[go: up one dir, main page]

JP2008297112A - カウンタバランス型クレーン - Google Patents

カウンタバランス型クレーン Download PDF

Info

Publication number
JP2008297112A
JP2008297112A JP2007147933A JP2007147933A JP2008297112A JP 2008297112 A JP2008297112 A JP 2008297112A JP 2007147933 A JP2007147933 A JP 2007147933A JP 2007147933 A JP2007147933 A JP 2007147933A JP 2008297112 A JP2008297112 A JP 2008297112A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
balance weight
counterbalance
crane
contact member
suspension
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007147933A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4840256B2 (ja
Inventor
Tomohiko Murata
朝彦 村田
Hitoshi Kurotsu
仁史 黒津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobelco Cranes Co Ltd
Original Assignee
Kobelco Cranes Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kobelco Cranes Co Ltd filed Critical Kobelco Cranes Co Ltd
Priority to JP2007147933A priority Critical patent/JP4840256B2/ja
Publication of JP2008297112A publication Critical patent/JP2008297112A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4840256B2 publication Critical patent/JP4840256B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Jib Cranes (AREA)

Abstract

【課題】クレーンの旋回や走行に際してバランスウェイトに干渉する障害物を検知でき、且つ、障害物との干渉により検知機構の破損を防ぐことが可能なカウンタバランス型クレーンを提供する。
【解決手段】ブームを起伏させる第1の起伏手段と、第1の起伏手段を起伏させる第2の起伏手段と、第1の起伏手段から吊り下げられて上部旋回体の後方に配されるバランスウェイトとを備えたカウンタバランス型クレーンであって、バランスウェイトの下端部よりも上方から吊り下げられ、引張力が作用することにより鉛直方向に直線状に延びた引張状態になる吊り下げ部材と、吊り下げ部材により吊り下げられた当接部材28と、当接部材28の自重により吊り下げ部材が鉛直方向の引張状態となったときに略水平方向に付勢されるリミットスイッチ25とを備える。
【選択図】図6

