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JP2008274884A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

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JP2008274884A
JP2008274884A JP2007120950A JP2007120950A JP2008274884A JP 2008274884 A JP2008274884 A JP 2008274884A JP 2007120950 A JP2007120950 A JP 2007120950A JP 2007120950 A JP2007120950 A JP 2007120950A JP 2008274884 A JP2008274884 A JP 2008274884A
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control valve
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JP2007120950A
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Yasushi Ito
泰志 伊藤
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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Abstract

【課題】内燃機関の吸気通路にインパルス過給のための吸気制御弁を設けても、その吸気系が拡大することを防ぐ。
【解決手段】本発明が適用される内燃機関10は、吸気通路18にインパルス過給のための吸気制御弁56を備える。この吸気制御弁56は、機関負荷が中高負荷領域に属するとき、1吸気行程に関して1回開弁されると共に1回閉弁される。他方、吸気制御弁56は、機関負荷が軽負荷領域に属するとき、1吸気行程に関して開状態に保持される。一実施形態において、運転状態に応じた吸入空気量が実現されるように、機関負荷が高負荷領域に属するとき吸気制御弁56はインパルス過給用の開閉タイミングで作動され、機関負荷が中負荷領域に属するとき1つの吸気行程に関して吸気弁28の閉じるのに先行して吸気制御弁56は閉弁される。
【選択図】図1

Description

本発明は、吸気弁よりも上流側の吸気通路にインパルス過給のための吸気制御弁を備えた内燃機関の制御装置に関する。
従来から、吸気弁よりも上流側の吸気通路に吸気制御弁を設けて内燃機関への吸気を制御する技術が提案されており、その一例が特許文献1に開示されている。この特許文献1における吸気制御弁は、過給が望まれていないときには吸気通路を開放するべく開放位置に持続的に保持される。他方、過給が望まれているときには、この吸気制御弁は、機関作動中の吸気行程初期に吸気弁が開弁される前に、吸気通路を閉じるべく閉鎖位置に作動される。そして、吸気通路において吸気制御弁上流側とその下流側との圧力差が大きくなったときに、吸気通路を開放すべく、前記吸気制御弁は急激に開放方向に作動される。こうして吸気制御弁下流側の負圧により吸気通路の空気を強く加速し、燃焼室に吸入される空気の量を多くするようにしている。このようにして行われる過給は、インパルス過給といわれている。
他方、多くの車両の内燃機関の吸気通路には、燃焼室に導かれる空気の量をコントロールするためにスロットルバルブが設けられている。このようにスロットルバルブを吸気通路に有する内燃機関に、上記の如きインパルス過給のための吸気制御弁を適用することができる。この場合、スロットルバルブと吸気制御弁とは直列的に配置され、吸入される空気はスロットルバルブと吸気制御弁との両方を通過して燃焼室に至る。このようにスロットルバルブと吸気制御弁とが配置された内燃機関では、インパルス過給が必要とされるとき、スロットルバルブは例えば全開状態に保持され、吸気制御弁は上記の如く吸気弁の動きに関連して動かされる。他方、インパルス過給が必要とされないとき、吸気制御弁は例えば全開状態に保持され、運転状態に応じた吸入空気量を実現するべくスロットルバルブが適切な開度に制御される。
特開2000−248946号公報
上記の如くスロットルバルブを備えた内燃機関に吸気制御弁を適用した場合には、スロットルバルブと吸気制御弁とが直列的にその吸気通路に配置されるので、その内燃機関の吸気通路の全長は長くなる。また、スロットルバルブの他に吸気制御弁を設けることは、吸気制御弁の制御機構が、スロットルバルブの制御機構とは別に、別途設けられることを引き起こす。したがって、スロットルバルブを備えた内燃機関に上記の如き吸気制御弁を設けることは、内燃機関の吸気系の拡大をもたらす。これは、車両の縮小化の観点からは好ましくない。なお、このような問題は、スロットルバルブに加えてアイドルスピードコントロールバルブ(ISCV)をも吸気系に備えている内燃機関でも、吸気制御弁を設けることで当然に生じる。
そこで、本発明はかかる点に鑑みて創案されたものであり、その目的は、内燃機関の吸気通路にインパルス過給のための吸気制御弁を設けても、その吸気系が拡大することを防ぐことにある。
上記目的を達成するために、本発明の内燃機関の制御装置は、吸気通路にインパルス過給のための吸気制御弁を設けた内燃機関の制御装置において、前記内燃機関の機関負荷が属する負荷領域を判定する機関負荷判定手段と、該機関負荷判定手段により機関負荷が中高負荷領域に属すると判定されたとき、1吸気行程に関して前記吸気制御弁を1回開弁すると共に1回閉弁し、他方、前記機関負荷判定手段により機関負荷が軽負荷領域に属すると判定されたとき、1吸気行程に関して前記吸気制御弁を開状態に保持する吸気制御弁制御手段と、を備えることを特徴とする。
上記構成によれば、機関負荷判定手段により機関負荷が中高負荷領域に属すると判定されたとき、吸気制御弁制御手段により、1吸気行程に関して吸気制御弁は1回開弁されると共に1回閉弁される。他方、機関負荷判定手段により機関負荷が軽負荷領域に属すると判定されたとき、吸気制御弁制御手段により、1吸気行程に関して吸気制御弁は開状態に保持される。このように吸気制御弁を制御することで、機関負荷がいずれの負荷領域に属していても、機関運転状態に対応した吸入吸気量を適切に達成することができる。それ故、いわゆるスロットルバルブを吸気制御弁に加えて吸気通路に設ける必要がない。したがって、内燃機関の吸気通路に吸気制御弁を設けても、その吸気系が実質的に拡大することを防ぐことができる。
ただし、前記吸気制御弁制御手段は、前記機関負荷判定手段により機関負荷が高負荷領域に属すると判定されたとき、インパルス過給が生じるように、前記吸気制御弁の下流側にあって且つ吸気行程にある気筒の吸気弁の開弁の後であって該吸気弁の閉弁の前に前記吸気制御弁を開弁し、前記機関負荷判定手段により機関負荷が中負荷領域に属すると判定されたとき、機関運転状態に対応した量の空気が吸入されるように、前記吸気制御弁の下流側にあって且つ吸気行程にある気筒の吸気弁の閉弁に先行して、前記吸気制御弁を閉弁すると良い。こうすることで、機関負荷判定手段により機関負荷が高負荷領域に属すると判定されたときインパルス過給を生じさせることができ、また機関負荷判定手段により機関負荷が中負荷領域に属すると判定されたとき機関運転状態に対応した量の空気を吸入させることができる。
