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JP2008219075A - 通信装置 - Google Patents

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JP2008219075A
JP2008219075A JP2007049276A JP2007049276A JP2008219075A JP 2008219075 A JP2008219075 A JP 2008219075A JP 2007049276 A JP2007049276 A JP 2007049276A JP 2007049276 A JP2007049276 A JP 2007049276A JP 2008219075 A JP2008219075 A JP 2008219075A
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JP2007049276A
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English (en)
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Tomohito Tanimoto
智史 谷本
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Brother Industries Ltd
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Brother Industries Ltd
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Abstract

【課題】送信元装置への返信を容易且つ正確に行うことができる通信装置を提供すること。
【解決手段】本実施形態のファクシミリ装置1によれば、ファクシミリ受信処理時に、記録用紙に付加された無線タグに、送信元装置の電話番号が書き込まれ、返信用紙が作成される。また、送信元装置の電話番号が無線タグに書き込まれた記録用紙には、何らかの画像が印刷されているので、送信元装置の電話番号が書き込まれた無線タグを紛失し難く、管理が容易である。
【選択図】図3

Description

本発明は通信装置に関し、特に、送信元装置への返信を容易且つ正確に行うことができる通信装置に関するものである。
ファクシミリデータの受信時に発呼側の電話番号を識別して、返信用のカバーレターを作り、カバーレターに発呼元の電話番号をバーコードで印刷する技術が提案されている。このようにすれば、バーコードを読み取らせることにより、発呼側電話番号を設定することができるので、返信の作業が容易であり、また電話番号を手入力する場合に比較して、設定ミスを抑制することができる。
特開2005−198128号公報
しかしながら、上述の通信装置によれば、ファクシミリデータの受信の度にバーコードを印刷するため、記録紙およびインク、トナーなどの記録剤の消費を招くという問題点があった。特にバーコードの場合、記録紙上に目に見える状態で印刷されるため、一枚の記録紙の一部がバーコードの印刷により占有されるため、記録紙に印刷する内容(受信した画像や、送信しようとする画像)が制約を受けることになる。また、プリンタ部の不調によりバーコードが鮮明に印刷されなかったり、印刷後バーコード上に汚れが付着してしまったような場合は、そのバーコードから電話番号を読み取ることができず、結局は電話番号を手入力しなければならないという問題点があった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、送信元装置への返信を容易且つ正確に行うことができる通信装置を提供することを目的としている。
この目的を達成するために、請求項1記載の通信装置は、データを受信する受信手段と、その受信手段により受信するデータの送信元装置の識別情報を取得する識別情報取得手段と、その識別情報取得手段により取得した識別情報を無線タグに書き込む無線タグ書込手段とを備えたことを特徴とする。
ここでいう無線タグとは、非接触でデータの読み書きが可能な記録媒体であって、ICタグ、RFID(Radio Frequency Identification)タグとも称されるものである。また、原稿に付加された無線タグとは、原稿に貼付された無線タグだけではなく、例えば、原稿に埋め込まれた無線タグも含む。
請求項2記載の通信装置は、請求項1記載の通信装置において、前記識別情報取得手段により取得した識別情報を無線タグに対し書き込むか否かを予め設定する設定手段を備えることを特徴とする。
請求項3記載の通信装置は、請求項1または2に記載の通信装置において、記録媒体に画像を形成する画像形成手段を備え、前記無線タグ書込手段は、前記画像形成手段により画像が形成された記録媒体に付加された無線タグに対し、前記識別情報を書き込むものであることを特徴とする。
請求項4記載の通信装置は、請求項3記載の通信装置において、前記画像形成手段は、前記受信手段により受信したデータに基づく画像を形成するものであり、前記無線タグ書込手段は、受信したデータに基づく画像が前記画像形成手段により形成された記録媒体のうち、1ページ目の記録媒体に付加された無線タグに対し、前記識別情報を書き込むものであることを特徴とする。
請求項5記載の通信装置は、請求項4記載の通信装置において、前記画像形成手段により画像が形成される記録媒体を選択する記録媒体選択手段を備え、その記録媒体選択手段は、前記画像形成手段により画像が形成される1ページ目の記録媒体として、無線タグが付加された記録媒体を選択し、2ページ目以降の記録媒体として、無線タグが付加されていない記録媒体を選択することを特徴とする。
請求項6記載の通信装置は、請求項5記載の通信装置において、前記画像形成手段により画像を形成可能な記録媒体に付加された無線タグを検出する無線タグ検出手段を備え、前記記録媒体選択手段は、その無線タグ検出手段により無線タグが検出されない場合、無線タグが付加されていない記録媒体を選択するものであることを特徴とする。
