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JP2008272562A - アスベスト溶融処理方法および装置 - Google Patents

アスベスト溶融処理方法および装置 Download PDF

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JP2008272562A
JP2008272562A JP2006310938A JP2006310938A JP2008272562A JP 2008272562 A JP2008272562 A JP 2008272562A JP 2006310938 A JP2006310938 A JP 2006310938A JP 2006310938 A JP2006310938 A JP 2006310938A JP 2008272562 A JP2008272562 A JP 2008272562A
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JP
Japan
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asbestos
melting
crucible
agent
heating furnace
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Pending
Application number
JP2006310938A
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English (en)
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Hiroshi Hoshi
博 星
Yoshihiro Yokoi
良弘 横井
Hiromi Suzuki
廣美 鈴木
Hiroshi Sekine
博 関根
Mamoru Miyagi
守 宮城
Michio Hayashi
倫生 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Engineering and Services Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Engineering and Services Co Ltd
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Abstract

【課題】
本発明の目的は、アスベストの加熱温度を低くしてもアスベストを溶融させることができ処理コストを低減できるアスベスト溶融処理方法および装置を提供することにある。
【解決手段】
マイクロ波加熱炉1は両側板1a,1bに開閉扉2a,2bが設けられている。マイクロ波発信器3はマイクロ波加熱炉1の天井板1cに取付けられ、マイクロ波加熱炉1内にマイクロ波を発信する。マイクロ波発信器3は温度制御器4によりオンオフ制御される。坩堝7はマイクロ波のエネルギーを吸収するセラミック容器で、可燃性密閉袋に袋詰めされたアスベスト5が投入される。坩堝7には硝酸ナトリウム9と硝酸カルシウム10及び炭酸カルシウム16を所定割合で混合したアルカリ剤(融解剤)を加える。
【選択図】図1

