JP2008278034A - アレーアンテナ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】送信側、受信側それぞれの放射パターンのサイドローブレベルが悪化する場合であっても、両者の放射パターン形状を異なるものとし、その結果、送受積パターンでのサイドローブを低く抑える。
【解決手段】この発明のアレーアンテナは、送信用アレーアンテナ10と受信用アレーアンテナ20とから構成され、送信用アレーアンテナ10は、複数の素子アンテナ1をユニット化することにより形成された、2以上のサブアレー1a,1bから構成され、受信用アレーアンテナ20は、複数の素子アンテナ2をユニット化することにより形成された、2以上のサブアレー2c〜2fから構成され、サブアレー1a,1b間の距離D1および各サブアレー2c,2d,2e,2f間の距離D2a,D2b,D2cは、素子アンテナ1,2の配列周期d1,d2とは異なると共に、サブアレーの数が送信用アレーアンテナ10と受信用アレーアンテナ20とで異なるように設定する。
【選択図】図1
【解決手段】この発明のアレーアンテナは、送信用アレーアンテナ10と受信用アレーアンテナ20とから構成され、送信用アレーアンテナ10は、複数の素子アンテナ1をユニット化することにより形成された、2以上のサブアレー1a,1bから構成され、受信用アレーアンテナ20は、複数の素子アンテナ2をユニット化することにより形成された、2以上のサブアレー2c〜2fから構成され、サブアレー1a,1b間の距離D1および各サブアレー2c,2d,2e,2f間の距離D2a,D2b,D2cは、素子アンテナ1,2の配列周期d1,d2とは異なると共に、サブアレーの数が送信用アレーアンテナ10と受信用アレーアンテナ20とで異なるように設定する。
【選択図】図1
Description
この発明はアレーアンテナ装置に関し、特に、レーダなどの用途に供され、送信用および受信用のアンテナを備え、かつ、送信用および受信用アンテナが複数の素子アンテナから成るアレーアンテナ装置に関するものである。
一般的に、アレーアンテナ装置においては各素子アンテナが等間隔に配列されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、素子アンテナに電力を供給する給電回路の制約や、アンテナを固定する部材を設ける都合などにより、素子アンテナを全て等間隔に配列することが困難となる場合がある。このとき、素子アンテナ配列の一部を分割してサブアレーを形成し、アレーアンテナ全体としては一部が不等間隔になるように配列する必要がある。すると、全て等間隔に配列されたアレーアンテナに比べて、アンテナ放射パターンのサイドローブレベルが上昇してしまう。
一例として、図8に、サブアレーを形成して素子アンテナ配列の一部を不等間隔としたアレーアンテナ装置の開口を示す模式図を示す。図8において、白丸が送信側、黒丸が受信側を表すものとする。1は送信側素子アンテナ、10は送信側アレーアンテナを表し、送信側アレーアンテナ10は送信側サブアレー1a、1bの2つのサブアレーから形成されている。また、受信側も同様の構成であり、2は受信側素子アンテナ、20は受信側アレーアンテナを表し、受信側アレーアンテナ20は受信側サブアレー2a、2bの2つのサブアレーから形成されている。
図8の配列における送信側アレーアンテナ10の放射パターンの例を図9に示す。12素子アレーで各素子アンテナの励振を同振幅、同位相とし、素子間隔d1を0.6波長、2つのサブアレー間距離D1を1.2波長とした場合の計算例である。評価カット面は図8のxz面である。なお、受信側アレーアンテナ20も同一の構成となっているため、放射パターンも図9と同一になる。図9より、第一サイドローブレベルが−10dBとなっており、これは素子間隔を等間隔とした場合(図8でD1を0.6波長とした場合)の第一サイドローブレベル−13dBよりも悪化している。
