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JP2008286063A - 内燃機関の潤滑装置 - Google Patents

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JP2008286063A
JP2008286063A JP2007130641A JP2007130641A JP2008286063A JP 2008286063 A JP2008286063 A JP 2008286063A JP 2007130641 A JP2007130641 A JP 2007130641A JP 2007130641 A JP2007130641 A JP 2007130641A JP 2008286063 A JP2008286063 A JP 2008286063A
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JP2007130641A
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Kunihiko Hayashi
邦彦 林
Hideo Kobayashi
日出夫 小林
Katsuhiko Arisawa
克彦 蟻沢
Toshihisa Sugiyama
敏久 杉山
Kenichi Yamada
賢一 山田
Akira Michikawauchi
亮 道川内
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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Abstract

【課題】内燃機関の焼き付きを防止することができる内燃機関の潤滑装置を提供することを目的とする。
【解決手段】貯留手段51に貯留された潤滑油を加圧手段55により基準吐出圧に加圧して内燃機関の供給対象部位53に供給し、貯留手段51に回収可能な潤滑油循環系52と、内燃機関の運転状態に応じて、潤滑油循環系52を循環する該潤滑油の油圧を内燃機関の回転速度に応じた基準吐出圧より低減可能な低油圧設定手段80と、貯留手段51に貯留される潤滑油の油量を検出する油量検出手段73と、少なくとも油量検出手段73が検出した油量が予め設定される油量閾値以下である場合に、低油圧設定手段80を制御して油圧の低減を禁止可能な制御手段70とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関の潤滑装置に関し、特に、二槽式のオイルパンを備える内燃機関に適用して好適な内燃機関の潤滑装置に関するものである。
従来、内燃機関の潤滑・冷却には潤滑油(エンジンオイル)が用いられている。このような従来の内燃機関の潤滑装置は、オイルパン内に貯留されている潤滑油がオイルポンプによって吸い出され、当該潤滑油が内燃機関の各部の潤滑油供給対象部位(例えば、ギヤ、カムシャフト、シリンダ、ジャーナル、ピストン、ラッシュアジャスタ等)に供給されるように構成されている。この潤滑油は、例えば、当該供給対象部位にて、油膜を形成して各部品間の潤滑を促進すると共に部品の酸化を防止するなどして潤滑作用を奏するとともに、当該供給対象部位から摩擦熱等の熱を吸収して冷却した後、重力の作用でオイル戻し通路を介してクランク室下方に設けられたオイルパン内に還流(リターン)する。
このような従来の内燃機関の潤滑装置として、例えば、特許文献1に記載のエンジンの潤滑油制御装置は、エンジンの各部を潤滑する潤滑油圧を変更可能な油圧変更手段を備え、機関水温が所定温度よりも低い場合において、水温上昇率がしきい値よりも大きい時には潤滑油圧が高圧側に、かつ水温上昇率がしきい値以下の時には潤滑油圧が低圧側になるように制御することで、内燃機関と連動して駆動するオイルポンプにおける仕事量を低減し燃費の向上を図っている。
特開平6−221127号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載されたエンジンの潤滑油制御装置では、例えば、エンジンの各部を循環する潤滑油圧を低圧側に設定している場合、潤滑油圧を低圧側に設定しているがために潤滑油循環系を循環する循環油量も低下している。この状態で、オイルパン内に貯留されている潤滑油の油量が不足すると、オイルポンプにより潤滑油循環系にエアを吸い込んでしまうことで、さらに循環油量が低下し、この結果、エンジンの摺動部分等で焼き付きが発生するおそれがある。
そこで本発明は、内燃機関の焼き付きを防止することができる内燃機関の潤滑装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明による内燃機関の潤滑装置は、貯留手段に貯留された潤滑油を加圧手段により基準吐出圧に加圧して内燃機関の供給対象部位に供給し、前記貯留手段に回収可能な潤滑油循環系と、前記内燃機関の運転状態に応じて、前記潤滑油循環系を循環する該潤滑油の油圧を前記内燃機関の回転速度に応じた前記基準吐出圧より低減可能な低油圧設定手段と、前記貯留手段に貯留される前記潤滑油の油量を検出する油量検出手段と、少なくとも前記油量検出手段が検出した油量が予め設定される油量閾値以下である場合に、前記低油圧設定手段を制御して前記油圧の低減を禁止可能な制御手段とを備えることを特徴とする。
請求項2に係る発明による内燃機関の潤滑装置では、前記潤滑油循環系を循環する前記潤滑油の油圧を検出する油圧検出手段を備え、前記制御手段は、前記油圧検出手段が検出した油圧が予め設定される油圧閾値以下である場合に前記油圧の低減を禁止することを特徴とする。
請求項3に係る発明による内燃機関の潤滑装置では、前記内燃機関の回転速度を検出する回転速度検出手段を備え、前記制御手段は、前記内燃機関の回転速度に基づいて前記油量閾値及び前記油圧閾値を設定することを特徴とする。
請求項4に係る発明による内燃機関の潤滑装置では、前記貯留手段は、前記潤滑油循環系に前記潤滑油を吸い込む吸込部が設けられる第1貯留部と、該第1貯留部と区画される共に一部で連通された第2貯留部とを有し、前記油量検出手段は、前記第1貯留部に貯留される前記潤滑油の油量を検出することを特徴とする。
請求項5に係る発明による内燃機関の潤滑装置では、前記第2貯留部に貯留される前記潤滑油内で前記第1貯留部と前記第2貯留部とを連通可能な連通手段を備え、前記制御手段は、前記低油圧設定手段を制御して前記油圧の低減を禁止する際に、前記連通手段を制御して前記第1貯留部と前記第2貯留部とを連通することを特徴とする。
請求項6に係る発明による内燃機関の潤滑装置では、前記貯留手段に貯留される前記潤滑油の油面の傾斜を検出する傾斜検出手段を備え、前記制御手段は、前記傾斜検出手段が検出した前記潤滑油の傾斜に基づいて、前記低油圧設定手段を制御して前記油圧の低減を禁止可能であることを特徴とする。
請求項7に係る発明による内燃機関の潤滑装置では、前記供給対象部位は、前記内燃機関のピストンに向けて前記潤滑油を噴射可能な噴射手段を含むことを特徴とする。
請求項8に係る発明による内燃機関の潤滑装置では、前記加圧手段は、前記内燃機関と連動して駆動し前記潤滑油を加圧可能であることを特徴とする。
請求項9に係る発明による内燃機関の潤滑装置では、前記低油圧設定手段は、前記潤滑油循環系を循環する前記潤滑油の一部が導入される導入口と前記潤滑油循環系の前記潤滑油の循環方向に対して前記加圧手段より上流側に前記潤滑油を排出可能な排出口とを有する第1油室と、前記第1油室内の前記潤滑油の油圧に応じて前記排出口を開閉可能な第1弁体と、前記潤滑油循環系を循環する前記潤滑油の一部を導入可能であると共に排出可能な導入排出口を有する第2油室と、前記第2油室内の前記潤滑油の油圧に応じて前記第1弁体による前記排出口の開閉を規制可能な第2弁体と、前記導入排出口を介した前記第2油室への前記潤滑油の導入と前記第2油室からの前記潤滑油の排出とを切り換え可能な切換部とを有することを特徴とする。
本発明に係る内燃機関の潤滑装置によれば、貯留手段に貯留される潤滑油の油量に基づいて油圧の低減を禁止するので、内燃機関の焼き付きを防止することができる。
以下に、本発明に係る内燃機関の潤滑装置の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施例における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、或いは実質的に同一のものが含まれる。
