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JP2008225295A - 電気光学装置、及び電子機器 - Google Patents

電気光学装置、及び電子機器 Download PDF

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Tomoaki Sekime
智明 関目
Kenichi Honda
賢一 本田
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Epson Imaging Devices Corp
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Abstract

【課題】視野角をふった場合においても違和感のない表示を得ることのできる、電気光学装置、及びこの電気光学装置を備えた電子機器を提供する。
【解決手段】一対の基板10,25間に負の誘電異方性を有する電気光学層50を挟持してなり、一方の基板10における電気光学層50側に設けられる画素電極9および対向電極31間に生じる電界によって電気光学層50を駆動させて、複数のサブ画素領域にて赤、緑、又は青の色表示を行う電気光学装置100である。画素電極9には、この画素電極9が設けられたサブ画素領域の表示色に対応してγ値が設定されたγ曲線に基づき補正された画像信号が供給されており、赤色に対応する前記γ値が2.2以上2.7以下に設定され、緑色に対応する前記γ値が2.2に設定され、青色に対応する前記γ値が1.7以上2.2以下に設定される。
【選択図】図4

Description

本発明は、電気光学装置、及び電子機器に関するものである。
従来のTNモードを採用した液晶装置(電気光学装置)には視野角が狭い。そのため、近年では、視野角の広い、VA(垂直配向)モードの液晶装置が知られている。しかしながら、VAモードの液晶装置では、視野角をふった時の色変化が大きいといった問題がある。例えば、携帯電話等のモバイル用途としてVAモードの液晶装置を用いる場合、バッテリーの小型化することで低電圧化が図られる。すると、液晶層のリタデーションが大きく設定されるため、上述した色変化の度合いがさらに増加する。すなわち、視角をふった場合に表示品位が低下してしまうおそれがある。
一方、液晶装置の色再現性を低下させる要因として、γカーブがあげられる。一般的に、液晶装置では、R、G、Bが異なるγカーブを有しているため、異なる補正カーブで対応しないと、R、G、Bの階調表示が正常に行われない。そこで、R、G、Bのγカーブを個別に設定することにより、正常な階調表示を行い、色再現性の改善を図った技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−258813号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示された技術は横電界方式(FFS方式)の液晶装置に特化したものであるため、VAモードの液晶装置において視野角をふった場合に生じる色味の不自然さを解消し、違和感の少ない表示品位を得ることは困難であった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであって、視野角をふった場合においても違和感の少ない表示品位を得ることのできる、電気光学装置、及びこの電気光学装置を備えた電子機器を提供することを目的としている。
本発明は、前記課題を解決するために以下の構成を採用した。
すなわち、本発明の電気光学装置は、一対の基板間に負の誘電異方性を有する電気光学層を挟持してなり、前記一対の基板の一方の基板における前記電気光学層側に設けられた画素電極および対向電極間に生じる電界によって前記電気光学層を駆動させて、複数のサブ画素領域にて赤、緑、又は青の色表示を行う電気光学装置であって、前記画素電極には、該画素電極が設けられる前記サブ画素領域の表示色に対応してγ値が設定されたγ曲線に基づき補正された画像信号が供給されており、赤色に対応する前記γ値が2.2以上2.7以下に設定され、緑色に対応する前記γ値が2.2に設定され、青色に対応する前記γ値が1.7以上2.2以下に設定されることを特徴とする。