なお、上記放射パターン形状の変化、すなわち、サイドローブレベルの悪化の様子はサブアレーの分割の仕方に依存するものであり、図8の配列のように2分割とするのではなく、例えば3分割、4分割などにすれば放射パターン形状は図9とは異なるものになる。しかしながら、いずれの場合においてもサイドローブレベルは等間隔配列のものより悪化してしまう。
一方、レーダ装置においては、送信側および受信側それぞれ単独の放射パターン形状よりも両者のパターン形状の積の方が重要になる。これはレーダ方程式からも明らかなように、レーダの探知能力は送信側アンテナ、受信側アンテナの利得の積によって決まり、パターン形状においても両者の積を取った場合のパターン形状が重要となる。以後、両者の放射パターンの積を取ったものを送受積パターンと呼ぶ。例えば、図8の配列の送受積パターンは図9の結果から図10のようになる。上述のように図9の時点でサイドローブレベルが−10dBまで悪化しているため、その送受積パターンを示す図10においてもサイドローブレベルは−20dB程度となる。
従来のサブアレーを形成して素子アンテナ配列の一部を不等間隔としたアレーアンテナ装置では、上述のようにアレーアンテナのサイドローブレベルが悪化してしまい、その結果、送受積パターンにおいてもサイドローブレベルが悪化してしまうという問題点があった。これにより、レーダ装置においては主ビーム方向以外の電波も送受信してしまうことにより、測角方向を誤るなどの性能劣化が起こり得る。
また、配列の一部を不等間隔としたアレーアンテナ装置であっても、素子アンテナに励振振幅レベルを複数設定することにより、例えばテーラ分布などの振幅分布を設けることで低サイドローブ化を図ることもできる。しかしながら、素子数や素子間隔によっては設計の際に目標とするサイドローブレベルの値に限界が生じてしまい、サイドローブレベルをある一定値以上低くすることが困難になるという問題点があった。
この発明は、かかる問題点を解決するためになされたもので、アレーアンテナの素子配列の一部が不等間隔となり送信側、受信側それぞれの放射パターンのサイドローブレベルが悪化する場合であっても、送信用アレーアンテナと受信用アレーアンテナを構成するサブアレーの数をそれぞれ異なるようにすることで両者の放射パターン形状を異なるものとし、その結果、送受積パターンで評価したときに低サイドローブレベルを示すアレーアンテナ装置を得ることを目的とする。
この発明は、複数の素子アンテナを一定の配列周期で配置したアレーアンテナであって、上記アレーアンテナは、送信用アレーアンテナと受信用アレーアンテナとから構成され、上記送信用アレーアンテナおよび上記受信用アレーアンテナは、それぞれ、上記複数の素子アンテナをユニット化することにより形成された、2以上のサブアレーから構成され、上記サブアレー間の距離は上記素子アンテナの配列周期とは異なると共に、上記サブアレーの数は上記送信用アレーアンテナと上記受信用アレーアンテナとで異なることを特徴とするアレーアンテナ装置である。
この発明は、複数の素子アンテナを一定の配列周期で配置したアレーアンテナであって、上記アレーアンテナは、送信用アレーアンテナと受信用アレーアンテナとから構成され、上記送信用アレーアンテナおよび上記受信用アレーアンテナは、それぞれ、上記複数の素子アンテナをユニット化することにより形成された、2以上のサブアレーから構成され、上記サブアレー間の距離は上記素子アンテナの配列周期とは異なると共に、上記サブアレーの数は上記送信用アレーアンテナと上記受信用アレーアンテナとで異なることを特徴とするアレーアンテナ装置であるので、アレーアンテナの素子配列の一部が不等間隔となり送信側、受信側それぞれの放射パターンのサイドローブレベルが悪化する場合であっても、送信用アレーアンテナと受信用アレーアンテナを構成するサブアレーの数をそれぞれ異なるようにすることで両者の放射パターン形状を異なるものとし、その結果、送受積パターンで評価したときに低サイドローブレベルを示すことができる。
