JP2008224168A - 冷凍サイクル装置およびその運転方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 冷凍サイクル装置の運転起動時に圧縮機から膨張機への熱移動を抑制でき、圧縮機吐出冷媒の昇温性能を向上させることができる。
【解決手段】 本実施例の冷凍サイクル装置は、圧縮機101と、ガスクーラ102と、膨張機103と、蒸発器104とが順次配管接続され、ガスクーラ102の出口と膨張機103のシェル内部を第2の流量制御弁109を介して分岐接続し、圧縮機101と膨張機103とを第1の流量制御弁108を介して連絡管134で接続し、圧縮機101の吐出冷媒配管に冷媒温度検出手段111を備え、冷媒温度検出手段111の出力値を検知し、第1の流量制御弁108および第2の流量制御弁の開度を調整する制御手段110が備えられている。
【選択図】 図1
【解決手段】 本実施例の冷凍サイクル装置は、圧縮機101と、ガスクーラ102と、膨張機103と、蒸発器104とが順次配管接続され、ガスクーラ102の出口と膨張機103のシェル内部を第2の流量制御弁109を介して分岐接続し、圧縮機101と膨張機103とを第1の流量制御弁108を介して連絡管134で接続し、圧縮機101の吐出冷媒配管に冷媒温度検出手段111を備え、冷媒温度検出手段111の出力値を検知し、第1の流量制御弁108および第2の流量制御弁の開度を調整する制御手段110が備えられている。
【選択図】 図1
Description
本発明は、膨張機を搭載した給湯機や空調機などの冷凍サイクルの運転方法に関する。
近年、冷凍サイクルの更なる高効率化を図る手段として、膨張弁に代えて膨張機を備え、冷媒が膨張する過程でその圧力エネルギーを膨張機によって電力又は動力の形で回収し、その回収分だけ圧縮機の入力を低減する動力回収サイクルが提案されている。(例えば、非特許文献1参照)。図11は非特許文献1に記載された従来の冷凍サイクル装置を示すものである。
図11に示す冷凍サイクル装置100は、冷媒10を圧縮するための圧縮機101と、圧縮機101により圧縮された冷媒10を冷却するためのガスクーラ102と、ガスクーラ102を通過した冷媒10を膨張させるための膨張機103と、膨張機103により膨張した冷媒10を蒸発させるための蒸発器104から構成される冷凍サイクル装置である。膨張機103を搭載した冷凍サイクル装置では、圧縮機のみならず膨張機103にも摺動部、シール部を有しているため、圧縮機101と膨張機103の両方に潤滑油を供給する必要がある。そこで、非特許文献1においては、圧縮機101と膨張機103への潤滑油供給安定化のために均油ライン105及びドーム均圧ライン106で圧縮機101と膨張機103とを連通させる手段が用いられている。
ダイキン・平成14年度NEDO成果報告書
ダイキン・平成14年度NEDO成果報告書
しかしながら、冷凍サイクル装置100は、起動時において均油ライン105及びドーム均圧ライン106を通じて圧縮機101の高温冷媒及び高温潤滑油が膨張機103へ流れ込むため、圧縮機101から膨張機103への熱移動が顕著に生じ、圧縮機101の吐出冷媒の昇温性能を低下させるという課題を有していた。
本発明は前記従来の課題に鑑みてなされたものであり、圧縮機101と膨張機103を第1の流量制御弁108を介して連絡管134で接続し、ガスクーラ102の出口と膨張機103のシェル内部を第2の流量制御弁109を介して分岐接続し、第1の流量制御弁108と第2の流量制御弁109の開度を制御することにより、起動時の圧縮機吐出冷媒の昇温性能を向上させることを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明においては、圧縮機と、ガスクーラと、膨張機と、蒸発器を順次配管接続した冷凍サイクル装置であって、圧縮機と膨張機を第1の流量制御弁を介して連絡管で接続し、ガスクーラの出口と膨張機シェル内部を第2の流量制御弁を介して分岐接続し、冷凍サイクル装置の起動時に第1、第2の流量制御弁の開度を調整する。
本構成によって、冷凍サイクル装置の運転起動時に圧縮機から膨張機への熱移動を抑制でき、圧縮機吐出冷媒の昇温性能を向上させることができる。