図1は、本発明の実施例1に係る内燃機関の潤滑装置の模式的断面図、図2は、本発明の実施例1に係る内燃機関の潤滑装置のオイルリリーフ時の模式的断面図、図3は、本発明の実施例1に係る内燃機関の潤滑装置の低油圧制御時の模式的断面図、図4は、本発明の実施例1に係る内燃機関の潤滑装置におけるエンジン回転数と油量閾値との関係を示す線図、図5は、本発明の実施例1に係る内燃機関の潤滑装置におけるエンジン回転数と油圧閾値との関係を示す線図、図6は、本発明の実施例1に係る内燃機関の潤滑装置が適用されたエンジンの模式的断面図、図7は、本発明の実施例1に係る内燃機関の潤滑装置の潤滑油循環系を示す概略構成図である。
図6に示すように、本実施例では本発明に係る内燃機関の潤滑装置50を内燃機関としてのエンジン1に適用して説明する。このエンジン1は、乗用車、トラックなどの車両に搭載されるエンジンであり、シリンダボア3に往復運動可能に設けられるピストン2が2往復する間に、吸気行程、圧縮行程、膨張行程及び排気行程からなる一連の4行程を行う、いわゆる4サイクルエンジンである。
このエンジン1は、ピストン2が各々往復移動可能なシリンダボア3と、ピストン2の移動方向の一方側に設けられる燃焼室5と、ピストン2の移動方向の他方側に設けられるクランク室4を備える。ここで、ピストン2の移動方向は、円筒形状に形成されるシリンダボア3の軸線方向である。つまり、ピストン2を挟んでこのシリンダボア3の軸線方向の一方側に燃焼室5、他方側にクランク室4が設けられる。また、このエンジン1は、ピストン2、シリンダボア3、クランク室4、燃焼室5をそれぞれ4つずつ備える4気筒のエンジンである。ただし、気筒数は一例を示すものであり必ずしも4気筒に限定されるものではない。
さらに、エンジン1は、燃焼室5に連通する吸気ポート6及び排気ポート7と、燃焼室5内に燃料を直接噴射することが可能なインジェクタ8と、燃焼室5の上方に位置して混合気に着火する点火プラグ9と、ピストンの往復運動に連動して回転可能なクランクシャフト10を備える。さらに、エンジン1は、シリンダヘッド11、シリンダブロック12及び後述する潤滑装置50をなす貯留手段としての二槽式オイルパン51を備える。
シリンダヘッド11は、シリンダブロック12上に締結され、二槽式オイルパン51は、シリンダブロック12の下部に締結される。シリンダブロック12は、内部に円筒形状のシリンダボア3が形成される。このシリンダブロック12は、複数のシリンダボア3を形成するボア壁面3aと、複数のクランク室4を形成するクランク室壁面4aを有し、このボア壁面3aとクランク室壁面4aとは、ボア壁面3aの下端部、クランク室壁面4aの上端部において連続している。
ピストン2は、このシリンダボア3に上下移動自在に嵌合する。複数のクランク室4は、複数のシリンダボア3に各々連通し、さらに、隔壁としてのバルクヘッド4bによりそれぞれが独立して区画される。なお、各クランク室4は、さらに具体的には、クランク室壁面4aと、バルクヘッド4bと、二槽式オイルパン51と、ピストン2の一方の端面である底面2bと、ボア壁面3aとにより区画される。すなわち、各クランク室4は、ピストン2の往復運動によりその容積が変化し、ピストン2が上死点側(シリンダヘッド11側)に位置する際には、シリンダボア3の内部空間もその一部に含まれる。
クランクシャフト10は、複数のクランク室4、バルクヘッド4bを貫通するように設けられ、各ピストン2は、それぞれコネクティングロッド17を介してこのクランクシャフト10に連結される。また、クランクシャフト10は、その軸周りにカウンタウェイト10aを有する。各ピストン2の往復運動は、コネクティングロッド17を介してクランクシャフト10に伝えられ、ここで回転運動に変換されて、エンジン1の出力として取り出される。なお、このエンジン1では、クランクシャフト10、カウンタウェイト10aは、図6中に矢印で示すように、時計回りに回転する。
燃焼室5は、ピストン2を挟んでクランク室4の反対側に設けられる。この燃焼室5は、複数のシリンダボア3に対応して複数形成され、シリンダヘッド11の下面11a、シリンダボア3のボア壁面3a及びピストン2の他方の端面である頂面2aにより画成される。この燃焼室5の上部、つまり、シリンダヘッド11の下面11aに上述した吸気ポート6及び排気ポート7が各々2つずつ形成される。この吸気ポート6及び排気ポート7の開口には吸気弁14及び排気弁15が設けられる。この吸気弁14及び排気弁15は、吸気ポート6及び排気ポート7をそれぞれ開閉可能とし、吸気ポート6と燃焼室5、燃焼室5と排気ポート7とをそれぞれ連通することができる。吸気ポート6は、その吸気方向上流側に空気を導入する吸気通路(吸気管)18が接続され、排気ポート7は、その排気方向下流側に排気ガスを排出する排気通路(排気管)19が接続される。
インジェクタ8は、シリンダヘッド11の吸気ポート6側に装着される。また、インジェクタ8は、先端をシリンダボア3の中心線に向けて上下方向に対して所定角度傾斜して設けられる。このインジェクタ8は、ピストン2の頂面2aに向けて燃料噴霧を噴射する。点火プラグ9は、燃焼室5の天井部分、すなわち、シリンダヘッド11の下面11aの吸気ポート6と排気ポート7の間に装着される。
このエンジン1は、さらに、二槽式オイルパン51に貯留される潤滑油としてのオイルをエンジン1の各部の供給対象部位53(例えば、ギヤ、カムシャフト、シリンダ、ジャーナル、ピストン、ラッシュアジャスタ等)に供給して潤滑する潤滑装置50を備える。この潤滑装置50は、二槽式オイルパン51と、この二槽式オイルパン51に貯留された潤滑油としてのオイルをエンジン1の供給対象部位53に供給し再び二槽式オイルパン51に回収可能なオイル循環系52(図7参照)を含んで構成される。
二槽式オイルパン51は、上述のようにシリンダブロック12の下部に締結され、内部にバッフルプレート(不図示)が装着され、潤滑油としてのオイルを貯留する。さらに、本実施例の二槽式オイルパン51は、第1貯留部として内槽51aと、第2貯留部としての外槽51bとを有する。内槽51aは、外槽51bの内側に設けられると共に、図1に示すように、オイル循環系52に潤滑油としてのオイルを吸い込む吸込部としてのオイルストレーナ54(図7参照で後述する)が設けられる。外槽51bは、内槽51aと区画される共に、連通面積が比較的小径な連通孔51cを介して連通される。この連通孔51cは、オイルの粘度変化を利用して内槽51aと外槽51bとの間のオイルの導通を制御するようになっている。
したがって、例えば、オイルの温度が低温で粘度が高い冷間始動時には、主として、オイルストレーナ54が設けられている内槽51a内に貯留されるオイルがオイル循環系52に吸い込まれ循環されやすく、オイル循環系52を循環するオイルの循環油量は相対的に少なくなる。このため、オイル循環系52を循環するオイルのトータルの油量が相対的に少なくなることからオイルが早期に昇温しやすくなり、この結果、エンジン1の暖機性を向上することができる。
そして、内槽51a内に貯留されているオイルが低温で粘度が高い状態では、連通面積が比較的小径な連通孔51cにおいて、この粘度の高いオイルが連通孔51cを通過する際の通油抵抗が大きいことから、内槽51aと外槽51bとの間のオイルの混合が抑制される。一方、オイル循環系52に吸い込まれて循環されるオイルの油温が高くなってくると、次第に内槽51a内のオイルの粘度が低くなり、この粘度の低いオイルが連通孔51cを通過することが可能となり、この結果、内槽51aと外槽51bとの間でオイルの混合が行われ、結果的に、二槽式オイルパン51全体が貯留するオイルがオイルストレーナ54からオイル循環系52に吸い込まれ、循環されるようになる。なお、この二槽式オイルパン51は、上記のように連通面積が比較的小径な連通孔51cにより内槽51aと外槽51bとの間のオイルの導通を制御する構成でなくともよく、例えば、通常の大きさの連通孔に温度制御弁等を設けて、オイルの油温に応じてこの温度制御弁を制御することで、内槽51aと外槽51bとの連通、言い換えれば、外槽51bから内槽51aへのオイルの流れ込みを制御するようにしてもよい。
オイル循環系52は、図7に示すように、複数の配管、通路により、二槽式オイルパン51に貯留されたオイルをエンジン1の各部に供給した後にこの二槽式オイルパン51に回収する系統として構成される。この潤滑装置50は、二槽式オイルパン51内に貯留されているオイルが加圧手段としてのオイルポンプ55によって吸い出され、当該オイルがエンジン1の各部のオイル供給対象部位53に潤滑油あるいは作動油として供給されるように構成されている。このオイルは、当該オイル供給対象部位53にて潤滑作用を奏するとともに当該オイル供給対象部位53から摩擦熱等の熱を吸収した後、クランク室4下方に設けられた二槽式オイルパン51内に還流(リターン)する。
