以下、本発明の好適な実施の形態(以下、「実施形態」という。)について、図面を用いて詳細に説明する。なお、本実施形態では、会議の様子を記録した記録データをマルチメディアコンテンツとして以降の説明を行うが、講演会、セミナー、取材、インタビューなど、会議以外を記録対象とした場合のコンテンツ管理システムでも同様の実施形態によって実現することができる。
[第1の実施形態]
<コンテンツ管理システムの使用例(開催中の会議を視聴する場合)>
まず、本実施形態に係るコンテンツ管理システムは、ユーザ環境においてどのように使用されるのかについて、開催中の会議を視聴する場合を例に図1を用いて説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るコンテンツ管理システムにおいて開催中の会議を視聴する場合の一例を示す図である。
本実施形態に係るコンテンツ管理システムは、開催中の会議を視聴する場合、ユーザ環境において(1)〜(3)に示すように使用される。
(1)リンク情報のコピー
まず、会議の参加者や会議視聴画面を介して遠隔で会議を視聴している者(以下、ユーザと言う。)は、自分の所有するクライアントPC(情報処理装置)上でリンク情報生成プログラムを予め起動しておく。ユーザは、会議中に「後で振り返るべき場面」に差し掛かったとき、起動しておいたリンク情報生成プログラムの[Copy]ボタンをマウスでクリックする。すると、その場面の時刻をパラメータとして持つ会議の動画データ再生画面へのURLとその場面を分かりやすく端的に示す情報(コンテンツの内容情報)とが、クライアントPC(情報処理装置)が有するメモリ上の所定領域(クリップボード)に、リンク情報としてコピー(一時的に保持)される。
(2)リンク情報の貼り付け
次に、Microsoft Office(登録商標)、CMS、テキストエディタなど、ユーザが日常使用頻度の高いアプリケーションやシステムを用いて作成・編集中の文書に、メモリ上の所定領域(クリップボード)にコピー(一時的に保持)しておいたリンク情報を貼り付ける。
(3)リンクをクリック
その結果、文書中に貼り付けられたリンク情報をクリックすると、会議の様子を記録した動画データの再生画面が自動的に起動され、(1)で[Copy]ボタンをクリックした時刻から会議の動画データが再生される。
このように、本実施形態に係るコンテンツ管理システムは、ユーザが編集中の文書データに再生開始点情報を含むマルチメディアコンテンツのリンク情報を貼り付けることによって、簡便に文書データとマルチメディアコンテンツとを関連付けることができ、ユーザが日常的に閲覧・編集する文書データからマルチメディアコンテンツを有効活用することができる「コンテンツ管理機能」を実現する。
<コンテンツ管理システムのシステム構成>
次に、図1を用いて説明した機能を実現するために、本実施形態に係るコンテンツ管理システムがどのような構成となっているかについて、図2を用いて説明する。
図2は、本発明の第1の実施形態に係るコンテンツ管理システム1のシステム構成の一例を示す図である。
本実施形態に係るコンテンツ管理システム1は、例えば、会議などの場面で使用された場合、会議室に常設され開催中の会議の映像や音声を記録する記録用PC300と、記録された会議の映像や音声を配信するWeb・ビデオサーバ(管理サーバ)200と、配信された会議の映像や音声を視聴するクライアントPC(情報処理装置)100とが、有線及び/又は無線回線により構築されたLAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)などのネットワーク(データ通信網)90に接続されることにより構成される。
記録用PC300は、カメラ600からの映像信号やマイク500からの音声信号とをデジタル信号に変換し、動画圧縮アルゴリズムにより圧縮した動画・音声データや、プレゼンテーションなどのときにスクリーンに表示する画面表示用PC400から送出される画面信号を間欠的に取得し、静止画圧縮アルゴリズムにより圧縮した静止画データなどを記録し、記録したデータをネットワーク90を介してWeb・ビデオサーバ(管理サーバ)200へ転送する記録用端末である。
Web・ビデオサーバ(管理サーバ)200は、クライアントPC(情報処理装置)100からのWebブラウザを介した処理要求に応じて、要求結果を文字列又はHTML(HyperText Markup Language)形式で応答するWebサーバ機能と、記録用PC300により記録された会議の映像・音声などのマルチメディアコンテンツを保管し、クライアントPC(情報処理装置)100からの配信要求に応じて、データを配信するビデオサーバ機能とを有するマルチメディアコンテンツを管理する管理サーバである。
クライアントPC(情報処理装置)100は、配信要求に応じてWeb・ビデオサーバ(管理サーバ)200から配信された会議の映像・音声を視聴し、視聴しているときに、その映像・音声へのリンク情報を生成し、作成・編集中の文書データに貼り付けるために使用するユーザ端末である。
このように、本実施形態に係るコンテンツ管理システム1は、上記に説明したシステム構成によって、図1を用いて説明した使用例のように、ユーザの文書データから会議の様子を記録した動画データへ容易にアクセスできる、ユーザによるマルチメディアコンテンツの有効利用を可能にしたコンテンツ管理を実現している。
<Web・ビデオサーバ/クライアントPCのハードウェア構成について>
次に、本実施形態に係るコンテンツ管理システム1の「コンテンツ管理機能」を実現するために必要なWeb・ビデオサーバ(管理サーバ)200及びクライアントPC(情報処理装置)100のハードウェア構成について、図3を用いて説明する。
図3は、本発明の第1の実施形態に係るWeb・ビデオサーバ(管理サーバ)200/クライアントPC(情報処理装置)100のハードウェア構成の一例を示す図である。
本実施形態に係るWeb・ビデオサーバ(管理サーバ)200及びクライアントPC(情報処理装置)100は、図3に示すように、同一のハードウェアによって構成された情報処理装置である。
よって、以下に行うハードウェア構成についての説明では、クライアントPC(情報処理装置)100を例に挙げて説明を行い、その説明をもってWeb・ビデオサーバ(管理サーバ)200のハードウェア構成についての説明を省略する。
また、プレゼンテーションや業務報告などの資料を、プロジェクタや大画面ディスプレイなどの画像表示機器(図示せず)に表示するための画面表示用PC400も、画面出力信号を記録用PC300に送出するためのディスプレイ出力端子(D-Sub、DVI(Digital Visual Interface)など)を備えている点以外は、Web・ビデオサーバ(管理サーバ)200及びクライアントPC(情報処理装置)100と同一のハードウェア構成であるため説明を省略する。
本実施形態に係るクライアントPC(情報処理装置)100は、図3に示すように、CPU(Central Processing Unit)11と、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)12と、電源13と、HDD(Hard Disk Drive)14と、入力I/F15と、表示I/F16と、ネットワークI/F17と、DVD(Digital Versatile Disc)−ROM(Read Only Memory)ドライブ18とが、バス25を介して接続することにより構成されている。
CPU11は、HDD14に格納された各種プログラムを実行し、当該装置100を制御する演算処理装置である。
SDRAM12は、プログラムが実行されたときの記憶領域やCPU11がプログラムを実行するときの展開領域として利用される記憶装置である。
電源13は、商用電源から供給された電力を当該装置100へ取り込むものである。
HDD14は、基本ソフトウェアであるOS(Operating System)や各種アプリケーションプログラム(例えば、リンク情報生成プログラムなど。)を、関連データとともに格納する記憶装置である。
入力I/F15は、マウスなどのポインティングデバイス15aやキーボード15bなどの各種入力装置と当該装置100との間でデータをやり取りするハードウェアインターフェース(I/F)である。
表示I/F16は、接続ケーブルによってディスプレイ装置(例えば、CRT(Cathode Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)など。)に接続され、ディスプレイ装置と当該装置100との間でデータをやり取りするハードウェアインターフェース(I/F)である。
ネットワークI/F17は、ネットワーク90に接続されるWeb・ビデオサーバ(管理サーバ)200などと当該装置100との間でデータをやり取りするハードウェアインターフェースである。
DVD−ROMドライブ18は、DVD−ROMに書き込まれたプログラムやデータを読み取るデータ読み取り装置である。
本実施形態に係るクライアントPC(情報処理装置)100は、DVD−ROMドライブ18やネットワークI/F17を介して当該装置100にインストールされ、HDD14に格納されたプログラム(例えば、リンク情報生成プログラムなど。)を、SDRAM12の作業領域に展開し、展開したプログラムをCPU11で実行し、当該装置100を制御することで、当該装置100が有する機能(例えば、リンク情報生成機能など。)を実現している。
<記録用PCのハードウェア構成について>
次に、本実施形態に係るコンテンツ管理システム1の「コンテンツ管理機能」を実現するために必要な記録用PC300のハードウェア構成について、図4を用いて説明する。
図4は、本発明の第1の実施形態に係る記録用PC300のハードウェア構成の一例を示す図である。
本実施形態に係る記録用PC300は、図4に示すように、CPU11と、SDRAM12と、電源13と、HDD14と、入力I/F15と、表示I/F16と、ネットワークI/F17と、DVD−ROMドライブ18と、ビデオキャプチャボード19と、オーディオキャプチャボード20と、VGA(Video Graphics Array)キャプチャボード21とが、バス25を介して接続することにより構成されている。
本実施形態に係る記録用PC300と、図3を用いて説明したクライアントPC(情報処理装置)100、Web・ビデオサーバ(管理サーバ)200、及び画面表示用PC300との違いは、ビデオキャプチャボード19と、オーディオキャプチャボード20と、VGAキャプチャボード21である。よって、同一のハードウェアについては、同一の符号をもって説明を省略する。
ビデオキャプチャボード19は、接続ケーブルによってカメラ600と接続され、カメラ600からの映像信号を当該装置300に取り込むキャプチャボードである。
オーディオキャプチャボード20は、接続ケーブルによってマイク500と接続され、マイク500からの音声信号を当該装置300に取り込むキャプチャボードである。
VGAキャプチャボード21は、接続ケーブルによって会議資料などをスクリーンに表示する画面表示用PC400のディスプレイ出力端子と接続され、画面表示用PC400からの画面出力信号を当該装置に取り込むキャプチャボードである。
本実施形態に係る記録用PC300は、DVD−ROMドライブ18やネットワークI/F17を介して当該装置にインストールされ、HDD14に格納された記録プログラムを、SDRAM12の作業領域に展開し、展開したプログラムをCPU11で実行し、当該装置を制御することで、当該装置が有する映像・音声の記録機能を実現している。
<コンテンツ管理システムのソフトウェア構成について>
次に、図3及び4を用いて説明したハードウェアを、どのようなソフトウェアによって制御し、本実施形態に係るコンテンツ管理システム1の「コンテンツ管理機能」を実現しているかについて、図5〜11を用いて説明する。
図5は、本発明の第1の実施形態に係るコンテンツ管理システム1のソフトウェア構成の一例を示す図である。
本実施形態に係るコンテンツ管理システム1は、図5に示すように、記録用PC300が有するビデオエンコーダ31a及び記録プログラム31bと、Web・ビデオサーバ(管理サーバ)200が有するWebサーバプロプログラム32a及び動画配信プログラム32bと、クライアントPC(情報処理装置)100が有するリンク情報生成プログラム33a、Webブラウザ33b及びビデオ再生プログラム33cとから構成されている。
図5に示すようなソフトウェア構成は、クライアントPC(情報処理装置)100、Web・ビデオサーバ(管理サーバ)200、記録用PC300それぞれの装置において、各プログラムをインストールすることで構成することができる。
以降に、装置ごとのソフトウェア構成及びその機能について説明する。
<<記録用PC>>
本実施形態に係る記録用PC300には、以下に挙げるプログラムがインストールされ当該装置が有するHDD14に格納される。
・基本ソフト(OS):
Microsoft Windows XP(登録商標)Professional
・ビデオエンコーダ31a:
Microsoft Windows Media Encoder(登録商標)
・記録プログラム31b:
記録プログラム31bについては、以降の<記録用PCが有する記録機能の処理手順について>で、図10〜12を用いて説明する。
<<Web・ビデオサーバ>>
本実施形態に係るWeb・ビデオサーバ(管理サーバ)200には、以下に挙げるプログラムがインストールされ当該装置が有するHDD14に格納される。
・基本ソフト(OS):
Microsoft Windows Server 2003(登録商標)Standard Edition
・Webサーバプログラム32a:
本実施形態では、サーブレットを使用する。ここで言う「サーブレット」とは、Webサーバ上で実行されるモジュール化(部品化)されたJava(登録商標)プログラムを意味する。
また、Webサーバ及びサーブレットコンテナとして、Apache Tomcat(登録商標)を使用する。ここで言う「サーブレットコンテナ」とは、サーブレットを動作させるソフトウェアを意味する。
・動画配信プログラム32b:
Windows Media Services(登録商標)
ここで、上記のWebサーバプログラム32aと動画配信プログラム32bについて説明する。
<<<Webサーバプログラムについて>>>
上記のWebサーバプログラム32aは、例えば、文字列やHTMLページデータを生成しクライアントPC(情報処理装置)100に返したり、Web・ビデオサーバ(管理サーバ)200で管理するデータを取得・更新するなどのクライアントPC(情報処理装置)100や記録用PC300からの要求に応じた各種処理を行うサーブレット群で構成されている。
また、Webサーバプログラム32aは、サーブレットへの入力パラメータをクエリ文字列やポストパラメータとして受け取ることにより要求に応じた処理を行う。
例えば、クライアントPC(情報処理装置)100が有するWebブラウザ33bからWebサーバプログラム32aへ処理要求を行う場合は、以下のようなURLを指定する。
[playサーブレットへ処理要求を行う場合]
http://videoserver.abc.com/play?recid=1234&sec=600
・Web・ビデオサーバアドレス:videoserver.abc.com
・サーブレット名:play
・入力パラメータ名:recid、sec
・パラメータ値:1234、600
また、例えば、記録用PC300が有する記録プログラム31bからWebサーバプログラム32aへ処理要求を行う場合は、以下のようなメッセージを送信する。
[openrecサーブレットへ処理要求を行う場合]
GET/openrec?host=recorder01 HTTP/1.1
・サーブレット名:openrec
・入力パラメータ名:host
・パラメータ値:recorder01
以下、本実施形態に係るWebサーバプログラム32aの各サーブレットの機能概要について説明する。
サーブレット名:openrec
・機能:
入力パラメータに指定されたホスト名(パラメータ名:host)を持つ記録用PC300に対して、会議記録の開始をWeb・ビデオサーバ(管理サーバ)200に登録するとともに、記録IDを呼び出し元に返す。
・入力:
ホスト名(パラメータ名:host)
記録プログラムが動作する記録用PC300のホスト名(必須)。
・処理:
会議記録中のホスト名(パラメータ名:host)、記録中の会議の動画データを識別する記録ID、及び記録開始日時のそれぞれを記憶し、Web・ビデオサーバ(管理サーバ)200が有するHDD14に構築されたディレクトリ構造のルートディレクトリ(以下、「データルート」という。)の直下に、記録IDを用いた、例えばフォルダのような動画データの格納先を新たに作成する。
図6は、本発明の第1の実施形態に係るWeb・ビデオサーバ(管理サーバ)200のデータ管理構成の一例を示す図である。
図6の(a)では、動画データの格納先である「データルート」に、Apache Tomcat(登録商標)で設定されるドキュメントルートフォルダを使用している例が示されている。上記で説明したopenrecサーブレットは、このドキュメントルートフォルダの直下に、例えば図中の"001234"のような6桁の記録IDを名前に用いたサブフォルダを、新たな会議の記録が開始されるたびに作成する。
サーブレット名:uploadscreen
・機能:
後述する記録プログラム31bによって取得された、会議中に画面表示用PC400がスクリーンに表示した画面である静止画像(以下、「スクリーン画像」という。)を受け取り、Web・ビデオサーバ(管理サーバ)200が有するHDD14に、スクリーン画像を識別するデータ名を付けて格納する。
・入力:
記録ID(パラメータ名:recid)
記録開始からの経過秒数(パラメータ名:sec)
スクリーン画像(パラメータ名:body)
・処理:
スクリーン画像に、例えば、"scrSSSSSS.jpg"(SSSSSS:経過秒数を表す6桁の数列)というデータ名を付けて、図6の(a)に示したドキュメントルートフォルダの直下の記録ID(パラメータ名:recid)をフォルダ名に用いたサブフォルダ(HDD14の所定の格納領域)に格納する。ここで言う「所定の格納領域」とは、例えば、"D:\[データルート]\[該当する記録ID]\"のような記録ID(パラメータ名:recid)によって一意に決まるデータフォルダを意味する。
サーブレット名:uploadvideoframe
・機能:
後述する記録プログラム31bによって取得された動画信号から抽出したビデオフレームを表す静止画像(以下、「ビデオフレーム画像」という。)を受け取り、Web・ビデオサーバ(管理サーバ)200が有するHDD14に、ビデオフレーム画像を識別するデータ名を付けて格納する。
・入力:
記録ID(パラメータ名:recid)
記録開始からの経過秒数(パラメータ名:sec)
ビデオフレーム画像(パラメータ名:body)
・処理:
ビデオフレーム画像に、例えば、"frmSSSSSS.jpg"(SSSSSS:経過秒数を表す6桁の数列)というデータ名を付けて、図6の(a)に示したドキュメントルートフォルダの直下の記録ID(パラメータ名:recid)をフォルダ名に用いたサブフォルダ(HDD14の所定の格納領域)に格納する。ここで言う「所定の格納領域」とは、例えば、"D:\[データルート]\[該当する記録ID]\"のような記録IDによって一意に決まるデータフォルダを意味する。
サーブレット名:closerec
・機能:
入力パラメータに指定されたホスト名(パラメータ名:host)を持つ記録用PC300に対して、会議記録の終了をWeb・ビデオサーバ(管理サーバ)200に登録するとともに、記録IDを呼び出し元に返す。指定されたホスト名を持つ記録用PC300が、会議記録の終了をWeb・ビデオサーバ(管理サーバ)200に通知する。
・入力:
記録ID(パラメータ名:recid)
ホスト名(パラメータ名:host)
記録プログラムが動作する記録用PC300のホスト名。
・処理:
Web・ビデオサーバ(管理サーバ)200では、例えば、以下の図7に示すようなデータ構造を有する会議リスト41によって、現在開催中の会議も含めて、記録用PC300で記録した及び/又は記録している会議についての情報を管理している。そのため、会議が終了した場合、会議リストのデータを更新する。