Description

本発明は、バランスウェイトを備えたカウンタバランス型クレーンに関し、より詳しくは、障害物がバランスウェイトに干渉するのを検知する障害物検知装置を備えたカウンタバランス型クレーンに関するものである。
従来のクレーンとして、クローラ式下部走行体の上に上部旋回体を旋回可能に搭載し、この上部旋回体の後端から後方へ所定距離を隔ててバランスウェイトを吊り下げ配置したカウンタバランス型クレーンがある。標準型のクローラクレーン(いわゆるスタンダードクレーン)では、吊荷とのバランスをとるために、上部旋回体の後部にカウンタウェイトを搭載してあるが、バランスウェイトは、クローラクレーンの吊上げ能力を増大させるためにカウンタウェイトとは別に使用される、いわゆる能力増大装置である。
具体的には、特許文献1〜3に開示されているように、カウンタバランス型クローラクレーンは、クローラ式下部走行体と、クローラ式下部走行体の上に旋回可能に搭載される上部旋回体と、上部旋回体に対して起伏可能に設けられたブームと、ブームを起伏させるためのブーム起伏装置を構成する第1のマストと、第1のマストを起伏させるための第2のマストと、第1のマストから吊り下げられたバランスウェイトとを主要な構成要素として備える。一般に、第1のマストは多数の鋼管を格子状に組んだものであり、いわゆるラチス型マストと称される。また、第2のマストは鋼材を矩形状に組んだものであり、いわゆる箱型マストと称される。第1のマストは、バランスウェイトを吊り下げる関係上、第2のマストに比べて、大型でかつ頑丈に構成されている。なお、上記のカウンタバランス型クローラクレーンは、バランスウェイト及び第1のマストを取外してスタンダードクレーンとしても使用できる。この場合には、第2のマストがブーム起伏装置を構成する。詳しくは、第2のマストから第1のマストの先端へ連結していたガイラインをブームの先端へ連結することで、第2のマストの回動によりブームを起伏させる。
ところで、カウンタバランス型クレーンには、油圧駆動式の台車の上にバランスウェイトを搭載した自走式バランスウェイト(例えば特許文献1,2参照)と、バランスウェイトを単に第1のマストから吊り下げただけの据置式バランスウェイト(例えば特許文献3,4参照)とがある。いずれのバランスウェイトもブームから重量物を吊り下げることで接地状態から浮き上がり、これによって上部旋回体の旋回やクローラクレーンの走行に随伴して移動できるようになっている。なお、自走式の場合は重量物を吊り下げていなくても台車の自走によって移動できるが、据置式の場合はブームの倒伏によってバランスウェイトを浮き上がらせて移動させる必要がある。
しかしながら、いずれのバランスウェイトも上部旋回体の前部に設けられたキャブ(運転室)から後方に離れた位置にあり、キャブより後方にある上部旋回体の後部が死角になるため、キャブ内のオペレータがバランスウェイトの浮き上がりを目視できないという問題点がある。
このような問題を解決するために、従来のカウンタバランス型クレーンでは、例えば自走式バランスウェイトの場合、台車の車輪が地面から受ける反力を検出する圧力検出器を設け、車輪を回向する際にこの反力が一定値を超えたときは、自動的にジャッキシリンダが作動して台車が浮上し、車輪が地面から離反するように構成したものがある(例えば特許文献2参照)。この場合、車輪の受ける反力がゼロになっていれば、バランスウェイトが浮き上がっていることになるので、バランスウェイトの浮き上がりをキャブ内のオペレータに報知することも可能である。他方、据置式バランスウェイトの場合は、バランスウェイトの浮き上がりを検出するリミットスイッチを設けたものがある。このリミットスイッチの一例について図12を参照して説明すると、スイッチ部91と、地面Gに接触した際には上方へ押し上げられてスイッチ部91をON状態にする一方、地面Gと非接触の際にはバランスウェイト92の底面から下方へ突出してスイッチ部91をOFF状態にするレバー93と、地面Gとの摺動抵抗を低減させるためにレバー93の先端に設けられたローラ94とを主要な構成として備えている。
特開昭61−203095号 特開平09−240504号 特開2002−87759号 米国特許第5035337号明細書
上述のように、従来のカウンタバランス型クレーンでは、バランスウェイトの浮き上がりを検知する手段として、圧力検出器やリミットスイッチなどを用いているが、それぞれ以下のような問題点がある。
圧力検出器には、バランスウェイトの地面からの浮き上がり量を設定できないという問題点がある。例えば、バランスウェイトが地面と接触していても無負荷状態になる場合があり、かかる場合にはバランスウェイトを接地状態で引きずることになる。そうすると、地面の僅かな凹凸にバランスウェイトが引っ掛かり、クレーンの旋回動作や走行動作に支障をきたすおそれがある。このような問題を解決するために、地面に対して所定距離以上離れたか否かを検出する近接センサを採用することが考えられる。しかし、凹凸の多い不整地での作業に際しては地面との距離が頻繁に変化するために近接センサが必要以上に反応して、クレーンの旋回動作や走行動作に支障をきたすおそれがある。
一方、リミットスイッチは、バランスウェイトの下端からの突出長さを適宜設定することで、地面からの浮き上がり量を設定できるというメリットがある反面、障害物との干渉で破損しやすいという問題点がある。従来は、障害物や地面との干渉を緩和するためにレバーの下端にローラを設けてあるが、ローラの回転軸方向から障害物が干渉すると破損するおそれがある。このような問題点を解決するために、障害物を検出可能な近接センサを採用することが考えられる。しかし、障害物にならない雑草等にも反応するなど、近接センサが所望の機能を果たさないことが想定される。
本発明は斯かる課題に鑑みて創案されたものであって、その目的はバランスウェイト自体を保護するためにクレーンの旋回や走行に際してバランスウェイトに干渉する障害物を検知でき、又は、バランスウェイトの浮上を検知でき、障害物との干渉により検知機構の破損を防ぐことが可能なカウンタバランス型クレーンを提供することにある。
課題を解決するための手段及び効果
本発明は、上部旋回体の後方に配されるバランスウェイトを備えたカウンタバランス型クレーンに関する。そして、本発明に係るカウンタバランス型クレーンは、上記目的を達成するために以下のようないくつかの特徴を有している。すなわち、本発明のカウンタバランス型クレーンは、以下の特徴を単独で、若しくは、適宜組み合わせて備えている。
上記目的を達成するための本発明に係るカウンタバランス型クレーンにおける第1の特徴は、クローラによって走行する下部走行体と、当該下部走行体の上に旋回可能に搭載された上部旋回体と、当該上部旋回体に対して起伏可能に設けられたブームと、当該ブームの先端から吊り下げられた吊り具と、前記ブームを起伏させる第1の起伏手段と、当該第1の起伏手段を起伏させる第2の起伏手段と、前記第1の起伏手段から吊り下げられて前記上部旋回体の後方に配されるバランスウェイトとを備えたカウンタバランス型クレーンにおいて、前記バランスウェイトの下端部よりも上方から吊り下げられ、鉛直方向に引張力が作用することにより引張状態になる吊り下げ部材と、前記吊り下げ部材により吊り下げられた当接部材と、前記当接部材の自重により前記吊り下げ部材が前記引張状態となったときに略水平方向に付勢されるリミットスイッチとを備えたことである。
この構成によると、クレーンの旋回や走行に際して、当接部材に障害物(地面を含む。)が当接したときに、吊り下げ部材が鉛直方向の引張状態から傾いたり弛緩状態になったり或いは撓んだりすることなどで、リミットスイッチに対する略水平方向の付勢力が取り除かれる。これにより、バランスウェイトに干渉する障害物を検知できる。当接部材は吊り下げ部材により吊下げられて設置されているため、当該当接部材の位置変化の自由度が高い。したがって、バランスウェイトを移動させる際に、当接部材が障害物と干渉した場合には、例えば、当該障害物を乗り越えるなど、当接部材が移動することで、リミットスイッチと吊り下げ部材と当該当接部材とを含んで構成される検知機構に対して過度に大きな力が作用することを防ぐことが可能になる。これにより、当該検知機構が破損することを防ぐことができる。