あるいは、上記目的を達成するために、本発明の内燃機関の制御装置は、吸気通路にインパルス過給のための吸気制御弁を設けた内燃機関の制御装置において、前記吸気制御弁をバイパスするバイパス通路に設けられたバイパス弁と、前記内燃機関の機関負荷が属する負荷領域を判定する機関負荷判定手段と、該機関負荷判定手段により機関負荷が中高負荷領域に属すると判定されたとき、1吸気行程に関して前記吸気制御弁を1回開弁すると共に1回閉弁し、他方、前記機関負荷判定手段により機関負荷が軽負荷領域に属すると判定されたとき、1吸気行程に関して前記吸気制御弁を閉状態に保持する吸気制御弁制御手段と、前記機関負荷判定手段により機関負荷が中高負荷領域に属すると判定されたとき、前記バイパス弁を閉状態に保持し、他方、前記機関負荷判定手段により機関負荷が軽負荷領域に属すると判定されたとき、前記バイパス弁を開状態に保持するバイパス弁制御手段と、を備えることを特徴とする。
この構成によれば、機関負荷判定手段により機関負荷が軽負荷領域に属すると判定されたとき、吸気制御弁制御手段により1吸気行程に関して吸気制御弁は閉状態に保持され、バイパス弁制御手段によりバイパス弁は開状態に保持される。したがって、機関負荷が軽負荷領域に属するとき、機関運転状態に対応した量の空気を、バイパス弁を介して燃焼室に導くことが可能になる。また、機関負荷判定手段により機関負荷が中高負荷領域に属すると判定されたとき、バイパス弁制御手段によりバイパス弁は閉状態に保持され、吸気制御弁制御手段により吸気制御弁は1吸気行程に関して1回開弁されると共に1回閉弁される。したがって、機関負荷が中高負荷領域に属するとき、機関運転状態に対応した量の空気を、吸気制御弁を介して燃焼室に導くことが可能になる。このように吸気制御弁やバイパス弁を制御することで、機関負荷がいずれの負荷領域に属していても、機関運転状態に対応した吸入空気量を適切に達成することができる。それ故、いわゆるスロットルバルブを、吸気通路に設ける必要がない。したがって、内燃機関の吸気通路に吸気制御弁を設けても、その吸気系が実質的に拡大することを防ぐことができる。
ただし、このようにバイパス弁も備えた内燃機関では、前記吸気制御弁制御手段は、前記機関負荷判定手段により機関負荷が高負荷領域に属すると判定されたとき、インパルス過給が生じるように、前記吸気制御弁の下流側にあって且つ吸気行程にある気筒の吸気弁の開弁の後であって該吸気弁の閉弁の前に前記吸気制御弁を開弁し、前記機関負荷判定手段により機関負荷が中負荷領域に属すると判定されたとき、機関運転状態に対応した量の空気が吸入されるように、前記吸気制御弁の下流側にあって且つ吸気行程にある気筒の吸気弁の閉弁に先行して、前記吸気制御弁を閉弁すると良い。こうすることで、機関負荷判定手段により機関負荷が高負荷領域に属すると判定されたときインパルス過給を生じさせることができ、また機関負荷判定手段により機関負荷が中負荷領域に属すると判定されたとき機関運転状態に対応した量の空気を吸入させることができる。
以下、本発明の好適な実施形態を添付図面に基づいて詳述する。まず、本発明の第1実施形態について説明する。
第1実施形態が適用された車両の内燃機関システムを概略的に図1に示す。本第1実施形態における内燃機関(エンジン)10は、燃料である軽油をインジェクタ12から圧縮状態にある燃焼室14内に直接噴射することにより自然着火させる型式の内燃機関、すなわちディーゼル機関である。ただし、図1では1つの気筒16に関してのみ内燃機関10が示されているが、内燃機関10は、その吸気系の一部を概略的に示した図2(a)から明らかなように、直列4気筒型式の内燃機関である。なお、直列に配列された4つの気筒16を、一端(図2中の左端)から順に#1、#2、#3、#4で指し示す。
吸気通路18は、互いに接続されたエアクリーナ19、吸気管20、サージタンク22、吸気マニホールド24、吸気ポート26によって区画形成される。特にその下流側端部が吸気ポート26によって区画形成され、吸気ポート26の出口が吸気弁28(図2では不図示)によって開閉される。吸気通路18の内で断面積の大きな部分を区画形成する拡大部として、サージタンク22が設けられる。なお、サージタンク22に接続される吸気マニホールド24に関しては、後で詳述する。排気通路30は、互いに接続された排気ポート32、排気マニホールド34、触媒36および排気管38によって区画形成される。特にその上流側端部が排気ポート32によって区画形成され、排気ポート32の入口が排気弁40によって開閉される。このように吸気弁28により下流側端部が開閉される吸気通路18や排気弁40により上流側端部が開閉される排気通路30は、それら各々の開弁時に、燃焼室14に連通する。燃焼室14は、シリンダヘッド42、シリンダブロック44および、このシリンダブロック44の気筒16内に往復動可能に収容されているピストン46により区画形成される。
動弁機構48は、吸気弁28および排気弁40を、コンロッド50を介してピストン46が連結されているクランク軸52の回転に同期して、個別に任意の開度およびタイミングで制御することが可能な機構である。具体的には、動弁機構48は、吸気弁28と排気弁40とにそれぞれ個別に設けられたソレノイドを含んでいる。そして、動弁機構48は、吸気弁28と排気弁40とが同時に開くバルブオーバーラップを実現可能である。なお、このような構成に代えて、動弁機構48として、例えば単一の弁に適用される2種類のカムを油圧によって切り替えることによってバルブタイミングおよびカムプロフィールを任意に変更できる可変バルブタイミング機構(VVT; Variable Valve Timing mechanism)を用いてもよい。
上記触媒36は排気ガス中のCO、HC、NOx等の有害物質を除去するために設けられる。なお触媒36は、三元触媒、酸化触媒、NOx触媒等であり得る。触媒は複数個設けられてもよい。
吸気通路18には、上流側から順にエアフローメータ54、吸気制御弁56、圧力センサ58が設けられている。エアフローメータ54は、これを通過する空気流量に応じた信号を制御手段としての電子制御ユニット(ECU)60に出力する。圧力センサ58は、吸気絞り弁56よりも下流側の圧力に応じた信号をECU60に出力する。
上記吸気通路18は、それを上流側から下流側にたどると、エアクリーナ19の箇所でその断面積が大きく、その下流側の吸気管20の箇所でその断面積が小さくなり、さらにその下流側のサージタンク22の箇所でその断面積が大きくなり、その後、吸気マニホールド24の箇所でその断面積が小さくなるように、形付けられている。それ故、吸気制御弁56の設置箇所は、後述するインパルス過給等のために、吸気通路18の内、サージタンク22よりも下流側である必要がある。すなわち、吸気制御弁56の設置箇所は、吸気通路18下流側端部すなわち各気筒16の吸気弁28位置よりも上流側であり、且つ、サージタンク22よりも下流側、特にサージタンク22下流側端部よりも下流側の位置である。
本第1実施形態では、吸気通路18には吸気制御弁56がただ1つ設けられる。つまり、ただ1つの吸気制御弁56は全気筒16の各々の吸気の制御に関して共用される。それ故、吸気マニホールド24は、サージタンク22につながる、4つの気筒16に関して共通の共通部24aと、各気筒16に対応して分岐される分岐部24bとを含む。ここでは、その共通部24aに、吸気制御弁56は設けられる(図2(a)参照)。なお、図では明らかにされていないが、圧力センサ58も共通部24aに設けられる。