図7は、本発明の第1の実施形態に係るWeb・ビデオサーバ(管理サーバ)200に保管される会議リスト41のデータ構成の一例を示す図である。
図7では、既に記録が終了した会議に関する情報を改行区切りで、また個々の会議情報の記録ID(図中の"recid=1")41a、開始日時(図中の"start=2005-01-06T10:00:00)41b、終了日時(図中の"end=2005-01-06T11:45:00")41c、会議名(図中の"name="新年会")41d、及び開催場所(図中の"place="会議室2")41eを'&'区切りで記述するというデータ規則に従って構成された会議リスト41のデータ例が示されている。
上記に説明したcloserecサーブレットは、新たに会議記録が終了されたときに、その会議が開始されたときに上記に説明したopenrecサーブレットによってSDRAM12に一時保持された記録ID41a、開始日時41b、会議名41d、及び開催場所41eの情報に終了日時41cを付けて、会議リスト41の最終行に終了した会議に関する情報41a〜41eを追記する。
サーブレット名:getcurrec
・機能:
開催中の会議、すなわちopenrecサーブレットが呼び出された後に、未だcloserecサーブレットが呼び出されていないときのWeb・ビデオサーバ(管理サーバ)200に登録された会議記録中のホスト名(記録用PC300のホスト名)、開催中の会議の開始日時41b及び記録ID41aを呼び出し元に返す。このとき、開催中の会議がない場合(記録中の会議がない場合)は、空文字を返す。
サーブレット名:getelapsedtime
・機能:
入力パラメータに指定された記録ID41a(パラメータ名:recid)を基に識別され特定した開催中の会議の記録開始からの経過秒数(sec)を呼び出し元に返す。会議リスト41から記録ID41aが示す会議が既に終了している場合、また記録ID41aが無効な値である場合は、空文字を返す。
・入力:
記録ID41a(パラメータ名:recid)
サーブレット名:getscreen
・機能:
入力パラメータに指定された記録ID41a(パラメータ名:recid)を基に識別され特定した開催中の会議を記録している動画データにおいて、入力パラメータに指定された記録開始からの経過秒数(パラメータ名:sec)と時間的に最も近い画面表示用PC400がスクリーンに表示したスクリーン画像を呼び出し元に返す。会議記録中に画面表示用PC400が記録用PC300に接続していなかったなどの原因により該当するスクリーン画像が記録用PC300で取得できなかった場合は、予め決めておいたデフォルトの静止画像を呼び出し元に返す。
・入力:
記録ID41a(パラメータ名:recid)
記録開始からの経過秒数(パラメータ名:sec)
・出力:
電子メールなどで各国語や画像、音声、動画などを扱うためのRFC2045〜2049で規定されている規格に従ったMIME(Multipurpose Internet Mail Extension)type付き画像データ本体。
サーブレット名:getvideoframe
・機能
入力パラメータに指定された記録ID41a(パラメータ名:recid)を基に識別され特定した開催中の会議を記録している動画データにおいて、入力パラメータに指定された記録開始からの経過秒数(パラメータ名:sec)と時間的に最も近いビデオフレーム画像を呼び出し元に返す。
・入力:
記録ID41a(パラメータ名:recid)
記録開始からの経過秒数(パラメータ名:sec)
・出力:
MIME type付き画像データ本体。
サーブレット名:live
・機能:
入力パラメータに指定された記録ID41a(パラメータ名:recid)を基に識別され特定した開催中の会議を記録している動画データをライブで視聴するための画面を呼び出し元のクライアントPC(情報処理装置)100に返す。
・入力:
記録ID41a(パラメータ名:recid)
・出力
例えば、以下の図8に示すような開催中の会議を視聴する画面。
図8は、本発明の第1の実施形態に係る開催中の会議を視聴したときの表示画面(ライブ会議視聴画面)51の一例を示す図である。
図8では、上記のliveサーブレットがクライアントPC(情報処理装置)100が有するWebブラウザ33bに返す画面例が示されている。
図8に示すように、クライアントPC(情報処理装置)100が有するWebブラウザ33bのアドレス欄51aには、記録するときに記録ID41a(図中では"1234")が発行された会議のライブ映像をWeb・ビデオサーバ(管理サーバ)200からクライアントPC(情報処理装置)100へ配信するためのURL(図中では"http://videoserver.abc.com/live?recid=1234")が指定される。
また、図中のビデオ表示領域51bは、記録用PC300に接続されたカメラ600が、現在開催中の会議の様子を撮影したビデオデータ(動画データ)を表示するためのインターフェースであり、画面表示領域51cは、記録用PC300に接続された画像表示用PC400が現在スクリーンに表示しているスクリーン画面(静止画データ)を表示するためのインターフェースであり、各表示領域51b及び51cは、例えば5秒ごとに更新表示される。
また、これらの表示領域51b及び51cに表示される2つのデータ(動画データと静止画データ)は、会議の記録を開始してからの経過時間(sec)とスクリーン画像に付加されたタイムスタンプによって同期して表示される。
サーブレット名:play
・機能:
入力パラメータに指定された記録ID41a(パラメータ名:recid)を基に識別され特定した会議の動画データを再生するための画面を呼び出し元のクライアントPC(情報処理装置)100に返す。その結果、クライアントPC(情報処理装置)100では、入力パラメータに指定された経過秒数(パラメータ名:sec)を再生開始点として動画データが自動的に再生される。
・入力:
記録ID41a(パラメータ名:recid)
記録開始からの経過秒数(パラメータ名:sec)
省略可:省略された場合、sec=0とみなす。
・出力:
例えば、以下の図9に示すような記録された会議の動画データを再生する画面。
図9は、本発明の第1の実施形態に係る記録された会議の動画データを再生したときの表示画面(動画再生画面)51の一例を示す図である。
図9では、上記のplayサーブレットがクライアントPC(情報処理装置)100が有するWebブラウザ33bに返す画面例が示されている。
図9に示すように、クライアントPC(情報処理装置)100が有するWebブラウザ33bのアドレス欄51aには、記録するときに記録ID41a(図中の"1234")が発行された会議の記録開始から所定の秒数(図中の"600(sec)")経過した再生開始点からの記録映像を、Web・ビデオサーバ(管理サーバ)200からクライアントPC(情報処理装置)100へオンデマンド配信するためのURL(図中では"http://videoserver.abc.com/live?recid=1234&sec=600")が指定される。
図中のビデオ表示領域51b及び画面表示領域51cについては、図8で説明した開催中の会議を視聴するときと同じであるため説明を省略する。
図中のシークバー51dは、例えば、再生する動画データの再生開始点の時刻(記録開始からの経過時間(sec))をグラフィカルに調整するためのインターフェースである。本実施形態では、動画データ以外に、例えば、画面表示用PC400がスクリーンに表示したスクリーン画像(静止画データ)も、再生する動画データの記録開始からの経過時間(sec)と同期していることから、シークバー51bのつまみの位置に応じて変化する。
また、動画データの再生操作をコントロールするUI(User Interface)機能である再生操作コントロールボタン51eは、図中の左から再生、停止、一時停止、巻き戻し、早送りの機能が割り当てられているインターフェースであり、各部が、マウスなどのポインティングデバイスによって押下されることにより、その機能に対応した動作を行う。
<<<動画配信プログラムについて>>>
動画配信プログラム32bは、記録用PC300が有するビデオエンコーダ31a及びクライアントPC(情報処理装置)100が有するビデオ再生プログラム33cと連携して動作し、ネットワーク90上で動画データを配信する。
動画データの配信には、ライブストリームを配信する「ライブ配信」と、ビデオファイルのような既存コンテンツを配信する「オンデマンド配信」の2つがあり、前者の「ライブ配信」を、liveサーブレットにより開催中の会議を視聴する画面をクライアントPC(情報処理装置)100へ配信するときに使用し、後者の「オンデマンド配信」を、playサーブレットにより記録した会議の動画データを再生する画面を配信するときに使用する。
「ライブ配信」を使用する場合には、まずブロードキャスト公開ポイントを構成する必要がある。そこで、記録用PC300が有するビデオエンコーダ31aは、ネットワーク90を経由して動画配信プログラム32bに接続し、任意の名称のブロードキャスト公開ポイントを作成し、作成したブロードキャスト公開ポイントに対して、圧縮した動画データを送信(プッシュ)する。
その結果、クライアントPC(情報処理装置)100は、ビデオ再生プログラム33cを実行したときに表示される動画データの再生画面のアドレス欄に、以下のようなURLを入力することで、接続している記録用PC300が有するビデオエンコーダ31aにより圧縮された動画データを視聴することができる。
[動画データの再生画面から視聴したい公開映像のURLを指定した例]
rtsp://videoserver.abc.com/ブロードキャスト公開ポイント名
ここで言う「rtsp(Real Time Streaming Protocol)」とは、インターネットやイントラネットなどのネットーワーク上で、音声や動画などをリアルタイムに配信するためのプロトコルを意味する。
一方、「オンデマンド配信」を使用する場合には、例えば、既に記録が終了した会議の動画データを、オンデマンド公開ポイントであるWeb・ビデオサーバ(管理サーバ)200からストリームとしてクライアントPC(情報処理装置)100へ配信する。
図6の(b)には、Web・ビデオサーバ(管理サーバ)200のオンデマンド公開ポイントのデータ管理構造の例が示されている。
図6の(b)に示すように、オンデマンド公開ポイントとして指定されるフォルダの直下には、例えば、記録用PC300で記録された全ての会議の動画データ(図中の"recorder02-0001.wmv"や"recorder01-1234.wmv")が一括して格納される。
オンデマンド公開ポイントは、動画配信プログラム32bを有するWeb・ビデオサーバ(管理サーバ)200に予め用意されており、オンデマンド公開ポイントに使用するフォルダ(オンデマンド配信する動画データの格納先)は、Web・ビデオサーバ(管理サーバ)200が有するHDD14に作成することができる。
その結果、クライアントPC(情報処理装置)100は、ビデオ再生プログラム33cを実行したときに表示される動画データの再生画面のアドレス欄に、以下のようなURLを入力することで、オンデマンド公開ポイントに格納された動画データを視聴することができる。
[動画データの再生画面から再生したい動画のURLを指定した例]
rtsp://videoserver.abc.com/動画データ名
<<クライアントPC>>
本実施形態に係るクライアントPC(情報処理装置)100には、以下に挙げるプログラムがインストールされ当該装置が有するHDD14に格納される。
・基本ソフト(OS):
Microsoft Windows XP(登録商標)Professional
・Webブラウザ33b:
Microsoft Internet Explorer(登録商標)
・ビデオ再生プログラム33c:
Microsoft Windows Media Player(登録商標)
・リンク情報生成プログラム33a:
リンク情報生成プログラム33aについては、以降の<クライアントPCが有する「リンク情報生成機能」の主な構成について>や<クライアントPCが有する「リンク情報生成機能」を実現する手段について>で、図13、図15〜18を用いて説明する。
<記録用PCが有する記録機能の処理手順について>
次に、本実施形態に係るコンテンツ管理システム1において、Web・ビデオサーバ(管理サーバ)200によって管理されるマルチメディアコンテンツ(例えば、開催中の会議を記録した動画データや会議に使用されたプレゼンテーション資料(静止画データやテキストデータ)など。)が、どのように生成されるのかについて、図10〜12を用いて説明する。
Web・ビデオサーバ(管理サーバ)200によって管理されるマルチメディアコンテンツは、記録用PC300が有する記録プログラム31bによって生成される。
記録プログラム31bは、記録用PC300が有するビデオエンコーダ31aにより、カメラ600やマイク500から記録用PC300に入力された動画信号及び音声信号がWindows Media Video(WMV)形式に圧縮されたデータを記録し、また、画面表示用PC400から送出される画面信号を静止画像として記録する。
図10は、本発明の第1の実施形態に係る記録用PC300が有する記録機能(記録プログラム31bで実現される機能)の処理手順の一例を示すフローチャートである。
本実施形態に係る記録プログラム31bは、記録用PC300で実行されると、図11に示される画面を表示する。
図11は、本発明の第1の実施形態に係る開催中の会議を記録しているときの表示画面(記録画面)52の一例を示す図である。
図11に示すように、表示画面(記録画面)52には、カメラ600から取得された動画信号を表示するビデオ表示領域52b、画面表示用PC400から送出された画面信号を表示する画面表示領域52cや、会議の記録を開始/停止するための[Start]ボタン/[Stop]ボタン、記録プログラム31bを終了するための強制終了ボタン(図中の右上[×]ボタン)などの記録操作をコントロールするUI機能である記録操作コントロールボタン52aが表示される。
ここで、図11に示す3つのボタンの状態(記録中の有効/無効なUI機能の状態)は、以下の図12に示す通りである。
図12は、本発明の第1の実施形態に係る記録中に有効/無効なUI機能52aの一例を示す図である。
記録していない状態(停止中)の場合には、[Start]ボタンと強制終了ボタン(図11の[×]ボタン)が記録操作コントロールボタン52aとして有効となっており、記録開始の指示や記録プログラム31b終了の指示を行うことができる。このとき[Stop]ボタンは、記録操作コントロールボタン52aとして無効となっているため、マウスなどのポインティングデバイスによって押下されても機能しない。
また、記録中の場合には、[Stop]ボタンが記録操作コントロールボタン52aとして有効となっており、記録停止の指示を行うことができる。このとき[Stop]ボタンと強制終了ボタン(図11の[×]ボタン)は、記録操作コントロールボタン52aとして無効となっているため、マウスなどのポインティングデバイスによって押下されても機能しない。
記録プログラム31bは、記録操作コントロールボタン52aの強制終了ボタン(図11の[×]ボタン)が、マウスなどのポインティングデバイスによって押下されたか否かを判断する(S101)。
強制終了ボタン(図11の[×]ボタン)が押下された場合(S101がYESの場合)、表示画面(記録画面)52を閉じてプログラムを終了する。
記録プログラム31bは、強制終了ボタンが(図11の[×]ボタン)が押下されない間(S101がNOの間)、記録操作コントロールボタン52aの[Start]ボタンが押下されたか否かを判断する(S102)。
[Start]ボタンが押下されない間(S102がNOの間)は、S101の処理手順へ移行する。
記録プログラム31bは、[Start]ボタンが押下された場合(S102がYESの場合)、記録開始の指示に従って、記録を開始し、以下に説明する「記録開始処理」を実行する(S103)。
[Webサーバプログラムに記録開始を通知]
記録プログラム31bは、Web・ビデオサーバ(管理サーバ)200が有するWebサーバプログラム32aのopenrecサーブレットを呼び出すことにより、Webサーバプログラム32aに記録が開始されたことを通知する。その結果、記録プログラム31bは、openrecサーブレットからの処理結果の応答として新しく発行された記録ID41aを取得する。例えば、記録用PC300が"recorder01"というホスト名の場合、"GET /openrec?host=recorder01 HTTP/1.1"のリクエストメッセージがWebサーバプログラム32aに送信され、ホスト名"recorder01"の記録用PC300によって記録が開始されたことを通知する。ここで、openrecサーブレットが記録プログラム31bに返す記録ID41aを"1234"とする。
[圧縮処理の開始]
記録プログラム31bは、プログラム内で使用されているビデオエンコーダ31aに対して、圧縮した動画データ(WMV形式の動画データ)を、Web・ビデオサーバ(管理サーバ)200が有する動画配信プログラム32bへ送信(プッシュ)を開始するように指示する。このとき、記録プログラム31bは、動画配信プログラム32bにおいて作成されるブロードキャスト公開ポイントの名称を、「自分のホスト名(例えば、"recorder01"。)―記録ID(例えば、"1234")」という規則により決定する。すなわち、ブロードキャスト公開ポイントが、"recorder01-1234"という名前になる。
その結果、動画配信プログラム32bは、ビデオエンコーダ31aから送信(プッシュ)が開始されると同時に、送信(プッシュ)された動画データを、Web・ビデオサーバ(管理サーバ)200が有するHDD14の所定の格納領域であるオンデマンド公開ポイントに書き込み始める。このファイル名も、ブロードキャスト公開ポイントと同一の規則を用いて、"recorder01-1234.wmv"とする。
次に、記録プログラム31bは、以下に説明する「データ記録処理」を実行する(S104)。
[動画信号及び音声信号の圧縮]
記録プログラム31bは、継続してビデオエンコーダ31aによる動画信号及び音声信号の圧縮処理を行い、圧縮された動画データ(WMV形式の動画データ)をWeb・ビデオサーバ(管理サーバ)200が有する動画配信プログラム32bへ送信(プッシュ)する。
[画面信号の間欠的な記録]
記録プログラム31bは、画面表示用PC400から送出される画面信号を、例えば5秒ごとにJPEG(Joint Photographic Experts Group)形式で圧縮し、静止画データとして記録する。また、静止画データを記録するごとに、Web・ビデオサーバ(管理サーバ)200が有するWebサーバプログラム32aのuploadscreenサーブレットをPOST形式で呼び出すことにより、静止画データをWeb・ビデオサーバ(管理サーバ)200にアップロードする。例えば、記録ID41aの"1234"が示す会議の記録開始10分後(600秒後)に同期する画面表示用PC400がスクリーンに表示する画像がある場合に、uploadscreenサーブレットのパラメータとして"recid=1234&sec=600"を指定し、そのときのスクリーン画像(JPEG形式の静止画データ)をmultipart/form-data形式でアップロードする。
[動画信号のフレームの間欠的な記録]
記録プログラム31bは、カメラ600から入力する動画信号から、例えば5秒ごとにフレームを抽出し、抽出したフレームをJPEG形式で圧縮し、静止画データとして記録する。また、静止画データを記録するごとに、Web・ビデオサーバ(管理サーバ)200が有するWebサーバプログラム32aのuploadvideoframeサーブレットをPOST形式で呼び出すことにより、静止画データをWeb・ビデオサーバ(管理サーバ)200にアップロードする。例えば、記録ID41aの"1234"が示す会議の記録開始10分後(600秒後)に動画信号を抽出した場合、uploadvideoframeサーブレットのパラメータとして"recid=1234&sec=600"を指定し、そのときのフレーム画像(JPEG形式の静止画データ)をmultipart/form-data形式でアップロードする。