具体的には、オイル循環系52は、吸込部としてのオイルストレーナ54、オイルポンプ55、オイルフィルタ56、メインギャラリ57が設けられる。オイルストレーナ54は、二槽式オイルパン51の内槽51a内に設けられ、この内槽51a内のオイルの吸い込み口となるものである。オイルポンプ55は、クランクシャフト10の回転に伴って駆動し二槽式オイルパン51内のオイルをオイル循環系52の通路に吸い込み、クランクシャフト10の回転数に応じた基準吐出圧まで加圧して圧送するものである。オイルフィルタ56は、オイルポンプ55とメインギャラリ57との間に設けられ、オイル中の異物を除去するものである。メインギャラリ57は、クランクシャフト10に沿ってシリンダブロック12の壁面内に延設されている。このメインギャラリ57は、オイルフィルタ56を介してオイルポンプ55に接続されており、オイルポンプ55により加圧されたオイルが供給され、供給されたオイルをシリンダヘッド11やシリンダブロック12に分岐して供給するものである。
したがって、二槽式オイルパン51の内槽51aに貯留されたオイルは、オイルポンプ55によりオイルストレーナ54を介してオイル循環系52の通路に吸い出され、オイルフィルタ56を経てメインギャラリ57に基準吐出圧で圧送される。そして、メインギャラリ57に圧送されたオイルは、このメインギャラリ57を介してシリンダヘッド11及びシリンダブロック12に分岐した後、エンジン1の各部に供給され、例えば、シリンダブロック12にて、クランクシャフトジャーナル58、クランクピン59、コネクティングロッド17等の潤滑油や噴射手段としてのオイルジェット60の作動油として、シリンダヘッド11にて、カムジャーナル61等の潤滑油やラッシュアジャスタ62やVVT(可変動弁機構:Variable Valve Timing-intelligent)63の作動油として用いられる。すなわち、ここでは、オイル供給対象部位53は、クランクシャフトジャーナル58、クランクピン59、コネクティングロッド17、オイルジェット60、カムジャーナル61、ラッシュアジャスタ62及びVVT63である。
なお、ここで、オイルジェット60は、ピストン2の底面2bに向けてオイルを噴射することで、燃焼ガスにさらされ熱負荷が高くなるピストン2を冷却し、例えば、高負荷運転時での異常燃焼を防止しノッキングの抑制を図るものである。VVT63は、運転状態に応じて吸気弁14及び排気弁15を最適な開閉タイミングに制御する吸気・排気可変動弁機構である。VVT63は、吸気及び排気カムシャフト及び排気カムシャフトの軸端部にVVTコントローラが設けられて構成され、オイルコントロールバルブからの油圧をこのVVTコントローラの進角室及び遅角室に作用させることによりカムスプロケットに対するカムシャフトの位相を変更し、吸気弁14及び排気弁15の開閉時期を進角または遅角することができるものである。ラッシュアジャスタ62は、燃焼室5での燃焼によりエンジン本体が高温となり、その熱がVVT63に伝達されてVVT63も高温となることから、熱膨張差が生じてVVT63の作動が不安定になるため、これを防止するためにVVT63における各構成部材の隙間を調整するものである。このラッシュアジャスタ62は、VVT63の作動中に変位する構成部材間に介在して、供給されるオイルを作動油として用いることで、これらの間隔の変化に追随して隙間の発生を防止するものであり、また、VVT63の作動音及び作動時の摩耗を減少させることができる。
シリンダブロック12に供給され潤滑油や作動油として用いられたオイルは、二槽式オイルパン51に向けて落下し、二槽式オイルパン51内に回収される。一方、シリンダヘッド11に供給され潤滑油や作動油として用いられたオイルは、シリンダヘッド11内を流動した後、不図示のオイル戻し通路に排出され、重力の作用でこのオイル戻し通路を落下し、同様に二槽式オイルパン51内に戻される。
さらに、この潤滑装置50は、図6に示すように、制御手段としての電子制御ユニット(ECU:Electronic Control Unit、以下単に「ECU」という)70と、回転速度検出手段としてのクランク角センサ71と、冷却水温度検出手段としての水温センサ72を備える。
ECU70は、マイクロコンピュータを中心として構成され、エンジン1の各部を制御するものであり、クランク角センサ71、水温センサ72が電気的に接続される。クランク角センサ71は、各気筒のクランク角度を検出するものである。クランク角センサ71は、この検出したクランク角度をECU70に送信し、このECU70は受信したクランク角度に基づいて各気筒における吸気行程、圧縮行程、膨張行程、排気行程を判別すると共に、エンジン1のエンジン回転数(rpm)を算出する。なおここで、エンジン回転数は、言い換えれば、クランクシャフト10の回転速度に対応し、このクランクシャフト10の回転速度が高くなれば、クランクシャフト10の回転数、エンジン回転数も高くなる。水温センサ72は、シリンダブロック12に設けられエンジン1のエンジン冷却水温を検出するものであり、検出したエンジン冷却水温をECU70に送信する。
なお、このECU70には、クランク角センサ71、水温センサ72の他にも、エアクリーナ内で吸気温度を検出する吸気温センサ、アクセルペダルの踏込み量(アクセル開度)を検出するアクセルセンサ、スロットルバルブの開度を検出するスロットルポジションセンサ、排気通路にて排気空燃比のリッチ・リーンに応じた信号を出力する空燃比センサ、スロットルバルブ下流の吸気通路内の圧力を検出する吸気管圧力センサ、および必要に応じて燃料供給通路内の燃料圧力を検出する燃圧センサ等の種々のセンサが接続されている。すなわち、ECU70は、種々のセンサが検出する吸入空気量、吸気温度、吸気圧、スロットル開度、アクセル開度、エンジン回転数、エンジン冷却水温などのエンジン運転状態に基づいて燃料噴射量(燃料噴射時間)、噴射時期、点火時期などを決定し、インジェクタ8及び点火プラグ9を駆動して燃料噴射及び点火を実行する。
また、ECU70は、エンジン運転状態に基づいてVVT63(図7参照)を制御可能となっている。即ち、低温時、エンジン始動時、アイドリング運転時や軽負荷時には、排気弁15の閉止時期と吸気弁14の開放時期のオーバーラップをなくすことで、排気ガスが吸気ポート6または燃焼室5に吹き返す量を少なくし、燃焼安定及び燃費向上を可能とする。また、中負荷時には、このオーバーラップを大きくすることで、内部EGR率を高めて排ガス浄化効率を向上させると共に、ポンピングロスを低減して燃費向上を可能とする。更に、高負荷低中回転時には、吸気弁14の閉止時期を進角することで、吸気が吸気ポート6に吹き返す量を少なくし、体積効率を向上させる。そして、高負荷高回転時には、吸気弁14の閉止時期を回転数にあわせて遅角することで、吸入空気の慣性力に合わせたタイミングとし、体積効率を向上させる。
上記のように構成されるエンジン1では、ピストン2がシリンダボア3内を下降することで、吸気通路18および吸気ポート6を介して燃焼室5内に空気が吸入され(吸気行程)、この空気とインジェクタ8から燃焼室5内へ噴射される燃料とが混合して混合気を形成する。そして、このピストン2が吸気行程下死点を経てシリンダボア3内を上昇することで混合気が圧縮され(圧縮行程)、ピストン2が圧縮行程上死点付近に近づくと点火プラグ9により混合気に点火され、該混合気が燃焼し、その燃焼圧力によりピストン2を下降させる(膨張行程)。燃焼後の混合気は、ピストン2が膨張行程下死点を経て吸気行程上死点に向かって再び上昇することで排気ポート7、排気通路19を介して排気ガスとして放出される(排気行程)。このピストン2のシリンダボア3内での往復運動は、コネクティングロッド17を介してクランクシャフト10に伝えられ、ここで回転運動に変換され、出力として取り出されると共に、このピストン2は、カウンタウェイト10a、クランクシャフト10が慣性力によりさらに回転することで、このクランクシャフト10の回転に伴ってシリンダボア3内を往復する。このクランクシャフト10が2回転することで、ピストン2はシリンダボア3を2往復し、この間に吸気行程、圧縮行程、膨張行程及び排気行程からなる一連の4行程を行い、燃焼室5内で1回の爆発が行われる。
この間、このエンジン1の潤滑装置50は、オイル循環系52にて、二槽式オイルパン51内に貯留されているオイルがオイルポンプ55によって吸い出され、当該オイルがメインギャラリ57を介してエンジン1の各部のオイル供給対象部位53に供給され、このオイルにより当該オイル供給対象部位53にて潤滑作用を奏するとともに当該オイル供給対象部位53から摩擦熱等の熱を吸収した後、このオイルはクランク室4下方に設けられた二槽式オイルパン51内に還流(リターン)する。