請求項7記載の通信装置は、請求項3記載の通信装置において、前記画像形成手段は、前記受信手段により受信したデータに基づく画像を記録媒体に形成すると共に、少なくとも1ページの記録媒体に予め定められた画像を形成するものであり、前記無線タグ書込手段は、前記画像形成手段により画像が形成された記録媒体のうち、前記予め定められた画像が形成された記録媒体に付加された無線タグに対し、前記識別情報を書き込むものであることを特徴とする。
請求項8記載の通信装置は、請求項7記載の通信装置において、前記画像形成手段により形成される予め定められた画像は、前記受信手段により受信したデータに対する返信に用いるための記録媒体であることを示す情報を含むものであることを特徴とする。
請求項9記載の通信装置は、請求項7記載の通信装置において、前記画像形成手段により形成される予め定められた画像は、ユーザが手書きで情報を記入するための書式を含むものであることを特徴とする。
請求項10記載の通信装置は、請求項3記載の通信装置において、前記画像形成手段は、前記受信手段により受信したデータに基づく画像を記録媒体に形成すると共に、少なくとも1ページの記録媒体に、前記識別情報取得手段により取得した識別情報に関する画像を形成することを特徴とする。
請求項11記載の通信装置は、請求項7から10のいずれかに記載の通信装置において、前記画像形成手段により画像が形成される記録媒体を選択する記録媒体選択手段を備え、その記録媒体選択手段は、前記受信手段により受信したデータに基づく画像を形成するための記録媒体として、無線タグが付加されていない記録媒体を選択することを特徴とする。
請求項12記載の通信装置は、原稿の画像データを読み取る読取手段と、原稿に付加された無線タグから無線タグデータの読み出しを行う無線タグ読出手段と、その無線タグ読出手段により読み出された無線タグデータに基づいて、前記読取手段により読み取った画像データの送信先装置の識別情報を設定する識別情報設定手段と、その識別情報設定手段により設定された送信先装置へ、前記読取手段により読み取られた画像データを送信する送信手段とを備えることを特徴とする。
請求項13記載の通信装置は、請求項12記載の通信装置において、前記無線タグ読出手段により読み出した無線タグデータに、送信先装置の識別情報が含まれているかを判断する識別情報有無判断手段を備え、前記識別情報設定手段は、その識別情報有無判断手段により、無線タグデータに送信先装置の識別情報が含まれていると判断された場合、その識別情報を設定するものであることを特徴とする。
請求項14記載の通信装置は、請求項13記載の通信装置において、前記識別情報有無判断手段により、無線タグデータに送信先装置の識別情報が含まれていると判断された場合、その識別情報の送信先装置への画像データの送信を許可するかをユーザに問い合わせる問い合わせ手段を備え、前記識別情報設定手段は、その問い合わせ手段による問い合わせに対するユーザの応答に基づいて、その識別情報を設定することを特徴とする。
請求項1記載の通信装置によれば、受信手段により受信するデータの送信元装置の識別情報が、識別情報取得手段により取得され、その識別情報取得手段により取得した識別情報が、無線タグ書き込み手段により無線タグに書き込まれる。
よって、受信手段によりデータを受信した場合は、無線タグに書き込まれた識別情報を読み出すことにより、そのデータの送信元装置への返信を容易且つ正確に行うことができるという効果がある。
請求項2記載の通信装置によれば、請求項1記載の通信装置の奏する効果に加え、識別情報取得手段により取得した識別情報を無線タグに対し書き込むか否かが、設定手段により予め設定されるので、不要な識別情報が無線タグに書き込まれることを抑制することができるという効果がある。
請求項3記載の通信装置によれば、請求項1または2に記載の通信装置の奏する効果に加え、画像形成手段により画像が形成された記録媒体に付加された無線タグに対し、無線タグ書込手段により識別情報が書き込まれるので、識別情報が書き込まれた無線タグを紛失し難く、管理が容易であるという効果がある。
請求項4記載の通信装置によれば、請求項3記載の通信装置の奏する効果に加え、画像形成手段は、前記受信手段により受信したデータに基づく画像を形成するものであり、無線タグ書込手段は、受信したデータに基づく画像が画像形成手段により形成された記録媒体のうち、1ページ目の記録媒体に付加された無線タグに対し、識別情報を書き込むので、受信したデータに基づく1ページ目の画像を返信用画像として用いることができる。よって、閲覧用の画像が形成された記録媒体を、返信用記録媒体として兼用することができ、記録媒体やインク、トナーなどの消耗品の浪費を抑制することができるという効果がある。また、記録媒体に無線タグが付加されていても画像形成手段による画像形成には支障がないため、閲覧用の画像が形成された記録媒体の無線タグに返信用の識別情報を書き込むことで、返信用記録媒体としての機能を持たせたとしても、その記録媒体に形成する閲覧用の画像の内容が制約を受けるといったこともない。
請求項5記載の通信装置によれば、請求項4記載の通信装置の奏する効果に加え、記録媒体選択手段は、画像形成手段により画像が形成される1ページ目の記録媒体として、無線タグが付加された記録媒体を選択し、2ページ目以降の記録媒体として、無線タグが付加されていない記録媒体を選択するので、無線タグが付加された高価な記録媒体の使用を節約することができるという効果がある。
請求項6記載の通信装置によれば、請求項5記載の通信装置の奏する効果に加え、記録媒体選択手段は、無線タグ検出手段により無線タグが検出されない場合、無線タグが付加されていない記録媒体を選択するので、無線タグが付加された記録媒体が存在しない場合であっても、受信したデータをユーザが迅速に視認することができるという効果がある。
請求項7記載の通信装置によれば、請求項3記載の通信装置の奏する効果に加え、画像形成手段は、受信手段により受信したデータに基づく画像を記録媒体に形成すると共に、少なくとも1ページの記録媒体に予め定められた画像を形成するものであり、無線タグ書込手段は、画像形成手段により画像が形成された記録媒体のうち、予め定められた画像が形成された記録媒体に付加された無線タグに対し、識別情報を書き込む。よって、ユーザは、その予め定められた画像によって、識別情報が書き込まれた記録媒体を容易に特定し、管理することができるという効果がある。
請求項8記載の通信装置によれば、請求項7記載の通信装置の奏する効果に加え、画像形成手段により形成される予め定められた画像は、受信手段により受信したデータに対する返信に用いるための記録媒体であることを示す情報を含むので、その予め定められた画像が形成された記録媒体を返信用記録媒体として用いることができ、返信用の記録媒体を作成する手間を軽減することができるという効果がある。
