JP2008277461A - 点火コイル - Google Patents
点火コイル Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008277461A JP2008277461A JP2007117833A JP2007117833A JP2008277461A JP 2008277461 A JP2008277461 A JP 2008277461A JP 2007117833 A JP2007117833 A JP 2007117833A JP 2007117833 A JP2007117833 A JP 2007117833A JP 2008277461 A JP2008277461 A JP 2008277461A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- coil
- axial direction
- outer peripheral
- end side
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims abstract description 61
- 238000010030 laminating Methods 0.000 claims abstract description 10
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 38
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 38
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 27
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 27
- 230000004907 flux Effects 0.000 claims description 6
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims description 5
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims description 5
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims description 5
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 claims description 5
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 claims description 2
- 238000000576 coating method Methods 0.000 claims description 2
- 229910000976 Electrical steel Inorganic materials 0.000 abstract description 4
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 11
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 5
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 239000003822 epoxy resin Substances 0.000 description 4
- 229920000647 polyepoxide Polymers 0.000 description 4
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 3
- 230000008646 thermal stress Effects 0.000 description 3
- 230000009471 action Effects 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 2
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 2
- 230000004323 axial length Effects 0.000 description 2
- 230000008859 change Effects 0.000 description 2
- 230000004044 response Effects 0.000 description 2
- 230000035882 stress Effects 0.000 description 2
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 230000006698 induction Effects 0.000 description 1
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 1
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 1
- 238000003475 lamination Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- -1 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 230000002040 relaxant effect Effects 0.000 description 1
- 238000009751 slip forming Methods 0.000 description 1
- 229920001187 thermosetting polymer Polymers 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
【課題】四角環形状の閉磁路コアを形成する場合において、一次コイル及び二次コイルの大径化を避けて、必要とするコア断面積を容易に確保できる点火コイルを提供すること。
