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JP2008296375A - 液体吐出装置 - Google Patents

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JP2008296375A
JP2008296375A JP2007141386A JP2007141386A JP2008296375A JP 2008296375 A JP2008296375 A JP 2008296375A JP 2007141386 A JP2007141386 A JP 2007141386A JP 2007141386 A JP2007141386 A JP 2007141386A JP 2008296375 A JP2008296375 A JP 2008296375A
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Toshimitsu Moritaku
利充 森宅
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Abstract

【課題】液体滴を吐出させる駆動信号を生成するための電流増幅部を集積しやすくすること。
【解決手段】本願に記載の液体吐出装置は、基準波形電圧生成部と、第1電圧生成部と、第2電圧生成部と、素子とを備える。基準波形電圧生成部は、基準波形を生成する。第1電圧生成部は、基準波形に応じて変化し、基準波形の電圧よりも高い第1電圧を生成する。第2電圧生成部は、基準波形に応じて変化し、基準波形の電圧よりも低い第2電圧を生成する。素子は、第1電圧を利用する第1電流増幅部と第2電圧を利用する第2電流増幅部とを備え、基準波形を電流増幅しノズルから液体滴を吐出するための駆動信号を生成する。
【選択図】図4

Description

本発明は、液体吐出装置に関する。
用紙上にインク滴を吐出して画像を形成する液体吐出装置がある。このような液体吐出装置では、インク滴を吐出するためにヘッドに印加される駆動信号が生成されるが、この駆動信号を生成する回路をヘッド側に設けることとしたものがある。そうすることで、駆動信号がフレキシブルフラットケーブルを経由しないので、駆動信号を劣化させないで液体滴を吐出させるためのピエゾ素子に印加することができる。また、個々のノズルに駆動信号を生成するための増幅回路を設けることとしたものがある。このようにすることで、個々の回路に流れる電流を小さくすることができる。
特開2005−262845号公報 特開2000−343690号公報
このように、駆動信号を生成するための増幅回路を個々のノズルに対して設け、さらにこの回路をヘッド側に搭載しようとすると、この回路の小型化が求められる。そのため回路の集積化という課題が生ずる。しかしながら、回路内に生ずる電位差が大きい場合には、配線間の絶縁を確保するための部材の量を増やさなければならず、素子を小型化して集積化することが難しいという問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、液体滴を吐出させる駆動信号を生成するための電流増幅部を集積しやすくすることを目的とする。
上記目的を達成するための主たる発明は、
基準波形を表す電圧を生成する基準波形電圧生成部と、
前記基準波形に応じて変化し、前記基準波形が表す電圧よりも高い第1電圧を生成する第1電圧生成部と、
前記基準波形に応じて変化し、前記基準波形が表す電圧よりも低い第2電圧を生成する第2電圧生成部と、
前記第1電圧を利用する第1電流増幅部と前記第2電圧を利用する第2電流増幅部とを備えた素子であって、前記第1電流増幅部および前記第2電流増幅部を用いて、前記基準波形を電流増幅しノズルから液体滴を吐出するのに用いる駆動信号を生成する素子と、
を備える液体吐出装置である。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも、以下の事項が明らかとなる。
基準波形を表す電圧を生成する基準波形電圧生成部と、
前記基準波形に応じて変化し、前記基準波形が表す電圧よりも高い第1電圧を生成する第1電圧生成部と、
前記基準波形に応じて変化し、前記基準波形が表す電圧よりも低い第2電圧を生成する第2電圧生成部と、
前記第1電圧を利用する第1電流増幅部と前記第2電圧を利用する第2電流増幅部とを備えた素子であって、前記第1電流増幅部および前記第2電流増幅部を用いて、前記基準波形を電流増幅しノズルから液体滴を吐出するのに用いる駆動信号を生成する素子と、
を備える液体吐出装置。
このようにすることで、第1電圧と第2電圧との電位差を小さくすることができる。そうすると、電流増幅部を構成する素子内に生ずる電位差を小さくすることができるので配線間の絶縁を確保するために必要な部材の量を少なくすることができる。そうすると、配線間の距離を小さくすることができるので電流増幅部を構成する回路をより集積化して小型化することができるようになる。すなわち、液体滴を吐出させる駆動信号を生成するための電流増幅部を集積しやすくすることができる。
かかる液体吐出装置であって、前記素子は、前記基準波形と前記駆動信号の電圧の比較を行うための比較部を含み、前記電圧の比較の結果、前記駆動信号の電圧が前記基準波形の電圧よりも低いときには前記第1電圧が利用され、前記駆動信号の電圧が前記基準波形の電圧よりも高いときには前記第2電圧が利用され前記駆動信号が生成されるであることが望ましい。また、前記液体滴を吐出させるか否かの信号が前記比較部に入力され、前記液体滴を吐出させない旨の信号が入力されたとき、前記第1電圧及び前記第2電圧は利用されないことが望ましい。また、前記素子は、前記液体滴を吐出させるか否かの信号に基づいて、前記素子の外部に前記駆動信号を出力するか否かを制御する出力制御部を含むことが望ましい。また、前記第1電圧と前記第2電圧との電位差は所定の電位差よりも小さいことが望ましい。