請求項9記載の通信装置によれば、請求項7記載の通信装置の奏する効果に加え、画像形成手段により、1ページ目の記録媒体に形成される予め定められた画像は、ユーザが手書きで情報を記入するための書式を含むので、ユーザは既定の書式に任意の情報を手書きで記入し、返信用紙を容易に作成することができるという効果がある。
請求項10記載の通信装置によれば、請求項3記載の通信装置の奏する効果に加え、画像形成手段は、受信手段により受信したデータに基づく画像を記録媒体に形成すると共に、少なくとも1ページの記録媒体に、識別情報取得手段により取得した識別情報に関する画像を形成する。よって、無線タグに書き込まれた識別情報をユーザが視認することができるので、管理が容易であるという効果がある。
請求項11記載の通信装置によれば、請求項7から10のいずれかに記載の通信装置の奏する効果に加え、記録媒体選択手段は、前記受信手段により受信したデータに基づく画像を形成するための記録媒体として、無線タグが付加されていない記録媒体を選択するので、無線タグが付加された高価な記録媒体の使用を節約することができるという効果がある。
請求項12記載の通信装置によれば、読取手段により、原稿の画像データが読み取られ、無線タグ読出手段により、原稿に付加された無線タグから無線タグデータの読み出しが行われる。ここで、その無線タグ読出手段により読み出された無線タグデータに基づいて、読取手段により読み取った画像データの送信先装置の識別情報が識別情報設定手段により設定され、その識別情報設定手段により設定された送信先装置へ、読取手段により読み取られた画像データが送信される。
よって、送信先装置の識別情報をユーザが手動で入力する場合に比較して、より容易かつ正確に識別情報を設定することができるという効果がある。
請求項13記載の通信装置によれば、請求項12記載の通信装置の奏する効果に加え、識別情報有無判断手段により、無線タグデータに送信先装置の識別情報が含まれていると判断された場合、その識別情報が設定されるので、不明なデータが識別情報として設定されることを抑制できるという効果がある。
請求項14記載の通信装置によれば、請求項13記載の通信装置の奏する効果に加え、無線タグデータに送信先装置の識別情報が含まれていると判断された場合、その識別情報の送信先装置への画像データの送信を許可するかが問い合わせ手段によりユーザに問い合わせられ、その問い合わせに対するユーザの応答に基づいて、その識別情報を設定するので、ユーザが気づかないうちに、目的とは異なる識別情報が設定されてしまうことを抑制できるという効果がある。
以下、本発明の好ましい実施形態について、添付図面を参照して説明する。図1は、本発明の通信装置の一実施形態としてのファクシミリ装置1の模式的な断面図を示す図である。ファクシミリ装置1は、自動原稿送り装置2と、スキャナ部3と、プリンタ部4と、給紙トレイ部5とを有する。
自動原稿送り装置2は、図示しない原稿挿入口と原稿排出口とを備えている。ファクシミリ送信される原稿はこの自動原稿送り装置2の原稿挿入口に原稿面を下向きにして挿入される。そして、ユーザにより図示しないスタートキーが押下されると、その原稿は1ページずつ送られ、スキャナ部3によるデータの読み取りが行われた後に、原稿排出口から排出される。
スキャナ部3は、無線タグリーダ15と、スキャナ装置22とを備える。無線タグリーダ15は、自動原稿送り装置2により送られてきた原稿に無線タグが付加されているか否かを検出し、また無線タグが付加されていた場合、無線によりその無線タグからデータを読み出すものである。また無線タグの有無に拘わらず、自動原稿送り装置2により送られる原稿の画像データが、スキャナ装置22により読み取られる。
プリンタ部4は、無線タグライタ16と、レーザプリンタ30とを有する。無線タグライタ16は、給紙トレイ部5から給紙される記録用紙に付加された無線タグに対し、無線によりデータを書き込むものである。レーザプリンタ30は、イエローのトナーを収納したYステーション31、マゼンダのトナーを収納したMステーション32、シアンのトナーを収納したCステーション33およびブラックのトナーを収納したKステーション34を備えると共に、これら各ステーションのトナーを転写ドラム35に受け渡すための中間転写ベルト36や、定着用ローラ37を備えている。このレーザプリンタ30により画像が印刷(形成)された記録用紙は、排紙スタッカ39へ排紙される。なお、プリンタ部4はインクジェット方式のプリンタであってもよい。
給紙トレイ部5は、3つの給紙トレイ51,52,53を備えている。そして、各給紙トレイ51,52,53には、それぞれ、検出センサ54が設けられている。この検出センサ54により、各給紙トレイ51,52,53に収納された記録用紙に、無線タグが付加されているか否か、また無線タグが付加されている場合は、その無線タグの書き込み可能容量が検出される。
ファクシミリ装置1からファクシミリ送信する際には、ファクシミリ送信すべき原稿が自動原稿送り装置2にセットされ、ユーザにより図示しないスタートキーが押下されると、セットされた原稿が1ページずつ送られる。ここで、スキャナ装置22による読み取り位置まで原稿を送る過程で、スキャナ部3に設けられた無線タグリーダ15により、原稿に無線タグが付加されているか否かが検出され、また無線タグが付加されている場合はその無線タグからデータが読み出される。そして、原稿が所定の読み取り位置まで送られると、スキャナ装置22により原稿の画像データが読み取られる。なお、無線タグリーダ15により無線タグ62から読み出されるデータを、以下、無線タグデータと称する。
一方、ファクシミリ装置1によりファクシミリ受信する際には、給紙トレイ部5からレーザプリンタ30による画像印刷位置まで記録用紙が給紙される経路の所定位置において、プリンタ部4に設けられた無線タグライタ16により、記録用紙に付加された無線タグに、無線タグデータが書き込まれる。なお、スキャナ装置22、無線タグリーダ15及び無線タグライタ16の配置関係は、これに限定されるものではなく、種々の対応が可能である。例えば、無線タグリーダが原稿61の移動経路とは別に設けられていてもよい。この場合、無線タグの情報だけを必要に応じて先にまとめて読み取らせるといった使用形態も可能となる。