【解決手段】点火コイル1は、一次コイル21及び二次コイル22と、閉磁路コア4とを備えている。閉磁路コア4は、コア中心部41とコア外周部42と一対のコア中継部43とによる四角環形状を有している。閉磁路コア4は、2つのコア部材4A、Bを連結して形成してあり、2つのコア部材4A、Bは、電磁鋼板40を複数積層して形成してある。2つのコア部材4A、Bにおける2箇所の連結部411、421には、永久磁石441を配置したコアギャップ44又は結合部45が形成されている。コア中心部41は、複数の電磁鋼板40の幅を異ならせて略円形状の断面に形成してある。
【選択図】図1
【解決手段】点火コイル1は、一次コイル21及び二次コイル22と、閉磁路コア4とを備えている。閉磁路コア4は、コア中心部41とコア外周部42と一対のコア中継部43とによる四角環形状を有している。閉磁路コア4は、2つのコア部材4A、Bを連結して形成してあり、2つのコア部材4A、Bは、電磁鋼板40を複数積層して形成してある。2つのコア部材4A、Bにおける2箇所の連結部411、421には、永久磁石441を配置したコアギャップ44又は結合部45が形成されている。コア中心部41は、複数の電磁鋼板40の幅を異ならせて略円形状の断面に形成してある。
【選択図】図1
Description
本発明は、エンジン等の内燃機関において、スパークプラグにおける一対の電極間にスパークを発生させるために用いる点火コイルに関する。
エンジン等の内燃機関に用いる点火コイルは、ECU(電子制御ユニット)からの指令を受けて通電を行う一次コイルと、この一次コイルへの通電を遮断したときに生ずる誘導起電力によって、スパークプラグにスパーク用電圧を発生させる二次コイルとを備えている。また、一次コイル及び二次コイルの内周側には、軟磁性材料からなる中心コアを配置しており、一次コイル及び二次コイルの外周側には、軟磁性材料からなる外周コアを配置している。これらのコアにより、一次コイルによる磁束を通過させる磁気回路を形成している。
例えば、特許文献1の点火コイルにおいては、一次コイルによる磁束を通過させる磁気回路を、閉磁路を構成する外環鉄心と、この外環鉄心が囲む内部を横切るセンター鉄心とによって形成している。そして、センター鉄心の一端部と、この一端部が対向する外環鉄心の内周との間のコアギャップに永久磁石片を配置することにより、一次コイルへの電流遮断時に各鉄心における磁束の変化量を大きくし、点火コイルの出力を高めている。
また、例えば、特許文献2の点火コイルにおいては、珪素鋼板を複数積層してなるE型鉄心とI型鉄心とを用いて、閉磁路をなす磁気回路を形成している。
また、例えば、特許文献2の点火コイルにおいては、珪素鋼板を複数積層してなるE型鉄心とI型鉄心とを用いて、閉磁路をなす磁気回路を形成している。
しかしながら、特許文献1、2においては、四角環形状を有する閉磁路コアについて、複数の電磁鋼板を積層して適切な形状に形成するための工夫はなされていない。
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので、四角環形状の閉磁路コアを形成する場合において、一次コイル及び二次コイルの大径化を避けて、必要とするコア断面積を容易に確保することができる点火コイルを提供しようとするものである。
本発明は、同一軸心を有して内外周に重ねた一次コイル及び二次コイルと、該一次コイル及び二次コイルの内周側、外周側及び軸方向両端側を利用して、上記一次コイルに通電を行って生じる磁束を通過させるための閉磁路コアとを備えた点火コイルにおいて、
上記閉磁路コアは、上記一次コイル及び二次コイルの内周側に配置したコア中心部と、上記一次コイル及び二次コイルの外周側における周方向の一部に配置したコア外周部と、該コア外周部と上記コア中心部とを上記一次コイル及び二次コイルの軸方向両端側において中継する一対のコア中継部とによる四角環形状を有していると共に、2つのコア部材を連結して形成してあり、該2つのコア部材は、軟磁性材料からなる電磁鋼板を、上記コア中心部と上記コア外周部とが並ぶ第1方向とは直交する第2方向に複数積層してなり、
上記2つのコア部材における2箇所の連結部の一方には、永久磁石を配置したコアギャップが形成してあり、上記2箇所の連結部の他方には、上記2つのコア部材の端面同士が接触した結合部が形成してあり、
上記コア中心部は、上記複数の電磁鋼板の幅を異ならせて略円形状の断面に形成してあることを特徴とする点火コイルにある(請求項1)。
上記閉磁路コアは、上記一次コイル及び二次コイルの内周側に配置したコア中心部と、上記一次コイル及び二次コイルの外周側における周方向の一部に配置したコア外周部と、該コア外周部と上記コア中心部とを上記一次コイル及び二次コイルの軸方向両端側において中継する一対のコア中継部とによる四角環形状を有していると共に、2つのコア部材を連結して形成してあり、該2つのコア部材は、軟磁性材料からなる電磁鋼板を、上記コア中心部と上記コア外周部とが並ぶ第1方向とは直交する第2方向に複数積層してなり、
上記2つのコア部材における2箇所の連結部の一方には、永久磁石を配置したコアギャップが形成してあり、上記2箇所の連結部の他方には、上記2つのコア部材の端面同士が接触した結合部が形成してあり、
上記コア中心部は、上記複数の電磁鋼板の幅を異ならせて略円形状の断面に形成してあることを特徴とする点火コイルにある(請求項1)。
本発明においては、上記コア中心部、コア外周部及び一対のコア中継部による四角環形状の閉磁路コアを有する点火コイルについて、複数の電磁鋼板を積層して閉磁路コアを形成する際に、コア中心部の形状を適切に形成するための工夫を行っている。
具体的には、本発明の四角環形状の閉磁路コアは、電磁鋼板を積層してなる2つのコア部材を連結して形成してあり、各連結部にコアギャップ又は結合部を形成している。そして、コア中心部は、複数の電磁鋼板の幅を異ならせて略円形状の断面に形成してある。
具体的には、本発明の四角環形状の閉磁路コアは、電磁鋼板を積層してなる2つのコア部材を連結して形成してあり、各連結部にコアギャップ又は結合部を形成している。そして、コア中心部は、複数の電磁鋼板の幅を異ならせて略円形状の断面に形成してある。
これにより、本発明においては、一次コイル及び二次コイルを円形状の断面に形成したときに、一次コイル及び二次コイルの内周側のスペースを効率的に利用して閉磁路コアのコア中心部を配置することができる。
それ故、本発明の点火コイルによれば、四角環形状の閉磁路コアを形成する場合において、一次コイル及び二次コイルの大径化を避けて、必要とするコア断面積を容易に確保することができる。
