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JP2008292391A - 共焦点光学装置 - Google Patents

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Tsunetaka Miyakura
常太 宮倉
Kozo Ariga
幸三 有我
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Mitsutoyo Kiko Co Ltd
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Mitsutoyo Kiko Co Ltd
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Abstract

【課題】レンズの球面収差の影響を考慮した正確な被測定物の位置測定を可能にする共焦点光学装置及びその方法を提供する。
【解決手段】被測定物に光を照射しつつ、被測定物に対する光の合焦位置を光軸方向に順次相対的に移動させながら、被測定物からの反射光を検出器で検出することにより得られた、移動に伴う検出データの分布に基づいて、被測定物の高さを算出する共焦点光学装置1が与えられる。当該共焦点光学装置1は、移動に伴う検出データの分布を記憶する第1の記憶手段3と、第1の記憶手段3に記憶した検出データの分布を自由曲線で近似する曲線近似手段5と、近似された自由曲線の頂点位置に基づいて、被測定物の高さを算出する算出手段2とを備えたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、物体からの反射光を検出器で検出し、該検出器による検出データの分布に基づいて物体の高さを示す合焦位置を算定する共焦点光学装置に関し、特に、被測定物の高さを正確に算出する共焦点光学装置及び算出方法に関する。
従来、被測定物の表面形状を測定する際に、該被測定物に対して光を照射しつつ、光軸方向に順次移動し、その反射光の強度に基づいて被測定物の表面の高さを求める共焦点光学装置が知られている。
従来の共焦点光学装置では、光源から照射された光はコンデンサレンズで平行光となった後、投光ピンホールに入射する。該投光ピンホールを通過した出射光は、ビームスプリッタ、レンズ群を介して被測定物に照射される。照射された光は被測定物の表面で反射し、ビームスプリッタで分波される。反射光の結像が、投光ピンホールと共役な位置に設けられた受光ピンホールを通過する際の光量が検出器で検出される。
この場合、投光ピンホールから出射された出射光が被測定物の表面で合焦したならば、検出器が検出する検出信号が極大となるため、レンズ群又は被測定物を光軸方向(以下、Z方向という)に移動させることにより、被測定物の高さを検出することができる。
検出器の検出信号強度と対物レンズのZ方向の移動量と間には、一定の関係(以下、I−Z特性という)が存在する。すなわち、対物レンズをZ方向に移動すると、検出信号の強度が徐々に増加し、ある位置Zで、検出器の出力強度が最大値Iとなり、その後徐々に検出信号の強度が低下する。このZの位置が被測定物表面における出射光の合焦位置であり、該Zが被測定物の真の高さとなる。
被測定物の表面に凹凸が存在する場合には、被測定物をZ方向に垂直な方向に走査するか、又は、投光ピンホール、受光ピンホール及び検出器を2次元的に配置することにより、被測定物の表面形状を精密に測定することができる。
従来、被測定物の高さを求めるには、被測定物を一通り移動して、検出信号を取得し、かかる検出信号をすべてメモリ内に格納していた。しかし、この方法では、すべての検出信号の取得には長い時間を要する。また、その信号データを格納するための大容量のメモリが必要となる。さらに、取得した検出信号は離散値であるため、検出信号強度の最大値Iを有するZが被測定物の本来の高さZと必ずしも一致するとは限らない。