本発明の冷凍サイクル装置によれば、冷凍サイクル装置の運転起動時に圧縮機から膨張機への熱移動を抑制でき、圧縮機吐出冷媒の昇温性能を向上させることができる。
請求項1に記載の発明は、圧縮機と、ガスクーラと、膨張機と、蒸発器を順次配管接続した冷凍サイクル装置であって、圧縮機と膨張機を第1の流量制御弁を介して連絡管で接続し、ガスクーラの出口と膨張機シェル内部を第2の流量制御弁を介して分岐接続し、冷凍サイクル装置の起動時に第1、第2の流量制御弁の開度を調整する。
これにより、冷凍サイクル装置の運転起動時に圧縮機から膨張機への熱移動を抑制でき、圧縮機吐出冷媒の昇温性能を向上させることができる。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、背景技術と同一構成については同一符号を付す。
以下、本発明の実施の形態1について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、背景技術と同一構成については同一符号を付す。
図1において、本発明の実施の形態1の冷凍サイクル装置200は、圧縮機101と、ガスクーラ102と、膨張機103と、蒸発器104とが順次配管接続され、ガスクーラ102の出口と膨張機103のシェル内部を第2の流量制御弁109を介して分岐接続し、圧縮機101の底部と膨張機103の底部とを第1の流量制御弁108を介して連絡管134で接続した構成となっている。さらに、冷凍サイクル装置200は、圧縮機101の吐出冷媒配管に冷媒温度検出手段111(例えば安価なサーミスタなど)を備え、冷媒温度検出手段111の出力値を検知し、第1の流量制御弁108および第2の流量制御弁の開度を調整する制御手段110を備えている。
なお、本実施形態の膨張機103は、シェル内部に膨張機構が格納されている。放熱器102出口側の高圧配管から流入した冷媒は、ダイレクトに膨張機構に導入され、ここで減圧された後、ダイレクトに、蒸発器104に繋がる低圧側配管に導かれる。このとき膨張機構は発電機に連結されており、膨張時の動力が電力として回収される。回収された動力は、圧縮機の駆動力などに利用され、システムのCOP向上に寄与する。また、分岐管107は、ダイレクトに膨張機構にではなく、膨張機構外のシェル内部に連結されている。
次に、本発明の実施の形態1の冷凍サイクル装置200を循環する冷媒の作用について説明する。冷媒は圧縮機101で圧縮されて高温高圧冷媒になり、高温高圧になった冷媒10はガスクーラ102で被加熱流体(例えばヒートポンプ式給湯機の場合は低温水、空調機器の場合は雰囲気空気)と熱交換して冷却され低温高圧冷媒になり、低温高圧になった冷媒は膨張機103で膨張し低温低圧冷媒になり、低温低圧になった冷媒は蒸発器104で被冷却流体(例えばヒートポンプ式給湯機、空調機器の場合は雰囲気空気)と熱交換し被冷却流体から熱を奪って蒸発し、飽和温度からある程度の過熱度を持った状態で再度圧縮機101へ吸入される。このように、冷凍サイクル装置200では上記冷媒循環が繰り返し行われている。
次に、本発明の実施の形態1の冷凍サイクル装置200の潤滑油の流れについて説明する。
まず、圧縮機101内において圧縮機潤滑油溜まり113から圧縮機潤滑油ポンプ114によって汲み上げられた潤滑油は、圧縮機シャフト115の中に設けられた流路を通って圧縮機構へ導入される。圧縮機101の圧縮機構で圧縮された冷媒は一旦、圧縮機101のシェル内部へ吐出されるため、圧縮機構へ導入された潤滑油は、圧縮機構から吐出された冷媒とともに圧縮101のシェル内へ吐出される。この時、大部分の潤滑油は冷媒から分離し圧縮機潤滑油溜まり113へ戻る。
一方、膨張機103内においても圧縮機101内の潤滑油の流れと同様に、膨張機潤滑油溜まり116から膨張機潤滑油ポンプ117によって汲み上げられた潤滑油は、膨張機シャフト118の中に設けられた流路を通って膨張機構へ導入される。しかし、圧縮機101内の潤滑油の流れと異なる点は、膨張機構で膨張した冷媒は膨張機103のシェル内へ吐出されることなく直接蒸発器104と接続されている配管へと吐出されるため、冷媒とともに膨張機103内の潤滑油も直接吐出されることになる。よって、膨張機潤滑油溜まり116の潤滑油は時間経過とともに減少していく。
