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JP2008272973A - 液滴吐出装置、及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

液滴吐出装置、及びこれを備えた画像形成装置 Download PDF

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JP2008272973A
JP2008272973A JP2007116981A JP2007116981A JP2008272973A JP 2008272973 A JP2008272973 A JP 2008272973A JP 2007116981 A JP2007116981 A JP 2007116981A JP 2007116981 A JP2007116981 A JP 2007116981A JP 2008272973 A JP2008272973 A JP 2008272973A
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Japan
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droplet discharge
droplet
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head
amount
Prior art date
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JP2007116981A
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English (en)
Inventor
Tatsumi Komura
辰美 小村
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

【課題】温度変化による各液滴吐出ヘッドの変形量の違いによって発生する液滴の吐出領域のずれを是正することができる液滴吐出装置、及びこれを備えた画像形成装置を得る。
【解決手段】液滴吐出ヘッドの周辺温度が規定値以上の場合は、ステップ208へ移行し、液滴吐出ヘッドの周囲の環境温度と、基準長さの伸量とを関連付けた第1長さ変換テーブルから各液滴吐出ヘッドの基準長さの伸量を伸量取得部が取得する。ステップ300では、印字制御部が基準長さの伸量が最小の液滴吐出ヘッドの吐出領域を基準領域として決定し、他の液滴吐出ヘッドの吐出領域のずれを是正する。ここで、基準長さは、各液滴吐出ヘッドの取付け誤差を加味して算出されている。つまり、各液滴吐出ヘッドの取付位置がずれている場合でも、吐出領域のずれを是正し、色ずれをなくすことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、液滴を吐出する液滴吐出装置とこれを備えた画像形成装置に関する。
画像形成装置には、環境温度の変化による記録シート(以下シート材)の伸縮に応じて、印字データを補正するものがある(特許文献1)。
詳細には、温度センサで検知した周囲の温度からシート材がどの程度伸縮するかを中央制御部で計算し、それに応じて倍率調節手段が印字領域を調整するために印字データを補正する。
これにより、画像形成装置に備えられた液滴吐出装置よる印字がシート材からはみ出たり、シート材の画像余白が大きくなったりするのを防止している。
特開平3−161378公報
確かに、環境温湿度の変化により、シート材は伸縮するが、それと同様に液滴吐出装置に備えられる液滴吐出ヘッドも温度変化により変形する。
近年、高速印字に対応するため、長尺状の液滴吐出ヘッドをシート材の搬送方向と直交する方向に固定配置した画像形成装置がある。
さらに、フルカラーに対応するために、この液滴吐出ヘッドをシート材の搬送方向に複数並べて配置している。
このような固定された長尺状の液滴吐出ヘッドの場合、環境温度の変化により、長手方向に各色の液滴吐出ヘッドが変形し、変形量が各色の液滴吐出ヘッド毎に相違するため、各色毎に液滴を吐出する吐出領域が変わってしまう。そのため、吐出領域が広くなってしまった液滴吐出ヘッドは、他の液滴吐出ヘッドの吐出領域に入らない無駄な液滴を吐出させることになる。
また、仮に、環境温度の変化による各液滴吐出ヘッドの変形量を取得して、吐出領域のずれを是正しようとしても、各液滴吐出ヘッドの取り付位置が取り付誤差により異なる場合は、各液滴吐出ヘッドの変形量を取得するだけでは、吐出領域のずれを是正することは困難であった。
本発明は、上記事実を考慮し、各液滴吐出ヘッドの変形量の違いによって発生する液滴の吐出領域のずれを是正することが目的である。
本発明の請求項1に係る液滴吐出装置は、液滴を吐出するノズルを複数備えたヘッドユニットと、前記ヘッドユニットが並べられた液滴吐出ヘッドと、を備え、前記液滴吐出ヘッドを液滴吐出対象物の搬送方向と交差して並列に配置すると共に、前記液滴吐出ヘッド毎に、前記液滴吐出対象物の所定位置へ液滴を吐出するための吐出基準位置が決められた液滴吐出装置において、前記液滴吐出ヘッドの一端を固定する固定支承と、前記液滴吐出ヘッドの他端を前記液滴吐出対象物の搬送方向と交差する方向へ移動可能に支持する移動支承と、前記吐出基準位置と前記液滴吐出ヘッドが前記固定支承に固定される固定位置との各基準長さを取得する長さ取得手段と、前記液滴吐出対象物の搬送方向と交差する方向の熱変形による前記基準長さの伸量を取得する伸量取得手段と、前記伸量取得手段によって取得された基準長さの伸量が最小の前記液滴吐出ヘッドの吐出領域を基準領域として、前記基準領域内にある他の液滴吐出ヘッドのノズルから液滴を吐出させる印字制御手段と、を有することを特徴とする。