ここで、例えば本発明を垂直配向(VA)モードの液晶装置に適応する。VAモードの液晶装置は、元々青色の成分が少なく、しかも視野角をふった時の色変化が大きい(視野角依存性が大きい)ため、斜め方向から視認した場合、画像が黄色に色付いてしまうといった不具合がある。そこで、本発明を採用すれば、青色に対応するγ曲線のγ値(1.7以上2.2以下)が赤色に対応するγ曲線のγ値(2.2以上2.7)に対して小さくなるので、青色成分が相対的に強められるようになる。よって、青色の成分が強まることで、赤、青、緑で合成される白色のバラツキが抑えられ、斜め方向から視認した際に色変化が起こったとしても違和感の少ない、高品位の表示を得ることができる。
また、上記電気光学装置においては、前記赤色に対応する前記γ値が2.4に設定され、前記青色に対応する前記γ値が2.0に設定されるのが好ましい。
このようにすれば、特に、白色のバラツキを良好に抑えることができ、視野角を振った場合でも違和感の少ない表示を得ることができる。
また、上記電気光学装置においては、前記電気光学層は垂直配向モードで駆動される液晶層であるのが好ましい。
このようにすれば、視野角依存性の大きい、VA(垂直配向)モードの液晶装置において、視野角を振った場合でも違和感の少ない表示を得ることができ、特に効果的である。
また、本発明の電子機器は、上記電気光学装置を備えたことを特徴とする。
本発明の電子機器によれば、上述したように視野角を振った場合でも違和感の少ない表示が得られる、すなわち視野角依存性の低い電気光学装置を備えているので、高機能なものとなる。
(第1の実施形態)
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、各図面において、各層や各部材を図面上で認識可能な程度の大きさとするため、各層や各部材毎に縮尺を異ならせてある。本実施形態では、電気光学装置としてアクティブマトリクス方式の半透過反射型液晶装置を例に挙げて説明する。また、本実施形態に係る液晶装置は、垂直配向モード(VA方式)の液晶層(電気光学層)を備える垂直配向型の液晶装置である。また本実施形態の液晶装置は、基板上にカラーフィルタを具備したカラー液晶装置であり、R(赤)、G(緑)、B(青)の各色光を出力する3個のサブ画素で1個の画素を構成するものである。ここで、表示を構成する最小単位となる表示領域を「サブ画素領域」、1組(R,G,B)のサブ画素領域(3個)から構成される表示領域を「画素領域」と称する。
本実施の形態の液晶装置100において、図1に示すように、画像表示領域を構成するマトリクス状に配置された各サブ画素領域には、画素電極9と当該画素電極9を制御するためのスイッチング素子であるTFT30がそれぞれ形成されており、後述するデータ線駆動回路101から延在するデータ線6aに当該TFT30のソースが電気的に接続されている。データ線6aに書き込む画像信号S1、S2、…、Snは、この順に線順次に供給されるか、あるいは相隣接する複数のデータ線6aに対してグループ毎に供給される。また、走査線駆動回路102から延在する走査線3aにTFT30のゲートが電気的に接続されており、複数の走査線3aに対して走査信号G1、G2、…、Gmが所定のタイミングでパルス的に線順次で印加される。また、画素電極9はTFT30のドレインに電気的に接続されており、スイッチング素子であるTFT30を一定期間だけオンすることにより、データ線6aから供給される画像信号S1、S2、…、Snを所定のタイミングで書き込む。
本実施形態に係る液晶装置100では、前記データ線駆動回路101に接続される階調補正回路103を備えている。この階調補正回路103は、γ曲線を用いて輝度情報を補正した画像信号を生成してデータ線駆動回路101に供給する構成となっている。また、前記階調補正回路103は、サブ画素領域に対応する表示色毎に前記γ曲線のγ値が設定される構成となっている。すなわち、本実施形態に係る液晶装置100は、表示色(R,G,B)毎に輝度情報を補正することで、表示色毎に輝度を調整することができるようになっている。
階調補正回路103は、赤色の表示色に対応する前記γ値を2.2以上2.7以下に設定するのが好ましく、緑の表示色に対応する前記γ値を2.2に設定し、前記青色の表示色に対応する前記γ値を1.7以上2.2以下に設定するのが好ましい。