上記冷凍サイクル装置200の潤滑油の流れにより、膨張機潤滑油溜まり116の潤滑油量が枯渇する危険性がある。そこで、本発明の実施の形態1においては、圧縮機101と膨張機103を連絡管134で接続することによって膨張機潤滑油溜まり116の潤滑油量の減少を抑制することができる。連絡管134とは、圧縮機101もしくは膨張機103のどちらか一方の潤滑油溜まりの油面が連絡管134の高さまで到達すると均油ラインを通って潤滑油溜まりの油面が低い方へ流れ込むようにし、圧縮機潤滑油溜まり113と膨張機潤滑油溜まり116の油面高さを均等に保つ役割を果たすものである。なお、連絡管134の接続位置は、図1に示すように、圧縮機潤滑油溜まり113の油面の少し上方と、膨張機潤滑油溜まり116の油面の少し上方とを接続することによって、均圧管の役割も果たすためこの構成が望ましい。
次に、本発明の実施の形態1の冷凍サイクル装置200の運転起動時における圧縮機101および膨張機103内の冷媒と潤滑油の作動状態について説明する。
冷凍サイクル装置200では、圧縮機101と膨張機103とを連絡管134で接続しているため、圧縮機101を起動させると、圧縮機101の圧縮機構からシェル内へ吐出された昇温途中の冷媒および冷媒によって撹拌された潤滑油が連絡管134を通って膨張機103のシェル内へ流れ込むことになる。膨張機構は膨張機潤滑油ポンプ117から吸い上げられ膨張機シャフト118を上方に向かって流れる高圧の潤滑油の押し付け力によってシールされているため、膨張機103のシェル内圧がある程度上昇するまでシールが完全とは言えず、膨張機103のシェル内の冷媒が膨張機構へ漏れ込んでしまい、その漏れ分を連絡管134を通して圧縮機101のシェル内の冷媒で補填するため圧縮機101から膨張機103への冷媒および潤滑油の流れが顕著に現れる。その流れによって、圧縮機101から膨張機103への熱移動が生じ、圧縮機101の吐出冷媒の昇温速度が著しく低下する。
そこで、本発明の実施の形態1の冷凍サイクル装置200においては、連絡管134に第1の流量制御弁108を設けた構成としている。冷凍サイクル装置200の運転開始時に第1の流量制御弁108を閉じ、連絡管134を通して圧縮機101から膨張機103へ流入する圧縮機101の吐出冷媒および圧縮機101内の潤滑油の流れを断つことで圧縮機101から膨張機103への熱移動を抑制し、圧縮機101から吐出される冷媒の昇温性能を向上させるようにする。また、第1の流量制御弁108を閉じ、連絡管134を通して圧縮機101から膨張機103へ流入する圧縮機101の吐出冷媒および圧縮機101内の潤滑油の流れを断つことで、膨張機103シェル内の圧力が高圧に保持されなくなるため、高圧供給をガスクーラ102の出口の冷媒によって行う。膨張機103のシェル内への高圧供給は、ガスクーラ102の出口から膨張機103の膨張機構へ流入する主流経路とは別に、分岐管107を設置し、分岐管107に設けられた第2の流量制御弁109の開度を調整することによって行う。ガスクーラ102の出口冷媒を膨張機103のシェル内へ流入させることで、シェル内を高圧に保持できるとともに、ガスクーラ102で放熱した後の低温冷媒であるため、圧縮機101のシェル内の冷媒で膨張機103のシェル内を高圧保持を行う場合と比較して熱移動量を大幅に低減できる。
次に、本発明の実施の形態1の冷凍サイクル装置200の運転起動時における制御方法を図2の制御フローチャート図をもとに詳細に説明する。