これらの問題を解決するために、例えば、検出データの基準分布のピーク部分を示すn個の基準データを第1メモリ手段に記憶させ、検出器が連続して検出したn個の検出データを第2メモリ手段に記憶させ、第1メモリ手段に記憶させたn個の基準データと、第2メモリ手段に記憶させたn個の検出データに基づいて、n個の検出データがその分布のピーク部分となる蓋然性を示すピーク度数を算出し、そのピーク度数に基づいて、被測定物の高さを示す合焦位置を特定する方法が存在する(例えば、特許文献1)。
特開平10−281743号公報
上記特許文献1に示す方法は、ピーク位置を曲線近似処理により算出している。具体的には、ピークデータ記憶部に記憶したピークデータに基づいて、I−Z特性の2次曲線近似を行う。
しかし、この方法では、レンズ収差等の影響により、正確なピーク位置の検出はできない。それは、曲線近似の際に、2次曲線近似を行っているためである。理論的には、I−Z特性はピーク位置に関して左右対称の形になるため、特許文献1に記載の2次曲線近似でも十分なはずである。しかしながら、現実には、レンズの球面収差、色収差、コマ収差、非点収差、像面湾曲等の収差の影響により、I−Z特性はピーク位置に関して左右非対称の形になる。よって、2次曲線近似をした場合、ピーク位置が実際の位置と一致せず、高精度な高さ測定をすることができない。
したがって、本発明の目的は、レンズの球面収差等の影響を考慮した正確な被測定物の高さ測定を可能にする共焦点光学装置及びその方法を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の一実施形態に係る共焦点光学装置は、被測定物に光を照射しつつ、被測定物に対する光の合焦位置を光軸方向に順次相対的に移動させながら、被測定物からの光を検出器で検出することにより得られた、移動に伴う検出データの分布に基づいて、被測定物の高さを算出する。当該共焦点光学装置は、移動に伴う検出データの分布を記憶する第1の記憶手段と、第1の記憶手段に記憶した検出データの分布を自由曲線で近似する曲線近似手段と、近似された自由曲線の頂点位置に基づいて、被測定物の高さを算出する算出手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、レンズの球面収差等の影響を考慮した正確な被測定物の位置測定を可能にする共焦点光学装置及びその方法を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る、共焦点光学装置の全体構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施の形態に係る共焦点光学装置1は、共焦点光学部10、及び演算処理部20とから構成される。共焦点光学部10の詳細は図2に示されている。図2に示すように、共焦点光学部10は、キセノン光源、水銀光源等の光源30を含む。光源30から出射される光の光路上に、光源30とともに光学系を形成するレンズ31と、ビームスプリッタ32とが配置されている。ビームスプリッタ32の反射光路上には、セクショニング効果を有するニポウディスク33と、対物レンズ34と、被測定物35とが直列に配置されている。被測定物35からの反射光のビームスプリッタ32の透過光路上には、直列に、レンズ36と、ビームスプリッタ37と、CCD検出器アレイ38が配置されている。ビームスプリッタ37の反射光路上には、接眼レンズ39が配置されている。ニポウディスク33は円板形状を有し、モータ40の軸に連結されており、このモータ40により一定の回転速度で回転する。CCD検出器38アレイには、演算処理を行うコンピュータ(図1の演算処理部20)が接続されている。
上記の装置構成において、光源30から出射された光は、レンズ31を通って平行光となり、ビームスプリッタ32で反射され、一定の速度で回転するニポウディスク33に入射する。ニポウディスク33のピンホールを通過した光は、対物レンズ34を通じて被測定物35に投影される。被測定物35から反射した光は、対物レンズ34を通じて、ニポウディスク33に投影される。投影された像のうち、焦点の合っている部分はピンホールを通過し、さらにビームスプリッタ32を透過してレンズ36、ビームスプリッタ37を介して、CCD検出器アレイ38で撮像される。ビームスプリッタ37で反射された光は接眼レンズ39を通じて直接またはモニター(図示せず)を介して見ることができる。