また、前記素子は、前記第1電圧生成部及び前記第2電圧生成部に対して移動するヘッドに設けられることが望ましい。また、前記基準波形電圧生成部は前記液体吐出装置に対して移動しない基板に設けられることが望ましい。また、前記基準波形電圧生成部は前記ノズルとともに移動するヘッドに設けられることとしてもよい。
また、前記素子は前記ノズルごとに設けられていることが望ましい。また、前記素子は半導体集積回路として構成されることが望ましい。また、前記素子に対する前記第1電圧生成部と前記第2電圧生成部の接続はケーブルを介して行われることが望ましい。また、前記第1電圧生成部及び前記第2電圧生成部は前記液体吐出装置に対して移動しない基板に設けられることが望ましい。
このようにすることで、液体滴を吐出させる駆動信号を生成するための電流増幅部を集積しやすくすることができる。
===印刷システムの構成===
図1Aは、プリンタ1の構成を説明する斜視図であり、図1Bは、プリンタの構成を説明する側面図である。以下に、プリンタの基本的な構成について説明する。
プリンタ1は、断続的に用紙Sを搬送方向に搬送しつつ、ヘッド40からインク滴を吐出して画像を形成する。プリンタ1は、用紙Sを搬送方向に搬送するための搬送ローラ23を含んでいる。この搬送ローラ23は、搬送モータ22が不図示のコントローラに制御されることによって、用紙Sを給紙側から搬送方向に搬送する。
プリンタ1には、用紙Sにインク滴を吐出するためのヘッド40が含まれている。ヘッド40は、キャリッジCRに搭載されている。キャリッジCRは、ガイド軸32に沿ってキャリッジ移動方向に移動可能に設けられている。キャリッジCRの移動にはキャリッジモータ31の駆動力が利用される。このキャリッジモータ31は不図示のコントローラによって制御され、これによりキャリッジCRが所望の位置に移動できるようになっている。そして、キャリッジCRに搭載されたヘッド40が移動中にインクを断続的に吐出することによって、移動方向に沿ったドットラインを形成することができるようになっている。また、このようなインク滴の吐出動作に用紙Sの搬送方向への搬送が組み合わされ、用紙Sの全面にインク滴を吐出して、画像を形成することができるようになっている。
プリンタ1に固定されている不図示の制御基板と、ヘッド40の後述する半導体集積回路とがフレキシブルフラットケーブル30を介して接続されている。このようにすることによって、プリンタ1の制御基板とヘッドモジュールとの間で種々の信号のやりとりを可能としている。
プリンタ1の各部を制御するコントローラは、制御基板上に設けられることができる。このコントローラは、処理装置とメモリとを有し、メモリに格納されているプログラムを処理装置が実行することによって、プリンタの各部を制御するようになっている。
図2は、ヘッド41の下面におけるノズルの配列を示す説明図である。ヘッド41の下面には、ブラックインクノズル群Kと、シアンインクノズル群Cと、マゼンタインクノズル群Mと、イエローインクノズル群Yが形成されている。各ノズル群は、各色のインクを吐出するための吐出口であるノズルを90個備えている。
各ノズル群の複数のノズルは、搬送方向に沿って、一定の間隔(ノズルピッチ:D/k)でそれぞれ整列している。ここで、Dは、搬送方向における最小のドットピッチ(つまり、紙Sに形成されるドットの最高解像度での間隔)である。また、kは、1以上の整数である。例えば、ノズルピッチが90dpi(1/90インチ)であって、搬送方向のドットピッチが720dpi(1/720インチ)である場合、k=8である。
各ノズル群のノズルは、下流側のノズルほど小さい数の番号が付されている(♯1〜♯90)。つまり、ノズル♯1は、ノズル♯90よりも搬送方向の下流側に位置している。
各ノズルには、それぞれインクチャンバー(不図示)と、ピエゾ素子が設けられている。ピエゾ素子の駆動によってインクチャンバーが伸縮・膨張し、ノズルからインク滴が吐出される。
図3は、ヘッド40の構造を説明するための図である。図には、ノズルNz、ピエゾ素子PZT、インク供給路402、ノズル連通路404、及び、弾性板406が示されている。
インク供給路402には、不図示のインクタンクからインク滴又は透明な液体滴が供給される。そして、これらのインク滴等は、ノズル連通路404に供給される。ピエゾ素子PZTには、後述する駆動信号COMの駆動パルスが印加される。駆動パルスが印加されると、駆動パルスの信号に従ってピエゾ素子PZTが伸縮し、弾性板406を振動させる。そして、駆動パルスの振幅に対応する量の液体滴がノズルNzから吐出されるようになっている。
図4は、第1実施形態における制御基板10とヘッド40に搭載される半導体集積回路20とフレキシブルフラットケーブル30との関係を説明するための図である。制御基板10は、プリンタ1の内部に固定される基板である。それに対して半導体集積回路20はヘッド40上の後述する中継基板25を介して搭載される。よって、ヘッド40が移動すると共に半導体集積回路20も移動することとなる。そして、制御基板10と半導体集積回路20とは、ヘッド40の移動範囲において柔軟に変形可能なフレキシブルフラットケーブル30を介して接続される。
制御基板10には、印字制御回路11、基準駆動波形発生回路12、第1共通駆動信号発生回路13、第2共通駆動信号発生回路14、及び吐出制御信号発生回路15が含まれる。ヘッド40には、ノズル#1〜#90のそれぞれに対応する90個のピエゾ素子PZTが含まれる。また、半導体集積回路20には、各ピエゾ素子PZTに接続される90個の波形成形回路21が含まれている。90個の波形成形回路21はそれぞれ同じ回路である。そして、それぞれの波形成形回路21には、基準駆動波形発生回路12と第1共通駆動信号発生回路13と第2共通駆動信号発生回路14と吐出制御信号発生回路15とが接続されている。ここで示されているのは、4色のインクを吐出させるための構成のうち1色分のインクを吐出させるための構成である。
