JP2008268361A - 撮影装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ストロボ撮影時に、主要被写体と背景との明るさのバランスを撮影者の意図通りに撮影する。
【解決手段】上限値設定部33aは、カーソル操作ボタン23からの操作信号に基づいて、ストロボ装置34の発光量の上限値を設定する。発光量設定部33は、AE評価値及び撮影感度情報を取得して、これらに基づいて発光量の初期値Xを設定する。さらに、発光量設定部33は、初期値Xが上限値よりも大きい場合、発光量を上限値に設定し、初期値Xが上限値以下の場合、発光量を初期値Xに設定する。システムコントローラ30は、AE評価値及び撮影感度に基づいて露出を制御するとともに、発光量の設定値に基づいてストロボ装置34を制御する。
【選択図】図2
【解決手段】上限値設定部33aは、カーソル操作ボタン23からの操作信号に基づいて、ストロボ装置34の発光量の上限値を設定する。発光量設定部33は、AE評価値及び撮影感度情報を取得して、これらに基づいて発光量の初期値Xを設定する。さらに、発光量設定部33は、初期値Xが上限値よりも大きい場合、発光量を上限値に設定し、初期値Xが上限値以下の場合、発光量を初期値Xに設定する。システムコントローラ30は、AE評価値及び撮影感度に基づいて露出を制御するとともに、発光量の設定値に基づいてストロボ装置34を制御する。
【選択図】図2
Description
本発明は、焦点距離を変更可能な撮影レンズを透過した被写体光を光電変換によって撮像する撮像手段と、被写体に向けてストロボ光を照射するストロボ装置とを備えた撮影装置に関する。
近年、デジタルカメラ等の撮影装置が一般に普及している。デジタルカメラは、被写体像を光電変換によって撮像する固体撮像素子(例えば、CCDイメージセンサ等)を備え、この固体撮像素子によって得られた画像データをメモリカード等の記録媒体に記録する。このようなデジタルカメラでは、固体撮像素子によって得られた画像データに基づいて、主要被写体を適正露出で撮影するための露出値を設定して撮影を行う。
しかし、主要被写体と背景との輝度差が大きいシーンでは、露出オーバーによる白とびや、露出アンダーによる黒つぶれが発生するという問題がある。このような問題を解決するために、設定露出値で撮像して得られた画像データの輝度度数分布に基づいて、露出オーバーまたはアンダーを低減するための露出補正量を算出して、この露出補正量によって補正された露出値で撮影を行うデジタルカメラが知られている(例えば、特許文献1参照)。また、ストロボ撮影時の露出オーバーまたは露出アンダーを防止するために、被写体距離に応じてストロボ光量を調節するデジタルカメラも知られている(例えば、特許文献2参照)。さらに、ストロボ光量の不足時に、不足ゲインを増幅するデジタルカメラも知られている(例えば、特許文献3参照)。
特開2006−157348号公報
特開2006−98786号公報
特開2001−169178号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載のデジタルカメラでは、ストロボ撮影時の光量の制御について考慮されていないため、ストロボ撮影時の露出オーバーまたは露出アンダーを防止することができないという問題がある。また、上記特許文献2に記載のデジタルカメラでは、被写体距離に応じてストロボ光量を変化させるのみであり、主要被写体と背景との明るさのバランスを撮影者の意図通りに撮影することができないという問題がある。また、上記特許文献3に記載されたデジタルカメラでは、ストロボ光量の不足を撮像信号の増幅によって調節しているが、ストロボ光量を制御するものではないので、同様の問題がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、ストロボ撮影時に、主要被写体と背景との明るさのバランスを撮影者の意図通りに撮影することが可能な撮影装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の撮影装置は、ズームレンズ及びフォーカスレンズを有する撮影レンズと、この撮影レンズを透過した被写体光を光電変換によって撮像する撮像手段と、被写体に向けてストロボ光を照射するストロボ装置とを備えた撮影装置であり、被写体輝度を測光する