ここで、吸気通路18の内、各気筒16の吸気弁28位置からサージタンク22の下流側端部までの吸気通路を、すなわちサージタンク22よりも下流側に形成された各気筒16に対する吸気通路を、それぞれ「振動吸気通路」P1と称する。各振動吸気通路P1は、インパルス過給を効果的に行うことを可能にするべく、気柱振動の発生に寄与する通路長さを有するように設計される。振動吸気通路P1は4つの気筒16の各々に対応してあるので4つある。それらの各々を、気筒番号を更に付した符号で指し示す。例えば、#3の気筒16に関する振動吸気通路P1を、符号「P13」で指し示す。なお、図2(b)の斜線部は#1の気筒16に関する振動吸気通路P11を表し、図2(c)の斜線部は#2の気筒16に関する振動吸気通路P12を表し、図2(d)の斜線部は#3の気筒16に関する振動吸気通路P13を表し、図2(e)の斜線部は#4の気筒16に関する振動吸気通路P14を表す。
本第1実施形態では、4つの気筒16の各々には、サージタンク22を通った空気が、上記共通部24aにより形成された1つの共通の吸気通路を介して供給される。つまり、図2から明らかなように、第1実施形態の4つの気筒16に関する4つの振動吸気通路P11、P12、P13、P14は、上流側で1つになってサージタンク22に連通している。このように複数の気筒16の各々の振動吸気通路P1が合わさって形成するそれらに共通の吸気通路であって、サージタンク22の下流側端部に連通する吸気通路を、以下「共通吸気通路」P2と称する。
4つの振動吸気通路P1の各々は、サージタンク22に直接連通している上記共通吸気通路P2と、対応する単一の気筒16にのみ関する「個別吸気通路」P3とを含む(図2参照)。つまり、本第1実施形態では、共通吸気通路P2は1つあり、個別吸気通路P3は4つあることになる。なお、上記振動吸気通路P1と同様に、個別吸気通路P3の各々も、気筒番号を更に付した符号で指し示される。共通吸気通路P2は共通部24aで区画形成され、4つの個別吸気通路P3は分岐部24bによって区画形成される。
本第1実施形態では、図2から明らかなように、各気筒16からでた4つの振動吸気通路P1は気筒列方向Dに曲がるように形作られているので、#1の気筒16側に共通吸気通路P2が位置付けられる。それ故、#1の気筒16に関する振動吸気通路P11の通路長さL11(図2(b)参照)、#2の気筒16に関する振動吸気通路P12の通路長さL12(図2(c)参照)、#3の気筒16に関する振動吸気通路P13の通路長さL13(図2(d)参照)、#4の気筒16に関する振動吸気通路P14の通路長さL14(図2(e)参照)の順に長い。
なお、本第1実施形態の内燃機関10では、「#1,#3,#4,#2」の気筒順で周期的に吸気行程での吸気および混合気の燃焼が行われる。つまり、#4の気筒16は、#1の気筒16の動作からクランク角360°遅れた位相で、#1の気筒16の動作と同様に動作し、#2の気筒は、#3の気筒16の動作からクランク角360°遅れた位相で、#3の気筒16の動作と同様に動作する。
上記内燃機関10に関する電気的構成について述べる。ECU60には、前述のインジェクタ12、エアフローメータ54、吸気制御弁56、圧力センサ58のほか、クランク角センサ62、酸素濃度センサ64、アクセル開度センサ66、水温センサ67、車速センサ68が接続されている。インジェクタ12は、ECU60から出力されるオンオフ信号に基づいて開閉され、これによって燃料噴射を実行・停止する。クランク角センサ62は、クランク軸52の所定の位相間隔でパルス信号をECU60に出力する。ECU60はこのパルス信号に基づいて、クランク軸52の位相すなわちクランク角を検出すると共に、クランク軸52の回転速度すなわち機関回転数(機関回転速度)を演算する。酸素濃度センサ64は、排気ガス中の酸素濃度に応じた信号をECU60に出力する。また、アクセル開度センサ66は、運転者によって操作されるアクセルペダル69の踏み込み量に対応する位置に応じた信号をECU60に出力する。これによって、ECU60は、アクセル開度を検出することができる。本第1実施形態では、アクセル開度センサ66は、機関負荷を検出するためのセンサであるので、機関負荷検出手段の一部を構成する。なお、アクセル開度センサ66からの出力信号を受けたECU60は、アクセルペダル69が踏まれていないか、あるいはそれが踏まれているか否かを判断することができ、いわゆるアイドルスイッチの機能を有する。また、水温センサ67は、機関冷却水温に応じた信号をECU60に出力する。さらに、車速センサ68は、車速に応じた信号をECU60に出力する。
ECU60は、機関運転状態(運転状態)に応じて燃料噴射量、燃料噴射時期を制御する。すなわち、ECU60は、主に、クランク角センサ62からの出力信号に基づいて得られる機関回転数と、エアフローメータ54からの出力値に基づいて得られる空気量とから、予め記憶されたデータを検索する。そして、ECU60はインジェクタ12における燃料噴射量および燃料噴射時期を決定し、これら各値に基づいてインジェクタ12を制御する。
また、ECU60は、吸気弁28および排気弁40の各々の開閉タイミングやリフト量を制御するように、動弁機構48に作動信号を出力する。特に、吸気弁28の開閉タイミングやリフト量は、後述する吸気制御弁56の開閉タイミングや開度に関連付けて設定される。
上記吸気制御弁56は、本第1実施形態では、その全閉時に吸気通路18を概ね閉止することができるバタフライ式弁である。吸気制御弁56は、吸気通路18内に配設された弁体56aと、それに接続された弁軸56bとを備える。その弁体56aは弁軸56bを介してロータリソレノイド等の電動アクチュエータ70により駆動される。なお吸気制御弁56の弁体56aの開度を検出するセンサがさらに備えられてもよい。また吸気制御弁56の電動アクチュエータ70は高速で作動可能であり、応答性が高く、弁体56aを例えば2、3ms以内に、クランク角の単位では10°CA程度のオーダーで、開閉可能である。これにより、吸気制御弁56は吸気弁28の開閉と同期して開閉可能である。この吸気制御弁56は、ECU60から電動アクチュエータ70に出力される開度信号に応じて、全開から全閉まで、その開度が制御される。つまり、吸気制御弁56は、アクチュエータ70によって、全開、全閉および全開と全閉との間の任意の開度に制御され得る。ここでは吸気制御弁56はバタフライ式弁となっているが、例えばシャッター弁等の他の形式の弁であってもよい。なお、吸気制御弁56は、その全閉時に吸気通路18を閉塞し、吸気通過を完全に遮断する密閉性の高い構造を有していても良い。
ECU60は、全運転領域で、運転状態に対応した吸入吸気量を適切に達成するように、運転状態に応じて吸気制御弁56の作動を制御する。そのためにECU60は、機関負荷が属する負荷領域を判定する機関負荷判定手段の一部の機能を担うと共に、機関負荷の属する負荷領域に基づいて定まる開閉タイミングを用いてあるいは開度に吸気制御弁56を制御する吸気制御弁制御手段の一部の機能を担う。