上記構成によれば、液滴吐出対象物の所定位置へ液滴を吐出する吐出基準位置が決められた各液滴吐出ヘッドは、並列に配置されている。さらに、この各液滴吐出ヘッドの一端を固定支承が固定して、他端を移動支承が移動可能に支持している。
また、長さ取得手段は、吐出基準位置と各液滴吐出ヘッドが固定支承に固定される固定位置との基準長さを取得する。
環境温度等が上昇した場合は、熱変形により、各液滴吐出ヘッドは、固定支承によって固定された固定位置を基準に移動支承によって移動可能に支持された他端が長手方向へ移動して湾曲することなく各液滴吐出ヘッドの長さが変わる。
ここで、伸量取得手段が、熱変形による基準長さの伸量を取得する。
さらに、印字制御手段は、伸量取得手段によって取得された基準長さの伸量が最小の液滴吐出ヘッドの吐出領域を基準領域として、この基準領域内にある他の液滴吐出ヘッドのノズルから液滴を吐出させる。
このように、長さ取得手段が吐出基準位置から固定位置までの基準長さを液滴吐出ヘッド毎に取得し、伸量取得手段が熱変形による基準長さの伸量を液滴吐出ヘッド毎に取得し、印字制御手段が基準長さの伸量に基づいて基準領域を決める。このため、取付け誤差により、各液滴吐出ヘッドの固定位置が異なっている場合でも、各液滴吐出ヘッドの変形量の違いによって発生する液滴の吐出領域の差を是正することがきる。
本発明の請求項2に係る液滴吐出装置は、請求項1記載において、前記ノズルはインクを吐出し、前記印字制御手段は、前記基準領域に合わせて印字データを補正して他の液滴吐出ヘッドの解像度を下げることを特徴とする。
上記構成によれば、印字制御手段は、基準領域に合わせて印字データを補正して他の液滴吐出ヘッドの解像度を下げる。
つまり、伸量取手段によって取得された基準長さの伸量が最小の液滴吐出ヘッドの吐出領域と比較して他の液滴吐出ヘッドのノズルの間隔は広くなる。この状態で液滴を吐出すると液滴吐出ヘッド毎に出力画像にずれが発生する。しかし、印字制御手段が他の液滴吐出ヘッドの解像度を下げることで同じ大きさの画像が形成され印字ずれを防止することができる。
本発明の請求項3に係る液滴吐出装置は、液滴を吐出するノズルを複数備えたヘッドユニットと、前記ヘッドユニットが並べられた液滴吐出ヘッドと、を備え、前記液滴吐出ヘッドを液滴吐出対象物の搬送方向と交差して並列に配置すると共に、前記液滴吐出ヘッド毎に、前記液滴吐出対象物の所定位置へ液滴を吐出するための吐出基準位置が決められた液滴吐出装置において、前記液滴吐出ヘッドの一端を固定する固定支承と、前記液滴吐出ヘッドの他端を前記液滴吐出対象物の搬送方向と交差する方向へ移動可能に支持する移動支承と、前記吐出基準位置と各前記液滴吐出ヘッドが前記固定支承に固定される固定位置との基準長さを取得する長さ取得手段と、前記液滴吐出対象物の搬送方向と交差する方向の熱変形による前記基準長さの伸量を取得する伸量取得手段と、室温時の前記液滴吐出ヘッドの吐出領域を基準領域として、前記基準領域内にある液滴吐出ヘッドのノズルから液滴を吐出させる印字制御手段と、を有することを特徴とする。
上記構成によれば、液滴吐出対象物の所定位置へ液滴を吐出するための吐出基準位置が決められた各液滴吐出ヘッドは並列に配置され、さらに、この各液滴吐出ヘッドの一端を固定支承が固定して、他端を移動支承が移動可能に支持している。
また、長さ取得手段は、吐出基準位置と各液滴吐出ヘッドが固定支承に固定される固定位置との各基準長さを取得する。
環境温度等が上昇した場合は、熱変形により、各液滴吐出ヘッドは、固定支承によって固定された固定位置を基準に移動支承によって移動可能に支持された他端が長手方向へ移動して湾曲することなく各液滴吐出ヘッドの長さが変わる。
ここで、伸量取得手段が、熱変形による基準長さの各伸量を取得する。
さらに、印字制御手段は、室温時の液滴吐出ヘッドの吐出領域を基準領域として、この基準領域内にある他の液滴吐出ヘッドのノズルから液滴を吐出させる。
このように、長さ取得手段が吐出基準位置から固定位置までの基準長さを取得し、伸量取得手段が熱変形による基準長さの各伸量を取得する。これに基づいて印字制御手段が他の液滴吐出ヘッドのノズルから液滴を吐出させるため、取付け誤差により、各液滴吐出ヘッドの固定位置が異なっている場合でも、各液滴吐出ヘッドの変形量の違いによって発生する液滴の吐出領域の差を是正することがきる。
本発明の請求項4に係る液滴吐出装置は、請求項3項記載において、前記ノズルはインクを吐出し、前記印字制御手段は、前記基準領域に合わせて印字データを補正して前記液滴吐出ヘッドの解像度を下げることを特徴とする。
上記構成によれば、印字制御手段は、基準領域に合わせて印字データを補正して液滴吐出ヘッドの解像度を下げる。
つまり、各液滴吐出ヘッドが変形することで室温時の液滴吐出ヘッドの吐出領域と比較して各液滴吐出ヘッドのノズルの間隔は広くなる。この状態で液滴を吐出すると液滴吐出ヘッド毎に出力画像にずれが発生する。しかし、印字制御手段が各液滴吐出ヘッドの解像度を下げることで同じ大きさの画像が形成され印字ずれを防止することができる。