次に、記録プログラム31bは、記録操作コントロールボタン52aの[Stop]ボタンが、マウスなどのポインティングデバイスによって押下されたか否かを判断する(S105)。
[Stop]ボタンが押下されない間(S105がNOの間)は、S104の処理手順(「データ記録処理」)へ移行する。
記録プログラム31bは、[Stop]ボタンが押下された場合(S105がYESの場合)、記録停止の指示に従って、記録を停止し、以下に説明する「記録終了処理」を実行する(S106)。
[動画信号及び音声信号の圧縮処理の停止]
記録プログラム31bは、継続していたビデオエンコーダ31aによる動画信号及び音声信号の圧縮処理、及び圧縮された動画データ(WMV形式の動画データ)をWeb・ビデオサーバ(管理サーバ)200が有する動画配信プログラム32bへ送信(プッシュ)する処理を停止する。また、記録開始のときに作成したブロードキャスト公開ポイント(本実施形態では"recorder01-1234")を削除する。
[画面信号の間欠的な記録の停止]
記録プログラム31bは、画面表示用PC400から送出される画面信号をJPEG形式で圧縮・記録する処理を停止する。
[動画信号のフレームの間欠的な記録の停止]
記録プログラム31bは、カメラ600から入力する動画信号からフレームを抽出・記録する処理を停止する。
[Webサーバプログラムに記録終了を通知]
記録プログラム31bは、Web・ビデオサーバ(管理サーバ)200が有するWebサーバプログラム32bのcloserecサーブレットを呼び出すことにより、Webサーバプログラム32bに記録が終了したことを通知する。例えば、記録用PC300が"recorder01"というホスト名で、記録している会議を識別する記録ID41aが"1234"の場合、"GET /closerec?host=recorder01&recid=1234 HTTP/1.1"のリクエストメッセージがWebサーバプログラム32aに送信され、ホスト名"recorder01"の記録用PC300によって記録していた記録ID41aの"1234"が示す会議の記録が終了したことを通知する。
なお、記録プログラム31bからの各サーブレットの呼び出しは、例えば、Microsoft Internet Explorer(登録商標)3.0以降に標準で付属しているWinInet(Wininet.dll)と呼ばれるAPI(Application Programming Interface)を用いて実装する。
これによって、本実施形態に係るコンテンツ管理システム1は、カメラ600やマイク500から入力された動画信号や音声信号を、記録用PC300により適切なデータ形式のマルチメディアコンテンツに変換し、Web・ビデオサーバ(管理サーバ)200が有するHDD14の所定の格納領域(オンデマンド公開ポイントのフォルダ)に格納することができ、その結果、格納されたマルチメディアコンテンツを管理することができる。
<クライアントPCが有する「リンク情報生成機能」の主な構成について>
本実施形態に係るコンテンツ管理システム1が有する「コンテンツ管理機能」は、主に、Web・ビデオサーバ(管理サーバ)200が有する「コンテンツ保管機能」と、記録用PC300が有する「データ記録機能」と、クライアントPC(情報処理装置)100が有する「リンク情報生成機能」とによって実現される。
ここからは、本発明の技術的特徴である、クライアントPC(情報処理装置)100が有する「リンク情報生成機能」の構成について、図13及び14を用いて説明する。
図13は、本発明の第1の実施形態に係るクライアントPC(情報処理装置)100が有するリンク情報生成機能(リンク情報生成プログラム33aで実現される機能)の構成の一例を示す図である。
本実施形態に係るクライアントPC(情報処理装置)100が有する「リンク情報生成機能」は、図13に示すように、表示部71と、ユーザ操作入力部72と、ファイルI/F73と、Webクライアント74と、リンク生成部75と、アプリケーション制御部76と、及びWebページI/F77の各機能部から構成されている。
表示部71は、データ入力用のテキストボックスや操作ボタンなどのGUI(Graphical User Interface)を、表示I/F16を介してディスプレイ装置(例えば、CRTやLCDなど。)の画面上に表示する。
ユーザ操作入力部72は、入力I/F15を介して、ユーザによるキーボードからの入力情報やマウスなどのポインティングデバイスからの操作情報を受け取る。
ファイルI/F73は、HDD14に格納されたデータを読み出すためのインターフェースである。本実施形態では、図14に示すような設定ファイル42をHDD14に格納している。
図14は、本発明の第1の実施形態に係るクライアントPC(情報処理装置)100に保管されるマルチメディアコンテンツ供給先(Web・ビデオサーバ(管理サーバ)200)に関する設定ファイル42のデータ構成の一例を示す図である。
図14では、マルチメディアコンテンツ供給先(Web・ビデオサーバ(管理サーバ)200)に関する設定を「キー=値」という書式で記述したテキストデータである設定ファイル42の例が示されている。
本実施形態に係る設定ファイル42は、図14に示すように、"sWebServerPath"というキーが、スキーム名(http)とWebサーバプログラム32aを搭載するサーバ名(videoserver.abc.com)を値として持つ。
Webクライアント74は、通信プロトコルHTTPを介して、Web・ビデオサーバ(管理サーバ)200が有するWebサーバプログラム32aへの処理要求(リクエスト)の送信及びWebサーバプログラム32aからの応答(レスポンス)の受信を行う。本実施形態では、上述したWinInet(Wininet.dll)を用いて実現する。
リンク生成部75は、後述するアプリケーション制御部76からの指示に従って、記録された会議の動画データ(マルチメディアコンテンツ)のうち、再生したい会議の動画データを再生する表示画面(動画再生画面)51の生成処理を、Web・ビデオサーバ(管理サーバ)200が有するWebサーバプログラム32aのplayサーブレットへ要求するURLを生成し、再生したい動画データの内容を示す情報とともに、マルチメディアコンテンツにアクセスするためのリンク情報(HTML形式)としてSDRAM12の所定の記憶領域(クリップボード)にコピー(一時的に保持)する。
ここで言う「クリップボード」とは、Windows(登録商標)やMacOSで、コピー操作やカット操作を行ったデータを一時的に保持するメモリ上の記憶領域を意味する。操作画面上で対象となる文字列や画像を指定してコピーやカットなどを行うと、対象となったデータがクリップボードに保持される。また、ペースト操作をすると、SDRAM12の所定の記憶領域(クリップボード)に保持されているデータが画面上の指示した位置に出現する。
アプリケーション制御部76は、表示部71、ユーザ操作入力部72、ファイルI/F73、Webクライアント74、リンク生成部75、及びWebページI/F77などの各機能部との制御コマンド及びデータのやり取りを行うことによって、リンク情報生成機能の動作を制御する。
WebページI/F77は、クライアントPC(情報処理装置)100で動作しているWebブラウザ33bのウィンドウを列挙し、その中から会議の動画データを再生している表示画面51を有するウィンドウを特定し、特定した表示画面51を有するWebブラウザ33bから、表示画面51のイベントシンク、画面上の各HTML要素の制御及び設定値の取得を行う。本実施形態では、Webブラウザ33bにInternet Explorer(登録商標)を使用しているため、Microsoft社が提供するAPIを用いて、"IEFrame"という名称のウィンドウを探すことによりWebブラウザ33bのウィンドウを、別のアプリケーションのウィンドウと識別する。また、識別されたWebブラウザ33bのウィンドウにおいて、会議の動画データが表示画面51で再生されているか否かの判定は、取得したWebブラウザ33bのウィンドウのアドレス欄に指定されているURLの文字列を取得することにより行われる。本実施形態では、Webブラウザ33bであるInternet Explorer(登録商標)のイベントシンク、画面上の各HTML要素の制御及び設定値の取得を、DCOM(Distributed Component Object Model)を用いて実現する。
<クライアントPCが有する「リンク情報生成機能」を実現する手段について>
次に、図13を用いて説明した本実施形態に係るクライアントPC(情報処理装置)100が有する「リンク情報生成機能」を実現する手段について、図15〜18を用いて説明する。
図15は、本発明の第1の実施形態に係るクライアントPC(情報処理装置)100が有するリンク情報生成機能を実現する手段の一例を示す図である。
本実施形態に係る「リンク情報生成機能」を実現するため、クライアントPC(情報処理装置)100は、図15に示すように、表示手段81、選択手段82、設定手段83、取得手段84、生成手段85、格納手段86とを有している。
表示手段81は、クライアントPC(情報処理装置)100に対峙するユーザが「リンク情報生成機能」を利用するときのGUI機能を備えた画面を表示する。
まず、本実施形態に係るクライアントPC(情報処理装置)100において「リンク情報生成機能」が実行されたとき、表示手段81は、図16に示すような画面を表示I/F16を介してディスプレイ装置(例えば、CRTやLCDなど。)に表示する。
図16Aは、本発明の第1の実施形態に係る記録中の会議を選択するUI画面53の一例を示す図である。
図16Aでは、現在記録されている会議の中からリンク情報を生成したい(後に再生したい)会議を選択する場合のUI画面53の例が示されている。
図16Aに示すように、UI画面53には、記録中の会議に関する情報として、会議の様子を記録している記録用PC300のホスト名と記録開始日時41bを表示する会議情報表示領域53aと、選択した会議の確定や選択操作の終了(UI画面53の終了)するための[OK]ボタンや[終了]ボタンなどの選択操作をコントロールするUI機能である選択操作コントロールボタン53bが表示される。
表示手段81は、Web・ビデオサーバ(管理サーバ)200から現時開催されている会議情報を取得する。
表示手段81は、会議情報表示領域53aに表示させる現在記録中の会議情報の取得方法として、Web・ビデオサーバ(管理サーバ)200が有するWebサーバプログラム32aのgetcurrecサーブレットを呼び出し、応答された情報を基にそれぞれの記録ID41aや記録開始日時41bなどの会議情報を取得する。
本実施形態では、以下のようなリクエストメッセージによってgetcurrecサーブレットを呼び出す。
[会議情報の取得要求]
GET / getcurrec HTTP/1.1
その結果、現在記録されている会議があれば、記録中の会議ごとに、以下の文字列がWeb・ビデオサーバ(管理サーバ)200から送信される。
[会議情報取得要求への応答]
記録用PC300の"recorder01"が記録している記録ID41aの"1234"が示す会議の場合:
"host=recorder01&recid=1234&start=2006-03-27T10:00:00"
このようにして取得された会議情報は、クライアントPC(情報処理装置)100が有するSDRAM12に一時保持される。
また、表示手段81は、現在記録されている会議がない場合に、図16Bに示すような画面54を表示I/F16を介してディスプレイ装置(例えば、CRTやLCDなど。)に表示する。
図16Bは、本発明の第1の実施形態に係る記録中の会議がなかった場合の表示画面54の一例を示す図である。
図16Bでは、現在記録されている会議がない旨をユーザに通知したときの表示画面54の例が示されている。
表示手段81は、記録中の会議があるか否かの判断方法として、Web・ビデオサーバ(管理サーバ)200が有するWebサーバプログラム32aのgetcurrecサーブレットを呼び出し、応答された情報が空文字か否かによって判断する。
図16Bに示すように、表示画面54には、「記録中の会議はありません。」というメッセージと表示画面54を終了するための[終了]ボタン54aが表示される。ユーザは、表示されたメッセージを確認した後、マウスなどのポインティングデバイスによって[終了]ボタン54aを押下することで画面を終了する。
このように、表示手段81は、表示I/F16を介してクライアントPC(情報処理装置)100に接続されるディスプレイ装置(例えば、CRTやLCDなど。)にUI機能を有する画面の表示を実現することから、図13に示した表示部71が有する手段である。
図15に戻り、選択手段82は、Web・ビデオサーバ(管理サーバ)200が有するHDD14に格納され管理する複数の動画データ(マルチメディアコンテンツ)のうち、リンク情報によってWebサーバプログラム32aのplayサーブレットに再生要求したい動画データ(リンク情報からアクセスされる動画データ)を、表示手段81により表示された図16Aに示したUI画面53を介して選択する。
選択手段82は、UI画面53の会議情報表示領域53aにリストアップされた現在記録されている会議のうち、リンク情報によってWebサーバプログラム32aのplayサーブレットに再生要求したい会議がマウスなどのポインティングデバイスで選択され、選択操作コントロールボタン53bの[OK]ボタンが押下されると、選択操作による指示に従って、表示手段81においてgetcurrecサーブレットを呼び出すことで取得した現在記録されている会議の会議情報の中から、選択された会議に該当する情報を決定する。
これによって、本実施形態に係るコンテンツ管理システム1は、Web・ビデオサーバ(管理サーバ)200に記録された再生可能な複数の動画データ(マルチメディアコンテンツ)から、再生したい任意のコンテンツを選択することができる。
このように、選択手段82は、入力I/F15を介してユーザからの選択指示を受け付けるインターフェースを実現することから、図13に示したユーザ操作入力部72が有する手段である。
また、表示手段81は、UI画面53の[OK]ボタンが押下されると、図17に示すようなUI画面55を表示I/F16を介してディスプレイ装置(例えば、CRTやLCDなど。)に表示する。
図17は、本発明の第1の実施形態に係るリンク情報の生成に必要な情報を設定するUI画面55の一例を示す図である。
図17に示すように、UI画面55には、主に、リンク情報によってplayサーブレットに再生要求したい動画データ(リンク情報からアクセスされる動画データ)の再生開始点の情報を設定する再生開始点情報設定領域と、動画データの内容を分かり易く端的に示す内容情報を設定する内容情報設定領域とが表示される。
再生開始点情報設定領域には、playサーブレットへ再生要求を行うときの動画データの再生開始点を設定するための再生開始点設定ボタン55a(図中の[Copy]ボタン)が表示される。
また、内容情報設定領域には、リンク情報をアクセスすることにより再生される動画データの場面を分かり易く端的に示す内容情報を選択・設定するための選択・設定欄55bと、内容情報を画像としてした場合の画像の縦横サイズ(pixel)を適切に設定するための設定欄55cとが表示される。
図17では、内容情報設定領域の選択・設定欄55bに、テキストボックスから入力された文字列を内容情報として選択・設定する「テキスト(固定)」と、動画データの再生開始点である記録開始からの経過時間の文字列を内容情報として選択・設定する「テキスト(経過時間)」と、ユーザが予め用意しておいた静止画データなどの任意の画像データを内容情報として選択・設定する「画像(固定)」と、動画データの再生開始点に時間的に近いタイムスタンプが付加されている画像表示用PC400がスクリーンに表示するスクリーン画像を内容情報として選択・設定する「画像(スクリーン)」と、動画データの再生開始点に位置するビデオフレーム画像を内容情報として選択・設定する「画像(ビデオフレーム)」などの選択・設定項目を有している例が示されている。
次に、図17を用いて説明したUI画面55を介してコンテンツの内容情報を設定する手段について説明する。
図15に戻り、設定手段83は、リンク情報によってWebサーバプログラム32aのplayサーブレットに再生要求したい動画データの内容を示す内容情報を、表示手段81により表示された図17に示したUI画面55を介して設定する。
設定手段83は、まず、UI画面55の内容情報設定領域の選択・設定欄55bが有する、「テキスト(固定)」、「テキスト(経過時間)」、「画像(固定)」、「画像(スクリーン)」又は「画像(ビデオフレーム)」の選択項目に対応したラジオボタンが、マウスなどのポインティングデバイスによって選択されることによって、動画データの内容を示す情報のデータ形式(例えば、テキストデータや画像データなど。)を設定する。そのとき、設定手段83は、選択されたラジオボタンに対応するテキストボックスが、UI画面55の内容情報設定領域の選択・設定欄55bにあった場合、キーボードを介してテキストボックスに入力された文字列を、クライアントPC(情報処理装置)100が有するSDRAM12に一時保持する。
ここで、設定手段83によって選択される「テキスト(固定)」、「テキスト(経過時間)」、「画像(固定)」、「画像(スクリーン)」又は「画像(ビデオフレーム)」の選択項目と、それぞれの選択項目に対応して設定されるコンテンツの内容情報との関係について、以下に説明する。
・テキスト(固定)
この項目のラジオボタンが選択されると、テキストボックスに入力された文字列(図17では、"○△仕様書"。)をコンテンツの内容情報として設定する。
・テキスト(経過時間)
この項目のラジオボタンが選択されると、マウスなどのポインティングデバイスによって再生開始点情報設定領域が有する再生開始点設定ボタン55a(図17の[Copy]ボタン)が押下された時刻、すなわち動画データの再生開始点を決定したときの時刻をコンテンツの内容情報として設定する。
・画像(固定)
この項目のラジオボタンが選択されると、テキストボックスに入力されたファイルパス(図17では、"C:\camera.gif"。)で指定された画像データをコンテンツの内容情報として設定する。また、テキストボックスの右隣の[参照]ボタンを押すことにより、ユーザが予め用意しておいた画像データの格納先をグラフィカルに選択することができる。
・画像(スクリーン)
この項目のラジオボタンが選択されると、マウスなどのポインティングデバイスによって再生開始点情報設定領域が有する再生開始点設定ボタン55a(図17の[Copy]ボタン)が押下された時刻、すなわち動画データの再生開始点を決定したときの時刻に対して、時間的に最も近いタイムスタンプが付加された、画面表示用PC400がスクリーンに表示するスクリーン画像をコンテンツの内容情報として設定する。
設定されたスクリーン画像は、Webサーバプログラム32aのgetscreenサーブレットを呼び出す、"getscreen?recid=(記録ID41a)&sec=(経過時間)"のようなリクエストメッセージをWeb・ビデオサーバ(管理サーバ)200に送信することにより画像データ本体をクライアントPC(情報処理装置)100に取得する。
・画像(ビデオフレーム)
この項目のラジオボタンが選択されると、マウスなどのポインティングデバイスによって再生開始点情報設定領域が有する再生開始点設定ボタン55a(図17の[Copy]ボタン)が押下された時刻、すなわち動画データの再生開始点を決定したときの時刻に対応したビデオフレームをコンテンツの内容情報として設定する。
設定されたビデオフレーム画像は、Web・ビデオサーバ(管理サーバ)200が有するWebサーバプログラム32aのgetvideoframeサーブレットを呼び出す、"getvideoframe?recid=(記録ID41a)&sec=(経過時間)"のようなリクエストメッセージをWeb・ビデオサーバ(管理サーバ)200に送信することにより画像データ本体をクライアントPC(情報処理装置)100に取得する。
なお、画像データがコンテンツの内容情報として設定される場合、設定される画像データの縦横サイズは、画像サイズの設定欄55cで設定されたサイズ値に調整される。
