JP2008275275A - 冷凍装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明の課題は、冷凍装置に組み込まれる圧縮機において構成部品の摩擦係数を低減することにある。
【解決手段】本発明に係る冷凍装置1は、冷媒回路2、冷媒、潤滑油及び低摩擦係数化剤を備える。冷媒回路では、圧縮機11と、利用側熱交換器31と、熱源側熱交換器13と、膨張機構15とが接続される。冷媒は、冷媒回路に充填される。潤滑油は、主に圧縮機に充填される。低摩擦係数化剤は、アミンフォスフェートを有効成分とし、潤滑油に混入される。
【選択図】図2
【解決手段】本発明に係る冷凍装置1は、冷媒回路2、冷媒、潤滑油及び低摩擦係数化剤を備える。冷媒回路では、圧縮機11と、利用側熱交換器31と、熱源側熱交換器13と、膨張機構15とが接続される。冷媒は、冷媒回路に充填される。潤滑油は、主に圧縮機に充填される。低摩擦係数化剤は、アミンフォスフェートを有効成分とし、潤滑油に混入される。
【選択図】図2
Description
本発明は、冷凍装置、特に主に圧縮機の構成部品の摩擦係数を低減した冷凍装置に関する。
一般的に、冷凍装置に組み込まれる潤滑油には、摩耗防止剤としてトリクレジルホスフェートや、トリフェニルフォスフェート及びアルキルホスフォロチオネート等が添加されている(例えば、特許文献1〜3参照)。これらの化合物は圧縮機の構成部品の表面の鉄と反応して、リン酸鉄、リン化鉄又は硫化鉄等の皮膜を形成することによって構成部品の摩耗を防止している。
特開2001−255030号公報
特開平9−302373号公報
特表平07−506869号公報
しかし、このような皮膜は、鉄よりも硬度が高く、摺動面の摩擦係数を大きくしてしまい、引いては圧縮機の効率を低下させることに繋がるおそれがあった。
本発明の課題は、冷凍装置に組み込まれる圧縮機において構成部品の摩擦係数を低減することにある。
第1発明に係る冷凍装置は、冷媒回路、冷媒、潤滑油及び低摩擦係数化剤を備える。冷媒回路では、圧縮機と、利用側熱交換器と、熱源側熱交換器と、膨張機構とが接続される。冷媒は、冷媒回路に充填される。潤滑油は、主に圧縮機に充填される。低摩擦係数化剤は、アミンフォスフェートを有効成分とし、潤滑油に混入される。
本願発明者が鋭意、実験結果を積み重ねて検討したところ、圧縮機の潤滑油にアミンフォスフェートを添加すれば、圧縮機において構成部品の摩擦係数を低減することができることが明らかとなった。このため、この冷凍装置では、圧縮機の構成部品の摩擦係数を低減することができる。
第2発明に係る冷凍装置は、第1発明に係る冷凍装置であって、アミンフォスフェートは、IRGALUBE349(チバスペシャリティケミカルズ社製)(登録商標)である
。
。
本願発明者が鋭意、実験結果を積み重ねて検討したところ、アミンフォスフェートとしてこのIRGALUBE349(チバスペシャリティケミカルズ社製)(登録商標)を添加すれば、圧縮機における構成部品の摩擦係数の低減効果が大きいことが明らかとなった。このため、この冷凍装置では、圧縮機の構成部品の摩擦係数を大きく低減することができる。
第3発明に係る冷凍装置は、第2発明に係る冷凍装置であって、アミンフォスフェートは、潤滑油に混入したときに全量に対して1wt%以上5wt%以下となるように前記潤滑油に添加される。
本願発明者が鋭意、実験結果を積み重ねて検討したところ、アミンフォスフェートの添加量が1wt%未満であると十分な低摩擦係数化を実現することできず、アミンフォスフェートの添加量が5wt%よりも大きくなると逆に摩擦係数が上昇する傾向が表れた。このため、この冷凍装置では、圧縮機の構成部品の摩擦係数を大きく低減することができるとともにその摩擦係数を適切な範囲に収めておくことができる。
第1発明に係る冷凍装置では、圧縮機の構成部品の摩擦係数を低減することができる。
第2発明に係る冷凍装置では、圧縮機の構成部品の摩擦係数を大きく低減することができる。
第3発明に係る冷凍装置では、圧縮機の構成部品の摩擦係数を大きく低減することができるとともにその摩擦係数を適切な範囲に収めておくことができる。