冷凍サイクル装置200の運転開始時にS1で圧縮機101を起動する。次にS2で第1の流量制御弁106を全閉にし、第2の流量制御弁109を全開にする。第2の流量制御弁を全開にすると、運転開始直後は膨張機103のシェル内を満たすだけの冷媒が流れ込んで、ガスクーラ102出口の主流経路を流れる冷媒量が減少するため圧縮機101の吐出冷媒温度・圧力の立ち上がりが若干遅くなるが、膨張機103のシェル内が一旦冷媒で満たされると膨張機構部のシール性が高まり、膨張機構への冷媒漏れ込みが小さくなるため、ガスクーラ102から流れ込む冷媒量は少なくなり、大部分は主流経路に流れるようになる。次にS3で圧縮機101の吐出部に設置された冷媒温度検出手段111を検知する。検出値Tdが予め設定された目標値Taになっているか判断する。ここで、検出値Tdが予め設定された目標値Taに完全に一致する必要はなく、例えば5〜10℃程度の誤差があっても構わない。検出値Tdが目標値Taになっている場合は、S4で第1の流量制御弁108を全開にし、第2の流量制御弁109を全閉にする。検出値Tdが目標値Taになっていない場合は、S3に戻り再度フローチャートを繰り返す。なお、圧縮機101の冷媒吐出温度の検出位置は吐出配管以外にも圧縮機101のシェル温度であっても良い。
また、S4を行うタイミングの別の方法としては、冷凍サイクル装置200の運転開始からの運転時間によって制御を行っても良い。図3は図1の冷媒温度検出手段111に代え、運転開始からの時間を計測できる第1のタイマー135を備えた構成図である。図4に示すように、冷凍サイクル装置200の運転開始時にS11で圧縮機101を起動する。次にS12で第1の流量制御弁106を全閉にし、第2の流量制御弁109を全開にする。次にS13で運転時間検出手段135により運転開始からの時間tを計測し、予め設定された時間taになっているか判断する。検出値tが目標値taになっていればS14で第1の流量制御弁108を全開にし、第2の流量制御弁109を全閉にする。検出値tが目標値taになっていない場合は、S13に戻り再度フローチャートを繰り返す。
さらに、S4(S14、S24)を行うタイミングの別の方法としては、図5に示すように例えば冷凍サイクル装置200をヒートポンプ給湯機として使用する場合、貯湯タンク130とガスクーラ102を接続している温水配管132に温水温度検出手段133を設置し、その検出値によって制御を行っても良い。図6に示すように、冷凍サイクル装置200の運転開始時にS21で圧縮機101を起動する。次にS22で第1の流量制御弁106を全閉にし、第2の流量制御弁109を全開にする。S23で温水温度検出手段133で温度Teを検知する。検出値Teが予め設定された目標値Tbになっているか判断する。検出値Teが目標値TbになっていればS24で第1の流量制御弁108を全開にし、第2の流量制御弁109を全閉にする。検出値Teが目標値Tbになっていない場合は、S23に戻り再度フローチャートを繰り返す。なお、ガスクーラ102の被加熱流体側の温度を検知する場合は、温水に限らず、空調用途では吹き出し空気温度を検知して制御指標としても良い。
また、膨張機103の膨張機構部はスクロール方式が適している。
以上のように、運転起動制御を行うことによって、冷凍サイクル装置の運転起動時に圧縮機から膨張機への熱移動を抑制でき、圧縮機吐出冷媒の昇温性能を向上させることができる。
(実施の形態2)
以下、本発明の実施の形態2について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、背
景技術と同一構成については同一符号を付す。
以下、本発明の実施の形態2について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、背
景技術と同一構成については同一符号を付す。
図7において、本発明の実施の形態2の冷凍サイクル装置300は、実施の形態1の構成においてガスクーラ102の出口と膨張機103のシェル内とを接続し、膨張機103の膨張機構は膨張機103のシェル内の冷媒を吸入し膨張させる構成となっている。
次に、本発明の実施の形態1の冷凍サイクル装置300の運転起動時における制御方法を図8の制御フローチャート図をもとに詳細に説明する。
冷凍サイクル装置300の運転開始時にS31で圧縮機101を起動する。次にS32で第1の流量制御弁108を全閉にする。次にS33で圧縮機101の吐出部に設置された冷媒温度検出手段111を検知する。検出値Tdが予め設定された目標値Taになっているか判断する。検出値Tdが目標値Taになっている場合は、S34で第1の流量制御弁108を全開にする。検出値Tdが目標値Taになっていない場合は、S33に戻り再度フローチャートを繰り返す。なお、圧縮機101の冷媒吐出温度の検出位置は実施の形態1と同様に吐出配管以外にも圧縮機101のシェル温度であっても良い。
