JP2008215391A - Bearing mechanism, motor, air blowing fan and cooling system - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、モータの軸受機構に用いられるスリーブ、並びに、軸受機構およびモータに関し、好ましくはモータは冷却装置に用いられる。 The present invention relates to a sleeve used for a bearing mechanism of a motor, and a bearing mechanism and a motor. Preferably, the motor is used for a cooling device.
モータの寿命は軸受に依存し、従来より、軸受精度や信頼性を考慮して玉軸受が多く使用されている。玉軸受ではボールを利用することにより軸受によって消費されるエネルギーである軸損が小さく抑えられるが、ボールに作用する遠心力により高速回転時の寿命が短かく、静荷重時であってもボールとの接触面の摩耗により長寿命化に限界がある。 The life of the motor depends on the bearing, and conventionally, ball bearings are often used in consideration of bearing accuracy and reliability. In ball bearings, the use of balls reduces the axial loss, which is the energy consumed by the bearings. However, the centrifugal force acting on the balls shortens the life at high speeds, and even with static loads, There is a limit to extending the service life due to wear of the contact surface.
一方、モータの軸受に潤滑油を含浸させた焼結金属体のスリーブが使用される場合もあり、このような滑り軸受により玉軸受に比べて軸受の製造コストの削減を図ることができる。滑り軸受では潤滑油によりシャフトとスリーブとの間の摩擦が低減されることから、長寿命化のためには十分な量の潤滑油を長く保持することが重要となる。例えば、特許文献1に開示されている圧粉成形焼結金属体からなる軸受ユニットでは、インナ部がアウタ部よりも高密度とされることによって潤滑油がアウタ部からインナ部へと吸引され、これにより、軸受ユニットの長寿命化が実現される。
On the other hand, a sintered metal body sleeve in which lubricating oil is impregnated in the motor bearing may be used, and such a sliding bearing can reduce the manufacturing cost of the bearing compared to the ball bearing. In the sliding bearing, since the friction between the shaft and the sleeve is reduced by the lubricating oil, it is important to hold a sufficient amount of the lubricating oil for a long time in order to extend the life. For example, in a bearing unit made of a compacted and sintered metal body disclosed in
また、特許文献2ではスリーブがインナ部とアウタ部の2部材で構成されており、インナ部とアウタ部に粘度の異なる潤滑油を含浸させることによりスリーブの耐久性の向上が図られている。特許文献3では回転子と一体になって回転する軸受において内側層から密度が粗の層と密の層とを設けることにより潤滑油が遠心力により移動するのを抑制する技術が提案されている。
ところで、特許文献1の軸受ユニットではスリーブをインナ部とアウタ部に分けることにより長寿命化が図られているが、実際にスリーブをモータのベース部に取り付ける際のホルダやその他の周辺部材との構造的関係および配置については検討されていない。
By the way, in the bearing unit of
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、モータの軸受機構の長寿命化を図るとともに、周辺部材との関係においてより好ましい構造を有するスリーブの提供を主たる目的としている。 The present invention has been made in view of the above problems, and has as its main object to provide a sleeve having a more preferable structure in relation to peripheral members, while extending the life of a motor bearing mechanism.
請求項1に記載の発明は、モータに用いられる軸受機構であって、潤滑油が含浸された円筒状の焼結金属体であるアウタスリーブと、潤滑油が含浸された円筒状の焼結金属体であり、含油率が前記アウタスリーブよりも低く、前記アウタスリーブ内に挿入されるとともに一方の端面が前記アウタスリーブの内部に位置するインナスリーブとを備えるスリーブと、前記スリーブに挿入されたシャフトと、前記スリーブが挿入される有底円筒状のスリーブホルダと、前記インナスリーブの前記一方の端面に対向して前記シャフ上トに設けられ、前記シャフトから径方向外方に広がるとともに前記一方の端面に対向する面が前記アウタスリーブの内部に位置する環状部とを備える。
The invention according to
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の軸受機構であって、前記インナスリーブの含油率が20%以上30%以下であり、前記アウタスリーブの含油率が35%以上45%以下である。
The invention according to
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の軸受機構であって、前記環状部が、前記インナスリーブの前記一方の端面に対向して前記シャフトに取り付けられた環状部材である。
Invention of
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の軸受機構であって、前記環状部材がシール部材である。 A fourth aspect of the present invention is the bearing mechanism according to the third aspect, wherein the annular member is a seal member.
