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JP2008286889A - マスク検査光源、波長変換方法及びマスク検査装置 - Google Patents

マスク検査光源、波長変換方法及びマスク検査装置 Download PDF

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JP2008286889A JP2007129811A JP2007129811A JP2008286889A JP 2008286889 A JP2008286889 A JP 2008286889A JP 2007129811 A JP2007129811 A JP 2007129811A JP 2007129811 A JP2007129811 A JP 2007129811A JP 2008286889 A JP2008286889 A JP 2008286889A
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Kiwamu Takehisa
究 武久
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Abstract

【課題】マスク検査光源に利用できるような十分なパワーのDUVレーザ光を供給できるマスク検査光源を提供すること。
【解決手段】本発明の一態様に係るマスク検査光源101'は、レーザ光を発生するモードロック型チタンサファイアレーザ発振器111と、モードロック型チタンサファイアレーザ発振器111から発生するレーザ光を連続動作のグリーンレーザ光で励起させるチタンサファイア再生増幅器112とを備えるレーザ装置と、レーザ装置から取り出されるレーザ光の第四高調波を発生する波長変換装置とを有するものである。
【選択図】 図3

Description

本発明は、半導体製造工程で利用されるフォトマスク(以下、単にマスクと呼ぶ。)における欠陥を検出する際に利用されるマスク検査光源、波長変換方法及びマスク検査装置に関する。
一般にマスクの欠陥検査法には、マスクパターンと設計データとの比較検査法(一般に、Die−to−database比較法と呼ばれる)と、2つのマスクパターンにおけるパターン比較検査法(一般に、Die−to−die比較法と呼ばれる)との2通りの方法が広く知られている。これらの検査方法では、いずれもマスクのパターン像を顕微鏡で検出している。その際に光学的顕微鏡を用いる場合は、マスクパターンを光で照明する必要がある。その光源(すなわちマスク検査光源)には、ランプを用いる場合とレーザを用いる場合とに大別される。レーザを用いるマスク検査装置では、連続のレーザ光が発生する連続レーザが一般に用いられている。
半導体技術の進歩すなわち微細化に伴い、検出が要求される欠陥サイズは年々小さくなっている。欠陥検出感度を高めるために、検査光源の短波長化が必要となっている。そこで、従来、製品化された検査装置では、波長364nmのアルゴンレーザを光源に用いていたが、最近では、波長257nmの連続レーザ光(これは、アルゴンレーザにおける最大出力ラインである波長514nmの第二高調波である)を用いたマスク検査装置が市販されている。しかしながら、検出感度の向上の点から、検査光源尾更なる短波長化が望まれている。なお、このような波長257nmの連続レーザ光を用いた従来のマスク検査装置に関しては、例えば、非特許文献1あるいは非特許文献2に示されている。
半導体の微細化が進むに連れてマスク上のパターンは微細化することから、欠陥検出感度向上のために、マスク検査装置の光源にも短波長化が求められている。次世代のマスク検査光源としては、波長200nm以下の光源が必要とされている。そこで、例えば、波長488nmのアルゴンレーザの第二高調波と波長1064nmのファイバーレーザとの和周波数である198.5nmの紫外レーザ光を発生させて、これをマスク検査光源として用いたマスク検査装置が開発されている。このようなマスク検査装置は、例えば、特許文献1あるいは非特許文献3に示されている。
一方、波長400nm前後の紫外レーザ光(以下、UVレーザ光とする)の第二高調波として、波長200nm前後の深市外レーザ光(以下DUVレーザ光とする)を発生できる非線形光学結晶としてKBe2BO3F2結晶(以下、KBBF結晶とする)が知られている。KBBF結晶に関しては、非特許文献4に示されている。
KBBF結晶による波長変換を実現させるための位相整合条件を満たすために、波長変換前のUVレーザ光(以下、基本波と呼ぶ場合もある)の光路が薄板の表面に対して、全反射角よりも大きな角度で結晶中を伝播させる必要が生じる場合があり、基本波を外部から結晶中に入射させることができないことがあった。
そこで、従来特許文献2あるいは特許文献3に示されるように、KBBF結晶の入射面及び出射面に石英やフッ化カルシウムの三角プリズムをそれぞれ密着させることで、KBBF結晶中に全反射角よりも大きな角度で基本波を入射させることができ、位相整合条件を達成できる手法が提案されている。この手法を用いると、非特許文献5に示されるように、UVレーザ光から、約12%もの高い変換効率でDUVレーザ光を発生させることができる。
このような手法はPCT(Prism Coupling Technique)と呼ばれている。この手法の一例の断面構造を図15に示す。図15に示すように、薄板のKBBF結晶901の両面には、三角プリズム902a、902bがそれぞれ密着され、一体化されている。ただし、KBBF結晶901と三角プリズム902a、902bとの密着面には、それぞれ屈折率マッチングオイルなどを塗っておく場合がある。これによると、例えば、UVレーザ光L901が三角プリズム902aに入射すると、ほとんど反射することなく、KBBF結晶901と三角プリズム902bを透過する。その際に、UVレーザ光L901がKBBF結晶901中を進む進行方向が位相整合条件を満たすようにすることで、波長変換が行われる。これにより、波長200nm前後の第二高調波のDUVレーザ光L902が発生する。ただし、波長変換しなかった残留基本波のUVレーザ光L903も同方向に取り出される。以下、このようなKBBF結晶と三角プリズムが一体化された部材をPCT型KBBF結晶と呼ぶ。
特開2006−73970号 特開2002−365679号 USP6,859,305 Proceedings of SPIE Vol. 5446, pp.265−278,2004. 東芝レビュー、第58巻、第7号、第58〜61頁、2003年 Proceedings of SPIE Vol. 5592, pp.43,2005. Appl.Phys.Lett.,Vol.68,No.21,pp.2930−2932,1995. Optics Letters,Vol.27,No.8,pp.637−639,2002.
