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JP2008290392A - 摩擦体、筆記具及び筆記具セット - Google Patents

摩擦体、筆記具及び筆記具セット Download PDF

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JP2008290392A JP2007139609A JP2007139609A JP2008290392A JP 2008290392 A JP2008290392 A JP 2008290392A JP 2007139609 A JP2007139609 A JP 2007139609A JP 2007139609 A JP2007139609 A JP 2007139609A JP 2008290392 A JP2008290392 A JP 2008290392A
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Takashi Wase
貴司 輪瀬
Yoshiaki Ogawara
由明 大河原
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Abstract

【課題】老若男女を問わず誰でも熱変色性の像または筆跡を摩擦熱で確実且つ容易に熱変色させることができる摩擦体を提供する。
【解決手段】本発明の摩擦体7は、熱変色性インキを用いて紙面上に形成した熱変色性の像または筆跡を摩擦し、その際に生じる摩擦熱で熱変色性の像または筆跡を熱変色させるものである。摩擦体7の摩擦部の熱伝導率を、0.05W/(m・K)〜50W/(m・K)の範囲に設定する。摩擦体7の摩擦部の紙面に対する摩擦係数を、0.2〜1.0の範囲に設定する。前記摩擦体7を、熱変色性インキを内蔵し且つ熱変色性インキが吐出可能な筆記具の一部に備える。また、前記摩擦体と、熱変色性インキを内蔵し且つ熱変色性インキが吐出可能な筆記具とを組合せて筆記具セットとする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、熱変色性の像または筆跡を摩擦熱で熱変色可能な摩擦体、前記摩擦体を備えた筆記具、及び前記摩擦体と筆記具とを組み合わせた筆記具セットに関する。
従来、可逆熱変色性インキを用いて形成された像を、摩擦熱により第1状態から第2状態に変色させる弾性を有する摩擦体について、例えば、文献1、文献2がある。
特開2004−148744号公報 特開2006−123324号公報
前記従来の摩擦体では、熱変色性の像または筆跡を、手動摩擦による摩擦熱で、老若男女を問わず誰でも確実且つ容易に熱変色させるには、まだ改善の余地があった。
本発明は、前記従来の問題点を解決するものであり、老若男女を問わず誰でも熱変色性の像または筆跡を摩擦熱で確実且つ容易に熱変色させることができる摩擦体を提供しようとするものである。
本発明の発明者は、摩擦体の摩擦部の熱伝導率に着目し、鋭意研究を重ねた結果、摩擦体の摩擦部の熱伝導率を特定範囲に設定することにより、熱変色性の像または筆跡を摩擦体の摩擦熱で確実に熱変色可能となることを見出した。
本願の第1の発明は、熱変色性インキを用いて紙面上に形成した熱変色性の像または筆跡を摩擦し、その際に生じる摩擦熱で前記熱変色性の像または筆跡を熱変色させる摩擦体であって、前記摩擦体の摩擦部の熱伝導率を、0.05W/(m・K)〜50W/(m・K)の範囲に設定したことを要件とする。