コンピュータの駆動指令により、共焦点光学部10が一体となって、被測定物35に対して移動する。他に、共焦点光学部10を固定して被測定物35を移動してもよく、被測定物35を固定して対物レンズ34のみがZ方向に移動してもよい。
ニポウディスク33の複数のピンホールを同時に通過した光は、ニポウディスク33を回転させることにより被測定物35の測定面全体を高速で走査する。Z方向への共焦点光学部10全体の移動の開始において、最初の1画面を取得し、取得したCCD検出器アレイ38での画像データをZ位置情報と共に検出データ記憶部3に記憶する。次いで、所定ピッチでZ移動を行い、同様に、ニポウディスク33の回転による走査で得られた第2番目の画面を取得し、取得した画像データと共にそのZ位置情報を検出データ記憶部3に記憶する。所定のZ範囲について上記操作を繰り返し行い、所定枚数の画面を取得する。こうして、測定面内での位置(x,y)ごとに、同一点での画素ごとのZ位置についての画像データ、すなわち、画素ごとのI−Z強度列データを得ることができる。
次に、演算処理部20について説明する。図1に示すように、演算処理部20は、ピーク算出処理部2、検出データ記憶部3、モデルI−Z記憶部4、及び曲線近似処理部5から構成される。演算処理部20は、具体的には、CPU6、メモリ7、インターフェイス8等を含むコンピュータから成る。CPU6は、ピーク算出処理部2及び曲線近似処理部5を形成して構成され、メモリ7は、検出データ記憶部3及びモデルI−Z記憶部4を形成して構成される。
上記したように、共焦点光学部10は、例えば、被測定物35の測定面に対して、共焦点光学部10全体をZ方向に移動しながら、被測定物35に平行光を照射し、該被測定物35の表面で反射した反射光の結像をニポウディスク33のピンホールアレイと共役関係にある位置に設けたCCD検出器アレイ38で検出する。CCD検出器アレイ38は、検出画素ごとのZ方向に対する強度信号S1を出力する。
ピーク算出処理部2は、インターフェイス8を介して、Z方向への共焦点光学部10全体の移動に伴ってCCD検出器アレイ38からの測定面全体の画像信号データS1を受信し、それを検出データ記憶部3に記憶する。ピーク算出処理部2は、測定面の位置(x,y)での同一点の画素ごとの画像データとZ位置情報を読み出し、画素ごとのI−Z強度列曲線を得る。このI−Z強度列曲線のピークのZ位置を、高さとして算出する。
検出データ記憶部3は、CCD検出器アレイ38で検出した各画素のI−Z強度列データを記憶する。記憶するデータのサンプル数は任意に設定可能であるが、使用するメモリ容量を減少させるため、ピーク位置周辺の数十個程度が好ましい。検出データ記憶部3は、1回の撮像で、すべての画素のI−Z強度列データを記憶する。被測定物35の二次元走査により、新しく撮像されるたびに、I−Z強度列データが更新される。
モデルI−Z記憶部4は、以下の式(2)で定義されるスプライン曲線を記憶する。本実施の形態では、事前に、収差を考慮したモデルI−Z強度列を自由曲線(スプライン曲線)として、モデルI−Z記憶部4に記憶しておく。
曲線近似処理部5は、各画素のI−Z強度列のピーク位置周辺の局所データを用いて、以下の式(2)に示す3次スプライン補間を用いて、フィッティングを行う処理部である。フィッティングは、最小自乗法により、以下の式(1)で定義される評価関数を評価することによって行う。本実施の形態では、3次スプライン曲線は、被測定物全体にわたってひとつのものが使用される。すなわち、本実施の形態にかかるピーク算出方法は、被測定物表面全体にわたって、I−Z強度列のピーク形状が同様であるような場合に適用されるものである。モデルI−Z記憶部4に予め記憶された3次スプライン曲線は、収差を考慮した、I−Zピークに関して左右非対称な曲線である。I−Z強度列測定データをスプライン補間して、このモデルのスプライン曲線とフィッティングすることにより得られた曲線は、あるピーク値をもつ。このピーク値のZ位置がレンズ収差を考慮した、被測定物の真の高さを示す。
次に、本実施の形態に係る被測定物の高さ位置算出方法について、詳細に説明する。図3は、本実施の形態に係る高さ位置算出方法を示すフローチャートである。