以下、この発明の実施の一形態を説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1を示すアレーアンテナ装置の開口を示す模式図である。図1において、白丸が送信側、黒丸が受信側を表すものとする。1は送信側素子アンテナ、10は送信側アレーアンテナを表し、送信側アレーアンテナ10は、送信側サブアレー1a、1bの2つのサブアレーから形成されており、これは図8の場合と同一である。ただし、本実施の形態においては、サブアレー間距離D1は、素子アンテナ1の素子間隔(配列周期)d1とは異なるように設定されている。
図1は、この発明の実施の形態1を示すアレーアンテナ装置の開口を示す模式図である。図1において、白丸が送信側、黒丸が受信側を表すものとする。1は送信側素子アンテナ、10は送信側アレーアンテナを表し、送信側アレーアンテナ10は、送信側サブアレー1a、1bの2つのサブアレーから形成されており、これは図8の場合と同一である。ただし、本実施の形態においては、サブアレー間距離D1は、素子アンテナ1の素子間隔(配列周期)d1とは異なるように設定されている。
一方、受信側に関しては、2は受信側素子アンテナ、20は受信側アレーアンテナを表し、受信側アレーアンテナ20は、受信側サブアレー2c、2d、2e、2fの4つのサブアレーから形成されている。すなわち、本実施の形態においては、サブアレーの数を送信用アレーアンテナと受信用アレーアンテナとで異なるように設定する。また、受信側において、素子アンテナ2の素子間隔(配列周期)をd2、各サブアレー間距離を、D2a、D2b、D2cとすると、サブアレー間距離D2a、D2b、D2cは、素子アンテナ2の素子間隔(配列周期)d2とは異なるように設定する。
送信側アレーアンテナ10のxz面放射パターンは、図8と同一の構成であるため、図8の場合と同様に、12素子アレーで各素子アンテナの励振を同振幅、同位相とし、素子間隔d1を0.6波長、2つのサブアレー間距離D1を1.2波長とした場合、図9に示す特性となる。一方、受信側アレーアンテナ20の配列は、送信側に対して分割数を変えたものとなっている。このとき、受信側アレーアンテナ20のxz面放射パターンは、12素子アレーで各素子アンテナの励振を同振幅、同位相とし、素子間隔d2を0.6波長、サブアレー間距離D2a、D2b、D2cを全て1.2波長とした場合、図2に示す特性となる。図9の送信側アレーアンテナ10の放射パターンと図2の受信側アレーアンテナ20の放射パターンを比較すればわかるように、各々のサイドローブレベルは−10dBで同程度の悪化量となっているが、悪化するサイドローブの発生方向が異なる。これにより、図1の配列の送受積パターンは、図9および図2の結果より図3に示すものになる。サイドローブ特性の異なるものの積を取ることにより、同一の特性のものの積を取った図10に比べて、送受積パターンのサイドローブレベルが大きく低下することがわかる。
なお、アレー方向(図1のx方向)と直交する側(図1のy方向)の素子配列には特に制約はなく、例えば、図4に示すような2次元状のアレーアンテナを形成してもよい。図4は、1列12素子アレーで、送信側を3列、受信側を2列で構成した例を表す。図4において、11は送信側2次元状アレーアンテナを表し、送信側2次元状アレーアンテナ11は送信側2次元状サブアレー11a、11bの2つのサブアレーから形成されており、各素子間隔はd1、サブアレー間距離はD1である。また、21は受信側2次元状アレーアンテナを表し、受信側2次元状アレーアンテナ21は受信側2次元状サブアレー21c、21d、21e、21fの4つのサブアレーから形成されており、素子間隔(配列周期)はd2、各サブアレー間距離は、D2a、D2b、D2cである。このとき、サブアレー間距離D2a、D2b、D2cは、素子アンテナ2の素子間隔(配列周期)d2とは異なるように設定する。この場合でも、12素子アレーで各素子アンテナの励振を同振幅、同位相とし、送信側で、素子間隔d1を0.6波長、2つのサブアレー間距離D1を1.2波長とし、受信側で、素子間隔d2を0.6波長、サブアレー間距離D2a、D2b、D2cを全て1.2波長とした場合、xz面における放射パターンは、送信側は図9、受信側は図2に示す特性となり、したがって、送受積パターンは図3に示す特性となる。