前記第1の発明の摩擦体は、0.05W/(m・K)〜50W/(m・K)の範囲に設定したことにより、老若男女を問わず誰でも熱変色性の像または筆跡を手動摩擦による摩擦熱で確実且つ容易に熱変色させることができる。
前記摩擦体の摩擦部の熱伝導率が、50ワット毎メートル毎ケルビン(W/(m・K))を超える場合、例えば、老人や子供では、摩擦体の摩擦熱で熱変色性の像または筆跡を確実に熱変色させることができないおそれがある。一方、前記摩擦体の摩擦部の熱伝導率が、0.05ワット毎メートル毎ケルビン(W/(m・K))より小さい場合、過熱により摩擦体や紙面を損傷させるおそれがある。
本願の第2の発明は、前記第1の発明において、前記摩擦体の摩擦部の熱伝導率を、0.05W/(m・K)〜20W/(m・K)の範囲に設定したことを要件とする。
前記第2の発明の摩擦体は、0.05W/(m・K)〜20W/(m・K)の範囲に設定したことにより、老若男女を問わず誰でも熱変色性の像または筆跡を手動摩擦による摩擦熱で確実且つ容易に熱変色させることができる。
前記摩擦体の摩擦部の熱伝導率が、20ワット毎メートル毎ケルビン(W/(m・K))を超える場合、例えば、老人や子供では、摩擦体の摩擦熱で熱変色性の像または筆跡を確実に熱変色させることができないおそれがある。一方、前記摩擦体の摩擦部の熱伝導率が、0.05ワット毎メートル毎ケルビン(W/(m・K))より小さい場合、過熱により摩擦体や紙面を損傷させるおそれがある。
本願の第3の発明は、前記第1の発明において、前記摩擦体の摩擦部の熱伝導率を、0.05W/(m・K)〜20W/(m・K)の範囲に設定したことを要件とする。
前記第3の発明の摩擦体は、0.05W/(m・K)〜10W/(m・K)の範囲に設定したことにより、老若男女を問わず誰でも熱変色性の像または筆跡を手動摩擦による摩擦熱で確実且つ容易に熱変色させることができる。
前記摩擦体の摩擦部の熱伝導率が、10ワット毎メートル毎ケルビン(W/(m・K))を超える場合、例えば、老人や子供では、摩擦体の摩擦熱で熱変色性の像または筆跡を確実に熱変色させることができないおそれがある。一方、摩擦体の摩擦部の熱伝導率が、0.05ワット毎メートル毎ケルビン(W/(m・K))より小さい場合、過熱により摩擦体や紙面を損傷させるおそれがある。
前記第1、第2、第3の発明において、前記熱伝導率は、英弘精機製AUTOΛ(HC−072)を用いて、加圧力250Kg/m、高温板温度35℃、低温板温度5℃で測定した。尚、前記熱伝導率の単位は、ワット毎メートル毎ケルビン(W/(m・K))である。尚、第1、第2、第3の発明で、摩擦体の摩擦部とは、紙面上の熱変色性の像または筆跡と接触して摩擦熱を発生する部分である。
本願の第4の発明は、前記第1、第2、または第3の発明において、前記摩擦体の摩擦部の紙面に対する摩擦係数を、0.2〜1.0の範囲に設定したことを要件とする。
前記第4の発明の摩擦体は、前記摩擦体の摩擦部の紙面に対する摩擦係数を、0.2〜1.0の範囲に設定したことにより、より一層、熱変色性の像または筆跡を確実且つ容易に熱変色させることができる。
前記摩擦体の摩擦部の紙面に対する摩擦係数が、0.2より小さい場合、大きな荷重で摩擦しても、熱変色性の像または筆跡を容易に熱変色させることができない。一方、前記摩擦体の摩擦部の紙面に対する摩擦係数が、1.0より大きい場合、摩擦時の紙面との摩擦抵抗が大き過ぎて円滑な手動摩擦が困難となるおそれや、紙面が損傷するおそれがある。
尚、前記摩擦係数(動摩擦係数)は、新東科学(株)製、表面性測定機:HEIDON−14Dを用いて、100mm/分、荷重500g(4.9N)の条件下で筆記用紙A(旧JIS P3201:化学パルプ100%を原料に抄造された上質紙、秤量範囲40〜157g/m、白色度75.0%以上)上を摩擦した時の摩擦係数(摩擦力/荷重)を測定した。