吸気制御弁56は、機関負荷が中高負荷領域に属するとき、1吸気行程に関して1回開弁すると共に1回閉弁するように、ECU60からの作動信号に基づいて作動される電動アクチュエータ70により、開閉駆動される。ただし、本第1実施形態では、機関負荷が中高負荷領域に属するとき、吸気制御弁56は、運転状態に対応した開閉タイミングで全開と全閉との間を切り換えられるように、開閉制御される。他方、吸気制御弁56は、機関負荷が軽負荷領域に属するとき、1吸気行程に関して開状態に保持されるように、ECU60からの作動信号に基づいて作動される電動アクチュエータ70により駆動される。そして、本実施形態では、機関負荷が軽負荷領域に属するとき、吸気制御弁56は、機関負荷に基づく所定の開度に制御される。ただし、その所定の開度は、本第1実施形態では可変である。なお、ここでは、機関負荷が軽負荷領域に属するときには、運転状態がアイドル状態のときが含まれる。
吸気制御弁56の制御を、図3のフローチャートに基づいて説明する。なお、図3のフローチャートは、内燃機関10が始動されたときから内燃機関10が停止されるまで吸気制御弁56の制御のために、およそ20msごとに繰り返される。ただし、以下の図3に基づく説明では、図4および図5も用いられる。なお、図4は、軽負荷領域、中負荷領域、高負荷領域の各負荷領域を模式的に表したグラフである。また、図5は、4つの気筒16の吸気弁28のリフトカーブ((a)参照)と、機関負荷が高負荷領域に属するとき、それが中負荷領域に属するとき、およびそれが軽負荷領域に属するときの各々の吸気制御弁56の弁開度((b)〜(d)参照)との関係を概念的に表したタイムチャートである。なお、図5において、例えば、#1気筒吸気行程とは、#1の気筒16の吸気行程のことであり、概略、ピストン46が上死点から下死点に至るまでの期間である。
まず、ステップS301では、運転状態がアイドル状態か否かが判定される。アイドル状態か否かは、アクセル開度センサ66からの出力信号に基づいて導出されるアクセル開度が0%か否かで判定される。すなわちアクセルペダル69が踏まれていないとき、アイドル状態と判定される。ただし、アクセルペダル69が踏まれることでOFFにされるアイドルスイッチが設けられている場合には、そのアイドルスイッチがONか否かの判定を、アイドル状態か否かの判定として行うことができる。
ステップS301でアイドル状態であるとして肯定されると、次ぐステップS303で、アイドル弁開度が導出される。そして、導出されたアイドル弁開度が利用可能に設定される。なお、ここでいうアイドル弁開度とは、アイドル状態のときの吸気制御弁56の弁開度である。アイドル弁開度は、クランク角センサ62からの出力信号に基づいて求められる機関回転数、水温センサ67からの出力信号に基づいて求められる冷却水温、車速センサ68からの出力信号に基づいて求められる車速に基づいてデータを検索することで導出される。この検索に用いられるデータは、予め実験により求められてROMに記憶されている。ただし、アイドル弁開度はこのように可変弁開度であることに限られず、固定弁開度であっても良い。アイドル弁開度が固定弁開度であるときには、ステップS303では予めROMに記憶しておいた固定弁開度の読み込みおよび設定が行われる。
そして、このように設定されたアイドル弁開度に吸気制御弁56の開度がなるように、ECU60は作動信号を電動アクチュエータ70に出力する。ステップS303を経ることで、該ルーチンは終了する。なお、アイドル状態のときの、全気筒16に関する吸気弁28の動き、および、このようにして求められた吸気制御弁56の開度は、図5(a)および(d)に概念的に表されている。
他方、ステップS301でアイドル状態でないとして否定されると、次ぐステップS305で第1上限負荷L1が導出される。第1上限負荷L1は、図4に表した如きマップ化されたデータを、クランク角センサ62からの出力信号に基づいて導出される機関回転数に基づいて検索することで導出される。ただし、第1上限負荷L1とは図4において線α上の負荷であり、その第1上限負荷L1以下の負荷領域A1が軽負荷領域である。すなわち、第1上限負荷L1とは、そのときの機関回転数に関する軽負荷領域の上限値のことである。なお、第1上限負荷L1は、機関回転数を用いて演算式での演算をすることで導出されても良い。なお、ここで求められる第1上限負荷L1はアクセル開度に関する値であるので、ステップS305で求められる第1上限負荷L1は例えばアクセル開度10%といった値である。
次ぐステップS307では、第2上限負荷L2が導出される。第2上限負荷L2は、図4に表した如きマップ化されたデータを機関回転数に基づいて検索することで導出される。なお、ここで用いられる機関回転数は、上記ステップS305で求められた機関回転数である。ただし、第2上限負荷L2とは図4において線β上の負荷であり、その第2上限負荷L2以下であって且つ第1上限負荷L1を超える範囲の負荷領域A2が中負荷領域である。すなわち、第2上限負荷L2とは、そのときの機関回転数に関する中負荷領域の上限値のことである。なお、第2上限負荷L2は、機関回転数を用いて演算式での演算をすることで導出されても良い。なお、ここで求められる第2上限負荷L2はアクセル開度に関する値であるので、ステップS307で求められる第2上限負荷L2は例えばアクセル開度80%といった値である。
なお、図4中の線γは全負荷(最大負荷)ラインである。そして、第2上限負荷L2を超える負荷領域A3が高負荷領域である。
そして、次ぐステップS309で、機関負荷が、ステップS305で導出された第1上限負荷L1以下か否かが判定される。これは、機関負荷が軽負荷領域に属するか否かの判定に対応する。ここでは、機関負荷としてアクセル開度が用いられる。アクセル開度としてはそのときのルーチンのステップS301で既に求められたアクセル開度が用いられる。
ステップS309で肯定されると、すなわち機関負荷が軽負荷領域に属すると判定されると、次ぐステップS311で軽負荷領域用の吸気制御弁56の弁開度が導出される。そして、導出された弁開度が利用可能に設定される。弁開度の導出は、機関回転数と機関負荷ここではアクセル開度に基づいてデータを検索することで行われる。ただし、ここで用いられる機関回転数は該ルーチンのステップS305で先に求められた機関回転数であり、またここで用いられるアクセル開度は該ルーチンのステップS301で先に求められたアクセル開度である。そして、設定された弁開度の開状態に吸気制御弁56が保持されるように、ECU60は作動信号を電動アクチュエータ70に出力する。ステップS311を経ることで、そのときのルーチンは終了する。なお、機関負荷が軽負荷領域に属するときの、吸気行程での全気筒16に関する吸気弁28の動き、および、このようにして求められた吸気制御弁56の開状態は、図5(a)および(d)に概念的に表されている。
他方、ステップS309で機関負荷が上記第1上限負荷L1以下でないとして否定されると、次ぐステップS313で機関負荷が上記第2上限負荷L2以下か否かが判定される。これは、機関負荷が中負荷領域に属するか否かの判定に対応する。ここでは、機関負荷としてアクセル開度が用いられるが、そのアクセル開度としてはそのときのルーチンのステップS301で先に求められたアクセル開度が用いられる。