ここで、本実施例の潤滑装置50は、図1、図2、図3に示すように、オイル循環系52を循環するオイルの油圧を、エンジン1の回転数に応じた基準吐出圧より低減可能な低油圧設定手段としての低油圧設定部80を備え、エンジン1の運転状態に応じてクランクシャフト10と連動して駆動するオイルポンプ55のフリクション仕事の低減と、ピストン2の底面2bに向けてオイルを噴射するオイルジェット60の噴射圧を抑制することで、燃費の向上と、冷間始動時における暖機性の向上を図っている。
この低油圧設定部80は、ケーシング81と、分岐主通路(分岐主間)82と、リリーフ通路(リリーフ管)83と、分岐副通路(分岐副管)84と、オイルコントロールバルブ85と、排出通路(排出管)86とを備える。
ケーシング81は、円筒状に形成され、内側に第1油室87と第2油室88とが形成される。第1油室87は、ケーシング81内の軸方向一端側に設けられる一方、第2油室88は、他端側に設けられる。さらに、第2油室88は、第1油室87と同軸に形成されると共に、その径が第1油室87の径よりも大径に設定される。したがって、ケーシング81は、その内部において小径の第1油室と大径の第2油室との境界に、段状部89が形成される。そして、第1油室87は、第1弁体90が軸方向に移動自在に嵌装される一方、第2油室88は、第2弁体91が軸方向に移動自在に嵌装される。
第1弁体90は、第1油室87よりもやや小径の円筒形に形成されると共に、一端部に受圧面90aが設けられる。第2弁体91は、第2油室88よりもやや小径の円筒形に形成されると共に、一端部に受圧面91aが設けられる。第1弁体90と第2弁体91は、ケーシング81にて、他端部が対向している。そして、このケーシング81は、その内部に付勢手段としての圧縮バネ92が設けられる。圧縮バネ92は、第1弁体90と第2弁体91との間に設けられ、両端がそれぞれ、受圧面90a、受圧面91aの裏面に当接している。これにより、この圧縮バネ92は、後述するように、第1油室87、第2油室88にオイルが導入され、受圧面90a、受圧面91aに油圧が作用すると、第1弁体90と第2弁体91とを互いに離間する方向に付勢することができる。
分岐主通路82は、オイルポンプ55にて、オイル循環系52をなす主通路(主管)52aから分岐し、ケーシング81に形成される導入口81aを介して、オイルポンプ55とケーシング81内の第1油室87とを接続する。導入口81aは、ケーシング81の端部壁面に第1油室87と対向するように形成され、常時、第1油室87に開口している。分岐主通路82は、この導入口81aを介して、オイル循環系52を循環するオイルの一部を第1油室87に導入する。
リリーフ通路83は、ケーシング81に形成される排出口81bを介して、ケーシング81内の第1油室87と、オイル循環系52のオイルの循環方向に対してオイルポンプ55より上流側の主通路52aとを接続する。排出口81bは、ケーシング81の側部壁面に第1油室87と対向するように形成され、軸方向に沿った第1弁体90の移動に伴って開閉される。リリーフ通路83は、この第1弁体90の移動に伴って開閉される排出口81bを介して、導入口81aから第1油室87に導入されたオイルを、第1油室87からオイル循環系52のオイルポンプ55より上流側に排出する。
分岐副通路84は、オイルポンプ55と導入口81aとの間にて、分岐主通路82から分岐し、ケーシング81に形成される導入排出口81c、分岐主通路82を介して、オイルポンプ55とケーシング81内の第2油室88とを接続する。導入排出口81cは、ケーシング81の側部壁面に第2油室88と対向するように形成される。そして、この分岐副通路84は、その経路中にオイルフィルタ84aと切換部としてのオイルコントロールバルブ85が設けられる。オイルフィルタ84aとオイルコントロールバルブ85とは、導入排出口81c側にオイルコントロールバルブ85が設けられる一方、オイルポンプ55側にオイルフィルタ84aが設けられる。つまり、分岐副通路84は、オイルポンプ55と導入排出口81cとの間にオイルコントロールバルブ85が設けられ、さらに、オイルポンプ55とこのオイルコントロールバルブ85との間にオイルフィルタ84aが設けられる。
排出通路86は、オイルコントロールバルブ85にて、一端部で分岐副通路84から分岐し、他端部で二槽式オイルパン51の内槽51a内に開口する。排出通路86は、導入排出口81c、オイルコントロールバルブ85を介して、第2油室88に導入されたオイルを、二槽式オイルパン51の内槽51aに排出する。
オイルコントロールバルブ85は、例えば、電磁弁などにより構成され、分岐副通路84、排出通路86を開閉可能である。言い換えれば、分岐副通路84と排出通路86とを切り換え可能である。このオイルコントロールバルブ85は、ECU70に電気的に接続されており、このECU70によりその駆動が制御されている。したがって、オイルコントロールバルブ85は、ECU70による制御によって、エンジン1の運転状態に応じて分岐副通路84と排出通路86とを切り換え可能である。ここでは、このオイルコントロールバルブ85がOFFとされると分岐副通路84が開放されると共に排出通路86が閉鎖されて第2油室88にオイルが導入される一方、ONとされると分岐副通路84が閉鎖されると共に排出通路86が開放されて第2油室88内のオイルがこの排出通路86を介して排出される。したがって、オイルコントロールバルブ85は、導入排出口81cを介した第2油室88へのオイルの導入と、第2油室88からのオイルの排出とを切り換えることができる。オイルフィルタ84aは、上述のオイルフィルタ56とほぼ同様のものであり、オイル中の異物を除去するものである。
上記のように構成される低油圧設定部80は、通常油圧(基準吐出圧)状態では、図1に示すように、ECU70によりオイルコントロールバルブ85がOFF状態(第2油室88内のオイルを内槽51aにリリースしない状態)とされている。すなわち、オイル循環系52を循環するオイルの一部は、分岐主通路82、導入口81aを介して第1油室87に導入されると共に、オイルコントロールバルブ85により分岐副通路84が開放され排出通路86が閉鎖されているため、分岐副通路84、導入排出口81cを介して第2油室88にも導入される。
すると、第1油室87と第2油室88とにそれぞれ導入されたオイルによる油圧が第1弁体90の受圧面90aと第2弁体91の受圧面91aとにそれぞれ作用する。ここで、受圧面90aと受圧面91aとに作用するオイルの油圧はほぼ同等であるが、径が大きい第2弁体91の受圧面91aに作用する図中上向きの力の合計の方が、径が小さい第1弁体90の受圧面90aに作用する図中下向きの力の合計よりも大きくなる。このため、第2弁体91は、圧縮バネ92を押し縮めながら第1弁体90側に接近するように移動する。そして、第2弁体91は、段状部89に当接するまで第1弁体90側に接近すると、この段状部89によりこれ以上の第1弁体90側への移動が規制されその移動が停止される。
この状態で、エンジン1のクランクシャフト10の回転数が高くなり、したがって、オイルポンプ55によるオイルの吐出圧が高くなると、受圧面90aと受圧面91aとに作用するオイルの油圧もともに高くなるが、第2弁体91の第1弁体90側への移動が段状部89により規制されている一方で、第1弁体90の受圧面90aに作用する力が圧縮バネ92による付勢力(第1弁体90と第2弁体91とが離間する方向に作用する力)より大きくなることから、第1弁体90は、圧縮バネ92を押し縮めながら第2弁体91側に接近するように移動する。
そして、クランクシャフト10の回転数が所定値より高くなり、したがって、オイルポンプ55によるオイルの吐出圧が所定値より高くなって、第1弁体90の受圧面90aが排出口81bより第2弁体91側の位置まで移動すると、排出口81bが第1油室87に対して開放される。排出口81bが第1油室87に対して開放されると、第1油室87とリリーフ通路83とが連通され、第1油室87内のオイルは、このリリーフ通路83を介してオイル循環系52のオイルポンプ55より上流側の主通路52aに排出される。
したがって、第1弁体90が第1油室87内のオイルの油圧に応じて第2弁体91側に接近又は離間することで排出口81bが開閉され、これにより、オイル循環系52を循環されるオイルの油圧が過剰となったときに、第1油室87内のオイルをリリーフ通路83によりオイルポンプ55より上流側に排出することで、油圧を予め設定された所定圧力以下に維持することができる。この結果、オイル循環系52を循環されるオイルの油圧が上がり過ぎることによる障害(他の部品の故障など)を防止することができる。言い換えれば、リリーフ通路83、第1油室87、第1弁体90、圧縮バネ92等を有する低油圧設定部80は、過剰なオイルをオイルポンプ55の上流側に排出することで、オイルポンプ55によるオイルの吐出圧を所定よりも上昇することを防止する、いわゆる、リリーフ機構をなしている。