本発明者は、KBBF結晶を用いて、波長400nm前後のUVレーザ光の第二高調波であるDUVレーザ光を発生させて、これをマスク検査光源として用いることを試みた。しかしながら、以下に説明するように、従来の報告例に比べて波長変換効率が大幅に低下するという問題に直面した。
非特許文献5に示された報告例では、基本波は繰返し数1kHz、パルス幅50fsとなっている。このため、パルス光のピークパワーは、約1.3GWと極めて高い。広く知られているように、波長変換効率を高めるには、ピークパワーを高める必要がある。従来の報告例では、基本波のピークパワーが極めて高いため、長さが非常に短いKBBF結晶を用いても、約12%もの高い変換効率で波長変換を行うことができたと考えられる。
これに対して、検査装置では、検査装置本体で用いられる対物レンズでの色収差を抑制するために、レーザ光の波長幅を1nm以下にする必要がある。しかしながら、非特許文献5に示された報告例では、50fsという超短パルスを用いている。このため、従来の報告例では、波長幅は5nm以上に広くなってしまう。つまり、従来の超短パルスレーザ光は、マスク検査光源としては利用できない。マスク検査光源として利用できるようにするためには、波長幅を1nm以下に狭くする必要があり、パルス幅を1ps以上に長くする必要がある。しかしながら、パルス幅を長くしてしまうと、他の条件が同等でも、ピークパワーは1/20以下に低下してしまう。
また、マスク検査光源では、高速に検査するために、受光素子であるTDIセンサなどを200〜1000kHzという高速で動作させる必要がある。このため、マスク検査光源には、連続光あるいはTDIセンサの動作周波数以上の高い繰返し数で動作するパルス状のDUVレーザ光を用いる必要がある。このように、マスク検査光源では、従来の報告例と比べて、パルス繰返し数が数百倍も大きい。このため、パルスエネルギーが数百分の一となり、同じ平均パワーで同じパルス幅の場合には、ピークパワーが数百分の一に低下してしまう。
このように、マスク検査光源で利用できるパルスレーザ光は、従来の報告例に示された超短パルスのレーザ光に比べて、ピークパワーが小さくなってしまうことが避けられない。このため、結晶中で、多少集光性能を高めても、波長変換効率が大きく低下してしまうと考えられる。
一方、KBBF結晶は劈開性が強く、結晶成長によって厚いものを製作することが極めて困難と言われており、厚みとしてはせいぜい1mm程度の薄板しか製作できなかった。その結果、波長変換効率を上げるために、結晶の厚みを大きくすることもできなかった。
本発明は、このような事情を背景としてなされたものであり、本発明の目的は、マスク検査光源に利用できるような十分なパワーのDUVレーザ光を供給できるマスク検査光源、波長変換方法及びマスク検査装置を提供することである。
本発明の第1の態様に係るマスク検査光源は、レーザ光を発生するモードロック型チタンサファイアレーザ発振器と、前記モードロック型チタンサファイアレーザ発振器から発生するレーザ光を連続動作のグリーンレーザ光で励起させるチタンサファイア再生増幅器とを備えるレーザ装置と、前記レーザ装置から取り出されるレーザ光の第四高調波を発生する波長変換部とを有するものである。これにより、パルスエネルギーが高く、しかも300kHz前後の高い繰返し数のパルスレーザ光を発生できる。このため、波長変換効率を大幅に高めることができ、高出力のDUVレーザ光を得ることができる。
本発明の第2の態様に係るマスク検査光源は、上記のマスク検査光源において、前記波長変換部は、前記第四高調波を発生させるために入射される第1波長及び第2波長のレーザ光からこれらの和周波発生させるための第1非線形光学結晶と、前記第1非線形光学結晶から出射されるレーザ光に含まれる前記第1波長及び前記第2波長のレーザ光からこれらの和周波を発生させるための第2非線形光学結晶とを備えるものである。これにより、残留した第1波長及び第2波長のレーザ光を用いてさらにDUVレーザ光を発生させることができ、波長変換効率を向上させることができる。
本発明の第3の態様に係るマスク検査光源は、検査波長のレーザ光を波長変換によって発生させる波長変換部を有し、前記波長変換部は、前記検査波長のレーザ光を発生させるために入射させる第1波長及び第2波長のレーザ光からこれらの和周波発生させるための第1非線形光学結晶と、前記第1非線形光学結晶から出射されるレーザ光に含まれる前記第1波長及び前記第2波長のレーザ光からこれらの和周波を発生させるための第2非線形光学結晶とを備えるものである。これにより、残留した第1波長及び第2波長のレーザ光を用いてさらにDUVレーザ光を発生させることができ、波長変換効率を向上させることができる。
本発明の第4の態様に係るマスク検査光源は、上記のマスク検査光源において、前記第1波長と前記第2波長とが略同等の波長であり、前記第1非線形光学結晶と前記第2非線形光学結晶とが、KBe2BO3F2結晶であることを特徴とするものである。これにより、残留した略同等の第1波長及び第2波長のレーザ光を用いてさらにDUVレーザ光を発生させることができ、波長変換効率を向上させることができる。
本発明の第5の態様に係るマスク検査光源は、上記のマスク検査光源において、前記第1非線形光学結晶及び/又は前記第2非線形光学結晶は、板状のKBe2BO3F2結晶と、前記KBe2BO3F2結晶の入射面又は出射面あるいは入射面及び出射面のそれぞれに接触するように配置された透明光学部材を備えるものである。これにより、KBe2BO3F2結晶中で位相整合条件を満たす光学距離を長くすることができ、波長変換効率を向上することができる。
本発明の第6の態様に係るマスク検査光源は、上記のマスク検査光源において、前記透明光学部材は、前記KBe2BO3F2結晶と対向する面に、前記KBe2BO3F2結晶の入射面あるいは出射面に接触しない非接触部を有するものである。これにより、KBe2BO3F2結晶中で基本波のレーザ光がジグザグに何度も折り返すことにより、位相整合条件を満たす光学距離を飛躍的に長くすることができる。従って、総合的に波長変換される効率を大幅に高めることができる。
本発明の第7の態様に係るマスク検査光源は、上記のマスク検査光源において、前記第2非線形光学結晶から出射されるレーザ光に含まれる前記第1波長及び前記第2波長のレーザ光からこれらの和周波を発生させるための第3非線形光学結晶をさらに備えるものである。これにより、さらに残留した第1波長及び第2波長のレーザ光を用いてDUVレーザ光を発生させることができ、波長変換効率をより向上させることができる。
本発明の第8の態様に係るマスク検査装置は、上記のいずれかに記載のマスク検査光源を用いたものである。これにより、上記のマスク検査光源から発生する2本のレーザ光を無駄にすることなく利用することができる。
本発明の第9の態様に係るマスク検査装置は、請求項7に記載のマスク検査光源と、前記第1非線形光学結晶から出射されマスクに向かう反射照明光と、前記マスクから光検出器に向かう反射光との光路上に配置され、移動可能に設けられた偏光ビームスプリッタと、前記第2非線形光学結晶及び前記第3非線形光学結晶から出射され前記マスクに向かう透過照明光が前記光検出器に向かう光路上から前記偏光ビームスプリッタが移動された状態で、当該光路上に配置され、前記偏光ビームスプリッタと略同等の光路長を有する移動可能に設けられた光学部材を備えるものである。これにより、透過照明による検査を行う場合には、偏光ビームスプリッタの代わりに、略同等の光路長を有する光学部材(例えば、石英キューブ)を光路上に配置することができる。このため、光路長を合わせることができ、P波とS波との両方を含むDUVレーザ光であっても、損失無く検出することができる。
