JP2008284891A - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ステアリングコラムを補助操舵機構に平面度、直角度及び板厚を考慮することなく容易に装着することができる電動パワーステアリング装置を提供する。
【解決手段】ステアリングホイール2を装着したステアリングシャフト3と、該ステアリングシャフト3を回転自在に保持するステアリングコラム4と、該ステアリングコラム4に取付けられた操舵補助機構5とを備えた電動パワーステアリング装置であって、前記ステアリングコラム4を前記操舵補助機構5のハウジング11aにコラプスストロークを確保可能に圧入保持した構成を有する。
【選択図】図2
【解決手段】ステアリングホイール2を装着したステアリングシャフト3と、該ステアリングシャフト3を回転自在に保持するステアリングコラム4と、該ステアリングコラム4に取付けられた操舵補助機構5とを備えた電動パワーステアリング装置であって、前記ステアリングコラム4を前記操舵補助機構5のハウジング11aにコラプスストロークを確保可能に圧入保持した構成を有する。
【選択図】図2
Description
本発明は、ステアリングホイールを装着したステアリングシャフトと、該ステアリングシャフトを回転自在に保持するステアリングコラムと、該ステアリングコラムに取付けられた操舵補助機構とを備えた電動パワーステアリング装置に関する。
この電動パワーステアリング装置としては、例えば本出願人が先に提案したロアーコラムと、二次衝突時に上記ロアーコラムに案内されて車体前方側にコラプス移動可能なアッパーコラムと、上記アッパーコラムに回転可能に軸支され、車体後方側にステアリングホイールが装着されるステアリングシャフトと、上記ロアコラムの車体前方側と電動アシスト機構のハウジングとを連結するために上記ロアーコラムの下端に上記ロアーコラムと一体に成形されたフランジを備え、フランジの周囲にリブを形成したステアリングコラム装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−69483号公報(第2頁、図2)
しかしながら、上記特許文献1に記載の従来例にあっては、ロアーコラムの下端にこのロアーコラムと一体に成形されたフランジを備え、このフランジを電動アシスト機構のハウジングにボルト締めするようにしているので、ロアーコラムの下端にフランジを一体に形成するためにはロアーコラムを塑性変形させて矩形形状のフランジを形成し、このフランジの外周にリブを形成することにより、剛性を確保するようにしている。ところが、フランジをハウジングに固定するために、フランジには高精度の平面度が要求されると共に、ロアーコラムに対する高精度の直角度が要求され、これらの精度をボルト締めする大きな面積のフランジの全域で保つ必要あり、さらに剛性を保つための板厚を確保しなければならないという未解決の課題がある。
そこで、本発明は、上記特許文献1に記載された従来例の未解決の課題に着目してなされたものであり、ステアリングコラムを補助操舵機構に平面度、直角度及び板厚を考慮することなく容易に装着することができる電動パワーステアリング装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、請求項1に係る電動パワーステアリング装置は、ステアリングホイールを装着したステアリングシャフトと、該ステアリングシャフトを回転自在に保持するステアリングコラムと、該ステアリングコラムに取付けられた操舵補助機構とを備えた電動パワーステアリング装置であって、前記ステアリングコラムを前記操舵補助機構のハウジングにコラプスストロークを確保可能に圧入保持したことを特徴としている。
また、請求項2に係る電動パワーステアリング装置は、請求項1に係る発明において、前記ハウジングは前記ステアリングコラムを圧入する端面に当該ステアリングコラムを圧入保持する保持プレートが装着されていることを特徴としている。
さらに、請求項3に係る電動パワーステアリング装置は、請求項2に係る発明において、前記保持プレートは前記ステアリングコラムの圧入部にバーリング加工による筒部が形成されていることを特徴としている。