<空気調和装置の構成>
本発明の実施の形態に係る空気調和装置1の概略冷媒回路2を図1に示す。
本発明の実施の形態に係る空気調和装置1の概略冷媒回路2を図1に示す。
この空気調和装置1は、冷房運転及び暖房運転が可能な空気調和装置であって、主に冷媒回路2及び送風ファン26,32等から構成されている。なお、この冷媒回路2には、フロン系冷媒、炭化水素系冷媒、及び二酸化炭素より成る群から選択される少なくとも1つの冷媒が充填される。
冷媒回路2には主に、圧縮機11、四路切換弁12、室外熱交換器13、電動膨張弁15及び室内熱交換器31が配備されており、各装置は、図1に示されるように、冷媒配管を介して接続されている。
そして、本実施の形態において、空気調和装置1は、分離型の空気調和装置であって、室内熱交換器31及び室内ファン32を主に有する室内ユニット30と、圧縮機11、四路切換弁12、室外熱交換器13及び電動膨張弁15を主に有する室外ユニット10と、室内ユニット30の冷媒液等配管と室外ユニット10の冷媒液等配管とを接続する第1連絡配管41と、室内ユニット30の冷媒ガス等配管と室外ユニット10の冷媒ガス等配管とを接続する第2連絡配管42とから構成されているともいえる。なお、室外ユニット10の冷媒液等配管と第1連絡配管41とは室外ユニット10の第1閉鎖弁18を介して、室外ユニット10の冷媒ガス等配管と第2連絡配管42とは室外ユニット10の第2閉鎖弁19を介してそれぞれ接続されている。
(1)室内ユニット
室内ユニット30は、主に、室内熱交換器31及び室内ファン32等を有している。
室内ユニット30は、主に、室内熱交換器31及び室内ファン32等を有している。
室内熱交換器31は、空調室内の空気である室内空気と冷媒との間で熱交換をさせるための熱交換器である。
室内ファン32は、ユニット30内に空調室内の空気を取り込み、室内熱交換器31を介して冷媒と熱交換した後の空気である調和空気を再び空調室内への送り出すためファンである。
そして、この室内ユニット30は、このような構成を採用することによって、冷房運転時には室内ファン32により内部に取り込んだ室内空気と室内熱交換器31を流れる液冷媒とを熱交換させて調和空気(冷気)を生成し、暖房運転時には室内ファン32により内部に取り込んだ室内空気と室内熱交換器31を流れるガス冷媒又は超臨界冷媒とを熱交換させて調和空気(暖気)を生成することが可能となっている。
(2)室外ユニット
室外ユニット10は、主に、圧縮機11、四路切換弁12、室外熱交換器13、電動膨張弁15及び室外ファン26等を有している。
室外ユニット10は、主に、圧縮機11、四路切換弁12、室外熱交換器13、電動膨張弁15及び室外ファン26等を有している。
圧縮機11は、吸入管を流れる低圧のガス冷媒を吸入し、圧縮して超臨界状態とした後、吐出管に吐出するための装置である。なお、この圧縮機11には、ポリアルキレングリコール(PAG)、ポリビニルエーテル(PVE)、ポリアルファオレフィン(PAO)、ポリ(オキシエチレン)アルキルエーテル(POE)、ナフテン油、パラフィン油、カーボネート油、及びアルキルベンゼン油より成る群から選択される少なくとも1つの潤滑油が注入されている。また、この潤滑油には、低摩擦係数化剤としてアミンフォスフェート化合物が添加されている。なお、アミンフォスフェート化合物は潤滑油に混入したときに全量に対して1wt%以上5wt%以下となるように前記潤滑油に添加されるのが好ましい。また、この潤滑油には、その他、酸化防止剤や、酸捕捉剤、消泡剤、銅不活性化剤等が添加されている。なお、この潤滑油に耐摩耗性向上剤としてトリクレジルフォスフェート等が添加されてもかまわない。かかる場合であっても、アミンフォスフェート化合物の低摩擦係数化剤としての効能が低下することがないためである。
なお、冷媒が二酸化炭素である場合にはポリアルキレングリコール(PAG)を潤滑油として使用するのが好ましく、冷媒がフロン系冷媒である場合にはポリビニルエーテル(PVE)を潤滑油として使用するのが好ましい。