図2は、ファクシミリ装置1の電気的構成を示すブロック図である。ファクシミリ装置1には、CPU11、ROM12、RAM13、フラッシュメモリ14、無線タグリーダ15、無線タグライタ16、ネットワーク・コントロール・ユニット(以下、「NCU」と称する)19、モデム20、バッファ21、スキャナ装置22、符号化部23、復号化部24、レーザプリンタ30、検出センサ54、アンプ27が備えられ、これらはバスライン25を介して接続されている。
ファクシミリ装置1のCPU11は、回線制御を行うNCU19を介して送受信される各種信号に従って、バスライン25により接続された装置各部を制御してファクシミリ動作、即ち、データ通信を実行するものである。
ROM12は、このファクシミリ装置1で実行される制御プログラムを格納した書換不能なメモリであり、図6および図7に示されるフローチャートのプログラムはROM12内に格納されている。さらに、ROM12には、カバーページデータ121および返信用識別子データ122が記憶されている。カバーページデータ121および返信用識別子データ122は、共に、ファクシミリ受信処理(図5参照)において、返信用紙を作成するために用いられるデータである。
図3は、ファクシミリ受信処理(図6参照)において作成される返信用紙の例を示す図である。なお、ここでいう返信用紙とは、記録用紙に付加された無線タグに、送信元装置の電話番号(特許請求の範囲に記載の識別情報の一例)が書き込まれている用紙のことをいう。このような返信用紙を、返信用原稿の1ページ目として用いることにより、1ページ目の原稿の読み取りの際に、原稿に付加された無線タグから送信元装置の電話番号が読み出され、送信先装置として設定されるので、ユーザが自ら電話番号を入力する場合に比較して作業が容易であり、また設定のミスを抑制することができる。
本実施形態のファクシミリ装置1によれば、ファクシミリ受信処理(図6参照)時に、記録用紙に付加された無線タグに、送信元装置の電話番号が書き込まれ、返信用紙が作成されるが、詳細は図6を参照して後述する。
図3(a)は、ファクシミリ受信したデータに基づく印刷がされた1ページ目が、返信用紙とされた例を示す図である。図3(a)に示す返信用紙59は、ファクシミリ受信したデータに基づく1ページ目の印刷をする際に、その1ページ目の印刷が施される記録用紙に付加された無線タグ62に対し、送信元装置の電話番号を書き込むことにより作成される。このようにすれば、この記録用紙は、返信用紙として機能すると共に、受信したデータの閲覧用としても機能するから、記録用紙の無駄な消費を抑制することができる。
特に、受信したデータが例えばアンケート用紙になっており、印刷出力された内容に対し受信者が手書きで回答を記入し、そのままファクシミリにより送り返す場合には、その返信用紙をファクシミリ送信することにより、送信元装置の電話番号が自動的に設定されると共に、目的の内容も送信することができ、ユーザの手間を低減することができる。また、送信すべき記録用紙と送信元装置(すなわち返信先装置)の電話番号とが一体になっているので、管理が容易である。なお、このような返信用紙59を、以下「受信FAXの1ページ目」と称することとする。
図3(b)は、定型文(特許請求の範囲に記載の予め定められた画像の一例)が印刷された返信用紙60の一例である。本実施形態ではこのような返信用紙60を、「カバーページ」と称することとする。
図3(b)に示すカバーページ60も、無線タグ62に送信元装置の電話番号が書き込まれて作成されている。このカバーページ60の定型文は、ROM12から読み出されたカバーページデータ121(図2参照)に基づいて印刷される。
図3(b)に示すカバーページ60は一例であるが、例えば返信用の定型文のように、返信用紙であることを視覚的に認識できるような画像(図形、文字を含む意味である)を印刷することにより、ユーザは、このカバーレター60を返信用原稿としてそのまま用いることができ、返信用原稿を作成する手間を軽減することができる。
なお、図3(b)に示すように、定型文には、例えば、受信した日時や、ファクシミリ装置1の使用者名を埋め込んでも良い。また、カバーレター60には、定型文に加えて、受信データの画像を併せて印刷しても良い。このようにすれば、何に対する返信であるかが送信者および受信者にとってさらに分かりやすく、管理が容易である。また、無線タグに書き込まれた電話番号に対応した名称を、後述する電話帳メモリ144から読み出し、併せて印刷しても良い。
図3(c)は、返信用識別子「For Reply to」が印刷された返信用紙61の一例を示す図である。この返信用識別子は、ROM12から読み出された返信用識別子データ122(図2参照)に基づいて印刷されるものであり、特許請求の範囲に記載の「予め定められた画像」の一例に相当する。また、図3(c)に示すように、返信用識別子に加えて、無線タグ62に書き込まれた送信元装置の電話番号が併せて印刷されても良い。図3(c)に示す返信用紙61は一例であるが、このような返信用識別子を記録用紙端部に印刷することにより、記録用紙には十分な空白が設けられることになり、ユーザが自由に記入することができると共に、インク、トナーなどの画像形成材の使用量は少なくて済む。また、返信用識別子が印刷されているので、この記録用紙が返信用紙であることをユーザが認識しやすく、管理が容易である。なお、このような返信用紙61を、以下「白紙」と称することとする。
図2に戻り説明する。RAM13は、ファクシミリ装置1の各動作の実行時に、各種のデータを一時的に記憶するためのメモリであり、受信データ記憶エリア131、送信元電話番号記憶エリア132、読取データ記憶エリア133、無線タグデータ記憶エリア134、送信先電話番号記憶エリア135を備える。
受信データ記憶エリア131は、NCU19を介してファクシミリ受信したデータを記憶する領域である。送信元電話番号記憶エリア132は、ファクシミリ受信の際に、発呼側電話番号受信サービス(Caller ID)によって通知された送信元装置の電話番号を記憶する領域である。
読取データ記憶エリア133は、ファクシミリ送信の際に、スキャナ装置22により読み取られた画像データを記憶する領域である。無線タグデータ記憶エリア134は、ファクシミリ送信の際に、無線タグリーダ15により読み出された無線タグデータが書き込まれる領域である。送信先電話番号記憶エリア135は、スキャナ装置22により読み取られた画像データの送信先装置の電話番号が設定される領域である。