本発明の請求項5に係る液滴吐出装置は、請求項1乃至4何れか1項記載において、前記液滴吐出ヘッドの周辺の環境温度が規定値以上になったとき、前記伸量取得手段が、前記基準長さの伸量を取得して、前記印字制御手段が前記基準領域内にある前記ノズルから液滴を吐出させることを特徴とする。
上記構成によれば、伸量取得手段は、液滴吐出ヘッドの周辺の環境温度が規定値以上になったとき、基準長さの伸量を取得して、印字制御手段が基準領域内にあるノズルから液滴を吐出させる。
このように、液滴吐出ヘッドの変形量が大きくなるときだけ、印字制御手段が液滴を吐出させるノズルを制御するため無駄がない。
本発明の請求項6に係る液滴吐出装置は、請求項1乃至4何れか1項記載において、前記液滴吐出ヘッドの温度が規定値以上になったとき、前記伸量取得手段が、前記基準長さの伸量を取得して、前記印字制御手段が前記基準領域内にある前記ノズルから液滴を吐出させることを特徴とする。
上記構成によれば、伸量取得手段は、液滴吐出ヘッドの温度が規定値以上になったとき、基準長さの伸量を取得して、印字制御手段が基準領域内にあるノズルから液滴を吐出させる。
このように、液滴吐出ヘッドの変形量が大きくなるときだけ、印字制御手段が液滴を吐出させるノズルを制御するため無駄がない。
本発明の請求項7に係る液滴吐出装置は、請求項2又は4記載において、印字枚数が規定値以上になったとき、前記伸量取得手段が、前記基準長さの伸量を取得して、前記印字制御手段が前記基準領域内にある前記ノズルから液滴を吐出させることを特徴とする。
上記構成によれば、伸量取得手段は、印字枚数が規定値以上になったとき、基準長さの伸量を取得して、印字制御手段が基準領域内にあるノズルから液滴を吐出させる。
つまり、印字枚数が規定値に達すると液滴吐出ヘッドの温度は印字動作により変化する。このように、液滴吐出ヘッドの温度が変化する毎に、印字制御手段が液滴を吐出させるノズルを制御するため無駄がない。
本発明の請求項8に係る液滴吐出装置は、請求項2又は4記載において、印字毎に、前記伸量取得手段が、前記基準長さの伸量を取得して、前記印字制御手段が前記基準領域内にある前記ノズルから液滴を吐出させることを特徴とする。
上記構成によれば、伸量取得手段は、印字毎に、基準長さの伸量を取得して、印字制御手段が基準領域内にあるノズルから液滴を吐出させる。
このように、常に伸量取得手段が基準長さの伸量を取得するため、最新の基準長さの伸量に基づいて印字制御手段が液滴を吐出させるノズルを制御することができる。
本発明の請求項9に係る液滴吐出装置は、請求項1乃至8何れか1項に記載において、前記伸量取得手段は、前記液滴吐出ヘッドの周囲の環境温度と前記基準長さの伸量とを関連付けた第1長さ変換テーブルと、温度センサによって測定された前記液滴吐出ヘッドの周囲の環境温度と、によって前記基準長さの各伸量を取得することを特徴とする。
上記構成によれば、伸量取得手段が、液滴吐出ヘッドの周囲の環境温度と基準長さの伸量とを関連付けた第1長さ変換テーブルと、温度センサによって測定された液滴吐出ヘッドの周囲の環境温度と、によって基準長さの伸量を取得する。
このように、液滴吐出ヘッドの周辺の環境温度を用いて、伸量取得手段が簡単に伸量を取得することができる。
本発明の請求項10に係る液滴吐出装置は、請求項1乃至8何れか1項に記載において、前記伸量取得手段は、前記液滴吐出ヘッドの温度と前記基準長さの伸量とを関連付けた第2長さ変換テーブルと、温度センサによって測定された前記液滴吐出ヘッドの温度と、によって前記基準長さの各伸量を取得することを特徴とする。
上記構成によれば、伸量取得手段は、液滴吐出ヘッドの温度と基準長さの伸量とを関連付けた第2長さ変換テーブルと、温度センサによって測定された液滴吐出ヘッドの温度と、によって基準長さの伸量を取得する。
このように、液滴吐出ヘッドの温度を用いて、伸量取得手段が簡単に伸量を取得することができる。
本発明の請求項11に係る液滴吐出装置は、請求項2又は4記載において、前記伸量取得手段は、印字データと前記基準長さの伸量とを関連付けた第3長さ変換テーブルと、画像データから生成される印字データと、によって前記基準長さの伸量を取得することを特徴とする。
上記構成によれば、伸量取得手段は、印字データと基準長さの伸量とを関連付けた第3長さ変換テーブルと、画像データから生成される印字データと、によって基準長さの伸量を取得する。
つまり、印字データが多いときは、液滴吐出ヘッドの作動量が多いため、温度が上昇すると予測し、印字データが少ないときは、液滴吐出ヘッドの作動量が少ないため、温度があまり上昇しないと予測する。このように、直接温度を測定することなく伸量取得手段が簡単に伸量を取得することができる。
本発明の請求項12に係る液滴吐出装置は、請求項1乃至8何れか1項に記載において、前記伸量取得手段は、前記移動支承に支持された前記液滴吐出ヘッドの他端の位置を検出する第1検出手段からの検出信号によって取得された前記液滴吐出ヘッドの変形量に基づいて前記基準長さの伸量を取得することを特徴とする。
上記構成によれば、伸量取得手段は、移動支承に支持された液滴吐出ヘッドの他端の位置を検出する第1検出手段からの検出信号によって取得された液滴吐出ヘッドの変形量に基づいて基準長さの伸量を取得する。
