおよびダイオードを、少なくとも1つの半導体素子により編成された半導体素子群とし、当該半導体素子群を絶縁基板上に千鳥状に配置することによって、絶縁基板210の面内方向における温度分布の均一化を図るものであった。
なお、本願発明の効果は、本変形例で述べるように、インバータ151および152の各相を半導体素子群とし、当該相を千鳥状に配置した構成においても得ることができる。
図5は、この発明による半導体モジュールの変形例であるインバータモジュール150Bのレイアウト図である。
図5を参照して、インバータモジュール150Bでは、インバータ151を構成するU相アーム153(電力スイッチQ13,Q14およびダイオードD13,D14)、V相アーム154(電力スイッチQ15,Q16およびダイオードD15,D16)およびW相アーム155(電力スイッチQ17,Q18およびダイオードD17,D18)は、絶縁基板210上に千鳥状に配置される。具体的には、横方向に隣接する相が縦方向に互いにずらされて配置される。
また、インバータ152を構成するU相アーム153(電力スイッチQ23,Q24およびダイオードD23,D24)、V相アーム154(電力スイッチQ25,Q26およびダイオードD25,D26)およびW相アーム155(電力スイッチQ27,Q28およびダイオードD27,D28)は、絶縁基板210上に千鳥状に配置される。このとき、インバータ152の各相は、横方向に沿ってインバータ151の各相と隣り合うように配置される。
ここで、図5に示すインバータモジュール150Bを、図3に示したインバータモジュール150に対比すると、横方向に一列に配置されていたインバータ152の3相のアーム153〜155は、隣り合う相が縦方向に交互にずれるように配置されていることが分かる。これにより、相対的に発熱量の大きいインバータ152の電力スイッチQ23〜Q28およびダイオードD23〜S28を、絶縁基板210の面内方向に沿って均一に配置することが実現されている。
また、横方向に隣り合うインバータ152の3相のアーム153〜155の間には、相対的に発熱量の小さいインバータ151の3相のアーム153〜155がそれぞれ配置される。これにより、電力スイッチQ13〜Q18およびダイオードD13〜D18においても絶縁基板210の面内方向に沿って均一に配置されている。さらに、インバータモジュール150Bの絶縁基板210の占有面積は、インバータモジュール150(図3)の絶縁基板210の占有面積と略同等に保たれている。
インバータモジュール150Bを図5のような配置構成としたことにより、インバータ151および152のスイッチング制御を行なった場合において、絶縁基板210の面内方向における温度分布が均一となる。したがって、相対的に高温となるインバータ152の半導体素子の冷却性能が確保されて温度上昇を抑制することができる。その結果、半導体素子の冷却性能を確保するために冷却機構の冷却能力を高める必要がないことから、冷却機構の省電力化が可能となり、インバータモジュール150Aを搭載した車両の燃費を向上することができる。また、冷却機構が大型化するのを防止することができる。
本変更例において、インバータ151の3相アーム153〜155は、各々が、少なくとも1つの第1の半導体素子からなる「第1の半導体素子群」を構成する。また、インバータ152の3相アーム153〜155は、各々が、少なくとも1つの第2の半導体素子からなる「第2の半導体素子群」を構成する。
なお、インバータモジュール150A(または150B)とともに半導体モジュールを構成する昇圧パワーモジュール130(図2)については、図6に示すように、昇圧コンバータ100の上アーム(電力スイッチQ1およびダイオードD1)と、昇圧コンバータ100の下アーム(電力スイッチQ2およびダイオードD2)とを、図6の縦方向に互いにずらして配置するとともに、横方向に沿ってインバータ151または152のアームと隣接するように配置する構成とする。このような配置構成としたことにより、絶縁基板210の面内方向における温度分布をより均一化することができる。
具体的には図6を参照して、電力スイッチQ1およびダイオードD1はインバータモジュール150CのU相側に配置され、電力スイッチQ2およびダイオードD2はインバータモジュール150CのW相側に配置される。
[実施の形態2]
図7は、この発明の実施の形態2による半導体モジュールの代表例であるインバータモジュール150Dのレイアウト図である。なお、図7では、簡単のため、図3に示したインバータモジュール150からU相アームのみを抽出して図示するとともに、これと同様の構成からなるV相アームおよびW相アームについてはその図示および説明を省略する。