さらにまた、請求項4に係る電動パワーステアリング装置は、請求項2又は3に係る発明において、前記ステアリングコラムの前記保持プレートとの摺動部に初期摺動抵抗を増加させる突起部を形成したことを特徴としている。
本発明によれば、ステアリングコラムを操舵補助機構のハウジングにコラプスストロークを確保可能に圧入保持したので、ステアリングコラムを操舵補助機構に装着する際に、ステアリングコラムを操舵補助機構に圧入保持するだけで平面度や直角度を考慮する必要がなく、容易に装着することができるという効果が得られる。
このとき、操舵補助機構のハウジングにステアリングコラムを圧入保持する保持プレートを装着することにより、ハウジングに高精度の圧入保持部を形成する必要がないと共に、ステアリングコラムの摺接部が保持プレートの厚みのみとなり、ステアリングコラムのコラプスストロークの全域に亘って摺動抵抗を略一定に保つことができる。
このとき、操舵補助機構のハウジングにステアリングコラムを圧入保持する保持プレートを装着することにより、ハウジングに高精度の圧入保持部を形成する必要がないと共に、ステアリングコラムの摺接部が保持プレートの厚みのみとなり、ステアリングコラムのコラプスストロークの全域に亘って摺動抵抗を略一定に保つことができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態を示す全体構成図、図2は図1のステアリングコラム及びギヤハウジングの断面図、図3は図2のA−A線上の断面図、図4は図2のコラプス状態を示す断面図、図5はコラプスストロークとコラプス荷重との関係を示す特性線図である。
図1は、本発明の第1の実施形態を示す全体構成図、図2は図1のステアリングコラム及びギヤハウジングの断面図、図3は図2のA−A線上の断面図、図4は図2のコラプス状態を示す断面図、図5はコラプスストロークとコラプス荷重との関係を示す特性線図である。
図中、1は車両の操舵を行う電動パワーステアリング装置であって、この電動パワーステアリング装置1は、ステアリングホイール2と、このステアリングホイール2が後端(図1において右端)に装着されたステアリングシャフト3と、このステアリングシャフト3を回転自在に保持するステアリングコラム4とを有する。
ステアリングシャフト3及びステアリングコラム4の前端(図1において左端)には、ステアリングシャフト3に操舵補助トルクを付与するウォーム減速機11と、このウォーム減速機11に装着された操舵補助トルクを発生する電動モータ12とで構成される操舵補助機構5が連結されている。
ステアリングシャフト3及びステアリングコラム4の前端(図1において左端)には、ステアリングシャフト3に操舵補助トルクを付与するウォーム減速機11と、このウォーム減速機11に装着された操舵補助トルクを発生する電動モータ12とで構成される操舵補助機構5が連結されている。
ウォーム減速機11の出力軸13は、自在継手17を介してラックピニオン式のステアリングギヤ機構6を構成するピニオンシャフト18に連結されている。このステアリングギヤ機構6のラック軸(図示せず)は、図示しないがタイロッドを介して転舵輪に連結されている。
ここで、ステアリングシャフト3は、図2に示すように、ステアリングホイール2を装着したアウターシャフト7とこのアウターシャフト7に内嵌されたインナーシャフト8とを有し、アウターシャフト7の前端部とインナーシャフト8の後端部とをセレーション結合させると共に、アウターシャフト7がステアリングコラム4にそのステアリングホイール2側端部の内周面に固定された転がり軸受9と後述するギヤハウジング11a内に配設された転がり軸受(図示せず)によって回転自在に保持されている。
ここで、ステアリングシャフト3は、図2に示すように、ステアリングホイール2を装着したアウターシャフト7とこのアウターシャフト7に内嵌されたインナーシャフト8とを有し、アウターシャフト7の前端部とインナーシャフト8の後端部とをセレーション結合させると共に、アウターシャフト7がステアリングコラム4にそのステアリングホイール2側端部の内周面に固定された転がり軸受9と後述するギヤハウジング11a内に配設された転がり軸受(図示せず)によって回転自在に保持されている。