また、本発明に係るカウンタバランス型クレーンにおける第2の特徴は、前記当接部材は、前記バランスウェイトの下端よりも下側に突出して配置されていることである。
この構成によると、バランスウェイトの下端が接地した状態においては、当接部材は地面から上方に向かって反力を受けることになる。この場合、当該反力により吊り下げ部材に作用していた当接部材の自重による引張力が取り除かれ、リミットスイッチの付勢力が取り除かれるため、バランスウェイトの接地を検知できる。また、バランスウェイトの浮上に伴って当接部材が地面から浮上すると、吊り下げ部材に当該当接部材の自重による引張力が作用し、リミットスイッチを略水平方向に付勢できるため、バランスウェイトの浮上を検知することが可能になる。
また、本発明に係るカウンタバランス型クレーンにおける第3の特徴は、前記バランスウェイトの側面に設けられ、当該側面から突出した位置に配置される突出面を備えるスイッチボックスと、前記バランスウェイトから吊り下げられた2つの吊り下げ部材の相互間に設けられ、前記突出面に対向するように配置された押圧部材とを備え、前記リミットスイッチは、前記吊り下げ部材の吊り下げ起点を含む仮想鉛直面と交差するように前記突出面から突出して設けられていることである。
この構成によると、当接部材の自重により吊り下げ部材が鉛直方向に直線状に延びた引張状態に移行することで、吊り下げ部材に設けられた押圧部材によりリミットスイッチが付勢される。この場合、押圧部材によりリミットスイッチが付勢されるため、吊り下げ部材により直接リミットスイッチを付勢する構成に比べて、吊り下げ部材の形状を簡易な形状とすることができる。
尚、バランスウェイトの側面とは、例えば、バランスウェイトが略直方体の場合、その左側面、右側面、前側面、後側面を含む概念であり、旋回方向前側又は後側になり得る左右側面に限らず全側面を含む概念である。
また、本発明に係るカウンタバランス型クレーンにおける第4の特徴は、前記押圧部材は、前記スイッチボックスの幅よりも長いことである。
この構成によると、リミットスイッチが付勢された状態では、押圧部材はスイッチボックスの突出面に沿った状態で当該突出面により支持されることになる。このときスイッチボックスの幅は押圧部材の幅よりも短いため、押圧部材の両端部がともに突出面に支持されることはない。したがって、押圧部材は、当該押圧部材の中間位置で当接するスイッチボックスの突出面の縁部を支点として回転可能になる。当該押圧部材の回転により、スイッチボックスの突出面に対して押圧部材が傾斜し、これに伴って、リミットスイッチの付勢を解除することが可能になる。これにより、バランスウェイトの移動の際、当接部材が障害物と干渉したときに、より確実にリミットスイッチの付勢を解除することが可能になる。
また、本発明に係るカウンタバランス型クレーンにおける第5の特徴は、前記押圧部材は、前記バランスウェイトの側面の幅方向寸法とほぼ同等又はそれ以上の長さに形成してあることである。
この構成によると、押圧部材の高さ位置において障害物がバランスウェイトと干渉せずに押圧部材と干渉するので、バランスウェイトの幅方向全域に渡って障害物の接近を確実に検知できる。また、押圧部材におけるスイッチボックスとの当接位置から当該押圧部材の端部までの距離がより長くなるから、押圧部材の端部に僅かな力を作用させることで当該スイッチボックスを支点として押圧部材が回転しやすくなり、より確実に障害物の干渉を検知できる。
また、本発明に係るカウンタバランス型クレーンにおける第6の特徴は、前記スイッチボックスは、前記押圧部材の幅方向略中央部に対向するように配置してあることである。
この構成によると、押圧部材におけるスイッチボックスとの当接位置から当該押圧部材の両端部までの距離が略均等になるため、押圧部材の両端部のいずれに力が作用する場合でも、スイッチボックスを支点とした押圧部材の回転が容易になる。
また、本発明に係るカウンタバランス型クレーンにおける第7の特徴は、前記当接部材の長手方向における端面が、下方に向かうほど他端側に近づくように傾斜していることである。
この構成によると、当接部材の端部に、その長手方向から障害物が接触した場合、当該当接部材が障害物に乗り上げ易い。これにより、当接部材の自重により吊り下げ部材に作用する引張力が取り除かれ易くなるため、障害物をより確実に検出できる。また、障害物に乗り上げることにより、障害物から検知機構が受ける力が過度に大きくなることを抑制できるため、当該検知機構の破損を防ぐことも可能になる。
また、本発明に係るカウンタバランス型クレーンにおける第8の特徴は、前記当接部材がバランスウェイトの下方に潜り込まないように構成したことである。
この構成によると、当接部材に障害物が当たっても、当該当接部材及び吊り下げ部材がバランスウェイトの下方に巻き込まれることはない。これより、吊り下げ部材に過度に大きな引張力が作用することを防止でき、検知機構の破損を防ぐことが可能になる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るバランスウェイト障害物検知装置を備えるカウンタバランス型クレーンの全体図であり、バランスウェイトが地面から浮上した状態を示している。また、図2及び図3は、それぞれ、図1における矢印A1及びA2方向から見たバランスウェイトを示す図である。尚、以下の説明においては、図1、図3における、矢印B1で示す方向を前方、矢印B2で示す方向を後方と称し、また、図2、図3における矢印C1で示す方向を左方、矢印C2で示す方向を右方と称する。
図1に示すカウンタバランス型クレーン100(以下、クレーン100と称する)は、クローラからなる下部走行体1と、当該下部走行体1上にて旋回軸受を介して縦軸まわりに旋回自在に搭載された上部旋回体2と、当該上部旋回体2に設けられた走行時の運転室とクレーン作業時の操縦室を兼ねるキャブ3と、上部旋回体2にブームフットピン4aを中心として起伏自在に取り付けられたブーム4と、当該ブーム4の先端から吊下げられた吊り具17と、上部旋回体2にマストフットピン5aを中心として起伏自在に設けられブームガイライン6及びブーム起伏ロープ7を介してブーム4を支持するラチス型マスト5(第1の起伏手段)と、上部旋回体2にマストフットピン5aを中心として起伏自在に設けられラチス型マスト5の頂部とマストガイライン18を介して連結されるとともに上部旋回体2に対して起伏ロープ19を介して連結される箱型マスト10(第2の起伏手段)と、ラチス型マスト5の頂部とケーブル8を介して吊下げられて上部旋回体2の後方に配されるバランスウェイト9とを主たる構成要素として備える。
尚、本実施形態に係るクレーン100は、バランスウェイト9及びラチス型マスト5を取外してスタンダードクレーンとしても使用できる。この場合には、箱型マスト10がブーム起伏装置を構成する。詳しくは、箱型マスト10からラチス型マスト5の先端へ連結していたマストガイライン18をブーム4の先端へ連結するブームガイラインとして使用することで、箱型マスト10の回動によりブーム4を起伏させることができる。即ち、図1に示すクレーン100は、スタンダードクレーンからの変形態様である。
図2に示すように、バランスウェイト9は、複数のウェイト部材11と、当該複数のウェイト部材11を積載可能な載置面12aを有する直方体状に形成されたベース部材12と、載置面12aから突出するようにベース部材12に取り付けられ上端部をラチス型マスト5から垂れる一対のケーブル8・8に連結された一対の連結機構13・13と、ベース部材12の左右方向における両側面12b・12cに設置された障害物検知装置14・15とを主たる構成要素として備える。また、図1及び図3に示すように、連結機構13・13と上部旋回体2とは、一対のケーブル16・16により連結されており、上部旋回体2から離れる方向へのバランスウェイト9の移動が拘束されている。