本発明の第10の態様に係る波長変換方法は、板状のKBe2BO3F2結晶と、前記KBe2BO3F2結晶の入射面又は出射面あるいは入射面及び出射面のそれぞれに接触するように配置された透明光学部材とを備え、前記透明光学部材は、前記KBe2BO3F2結晶と対向する面に、前記KBe2BO3F2結晶の入射面あるいは出射面に接触しない非接触部を有する非線形光学結晶の波長変換方法であって、前記非線形光学結晶に入射したレーザ光を、前記KBe2BO3F2結晶内で反射させて第二高調波を発生させる。これにより、KBe2BO3F2結晶中で基本波のレーザ光がジグザグに何度も折り返すことにより、位相整合条件を満たす光学距離が飛躍的に長くすることができる。従って、総合的に波長変換される効率を大幅に高めることができる。
本発明によれば、マスク検査光源に利用できるような十分なパワーのDUVレーザ光を供給できるマスク検査光源、波長変換方法及びマスク検査装置を提供することができる。
本発明の実施の形態について以下に図面を参照して説明する。以下の説明は、本発明の好適な実施の形態を示すものであって、本発明の範囲が以下の実施例の形態に限定されるものではない。以下の説明において、同一の符号が付されたものを実質的に同様の内容を示している。
本発明の実施の形態に係るマスク検査装置について、図1〜図5を参照して説明する。図1は、本実施の形態に係るマスク検査装置300の構成を示す図である。図2は、本実施の形態に係るマスク検査装置300に用いられるマスク検査光源100の構成を示す図である。図3、図4は、マスク検査光源100に用いられるチタンサファイアレーザ101の好ましい構成を説明するための図である。図5は、マスク検査光源100に用いられるDUV照明発生システム200の構成を示す図である。なお、以下に説明する各図において、レーザ光の近くに表記する矢印と黒点付き丸は、それぞれP波、S波を示すものとする。P波は電界の振幅方向が紙面と平行な面内であるもの、S波はP波に直交し、電界の振幅方向が紙面に対して垂直な面内であるものとする。
図1に示すように、マスク検査装置300は、マスク検査光源100、レンズ302a〜302d、均一化光学系303a、303b、λ/2波長板304、偏光ビームスプリッタ305、λ/4波長板306、対物レンズ307、結像レンズ311、二次元光検出器312、ミラー313a〜313d、コンデンサーレンズ314、3λ/4波長板315を有している。
マスク検査装置300では、マスク検査光源100から、P波である2本のDUVレーザ光、すなわち、反射照明用DUVレーザ光L111と透過照明用DUVレーザ光L112とが供給される。反射照明用DUVレーザ光L111は、レンズ302aで集光され、均一化光学系303aに入射する。均一化光学系303aには、例えば、ロッド型インテグレータと呼ばれるものなどが適する。
均一化光学系303aから、空間的に強度分布が均一化されたDUVレーザ光L301が出射する。DUVレーザ光L301は、レンズ302bを通り、λ/2波長板304を通ることによって偏光方向が90度回転してS波となる。そして、S波となったDUVレーザ光L301は、偏光ビームスプリッタ305に入射し、DUVレーザ光L302のように図1の下方に反射する。DUVレーザ光L302は、λ/4波長板306を通って円偏光になり、対物レンズ307を通ってマスク308のパターン面309内の観察領域310を照明する。なお、以上は反射照明と呼ばれる照明系である。
マスク308のパターン面309で反射して上方に進むDUVレーザ光L304は、対物レンズ307を通過後、再びλ/4波長板306を通過して直線偏光に戻る。上方に進むDUVレーザ光L304は、下方に進むDUVレーザ光L302とは偏光方向が直交するP波となり、偏光ビームスプリッタ305を透過する。その結果、DUVレーザ光L305のように進んで結像レンズ311を通過して二次元光検出器312に当たる。これによって観察領域310を二次元光検出器312上に拡大投影させて、パターン検査する。なお、二次元光検出器312としては、300kHz前後もの高速に動作できるTDIセンサなどが適している。
一方、マスク検査光源100から供給される透過照明用DUVレーザ光L112は、それぞれミラー303a、313bに当たって折り返され、レンズ302cで集光され、均一化光学系303bに入射する。均一化光学系303b内を進むことで、空間的に強度分布が均一化されたDUVレーザ光L307が出射する。DUVレーザ光L307はミラー313cで反射し、3λ/4波長板315を通過してから、コンデンサーレンズ314を通り、マスク308のパターン面309内の観察領域310を照射する。なお、以上は透過照明と呼ばれる照明系である。
図2に示すように、マスク検査光源100は、チタンサファイアレーザ101、波長変換結晶102、DUV照明光発生システム200を有している。チタンサファイアレーザ101は、基本となる波長773.6nmのIRレーザ光L101を発生する。IRレーザ光L101の平均パワーは、約1Wであり、パルス繰返し数は約76MHzになっている。IRレーザ光L101は波長変換結晶102に入射して、第二高調波である波長386.8nmのUVレーザ光L102が発生し、後述するDUV照明光発生システム200に入射する。波長変換結晶102としては、LBO結晶などを用いることができる。DUV照明光発生システム200から、波長193.4nmのDUVレーザ光が2本発生し、それぞれ反射照明用DUVレーザ光L111、及び透過照明用DUVレーザ光L112となる。すなわち、マスク検査光源100では、チタンサファイアレーザ101で発生された波長773.6nmのレーザ光の第四高調波である波長193.4nmの2本のDUVレーザ光が発生する。マスク検査装置300では、マスク検査光源100から供給される波長193.4nmの2本のDUVレーザ光をどちらも照明に利用しており、無駄になるDUVレーザ光はない。
次に、図3及び図4を参照して、マスク検査光源100において用いられる好適な構成のチタンサファイアレーザ101'について説明する。上述したようにパルス繰返し数が約76MHzのIRレーザ光L101をそのまま波長変換することも可能であるが、本実施の形態においては、波長変換結晶102による波長変換効率を高めるために、取り出されるIRレーザ光L101のパルスエネルギーを大幅に高めている。
図3に示すように、チタンサファイアレーザ101'は、モードロック型チタンサファイアレーザ発振器111、再生増幅器112を有している。本実施の形態に係るチタンサファイアレーザ101'は、モードロック型チタンサファイアレーザ発振器111から取り出されるパルス状のIRレーザ光L101aを、再生増幅器112で増幅することによって、パルスエネルギーが100倍程度増大したIRレーザ光L101bを発生させる。
図4に示すように、再生増幅器112は、チタンサファイア結晶113、ポッケルス素子114a、114b、偏光ビームスプリッタ115a、115b、ミラー116a、116bを有している。再生増幅器112では、レーザ媒質であるチタンサファイア結晶113に対して、励起用レーザ光である連続動作(CW動作)のグリーンレーザ光P100が照射される。連続動作のグリーンレーザ光としては、例えば、アルゴンイオンレーザからの波長514.5nmのレーザ光が適する。