ここで、アウターシャフト7は、ステアリングホイール2を装着する中実部7aと、この中実部7aの車両前方側端に連結された中空部7bとで構成され、中空部7bはステアリングホイール2側の両端にテーパー部を有する大径部7cとギヤハウジング11a側の内周面にセレーション溝部7dが成形された小径部7eとで構成されている。
インナーシャフト8は、ステアリングホイール2側に形成されたステアリングホイール側端部外周面にセレーション軸部8aが形成された小径中実軸部8b、この小径中実軸部8bに連接する大径中実部8cとで構成されている。
インナーシャフト8は、ステアリングホイール2側に形成されたステアリングホイール側端部外周面にセレーション軸部8aが形成された小径中実軸部8b、この小径中実軸部8bに連接する大径中実部8cとで構成されている。
そして、インナーシャフト8の小径中実部8bがアウターシャフト7の中空部7bの小径部7eに、セレーション溝部7dをセレーション軸部8aに係合させた関係でセレーション結合されている。ここで、インナーシャフト8の小径中実部8bとアウターシャフト7の中空部7bの小径部7eとの結合はセレーション結合に限定されるものではなく、圧入嵌合やスキマ嵌合でもよい。
また、ステアリングシャフト3を挿通したステアリングコラム4は、円筒状に形成され、その中間部が取付ブラケット4aを介して車体側取付ブラケット10にコラプス時に離脱可能に支持されていると共に、車体前方側端部がウォーム減速機11にコラプスストロークを確保可能に圧入されて、軸方向に車体前方向きの衝撃が加わった場合に、この衝撃によるエネルギを吸収しつつ全長が縮まる所謂コラプシブル構造とされている。
そして、ウォーム減速機11のギヤハウジング11aには、図2に示すように、車両前方側端面から後端側に延長してステアリングシャフト3のインナーシャフト7を挿通する中心開口11bが形成されていると共に、この中心開口11bの車両後方側端面から前端面側にステアリングコラム4を挿通可能としてステアリングコラム4の所定のコラプスストロークを確保するための車両前端側に行くに従い内径が小さくなり、最深部の内径がステアリングコラム4の外径と略等しく設定されたテーパー状のコラム挿通部11cが形成されている。
また、ギヤハウジング11aには、コラム挿通部11cの車両後方側端部にリップ部がインナーシャフト7に接触するシール11dを収納保持するシール収納部11eが形成されていると共に、車両後方側端面に、ステアリングコラム4の車両前方側端部をコラプス時に摺動可能に圧入保持する保持プレート11fが配設されている。
この保持プレート11fは、図3に示すように、略三角形状の板部で構成され、中心部にステアリングコラム4を圧入保持する中心開口11gが形成されていると共に、各頂部にボルト挿通孔11hが形成されている。
この保持プレート11fは、図3に示すように、略三角形状の板部で構成され、中心部にステアリングコラム4を圧入保持する中心開口11gが形成されていると共に、各頂部にボルト挿通孔11hが形成されている。
そして、保持プレート11fが、その中心開口11gの中心点をギヤハウジング11aの中心開口11bの中心点とを一致させた状態でボルト11iをギヤハウジング11aに形成された雌ねじ11jに螺合させることにより、ギヤハウジング11aの車両後方側端面に固定され、その中心開口11gにステアリングコラム4の車両前方側端部がコラプス時に摺動可能に圧入保持されている。
さらに、ギヤハウジング11aはその車両前方側端部に車体側部材20に固定された車体取付ブラケット21が固定されている。
さらに、ギヤハウジング11aはその車両前方側端部に車体側部材20に固定された車体取付ブラケット21が固定されている。
次に、上記第1の実施形態の動作を説明する。
上記構成を有する電動パワーステアリング装置1を組立てるには、先ず、アウターシャフト7内にインナーシャフト8を軸方向に摺動可能で且つ円周方向に一体に回転するように連結する。
一方、ステアリングコラム4には、その車両後方側端部内周面に転がり軸受9を内嵌させると共に、車両前方側端部を保持プレート11fに圧入してコラプス時に摺動可能に保持させる。
上記構成を有する電動パワーステアリング装置1を組立てるには、先ず、アウターシャフト7内にインナーシャフト8を軸方向に摺動可能で且つ円周方向に一体に回転するように連結する。