それ故、本発明の点火コイルによれば、四角環形状の閉磁路コアを形成する場合において、一次コイル及び二次コイルの大径化を避けて、必要とするコア断面積を容易に確保することができる。
上述した本発明における好ましい実施の形態につき説明する。
本発明において、上記コア外周部は、上記複数の電磁鋼板の幅を異ならせて、上記第1方向の内側の辺及び上記第2方向の両側の辺が直線状であると共に、上記第1方向の外側の辺が円弧凸状である断面に形成することができる(請求項2)。
この場合には、点火コイルの外周部に、コア外周部の角部が形成されることを防止することができる。
本発明において、上記コア外周部は、上記複数の電磁鋼板の幅を異ならせて、上記第1方向の内側の辺及び上記第2方向の両側の辺が直線状であると共に、上記第1方向の外側の辺が円弧凸状である断面に形成することができる(請求項2)。
この場合には、点火コイルの外周部に、コア外周部の角部が形成されることを防止することができる。
また、上記一対のコア中継部は、上記複数の電磁鋼板の幅を同じにして略四角形状の断面に形成することができる(請求項3)。
この場合には、一対のコア中継部を形成する複数の電磁鋼板の部分の幅を異ならせる必要がなく、一対のコア中継部の形成が容易である。
この場合には、一対のコア中継部を形成する複数の電磁鋼板の部分の幅を異ならせる必要がなく、一対のコア中継部の形成が容易である。
また、上記一対のコア中継部の少なくとも一方は、上記複数の電磁鋼板の幅を異ならせて、上記第2方向の両側の辺が直線状であると共に、上記軸方向の外側の辺又は内側の辺が円弧凸状である断面に形成することもできる(請求項4)。
この場合には、円弧凸状に形成した外側の辺又は内側の辺の付近の絶縁樹脂(点火コイル内の間隙に充填した樹脂)の熱応力を緩和することができ、この付近を基点としたクラックの発生を防止することができる。
この場合には、円弧凸状に形成した外側の辺又は内側の辺の付近の絶縁樹脂(点火コイル内の間隙に充填した樹脂)の熱応力を緩和することができ、この付近を基点としたクラックの発生を防止することができる。
また、上記コア外周部は、上記複数の電磁鋼板の幅を異ならせて略円形状の断面に形成することもできる(請求項5)。
この場合にも、点火コイルの外周部に、コア外周部の角部が形成されることを防止することができる。
この場合にも、点火コイルの外周部に、コア外周部の角部が形成されることを防止することができる。
また、上記コア外周部は、上記複数の電磁鋼板の幅を同じにして略四角形状の断面に形成することもできる(請求項6)。
この場合には、コア外周部を形成する複数の電磁鋼板の部分の幅を異ならせる必要がなく、コア外周部の形成が容易である。
この場合には、コア外周部を形成する複数の電磁鋼板の部分の幅を異ならせる必要がなく、コア外周部の形成が容易である。
また、上記2つのコア部材は、上記コア中心部の軸方向一端側の部分と上記コア外周部の軸方向一端側の部分とを上記コア中継部の一方を介して連続形成してなる第1コア部材と、上記コア中心部の軸方向他端側の部分と上記コア外周部の軸方向他端側の部分とを上記コア中継部の他方を介して連続形成してなる第2コア部材とからなり、上記コアギャップは、上記第1コア部材の上記コア中心部の軸方向一端側の部分における端面と、上記第2コア部材の上記コア中心部の軸方向他端側の部分における端面との間に形成してあると共に、上記一次コイル及び二次コイルの軸方向に対して傾斜した状態で形成してあり、上記結合部は、上記第1コア部材と上記第2コア部材とのいずれか一方に形成した凸部を、他方に形成した凹部に嵌合してなることが好ましい(請求項7)。
この場合には、適切な形状に2つのコア部材を分割し、この2つのコア部材を用いて適切にコアギャップを形成することができる。また、コアギャップを一次コイル及び二次コイルの軸方向に対して傾斜した状態で形成することにより、必要なギャップ面積を容易に確保することができる。
この場合には、適切な形状に2つのコア部材を分割し、この2つのコア部材を用いて適切にコアギャップを形成することができる。また、コアギャップを一次コイル及び二次コイルの軸方向に対して傾斜した状態で形成することにより、必要なギャップ面積を容易に確保することができる。
また、上記コアギャップに配置した永久磁石は、上記第2方向における両辺が上記コア中心部の形状に沿った円弧凸状に形成してあることが好ましい(請求項8)。
この場合には、一次コイル及び二次コイルの軸方向に対して傾斜状態で形成したコアギャップに、適切な形状の永久磁石を配置することができる。
この場合には、一次コイル及び二次コイルの軸方向に対して傾斜状態で形成したコアギャップに、適切な形状の永久磁石を配置することができる。
また、上記2つのコア部材は、上記2箇所の連結部を形成する各端面及び上記コア中継部における軸方向外側の側面を除く表面の全体が、モールド樹脂によって被覆してあることが好ましい(請求項9)。
この場合には、モールド樹脂によって、2つのコア部材を構成する上記電磁鋼板のエッジ部(角部)を覆うことができる。そのため、点火コイルを搭載したエンジン等の内燃機関において、加熱(燃焼)、冷却のサイクルが繰り返されるときに、エッジ部に対向する絶縁樹脂(点火コイル内に形成された間隙に充填した樹脂)の部分に、亀裂等が生じることを防止することができる。
この場合には、モールド樹脂によって、2つのコア部材を構成する上記電磁鋼板のエッジ部(角部)を覆うことができる。そのため、点火コイルを搭載したエンジン等の内燃機関において、加熱(燃焼)、冷却のサイクルが繰り返されるときに、エッジ部に対向する絶縁樹脂(点火コイル内に形成された間隙に充填した樹脂)の部分に、亀裂等が生じることを防止することができる。
また、上記点火コイルは、エンジンの気筒における2箇所において点火を行うよう構成した2点点火方式のものであり、上記二次コイルは、断面円環形状の樹脂からなる二次スプールの軸方向一端側の外周部において、絶縁被覆してなる二次電線を軸方向一端側から軸方向他端側に向けて一方回りに巻回してなる第1の二次コイルと、上記二次スプールの軸方向他端側の外周部において、上記第1の二次コイルから連続する上記二次電線を軸方向一端側から軸方向他端側に向けて上記一方回りとは逆回りに巻回してなる第2の二次コイルとからなり、上記第1の二次コイルは、上記エンジンの気筒に設けた第1のプラグホールに取り付けた第1のスパークプラグに電気接続され、上記第2の二次コイルは、上記エンジンの気筒に設けた第2のプラグホールに取り付けた第2のスパークプラグに電気接続されるよう構成してあり、上記一次コイル、上記二次コイル及び上記閉磁路コアは、樹脂製のコイルケース内に収容されてコイル部を構成しており、該コイル部の軸方向一端側には、上記第1のスパークプラグを装着する第1のプラグ装着部が形成してあり、上記コイル部の軸方向他端側からは、上記第2の二次コイルに電気接続された導通ケーブルが引き出してあり、該導通ケーブルの先端部には、上記第2のスパークプラグを装着する第2のプラグ装着部が設けてあることができる(請求項10)。