図17に示したように、画像サイズの設定欄55cでは、画像サイズを原寸のままとする「原寸」や、縦横のサイズ値を設定する「縦サイズ(H)」及び「横サイズ(W)」などにより、画像サイズ(W x H pixel)が設定できるようになっている。
設定手段83は、UI画面55を介して選択・設定されたテキストデータや画像データなどのコンテンツの内容情報を、クライアントPC(情報処理装置)100が有するSDRAM12に一時保持する。
このように、設定手段83は、入力I/F15を介してユーザからの選択・設定の指示を受け付けるインターフェースを実現することから、図13に示したユーザ操作入力部72が有する手段である。
図15に戻り、取得手段84は、リンク情報によってWeb・ビデオサーバ(管理サーバ)200が有するWebサーバプログラム32aのplayサーブレットに再生要求したい動画データの再生開始点を示す再生開始点情報を取得する。
取得手段84は、図17に示したUI画面55が有する再生開始点情報設定領域の再生開始点設定ボタン(図17の[Copy]ボタン)がマウスなどのポインティングデバイスによって押下されるタイミングで、選択手段82により選択された、リンク情報によってWeb・ビデオサーバ(管理サーバ)200が有するWebサーバプログラム32aのplayサーブレットに再生要求したい動画データの再生開始点情報を取得する。
例えば、ユーザは、Webブラウザ33bの表示画面51を介して、選択手段82により選択した記録中の会議を視聴しながら、後に再生を開始したい場面で、UI画面55が有する再生開始点設定ボタン55a(図17の[Copy]ボタン)を、マウスなどのポインティングデバイスによって押下し、再生開始点の取得を取得手段84に指示する。
取得手段84は、ユーザからの再生開始点の取得指示に従って、Web・ビデオサーバ(管理サーバ)200から再生開始点情報を取得する。
取得手段84は、再生開始点情報の取得方法として、Webサーバプログラム32aのgetelapsedtimeサーブレットを呼び出し、応答された情報を基に会議の記録を開始してからの経過時間(sec)などの再生開始点情報を取得する。
本実施形態では、以下のようなリクエストメッセージによってgetelapsedtimeサーブレットを呼び出す。
[再生開始点情報の取得要求]
GET / getelapsedtime?recid=1234 HTTP/1.1
その結果、記録ID41aにより指定された会議の記録を開始してからの経過時間(sec)を示す以下の文字列がWeb・ビデオサーバ(管理サーバ)200から送信される。
[再生開始点情報取得要求への応答]
記録を開始してから経過した時間が10分の場合:
"set=600"
このようにして取得された再生開始点情報は、クライアントPC(情報処理装置)100が有するSDRAM12に一時保持される。
このように、取得手段84は、ネットワークI/F17を介してWeb・ビデオサーバ(管理サーバ)200が有するWebサーバプログラム32aへ処理要求(リクエスト)を送信し、Webプログラム32aから要求に対する応答(レスポンス)を受信する機能を実現することから、図13に示したWebクラインアント74が有する手段である。
図15に戻り、生成手段85は、選択手段82により選択された会議を、後にWeb・ビデオサーバ(管理サーバ)200が有するWebサーバプログラム32aのplayサーブレットに再生要求するためのリンク情報(後に、記録した会議の動画データへアクセスするためのリンク情報)を生成する。
生成手段85は、まず、リンク情報を生成する前処理として、リンク情報を構成するために必要なデータを収集する。
まず、生成手段85は、再生要求する対象となる動画データの格納先、すなわち再生要求を行ったときに動画データが供給される先に関する情報を取得する。
生成手段85は、ファイルI/F73を介して、クライアントPC(情報処理装置)100が有するHDD14に格納された、図14に示した設定ファイル42を基に、選択手段82により選択された会議の様子を記録した動画データの供給先(Web・ビデオサーバ(管理サーバ)200)に関する情報を、クライアントPC(情報処理装置)100が有するSDRAM12に一時保持する。
図14に示した設定ファイル42を例にすると、生成手段85により取得され、クライアントPC(情報処理装置)100が有するSDRAM12に一時保持されている格納先の情報は、"http://videoserver.abc.com"である。
次に、生成手段85は、取得した動画データの格納先に関する情報に、Webサーバプログラム32bのサーブレット群のうち再生処理を行うサーブレット名と、表示手段81によって取得された記録ID41aと、取得手段84によって取得した動画データの再生開始点情報とを付加し、Webサーバプログラム32aのplayサーブレットに再生を要求するリンク情報を生成する。
例えば、Webサーバプログラム32aのサーブレット名が"play"で、SDRAM12に一時保持されている情報群が、動画データの格納先の"http://videoserver.abc.com"、記録ID41aの"recid=1234"、再生開始点情報の"sec=600"であった場合、以下のようなリンク情報が生成される。
[生成されたリンク情報]
http://videoserver.abc.com/play?recid=1234&sec=600
このように、生成手段85は、リンク情報を生成する機能を実現することから、図13に示したリンク生成部75が有する手段である。
これによって、本発明のコンテンツ管理システム1は、リンク情報からマルチメディアコンテンツをアクセスした場合に、ユーザが所望する(指示した)再生開始点から動画や音声データを再生することができる。
図15に戻り、格納手段86は、生成手段85により生成されたリンク情報に、設定手段83により設定されたコンテンツの内容情報を関連付けて、クライアントPC(情報処理装置)100が有するSDRAM12の所定の記憶領域に格納する。
ここで言う「所定の記憶領域」とは、例えば、コピー・カット・ペースト操作を備えた文書作成アプリケーションなどで編集中の文書データに対して、情報の貼り付け(ペースト)操作を行ったときに、文書データに貼り付けられる(ペーストされる)情報を一時的に保持している、すなわちコピーやカット操作によって一時的に抽出された情報を保持しているクリップボードなどのメモリ上の記憶領域を意味する。
格納手段86は、生成手段85により生成されたリンク情報と、リンク情報によってWeb・ビデオサーバ(管理サーバ)200が有するWebサーバプログラム32aのplayサーブレットに再生要求したい動画データ(リンク情報によりアクセスされる動画データ)の内容を示すコンテンツの内容情報とを、以下の図18に示すようなHTML形式のクリップボードデータ43(CF_HTMLデータ)としてSDRAM12の所定の記憶領域(クリップボード)に格納することで、リンク情報とコンテンツの内容情報とを関連付ける。
図18は、本発明の第1の実施形態に係るクリップボードデータ43のデータ構成の一例を示す図である。
図18の(a)では、リンク情報に、会議の記録を開始からの経過時間(sec)の情報がコンテンツの内容情報として関連付けられた関連付けデータ43aの例が示されており、図18の(b)では、リンク情報に、会議の中で、画面表示用PC400によりスクリーンに表示されたスクリーン画像がコンテンツの内容情報として関連付けられた関連付けデータ43bの例が示されている。
図18に示すように、格納手段86は、以下のようなHTMLのリンクを貼るタグを用いることで、リンク情報とコンテンツの内容情報とを関連付けることができる。
[リンクを張るタグの記述(テキストデータの場合)]
<a href=(リンク情報)>(コンテンツ内容を示すテキストデータ)</a>
[リンクを張るタグの記述(画像データの場合)]
<a href=(リンク情報)>
<img width=W height=H src=(コンテンツ内容を示す画像データの格納先情報)>
</a>
格納手段86は、図18に示したリンク情報とコンテンツの内容情報とを関連付けたクリップボードデータ43をSDRAM12に格納するときに、設定手段83により設定されたコンテンツの内容情報であるテキストデータや画像データなども格納する。
更に、格納手段86は、リンク情報とコンテンツの内容情報を関連付けてSDRAM12に格納するときのクリップボードデータ43を、後に貼り付けられる(ペーストされる)文書のデータ形式に従って、HTML形式以外のテキスト形式(CF_TEXT)やビットマップ形式(CF_BITMAP)の適切なデータ形式で格納する。
このように、格納手段86は、生成されたリンク情報を、クライアントPC(情報処理装置)100が有するSDRAM12の所定の記憶領域に格納する機能を実現することから、図13に示したアプリケーション制御部76が有する手段である。
これによって、本発明のコンテンツ管理システム1は、文書作成アプリケーションなどにより編集中の文書データにクリップボードデータ43を貼り付けた(ペーストした)ときに、マルチメディアコンテンツの再生を要求する情報をそのまま貼り付けたとき(URLの文字列をそのまま貼り付けた(ペーストした)とき)に比べ、文書レイアウトを崩すことなくコンテンツの内容を分かり易く端的に示す表現で、マルチメディアコンテンツの再生を要求する情報を文書中に埋め込むことができる。
本実施形態に係るコンテンツ管理システム1は、上記に説明した、クライアントPC(情報処理装置)100が有する各手段を、以下の手順に従って実行する。
(手順1)再生開始点情報の取得
本実施形態に係るクライアントPC(情報処理装置)100は、取得手段84により、図17に示したUI画面55が有する再生開始点情報設定領域の再生開始点設定ボタン55a(図17の[Copy]ボタン)がマウスなどのポインティングデバイスによって押下されるタイミングで、選択手段82により選択された、リンク情報によってWeb・ビデオサーバ(管理サーバ)200が有するWebサーバプログラム32aの再生処理を行うサーブレットに再生要求したい動画データの再生開始点情報を取得する。
(手順2)リンク情報の生成
本実施形態に係るクライアントPC(情報処理装置)100は、生成手段85により、再生要求する対象となる動画データの格納先、すなわち再生要求を行ったときに動画データが供給される先に関する情報を取得する。
次に、クライアントPC(情報処理装置)100は、生成手段85により、先に取得した動画データの格納先に関する情報に、Web・ビデオサーバ(管理サーバ)200が有するWebサーバプログラム32bのサーブレット群のうち再生処理を行うサーブレット名と、表示手段81によって取得された記録ID41aと、取得手段84によって取得した動画データの再生開始点情報とを付加し、Webサーバプログラム32aの再生処理を行うサーブレットに再生を要求するリンク情報を生成する。
(手順3)メモリに格納
本実施形態に係るクライアントPC(情報処理装置)100は、格納手段86により、
これによって、本実施形態に係るクライアントPC(情報処理装置)100は、Web・ビデオサーバ(管理サーバ)200が有するWebサーバプログラム32aの再生処理を行うサーブレットへ再生要求を行うときの動画データの内容を示すコンテンツの内容情報を、図17に示したようなUI画面55を介して設定しておき、設定しておいたコンテンツの内容情報と再生要求を行うリンク情報とを関連付けたクリップボードデータ43を、SDRAM12の所定の記憶領域(クリップボード)に一時保持することで、ユーザが日常的に使用する文書作成アプリケーションなどにより編集中の文書データに、動画データの再生要求を行うリンク情報を容易に貼り付ける(ペーストする)ことができ、簡便に文書データとマルチメディアコンテンツとを関連付けることができる。
このように、本実施形態に係るコンテンツ管理システム1は、上記に説明したクライアントPC(情報処理装置)100が有する「リンク情報生成機能」の(手順1)〜(手順3)により、「ユーザが日常的に閲覧・編集する文書データからマルチメディアコンテンツを有効活用する」という機能を実現している。
<クライアントPCが有する「リンク情報生成機能」の処理手順について>
これまでに説明した本実施形態に係るクライアントPC(情報処理装置)100が有する「リンク情報生成機能」の処理手順について、図19〜21を用いて説明する。
図19は、本発明の第1の実施形態に係るクライアントPC(情報処理装置)100が有するリンク情報生成機能(リンク情報生成プログラム33aで実現される機能)の処理手順の一例(会議開催中に行う場合)を示すフローチャートである。
本実施形態に係るクライアントPC(情報処理装置)100では、例えば、HDD14に格納された「リンク情報生成機能」の処理を行うリンク情報生成プログラム33aをSDRAM12であるメモリ上に展開(ロード)し、CPU11で実行する。このとき、以下の処理手順(S201)〜(S212)が実行される。
本実施形態に係るクライアントPC(情報処理装置)100は、Web・ビデオサーバ(管理サーバ)200から現在記録されている会議に関する情報を取得する(S201)。
クライアントPC(情報処理装置)100は、アプリケーション制御部76からの命令に従って、Webクライアント74が、Web・ビデオサーバ(管理サーバ)200が有するWebサーバプログラム32aのgetcurrecサーブレットを呼び出すことにより、現在記録されている会議に関する情報を取得する。
このとき、クライアントPC(情報処理装置)100は、アプリケーション制御部76により、ファイルI/F73を介してHDD14に格納された図14に示した設定ファイル42のキー(例えば、"sWebServerPath"。)の値を読み取ることで、getcurrecサーブレットを呼び出す先のWebサーバプログラム32aのホスト名(例えば、"videoserver.abc.com"。)を取得し、取得したホスト名をWebクライアント74に渡す。
クライアントPC(情報処理装置)100は、Webクライアント74により、渡されたホスト名を基に、例えば、"GET /getcurrec HTTP/1.1"のようなリクエストメッセージをWeb・ビデオサーバ(管理サーバ)200が有するWebサーバプログラム32aに送信する。
その結果、例えば、記録用PC300の"recorder01"において記録中の記録ID41aの"1234"が示す会議が、2006年3月27日10時00分00秒より継続している場合、getcurrecサーブレットは、"host=recorder01&recid=1234&start=2006-03-27T10:00:00"のような文字列を要求に対する応答として呼び出し元のWebクライアント74に返す。
クライアントPC(情報処理装置)100は、Web・ビデオサーバ(管理サーバ)200が有するWebサーバプログラム32aのgetcurrecサーブレットから応答された情報を基に、記録中の会議があるか否かを判断する(S202)。
getcurrecサーブレットから上記に示すような会議情報が応答された場合(S202がYESの場合)、Webクライアント74により記録中の会議情報を受け取ると、アプリケーション制御部76からの命令により、表示部71が、図16Aに示したような記録中の会議を選択するUI画面53を、ディスプレイ装置(例えば、CRTやLCDなど。)に表示する(S203)。
また、getcurrecサーブレットから空文字が応答された場合(S202がNOの場合)、アプリケーション制御部76からの命令により、表示部71が、図16Bに示したような「記録中の会議がない」の旨を知らせる表示画面54を、ディスプレイ装置(例えば、CRTやLCDなど。)に表示する(S204)。
クライアントPC(情報処理装置)100は、ユーザ操作入力部72により、図16Aに示したUI画面53の選択操作コントロールボタン53bである[OK]ボタン又は[終了]ボタンがマウスなどのポインティングデバイスによって押下されたか否かを判断する(S205)。
ユーザ操作入力部72により[終了]ボタンが押下されたことを検知した場合(S205が[終了]ボタンの場合)、ユーザ操作入力部72から検知結果がアプリケーション制御部76に渡され、アプリケーション制御部76によりリンク情報生成処理を終了する。
また、ユーザ操作入力部72により[OK]ボタンが押下されたことを検知した場合(S205が[OK]ボタンの場合)、ユーザ操作入力部72から検知結果がアプリケーション制御部76に渡され、アプリケーション制御部76により、ユーザにより選択された会議の記録ID41a及び記録開始日時41bをSDRAM12に一時保持する。
次に、クライアントPC(情報処理装置)100は、アプリケーション制御部76からの命令により、表示部71が図17に示したような再生開始点情報設定領域と内容情報設定領域とを有するUI画面55をディスプレイ装置(例えば、CRTやLCDなど。)に表示する(S206)。
クライアントPC(情報処理装置)100は、ユーザ操作入力部72により、図17に示したUI画面55の強制終了ボタン(図17の[×]ボタン)がマウスなどのポインティングデバイスによって押下されたか否かを判断する(S207)。
ユーザ操作入力部72により強制終了ボタン(図17の[×]ボタン)が押下されたことを検知した場合(S207がYESの場合)、ユーザ操作入力部72から検知結果がアプリケーション制御部76に渡され、アプリケーション制御部76によりリンク情報生成処理を終了する。
また、ユーザ操作入力部72により強制終了ボタン(図17の[×]ボタン)が押下されたことを検知するまでの間(S207がNOの間)、内容情報設定領域のコンテンツの内容を示す情報を選択・設定する選択・設定欄55bを介して、マウスなどのポインティングデバイスやキーボードなどを用いて選択・設定された、ユーザにより選択された会議の動画データの内容を示す情報をユーザ操作入力部72により受け取り、受け取ったコンテンツの内容情報をアプリケーション制御部76に渡し、アプリケーション制御部76がSDRAM12に一時保持する。
次に、クライアントPC(情報処理装置)100は、ユーザ操作入力部72により、図17に示したUI画面55の再生開始点設定ボタン55a(図17の[Copy]ボタン)がマウスなどのポインティングデバイスによって押下されたか否かを判断する(S208)。
ユーザ操作入力部72により再生開始点設定ボタン55a(図17の[Copy]ボタン)が押下されたことを検知するまでの間(S208がNOの間)、S207の処理手順に戻り、再生開始点設定ボタン55a(図17の[Copy]ボタン)が押下されることを検知するまで待つ。よって、この間は、ユーザにより選択された会議の動画データの内容を示す情報を、UI画面55を介して選択・設定・変更可能である。
クライアントPC(情報処理装置)100は、ユーザ操作入力部72により再生開始点設定ボタン55a(図17の[Copy]ボタン)が押下されたことを検知した場合(S208がYESの場合)、ユーザ操作入力部72から検知結果を受け取ったアプリケーション制御部76からの命令により、Webクライアント74が、Web・ビデオサーバ(管理サーバ)200が有するWebサーバプログラム32aのgetelapsedtimeサーブレットを呼び出すことにより、S205の処理手順においてSDRAM12に一時保持しておいた、ユーザにより選択された会議の記録ID41aIDの記録開始からの経過時間を取得する。
クライアントPC(情報処理装置)100は、Webクライアント74により、SDRAM12に一時保持されている記録ID41aを基に、例えば、"GET /getelapsedtime?recid=1234 HTTP/1.1"のようなリクエストメッセージをWeb・ビデオサーバ(管理サーバ)200が有するWebサーバプログラム32aに送信する。
その結果、例えば、getelapsedtimeサーブレットを呼び出した日時が、2006年3月27日10時10分00秒であった場合、getelapsedtimeサーブレットは、"sec=600"のような文字列を要求に対する応答として呼び出し元のWebクライアント74に返す。