図3に示すように、障害物検知装置14は、ベース部材12の右方の端面である右側面12bにおける上部旋回体2に近い位置に配置されており、前後方向において、ベース部材12における上部旋回体2に対向する前側面12dの位置から、ベース部材12の略中央部まで延びるように形成されている。一方、障害物検知装置15は、ベース部材12の左方の端面である左側面12cにおける上部旋回体2から離れた位置に配置されており、前後方向において、ベース部材12における後側面12eの位置から、ベース部材12の略中央部まで延びるように形成されている。尚、障害物検知装置14と障害物検知装置15とは、互いに同じ構造の障害物検知装置である。
図4は、図1におけるバランスウェイト9の拡大図である。尚、図4においては、ベース部材12の上に載置されたウェイト部材11は省略し、押し板29(押圧部材)の一部を切り欠いて示す。また、図5は、図4に示す障害物検知装置14を矢印A2方向から見た図(上方から見た図)である。尚、図5においては、スイッチボックス24の一部を切り欠いて示す。また、図6は、図4に示す障害物検知装置14を矢印A3方向から見た図(前方から見た図)である。
図4に示すように、連結機構13は、ベース部材12の載置面12aにおける前後方向の両端部に固設された一対のブラケット部13a・13aと、ラチス型マスト5から延びるケーブル8が取り付けられる第1リンク部13bと、当該第1リンク部13bとピン13xを中心に回動可能に連結される第2リンク部13cと、当該第2リンク部13cとブラケット部13a・13aとを連結する一対の第3リンク部13d・13dと、により構成される。当該第3リンク部13dは、第2リンク部13c及びブラケット部13aに対して、両端を支持ピン13y、13zにより軸支されている。また、第2リンク部13cには、上部旋回体2から延びるケーブル16の一端がピン16aを介して連結されている。
障害物検知装置14は、ベース部材12の右側面12bに対して例えばボルト等により固定される基板21と、当該基板21に一端を固定されて略水平方向に突出するとともに突出方向に垂直な断面が略L字状となる片持ち梁として構成された前後一対の吊下げブラケット22・23と、基板21における当該吊下げブラケット22・23が設けられた位置よりも下方において取り付けられたスイッチボックス24と、当該スイッチボックス24の側面から突出可能に設けられたリミットスイッチ25と、吊下げブラケット22・23の先端部を起点として2本のワイヤーロープ26・27(吊り下げ部材)を介して吊下げられた当接部材28と、2本のワイヤーロープ26・27に両端を固定された押し板29とを主たる構成要素として備える。
図6に示すように、スイッチボックス24は、基板21に対してボルト等により固定された底板24eと、当該底板24eから側方に略水平面をなすように延びる一対の壁面部24a・24aと、略鉛直面をなすように当該壁面部24a・24aの端部を繋ぐ突出面24bとを有し、前後方向において開口する箱状部材として構成されている。
図5に示すように、スイッチボックス24の突出面24bは、前後方向における寸法が、ワイヤーロープ26・27に両端を固定された押し板29の前後方向における寸法よりも短くなるように形成されている。そして、当該スイッチボックス24は、吊下げブラケット22・23よりも下方に設置されるとともに、クレーン100の前後方向における位置が、吊下げブラケット22と吊り下げブラケット23との略中央位置となるように基板21に対して固定されている。
また、リミットスイッチ25は、スイッチボックス24の内側において当該スイッチボックス24の内壁面に固定されたスイッチ本体25aと、当該スイッチ本体25aに対して略鉛直方向に延びる回動軸25xを中心として回動可能に取り付けられたレバー25bとを備えている。また、レバー25bの先端部には、回動軸25xと平行な軸周りに回転自在なローラが取り付けられている。
スイッチ本体25aは、スイッチボックス24内における前後方向中心位置よりも前方に取り付けられている。即ち、スイッチ本体25aは、吊下げブラケット22・23の間における中央位置よりも、前方に位置するように配置されている。また、レバー25bは、基板21に対して直交する方向よりも後方側に向かって傾くように当該スイッチ本体25aの回動軸25xを起点として延びている。
尚、リミットスイッチ25は、レバー25bのレバー先端部の位置がスイッチボックス24における前後方向の略中央に位置するようにスイッチボックス24に固定されている。
また、レバー25bには、図示しないバネ等の弾性部材により、回動方向において、図5中矢印E1方向、即ちレバー25bの先端部が突出面24bから突き出る方向への弾性力が作用しており、当該弾性力に抗してレバー25bをスイッチボックス24の内部へ押し込む外力が作用していない場合は、レバー25bの先端部が、スイッチボックス24の突出面24bに形成された開口を介して、スイッチボックス24の外側へ突出するように構成されている。そして、当該レバー25bの先端部が基板21側に付勢されることにより、スイッチボックス24の内側に入り込むように回動可能となっている。尚、図5では、押し板29による付勢が解除された状態(以下、付勢解除状態と称する)を二点鎖線で示している。レバー25bの先端部をスイッチボックス24内に入り込ませるように、レバー25bが付勢解除状態から所定角度回動すると、図示しないクレーン100の動作を制御するための制御部にリミットスイッチ25から検出信号が送信される。そして、当該信号を制御部が受信すると、バランスウェイト9が浮上したと判断され、クレーン100の旋回、走行操作が可能になるように制御される。
図4及び図6に示すように、当接部材28は、円柱状に形成され、円柱軸方向における両端部近傍における上部円弧面には、上方に延びるブラケット部28a・28aが設けられている。尚、本実施形態においては、当接部材28は、両端面を閉口した内部中空の円筒状に形成されている。そして、ブラケット部28a・28aに対して、吊下げブラケット22・23から延びるワイヤーロープ26・27が連結され、当接部材28の円柱軸方向とクレーン100の前後方向とが略平行になるように当該当接部材28が吊下げられている。また、当接部材28の円柱軸方向における両端面28b・28bは、下方に向かうほど他端面側に近づくように鉛直方向に対して傾斜している。
また、当接部材28は、ベース部材12の下端面12fよりも下方に延出するように、且つ、当該当接部材28の円柱中心軸Pが、ベース部材12の下端面12fよりも上方に位置するように、吊下げられている。即ち、ワイヤーロープ26・27が鉛直方向に直線状に延びた状態で、バランスウェイト9の下端よりも下方に延出する当接部材28の長さが、当接部材28の円柱半径よりも短くなるように構成されている。
このように、障害物検知装置14は、バランスウェイト9に取り付けられ、引張力が作用していない状態においては、屈曲自在となるワイヤーロープ26・27と、ワイヤーロープ26・27により、バランスウェイト9の下端面12fよりも地面に近い位置に延出可能に吊り下げられた当接部材28を備えている。
そして、ベース部材12の右側面12bに設けられ、当該右側面12bから突出した位置に配置される突出面24bを備えるスイッチボックス24と、水平方向における両端部をワイヤーロープ26・27に対して固定され、突出面24bに対向するように配置された矩形状の押し板29とを備えている。また、図5に示すように、リミットスイッチ25のレバー25bは、押し板29からの付勢力が作用していない付勢解除状態において、ワイヤーロープ26・27の吊り下げ起点22a・23aを含む仮想鉛直面α1と交差するように突出面24bから突出可能に設けられている。