以上のように、本実施の形態においては、複数の素子アンテナを一定の配列周期で配置したアレーアンテナを構成する際に、アレーアンテナを送信用アレーアンテナと受信用アレーアンテナから構成し、送信用アレーアンテナおよび受信用アレーアンテナは、複数の素子アンテナをユニット化することでそれぞれサブアレーを構成し、サブアレー間の距離を素子アンテナの配列周期とは異なるように設定すると共に、サブアレーの数を送信用アレーアンテナと受信用アレーアンテナとで異なるように設定するようにしたので、アレーアンテナの素子配列の一部が不等間隔となり、送信側、受信側それぞれの放射パターンのサイドローブレベルが悪化する場合であっても、送信用アレーアンテナと受信用アレーアンテナを構成するサブアレーの数をそれぞれ異なるようにすることで両者の放射パターン形状を異なるものとし、その結果、送受積パターンで評価したときにサイドローブレベルを低くすることができるという効果を奏する。
実施の形態2.
上記実施の形態1では、送信用アレーアンテナあるいは受信用アレーアンテナそれぞれにおいて、サブアレー内の素子数の関係について特に限定しなかったが、図1の例では、送信用アレーアンテナ10を構成する2つの送信側サブアレー1a、1bは、それぞれ、同数の6素子(6個)の素子アンテナ1から構成されており、受信用アレーアンテナ20を構成する4つの受信側サブアレー2c、2d、2e、2fは、それぞれ、同数の3素子(3個)の素子アンテナ2から構成されている。
上記実施の形態1では、送信用アレーアンテナあるいは受信用アレーアンテナそれぞれにおいて、サブアレー内の素子数の関係について特に限定しなかったが、図1の例では、送信用アレーアンテナ10を構成する2つの送信側サブアレー1a、1bは、それぞれ、同数の6素子(6個)の素子アンテナ1から構成されており、受信用アレーアンテナ20を構成する4つの受信側サブアレー2c、2d、2e、2fは、それぞれ、同数の3素子(3個)の素子アンテナ2から構成されている。
しかしながら、サブアレー内の素子数は必ずしも同一にする必要はない。したがって、本実施の形態2においては、例えば、図5に示すように、受信側アレーアンテナ20に関して、受信側サブアレーの総数は4でこれは図1の場合と同じであるが、各受信側サブアレーを構成する素子アンテナの数を、図5の上から順に、受信側サブアレー2gを2素子、受信側サブアレー2hを4素子、受信側サブアレー2iを4素子、受信側サブアレー2jを2素子とした場合を表している。なお、ここでは簡単のため、送信側アレーアンテナ10の構成は図1と同一のままとするが、これに限定されるものではない。また、他の構成については、実施の形態1と同じであるため、ここでは、それらの説明は省略し、実施の形態1と異なる部分のみ説明することとする。
このとき、受信側アレーアンテナ20のxz面放射パターンは、各素子アンテナの励振を同振幅、同位相とし、素子間隔d2を0.6波長、サブアレー間距離D2a、D2b、D2cを全て1.2波長とした場合、図6に示す特性となる。図6は、先に図2に示した受信側アレーアンテナの放射パターン形状とは異なる特性を示し、その結果、図9の送信側放射パターンとの積により、図5の配列の送受積パターンは、図7に示す特性となる。これから、図3の送受積パターンと異なる特性が得られていることがわかる。したがって、サブアレーを構成する素子数がアンテナ設計上の一つのパラメータとなる。このように、本実施の形態2により、アレーアンテナ装置の設計の自由度を増すことができる。
以上のように、本実施の形態2においては、上述の実施の形態1と同様の効果が得られるとともに、さらに、送信用アレーアンテナあるいは受信用アレーアンテナにおいて、サブアレー内の素子アンテナの数が、サブアレー同士で同一でなく、異なるように設定するようにしたので、アレーアンテナ装置の設計の自由度を増すことができ、使用条件および使用目的等に合わせて適宜変更できるので、利便性が向上するという効果を奏する。
実施の形態3.