請求項5に記載の発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載の軸受機構であって、前記スリーブホルダの円筒状の側部および底部が1つの部材として形成されており、前記スリーブホルダの前記底部が、前記シャフトの先端が当接するチップ部材が配置される凹部を有する。 A fifth aspect of the present invention is the bearing mechanism according to any one of the first to fourth aspects, wherein a cylindrical side portion and a bottom portion of the sleeve holder are formed as one member, and the sleeve holder The bottom portion has a recess in which a tip member with which the tip of the shaft abuts is disposed.
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の軸受機構であって、前記凹部内において前記チップ部材がチップホルダにより保持されており、前記チップ部材および前記チップホルダが前記スリーブと対向する。 The invention according to claim 6 is the bearing mechanism according to claim 5, wherein the tip member is held by the tip holder in the recess, and the tip member and the tip holder face the sleeve. .
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の軸受機構であって、前記チップ部材が磁石であり、前記チップホルダおよび前記シャフトが磁性体である。 The invention according to claim 7 is the bearing mechanism according to claim 6, wherein the tip member is a magnet, and the tip holder and the shaft are magnetic bodies.
請求項8に記載の発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載の軸受機構であって、前記スリーブホルダの底部が、前記シャフトの先端が当接するチップ部材が配置される凹部を有し、前記凹部の全体が前記アウタスリーブの内側の領域に対向する。
The invention according to claim 8 is the bearing mechanism according to any one of
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の軸受機構であって、前記凹部内において磁石である前記チップ部材が磁性体であるチップホルダにより保持されており、前記シャフトが磁性体である。 The invention according to claim 9 is the bearing mechanism according to claim 8, wherein the tip member that is a magnet is held in the recess by a tip holder that is a magnetic body, and the shaft is a magnetic body. is there.
請求項10に記載の発明は、モータであって、請求項1ないし9のいずれかに記載の軸受機構と、電機子を有し、前記軸受機構が固定されるステータ部と、前記電機子との間でトルクを発生する界磁用磁石を有し、前記軸受機構により前記ステータ部に対して回転可能に支持されるロータ部とを備える。
The invention according to
請求項11に記載の発明は、送風ファンであって、請求項10に記載のモータと、前記モータの前記ロータ部に取り付けられ、回転によりエアの流れを発生するインペラとを備える。
The invention described in
請求項12に記載の発明は、冷却装置であって、請求項11に記載の送風ファンと、前記送風ファンからのエアの流れを受ける放熱部と、前記放熱部が接続されるとともに冷却対象に接触する冷却部とを備える。
Invention of
本発明では、アウタスリーブに多くの潤滑油を保持することにより軸受機構の長寿命化が実現されるとともに、インナスリーブの端面近傍においてシャフトに環状部を設ける空間を確保することができ、軸受機構の高さを小さくすることができる。 In the present invention, a long life of the bearing mechanism is realized by holding a large amount of lubricating oil in the outer sleeve, and a space for providing an annular portion in the shaft in the vicinity of the end surface of the inner sleeve can be secured. Can be reduced in height.
また、請求項5の発明では、スリーブホルダの円筒状の側部および底部が1つの部材として形成されるため、潤滑油の漏れを確実に防止することができ、請求項6の発明では、チップホルダの移動がスリーブに阻止されることにより軸受機構の構造を簡素化することができる。 Further, in the invention of claim 5, since the cylindrical side portion and the bottom portion of the sleeve holder are formed as one member, it is possible to reliably prevent the leakage of the lubricating oil. Since the movement of the holder is blocked by the sleeve, the structure of the bearing mechanism can be simplified.
また、請求項8の発明では凹部がアウタスリーブの内側の領域に対向することにより潤滑油の凹部への流入を抑制することができ、請求項7および9の発明ではチップ部材による磁気的吸引力により、シャフトの移動を防止するとともに振動または騒音を抑制することができる。 In the invention of claim 8, the recess faces the inner region of the outer sleeve so that the inflow of the lubricating oil into the recess can be suppressed. In the inventions of claims 7 and 9, the magnetic attractive force by the tip member Thus, the movement of the shaft can be prevented and vibration or noise can be suppressed.