モードロック型チタンサファイアレーザ発振器から取り出される繰返し数76MHzのパルス状のIRレーザ光L101aは、紙面に対して垂直な偏光方向である(S波とする)。IRレーザ光L101aは、偏光ビームスプリッタ115aに入射して強く反射して左方向に進み、電圧が印加されたポッケルス素子114aを通過する。これにより位相がλ/4だけ回転する。そして、ミラー116aで反射して戻され、再びポッケルス素子114aを通過する。これにより、位相がλ/2だけ回転することとなる。すなわち、P波であるIRレーザ光L101cとなる。IRレーザ光L101cは、チタンサファイア結晶113、偏光ビームスプリッタ115bを通過する。ポッケルス素子114bには電圧が印加されていないため、IRレーザ光L101cは、偏光方向が変わることなくポッケルス素子114bを通過し、ミラー116bに当たって戻される。
一方、ポッケルス素子114aは、電圧がオフになっている。その結果、ポッケルス素子114aと通過するレーザ光の偏光方向は変化しない。従って、ミラー116aと116bとの間で、P波となっているIRレーザ光L101cは数千回往復し、その間にエネルギーが高められる。エネルギーが十分に高まったら、ポッケルス素子114bに電圧が印加される。これにより、IRレーザ光L101cの偏光方向が90度回転するため、偏光ビームスプリッタ115bで強く反射され、IRレーザ光L101bとして取り出される。
モードロック型チタンサファイアレーザ発振器は一般に76MHz前後の高い繰り返し数でパルス動作するため、1パルスのエネルギーはナノジュールレベルと小さい。しかしながら、本実施の形態では、再生増幅器112の励起光源として、CW動作のグリーンレーザ光P100を用いている。このため、モードロック型チタンサファイアレーザ発振器111から発生するレーザ光を入射光として、連続動作のグリーンレーザ光で励起されたチタンサファイア再生増幅器112に通すことで、パルスエネルギーを100倍程度までも増幅できる。
このため、増幅されて取り出されるIRレーザ光L101bの繰返し数を300kHzとして動作することができる。これは、図1に示したマスク検査装置300における二次元光検出器312の動作数と略一致している。これにより、パルスエネルギーが高く、しかも300kHz前後の高い繰返し数のパルスレーザ光を発生できる。また、取り出されたIRレーザ光L101bの波長変換効率を大幅に高めることができ、第四高調波によって高出力のDUVレーザ光を得ることができる。
特に、連続動作のグリーンレーザ光で励起されたチタンサファイア再生増幅器を併用することが本発明の特徴である。これにより、最大繰り返し数がせいぜい数十kHz程度までしか効率良く動作できないパルスの固体レーザの第二高調波(例えば、YAGレーザの第二高調波である波長532nmのレーザ光)を励起用レーザ光とする場合に比べて、大幅に繰り返し数を高めることができる。すなわち、取り出されるパルス増幅光の繰り返し数は、再生増幅器からパルス増幅光を取り出すために用いられる電気光学素子や音響光学素子の動作速度で定まってしまうが、励起レーザとして連続動作のグリーンレーザ光を用いることで、最大300kHzまで動作させることができる。これにより、前述したように一般的なTDIの動作数と同等にできる。
なお、本実施の形態においては、再生増幅器112は、増幅されたIRレーザ光L101bの取り出しに、電気光学結晶であるポッケルス素子114bを用いたが、これに限定されるものではない。例えば、音響光学素子を用いて、キャビテーションダンピングによって取り出してもよい。
また、本実施例のモードロック型チタンサファイアレーザ発振器111としては、例えば、米国コヒーレント社から市販されているMira9000などが適し、また、再生増幅器112としては、同社から市販されているRegA9000などが適する。
次に、図5を参照して、チタンサファイアレーザ101から取り出されるIRレーザ光L101(好ましくは、L101b)の第四高調波を発生するためのDUV照明光発生システム200の構成について説明する。図5は、マスク検査光源100で用いられるDUV照明光発生システム200の構成を示す図である。図5に示すように、DUV照明光発生システム200は、2つのPCT型KBBF結晶201、202、ダイクロイックミラー203、ミラー204を有している。
DUV照明光発生システム200に入射するS波であるUVレーザ光L102は、PCT型KBBF結晶201に入射し、第二高調波である波長193.4nmのDUVレーザ光L103と、残留基本波であるUVレーザ光L104が発生する。なお、DUVレーザ光L103は直線偏光であり、ここではP波とする。すなわち、図5中矢印で示すように、DUVレーザ光L103は、電界の振幅方向が紙面と平行な面内であるとする。また、UVレーザ光L104の偏光方向は、DUVレーザ光L103の偏向方向と直交する、すなわちS波となるため、図中黒点付き丸で示される。
DUVレーザ光L103は、ダイクロイックミラー203に当たって反射し、ミラー204で折り返され、反射照明用DUVレーザ光L111として、DUV照明光発生システム200から取り出される。なお、この反射照明用DUVレーザ光L111はP波となっている。
一方、波長386.8nmのUVレーザ光L104は、ダイクロイックミラー203を透過し、PCT型KBBF結晶202内に進む。これによって、第二高調波である波長193.4nmのDUVレーザ光が発生する。これは、透過照明用DUVレーザ光L112として、DUV照明光発生システム200から取り出される。ただし、透過照明用DUVレーザ光L112の偏光方向はUVBレーザ光L104と直交するため、ここでは透過照明用DUVレーザ光L112はP波となる。
なお、PCT型LBBF結晶201では、前述したように、波長変換効率が余り高くない。従って、残留基本波であるUVレーザ光L104は比較的高い平均パワーになっている。このため、PCT型KBBF結晶202によって、再度波長変換することで得られる透過照明用DUVレーザ光L112は、反射照明用DUVレーザ光L111とほぼ同等のパワーで発生している。
図5で説明したように、本実施の形態のマスク検査光源100は、波長193.4nmのDUVレーザ光を2本発生させているが、マスク検査装置300の本体内では、これらのDUVレーザ光を2本とも無駄なく利用している。
なお、チタンサファイアレーザ101から出射されるIRレーザ光L101の第四高調波を発生する波長変換手段の構成としては、上述の例に限定されるものではない。図6に、図5に示されたDUV照明光発生システムの代案を示す。図6はDUV照明光発生システム400の構成を示す図である。図6に示すDUV照明光発生システム400において、図5と異なる点は、PCT型KBBF結晶を3個用いている点である。図6に示すように、DUV照明光発生システム400は、PCT型KBBF結晶401、402、403、ダイクロイックミラー404a、404b、ミラー405a〜405c、λ/2波長板406、偏光ビームスプリッタ407を有している。
DUV照明光発生システム400に入射するS波である波長386.8nmのUVレーザ光L102は、PCT型KBBF結晶401に入射する。これにより、第二高調波である波長193.4nmのDUVレーザ光L401と、残留基本波であるUVレーザ光L402が発生する。なお、ここでは、DUVレーザ光L401はP波であり、UVレーザ光L402は、基本波であるUVレーザ光L102と同じであるため、S波のままである。
DUVレーザ光L401は、ダイクロイックミラー404aに当たって反射し、ミラー405で折り返され、反射照明用DUVレーザ光L111として、DUV照明光発生システム400から取り出される。従って、上述したDUV照明光発生システム200と同様に、反射照明用DUVレーザ光L111はP波となっている。