四路切換弁12は、各運転に対応して、冷媒の流れ方向を切り換えるための弁であり、冷房運転時には圧縮機11の吐出側と室外熱交換器13のガス側又は高温側とを接続するとともに圧縮機11の吸入側と室内熱交換器31のガス側とを接続し、暖房運転時には圧縮機11の吐出側と室内熱交換器31のガス側又は高温側とを接続するとともに圧縮機11の吸入側と室外熱交換器13のガス側とを接続することが可能である。
室外熱交換器13は、冷房運転時において圧縮機11から吐出された高圧のガス冷媒又は超臨界冷媒を空調室外の空気を熱源として冷却させることが可能であり、暖房運転時には室内熱交換器31から戻る液冷媒を蒸発させることが可能である。
電動膨張弁15は、室外熱交換器13の液側又は低温側から流出する液冷媒又は超臨界冷媒(冷房運転時)あるいは室内熱交換器31の液冷媒又は超臨界冷媒(暖房運転時)を減圧するためのものである。
室外ファン26は、ユニット10内に室外の空気を取り込み、室外熱交換器13を介して冷媒と熱交換した後の空気を排気するためファンである。
<空気調和装置の動作>
空気調和装置1の運転動作について、図1を用いて説明する。この空気調和装置1は、上述したように冷房運転及び暖房運転を行うことが可能である。
空気調和装置1の運転動作について、図1を用いて説明する。この空気調和装置1は、上述したように冷房運転及び暖房運転を行うことが可能である。
(1)冷房運転
冷房運転時は、四路切換弁12が図1の実線で示される状態、すなわち、圧縮機11の吐出側が室外熱交換器13のガス側又は高温側に接続され、かつ、圧縮機11の吸入側が第2閉鎖弁19を介して室内熱交換器31のガス側に接続された状態となる。また、このとき、第1閉鎖弁18及び第2閉鎖弁19は開状態とされる。
冷房運転時は、四路切換弁12が図1の実線で示される状態、すなわち、圧縮機11の吐出側が室外熱交換器13のガス側又は高温側に接続され、かつ、圧縮機11の吸入側が第2閉鎖弁19を介して室内熱交換器31のガス側に接続された状態となる。また、このとき、第1閉鎖弁18及び第2閉鎖弁19は開状態とされる。
この冷媒回路2の状態で、圧縮機11が起動されると、ガス冷媒が、圧縮機11に吸入され、圧縮されて高温高圧のガス冷媒又は超臨界状態となった後、四路切換弁12を経由して室外熱交換器13に送られ、室外熱交換器13において冷却され液冷媒又は低温の超臨界冷媒となる。
そして、この液冷媒又は冷却された超臨界冷媒は、電動膨張弁15に送られる。そして、電動膨張弁15に送られた液冷媒又は超臨界冷媒は、減圧されて低温の液冷媒となった後に第1閉鎖弁18を経由して室内熱交換器31に供給され、室内空気を冷却するとともに蒸発されてガス冷媒となる。
そして、そのガス冷媒は、第2閉鎖弁19及び四路切換弁12を経由して、再び、圧縮機11に吸入される。このようにして、冷房運転が行われる。
(2)暖房運転
暖房運転時は、四路切換弁12が図1の破線で示される状態、すなわち、圧縮機11の吐出側が第2閉鎖弁19を介して室内熱交換器31のガス側又は高温側に接続され、かつ、圧縮機11の吸入側が室外熱交換器13のガス側に接続された状態となっている。また、このとき、第1閉鎖弁18及び第2閉鎖弁19は開状態とされる。
暖房運転時は、四路切換弁12が図1の破線で示される状態、すなわち、圧縮機11の吐出側が第2閉鎖弁19を介して室内熱交換器31のガス側又は高温側に接続され、かつ、圧縮機11の吸入側が室外熱交換器13のガス側に接続された状態となっている。また、このとき、第1閉鎖弁18及び第2閉鎖弁19は開状態とされる。
この冷媒回路2の状態で、圧縮機11が起動されると、ガス冷媒が、圧縮機11に吸入され、圧縮されて高温高圧のガス冷媒又は超臨界状態となった後、四路切換弁12及び第2閉鎖弁19を経由して室内熱交換器31に供給される。
そして、このガス冷媒又は超臨界冷媒は、室内熱交換器31において室内空気を加熱するとともに冷却されて液冷媒又は低温の超臨界冷媒となる。そして、この液冷媒又は低温の超臨界冷媒は、第1閉鎖弁18を通って第1電動膨張弁15に送られる。第1電動膨張弁15に送られた液冷媒又は低温の超臨界冷媒は、減圧されて低温の液冷媒となった後に室外熱交換器13に送られて、室外熱交換器13において蒸発されてガス冷媒となる。そして、このガス冷媒は、四路切換弁12を経由して、再び、圧縮機11に吸入される。このようにして、暖房運転が行われる。