このとき、クライアントPC(情報処理装置)100は、Web・ビデオサーバ(管理サーバ)200が有するWebサーバプログラム32aのgetelapsedtimeサーブレットから応答された情報を基に、ユーザにより選択された会議が現在も記録中か否かを判断する(S209)。
getelapsedtimeサーブレットから上記に示すような経過時間情報が応答された場合(S209がYESの場合)、Webクライアント74により経過時間情報を受け取ると、アプリケーション制御部76からの命令により、リンク生成部75が、S201の処理手順で読み取った記録された会議の動画データの格納先に関する情報(例えば、"http://videoserver.abc.com"。)に、Webサーバプログラム32bのサーブレット群のうち再生処理を行うサーブレット名(例えば、"play"。)と、S205の処理手順で取得した記録ID41aと、S208の処理手順で取得した動画データの再生開始点情報である経過時間情報とを付加し、Web・ビデオサーバ(管理サーバ)200が有するWebサーバプログラム32aの再生処理を行うサーブレットに再生を要求するリンク情報を生成し、生成したリンク情報をアプリケーション制御部76に渡す(S210)。
クライアントPC(情報処理装置)100は、アプリケーション制御部76により、HTMLクリップボードフォーマット(CF_HTML)に従って、リンク生成部75から受け取ったリンク情報を、図17に示すUI画面55が有する内容情報設定領域の選択・設定欄55b及び55cを介して設定されたテキストデータや画像データなどのコンテンツの内容を示す内容情報とを関連付けるクリップボードデータ43を生成し、SDRAM12の所定の記憶領域(クリップボード)に格納し(S212)、再びS207の処理手順に戻って、以降のリンク情報生成処理の処理手順を繰り返し処理する。
また、getelapsedtimeサーブレットから空文字が応答された場合(S209がNOの場合)、アプリケーション制御部76からの命令により、表示部71が、図20に示すような「会議が終了した」の旨を知らせる表示画面56を、ディスプレイ装置(例えば、CRTやLCDなど。)に表示する(S211)。
図20は、本発明の第1の実施形態に係る開催中の会議が終了した場合の表示画面56の一例を示す図である。
クライアントPC(情報処理装置)100は、ユーザが図20に示す表示画面56の表示内容を確認した後、マウスなどのポインティングデバイスによって表示画面56の[OK]ボタン56aを押下することで、再びS207の処理手順に戻って、以降のリンク情報生成処理の処理手順を繰り返し処理する。
このように、本実施形態に係るクライアントPC(情報処理装置)100は、図19に示す(S201)〜(S212)の処理手順によって、「記録データとして管理されている動画や音声データなどのようなマルチメディアコンテンツにアクセスするためのリンク情報を、ユーザによって指示されたマルチメディアコンテンツの再生開始点を示す再生開始点情報(例えば、記録開始からの経過時間やフレーム数など。)を基に生成し、生成したリンク情報を、ユーザが日常的に使用する文書作成アプリケーションで編集中の文書データに対して情報の貼り付け(ペースト)操作を行ったときに、文書データに貼り付けられる情報を一時的に保持しているメモリ上の所定領域(クリップボード)に格納する」という処理を実現している。
<リンク情報の文書データへの貼り付け操作について>
では、本実施形態に係るクライアントPC(情報処理装置)100が有する「リンク情報生成機能」の動作によりSDRAM12の所定の記憶領域(クリップボード)に格納したリンク情報を、ユーザが日常的に使用する文書作成アプリケーションなどで編集中の文書データに貼り付ける(ペースト)する操作、及び貼り付けられた(ペーストされた)リンク情報から動画データを再生する再生画面51を表示する動作について、図21を用いて説明する。
図21は、本発明の第1の実施形態に係るリンク情報を貼り付けた場合の文書データ61の一例を示す図である。
本実施形態に係るクライアントPC(情報処理装置)100は、ユーザが日常的に使用するテキストエディタ、ワードプロセッサ、電子メールなどのような、文書編集機能として情報のコピー・カット・ペースト操作などを備えた文書作成アプリケーションを有している。
このようなアプリケーションで、ユーザが文書データ61を編集している場合、本実施形態に係るリンク情報生成プログラム33aが起動されていれば、後に再生したいマルチメディアコンテンツのリンク情報をSDRAM12の所定の記録領域(クリップボード)に格納しておき、文書データ61を編集中に、文書作成アプリケーションのメニューから、「編集」の「貼り付け」を選択、またはキーボード上でCtrl+Vキーを押下することによって、図21に示されるような形態で、文書データ61にリンク情報を容易に貼り付ける(ペーストする)ことができる。
図20における3行目の経過時間情報や4行目のスクリーン画像は、それぞれ図18の(a)及び(b)に示したクリップボードデータ43を、文書データ61に貼り付けた(ペーストした)ものである。
そのため、コンテンツの内容情報である3行目の経過時間情報のテキストには、以下のリンク情報が関連付けられている。
・http://videoserver.abc.com/play?recid=1234&sec=600
また、4行目のスクリーン画像には、以下のリンク情報が関連付けられている。
・http://videoserver.abc.com/play?recid=1234&sec=1200
その結果、この文書データ61において、例えば、文書データ中の"[00:10:00]"を、マウスでクリックすると、図9に示した会議の動画データを再生する再生画面51が、ディスプレイ装置(例えば、CRTやLCDなど。)に表示され、記録ID41aの"1234"が示す会議の動画データが、会議の記録を開始してから10分(600秒)経過した時点を再生開始点として再生される。
<コンテンツ管理システムの使用例(過去に開催された会議の動画データを再生する場合)>
これまでは、本実施形態に係るコンテンツ管理システム1において、開催中の会議を視聴する場合について説明を行ってきたが、ここからは、本実施形態に係るコンテンツ管理システム1において、過去に開催された会議の動画データを再生する場合の動作例を、図22を用いて説明する。
図22は、本発明の第1の実施形態に係るコンテンツ管理システム1の過去に開催された会議の動画データを再生する場合の一例を示す図である。
本実施形態に係るコンテンツ管理システム1は、過去に開催された会議の動画データを再生する場合、ユーザ環境において(1)〜(3)に示すように使用される。
(1)リンク情報のコピー
まず、ユーザは、自分の所有するクライアントPC(情報処理装置)100上で、会議の動画を再生する再生画面51とリンク情報生成プログラム33aを起動する。ユーザは、会議の動画データ再生画面51で過去に開催された会議の動画データを再生し、再生中に「後で振り返るべき場面」に差し掛かったとき、起動しておいたリンク情報生成プログラム33aの[Copy]ボタンをマウスでクリックする。すると、その場面の時刻をパラメータとして持つ会議の動画データ再生画面51へのURLとその場面を分かりやすく端的に示す情報(コンテンツの内容情報)とが、クライアントPC(情報処理装置)100が有するメモリ上の所定領域(クリップボード)に、リンク情報としてコピー(一時的に保持)される。
(2)リンク情報の貼り付け
次に、Microsoft Office(登録商標)、CMS、テキストエディタなど、ユーザが日常使用頻度の高いアプリケーションやシステムを用いて作成・編集中の文書に、メモリ上の所定領域(クリップボード)にコピー(一時的に保持)しておいたリンク情報を貼り付ける。
(3)リンクをクリック
その結果、文書中に貼り付けられたリンク情報をクリックすると、会議の様子を記録した動画データの再生画面51が自動的に起動され、(1)で[Copy]ボタンをクリックした時刻から会議の動画データが再生される。
このように、本実施形態に係るコンテンツ管理システム1は、ユーザが編集中の文書データに再生開始点情報を含むマルチメディアコンテンツのリンク情報を貼り付けることによって、簡便に文書データとマルチメディアコンテンツとを関連付けることができ、ユーザが日常的に閲覧・編集する文書データからマルチメディアコンテンツを有効活用することができる「コンテンツ管理機能」を実現する。
<クライアントPCが有する「リンク情報生成機能」の処理手順について>
次に、「過去に開催された会議の動画データを再生する場合」の本実施形態に係るクライアントPC(情報処理装置)100が有する「リンク情報生成機能」の処理手順について、図23〜26を用いて説明する。
図23は、本発明の第1の実施形態に係るクライアントPC(情報処理装置)100が有するリンク情報生成機能(リンク情報生成プログラム33aで実現される機能)の処理手順の一例(過去に開催された会議の動画データを再生する場合)を示すフローチャートである。
本実施形態に係るクライアントPC(情報処理装置)100では、例えば、HDD14に格納された「リンク情報生成機能」の処理を行うリンク情報生成プログラム33aをSDRAM12であるメモリ上に展開(ロード)し、CPU11で実行する。このとき、以下の処理手順(S301)〜(S312)が実行される。
本実施形態に係るクライアントPC(情報処理装置)100は、Web・ビデオサーバ(管理サーバ)200から現在再生されている会議の動画データに関する情報を取得する(S301)。
クライアントPC(情報処理装置)100は、アプリケーション制御部76からの命令に従って、WebページI/F77が、現在当該装置上で起動されているInternet Explorer(登録商標)をMicrosoft社のAPIを用いて"IEFrame"というウィンドウ名称を基に特定し、特定されたMicrosoft Internet Explorer(登録商標)のうち、アドレス欄に指定されているURLから会議の動画データが再生されている画面51を発見することにより、現在再生されている会議の動画データに関する情報を取得する。ここで行われるInternet Explorer(登録商標)のイベントシンク、各HTML要素の制御及び設定値の取得は、DCOMを用いて行う。
クライアントPC(情報処理装置)100は、上記の方法によって取得された現在再生されている会議の動画データに関する情報を基に、再生中の動画データがあるか否かを判断する(S302)。
現在再生されている会議の動画データに関する情報が取得された場合(S302がYESの場合)、WebページI/F77により再生中の動画データ情報を受け取ると、アプリケーション制御部76からの命令により、表示部71が、図24Aに示すような再生中の過去に開催された会議の動画データを選択するUI画面57を、ディスプレイ装置(例えば、CRTやLCDなど。)に表示する(S303)。
図24Aは、本発明の第1の実施形態に係る過去に開催された会議の動画データを選択するUI画面57の一例を示す図である。
図24Aでは、現在再生されている会議の中からリンク情報を生成したい(後に再生したい)会議を選択する場合のUI画面57の例が示されている。
図24Aに示すように、UI画面57には、再生中の動画データに関する情報として、記録された会議の動画データを識別する記録ID41aと記録開始日時41bを表示する動画データ情報表示領域57aと、選択した会議の確定や選択操作の終了(UI画面57の終了)するための[OK]ボタンや[終了]ボタンなどの選択操作をコントロールするUI機能である選択操作コントロールボタン57bが表示される。
また、現在再生されている会議の動画データに関する情報が取得できなかった場合(S302がNOの場合)、アプリケーション制御部76からの命令により、表示部71が、図24Bに示すような「再生中の会議がない」の旨を知らせる表示画面58を、ディスプレイ装置(例えば、CRTやLCDなど。)に表示する(S304)。
図24Bは、本発明の第1の実施形態に係る再生可能な会議の動画データがなかった場合の表示画面58の一例を示す図である。
図24Bでは、「現在再生されている会議がない」旨をユーザに通知したときの表示画面58の例が示されている。
図24Bに示すように、表示画面58には、「再生中の会議はありません。」というメッセージと表示画面58を終了するための[終了]ボタン58aが表示される。ユーザは、表示されたメッセージを確認した後、マウスなどのポインティングデバイスによって[終了]ボタン58aを押下することで画面を終了する。
クライアントPC(情報処理装置)100は、ユーザ操作入力部72により、図24Aに示したUI画面57の選択操作コントロールボタン57bである[OK]ボタン又は[終了]ボタンがマウスなどのポインティングデバイスによって押下されたか否かを判断する(S305)。
ユーザ操作入力部72により[終了]ボタンが押下されたことを検知した場合(S305が[終了]ボタンの場合)、ユーザ操作入力部72から検知結果がアプリケーション制御部76に渡され、アプリケーション制御部76によりリンク情報生成処理を終了する。
また、ユーザ操作入力部72により[OK]ボタンが押下されたことを検知した場合(S305が[OK]ボタンの場合)、ユーザ操作入力部72から検知結果がアプリケーション制御部76に渡され、アプリケーション制御部76の命令により、WebページI/F77が、ユーザにより選択された会議の動画データ再生画面51のイベントシンクや制御を開始する。
次に、クライアントPC(情報処理装置)100は、アプリケーション制御部76からの命令により、表示部71が図17に示したような再生開始点情報設定領域と内容情報設定領域とを有するUI画面55をディスプレイ装置(例えば、CRTやLCDなど。)に表示する(S306)。
クライアントPC(情報処理装置)100は、ユーザ操作入力部72により、図17に示したUI画面55の強制終了ボタン(図17の[×]ボタン)がマウスなどのポインティングデバイスによって押下されたか否かを判断する(S307)。
ユーザ操作入力部72により強制終了ボタン(図17の[×]ボタン)が押下されたことを検知した場合(S307がYESの場合)、ユーザ操作入力部72から検知結果がアプリケーション制御部76に渡され、アプリケーション制御部76によりリンク情報生成処理を終了する。
また、ユーザ操作入力部72により強制終了ボタン(図17の[×]ボタン)が押下されたことを検知するまでの間(S307がNOの間)、内容情報設定領域のコンテンツの内容を示す情報を選択・設定する選択・設定欄55bを介して、マウスなどのポインティングデバイスやキーボードなどを用いて選択・設定された、ユーザにより選択された会議の動画データの内容を示す情報をユーザ操作入力部72により受け取り、受け取ったコンテンツの内容情報をアプリケーション制御部76に渡し、アプリケーション制御部76がSDRAM12に一時保持する。
次に、クライアントPC(情報処理装置)100は、ユーザ操作入力部72により、図17に示したUI画面55の再生開始点設定ボタン55a(図17の[Copy]ボタン)がマウスなどのポインティングデバイスによって押下されたか否かを判断する(S308)。
ユーザ操作入力部72により再生開始点設定ボタン55a(図17の[Copy]ボタン)が押下されたことを検知するまでの間(S308がNOの間)、S307の処理手順に戻り、再生開始点設定ボタン55a(図17の[Copy]ボタン)が押下されることを検知するまで待つ。よって、この間は、ユーザにより選択された会議の動画データの内容を示す情報を、UI画面55を介して選択・設定・変更可能である。
クライアントPC(情報処理装置)100は、ユーザ操作入力部72により再生開始点設定ボタン55a(図17の[Copy]ボタン)が押下されたことを検知した場合(S308がYESの場合)、ユーザ操作入力部72から検知結果を受け取ったアプリケーション制御部76からの命令により、WebページI/F77が、イベントシンクや制御中の動画データ再生画面51から、ユーザにより選択された会議の記録ID41aの記録開始からの経過時間を取得する。
クライアントPC(情報処理装置)100は、WebページI/F77により、動画データ再生画面51で動作しているビデオ再生プログラム33cの現在の再生位置を、DCOMを用いて取得する。
このとき、クライアントPC(情報処理装置)100は、WebページI/F77により取得された経過時間情報を基に、ユーザにより選択された会議の動画データが現在も再生中か否かを判断する(S309)。
WebページI/F77により、上記の方法によって経過時間情報が取得された場合(S309がYESの場合)、WebページI/F77により経過時間情報を受け取ると、アプリケーション制御部76からの命令により、リンク生成部75が、S301の処理手順で読み取った再生されている会議の動画データの格納先に関する情報(例えば、"http://videoserver.abc.com"。)に、Webサーバプログラム32bのサーブレット群のうち再生処理を行うサーブレット名(例えば、"play"。)と、S301の処理手順で取得した記録ID41aと、S308の処理手順で取得した動画データの再生開始点情報である経過時間情報とを付加し、Webサーバプログラム32aの再生処理を行うサーブレットに再生を要求するリンク情報を生成し、生成したリンク情報をアプリケーション制御部76に渡す(S310)。
クライアントPC(情報処理装置)100は、アプリケーション制御部76により、HTMLクリップボードフォーマット(CF_HTML)に従って、リンク生成部75から受け取ったリンク情報を、図17に示すUI画面55が有する内容情報設定領域の選択・設定欄55b及び55cを介して設定されたテキストデータや画像データなどのコンテンツの内容を示す内容情報とを関連付けるクリップボードデータ43を生成し、SDRAM12の所定の記憶領域(クリップボード)に格納し(S312)、再びS307の処理手順に戻って、以降のリンク情報生成処理を繰り返し処理する。
また、WebページI/F77により、上記の方法によって経過時間情報が取得できなかった場合(S309がNOの場合)、アプリケーション制御部76からの命令により、表示部71が、図25に示すような「経過時間情報の取得に失敗」の旨を知らせる表示画面59を、ディスプレイ装置(例えば、CRTやLCDなど。)に表示する(S311)。
図25は、本発明の第1の実施形態に係る再生開始点情報の取得に失敗した場合の表示画面59の一例を示す図である。
クライアントPC(情報処理装置)100は、ユーザが図25に示す表示画面59の表示内容を確認した後、マウスなどのポインティングデバイスによって表示画面59の[OK]ボタン59aを押下することで、再びS307の処理手順に戻って、以降のリンク情報生成処理の処理手順を繰り返し処理する。
このように、本実施形態に係るクライアントPC(情報処理装置)100は、図23に示す(S301)〜(S312)の処理手順によって、「記録データとして管理されている動画や音声データなどのようなマルチメディアコンテンツにアクセスするためのリンク情報を、ユーザによって指示されたマルチメディアコンテンツの再生開始点を示す再生開始点情報(例えば、記録開始からの経過時間やフレーム数など。)を基に生成し、生成したリンク情報を、ユーザが日常的に使用する文書作成アプリケーションで編集中の文書データに対して情報の貼り付け(ペースト)操作を行ったときに、文書データに貼り付けられる情報を一時的に保持しているメモリ上の所定領域(クリップボード)に格納する」という処理を実現している。
<まとめ>
以上のように、本発明の第1の実施形態によれば、本実施形態に係るコンテンツ管理システム1は、「リンク情報生成機能」を、以下の処理手順により実現している。
(手順1)再生開始点情報の取得
本実施形態に係るクライアントPC(情報処理装置)100は、取得手段84により、図17に示したUI画面55が有する再生開始点情報設定領域の再生開始点設定ボタン55a(図17の[Copy]ボタン)がマウスなどのポインティングデバイスによって押下されるタイミングで、選択手段82により選択された、リンク情報によってWeb・ビデオサーバ(管理サーバ)200が有するWebサーバプログラム32aの再生処理を行うサーブレットに再生要求したい動画データの再生開始点情報を取得する。