一方、残留基本波である波長386.8nmのUVレーザ光L402は、ダイクロイックミラー404aを透過し、PCT型KBBF結晶402内に進む。これによって、第二高調波である波長193.4nmのDUVレーザ光L403と、残留基本波であるUVレーザ光L404が発生する。なお、DUVレーザ光L403はUVレーザ光L402の偏光方向と直交するため、P波となる。DUVレーザ光L403は、ダイクロイックミラー404bに当たって反射し、ミラー405bで折り返され、λ/2波長板406を通過することで、偏光方向が90度回転し、S波となる。
また、残留基本波である波長386.8nmのUVレーザ光L404は、ダイクロイックミラー404bを透過し、再びPCT型KBBF結晶403に入射する。これによって、波長193.4nmのDUVレーザ光L406が発生し、偏光ビームスプリッタ407に入射して、ほとんどが透過する。なお、DUVレーザ光L406は、偏光方向がUVレーザ光L404と直交するため、P波となる。
一方、λ/2波長板406を通過した波長193.4nmのDUVレーザ光L405は、ミラー405cで折り返され、偏光ビームスプリッタ407に入射する。DUVレーザ光L405の偏光方向は、DUVレーザ光L406と直交しているため、偏光ビームスプリッタ407で高く反射する。従って、DUVレーザ光L405とDUVレーザ光L406とは合成され、透過照明用DUVレーザ光L112となって、DUV照明光発生システム400から取り出される。つまり、透過照明用DUVレーザ光L112は、P波とS波の両方を含んでいる。
DUV照明光発生システム400の特徴としては、PCT型LBBF結晶を3個用いることで、残留基本波を2回波長変換することができる。これにより、トータル的に発生する波長193.4nmの平均パワーを、DUV照明光発生システム200に比べて、30%前後も高めることができる。
このDUV照明光発生システム400を用いたマスク検査光源を利用したマスク検査装置の構成は、図1に示したマスク検査装置300と略同じである。ところが、DUV照明光発生システム400から取り出される透過照明用DUVレーザ光L112はP波とS波を含んでいる。このため、この透過照明用DUVレーザ光L112が3λ/4波長板315を通過すると、互いに反対方向の円偏光が含まれた照明光となって、マスク308を照明することとなる。従って、マスク308を通過するDUVレーザ光L304がλ/4波長板306を通過すると、再び、P波とS波とを含むDUVレーザ光になる。その結果、偏光ビームスプリッタ305を全て通過することができない。
そこで、DUV照明光発生システム400を用いる場合は、マスク検査装置本体300における偏光ビームスプリッタ305は、矢印A1のように、図1中左右に可動式になっており、光路上から外すことができる。これによって、P波とS波との両方を含むDUVレーザ光L302は、損失無く二次元光検出器312に到達できる。
このように、KBBF結晶での1回の波長変換効率が低くても、波長変換を複数回行うことで、トータルの紫外光のパワーを十分増やすことができ、マスク検査に利用することができるようになった。
次に、図7及び図8を参照して、図5に示されたDUV照明光発生システムの他の代案及びこれを用いたマスク検査光源について説明する。図7は、マスク検査光源100'の構成を示す図である。また、図8はDUV照明光発生システム250の構成を示す図である。図7に示すように、マスク検査光源100'は、チタンサファイアレーザ101'、波長変換結晶102a、102b、DUV照明光発生システム250を有している。図7に示すマスク検査光源100'には、図3及び図4で説明したチタンサファイアレーザ101'が用いられる。なお、繰返し数が約76MHzのチタンサファイアレーザ101を用いることもできる。
チタンサファイアレーザ101'は、基本となる波長773.6nmのIRレーザ光L101bを発生する。IRレーザ光L101bのパルス繰返し数は、300kHz前後である。IRレーザ光L101bは波長変換結晶102aに入射して、第二高調波である波長386.8nmのUVレーザ光L102aと残留基本波であるレーザ光L101dが発生し、波長変換結晶102bに入射する。そして、UVレーザ光L102と残留基本波であるレーザ光L101dとの和周波発生により、第三高調波である257.6nmのUVレーザ光L102bと残留基本波であるレーザ光L101eが発生する。UVレーザ光L102bとレーザ光L101eは、後述するDUV照明光発生システム250に入射する。なお、波長変換結晶102aとしてはLBO結晶、波長変換結晶102bとしてはBBO結晶を用いることができる。
DUV照明光発生システム250から、波長193.4nmのDUVレーザ光が2本発生し、それぞれ反射照明用DUVレーザ光L111、及び透過照明用DUVレーザ光L112となる。すなわち、マスク検査光源100では、チタンサファイアレーザ101で発生された波長773.6nmのレーザ光の第四高調波である波長193.4nmの2本のDUVレーザ光が発生する。
図8に示すように、DUV照明光発生システム250は、波長変換結晶(NLO:Nonlinear Optical Crystal)251、252、ダイクロイックミラー253、ミラー254を有している。図8において、DUV照明発生システム250に入射するS波であるレーザ光L251は、図7に示すIRレーザ光L101e及びUVレーザ光L102bを含むものである。波長変換結晶251、252としては、例えば、BBO結晶を用いることができる。
IRレーザ光L101e及びUVレーザ光L102bを含むレーザ光L251は、波長変換結晶251に入射する。これにより、和周波発生により波長193.4nmのDUVレーザ光、残留したIRレーザ光及びUVレーザ光を含むレーザ光L252が発生する。なお、ここでは、波長193.4nmのDUVレーザ光はP波であり、IRレーザ光及びUVレーザ光はS波のままである。レーザ光L252のうち、DUVレーザ光L253は、ダイクロイックミラー253に当たって反射し、ミラー454で折り返され、反射照明用DUCレーザ光L111として、DUV照明光発生システム250から取り出される。
一方、レーザ光L252のうち、残留した波長257.6nmのUVレーザ光とIRレーザ光とを含むレーザ光L254は、ダイクロイックミラー253を透過し、波長変換結晶252内に進む。これによって、和周波発生により波長193.4nmのDUVレーザ光が発生する。これは、透過照明用DUVレーザ光L122として取り出される。なお、レーザ光L455に含まれるDUVレーザ光L122は、P波となる。
このように、本実施の形態のマスク検査光源100'は、残留したIRレーザ光L101e及びUVレーザ光L102bを利用して、和周波発生により再度波長193.4nmのDUVレーザ光が発生させている。このため、波長変換効率を向上させることができる。なお、上述の通り、マスク検査光源100'では、波長193.4nmのDUVレーザ光を2本発生させているが、マスク検査装置300の本体内では、これらのDUVレーザ光を2本とも無駄なく利用している。