本願の第5の発明は、前記第1乃至第4の発明のいずれかの摩擦体を、熱変色性インキを内蔵し且つ熱変色性インキが吐出可能な筆記具の一部に備えた筆記具を要件とする。
前記第5の発明は、筆記具により形成された熱変色性の像または筆跡を、筆記具の一部に備えた摩擦体の摩擦により、確実且つ容易に熱変色させることができる。
本願の第6の発明は、前記第1乃至第4のいずれかの発明の摩擦体と、熱変色性インキを内蔵し且つ熱変色性インキが吐出可能な筆記具とからなる筆記具セットを要件とする。
前記第6の発明は、筆記具により形成された熱変色性の像または筆跡を、筆記具と組み合わされた摩擦体の摩擦により、確実且つ容易に熱変色させることができる。
・摩擦体
前記第1、第2、第3、第4、第5、第6の発明において、摩擦体の材質は、ガラス、金属、石材、樹脂等、いずれであってよいが、例えば、シリコーン樹脂、スチレン系樹脂(スチレンとブタジエンの共重合体、スチレンとエチレンとブタジエンの共重合体)、フッ素系樹脂、クロロプレン樹脂、ニトリル樹脂、ポリエステル系樹脂、エチレンプロピレンジエンゴム(EPDM)、ポリプロピレン、ポリエチレン等の合成樹脂が好ましい。
前記摩擦体は、内部に熱変色性インキを内蔵し且つ該熱変色性インキをペン先より吐出可能な筆記具の一部に設ける構成が好ましい。前記摩擦体を前記筆記具の一部に設ける構成は、例えば、摩擦体を筆記具本体の反ペン先側に設ける構成、または摩擦体を筆記具本体のペン先側に着脱自在のキャップの頂部に設ける構成等が挙げられる。前記摩擦体は、内部に熱変色性インキを内蔵し且つ該熱変色性インキをペン先より吐出可能な筆記具と組み合わせ、筆記具セットとすることもできる。また、前記摩擦体は、摩擦時、その外周面を直接、把持する構成でもよいし、摩擦体を摩擦体ホルダー介して把持する構成でもよい。
・筆記具
前記筆記具のペン先は、例えば、ボールペンチップ、繊維加工体または多孔質加工体よりなるペン体、軸方向の毛細管通路を有する合成樹脂の押出成形体よりなるペン体、先端にスリットを有する金属板製ペン体、毛筆ペン体等が挙げられる。前記筆記具は、熱変色性インキを内部に直接収容する直液式、または熱変色性インキをインキ吸蔵体に含浸させる中綿式等が挙げられる。
・熱変色性インキ
尚、本発明において、前記熱変色性インキは、可逆熱変色性インキが好ましい。前記可逆熱変色性インキは、発色状態から加熱により消色する加熱消色型、発色状態または消色状態を互変的に特定温度域で記憶保持する色彩記憶保持型、または、消色状態から加熱により発色し、発色状態からの冷却により消色状態に復する加熱発色型等、種々のタイプを単独または併用して構成することができる。
また、前記可逆熱変色性インキに含有される色材は、従来より公知の(イ)電子供与性呈色性有機化合物、(ロ)電子受容性化合物、及び(ハ)前記両者の呈色反応の生起温度を決める反応媒体、の必須三成分を少なくとも含む可逆熱変色性組成物をマイクロカプセル中に内包させた可逆熱変色性マイクロカプセル顔料が好適に用いられる。
本発明では、図8に示すように、温度変化による着色濃度の変化をプロットした曲線の形状が、温度を変色温度域より低温側から上昇させていく場合と逆に変色温度域より高温側から下降させていく場合とで異なる経路を辿って変色し、完全発色温度(t)以下の低温域での発色状態、または完全消色温度(t)以上の高温域での消色状態が、特定温度域〔t〜tの間の温度域(実質的二相保持温度域)〕で記憶保持できる色彩記憶保持型熱変色性インキが適用されることが好ましい。図8において、ΔHは、ヒステリシスの程度を示す温度幅(即ちヒステリシス幅)を示す。ΔHの値が小さいと、変色前後の両状態のうち一方の状態しか存在しえない。ΔHの値が大きいと、変色前後の各状態の保持が容易となる。