Description

本発明は人体に有害物質として問題にされているアスベスト(石綿)を無害化処理するアスベスト溶融処理方法および装置に関する。
アスベスト(石綿)は、耐熱性,絶縁性などに優れており、多くの分野で利用されている。しかし、人体に有害であることが問題視され、アスベストを無害化処理して埋め立て処分している。
アスベストの無害化処理に溶融法と固化法とがある。融解法はアスベストを減容でき、その上、融解残渣はアスファルト材などの骨材として再利用できるという利点を有する。このため、アスベストの無害化処理には溶融法が有効であると考えられている。
アスベストの溶融法としては、袋詰めされたアスベストを密閉型電気炉によって高温
(1500℃程度)で溶解することが提案されている。このことは、例えば、下記の特許文献1に記載されている。
特許第3085959号公報
従来技術はアスベストの融点温度まで加熱する必要があり、1000℃以上に加熱することが必要になる。このため、アスベストを溶融するのに膨大なエネルギーを消費することになり、処理コストが高くなるという実用上の問題点を有する。
本発明の目的は、アスベストの加熱温度を低くしてもアスベストを溶融させることができ処理コストを低減できるアスベスト溶融処理方法および装置を提供することにある。
本発明の特徴とするところは、硝酸ナトリウムと硝酸カルシウム及び炭酸カルシウムを所定割合で混合し融点を低下させたアルカリ剤(融解剤)を溶融させてアスベストを分解させ、アスベスト分解成分を融解剤と反応させてアスベストを溶融処理するようにしたことにある。
本発明は、硝酸ナトリウムと硝酸カルシウム及び炭酸カルシウムを所定割合で混合し融点を低下させたアルカリ剤(融解剤)を溶融させてアスベストを分解させ、アスベスト分解成分を融解剤と反応させてアスベストを溶融処理するようにしている。したがって、アスベストの加熱温度を低くしてもアスベストを溶融させることができ処理コストを低減することができる。
本発明の実施形態について図を参照して説明する。
図1に本発明の一実施例を示す。図1はマイクロ波加熱炉を一部破断した構成図を示している。
図1において、直方体状のマイクロ波加熱炉1はマイクロ波遮蔽材で構成されている。マイクロ波加熱炉1の図示の両側板1a,1bには扉(開閉扉)2a,2bが設けられている。マイクロ波発信器3はマイクロ波加熱炉1の天井板1cに取付けられ、マイクロ波加熱炉1内にマイクロ波を発信する。マイクロ波発信器3は温度制御器4によりオンオフ制御される。マイクロ波加熱炉1の天井板1cは断熱材で構成されている。
マイクロ波加熱炉1の底面には図示の左右方向に移動するコンベア6が配置されている。坩堝7はマイクロ波のエネルギーを吸収するセラミック容器で、マイクロ波加熱炉1外における図示左側のコンベア6上に載置される。坩堝7は内部に収納される、アスベスト5,硝酸ナトリウム9および硝酸カルシウム10が見える状態で図示している。
坩堝7は図2に示すように蓋8を有している。坩堝7は蓋8を開状態にして、ビニールなどの可燃性密閉袋に袋詰めされたアスベスト5が投入されている。また、坩堝7には硝酸ナトリウム9と硝酸カルシウム10及び炭酸カルシウム16を所定割合で混合したアルカリ剤(融解剤)が加えられる。図2では、硝酸ナトリウム9を三角形、硝酸カルシウム10を六角形、炭酸カルシウム16を円で示している。硝酸ナトリウム9と硝酸カルシウム10及び炭酸カルシウム16は粉末状や粒状のものが用いられる。
坩堝7の温度は温度検出器11で検出され、温度制御器4に入力される。マイクロ波加熱炉1は天井板1cに連設する配管12から排気され脱硝装置13に導かれ、ブロア14により外気に排出される。
この構成においてアスベストを溶融処理するには、坩堝7の蓋8を開状態にして、可燃性密閉袋に袋詰めされたアスベスト5を投入する。1回の溶融処理で投入するアスベスト5の量は40kg程度である。また、坩堝7には硝酸ナトリウム9と硝酸カルシウム10及び炭酸カルシウム16を所定割合で混合したアルカリ剤(融解剤)を加える。アルカリ剤としての硝酸ナトリウム9と硝酸カルシウム10及び炭酸カルシウム16はそれぞれアスベスト5の1当量程度加えられる。
坩堝7にアスベスト5を投入しアルカリ剤を加えたら蓋8をして、坩堝7をマイクロ波加熱炉1外における図示左側のコンベア6上に載置する。坩堝7を7Aの状態にする。この状態でマイクロ波加熱炉1の扉2bを開きコンベア6を図示右方向に移動させ、坩堝7をマイクロ波加熱炉1の内部に搬入する。坩堝7が7Bの状態でコンベア6を停止する。また、マイクロ波加熱炉1の扉2bを閉じる。
坩堝7をマイクロ波加熱炉1の内部に搬入し7Bの状態にして、温度制御器4はマイクロ波発信器3を作動させマイクロ波を発信させる。坩堝7はマイクロ波を照射されるとエネルギーを吸収して加熱される。温度検出器11は坩堝7の温度を検出し温度制御器4に加える。温度制御器4は坩堝7の温度が500℃〜600℃となるようにマイクロ波発信器3をオンオフ制御する。このように、坩堝7は500℃〜600℃の温度に制御される。
さて、融解剤として加えられる硝酸ナトリウム(NaNO3)9は融点が306.8℃で、また、硝酸カルシウム (Ca(NO3)2)10は融点が561℃である。硝酸ナトリウム9と硝酸カルシウム10を71:29の割合で混合すると、融解剤の融点は222.8℃ に低下する。これは2種以上の物質を混合して加熱すると単体の融点が低下して溶融し共融混合物になるからである。更に、融解後の分解促進剤として炭酸カルシウム16を加える。このことは分析技術分野においては良く知られていることである。
坩堝7にマイクロ波を照射して加熱し温度が222.8℃ になると融解剤(硝酸ナトリウム9と硝酸カルシウム10の混合物)が溶融する。融解剤が溶融しアスベスト5の結晶と接触すると、アスベスト5のシリカ層間水の脱水が促進される。アスベスト5は脱水が進むと、フォレステライト,酸化マグネシウム,酸化ケイ素,窒素酸化物に分解される。
アスベスト5(クリソタイル:Mg3Si25(OH)4)は、フォレステライト
Mg2SiO4,酸化マグネシウムMgO,酸化ケイ素SiO2 に分解される。これらのアスベスト分解成分(Mg2SiO4,MgO,SiO2)等は、融解剤(NaNO3
Ca(NO3)2 ,CaCO3)と反応を始める。融解剤とアスベスト分解成分の反応を促進し反応時間を短くするために、坩堝7の温度を500℃〜600℃に制御している。
融解剤とアスベスト分解成分の反応生成物は、ケイ酸カルシウムCaSiO,酸化マグネシウムMgO,硝酸ナトリウムNaNO3 ,窒素酸化物NOxなどになる。
なお、融解剤によるアスベストの溶融処理メカニズムは一部推定を含んでいるが、概ねこのようなメカニズムになると推定される。この点については反応生成物の正確な分析結果が得られた段階で明らかにしたいと考える。
坩堝7にマイクロ波を照射し坩堝7の温度を500℃〜600℃にして融解剤とアスベスト分解成分の反応は一定時間(2時間程度)だけ行いマイクロ波発信器3からのマイクロ波の発信を停止させる。マイクロ波発信器3のマイクロ波発信停止は温度制御器4によって制御される。
坩堝7の加熱を停止し、坩堝7の温度が常温まで低下させる。坩堝7の中には融解剤とアスベスト分解成分の反応生成物のスラグ(溶融残渣)15が生成する。この状態でマイクロ波加熱炉1の扉2aを開きコンベア6を図示右方向に移動させ、坩堝7がマイクロ波加熱炉1外における図示右側の7Cの状態でコンベア6を停止する。また、マイクロ波加熱炉1の扉2aを閉じる。
坩堝7に生成されたケイ酸カルシウム,ケイ酸ナトリウム,酸化マグネシウム,酸化鉄などの反応生成物は産業廃棄物の残土として処分するか、あるいは舗装用コンクリートおよびアスファルト材の骨材として再利用する。
このように融解剤によるアスベストの溶融処理を行うと、硝酸ナトリウムと硝酸カルシウム及び炭酸カルシウムの溶融により窒素酸化物などが発生する。発生した窒素酸化物などの分解ガスは、ブロア14により脱硝装置13に導かれて窒素酸化物などの分解ガスが除去され外気に排出される。
このようにしてアスベストの溶融処理を行うものであるが、硝酸ナトリウムと硝酸カルシウム及び炭酸カルシウムを所定割合で混合し融点を低下させたアルカリ剤(融解剤)を溶融させてアスベストを分解させ、アスベスト分解成分を融解剤と反応させてアスベストを溶融処理している。したがって、アスベストの加熱温度を低くしてもアスベストを溶融させることができ処理コストを低減することができる。
また、上述の実施例は加熱源としてマイクロ波(電磁波)を用いているので坩堝を簡易に加熱でき、アスベストの溶融処理装置を簡単に構成することができるようになる。
なお、上述の実施例は加熱源としてマイクロ波(電磁波)を用いているが、ヒータ加熱や高周波加熱であっても同様な効果が得られることは明らかなことである。
本発明の一実施例を示す構成図である。 本発明による坩堝の一例構成図である。
符号の説明
1 マイクロ波加熱炉
1a,1b 側板
1c 天井板
2a,2b 扉
3 マイクロ波発信器
4 温度制御器
5 アスベスト
6 コンベア
7 坩堝
8 蓋
9 硝酸ナトリウム
10 硝酸カルシウム
11 温度検出器
12 配管
13 脱硝装置
14 ブロア
15 スラグ(溶融残渣)
16 炭酸カルシウム