このように、直接液滴吐出ヘッドの他端の位置を検出することで精度良く伸量取得手段が伸量を取得することができる。
本発明の請求項13に係る液滴吐出装置は、請求項1乃至8何れか1項に記載において、前記伸量取得手段は、前記ノズルから前記液滴吐出対象物に吐出された液滴の位置を検出する第2検出手段からの検出信号によって取得された前記液滴吐出ヘッドの変形量に基づいて前記基準長さの伸量を取得することを特徴とする。
上記構成によれば、伸量取得手段は、ノズルから液滴吐出対象物に吐出された液滴の位置を検出する第2検出手段からの検出信号によって取得された液滴吐出ヘッドの変形量に基づいて基準長さの各伸量を取得する。
既に、シート材の位置を検知するレジストレーション検出用の検知手段が設けられている場合は、これを第2検出器として液滴の位置を検出してそのずれ量から伸量取得手段が各伸量を取得することができる。
本発明の請求項14に係る画像形成装置は、請求項1乃至13何れか1項に記載された液滴吐出装置が設けられたことを特徴とする。
上記構成によれば、画像形成装置には、請求項1乃至13何れか1項に記載された液滴吐出装置が設けられているため、印字ずれを防止して高画質な出力画像を得ることができる。
本発明の画像形成装置によれば、各液滴吐出ヘッドの変形量の違いによって発生する液滴の吐出領域のずれを是正することができる。
本発明の第1実施形態に係る液滴吐出装置が採用された画像形成装置の実施形態を図1〜図9に従って説明する。
図9には、本実施形態に係る画像形成装置であるFWA(Full Width Array)型インクジェットプリンタ(以下、「画像形成装置」という)112の構成が概略的に示されている。
この画像形成装置112の筐体114内の下部には給紙トレイ116が備えられており、給紙トレイ116内に積層されたシート材Pをピックアップロール118で1枚ずつ取り出すことができる。取り出されたシート材Pは、所定の搬送経路122を構成する複数の搬送ローラ120で搬送される。以下、単に「搬送方向」というときは、シート材Pの搬送方向をいい、「上流」、「下流」というときはそれぞれ、搬送方向の上流及び下流を意味するものとする。
給紙トレイ116の上方には、駆動ロール124及び従動ロール126に張架された無端状の搬送ベルト128が配置されている。搬送ベルト128の上方には液滴吐出装置130が配置されており、搬送ベルト128の平坦部分128Fに対向している。この対向した領域が、液滴吐出装置130から液滴が吐出される吐出領域SEとなっている。搬送経路122に沿って搬送されたシート材Pは、搬送ベルト128で保持されてこの吐出領域SEに至り、液滴吐出装置130に対向した位置で、液滴吐出装置130から液滴が吐出される。
そして、シート材Pを搬送ベルト128で保持した状態で周回させることで、吐出領域SE内に複数回通過させて、いわゆるマルチパスによる画像記録を行うことも可能となっている。もちろん、シート材Pを吐出領域SE内に1回のみ通過させて、いわゆる1パスで画像記録を行っても良い。
液滴吐出装置130は、本実施形態では、有効な記録領域がシート材Pの幅(搬送方向と直交する方向の長さ)以上とされた長尺物で、いわゆるFWA(Full Width Array)となっている。液滴吐出装置130内には、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、及びブラック(K)の4色それぞれに対応した4つの液滴吐出ヘッド132が搬送方向に沿って並列に配置されており、フルカラー画像を記録することができる。なお、それぞれの液滴吐出ヘッド132において液滴を吐出する方法は特に限定されず、いわゆるサーマル方式や圧電方式等、公知のものを適用できる。
また、液滴吐出装置130は、搬送方向と直交する方向に不動とされていてもよいが、必要に応じて移動するように構成しておくと、マルチパスによる画像記録で、より解像度の高い画像を記録できる。
また、液滴吐出装置130の上流側には、図示しない電源が接続された帯電ロール136が配置されている。帯電ロール136は、従動ロール126との間で搬送ベルト128及びシート材Pを挟みながら従動回転し、シート材Pを搬送ベルト128に押圧する押圧位置と、搬送ベルト128から離間した離間位置との間を移動可能とされている。押圧位置では、接地された従動ロール126との間に所定の電位差が生じるため、シート材Pに電荷を与えて搬送ベルト128にシート材Pを静電吸着させることができる。なお、電源は、シート材Pを所定電位に帯電させることが可能であれば、直流電源でも交流電源でもよい。
また、帯電ロール136よりもさらに上流側には、図示しないレジロールが設けられており、シート材Pが搬送ベルト128と帯電ロール136との間に至る前にシート材Pの位置及び搬送タイミングが調整されている。
液滴吐出装置130の下流側には、剥離プレート140が配置されており、シート材Pを搬送ベルト128から剥離することができる。
剥離されたシート材Pは、剥離プレート140の下流側で排出経路144を構成する複数の排出ローラ142で搬送され、筐体114の上部に設けられた排紙トレイ146に排出される。
さらに、剥離プレート140の下方には、駆動ロール124との間で搬送ベルト128を挟持するクリーニングロール148が配置されており、搬送ベルト128の表面をクリーニングする構成となっている。