また、S34を行うタイミングの別の方法としては、実施の形態1と同様に、運転開始からの時間、ガスクーラ102出口の温水温度、吹き出し空気温度等であっても良い。
以上のように、運転起動制御を行うことによって、冷凍サイクル装置の運転起動時に圧縮機から膨張機への熱移動を抑制でき、圧縮機吐出冷媒の昇温性能を向上させることができる。
(実施の形態3)
以下、本発明の実施の形態3について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、背景技術と同一構成については同一符号を付す。
以下、本発明の実施の形態3について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、背景技術と同一構成については同一符号を付す。
図9において、本発明の実施の形態3の冷凍サイクル装置400は、実施の形態1の構成において冷媒温度検出手段111を蒸発器104の入口冷媒配管に設置した構成となっている。
本発明の実施の形態3は、デフロスト運転開始時に第1の流量制御弁108を全閉にし、圧縮機101から膨張機103への熱移動量を低減させ、デフロスト運転終了後に通常運転を開始した際の圧縮機101の吐出冷媒の昇温性能を向上させることを目的としている。
デフロスト運転とは、冷凍サイクル装置を外気温が低いときに運転させると、蒸発器の冷媒温度が零度以下になり、空気中の水分が霜となって蒸発器の冷媒配管やフィンに付着するため、付着した霜を融かす運転モードのことである。
例えばヒートポンプ給湯機においては、冬季運転時において、1時間運転するうちの10分程度デフロスト運転を行っている。また、デフロスト運転は、冷凍サイクル装置を停止させ蒸発器の冷媒温度を上昇させて霜を融かす方法が一般的である。
次に、本発明の実施の形態3の冷凍サイクル装置400の運転起動時における制御方法を図10の制御フローチャート図をもとに詳細に説明する。
冷凍サイクル装置400において、S41で圧縮機101を起動する。次にS42で蒸発器104に設置された冷媒温度検出手段111で冷媒温度Tfを検知する。冷媒温度の検
出位置として、図9に示すように蒸発器104の入口配管であっても良いし、蒸発器104内の配管であっても良い。また、蒸発器104の冷媒温度ではなく、蒸発器104を構成しているフィン温度を蒸発器104の冷媒温度に代用しても良い。S42での検出値Tfが0℃以下であるか判別し、0℃以下であればS43で圧縮機101を停止し、デフロスト運転を開始する。ここでデフロスト運転とは、運転とはいっても、圧縮機が止まっている状態を意味する。つまり圧縮機を止めておくことにより、高圧側の冷媒が低圧側の蒸発器に流れ込み、蒸発器が加熱され除霜される。次にS44で第1の流量制御弁108を全閉にする。次にS45に移りタイマー135により、圧縮機が停止(S43)してからの経過時間tを検知し、tが所定時間tbより大きいか否かを判断する。tがtbより大きい場合はデフロスト運転が終了したと判断し、tがtb未満のときは、デフロスト運転を継続すべきと判断する。図10では、デフロスト運転の終了を圧縮機が停止してからの経過時間tで判断する場合に付いて説明したが、冷媒温度検出手段111の検出値Tfが予め設定された設定値以上になれば終了と判断しても良い。デフロスト運転が終了したと判断できれば、S46で圧縮機を起動し、通常運転を再開する。次にS47で第1の流量制御弁108は全閉のままで、第2の流量制御弁109を全開にする。この後は、実施の形態1で述べた冷凍サイクル装置の起動制御へと移る。なお、本実施例では実施の形態1の構成図に運転時間検出手段を設けた構成図となっているが、実施の形態2の構成であっても同様に、実施の形態3のデフロスト運転時の制御フローチャートを行うことができる。