測光手段と、前記ズームレンズのズーム位置を検出するズーム位置検出手段と、前記フォーカスレンズの合焦位置を検出する合焦位置検出手段と、前記ズーム位置及び前記合焦位置に基づいて撮影感度を設定する撮影感度設定手段と、前記撮像手段から出力される撮像信号を前記撮影感度に対応するゲインで増幅させる第1増幅手段と、前記被写体輝度及び前記撮影感度に基づいて、前記ストロボ装置の発光量を設定するとともに、前記発光量の設定値が、予め設定されたストロボ発光量の上限値よりも大きい場合、前記設定値を前記上限値に変更する発光量設定手段と、前記被写体輝度及び前記撮影感度に基づいて露出を制御するとともに、前記設定値に基づいて前記ストロボ装置を制御する制御手段とを備えていることを特徴とするものである。
また、前記上限値を切り替える上限値切替操作手段を備え、前記発光量設定手段は、前記上限値切替操作手段から取得された操作信号に基づいて前記上限値を設定することが好ましい。
さらに、前記撮像信号をデジタル信号に変換して得られた画像データの輝度値を算出するとともに、前記輝度値と予め設定された目標輝度値とを比較して不足ゲイン値を算出する不足ゲイン値算出手段と、前記不足ゲイン値に基づいて、前記画像データの信号レベルを増幅する第2増幅手段とを備えていることが好ましい。
また、撮影指示を入力する撮影指示入力手段を備え、前記撮影指示入力手段から前記撮影指示を取得した場合、前記制御手段は、前記第2増幅手段によって前記信号レベルが増幅される前の第1の画像データと、増幅後の第2の画像データとの両方を記録手段に記録することが好ましい。
さらに、画像を表示する表示手段を備え、前記第2増幅手段によって前記信号レベルが増幅される前の第1の画像データ、及び増幅後の第2の画像データを記録手段に記録する前または記録後に、前記制御手段は、前記表示手段を制御して、前記第1及び第2の画像データが並べて配置され、記録または消去する画像が選択される選択画面を表示させるとともに、前記選択画面での選択結果に基づいて、選択画像に対応する画像データの記録処理または消去処理を実行することが好ましい。
また、前記記録手段に前記第1の画像データのみが記録されている場合、前記制御手段は、前記第2増幅手段を制御して、前記第2の画像データを生成させることが好ましい。
さらに、前記発光量が所定発光量より大きいか否かを判定する判定手段を備え、前記所定発光量よりも大きい場合、前記制御手段は、前記ストロボ装置を制御して、本発光の前に、赤目を防止するプリ発光を行い、前記所定発光量以下の場合、前記プリ発光を行わないことが好ましい。
また、前記上限値を設定せずに前記発光量が設定される通常設定モードと、前記上限値が設定される上限値設定モードとを有し、前記上限値設定モードにて撮影処理が実行される前に、前記制御手段は、前記表示手段を制御して、ストロボ発光の有無、前記発光量、及び赤目を防止するプリ発光の有無を表示させることが好ましい。
本発明の撮影装置によれば、被写体輝度及び撮影感度に基づいて設定された発光量の設定値が、ストロボ発光量の上限値よりも大きい場合、設定値が上限値に変更されるので、ストロボ発光無しに近い発光量で、被写体の背景の写りを重視したり、強制発光に近い発光量で背景が暗くて写らないようにしたりできるため、主要被写体と背景との明るさのバランスを撮影者の意図通りに撮影することができる。
また、上限値切替操作手段を操作することによって、撮影者が上限値を適宜設定できるため、主要被写体と背景との明るさのバランスを撮影者の意図にあった画像を撮影することができる。
さらに、画像データの信号レベルを増幅して、不足ゲインを補正することができるため、撮像処理後に、主要被写体と背景との明るさのバランスを補正することが可能である。また、不足ゲインの補正前後の2つの画像データを記録するので、主要被写体と背景との明るさのバランスが異なる2つの画像を同時に撮影することが可能である。
さらに、撮影時または撮影後に、不足ゲインの補正前後の2つの画像のうち記録または消去する画像が選択されて、選択画像に対応する画像データの記録処理及び消去処理を行うため、撮影者の好みにあった画像データのみを記録手段に残すことができる。このため、記録手段の記録領域を有効に活用することができる。
また、記録手段に第1の画像データのみが記録されている場合、第2増幅手段によって第2の画像データが生成されるので、撮影後に不足ゲインを補正した画像データを得ることができる。