上記実施の形態1及び2においては、送信側サブアレー間距離と受信側サブアレー間距離との関係について特に限定しなかったが、図1、図4、図5の配列において、送信側サブアレー間距離D1および受信側サブアレー間距離D2a、D2b、D2cを全て1.2波長とした場合の放射パターンの計算例を示した。
上記実施の形態1及び2においては、送信側サブアレー間距離と受信側サブアレー間距離との関係について特に限定しなかったが、図1、図4、図5の配列において、送信側サブアレー間距離D1および受信側サブアレー間距離D2a、D2b、D2cを全て1.2波長とした場合の放射パターンの計算例を示した。
しかしながら、これらサブアレー間距離は必ずしも同一である必要はなく、D1とD2a、D2b、D2cの寸法が異なっていてもよい。したがって、本実施の形態においては、例えば、送信側サブアレー間距離D1を0.6波長とした場合に、受信側サブアレー間距離D2a、D2b、D2cを0.7波長等に選んでもよい。さらに、受信側サブアレー間の距離D2a、D2b、D2cに関しても全てが同一である必要はなく、一部を異なる寸法にするか、あるいは全て異なっていてもよい。なお、他の構成については、実施の形態1と同じであるため、ここでは、それらの説明は省略する。
これらの寸法に応じて送信側アレーアンテナと受信側アレーアンテナとで異なる放射パターン形状が得られ、その結果、送受積パターンのサイドローブレベルが低いアレーアンテナ装置を実現することができる。また、上記実施の形態2と本実施の形態との組み合わせを考えれば、アレーアンテナ装置の設計の自由度をさらに増すことができる。
以上のように、本実施の形態3においては、上述の実施の形態1と同様の効果が得られるとともに、さらに、送信用アレーアンテナおよび受信用アレーアンテナにおけるサブアレー間の距離を、送信用アレーアンテナと受信用アレーアンテナとで同一でなく、異なるように設定するようにしたので、アレーアンテナ装置の設計の自由度を増すことができ、使用条件および使用目的等に合わせて適宜変更できるので、利便性が向上するという効果を奏する。
実施の形態4.
上記実施の形態1〜3において、送信側素子間隔と受信側素子間隔との関係について特に限定しなかったが、図1、図4、図5の配列において、送信側素子間隔d1および受信側素子間隔d2をそれぞれ0.6波長とした場合の放射パターンの計算例を示した。
上記実施の形態1〜3において、送信側素子間隔と受信側素子間隔との関係について特に限定しなかったが、図1、図4、図5の配列において、送信側素子間隔d1および受信側素子間隔d2をそれぞれ0.6波長とした場合の放射パターンの計算例を示した。
しかしながら、送信側素子間隔d1と受信側隔素子間隔d2は必ずしも同一である必要はなく、それぞれ異なっていてもよい。したがって、本実施の形態においては、例えば、送信側素子間隔d1を0.6波長とした場合に、受信側素子間隔d2を0.7波長等に選んでもよい。さらに、送信側アレーアンテナおよび受信側アレーアンテナそれぞれにおいても、サブアレー間で素子間隔を変えてもよい。なお、他の構成については、実施の形態1と同じであるため、ここでは、それらの説明は省略する。
これらの寸法に応じて送信側アレーアンテナと受信側アレーアンテナとで異なる放射パターン形状が得られ、その結果、送受積パターンのサイドローブレベルが低いアレーアンテナ装置を実現することができる。また、上記実施の形態2〜3と本実施の形態との組み合わせを考えれば、アレーアンテナ装置の設計の自由度をさらに増すことができる。
以上のように、本実施の形態4においては、上述の実施の形態1と同様の効果が得られるとともに、さらに、送信用アレーアンテナおよび受信用アレーアンテナにおける素子アンテナの素子間隔(配列周期)を、送信用アレーアンテナと受信用アレーアンテナとで同一でなく、異なるように設定するようにしたので、アレーアンテナ装置の設計の自由度を増すことができ、使用条件および使用目的等に合わせて適宜変更できるので、利便性が向上するという効果を奏する。
実施の形態5.