そして、ステップS313で肯定されると、次ぐステップS315で吸気制御弁56の開弁タイミングの導出が行われ、それが設定される。ここでのその導出は、中負荷領域用の開弁タイミングマップを、機関回転数および機関負荷ここではアクセル開度に基づいて検索することで行われる。なお、中負荷領域用の開弁タイミングマップは予めROMに記憶されている。ステップS315の次のステップS317では、吸気制御弁56の閉弁タイミングの導出が行われ、それが設定される。ここでのその導出は、中負荷領域用の閉弁タイミングマップを、機関回転数および機関負荷としてのアクセル開度に基づいて検索することで行われる。なお、中負荷領域用の閉弁タイミングマップは予めROMに記憶されている。ただし、ステップS315およびS317で用いられる機関回転数はそのときのルーチンのステップS305で先に求められた機関回転数である。また、それらで用いられるアクセル開度はそのときのルーチンのステップS301で先に求められたアクセル開度である。
そして、ステップS315およびステップS317で設定された開閉タイミングで吸気制御弁56の開閉が行われるように、ECU60は、電動アクチュエータ70に作動信号を出力する。ただし、ステップS317を経ることで該ルーチンは終了する。なお、機関負荷が中負荷領域に属するときの、全気筒16に関する吸気弁28の動き、および、このようにして求められた吸気制御弁56の開閉タイミングは、図5(a)および(c)に概念的に表されている。
他方、ステップS313で機関負荷が上記第2上限負荷L2以下でないとして否定されると、ステップS319に進む。なお、ステップS313で否定されたときは、機関負荷が高負荷領域に属するときである。ステップS319では、高負荷領域用の開弁タイミングマップを用いて、吸気制御弁56の開弁タイミングの導出が行われる。そして次ぐステップS321で、高負荷領域用の閉弁タイミングマップを用いて、吸気制御弁56の閉弁タイミングの導出が行われる。そして、導出された吸気制御弁56の開閉タイミングは利用可能に設定される。ただし、高負荷領域用の開弁タイミングマップおよびその閉弁タイミングマップは、それぞれ予めROMに記憶されている。ステップS319およびS321での吸気制御弁56の開閉タイミングの導出は、上記ステップS315およびS317でのそれらの導出と同様に、先に求められた機関回転数および機関負荷としてのアクセル開度を用いて行われる。
そして、ステップS319およびステップS321で設定された開閉タイミングで吸気制御弁56の開閉が行われるように、ECU60は、電動アクチュエータ70に作動信号を出力する。ステップS321を経ることで該ルーチンは終了する。なお、機関負荷が高負荷領域に属するときの、全気筒16に関する吸気弁28の動き、および、このようにして求められた吸気制御弁56の開閉タイミングは、図5(a)および(b)に概念的に表されている。
上記説明および図5から明らかなように、運転状態がアイドル状態のとき、すなわち機関負荷がアイドル領域(図4参照)に属するときも含めて機関負荷が軽負荷領域に属するとき、吸気制御弁56は、1つの吸気行程(1吸気行程)に関して、所定の弁開度での開状態に保持される。また、機関負荷が中負荷領域に属するとき、1吸気行程に関して、吸気制御弁56の下流側にあって且つ吸気行程にある気筒16の吸気弁28の閉弁に先行して、吸気制御弁56が閉弁されるように、吸気制御弁56は1回開弁されると共に1回閉弁される。さらに機関負荷が高負荷領域に属するとき、1吸気行程に関して、吸気制御弁56の下流側にあって且つ吸気行程にある気筒16の吸気弁28の開弁の後であってそれの閉弁の前に吸気制御弁56が開弁するように、吸気制御弁56は1回開弁されると共に1回閉弁される。
上記各ステップでの運転状態に応じた吸気制御弁56の弁開度や開閉タイミングの導出は、それぞれのルーチンの最初にそのときの機関回転数、アクセル開度、冷却水温および/あるいは車速を求めて、それらに基づいて行うことにしても良い。あるいは、それらの導出は、それぞれのステップで別個に、機関回転数、アクセル開度、冷却水温および/あるいは車速を求めて、それらに基づいて行われても良い。
なお、機関負荷が中高負荷領域に属するときの吸気制御弁56の開閉作動が上記の如く導出設定された開閉タイミングで適切に行われるように、ECU60はクランク角に基づいて電動アクチュエータ70に作動信号を出力する。
なお、機関負荷として、アクセル開度の他の検出値を用いることができ、例えば、アクセル開度と機関回転数とに基づいて導出される機関トルクを用いることができる。機関負荷として機関トルクを用いる場合には、第1上限負荷L1や第2上限負荷L2も機関トルクに関する値になる。
機関負荷が軽負荷領域、中負荷領域、あるいは高負荷領域に属するときの、吸気制御弁56の作動およびそれによる吸入空気量の制御に関して、以下、詳述する。
吸気制御弁56は、機関負荷が高負荷領域に属するとき、上記インパルス過給を生じさせるために用いられる。インパルス過給について、任意の1つの気筒16の吸気行程に関して説明する。インパルス過給を行う場合、吸気制御弁56は、吸気弁28の開弁開始時には実質的に閉弁状態にあり、吸気弁28の開弁よりも遅く開弁するように、例えば吸気弁28の開弁期間の後期に開弁するように、制御される。まず、吸気弁28の開弁開始時期から吸気制御弁56の開弁開始時期までの間に、吸気制御弁56と吸気弁28との間の吸気通路(弁間通路)P4に負圧が形成される。この後、吸気制御弁56が瞬時に開弁されると、負圧波が上流側に遡って、サージタンク22の下流側端部の開放端で正圧波に転化する。そしてこの正圧波は下流側に進み、この正圧波が吸気制御弁56を超えて吸気弁28位置より下流側に達することで、吸気制御弁56の開弁時にその上流側にあった吸気通路内の空気が一気に燃焼室14内に流れ込む。このときに吸気弁28を閉弁することで、一種の慣性過給効果により多量の吸気を燃焼室14内に充填することが可能となる。換言すれば、このインパルス過給は、吸気制御弁56の上下流側に形成される差圧を適切な時期に解放し、振動吸気通路P1で気柱振動を積極的に発生させることで、生じさせられる。
この気柱振動を適切に発生させるために、振動吸気通路P1の径や長さなどは規定されている。振動吸気通路P1は気筒16ごとに関して形成されていて、その通路長さL1は各気筒16に関してインパルス過給に適した気柱振動を生じさせるように予め実験に基づいて定められている。
このような過給は、吸気制御弁56の制御を開始するのと同時に開始され、すなわちアクセルペダル69を踏み込んだのと同時あるいはその直後に開始される。したがって、現在、車両に用いられている、タービンの立ち上りを待つターボ過給よりも、インパルス過給は応答性に優れ、車両の加速遅れを解消するのに好適である。
また、吸気制御弁56は、機関負荷が中負荷領域に属するとき、運転状態に対応した吸入空気量を実現するべく開閉制御される。機関負荷が中負荷領域に属するとき運転状態に対応した量の空気の吸入は、1吸気行程に関して、吸気弁28の閉弁に先行して吸気制御弁56を閉弁させることで達成される。1例について、任意の1つの気筒16の吸気行程に関して説明する。吸気行程開始に伴って吸気弁28が開弁されるとき、吸気制御弁56も開弁される。ただし、吸気弁28と吸気制御弁56との開弁タイミングは必ずしも一致する必要はなく、それらの開弁タイミングの間に差があっても良い。そして、運転状態に応じたタイミングで吸気制御弁56が閉弁され、その後、吸気行程終了時に吸気弁28が閉弁される。したがって、機関負荷が中負荷領域に属するとき、吸気制御弁56の開弁期間は、1吸気行程の部分的な期間であり得る。なお、このような吸気制御弁56の開閉タイミングは、アトキンソンサイクルモードに基づく。