本発明では、前記熱変色性インキの摩擦体の摩擦熱による変色温度は、25℃〜95℃(好ましくは36℃〜95℃)に設定される。即ち、本発明では、前記高温側変色点〔完全消色温度(t)〕を、25℃〜95℃(好ましくは、36℃〜90℃)の範囲に設定し、前記低温側変色点〔完全発色温度(t)〕を、−30℃〜+20℃(好ましくは、−30℃〜+10℃)の範囲に設定することが有効である。それにより、常態(日常の生活温度域)で呈する色彩の保持を有効に機能させることができるとともに、可逆熱変色性インキによる像または筆跡を摩擦体による摩擦熱で容易に変色することができる。
前記可逆熱変色性マイクロカプセル顔料は、粒子径の平均値が0.5〜5.0μm、好ましくは1〜4μmの範囲にあることが好ましい。平均粒子径が5.0μmを越える系では、ボールペンチップや多孔質ペン体の毛細間隙からの流出性が低下し、平均粒子径が0.5μm以下の系では高濃度の発色性を示し難くなる。
前記可逆熱変色性マイクロカプセル顔料は、インキ組成物全量に対し、2〜50重量%(好ましくは3〜40重量%、更に好ましくは、4〜30重量%)配合することができる。2重量%未満では発色濃度が不充分であり、50重量%を越えるとインキ流出性が低下し、筆記性が阻害される。
本発明の摩擦体によれば、老若男女を問わず誰でも熱変色性の像または筆跡を容易且つ確実に熱変色させることができる。
<第1の実施の形態>
本発明の第1の実施の形態を説明する(図1参照)。
本実施の形態は、筆記具本体2と、筆記具本体2のペン先側に着脱自在のキャップ6と、筆記具本体2の後端に取り付けられる摩擦体7とからなる筆記具1である。前記筆記具本体2内には、熱変色性インキ4が内蔵され、ペン先3より熱変色性インキ4が吐出される。前記筆記具本体2のペン先3と紙面との接触により、熱変色性の像または筆跡が紙面上に得られる。前記紙面上に形成された像または筆跡を摩擦体7で摩擦することにより、前記熱変色性の像または筆跡を熱変色させることができる。
前記筆記具本体2は、ボールペンチップよりなるペン先3と、該ペン先3が前端に固着されたペン先ホルダー22と、該ペン先ホルダー22が前端に固着されたインキ収容筒23と、前記インキ収容筒23の後端開口部に取り付けられる通気孔を備えた尾栓24と、前記インキ収容筒23を内部に収容する軸筒21とからなる。前記インキ収容筒23内には、熱変色性インキ4と、該熱変色性インキ4の後端に配置され且つ該熱変色性インキ4の消費に伴い前進する追従体5とが収容される。
ペン先3の前端には回転可能にボールが抱持される。前記ペン先3内には、弾発体31(コイルスプリング)が収容され、前記弾発体31により前記ボールが前方に付勢され、前記ボールがペン先3の内向きの前端縁部内面に圧接される。
キャップ6内には、軟質材料からなるペン先シール部材61が収容され、キャップ6をペン先側に装着したとき、前記ペン先シール部材61にペン先3が密接し、ペン先3が密封される。
前記軸筒21は、互いに螺着される前軸21aと後軸21bとからなる。前記軸筒21(前軸21a)の前端孔よりペン先3が外部に突出される。前記軸筒21(後軸21b)の後端孔には、軟質の合成樹脂よりなる摩擦体7が取り付けられる。前記摩擦体7の外面には外向突起71が形成され、軸筒21の後端孔の内面には内向突起21cが形成され、前記外向突起71と前記内向突起21cとが乗り越え係止することにより、摩擦体7が後端孔から脱落することを回避できる。