出位置として、図9に示すように蒸発器104の入口配管であっても良いし、蒸発器104内の配管であっても良い。また、蒸発器104の冷媒温度ではなく、蒸発器104を構成しているフィン温度を蒸発器104の冷媒温度に代用しても良い。S42での検出値Tfが0℃以下であるか判別し、0℃以下であればS43で圧縮機101を停止し、デフロスト運転を開始する。ここでデフロスト運転とは、運転とはいっても、圧縮機が止まっている状態を意味する。つまり圧縮機を止めておくことにより、高圧側の冷媒が低圧側の蒸発器に流れ込み、蒸発器が加熱され除霜される。次にS44で第1の流量制御弁108を全閉にする。次にS45に移りタイマー135により、圧縮機が停止(S43)してからの経過時間tを検知し、tが所定時間tbより大きいか否かを判断する。tがtbより大きい場合はデフロスト運転が終了したと判断し、tがtb未満のときは、デフロスト運転を継続すべきと判断する。図10では、デフロスト運転の終了を圧縮機が停止してからの経過時間tで判断する場合に付いて説明したが、冷媒温度検出手段111の検出値Tfが予め設定された設定値以上になれば終了と判断しても良い。デフロスト運転が終了したと判断できれば、S46で圧縮機を起動し、通常運転を再開する。次にS47で第1の流量制御弁108は全閉のままで、第2の流量制御弁109を全開にする。この後は、実施の形態1で述べた冷凍サイクル装置の起動制御へと移る。なお、本実施例では実施の形態1の構成図に運転時間検出手段を設けた構成図となっているが、実施の形態2の構成であっても同様に、実施の形態3のデフロスト運転時の制御フローチャートを行うことができる。
以上のように、運転起動制御を行うことによって、デフロスト運転終了から冷凍サイクル装置の運転起動時に圧縮機から膨張機への熱移動を抑制でき、圧縮機吐出冷媒の昇温性能を向上させることができる。
ここで、本発明をまとめると、次のようになる。本発明の冷凍サイクル装置は、圧縮機と、ガスクーラと、膨張機と、蒸発器を順次配管接続した冷凍サイクル装置であって、前記圧縮機と前記膨張機を第1の流量制御弁を介して連絡管で接続し、前記ガスクーラの出口と前記膨張機シェル内部を第2の流量制御弁を介して分岐接続し、前記圧縮機の運転起動時に前記第1の流量制御弁を閉じ、前記第2の流量制御弁を開くことを特徴とする。このような本発明の冷凍サイクル装置は、冷凍サイクル装置の運転起動時に圧縮機から膨張機への熱移動を抑制でき、圧縮機吐出冷媒の昇温性能を向上させることができる。
本発明にかかる冷凍サイクル装置は、給湯機、冷凍・空調機器や乾燥装置などのヒートポンプ装置として利用することができる。
100 冷凍サイクル装置
101 圧縮機
102 ガスクーラ
103 膨張機
104 蒸発器
105 均油ライン
106 ドーム均圧ライン
107 分岐管
108 第1の流量制御弁
109 第2の流量制御弁
110 制御手段
111 冷媒温度検出手段
112 信号線
113 圧縮機潤滑油溜まり
114 圧縮機潤滑油ポンプ
115 圧縮機シャフト
116 膨張機潤滑油溜まり
117 膨張機潤滑油ポンプ
118 膨張機シャフト
119 前絞り膨張弁
120 バイパス膨張弁
121 電子負荷装置
122 インバータ
123 パワーメータ
124 切替ブレーカ
125 温度センサ
126 圧力センサ
127 冷媒量調整タンク
128 油戻し
129 流量計
130 貯湯タンク
131 冷水配管
132 温水配管
133 温水温度検出手段
134 連絡管
135 運転時間検出手段
101 圧縮機
102 ガスクーラ
103 膨張機
104 蒸発器
105 均油ライン
106 ドーム均圧ライン
107 分岐管
108 第1の流量制御弁
109 第2の流量制御弁
110 制御手段
111 冷媒温度検出手段
112 信号線
113 圧縮機潤滑油溜まり
114 圧縮機潤滑油ポンプ
115 圧縮機シャフト
116 膨張機潤滑油溜まり
117 膨張機潤滑油ポンプ
118 膨張機シャフト
119 前絞り膨張弁
120 バイパス膨張弁
121 電子負荷装置
122 インバータ
123 パワーメータ
124 切替ブレーカ
125 温度センサ
126 圧力センサ
127 冷媒量調整タンク
128 油戻し
129 流量計
130 貯湯タンク
131 冷水配管
132 温水配管
133 温水温度検出手段
134 連絡管
135 運転時間検出手段