ただし、機関負荷が中負荷領域に属するとき、このように吸気制御弁56を吸気弁28に対して早閉じすることで、吸気行程末期に、それまで吸気行程にあった気筒16に関する弁間通路P4には負圧が生じ得る。その結果、次に吸気行程になる気筒16では吸気行程初期にその負圧を用いた空気の吸入が生じる可能性がある。そこで、機関負荷が中負荷領域に属するとき、このような空気の吸入による吸入空気量への影響を低減するように、吸気制御弁56の開閉タイミングは設定される。
さらに、吸気制御弁56は、機関負荷が軽負荷領域に属するとき、運転状態に応じた量の空気が吸入されるように、1吸気行程に関して開状態に保持される。ここでは吸気制御弁56の開度は、運転状態に基づく弁開度に保たれる。1例について、任意の1つの気筒16の吸気行程に関して説明する。吸気行程開始に伴って吸気弁28が開弁される。そのとき、あるいはその前に、吸気制御弁56は、運転状態に基づいて導出された弁開度に開弁される。そして、この吸気制御弁56の開状態は、その吸気行程が終了するまで続けられる。本実施形態では、吸気制御弁56が上述の如く共用されているので、機関負荷が軽負荷領域に属するとき、吸気制御弁56は持続的に開状態に保持される。
ただし、上記の如く導出設定される吸気制御弁56の開閉タイミングは、略等しい運転状態のときに、全ての気筒16間で、各気筒16における吸入空気量が概ね等しくなるように定められている。機関負荷が中高負荷領域に属するときに全ての気筒16における吸入空気量を概ね等しくするため、ECU60は、気筒16の各々に対応した振動吸気通路P1の通路長さL1に対応して設定された吸気制御弁56の開閉タイミングに関するデータを検索可能に記憶している。そのようなデータは上記ステップS315、S317、S319、S321で用いられるデータのことである。それ故、それらのステップでの吸気制御弁56の開閉タイミングの導出に際しては、その時々に吸気行程にある、4つの気筒16の内のいずれかに応じたデータが切り替えられて用いられる。ただし、ここでは、この切り換えはクランク角に基づくタイミングで行われる。なお、このようなデータは、吸気弁28の開閉タイミングと対応関係にある吸気制御弁56の開閉タイミングのデータであり、機関回転数や機関負荷に基づいて規定されている。
なお、そのような吸気制御弁56の開閉タイミングの導出に、全ての気筒16に共通のデータを用いることも可能である。この場合には、例えば、ECU60は、その時々の機関回転数および機関負荷に基づいて共通のデータを検索することで、まず基本開閉タイミングを求める。そして、それが各気筒16に対応した吸気制御弁56の開閉タイミングになるように、気筒16の各々に対応した振動吸気通路P1の通路長さL1に対応して設定された補正値を用いて、ECU60はその基本開閉タイミングを補正する。このようにして各気筒16の振動吸気通路P1の通路長さL1に応じた吸気制御弁56の開閉タイミングが導出され得る。
各気筒16の振動吸気通路P1の通路長さL1に対する、吸気制御弁56の開閉タイミングの違いおよびそれによる効果を図6に基づいて説明する。図6は、本第1実施形態の構成に基づくモデルを用いてのコンピュータシミュレーション結果を概念的に表したグラフである。なお、このモデルでは、上記のように、4つの気筒16に関する4つの振動吸気通路P1に共通の吸気制御弁56がたった1つ設けられている。図6には、インパルス過給実行時の吸気制御弁56の開閉タイミングと、吸気制御弁56下流側の吸気行程にある気筒16の吸気弁28位置での圧力との関係が、縦軸に圧力(図中上に行くほど圧力は高くなる。)を、そして横軸に時間t(図中右に行くほど時間は進む。)をとって表されている。
図6では、吸気行程を、ピストン46が上死点から下死点に至るまでの期間として表しているので、#1の気筒16の吸気行程、#2の気筒16の吸気行程、#3の気筒16の吸気行程、#4の気筒16の吸気行程の長さは同じである。また、この場合、4つの気筒16の内の1つの吸気行程にある気筒16において、吸気制御弁56が開弁する前に、その気筒16の吸気弁28は開弁していて、吸気制御弁56が閉弁すると同時にその気筒16の吸気弁28が閉弁する。図6によれば、吸気行程にある気筒16の各々に関して、吸気制御弁56の開弁期間終了時に吸気制御弁56よりも下流側の圧力が最も高くなっている。これはそのときに上記正圧波が吸気弁28位置に到達したことを意味している。したがって、その正圧波によるインパルス過給が各気筒16において適切に行われることが理解できる。それ故、各気筒16の吸入空気量が、全気筒16間で略等しくなる。
図6から明らかなように、各気筒16における吸気制御弁56の開弁期間は異なる。各気筒16に関する吸気制御弁56の開弁期間の内、#1の気筒16に関する開弁期間T1が最も短く、#2の気筒16に関する開弁期間T2、#3の気筒16に関する開弁期間T3、#4の気筒16に関する開弁期間T4の順に長くなっている。これは、#1の気筒16に対する振動吸気通路P11の通路長さL11、#2の気筒16に対する振動吸気通路P12の通路長さL12、#3の気筒16に対する振動吸気通路P13の通路長さL13、#4の気筒16に対する振動吸気通路P14の通路長さL14の順に長くなることに対応している。つまり、ここでは、対応する振動吸気通路P1の通路長さL1が長い気筒16ほど、その対応する吸気制御弁56の開弁期間が長くなるようにされている。振動吸気通路P1の通路長さL1に応じて、インパルス過給実行時、負圧波が遡り、正圧波に転化して、その正圧波が吸気制御弁56よりも下流側、特に吸気弁28位置に至るまでの時間が異なるからである。これにより、各気筒16に同じくらいの量の吸気を充填することが可能になる。
図6に結果を表したシミュレーションでは、対応する振動吸気通路P1の通路長さL1が長い気筒16ほど、その対応する吸気制御弁56の開弁期間を長くしたが、各気筒16に関する吸気制御弁56の開弁期間はこの関係に制限されない。吸気弁28の開閉タイミングと、吸気制御弁56の開閉タイミングとの関係により、吸気制御弁56の開弁期間は適切な期間に定められる。吸気制御弁56の開閉タイミング、各気筒16の吸気弁28の開閉タイミングは、同じまたは同等の運転状態のときに、全ての気筒16で吸入空気量が概ね等しくなるように、各気筒16に関する振動吸気通路P1の通路長さL1に応じて設定されている。この設定値は、実験により求められ得る。
なお、上記第1実施形態では、各気筒16からでた4つの振動吸気通路P1を気筒列方向Dに曲げ、#1の気筒16側に共通吸気通路P2が位置付けられた。このように構成することで、各気筒16に関する振動吸気通路P1の大部分が直線的になるので、例えば上記インパルス過給のために発生された気柱振動の減衰が抑制される。
以上、上記したようにして、運転状態に応じた吸気制御弁56の開度あるいは開閉タイミングを求めて、吸気制御弁56を制御することで、運転状態に対応した所望の吸入空気量を実現できる。したがって、内燃機関10の吸気系に、一般的に広く用いられているいわゆるスロットルバルブの如き弁を設ける必要がない。それ故、吸気制御弁56を吸気系に設けても、吸気系の拡大を生じることを防ぐことが可能になる。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、図7は第2実施形態の内燃機関システムの概略図であり、図8は吸気制御弁56の制御のためのフローチャートの一例である。なお、説明の理解を容易にするため、上記第1実施形態と同一の構成要素に対しては同一の符号を付し、重複する説明を避ける。
