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JP2008213791A - 駐車支援方法及び駐車支援装置 - Google Patents

駐車支援方法及び駐車支援装置 Download PDF

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JP2008213791A
JP2008213791A JP2007057775A JP2007057775A JP2008213791A JP 2008213791 A JP2008213791 A JP 2008213791A JP 2007057775 A JP2007057775 A JP 2007057775A JP 2007057775 A JP2007057775 A JP 2007057775A JP 2008213791 A JP2008213791 A JP 2008213791A
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parking
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JP2007057775A
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Toshihiro Mori
俊宏 森
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Aisin AW Co Ltd
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Aisin AW Co Ltd
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Abstract

【課題】目標駐車枠の周囲状況に応じた補助線を描画できる駐車支援方法及び駐車支援装置を提供する。
【解決手段】自車両を目標駐車領域に誘導する駐車支援ユニット2は、目標駐車枠と隣り合う隣接駐車枠に他車両又は障害物が存在するか否かを判断し、隣接駐車枠に他車両又は障害物がないと判断した場合に、自車両の旋回可能領域を示す内側補助線を、隣接駐車枠を通る位置に描画する。
【選択図】図1

Description

本発明は、駐車支援方法及び駐車支援装置に関する。
従来より、車両後方を撮影した映像をディスプレイに表示する駐車支援装置が知られている。この装置は、車両後端に取り付けられた車載カメラから画像データを入力し、その画像データに基づく周辺画像を運転席近傍に設けられたディスプレイに出力する。さらに、車両を駐車枠まで誘導するための補助線を出力して、周辺画像に重ねる(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
特許文献1では、車両の最大舵角の車両軌跡線を目標駐車枠に接しない範囲で移動させることにより、駐車枠の手前に確保される走行スペースが小さくても、隣接車両に接触せずに自車両を目標駐車枠に駐車させる装置が記載されている。
また、特許文献2では、最小半径で駐車枠に向かって旋回する場合の後退開始領域を特定し、フロントガラスに表示する装置が記載されている。
特開2006−117165号公報 特開2006−160147号公報
しかし、上記した各装置は、目標駐車枠の幅や奥行き等を示す座標を画像処理により取得し、目標駐車枠に沿った推奨進路を表示することで駐車支援を行うが、目標駐車枠の周辺の状況を考慮していない。即ち、目標駐車枠に隣接する駐車枠に他車両がない場合、自車両が目標駐車枠まで後退する際に、その隣接する駐車枠も後退可能な進路として利用可能であるにも関わらず、有効に利用されていない。このため、ステアリング操作が煩雑になる等、却って駐車操作が難しくなる可能性もある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、目標駐車枠の周囲状況に応じた補助線を描画できる駐車支援方法及び駐車支援装置を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、自車両を目標駐車領域に誘導する駐車支援方法において、前記目標駐車領域と隣り合う隣接駐車領域に障害物が存在するか否かを判断し、前記隣接駐車領域に障害物がないと判断した場合に、該隣接駐車領域を前記自車両の旋回可能領域に含め、前記自車両の旋回可能