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る冷却装置1の構成を示す縦断面図である。冷却装置1はいわゆるヒートシンクファンであり、送風ファン2、および、送風ファン2の下側に接続されたヒートシンク3を備える。図1では、送風ファン2の中心軸J1を含む面における断面を示しているが、切断面より奥に位置する部分についてもその一部を図示している。
FIG. 1 is a longitudinal sectional view showing a configuration of a
送風ファン2は、電動式のモータ10、モータ10の回転により中心軸J1方向にエアの流れを発生するインペラ21、および、インペラ21の側方周囲を囲む風洞部22を備える。モータ10のステータ部は風洞部22の下端から中心軸J1に垂直な方向に伸びる複数のリブ23を介して風洞部22に固定される。インペラ21はモータ10のロータ部に固定され、ロータ部の回転に伴いヒートシンク3に向かう方向に送風する。
The
ヒートシンク3は、下面にて冷却対象であるCPU等の発熱体9と接触する冷却部31、送風ファン2からのエアの流れを受ける複数のフィン321を有する放熱部32、および、送風ファン2を上方に接続するための接続部33を備える。送風ファン2の風洞部22は、接続部33により放熱部32の上方にてヒートシンク3に接続されて固定されるが、接続機構の詳細の図示は省略している。各フィン321は冷却部31から送風ファン2に向かって突出する平板となっており、冷却部31と一体に形成されている。ヒートシンク3では、発熱体9から冷却部31を介し放熱部32へと熱が伝導し、送風ファン2から送られる冷却風によって放熱部32にて放熱が行われることにより発熱体9が冷却される。
The
なお、ヒートシンク3の形状は図1に示すものには限定されず、例えば、冷却部31から送風ファン2に向かって突出する複数の熱伝導体の棒が設けられたヒートシンクであってもよい。また、冷却部および放熱部は熱的に接続されているのであれば必ずしも図1に示すように一体的に接続されている必要はなく、個別の部材として設けられてもよい。
The shape of the
図2はモータ10の縦断面図である。図2に示すように、モータ10は、固定組立体であるステータ部11、回転組立体であるロータ部12、および、ロータ部12をステータ部11に対して中心軸J1を中心に回転可能に支持する軸受機構13を備える。以下の説明では、便宜上、中心軸J1に沿ってロータ部12側を上側、ステータ部11側を下側として説明するが、中心軸J1の方向は必ずしも重力方向と一致する必要はない。
FIG. 2 is a longitudinal sectional view of the
ロータ部12は、シャフト121、シャフト121の上端部に取り付けられたロータハブ122、ロータハブ122の内側面に取り付けられた界磁用磁石123、および、ロータハブ122の下側にてシャフト121に取り付けられた円環状のシール部材124を備える。なお、後述するようにシャフト121およびシール部材124は軸受機構13の一部として捉えられてもよい。
The
ロータハブ122は、中心軸J1近傍にて中心軸J1を中心とする略円筒状であって下側に突出する取付部1221、取付部1221の上端から中心軸J1に対して垂直に広がる略円板状の円板部1222、および、円板部1222の外縁において下側に伸びる略円筒状の円筒部1223を備え、これらは1つの部材となっている。取付部1221にはシャフト121が挿入されて固定され、界磁用磁石123は円筒部1223の内側面に固定される。
The
軸受機構13が固定されるステータ部11は、ベース部111、ベース部111の中央に形成された有底円筒状のスリーブホルダ112、および、スリーブホルダ112の外側面に固定された電機子113を備える。界磁用磁石123は電機子113との間で中心軸J1を中心とするトルクを発生し、これにより、ロータ部12が回転する。スリーブホルダ112の円筒状の側部1121および底部1122は1つの部材として形成されており、さらに、ベース部111とスリーブホルダ112も1つの部材として形成されている。また、スリーブホルダ112の底部1122には後述のチップ部材133が配置される凹部1123が設けられる。なお、スリーブホルダ112は軸受機構13の一部として捉えられてもよい。
The
電機子113はスリーブホルダ112の周囲に固定されたステータコア1131、ステータコアの周囲を絶縁するインシュレータ1132、および、インシュレータ1132に巻回されたコイル1133を備える。インシュレータ1132は上端部に中心軸J1に向かって広がる円環状の抜け止め部1134を備える。抜け止め部1134の中心軸J1側の部位と下方に位置するシール部材124の外縁部とが上下方向において対向することにより、シャフト121が上方へと抜けることが防止される。