なお、図8に示す、DUV照明光発生システム250の代わりに、図9に示すDUV照明光発生システム450を用いてもよい。図9は、DUV照明光発生システム450の構成を示す図である。図9に示すように、DUV照明光発生システム450は、波長変換結晶451、452、453、ダイクロイックミラー454a、454b、ミラー455a〜455c、λ/2波長板466、偏光ビームスプリッタ457を有している。図9において、DUV照明発生システム450に入射するS波であるレーザ光L451は、図7に示すIRレーザ光L101e及びUVレーザ光L102bを含むものである。なお、波長変換結晶451、452、453としては、例えば、BBO結晶を用いることができる。
IRレーザ光L101e及びUVレーザ光L102bを含むレーザ光L451は、波長変換結晶451に入射する。これにより、和周波発生により波長193.4nmのDUVレーザ光、残留したIRレーザ光及びUVレーザ光を含むレーザ光L452が発生する。なお、ここでは、波長193.4nmのDUVレーザ光はP波であり、IRレーザ光及びUVレーザ光はS波のままである。レーザ光L452のうち、DUVレーザ光L453は、ダイクロイックミラー454aに当たって反射し、ミラー455aで折り返され、反射照明用DUVレーザ光L461として、DUV照明光発生システム450から取り出される。
一方、レーザ光L452のうち、残留した波長257.6nmのUVレーザ光と、IRレーザ光とを含むレーザ光L454は、ダイクロイックミラー454aを透過し、波長変換結晶452内に進む。このため、和周波発生により波長193.4nmのDUVレーザ光、残留したIRレーザ光及びUVレーザ光を含むレーザ光L455が発生する。なお、レーザ光L455に含まれるDUVレーザ光L456は、P波となる。DUVレーザ光L456は、ダイクロイックミラー454bに当たって反射し、ミラー455bで折り返され、λ/2波長板456を通過することで、偏光方向が90度回転し、S波となる。
また、残留した波長257.6nmのUVレーザ光と、IRレーザ光とを含むレーザ光L457は、ダイクロイックミラー454bを透過し、再び波長変換結晶453に入射する。このため、和周波発生により波長193.4nmのDUVレーザ光L458が発生し、偏光ビームスプリッタ457に入射して、ほとんどが透過する。なお、DUVレーザ光L458は、偏光方向がUVレーザ光L457と直交するため、P波となる。
一方、λ/2波長板456を通過した波長193.4nmのDUVレーザ光L459は、ミラー455cで折り返され、偏光ビームスプリッタ457に入射する。DUVレーザ光L459の偏光方向は、DUVレーザ光L458と直交しているため、偏光ビームスプリッタ457で高く反射する。従って、DUVレーザ光L458とDUVレーザ光L459とは合成され、透過照明用DUVレーザ光L462となって、DUV照明光発生システム450から取り出される。つまり、透過照明用DUVレーザ光L462は、P波とS波の両方を含んでいる。
このように、DUV照明光発生システム450の特徴としては、波長変換結晶を3個用いて和周波発生によりDUVレーザ光を発生することができる。これにより、トータル的に発生する波長193.4nmの平均パワーを高めることができる。また、図6において説明したDUV照明光発生システム400と同様に、DUV照明光発生システム450から出射される透過照明用DUVレーザ光L462は、P波とS波の両方を含んでいる。このため、マスク検査装置本体300における偏光ビームスプリッタ305は、矢印A1のように、図1中左右に可動式とし、光路上から外すことができる。
なお、図6に示すDUV照明光発生システム400あるいは図9に示すDUV照明光発生システム450を用いる場合、図10に示すように、透過照明により検査を行うときに偏光ビームスプリッタ465の代わりに光路上に挿入される石英キューブ480を設けてもよい。石英キューブ480は、偏光ビームスプリッタ465と略等しい光路長を有するものである。例えば、石英キューブ480は偏光ビームスプリッタ465と略等しい屈折率であり、略同等の厚みを有している。透過照明用DUVレーザ光L462は、上述の通り、P偏光とS偏光を含んでいる。このため、透過照明による検査を行う場合には、矢印A1のように、偏光ビームスプリッタ465の代わりに、石英キューブ480を光路上に入れることができる。これによって、P波とS波との両方を含むDUVレーザ光L302は、損失無く、二次元光検出器312に到達できる。また、偏光ビームスプリッタ465の代わりに石英キューブを挿入することにより、光路長を合わせることができる。
次に、本発明のマスク検査光源を構成する際に、特に有効となる新しい構造のPCT型KBBF結晶に関して、図11を用いて説明する。図11は、本実施の形態に係るPCT型KBBF結晶700の構成を示す図である。PCT型KBBF結晶700では、密着させる三角プリズムの形状が従来とは異なっている。すなわち、図11に示すように、三角プリズム702a、702bには、KBBF結晶701に密着する面に彫り込み部が形成されている。つまり、KBBF結晶701の入射面と彫り込み付き三角プリズム702aとの間、KBBF結晶701と彫り込み込みつき三角プリズム702bとの間には、それぞれ非接触部が発生する。なお、非接触部では、KBBF結晶とプリズム等の透明光学部材との間に屈折率マッチングオイル等の透明薄膜も介さず、空気や窒素等の気体で隔てられる。
この結果、彫り込みつき三角プリズム702aに入射した基本波であるUVレーザ光L701は、彫り込みつき三角プリズム702aとKBBF結晶701との接触部においてKBBF結晶701内に進む。そして、UVレーザ光L701がKBBF結晶701の裏面(図11中右上の面、出射面)に当たる位置では、彫り込み付き三角プリズム702bには彫り込み部が形成されており、KBBF結晶701とは接触していない。このため、レーザ光L701は、KBBF結晶701の裏面で全反射する。また、全反射した後のレーザ光L701は、KBBF結晶701の表面(図11中左下の面、入射面)に当たる。この位置では、彫り込みつき三角プリズム702aには、彫り込み部が形成されており、KBBF結晶701とは接触していない。このため、レーザ光L701は、KBBF結晶701の表面で再度全反射する。
このように、彫り込みつき三角プリズム702a、702bの彫り込み部に対応する位置にレーザ光が当たる際には、全反射することから、例えば、UVレーザ光は、KBBF結晶701中でジグザグに折り返して進む。その際に、基本波のUVレーザ光がKBBF結晶701中で図11中左側に進む際に、位相整合条件が満たされ、波長変換する。
一方、KBBF結晶701中でジグザグに折り返して進んだ基本波のUVレーザ光が、彫り込み付き三角プリズム702bと密着している部分に当たると、UVレーザ光は全反射せず、彫り込み付き三角プリズム702b中を通過して外部に取り出される。これにより、第二高調波L702と残留基本波L703とが取り出される。
以上説明したように、本実施の形態に係るPCT型KBBF結晶700では、結晶中で基本波のUVレーザ光がジグザグに何度も折り返す。このため、位相整合条件を満たす光学距離が飛躍的に長くなる。従って、総合的に波長変換される効率を大幅に高めることができる。これにより、前述したようにピークパワーが低いパルス状のレーザ光用いるマスク検査光源でも、本実施の形態のPCT型KBBF結晶700を適用することで、効率よくDUVレーザ光を発生できる。なお、彫り込み付き三角プリズム702a、702bの材質としては、石英やフッ化カルシウム等の透明性の高い光学部材を用いるのが好ましい。