フラッシュメモリ14は書換可能な不揮発性のメモリであり、返信用紙種類記憶エリア141と、タグ付き記憶用紙無時処理記憶エリア142と、メモリ受信記憶エリア143と、電話帳メモリ144とを備える。
返信用紙種類記憶エリア141は、図3を参照して説明した3種類の返信用紙のうち、いずれを作成するかを記憶する領域である。タグ付き記録用紙無時処理記憶エリア142は、無線タグが付加された記録用紙が給紙トレイ部5に収納されていなかった場合にどのような処理を選択するかを記憶する領域である。ユーザが、操作パネルから所望の設定を入力することにより、これら返信用紙種類記憶エリア141およびタグ付き記録用紙無時処理記憶エリア142にユーザが選択した内容が設定される。
図4を参照して、操作パネルに表示される画面について説明する。図4(a)は、操作パネルに表示されるFAX返信設定画面70の一例を示す図である。図4(a)に示すFAX返信設定画面70において、ユーザは、「返信用紙」または「無線タグ記録紙無し」のいずれかの項目を選択する。
図4(b)は、FAX返信設定画面70において、項目「返信用紙」が選択された場合に操作パネルに表示される返信用紙設定画面71の一例を示す図である。図4(b)に示すように、返信用紙設定画面71において、ユーザは、返信用紙の種類として、「受信FAXの1ページ目」、「カバーページ」、「白紙」、「作成しない」のいずれかを設定することができる。設定された内容は、返信用紙種類記憶エリア141(図2参照)に記憶される。なお、ここでいずれかの返信用紙の種類が設定された場合には、返信用紙としては無線タグ記録紙が選択され、その無線タグに送信元装置の電話番号が書き込まれることになる。この返信用紙の設定とは別に、無線タグ記録紙ではなく通常の記録紙に対して返信用のカバーページを作成するような設定が可能に構成されても良い。
図4(c)は、FAX返信設定画面70において、項目「無線タグ記録紙無し」が選択された場合に操作パネルに表示される無線タグ記録紙無し画面72の一例を示す図である。図4(c)に示すように、無線タグ記録紙無し設定画面72において、ユーザは、「普通紙に記録」か、「メモリに記録」のいずれかを設定することができる。
上述したように、本実施形態のファクシミリ装置1では、ファクシミリ受信時には、送信元装置の電話番号を記録用紙に付加された無線タグに書き込むが、ファクシミリ受信時に無線タグが付加された記録用紙が給紙トレイ部5にセットされていない可能性がある。その場合にファクシミリ受信したデータをどのように処理するかを、この無線タグ記録紙無し設定画面において、ユーザに予め設定させる。ユーザが行った設定は、タグ付き記録用紙無時処理記憶エリア142(図2参照)に記憶される。
タグ付き記録用紙無時処理記憶エリア142に「普通紙に記録」が設定されている場合、ファクシミリ受信したデータは、普通紙に印刷出力される。なお、本実施形態では、無線タグが付加されてない記録用紙を「普通紙」と称することとする。このようにすれば、送信元装置の電話番号が書き込まれた返信用紙は作成できないものの、ユーザはファクシミリ受信したデータを迅速に閲覧することができる。
一方、タグ付き記録用紙無時処理記憶エリア142に「メモリに受信」が設定されている場合、ファクシミリ受信したデータと送信元装置の電話番号とは、メモリ受信記憶エリア143に記憶される。このようにすれば、後になって無線タグが付加された記録用紙が給紙トレイ部5にセットされた場合に、メモリ受信記憶エリア143に記憶されていたデータを読み出して受信データを印刷すると共に、送信元装置の電話番号が無線タグに書き込まれた返信用紙を作成することができる。
図2に戻り説明する。電話帳メモリ144は、電話番号と、その電話番号に対応する名称とを予め記憶しておくメモリである。
無線タグリーダ15は、無線タグからデータを読み出すものであり、無線タグライタ16は、無線タグへデータを書き込むものである。
図5を参照して、無線タグ62、無線タグリーダ15,無線タグライタ16について説明する。図5(a)は、無線タグ62の電気的構成を示す概略的なブロック図である。図5(a)に示すように、無線タグ62は、アンテナ用コイル621、共振コンデンサ622、整流・平滑回路623、変復調回路624、CPU625、ROM626、EEPROM627が設けられている。アンテナ用コイル621は、共振コンデンサ622と並列に接続されて共振回路を構成し、無線タグリーダ15または無線タグライタ16から送信される所定の高周波数の電力用電波振動を受信して整流・平滑回路623に供給する。
整流・平滑回路623は、動力用電源回路を構成するもので、共振回路から送信されてきた電力用電波信号を整流し、平滑化して一定電圧の直流電力にしてCPU625などに供給する。
無線タグリーダ15または無線タグライタ16から送信されてくる信号は、電力用電波信号に重畳して送信され、その信号は変復調回路624により復調されてCPU625に与えられる。
CPU625は、ROM626に記憶された動作プログラムに従って動作し、変復調回路624から入力される信号に応じた処理を実行し、受信したデータをEEPROM627に書き込んだり、EEPROM627からデータを読み出して変復調回路624により変調し、アンテナ用コイル621から電波信号として送信する。
上記構成の無線タグ62において、整流・平滑回路623、変復調回路624、CPU625、ROM626、EEPROM627はICチップとされ、アンテナ用コイル621と共に記録用紙に埋め込まれている。
図5(b)は、無線タグリーダ15と無線タグライタ16との電気的構成を示す概略的なブロック図である。図5(b)に示すように、無線タグリーダ15は、受信アンテナ用コイル151を備えた受信部152が設けられている。無線タグリーダ16は、送信アンテナ用コイル161を備えた送信部162が設けられている。
無線タグリーダ15によれば、無線タグ62から送信された電波信号については、これを受信アンテナ用コイル151で受信し、受信部152で復調して無線タグデータとして弁別する。このようにして、無線タグ62から無線タグデータを読み出すことができる。
無線タグライタ16によれば、キャリア信号を送信部162で変調して電力用電波信号として送信アンテナ用コイル161から送信し、その後、送信すべき無線タグデータを電力用電波信号に重畳するように送信部162で変調して送信アンテナ用コイル161から送信する。これにより無線タグ62に無線タグデータを書き込むことができる。