ストロボ装置の発光量が所定発光量よりも大きい場合のみ、赤目を防止するプリ発光が行われるので、不要なプリ発光を防止して消費電力を抑えるとともに、撮影時のタイムロスを少なくすることができる。
上限値設定モードにて撮影処理が実行される前に、ストロボ発光の有無、発光量、及び赤目を防止するプリ発光の有無を表示させるので、撮影者の意図しない撮影が行われることを防止できる。
図1に示すデジタルカメラ(撮影装置)10は、カメラ本体11の前面に、撮影レンズ(図2参照)40を備えたレンズ鏡筒12と、ストロボ発光窓(図示せず)と、ファインダ対物窓(図示せず)とが設けられている。また、カメラ本体11の上面には、電源ボタン13と、シャッタボタン14とが設けられている。このシャッタボタン14は、2段階押圧式のボタンであり、デジタルカメラ10は、シャッタボタン14が半押しされて1段目のスイッチがONすると、焦点調節や露出調節等の撮影準備処理を行い、さらにシャッタボタン14が全押しされて2段目のスイッチがONすると撮影処理を実行する。
カメラ本体11の背面には、ファインダ接眼窓15と、画像を表示する表示手段であるLCD16と、複数の操作ボタンで構成される操作部17とが設けられている。LCD16には、スルー画、再生画像、及び各種メニュー画面等が表示される。
操作部17は、モード切替ボタン21、ズーム操作ボタン22、カーソル操作ボタン23、MENU/OKボタン24、キャンセルボタン25、及び表示ボタン26で構成されている。モード切替ボタン21は、撮影モードと、再生モードとを切り替える際に、スライド操作される。ズームボタン22は、撮影レンズ40の焦点距離を変更する際に押圧操作される。
カーソル操作ボタン23は、上下左右の各部が押圧操作可能にされており、メニュー画面内でカーソルを上下左右に移動させる際や、再生モードにて再生画像を順送り及び逆送りする際に操作される。また、撮影モード時に、カーソル操作ボタン23の「右」を押圧操作することによって、ストロボ装置(図2参照)63の発光モードを切り替えることが可能である。発光モードとしては、例えば、AUTO発光モード、赤目軽減発光モード、強制発光モード、発光禁止(ナチュラル)モード、スローシンクロモード等が設定されている。また、AUTO発光モードには、被写体輝度及び撮影感度に基づいて発光量が設定される通常設定モードと、発光量の上限値を設定可能な上限値設定モードとを有している。上限値設定モードでは、被写体輝度及び撮影感度に基づいて設定された発光量の設定値が上限値より大きい場合、この上限値を発光量に設定する。
MENU/OKボタン24は、カーソルボタン23の中央部に配置されており、メニュー画面をLCD16に表示させる際や、項目の選択を決定する際に押圧操作される。また、キャンセルボタン25は、メニュー画面内での各種設定操作を途中でやめる場合や、前画面に戻す場合に押圧操作される。表示ボタン26は、LCD16のON、OFFを切り替える際に押圧操作される。
カメラ本体11の側面には、記録メディアスロット27が設けられている。この記録メディアスロット27には、画像データが記録される記録手段である記録メディア(例えば、メモリカード)28が着脱自在に装填される。
次に、図2を参照して、デジタルカメラ10の電気的構成について説明する。デジタルカメラ10は、カメラ本体11内の各部を制御する制御手段であるシステムコントローラ30を備えている。このシステムコントローラ30内には、ROM31、RAM32、及び発光量設定部33が設けられている。
ROM31には、カメラ本体11内の各部を制御するための制御プログラムや、各種制御用データ等が記憶されている。また、RAM32には、作業用データが一時的に記憶される。システムコントローラ30は、これらのプログラムや各種制御用データ等に基づいて各部を制御する。また、システムコントローラ30には、シャッタボタン14、操作部17、及び被写体にストロボ光を照射するストロボ装置34が接続されている。システムコントローラ30は、シャッタボタン14及び操作部17から入力される操作信号に基づいて各部を制御する。
発光量設定部33は、発光量の上限値を設定する上限値設定部33aを備えている。発光量設定部33は、被写体輝度及び撮影感度に基づいて、ストロボ装置34の発光量を設定するとともに、上限値設定部33aによって設定された上限値よりも発光量の設定値が大きい場合には、発光量の設定値を上限値に変更する。