次に、障害物検知装置14の動作について説明する。図7(a)、(b)は、バランスウェイト9が接地したときの障害物検知装置14の状態例を示す図である。また、図8は、図5に示す当接部材28の一端に障害物Xが接触した状態を示す図である。また、図9は、当接部材28に障害物Xが接触した状態を前方から見た模式図である。
図7(a)、(b)に示すように、バランスウェイト9が地面に載置された状態においては、当接部材28は地面に当接し、地面によって支持される。したがって、当接部材28の自重により、ワイヤーロープ26・27が引張力を受けることはない。これにより、ワイヤーロープ26・27は、弛緩状態に移行して屈曲する。このとき、押し板29は、傾いてリミットスイッチ25から離間するため、リミットスイッチ25の付勢が解除される。リミットスイッチ25のレバー25bは、押し板29による略水平方向への付勢が解除されると、図示しないバネ等の弾性体による弾性復帰力によりスイッチボックス24の突出面24bから突出するように回動する。リミットスイッチ25のレバー25bが突出面24bから突出した付勢解除状態では、クレーン100の動作を制御するための制御部に検出信号は送信されず、クレーン100の旋回、走行操作ができないように当該制御部により制御されることになる。
逆に、当接部材28の自重によりワイヤーロープ26・27が引張状態となった場合、即ち、バランスウェイト9が上方に引き上げられることにより、当該バランスウェイト9に伴って当接部材28が浮上した場合には、リミットスイッチ25は、当該ワイヤーロープ26・27に取り付けられた押し板29に付勢されて、突出面24bの位置まで回動した付勢状態に移行することになる。この場合、リミットスイッチ25から、クレーン100の制御部に検出信号が送信され、クレーン100の旋回、走行操作が可能になる。
尚、図7においては、ワイヤーロープ26・27が屈曲して、押し板29がリミットスイッチ25から離間している状態を示しているが、例えば、ワイヤーロープ26・27が当該ワイヤーロープ26・27の自重によりリミットスイッチ25の高さまで鉛直下方に垂れ下がる場合においても、当接部材28の自重による引張力が作用していなければ、レバー25bが押し板29を押し退けるようにバネ等の弾性復帰によって矢印E1方向に回動することにより、押し板29を介してワイヤーロープ26・27が側方に付勢され、当該ワイヤーロープ26・27が屈曲されるように構成されている。即ち、ワイヤーロープ26・27に当接部材28の自重による引張力が作用していない場合は、リミットスイッチ25のレバー25bがスイッチボックス24の突出面24bから突出した付勢解除状態に移行できるように構成されている。
また、図8に示すように、バランスウェイト9が浮上した状態で、バランスウェイト9が図中矢印C2方向に移動するようにクレーン100の旋回動作が行われている際に、側方から障害物Xが当接部材28の端部に衝突した場合には、当接部材28の端部がベース部材12の右側面12bに近づくように付勢される。このとき、ワイヤーロープ26・27に取り付けられた押し板29は、スイッチボックス24の前方側の鉛直方向に延びる角部24cを支点として略水平面内で回転するように移動する。すると、スイッチボックス24に対向する押し板29の表面が、スイッチボックス24の突出面24bから離間し、リミットスイッチ25のレバー25bは、突出面24bからスイッチボックス24の外側に向かって突出するように回動する。これにより、リミットスイッチ25が付勢解除状態に移行して、クレーン100の旋回、走行操作が強制的に停止される。
尚、図8に示すように、当接部材28の前方側の端部に障害物が接触する場合に限らず、後方側の端部に障害物が接触した場合においても、押し板29がスイッチボックス24の後方側の角部24dを支点に回転することで、リミットスイッチ25は付勢解除状態に移行される。
また、図9に模式的に示すように、当接部材28は、障害物Xに接触して、ベース部材12の右側面12bの側に付勢されたときに、当接部材28の円柱中心軸Pの位置がベース部材12の下端面12fよりも高い位置となるように右側面12bに取り付けられた基板21に対して当接する。この場合、当接部材28が、基板21の表面21aを含む仮想平面α2と交差することはない。即ち、当該当接部材28が基板21及び右側面12bの鉛直下方に位置することはないため、基板21に当接した状態において当該当接部材28は、基板21及びベース部材12によって、鉛直上方への移動を妨げられることはない。
そして、当接部材28が、当該当接部材28の下半面において障害物Xにより付勢される場合は、障害物Xから受ける垂直抗力N1の向きが水平方向よりも鉛直上方に傾斜することになる。そのため、当接部材28は、障害物Xを乗り上げるように基板21の表面21aに沿って上方に移動することになる。このように、当接部材28が、上方にスライド移動し易く、且つ、当接部28pを中心とした回転モーメントを受けにくい構成であるため、クレーン100の旋回時等において、当接部材28が障害物に接触しても、当該当接部材28がベース部材12の鉛直下側に巻き込まれることを防ぐことができる。
尚、必ずしも当接部材28を円柱状に形成する場合に限らず、図10に模式的に示すように、多角柱状、例えば、四角柱状の当接部材38として形成し、当該当接部材38を右側面12bに当接させたときに、当接部材38において当接部38pよりも地面側に位置する下方部分が、右側面12bを含む仮想平面α3と交差せず、当該下方部分における右側面12bに向かって付勢可能な面38a上の法線N2が、仮想平面α3の側に向かって水平方向から鉛直上方に傾くように構成してもよい。この場合においても、当接部材38の上方への移動が妨げられることはないため、当接部材38が障害物Xに接触したときに、当該当接部材38がベース部材12の鉛直下側に巻き込まれることを防ぐことができる。
以上説明したように、本実施形態に係るクレーン100においては、バランスウェイト9が接地した状態においては、当接部材28が地面に接地してワイヤーロープ26・27は弛緩状態に維持される。一方、所定の高さまでバランスウェイト9が浮上した状態においては、ワイヤーロープ26・27が直線状態に移行して当接部材28が浮上する。そして、当接部材28の自重によりワイヤーロープ26・27が鉛直方向に直線状に延びた引張状態に移行することで、押し板29によりリミットスイッチ25が付勢され、バランスウェイト9の浮き上がりを検知することができる。
そして、押し板29を用いてリミットスイッチ25を付勢する構成であるため、リミットスイッチ25を付勢可能な範囲を広く形成することができ、より確実にリミットスイッチ25の付勢を行うことができる。また、クレーン100の旋回時等において、当接部材28が、例えば長手方向の先端等、押し板29によるリミットスイッチ25の付勢位置から離れた位置において、障害物と接触した場合であっても、押し板29が移動されることでリミットスイッチ25の付勢が解除される。
また、バランスウェイト9が浮き上がった状態において、当接部材28はワイヤーロープ26・27によりバランスウェイト9に対して吊り下げられた状態となっているので、バランスウェイト9を移動させる際、当接部材28が障害物と干渉しても、当該障害物のバランスウェイト9に対する相対的な移動を過度に妨げることなく、当接部材28が移動可能である。これにより、障害物検知装置14を構成する部材に対して過度に大きな力が作用することを防ぎ、障害物検知装置14の破損を防ぐことができる。