図2に戻り説明する。モデム20は、ファクシミリデータ63を変調・復調して伝送すると共に伝送制御用の各種手順信号を送受信するものであり、バッファ21は、相手側ファクシミリ装置との間で送受信される符号化されたファクシミリデータを含むデータを一時的に格納するものである。
符号化部23はファクシミリデータ63の符号化を行うものである。復号化部24は、バッファ21に記憶された受信データを読み出して、これを復号化するものである。アンプ27にはスピーカ28が接続され、呼出音などをこのスピーカ28から出力するためのものである。
このように構成されたファクシミリ装置1は、NCU19を介して、電話回線31に接続されている。この電話回線31は、本ファクシミリ装置1の交換機29に接続され、この交換機29は電話回線32を介して、相手先装置側の交換機に接続され、更に電話回線を介して相手先装置に接続されている。
次に、図6を参照して、上記のように構成されたファクシミリ装置1のファクシミリ受信処理の動作を説明する。図6は、ファクシミリ受信処理を示すフローチャートである。なお、図6に示すファクシミリ受信処理は、送信元装置(図示せず)との間でデータ通信が開始された後の処理を示している。
まず、送信元装置の電話番号を取得した場合には、その取得した電話番号を送信元電話番号記憶エリア132に記憶すると共に、ファクシミリ受信したデータを、受信データ記憶エリア131(図2参照)に記憶する(S2)。
次に、送信元装置の電話番号を取得したか否かを判断する(S6)。送信元装置の電話番号を取得した場合(S6:Yes)、返信用紙を作成するか否かを調べる(S8)。
返信用紙種類記憶エリア141(図2参照)に設定された内容を調べた結果、返信用紙を作成する設定がされている場合(S8:Yes)、次に無線タグが付加された記録用紙が給紙トレイ部5にセットされているか否かを判断する(S10)。S10の判断は、検出センサ54(図1参照)により、無線タグが検出されたか否かに従って判断される。
無線タグが付加された記録用紙がセットされている場合(S10:Yes)、次に、いずれの種類の返信用紙を作成するかを調べる(S12)。
返信用紙種類記憶エリア141(図2参照)に設定されている内容が「受信FAXの1ページ目」である場合(S12:受信FAXの1ページ目)、無線タグが付加された記録用紙を選択して1枚給紙し、その記録用紙の無線タグに、送信元電話番号記憶エリア132に記憶されている送信元装置の電話番号を書き込む(S14)。そして、その記録用紙をさらにレーザプリンタ30による印刷位置まで送り、受信したデータの1ページ目を印刷する(S16)。そして、次に、普通紙を選択して給紙し、受信したデータの残りのページを印刷し(S18)、処理を終了する。このようにすれば、受信したデータに基づく画像が印刷された記録用紙のうち、1ページ目の記録用紙に付加された無線タグに対し、送信元装置の電話番号を書き込むことができ、図3(a)を参照して説明した返信用紙59を作成することができる。
また、返信用紙種類記憶エリア141(図2参照)に設定された内容を調べた結果、返信用紙の種類が「カバーページ」である場合(S12:カバーページ)、普通紙を選択して給紙し、受信したデータを印刷する(S20)。そして、無線タグが付加された記録用紙を選択して1枚給紙し、その記録用紙の無線タグに、送信元電話番号記憶エリア132に記憶されている送信元装置の電話番号を書き込む(S22)。そして、その記録用紙をさらにレーザプリンタ30による印刷位置まで送り、カバーページデータ121(図2参照)に基づく画像を印刷し(S24)、処理を終了する。このようにすれば、返信用の定型文が印刷された返信用紙を印刷することができ、その返信用紙に付加された無線タグに対し、送信元装置の電話番号を書き込み、図3(b)に示したカバーレター60を作成することができる。
また、返信用紙種類記憶エリア141(図2参照)に設定された内容を調べた結果、返信用紙の種類が「白紙」である場合(S12:白紙)、普通紙を選択して給紙し、受信したデータを印刷する(S26)。そして、無線タグが付加された記録用紙を選択して1枚給紙し、その記録用紙の無線タグに、送信元電話番号記憶エリア132に記憶されている送信元装置の電話番号を書き込む(S28)。そして、その記録用紙をさらにレーザプリンタ30による印刷位置まで送り、返信用識別子データ122(図2参照)に基づく画像を印刷し(S30)、処理を終了する。このようにすれば、返信用識別子が印刷された返信用紙を印刷することができ、その返信用紙に付加された無線タグに対し、送信元装置の電話番号を書き込み、図3(c)に示した返信用紙61を作成することができる。
一方、送信元装置の電話番号を取得できなかった場合(S6:No)、および返信用紙を作成しない場合(S8:No)、普通紙を選択して給紙し、受信したデータを印刷する(S36)。このようにすれば、無線タグが付加された高価な記録用紙の使用を節約することができる。また、ユーザが「返信用紙を作成しない」という設定を予め選択している場合は、そのユーザにとっては不要な電話番号が無線タグに書き込まれることを抑制することができる。
また、無線タグが付加された記録用紙が給紙トレイ部5にセットされていない場合(S10:No)、無線タグ付き記録用紙無時処理記憶エリア142を調べ、その設定内容を判断する(S32)。無線タグ付き記録用紙無時処理記憶エリア142に、「メモリ受信」が記憶されている場合(S32:Yes)、ファクシミリ受信したデータと、送信元装置の電話番号とを、メモリ受信記憶エリア143(図2参照)に記憶し(S34)、処理を終了する。
一方、無線タグ付き記録用紙無時処理記憶エリア142に、「普通紙に記録」が記憶されている場合(S32:No)、普通紙を選択して給紙し、受信したデータを印刷し(S36)、処理を終了する。このようにすれば、無線タグが付加された記録用紙がセットされていない場合であっても、受信したデータをユーザが迅速に視認することができる。
本実施形態のファクシミリ受信処理によれば、送信元装置の電話番号が無線タグに書き込まれた記録用紙には、例えば、図3(a)〜(c)のように何らかの画像が印刷されているので、ユーザが無線タグに送信元装置の電話番号が書き込まれている記録用紙であることを容易に判別でき、送信元装置の電話番号が書き込まれた無線タグを紛失し難く、管理が容易である。