領域を示す補助線を該隣接駐車領域を通る位置に描画することを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、自車両を目標駐車領域に誘導する駐車支援装置において、前記目標駐車領域と隣り合う隣接駐車領域に障害物が存在するか否かを判断するスペース判断手段と、前記隣接駐車領域に障害物がないと判断した場合に、該隣接駐車領域を前記自車両の旋回可能領域に含め、該旋回可能領域を示す補助線を該隣接駐車領域を通る位置に描画する補助線描画手段とを備えたことを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の駐車支援装置において、前記目標駐車領域は、車両を横並びに停める並列駐車の際の駐車領域であって、前記補助線描画手段は、旋回内側に位置する前記隣接駐車領域に障害物がないと判断した場合に、該隣接駐車領域の
前端のうち、前記目標駐車領域の反対側の端部と、前記目標駐車領域の後端のうち、該隣接駐車領域側の端部とを通る前記補助線を描画することを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項2又は3に記載の駐車支援装置において、前記自車両の舵角に基づき、予想軌跡線を描画する予想軌跡線描画手段をさらに備え、前記補助線描画手段は、一対の前記各補助線を描画し、内側補助線及び外側補助線に囲まれた領域内に前記予想軌跡線がある場合には、該内側補助線及び該外側補助線を表示し、前記予想軌跡線の少なくとも一部が該内側補助線及び該外側補助線に囲まれた領域からはみ出した場合には、該内側補助線及び該外側補助線を消去又はトーンダウンすることを要旨とする。
請求項5に記載の発明は、請求項2〜4のいずれか1項に記載の駐車支援装置において、前記補助線描画手段は、前記目標駐車領域の前端のうち、前記隣接駐車領域の反対側且つ旋回外側に位置する端部を通る位置に外側補助線を描画することを要旨とする。
請求項6に記載の発明は、請求項2〜5のいずれか1項に記載の駐車支援装置において、前記自車両の周囲にある障害物を検出する障害物検出手段をさらに備え、前記補助線描画手段は、前記自車両の周囲に障害物が検出された際に、該障害物及び前記自車両の相対距離を取得し、該相対距離に基づき、該障害物を回避し、且つ最も外側となる位置に外側補助線を描画することを要旨とする。
請求項1に記載の発明によれば、隣接駐車領域に障害物がないと判断した際に、該隣接駐車領域を用いて、自車両の旋回可能領域を示す補助線を描画するようにした。このため、目標駐車領域の隣にスペースが空いているにも関わらず、無理な旋回を誘導しないので、運転に不慣れなドライバーでも、容易に駐車操作を行うことができる。
請求項2に記載の発明によれば、駐車支援装置は、隣接駐車領域に障害物がないと判断した際に、該隣接駐車領域を用いて、自車両の旋回可能領域を示す補助線を描画するようにした。このため、目標駐車領域の隣にスペースが空いているにも関わらず、無理な旋回を誘導しないので、運転に不慣れなドライバーでも、容易に駐車操作を行うことができる。
請求項3に記載の発明によれば、隣接駐車領域に障害物がないと判断した場合には、旋回内側に位置する隣接駐車領域の前端のうち、前記目標駐車領域の反対側の端部と、前記目標駐車領域の後端のうち、前記隣接駐車領域側の端部とを通る補助線を描画する。このため、空きスペースである隣接駐車領域を最大限に利用することができる。
請求項4に記載の発明によれば、予想軌跡線が各補助線の間にある場合には、各補助線が表示され、予想軌跡線が各補助線の間にない場合には、各補助線が非表示又はトーンダウンして表示される。このため、補助線が非表示又はトーンダウンした場合には、周囲の障害物に注意を向け、進路を変更することができる。
請求項5に記載の発明によれば、外側補助線は、目標駐車領域の前端のうち、前記隣接駐車領域の反対側且つ旋回外側に位置する端部を通る位置に表示される。このため、目標駐車領域の両側の隣接駐車領域のうち、旋回外側にある隣接駐車領域の障害物に接触しない範囲を示すことができる。
請求項6に記載の発明によれば、自車両の周囲に障害物が検出された際に、障害物及び自車両の相対距離に基づき、障害物を回避できる外側補助線が表示される。このため、隣接駐車領域の障害物だけでなく、旋回途中で接触する可能性のある障害物を回避すること
ができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜図10に従って説明する。図1は、駐車支援システム1のブロック図である。駐車支援システム1は、駐車支援装置としての駐車支援ユニット2を有している。駐車支援ユニット2は、自車位置演算部10、入力インターフェース(I/F)11、画像入力部12、障害物検出手段としての障害物検出部13、俯瞰変換部14、画像合成部16、スペース判断手段としての駐車枠認識部17、予想軌跡線描画手段としての予想軌跡線演算部18、補助線描画手段としての補助線演算部19を備えている。
自車位置演算部10は、車速センサ20及びジャイロ21から車速パルス及び方位検出信号を入力し、基準位置からの移動距離及び移動方向を算出する。画像入力部12は、自車両C1(図2参照)の後端に取り付けられたカメラ25を制御して撮影を行う。カメラ25は、車両後方であって、車両後端から所定距離範囲を撮影可能に取り付けられている。画像入力部12は、自車両C1に設けられたニュートラルスタートスイッチ22から、リバースを示すシフトポジション信号を入力すると、カメラ25を制御して撮影を行う。また、自車位置演算部10に基づき、自車両C1の後退中に所定のタイミングで撮影を行い、画像データGを取得する。
障害物検出部13は、自車両C1の周囲に存在する障害物を検出する。ここでは、障害物検出部13は、自車両C1に取り付けられた障害物検出センサ24(図1参照)に基づき、障害物の有無及び障害物までの距離を取得する。障害物検出センサ24は、超音波センサ、ミリ波レーダ、レーザレーダ、画像処理センサ等の公知のセンサを用いることができる。また、障害物検出センサ24は、自車両C1の前方左側、前方右側、後方左側、後方右側等の位置に取り付けられている。
俯瞰変換部14は、画像入力部12から画像データGを取得して、座標変換を行う。具体的には、予め記憶した俯瞰変換テーブルを参照して、画像データGの各画素の座標を、俯瞰変換テーブルによって紐付けられた変換先の座標に変換する。これにより、カメラ視点で撮影された画像データGは、路面に対して鉛直方向上方の位置に設定された視点から路面を鳥瞰した俯瞰データG1に変換される。
俯瞰データG1を生成すると、俯瞰変換部14は、俯瞰データ記憶部15に俯瞰データG1を書き込む。このとき、俯瞰変換部14は、予め確保されたメモリ領域のうち、その俯瞰データG1を撮影した車両位置に対応する領域に俯瞰データG1を書き込む。さらに自車両C1が後退すると、その度に異なる領域の路面を描画した俯瞰データG1が生成される。このため、俯瞰変換部14は、異なる領域を描画した各俯瞰データG1を、それぞれ異なる領域に書き込むことにより、俯瞰データG1を合成する。このように書き込んだ俯瞰データG1の数が増えるに従い、車両周辺の路面のデータが俯瞰データ記憶部15に蓄積されていく。
画像合成部16は、俯瞰データ記憶部15に記憶された俯瞰データG1のうち、現在のカメラ25の死角に相当する所定領域の俯瞰データG1を読み出す。さらに、この俯瞰データG1と、カメラ25から新たに取得した画像データG(以下、現在画像データG2という)とを合成し、図2に示すような合成データG3を生成する。このとき、画像合成部16は、現在のカメラ25の死角に相当する領域の俯瞰データG1を読み出し、この俯瞰データG1と現在画像データG2とを合成する。合成データG3を生成すると、画像合成部16は、表示手段としてのディスプレイ5に合成データG3を出力する。これにより、俯瞰データG1に基づく過去画像31と、現在画像データG2に基づく現在画像32とか
らなる合成画像33が表示される。合成画像33には、路面に標示された白線や障害物が表示される。
また、図2に示すように、画像合成部16は、合成データG3のうち、自車両C1の現在位置に相当する所定位置に、車両画像データ16a(図1参照)を出力し、自車画像35を表示する。本実施形態では、ディスプレイ5の画像表示範囲R1のうち、上方中央の位置に自車画像35を表示する。
駐車枠認識部17は、俯瞰データ記憶部15に書き込まれた俯瞰データG1を読み出して、公知の処理方法により駐車枠を認識する。例えば、俯瞰データG1又は現在画像データG2に対しエッジ検出を行い、平行な1対のエッジによって囲まれた領域を駐車枠にしてもよい。又は、図示しない記憶部に各地の駐車場マップを格納し、自車位置に対応する駐車場マップを読み出して、その駐車場マップと自車位置とを参照し、車両周辺の駐車枠を検出しても良い。或いは、駐車場マップと、現在画像データG2又は俯瞰データG1とを用いてテンプレートマッチングを行い、車両周辺の駐車枠を検出してもよい。又は、現在画像データG2又は俯瞰データG1等に基づき、他車両C2を認識して、他車両C2が駐車しているスペース及び他車両C2の間の空きスペースを駐車枠として認識してもよい。