図3に示すように、本実施の形態に係る高さ位置測定方法では、まず、共焦点光学部10全体をZ方向に移動する(ステップ1)。次に、CCD検出器アレイ38でZ方向の移動ごとの測定面全体の画像データを測定する(ステップ2)。次に、取得した画像データと共にZ位置情報を検出データ記憶部3に記憶する(ステップ3)。以上の処理を、共焦点光学部10全体をZ方向へ所定ピッチで移動するたびに繰り返し行う(ステップ4)。移動が終了したら、検出データ記憶部3の内容に基づいて、フィッティング処理を行い(ステップ5)、被測定物35の高さを正確に算出する(ステップ6)。
続いて、ステップ5のフィッティング処理について図4及び図5を参照しながら詳細に説明する。図4は本実施の形態に係るフィッティング処理のフローチャートである。まず、上記したように、収差を予め考慮したモデルI−Zスプライン曲線を自由曲線として、モデルI−Z記憶部4に記憶する(ステップ20)。次に、3次スプライン補間を使って、フィッティング処理を行う。フィッティング処理は、曲線近似処理部5において実行される。
図5(A)及び(B)は、フィッティング処理の模式図である。ここに示すフィッティング処理は、一例に過ぎず、他のフィッティング方法を使用することもできる。また、図5は、説明の都合上、I−Z強度列のピーク付近領域のみを示している。
本実施の形態に係るフィッティング処理は、以下の式(2)に示す3次スプライン補間を使って、以下の式(1)に示す評価関数が最小になるようなパラメータを算出することにより行う。
Figure 2008292391
Figure 2008292391
上記、式(1)において、SPiは、i番目の3次スプラインの式を示し、Ii+kはi+k番目の強度列を示している。sはスプライン補間式(2)の強度スケールを示す。kは、ある画素のI−Z強度列をスプライン曲線に当てはめたときのスタート位置(整数値)を示す。uは、I−Z強度列を、Z方向移動のピッチ間の間隔(サブピッチ)でスプライン補間したときの強度列のZ位置と補間するZ位置との間隔を示す値である。uの値は、0.0≦u<1.0の関係を満たす。また、ak、bk、ck、dkは任意の定数を示す。
図4に戻って説明を続ける。パラメータu,s,kの初期値として、u,s,kを与える(ステップ21)。これらのパラメータ初期値u,s,kは、モデルI−Z記憶部4にあらかじめ記憶させておく。次に、検出データ記憶部3に記憶したI−Z強度列を読み出し、上記式(2)の3次スプライン補間を実行して、式(1)の評価関数を計算する(ステップ22)。評価関数の評価は、例えば、最小自乗法を使って行うことができるが、これ以外の方法を使うこともできる。計算の結果、評価関数Eの値が最小でない場合には、パラメータu,s,kの値を更新する(ステップ23)。更新したパラメータu,s,kを使って評価関数Eを再び計算する。この処理を、評価関数Eが最小となるまで繰り返し実行する。評価関数Eが最小となったとき、パラメータu,s,kを確定する。確定したパラメータu,s,kを、モデルI−Z記憶部4に記憶する。この確定したパラメータu,s,kは隣接する他の画素のフィッティング処理の際の初期値として使用されてもよい。そうすることにより、フィッティングの計算時間を短縮することが可能である。以上のフィッティング処理は、ソフトウエアによりコンピュータ内部のCPUで実行される。原則として、フィッティングは、撮像した画素ごとに実行されるが、隣接する画素についてインテレーションを行うことにより、CPUでの処理時間を短縮することも可能である。こうして得られたベストフィット曲線データ(図5(B))が、ピーク算出処理部2に送られる。
最後に、ピーク算出処理部2で、当該画素の正確な高さ位置を決定する(ステップ6)。具体的には、ベストフィット曲線の導関数を取ることにより、ピークの正確なZ位置を決定する。このZ位置が収差を考慮した被測定物35の正確な高さとなる。
以上の処理を、全位置(x,y)について実行することにより、被測定物35全体の正確な高さマップを得ることができる。