印字制御回路11は、基準駆動波形発生回路12と第1共通駆動信号発生回路13と第2共通駆動信号発生回路14と吐出制御信号発生回路15に接続されている。そして、印字制御回路11は、基準駆動波形発生回路12のD/Aコンバータにデジタルデータを出力する機能を有する。また、同様に、印字制御回路11は、第1共通駆動信号発生回路13のD/Aコンバータにデジタルデータを出力する機能と、第2共通駆動信号発生回路14のD/Aコンバータにデジタルデータを出力する機能を有する。また、印字制御回路11は、吐出制御信号発生回路15に対して画素データを送る機能を有する。ここで、画素データは、ある画素においてどのようなサイズのドットを形成するかを示すデータである。
基準駆動波形発生回路12は、印字制御回路11から送られたデジタルデータに基づいて、駆動信号COMと同じ電圧の波形を有する基準駆動波形(ただし、駆動信号COMが有する電流量よりも小さな電流量を有する)を出力する機能を有する。駆動信号COMは、この基準駆動波形が電流増幅されることにより生成されることとなる。基準駆動波形発生回路12は、90個の波形成形回路21に接続され、それぞれの波形成形回路21に基準駆動波形を出力する。
第1共通駆動信号発生回路13は、印字制御回路11から送られたデジタルデータに基づいて、基準駆動波形に応じて変化し、基準駆動波形よりも高い電圧を有する第1共通駆動信号を生成するための回路である。第1共通駆動信号の有する電力は基準駆動波形の電力よりも大きい。ここで生成された第1共通駆動信号の電力は、基準駆動波形を電流増幅して駆動信号COMを生成する際に利用される。第1共通駆動信号の波形の詳細については後述する。第1共通駆動信号発生回路13は、90個の波形成形回路21に接続され、それぞれの波形成形回路21に第1共通駆動信号を出力する。尚、この第1共通駆動信号は第1電圧に相当し、第1共通駆動信号発生回路13は第1電圧生成部に相当する。
第2共通駆動信号発生回路14は、印字制御回路11から送られたデジタルデータに基づいて、基準駆動波形に応じて変化し基準駆動波形よりも低い電圧を有する第2共通駆動信号を生成するための回路である。第2共通駆動信号の有する電力は基準駆動波形の電力よりも大きい。ここで生成された第2共通駆動信号の電力は、基準駆動波形を電流増幅して駆動信号COMを生成する際に利用される。第2共通駆動信号の波形の詳細については後述する。第2共通駆動信号発生回路14は、90個の波形成形回路21に接続され、それぞれの波形成形回路21に第2共通駆動信号を出力する。尚、この第2共通駆動信号は第2電圧に相当し、第2共通駆動信号発生回路14は第2電圧生成部に相当する。
吐出制御信号発生回路15は、印字制御回路11から送られる画素データに基づいて、あるタイミングにおいて駆動信号をピエゾ素子PZTに印加するか否かを制御する吐出制御信号を生成するための回路である。吐出制御信号は、後述する駆動信号内の期間(T1,T2,T3,T4)毎にすべてのノズルについて用意される。そして、この吐出制御信号に基づいて、各ノズルはインク滴を吐出したりしなかったりする。吐出制御信号発生回路15は、90個の波形成形回路21に接続され、それぞれの波形成形回路21に吐出制御信号を出力する。
波形成形回路21には、基準駆動波形発生回路12と第1共通駆動信号発生回路13と第2共通駆動信号発生回路14と吐出制御信号発生回路15がフレキシブルフラットケーブル30を介して接続されている。波形成形回路21は、第1共通駆動信号と第2共通駆動信号の電力を利用して、基準駆動波形を電流増幅して駆動信号COMを生成するための回路である。波形成形回路21は1つのピエゾ素子PZTに対して1つずつ用意され接続される。90個の波形成形回路21は、半導体集積回路20に集積される。また、波形成形回路21は、吐出制御信号に基づいて、駆動信号を半導体集積回路の外部のピエゾ素子PZTに出力するか否かを制御する機能を有する。
このように、ここでは、制御基板10側で生成された基準駆動波形、第1共通駆動信号、及び、第2共通駆動信号を利用して、基準駆動波形の電流増幅をヘッド40側で行っている。そうすることで、プリンタ1の本体側で駆動信号を生成しないため、フレキシブルフラットケーブル30経由で駆動信号をヘッド側に送る必要がない。
仮に、駆動信号が制御基板10側で生成されることとした場合、すべてのピエゾ素子PZTに駆動信号を供給できるだけの電流量を有する駆動信号がフレキシブルフラットケーブルを介してヘッド側に送られる。このような大きな電流を伴う駆動信号をフレキシブルフラットケーブルを介して送ることとすると、駆動信号が電磁波ノイズとして他の機器に影響を与えるおそれがある。しかしながら、ここではフレキシブルフラットケーブル30経由で駆動信号を送らないようにすることができるため、電磁波ノイズの発生を抑制することができる。
また、フレキシブルフラットケーブルはインダクタンス成分を有する。さらに、ヘッドが移動することにより、フレキシブルフラットケーブルが変形してインダクタンス成分が変化する。このような状況下で、仮に駆動信号をフレキシブルフラットケーブル経由で送ることとした場合、駆動信号を正確な形状で送ることができない。しかしながら、ここでは、駆動信号をヘッド側で電流増幅して生成することができるので、正確な駆動信号をピエゾ素子PZTに印加することができる。