また、駐車枠認識部17は、自車両C1が進入する目標駐車領域としての目標駐車枠F1を設定する。例えば、タッチパネル式のディスプレイ5において、ユーザの操作により画面上で駐車枠が指定された場合には、指定された駐車枠を目標駐車枠F1とする。或いは、自車両C1の舵角に基づき自車両C1の予想軌跡線に近い駐車枠を目標駐車枠F1としてもよい。
また、駐車枠認識部17は、目標駐車枠F1と隣り合った隣接駐車領域としての隣接駐車枠F2に他車両C2(図3参照)を含む障害物があるか否かを判断する。尚、目標駐車枠F1及び隣接駐車枠F2は、自車両C1を横並びに停める並列駐車の際の駐車領域である。隣接駐車枠F2は、白線100で区画されていても良いし、白線100で区画されていなくてもよい。例えば駐車枠認識部17は、目標駐車枠F1の認識の際に隣接駐車枠F2も検出した場合に、現在画像データG2又は俯瞰データG1を用いて公知の画像認識を行い、その隣接駐車枠F2の位置にある障害物の有無を判断する。又は、目標駐車枠F1の縦線から所定距離範囲に障害物があるか否かを画像認識するようにしてもよい。或いは、駐車枠認識部17は、自車両C1に備えられた障害物検出センサ24(図1参照)を用いて、障害物を検出するようにしてもよい。
予想軌跡線演算部18は、合成画像33上に公知の処理方法によりガイド指標としての予想軌跡線36を車両後端から所定距離だけ描画する。例えば、ステアリングセンサ23からステアリング値を取得し、このステアリング値を前輪舵角に変換する。また、前輪舵角とホイールベースの長さから旋回半径を算出し、その旋回半径から旋回中心点を特定する。さらに、旋回中心点から各後輪までの距離を各後輪の旋回半径とし、旋回中心点を中心に各後輪の予想軌跡線の代表点を演算する。代表点の座標を演算すると、予想軌跡線演算部18は、各代表点の間を曲線又は直線で描画した予想軌跡線36を合成画像33上に描画する。
補助線演算部19は、自車両C1の旋回可能領域を示す補助線Aを描画する。図3に示すように、外側補助線AOは、自車両C1が他車両C2等の障害物に接触せずに後退する際の最も外側となる前輪の旋回軌跡を示す。内側補助線AIは、自車両C1の最も内側となる後輪の旋回軌跡である。自車両C1は、外側補助線AO及び内側補助線AIで囲まれた領域内に予想軌跡線36がある場合に、他車両C2等の障害物に接触せずに後退するこ
とができる。
外側補助線AOの描画座標を演算する際は、補助線演算部19は、ステアリングセンサ23からステアリング値を取得し、自車両C1の旋回方向を判断し、旋回外側となる前輪を判断する。図3に示すように、自車両C1が目標駐車枠F1に向かって左側に旋回する際には、さらに各前輪のうち右側の前輪が旋回外側となると判断し、障害物検出部13に基づき、自車両C1の右側方及び右側方の障害物を検出する。
図3に示すように、自車両C1の右側方に壁101がある場合、障害物検出部13に基づき、自車両C1の右前輪及び壁101の相対距離D1を算出する。また、駐車枠認識部17により、目標駐車枠F1の入口となる前端のうち、隣接駐車枠F2の反対側且つ旋回外側に位置する端部としての外側前端点P2の座標を取得する。このとき、目標駐車枠F1を区画する一対の白線100のうち、自車両C1から遠い白線100の外側前端点P2の座標を取得するようにしてもよい。
さらに、自車両C1がとり得る外側前端点P2を通る旋回軌跡のうち、壁101と接触せず、自車両C1からみて最も外側となる旋回軌跡を求め、最も外側となる旋回軌跡を外側補助線AOとする。例えば、壁101のうち、自車両C1の前輪に最も近い距離に点P1をとり、点P1と外側前端点P2とを接続した線分の垂直二等分線を算出する。さらに、その垂直二等分線上に旋回中心をとった際に、最も外側になる軌跡を外側補助線AOの座標とする。このとき、自車両C1の最大舵角の際の旋回軌跡を外側補助線AOとしてもよい。また、外側補助線AOは、車両前方付近から目標駐車枠F1まで描画する。