また、給紙トレイ116と搬送ベルト128の間には、複数の反転用ローラ150で構成された反転経路152が設けられており、片面に画像記録されたシート材Pを反転させて搬送ベルト128に保持させることで、シート材Pの両面への画像記録を形成するようになっている。
搬送ベルト128と排紙トレイ146の間には、4色の各インクをそれぞれ貯留するインクタンク154が設けられている。インクタンク154のインクは、図示しないインク供給配管によって、液滴吐出装置130に供給される。インクとしては、水性インク、油性インク、溶剤系インク等、公知の各種インクを使用できる。
以上の構成によって、図9に示されるように、画像形成装置112では、給紙トレイ116から取り出されたシート材Pが搬送ローラ120によって搬送経路122に沿って搬送され、搬送ベルト128に至る。さらに、シート材Pは帯電ロール136によって搬送ベルト128に押し付けられ、帯電ロール136からの印加電圧によって搬送ベルト128に吸着(密着)されて保持される。この状態で、搬送ベルトの循環によってシート材Pが吐出領域SEを通過しつつ、液滴吐出装置130の液滴吐出ヘッド132にもうけられたノズルから液滴が吐出されて、シート材P上に画像が記録される。1パスのみで画像記録する場合には、剥離プレート140でシート材Pを搬送ベルト128から剥離し、排出ローラ142で搬送して排紙トレイ146に排出する。これに対し、マルチパスで画像記録を行う場合には、必要な回数に達するまでシート材Pを周回させて吐出領域SEを通過させた後、剥離プレート140でシート材Pを搬送ベルト128から剥離し、排出ローラ142で搬送して排紙トレイ146に排出する。
次に液滴吐出ヘッドについて説明する。
図8に示されるように、液滴吐出ヘッド132は、本体フレームに固定された長方形の枠体156に支持されている。
枠体156の長辺158の長手方向は、シート材Pの搬送方向と直交する方向に配置され、枠体156は、搬送ベルト128(図9参照)の平坦部分128Fと対向するように配置されている。
また、枠体156の一方の短辺160Aの下面には、固定支承としてのブロック状の固定支持部材164が取り付けられており、他方の短辺160Bの下面には、移動支承としてのブロック状のスライド支持部材166が固定支持部材164と同様に付けられている。そして、固定支持部材164とスライド支持部材166との下面側に、これらの間を掛け渡すと共に液滴吐出ヘッド132を構成する長尺部材168が設けられている。
この長尺部材168には、複数のヘッドユニット178が取り付けられている。詳細には、図7に示されるように、長尺部材168には、長手方向に沿って複数のヘッド取付部176が形成されており、このヘッド取付部176に、複数のヘッドユニット178が列状に取り付けられている。さらに、ヘッドユニット178には、印字データに基づいて液滴を吐出させるノズル(図示省略)がシート材Pと対向するノズル面178Aに複数設けられている。
ヘッドユニット178のそれぞれは、単体でシート材Pの紙幅を有していないが、複数のヘッドユニット178をシート材幅方向に並べて列状に配列することで、シート材幅以上の画像記録領域を得られるようになっている。すなわち、液滴吐出ヘッド132がシート材Pの幅方向に沿って移動しなくても、シート材Pの移動のみによってシート材Pの全面に画像が形成できるので、高い生産性を得ることができる。
また、この液滴吐出ヘッド132の一端168Aは、固定支持部材164に設けられたネジ孔164Hからネジ170を締め込むことで長尺部材168に固定される。
これに対し、図6(A)、図6(B)に示すように、液滴吐出ヘッド132の他端168B側に配置されるスライド支持部材166の下面には、いわゆる蟻溝状の溝部172が長尺部材168の長手方向に沿って形成されている。さらに、長尺部材168の他端168Bの上面には、溝部172にスライド可能に係合する突部174が設けられている。
したがって、図5に概念的に示すように、突部174を溝部172(図6参照)に係合させることで、突部174が溝部172内を移動可能になり、液滴吐出ヘッド132が、固定支持部材164と液滴吐出ヘッド132の取付点であるネジ170の締め付け位置を基準に伸縮可能となっている。
図4に示されるように、長尺部材168の長手方向(図4に示すに矢印A方向)において、長尺部材168を固定するネジ170Y、ネジ170M、ネジ170C、ネジ170Kの締め付け位置(固定位置)は、取付け誤差により液滴吐出ヘッド132毎に異なる。
そこで、工場出荷前に、液滴吐出ヘッド132毎に、矢印B方向へ搬送されるシート材Pの幅方向中央部に液滴を吐出する吐出基準位置182が決められる。
また、液滴吐出装置130内に設けられた長さ取得部84(図9参照)が、液滴吐出装置130毎に、吐出基準位置182からネジ170までの基準長さXSを画像形成装置112の出荷前に取得する。
ここで、液滴吐出ヘッド132Yを使用して、長さ取得部84が吐出基準位置182Yからネジ170Yまでの基準長さXSyを取得する取得方法について説明する。
先ず、吐出基準位置182Yに配置されるノズルから液滴をシート材Pへ吐出させる。次に、液滴吐出ヘッド132Yを加熱し、加熱したときに液滴吐出ヘッド132Yが上昇した温度ΔT1を図示しない温度センサで取得する。