システムコントローラ30は、この発光量設定値に基づいて、ストロボ装置34を制御して発光量を調節する。また、カーソル操作ボタン23は、上限値切替操作手段であり、前述の上限値は、カーソル操作ボタン23の操作によって変更可能にされている。上限値設定部33aは、この操作信号に基づいて上限値を設定する。また、発光量を調節する場合、メインコンデンサの充電時間を変更することによって調節しても良いし、複数のメインコンデンサを設けて選択的に使用することによって調節しても良い。
前述のレンズ鏡筒12は、撮影レンズ40を備えている。この撮影レンズ40は、焦点距離を変更可能なレンズであり、ズームレンズ41と、絞り42と、フォーカスレンズ43とを備えて構成されている。ズームレンズ41は、ズームパルスモータ44によって、撮影レンズ40の光軸方向に移動される。また、絞り42は、アイリスモータ45によって駆動されて開口径が変更し、後述するCCDイメージセンサ(以下、単にCCDと称する)48の受光面に入射する被写体光の光量を調節する。さらに、フォーカスレンズ43は、フォーカスパルスモータ46によって光軸方向に沿って移動される。
各モータ44〜46は、モータドライバ47に接続されている。モータドライバ47は、システムコントローラ30に接続されており、システムコントローラ30からの指示に基づいて、各モータ44〜46に駆動パルスを送信する。各モータ44〜46は、この駆動パルスによって回転駆動される。
システムコントローラ30は、ズームレンズ41のズーム位置を検出するズーム位置検出手段であり、ズームパルスモータ44の駆動パルス数をカウントすることによってズーム位置を検出する。例えば、ズームレンズ41をテレ端に向けて移動させる時にはパル数を加算し、ワイド端側に向けて移動させる時にはパルス数を減算する。また、システムコントローラ30は、同様に、フォーカスパルスモータ46のパルス数をカウントしたフォーカスパルス数によって、フォーカスレンズ43の位置を検出する。
この撮影レンズ40の背後には、CCD48が配置されている。CCD48は、受光素子(フォトダイオード)が2次元的に配列された受光面を備えており、撮影レンズ40を透過して受光面に結像された被写体光を光電変換し、光量に応じた信号電荷を蓄積する。各受光素子に蓄積された信号電荷は、CCDドライバ49から与えられるパルスに基づいて、その電荷量に応じた電圧信号(撮像信号)として順次に読み出される。
CCD48から出力された撮像信号は、アナログ信号処理部50に入力される。このアナログ信号処理部50は、相関二重サンプリング回路(CDS)50a、オートゲインコントロール・アンプ(AMP)50b、及びA/D変換器50cで構成されている。
CDS50aは、CCD48に起因するアンプ雑音とリセット雑音とを撮像信号から除去する。AMP50bは、撮像信号を増幅する増幅手段である。システムコントローラ30は、後述する撮影感度設定回路61から撮影感度情報を取得し、このAMP50bを制御して、撮影感度に対応する利得で撮像信号を増幅する。また、A/D変換器50cは、アナログ信号である撮像信号をデジタル信号の画像データに変換する。
タイミングジェネレータ(TG)51は、システムコントローラ30の指示に従ってCCDドライバ49及びアナログ信号処理部50に対してタイミング信号を与えており、このタイミング信号によって各回路の同期がとられている。また、このTG51から入力されるタイミング信号(クロックパルス)により、CCD48の電子シャッタ速度(露光時間)が決定される。つまり、システムコントローラ30は、絞り42の絞り値とCCD48の露光時間とを変更することによって露出を制御する。
アナログ信号処理部50には、画像入力コントローラ52が接続されている。この画像入力コントローラ52は、バス53を介してSDRAM54に接続されており、SDRAM54に1画面分の画像データを記憶させる。バス53には、画像入力コントローラ52及びSDRAM54の他に、デジタル信号処理回路55、圧縮伸張処理回路56、LCDドライバ57、メディアコントローラ58、AE検出回路59、AF検出回路60、撮影感度設定回路61、及び不足ゲイン算出回路62が接続されている。