本実施の形態によれば、レンズ収差による測定誤差が解消されて、被測定物の正確な高さを決定することができる。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。本実施の形態は、例えば、被測定物の材質が表面全体で一様ではないような場合に、高さを正確に測定するための共焦点光学測定方法である。本実施の形態で使用する共焦点光学装置は、モデルI−Z記憶部4にオンラインでモデルI−Z強度列が転送されるように構成されている以外は、第1の実施の形態と同じなので説明を省略する。
図6は、被測定物35の表面の特性が部分的に変化している様子を概念的に示したものである。被測定物35は、領域1から領域3により構成され、それぞれの領域は、例えば材質が違うために表面特性が異なっている。図6において、説明の都合上、被測定物35の表面は3つの領域に分割され、かつ、各領域は矩形で描かれているが、任意の数及び任意の形状の領域に分割されてもよい。
本実施の形態は、モデルI−Z強度列をオンラインで推定する点で、第1の実施の形態と異なる。上記したように、第1の実施の形態では、モデルI−Z曲線はひとつであった。言い換えれば、第1の実施の形態は、表面特性が一定で、ピーク形状がほぼ同一であると近似できる場合に適用される共焦点光学測定方法である。これに対して、本実施の形態は、領域ごとに表面特性が異なるため、領域ごとにモデルI−Z強度列をオンラインで推定し、それに基づいて領域ごとに正確な高さ情報を得るための共焦点光学測定方法である。
続いて、本実施の形態に係る共焦点光学測定方法について詳細に説明する。図7は、本実施の形態に係る共焦点測定方法を示すフローチャートである。図7に示すように、本実施の形態に係る方法では、まず、被測定物35の表面を複数の領域に分割し(ステップ101)、測定すべき各領域のモデルI−Z強度列を推定する(ステップ102)。以下で詳細に説明するように、各領域に対するモデルI−Z強度列が推定された後、共焦点光学部10全体をZ方向に移動し(ステップ103)、移動ごとにCCD検出器アレイ38で被測定物35の測定面全体の画像データを測定し(ステップ104)、取得した画像データと共にZ方向位置情報を検出データ記憶部3に記憶する(ステップ105)。以上の処理を、Z方向へ移動するたびに繰り返し(ステップ106)、移動が終了したら、検出データ記憶部3の内容に基づいて、フィッティング処理を行い(ステップ107)、被測定物35の高さを正確に算出する(ステップ108)。これを全ての領域について繰り返す(ステップ109)。
まず、ステップ101における、被測定物35の表面を領域分割する方法について詳細に説明する。領域分割には、2つの方法がある。ひとつは、被測定物35全面に対して、大まかなピーク算出を行い、そのピーク位置を仮の高さ情報(Z値)として、その高さ情報に基づいて領域分割を行うものである。もうひとつは、座標i,j間のI−Z強度列の差を基準に領域分割を行うものである。具体的には、座標iでのI−Z強度列をI とし、座標jでのI−Z強度列をI とすると、強度列の違いはΣ|I −I |と定義できる。この値に基づいて、領域分割を行う。
次に、ステップ102における、オンラインでのモデルI−Z強度列の推定処理について、図8及び図9を参照しながら詳細に説明する。図8は、ステップ102における、モデルI−Z強度列の推定処理のフローチャートである。図9(A)から(C)は、モデルI−Z強度列の推定処理の模式図である。まず、ステップ101で領域分割された各領域の中央付近のひとつの画素について、I−Z強度を測定し、ピーク付近の例えば30ポイント程度を3次スプライン補間したものを初期モデルI−Z強度列とする(ステップ201)。スプライン補間の際には、上記した式(2)と同じ式を使用する。次に、領域内の他の画素の強度列を測定し、ピーク付近をスプライン補間し(図9(A))、上で求めた初期モデルI−Z強度列にフィッティングする(ステップ202)(図9(B))。ベストフィットさせて、強度の平均をとり、モデルI−Z強度列を更新する(ステップ203)(図9(C))。続いて、同じ領域内の別の画素のI−Z強度列を測定し、更新したモデルI−Z強度列にフィッティングして、ベストフィットさせて、強度の平均をとり、モデルI−Z強度列をさらに更新する。この処理を領域内の所定数の画素に対して実行する(ステップ204)。こうして、ノイズ等によるエラーが解消されて、高精度なモデルI−Z強度列を得ることができる。以上の処理を、領域分割した各領域に対して実行する。得られたモデルI−Z強度列データはリアルタイムで、モデルI−Z記憶部4に送られ、そこに記憶されて、領域ごとの各画素のピーク算出に使用される。