また、ここでは、ピエゾ素子PZTごとに波形成形回路21を設けることとしていた。このようにすることで、1つの波形成形回路21に流れる電流量を少なくすることができる。よって、配線をより微細化して半導体集積回路20に集積しやすくすることができる。また、第1基準駆動信号と第2基準駆動信号を利用するので波形成形回路21に印加される電圧の電位差を小さくすることができる。そうすると、配線間を絶縁するために必要な部材の量を減らすことができるので、小型の半導体集積回路に波形成形回路21を集積することができるようになる。
図5は、半導体集積回路20を搭載したヘッド40を示す図である。上述のように、複数の波形成形回路21を半導体集積回路20に集積し、これをヘッド40に固定された中継基板25に搭載した様子が示されている。このように、波形成形回路21を集積化しやすくすることで、半導体集積回路20に集積して部品点数を少なくすることができる。
図6Aは、駆動信号COMを説明するための図である。駆動信号COMは、インク滴を吐出するためのピエゾ素子PZTに印加される。図に示されるように、駆動信号COMは、繰り返し周期Tごとに繰り返し生成される。駆動信号COMは、期間T1における駆動パルスPS1、期間T2における駆動パルスPS2、期間T3における駆動パルスPS3、及び、期間T4における駆動パルスPS4を含む。駆動パルスPS1は、ヘッドのピエゾ素子PZTに印加されることによって、中ドットを形成するための液体滴を吐出する。駆動パルスPS2は、ピエゾ素子PZTに印加されることによって、メニスカス(ノズル部分で露出しているインクの自由表面)を微振動させる。駆動パルスPS3は、ピエゾ素子PZTに印加されることによって、小ドットを形成するための液体滴を吐出する。駆動パルスPS4は、ピエゾ素子PZTに印加されることによって、大ドットを形成するための液体滴を吐出する。このように波形の異なるパルス状の波形が吐出制御信号に基づいてピエゾ素子PZTに印加されることによって、異なるサイズのインク滴を吐出できるようになっている。
図6Bは、基準駆動波形と第1共通駆動信号と第2共通駆動信号の関係を説明するための図である。ここでは、第1共通駆動信号生成回路13が生成する第1共通駆動信号と、第2共通駆動信号生成回路14が生成する第2共通駆動信号と、基準駆動波形発生回路12が生成する基準駆動波形の一例が示されている。ここでは、駆動パルスPS1を生成するための波形が基準駆動波形の一部として示されている。
基準駆動波形は、駆動信号COMと同様の電圧変化を有する波形となっている。第1共通駆動信号は、基準駆動波形に応じて変化し、基準駆動波形の電圧よりも高い電圧を有する信号となっている。また、第2共通駆動信号は、基準駆動波形に応じて変化し、基準駆動波形の電圧よりも低い電圧を有する信号となっている。そして、第1共通駆動信号の電圧と第2共通駆動信号の電圧との差は、集積される半導体集積回路20に供給される電圧よりも小さいものとなっている。例えば、3.3V駆動型のCMOSの半導体集積回路によって波形成形回路21が構成される場合には、第1共通駆動信号の電圧と第2共通駆動信号の電圧との差は3.3Vよりも小さい。このようにすることで、回路内に生ずる電位差を小さくすることができる。そして、配線間の絶縁を確保するために必要な部材の量を減らすことができるので、半導体集積回路20をより小型化することができる。
図7は、基準駆動波形発生回路12を説明するための図である。図には、D/Aコンバータ121と、電圧増幅回路122が示されている。D/Aコンバータ121は、印字制御回路から入力されたデジタル信号に基づいて、0〜3.3Vの電圧を出力する。出力される電圧の波形は、電圧が増幅される前の基準駆動信号の波形となっている。この波形は、電圧増幅回路122によって0〜42Vの範囲の電圧に増幅される。
D/Aコンバータ121の出力端はオペアンプ1221の入力端1に接続されている。また、オペアンプ1221の入力端2には、分岐点aからの接続線が接続されている。オペアンプ1221の出力端3には分岐点cが接続し、分岐点cには抵抗1225、NPN型トランジスタ1223のベース、及び、バイアス回路1222が接続されている。バイアス回路1222は例えばダイオードによって構成され、ダイオードのアノード側に分岐点cが接続され、カソード側に分岐点dが接続される。そして、分岐点cから分岐点dへ順方向の電流が流れるようになっている。
抵抗1225の他端には分岐点bが接続し、分岐点bは直流電源1229とNPN型トランジスタ1223のコレクタが接続されている。NPN型トランジスタ1223のエミッタには抵抗1227が接続されている。抵抗1227の他端には分岐点aが接続されている。また、分岐点aには、基準駆動波形の出力端と、抵抗1228が接続される。抵抗1228の他端には、PNP型トランジスタ1224のエミッタが接続される。
分岐点dにはさらにPNP型トランジスタ1224のベースと、抵抗1226が接続される。抵抗1226の他端には分岐点eが接続し、この分岐点eはアースとPNP型トランジスタ1224のコレクタに接続されている。
このような回路構成により、D/Aコンバータから出力された0〜3.3Vの電圧を0〜42Vの電圧に増幅している。また、このようにして、D/Aコンバータ121の出力に対してインピーダンスの高い電圧増幅回路を設けることとしている。
図8は、第1実施形態における第1共通駆動信号発生回路13を説明するための図である。第2共通駆動信号発生回路14の構成は第1共通駆動信号発生回路13とほぼ同様の構成であるので、ここでは、代表して第1共通駆動信号発生回路13の説明を行う。第2共通駆動信号発生回路14について説明を行う場合には、図において括弧内の符号が使用されるものとする。
図には、D/Aコンバータ131と、電力増幅回路132が示されている。D/Aコンバータ131は、0〜3.3Vの範囲の電圧を出力する。ここで出力される電圧は、電圧が増幅される前の第1共通駆動信号(図6B)の波形となっている。電力増幅回路132は、D/Aコンバータ131からの出力を電力増幅し、第1共通駆動信号を生成する。