次に、図12を参照して、図11で示したPCT型KBBF結晶700とは異なる構造のPCT型KBBF結晶800について説明する。図12は、PCT型KBBF結晶800の構成を示す図である。PCT型KBBF結晶800では、KBBG結晶801に接触させる三角プリズム802a、802bの形状は、従来と同様に単純な三角形である。ただし、三角プリズム802aとKBBF結晶801との間、及び、三角プリズム802bとKBBF結晶801との間の一部には、それぞれ透明シート803a、803bが設けられている。透明シート803a、803bは、従来のインデックスマッチング液とは異なり、流動性が低い。このため、三角プリズム802a、802bを、透明シート803a、803bが設けられた特定の領域だけKBBF結晶801に密着させることができる。
従って、三角プリズム802aとKBBF結晶801が透明シート803aを介して密着した部分において全反射条件が崩れ、UVレーザ光L801がKBBF結晶801内部に入射する。また、三角プリズム802bとKBBF結晶801が透明シート803bを介して密着した部分において、KBBF結晶801内部での全反射条件が崩れる。これにより、KBBF結晶801内部から三角プリズム802b中を通過して外部に取り出される。これにより、第二高調波L802と残留基本波L803とが取り出される。また、透明シート803a、803bが設けられていない部分では、KBBF結晶と三角プリズム802a、802bとは接触していない。このため、上述したように、KBBF結晶801内部でUVレーザ光、DUVレーザ光をジグザグに全反射を繰り返させることが可能となる。本例では、図11に示したPCT型KBBF結晶700と比較すると、三角プリズムが単純な形状でよいという特長がある。
次に、図13を参照して、マスク検査光源100の代案であるマスク検査光源500について説明する。図13は、マスク検査光源500の構成を示す図である。図13に示すように、マスク検査光源500は、ファイバーレーザ501、波長変換結晶502、503、DUV照明光発生システム200を有している。マスク検査光源500では、基本となるレーザとして、波長1547.2nmで高出力動作するファイバーレーザ501を用いている。
波長1547.2nmの赤外レーザ光(以下、IRレーザ光とする)L501は、波長変換結晶502に入射し、第二高調波である波長773.6nmのIRレーザ光L502が発生する。IRレーザ光L502は波長変換結晶503に入射し、波長386.8nmのUVレーザ光L503が発生する。波長変換結晶502、503としては、LBO結晶を用いることができる。このUVレーザ光L503は、DUV照明光発生システム200に入射することで、波長193.4nmの反射照明用DUVレーザ光L511と透過照明用DUVレーザ光L512とが発生する。これらは、図1あるいは図10に示されるマスク検査装置で利用される。
なお、マスク検査光源500におけるDUV照明光発生システムの代わりに、図5に示したDUV照明光発生システム400を用いてもよい。このマスク検査光源500の特長としては、基本となるレーザに、ファイバーレーザを用いているため、装置が簡素化され、コンパクト化が可能となる。
さらにまた、図14を参照して、マスク検査光源100の代案であるマスク検査光源600について説明する。図14は、本実施の形態に係るマスク検査光源600の構成を示す図である。図14に示すように、マスク検査光源600は、Nd:YVO4レーザ601、波長変換結晶602、603、DUV照明光発生システム200を有している。マスク検査光源600では、基本となるレーザとして、波長1064nmで高出直動作するNd:YVO4レーザL601を用いている。また、波長変換結晶602としてはLBO結晶、波長変換結晶603としてはBBO結晶を用いることができる。
Nd:YVO4レーザ601から取り出される波長1064nmのIRレーザ光L601は、波長変換結晶602に入射し、第二高調波である波長532nmと残留基本波である波長1064nmの両方が含まれたレーザ光L602が発生する。レーザ光L602は、波長変換結晶603に入射し、波長532nmと波長1064nmとの和周波発生が行われ、波長355nmのUVレーザ光L603が発生する。このUVレーザ光L603がDUV照明光発生システム200に入射することで、波長177.5nmの反射照明用DUVレーザ光L611と透過照明用DUVレーザ光L612とが発生する。これらは、図1に示したマスク検査装置300あるいは図10に示したマスク検査装置460で利用される。
なお、マスク検査光源600におけるDUV照明光発生システム200の代わりに、図6示したDUV照明光発生システム400を用いてもよい。このマスク検査光源600の特長としては、発生させる反射照明用レーザ光L611と透過照明用DUVレーザ光L612との波長が177.5nmであるため、波長193.4nmの場合に比べて、波長が短く、検査感度を高めることができる。
なお、DUV照明光発生システム200の代わりに、和周波発生により波長193.4nmのDUV照明光を発生する、図8に示すDUV発生システム250あるいは図9に示すDUV照明光発生システム450を用いることも可能である。
以上説明したように、基本波として、0.8μm近くのレーザ光を用いる場合は、その0.8μm近くのレーザ光を発生させるレーザ装置として、モードロック型のチタンサファイアレーザ発振器と、そこから発生するレーザ光を入射光として連続動作のグリーンレーザ光で励起するチタンサファイア再生増幅器とで構成されたレーザ装置を用いることで、パルスエネルギーが高く、しかも300kHz前後の高い繰返し数のパルスレーザ光を発生できる。すなわち、マスク検査光源に適するピークパワーの小さいパルス状のUVレーザ光をベースとして、マスク検査に利用できるような十分なパワーのDUVレーザ光を供給できる。これにより、効率よく波長変換を行うことができ、第四高調波によって、高出力のDUVレーザ光を得ることができる。
また、本発明によると、KBBF結晶での1回の波長変換効率が低くても、2回、あるいは3回行うことで、トータルの紫外光のパワーを十分増やすことができ、マスク検査に利用することができる。
あるいはまた、KBBF結晶とプリズム等の透明光学部材とが向かい合う面の中で、互いに密着させない非接触部を設けることで、基本波の0.4μmのレーザ光を、KBBF結晶中で複数回全反射を繰り返させることができる。これにより、KBBF結晶中で波長変換する際の光学長を長くすることができ、トータルの変換効率を高めることができる。これにより、厚い結晶が得られないKBBF結晶を用いても、マスク検査に利用できるような十分なパワーのDUVレーザ光を供給できるマスク検査光源を提供することができる。
本発明に係るマスク検査装置では、次世代の波長200nm以下のDUVレーザ光を用いたマスク検査装置を対象としてものであり、マスク製造メーカにおける次世代マスクの製造時の欠陥検査に利用できるだけでなく、半導体製造向上におけるマスクの品質管理にも利用できる。
なお、図11、12に示したような本発明に係るPCT型KBBF結晶700、800では、結晶を厚くできない問題点を有するKBBF結晶を用いる場合でも、光学長を大幅に長くでき、変換効率を向上できることから、特にマスク検査光源に用いるだけでなく、広く波長変換に適用できる。