デジタル信号処理回路55は、SDRAM54に記憶された画像データに対して、階調変換処理、輪郭強調処理、ノイズ低減処理、ホワイトバランス補正処理、及びYC変換処理等の所定の信号処理を施す。スルー画を表示する場合には、撮影時よりも低解像度の画像データがSDRAM54に記憶され、この低解像度の画像データに対して前述の信号処理が行われる。その後、システムコントローラ30は、LCDドライバ57を制御して、信号処理が施された画像データをスルー画としてLCD16に表示させる。
前述のシャッタボタン14が、半押しされて1段目のスイッチがONにされると、後述するAE制御及びAF制御等の撮影準備動作が行われる。シャッタボタン14が半押しされた状態から、さらに押下(全押し)されると、AE制御によって設定された露出値にて、CCD48に対して本露光が行われる。
この時、前述のSDRAM54には、スルー画時よりも高解像度の画像データが記憶され、この画像データに対して前述の信号処理が施される。信号処理が施された画像データは、圧縮伸張処理回路56によって所定の圧縮形式(例えば、JPEG形式)で圧縮される。圧縮処理後、画像データは、メディアコントローラ58によって記録メディア28に記録される。
また、再生モード時には、メディアコントローラ58によって記録メディア28から読み出された画像データが、圧縮伸張処理回路56によって伸張され、LCD16に再生画像として表示される。
AE検出回路59は、シャッタボタン14が半押しされた時に、SDRAM54に記憶された画像データに基づいて、被写体輝度を測光する測光手段であり、露出値が最適となるAE評価値を検出して、このAE評価値をシステムコントローラ30に出力する。また、AF検出回路60は、画像データの高周波成分を抽出し、この高周波成分を積算する積算手段であり、シャッタボタン14が半押しされてフォーカスレンズ43が光軸方向に移動されている時に、SDRAM54に記憶された画像データの高周波成分の積算値であるAF評価値を逐次算出して、このAF評価値をシステムコントローラ30に出力する。
システムコントローラ30は、AE評価値に基づいて、絞り42の開口径、及びCCD48の電子シャッタ速度を設定する。さらに、システムコントローラ30は、フォーカスレンズ43の各位置のAF評価値を逐次取得し、AF評価値が最大(ピーク)となるフォーカスレンズ43の位置を合焦位置と判定し、この合焦位置にフォーカスレンズ43を移動させる。なお、合焦位置検出手段は、AF検出回路60と、システムコントローラ30とで構成される。
撮影感度設定回路61は、撮影レンズ40の現在の焦点距離、及びフォーカスレンズ43の合焦位置に基づいて、撮影感度を設定する撮影感度設定手段であり、シャッタボタン14が半押しされた時に撮影感度を設定して、撮影感度情報をシステムコントローラ30に出力する。
撮影感度設定回路61には、図3に示すように、焦点距離情報であるズームポジション情報と、合焦位置としてフォーカスパルス数が入力され、これらに基づいて最適な撮影感度を設定し、この撮影感度情報(ISO400,800,1600,etc)をシステムコントローラ30に出力する。なお、本実施形態では、3つの撮影感度から選択する場合を例に説明する。
撮影感度設定回路61には、下表1に示すテーブルが記憶されている。このテーブルは、ズームポジション(Z1〜Z10)毎の距離選択パラメータA,Bを示している。この距離選択パラメータA,Bは、フォーカスパルス数で設定されており、図4に示すように、距離選択パラメータA,Bは、フォーカスレンズ43のFar端(フォーカスパルス数:0)とNear端との間に設定され、距離パラメータAは、距離パラメータBよりもFar端側に設定されている。
撮影感度設定回路61は、システムコントローラ30からズームポジション(Z1〜Z10)の情報、及びフォーカスパルス数の情報を取得し、現在のズームポジションに対応する距離選択パラメータA,Bを選択する。その後、撮影感度設定回路61は、合焦位置におけるフォーカスパルス数が、距離選択パラメータAよりもFar端側、距離選択パラメータA,B間、及び距離選択パラメータよりもNear端側のいずれの範囲にあるかを判定する。
撮影感度設定回路61は、距離選択パラメータAよりもFar端側にある場合、撮影感度を高感度に設定し、距離選択パラメータA,B間にある場合、撮影感度を中感度に設定し、距離選択パラメータよりもNear端側にある場合、撮影感度を低感度に設定する。その後、撮影感度設定回路61は、設定された撮影感度情報をシステムコントローラ30に出力する。