さらに、液滴吐出ヘッド132YがΔT1上昇した状態で、吐出基準位置182Yに配置されていたノズルから液滴をシート材Pへ吐出させる。加熱前に吐出基準位置182Yに配置されていたノズルから吐出された液滴と、加熱後にそのノズルから吐出された液滴がシート材Pへ吐出された状態となる。
シート材Pに吐出された加熱前後の液滴は、画像形成装置112に備えられたレジストレーション検出用の検知手段によって検出され、これにより、吐出基準位置182Yに配置されていたノズルの移動量ΔXyが取得される。
そうすると、基準長さXSy、温度ΔT1、移動量ΔXy、液滴吐出ヘッド132Yの線膨張係数をαとすると下記のようになり、長さ取得部84は、基準長さXSyを取得することができる。
XSy×αΔT1=ΔXy
∴ XSy=ΔXy/αΔT1
以上のように、画像形成装置112の出荷前に、長さ取得部84は、吐出基準位置182からネジ170(固定位置)までの基準長さXSを取得する。
画像形成装置112が出荷されると、画像形成装置112を取り巻く環境温度が変化する。環境温度が変化すると、液滴吐出ヘッド132のノズル面178Aは、固定支持部材164と長尺部材168とを固定するネジ170Y、ネジ170M、ネジ170C、ネジ170Kの締め付け位置(固定位置)を基準に長手方向に伸縮し、ノズルから吐出される液滴の吐出領域が変わる。
ここで、各色の液滴吐出ヘッド132が長手方向に熱変形することで発生する印字ずれについて説明する。
図9に示されるように、液滴吐出装置130は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色に対応する液滴吐出ヘッド132Y、132M、132C、132Kを備えている。前述したように、各液滴吐出ヘッド132の長手方向は、シート材Pの搬送方向と直交する方向に配置されている。なお、各色毎に、画像の位置ずれを防止するため、吐出基準位置182は何れの液滴吐出ヘッド132でも同一ライン上にあり、取付位置のばらつきにより、液滴吐出ヘッド132毎に異なったノズルが割り当てられることもある。
図4に示されるように、各液滴吐出ヘット132を固定支持部材164に取り付けるネジ170の締め付け位置(固定位置)は、取付け誤差により液滴吐出ヘッド132毎に長さ方向において(矢印A方向)に異なっている。
環境温度の変化によって各色の液滴吐出ヘッド132は、ネジ170の締め付け位置(固定位置)を基準に長手方向に変形する。つまり、図3に示されるように、各液滴吐出ヘッド132の長手方向の長さは、ネジ170の締め付け位置(固定位置)を基準に他端168Bが点線で示す位置から実線で示す位置に変形する。
各色の液滴吐出ヘッド132の長さの変形量が違うと、吐出基準位置182Y、182M、182C、182Kに配置されていたノズルの位置は、各色の液滴吐出ヘッド132間でずれてしまう。このため、ノズルから吐出される液滴の吐出領域も各色で変わってしまう。
このように、各色で吐出領域に差が生じ、ノズルの位置が各色間で微妙にずれることで出力画像に色間の印字ずれが発生する。
なお、図3の液滴吐出ヘッド132の伸長差は、分かり易くするため誇張して記載している。
そこで、液滴吐出装置130内に設けられた基準長さの伸量を取得する伸量取得部86と、印字データに補正をかける印字制御部82(図9参照)が、図1に示すフローに従って色ずれを補正する。
はじめに、ステップ200でオペレータが印刷指示を出し、ステップ202へ移行し、ステップ202で、記録ヘッド制御部90内に設けられた画像入力部90B(図9参照)に画像データが入力される。
次にステップ204に移行して、印字制御部82(図9参照)によって、画像データから印字データが作成されステップ206へ移行する。
ステップ206では、液滴吐出ヘッド132の近傍に設けられた温度センサ(図示省略)によって測定された液滴吐出ヘッド132の周辺温度が規定値以上か否かが伸量取得部86で判断される。
規定値以上の場合は、ステップ208へ移行し、液滴吐出ヘッド132の周囲の環境温度と、基準長さXSの伸量とを関連付けた第1長さ変換テーブルから各液滴吐出ヘッド132の基準長さXSの伸量を伸量取得部86が取得する。
次に、ステップ300では、印字制御部82が基準長さXSの伸量が最小の液滴吐出ヘッド132の吐出領域を基準領域として決定する。
次に、ステップ302に移行し、印字制御部82が印字データに補正をかける。つまり、基準領域内にある他の液滴吐出ヘッド132のノズルから液滴を吐出させて色ずれを是正するため、伸量に応じて他の液滴吐出ヘッド132の解像度を下げる。
図2に示されるように、例えば「山」という文字を印字する場合に、図2(A)に示される基準領域の「山」と、図2(B)に示される熱で伸びた液滴吐出ヘッド132の「山」は、長手方向(E方向)にずれて印字される。このような場合に、図2(B)の「山」を、解像度を下げて図2(C)に示す「山」に補正することで文字の大きさを合わせて色ずれをなくすことができる。なお、図2に示す○はノズルを模式図的に表したものである。
印字データの補正が終了するとステップ304へ移行して印刷を開始する。また、ステップ206で規定値以下の場合もステップ304に移行して印刷を開始する。
このように、取付け誤差により、液滴吐出ヘッド132と固定支持部材164を固定するネジ170(固定位置)の締め付け位置がずれている場合でも、各液滴吐出ヘッド132の基準長さXSの伸量に応じて印字データを補正することで、吐出領域のずれを是正し、色ずれをなくすことができる。