一方、ステアリングコラム4には、その車両後方側端部内周面に転がり軸受9を内嵌させると共に、車両前方側端部を保持プレート11fに圧入してコラプス時に摺動可能に保持させる。
そして、ステアリングコラム4内にステアリングシャフト3を挿通して、ステアリングシャフト3を転がり軸受9に内嵌させた状態で、ステアリングシャフト3の車両前方側を操舵補助機構5のギヤハウジング11a内の中心開口11bに挿通しながらステアリングコラム4を圧入した保持プレート11fをギヤハウジング11aの端面にその中心開口11eの中心がギヤハウジング11aの中心開口11bの中心と略一致するように装着する。この状態で、ボルト11iを保持プレート11fのボルト挿通孔11hを通じ雌ねじ11jに螺合させて締付けることにより、保持プレート11fをギヤハウジング11aに固定する。
このように、操舵補助機構5のギヤハウジング11aにステアリングシャフト3及びステアリングコラム4を一体に構成した状態で、ギヤハウジング11aに取付けた車体取付ブラケット21を車体側部材20にボルト締めすることにより車体側に固定すると共に、ステアリングコラム4の取付ブラケット4aを車体側取付ブラケット10にコラプス時に離脱可能に支持することにより電動パワーステアリング装置1の車体への取付けを完了する。
このとき、ステアリングコラム4の操舵補助機構5を構成するウォーム減速機11のギヤハウジング11aへの取付けが、ステアリングコラム4を保持プレート11fに圧入した状態で、保持プレート11fをギヤハウジング11aにボルト11iによってボルト締めするだけでよいので、その組立を容易に行うことができる。また、保持プレート11fへのステアリングコラム4の圧入時に保持プレート11fとステアリングコラム4との直角度を調整すればよく、前述した従来例のようにステアリングコラム4に一体にフランジを形成する場合のようにフランジ部の平面度や直角度を高精度に調整する必要がないと共に、フランジ部の構成を確保するためにステアリングコラムの肉厚を増加させる必要もない。
このように、電動パワーステアリング装置1の車体への組付けが完了した状態で、ステアリングシャフト3の運転者がステアリングホイール1を操舵することにより、ステアリングホイール1に伝達された操舵トルクを図示しない操舵トルクセンサで検出すると共に、車速を図示しない車速センサで検出し、操舵トルクと車速とに基づいて図示しない操舵補助制御装置で、操舵状態での最適な操舵補助力を発生するように電動モータ12を駆動制御する。
このため、電動モータ12で発生された操舵補助力がウォーム減速機11を介してステアリングシャフト3に伝達される。このように操舵補助力がステアリングシャフト3に伝達されることにより、ウォーム減速機11の出力軸13から大きな操舵トルクが出力され、これが自在継手17、ピニオンシャフト18を介してステアリングギヤ機構6に伝達される。ステアリングギヤ機構6では、ピニオンシャフト18から伝達された回転運動を、ステアリングギヤを構成するピニオン及びこれに噛合するラックによって車幅方向の直線運動に変換し、図示しないタイロッドを介して転舵輪に伝達してこの転舵輪を転舵させる。
このとき、操舵補助機構5の電動モータ12でステアリングホイール1に伝達された操舵トルクに応じた最適な操舵補助力を発生させるので、ステアリングホイール1を軽く操舵することができる。
ところで、二次衝突等が生じてステアリングホイール2に、図4に示すように、ステアリングシャフト3の軸方向への衝撃荷重Fが作用されたときには、この衝撃荷重が予め設定されたコラプス荷重以上となると、先ず、車体側取付ブラケット10とステアリングコラム4の取付ブラケット4aとが離脱し、これによってステアリングコラム4及びステアリングシャフト3のアウターシャフト7が操舵補助機構5側に軸方向に移動する。
このとき、ステアリングシャフト3では、アウターシャフト7がインナーシャフト8に摺動可能に結合されているので、図4に示すように、アウターシャフト7がインナーシャフト8に沿って操舵補助機構5側に摺動する。