図7は、この発明の実施の形態2による半導体モジュールの代表例であるインバータモジュール150Dのレイアウト図である。なお、図7では、簡単のため、図3に示したインバータモジュール150からU相アームのみを抽出して図示するとともに、これと同様の構成からなるV相アームおよびW相アームについてはその図示および説明を省略する。
図7を参照して、インバータモジュール150Dでは、同相の同一アームを構成する2つの半導体素子(IGBT素子およびダイオード素子)は、絶縁基板210上を千鳥状に配置される。
具体的には、インバータ151のU相上アームの電力スイッチQ13は、IGBT素子181および182の並列接続によって構成される。当該構成において、隣接するIGBT素子181とIGBT素子182とは、図7の横方向にずれるように配置される。なお、2つのIGBT素子をこのような配置としたことに伴なって、図3で示したP電極220、N電極230および出力電力240は、それぞれ2分割され、かつ横方向にずれるように配置されている。
同様に、インバータ151のU相下アームの電力スイッチQ14を構成する2つのIGBT素子は、図7の横方向に互いにずれるように配置される。このとき、電力スイッチQ13を構成するIGBT素子の一方と、電力スイッチQ14を構成するIGBT素子の一方とは図7の縦方向に隣接するように配置される。
また、U相上アームのダイオードD13およびU相下アームのダイオードD14の各々を構成する2つのダイオード素子191および192についても、IGBT素子181および182とそれぞれ一体となって千鳥状に配置される。
このような配置構成は、インバータ152のU相上アームの電力スイッチQ23およびダイオードD23とU相下アームの電力スイッチQ24およびダイオードD24との間においても同様に適用される。
本実施の形態によれば、このように同相の同一アームを構成する複数の半導体素子を千鳥状に配置するとともに、各々を同相の異なるアームを構成する半導体素子と隣接するように配置したことによって、絶縁基板210の占有面積を増やすことなく、絶縁基板210の面内方向における温度分布を均一化できる。
すなわち、インバータ151および152のスイッチング制御を行なった場合において、同時に通電されて発熱する素子間の距離が長くなることから、半導体素子間における熱干渉が緩和される。よって、絶縁基板210の面内方向における温度分布が均一化されるため、半導体素子の冷却性能を確保して素子温度の上昇を抑制することができる。その結果、冷却機構の冷却能力を高める必要がないことから、冷却機構の省電力化が可能となり、インバータモジュール150Dを搭載した車両の燃費を向上することができる。また、冷却機構が大型化するのを防止することができる。
なお、本実施の形態に係る配置構成は、図3のインバータモジュール150だけでなく、図5で示したインバータモジュール150Bにも適用することができる。特に、インバータモジュール150Bに当該配置構成を適用した場合には、絶縁基板210の面内方向における温度分布を更に均一化することができるため、素子温度の上昇をより効果的に抑制することが可能となる。
また、本実施の形態に係る配置構成は、昇圧パワーモジュール130についても適用することができる。この場合は、昇圧コンバータ100の同一アームを構成する複数の半導体素子を千鳥状に配置するとともに、各々を異なるアームを構成する半導体素子と隣接させて配置する構成とすればよい。
上述したように、この発明の実施の形態1および2では、実装時のスペース制約から半導体モジュールの小型化の要求が強い用途の代表例として、ハイブリッド自動車の電源装置(PCU)にこの発明による半導体モジュールが用いられる構成例を示した。しかしながら、この発明の適用は、このような構成に限定されるものではなく、少なくとも1つの電力変換器が共通の素子基板上に一体化して形成した構造の半導体モジュールにおいて、この発明を共通に適用することが可能である。
また、半導体スイッチング素子としてIGBT素子を用いた場合について説明したが、これに限らず、MOSトランジスタなどを用いて構成してもよい。MOSトランジスタを半導体スイッチング素子に用いた場合には、MOSトランジスタ内部に寄生的に形成されるダイオードが逆並列ダイオードとして機能するため、半導体素子からダイオード素子が省略される。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明は、複数の電力変換器を備えた電力変換装置に適用することができる。