Claims (4)

  1. 加熱される坩堝内にアスベストを投入し、硝酸ナトリウムと硝酸カルシウム及び炭酸カルシウムを所定割合で混合し融点を低下させたアルカリ剤(融解剤)を溶融させて前記アスベストを分解させ、更にアスベスト分解成分を前記融解剤と反応させてアスベストを溶融処理することを特徴とするアスベスト溶融処理方法。
  2. マイクロ波により加熱される坩堝内にアスベストを投入し、硝酸ナトリウムと硝酸カルシウム及び炭酸カルシウムを所定割合で混合し融点を低下させたアルカリ剤(融解剤)を前記アスベストに加えて溶融させて前記アスベストを分解させ、アスベスト分解成分を前記融解剤と反応させてアスベストを溶融処理することを特徴とするアスベスト溶融処理方法。
  3. アスベストを投入される坩堝と、前記坩堝を加熱する加熱炉とを具備し、硝酸ナトリウムと硝酸カルシウム及び炭酸カルシウムを所定割合で混合し融点を低下させたアルカリ剤(融解剤)を前記アスベストに加えて溶融させて前記アスベストを分解させ、アスベスト分解成分を前記融解剤と反応させてアスベストを溶融処理することを特徴とするアスベスト溶融処理装置。
  4. 請求項3において、前記加熱炉はマイクロ波により前記坩堝を加熱することを特徴とするアスベスト溶融処理装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010149080A (ja) * 2008-12-26 2010-07-08 Kubota Matsushitadenko Exterior Works Ltd アスベストの無害化処理方法
EP2206566A3 (de) * 2009-01-09 2012-04-04 Reimann Umweltschutz GmbH Vorrichtung und Verfahren zur strukturellen Umwandlung von Mineralwolle

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