D/Aコンバータ131の出力端は、共通駆動信号制御回路1321の入力端1に接続される。共通駆動信号制御回路1321の入力端2にはゲイン調整回路1324の出力端が接続されている。制御回路1321の出力端3は、PチャネルMOSFET1322のゲートが接続されている。制御回路1321の出力端4は、NチャネルMOSFET1323のゲートが接続されている。PチャネルMOSFET1322のドレインは、直流電源1327に接続され、ソースは分岐点hに接続されている。
NチャネルMOSFET1323のドレインは分岐点hに接続され、ソースはアースに接続されている。分岐点hはコイル1325に接続する。コイル1325の他端は分岐点fに接続される。分岐点fは分岐点gとコンデンサ1326に接続する。コンデンサ1326の他端は、アースに接続する。分岐点gは、さらに第1共通駆動信号の出力端と、ゲイン調整回路1324の入力端に接続する。
共通駆動信号制御回路1321は、入力1と入力2の電圧を比較し、入力2の電圧が入力1の電圧よりも高いときには、PチャネルMOSFET1322のゲートをオンにする機能を有する。また、共通駆動信号制御回路1321は、入力端1と入力端2の電圧を比較し、入力端1の電圧が入力端2の電圧よりも高いときには、NチャネルMOSFET1323のゲートをオンにする機能を有する。
ゲイン調整回路1324は、分岐点gにおける電圧を所定の倍率で増幅し、制御回路1321にフィードバックする。このゲイン調整回路1324の増幅率を調整することによって、D/Aコンバータ131から出力された電圧に基づいて生成する第1共通駆動信号の出力を調整することができるようになっている。
生成される第1共通駆動信号の電圧の精度は基準駆動波形の電圧の精度よりも低いものでよい。よって、D/Aコンバータ131が電圧を出力する周波数はD/Aコンバータ121が出力する周波数よりも低いものでよいため、D/Aコンバータ131はコストの安いものが使用できる。また、スイッチング素子であるPチャネルMOSFET1322とNチャネルMOSFET1323も高周波対応のものを使用する必要がない。そのため、分岐点hに出力される電圧は階段状のものとなるが、ここでは、コイル1325とコンデンサ1326とが分岐点h及び分岐点gに接続されている。よって、分岐点hにおける電圧の変化はよりなだらかな変化を有する電圧として分岐点gに出力されることとなる。
上述の第1共通駆動信号発生回路13において、ゲイン調整回路1324は、D/Aコンバータ131に基づいて第1共通駆動信号を生成するようにゲイン調整回路1324が調整されている。また、図8における回路が第2共通駆動信号生成回路14として動作するときは、D/Aコンバータ141の出力に基づいて第2共通駆動信号を生成するようにゲイン調整回路1424が調整されている。
このようにすることによって、図6Bのような基準駆動波形に対して若干高めの電圧を有する第1共通駆動信号と若干低めの電圧を有する第2共通駆動信号を生成できる。そして、第1共通駆動信号と第2共通駆動信号の電位差を小さいものとしている。
図9は、第1実施形態における波形成形回路21を説明するための図である。図には、駆動信号生成制御回路211が示されている。駆動信号生成制御回路211の入力端1には基準駆動波形の出力線が接続されており、入力端2には分岐点iからの接続線が接続されており、入力端3には吐出制御信号の出力線が接続されている。
また、駆動信号生成制御回路211の出力端4にはPチャネルMOSFET212のゲートが接続されており、出力5にはNチャネルMOSFET213のゲートが接続されている。PチャネルMOSFET212のドレインには第1共通駆動信号の出力線が接続されており、ソースには分岐点iが接続される。分岐点iにはNチャネルMOSFET213のドレインとピエゾ素子PZTが接続されている。ピエゾ素子PZTの他端はアースに接続される。NチャネルMOSFET213のソースには、第2共通駆動信号の出力線が接続されている。
駆動信号生成制御回路211は、入力端1の電圧と入力端2の電圧とを比較し、入力端1の電圧が入力端2の電圧よりも低いときにPチャネルMOSFET212のゲートをオンにする機能を有する。また、駆動信号生成制御回路211は、入力端1の電圧と入力端2の電圧とを比較し、入力端1の電圧が入力端2の電圧よりも高いときにNチャネルMOSFET213のゲートをオンにする機能を有する。このようにすることで、第1共通駆動信号及び第2共通駆動信号の電力を用いて基準駆動波形を電流増幅できるようになっている。
また、駆動信号生成制御回路211の入力端3には、吐出制御信号が入力されている。そして、吐出制御信号がオンのときには上述のように動作し、基準駆動波形を電力増幅して駆動信号COMを生成するようになっている。また、吐出制御信号がオフのときには、PチャネルMOSFET212とNチャネルMOSFET213のいずれのゲートもオンにしないように動作する。
このようにすることによって、ノズルからインク滴を吐出させない場合には、吐出制御信号としてオフの信号が入力され、駆動信号COMが生成されないようにされる。駆動信号COMが生成されないこととすると、ピエゾ素子PZTには駆動信号COMが印加されないので、インク滴を吐出しないようにすることができる。
尚、このように駆動信号COMが生成されないこととすると、ピエゾ素子に印加された電圧が0Vにまで急激に落ちることとなる。そのとき、ピエゾ素子PZTが変位し、誤ってインク滴が吐出されてしまうおそれがある。このようなことを防止するために、ピエゾ素子のアース側の電極にバイアス電圧を印加しておくこととしてもよい。このようにすることで、駆動信号COMが生成されなくなった場合の、ピエゾ素子に対する電圧変位がより小さくされるので誤ってインク滴を吐出してしまうことを防止することができる。