(手順2)リンク情報の生成
本実施形態に係るクライアントPC(情報処理装置)100は、生成手段85により、再生要求する対象となる動画データの格納先、すなわち再生要求を行ったときに動画データが供給される先に関する情報を取得する。
次に、クライアントPC(情報処理装置)100は、生成手段85により、先に取得した動画データの格納先に関する情報に、Web・ビデオサーバ(管理サーバ)200が有するWebサーバプログラム32bのサーブレット群のうち再生処理を行うサーブレット名と、表示手段81によって取得された記録ID41aと、取得手段84によって取得した動画データの再生開始点情報とを付加し、Webサーバプログラム32aの再生処理を行うサーブレットに再生を要求するリンク情報を生成する。
(手順3)メモリに格納
本実施形態に係るクライアントPC(情報処理装置)100は、格納手段86により、
これによって、本実施形態に係るクライアントPC(情報処理装置)100は、Web・ビデオサーバ(管理サーバ)200が有するWebサーバプログラム32aのplayサーブレットへ再生要求を行うときの動画データの内容を示すコンテンツの内容情報を、図17に示したようなUI画面55を介して設定しておき、設定しておいたコンテンツの内容情報と再生要求を行うリンク情報とを関連付けたクリップボードデータ43を、SDRAM12の所定の記憶領域(クリップボード)に一時保持することで、ユーザが日常的に使用する文書作成アプリケーションなどにより編集中の文書データに、動画データの再生要求を行うリンク情報を容易に貼り付ける(ペーストする)ことができ、簡便に文書データとマルチメディアコンテンツとを関連付けることができる。
このように、本実施形態に係るコンテンツ管理システム1は、上記(手順1)〜(手順3)によって、記録データとして管理されている動画や音声データなどのようなマルチメディアコンテンツにアクセスするためのリンク情報を、ユーザによって指示されたマルチメディアコンテンツの再生開始点を示す再生開始点情報(例えば、記録開始からの経過時間やフレーム数など。)を基に生成し、生成したリンク情報を、編集中の文書データ61に対して情報の貼り付け操作を行ったときに、文書データ61に貼り付けられる情報を一時的に保持しているメモリ上の所定領域(クリップボード)に格納することにより、編集中の文書データ61に再生開始点情報を含むマルチメディアコンテンツのリンク情報を容易に貼り付ける(ペーストする)ことができ、簡便にユーザの文書データ61とWeb・ビデオサーバ(管理サーバ)200で管理するマルチメディアコンテンツとを関連付けることができる。
よって、本実施形態に係るコンテンツ管理システム1は、ユーザが日常的に閲覧・編集する文書データ61を介して、マルチメディアコンテンツを第三者と共有するなど、文書データ61からマルチメディアコンテンツを有効活用することができる。
[第2の実施形態]
本実施形態は、コンテンツ管理システムのクライアントPC(情報処理装置)が有するリンク情報生成機能が、ユーザにより選択された会議の動画データの再生開始点を調整するインターフェースを備えることにより、ユーザが所望する適切な場面から再生する再生開始点情報を含むマルチメディアコンテンツのリンク情報を、編集中の文書データに容易に貼り付ける(ペーストする)ことができ、ユーザが日常的に閲覧・編集する文書データからマルチメディアコンテンツを有効活用するものである。
第1の実施形態と本実施形態で異なる点は、リンク情報生成機能が、ユーザにより選択された会議の動画データの再生開始点を設定するときに用いる「再生開始点を調整するインターフェース」を備えている点である。
よって、以降に行う本実施形態の説明では、第1の実施形態と同じ事項について、同一の図面及び図中の符号をもってその説明を省略し、第1の実施形態と異なる点について、図26〜32を用いて説明する。
<クライアントPCが有する「リンク情報生成機能」を実現する手段について>
次に、図13を用いて説明した本実施形態に係るクライアントPC(情報処理装置)100が有する「リンク情報生成機能」を実現する手段について、図26〜30を用いて説明する。
図26は、本発明の第2の実施形態に係るクライアントPC(情報処理装置)100が有するリンク情報生成機能を構成する各手段の一例を示す図である。
本実施形態に係る「リンク情報生成機能」を実現するため、クライアントPC(情報処理装置)100は、図26に示すように、表示手段81、選択手段82、設定手段83、取得手段84、生成手段85、格納手段86、変更手段87とを有している。
以下に、第1の実施形態と異なる点である表示手段81及び変更手段87について説明する。
表示手段81は、クライアントPC(情報処理装置)100に対峙するユーザが「リンク情報生成機能」を利用するときのGUI機能を備えた画面を表示する。
まず、本実施形態に係るクライアントPC(情報処理装置)100において「リンク情報生成機能」が実行されたとき、表示手段81は、図16に示すような会議の動画データを選択するUI画面53を表示I/F16を介してディスプレイ装置(例えば、CRTやLCDなど。)に表示する。
ユーザは、ディスプレイ装置(例えば、CRTやLCDなど。)に表示されたUI画面53を介して、生成手段85によりリンク情報を生成したい会議の動画データをマウスなどのポインティングデバイスによって選択する。
表示手段81は、ユーザによって動画データが選択されると、図27に示すようなUI画面55を表示I/F16を介してディスプレイ装置(例えば、CRTやLCDなど。)に表示する。
図27は、本発明の第2の実施形態に係るリンク情報の生成に必要な情報を設定するUI画面55の一例を示す図である。
図27に示すように、UI画面55には、主に、リンク情報によってplayサーブレットに再生要求したい動画データ(リンク情報からアクセスされる動画データ)の再生開始点の情報を設定する再生開始点情報設定領域と、後述する変更手段87により再生開始点を調整し設定するときに再生する情報を設定する再生情報設定領域とが表示される。
再生開始点情報設定領域には、playサーブレットへ再生要求を行うときの動画データの再生開始点を設定するための再生開始点設定ボタン55a(図中の[Copy]ボタン)と、再生情報設定領域を介して設定された再生情報を表示する再生情報表示領域55dとが表示される。
また、再生情報設定領域には、再生開始点を調整し設定するときに再生する再生情報として、会議の動画データにおけるフレーム画像(図中の「ビデオフレーム」選択・設定項目)か、会議開催中に画面表示用PC400がスクリーンに表示したスクリーン画像(図中の「スクリーン」選択・設定項目)かを選択・設定するための選択・設定欄55eが表示される。
ユーザは、ディスプレイ装置(例えば、CRTやLCDなど。)に表示されたUI画面55の再生情報の選択・設定欄55dを介して、後述する変更手段87により再生開始点を調整し設定するときに再生する再生情報(フレーム画像又はスクリーン画像)を、対応する選択・設定項目のラジオボタンをマウスなどのポインティングデバイスによって選択し設定する。
表示手段81は、ユーザによって再生情報が選択・設定された後、Webブラウザ33bの表示画面51を見ながら再生開始点設定ボタン55a(図27の[Copy]ボタン)が押下されると、図28に示すようなUI画面55を表示I/F16を介してディスプレイ装置(例えば、CRTやLCDなど。)に表示する。
図28は、本発明の第2の実施形態に係る再生開始点の変更を行うUI画面55の一例を示す図である。
図28に示すように、UI画面55には、主に、リンク情報によってplayサーブレットに再生要求したい動画データ(リンク情報からアクセスされる動画データ)の再生開始点の情報を設定する再生開始点情報設定領域と、動画データの内容を分かり易く端的に示す内容情報を設定する内容情報設定領域とが表示される。
再生開始点情報設定領域には、図27に示した再生情報選択・設定欄55eを介して選択・設定された再生情報を表示する再生情報表示領域55dと、図27に示した再生開始点設定ボタン55a(図27の[Copy]ボタン)が押下されたことにより一時的に設定された再生開始点を調整する再生開始点調整インターフェース55f(スライダコントロール)とが表示される。
また、内容情報設定領域には、リンク情報をアクセスすることにより再生される動画データの場面を分かり易く端的に示す内容情報を選択・設定するための選択・設定欄55bと、内容情報を画像としてした場合の画像の縦横サイズ(pixel)を適切に設定するための設定欄55cとが表示される。
図28では、再生開始点情報設定領域の再生開始点調整インターフェース55f(スライダコントロール)に、スライダコントロールが用いられている例が示されている。
このように、表示手段81は、表示I/F16を介してクライアントPC(情報処理装置)100に接続されるディスプレイ装置(例えば、CRTやLCDなど。)にUI機能を有する画面の表示を実現することから、図13に示した表示部71が有する手段である。
次に、図28を用いて説明したUI画面55を介して再生開始点を調整する手段について説明する。
変更手段87は、ユーザにより選択された会議の動画データの再生開始点を示す再生開始点情報を所定の範囲内で変更する。
変更手段87は、図27に示したUI画面55の再生開始点設定ボタン55a(図27の[Copy]ボタン)が押下されたときに一時的に設定された再生開始点を基準として、図28に示したUI画面55が有する再生開始点調整インターフェース55f(スライダコントロール)を介して再生開始点の調整を行う。
例えば、ユーザは、Webブラウザ33bの表示画面51を介して、選択手段82により選択した記録中の会議を視聴しながら、後に再生を開始したい場面で、UI画面55が有する再生開始点設定ボタン55a(図27の[Copy]ボタン)を、マウスなどのポインティングデバイスによって押下し、再生開始点の取得を取得手段84に指示する。
取得手段84は、ユーザからの再生開始点の取得指示に従って、Web・ビデオサーバ(管理サーバ)200から再生開始点情報を取得する。
取得手段84は、再生開始点情報の取得方法として、Web・ビデオサーバ(管理サーバ)200が有するWebサーバプログラム32aのgetelapsedtimeサーブレットを呼び出し、応答された情報を基に会議の記録を開始してからの経過時間(sec)などの再生開始点情報を取得する。
本実施形態では、以下のようなリクエストメッセージによってgetelapsedtimeサーブレットを呼び出す。
[再生開始点情報の取得要求]
GET / getelapsedtime?recid=1234 HTTP/1.1
その結果、記録ID41aにより指定された会議の記録を開始してからの経過時間(sec)を示す以下の文字列がWeb・ビデオサーバ(管理サーバ)200から送信される。
[再生開始点情報取得要求への応答]
記録を開始してから経過した時間(sec)が10分の場合:
"set=600"
このようにして取得された再生開始点情報は、クライアントPC(情報処理装置)100が有するSDRAM12に一時保持される。
以下に、図29を用いて説明する変更手段87では、取得手段84により取得された再生開始点情報(例えば、経過時間情報。)を基準として、再生開始点調整インターフェース55f(スライダコントロール)を介して再生開始点の調整を行う。
以下に、変更手段87による再生開始点の調整について、図29を用いて説明する。
図29は、本発明の第2の実施形態に係る再生開始点調整インターフェース55f(スライダコントロール)の一例を示す図である。
図29の(a)では、再生開始点情報である経過時間を変更することで再生開始点を調整するインターフェースの例が示されている。
ユーザは、図29に示すような再生開始点調整インターフェース55f(スライダコントロール)のつまみ55gをマウスなどのポインティングデバイスによって選択し、選択した状態で左右にスライドさせることにより、一時的に設定した再生開始点を変更する。このときのスライドによるつまみ55gの最大移動量及び最小移動量は、図29からも分かるように、一定の範囲内となっている。この範囲は、つまみ55gのスライドによってどの程度調整可能とするかを考慮して、再生開始点調整インターフェース55f(スライダコントロール)を実装する段階に予め決めておく。
また、図28に示したUI画面55の再生情報表示領域55dには、再生情報として選択・設定されたフレーム画像又はスクリーン画像が表示されており、付加されたタイムスタンプなどの情報を基に、再生開始点調整インターフェース55f(スライダコントロール)のつまみ55gの動きと同期して変化する。
変更手段87は、再生開始点調整インターフェース55f(スライダコントロール)のつまみ55gが一定時間Δt(例えば、0.5(sec))内に移動した移動方向・移動量を検出し、取得手段84により一時的に設定された再生開始点情報(基準値)を基に、以下の計算式によって基準値からの変化量を加算処理して算出する。
[再生開始点情報を記録開始してからの経過時間情報とした場合の計算式]
T = T + s * Δt・・・(式1)
T:基準値からの変更量(sec)
Δt:更新周期(sec)
s:変更周期に対する変化量の倍数
上記(式1)を用いて再生開始点情報を変更する具体的な変更例について、図29の(a)を用いて説明する。
変更手段87は、例えば、UI画面55が有する再生開始点設定ボタン55a(図27の[Copy]ボタン)が押下された場合、基準値からの変更量(T)の初期値を0(sec)とする。
変更手段87は、再生開始点調整インターフェース55f(スライダコントロール)のつまみ55gがスライドした場合、以降の処理(A)〜(C)を更新周期Δt(sec)ごと繰り返し行う。
(A)変更手段87は、つまみ55gの表示画面51における座標空間上の位置(座標)を検出する。
(B)変更手段87は、検出した位置(座標)に対応する時間変更量の倍数sを求める。例えば、つまみ55gの位置が図中のマイナス側(―側)に2目盛りスライドした場合、変更手段87は、更新周期Δt(sec)に対する時間変更量の倍数sを-4(sec)と算出する。
(C)変更手段87は、これらの値を(式1)に代入し基準値からの変更量(T = 0+(-4*0.5))を算出すると-2(sec)となる。
また、変更手段87は、例えば、再生開始点調整インターフェース55f(スライダコントロール)のつまみ55gが図中のマイナス側(―側)に2目盛りスライドした位置から、更に図中のプラス側(+側)に4目盛りスライドした場合、基準値からの変更量(T)の初期値が−2(sec)となる。
(A)変更手段87は、つまみ55gの表示画面51における座標空間上の位置(座標)を検出する。
(B)変更手段87は、検出した位置(座標)に対応する時間変更量の倍数sを求める。例えば、つまみ55gの位置が図中のマイナス側(+側)に4目盛りスライドした場合、変更手段87は、更新周期Δt(sec)に対する時間変更量の倍数sを+4(sec)と算出する。
(C)変更手段87は、これらの値を(式1)に代入し基準値からの変更量(T = (-2)+(4*0.5))を算出すると0(sec)となる。
このように、変更手段87は、(式1)に示す所定の計算式を用いて、再生開始点調整インターフェース55f(スライダコントロール)のつまみ55gがスライドしたときの基準値からの変化量を算出する。
次に、変更手段87は、(式1)を用いて算出した基準値からの変化量を、基準値である再生開始点情報に加算することによって、最終的な再生開始点情報へ変更する。
例えば、再生開始点調整インターフェース55f(スライダコントロール)のつまみ55gが図中のマイナス側(―側)に2目盛りスライドした場合、(式1)を用いて算出された基準値からの変更量(T = -2(sec))を、取得手段84で取得した再生開始点情報である経過時間情報600(sec)に加算し、最終的な再生開始点情報598(sec)へ変更する。
また、図29の(b)には、再生開始点情報である静止画の移動枚数を変更することで再生開始点を調整するインターフェースの例が示されている。
この場合、変更手段87は、基準値の再生開始点情報をフレーム番号として、(式1)を用いて算出すればよい。例えば、再生開始点調整インターフェース55f(スライダコントロール)のつまみ55gが移動した一定のスクリーン画像枚数Δnとして、(式1)と同様の方法で算出するようにすればよい。その結果、再生開始点調整インターフェース(スライダコントローラ)により、再生開始点情報を、再生開始点設定ボタン55a(図27の[Copy]ボタン)を押した時点での基準であるスクリーン画像からの±T枚目の画像が取得された時間に調節される。
変更手段87は、再生開始点調整インターフェース55f(スライダコントロール)のつまみ55gがマウスなどのポインティングデバイスからリリースされている間、つまみ55gの移動量を検知し、上記に説明した算出方法によって再生開始点情報の変更を行う。
また、変更手段87は、リリースが解除され、つまみ55gがポップアップされたことを検知したときの変更後の再生開始点情報をクライアントPC(情報処理装置)100が有するSDRAM12に一時保持する。
このように、変更手段87は、入力I/F15を介して検知した、再生開始点調整インターフェース55f(スライダコントロール)のつまみ55gの移動量を基に再生開始点情報の更新を実現することから、図13に示したユーザ操作入力部72が有する手段である。
このように、本実施形態に係るクライアントPC(情報処理装置)100は、変更手段87により再生開始点情報を変更し、生成手段85により変更後の再生開始点情報を用いて新たなリンク情報を生成し、格納手段86により生成後のリンク情報をSDRAM12の所定の記憶領域(クリップボード)に格納する。
その結果、本実施形態に係るクライアントPC(情報処理装置)100が有するSDRAM12の所定の記憶領域(クリップボード)には、図30に示すようなHTML形式のクリップボードデータ43が格納されている。
図30は、本発明の第2の実施形態に係る生成されたリンク情報(スクリーン画像が関連付けられた場合)のデータ構成を示す図である。
図30では、図18の(b)に示したリンク情報を生成したときの再生開始点情報である経過時間1200(sec)を基準として、変更手段87により算出した経過時間の変更量が-60(sec)であった場合の変更後の再生開始点情報である経過時間1140(sec)を含むリンク情報の例が示されている。
本実施形態に係るコンテンツ管理システム1は、上記に説明した、クライアントPC(情報処理装置)100が有する各手段を、以下の手順に従って実行する。
(手順1)再生開始点情報の取得
本実施形態に係るクライアントPC(情報処理装置)100は、取得手段84により、図17に示したUI画面55が有する再生開始点情報設定領域の再生開始点設定ボタン55a(図17の[Copy]ボタン)がマウスなどのポインティングデバイスによって押下されるタイミングで、選択手段82により選択された、リンク情報によってWeb・ビデオサーバ(管理サーバ)200が有するWebサーバプログラム32aの再生処理を行うサーブレットに再生要求したい動画データの再生開始点情報を取得する。
(手順2)再生開始点情報の変更(再生開始点の調整)
本実施形態に係るクライアントPC(情報処理装置)100は、変更手段87により、図28に示したUI画面55の再生開始点調整インターフェース55f(スライダコントロール)のつまみ55gの移動量を検出し、検出した移動量と、取得手段84により一時的に設定された再生開始点情報(基準値)とを基に、所定の計算式によって基準値からの変化量を算出する。
次に、クライアントPC(情報処理装置)100は、変更手段87により算出された変化量を基準値に加算し、再生開始点情報を変更する。
(手順3)リンク情報の生成
本実施形態に係るクライアントPC(情報処理装置)100は、生成手段85により、再生要求する対象となる動画データの格納先、すなわち再生要求を行ったときに動画データが供給される先に関する情報を取得する。
次に、クライアントPC(情報処理装置)100は、生成手段85により、先に取得した動画データの格納先に関する情報に、Web・ビデオサーバ(管理サーバ)200が有するWebサーバプログラム32bのサーブレット群のうち再生処理を行うサーブレット名と、表示手段81によって取得された記録ID41aと、変更手段87によって変更された動画データの再生開始点情報とを付加し、Webサーバプログラム32aの再生処理を行うサーブレットに再生を要求するリンク情報を生成する。