上記実施の形態1〜4では、送信側アレーアンテナおよび受信側アレーアンテナを構成する全体の素子数について特に限定しなかったが、図1、図4、図5の配列において、送信側アレーアンテナ10を構成する素子アンテナ1の総数、および、受信側アレーアンテナ20を構成する素子アンテナ2の総数を、それぞれ、12素子とした場合の放射パターンの計算例を示した。
上記実施の形態1〜4では、送信側アレーアンテナおよび受信側アレーアンテナを構成する全体の素子数について特に限定しなかったが、図1、図4、図5の配列において、送信側アレーアンテナ10を構成する素子アンテナ1の総数、および、受信側アレーアンテナ20を構成する素子アンテナ2の総数を、それぞれ、12素子とした場合の放射パターンの計算例を示した。
しかしながら、送信側、受信側アレーアンテナ全体の素子数は必ずしも同一である必要はなく、それぞれ異なっていてもよい。例えば、送信側アレーアンテナ10に関して、送信側サブアレー1a、1bをそれぞれ7素子で構成し、計14素子として構成してもよい。また、他の構成については、実施の形態1と同じであるため、ここでは、それらの説明は省略する。
これらの素子数に応じて送信側アレーアンテナと受信側アレーアンテナとで異なる放射パターン形状が得られ、その結果、送受積パターンのサイドローブレベルが低いアレーアンテナ装置を実現することができる。また、上記実施の形態2〜4と本実施の形態との組み合わせを考えれば、アレーアンテナ装置の設計の自由度をさらに増すことができる。
以上のように、本実施の形態5においては、上述の実施の形態1と同様の効果が得られるとともに、さらに、送信用アレーアンテナおよび受信用アレーアンテナを構成する素子アンテナの総数が、送信用アレーアンテナおよび受信用アレーアンテナとで同一でなく、異なるように設定するようにしたので、アレーアンテナ装置の設計の自由度を増すことができ、使用条件および使用目的等に合わせて適宜変更できるので、利便性が向上するという効果を奏する。
実施の形態6.
上記実施の形態1〜5では、素子アンテナの励振振幅レベルは等しいとして説明した。しかし、本実施の形態6で述べるように、送信用アレーアンテナおよび受信用アレーアンテナを構成する素子アンテナに励振振幅レベルを複数設定し、振幅テーパアレーを構成してもよい。例えば、サイドローブレベルを−20dBとするテーラ分布では、アレーアンテナ開口中心素子を0dBとし、開口端部素子が約−4.5dBとなるように振幅テーパを設定すればよい。このとき、上記発明が解決しようとする課題の項で述べた通り、アレーアンテナを構成する素子数や素子間隔によっては設計の際に目標とするサイドローブレベルの値に限界が生じてしまい、サイドローブレベルをある一定値以上低くすることが困難になる場合がある。しかしながら、本実施の形態と上記実施の形態1〜5とを組み合わせることで、送信側アレーアンテナと受信側アレーアンテナの放射パターン形状を異なるようにすることができ、その結果、送受積パターンのサイドローブレベルが低いアレーアンテナ装置を実現することができる。
上記実施の形態1〜5では、素子アンテナの励振振幅レベルは等しいとして説明した。しかし、本実施の形態6で述べるように、送信用アレーアンテナおよび受信用アレーアンテナを構成する素子アンテナに励振振幅レベルを複数設定し、振幅テーパアレーを構成してもよい。例えば、サイドローブレベルを−20dBとするテーラ分布では、アレーアンテナ開口中心素子を0dBとし、開口端部素子が約−4.5dBとなるように振幅テーパを設定すればよい。このとき、上記発明が解決しようとする課題の項で述べた通り、アレーアンテナを構成する素子数や素子間隔によっては設計の際に目標とするサイドローブレベルの値に限界が生じてしまい、サイドローブレベルをある一定値以上低くすることが困難になる場合がある。しかしながら、本実施の形態と上記実施の形態1〜5とを組み合わせることで、送信側アレーアンテナと受信側アレーアンテナの放射パターン形状を異なるようにすることができ、その結果、送受積パターンのサイドローブレベルが低いアレーアンテナ装置を実現することができる。