また、内側補助線AIを描画する際には、補助線演算部19は、隣接駐車枠F2が空いている場合に、隣接駐車枠F2を自車両C1の旋回可能領域に含め、内側補助線AIを該隣接駐車枠F2を通る位置に描画する。詳述すると、まず、駐車枠認識部17に基づき、目標駐車枠F1の旋回内側に位置する隣接駐車枠F2に他車両C2等の障害物が存在するか否かを判断する。図3に示すように、隣接駐車枠F2に障害物が存在しない場合には、補助線演算部19は、隣接駐車枠F2のスペースも利用する。具体的には、補助線演算部19は、旋回内側に位置する隣接駐車枠F2の前端のうち、目標駐車枠F1の反対側の端部としての隣接枠前端点P3の座標を算出する。また、目標駐車枠F1の後端のうち、該隣接駐車枠F2側の端部としての後端点P4の座標を取得する。尚、後端点P4は、隣接駐車枠F2の後端のうち、目標駐車枠F1側且つ旋回内側に位置する後端点、換言すると隣接枠前端点P3の対角線上にある後端点にしてもよい。
さらに、補助線演算部19は、駐車枠認識部17に基づき、目標駐車枠F1の幅W及び長さLを取得し、隣接枠前端点P3及び後端点P4を通る旋回軌跡を算出する。具体的には、補助線演算部19は、予め設定した式に幅W及び長さLを代入して、半径Rを求める。即ち、図4に示すように、旋回中心Pcを目標駐車枠F1及び隣接駐車枠F2の後端Fbの延長線上にとると、旋回中心Pc、隣接枠前端点P3、後端点P4を頂点とする直角三角形において、R=L+(R−W)が成り立つ。この式に、目標駐車枠F1の幅W及び長さLを代入すると半径Rを求める。即ち半径Rは、{R=(D+W)/2W}に幅W及び長さLを代入した値となる。尚、図4は、目標駐車枠F1を白線100のエッジEGで示している。
内側補助線AIの半径Rを算出すると、補助線演算部19は、旋回中心Pcを目標駐車枠F1の後端Fbの延長線上に設定し、隣接枠前端点P3及び後端点P4を通り、半径Rの円を算出する。そして、画像表示範囲R1内のうち、車両前方から、後端点P4までの長さを、内側補助線AIとする。
また、補助線演算部19は、予想軌跡線演算部18から予想軌跡線36の座標を取得して、予想軌跡線36が外側補助線AO及び内側補助線AIで囲まれた領域に含まれるか否かを判断する。図3に示すように内側補助線AI及び外側補助線AOに囲まれた領域内に予想軌跡線36がある場合、外側補助線AO及び内側補助線AIを描画する。
また、予想軌跡線36の少なくとも一部が内側補助線AI及び外側補助線AOの外側にはみ出した場合には、内側補助線AI及び外側補助線AOを消去又はトーンダウンして表示し、現在のステアリング角度のまま後退すると壁101等の障害物に接触する可能性があることを示す。トーンダウンした補助線Aは、半透明、グレー系色、点線、又は通常の補助線Aの太さよりも細い細線で描画される。
一方、図5に示すように、隣接駐車枠F2に他車両C2等の障害物が存在している場合、補助線演算部19は、障害物が無い場合と同じように、外側補助線AOを算出する。内側補助線AIを算出する際は、駐車枠認識部17に基づき、目標駐車枠F1の入口となる前端であって、旋回内側の内側前端点P5の座標を取得する。さらに、内側前端点P5を通り、最小半径の旋回軌跡の座標を算出し、その旋回軌跡を内側補助線AIとする。この場合にも、内側補助線AI及び外側補助線AOの間に予想軌跡線36が位置するか否かを判断し、予想軌跡線36が内側補助線AI及び外側補助線AOの間に位置すると判断した場合には、内側補助線AI及び外側補助線AOを表示する。また、予想軌跡線36が内側補助線AI及び外側補助線AOの間の領域からはみ出した場合には、内側補助線AI及び外側補助線AOを消去又はトーンダウンして表示する。
次に、本実施形態の処理手順について、図6〜図8に従って説明する。図6は、本実施形態のメインフローである。駐車支援ユニット2に電源が供給されると、駐車支援ユニット2はシステムを初期化し(ステップS1)、駐車支援を開始するための開始トリガの入力を待機する(ステップS2)。本実施形態では、自車両C1のシフトレバーの切替によって生じる電気的信号であるシフトポジション信号であって、リバースを示す信号を開始トリガとする。
開始トリガを入力したと判断すると(ステップS2においてYES)、カメラ画像表示処理(ステップS3)、予想軌跡線描画処理(ステップS4)、補助線描画処理(ステップS5)を行う。そして、補助線描画処理(ステップS5)を終了すると、終了トリガの有無を判断する(ステップS6)。終了トリガは、リバース以外のシフトポジションを示すシフトポジション信号である。終了トリガを入力すると(ステップS6においてYES)、駐車支援を終了する。終了トリガを入力しない場合には(ステップS6においてNO)、ステップS3に戻り、処理を繰り返す。
カメラ画像表示処理について図7に従って説明する。図7に示すように、画像入力部12は、カメラ25を制御して車両後方を撮影した画像データGを取得する(ステップS3−1)。