本第2実施形態では、吸気制御弁56をバイパスするバイパス通路80が設けられる。バイパス通路80を区画形成するバイパス管82の途中には、バイパス弁84が設けられる。このバイパス弁84は、ECU60からの作動信号によって制御されるアクチュエータ86により開閉作動される。バイパス弁84の開度は、全開、全閉、それらの中間の任意の開度に制御される。ここでは、バイパス弁84は、ポペット式弁である。ただし、バイパス通路80の断面積および形状等は、機関負荷が軽負荷領域に属するときにその機関負荷に応じた量の空気を適切に各気筒16の燃焼室14に供給することができるように設計されている。
バイパス管82は吸気マニホールド24に一体的に設けられる。ここでは、吸気制御弁56は上記したように全気筒16に関して共用されるので、バイパス管82の上流側端部も下流側端部も、吸気マニホールド24の共通部24aに取り付けられる。
なお、第2実施形態のECU60は、上記第1実施形態のECU60と同様に、機関負荷判定手段の一部の機能を担うと共に、吸気制御弁制御手段の一部の機能を担う。加えて、本第2実施形態のECU60は、機関負荷の属する負荷領域に基づいて定まる弁開度にバイパス弁84の開度がなるようにバイパス弁84を制御するバイパス弁制御手段の一部の機能も担う。
このようなバイパス弁84および上記の如き吸気制御弁56の作動に関して、図8のフローチャートに基づいて説明する。なお、概略的に、機関負荷が軽負荷領域に属するとき吸気制御弁56は全閉されることに対してバイパス弁84は開弁される。他方、機関負荷が中高負荷領域に属するときバイパス弁84は全閉されることに対して吸気制御弁56は開閉制御される。
ステップS801では、機関負荷が軽負荷領域に属するか否かが判定される。ここでは、機関負荷としてアクセル開度が用いられる。そして、そのときの機関負荷が軽負荷領域に属するか否かの判定に用いられる基準負荷値は、上記第1実施形態のステップS305と同様にして求められる。したがって、ステップS801では、アクセル開度センサ66からの出力信号およびクランク角センサ62からの出力信号に基づいて、アクセル開度および機関回転数が導出される。なお、ここでは、機関負荷が軽負荷領域に属するときには、運転状態がアイドル状態のときが含まれる。
ステップS801で肯定されると、ステップS803でバイパス弁84の弁開度が導出されて設定される。このバイパス弁84の弁開度の導出は、機関回転数および機関負荷としてのアクセル開度に基づいて予めROMに記憶しておいたデータを検索することによって行われる。そして、設定された弁開度の開状態にバイパス弁84が保持されるように、アクチュエータ86にECU60から作動信号が出力される。なお、機関負荷が軽負荷領域の内、アイドル領域にあるときには、バイパス弁84の弁開度の導出に、機関回転数、冷却水温、車速が用いられ得る。したがって、機関負荷が軽負荷領域にあるときには、バイパス弁84の弁開度の導出に先立って、図8のフローチャートには明示されていないが、アイドル状態か否かの判定が行われる。なお、アイドル状態か否かの判定は、上記ステップS301での判定に同じである。ただし、機関負荷がアイドル領域に属するときも含めて軽負荷領域に属するときには、機関回転数や機関負荷に基づいて、バイパス弁84の弁開度が導出されても良い。なお、バイパス弁84の弁開度導出は、演算によって行われても良い。
また、ステップS803に至ったときには、吸気制御弁56の開度として、所定の開度ここでは全閉の開度が読み込まれて設定される。そして、吸気制御弁56が全閉の閉状態に保持されるように、ECU60はアクチュエータ86に作動信号を出力する。なお、この吸気制御弁56の開度は吸気制御弁56が1吸気行程に関して閉状態に保持されることを意図して設定されたものであるが、ここでは吸気制御弁56は上記の如く共用されるので、持続的に閉状態に保持される。なお、ステップS803を経ることで、そのときのルーチンは終了する。
他方、ステップS801で機関負荷が軽負荷領域に属さないとして否定されると、すなわち、機関負荷が中高負荷領域に属するとき、次ぐステップS805で目標空気量が導出される。この目標空気量の導出は、機関回転数および機関負荷としてのアクセル開度に基づいて、予めROMに記憶しておいたデータを検索あるいは演算式を用いて演算することによって行われる。なお、ここでの機関回転数やアクセル開度は、上記ステップS801で導出された値が用いられる。
次ぐステップS807では、吸気制御弁56の開弁タイミングおよび閉弁タイミングが導出されて、設定される。この吸気制御弁56の開閉タイミングの導出は、ステップS805で導出された目標空気量および既に導出された機関回転数に基づいて、予めROMに記憶しておいたデータを検索することによって行われる。なお、この吸気制御弁56の開閉タイミングの導出は、上記第1実施形態のその導出にならう。そして、設定された開閉タイミングで吸気制御弁56が開閉されるように、電動アクチュエータ70にECU60から作動信号が出力される。なお、吸気制御弁56の開閉タイミングの導出は演算によってなされても良い。
そして、ステップS807に至ったときには、バイパス弁84の開度として、所定の開度ここでは全閉の開度が読み込まれて設定される。そして、バイパス弁84が全閉の閉状態に保持されるように、ECU60はアクチュエータ86に作動信号を出力する。
なお、機関負荷が中高負荷領域に属するときの吸気制御弁56の開閉タイミングは、上記第1実施形態と同様に、吸気制御弁56の開閉制御のみで運転状態に対応した量の空気の吸入すなわち吸入空気量を実現するように定められている。なお、機関負荷が高負荷領域に属するときの吸気制御弁56の開閉タイミングは、上記第1実施形態と同様に、インパルス過給用の開閉タイミングである。そして、このような吸気制御弁56の開閉タイミングは、各気筒16の振動吸気通路P1の通路長さL1に応じて設定されている。したがって、運転状態が概ね同じときには全ての気筒16で概ね同じ吸入空気量を実現できる。
以上、本発明を上記第1および第2実施形態に基づいて詳述したが、例えばそれらの相互の組み合わせといった種々の変形等が本発明では許容される。
吸気制御弁56は、各気筒に対する吸気通路に個別に設けられても良い。すなわち、吸気制御弁56は、個別吸気通路P3にそれぞれ設けられ得る。あるいは、吸気制御弁56は、共通吸気通路P2と個別吸気通路P3との境界部に設けられても良い。なお、1つの内燃機関において、共通吸気通路P2が複数設けられても良く、この場合には各共通吸気通路P2に、あるいは各個別吸気通路P3に、あるいはそれらの境界部に吸気制御弁56は設けられ得る。いずれにしても、各気筒16の吸気通路には、単一の吸気制御弁56が配置され、その吸気制御弁は上記した実施形態の如く、運転状態に応じて求められた開閉タイミングあるいは開度に制御される。