また、駆動信号生成制御回路211にあらかじめ基準駆動波形の中間電位を記憶させておくこともできる。そして、吐出制御信号がオフのときには、基準駆動波形の中間電位と分岐点iの電圧を比較して、PチャネルMOSFET212又はNチャネルMOSFET213のいずれかのゲートをオンにするようにする。このようにすることで、吐出制御信号がオフの時には駆動信号COMの中間電位を生成することができる。そして、ピエゾ素子PZTによってインク滴を吐出しないようにすることができる。
図10は、第2実施形態における波形成形回路21’を説明するための図である。第2実施形態では、他の構成をほぼそのままにして波形成形回路が次のような波形成形回路21’に置き換えられる。
図には、駆動信号生成制御回路211’が示されている。駆動信号生成制御回路211’の入力端1には基準駆動波形の出力線が接続されており、入力端2には分岐点lからの接続線が接続されており、入力端3には吐出制御信号の出力線が接続されている。
また、駆動信号生成制御回路211’の出力端4には分岐点jが接続されており、分岐点jにはNPN型トランジスタ212’のベースと抵抗215が接続されている。この抵抗の他端には、分岐点kが接続されており、分岐点kには分岐点lと抵抗216が接続されている。抵抗216の他端にはNPN型トランジスタ212’のエミッタが接続されている。また、NPN型トランジスタ212’のコレクタには第1共通駆動信号の出力線が接続されている。
分岐点lにはさらにピエゾ素子PZTと分岐点mが接続されている。分岐点mには、抵抗217と抵抗218が接続されている。抵抗217の他端には分岐点nが接続されている。また抵抗218の他端にはPNP型トランジスタ213’のエミッタが接続されている。分岐点nには、駆動信号生成制御回路211’の出力端5とPNP型トランジスタ213’のベースが接続されている。PNP型トランジスタ213’のコレクタには、第2共通駆動信号の出力線が接続されている。
駆動信号生成制御回路211’の機能は、第1実施形態における駆動信号生成制御回路211の機能とほぼ同様である。このようにすることで、基準駆動波形を第1共通駆動信号及び第2共通駆動信号の電力を用いて電力増幅できるようになっている。
図11は、第3実施形態における第1共通駆動信号発生回路13’を説明するための図である。図において、第1実施形態における第1共通駆動信号発生回路13と異なっているのは、第3実施形態における第1共通駆動信号発生回路13’にはNチャネルMOSFET1323がないことと、ダイオード1328が接続点oに接続されていることである。第1実施形態における第1共通駆動信号発生回路では、NチャネルMOSFET1323によって供給されすぎた電力を逃がすことができたため、よりD/Aコンバータから出力された電圧に合わせた第1共通駆動信号を生成することができた。しかしながら、第1共通駆動信号の波形に高い精度を要求しない場合には、NチャネルMOSFET1323を取り除くこととしても、D/Aコンバータから出力される電圧に合わせて電力増幅を行って、図6に示したような第1共通駆動信号を生成することができる。この場合、部品点数を少なくすることができるという利点がある。
図12は、第3実施形態における第2共通駆動信号発生回路14’を説明するための図である。図において、第1実施形態における第2共通駆動信号発生回路14と異なっているのは、第3実施形態における第2共通駆動信号発生回路14’には、PチャネルMOSFET1422と、これに接続された直流電源1427がないことである。第1実施形態における第2共通駆動信号発生回路14では、逃がしすぎた電力をPチャネルMOSFET1422によって電力供給することができたため、よりD/Aコンバータ141から出力された電圧に合わせた第2共通駆動信号を生成することができた。しかしながら、第2共通駆動信号の波形に高い精度を要求しない場合には、PチャネルMOSFET1422を取り除くこととしても、D/Aコンバータ141から出力される電圧に合わせて電力を逃がす作業を行って、図6に示したような第2共通駆動信号を生成することができる。この場合においても、部品点数を少なくすることができるという利点がある。
図13は、第4実施形態における制御基板10とヘッド40に搭載される半導体集積回路20とフレキシブルフラットケーブル30との関係を説明するための図である。第4実施形態において、基準駆動波形発生回路12は、半導体集積回路20に設けられている。基準駆動波形発生回路12を半導体集積回路20に設け、さらに他の回路と共に1つの回路として集積化することにより、基準駆動波形をフレキシブルフラットケーブル30に通らないようにすることができる。そうすることで、駆動信号COMの形状を容易に他の者から知られないようにすることができる。これは、駆動信号COMの形状を他の者に知られたくないという場合に利点がある。
===その他の実施の形態===
上述の実施形態では、ヘッドが移動するようなプリンタ1を例に説明がなされた。しかしながら、ノズル列が用紙の紙幅方向に並び、ヘッドが移動しないタイプのプリンタに上述の技術を採用することもできる。この場合であっても、ヘッド側に波形成形回路21を含む半導体集積回路20を搭載することができる。そして、部品点数を減らし、ヘッド側において正確な駆動信号を生成することができる。
また、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは言うまでもない。特に、以下に述べる実施形態であっても、本発明に含まれるものである。
<ヘッドについて>
前述の実施形態では、圧電素子を用いてインクを吐出していた。しかし、液体を吐出する方式は、これに限られるものではない。例えば、熱によりノズル内に泡を発生させる方式など、他の方式を用いてもよい。