一方、低油圧設定部80は、低油圧制御状態では、図3に示すように、ECU70によりオイルコントロールバルブ85がON状態(第2油室88内のオイルを内槽51aにリリースする状態)とされている。すなわち、オイル循環系52を循環するオイルの一部は、分岐主通路82、導入口81aを介して第1油室87に導入される一方で、オイルコントロールバルブ85により分岐副通路84が閉鎖され排出通路86が開放されているため、分岐副通路84、導入排出口81cを介した第2油室88へのオイルの導入は規制されている。
すると、オイルポンプ55から吐出されるオイルの一部は、第2油室88には導入されずに、第1油室87にのみ導入され、第1弁体90の受圧面90aと第2弁体91の受圧面91aとのうち第1弁体90の受圧面90aにのみ作用する。すると、受圧面90aにオイルポンプ55が吐出したオイルによる吐出圧が作用した第1弁体90は、第2油室88の底部側(図3中下側)に押されて、圧縮バネ92、第2弁体91とともに移動する。
第1弁体90、圧縮バネ92、第2弁体91がそのまま第2油室88の底部側(図3中下側)に移動すると、第2油室88内のオイルは、第2弁体91によって第2油室88から押し出され、導入排出口81c、排出通路86を介して二槽式オイルパン51の内槽51aに排出される。このとき、第1弁体90、圧縮バネ92、第2弁体91が第2油室88の底部側(図3中下側)に移動していることから、排出口81bが常時第1油室87に開放された状態となり、このため、低油圧制御状態では、第1油室87とリリーフ通路83とが常時連通されている状態となり、第1油室87に導入されたオイルは、このリリーフ通路83を介してオイル循環系52のオイルポンプ55より上流側の主通路52aに、常時排出される。
したがって、低油圧設定部80は、エンジン1の運転状態に応じてオイルコントロールバルブ85をON状態とし、排出口81bを常時第1油室87に開放した状態とすることで、オイル循環系52を循環するオイルの一部をオイルポンプ55の上流側に排出し、このオイル循環系52を循環するオイルの油圧を低減することができ、低油圧制御状態とすることができる。この結果、低油圧制御状態では、オイルポンプ55のフリクション仕事を低減することができ、エンジン1の運転状態に応じて、クランクシャフト10と連動して駆動するオイルポンプ55のフリクション仕事を低減することで燃費を向上することができる。さらに、例えば、冷間始動時にピストン2の底面2bに向けてオイルを噴射するオイルジェット60の噴射圧を抑制することができる。そして、オイルジェット60によるオイルの噴射圧を抑制することで、冷間始動時にてピストン2を含む燃焼室5の温度が低く、これにより、燃料噴霧の微粒化が悪く、燃焼も悪い場合に、ピストン2の底面2bにオイルが噴射されることでピストン2が過剰に冷却され、燃料噴霧の微粒化及び燃焼の悪化をさらに助長することを防止することができ、よって、エンジン1の暖機性を向上することができる。また、未燃焼炭化水素(HC)や粒子状物質(PM:Particulate Matter)の排出量を抑制することもできる。
なお、エンジン1の冷間始動は、例えば、水温センサ72が検出するエンジン1のエンジン冷却水温に基づいて判定すればよい。すなわち、ECU70は、水温センサ72が検出するエンジン1のエンジン冷却水温が予め設定された冷却水温閾値より低温である場合にエンジン1の冷間始動を検出し、低油圧設定部80のオイルコントロールバルブ85を制御して低油圧制御を実行すればよく、例えば、冷却水温が80度となったときに完全暖機状態となるのであれば、25度から80度までは低油圧制御を実施すればよい。
ところで、このようなエンジン1の潤滑装置50では、上記のようにオイル循環系52を循環するオイルの油圧を低油圧設定部80により低圧側に設定している場合、すなわち、低油圧制御状態である場合、オイルの油圧を低圧側に設定しているがためにオイル循環系52を循環する循環油量も低下している。この状態で、二槽式オイルパン51の内槽51a内に貯留されているオイルの油量が不足すると、さらなる油圧低下を招き、また、オイルポンプ55によりオイルストレーナ54を介してオイル循環系52にエアを吸い込んでさらに循環油量が低下してしまうおそれがある。この結果、エンジン1の供給対象部位53の摺動部分等で焼き付きが発生するおそれがある。特に、本実施例の潤滑装置50のように、冷間始動時において、主として内槽51a内に貯留されるオイルを循環させることでオイル循環系52を循環するオイルの循環油量を抑制してオイルの早期の昇温を図り、暖機性を向上させる二槽式オイルパン51を備えている場合、内槽51a内に貯留されているオイルの油量が不足しやすく、したがって、上記焼き付きが発生し易くなるおそれがある。
そこで、本実施例のエンジン1の潤滑装置50は、図1、図2、図3に示すように、油量検出手段としてのレベルセンサ73を備え、制御手段としてのECU70が少なくとも内槽51a内の貯留油量に基づいて低油圧設定部80による油圧の低減を禁止することで、エンジン1の供給対象部位53の焼き付き防止を図っている。さらに、本実施例の潤滑装置50は、油圧検出手段としての油圧センサ74も備え、ECU70は、オイル循環系52を循環するオイルの油圧に基づいても低油圧設定部80による油圧の低減を禁止する。
レベルセンサ73は、二槽式オイルパン51に貯留されるオイルの油量、本実施例ではオイルストレーナ54が設けられている内槽51aに貯留されるオイルの油量を検出する。レベルセンサ73は、例えば、内槽51a内に設けられる浮子と、リンク機構とからなる浮力式のレベルセンサなど、内槽51a内のオイルの油面位置を検出可能な種々のレベルセンサを用いることができる。油圧センサ74は、オイル循環系52を循環するオイルの油圧を検出する。油圧センサ74は、オイル循環系52をなす主通路52aのオイルポンプ55の下流側に設けられており、オイル循環系52を循環するオイルの圧力を検出可能な種々の圧力センサを用いることができる。レベルセンサ73、油圧センサ74は、ECU70に電気的に接続されており、検出した油量、油圧をECU70に送信する。
そして、ECU70は、レベルセンサ73が検出した内槽51a内のオイルの油量、油圧センサ74が検出したオイル循環系52内を循環するオイルの油圧に基づいて、低油圧設定部80のオイルコントロールバルブ85を制御して油圧の低減を禁止する。ECU70は、レベルセンサ73が検出した内槽51a内のオイルの貯留油量が所定量より少ない際に油圧センサ74が検出したオイルの油圧が所定圧より低下した場合や、油圧センサ74が検出したオイル循環系52内を循環するオイルの油圧が所定圧より低い際にレベルセンサ73が検出した内槽51a内のオイルの貯留油量が所定量より低下した場合に、低油圧設定部80による油圧の低減を禁止する。例えば、オイルの温度が低い場合はオイル粘度が高く、このため、一旦、二槽式オイルパン51から供給対象部位53に供給されたオイルはその流動性が低下しているので、供給対象部位53から二槽式オイルパン51への戻りが悪くなり、この二槽式オイルパン51への戻り油量が少なくなる。そして、二槽式オイルパン51への戻り油量が少なく貯留油量が少ないとエアの吸い込みが発生してしまうおそれがあると共に、この状態で低油圧制御状態を実行してしまうと内槽51a内の貯留油量が不足している上に油圧も低下することからエンジン1の供給対象部位53の焼き付きが発生してしまうおそれがある。また、低油圧制御状態では、油圧を下げることでオイル循環系52を循環するオイルの循環油量が減少しているが、この状態でエンジン1の運転状態が高回転状態に移行すると、エンジン1の供給対象部位53の摺動部分へのオイル供給量が足りず、循環油量が不足して焼き付きが発生する可能性もある。よって、低油圧制御を禁止する。
具体的には、ECU70は、レベルセンサ73が検出した内槽51a内のオイルの油量が予め設定される油量閾値以下である場合、又は、油圧センサ74が検出したオイル循環系52内を循環するオイルの油圧が予め設定される油圧閾値以下である場合に、例えば、上記のようにエンジン1の冷間始動時で低油圧制御を実行する条件であっても、オイルコントロールバルブ85をOFF状態とし低油圧設定部80による油圧の低減を禁止する。