上記第1および第2実施形態では、1つの気筒16に関する吸気ポート26の数を1つにしたが、吸気ポート26の数は2つ、3つなど、複数であっても良い。つまり、本発明が適用される内燃機関は、例えば2バルブ、3バルブ、4バルブ、5バルブエンジンであり得る。ただし、1つの気筒16に関して吸気ポート26が複数ある場合、上記振動吸気通路P1の通路長さL1は、各気筒16間で対応関係にあるいずれか1つの吸気ポート26の吸気弁28位置を基準点として定められ得る。例えば、各気筒16間で対応関係にあるいずれか1つの吸気ポート26とは、各気筒16に関するヘリカルポートである。あるいは、1つの気筒16に関して吸気ポート26が複数ある場合、上記振動吸気通路P1の通路長さL1は、それら吸気ポート26の吸気弁28位置の平均位置を基準点として定められ得る。例えば、1つの気筒16に関して2つの吸気ポート26がある場合には、それぞれの吸気ポート26の吸気弁28位置からサージタンクの下流側端部までの長さの平均値が振動吸気通路P1の通路長さL1とされる。
また、上記種々の実施形態における各振動吸気通路P1の任意の箇所の断面積は略等しいと良い。好ましくは、振動吸気通路P1の内、吸気ポート26により形成される箇所の断面積に対して、その他の任意の箇所の断面積は0.8倍から1.2倍の範囲にある。ただし、上記の如く、1つの気筒16に関して複数の吸気ポート26がある場合には、1つの気筒16に関する複数の吸気ポート26の各々の断面積の和が、振動吸気通路P1の内、吸気ポート26により形成される箇所の断面積とみなされる。こうすることで、振動吸気通路P1に発生した気柱振動の減衰が抑制される。また、各個別吸気通路P3の通路長さは、吸気ポート26の断面直径の2倍から6倍であると良い。
上記第1および第2実施形態によれば、既に説明したように、運転状態に対応して設定され且つ各気筒16の吸気通路の通路長さに対応して設定された、開閉タイミングであるいは開度に、その対応する吸気制御弁56が制御される。こうすることで、種々の運転状態に応じた種々の吸入空気量を実現することも、概ね同じ運転状態のときの各気筒16の吸入空気量を全ての気筒16間で略等しくすることもできる。したがって、吸気マニホールド24の縮小化が図られる。これは、従来の吸気マニホールドに比して、上記種々の実施形態の吸気マニホールド24が小さいことを意味している。つまり、本発明によれば吸気系の縮小化を図ることが可能である。
なお、上述した各実施形態はディーゼル機関に本発明を適用したものであったが、本発明は筒内直噴形式あるいはポート噴射型式のガソリン機関、さらには気体燃料を用いる内燃機関、2サイクル機関などの他の形式の内燃機関においても有効であり、上記各実施形態の場合と同様の効果を得ることができることは言うまでもない。また、本発明は自然吸気式の内燃機関のほか、ターボ過給機を備えた内燃機関にも適用することができる。また、本発明は、排気ガス還流(EGR)システムを備えた内燃機関にも適用され得る。また、直列4気筒形式の内燃機関に関する実施形態を説明したが、本発明は如何なる気筒数、気筒の配列等を有する内燃機関にも適用され得る。
上記実施形態では、本発明をある程度の具体性をもって説明したが、本発明については、特許請求の範囲に記載された発明の精神や範囲から離れることなしに、さまざまな改変や変更が可能であることは理解されなければならない。すなわち、本発明は特許請求の範囲およびその等価物の範囲および趣旨に含まれる修正および変更を包含するものである。
第1実施形態が適用された車両の内燃機関システムの概略図である。 図1の内燃機関の吸気系の内、サージタンクおよびそれよりも下流側の部分の概略図であり、(a)は吸気マニホールド周囲の構成を、(b)は#1の気筒に関する振動吸気通路を、(c)は#2の気筒に関する振動吸気通路を、(d)は#3の気筒に関する振動吸気通路を、そして(e)は#4の気筒の関する振動吸気通路を説明するための図である。 第1実施形態のフローチャートの一例である。 軽負荷領域、中負荷領域、高負荷領域の各運転領域を模式的に表したグラフである。 (a)は4つの気筒16の吸気弁28のリフトカーブ、(b)は高負荷領域用の吸気制御弁の開閉タイミング、(c)は中負荷領域用の吸気制御弁の開閉タイミング、および(d)は軽負荷領域用の吸気制御弁の弁開度の関係を概念的に表したタイムチャートである。 第1実施形態に基づくモデルでのシミュレーション結果の内、インパルス過給実行時の吸気制御弁の開閉タイミングと、吸気制御弁下流側の圧力との関係を概念的に表したタイムチャートであり、4つの気筒の各々に関する吸気行程でのシミュレーション結果を分けて表した図である。 第2実施形態が適用された車両の内燃機関システムの概略図である。 第2実施形態のフローチャートの一例である。
符号の説明
24 吸気マニホールド
28 吸気弁
56 吸気制御弁
84 バイパス弁
P1 振動吸気通路

Claims (4)

  1. 吸気通路にインパルス過給のための吸気制御弁を設けた内燃機関の制御装置において、
    前記内燃機関の機関負荷が属する負荷領域を判定する機関負荷判定手段と、
    該機関負荷判定手段により機関負荷が中高負荷領域に属すると判定されたとき、1吸気行程に関して前記吸気制御弁を1回開弁すると共に1回閉弁し、他方、前記機関負荷判定手段により機関負荷が軽負荷領域に属すると判定されたとき、1吸気行程に関して前記吸気制御弁を開状態に保持する吸気制御弁制御手段と、
    を備えることを特徴とする内燃機関の制御装置。
  2. 前記吸気制御弁制御手段は、
    前記機関負荷判定手段により機関負荷が高負荷領域に属すると判定されたとき、インパルス過給が生じるように、前記吸気制御弁の下流側にあって且つ吸気行程にある気筒の吸気弁の開弁の後であって該吸気弁の閉弁の前に前記吸気制御弁を開弁し、
    前記機関負荷判定手段により機関負荷が中負荷領域に属すると判定されたとき、機関運転状態に対応した量の空気が吸入されるように、前記吸気制御弁の下流側にあって且つ吸気行程にある気筒の吸気弁の閉弁に先行して、前記吸気制御弁を閉弁することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の制御装置。
  3. 吸気通路にインパルス過給のための吸気制御弁を設けた内燃機関の制御装置において、
    前記吸気制御弁をバイパスするバイパス通路に設けられたバイパス弁と、
    前記内燃機関の機関負荷が属する負荷領域を判定する機関負荷判定手段と、
    該機関負荷判定手段により機関負荷が中高負荷領域に属すると判定されたとき、1吸気行程に関して前記吸気制御弁を1回開弁すると共に1回閉弁し、他方、前記機関負荷判定手段により機関負荷が軽負荷領域に属すると判定されたとき、1吸気行程に関して前記吸気制御弁を閉状態に保持する吸気制御弁制御手段と、
    前記機関負荷判定手段により機関負荷が中高負荷領域に属すると判定されたとき、前記バイパス弁を閉状態に保持し、他方、前記機関負荷判定手段により機関負荷が軽負荷領域に属すると判定されたとき、前記バイパス弁を開状態に保持するバイパス弁制御手段と、
    を備えることを特徴とする内燃機関の制御装置。
  4. 前記吸気制御弁制御手段は、
    前記機関負荷判定手段により機関負荷が高負荷領域に属すると判定されたとき、インパルス過給が生じるように、前記吸気制御弁の下流側にあって且つ吸気行程にある気筒の吸気弁の開弁の後であって該吸気弁の閉弁の前に前記吸気制御弁を開弁し、
    前記機関負荷判定手段により機関負荷が中負荷領域に属すると判定されたとき、機関運転状態に対応した量の空気が吸入されるように、前記吸気制御弁の下流側にあって且つ吸気行程にある気筒の吸気弁の閉弁に先行して、前記吸気制御弁を閉弁することを特徴とする請求項3に記載の内燃機関の制御装置。
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