この場合には、軸方向に並ぶ2つの二次コイルを用いた点火コイルにおいて、適切な形状に閉磁路コアを形成することができる。
なお、上記第1の二次コイル及び第2の二次コイルにおける二次電線の軸方向における巻き方向は、二次電線を巻き終わった状態を示しており、二次電線を巻回する際には、軸方向一端側又は軸方向他端側のいずれから巻回を開始することもできる。
なお、上記第1の二次コイル及び第2の二次コイルにおける二次電線の軸方向における巻き方向は、二次電線を巻き終わった状態を示しており、二次電線を巻回する際には、軸方向一端側又は軸方向他端側のいずれから巻回を開始することもできる。
以下に、本発明の点火コイルにかかる実施例につき、図面と共に説明する。
本例の点火コイル1は、図1、図2に示すごとく、同一軸心を有して内外周に重ねた一次コイル21及び二次コイル22と、この一次コイル21及び二次コイル22の内周側、外周側及び軸方向両端側D1、D2を利用して、一次コイル21に通電を行って生じる磁束を通過させるための閉磁路コア4とを備えている。
閉磁路コア4は、一次コイル21及び二次コイル22の内周側に配置したコア中心部41と、一次コイル21及び二次コイル22の外周側における周方向の一部に配置したコア外周部42と、このコア外周部42とコア中心部41とを一次コイル21及び二次コイル22の軸方向両端側D1、D2において中継する一対のコア中継部43とによる四角環形状を有している。
本例の点火コイル1は、図1、図2に示すごとく、同一軸心を有して内外周に重ねた一次コイル21及び二次コイル22と、この一次コイル21及び二次コイル22の内周側、外周側及び軸方向両端側D1、D2を利用して、一次コイル21に通電を行って生じる磁束を通過させるための閉磁路コア4とを備えている。
閉磁路コア4は、一次コイル21及び二次コイル22の内周側に配置したコア中心部41と、一次コイル21及び二次コイル22の外周側における周方向の一部に配置したコア外周部42と、このコア外周部42とコア中心部41とを一次コイル21及び二次コイル22の軸方向両端側D1、D2において中継する一対のコア中継部43とによる四角環形状を有している。
また、閉磁路コア4は、図4に示すごとく、2つのコア部材4A、Bを連結して形成してあり、この2つのコア部材4A、Bは、図3、図5に示すごとく、軟磁性材料からなる電磁鋼板40を、コア中心部41とコア外周部42とが並ぶ第1方向E1とは直交する第2方向E2に接着剤又は加締めによって複数積層して形成してある。
図1、図4に示すごとく、2つのコア部材4A、Bにおける2箇所の連結部411、421のうちの一方の連結部411には、永久磁石441を配置したコアギャップ44が形成してあり、他方の連結部421には、2つのコア部材4A、Bの端面同士が接触した結合部45が形成してある。そして、図3、図5に示すごとく、コア中心部41は、複数の電磁鋼板40の幅を異ならせて略円形状の断面に形成してある。
図1、図4に示すごとく、2つのコア部材4A、Bにおける2箇所の連結部411、421のうちの一方の連結部411には、永久磁石441を配置したコアギャップ44が形成してあり、他方の連結部421には、2つのコア部材4A、Bの端面同士が接触した結合部45が形成してある。そして、図3、図5に示すごとく、コア中心部41は、複数の電磁鋼板40の幅を異ならせて略円形状の断面に形成してある。
以下に、本例の点火コイル1につき、図1〜図13と共に詳説する。
本例の点火コイル1は、エンジンの各気筒における2箇所において点火を行うよう構成した2点点火方式のものである。
本例の点火コイル1を取り付けるエンジンのシリンダヘッド91においては、複数の気筒を形成してなり、各気筒における燃焼室の上部には、第1のスパークプラグ8Aを取り付ける第1のプラグホール911と、第2のスパークプラグ8Bを取り付ける第2のプラグホールとが形成されている。
本例の点火コイル1は、エンジンの各気筒における2箇所において点火を行うよう構成した2点点火方式のものである。
本例の点火コイル1を取り付けるエンジンのシリンダヘッド91においては、複数の気筒を形成してなり、各気筒における燃焼室の上部には、第1のスパークプラグ8Aを取り付ける第1のプラグホール911と、第2のスパークプラグ8Bを取り付ける第2のプラグホールとが形成されている。
図1、図2に示すごとく、本例の一次コイル21は、断面円環形状の樹脂からなる一次スプール211の外周部に、絶縁被覆した一次電線を巻回して形成してある。本例の点火コイル1においては、軸方向Dに連なる2つの二次コイル22が配置してある。すなわち、本例の二次コイル22は、断面円環形状の樹脂からなる二次スプール221の軸方向一端側D1の外周部において、絶縁被覆した二次電線を軸方向一端側D1から軸方向他端側D2に向けて一方回りに巻回してなる第1の二次コイル22Aと、二次スプール221の軸方向他端側D2の外周部において、第1の二次コイル22Aから連続する二次電線を軸方向一端側D1から軸方向他端側D2に向けて上記一方回りとは逆回りに巻回してなる第2の二次コイル22Bとからなる。
なお、この2つの二次コイル22の巻回状態は、二次コイル22が出来上がった状態をいい、2つの二次コイル22は、軸方向一端側D1又は軸方向他端側D2のいずれから巻回を開始することもできる。
なお、この2つの二次コイル22の巻回状態は、二次コイル22が出来上がった状態をいい、2つの二次コイル22は、軸方向一端側D1又は軸方向他端側D2のいずれから巻回を開始することもできる。
そして、図7に示すごとく、第1の二次コイル22Aは、第1のスパークプラグ8Aに電気接続され、第2の二次コイル22Bは、第2のスパークプラグ8Bに電気接続されるよう構成してある。また、第1の二次コイル22Aと第2の二次コイル22Bとの中間点Pには、ダイオード18のアノード端子が接続してあり、ダイオード18のカソード端子は、一次コイル21のバッテリ接続側端部(プラス側端部)に接続してある。