実施の形態に係るマスク検査装置の構成を示す図である。 実施の形態に係るマスク検査光源の構成を示す図である。 実施の形態に係るチタンサファイアレーザの構成を示す図である。 本発明に用いられる再生増幅器の構成を示す図である。 実施の形態に係るDUV照明光発生システムの構成を示す図である。 実施の形態に係るDUV照明光発生システムの他の構成を示す図である。 実施の形態に係るマスク検査光源の他の構成を示す図である。 実施の形態に係るDUV照明光発生システムの他の構成を示す図である。 実施の形態に係るDUV照明光発生システムの他の構成を示す図である。 実施の形態に係るマスク検査装置に他の構成を示す図である。 実施の形態に係るPCT型KBBF結晶の構成を示す図である。 実施の形態に係るPCT型KBBF結晶の他の構成を示す図である。 実施の形態に係るマスク検査光源の他の構成を示す図である。 実施の形態に係るマスク検査光源の他の構成を示す図である。 従来のPCT型KBBF結晶の構成を示す図である。
符号の説明
100 マスク検査光源
101、101' チタンサファイアレーザ
102、102a、102b 波長変換結晶
111 モードロック型チタンサファイアレーザ発振器
112 再生増幅器
113 チタンサファイア結晶
114a、114b ポッケルス素子
115a、115b 偏光ビームスプリッタ
116a、116b ミラー
200 DUV照明光発生システム
201、202 PCT型KBBF結晶
203 ダイクロイックミラー
204 ミラー
250 DUV照明光発生システム
251、252 波長変換結晶
253 ダイクロイックミラー
254 ミラー
300 マスク検査装置
302a〜302d レンズ
303a、303b 均一化光学系
304 λ/2波長板
305 偏光ビームスプリッタ
306 λ/4波長板
307 対物レンズ
308 マスク
309 パターン面
310 観察領域
311 結像レンズ
312 二次元光検出器
313a、313b、313c ミラー
314 コンデンサーレンズ
315 3λ/4波長板
400 DUV照明光発生システム
401、402、403 PCT型KBBF結晶
404a、404b ダイクロイックミラー
405a、405b、405c ミラー
406 λ/2波長板
450 DUV照明光発生システム
451、452、453 波長変換結晶
454a、454b ダイクロイックミラー
455a、455b、455c ミラー
456 λ/2波長板
457 偏光ビームスプリッタ
500 マスク検査光源
501 ファイバーレーザ
502、503 波長変換結晶
600 マスク検査光源
601 Nd:YVO4レーザ
602、603 波長変換結晶
700 PCT型KBBF結晶
701 KBBF結晶
702a、702b 彫り込み付き三角プリズム
800 PCT型KBBF結晶
801 KBBF結晶
802a、802b 三角プリズム
803a、802b 透明シート
900 PCT型KBBF結晶
901 KBBF結晶
902a、902b 三角プリズム
L101、L101a、L101b、L101d、L101e、L502 波長773.6nmのIRレーザ光
L102、L102a、L402、L404、L503 波長386.8nmのUVレーザ光
L102b 波長257.9nmのUVレーザ光
L253、L103、L301、L302、L303、L304、L305、L306、L307、L308、L401、L403、L405、L406、L456、L458、L459 波長193.4nmのDUVレーザ光
L251、L254、L451、L454、L457 波長773.6nmと波長386.8nmとを含むレーザ光
L252、L452、L455 波長773.6nmと波長386.8nmと波長193.4nmを含むレーザ光
L111、L511、L611 反射照明用DUVレーザ光
L112、L512、L612 透過照明用DUVレーザ光
L501 波長1547.2nmのIRレーザ光
L601 波長1064nmのIRレーザ光
L602 波長532nmと波長1064nmとを含むレーザ光
L603 波長355nmのUVレーザ光
L701、L801、L901 波長400nm前後のUVレーザ光
L702、L802、L902 波長200nm前後のDUVレーザ光
P100 CWグリーンレーザ光

Claims (10)

  1. レーザ光を発生するモードロック型チタンサファイアレーザ発振器と、前記モードロック型チタンサファイアレーザ発振器から発生するレーザ光を連続動作のグリーンレーザ光で励起させるチタンサファイア再生増幅器とを備えるレーザ装置と、
    前記レーザ装置から取り出されるレーザ光の第四高調波を発生する波長変換部とを有するマスク検査光源。
  2. 前記波長変換部は、
    前記第四高調波を発生させるために入射される第1波長及び第2波長のレーザ光からこれらの和周波発生させるための第1非線形光学結晶と、
    前記第1非線形光学結晶から出射されるレーザ光に含まれる前記第1波長及び前記第2波長のレーザ光からこれらの和周波を発生させるための第2非線形光学結晶とを備える請求項1に記載のマスク検査光源。
  3. 検査波長のレーザ光を波長変換によって発生させる波長変換部を有し、
    前記波長変換部は、
    前記検査波長のレーザ光を発生させるために入射させる第1波長及び第2波長のレーザ光からこれらの和周波発生させるための第1非線形光学結晶と、
    前記第1非線形光学結晶から出射されるレーザ光に含まれる前記第1波長及び前記第2波長のレーザ光からこれらの和周波を発生させるための第2非線形光学結晶とを備えるマスク検査光源。
  4. 前記第1波長と前記第2波長とが略同等の波長であり、
    前記第1非線形光学結晶と前記第2非線形光学結晶とが、KBe2BO3F2結晶であることを特徴とする請求項2又は3に記載のマスク検査装置。
  5. 前記第1非線形光学結晶及び/又は前記第2非線形光学結晶は、板状のKBe2BO3F2結晶と、前記KBe2BO3F2結晶の入射面又は出射面あるいは入射面及び出射面のそれぞれに接触するように配置された透明光学部材とを備える請求項2〜4のいずれか1項に記載のマスク検査光源。
  6. 前記透明光学部材は、前記KBe2BO3F2結晶と対向する面に、前記KBe2BO3F2結晶の入射面あるいは出射面に接触しない非接触部を有する請求項5に記載のマスク検査光源。
  7. 前記第2非線形光学結晶から出射されるレーザ光に含まれる前記第1波長及び前記第2波長のレーザ光からこれらの和周波を発生させるための第3非線形光学結晶をさらに備える請求項2〜6のいずれか1項に記載のマスク検査光源。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載のマスク検査光源を用いたマスク検査装置。
  9. 請求項7に記載のマスク検査光源と、
    前記第1非線形光学結晶から出射されマスクに向かう反射照明光と、前記マスクから光検出器に向かう反射光との光路上に配置され、移動可能に設けられた偏光ビームスプリッタと、
    前記第2非線形光学結晶及び前記第3非線形光学結晶から出射され前記マスクに向かう透過照明光が前記光検出器に向かう光路上から前記偏光ビームスプリッタが移動された状態で、当該光路上に配置され、前記偏光ビームスプリッタと略同等の光路長を有する移動可能に設けられた光学部材を備えるマスク検査装置。
  10. 板状のKBe2BO3F2結晶と、前記KBe2BO3F2結晶の入射面又は出射面あるいは入射面及び出射面のそれぞれに接触するように配置された透明光学部材とを備え、
    前記透明光学部材は、前記KBe2BO3F2結晶と対向する面に、前記KBe2BO3F2結晶の入射面あるいは出射面に接触しない非接触部を有する非線形光学結晶の波長変換方法であって、
    前記非線形光学結晶に入射したレーザ光を、前記KBe2BO3F2結晶内で反射させて第二高調波を発生させる波長変換方法。
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