(手順4)メモリに格納
本実施形態に係るクライアントPC(情報処理装置)100は、格納手段86により、
これによって、本実施形態に係るクライアントPC(情報処理装置)100は、Web・ビデオサーバ(管理サーバ)200が有するWebサーバプログラム32aのplayサーブレットへ再生要求を行うときの動画データの内容を示すコンテンツの内容情報を、図17に示したようなUI画面55を介して設定しておき、設定しておいたコンテンツの内容情報と再生要求を行うリンク情報とを関連付けたクリップボードデータ43を、SDRAM12の所定の記憶領域(クリップボード)に一時保持することで、ユーザが日常的に使用する文書作成アプリケーションなどにより編集中の文書データに、動画データの再生要求を行うリンク情報を容易に貼り付ける(ペーストする)ことができ、簡便に文書データとマルチメディアコンテンツとを関連付けることができる。
このように、本実施形態に係るコンテンツ管理システム1は、上記に説明したクライアントPC(情報処理装置)100が有する「リンク情報生成機能」の(手順1)〜(手順4)により、「ユーザが所望する適切な場面から再生する再生開始点情報を含むマルチメディアコンテンツのリンク情報を、編集中の文書データに容易に貼り付ける(ペーストする)ことができ、ユーザが日常的に閲覧・編集する文書データからマルチメディアコンテンツを有効活用する」という機能を実現している。
<クライアントPCが有する「リンク情報生成機能」の処理手順について>
これまでに説明した本実施形態に係るクライアントPC(情報処理装置)100が有する「リンク情報生成機能」の処理手順について、図31及び図32を用いて説明する。
図31は、本発明の第2の実施形態に係るクライアントPC(情報処理装置)100が有するリンク情報生成機能(リンク情報生成プログラム33aで実現される機能)の処理手順の一例(会議開催中に行う場合)を示すフローチャートである。
本実施形態に係るクライアントPC(情報処理装置)100では、例えば、HDD14に格納された「リンク情報生成機能」の処理を行うリンク情報生成プログラム33aをSDRAM12であるメモリ上に展開(ロード)し、CPU11で実行する。このとき、以下の処理手順(S401)〜(S414)が実行される。
本実施形態に係るクライアントPC(情報処理装置)100は、Web・ビデオサーバ(管理サーバ)200から現在記録されている会議に関する情報を取得する(S401)。
クライアントPC(情報処理装置)100は、アプリケーション制御部76からの命令に従って、Webクライアント74が、Web・ビデオサーバ(管理サーバ)200が有するWebサーバプログラム32aのgetcurrecサーブレットを呼び出すことにより、現在記録されている会議に関する情報を取得する。
このとき、クライアントPC(情報処理装置)100は、アプリケーション制御部76により、ファイルI/F73を介してHDD14に格納された図14に示した設定ファイル42のキー(例えば、"sWebServerPath"。)の値を読み取ることで、getcurrecサーブレットを呼び出す先のWebサーバプログラム32aのホスト名(例えば、"videoserver.abc.com"。)を取得し、取得したホスト名をWebクライアント74に渡す。
クライアントPC(情報処理装置)100は、Webクライアント74により、渡されたホスト名を基に、例えば、"GET /getcurrec HTTP/1.1"のようなリクエストメッセージをWeb・ビデオサーバ(管理サーバ)200が有するWebサーバプログラム32aに送信する。
その結果、例えば、記録用PC300の"recorder01"において記録中の記録ID41aの"1234"が示す会議が、2006年3月27日10時00分00秒より継続している場合、getcurrecサーブレットは、"host=recorder01&recid=1234&start=2006-03-27T10:00:00"のような文字列を要求に対する応答として呼び出し元のWebクライアント74に返す。
クライアントPC(情報処理装置)100は、Web・ビデオサーバ(管理サーバ)200が有するWebサーバプログラム32aのgetcurrecサーブレットから応答された情報を基に、記録中の会議があるか否かを判断する(S402)。
getcurrecサーブレットから上記に示すような会議情報が応答された場合(S402がYESの場合)、Webクライアント74により記録中の会議情報を受け取ると、アプリケーション制御部76からの命令により、表示部71が、図16Aに示したような記録中の会議を選択するUI画面53を、ディスプレイ装置(例えば、CRTやLCDなど。)に表示する(S403)。
また、getcurrecサーブレットから空文字が応答された場合(S402がNOの場合)、アプリケーション制御部76からの命令により、表示部71が、図16Bに示したような「記録中の会議がない」の旨を知らせる表示画面54を、ディスプレイ装置(例えば、CRTやLCDなど。)に表示する(S404)。
クライアントPC(情報処理装置)100は、ユーザ操作入力部72により、図16Aに示したUI画面53の選択操作コントロールボタン53bである[OK]ボタン又は[終了]ボタンがマウスなどのポインティングデバイスによって押下されたか否かを判断する(S405)。
ユーザ操作入力部72により[終了]ボタンが押下されたことを検知した場合(S405が[終了]ボタンの場合)、ユーザ操作入力部72から検知結果がアプリケーション制御部76に渡され、アプリケーション制御部76によりリンク情報生成処理を終了する。
また、ユーザ操作入力部72により[OK]ボタンが押下されたことを検知した場合(S405が[OK]ボタンの場合)、ユーザ操作入力部72から検知結果がアプリケーション制御部76に渡され、アプリケーション制御部76により、ユーザにより選択された会議の記録ID41a及び記録開始日時41bをSDRAM12に一時保持する。
次に、クライアントPC(情報処理装置)100は、アプリケーション制御部76からの命令により、表示部71が図17に示したような再生開始点情報設定領域と内容情報設定領域とを有するUI画面55をディスプレイ装置(例えば、CRTやLCDなど。)に表示する(S406)。
クライアントPC(情報処理装置)100は、ユーザ操作入力部72により、図17に示したUI画面55の強制終了ボタン(図17の[×]ボタン)がマウスなどのポインティングデバイスによって押下されたか否かを判断する(S407)。
ユーザ操作入力部72により強制終了ボタン(図17の[×]ボタン)が押下されたことを検知した場合(S407がYESの場合)、ユーザ操作入力部72から検知結果がアプリケーション制御部76に渡され、アプリケーション制御部76によりリンク情報生成処理を終了する。
また、ユーザ操作入力部72により強制終了ボタン(図17の[×]ボタン)が押下されたことを検知するまでの間(S407がNOの間)、内容情報設定領域のコンテンツの内容を示す情報を選択・設定する選択・設定欄55bを介して、マウスなどのポインティングデバイスやキーボードなどを用いて選択・設定された、ユーザにより選択された会議の動画データの内容を示す情報をユーザ操作入力部72により受け取り、受け取ったコンテンツの内容情報をアプリケーション制御部76に渡し、アプリケーション制御部76がSDRAM12に一時保持する。
次に、クライアントPC(情報処理装置)100は、ユーザ操作入力部72により、図17に示したUI画面55の再生開始点設定ボタン55a(図17の[Copy]ボタン)がマウスなどのポインティングデバイスによって押下されたか否かを判断する(S408)。
ユーザ操作入力部72により再生開始点設定ボタン55a(図17の[Copy]ボタン)が押下されたことを検知するまでの間(S408がNOの間)、S207の処理手順に戻り、再生開始点設定ボタン55a(図17の[Copy]ボタン)が押下されることを検知するまで待つ。よって、この間は、ユーザにより選択された会議の動画データの内容を示す情報を、UI画面55を介して選択・設定・変更可能である。
クライアントPC(情報処理装置)100は、ユーザ操作入力部72により再生開始点設定ボタン55a(図17の[Copy]ボタン)が押下されたことを検知した場合(S408がYESの場合)、ユーザ操作入力部72から検知結果を受け取ったアプリケーション制御部76からの命令により、Webクライアント74が、Web・ビデオサーバ(管理サーバ)200が有するWebサーバプログラム32aのgetelapsedtimeサーブレットを呼び出すことにより、S405の処理手順においてSDRAM12に一時保持しておいた、ユーザにより選択された会議の記録ID41aIDの記録開始からの経過時間を取得する。
クライアントPC(情報処理装置)100は、Webクライアント74により、SDRAM12に一時保持されている記録ID41aを基に、例えば、"GET /getelapsedtime?recid=1234 HTTP/1.1"のようなリクエストメッセージをWeb・ビデオサーバ(管理サーバ)200が有するWebサーバプログラム32aに送信する。
その結果、例えば、getelapsedtimeサーブレットを呼び出した日時が、2006年3月27日10時10分00秒であった場合、getelapsedtimeサーブレットは、"sec=600"のような文字列を要求に対する応答として呼び出し元のWebクライアント74に返す。
このとき、クライアントPC(情報処理装置)100は、Web・ビデオサーバ(管理サーバ)200が有するWebサーバプログラム32aのgetelapsedtimeサーブレットから応答された情報を基に、ユーザにより選択された会議が現在も記録中か否かを判断する(S409)。
getelapsedtimeサーブレットから上記に示すような経過時間情報が応答された場合(S209がYESの場合)、再生開始点情報調整インターフェース55f(スライダコントロール)を表示する処理手順に移行する。
クライアントPC(情報処理装置)100は、表示部71により、図28に示したようなUI画面55をディスプレイ装置(例えば、CRTやLCDなど。)に表示する。このとき、マウスなどのポインティングデバイスは、ユーザの操作性を考慮して、UI画面55の再生開始点情報調整インターフェース55fであるスライダコントロールのつまみ55gの位置に移動させて表示する(S410)。
クライアントPC(情報処理装置)100は、ユーザ操作入力部72により、マウスなどのポインティングデバイスからスライダコントロールのつまみ55gがリリース(ポップアップ)されたか否かを判断する(S412)。
スライダコントロールのつまみ55gがリリースされない間(S412がNOの間)、ユーザが再生開始点を調整中であると判断し、S410の処理手順を繰り返し行う。
また、スライダコントロールのつまみ55gがリリースされたことを検知した場合(S412がYESの場合)、ユーザ操作入力部72により、スライダコントロールの1目盛り当たりの変化量ごとに、つまみ55gの移動方向・移動量を検出し、S408の処理手順により一時的に設定された再生開始点情報を基準値として、基準値からの変化量を所定の計算式によって算出する。
ここで、以下に示す所定の計算式を用いて基準値からの変化量を求める処理手順について説明する。
[再生開始点情報を記録開始してからの経過時間情報とした場合の計算式]
T = T + s * Δt・・・(式1)
T:基準値からの変更量(sec)
Δt:更新周期(sec)
s:更新周期に対する時間変更量の倍数
[初期化]
クライアントPC(情報処理装置)100は、ユーザ操作入力部72により、S408の処理手順が行われたときに、基準値からの変化量(T)を初期化する。
[基準値からの変化量の算出]
クライアントPC(情報処理装置)100は、ユーザ操作入力部72により、スライダコントロールのつまみ55gの座標位置を検出し、つまみ55gの座標位置を基に、座標位置に対応する時間変更量の倍数(s)を算出する。
次に、クライアントPC(情報処理装置)100は、ユーザ操作入力部72により、(式1)に、座標位置に対応する時間変更量の倍数(s)と更新周期(Δt)を代入し、基準値からの変化量(T)を算出する。
クライアントPC(情報処理装置)100は、ユーザ操作入力部72により基準値からの変化量(T)が算出される度に、アプリケーション制御部76が、算出された変化量(T)を基準値である再生開始点情報の経過時間に加算し、現在、ユーザが調整中の再生開始点を示す経過時間情報を算出する。
クライアントPC(情報処理装置)100は、アプリケーション制御部76からの命令により、Webクライアント74により、"GET / getscreen?recid=1234&sec=(算出後の経過時間) HTTP / 1.1"というリクエストメッセージをWeb・ビデオサーバ(管理サーバ)200へ送信する。
その結果、クライアントPC(情報処理装置)100は、Webクライアント74により、Web・ビデオサーバ(管理サーバ)200から、算出後の経過時間のスクリーン画像を受け取る。
クライアントPC(情報処理装置)100は、アプリケーション制御部76からの命令により、表示部71が、Web・ビデオサーバ(管理サーバ)200から受け取ったスクリーン画像を、図28に示したようなUI画面55の再生情報表示領域55dに表示する。
これによって、クライアントPC(情報処理装置)100は、再生開始点調整インターフェース55f(スライダコントロール)のつまみ55gの移動に同期させて、再生情報表示領域55dに表示する画像情報を変化させることができる。
次に、クライアントPC(情報処理装置)100は、ユーザ操作入力部72により、リリースが解除され、再生開始点調整インターフェース55f(スライダコントロール)のつまみ55gがポップアップされたことを検知したときに、ユーザ操作入力部72からアプリケーション制御部76へ、変更後の再生開始点情報である経過時間情報が渡される。
クライアントPC(情報処理装置)100は、アプリケーション制御部76からの命令により、リンク生成部75が、S401の処理手順で読み取った記録された会議の動画データの格納先に関する情報(例えば、"http://videoserver.abc.com"。)に、Web・ビデオサーバ(管理サーバ)200が有するWebサーバプログラム32bのサーブレット群のうち再生処理を行うサーブレット名(例えば、"play"。)と、S405の処理手順で取得した記録ID41aと、S408の処理手順で取得した動画データの再生開始点情報である経過時間情報とを付加し、Web・ビデオサーバ(管理サーバ)200が有するWebサーバプログラム32aの再生処理を行うサーブレットに再生を要求するリンク情報を生成し、生成したリンク情報をアプリケーション制御部76に渡す(S413)。
クライアントPC(情報処理装置)100は、アプリケーション制御部76により、HTMLクリップボードフォーマット(CF_HTML)に従って、リンク生成部75から受け取ったリンク情報を、図17に示すUI画面55が有する内容情報設定領域の選択・設定欄55b及び55cを介して設定されたテキストデータや画像データなどのコンテンツの内容を示す内容情報とを関連付けるクリップボードデータ43を生成し、SDRAM12の所定の記憶領域(クリップボード)に格納し(S414)、再びS407の処理手順に戻って、以降のリンク情報生成処理の処理手順を繰り返し処理する。
また、getelapsedtimeサーブレットから空文字が応答された場合(S209がNOの場合)、アプリケーション制御部76からの命令により、表示部71が、図20に示すような「会議が終了した」の旨を知らせる表示画面56を、ディスプレイ装置(例えば、CRTやLCDなど。)に表示する(S411)。
クライアントPC(情報処理装置)100は、ユーザが図20に示したような表示画面56の表示内容を確認した後、マウスなどのポインティングデバイスによって表示画面56の[OK]ボタン56aを押下することで、再びS407の処理手順に戻って、以降のリンク情報生成処理の処理手順を繰り返し処理する。
図32は、本発明の第2の実施形態に係るクライアントPC(情報処理装置)100が有するリンク情報生成機能(リンク情報生成プログラム33aで実現される機能)の処理手順の一例(過去に開催された会議の動画データを再生する場合)を示すフローチャートである。
本実施形態に係るクライアントPC(情報処理装置)100では、例えば、HDD14に格納された「リンク情報生成機能」の処理を行うリンク情報生成プログラム33aをSDRAM12であるメモリ上に展開(ロード)し、CPU11で実行する。このとき、以下の処理手順(S501)〜(S514)が実行される。
本実施形態に係るクライアントPC(情報処理装置)100は、Web・ビデオサーバ(管理サーバ)200から現在再生されている会議の動画データに関する情報を取得する(S501)。
クライアントPC(情報処理装置)100は、アプリケーション制御部76からの命令に従って、WebページI/F77が、現在当該装置上で起動されているInternet Explorer(登録商標)をMicrosoft社のAPIを用いて"IEFrame"というウィンドウ名称を基に特定し、特定されたInternet Explorer(登録商標)のうち、アドレス欄に指定されているURLから会議の動画データが再生されている画面51を発見することにより、現在再生されている会議の動画データに関する情報を取得する。ここで行われるInternet Explorer(登録商標)のイベントシンク、各HTML要素の制御及び設定値の取得は、DCOMを用いて行う。
クライアントPC(情報処理装置)100は、上記の方法によって取得された現在再生されている会議の動画データに関する情報を基に、再生中の動画データがあるか否かを判断する(S502)。
現在再生されている会議の動画データに関する情報が取得された場合(S502がYESの場合)、WebページI/F77により再生中の動画データ情報を受け取ると、アプリケーション制御部76からの命令により、表示部71が、図24Aに示したような再生中の過去に開催された会議の動画データを選択するUI画面57を、ディスプレイ装置(例えば、CRTやLCDなど。)に表示する(S503)。
また、現在再生されている会議の動画データに関する情報が取得できなかった場合(S502がNOの場合)、アプリケーション制御部76からの命令により、表示部71が、図24Bに示したような「再生中の会議がない」の旨を知らせる表示画面58を、ディスプレイ装置(例えば、CRTやLCDなど。)に表示する(S504)。
クライアントPC(情報処理装置)100は、ユーザ操作入力部72により、図24Aに示したUI画面57の選択操作コントロールボタン57bである[OK]ボタン又は[終了]ボタンがマウスなどのポインティングデバイスによって押下されたか否かを判断する(S505)。
ユーザ操作入力部72により[終了]ボタンが押下されたことを検知した場合(S505が[終了]ボタンの場合)、ユーザ操作入力部72から検知結果がアプリケーション制御部76に渡され、アプリケーション制御部76によりリンク情報生成処理を終了する。
また、ユーザ操作入力部72により[OK]ボタンが押下されたことを検知した場合(S505が[OK]ボタンの場合)、ユーザ操作入力部72から検知結果がアプリケーション制御部76に渡され、アプリケーション制御部76の命令により、WebページI/F77が、ユーザにより選択された会議の動画データ再生画面51のイベントシンクや制御を開始する。
次に、クライアントPC(情報処理装置)100は、アプリケーション制御部76からの命令により、表示部71が図17に示したような再生開始点情報設定領域と内容情報設定領域とを有するUI画面55をディスプレイ装置(例えば、CRTやLCDなど。)に表示する(S506)。
クライアントPC(情報処理装置)100は、ユーザ操作入力部72により、図17に示したUI画面55の強制終了ボタン(図17の[×]ボタン)がマウスなどのポインティングデバイスによって押下されたか否かを判断する(S507)。