<圧縮機の摺動部品の低摩擦係数化>
以下、低摩擦係数化剤の効果について実施例及び比較例を示しながら検証する。
以下、低摩擦係数化剤の効果について実施例及び比較例を示しながら検証する。
ASTM D2714−94(1998)に示される「FALEX Block on Ring試験」を一部変更して摩擦係数の測定を行った。測定条件は以下の通りである。
−測定条件−
(1)ブロック材質 :浸炭焼き入れ鋼
(2)リング材質 :工具鋼
(3)荷重 :177.4N
(4)回転数 :10rpm
(5)滑り速度(周速 ):18mm/s
(6)油温 :室温(20度C)
(7)慣らし運転 :200rpmで90min
(8)サンプル :化式(1)のアミンフォスフェートを添加したポリビニルエーテル油(ポリビニルエーテル油/アミンフォスフェートの重量比は99:1である)
(1)ブロック材質 :浸炭焼き入れ鋼
(2)リング材質 :工具鋼
(3)荷重 :177.4N
(4)回転数 :10rpm
(5)滑り速度(周速 ):18mm/s
(6)油温 :室温(20度C)
(7)慣らし運転 :200rpmで90min
(8)サンプル :化式(1)のアミンフォスフェートを添加したポリビニルエーテル油(ポリビニルエーテル油/アミンフォスフェートの重量比は99:1である)
また、JPI−5S−32−90に示される「潤滑油の耐摩耗性試験方法(シェル四球式)」に従って上記と同一のサンプルについて摩耗痕径の測定を行った。測定条件は以下の通りである。
−測定条件−
(1)回転数 :1500rpm
(2)試験時間:30分間
(3)荷重 :294N
(4)油温 :室温(20度C)
測定結果は表1の通りである。
(1)回転数 :1500rpm
(2)試験時間:30分間
(3)荷重 :294N
(4)油温 :室温(20度C)
測定結果は表1の通りである。
サンプルを、化式(1)のアミンフォスフェートを添加したポリアルキレングリコール油(ポリアルキレングリコール油/アミンフォスフェートの重量比は99:1である)に代えた以外は実施例1と同様にして摩擦係数及び摩耗痕径の測定を行った。
測定結果は表1の通りである。
サンプルを、化式(1)のアミンフォスフェートを添加した鉱物油(鉱物油/アミンフォスフェートの重量比は99:1である)に代えた以外は実施例1と同様にして摩擦係数及び摩耗痕径の測定を行った。
測定結果は表1の通りである。
(比較例1)
サンプルを、トリクレジルホスフェートを添加した鉱物油(鉱物油/トリクレジルホスフェートの重量比は99:1である)に代えた以外は実施例1と同様にして摩擦係数及び摩耗痕径の測定を行った。
サンプルを、トリクレジルホスフェートを添加した鉱物油(鉱物油/トリクレジルホスフェートの重量比は99:1である)に代えた以外は実施例1と同様にして摩擦係数及び摩耗痕径の測定を行った。
測定結果は表1の通りである。
(比較例2)
サンプルを、アルキルホスフォロチオネートを添加した鉱物油(鉱物油/アルキルホスフォロチオネートの重量比は99:1である)に代えた以外は実施例1と同様にして摩擦係数及び摩耗痕径の測定を行った。
サンプルを、アルキルホスフォロチオネートを添加した鉱物油(鉱物油/アルキルホスフォロチオネートの重量比は99:1である)に代えた以外は実施例1と同様にして摩擦係数及び摩耗痕径の測定を行った。
測定結果は表1の通りである。
(比較例3)
サンプルを、トリフェニルフォスフェートを添加した鉱物油(鉱物油/トリフェニルフォスフェートの重量比は99:1である)に代えた以外は実施例1と同様にして摩擦係数及び摩耗痕径の測定を行った。
サンプルを、トリフェニルフォスフェートを添加した鉱物油(鉱物油/トリフェニルフォスフェートの重量比は99:1である)に代えた以外は実施例1と同様にして摩擦係数及び摩耗痕径の測定を行った。
測定結果は表1の通りである。
(比較例4)
サンプルを、ジチオリン酸亜鉛を添加した鉱物油(鉱物油/ジチオリン酸亜鉛の重量比は99:1である)に代えた以外は実施例1と同様にして摩擦係数及び摩耗痕径の測定を行った。