なお、図14に示すごとく、ダイオード18のカソード端子は、グラウンドに接続することもできる。
なお、図14に示すごとく、ダイオード18のカソード端子は、グラウンドに接続することもできる。
図1、図2に示すごとく、本例の2つの二次コイル22を合わせた軸方向長さは、一次コイル21の軸方向長さよりも長くなっており、一次コイル21は、2つの二次コイル22の内周側に挿通配置してある。
上記一次コイル21、二次コイル22及び閉磁路コア4は、コイルケース3内に絶縁樹脂(エポキシ樹脂等)15を介して収容されてコイル部11を構成している。このコイル部11の軸方向一端側D1には、第1のスパークプラグを装着する第1のプラグ装着部12が形成してある。また、コイル部11の軸方向他端側D2からは、第2の二次コイル22に電気接続された導通ケーブル34が引き出してあり、図示は省略するが、導通ケーブル34の先端部には、第2のスパークプラグを装着する第2のプラグ装着部が設けてある。
また、図2に示すごとく、本例の点火コイル1は、第1のプラグ装着部12をシリンダヘッド91のプラグホール911内に配置し、コイル部11をプラグホール911外に配置するよう構成してある。
上記一次コイル21、二次コイル22及び閉磁路コア4は、コイルケース3内に絶縁樹脂(エポキシ樹脂等)15を介して収容されてコイル部11を構成している。このコイル部11の軸方向一端側D1には、第1のスパークプラグを装着する第1のプラグ装着部12が形成してある。また、コイル部11の軸方向他端側D2からは、第2の二次コイル22に電気接続された導通ケーブル34が引き出してあり、図示は省略するが、導通ケーブル34の先端部には、第2のスパークプラグを装着する第2のプラグ装着部が設けてある。
また、図2に示すごとく、本例の点火コイル1は、第1のプラグ装着部12をシリンダヘッド91のプラグホール911内に配置し、コイル部11をプラグホール911外に配置するよう構成してある。
第1のプラグ装着部12は、コイル部11と連結した樹脂製のタワー部5と、二次コイル22における高電圧側巻線端と電気接続した導通金具7と、スパークプラグ8の碍子部81が圧入されるゴム製のプラグキャップ61と、導通金具7と碍子部81の先端側に形成された端子部82とを導通させるコイルスプリング62とを有している。また、図示は省略するが、第2のプラグ装着部は、導通ケーブル34と電気接続した導通金具と、第2のスパークプラグ8Bの碍子部が圧入されるゴム製のプラグキャップと、導通金具と第2のスパークプラグ8Bの端子部とを導通させる係合金具とを用いて構成してある。
図4に示すごとく、本例の2つのコア部材4A、Bは、コア中心部41の軸方向一端側D1の部分とコア外周部42の軸方向一端側D1の部分とをコア中継部43の一方を介して連続形成してなる第1コア部材4Aと、コア中心部41の軸方向他端側D2の部分とコア外周部42の軸方向他端側D2の部分とをコア中継部43の他方を介して連続形成してなる第2コア部材4Bとからなる。そして、コアギャップ44は、第1コア部材4Aのコア中心部41の軸方向一端側D1の部分における端面44Aと、第2コア部材4Bのコア中心部41の軸方向他端側D2の部分における端面44Bとの間に形成してある。
また、図1、図4に示すごとく、コアギャップ44は、一次コイル21及び二次コイル22の軸方向Dに対して傾斜した状態で形成してあり、コアギャップ44に配置する永久磁石441は、ギャップ形成面(第1コア部材4Aのコア中心部41の軸方向一端側D1の部分における端面44A、及び第2コア部材4Bのコア中心部41の軸方向他端側D2の部分における端面44B)の形状に沿った楕円形状に形成してある。また、コアギャップ44に配置した永久磁石441は、閉磁路コア4の第2方向E2における両辺がコア中心部41の形状に沿った円弧凸状に形成してある。また、永久磁石441は、閉磁路コア4の第1方向E1における両辺もコア中心部41の形状に沿った円弧凸状に形成してあり、全体が楕円の平板形状を有している。
また、本例の結合部45は、第1コア部材4Aと上記第2コア部材4Bとのいずれか一方に形成した凸部451を、他方に形成した凹部452に嵌合して形成してある。
また、本例の結合部45は、第1コア部材4Aと上記第2コア部材4Bとのいずれか一方に形成した凸部451を、他方に形成した凹部452に嵌合して形成してある。
図5に示すごとく、本例のコア外周部42は、複数の電磁鋼板40の幅を異ならせて、上記第1方向E1の内側の辺425及び上記第2方向E2の両側の辺426が直線状であると共に、第1方向E1の外側の辺427が円弧凸状である断面に形成してある。また、図6に示すごとく、一対のコア中継部43は、複数の電磁鋼板40の幅を同じにして略四角形状の断面に形成してある。
また、各コア部材4A、Bを形成する各電磁鋼板40は、互いに平行な一対の平行部401と、この平行部401同士を連結する連結部402とによって形成されている。そして、本例においては、複数の電磁鋼板40における平行部401の幅を異ならせることによって、上記コア中心部41及びコア外周部42の各断面形状を形成している。
また、各コア部材4A、Bを形成する各電磁鋼板40は、互いに平行な一対の平行部401と、この平行部401同士を連結する連結部402とによって形成されている。そして、本例においては、複数の電磁鋼板40における平行部401の幅を異ならせることによって、上記コア中心部41及びコア外周部42の各断面形状を形成している。
また、図1、図4に示すごとく、上記2つのコア部材4A、Bは、2箇所の連結部411、421を形成する各端面(端面44A、B、凸部451又は凹部452を形成した端面)及びコア中継部43における軸方向Dの外側の側面431を除く表面の全体が、ポリプロピレン樹脂等のモールド樹脂46によって被覆してある。このモールド樹脂46は、複数の電磁鋼板40を接着剤又は加締めによって積層して各コア部材4A、Bを形成した後、各コア部材4A、Bにモールド成形を行うことによって形成してある。なお、電磁鋼板40の表面には、絶縁材料による絶縁層を形成することができ、加締めによって積層する場合には、上記絶縁層によって電磁鋼板40同士の絶縁を行うことができる。
また、軸方向他端側(上側)D2に位置するコア中継部43の軸方向Dの外側の側面431には、樹脂又はゴムからなると共にコア中心部41及びコア外周部42の軸方向Dに作用する応力を緩和するための応力緩和部材47が配置してある。