ユーザ操作入力部72により強制終了ボタン(図17の[×]ボタン)が押下されたことを検知した場合(S507がYESの場合)、ユーザ操作入力部72から検知結果がアプリケーション制御部76に渡され、アプリケーション制御部76によりリンク情報生成処理を終了する。
また、ユーザ操作入力部72により強制終了ボタン(図17の[×]ボタン)が押下されたことを検知するまでの間(S507がNOの間)、内容情報設定領域のコンテンツの内容を示す情報を選択・設定する選択・設定欄55bを介して、マウスなどのポインティングデバイスやキーボードなどを用いて選択・設定された、ユーザにより選択された会議の動画データの内容を示す情報をユーザ操作入力部72により受け取り、受け取ったコンテンツの内容情報をアプリケーション制御部76に渡し、アプリケーション制御部76がSDRAM12に一時保持する。
次に、クライアントPC(情報処理装置)100は、ユーザ操作入力部72により、図17に示したUI画面55の再生開始点設定ボタン55a(図17の[Copy]ボタン)がマウスなどのポインティングデバイスによって押下されたか否かを判断する(S508)。
ユーザ操作入力部72により再生開始点設定ボタン55a(図17の[Copy]ボタン)が押下されたことを検知するまでの間(S508がNOの間)、S507の処理手順に戻り、再生開始点設定ボタン55a(図17の[Copy]ボタン)が押下されることを検知するまで待つ。よって、この間は、ユーザにより選択された会議の動画データの内容を示す情報を、UI画面55を介して選択・設定・変更可能である。
クライアントPC(情報処理装置)100は、ユーザ操作入力部72により再生開始点設定ボタン55a(図17の[Copy]ボタン)が押下されたことを検知した場合(S508がYESの場合)、ユーザ操作入力部72から検知結果を受け取ったアプリケーション制御部76からの命令により、WebページI/F77が、イベントシンクや制御中の動画データ再生画面51から、ユーザにより選択された会議の記録ID41aの記録開始からの経過時間を取得する。
クライアントPC(情報処理装置)100は、WebページI/F77により、動画データ再生画面51で動作しているビデオ再生プログラム33cの現在の再生位置を、DCOMを用いて取得する。
このとき、クライアントPC(情報処理装置)100は、WebページI/F77により取得された経過時間情報を基に、ユーザにより選択された会議の動画データが現在も再生中か否かを判断する(S509)。
WebページI/F77により、上記の方法によって経過時間情報が取得された場合(S509がYESの場合)、WebページI/F77により経過時間情報が応答された場合(S509がYESの場合)、再生開始点情報調整インターフェース55f(スライダーコントロール)を表示する処理手順に移行する。
クライアントPC(情報処理装置)100は、表示部71により、図28に示したようなUI画面55をディスプレイ装置(例えば、CRTやLCDなど。)に表示する。このとき、マウスなどのポインティングデバイスは、ユーザの操作性を考慮して、UI画面55の再生開始点情報調整インターフェース55fであるスライダコントロールのつまみ55gの位置に移動させて表示する(S510)。
クライアントPC(情報処理装置)100は、ユーザ操作入力部72により、マウスなどのポインティングデバイスからスライダコントロールのつまみ55gがリリース(ポップアップ)されたか否かを判断する(S512)。
スライダコントロールのつまみ55gがリリースされない間(S512がNOの間)、ユーザが再生開始点を調整中であると判断し、S510の処理手順を繰り返し行う。
また、スライダコントロールのつまみ55gがリリースされたことを検知した場合(S512がYESの場合)、ユーザ操作入力部72により、スライダコントロールの1目盛り当たりの変化量ごとに、つまみ55gの移動方向・移動量を検出し、S508の処理手順により一時的に設定された再生開始点情報を基準値として、基準値からの変化量を所定の計算式によって算出する。
ここで、以下に示す所定の計算式を用いて基準値からの変化量を求める処理手順について説明する。
[再生開始点情報を記録開始してからの経過時間情報とした場合の計算式]
T = T + s * Δt・・・(式1)
T:基準値からの変更量(sec)
Δt:更新周期(sec)
s:更新周期に対する時間変更量の倍数
[初期化]
クライアントPC(情報処理装置)100は、ユーザ操作入力部72により、S408の処理手順が行われたときに、基準値からの変化量(T)を初期化する。
[基準値からの変化量の算出]
クライアントPC(情報処理装置)100は、ユーザ操作入力部72により、スライダコントロールのつまみ55gの座標位置を検出し、つまみ55gの座標位置を基に、座標位置に対応する時間変更量の倍数(s)を算出する。
次に、クライアントPC(情報処理装置)100は、ユーザ操作入力部72により、(式1)に、座標位置に対応する時間変更量の倍数(s)と更新周期(Δt)を代入し、基準値からの変化量(T)を算出する。
クライアントPC(情報処理装置)100は、ユーザ操作入力部72により基準値からの変化量(T)が算出される度に、アプリケーション制御部76が、算出された変化量(T)を基準値である再生開始点情報の経過時間に加算し、現在、ユーザが調整中の再生開始点を示す経過時間情報を算出する。
クライアントPC(情報処理装置)100は、アプリケーション制御部76からの命令により、Webクライアント74により、"GET / getscreen?recid=1234&sec=(算出後の経過時間) HTTP / 1.1"というリクエストメッセージをWeb・ビデオサーバ(管理サーバ)200へ送信する。
その結果、クライアントPC(情報処理装置)100は、Webクライアント74により、Web・ビデオサーバ(管理サーバ)200から、算出後の経過時間のスクリーン画像を受け取る。
クライアントPC(情報処理装置)100は、アプリケーション制御部76からの命令により、表示部71が、Web・ビデオサーバ(管理サーバ)200から受け取ったスクリーン画像を、図28に示したようなUI画面55の再生情報表示領域55dに表示する。
これによって、クライアントPC(情報処理装置)100は、再生開始点調整インターフェース55f(スライダコントロール)のつまみ55gの移動に同期させて、再生情報表示領域55dに表示する画像情報を変化させることができる。
次に、クライアントPC(情報処理装置)100は、ユーザ操作入力部72により、リリースが解除され、再生開始点調整インターフェース55f(スライダコントロール)のつまみ55gがポップアップされたことを検知したときに、ユーザ操作入力部72からアプリケーション制御部76へ、変更後の再生開始点情報である経過時間情報が渡される。
クライアントPC(情報処理装置)100は、WebページI/F77により経過時間情報を受け取ると、アプリケーション制御部76からの命令により、リンク生成部75が、S301の処理手順で読み取った再生されている会議の動画データの格納先に関する情報(例えば、"http://videoserver.abc.com"。)に、Web・ビデオサーバ(管理サーバ)200が有するWebサーバプログラム32bのサーブレット群のうち再生処理を行うサーブレット名(例えば、"play"。)と、S501の処理手順で取得した記録ID41aと、S508の処理手順で取得した動画データの再生開始点情報である経過時間情報とを付加し、Web・ビデオサーバ(管理サーバ)200が有するWebサーバプログラム32aの再生処理を行うサーブレットに再生を要求するリンク情報を生成し、生成したリンク情報をアプリケーション制御部76に渡す(S513)。
クライアントPC(情報処理装置)100は、アプリケーション制御部76により、HTMLクリップボードフォーマット(CF_HTML)に従って、リンク生成部75から受け取ったリンク情報を、図17に示すUI画面55が有する内容情報設定領域の選択・設定欄55b及び55cを介して設定されたテキストデータや画像データなどのコンテンツの内容を示す内容情報とを関連付けるクリップボードデータ43を生成し、SDRAM12の所定の記憶領域(クリップボード)に格納し(S514)、再びS507の処理手順に戻って、以降のリンク情報生成処理を繰り返し処理する。
また、WebページI/F77により、上記の方法によって経過時間情報が取得できなかった場合(S509がNOの場合)、アプリケーション制御部76からの命令により、表示部71が、図25に示したような「経過時間情報の取得に失敗」の旨を知らせる表示画面59を、ディスプレイ装置(例えば、CRTやLCDなど。)に表示する(S511)。
クライアントPC(情報処理装置)100は、ユーザが図25に示す表示画面59の表示内容を確認した後、マウスなどのポインティングデバイスによって表示画面59の[OK]ボタン59aを押下することで、再びS507の処理手順に戻って、以降のリンク情報生成処理の処理手順を繰り返し処理する。
このように、本実施形態に係るクライアントPC(情報処理装置)100は、図31に示す(S401)〜(S414)及び/又は図32に示す(S501)〜(S514)の処理手順によって、「記録データとして管理されている動画や音声データなどのようなマルチメディアコンテンツにアクセスするためのリンク情報を、ユーザによって、再生開始点調整インターフェース55f(スライダコントロール)を用いて調整されたマルチメディアコンテンツの再生開始点を示す再生開始点情報(例えば、記録開始からの経過時間やフレーム数など。)を基に生成し、生成したリンク情報を、ユーザが日常的に使用する文書作成アプリケーションで編集中の文書データに対して情報の貼り付け(ペースト)操作を行ったときに、文書データに貼り付けられる情報を一時的に保持しているメモリ上の所定領域(クリップボード)に格納する」という処理を実現している。
<まとめ>
以上のように、本発明の第2の実施形態によれば、本実施形態に係るコンテンツ管理システム1は、「リンク情報生成機能」を、以下の処理手順により実現している。
(手順1)再生開始点情報の取得
本実施形態に係るクライアントPC(情報処理装置)100は、取得手段84により、図17に示したUI画面55が有する再生開始点情報設定領域の再生開始点設定ボタン55a(図17の[Copy]ボタン)がマウスなどのポインティングデバイスによって押下されるタイミングで、選択手段82により選択された、リンク情報によってWeb・ビデオサーバ(管理サーバ)200が有するWebサーバプログラム32aの再生処理を行うサーブレットに再生要求したい動画データの再生開始点情報を取得する。
(手順2)再生開始点情報の変更(再生開始点の調整)
本実施形態に係るクライアントPC(情報処理装置)100は、変更手段87により、図28に示したUI画面55の再生開始点調整インターフェース55f(スライダコントロール)のつまみ55gの移動量を検出し、検出した移動量と、取得手段84により一時的に設定された再生開始点情報(基準値)とを基に、所定の計算式によって基準値からの変化量を算出する。
次に、クライアントPC(情報処理装置)100は、変更手段87により算出された変化量を基準値に加算し、再生開始点情報を変更する。
(手順3)リンク情報の生成
本実施形態に係るクライアントPC(情報処理装置)100は、生成手段85により、再生要求する対象となる動画データの格納先、すなわち再生要求を行ったときに動画データが供給される先に関する情報を取得する。
次に、クライアントPC(情報処理装置)100は、生成手段85により、先の取得した動画データの格納先に関する情報に、Web・ビデオサーバ(管理サーバ)200が有するWebサーバプログラム32bのサーブレット群のうち再生処理を行うサーブレット名と、表示手段81によって取得された記録ID41aと、変更手段87によって変更された動画データの再生開始点情報とを付加し、Webサーバプログラム32aの再生処理を行うサーブレットに再生を要求するリンク情報を生成する。
(手順4)メモリに格納
本実施形態に係るクライアントPC(情報処理装置)100は、格納手段86により、
これによって、本実施形態に係るクライアントPC(情報処理装置)100は、Web・ビデオサーバ(管理サーバ)200が有するWebサーバプログラム32aのplayサーブレットへ再生要求を行うときの動画データの内容を示すコンテンツの内容情報を、図17に示したようなUI画面55を介して設定しておき、設定しておいたコンテンツの内容情報と再生要求を行うリンク情報とを関連付けたクリップボードデータ43を、SDRAM12の所定の記憶領域(クリップボード)に一時保持することで、ユーザが日常的に使用する文書作成アプリケーションなどにより編集中の文書データに、動画データの再生要求を行うリンク情報を容易に貼り付ける(ペーストする)ことができ、簡便に文書データとマルチメディアコンテンツとを関連付けることができる。
このように、本実施形態に係るコンテンツ管理システム1は、上記(手順1)〜(手順4)によって、記録データとして管理されている動画や音声データなどのようなマルチメディアコンテンツにアクセスするためのリンク情報を、ユーザによって、再生開始点調整インターフェース55f(スライダコントロール)を用いて調整されたマルチメディアコンテンツの再生開始点を示す再生開始点情報(例えば、記録開始からの経過時間やフレーム数など。)を基に生成し、生成したリンク情報を、ユーザが日常的に使用する文書作成アプリケーションで編集中の文書データに対して情報の貼り付け(ペースト)操作を行ったときに、文書データに貼り付けられる情報を一時的に保持しているメモリ上の所定領域(クリップボード)に格納することにより、編集中の文書データ61に再生開始点情報を含むマルチメディアコンテンツのリンク情報を容易に貼り付ける(ペーストする)ことができ、簡便にユーザの文書データ61とWeb・ビデオサーバ(管理サーバ)200で管理するマルチメディアコンテンツとを関連付けることができる。
よって、本実施形態に係るコンテンツ管理システム1は、ユーザが所望する適切な場面から再生する再生開始点情報を含むマルチメディアコンテンツのリンク情報を、編集中の文書データに容易に貼り付ける(ペーストする)ことができ、ユーザが日常的に閲覧・編集する文書データ61を介して、マルチメディアコンテンツを第三者と共有するなど、文書データ61からマルチメディアコンテンツを有効活用することができる。
<リンク情報生成プログラムの導入について>
本発明の第1及び第2の実施形態に係るコンテンツ管理システム1が有する機能は、第1及び第2の実施形態において説明した、クライアントPC(情報処理装置)100、管理サーバ200、及び記録用PC300が有する各機能の処理手順を、それぞれの動作環境(プラットフォーム)にあったプログラミング言語でコード化し、コード化したプログラムを、例えば、図33に示すような方法によってコンピュータにインストールし実行することで実現することができる。
図33は、本発明に係るクライアントPC(情報処理装置)100にリンク情報生成機能を導入する一例を示す図である。
図33の(a)では、例えば、リンク情報生成プログラム33aを、インターネットを通じてクライアントPC(情報処理装置)100にダウンロードし、インストールした後に適宜プログラムを実行させることにより、その機能を実現させることができる例が示されている。
また、本発明の第1及び第2の実施形態に係るコンテンツ管理システム1が有する機能を実現するプログラム(例えば、記録プログラムやリンク情報生成プログラムなど。)は、コンピュータが読み取り可能な記録媒体に格納することができる。
図33の(b)では、リンク情報生成プログラム33aを記録したDVD−ROMを、クライアントPC(情報処理装置)100が有するDVD−ROMドライブ18で読み取り、インストールした後に適宜プログラムを実行させることにより、その機能を実現させることができる例が示されている。
また、第1及び第2の実施形態に係るコンテンツ管理システム1では、図5を用いてソフトウェア構成について説明を行ったが、その内容に本発明が限定されるものではない。例えば、Webサーバプログラム32aと動画配信プログラム32bを別のPC上で稼働させてもよい。また、記録プログラム31b、Webサーバプログラム32a及び動画配信プログラム32bを同じPC上で動作させてもよい。
また、第1及び第2の実施形態に係るコンテンツ管理システム1では、クライアントPC(情報処理装置)100からWeb・ビデオサーバ(管理サーバ)200への処理要求に対して要求された処理を実現するためにサーブレットを用いた例を説明したが、その内容に本発明が限定されるものではない。例えば、CGI(Common Gateway Interface)やASP(Active Server Pages)などの実装技術を用いてWebサーバを構築してもよい。
また、第1及び第2の実施形態に係るコンテンツ管理システム1のリンク情報生成機能に関しても、以下に挙げるような、これまでの実施形態において説明した内容と異なる方法(1)〜(5)によって実現してもよい。
(1)動画データを再生する再生画面51とリンク情報生成プログラム33aとを別々に起動すると説明したが、Internet Explorer(登録商標)コンポーネントを包含したWindows(登録商標)アプリケーションとしてリンク情報生成プログラム33aを実装することにより、再生画面51とリンク情報生成プログラム33aとの機能を一体化してもよい。
(2)リンク情報の生成に必要な情報を設定するUI画面55(例えば図17)の内容情報設定領域において、画面キャプチャ機能付きホワイトボードやデジタルカメラなどの、他の入力機器から送信される画像データを、コンテンツの内容を示す情報として設定できるようにしてもよい。また、リンク情報の生成に必要な情報を設定するUI画面55(例えば図28)の内容情報設定領域において、音声をコンテンツの内容情報として設定し、再生開始点調整インターフェース55f(スライダコントロール)の操作に応じて、対応する再生開始点の音声を出力するように構成してもよい。
(3)リンク情報を生成する動作の一例として、図27の[Copy]ボタンを押下した後、図28の再生開始点調整インターフェース55f(スライダコントロール)をマウスなどのポインティングデバイスにより操作することを例に挙げて説明したが、例えば、図34のような、既に市販されているボタン付きのジョイスティック700を入力I/F15として使用し、中央のボタン700aの押下と第1の実施形態における[Copy]ボタンの押下とを等価、中央のボタン700aを押下した状態でのジョイスティック700のダイアル700bによる左右の移動と第1の実施形態における再生開始点調整インターフェース55f(スライダコントロール)のつまみ55gによる左右の移動とを等価、中央のボタン700aのリリースが、再生開始点調整インターフェース55f(スライダコントロール)上でのマウスの左ボタンのリリースとを等価となるように対応したリンク情報生成プログラム33aであってもよい。
(4)図18のクリップボードデータ43の関連付けデータ43aにおける経過時刻のテキスト表記は、日付の情報を含む"yyyy/mm/dd hh:mm:ss"や、「時」・「分」・「秒」の単位を表記した"hh時mm分ss秒"など、他の表記方法であってもよく、これらの表記形式をユーザが選択可能とするためのUIを図17に示したUI画面に用意してもよい。
(5)テキスト(経過時間情報や任意の文字列など)又は画像(スクリーン画像や任意の画像データ)の何れかをコンテンツの内容情報として選択し、選択した内容情報をURLとともにクリップボードにコピーすると説明したが、例えば、図18の(a)に示されるHTML形式の関連付けデータ43a(経過時間情報と会議の動画データの再生画面51とを関連付けたデータ)をコピーするとともに、その経過秒数に対応するスクリーン画像をCF_BITMAP形式でコピーするなど、複数の内容情報を同時にコピー可能としても構わない。
最後に、上記各実施形態に挙げた形状に、その他の要素との組み合わせなど、ここで示した要件に、本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の主旨をそこなわない範囲で変更することが可能であり、その応用形態に応じて適切に定めることができる。