The
図3は軸受機構13を示す図である。軸受機構13は、シャフト121が挿入されるスリーブ130、シャフト121の下端部を磁気的に吸引するチップ部材133、および、チップ部材133を保持するチップホルダ134を備える。磁石であるチップ部材133は、円板状の磁石チップ1331の上面に薄板状のスラスト板1332を配置したものとなっている。また、既述のシャフト121、シール部材124、および、スリーブ130が挿入されるスリーブホルダ112も軸受機構の一部としての役割を果たす。スリーブ130はシャフト121のラジアル荷重を受け、チップ部材133はシャフト121からのスラスト荷重を受ける。
FIG. 3 is a view showing the
スリーブ130は円筒状のインナスリーブ131を円筒状のアウタスリーブ132内に挿入(圧入)したものであり、インナスリーブ131およびアウタスリーブ132は潤滑油が含浸された焼結金属体である。
The
インナスリーブ131の上端面1311は、中心軸J1方向に関してアウタスリーブ132の上端面1321よりも下方、すなわち、インナスリーブ131の下端面1312側に位置する。したがって、インナスリーブ131の上端面1311はアウタスリーブ132の内部に位置する。これにより、アウタスリーブ132の内側面、インナスリーブ131の上端面1311およびシャフト121により円環状の凹部136が形成される。そして、上下方向にてインナスリーブ131と対向するシール部材124の下部が凹部136内に配置される。
The
スリーブ130はスリーブホルダ112内に圧入または接着により固定され、インナスリーブ131の下端面1312の位置は中心軸J1方向に関してアウタスリーブ132の下端面1322と同じ位置であり、下端面1312および下端面1322はいわゆる面一となっている。一方、スリーブホルダ112の底部1122の凹部1123の径はアウタスリーブ132の内径より小さく、凹部1123の全体がアウタスリーブ132の内側の領域に対向する。換言すれば、凹部1123はスリーブ130に対してはインナスリーブ131にのみ対向する。
The
チップホルダ134は、チップ部材133の底部および外周を覆ってチップ部材133を保持する皿状となっており、凹部1123内に圧入により固定される。また、チップホルダ134は磁性体により形成され、内側にチップ部材133を保持して磁気回路を形成することにより、磁性体であるシャフト121の下端部が強い力にて下方へと吸引され、チップ部材133(正確には、磁石チップ1331上のスラスト板1332)と当接する。その結果、シャフト121の中心軸J1方向の移動が防止されるとともに騒音および/または振動が抑制される。スラスト板1332は磁石チップ1331の上面に接着剤にて固定され、耐摩耗性に優れたPEEK(ポリエーテルエーテルケトン)樹脂で形成されている。これにより、スラスト板1332とシャフト121との間の摩擦が低減され、シャフト121が滑らかに回転する。
The
凹部1123内のチップ部材133およびチップホルダ134の組み合わせは、上方への移動を係止する介在物が介在することなくその外縁がインナスリーブ131の下端面1312と直接対向する。このように、軸受機構13ではチップ部材133やチップホルダ134の上方への移動がインナスリーブ131により直接的に阻止される簡素化された構造となっている。
In the combination of the
シャフト121に取り付けられるシール部材124の下端面1241はインナスリーブ131の上端面1311と対向し、かつ、下端面1241はアウタスリーブ132の内部に位置することから、スリーブ130からシャフト121を伝わってきた潤滑油はシャフト121の回転による遠心力により下端面1241からインナスリーブ131の上端面1311やアウタスリーブ132の内側面へと飛散してスリーブ130内へと戻される。これにより、シャフト121からの潤滑油の漏れが防止される。
Since the
既述のように、インナスリーブ131およびアウタスリーブ132は多孔質の焼結金属体であり、インナスリーブ131の密度はアウタスリーブ132よりも高くなっている。具体的には、インナスリーブ131の含油率は20%以上30%以下とされ、アウタスリーブ132の含油率は35%以上45%以下とされる。より好ましくは、インナスリーブ131の含油率は22%以上28%以下とされ、アウタスリーブ132の含油率は37%以上43%以下とされる。ここで、含油率はスリーブ130の体積に対する含浸された潤滑油の体積の比であり、焼結金属体の空孔率に等しい。スリーブ130では含油率を(インナスリーブ131およびアウタスリーブ132の双方において)一般的なものよりも高くすることにより、玉軸受と同等の信頼性が実現される。