ここで、本実施形態に係る前記階調補正回路103におけるγ設定を図2に示す。なお図2中、横軸は各表示色における階調を示し、同図中縦軸は各階調時における輝度(相対値)を示している。本実施形態では、図2に示すように赤色に対応するγ値を2.4、緑色のγ値を2.2、青色のγ値を2.0に設定した。すなわち、本実施形態では、同一の階調で比較した場合、緑の表示色に対し、赤の表示色の階調(明るさ)が低く、青色の表示色の階調(明るさ)が高くなっている。
すなわち、上記液晶装置100は、TFT30が走査信号G1〜Gmの入力により一定期間だけオン状態とされることで、上記階調補正回路103により補正された輝度情報を有する画像信号S1〜Snが所定のタイミングでデータ線6aを介して画素電極9に書き込まれる。
画素電極9を介して液晶に書き込まれた所定レベルの画像信号S1、S2、…、Snは、後述する対向電極との間で一定期間保持される。液晶は、印加される電圧レベルにより分子集合の配向や秩序が変化することにより、光を変調し、階調表示を可能にする。ここで、保持された画像信号がリークするのを防止するために、画素電極9と対向電極との間に形成される液晶容量と並列に蓄積容量70が付加されている。なお、符号3bは容量線である。
次に、図3に基づいて、本実施形態の液晶装置100の画素構成について説明する。図3に示すように、本実施形態の液晶装置100では、互いに平行に延在する走査線3aと、これらの走査線に交差して延在するデータ線6aとに囲まれた平面視矩形状の領域がサブ画素領域D1〜D3とされ、1つのサブ画素領域に対応して3原色のうち1色のカラーフィルタが形成され、3つのサブ画素領域D1〜D3で3色のカラーフィルタ22R,22G,22Bを含む画素領域を形成している。なお、これらのカラーフィルタ22R,22G,22Bは、それぞれ図示上下方向に延びるストライプ状に形成され、その延在方向で各々複数のサブ画素領域に跨って形成されるとともに、図示左右方向にて周期的に配列されている。なお、カラーフィルタ22を構成する各カラーフィルタ22R〜22Bの間には必要に応じて黒色樹脂等からなる遮光層(ブラックマトリクス)を配置してもよい。
サブ画素領域D1〜D3に設けられた画素電極9は、各サブ画素領域内に形成されたスリット19により複数(本実施形態では3つ)のサブピクセル(島状部)29a,29b,29bに分割され、各サブピクセルは中央部で連結されている。なお、各サブピクセル29a,29b,29bの角部には面取り等が施され、サブピクセル29a,29b,29bは平面視略八角形状ないし略円形状とされている。
図示上側のサブピクセル29aはAl(アルミニウム)やAg(銀)等の光反射性の金属膜若しくはこれらの金属膜とITO(インジウム錫酸化物)等の透明導電膜との積層膜からなる。このサブピクセル29aは反射電極として機能し、このサブピクセル29aの形成された領域が反射表示領域Rとなる。反射電極の表面には凹凸形状が付与されており、この凹凸によって反射光が散乱されることで、視認性の良い表示が得られるようになっている。
また、図示下側の2つのサブピクセル29b,29bはITO(インジウム錫酸化物)等の透明導電膜からなり、このサブピクセル29b,29bの形成された領域が透過表示領域Tとなる。すなわち、本実施形態の液晶装置100は、1つのサブ画素領域内に反射表示を行なう反射表示領域Rと透過表示を行なう透過表示領域Tとを備えた半透過反射型の液晶装置であり、表示可能な領域の略1/3の面積が反射表示に寄与し、残りの略2/3の面積が透過表示に寄与するようになっている。図2では、反射表示領域Rと透過表示領域Tとの境界を一点鎖線で示している。なお、サブピクセルとサブピクセルを連結する連結部はITO等の透明導電膜からなり、この連結部も透過表示に寄与するようになっている。それぞれのサブピクセル29a,29b,29bの中央部には、液晶の配向を規制するための配向規制手段である誘電体突起18が配設されている。
図示上方側のサブピクセル29aと、走査線3a、データ線6aとの間に、TFT30が介挿されている。TFT30は、アモルファスシリコンの半導体層33と、該半導体層33の下層側(基板本体10A側)に設けられたゲート電極32と、半導体層33の上層側に設けられたソース電極34と、ドレイン電極35とを備えて構成されている。半導体層33のゲート電極32と対向する領域にTFT30のチャネル領域が形成されており、その両側の半導体層には、ソース領域、及びドレイン領域が形成されている。