===まとめ===
(1)前述の実施形態における液体吐出装置としてのプリンタ1は、基準波形成形回路12(基準波形電圧生成部部)と、第1共通駆動信号発生回路13(第1電圧生成部)と第2共通駆動信号発生回路14(第2電圧生成部)と半導体集積回路20(素子)を含む。
基準波形成形回路12は、基準駆動波形(基準波形)を表す電圧を生成する。また、第1共通駆動信号発生回路13は、基準駆動波形に応じて変化し、この基準駆動波形が表す電圧よりも高い第1共通駆動信号(第1電圧)を生成する。また、第2共通駆動信号発生回路14は、基準駆動波形に応じて変化し、この基準駆動波形が表す電圧よりも低い第2共通駆動信号(第2電圧)を生成する。そして、半導体集積回路20として構成された素子は、第1共通駆動信号を利用する第1電流増幅部と第2共通駆動信号を利用する第2電流増幅部とを備える。そして、第1共通駆動信号および第2共通駆動信号を用いて、基準駆動波形を電流増幅しノズルからインク滴を吐出するのに用いる駆動信号を生成する。
このようにすることで、基準駆動波形に対して電位差の小さい第1共通駆動信号と第2共通駆動信号を利用して電流増幅を行うことができる。そうすると、素子に印加される電位差を小さくすることができるので、半導体集積回路20における配線間を絶縁するために必要な部材の量を減らすことができる。よって、小型の半導体集積回路に波形成形回路21を集積することができるようになる。
(2)また、前述の素子は、基準駆動波形と駆動信号の電圧の比較を行うための比較部を含む。そして、この電圧の比較の結果、駆動信号の電圧が基準駆動波形の電圧よりも低いときには第1共通駆動信号が利用され、駆動信号の電圧が基準波形の電圧よりも高いときには第2共通駆動信号が利用される。そして、駆動信号が生成されることとなる。
このようにすることで、基準駆動波形を電流増幅して駆動信号を生成することができる。
(3)また、吐出制御信号(液体滴を吐出させるか否かの信号)が比較部に入力され、インク滴を吐出させない旨の信号が入力されたとき、第1共通駆動信号及び第2共通駆動信号は利用されない。
このようにすることで、吐出制御信号に応じて基準駆動波形の電流増幅を行うこと又は行わないことを制御することができるようになる。
(4)また、半導体集積回路20として構成される素子は、インク滴を吐出させるか否かの信号に基づいて、この素子の外部に駆動信号COMを出力するか否かを制御する出力制御部を含む。上述の実施形態では、吐出制御信号が入力される駆動信号生成制御回路211が出力制御部に相当する。
このようにすることで、基準駆動波形の電流増幅部と出力制御部とを集積化することができ、部品点数を減らして、これらをヘッド側に搭載することを容易にすることができる。
(5)また、第1共通駆動信号と第2共通駆動信号との電位差は所定の電位差よりも小さい。ここで、所定の電位差は、CMOSの半導体の電源電圧と同じ3.3Vである。
このようにすることで、半導体集積回路として集積するとき、大きな電位差に対応するための絶縁部材の量を減らすことができるので、より回路の集積化を行って半導体集積回路を小型化することができる。
(6)また、前述の素子は、第1共通駆動信号生成回路13及び第2共通駆動信号生成回路14に対して移動するヘッド40上に設けられる。
このように、半導体集積回路20として構成された素子をヘッド40上に設けることとして、移動するヘッド40において駆動信号を生成することができる。そうすると、駆動信号をフレキシブルフラットケーブル30経由で送らないようにすることができる。フレキシブルフラットケーブルはインダクタンス成分を有する。さらに、ヘッドが移動することにより、フレキシブルフラットケーブルが変形してインダクタンス成分が変化する。このような状況下で、仮に駆動信号をフレキシブルフラットケーブル経由で送ることとした場合、駆動信号を正確な形状で送ることができない。しかしながら、ここでは、駆動信号をヘッド側で電流増幅して生成することができるので、正確な駆動信号をピエゾ素子PZTに印加することができる。
(7)また、基準駆動波形発生回路12はプリンタ1に対して移動しない制御基板10に設けられる。
このようにすることで、基準駆動波形をプリンタ1内の制御基板10で生成することができる。
(8)また、基準駆動波形発生回路12はノズルとともに移動するヘッド40に設けられることとしてもよい。
このようにすることで、基準駆動波形発生回路12を前述の半導体集積回路20に形成することができる。そうすると、半導体集積回路20の外部からは基準駆動波形の形状を知ることができないようになるため、基準駆動波形の形状を他の者に知られないようにすることができる。
(9)また、前述の素子はノズルごとに設けられている。
このようにすることで、1つのヘッドにおけるノズル数が90個と多い場合であっても、上述のように素子を半導体集積回路に集積化することが容易であるので、部品点数を少なくすることができる。
(10)また、前述の素子は半導体集積回路として構成される。
このようにすることで、電流増幅部の集積化を行ってヘッドへの搭載を容易にすることができる。
(11)また、前述の素子に対する第1共通駆動信号生成回路13と第2共通駆動信号生成回路14の接続はフレキシブルフラットケーブル30を介して行われる。
このようにすることで、前述の素子をヘッドに搭載し、このヘッドが移動する場合であっても、フレキシブルフラットケーブル30を介して第1共通駆動信号と第2共通駆動信号を素子に供給することができる。そして、これらの信号を利用して基準駆動波形の電流増幅をヘッド40側で行うことができる。そうすることで、プリンタ1の本体側で駆動信号を生成しないため、フレキシブルフラットケーブル30経由で駆動信号をヘッドに送る必要がない。