なお、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかである。例えば、上記実施形態では、液滴吐出ヘッド132の周辺の環境温度が規定値以上になったときに、印字データに補正をかけたが、熱電対を用いて液滴吐出ヘッド132の温度を測定し、液滴吐出ヘッド132の温度が規定値以上になったり、又は、カウンターで連続印字枚数をカウントして印字枚数が規定値以上になったりしたときに印字データに補正をかけてもよい。
また、上記実施形態では、基準領域を伸量取得部86が取得した基準長さXSの伸量が最小の液滴吐出ヘッド132の吐出領域としたが、室温時の液滴吐出ヘッド132の吐出領域を基準領域としてもよい。この場合は、第1長さ変換テーブルに予め基準領域を入力する必要がある。
次に、第2実施形態に係る画像形成装置112について説明する。
なお、第1実施形態と同一部材については、同一符号を付してその説明を省略する。
この実施形態では、伸量取得部86は、液滴吐出ヘッド132の温度と基準長さXSの伸量とを関連付けた第2長さ変換テーブルを用いて、熱電対によって測定された各液滴吐出ヘッド132の温度によって各液滴吐出ヘッド132の基準長さXSの伸量を取得する。
このように、液滴吐出ヘッド132の温度を用いて簡単に各液滴吐出ヘッド132の基準長さXSの伸量を取得することができる。
次に、第3実施形態に係る画像形成装置112について説明する。
なお、第1実施形態と同一部材については、同一符号を付してその説明を省略する。
この実施形態では、伸量取得部86は、印字データと基準長さXSの伸量とを関連付けた第3長さ変換テーブルを用いて、画像を生成する印字データから各基準長さXSの伸量を取得する。
つまり、印字データが多いときは、液滴吐出ヘッド132の作動量が多いため、温度が上昇すると予測し、印字データが少ないときは、液滴吐出ヘッド132の作動量が少ないため、温度があまり上昇しないと予測する。このように、温度測定することなく各液滴吐出ヘッド132の基準長さXSの伸量を取得することができる。
次に、第4実施形態に係る画像形成装置112について説明する。
なお、第1実施形態と同一部材については、同一符号を付してその説明を省略する。
この実施形態では、伸量取得部86は、スライド支持部材166に支持された液滴吐出ヘッド132の他端162Bの位置を検出する第1検出器としての歪センサが検出した歪信号によって取得された各液滴吐出ヘッド132の変形量に基づいて基準長さXSの各伸量を取得する。
このように、直接他端168Bの移動量を検出して、伸量取得部86が基準長さXSの各伸量を取得することができる。
次に、第5実施形態に係る画像形成装置112について説明する。
なお、第1実施形態と同一部材については、同一符号を付してその説明を省略する。
この実施形態では、伸量取得部86は、ノズルからシート材Pに吐出された液滴の位置を検出する第2検出器からの検出信号によって取得された液滴吐出ヘッド132の変形量に基づいて基準長さXSの各伸量を取得する。この場合には、レジストレーション検出用の検知手段を第2検出器として使用することも可能である。
本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の印字データの補正手順を示したフロー図である。 (A)本発明の第1実施形態に係る基準領域のノズル面、及びノズルを概念的にしめした模式図である。(B)本発明の第1実施形態に係るノズル面、及びノズルを示し、熱変形で延びた状態での模式図である。(C)本発明の第1実施形態に係るノズル面、及びノズルを示し、熱変形で延びた状態を補正した模式図である。 本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の液滴吐出ヘッドを示し、環境温度の変化で夫々のヘッドが伸縮した状態を示した模式図である。 本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の液滴吐出ヘッドを示し、液滴吐出ヘッドの取り付け位置(ネジ170の締め付け位置)が液滴吐出ヘッド毎にずれている状態を示した模式図である。 本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の液滴吐出ヘッドを示した側面図である。 (A)本発明の第1実施形態に係る液滴吐出ヘッドのスライド端を示した斜視図である。(B)本発明の第1実施形態に係る液滴吐出ヘッドのスライド端を示した分解斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る液滴吐出ヘッドを示した分解斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る液滴吐出ヘッドを示した斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る画像形成装置を示した概略構成図である。
符号の説明
82 印字制御部
84 長さ取得部
86 伸量取得部
112 画像形成装置
130 液滴吐出装置
132 液滴吐出ヘッド
164 固定支持部材(固定支承)
166 スライド支持部材(移動支承)
178 ヘッドユニット
182 吐出基準位置