ゲート電極32は、走査線3aの一部をデータ線6aの延在方向に分岐して形成されており、その先端側で半導体層33と図示略の絶縁膜を介して対向している。ソース電極34は、データ線6aの一部を走査線3aの延在方向に分岐して形成されており、図示略のコンタクトホールを介して半導体層33のソース領域と電気的に接続されている。ドレイン電極35の一端側は、図示略のコンタクトホールを介して前記ドレイン領域と電気的に接続されており、ドレイン電極35の他端側は、直接又はコンタクトホールCを介してサブピクセル29a(画素電極9)と電気的に接続されている。このような構成により、TFT30は、走査線3aを介して入力されたゲート信号により所定期間だけオン状態とされ、画像信号を所定のタイミングで液晶に対して書き込むことができる。
一方、図4に示す断面構造を見ると、液晶装置100は、TFTアレイ基板10と、これに対向配置された対向基板25とを備え、前記基板10,25間に初期配向状態が垂直配向を呈する誘電異方性が負の液晶を有した液晶層50が挟持されている。なお、符号51にて示す略棒状の楕円体は、垂直配向された液晶分子を概念的に示すものである。
TFTアレイ基板10は、石英、ガラス等の透光性材料からなる基板本体10Aを基体としてなり、基板本体10Aの内面側(液晶層50側)に図示されない走査線が形成されている。そして、この走査線の一部はゲート電極32として機能し、該ゲート電極32を覆ってゲート絶縁膜14が形成されている。そして、ゲート絶縁膜14上にアモルファスシリコンの半導体層33が形成されており、半導体層33に一部乗り上げるようにしてソース電極34と、ドレイン電極35とが形成されている。
前記TFT30を覆って酸化シリコン等からなる層間絶縁膜15が形成されており、該層間絶縁膜15上に画素電極9が形成されている。前記層間絶縁膜15を貫通して、ドレイン電極35に達するコンタクトホールCが形成されており、このコンタクトホールC内に画素電極9が一部埋設されることで、画素電極9とTFT30とが電気的に接続されている。また、図示は省略したが、画素電極9及び層間絶縁膜15を覆ってポリイミド等の垂直配向膜が形成されており、液晶分子51の初期配向を基板面に対し垂直に配向させるようになっている。
対向基板25は、石英、ガラス等の透光性材料からなる基板本体25Aを基体としてなる。基板本体25Aの内面側には、反射表示領域R及び透過表示領域Tに跨って前記カラーフィルタ22が設けられている。
カラーフィルタ22の内面側には反射表示領域Rに対応して絶縁膜40が選択的に形成されている。このようにサブ画素領域内に部分的に形成された絶縁膜40により、液晶層50の層厚が反射表示領域Rと透過表示領域Tとで異なった状態となっている。絶縁膜40は、アクリル樹脂等の透明な有機材料膜を用いて形成されている。絶縁膜40は、例えば膜厚が2μm±1μm程度に形成され、絶縁膜40が存在しない部分の液晶層50の厚みは2μm〜6μm程度であり、反射表示領域Rにおける液晶層50の厚みは透過表示領域Tにおける液晶層50の厚みの約半分となっている。つまり、絶縁膜40は、自身の膜厚によって反射表示領域Rと透過表示領域Tとにおける液晶層50の層厚を異ならせる液晶層厚調整層として機能し、これによりマルチギャップ構造を実現するものとなっている。本例の液晶装置100は、このような構成により明るく高コントラストの表示が得られるようになっている。なお、反射表示領域Rと透過表示領域Tとの境界付近には、絶縁膜40の層厚が連続的に変化している傾斜面が形成されており、さらに隣接するサブピクセル間を連結している線状の電極膜(連結部分)とも平面的に重なっている。
さらに基板本体25Aの内面側には、カラーフィルタ22と絶縁膜40の表面を覆って対向電極31が形成されている。対向電極31は平面ベタ状のITO等からなる透明導電膜であり、係る対向電極31上の画素電極9と対向する位置に、液晶層50に突出する誘電体突起18が設けられている。誘電体突起18の断面形状は略三角形で図示しているが、実際にはなだらかな曲面形状で形成される。透過表示領域Tには、2つのサブピクセル29b,29bの各々に対応して、それらの中央部に対向する位置にそれぞれ1つずつ誘電体突起18が形成されており、反射表示領域Rには、サブピクセル29aに対応して、その中央部に対向する位置(絶縁膜40上)に誘電体突起18が1つ形成されている。