As described above, the
モータ10の駆動時には潤滑油を介してシャフト121がインナスリーブ131により滑らかに回転可能に支持される。このとき、シャフト121とインナスリーブ131との接触面における潤滑油の消耗に従って毛細管現象によりインナスリーブ131に含浸された潤滑油が接触面に自動的に供給され、軸受機構13の性能が維持される。そして、潤滑油が毛細管現象により含油率が高いアウタスリーブ132から含油率が低いインナスリーブ131へと供給される。このように、アウタスリーブ132がインナスリーブ131に対する保油機構の役割を果たすことにより、軸受機構13の潤滑油の保持期間を延ばすことができ、軸受機構13の長寿命化が実現される。
When the
また、インナスリーブ131の含油率はアウタスリーブ132より低く、かつ、凹部1123は全体がアウタスリーブ132の内側の領域に対向することから(加えて、アウタスリーブ132がスリーブホルダ112の内底面に当接することから)、アウタスリーブ132から直接凹部1123に潤滑油が移動することが防止され、凹部1123への潤滑油の流入が抑制される。特に、チップホルダ134が焼結材料で形成される場合であっても多くの潤滑油がアウタスリーブ132から流れ出すことが防止される。
Further, the oil content of the
以上に説明したように、軸受機構13では、アウタスリーブ132に多くの潤滑油を保持することにより長寿命化が実現されるとともに、インナスリーブ131の上端面1311がアウタスリーブ132内に位置することによって上端面1311近傍においてシャフト121にシール部材124を取り付ける凹部136を確保することができ、軸受機構13の高さを小さくすることができる。また、軸受機構13に滑り軸受であるスリーブ130を採用することにより、玉軸受を利用する場合に比べてモータ10および送風ファン2の低価格化も実現される。
As described above, in the
なお、スリーブ130に凹部136を設けることにより、組み立て時にスリーブ130の上下を容易に把握することができ、上下を反転した状態でスリーブ130をスリーブホルダ112に挿入してしまうことが防止される。
By providing the
また、軸受機構13では、スリーブホルダ112の円筒状の側部1121および底部1122が1つの部材として形成されるため、潤滑油の漏れを確実に防止することができ、かつ、チップホルダ134の中心軸J1方向への移動がスリーブ130により阻止されることにより軸受機構13の構造の簡素化が図られている。
Further, in the
図4は軸受機構の他の例を示す図である。図4に示す軸受機構13aでは、チップホルダ134の外縁の上端部1341がインナスリーブ131の下端面1312と当接し、他の構成は図3に示す軸受機構13と同様である。軸受機構13aでは、チップホルダ134の位置は下端面1312および凹部1123により完全に拘束されるため、チップホルダ134の中心軸J1方向の移動は完全に防止される。したがって、チップホルダ134は凹部1123に必ずしも圧入される必要はない。
FIG. 4 is a view showing another example of the bearing mechanism. In the bearing mechanism 13a shown in FIG. 4, the
図5は軸受機構のさらに他の例を示す図である。図5に示す軸受機構13bでは、インナスリーブ131の下端面1312はアウタスリーブ132の下端面1322よりも下側に位置し、凹部1123内に位置する。チップホルダ134の外縁の上端部1341はインナスリーブ131の下端面1312に当接または隙間を空けて対向する。他の構成は図3に示す軸受機構13と同様である。軸受機構13bにおいてもチップホルダ134の移動はインナスリーブ131により制限され、軸受機構13bの構造を簡素化することができるとともに、凹部1123とインナスリーブ131との間の隙間が小さくなることから凹部1123内への潤滑油の流入をさらに抑制することができる。
FIG. 5 is a view showing still another example of the bearing mechanism. In the
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、様々な変更が可能である。 As mentioned above, although embodiment of this invention has been described, this invention is not limited to the said embodiment, A various change is possible.