俯瞰変換部14は、上記したように俯瞰変換テーブルを用い、取得した画像データGの座標変換を行う(ステップS3−2)。これにより、路面に対して鉛直方向上方の視点から路面を鳥瞰した俯瞰データG1が生成される。
また、俯瞰変換部14は、生成した俯瞰データG1を俯瞰データ記憶部15に書き込む(ステップS3−3)。このとき、上記したように、俯瞰データ記憶部15のメモリ領域のうち、その俯瞰データG1を撮影した位置に対応する領域に俯瞰データG1を書き込こむ。
さらに、画像合成部16は、俯瞰データG1を用いて描画処理を行う(ステップS3−4)。このとき、上記したように、例えば、俯瞰データ記憶部15に書き込まれた俯瞰データG1のうち、現在のカメラ25の死角である所定領域を抽出する。また、この抽出データと、現在画像データG2とを合成して、合成データG3を生成する。また、画像表示範囲R1のうち、上記初期描画位置に、車両画像データ16aに基づく自車画像35を描画する。その結果、図9(a)に示すように、合成画像33がディスプレイ5の画面に表示される。
このようにカメラ画像取込処理を終了すると、予想軌跡線演算部18が、上記したように予想軌跡線描画処理を行う(ステップS6)。その結果、図9(a)に示すように、予想軌跡線36が合成画像33及び自車画像35に重畳される。
予想軌跡線36を描画すると、補助線描画処理を行う。この補助線描画処理について図8に従って説明する。まず、駐車枠認識部17は、目標駐車枠F1が設定済みであるか否かを判断する(ステップS5−1)。目標駐車枠F1が設定済みであると判断すると(ステップS5−1においてYES)、ステップS5−3に進む。目標駐車枠F1が設定済みでないと判断すると(ステップS5−1においてNO)、上記したように目標駐車枠F1を設定し(ステップS5−2)、ステップS5−3に進む。
ステップS5−3では、補助線演算部19は、旋回方向を決定する。図3に示すように、自車両C1の左後方に目標駐車枠F1がある場合には、補助線演算部19は、旋回方向が左であると判断する。
また、補助線演算部19は、予め設定した目標駐車枠F1の隣に空きスペースがあるか否かを判断する(ステップS5−4)。ここでは、駐車枠認識部17が、現在画像データG2又は俯瞰データG1に対して画像処理を行うことにより、目標駐車枠F1に隣り合う隣接駐車枠F2に障害物が存在するか否かを判断する。
隣接駐車枠F2に障害物がないと判断した場合には(ステップS5−4においてYES)、目標駐車枠F1の後端から内側補助線AIを演算する(ステップS5−5)。具体的には、上記したように、目標駐車枠F1の後端点P4及び隣接枠前端点P3の座標と、隣接駐車枠F2の幅W及び長さLを取得する。また、隣接駐車枠F2の幅W及び長さLを、上記した式に代入し、内側補助線AIの半径Rを求める。さらに、後端点P4及び隣接枠前端点P3を通る半径Rの軌跡の座標を算出する。
隣接駐車枠F2に障害物があると判断した場合には(ステップS5−4においてNO)、補助線演算部19は、目標駐車枠F1の前端から内側補助線AIを演算する(ステップS5−6)。即ち、図5に示すように、目標駐車枠F1の内側前端点P5の座標を取得し、内側前端点P5を通る最小半径の旋回軌跡を求める。
内側補助線AIの座標を算出すると、補助線演算部19は、上記したように外側補助線AOを演算する(ステップS5−7)。このとき、障害物検出部13に基づき、自車両C1の周囲の障害物を検出し、障害物が検出された場合には、その障害物に接触せず、目標駐車枠F1の外側前端点P2を通る最も外側の旋回軌跡を外側補助線AOとする。
さらに、補助線演算部19は、各補助線A内に自車両C1及び予想軌跡線36があるか否かを判断する(ステップS5−8)。このとき、補助線演算部19は、各補助線Aの代表点(例えば始点、終点や中間点)の座標と、予想軌跡線36及び自車両C1の代表点の座標とを比較して、各補助線Aで囲まれた内側の領域に予想軌跡線36及び自車両C1があるか否かを判断する。
図3に示すように、外側補助線AO及び内側補助線AIの間に予想軌跡線36があると判断した場合(ステップS5−8においてYES)、ステップS5−5〜S5−7で算出した座標に基づき、補助線Aを表示する(ステップS5−9)。一方、ステップS5−8において、各補助線Aの間の領域から予想軌跡線36がはみ出したと判断すると(ステップS5−8においてNO)、補助線Aを消去又はトーンダウンする(ステップS5−10)。これにより、例えば図10に示すように、点線表示された補助線Aが駐車支援画面40上に描画される。