これらの誘電体突起18は、樹脂等の誘電体材料からなり、マスクを用いたフォトリソグラフィ等によって形成することができる。本実施形態では、ノボラック系のポジ型フォトレジストを用いて高さ1.2μm、直径12μmの誘電体突起18を反射表示領域Rと透過表示領域Tに対して一括で形成している。例えば、レジストを現像後に220℃でポストベークすることで、なだらかな突起形状を得ることができる。この誘電体突起18の高さは透過表示用として最適に設定されたものとなっている。
また図示は省略したが、対向電極31及び誘電体突起18を覆ってポリイミド等の垂直配向膜が形成されており、電界無印加時には配向膜の表面に対して垂直に配向し、電界印加時には配向膜の表面に対して平行に(すなわち、電界方向と垂直に)配向するものである。
また、TFTアレイ基板10の外側には位相差板16及び偏光板20が設けられ、対向基板25の外側にも位相差板36及び偏光板38が設けられている。この偏光板20,38は、特定方向に振動する直線偏光のみを透過させる機能を有する。また位相差板16,36として、可視光の波長に対して略1/4波長の位相差を持つλ/4板が採用されている。なお、偏光板20,38の透過軸と位相差板16,36の遅相軸とが約45°をなすように配置されて、偏光板20,38および位相差板16,36により円偏光板が構成されている。この円偏光板により、直線偏光は円偏光に変換され、円偏光は直線偏光に変換される。また、偏光板20の透過軸および偏光板38の透過軸は直交するように配置され、位相差板16の遅相軸および位相差板36の遅相軸も直交するように配置されている。さらに、TFTアレイ基板10の偏光板20の外側には、照明手段として光源、リフレクタ、導光板などを有するバックライト(図示略)が設置されている。
(液晶装置の動作)
続いて、上記構成の液晶装置100の動作について説明する。
まず、透過モードにおいては、バックライトから照射された光は、偏光板20および位相差板16を透過して円偏光に変換され、液晶層50に入射する。電圧無印加時において基板と垂直に配向している液晶分子には屈折率異方性がほとんどないので、入射光は円偏光を保持したまま液晶層50を進行する。さらに位相差板36を透過した入射光は、偏光板38の透過軸と直交する直線偏光に変換される。そして、この直線偏光は偏光板38を透過しないので、本実施形態の液晶装置100では、電圧無印加時において黒表示が行われる(ノーマリーブラック表示)。
一方、液晶層50に電界を印加すると、液晶分子が基板面方向に倒れるように配向して、透過光に対する屈折率異方性を呈する。そのため、バックライトから液晶層50に入射した円偏光は、液晶層50を透過する過程で楕円偏光に変換される。この入射光が位相差板36を透過しても、偏光板38の透過軸と直交する直線偏光には変換されず、その全部または一部が透過する。したがって、本実施形態の液晶装置100では、電圧印加時において白表示が行われる。また係る構成のもと液晶層50に印加する電圧を調整することにより、階調表示を行うことが可能である。この際、本実施形態では、液晶分子51はサブピクセル29b,29bの輪郭に対して垂直方向に傾倒する。また、各サブピクセル29b,29bの中央部に対向する位置に誘電体突起18,18が配置されているので、誘電体突起18の周辺では、電圧無印加時には液晶分子51が誘電体突起18の傾斜面と垂直に配向し、電圧印加時には誘電体突起18から外側に向かって液晶分子51が倒れ、それを中心とした平面放射状に液晶分子51が配向する(図2参照)。したがって、本実施形態の液晶装置100では、電圧印加時に液晶分子51のダイレクタが全方位に向くこととなり、視野角の極めて広い表示が実現される。なお、透過表示領域Tには全体にカラーフィルタ22が配置されているので、サブピクセル29b,29bを透過した光は全て着色された光となる。
次に、反射モードにおいては、対向基板25の外側から入射された外光は、偏光板38および位相差板36を透過して円偏光に変換されて液晶層50に入射する。電圧無印加時において基板と垂直に配向している液晶分子には屈折率異方性がほとんどないので、入射光は円偏光を保持したまま液晶層50を進行してサブピクセル29a(反射電極)に到達する。そしてサブピクセル29aにより反射されて液晶層50に戻り、再び位相差板36に入射する。このとき、サブピクセル29aにより反射された円偏光は、その回転方向が反転しているので、位相差板36を透過する際に偏光板38の透過軸と直交する直線偏光に変換される。そして、この直線偏光は偏光板38を透過しないので、本実施形態の液晶装置100では、電圧無印加時において黒表示が行われる(ノーマリーブラック表示)。