一方、ステアリングコラム4については、保持プレート11fが操舵補助機構5のギヤハウジング11aにボルト締めされているので、ステアリングコラム4が衝撃荷重を吸収しながら保持プレート11fの中心開口11eに対して車両前方側に摺動することになる。このとき、ステアリングコラム4の車両前方側端部が先ずシール11dのリップ部を車両前方側に折り曲げながらコラム挿通部11c内に挿入される。このようにステアリングコラム4の先端がコラム挿通部11c内に挿入されると、このコラム挿通部11cが車両前方側に行くに従い徐々に内径が小さくなるテーパー状に形成されているので、このテーパー面で案内されてセンタリングされながらコラム挿通部11c内の引っ掛かることなく円滑に移動することができ、所定のコラプスストロークを確保することができる。このときのコラプスストロークとコラプス荷重との関係は、図5に示すように、コラプスストロークの初期段階でコラプス荷重が急峻に増加し、その後コラプスストロークの増加にかかわらず略一定のコラプス荷重を維持することができる。
しかも、このコラプスストローク分の移動中に、ステアリングコラム4の取付ブラケット4aが車体側取付ブラケット10から完全に離脱した状態でステアリングコラム4が車体側部材に支持されない状態なるが、この状態ではステアリングコラム4の先端がギヤハウジング11aのコラム挿通部11c内に相当量挿入されているので、ステアリングコラム4をギヤハウジング11aで支持することができ、ステアリングコラム4が落下することを防止することができる。
また、ステアリングコラム4自体を従来例のようにインナーコラム及びアウターコラムの二重構造とする必要がないので、この分部品点数を減少させることができると共に、組立工数を減少させることができる。
また、ステアリングコラム4自体を従来例のようにインナーコラム及びアウターコラムの二重構造とする必要がないので、この分部品点数を減少させることができると共に、組立工数を減少させることができる。
次に、本発明の第2の実施形態を図6及び図7について説明する。
この第2の実施形態では、保持プレート11fでステアリングコラム4を確実に圧入保持できるようにしたものである。
すなわち、第2の実施形態においては、図5に示すように、保持プレート11fにバーリング加工によりステアリングホイール2側に突出する円筒部11kが形成されていることを除いては前述した第1の実施形態と同様の構成を有し、第1の実施形態における図2との対応部分には同一符号を付し、その詳細説明はこれを省略する。
この第2の実施形態では、保持プレート11fでステアリングコラム4を確実に圧入保持できるようにしたものである。
すなわち、第2の実施形態においては、図5に示すように、保持プレート11fにバーリング加工によりステアリングホイール2側に突出する円筒部11kが形成されていることを除いては前述した第1の実施形態と同様の構成を有し、第1の実施形態における図2との対応部分には同一符号を付し、その詳細説明はこれを省略する。
この第2の実施形態によると、前述した第1の実施形態と同様にコラプス時に図8に示すようにステアリングコラム4をギヤハウジング11aのコラム挿通部11cに挿通してコラプスストロークを確保することができ、第1の実施形態と同様の作用効果を得ることができると共に、保持プレート11fに円筒部11kが形成されており、この円筒部11kにステアリングコラム4の先端が圧入保持されるので、保持プレート11fによるステアリングコラム4の保持剛性を向上させることができる。
この第2の実施形態においては、保持プレート11fに円筒部11kが形成されているので、コラプス時にステアリングコラム4が円筒部11k内を車両前方側に摺動する際に、円筒部11kの長さに応じた分摺動抵抗が増加することになるが、この摺動抵抗の増加分に応じて円筒部11kとステアリングコラム4の圧入代を調整することにより、前述した第1の実施形態と同様の図5に示すコラプスストロークとコラプス荷重との関係を得ることができる。
なお、上記第1及び第2の実施形態においては、ギヤハウジング11aに装着したシール11dがリップ部のみを有する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、リップ部を補強する芯金を設ける場合には、芯金の内径がステアリングコラムの外径より大きく設定して、コラプス時のステアリングコラム4の摺動を妨げないようにすることが好ましい。