仮に、駆動信号をプリンタ1の本体側で生成した場合、すべてのピエゾ素子PZTに駆動信号を供給できるだけの電流量を有する駆動信号が生成され、フレキシブルフラットケーブルを介してヘッド側に送られる。このような大きな電流を伴う駆動信号をフレキシブルフラットケーブルを介して送ることとすると、駆動信号が電磁波ノイズとして他の機器に影響を与えるおそれがある。しかしながら、上述の実施形態ではフレキシブルフラットケーブル30経由で駆動信号を送らないようにすることができるため、電磁波ノイズの発生を抑制することができる。
(12)また、第1共通駆動信号生成回路13及び第2共通駆動信号生成回路14はプリンタ1に対して移動しない制御基板10に設けられる。
このようにすることで、第1共通駆動信号及び第2共通駆動信号をプリンタ1内の制御基板10で生成することができる。
図1Aは、プリンタ1の構成を説明する斜視図であり、図1Bは、プリンタ1の構成を説明する側面図である。 ヘッド40の下面におけるノズルの配列を示す説明図である。 ヘッド40の構造を説明するための図である。 第1実施形態における制御基板10とヘッド40に搭載される半導体集積回路20とフレキシブルフラットケーブル30との関係を説明するための図である。 半導体集積回路20を搭載したヘッド40を示す図である。 図6Aは、駆動信号COMを説明するための図であり、図6Bは、基準駆動波形と、第1共通駆動信号と、第2共通駆動信号の関係を説明するための図である。 基準駆動波形発生回路12を説明するための図である。 第1実施形態における第1共通駆動波形発生回路13を説明するための図である。 第1実施形態における波形成形回路21を説明するための図である。 第2実施形態における波形成形回路21’を説明するための図である。 第3実施形態における第1共通駆動信号発生回路13’を説明するための図である。 第3実施形態における第2共通駆動信号発生回路14’を説明するための図である。 第4実施形態における制御基板10とヘッド40に搭載される半導体集積回路20とフレキシブルフラットケーブル30との関係を説明するための図である。
符号の説明
1 プリンタ、10 制御基板、11 印字制御回路、
12 基準駆動波形発生回路、13 第1共通駆動信号発生回路、
14 第2共通駆動信号発生回路、15 吐出制御信号発生回路、
20 半導体集積回路、22 搬送モータ、23 搬送ローラ、
25 中継基板、30 フレキシブルフラットケーブル、
31 キャリッジモータ、32 ガイド軸、40 ヘッド、
121 D/Aコンバータ、122 電圧増幅回路、
131 D/Aコンバータ、132 電圧増幅回路、
141 D/Aコンバータ、142 電圧増幅回路、
211 駆動信号生成制御回路、212 PチャネルMOSFET、
213 NチャネルMOSFET、212’ NPN型トランジスタ、
213’ PNP型トランジスタ、402 インク供給路、
404 ノズル連通路、406 弾性板、
1221 オペアンプ、1222 バイアス回路、
1223 NPN型トランジスタ、1224 PNP型トランジスタ、
1225 抵抗、1226 抵抗、1227 抵抗、
1228 抵抗、1229 直流電源、
1321 共通駆動信号制御回路、1322 PチャネルMOSFET、
1323 NチャネルMOSFET、1324 ゲイン調整回路、
1325 コイル、1326 コンデンサ、1327 直流電源、
1328 ダイオード、1421 共通駆動信号制御回路、
1423 NチャネルMOSFET、1424 ゲイン調整回路、
1425 コイル、1426 コンデンサ、
CR キャリッジ、Nz ノズル、PZT ピエゾ素子、S 用紙

Claims (8)

  1. 基準波形を表す電圧を生成する基準波形電圧生成部と、
    前記基準波形に応じて変化し、前記基準波形が表す電圧よりも高い第1電圧を生成する第1電圧生成部と、
    前記基準波形に応じて変化し、前記基準波形が表す電圧よりも低い第2電圧を生成する第2電圧生成部と、
    前記第1電圧を利用する第1電流増幅部と前記第2電圧を利用する第2電流増幅部とを備えた素子であって、前記第1電流増幅部および前記第2電流増幅部を用いて、前記基準波形を電流増幅しノズルから液体滴を吐出するのに用いる駆動信号を生成する素子と、
    を備える液体吐出装置。
  2. 前記素子は、前記基準波形と前記駆動信号の電圧の比較を行うための比較部を含み、前記電圧の比較の結果、前記駆動信号の電圧が前記基準波形の電圧よりも低いときには前記第1電圧が利用され、前記駆動信号の電圧が前記基準波形の電圧よりも高いときには前記第2電圧が利用され前記駆動信号が生成される、請求項1に記載の液体吐出装置。
  3. 前記液体滴を吐出させるか否かの信号が前記比較部に入力され、前記液体滴を吐出させない旨の信号が入力されたとき、前記第1電圧及び前記第2電圧は利用されない、請求項2に記載の液体吐出装置。
  4. 前記素子は、前記液体滴を吐出させるか否かの信号に基づいて、前記素子の外部に前記駆動信号を出力するか否かを制御する出力制御部を含む、請求項1〜3のいずれかに記載の液体吐出装置。
  5. 前記第1電圧と前記第2電圧との電位差は所定の電位差よりも小さい、請求項1〜4のいずれかに記載の液体吐出装置。
  6. 前記素子は、前記第1電圧生成部及び前記第2電圧生成部に対して移動するヘッドに設けられる、請求項1〜5のいずれかに記載の液体吐出装置。
  7. 前記基準波形電圧生成部は前記液体吐出装置に対して移動しない基板に設けられる、請求項1〜6のいずれかに記載の液体吐出装置。
  8. 前記基準波形電圧生成部は前記ノズルとともに移動するヘッドに設けられる、請求項1〜6のいずれかに記載の液体吐出装置。
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