不足ゲイン算出回路62は、撮影処理時にSDRAM54に記憶された画像データに基づいて、画像データの不足ゲイン値を算出する不足ゲイン値算出手段である。この不足ゲイン算出回路62は、図5に示すように、分割エリア毎の積算データと、1エリア内の画素数データとが入力され、不足ゲイン値を算出して出力する。
以下に、この不足ゲイン算出回路62の構成について説明する。図6に示すように、この不足ゲイン算出回路62は、輝度データ変換部62aと、加重平均処理部62bと、輝度レベル演算部62cと、ゲイン値演算部62dとを備えている。輝度データ変換部62aには、前述の分割エリア毎の積算データと、エリアサイズデータとが入力される。この分割エリア毎の積算データとは、画像データを所定数に分割したエリア毎のR/G/Bの積算データであり、エリアサイズデータとは、分割されたエリア内の画素数データである。本実施形態では画像データを64分割した場合を例に説明するが、分割数は適宜変更可能である。また、システムコントローラ30が、エリア毎のR/G/Bの積算データを算出しても良いし、AE検出回路59が、この積算データを算出しても良い。
輝度データ変換部62aは、分割エリア毎の積算データであるR(i),G(i),B(i)を取得し、下記数式1によって、各エリアの輝度データY(i)を算出する。輝度データ変換部62aは、この輝度データY(i)を加重平均処理部62bに出力する。
その後、加重平均処理部62bは、輝度データY(i)に対して加重平均処理を行う。つまり、この加重平均処理部62bは、画面中央に主要被写体があると想定して、図7に示す加重係数表を用いて各エリアの輝度データY(i)に対して重み付けを行った後、下記数式2によって、輝度データY(i)の平均値Ykを算出する。加重平均処理部62bは、この平均値Ykを輝度レベル演算部62cに出力する。
輝度レベル演算部62cには、平均値Ykと、1エリア内の画素数データとが入力される。この輝度レベル演算部62cは、下記数式3によって、1画素当たりの輝度レベルYpを算出する。輝度レベル演算部62cは、この輝度レベルYpを不足ゲイン値演算部62dに出力する。
不足ゲイン値演算部62dは、不足ゲイン値(crct_gain)を下記数式4によって算出し、この不足ゲイン値(crct_gain)をデジタル信号処理回路55に出力する。
また、デジタル信号処理回路55は、信号レベル調節手段である不足ゲイン調節部55aを備えている。この不足ゲイン調節部55aは、不足ゲイン値(crct_gain)に基づいて、SDRAM54に記憶された画像データのゲインを調節する。
上記構成のデジタルカメラ10の作用について説明する。最初に、図8のフローチャートを参照して、発光モードの設定方法について説明する。ユーザによって、カーソル操作ボタン23の「右」が押圧操作されると、システムコントローラ30は、この操作信号を取得する度に、発光モードを「AUTO発光モード」、「赤目軽減モード」、「強制発光モード」、「発光禁止モード」、「スローシンクロモード」の順に設定する。また、「スローシンクロモード」に設定される状態で、前述の操作信号を取得すると、「AUTO発光モード」に再び設定される。
次に、図9のフローチャートを参照して、発光量の上限値設定処理について説明する。カーソル操作ボタン23の「右」が押圧操作されて、「AUTO発光モード」に設定されと、システムコントローラ30は、カーソル操作ボタン23の「上」または「下」が押圧操作されたか否かを判定する。押圧操作されたと判定された場合、システムコントローラ30は、LCDドライバ57を制御して、例えば、図10に示す上限値設定画面70をLCD16に表示させ、これらの押圧操作によって、上限値の変更が選択される。押圧操作されていないと判定された場合は、これらが押圧操作されるまで繰り返し判定処理が行われる。
さらに、システムコントローラ30は、MENU/OKボタン24が押圧操作されたか否かを判定する。押圧操作されていないと判定された場合、「上」または「下」が押圧操作されたか否かを判定する処理に戻る。また、押圧操作されたと判定された場合、上限値設定部33aを制御して上限値を設定して、上限値の設定処理を終了する。