また、リミットスイッチ25が付勢された状態では、押し板29はスイッチボックス24の突出面24bに沿った状態で当該突出面24bにより長手方向中央部を支持されることになるが、長手方向おける押し板29の幅が、当該押し板29に対向するスイッチボックス24の幅よりも長いため、押し板29の長手方向両端部においては、ベース部材12の右側面12bに近づく方向への移動を拘束されることはない。即ち、押し板29は、当該押し板29の水平方向における中間位置で当接するスイッチボックス24の角部24c又は24dを支点として、水平面内において容易に回転することができ、当該押し板29の回転により、スイッチボックス24の突出面24bに対して押し板29が傾斜し、これに伴って、リミットスイッチ25の付勢を解除することが可能になる。
また、当接部材28が、長尺部材として形成され、バランスウェイト9の側面に対して略平行に、当該側面に沿うように配置されているため、バランスウェイト9を移動させる際に、バランスウェイト9に干渉し得る障害物の検知をより広い範囲で行うことが可能になる。
また、当接部材28の長手方向における端面が、下方に向かうほど他端側に近づくように傾斜しているため、当接部材28の端部に、長手方向と略平行な方向から障害物が接触した場合でも、当接部材28が障害物に乗り上げ易い。当接部材28が障害物に乗り上げることにより、障害物が接触した端部側に位置するワイヤーロープ26又は27が弛緩状態に移行するため、障害物を検出することが可能になる。
また、当接部材28がバランスウェイト9の下方に潜り込まないように構成されているため、当接部材28に障害物が当たっても、当該当接部材28及びワイヤーロープ26・27がバランスウェイト9の下方に巻き込まれることはない。これにより、ワイヤーロープ26・27に過度に大きな引張力が作用することを防止でき、ワイヤーロープ26・27の吊下げ起点となる吊下げブラケット22・23が破損する等、障害物検知装置14の破損を防ぐことが可能になる。尚、本実施形態で示した吊り下げ部材の長さ、吊り下げ部材の吊り下げ起点とバランスウェイトの側面との距離、当接部材の形状及び大きさに限定されず、これらを適宜設定することにより、当接部材がバランスウェイト9の下方に潜り込まないように構成することも可能である。
次に、上述した実施形態に係る障害物検知装置14の変形例について図11を用いて説明する。尚、図11は、実施形態の説明で用いた図4に対応する図であり、同一部材には同一符号を付し説明は省略する。
図11に示すように、変形例に係る障害物検知装置14’においては、吊下げブラケット22・23の間隔が、バランスウェイト9の側面の幅方向寸法とほぼ同等の間隔となるように構成されている。そして、当接部材28’及び押し板29’は、バランスウェイト9の側面の幅方向寸法よりも若干長く形成され、当該吊下げブラケット22・23に吊下げられたワイヤーロープ26・27に取り付けられている。また、スイッチボックス24は、バランスウェイト9の前後方向における略中央に位置するように設けられている。
この構成によれば、押し板29’におけるスイッチボックス24との当接位置から当該押し板29’の両端部までの距離をより長くすることができる。この場合、当接部材28’が障害物に当接したときに、ワイヤーロープ26・27を介して押し板29’の端部に力が作用することでスイッチボックス24を支点として押し板29’が回転し易くなり、より確実に障害物の干渉を検知することが可能になる。また、当接部材28’がバランスウェイト9の前後方向全域をカバーしているため、バランスウェイト9の側面に干渉し得る障害物を前後方向の位置によらず確実に検知することができる。
なお、図11の変形例では、当接部材28’及び押し板29’をバランスウェイト9の側面の幅方向寸法よりも若干長く形成してあるが、バランスウェイト9の側面の幅方向寸法とほぼ同等の長さであっても上記変形例と同様の作用効果が得られる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々に変更して実施することができるものである。
(1)吊り下げ部材は、ワイヤーロープを用いる場合に限らず、紐、金属線材、チェーンなどの索状部材を用いて構成してもよい。この場合においても、上記各実施形態で示したように、索状部材が引張状態から弛緩状態に移行することで、リミットスイッチに対する付勢力を取り除くことが可能である。
また、索状部材に限らず、ゴムや合成樹脂等からなる弾性帯板、金属材や合成樹脂等の可撓性材からなる棒状部材や板状部材により吊り下げ部材を構成してもよい。可撓性の棒状部材や板状部材を用いた場合は、当接部材が接地したときに当該可撓性の棒状部材や板状部材が圧縮力により撓むことで、リミットスイッチに対する付勢力を取り除くことができる。
(2)リミットスイッチ25を付勢する押圧部材として押し板29のような板状部材を用いる場合に限られない。例えば、二つの吊り下げ部材に端部を固定された棒状部材であってもよい。
(3)押し板29等の押圧部材を用いずに直接ワイヤーロープ26・27等の吊り下げ部材により直接リミットスイッチ25を付勢させた構成としてもよい。この場合、例えばリミットスイッチ25のレバー25b側にワイヤーロープ26・27等の吊り下げ部材からの干渉を受けやすくする受け部(例えば板状の部材)を設けたり、或いは、吊り下げ部材自体を板状に形成したりすることで、付勢可能な面積を広げ、より確実にリミットスイッチ25を付勢することも可能である。
(4)バランスウェイト9における左右の両側面12b、12cに障害物検知装置を設置する場合に限らず、バランスウェイトにおける上部旋回体に向かう前側面12d、又は、当該端面と逆側の後側面12eにバランスウェイト障害物検知装置を設置することも可能である。左右の両側面12b、12cに障害物検知装置を設置することで、クレーン100の旋回に伴ってバランスウェイト9が移動する際の障害物検知が可能となり、また、前側面12d、後側面12eに障害物検知装置を設置することで、クレーン100の前後方向への走行に伴ってバランスウェイト9が移動する際の障害物検知が可能になる。
(5)浮上させて移動させる据置式のバランスウェイト9を用いたカウンタバランス型クレーンに限らず、車輪を有するウェイト台車を用いた走行式のバランスウェイトを備え、当該ウェイト台車が接地した状態において、当接部材の下端が地面から上方に離れた位置となるように、即ち、ウェイト台車の下端よりも上側に当接部材の下端が位置するように、当該当接部材を吊り下げ部材で吊下げた構成のカウンタバランス型クレーンとしてもよい。この場合、ウェイト台車の側面に近づく障害物を検知することができる。例えば、当接部材の下端が、ウェイト台車の車輪の回転軸の高さに位置するように吊り下げ部材で当接部材を吊り下げることで、ウェイト台車で乗り越えることが困難な障害物を確実に検知することが可能になる。
本発明の実施形態に係るカウンタバランス型クレーンの全体図である。 図1における矢印A1方向から見たバランスウェイトを示す図である。 図1における矢印A2方向から見たバランスウェイトを示す図である。 図1におけるバランスウェイトの拡大図である。 図4に示す障害物検知装置を矢印A2方向から見た図である。 図4に示す障害物検知装置を矢印A3方向から見た図である。 接地状態における障害物検知装置を示す図である。 図5に示す当接部材の一端に障害物が接触した状態を示す図である。 当接部材に障害物が接触した状態を前方から見た模式図である。 変形例に係る当接部材に障害物が接触した状態を前方から見た模式図である。 変形例に係る障害物検知装置を示す図である。 従来の浮上検知装置の一例を示す図である。
符号の説明
1 下部走行体
4 ブーム
5 ラチス型マスト(第1の起伏手段)
9 バランスウェイト
10 箱型マスト(第2の起伏手段)
11 ウェイト部材
12 ベース部材
14、15 障害物検知装置
17 吊り具
21 基板
22、23 吊下げブラケット
24 スイッチボックス
24b 突出面
25 リミットスイッチ
26、27 ワイヤーロープ(吊り下げ部材)
28 当接部材
29 押し板(押圧部材)
38 当接部材
100 クレーン