ここで、油量閾値は、エンジン1の回転数に応じて設定される。図4は、エンジン回転数と油量閾値との関係を示す線図であり、横軸をエンジン回転数、縦軸を油量閾値としている。すなわち、エンジン1の回転数が高くなればなるほど、エンジン1の供給対象部位53の摺動部分における焼き付きを防止するために必要なオイル量が多く必要になることから、オイル循環系52を循環するオイルの循環油量も多く必要となる。つまり、内槽51aに貯留されているオイルの貯留油量も多く必要となる。言い換えれば、内槽51a内に貯留されているオイルの貯留油量が多ければ、ある程度エンジン1の回転数が高くなっても低油圧制御を実行することができる一方、貯留油量が少なければ回転数が所定の回転数よりも高くなると、貯留油量が不足し結果的に循環油量が足りなくなる可能性があるので、低油圧制御を禁止する必要がある。すなわち、油量閾値は、エンジン1の回転数が高くなるにしたがって大きな値として設定され、エンジン1の回転数が低くなるにしたがって小さな値として設定される。ECU70は、クランク角センサ71が検出するエンジン1の回転数に基づいて油量閾値を設定し、レベルセンサ73が検出した内槽51a内のオイルの油量がこの油量閾値を下回る場合に低油圧設定部80による油圧の低減を禁止する。
さらに、油圧閾値も、エンジン1の回転数に応じて設定される。図5は、エンジン回転数と油圧閾値との関係を示す線図であり、横軸をエンジン回転数、縦軸を油圧閾値としている。内槽51a内の油量が十分な貯留油量であっても油圧が低いとオイル循環系52を循環するオイルの循環油量自体が低下することから、オイル循環系52内を循環するオイルの油圧は、エンジン1の回転数に応じて供給対象部位53の摺動部分における焼き付きを防止するために必要な循環油量を圧送できる油圧が必要である。したがって、油圧閾値も、エンジン1の回転数が高くなるにしたがって大きな値として設定され、エンジン1の回転数が低くなるにしたがって小さな値として設定される。ECU70は、クランク角センサ71が検出するが検出するエンジン1の回転数に基づいて油圧閾値を設定し、油圧センサ74が検出したオイル循環系52内を循環するオイルの油圧がこの油圧閾値を下回る場合にも低油圧設定部80による油圧の低減を禁止する。本実施例のECU70は、レベルセンサ73が検出した内槽51a内のオイルの油量が予め設定される油量閾値以下である場合と油圧センサ74が検出したオイル循環系52内を循環するオイルの油圧が予め設定される油圧閾値以下である場合のいずれの場合でも低油圧設定部80による油圧の低減を禁止する。この結果、ECU70が油量、油圧に基づいて低油圧設定部80による油圧の低減を禁止することで、エンジン1の運転状態に応じて、供給対象部位53の摺動部分の焼き付きを防止するために必要な量のオイルを確実に供給することができるので、エンジン1の供給対象部位53の焼き付きを防止することができる。
なお、油圧閾値は、温度依存性も有する傾向にあることから、オイル循環系52に油温センサを設けて、油温センサが検出するオイルの油温とエンジン1の回転数とに基づいて設定するようにしてもよい。この場合、さらに確実に供給対象部位53の焼き付きを防止することが可能となる。また、ECU70は、レベルセンサ73が検出した内槽51a内のオイルの油量と油圧センサ74が検出したオイル循環系52内を循環するオイルの油圧とから判定値を算出し、オイルの油温やエンジン1の回転数に基づいた閾値をこの判定値に対して設定し、この閾値と判定値を比較し、比較結果に基づいて油圧の低減を禁止するようにしてもよい。
以上で説明した本発明の実施例に係るエンジン1の潤滑装置50によれば、二槽式オイルパン51に貯留されたオイルをオイルポンプ55により基準吐出圧に加圧してエンジン1の供給対象部位53に供給し、二槽式オイルパン51に回収可能なオイル循環系52と、エンジン1の運転状態に応じて、オイル循環系52を循環するオイルの油圧をエンジン1の回転数に応じた前記基準吐出圧より低減可能な低油圧設定部80と、二槽式オイルパン51に貯留されるオイルの油量を検出するレベルセンサ73と、少なくともレベルセンサ73が検出した油量が予め設定される油量閾値以下である場合に、低油圧設定部80を制御して油圧の低減を禁止可能なECU70とを備える。
したがって、レベルセンサ73により二槽式オイルパン51に貯留されるオイルの油量を検出し、少なくとも検出された油量と予め設定される油量閾値とに基づいて、油量が該油量閾値以下である場合、例えば、内槽51a内の貯留油量が不足してエアをオイル循環系52に吸い込み易い状態の場合などに、ECU70により低油圧設定部80による油圧の低減を禁止することから、エンジン1の運転状態に応じて、供給対象部位53の摺動部分に必要な量のオイルを確実に供給することができるので、エンジン1の供給対象部位53の焼き付きを防止することができる。
さらに、以上で説明した本発明の実施例に係るエンジン1の潤滑装置50によれば、オイル循環系52を循環するオイルの油圧を検出する油圧センサ74を備え、ECU70は、油圧センサ74が検出した油圧が予め設定される油圧閾値以下である場合に、油圧の低減を禁止する。したがって、油圧センサ74によりオイル循環系52を循環するオイルの油圧を検出し、検出された油圧と予め設定される油圧閾値とに基づいて、油圧が該油圧閾値以下である場合、例えば、オイル循環系52を循環するオイルの油圧が不足して供給対象部位53の摺動部分へのオイル供給量が足りなくなり易い状態の場合など、供給対象部位53で焼き付きが発生する可能性が高い状態にて、ECU70により低油圧設定部80による油圧の低減を禁止することから、エンジン1の運転状態に応じて、供給対象部位53の摺動部分に必要な量のオイルを確実に供給することができるので、エンジン1の供給対象部位53の焼き付きを確実に防止することができる。
さらに、以上で説明した本発明の実施例に係るエンジン1の潤滑装置50によれば、エンジン1の回転数を検出するクランク角センサ71を備え、ECU70は、エンジン1の回転数に基づいて油量閾値及び油圧閾値を設定する。したがって、エンジン1の回転数に応じて適正な油量閾値及び油圧閾値を設定することができる。このため、低油圧設定部80による油圧の低減を、例えば、冷間始動時以外にもエンジン1の回転数に応じて、能な限り長い期間で実行することができる。
さらに、以上で説明した本発明の実施例に係るエンジン1の潤滑装置50によれば、二槽式オイルパン51は、オイル循環系52にオイルを吸い込むオイルストレーナ54が設けられる内槽51aと、この内槽51aと区画される共に一部で連通された外槽51bとを有し、レベルセンサ73は、内槽51aに貯留されるオイルの油量を検出する。したがって、例えば、オイルの温度が低温で粘度が高い冷間始動時には、主として、オイルストレーナ54が設けられている内槽51a内に貯留されるオイルがオイル循環系52に吸い込まれ循環されやすく、この結果、オイル循環系52を循環するオイルのトータルの油量が相対的に少なくなる。そして、オイル循環系52を循環するオイルのトータルの油量が相対的に少なくなることから、オイルが早期に昇温しやすくなり、この結果、エンジン1の暖機性を向上することができる。
そして、このように内槽51aと外槽51bとの二槽に区画することで1つの貯留部の容量が小さくなり、このため、内槽51a内に貯留されているオイルの油量が不足しやすく、供給対象部位53の焼き付きが発生し易い二槽式オイルパン51を備えるこの潤滑装置50にて、上記のようにECU70が低油圧設定部80による油圧の低減を禁止することから、より顕著に供給対象部位53の焼き付き防止の効果を発揮することができる。
さらに、以上で説明した本発明の実施例に係るエンジン1の潤滑装置50によれば、供給対象部位53は、エンジン1のピストン2に向けてオイルを噴射可能なオイルジェット60を含む。したがって、低油圧設定部80によりエンジン1の運転状態に応じてオイル循環系52を循環するオイルの油圧を低減することで、例えば、エンジン1の冷間始動時にピストン2の底面2bに向けてオイルを噴射するオイルジェット60の噴射圧を抑制することができるので、この潤滑装置50が適用されるエンジン1の暖機性を向上することができる。
さらに、以上で説明した本発明の実施例に係るエンジン1の潤滑装置50によれば、オイルポンプ55は、エンジン1と連動して駆動しオイルを加圧可能である。したがって、低油圧設定部80によりエンジン1の運転状態に応じてオイル循環系52を循環するオイルの油圧を低減することで、クランクシャフト10と連動して駆動するオイルポンプ55のフリクション仕事を低減することができるので、この潤滑装置50が適用されるエンジン1の燃費を向上することができる。