5 ハイブリッド自動車、10 バッテリ、30 動力出力装置、50L,50R 前輪、60L,60R 後輪、70L,70R フロントシート、80 リアシート、90 ダッシュボード、100 昇圧コンバータ、101 電源ライン、102 アースライン、103 電源ライン、120 リアクトル、130 昇圧パワーモジュール、140 コンデンサ、150,150A〜150D インバータモジュール、151,152 インバータ、153 U相アーム、154 V相アーム、155 W相アーム、160u,160v,160w 出力導体、181,182 IGBT素子、191,192 ダイオード素子、200 放熱板、210 絶縁基板、220,230,240 金属電極、D1,D2,D13〜D18,D23〜D28 ダイオード、MG1,MG2 モータジェネレータ、Q1,Q2,Q13〜Q18,Q23〜Q28 電力スイッチ。
Claims (8)
- 複数の第1の半導体素子のスイッチング制御により第1の電気負荷を駆動する第1の電力変換器と、
複数の第2の半導体素子のスイッチング制御により第2の電気負荷を駆動する第2の電力変換器とを備え、
前記複数の第1の半導体素子は、各々が、少なくとも1つの第1の半導体素子を含んで構成される複数の第1の半導体素子群に編成され、
前記複数の第2の半導体素子は、各々が、少なくとも1つの第2の半導体素子を含んで構成される複数の第2の半導体素子群に編成され、
前記複数の第1の半導体素子群は、基板上に、第1の方向に整列配置されるとともに、少なくとも一部において、前記第1の方向に隣接する第1の半導体素子群が前記第1の方向に垂直な第2の方向に互いにずらされて配置され、
前記複数の第2の半導体素子群は、前記基板上に、前記第1の方向に整列配置されるとともに、少なくとも一部において、前記第1の方向に隣接する第2の半導体素子群が前記第2の方向に互いにずらされて配置され、かつ、前記第1の方向に沿って前記第1の半導体素子群と隣接するように配置される、電力変換装置。 - 前記第1の電力変換器は、電源および前記第1の電気負荷の間で電力変換を行なう第1のインバータであって、前記複数の第1の半導体素子群は、各々が、前記第1のインバータにおける各相を構成し、
前記第2の電力変換器は、前記電源および前記第2の電気負荷の間で電力変換を行なう第2のインバータであって、前記複数の第2の半導体素子群は、各々が、前記第2のインバータにおける各相を構成する、請求項1に記載の電力変換装置。 - 前記第1の電力変換器は、電源および前記第1の電気負荷の間で電力変換を行なう第1のインバータであって、前記複数の第1の半導体素子群は、各々が、前記第1のインバータにおける各相のアームを構成し、
前記第2の電力変換器は、前記電源および前記第2の電気負荷の間で電力変換を行なう第2のインバータであって、前記複数の第2の半導体素子群は、各々が、前記第2のインバータにおける各相のアームを構成する、請求項1に記載の電力変換装置。 - 複数の第3の半導体素子のスイッチング制御により前記電源と前記第1および第2の電力変換器との間で電圧変換を行なう第3の電力変換器をさらに備え、
前記複数の第3の半導体素子は、各々が、少なくとも1つの第3の半導体素子を含んで構成される複数の第3の半導体素子群に編成され、
各前記複数の第3の半導体素子群は、前記基板上に、前記第1の方向に整列配置されるとともに、少なくとも一部において、前記第1の方向に隣接する第3の半導体素子群が前記第2の方向に互いにずらされて配置され、かつ、前記第1の方向に沿って前記第1の半導体素子群または前記第2の半導体素子群と隣接するように配置される、請求項2または請求項3に記載の電力変換装置。 - 電源から第1電源線および第2電源線間に受けた電力を電力変換するための電力変換装置であって、
前記第1電源線と出力導体との間に並列接続される複数の第1の半導体素子と、
前記第2電源線と前記出力導体との間に並列接続される複数の第2の半導体素子とを備え、
前記複数の第1の半導体素子は、基板上に、第1の方向に整列配置されるとともに、少なくとも一部において、前記第1の方向に隣接する第1の半導体素子が前記第1の方向に垂直な第2の方向に互いにずらされて配置され、
前記複数の第2の半導体素子は、前記第1の方向に整列配置されるとともに、少なくとも一部において、前記第1の方向に隣接する第2の半導体素子が前記第2の方向に互いにずらされて配置され、かつ、前記第1の方向に沿って前記第1の半導体素子と隣接するように配置される、電力変換装置。 - 前記電力変換装置は、前記第1電源線および前記第2電源線間に受けた直流電力および電気負荷との間で授受される交流電力の間で電力変換を行なうインバータである、請求項5に記載の電力変換装置。
- 前記電力変換装置は、前記第1電源線および前記第2電源線間に受けた直流電力の電圧変換を行なうコンバータである、請求項6に記載の電力変換装置。
- 前記基板と熱交換可能に設けられた冷却機構をさらに備える、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の電力変換装置。
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