例えば、潤滑油の漏れを高い信頼性にて防止できるのであれば、スリーブホルダ112は複数の部材を組み合わせることにより有底円筒状に形成されてもよい。シャフト121に取り付けられる抜け止め(上記実施の形態におけるシール部材124に対応する。)は、スリーブ130の下方に設けられてもよい。また、スリーブホルダ112はベース部111と別部材とされてもよい。
For example, the
上記実施の形態では、シール部材124は1つの環状部材としてシャフト121に取り付けられるが、シャフト121に取り付けられる環状部材は抜け止めとしての役割を果たす部材であってもよく、抜け止めとオイルシールの双方の機能を有するものであってもよい。また、独立した環状部材としてではなく、シャフト121が挿入される取付部1221の下端に径方向外方に広がる環状部が取付部1221と一体となって設けられてもよい。さらには、このような環状部がシャフト121と一体的に設けられてもよい。すなわち、シャフト121から径方向外方に広がる環状部は、インナスリーブ131の上端面1311に対向して様々な態様にてシャフト121上に設けられてよく、環状部の上端面1311に対向する面をアウタスリーブ132の内部に位置させることにより、軸受機構13の高さを小さくすることが実現される。
In the above-described embodiment, the
上記実施の形態に係るモータ10では、チップ部材133によるシャフト121の吸引によりロータ部12の中心軸J1方向の位置が固定されるが、界磁用磁石123の磁気的中心を電機子113の磁気的中心よりも上方に位置させることによりロータ部12が下方に引き寄せられてもよい。モータ10は電機子の内側に界磁用磁石が配置されたインナロータ型であってもよい。
In the
上記実施の形態に係る送風ファン2はヒートシンクを有する冷却装置としての用途に限らず、他の冷却装置や換気等の様々な用途に利用されてもよい。また、送風ファンによる送風は軸方向には限定されず、いわゆる遠心ファンやターボファン等にスリーブ130を有する軸受機構13が利用されてもよい。さらに、モータ10は送風ファンの駆動源としてだけでなく、様々な他の種類の駆動源として利用されてもよい。
The
1 冷却装置
2 送風ファン
10 モータ
11 ステータ部
12 ロータ部
13 軸受機構
21 インペラ
31 冷却部
32 放熱部
112 スリーブホルダ
113 電機子
121 シャフト
123 界磁用磁石
124 シール部材
130 スリーブ
131 インナスリーブ
132 アウタスリーブ
133 チップ部材
134 チップホルダ
1121 (スリーブホルダの)側部
1122 (スリーブホルダの)底部
1123 凹部
1311 (インナスリーブの)上端面
1241 (シール部材の)下端面
DESCRIPTION OF
Claims (12)
潤滑油が含浸された円筒状の焼結金属体であるアウタスリーブと、潤滑油が含浸された円筒状の焼結金属体であり、含油率が前記アウタスリーブよりも低く、前記アウタスリーブ内に挿入されるとともに一方の端面が前記アウタスリーブの内部に位置するインナスリーブとを備えるスリーブと、
前記スリーブに挿入されたシャフトと、
前記スリーブが挿入される有底円筒状のスリーブホルダと、
前記インナスリーブの前記一方の端面に対向して前記シャフト上に設けられ、前記シャフトから径方向外方に広がるとともに前記一方の端面に対向する面が前記アウタスリーブの内部に位置する環状部と、
を備えることを特徴とする軸受機構。 A bearing mechanism used for a motor,
An outer sleeve that is a cylindrical sintered metal body impregnated with lubricating oil, and a cylindrical sintered metal body that is impregnated with lubricating oil, and the oil content is lower than that of the outer sleeve. A sleeve provided with an inner sleeve that is inserted and has one end face located inside the outer sleeve;
A shaft inserted into the sleeve;
A bottomed cylindrical sleeve holder into which the sleeve is inserted;
An annular portion that is provided on the shaft so as to face the one end surface of the inner sleeve, extends radially outward from the shaft, and a surface facing the one end surface is located inside the outer sleeve;
A bearing mechanism comprising:
前記インナスリーブの含油率が20%以上30%以下であり、前記アウタスリーブの含油率が35%以上45%以下であることを特徴とする軸受機構。 The bearing mechanism according to claim 1,
The bearing mechanism is characterized in that an oil content of the inner sleeve is 20% or more and 30% or less, and an oil content of the outer sleeve is 35% or more and 45% or less.
前記環状部が、前記インナスリーブの前記一方の端面に対向して前記シャフトに取り付けられた環状部材であることを特徴とする軸受機構。 The bearing mechanism according to claim 1 or 2,
The bearing mechanism, wherein the annular portion is an annular member attached to the shaft so as to face the one end surface of the inner sleeve.
前記環状部材がシール部材であることを特徴とする軸受機構。 The bearing mechanism according to claim 3,
A bearing mechanism in which the annular member is a seal member.