尚、本実施の形態において、前記摩擦体7の摩擦部の熱伝導率は、0.05W/(m・K)〜1.0W/(m・K)の範囲に設定され、前記摩擦体7の摩擦部の紙面に対する摩擦係数は、0.2〜1.0の範囲に設定されている。
<第2の実施の形態>
本発明の第2の実施の形態を説明する(図2参照)。
本実施の形態は、筆記具本体2と、筆記具のペン先側に着脱自在のキャップ6と、キャップ6の頂部に取り付けられる摩擦体7とからなる筆記具1である。前記筆記具本体2内には、熱変色性インキ4が内蔵され、ペン先3より熱変色性インキ4が吐出される。前記筆記具本体2のペン先3と紙面との接触により、熱変色性の像または筆跡が紙面上に得られる。前記紙面上に形成された像または筆跡を摩擦体7で摩擦することにより、前記熱変色性の像または筆跡を熱変色させることができる。
前記筆記具本体2は、ボールペンチップよりなるペン先3と、該ペン先3が前端に固着されたペン先ホルダー22と、該ペン先ホルダー22が前端に固着されたインキ収容筒23と、前記インキ収容筒23の後端開口部に取り付けられる通気孔を備えた尾栓24と、前記インキ収容筒23を内部に収容する軸筒21とからなる。前記インキ収容筒23内には、熱変色性インキ4と、該熱変色性インキ4の後端に配置され且つ該熱変色性インキ4の消費に伴い前進する追従体5とが収容される。前記軸筒21は、互いに螺着される前軸21aと後軸21bとからなる。前記軸筒21(前軸21a)の前端孔よりペン先3が外部に突出される。
ペン先3の前端には回転可能にボールが抱持される。前記ペン先3内には、弾発体31(コイルスプリング)が収容され、前記弾発体31により前記ボールが前方に付勢され、前記ボールがペン先3の内向きの前端縁部内面に圧接される。
キャップ6内には、軟質材料からなるペン先シール部材61が収容され、キャップ6をペン先側に装着したとき、前記ペン先シール部材61にペン先3が密接し、ペン先3が密封される。前記キャップ6の頂部の取付孔には、軟質の合成樹脂よりなる摩擦体7が取り付けられる。
尚、本実施の形態において、前記摩擦体7の摩擦部の熱伝導率は、0.05W/(m・K)〜1.0W/(m・K)の範囲に設定され、前記摩擦体7の摩擦部の紙面に対する摩擦係数は、0.2〜1.0の範囲に設定されている。
<第3の実施の形態>
本発明の第3の実施の形態を説明する(図3参照)。
本実施の形態は、筆記具本体2と、筆記具本体2のペン先側に着脱自在のキャップ6と、筆記具本体2の後端に取り付けられる摩擦体7とからなる筆記具1である。前記筆記具本体2内には、熱変色性インキ4が内蔵され、ペン先3より熱変色性インキ4が吐出される。前記筆記具本体2のペン先3と紙面との接触により、熱変色性の像または筆跡が紙面上に得られる。前記紙面上に形成された像または筆跡を摩擦体7で摩擦することにより、前記熱変色性の像または筆跡を熱変色することができる。
前記筆記具本体2は、繊維加工体または多孔質体からなるペン先3と、前記ペン先3を前端部に前後に移動可能に取り付けたインキタンク25と、ペン先3を後方に押圧することにより開口する弁装置26と、前記インキタンク25の後部を保持する軸筒21と、前記軸筒21の後端部に取り付けた軟質の合成樹脂よりなる摩擦体7とからなる。前記インキタンク25内には、攪拌部材41が収容される。
尚、本実施の形態において、前記摩擦体7の摩擦部の熱伝導率は、0.05W/(m・K)〜1.0W/(m・K)の範囲に設定され、前記摩擦体7の摩擦部の紙面に対する摩擦係数は、0.2〜1.0の範囲に設定されている。
<第4の実施の形態>
本発明の第4の実施の形態を説明する(図4参照)。