Claims (14)

  1. 液滴を吐出するノズルを複数備えたヘッドユニットと、前記ヘッドユニットが並べられた液滴吐出ヘッドと、を備え、前記液滴吐出ヘッドを液滴吐出対象物の搬送方向と交差して並列に配置すると共に、前記液滴吐出ヘッド毎に、前記液滴吐出対象物の所定位置へ液滴を吐出するための吐出基準位置が決められた液滴吐出装置において、
    前記液滴吐出ヘッドの一端を固定する固定支承と、
    前記液滴吐出ヘッドの他端を前記液滴吐出対象物の搬送方向と交差する方向へ移動可能に支持する移動支承と、
    前記吐出基準位置と前記液滴吐出ヘッドが前記固定支承に固定される固定位置との各基準長さを取得する長さ取得手段と、
    前記液滴吐出対象物の搬送方向と交差する方向の熱変形による前記基準長さの伸量を取得する伸量取得手段と、
    前記伸量取得手段によって取得された基準長さの伸量が最小の前記液滴吐出ヘッドの吐出領域を基準領域として、前記基準領域内にある他の液滴吐出ヘッドのノズルから液滴を吐出させる印字制御手段と、
    を有することを特徴とする液滴吐出装置。
  2. 前記ノズルはインクを吐出し、前記印字制御手段は、前記基準領域に合わせて印字データを補正して他の液滴吐出ヘッドの解像度を下げることを特徴とする請求項1記載の液滴吐出装置。
  3. 液滴を吐出するノズルを複数備えたヘッドユニットと、前記ヘッドユニットが並べられた液滴吐出ヘッドと、を備え、前記液滴吐出ヘッドを液滴吐出対象物の搬送方向と交差して並列に配置すると共に、前記液滴吐出ヘッド毎に、前記液滴吐出対象物の所定位置へ液滴を吐出するための吐出基準位置が決められた液滴吐出装置において、
    前記液滴吐出ヘッドの一端を固定する固定支承と、
    前記液滴吐出ヘッドの他端を前記液滴吐出対象物の搬送方向と交差する方向へ移動可能に支持する移動支承と、
    前記吐出基準位置と各前記液滴吐出ヘッドが前記固定支承に固定される固定位置との基準長さを取得する長さ取得手段と、
    前記液滴吐出対象物の搬送方向と交差する方向の熱変形による前記基準長さの伸量を取得する伸量取得手段と、
    室温時の前記液滴吐出ヘッドの吐出領域を基準領域として、前記基準領域内にある液滴吐出ヘッドのノズルから液滴を吐出させる印字制御手段と、
    を有することを特徴とする液滴吐出装置。
  4. 前記ノズルはインクを吐出し、前記印字制御手段は、前記基準領域に合わせて印字データを補正して前記液滴吐出ヘッドの解像度を下げることを特徴とする請求項3記載の液滴吐出装置。
  5. 前記液滴吐出ヘッドの周辺の環境温度が規定値以上になったとき、前記伸量取得手段が、前記基準長さの伸量を取得して、前記印字制御手段が前記基準領域内にある前記ノズルから液滴を吐出させることを特徴とする請求項1乃至4何れか1項に記載された液滴吐出装置。
  6. 前記液滴吐出ヘッドの温度が規定値以上になったとき、前記伸量取得手段が、前記基準長さの伸量を取得して、前記印字制御手段が前記基準領域内にある前記ノズルから液滴を吐出させることを特徴とする請求項1乃至4何れか1項に記載された液滴吐出装置。
  7. 印字枚数が規定値以上になったとき、前記伸量取得手段が、前記基準長さの伸量を取得して、前記印字制御手段が前記基準領域内にある前記ノズルから液滴を吐出させることを特徴とする請求項2又は4に記載された液滴吐出装置。
  8. 印字毎に、前記伸量取得手段が、前記基準長さの伸量を取得して、前記印字制御手段が前記基準領域内にある前記ノズルから液滴を吐出させることを特徴とする請求項2又は4に記載された液滴吐出装置。
  9. 前記伸量取得手段は、前記液滴吐出ヘッドの周囲の環境温度と前記基準長さの伸量とを関連付けた第1長さ変換テーブルと、温度センサによって測定された前記液滴吐出ヘッドの周囲の環境温度と、によって前記基準長さの各伸量を取得することを特徴とする請求項1乃至8何れか1項に記載された液滴吐出装置。
  10. 前記伸量取得手段は、前記液滴吐出ヘッドの温度と前記基準長さの伸量とを関連付けた第2長さ変換テーブルと、温度センサによって測定された前記液滴吐出ヘッドの温度と、によって前記基準長さの各伸量を取得することを特徴とする請求項1乃至8何れか1項に記載された液滴吐出装置。
  11. 前記伸量取得手段は、印字データと前記基準長さの伸量とを関連付けた第3長さ変換テーブルと、画像データから生成される印字データと、によって前記基準長さの伸量を取得することを特徴とする請求項2又は4に記載された液滴吐出装置。
  12. 前記伸量取得手段は、前記移動支承に支持された前記液滴吐出ヘッドの他端の位置を検出する第1検出手段からの検出信号によって取得された前記液滴吐出ヘッドの変形量に基づいて前記基準長さの伸量を取得することを特徴とする請求項1乃至8何れか1項に記載された液滴吐出装置。
  13. 前記伸量取得手段は、前記ノズルから前記液滴吐出対象物に吐出された液滴の位置を検出する第2検出手段からの検出信号によって取得された前記液滴吐出ヘッドの変形量に基づいて前記基準長さの伸量を取得することを特徴とする請求項1乃至8何れか1項に記載された液滴吐出装置。
  14. 請求項1乃至13何れか1項に記載された液滴吐出装置が設けられたことを特徴とする画像形成装置。
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