補助線描画処理を終了すると、図6に示すように、終了トリガの有無を判断し(ステップS6)、終了トリガを入力しない場合には(ステップS6においてNO)、ステップS3に戻り、以下、カメラ画像表示処理(ステップS3)、予想軌跡線描画処理(ステップS4)、補助線描画処理(ステップS5)を繰り返す。
駐車支援ユニット2が上記処理を繰り返すことにより、図9(b)に示すように、自車両C1が後退するに伴い、予想軌跡線36が目標駐車枠F1に接近する。このとき、障害物がない隣接駐車枠F2にはみ出しても、各補助線Aの間に予想軌跡線36が表示されているため、ドライバーは、現在のステアリング角度を維持する限り、自車両C1が、他車両C2や壁101等の障害物に接触しないと判断することができる。このため、駐車操作に不慣れなドライバーでも、予想軌跡線36を各補助線Aの間に位置するようにステアリング操作を行うことにより、安全に後退することができる。
さらに自車両C1が後退すると、図9(c)に示すように、自車画像35が目標駐車枠F1に進入する。このとき、自車画像35が各補助線Aの間にあるため、自車両C1の一部を、障害物がない隣接駐車枠F2に進入させて、スペースを有効に利用しながら自車両C1を後退させることができる。
そして、図9(d)に示すように、自車画像35が目標駐車枠F1内への進入が完了すると、ドライバーはシフトレバーを操作して、シフトポジションをリバースから他のポジションに切り替える。これにより、駐車支援ユニット2は、終了トリガを入力した徒判断して(ステップS6においてYES)、処理を終了する。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)上記実施形態では、隣接駐車枠F2に他車両C2等の障害物がない場合に、隣接駐車枠F2を、自車両C1の移動可能範囲内に含め、旋回の限界を示す内側補助線AIを隣接駐車枠F2を通る位置に描画するようにした。このため、目標駐車枠F1の隣にスペースが空いているにも関わらず、無理な旋回を誘導しないので、運転に不慣れなドライバーでも、容易に駐車操作を行うことができる。
(2)上記実施形態では、内側補助線AIを、隣接駐車枠F2の前端のうち旋回内側の隣接枠前端点P3と目標駐車枠F1の後端のうち旋回内側の後端点P4とを通る位置に、内側補助線AIを描画するようにした。このため、空きスペースである隣接駐車枠F2を最大限に利用することができる。
(3)上記実施形態では、内側補助線AI及び外側補助線AOに囲まれた領域内に予想軌跡線36がある場合には、該内側補助線AI及び該外側補助線AOを表示し、予想軌跡線36の少なくとも一部が該内側補助線AI及び該外側補助線AOの外側にはみ出した場合には、該内側補助線AI及び該外側補助線AOを消去又はトーンダウンする。このため、補助線が消去又はトーンダウンされた場合に、周囲の障害物への注意を喚起することができ、進路を変更を促ことができる。
(4)上記実施形態では、外側補助線AOを、目標駐車枠F1の前端のうち旋回外側の外側前端点P2を通る位置に描画する。このため、目標駐車枠F1の両側の隣接駐車枠F2のうち、旋回外側にある隣接駐車枠F2の障害物に接触しない範囲を示すことができる。
(5)上記実施形態では、障害物検出部13により、自車両C1の周囲に障害物が検出された際に、該障害物及び前記自車両の相対距離D1を取得し、該相対距離D1に基づき、該障害物を回避し、且つ最も外側となる位置に外側補助線AOを描画する。このため、隣接駐車枠F2の他車両だけでなく、旋回途中で接触する可能性のある障害物を回避することができる。
尚、本実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、画像認識により、他車両C2の間のスペースを目標駐車枠F1及び隣接駐車枠F2としてもよい。
・上記実施形態では、内側補助線AIは、隣接駐車枠F2のうち、隣接枠前端点P3及び後端点P4のいずれか一方を通る位置に描画するようにしてもよい。
・上記実施形態では、予想軌跡線36の一部が各補助線Aの間の領域外となった場合には、各補助線Aを消去又はトーンダウンするようにしたが、そのまま表示してもよく、警告音等によりドライバーの注意を促すようにしてもよい。
・上記実施形態では、内側補助線AI及び外側補助線AOに囲まれた領域内に予想軌跡線36及び自車画像35がある場合に、補助線Aを描画するようにしたが、予想軌跡線36のみが内側補助線AI及び外側補助線AOに囲まれた領域内に含まれ、自車画像35がはみ出した場合にも、補助線Aを描画するようにしても良い。