本実施の形態は、筆記具本体2と、筆記具本体2のペン先側に着脱自在のキャップ6と、筆記具本体2の後端に取り付けられる摩擦体7とからなる筆記具1である。前記筆記具本体2内には、熱変色性インキが収容され、前記熱変色性インキがペン先3から吐出される。前記筆記具本体2のペン先3と紙面との接触により、熱変色性の像または筆跡が紙面上に得られる。前記紙面上に形成された像または筆跡を摩擦体7で摩擦することにより、前記熱変色性の像または筆跡を熱変色することができる。
前記筆記具本体2は、繊維加工体または多孔質体からなるペン先3と、前記ペン先3を保持するペン先ホルダー22と、前記ペン先ホルダー22を前端部に備え且つ内部にインキ吸蔵体27を備えた軸筒21と、前記軸筒21の後端部に取り付けられる軟質の合成樹脂よりなる摩擦体7とからなる。前記インキ吸蔵体27は連続気孔を有する部材(例えば、繊維加工体、多孔質気泡体等の多孔質材料)からなり、前記インキ吸蔵体27には、熱変色性インキが含浸される。前記インキ吸蔵体27の前端部にペン先3の後端部が接続される。前記摩擦体7は、軸筒21の後端部の外面に、嵌合により被着させるか、あるいは2色成形により一体に形成される。
尚、本実施の形態において、前記摩擦体7の摩擦部の熱伝導率は、0.05W/(m・K)〜1.0W/(m・K)の範囲に設定され、前記摩擦体7の摩擦部の紙面に対する摩擦係数は、0.2〜1.0の範囲に設定されている。
<第5の実施の形態>
本発明の第5の実施の形態を説明する(図5参照)。
本実施の形態は、筆記具本体2の前端にペン先3を備え且つ筆記具本体2の後端に摩擦体7を備えた筆記具1である。前記筆記具本体2内には、熱変色性インキ4が収容され、前記熱変色性インキ4がペン先3から吐出される。前記筆記具本体2のペン先3と紙面との接触により、熱変色性の像または筆跡が紙面上に得られる。前記紙面上に形成された像または筆跡を摩擦体7で摩擦することにより、前記熱変色性の像または筆跡を熱変色することができる。
前記筆記具本体2は、ボールペンチップよりなるペン先3と、前記ペン先3を保持するペン先ホルダー22と、前記ペン先ホルダー22を前端部に備えるインキ保溜体28と、前記インキ保溜体28を前端部に備え且つ内部に熱変色性インキ4を直に貯留するインキタンク25とからなる。前記インキ保溜体28は、前記ペン先3とインキタンク25との間に配置され、インキタンク25内の圧力上昇に伴う溢出インキを一時的に保持する部材であり、ここでは、櫛歯状のものが採用されている。前記摩擦体7は、軟質の合成樹脂からなり、インキタンク25の後端孔に取り付けられる。
尚、本実施の形態において、前記摩擦体7の摩擦部の熱伝導率は、0.05W/(m・K)〜1.0W/(m・K)の範囲に設定され、前記摩擦体7の摩擦部の紙面に対する摩擦係数は、0.2〜1.0の範囲に設定されている。
<第6の実施の形態>
本発明の第6の実施の形態を説明する(図6及び図7参照)。
本実施の形態は、筆記具1と摩擦体7とからなる筆記具セットである。
前記筆記具1内には、熱変色性インキ4が内蔵され、ペン先3より熱変色性インキ4が吐出される。前記筆記具1のペン先3と紙面との接触により、熱変色性の像または筆跡が紙面上に得られる。前記紙面上に形成された像または筆跡を摩擦体7で摩擦することにより、熱変色することができる。
前記筆記具1は、前端にペン先3を備え且つ内部に熱変色性インキ4が収容された筆記具本体2と、前記筆記具本体2のペン先側に着脱自在のキャップ6とからなる。