さらに、以上で説明した本発明の実施例に係るエンジン1の潤滑装置50によれば、低油圧設定部80は、オイル循環系52を循環するオイルの一部が導入される導入口81aとオイル循環系52のオイルの循環方向に対してオイルポンプ55より上流側にオイルを排出可能な排出口81bとを有する第1油室87と、第1油室87内のオイルの油圧に応じて排出口81bを開閉可能な第1弁体90と、オイル循環系52を循環するオイルの一部を導入可能であると共に排出可能な導入排出口81cを有する第2油室88と、第2油室88内のオイルの油圧に応じて第1弁体90による排出口81bの開閉を規制可能な第2弁体91と、導入排出口81cを介した第2油室88へのオイルの導入と第2油室88からのオイルの排出とを切り換え可能なオイルコントロールバルブ85とを有する。
したがって、第2油室88内にオイルを導入し、第2弁体91によりこの第2油室88内のオイルの油圧に応じて第1弁体90による排出口81bの開閉を規制しながら、第1弁体90が第1油室87内のオイルの油圧に応じて排出口81bを開閉することから、オイル循環系52を循環されるオイルの油圧が過剰となったときに、第1油室87内のオイルをオイルポンプ55より上流側に排出することで、油圧を予め設定された所定圧力以下に維持することができる。この結果、オイル循環系52を循環されるオイルの油圧が上がり過ぎることによる障害(他の部品の故障など)を防止することができる。そして、オイルコントロールバルブ85を切り換え、第2油室88内のオイルを排出することで、第1弁体90、圧縮バネ92、第2弁体91が第2油室88の底部側(図3中下側)に移動することから、排出口81bが常時第1油室87に開放された状態となり、第1油室87に導入されたオイルは、常時、オイルポンプ55より上流側に排出されるので、この低油圧設定部80によりオイル循環系52を循環するオイルの油圧を低減することができ、低油圧制御状態とすることができる。この結果、この低油圧設定部80によって、いわゆる、リリーフ機構とオイル循環系52を循環するオイルを低油圧に設定する機構とを実現することができ、よりコンパクトな構成の潤滑装置50とすることができる。
図8は、本発明の実施例2に係る内燃機関の潤滑装置の模式的断面図である。実施例2に係る内燃機関の潤滑装置は、実施例1に係る内燃機関の潤滑装置と略同様の構成であるが、傾斜検出手段を備える点で実施例1に係る内燃機関の潤滑装置とは異なる。その他、上述した実施例と共通する構成、作用、効果については、重複した説明はできるだけ省略するとともに、同一の符号を付す。
実施例2に係る内燃機関としてのエンジン1の潤滑装置250は、図8に示すように、さらに、二槽式オイルパン51の内槽51aに貯留されるオイルの油面の傾斜を検出する傾斜検出手段としてのGセンサ275を備える。Gセンサ275は、エンジン1が搭載される車両に作用する加速度を計測可能な種々のGセンサを用いることができる。Gセンサ275は、ECU70に電気的に接続されており、検出した加速度をECU70に送信する。
ここで、内槽51aに貯留されるオイルの油面は、このGセンサ275が検出する加速度に応じて変動する。すなわち、例えば、エンジン1が搭載される車両が急発進、急旋回、登坂あるいは降坂したりする場合、その加速度(重力)が内槽51aに貯留されるオイルにも作用し、内槽51aに貯留されるオイルはこの加速度に応じた慣性力により、例えば、図8中に一点鎖線で示すように、内槽51a内で偏って位置することがある。すると、内槽51aに貯留されるオイルの油面位置は、静止状態における油面位置に対して傾斜を有することになる。言い換えれば、Gセンサ275が検出する加速度は、内槽51aに貯留されるオイルの油面の水平方向に対する傾きに相当する値としてみることができる。
そして、内槽51aに貯留されるオイルの油面が、図8中に一点鎖線で示すように傾斜した場合、すなわち、油面が図中反時計回り方向に傾斜した場合(二槽式オイルパン51が相対的に図中時計回り方向に傾斜した場合)、オイルストレーナ54からオイルの油面位置までの距離が長くなり、これにより、このオイルストレーナ54からオイル循環系52に吸い込むことができるオイル量が減少してしまうおそれがある。この結果、実施例1で説明した内槽51aに貯留されるオイルの貯留油量が少なくなった場合と同様に、エアの吸い込みが発生してしまうおそれがある。なお、エンジン1自体が傾斜を有した場合もほぼ同様である。
このため、本実施例の潤滑装置250のECU70は、このGセンサ275が検出する加速度が予め設定される閾値よりも大きくなった場合、言い換えれば、内槽51aに貯留されるオイルの油面位置の静止位置に対する傾斜が予め設定される閾値よりも大きくなった場合に、低油圧設定部80を制御し、オイルコントロールバルブ85をON状態として油圧の低減を禁止する。これにより、供給対象部位53の摺動部分の焼き付きを防止するために必要な量のオイルを確実に供給することができるので、エンジン1の供給対象部位53の焼き付きを防止することができる。
なお、Gセンサ275が検出する加速度に対して予め設定される閾値は、内槽51aの寸法やオイルストレーナ54の取り付け位置に応じて予め設定しておけばよい。また、ここでは、二槽式オイルパン51の内槽51aに貯留されるオイルの油面の傾斜を検出する傾斜検出手段は、Gセンサ275であるものとして説明したが、オイルの油面の傾斜を検出することができる傾斜センサあるいはオイルの油面の傾斜に相当する値を検出することができるセンサであればなんでもよく、例えば、エンジン1が搭載される車両のハンドル切れ角センサや所定時間内における速度差に基づいた加速度情報を検出する手段、ブレーキ(制動)センサ等を用いてもよい。
以上で説明した本発明の実施例に係るエンジン1の潤滑装置250によれば、レベルセンサ73により二槽式オイルパン51に貯留されるオイルの油量を検出し、ECU70が検出された油量と予め設定される油量閾値とに基づいて、油量が該油量閾値以下である場合に、ECU70により低油圧設定部80による油圧の低減を禁止することから、エンジン1の運転状態に応じて、供給対象部位53の摺動部分に必要な量のオイルを確実に供給することができるので、エンジン1の供給対象部位53の焼き付きを防止することができる。
さらに、以上で説明した本発明の実施例に係るエンジン1の潤滑装置250によれば、二槽式オイルパン51の内槽51aに貯留されるオイルの油面の傾斜に相当する値を検出するGセンサ275を備え、ECU70は、Gセンサ275が検出したオイルの傾斜に相当する値に基づいて、低油圧設定部80を制御して油圧の低減を禁止可能である。したがって、ECU70により内槽51aに貯留されるオイルの油面の傾斜に応じて低油圧設定部80を制御して油圧の低減を禁止することから、例えば、内槽51aに貯留されるオイルの油面位置が内槽51aに対して相対的に傾斜し、オイルストレーナ54からオイル循環系52に吸い込むことができるオイル量が実質的に減少してしまった場合でも、エンジン1の供給対象部位53の焼き付きを確実に防止することができる。
図9は、本発明の実施例3に係る内燃機関の潤滑装置の模式的断面図である。実施例3に係る内燃機関の潤滑装置は、実施例1に係る内燃機関の潤滑装置と略同様の構成であるが、制御手段によって制御される連通手段を備える点で実施例1に係る内燃機関の潤滑装置とは異なる。その他、上述した実施例と共通する構成、作用、効果については、重複した説明はできるだけ省略するとともに、同一の符号を付す。
実施例3に係る内燃機関としてのエンジン1の潤滑装置350は、図9に示すように、外槽51bに貯留されるオイル内で内槽51aと外槽51bとを連通可能な連通手段としての連通部393を備える。連通部393は、内槽51aの底面に設けられる連通孔393aと、この連通孔393aを開閉可能な開閉手段としての制御弁393bとを有する。
制御弁393bは、連通孔393aに設けられる。この制御弁393bは、例えば、電磁弁などにより構成され、この連通孔393aを開閉可能である。また、この制御弁393bは、ECU70に電気的に接続されており、このECU70によりその駆動が制御されている。したがって、制御弁393bは、ECU70による制御によって、エンジン1の運転状態に応じて連通孔393aを開閉可能である。そして、ECU70は、低油圧設定部80を制御して油圧の低減を禁止する際に、連通部393の制御弁393bを制御して連通孔393aを開放し、内槽51aと外槽51bとを連通する。これにより、内槽51aに貯留されるオイルの貯留油量が少ない際には、開放された連通孔393aを介して、外槽51bから内槽51aにオイルを補充することができるので、適正な油量と油圧とを確保することができ、エンジン1の供給対象部位53の焼き付きを確実に防止することができる。なお、本実施例では、連通部393を設けていることから、実施例1で説明した連通孔51cは設けなくともよい。