次に、図11のフローチャートを参照して、発光モードが「AUTO発光モード」に設定されている場合のデジタルカメラ10の撮影処理について説明する。デジタルカメラ10の電源がONにされ、撮影モードに設定されると、LCD16にはスルー画が表示され、システムコントローラ30は、シャッタボタン14が半押しされているか否かを判定する。半押しされていないと判定された場合、シャッタボタン14が半押しされるまで待機状態となる。
シャッタボタン14が半押しされたと判定された場合、システムコントローラ30は、AE検出回路59を制御して測光処理を実行させる。AE検出回路59は、AE評価値をシステムコントローラ30に出力する。システムコントローラ30は、このAE評価値に基づいてAF用露出値を算出し、絞り42の開口径、及びCCD48の電子シャッタ速度を設定する。この露出設定にて、CCD48によって撮像が行われて、SDRAM54に画像データが取り込まれる。
この時、システムコントローラ30は、モータドライバ47を制御してフォーカスレンズ43をFar端とNear端との間で移動させながら、AF検出回路60を制御してAF処理を実行させる。AF検出回路60は、AF評価値をフォーカスレンズ43の位置毎に算出し、このAF評価値をシステムコントローラ30に逐次出力する。
システムコントローラ30は、AF検出回路60からAF評価値を逐次取得するとともに、このAF評価値が最大(ピーク)となる位置(フォーカスパルス数)を判定し、この位置をフォーカスレンズ43の合焦位置として検出する。その後、システムコントローラ30は、撮影感度設定処理を実行する。
次に、図12のフローチャートを参照して、撮影感度設定処理について説明する。システムコントローラ30は、現在のズームレンズ41の位置を示すズームポジション情報(Z1〜Z10)と、フォーカスレンズ43の合焦位置情報(フォーカスパルス数)とを撮影感度設定回路61に出力する。
撮影感度設定回路61は、ズームポジション情報及び合焦位置情報を取得すると、表1に示すテーブルを参照して、現在のズームポジションに対応する距離選択パラメータA,Bのフォーカスパルス数を設定する。例えば、ズームポジションがZ6の場合、距離選択パラメータAを10、距離選択パラメータBを18に設定する。
その後、撮影感度設定回路61は、合焦位置のフォーカスパルス数が、距離選択パラメータBよりも大きいか否かを判定する。距離選択パラメータBよりも大きいと判定された場合、撮影感度設定回路61は、撮影感度を低感度(例えば、ISO400)に設定する。また、距離選択パラメータB以下であると判定された場合、撮影感度設定回路61は、フォーカスパルス数が、距離選択パラメータAよりも小さいか否かを判定する。
距離選択パラメータAよりも小さいと判定された場合、撮影感度設定回路61は、撮影感度を高感度(例えば、ISO1600)に設定する。また、距離選択パラメータA以上であると判定された場合、撮影感度設定回路61は、撮影感度を中感度(例えば、ISO800)に設定する。システムコントローラ30は、撮影感度情報を撮影感度設定回路61から取得して、撮影感度設定処理を終了する。その後、システムコントローラ30は、発光量及び露出値の設定処理を実行する。
次に、図13を参照して、発光量及び露出値の設定処理について説明する。以下の説明において、上限値を「大」(100%)、「中」(50%)、「小」(25%)の3通りに設定可能な場合について説明する。最初に、発光量設定部33は、AE評価値及び撮影感度情報を取得して、これらに基づいて発光量の初期設定値(以下、単に初期値と称する)Xを設定する。その後、システムコントローラ30は、上限値が「大」に設定されているか否かを判定する。
「大」に設定されていると判定された場合、上限値が、100%に設定される。すなわち、この場合は、通常発光モードであり、発光量設定部33は、発光量を初期値に設定して、露出値を設定する処理に進む。
上限値が「大」に設定されていないと判定された場合、上限値が「中」に設定されているか否かを判定する。上限値が「中」に設定されていると判定された場合、上限値を50%(A)に設定し、この上限値Aと初期値Xとを比較して、上限値Aが初期値Xよりも大きいか否かを判定する。
上限値Aが初期値Xよりも大きいと判定された場合、発光量を初期値Xに設定して、露出値を設定する処理に進む。また、上限値が初期値X以下であると判定された場合、発光量を上限値Aに設定して、露出値を設定する処理に進む。