一方、液晶層50に電界を印加すると、液晶分子が基板面方向に倒れるように配向して、透過光に対する屈折率異方性を呈する。そのため、対向基板25の外側から液晶層50に入射した円偏光は、液晶層50を透過する過程で直線偏光に変換されてサブピクセル29a(反射電極)に到達する。そして、サブピクセル29aにより反射された後、液晶層50を透過し、位相差板36及び偏光板38に入射する。この反射光は、先の入射光と同じ回転方向の円偏光であるため位相差板36により偏光板38の透過軸と平行な直線偏光に変換されることから前記偏光板38を透過して表示光として視認され、サブ画素領域が白表示となる。
なお、上述した表示形態において、反射表示領域Rでは入射光が液晶層50を2回透過するが、透過表示領域Tではバックライトから発せられた光が液晶層50を1回しか透過しない。したがって、反射表示領域Rと透過表示領域Tとでは、液晶層50のリタデーション(位相差値)の違いにより液晶の透過率の状態に違いを生じるおそれがある。しかしながら、本実施形態の構造では反射表示領域Rに液晶層厚調整用の絶縁膜40を形成することにより、反射表示領域Rと透過表示領域Tにおけるリタデーションの最適化を図り、反射表示領域R及び透過表示領域T共に明るく高コントラストの表示を得ることができる。
このとき、外部端末から液晶装置100に供給された画像信号は、その輝度情報が階調補正回路103に入力される。そして、階調補正回路103では、表示色に対応したγ曲線に基づいて輝度情報の階調を補正することにより、新たな階調の輝度情報を有する画像信号を生成する。そして、階調補正回路103は、生成した画像信号をデータ線駆動回路101に出力する。
ところで、一般的にVA方式の液晶装置は視野角依存性が大きいため、視野角をふった場合(表示面を斜め方向から視た場合)に、色合いが変化するといった問題がある。さらに、VA方式の液晶装置は、後述するように青色の成分が元々少ない。図5は、一般的なVA方式の液晶装置の各サブ画素領域での画素電極および対向電極間の印加電圧と、出力光の輝度との関係を示す図であり、同図中では緑の色表示における輝度の最大値を1としたときの相対的な輝度を示している。図5により、VA方式の液晶装置は青色の成分が少ないことが確認できる。
したがって、従来におけるVA方式の液晶装置では、斜め方向から視ると色合いの変化度合いが増加し、表示画像が黄色になってしまう。
一方、本実施形態に係る液晶装置100によれば、上述した階調補正回路103によって表示色毎にγ値(Rのγ値=2.4、Gのγ値=2.2、Bのγ値=2.0)が設定されたγ曲線を用いて補正した画像信号により表示がなされる。
ここで、本実施形態に係る液晶装置100によって得られる効果について、図面を参照しつつ説明する。図6は、一般的なVA方式の液晶装置(図5に対応)における色度座標図と本実施形態に係る液晶装置100における色度座標図とを示すものである。
従来例(一般的なVA方式の液晶装置)では、色度のバラツキが大きいため、基板面を斜め方向から視認した場合に上述したように画像が黄色く色づいて見えることが図6から確認できる。一方、本実施形態に係る液晶装置100は、上記従来例に比べ、白色のバラツキが抑えられたものとなる。この理由としては、青色(B)のγ値が赤色(R)のγ値に対して大きく補正した画像信号が各表示色に対応する画素電極9に入力され、これによってカラー表示がなされるためである。
したがって、本実施形態に係る液晶装置100によれば、図6に示されるように白色のバラツキが抑えられることで、斜め方向から視認した際に色変化が起こったとしても違和感の少ない、高品位の表示を得ることができる。
(電子機器)
図7は、本発明に係る液晶装置を表示部に備えた電子機器の一例である携帯電話の斜視構成図であり、この携帯電話1300は、本発明の液晶装置を小サイズの表示部1301として備え、複数の操作ボタン1302、受話口1303、及び送話口1304を備えて構成されている。
本実施形態に係る携帯電話1300によれば、上述したように視野角を振った場合でも違和感の少ない表示が得られる、すなわち視野角依存性の低い液晶装置100を備えているので、高機能なものとなる。近年、携帯電話はさらなる小型化が望まれており、表示部を構成する液晶装置について小型化が図られる。この場合、VA方式の液晶層は、液晶層のリタデーションが大きくなって視野角依存性がさらに増加する。