Claims (8)

  1. クローラによって走行する下部走行体と、当該下部走行体の上に旋回可能に搭載された上部旋回体と、当該上部旋回体に対して起伏可能に設けられたブームと、当該ブームの先端から吊り下げられた吊り具と、前記ブームを起伏させる第1の起伏手段と、当該第1の起伏手段を起伏させる第2の起伏手段と、前記第1の起伏手段から吊り下げられて前記上部旋回体の後方に配されるバランスウェイトとを備えたカウンタバランス型クレーンにおいて、
    前記バランスウェイトの下端部よりも上方から吊り下げられ、鉛直方向の引張力が作用することにより引張状態になる吊り下げ部材と、
    前記吊り下げ部材により吊り下げられた当接部材と、
    前記当接部材の自重により前記吊り下げ部材が前記引張状態となったときに略水平方向に付勢されるリミットスイッチとを備えたことを特徴とするカウンタバランス型クレーン。
  2. 前記当接部材は、前記バランスウェイトの下端よりも下側に突出して配置されていることを特徴とする請求項1に記載のカウンタバランス型クレーン。
  3. 前記バランスウェイトの側面に設けられ、当該側面から突出した位置に配置される突出面を備えるスイッチボックスと、
    前記バランスウェイトから吊り下げられた2つの前記吊り下げ部材の相互間に設けられ、前記突出面に対向するように配置された押圧部材とを備え、
    前記リミットスイッチは、前記吊り下げ部材の吊り下げ起点を含む仮想鉛直面と交差するように前記突出面から突出して設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のカウンタバランス型クレーン。
  4. 前記押圧部材は、前記スイッチボックスの幅よりも長いことを特徴とする請求項3に記載のカウンタバランス型クレーン。
  5. 前記押圧部材は、前記バランスウェイトの側面の幅方向寸法とほぼ同等又はそれ以上の長さに形成してあることを特徴とする請求項4に記載のカウンタバランス型クレーン。
  6. 前記スイッチボックスは、前記押圧部材の幅方向略中央部に対向するように配置してあることを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載のカウンタバランス型クレーン。
  7. 前記当接部材の長手方向における端面が、下方に向かうほど他端側に近づくように傾斜していることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のカウンタバランス型クレーン。
  8. 前記当接部材がバランスウェイトの下方に潜り込まないように構成したことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のカウンタバランス型クレーン。
JP2007147933A 2007-06-04 2007-06-04 カウンタバランス型クレーン Active JP4840256B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007147933A JP4840256B2 (ja) 2007-06-04 2007-06-04 カウンタバランス型クレーン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007147933A JP4840256B2 (ja) 2007-06-04 2007-06-04 カウンタバランス型クレーン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008297112A true JP2008297112A (ja) 2008-12-11
JP4840256B2 JP4840256B2 (ja) 2011-12-21