なお、送信側アレーアンテナと受信側アレーアンテナに与える励振振幅分布は、両者を同一としてもよく、あるいは両者が異なっていてもよい。すなわち、励振振幅分布の与え方がアンテナ設計上の一つのパラメータとなり、アレーアンテナ装置の設計の自由度をさらに増すことができる。また、また、他の構成については、実施の形態1と同じであるため、ここでは、それらの説明は省略する。
以上のように、本実施の形態6においては、上述の実施の形態1と同様の効果が得られるとともに、さらに、送信用アレーアンテナおよび受信用アレーアンテナを構成する素子アンテナに励振振幅レベルを複数設定することにより、送信用アレーアンテナおよび受信用アレーアンテナそれぞれに励振振幅分布を設けるようにしたので、アレーアンテナ装置の設計の自由度を増すことができ、使用条件および使用目的等に合わせて適宜変更できるので、利便性が向上するという効果を奏する。
1 送信側素子アンテナ、1a,1b 送信側サブアレー、2 受信側素子アンテナ、2a,2b,2c,2d,2e,2f,2g,2h,2i,2j 受信側サブアレー、10 送信側アレーアンテナ、11 送信側2次元状アレーアンテナ、11a,11b 送信側2次元状サブアレー、20 受信側アレーアンテナ、21 受信側2次元状アレーアンテナ、21c,21d,21e,21f 受信側2次元状サブアレー。
Claims (6)
- 複数の素子アンテナを一定の配列周期で配置したアレーアンテナであって、
上記アレーアンテナは、送信用アレーアンテナと受信用アレーアンテナとから構成され、
上記送信用アレーアンテナおよび上記受信用アレーアンテナは、それぞれ、上記複数の素子アンテナをユニット化することにより形成された、2以上のサブアレーから構成され、
上記サブアレー間の距離は上記素子アンテナの配列周期とは異なると共に、上記サブアレーの数は上記送信用アレーアンテナと上記受信用アレーアンテナとで異なる
ことを特徴とするアレーアンテナ装置。 - 上記送信用アレーアンテナあるいは上記受信用アレーアンテナそれぞれにおいて、上記サブアレー内の上記素子アンテナの数が上記サブアレー同士で異なることを特徴とする請求項1に記載のアレーアンテナ装置。
- 上記送信用アレーアンテナおよび上記受信用アレーアンテナにおける上記サブアレー間の距離は、上記送信用アレーアンテナと上記受信用アレーアンテナとで異なることを特徴とする請求項1または2に記載のアレーアンテナ装置。
- 上記送信用アレーアンテナおよび上記受信用アレーアンテナにおける上記素子アンテナの配列周期は、上記送信用アレーアンテナと上記受信用アレーアンテナとで異なることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のアレーアンテナ装置。
- 上記送信用アレーアンテナおよび上記受信用アレーアンテナを構成する上記素子アンテナの総数が、上記送信用アレーアンテナおよび上記受信用アレーアンテナとで異なることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のアレーアンテナ装置。
- 上記送信用アレーアンテナおよび上記受信用アレーアンテナを構成する上記素子アンテナに励振振幅レベルを複数設定することにより、上記送信用アレーアンテナおよび上記受信用アレーアンテナそれぞれが励振振幅分布を有したことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載のアレーアンテナ装置。
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