前記筆記具本体2は、ボールペンチップよりなるペン先3と、該ペン先3が前端に固着されたペン先ホルダー22と、該ペン先ホルダー22が前端に固着されたインキ収容筒23と、前記インキ収容筒23の後端開口部に取り付けられる通気孔を備えた尾栓24と、前記インキ収容筒23を内部に収容する軸筒21とからなる。前記インキ収容筒23内には、熱変色性インキ4と、該熱変色性インキ4の後端に配置され且つ該熱変色性インキ4の消費に伴い前進する追従体5とが収容される。前記軸筒21は、互いに螺着される前軸21aと後軸21bとからなる。前記軸筒21(前軸21a)の前端孔よりペン先3が外部に突出される。
ペン先3の前端には回転可能にボールが抱持される。前記ペン先3内には、弾発体31(コイルスプリング)が収容され、前記弾発体31により前記ボールが前方に付勢され、前記ボールがペン先3の内向きの前端縁部内面に圧接される。
キャップ6内には、軟質材料からなるペン先シール部材61が収容され、キャップ6をペン先側に装着したとき、前記ペン先シール部材61にペン先3が密接し、ペン先3が密封される。
前記摩擦体7は、軟質の合成樹脂からなる外面に外向突起71を備える。前記摩擦体7は、摩擦体ホルダー8の前端部に取り付けられる。前記摩擦体ホルダー8は、筒状であり、前端部内面に内向突起81が形成される。前記内向突起81と外向突起71が乗り越え係止され、摩擦体7の脱落が防止される。
尚、本実施の形態において、前記摩擦体7の摩擦部の熱伝導率は、0.05W/(m・K)〜1.0W/(m・K)の範囲に設定され、前記摩擦体7の摩擦部の紙面に対する摩擦係数は、0.2〜1.0の範囲に設定されている。
本発明の第1の実施の形態の縦断面図である。 本発明の第2の実施の形態の縦断面図である。 本発明の第3の実施の形態の縦断面図である。 本発明の第4の実施の形態の縦断面図である。 本発明の第5の実施の形態の縦断面図である。 本発明の第6の実施の形態の筆記具の縦断面図である。 本発明の第6の実施の形態の摩擦体の縦断面図である。 加熱消色型可逆熱変色性インキの変色挙動を示す説明図である。
符号の説明
1 筆記具
2 筆記具本体
21 軸筒
21a 前軸
21b 後軸
21c 内向突起
22 ペン先ホルダー
23 インキ収容筒
24 尾栓
25 インキタンク
26 弁装置
27 インキ吸蔵体
28 インキ保溜体
3 ペン先
31 弾発体
4 熱変色性インキ
41 攪拌部材
5 追従体
6 キャップ
61 ペン先シール部材
7 摩擦体
71 外向突起
8 摩擦体ホルダー
81 内向突起

Claims (6)

  1. 熱変色性インキを用いて紙面上に形成した熱変色性の像または筆跡を摩擦し、その際に生じる摩擦熱で前記熱変色性の像または筆跡を熱変色させる摩擦体であって、
    前記摩擦体の摩擦部の熱伝導率を、0.05W/(m・K)〜50W/(m・K)の範囲に設定したことを特徴とする摩擦体。
  2. 前記摩擦体の摩擦部の熱伝導率を、0.05W/(m・K)〜20W/(m・K)の範囲に設定した請求項1記載の摩擦体。
  3. 前記摩擦体の摩擦部の熱伝導率を、0.05W/(m・K)〜10W/(m・K)の範囲に設定した請求項1記載の摩擦体。
  4. 前記摩擦体の摩擦部の紙面に対する摩擦係数を、0.2〜1.0の範囲に設定した請求項1乃至3のいずれかに記載の摩擦体。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の摩擦体を、熱変色性インキを内蔵し且つ熱変色性インキが吐出可能な筆記具の一部に備えた筆記具。
  6. 請求項1乃至4のいずれかに記載の摩擦体と、熱変色性インキを内蔵し且つ熱変色性インキが吐出可能な筆記具とからなる筆記具セット。
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