また、本例の絶縁樹脂15は、モールド樹脂46と一次スプール211との間隙、モールド樹脂46とコイルケース3との間隙等にも充填されている。
また、軸方向他端側(上側)D2に位置するコア中継部43の軸方向Dの外側の側面431には、樹脂又はゴムからなると共にコア中心部41及びコア外周部42の軸方向Dに作用する応力を緩和するための応力緩和部材47が配置してある。
また、本例の絶縁樹脂15は、モールド樹脂46と一次スプール211との間隙、モールド樹脂46とコイルケース3との間隙等にも充填されている。
なお、上記コア外周部42は、図8に示すごとく、複数の電磁鋼板40の幅を異ならせて略円形状の断面に形成することもできる。また、コア外周部42は、図9に示すごとく、複数の電磁鋼板40の幅を同じにして略四角形状の断面に形成することもできる。
また、コア外周部42は、図10に示すごとく、複数の電磁鋼板40の幅を異ならせて、上記第1方向E1の外側の辺427及び上記第2方向E2の両側の辺426が直線状であると共に、第1方向E1の内側の辺425が円弧凸状である断面に形成することもできる。
また、コア外周部42は、図10に示すごとく、複数の電磁鋼板40の幅を異ならせて、上記第1方向E1の外側の辺427及び上記第2方向E2の両側の辺426が直線状であると共に、第1方向E1の内側の辺425が円弧凸状である断面に形成することもできる。
また、一対のコア中継部43は、図11に示すごとく、複数の電磁鋼板40の幅を異ならせて、略円形状の断面に形成することもできる。また、コア中継部43は、複数の電磁鋼板40の幅を異ならせて、図12に示すごとく、軸方向Dの内側の辺428及び上記第2方向E2の両側の辺426が直線状であると共に、軸方向Dの外側の辺429が円弧凸状である断面に形成することもでき、図13に示すごとく、軸方向Dの外側の辺429及び上記第2方向E2の両側の辺426が直線状であると共に、軸方向Dの内側の辺428が円弧凸状である断面に形成することもできる。
ここで、軸方向Dの外側の辺429を円弧凸状に形成した場合には、外側の辺429付近の絶縁樹脂(エポキシ樹脂等)15の熱応力を緩和することができ、この付近を基点としたクラックの発生を防止することができる。また、軸方向Dの内側の辺428を円弧凸状に形成した場合には、内側の辺428付近の絶縁樹脂(エポキシ樹脂等)15の熱応力を緩和することができ、この付近を基点としたクラックの発生を防止することができる。
図2に示すごとく、コイルケース3の外周面には、径方向外方に突出するフランジ部31が形成してあり、このフランジ部31は、シリンダヘッド91に取り付けるシリンダヘッドカバー92に、固定具としてのボルト312によって固定するよう構成してある。
また、コイルケース3の軸方向他端側D2の外周面には、径方向外方に突出するコネクタ部35が形成してある。このコネクタ部35には、一次コイル21における各巻線端に導通する導通ピンが設けてあり、一次コイル21は、コネクタ部35から引き出したハーネスによって、点火コイル1の外部に設けたイグナイタに接続される。また、図7に示すごとく、イグナイタにおけるスイッチング制御回路19は、ECU(電子制御ユニット)からの信号を受けて、一次コイル21への通電及び通電の遮断を行うよう構成してある。
また、コイルケース3の軸方向他端側D2の外周面には、径方向外方に突出するコネクタ部35が形成してある。このコネクタ部35には、一次コイル21における各巻線端に導通する導通ピンが設けてあり、一次コイル21は、コネクタ部35から引き出したハーネスによって、点火コイル1の外部に設けたイグナイタに接続される。また、図7に示すごとく、イグナイタにおけるスイッチング制御回路19は、ECU(電子制御ユニット)からの信号を受けて、一次コイル21への通電及び通電の遮断を行うよう構成してある。
図2に示すごとく、コイルケース3における軸方向他端側D2の外周面には、上記導通ケーブル34を引き出すためのケーブル引出部32が、径方向外方に突出して形成してある。第2の二次コイル22Bにおける軸方向他端側D2の高電圧巻線端は、ケーブル引出部32に設けた引出金具を介して導通ケーブル34に電気接続してある。
また、コイル部11内に形成された間隙、すなわちコイルケース3内に一次コイル21、二次コイル22、閉磁路コア4等を配置し、コイルケース3及びタワー部5によって囲まれて形成された間隙には、熱硬化性の絶縁樹脂(エポキシ樹脂等)15が充填してある。
また、コイル部11内に形成された間隙、すなわちコイルケース3内に一次コイル21、二次コイル22、閉磁路コア4等を配置し、コイルケース3及びタワー部5によって囲まれて形成された間隙には、熱硬化性の絶縁樹脂(エポキシ樹脂等)15が充填してある。
本例の点火コイル1においては、以下のようにして、2つのスパークプラグ8A、Bにおける各電極間にスパークを発生させることができる。
すなわち、図7に示すごとく、ECUからの指令を受けてイグナイタのスイッチング制御回路19によって一次コイル21へ通電を行ったときには、閉磁路コア4を通過する磁界が形成される。次いで、一次コイル21への通電を遮断したときには、自己誘導作用により一次コイル21に電圧が発生すると共に、相互誘導作用により2つの二次コイル22に高電圧の誘導起電力が発生し、第1の二次コイル22Aに電気接続した第1のスパークプラグ8Aにおける各電極間及び第2の二次コイル22Bに電気接続した第2のスパークプラグ8Bにおける各電極間にスパークを発生させることができる。
すなわち、図7に示すごとく、ECUからの指令を受けてイグナイタのスイッチング制御回路19によって一次コイル21へ通電を行ったときには、閉磁路コア4を通過する磁界が形成される。次いで、一次コイル21への通電を遮断したときには、自己誘導作用により一次コイル21に電圧が発生すると共に、相互誘導作用により2つの二次コイル22に高電圧の誘導起電力が発生し、第1の二次コイル22Aに電気接続した第1のスパークプラグ8Aにおける各電極間及び第2の二次コイル22Bに電気接続した第2のスパークプラグ8Bにおける各電極間にスパークを発生させることができる。
本例においては、上記コア中心部41、コア外周部42及び一対のコア中継部43による四角環形状の閉磁路コア4を有する点火コイル1について、複数の電磁鋼板40を積層して閉磁路コア4を形成する際に、コア中心部41の形状を適切に形成するための工夫を行っている。