以上で説明した本発明の実施例に係るエンジン1の潤滑装置350によれば、レベルセンサ73により二槽式オイルパン51に貯留されるオイルの油量を検出し、少なくとも検出された油量と予め設定される油量閾値とに基づいて、油量が該油量閾値以下である場合に、ECU70により低油圧設定部80による油圧の低減を禁止することから、エンジン1の運転状態に応じて、供給対象部位53の摺動部分に必要な量のオイルを確実に供給することができるので、エンジン1の供給対象部位53の焼き付きを防止することができる。
さらに、以上で説明した本発明の実施例に係るエンジン1の潤滑装置350によれば、外槽51bに貯留されるオイル内で内槽51aと外槽51bとを連通可能な連通部393を備え、ECU70は、低油圧設定部80を制御して油圧の低減を禁止する際に、連通部393を制御して内槽51aと外槽51bとを連通する。したがって、内槽51aに貯留されるオイルの貯留油量が少ない際には、開放された連通孔393aを介して、外槽51bから内槽51aにオイルを補充することができるので、適正な油量と油圧とを確保することができ、エンジン1の供給対象部位53の焼き付きを確実に防止することができる。この結果、低油圧設定部80による油圧の低減を実行することができる期間を長く確保することができる。
なお、上述した本発明の実施例に係る内燃機関の潤滑装置は、上述した実施例に限定されず、特許請求の範囲に記載された範囲で種々の変更が可能である。以上の説明では、潤滑装置が適用されるエンジン1は、直噴型エンジンであるものとして説明したがポート噴射型のエンジンに適用としてもよい。
また、以上の説明では、貯留手段としての二槽式オイルパン51は、第1貯留部としての内槽51aと、第2貯留部としての外槽51bとを有するものとして説明したが、これに限らず、単槽のオイルパンであっても、本発明の内燃機関の潤滑装置による内燃機関の焼き付き防止の効果を奏することができる。また、第1貯留部と第2貯留部とが内外の位置関係ではなく、単純に隣り合うような位置関係で二槽式オイルパンを構成するようにしてもよい。また、加圧手段は、電動式のオイルポンプであってもよい。この場合でも、低油圧設定手段が潤滑油循環系を循環する潤滑油の油圧を低減することで、機関に対する電気負荷を抑制することができるので、結果的に燃費を向上することができる。
以上のように、本発明に係る内燃機関の潤滑装置は、内燃機関の焼き付きを防止するものであり、特に潤滑油の貯留容量が少ない内燃機関に適用して好適である。
本発明の実施例1に係る内燃機関の潤滑装置の模式的断面図である。 本発明の実施例1に係る内燃機関の潤滑装置のオイルリリーフ時の模式的断面図である。 本発明の実施例1に係る内燃機関の潤滑装置の低油圧制御時の模式的断面図である。 本発明の実施例1に係る内燃機関の潤滑装置におけるエンジン回転数と油量閾値との関係を示す線図である。 本発明の実施例1に係る内燃機関の潤滑装置におけるエンジン回転数と油圧閾値との関係を示す線図である。 本発明の実施例1に係る内燃機関の潤滑装置が適用されたエンジンの模式的断面図である。 本発明の実施例1に係る内燃機関の潤滑装置の潤滑油循環系を示す概略構成図である。 本発明の実施例2に係る内燃機関の潤滑装置の模式的断面図である。 本発明の実施例3に係る内燃機関の潤滑装置の模式的断面図である。
符号の説明
1 エンジン(内燃機関)
2 ピストン
5 燃焼室
10 クランクシャフト
50、250、350 潤滑装置
51 二槽式オイルパン(貯留手段)
51a 内槽(第1貯留部)
51b 外槽(第2貯留部)
52 オイル循環系(潤滑油循環系)
53 供給対象部位
54 オイルストレーナ(吸込部)
55 オイルポンプ(加圧手段)
60 オイルジェット(噴射手段)
70 ECU(制御手段)
71 クランク角センサ(回転速度検出手段)
73 レベルセンサ(油量検出手段)
74 油圧センサ(油圧検出手段)
80 低油圧設定部(低油圧設定手段)
81 ケーシング
81a 導入口
81b 排出口
81c 導入排出口
82 分岐主通路
83 リリーフ通路
84 分岐副通路
85 オイルコントロールバルブ(切換部)
86 排出通路
87 第1油室
88 第2油室
89 段状部
90 第1弁体
90a、91a 受圧面
91 第2弁体
92 圧縮バネ
275 Gセンサ(傾斜検出手段)
393 連通部(連通手段)
393a 連通孔
393b 制御弁

Claims (9)

  1. 貯留手段に貯留された潤滑油を加圧手段により基準吐出圧に加圧して内燃機関の供給対象部位に供給し、前記貯留手段に回収可能な潤滑油循環系と、
    前記内燃機関の運転状態に応じて、前記潤滑油循環系を循環する該潤滑油の油圧を前記内燃機関の回転速度に応じた前記基準吐出圧より低減可能な低油圧設定手段と、
    前記貯留手段に貯留される前記潤滑油の油量を検出する油量検出手段と、
    少なくとも前記油量検出手段が検出した油量が予め設定される油量閾値以下である場合に、前記低油圧設定手段を制御して前記油圧の低減を禁止可能な制御手段とを備えることを特徴とする、
    内燃機関の潤滑装置。
  2. 前記潤滑油循環系を循環する前記潤滑油の油圧を検出する油圧検出手段を備え、
    前記制御手段は、前記油圧検出手段が検出した油圧が予め設定される油圧閾値以下である場合に前記油圧の低減を禁止することを特徴とする、
    請求項1に記載の内燃機関の潤滑装置。
  3. 前記内燃機関の回転速度を検出する回転速度検出手段を備え、
    前記制御手段は、前記内燃機関の回転速度に基づいて前記油量閾値及び前記油圧閾値を設定することを特徴とする、
    請求項2に記載の内燃機関の潤滑装置。
  4. 前記貯留手段は、前記潤滑油循環系に前記潤滑油を吸い込む吸込部が設けられる第1貯留部と、該第1貯留部と区画される共に一部で連通された第2貯留部とを有し、
    前記油量検出手段は、前記第1貯留部に貯留される前記潤滑油の油量を検出することを特徴とする、
    請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の内燃機関の潤滑装置。
  5. 前記第2貯留部に貯留される前記潤滑油内で前記第1貯留部と前記第2貯留部とを連通可能な連通手段を備え、
    前記制御手段は、前記低油圧設定手段を制御して前記油圧の低減を禁止する際に、前記連通手段を制御して前記第1貯留部と前記第2貯留部とを連通することを特徴とする、
    請求項4に記載の内燃機関の潤滑装置。
  6. 前記貯留手段に貯留される前記潤滑油の油面の傾斜を検出する傾斜検出手段を備え、
    前記制御手段は、前記傾斜検出手段が検出した前記潤滑油の傾斜に基づいて、前記低油圧設定手段を制御して前記油圧の低減を禁止可能であることを特徴とする、
    請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の内燃機関の潤滑装置。
  7. 前記供給対象部位は、前記内燃機関のピストンに向けて前記潤滑油を噴射可能な噴射手段を含むことを特徴とする、
    請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の内燃機関の潤滑装置。
  8. 前記加圧手段は、前記内燃機関と連動して駆動し前記潤滑油を加圧可能であることを特徴とする、
    請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の内燃機関の潤滑装置。
  9. 前記低油圧設定手段は、前記潤滑油循環系を循環する前記潤滑油の一部が導入される導入口と前記潤滑油循環系の前記潤滑油の循環方向に対して前記加圧手段より上流側に前記潤滑油を排出可能な排出口とを有する第1油室と、前記第1油室内の前記潤滑油の油圧に応じて前記排出口を開閉可能な第1弁体と、前記潤滑油循環系を循環する前記潤滑油の一部を導入可能であると共に排出可能な導入排出口を有する第2油室と、前記第2油室内の前記潤滑油の油圧に応じて前記第1弁体による前記排出口の開閉を規制可能な第2弁体と、前記導入排出口を介した前記第2油室への前記潤滑油の導入と前記第2油室からの前記潤滑油の排出とを切り換え可能な切換部とを有することを特徴とする、
    請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の内燃機関の潤滑装置。
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