前記スリーブホルダの円筒状の側部および底部が1つの部材として形成されており、前記スリーブホルダの前記底部が、前記シャフトの先端が当接するチップ部材が配置される凹部を有することを特徴とする軸受機構。 The bearing mechanism according to any one of claims 1 to 4,
A cylindrical side portion and a bottom portion of the sleeve holder are formed as one member, and the bottom portion of the sleeve holder has a recess in which a tip member with which the tip of the shaft abuts is disposed. Bearing mechanism.
前記凹部内において前記チップ部材がチップホルダにより保持されており、前記チップ部材および前記チップホルダが前記スリーブと対向することを特徴とする軸受機構。 The bearing mechanism according to claim 5,
A bearing mechanism characterized in that the tip member is held by a tip holder in the recess, and the tip member and the tip holder face the sleeve.
前記チップ部材が磁石であり、前記チップホルダおよび前記シャフトが磁性体であることを特徴とする軸受機構。 The bearing mechanism according to claim 6,
The bearing mechanism, wherein the tip member is a magnet, and the tip holder and the shaft are magnetic bodies.
前記スリーブホルダの底部が、前記シャフトの先端が当接するチップ部材が配置される凹部を有し、
前記凹部の全体が前記アウタスリーブの内側の領域に対向することを特徴とする軸受機構。 The bearing mechanism according to any one of claims 1 to 4,
The bottom of the sleeve holder has a recess in which a tip member with which the tip of the shaft abuts is disposed;
The bearing mechanism characterized in that the whole of the concave portion is opposed to an inner region of the outer sleeve.
前記凹部内において磁石である前記チップ部材が磁性体であるチップホルダにより保持されており、
前記シャフトが磁性体であることを特徴とする軸受機構。 The bearing mechanism according to claim 8, wherein
In the recess, the tip member that is a magnet is held by a tip holder that is a magnetic body,
A bearing mechanism in which the shaft is made of a magnetic material.
請求項1ないし9のいずれかに記載の軸受機構と、
電機子を有し、前記軸受機構が固定されるステータ部と、
前記電機子との間でトルクを発生する界磁用磁石を有し、前記軸受機構により前記ステータ部に対して回転可能に支持されるロータ部と、
を備えることを特徴とするモータ。 A motor,
A bearing mechanism according to any one of claims 1 to 9,
A stator portion having an armature, to which the bearing mechanism is fixed;
A rotor portion having a field magnet for generating torque with the armature, and rotatably supported with respect to the stator portion by the bearing mechanism;
A motor comprising:
請求項10に記載のモータと、
前記モータの前記ロータ部に取り付けられ、回転によりエアの流れを発生するインペラと、
を備えることを特徴とする送風ファン。 A blower fan,
A motor according to claim 10;
An impeller attached to the rotor portion of the motor and generating an air flow by rotation;
A blower fan comprising:
請求項11に記載の送風ファンと、
前記送風ファンからのエアの流れを受ける放熱部と、
前記放熱部が接続されるとともに冷却対象に接触する冷却部と、
を備えることを特徴とする冷却装置。 A cooling device,
A blower fan according to claim 11,
A heat dissipating part that receives a flow of air from the blower fan; and
A cooling unit which is connected to the cooling target and connected to the cooling unit;
A cooling device comprising:
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2007049904A JP2008215391A (en) | 2007-02-28 | 2007-02-28 | Bearing mechanism, motor, air blowing fan and cooling system |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2007049904A JP2008215391A (en) | 2007-02-28 | 2007-02-28 | Bearing mechanism, motor, air blowing fan and cooling system |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2008215391A true JP2008215391A (en) | 2008-09-18 |
Family
ID=39835680
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2007049904A Withdrawn JP2008215391A (en) | 2007-02-28 | 2007-02-28 | Bearing mechanism, motor, air blowing fan and cooling system |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2008215391A (en) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012124981A (en) * | 2010-12-06 | 2012-06-28 | Tokyo Parts Ind Co Ltd | Brushless motor |
| US8546987B2 (en) | 2009-09-18 | 2013-10-01 | Johnson Electric S.A. | Brushless DC motor |
| JP2017106557A (en) * | 2015-12-10 | 2017-06-15 | 東京パーツ工業株式会社 | Brushless motor |
-
2007
- 2007-02-28 JP JP2007049904A patent/JP2008215391A/en not_active Withdrawn
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|---|---|---|---|---|
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| JP2012124981A (en) * | 2010-12-06 | 2012-06-28 | Tokyo Parts Ind Co Ltd | Brushless motor |
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