具体的には、本例の四角環形状の閉磁路コア4は、電磁鋼板40を積層してなる2つのコア部材4A、Bを連結して形成してあり、各連結部411、421にコアギャップ44又は結合部45を形成している。そして、コア中心部41は、複数の電磁鋼板40の幅を異ならせて略円形状の断面に形成してある。
具体的には、本例の四角環形状の閉磁路コア4は、電磁鋼板40を積層してなる2つのコア部材4A、Bを連結して形成してあり、各連結部411、421にコアギャップ44又は結合部45を形成している。そして、コア中心部41は、複数の電磁鋼板40の幅を異ならせて略円形状の断面に形成してある。
これにより、本例においては、一次コイル21及び二次コイル22を円形状の断面に形成したときに、一次コイル21及び二次コイル22の内周側のスペースを効率的に利用して閉磁路コア4のコア中心部41を配置することができる。
また、閉磁路コア4を構成する2つのコア部材4A、Bを、上記形状の第1コア部材4A及び第2コア部材4Bによって形成することにより、一方の連結部411において、一次コイル21及び二次コイル22の軸方向Dに対して傾斜するコアギャップ44を容易に形成することができる。これにより、コアギャップ44において必要なギャップ面積を容易に確保することができる。
それ故、本例の点火コイル1によれば、四角環形状の閉磁路コア4を形成する場合において、一次コイル21及び二次コイル22の大径化を避けて、必要とするコア断面積を容易に確保することができる。
また、閉磁路コア4を構成する2つのコア部材4A、Bを、上記形状の第1コア部材4A及び第2コア部材4Bによって形成することにより、一方の連結部411において、一次コイル21及び二次コイル22の軸方向Dに対して傾斜するコアギャップ44を容易に形成することができる。これにより、コアギャップ44において必要なギャップ面積を容易に確保することができる。
それ故、本例の点火コイル1によれば、四角環形状の閉磁路コア4を形成する場合において、一次コイル21及び二次コイル22の大径化を避けて、必要とするコア断面積を容易に確保することができる。
1 点火コイル
11 コイル部
15 絶縁樹脂
21 一次コイル
22A、B 二次コイル
3 コイルケース
4 閉磁路コア
40 電磁鋼板
4A 第1コア部材
4B 第2コア部材
41 コア中心部
411 一方の連結部
42 コア外周部
421 他方の連結部
43 コア中継部
431 外側の側面
44 コアギャップ
441 永久磁石
45 結合部
451 凸部
452 凹部
46 モールド樹脂
8A、B スパークプラグ
91 シリンダヘッド
911 プラグホール
92 シリンダヘッドカバー
D 軸方向
D1 軸方向一端側
D2 軸方向他端側
E1 第1方向
E2 第2方向
11 コイル部
15 絶縁樹脂
21 一次コイル
22A、B 二次コイル
3 コイルケース
4 閉磁路コア
40 電磁鋼板
4A 第1コア部材
4B 第2コア部材
41 コア中心部
411 一方の連結部
42 コア外周部
421 他方の連結部
43 コア中継部
431 外側の側面
44 コアギャップ
441 永久磁石
45 結合部
451 凸部
452 凹部
46 モールド樹脂
8A、B スパークプラグ
91 シリンダヘッド
911 プラグホール
92 シリンダヘッドカバー
D 軸方向
D1 軸方向一端側
D2 軸方向他端側
E1 第1方向
E2 第2方向
Claims (10)
- 同一軸心を有して内外周に重ねた一次コイル及び二次コイルと、該一次コイル及び二次コイルの内周側、外周側及び軸方向両端側を利用して、上記一次コイルに通電を行って生じる磁束を通過させるための閉磁路コアとを備えた点火コイルにおいて、
上記閉磁路コアは、上記一次コイル及び二次コイルの内周側に配置したコア中心部と、上記一次コイル及び二次コイルの外周側における周方向の一部に配置したコア外周部と、該コア外周部と上記コア中心部とを上記一次コイル及び二次コイルの軸方向両端側において中継する一対のコア中継部とによる四角環形状を有していると共に、2つのコア部材を連結して形成してあり、該2つのコア部材は、軟磁性材料からなる電磁鋼板を、上記コア中心部と上記コア外周部とが並ぶ第1方向とは直交する第2方向に複数積層してなり、
上記2つのコア部材における2箇所の連結部の一方には、永久磁石を配置したコアギャップが形成してあり、上記2箇所の連結部の他方には、上記2つのコア部材の端面同士が接触した結合部が形成してあり、
上記コア中心部は、上記複数の電磁鋼板の幅を異ならせて略円形状の断面に形成してあることを特徴とする点火コイル。 - 請求項1において、上記コア外周部は、上記複数の電磁鋼板の幅を異ならせて、上記第1方向の内側の辺及び上記第2方向の両側の辺が直線状であると共に、上記第1方向の外側の辺が円弧凸状である断面に形成してあることを特徴とする点火コイル。
- 請求項2において、上記一対のコア中継部は、上記複数の電磁鋼板の幅を同じにして略四角形状の断面に形成してあることを特徴とする点火コイル。
- 請求項2において、上記一対のコア中継部の少なくとも一方は、上記複数の電磁鋼板の幅を異ならせて、上記第2方向の両側の辺が直線状であると共に、上記軸方向の外側の辺又は内側の辺が円弧凸状である断面に形成してあることを特徴とする点火コイル。
- 請求項1において、上記コア外周部は、上記複数の電磁鋼板の幅を異ならせて略円形状の断面に形成してあることを特徴とする点火コイル。
- 請求項1において、上記コア外周部は、上記複数の電磁鋼板の幅を同じにして略四角形状の断面に形成してあることを特徴とする点火コイル。
- 請求項1〜6のいずれか一項において、上記2つのコア部材は、上記コア中心部の軸方向一端側の部分と上記コア外周部の軸方向一端側の部分とを上記コア中継部の一方を介して連続形成してなる第1コア部材と、上記コア中心部の軸方向他端側の部分と上記コア外周部の軸方向他端側の部分とを上記コア中継部の他方を介して連続形成してなる第2コア部材とからなり、
上記コアギャップは、上記第1コア部材の上記コア中心部の軸方向一端側の部分における端面と、上記第2コア部材の上記コア中心部の軸方向他端側の部分における端面との間に形成してあると共に、上記一次コイル及び二次コイルの軸方向に対して傾斜した状態で形成してあり、
上記結合部は、上記第1コア部材と上記第2コア部材とのいずれか一方に形成した凸部を、他方に形成した凹部に嵌合してなることを特徴とする点火コイル。 - 請求項7において、上記コアギャップに配置した永久磁石は、上記第2方向における両辺が上記コア中心部の形状に沿った円弧凸状に形成してあることを特徴とする点火コイル。