また、上記第1及び第2の実施形態においては、コラプス時のコラプスストロークとコラプス荷重との関係が図5に示すように、コラプスストロークの初期状態でコラプス荷重が急峻に増加した後略一定のコラプス荷重となる場合について説明したが、これに限定されるものではなく、図9(a)及び(b)に示すように、ステアリングコラム4の保持プレート11fに圧入した状態で保持プレート11fとの圧入部よりステアリングホイール4側に僅かに離間した位置に外方に突出する突出部4bを例えは円周上に90度間隔で突出形成するようにしてもよい。この場合には、コラプス時のコラプスストロークとコラプス荷重との関係を図10に示すように、コラプスストロークの初期状態で突起部4bが保持プレート11fの中心開口11g又は円筒部11kに摺接することにより、前述した図5の特性に比較してコラプスストークの初期段階におけるコラプス荷重の総増加量を大きくし、その後、突起部4bが中心開口11g又は円筒部11kを抜け出ることにより、前述した第1の実施形態におけるコラプス荷重と同様にコラプスストロークの増加にかかわらず略一定となるコラプス荷重に復帰させることもできる。ここで、コラプスストロークの初期状態でのコラプス荷重の増加量はステアリングコラム4の円周上に形成する突出部の数や突出部の円周方向の長さを選択することにより調整することができる。
また、上記第1及び第2の実施形態においては、操舵補助機構5のギヤハウジング11aに装着する保持プレート11fを有する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、保持プレートを省略してギヤハウジング11aに直接するステアリングコラム4をコラプスストロークを確保格納に圧入保持するようにしてもよい。
1…電動パワーステアリング装置、2…ステアリングホイール、3…ステアリングシャフト、4…ステアリングコラム、5…操舵補助機構、6…ステアリングギヤ機構、7…アウターシャフト、8…インナーシャフト、11…ウォーム減速機、11a…ギヤハウジング、11b…中心開口、11c…コラム挿通部、11d…シール、11e…シール収納部、11f…保持プレート、11g…中心開口、11h…ボルト挿通孔、11i…ボルト、11j…雌ねじ、11k…円筒部、12…電動モータ、17…自在継手、18…ピニオンシャフト
Claims (4)
- ステアリングホイールを装着したステアリングシャフトと、該ステアリングシャフトを回転自在に保持するステアリングコラムと、該ステアリングコラムに取付けられた操舵補助機構とを備えた電動パワーステアリング装置であって、
前記ステアリングコラムを前記操舵補助機構のハウジングにコラプスストロークを確保可能に圧入保持したことを特徴とする電動パワーステアリング装置。 - 前記ハウジングは前記ステアリングコラムを圧入する端面に当該ステアリングコラムを圧入保持する保持プレートが装着されていることを特徴とする請求項1に記載の電動パワーステアリング装置。
- 前記保持プレートは前記ステアリングコラムの圧入部にバーリング加工による筒部が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の電動パワーステアリング装置。
- 前記ステアリングコラムの前記保持プレートとの摺動部に初期摺動抵抗を増加させる突起部を形成したことを特徴とする請求項2又は3に記載の電動パワーステアリング装置。
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|---|---|---|---|---|
| CN110316243A (zh) * | 2018-03-30 | 2019-10-11 | 操纵技术Ip控股公司 | 折叠式转向柱组件 |
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2007
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| CN110316243A (zh) * | 2018-03-30 | 2019-10-11 | 操纵技术Ip控股公司 | 折叠式转向柱组件 |
| CN110316243B (zh) * | 2018-03-30 | 2023-04-07 | 操纵技术Ip控股公司 | 折叠式转向柱组件 |
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