Family

ID=40170985

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007147933A Active JP4840256B2 (ja) 2007-06-04 2007-06-04 カウンタバランス型クレーン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4840256B2 (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010058759A1 (ja) 2008-11-20 2010-05-27 旭硝子株式会社 透明体検査装置
EP2354077A1 (en) 2010-02-09 2011-08-10 Kobelco Cranes Co., Ltd. Mobile crane having counterweight
CN102556861A (zh) * 2012-02-06 2012-07-11 徐工集团工程机械股份有限公司 一种用于起重机的配重拉板装置及起重机
CN102602831A (zh) * 2012-03-26 2012-07-25 徐州重型机械有限公司 大吨位起重机配重安装安全检测装置
CN103086270A (zh) * 2013-01-31 2013-05-08 徐工集团工程机械股份有限公司 活动连接固定结构以及平衡梁
US8887933B2 (en) 2009-12-28 2014-11-18 Hitachi Sumitomo Heavy Industries Construction Crane Co., Ltd. Counterweight suspension device and mobile crane
JP2016210622A (ja) * 2015-05-11 2016-12-15 リープヘル−ヴェルク エーインゲン ゲーエムベーハーLiebherr−Werk EhingenGmbH クレーンを操作する方法及びクレーン
WO2017099277A1 (ko) * 2015-12-10 2017-06-15 볼보 컨스트럭션 이큅먼트 에이비 파이프 레이어의 붐 보호장치
JP2017226530A (ja) * 2016-06-24 2017-12-28 コベルコ建機株式会社 移動式クレーンのガイラインとパレットウエイトとの接続方法及び移動式クレーン
JP2018002385A (ja) * 2016-06-30 2018-01-11 コベルコ建機株式会社 ワークの輸送台への載置方法、ワークの輸送台からの吊り上げ方法および輸送台
CN111217264A (zh) * 2020-03-13 2020-06-02 徐工集团工程机械股份有限公司建设机械分公司 起重机

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53438A (en) * 1976-06-23 1978-01-06 Babcock Hitachi Kk Combustion method and apparatus
JPS63277194A (ja) * 1987-05-08 1988-11-15 住友建機株式会社 カウンタ−バランスクレ−ンのバランスウエイト作動装置
JPH01143788A (ja) * 1987-11-27 1989-06-06 Sumitomo Light Metal Ind Ltd 真空容器の製造法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53438A (en) * 1976-06-23 1978-01-06 Babcock Hitachi Kk Combustion method and apparatus
JPS63277194A (ja) * 1987-05-08 1988-11-15 住友建機株式会社 カウンタ−バランスクレ−ンのバランスウエイト作動装置
JPH01143788A (ja) * 1987-11-27 1989-06-06 Sumitomo Light Metal Ind Ltd 真空容器の製造法

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010058759A1 (ja) 2008-11-20 2010-05-27 旭硝子株式会社 透明体検査装置
US8887933B2 (en) 2009-12-28 2014-11-18 Hitachi Sumitomo Heavy Industries Construction Crane Co., Ltd. Counterweight suspension device and mobile crane
EP2354077A1 (en) 2010-02-09 2011-08-10 Kobelco Cranes Co., Ltd. Mobile crane having counterweight
US8528755B2 (en) 2010-02-09 2013-09-10 Kobelco Cranes Co., Ltd. Mobile crane having counterweight
CN102556861A (zh) * 2012-02-06 2012-07-11 徐工集团工程机械股份有限公司 一种用于起重机的配重拉板装置及起重机
CN102602831A (zh) * 2012-03-26 2012-07-25 徐州重型机械有限公司 大吨位起重机配重安装安全检测装置
CN103086270A (zh) * 2013-01-31 2013-05-08 徐工集团工程机械股份有限公司 活动连接固定结构以及平衡梁
JP2016210622A (ja) * 2015-05-11 2016-12-15 リープヘル−ヴェルク エーインゲン ゲーエムベーハーLiebherr−Werk EhingenGmbH クレーンを操作する方法及びクレーン
WO2017099277A1 (ko) * 2015-12-10 2017-06-15 볼보 컨스트럭션 이큅먼트 에이비 파이프 레이어의 붐 보호장치
JP2017226530A (ja) * 2016-06-24 2017-12-28 コベルコ建機株式会社 移動式クレーンのガイラインとパレットウエイトとの接続方法及び移動式クレーン
JP2018002385A (ja) * 2016-06-30 2018-01-11 コベルコ建機株式会社 ワークの輸送台への載置方法、ワークの輸送台からの吊り上げ方法および輸送台
CN111217264A (zh) * 2020-03-13 2020-06-02 徐工集团工程机械股份有限公司建设机械分公司 起重机

Also Published As

Publication number Publication date
JP4840256B2 (ja) 2011-12-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4840256B2 (ja) カウンタバランス型クレーン
CN112110391A (zh) 一种作业系统
WO2016129262A1 (ja) クローラクレーンのカーボディウエイト支持装置
US7195126B2 (en) Self-propelled working machine
JP6816619B2 (ja) フロート格納装置
US20040237353A1 (en) Hydraulic excavator
KR101856699B1 (ko) 건설 기계
JP5121352B2 (ja) 移動式クレーン
JP6288154B2 (ja) 移動式クレーンの伸縮ビーム抜け出し防止用検知装置及び移動式クレーン
JP6810594B2 (ja) 衝突防止装置
JP6610088B2 (ja) 移動式クレーンに備えられたステップ機構
JP7027853B2 (ja) フロート
JP5121350B2 (ja) 移動式クレーン
JP6184564B1 (ja) 水門装置
JP6288068B2 (ja) 移動式クレーン
JP7516141B2 (ja) 建設機械の重量計測装置及び建設機械
JP4237995B2 (ja) 自走式クレーン
JP2009269553A (ja) 作業車両
JP7080754B2 (ja) 高所作業車の安全装置
JP6814471B2 (ja) 組立式クレーン
JP6568000B2 (ja) クレーン機能付き作業機械
JP2007015774A (ja) 高所作業車
CN205772878U (zh) 一种集装箱岸桥用新型小车锚定装置
JP5578590B1 (ja) フォークリフトの懸架装置
JP3221401U (ja) アウトリガ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110318

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110906

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110919

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4840256

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141014

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250