Claims (10)
- 圧縮機と、ガスクーラと、膨張機と、蒸発器を順次配管接続した冷凍サイクル装置であって、前記圧縮機と前記膨張機を第1の流量制御弁を介して連絡管で接続し、前記ガスクーラの出口と前記膨張機シェル内部を第2の流量制御弁を介して分岐接続し、前記冷凍サイクル装置の運転起動時に前記第1の流量制御弁の開度を小さくし、前記第2の流量制御弁の開度を大きくすることを特徴とした冷凍サイクル装置。
- 前記圧縮機の吐出部に冷媒温度検出手段を設け、前記冷媒温度検出手段の検出値が設定値になると前記第1の流量制御弁の開度を大きくし、前記第2の流量制御弁の開度を小さくすることを特徴とした請求項1に記載の冷凍サイクル装置。
- 運転開始からの運転時間を計測する運転時間検出手段を設け、前記運転時間検出手段の検出値が設定値になると前記第1の流量制御弁の開度を大きくし、前記第2の流量制御弁の開度を小さくすることを特徴とした請求項1に記載の冷凍サイクル装置。
- 前記ガスクーラの被加熱流体出口温度を検出する検出手段を設け、前記検出手段の検出値が設定値になると前記第1の流量制御弁の開度を大きくし、前記第2の流量制御弁の開度を小さくすることを特徴とした請求項1に記載の冷凍サイクル装置。
- 圧縮機と、ガスクーラと、膨張機と、蒸発器を順次配管接続した冷凍サイクル装置であって、前記圧縮機と前記膨張機を第1の流量制御弁を介して連絡管で接続し、前記ガスクーラの出口と前記膨張機シェル内部を接続し、前記冷凍サイクル装置の運転起動時に前記第1の流量制御弁の開度を小さくすることを特徴とした冷凍サイクル装置。
- 前記圧縮機の吐出部に冷媒温度検出手段を設け、前記冷媒温度検出手段の検出値が設定値になると前記第1の流量制御弁の開度を大きくすることを特徴とした請求項5に記載の冷凍サイクル装置。
- 運転開始からの運転時間を計測するタイマーを設け、前記タイマーの検出値が設定値になると前記第1の流量制御弁の開度を大きくすることを特徴とした請求項5に記載の冷凍サイクル装置。
- 前記ガスクーラの被加熱流体出口温度を検出する検出手段を設け、前記検出手段の検出値が設定値になると前記第1の流量制御弁の開度を大きくすることを特徴とした請求項5に記載の冷凍サイクル装置。
- 前記蒸発器に冷媒温度検出手段を設け、前記冷媒温度検出手段の検出値が0℃以下になると、前記第1の流量制御手段の開度を小さくすることを特徴とした請求項1〜8に記載の冷凍サイクル装置。
- 前記膨張機の膨張機構がスクロール方式であることを特徴とした請求項1〜9に記載の冷凍サイクル装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2007066114A JP2008224168A (ja) | 2007-03-15 | 2007-03-15 | 冷凍サイクル装置およびその運転方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2007066114A JP2008224168A (ja) | 2007-03-15 | 2007-03-15 | 冷凍サイクル装置およびその運転方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2008224168A true JP2008224168A (ja) | 2008-09-25 |
Family
ID=39843001
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2007066114A Pending JP2008224168A (ja) | 2007-03-15 | 2007-03-15 | 冷凍サイクル装置およびその運転方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2008224168A (ja) |
-
2007
- 2007-03-15 JP JP2007066114A patent/JP2008224168A/ja active Pending
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