・上記実施形態では、内側補助線AIを、車両前方から後端点P4までの長さとしたが、後車輪軸の位置を始端としたり、自車両C1が後退を開始した位置から常に描画するようにしても良く、始端及び終端を変更してもよい。また、外側補助線AOを、車両前方付近から外側前端点P2までの長さとしたが、後車輪軸の位置を始端としたり、壁101の位置から描画するようにしてもよく、始端及び終端を変更してもよい。
本実施形態の駐車支援システムのブロック図。 合成画像の画面図。 補助線描画処理の説明図。 内側補助線描画処理の説明図。 補助線描画処理の説明図。 本実施形態の処理手順のフロー図。 カメラ画像表示処理のフロー図。 補助線描画処理のフロー図。 (a)及び(b)は目標駐車枠の進入前の画面図、(c)及び(d)は目標駐車枠の進入後の画面図。 トーンダウンした補助線を表示した画面図。
符号の説明
1…駐車支援システム、2…駐車支援装置としての駐車支援ユニット、5…表示手段としてのディスプレイ、13…障害物検出手段としての障害物検出部、17…スペース判断手段としての駐車枠認識部、18…予想軌跡線描画手段としての予想軌跡線演算部、19…
補助線描画手段としての補助線演算部、36…ガイド指標としての予想軌跡線、A…ガイド指標としての補助線、AI…ガイド指標としての内側補助線、AO…ガイド指標としての外側補助線、C1…自車両、C2…他車両、D1…相対距離、F1…目標駐車領域としての目標駐車枠、F2…スペースとしての隣接駐車枠、Fb…後端、OB…障害物、P2…端部としての外側前端点、P3…端部としての隣接枠前端点、P4…端部としての後端点。

Claims (6)

  1. 自車両を目標駐車領域に誘導する駐車支援方法において、
    前記目標駐車領域と隣り合う隣接駐車領域に障害物が存在するか否かを判断し、前記隣接駐車領域に障害物がないと判断した場合に、該隣接駐車領域を前記自車両の旋回可能領域に含め、前記自車両の旋回可能領域を示す補助線を該隣接駐車領域を通る位置に描画することを特徴とする駐車支援方法。
  2. 自車両を目標駐車領域に誘導する駐車支援装置において、
    前記目標駐車領域と隣り合う隣接駐車領域に障害物が存在するか否かを判断するスペース判断手段と、
    前記隣接駐車領域に障害物がないと判断した場合に、該隣接駐車領域を前記自車両の旋回可能領域に含め、該旋回可能領域を示す補助線を該隣接駐車領域を通る位置に描画する補助線描画手段と
    を備えたことを特徴とする駐車支援装置。
  3. 請求項2に記載の駐車支援装置において、
    前記目標駐車領域は、車両を横並びに停める並列駐車の際の駐車領域であって、
    前記補助線描画手段は、旋回内側に位置する前記隣接駐車領域に障害物がないと判断した場合に、該隣接駐車領域の前端のうち、前記目標駐車領域の反対側の端部と、前記目標駐車領域の後端のうち、該隣接駐車領域側の端部とを通る前記補助線を描画することを特徴とする駐車支援装置。
  4. 請求項2又は3に記載の駐車支援装置において、
    前記自車両の舵角に基づき、予想軌跡線を描画する予想軌跡線描画手段をさらに備え、
    前記補助線描画手段は、一対の前記各補助線を描画し、内側補助線及び外側補助線に囲まれた領域内に前記予想軌跡線がある場合には、該内側補助線及び該外側補助線を表示し、前記予想軌跡線の少なくとも一部が該内側補助線及び該外側補助線に囲まれた領域からはみ出した場合には、該内側補助線及び該外側補助線を消去又はトーンダウンすることを特徴とする駐車支援装置。
  5. 請求項2〜4のいずれか1項に記載の駐車支援装置において、
    前記補助線描画手段は、前記目標駐車領域の前端のうち、前記隣接駐車領域の反対側且つ旋回外側に位置する端部を通る位置に外側補助線を描画することを特徴とする駐車支援装置。
  6. 請求項2〜5のいずれか1項に記載の駐車支援装置において、
    前記自車両の周囲にある障害物を検出する障害物検出手段をさらに備え、
    前記補助線描画手段は、前記自車両の周囲に障害物が検出された際に、該障害物及び前記自車両の相対距離を取得し、該相対距離に基づき、該障害物を回避し、且つ最も外側となる位置に外側補助線を描画することを特徴とする駐車支援装置。
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