また、返信用紙を作成するための記録用紙としてのみ無線タグが付加された記録用紙を選択するので、無線タグが付加された高価な記録媒体の使用を節約することができる。
次に、図7を参照してファクシミリ送信処理の動作を説明する。図7は、ファクシミリ送信処理を示すフローチャートである。このファクシミリ送信処理は、自動原稿送り装置2の原稿挿入口に原稿が挿入してセットされ、図示しないスタートキーがユーザによって押下された場合に実行される処理である。なお、このスタートキーの押下前に、送信先の電話番号が入力された場合は、その入力された電話番号が、送信先電話番号記憶エリア135(図2参照)に設定される。
まず、ファクシミリ装置1が有している電話機能により、相手側装置と通話中であるか否かが判断される(S40)。相手側装置と通話中にファクシミリ送信処理が指示された場合(S40:Yes)、スキャナ装置22により原稿の画像データを読み取り(S42)、その通話の相手側装置へ読み取った画像データを送信し(S56)、処理を終了する。
一方、相手側装置と通話中ではない場合(S40:No)、次に、原稿を1ページ送り、その原稿に付加された無線タグを無線タグリーダ15により検出し、スキャナ装置22により画像データを1ページ分読み取り、読取データ記憶エリア133に記憶する(S44)。
そして、無線タグを検出したか否かを判断する(S46)。無線タグを検出した場合(S46:Yes)、無線タグデータを読み出し、無線タグデータ記憶エリア134(図2参照)に記憶する(S60)。次に、読み出した無線タグデータに電話番号が含まれているか否かを判断する(S62)。
読み出した無線タグデータに電話番号が含まれる場合(S62:Yes)、その電話番号を操作パネルの画面に表示し(S64)、送信先としての設定を許可するか否かをユーザに問い合わせる(S66)。
図8(a)は、送信先としての設定を許可するか否かの問い合わせ画面の一例である。図8(a)に示すように、無線タグに書き込まれた電話番号を表示し、且つ、その電話番号への送信を許可するか否かを設定するための操作方法を併せて表示することで、ユーザは容易に応答操作をすることができる。なお、ここで表示する電話番号に対応する名称を、電話帳メモリ144(図2参照)から読み出し、併せて表示しても良い。
図7に戻り説明する。次にその問い合わせに対し、ユーザが送信先としての設定を許可した場合(S66:Yes)、無線タグデータとして読み出された電話番号を送信先電話番号記憶エリア135(図2参照)に設定する(S68)。
一方、問い合わせに対し、ユーザが送信先としての設定を許可しなかった場合(S66:No)、ファクシミリ送信処理を終了する。このようにすれば、ユーザが気づかないうちに、目的とは異なる電話番号が設定されてしまうことを抑制できる。
次に、無線タグが付加された原稿を送信するか否かをユーザに問い合わせる(S70)。図8(b)は、無線タグが付加された原稿を送信するか否かを問い合わせる問い合わせ画面の一例を示す図である。このように、無線タグが付加された原稿については、その原稿を送信するか否かを逐一ユーザに問い合わせることにより、各ページ毎に送信するか否かを決定することができる。
図7に戻り説明する。次に、無線タグが付加された原稿を送信しないことをユーザが選択した場合(S70:No)、最後に読み取った1ページ分の画像データを、読取データ記憶エリア133(図2参照)から削除し(S72)、S48の処理に移行する。すなわち、送信先の電話番号を設定するために用いた記録用紙であり、送信先へ送信すべき画像データを有していない場合にはその画像データを消去する。このようにすれば、送信先装置にとって不要なページの送信を防止できる。
一方、無線タグが付加された原稿を送信する場合(S70:Yes)、S72の処理をスキップし、S48の処理に移行する。なお、読み出した無線タグデータに電話番号が含まれない場合も同様に(S62:No)、S48の処理に移行する。
そして、次のページがあるか否かを判断し(S48)、次ページがある場合(S48:Yes)、S44の処理に戻り、次のページの原稿を読み取り処理を繰り返す。
このようにして処理を繰り返すうちに、次のページがないと判断されると(S48:Yes)、送信先電話番号記憶エリア135(図2参照)に、送信先の電話番号が設定されているか否かを判断する(S50)。送信先電話番号が設定されていない場合(S50:No)、エラーメッセージを表示し(S58)、処理を終了する。
一方、送信先の電話番号が設定されている場合(S50:Yes)、回線を閉結し(S52)、設定されている送信先の電話番号を送出し(S54)、読み取った画像データを読取データ記憶エリア133から読み出し、送信して(S56)処理を終了する。
本実施形態のファクシミリ送信処理によれば、送信先装置の電話番号をユーザが手動で入力する場合に比較して、より容易かつ正確に送信先の電話番号を設定することができる。
また、無線タグデータに送信先装置の電話番号が含まれていると判断された場合に、その電話番号が設定されるので、不明なデータが設定されることを抑制できる。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変更が可能であることは容易に推察できるものである。
例えば、上述した実施形態のファクシミリ装置1では、無線タグリーダ15、無線タグライタ16,スキャナ装置22、レーザプリンタ30が全てファクシミリ装置1の内部構成として設けられていたが、これらがファクシミリ装置1に対し、ケーブルなどを介して接続された外付けの構成であっても良い。
また、上述した実施形態のファクシミリ装置1では、自動原稿送り装置2によって原稿61の画像データが読み取られるものとして説明したが、フラットベッド方式で画像データを読み取るファクシミリ装置にも、本発明が適用できることはもちろんである。
また、無線タグ無しの記録用紙が給紙トレイ部5にセットされていない場合は、セットされている記録用紙のうち、書き込み可能容量が最小の無線タグが付加された記録用紙を選択するように構成しても良い。
また、返信用紙に印刷される予め定められた画像は、ユーザが手書きで情報を記入するための書式を含むものであっても良い。すなわち、送信日、担当者名、送信ページ数など、ファクシミリ送信原稿のトップページに頻繁に記載される項目名を、ユーザが記入できるような空欄を設けて印刷するようにしても良い。このようにすれば、ユーザは既定の書式に任意の情報を手書きで記入し、返信用紙を容易に作成することができる。