サンプルを、ジチオリン酸亜鉛を添加した鉱物油(鉱物油/ジチオリン酸亜鉛の重量比は99:1である)に代えた以外は実施例1と同様にして摩擦係数及び摩耗痕径の測定を行った。
測定結果は表1の通りである。
ASTM D2714−94(1998)に示される「FALEX Block on Ring試験」を一部変更して摩擦係数の測定を行った。測定条件は以下の通りである。
−測定条件−
(1)ブロック材質 :浸炭焼き入れ鋼
(2)リング材質 :工具鋼
(3)荷重 :177.4N
(4)回転数 :10rpm
(5)滑り速度(周速 ):18mm/s
(6)油温 :室温(20度C)
(7)慣らし運転 :200rpmで90min
(8)サンプル :実施例1において示される化式(1)のアミンフォスフェートを添加したパラフィン系鉱物油(VG32)(パラフィン系鉱物油/アミンフォスフェートの重量比は100:0,99.8:0.2,99.0:1.0,97.0:3.0及び95.0:5.0である)
(9)サンプル量 :120mL
測定結果は表2の通りである。なお、図2には、表2の測定結果をグラフ化したもの(アミンフォスフェートの添加量に対して摩擦係数をプロットしたグラフ)を示した。
(1)ブロック材質 :浸炭焼き入れ鋼
(2)リング材質 :工具鋼
(3)荷重 :177.4N
(4)回転数 :10rpm
(5)滑り速度(周速 ):18mm/s
(6)油温 :室温(20度C)
(7)慣らし運転 :200rpmで90min
(8)サンプル :実施例1において示される化式(1)のアミンフォスフェートを添加したパラフィン系鉱物油(VG32)(パラフィン系鉱物油/アミンフォスフェートの重量比は100:0,99.8:0.2,99.0:1.0,97.0:3.0及び95.0:5.0である)
(9)サンプル量 :120mL
測定結果は表2の通りである。なお、図2には、表2の測定結果をグラフ化したもの(アミンフォスフェートの添加量に対して摩擦係数をプロットしたグラフ)を示した。
<空気調和装置の特徴>
本実施の形態に係る空気調和装置1では、圧縮機11の潤滑油として、低摩擦係数化剤としてのアミンフォスフェートを添加した潤滑油が使用されている。本願発明者が鋭意、実験結果を積み重ねて検討したところ、圧縮機の潤滑油として、低摩擦係数化剤としてのアミンフォスフェートが添加された潤滑油を使用すれば、圧縮機において構成部品の摩擦係数を低減することができることが明らかとなった。このため、この空気調和装置1では、圧縮機11の構成部品の摩擦係数を低減することができる。
本実施の形態に係る空気調和装置1では、圧縮機11の潤滑油として、低摩擦係数化剤としてのアミンフォスフェートを添加した潤滑油が使用されている。本願発明者が鋭意、実験結果を積み重ねて検討したところ、圧縮機の潤滑油として、低摩擦係数化剤としてのアミンフォスフェートが添加された潤滑油を使用すれば、圧縮機において構成部品の摩擦係数を低減することができることが明らかとなった。このため、この空気調和装置1では、圧縮機11の構成部品の摩擦係数を低減することができる。
また、本実施の形態において、アミンフォスフェートは、潤滑油に混入したときに全量に対して1wt%以上5wt%以下となるように潤滑油に添加されている。本願発明者が鋭意、実験結果を積み重ねて検討したところ、アミンフォスフェートの添加量が1wt%未満であると十分な低摩擦係数化を実現することできず、アミンフォスフェートの添加量が5wt%よりも大きくなると逆に摩擦係数が上昇する傾向が表れた。このため、この空気調和装置1では、圧縮機11の構成部品の摩擦係数を大きく低減することができるとともにその摩擦係数を適切な範囲に収めておくことができる。
<変形例>
先の実施の形態では図1に示されるような空気調和装置1が採用されたが、図3に示されるような空気調和装置101が採用されてもかまわない。なお、このような空気調和装置1は二酸化炭素等冷媒のような高圧側で超臨界状態となる冷媒を利用する場合に有用となる。