図7のステップ103からステップ108までは、第1の実施の形態のステップ1からステップ6に対応するので説明を省略する。
本実施の形態によれば、表面特性の異なる被測定物について、レンズ収差による測定誤差が解消されて、被測定物の高さを正確に決定することができる。
[その他]
以上、発明の実施の形態を説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更、追加等が可能である。例えば、補間方法として、3次スプライン補間を使用したが、より高次のスプライン補間を使用することが可能である。また、スプライン曲線以外に、ベジェ曲線などの他の曲線を使用することもできる。
本発明の第1の実施の形態に係る共焦点光学装置を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態に係る共焦点光学装置の光学部を略示したものである。 本発明の第1の実施の形態に係る高さ算出方法のフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態に係るフィッティング処理のフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態に係るフィッティングの模式図である。 本発明の第2の実施の形態に係る領域分割の概念図である。 本発明の第2の実施の形態に係る高さ算出方法のフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係るモデルI−Z強度列の更新方法のフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係るモデルI−Z強度列の更新の模式図である。
符号の説明
1・・・共焦点光学装置、 2・・・ピーク算出処理部、 3・・・検出データ記憶部、 4・・・モデルI−Z記憶部、 5・・・曲線近似処理部、 6・・・CPU、 7・・・メモリ、 8・・・インターフェイス、 10・・・共焦点光学部、 20・・・演算処理部、 38・・・CCD検出器アレイ

Claims (5)

  1. 被測定物に光を照射しつつ、前記被測定物に対する前記光の合焦位置を光軸方向に順次相対的に移動させながら、前記被測定物からの光を検出器で検出することにより得られた、移動に伴う検出データの分布に基づいて、前記被測定物の高さを算出する共焦点光学装置であって、
    前記移動に伴う検出データの分布を記憶する第1の記憶手段と、
    前記第1の記憶手段に記憶した前記検出データの分布を自由曲線で近似する曲線近似手段と、
    前記近似された自由曲線の頂点位置に基づいて、前記被測定物の高さを算出する算出手段と、
    を備えたことを特徴とする共焦点光学装置。
  2. 前記自由曲線として光学系の収差を考慮した基準分布データを記憶する第2の記憶手段を備え、
    前記曲線近似手段は、前記基準分布データを前記検出データの分布にフィッティングさせて曲線近似処理することを特徴とする請求項1に記載の共焦点光学装置。
  3. 前記自由曲線は、スプライン曲線である、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の共焦点光学装置。
  4. 前記被測定物は、表面特性の異なる複数の領域を含み、
    前記基準分布データは、前記被測定物の前記領域ごとに決定されて、前記第2の記憶手段に記憶される、
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の共焦点光学装置。
  5. 前記基準分布データは、領域内のひとつの画素に対する基準分布データを、領域内の他の画素の検出データに対してフィッティング処理することにより、逐次更新される、
    ことを特徴とする請求項4に記載の共焦点光学装置。
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