したがって、本発明に係る液晶装置100によれば、視野角依存性を抑えつつ小型化が実現されたものであるので、携帯電話1300等の小型な電子機器に好適に採用できる。
上記実施の形態の液晶装置は、上記携帯電話に限らず、電子ブック、パーソナルコンピュータ、ディジタルスチルカメラ、液晶テレビ、ビューファインダ型あるいはモニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、タッチパネルを備えた機器等々の画像表示手段として好適に用いることができ、いずれの電子機器においても、明るく、高コントラストであり、かつ広視野角の透過/反射表示が可能になっている。
以上、添付図面を参照しながら本発明に係る好適な実施の形態例について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。上述した例において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記実施形態では、前記赤色に対応するγ曲線のγ値が2.4としているが、2.2以上2.7以下であればよく、他の色(青色)のγ値を考慮して適宜設定してもよい。また同様に、前記青色に対応するγ曲線のγ値が2.0としているが、1.7以上2.2以下であればよく、他の色(赤色)のγ値を考慮して適宜設定してもよい。
また、上記実施形態では、液晶層厚調整層やカラーフィルタ22の配置は任意である。液晶層厚調整層はTFTアレイ基板側若しくは対向基板側のいずれに配置してもよく、双方に配置することもできる。同様に、カラーフィルタ22は対向基板側だけでなく、TFTアレイ基板側に配設することも可能である。
また、液晶の配向規制手段として略円錐状の誘電体突起18をサブピクセルの中央部に配置したが、この代わりに、サブピクセルの外周部に沿って細長い壁状の突起を形成し、これを配向制御手段として用いてもよい。この細長い突起は前述した略円錐状の突起と同様の作用効果を奏する。また、液晶駆動用の電極(画素電極9や対向電極31)の一部を切り欠いて形成したスリット状の開口部(電極スリット)を配向規制手段として用いても良い。電極スリットは突起では原理は異なるものの略同様の作用を示す。さらに、配向規制手段は突起と電極スリットの組み合わせであってもよい。さらには、画素駆動用の素子としてアモルファスシリコンからなるTFT30の代わりにポリシリコンからなるTFT、あるいはTFD(Thin FilmDiode)を用いてもよい。
液晶装置に係るサブ画素領域の等価回路を示す図である。 階調補正回路におけるγ設定を示す図である。 サブ画素領域の構造を示す平面図である。 図3中A−A´線矢視による液晶装置の断面構成図である。 一般的なVA方式の液晶装置の印加電圧及び出力輝度の関係図である。 本実施形態及び従来例に係る液晶装置の色度座標図である。 電子機器の一実施形態としての携帯電話の概略構成を示す図である。
符号の説明
9…画素電極、10…TFTアレイ基板、25…対向基板、31…対向電極、50…液晶層(電気光学層)、100…液晶装置(電気光学装置)

Claims (4)

  1. 一対の基板間に負の誘電異方性を有する電気光学層を挟持してなり、前記一対の基板の一方の基板における前記電気光学層側に設けられた画素電極および対向電極間に生じる電界によって前記電気光学層を駆動させて、複数のサブ画素領域にて赤、緑、又は青の色表示を行う電気光学装置であって、
    前記画素電極には、該画素電極が設けられる前記サブ画素領域の表示色に対応してγ値が設定されたγ曲線に基づき補正された画像信号が供給されており、
    赤色に対応する前記γ値が2.2以上2.7以下に設定され、
    緑色に対応する前記γ値が2.2に設定され、
    青色に対応する前記γ値が1.7以上2.2以下に設定されることを特徴とする電気光学装置。
  2. 前記赤色に対応する前記γ値が2.4に設定され、前記青色に対応する前記γ値が2.0に設定されることを特徴とする請求項1に記載の電気光学装置。
  3. 前記電気光学層は垂直配向モードで駆動される液晶層であることを特徴とする請求項1又は2に記載の電気光学装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の電気光学装置を備えたことを特徴とする電子機器。
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