先の実施の形態では図1に示されるような空気調和装置1が採用されたが、図3に示されるような空気調和装置101が採用されてもかまわない。なお、このような空気調和装置1は二酸化炭素等冷媒のような高圧側で超臨界状態となる冷媒を利用する場合に有用となる。
なお、図3において、符号14は内部熱交換器を示し、符号16は中間圧受液器を示し、符号17は電動膨張弁を示し、符号110は室外機を示している。
本発明に係る冷凍装置は、圧縮機の構成部品の摩擦係数を低減することができるという特徴を有し、更新需要向けの冷凍装置として有用である。
1 空気調和装置(冷凍装置)
2 冷媒回路
11 圧縮機
13 室外熱交換器(熱源側熱交換器)
15 電動膨張弁(膨張機構)
31 室内熱交換器(利用側熱交換器)
2 冷媒回路
11 圧縮機
13 室外熱交換器(熱源側熱交換器)
15 電動膨張弁(膨張機構)
31 室内熱交換器(利用側熱交換器)
Claims (3)
- 圧縮機(11)と、利用側熱交換器(31)と、熱源側熱交換器(13)と、膨張機構(15)とが接続される冷媒回路(2)と、
前記冷媒回路に充填される冷媒と、
主に前記圧縮機に充填される潤滑油と、
前記潤滑油に混入され、アミンフォスフェートを有効成分とする低摩擦係数化剤と
を備える冷凍装置(1)。 - 前記アミンフォスフェートは、IRGALUBE349(チバスペシャリティケミカルズ社製)(登録商標)である
請求項1に記載の冷凍装置。 - 前記アミンフォスフェートは、前記潤滑油に混入したときに全量に対して1wt%以上5wt%以下となるように前記潤滑油に添加される
請求項2に記載の冷凍装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2007121451A JP2008275275A (ja) | 2007-05-02 | 2007-05-02 | 冷凍装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2007121451A JP2008275275A (ja) | 2007-05-02 | 2007-05-02 | 冷凍装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2008275275A true JP2008275275A (ja) | 2008-11-13 |
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Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2007121451A Pending JP2008275275A (ja) | 2007-05-02 | 2007-05-02 | 冷凍装置 |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2008275275A (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012513527A (ja) * | 2008-12-23 | 2012-06-14 | シュリーブ ケミカル プロダクツ インコーポレーテッド | 冷媒潤滑剤組成物 |
| JP2019508562A (ja) * | 2016-03-15 | 2019-03-28 | トタル マルケティン セルビスス | ポリアルキレングリコールに基づく潤滑組成物 |
| JP2020041095A (ja) * | 2018-09-13 | 2020-03-19 | 株式会社パイロットコーポレーション | 筆記具用油性インキ組成物およびそれを用いた筆記具 |
| WO2022071486A1 (ja) * | 2020-09-30 | 2022-04-07 | 出光興産株式会社 | 冷凍機油組成物、冷媒潤滑油混合組成物及び冷蔵庫 |
-
2007
- 2007-05-02 JP JP2007121451A patent/JP2008275275A/ja active Pending
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