本発明の通信装置の一実施形態としてのファクシミリ装置の模式的な断面図を示す図である。 ファクシミリ装置の電気的構成を示すブロック図である。 ファクシミリ受信処理において作成される返信用紙の例を示す図である。 (a)は、操作パネルに表示されるFAX返信設定画面の一例を示す図であり、(b)は、FAX返信設定画面において、項目「返信用紙」が選択された場合に操作パネルに表示される返信用紙設定画面の一例を示す図である。 (a)は、無線タグの電気的構成を示す概略的なブロック図であり、(b)は、無線タグリーダと無線タグライタとの電気的構成を示す概略的なブロック図である。 ファクシミリ受信処理を示すフローチャートである。 ファクシミリ送信処理を示すフローチャートである。 (a)は、送信先としての設定を許可するか否かの問い合わせ画面の一例であり、(b)は、無線タグが付加された原稿を送信するか否かを問い合わせる問い合わせ画面の一例を示す図である。
符号の説明
1 ファクシミリ装置(通信装置)
15 無線タグリーダ(無線タグ読出手段)
16 無線タグライタ(無線タグ書込手段)
22 スキャナ装置(読取手段)
30 レーザプリンタ(画像形成手段)
54 検出センサ(無線タグ検出手段)
141 返信用紙種類記憶エリア(設定手段)
S2 受信手段、識別情報取得手段
S14〜S30 記録媒体選択手段
S56 送信手段
S62 識別情報有無判断手段
S66 問い合わせ手段
S68 識別情報設定手段

Claims (14)

  1. データを受信する受信手段と、
    その受信手段により受信するデータの送信元装置の識別情報を取得する識別情報取得手段と、
    その識別情報取得手段により取得した識別情報を無線タグに書き込む無線タグ書込手段とを備えたことを特徴とする通信装置。
  2. 前記識別情報取得手段により取得した識別情報を無線タグに対し書き込むか否かを予め設定する設定手段を備えることを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  3. 記録媒体に画像を形成する画像形成手段を備え、
    前記無線タグ書込手段は、前記画像形成手段により画像が形成された記録媒体に付加された無線タグに対し、前記識別情報を書き込むものであることを特徴とする請求項1または2に記載の通信装置。
  4. 前記画像形成手段は、前記受信手段により受信したデータに基づく画像を形成するものであり、
    前記無線タグ書込手段は、受信したデータに基づく画像が前記画像形成手段により形成された記録媒体のうち、1ページ目の記録媒体に付加された無線タグに対し、前記識別情報を書き込むものであることを特徴とする請求項3記載の通信装置。
  5. 前記画像形成手段により画像が形成される記録媒体を選択する記録媒体選択手段を備え、
    その記録媒体選択手段は、前記画像形成手段により画像が形成される1ページ目の記録媒体として、無線タグが付加された記録媒体を選択し、2ページ目以降の記録媒体として、無線タグが付加されていない記録媒体を選択することを特徴とする請求項4記載の通信装置。
  6. 前記画像形成手段により画像を形成可能な記録媒体に付加された無線タグを検出する無線タグ検出手段を備え、
    前記記録媒体選択手段は、その無線タグ検出手段により無線タグが検出されない場合、無線タグが付加されていない記録媒体を選択するものであることを特徴とする請求項5記載の通信装置。
  7. 前記画像形成手段は、前記受信手段により受信したデータに基づく画像を記録媒体に形成すると共に、少なくとも1ページの記録媒体に予め定められた画像を形成するものであり、
    前記無線タグ書込手段は、前記画像形成手段により画像が形成された記録媒体のうち、前記予め定められた画像が形成された記録媒体に付加された無線タグに対し、前記識別情報を書き込むものであることを特徴とする請求項3記載の通信装置。
  8. 前記画像形成手段により形成される予め定められた画像は、前記受信手段により受信したデータに対する返信に用いるための記録媒体であることを示す情報を含むものであることを特徴とする請求項7記載の通信装置。
  9. 前記画像形成手段により形成される予め定められた画像は、ユーザが手書きで情報を記入するための書式を含むものであることを特徴とする請求項7記載の通信装置。
  10. 前記画像形成手段は、前記受信手段により受信したデータに基づく画像を記録媒体に形成すると共に、少なくとも1ページの記録媒体に、前記識別情報取得手段により取得した識別情報に関する画像を形成することを特徴とする請求項3記載の通信装置。
  11. 前記画像形成手段により画像が形成される記録媒体を選択する記録媒体選択手段を備え、
    その記録媒体選択手段は、前記受信手段により受信したデータに基づく画像を形成するための記録媒体として、無線タグが付加されていない記録媒体を選択することを特徴とする請求項7から10のいずれかに記載の通信装置。
  12. 原稿の画像データを読み取る読取手段と、
    原稿に付加された無線タグから無線タグデータの読み出しを行う無線タグ読出手段と、
    その無線タグ読出手段により読み出された無線タグデータに基づいて、前記読取手段により読み取った画像データの送信先装置の識別情報を設定する識別情報設定手段と、
    その識別情報設定手段により設定された送信先装置へ、前記読取手段により読み取られた画像データを送信する送信手段とを備えることを特徴とする通信装置。
  13. 前記無線タグ読出手段により読み出した無線タグデータに、送信先装置の識別情報が含まれているかを判断する識別情報有無判断手段を備え、
    前記識別情報設定手段は、その識別情報有無判断手段により、無線タグデータに送信先装置の識別情報が含まれていると判断された場合、その識別情報を設定するものであることを特徴とする請求項12記載の通信装置。
  14. 前記識別情報有無判断手段により、無線タグデータに送信先装置の識別情報が含まれていると判断された場合、その識別情報の送信先装置への画像データの送信を許可するかをユーザに問い合わせる問い合わせ手段を備え、
    前記識別情報設定手段は、その問い合わせ手段による問い合わせに対するユーザの応答に基づいて、その識別情報を設定することを特徴とする請求項13記載の通信装置。
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