- 請求項1〜8のいずれか一項において、上記2つのコア部材は、上記2箇所の連結部を形成する各端面及び上記コア中継部における軸方向外側の側面を除く表面の全体が、モールド樹脂によって被覆してあることを特徴とする点火コイル。
- 請求項1〜9のいずれか一項において、上記点火コイルは、エンジンの気筒における2箇所において点火を行うよう構成した2点点火方式のものであり、
上記二次コイルは、断面円環形状の樹脂からなる二次スプールの軸方向一端側の外周部において、絶縁被覆してなる二次電線を軸方向一端側から軸方向他端側に向けて一方回りに巻回してなる第1の二次コイルと、上記二次スプールの軸方向他端側の外周部において、上記第1の二次コイルから連続する上記二次電線を軸方向一端側から軸方向他端側に向けて上記一方回りとは逆回りに巻回してなる第2の二次コイルとからなり、
上記第1の二次コイルは、上記エンジンの気筒に設けた第1のプラグホールに取り付けた第1のスパークプラグに電気接続され、上記第2の二次コイルは、上記エンジンの気筒に設けた第2のプラグホールに取り付けた第2のスパークプラグに電気接続されるよう構成してあり、
上記一次コイル、上記二次コイル及び上記閉磁路コアは、樹脂製のコイルケース内に収容されてコイル部を構成しており、
該コイル部の軸方向一端側には、上記第1のスパークプラグを装着する第1のプラグ装着部が形成してあり、
上記コイル部の軸方向他端側からは、上記第2の二次コイルに電気接続された導通ケーブルが引き出してあり、該導通ケーブルの先端部には、上記第2のスパークプラグを装着する第2のプラグ装着部が設けてあることを特徴とする点火コイル。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2007117833A JP2008277461A (ja) | 2007-04-27 | 2007-04-27 | 点火コイル |
| US12/060,456 US7849843B2 (en) | 2007-04-27 | 2008-04-01 | Ignition coil |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2007117833A JP2008277461A (ja) | 2007-04-27 | 2007-04-27 | 点火コイル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2008277461A true JP2008277461A (ja) | 2008-11-13 |
Family
ID=40055093
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2007117833A Pending JP2008277461A (ja) | 2007-04-27 | 2007-04-27 | 点火コイル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2008277461A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2016181518A1 (ja) * | 2015-05-13 | 2016-11-17 | 三菱電機株式会社 | 点火コイル |
-
2007
- 2007-04-27 JP JP2007117833A patent/JP2008277461A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2016181518A1 (ja) * | 2015-05-13 | 2016-11-17 | 三菱電機株式会社 | 点火コイル |
| JPWO2016181518A1 (ja) * | 2015-05-13 | 2017-10-05 | 三菱電機株式会社 | 点火コイル |
| CN107533903A (zh) * | 2015-05-13 | 2018-01-02 | 三菱电机株式会社 | 点火线圈 |
| US10319516B2 (en) | 2015-05-13 | 2019-06-11 | Mitsubishi Electric Corporation | Ignition coil |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7849843B2 (en) | Ignition coil | |
| JP5018319B2 (ja) | 点火コイル | |
| US9117585B2 (en) | Ignition coil | |
| EP2660833B1 (en) | Ignition coil | |
| US7626481B2 (en) | Ignition coil | |
| JPH03149805A (ja) | 内燃機関用点火コイル | |
| JP4658168B2 (ja) | 内燃機関用点火コイル装置、及びその製造方法 | |
| JP2008277461A (ja) | 点火コイル | |
| JP2008053677A (ja) | 点火コイル | |
| JP2008277459A (ja) | 点火コイル | |
| JP3629983B2 (ja) | 点火コイル | |
| JP6451198B2 (ja) | 内燃機関用点火コイル | |
| JP4747987B2 (ja) | 点火コイル | |
| US7392799B2 (en) | Ignition coil and method for manufacturing the same | |
| JP5299317B2 (ja) | 内燃機関用点火コイル | |
| JP2009135207A (ja) | 点火コイル | |
| JP2008274815A (ja) | 点火コイル | |
| CN106415749A (zh) | 点火线圈 | |
| JP2005260024A (ja) | 内燃機関の点火コイル装置 | |
| JP4855328B2 (ja) | 点火コイル | |
| JP5181858B2 (ja) | 点火コイル | |
| JP2018152446A (ja) | 内燃機関用点火コイル | |
| JPH10112414A (ja) | 点火コイル | |
| JP2006203043A (ja) | 点火コイル | |
| JP2004186578A (ja) | 点火コイル |