上限値が「中」に設定されていないと判定された場合、上限値を25%(B)に設定し、この上限値Bと初期値Xとを比較して、上限値Bが初期値Xよりも大きいか否かを判定する。上限値Bが初期値Xよりも大きいと判定された場合、発光量を初期値Xに設定して、露出値を設定する処理に進む。また、上限値Bが初期値X以下であると判定された場合、発光量を上限値Bに設定して、露出値を設定する処理に進む。
発光量が設定された後、露出値の設定が行われる。この露出値の設定では、システムコントローラ30が、AE評価値、撮影感度、及び発光量に基づいて露出値を設定して、発光量及び露出値の設定処理が終了する。
発光量及び露出値の設定処理終了後、システムコントローラ30は、シャッタボタン14が全押しされたか否かを判定する。全押しされていないと判定された場合、全押しされるまで待機状態となる。また、シャッタボタン14が全押しされたと判定された場合、システムコントローラ30は、露出値の設定に基づいて、絞り42の開口径、及びCCD48の電子シャッタ速度を制御するとともに、ストロボ装置34の発光量を制御し、CCD48に撮像処理を実行させる。
この時、システムコントローラ30は、AMP50bを制御して、CCD48から出力された撮像信号を撮影感度に対応する利得で増幅させる。その後、撮像信号をデジタル信号に変換した高解像度の画像データがSDRAM54に記憶される。
その後、システムコントローラ30は、デジタル信号処理回路55、圧縮伸張処理回路56、及びメディアコントローラ58を制御して、画像データに対して各種信号処理及び圧縮処理を施した後、記録メディア28に画像データを記録して、撮影処理を終了する。
上記撮影処理の説明では、不足ゲイン調節部55aによって不足ゲイン調節が施されていない通常の画像データのみを記録する場合を例に説明したが、以下に、ゲイン調節前後の2つの画像データを記録メディア28に記録しても良い。
図14のフローチャートを参照して、不足ゲイン調節が施された画像データと、不足ゲイン調節が施されていない通常の画像データとの両方を記録する場合の撮影処理について説明する。シャッタボタン14の全押しが判定されるまでの処理は、通常の画像データのみを記録する場合と同様であり、シャッタボタン14の全押し以降の処理についてのみ説明を行う。
システムコントローラ30は、シャッタボタン14が全押しされたか否かの判定を行い、全押しされていないと判定された場合、全押しされるまで待機状態となる。また、シャッタボタン14が全押しされたと判定された場合、システムコントローラ30は、露出値の設定に基づいて、絞り42の開口径、及びCCD48の電子シャッタ速度を制御するとともにストロボの発光量を制御し、CCD48に撮像処理を実行させる。
この時、システムコントローラ30は、AMP50bを制御して、CCD48から出力された撮像信号を撮影感度に対応する利得で増幅させる。その後、撮像信号をデジタル信号に変換した高解像度の画像データがSDRAM54に記憶される。
その後、システムコントローラ30は、デジタル信号処理回路55、圧縮伸張処理回路56、及びメディアコントローラ58を制御することによって、通常の画像データに対して各種信号処理及び圧縮処理を施した後、この画像データ(第1の画像データ)を記録メディア28に記録する。
また、システムコントローラ30は、64分割されたエリア毎の積算データと、1エリアの画素数データとを不足ゲイン算出回路62に出力する。不足ゲイン算出回路62は、これらの積算データ及び画素数データを取得して、輝度データ変換部62aが、RGB毎の積算値に基づいて輝度データY(i)を算出し、この輝度データY(i)を加重平均処理部62bに出力する。加重平均処理部62bは、各エリアの輝度データY(i)に対して重み付けを行った後、輝度データY(i)の平均値Ykを算出して、この平均値Ykを輝度レベル演算部62cに出力する。
輝度レベル演算部62cは、平均値Yk及び1エリアの画素数に基づいて、1画素当たりの輝度レベルYpを算出して、1画素当たりの輝度レベルYpを不足ゲイン演算部62dに出力する。不足ゲイン値演算部62dは、不足ゲイン値(crct_gain)を算出し、この不足ゲイン値(crct_gain)をデジタル信号処理回路55に出力する。不足ゲイン調節部55aは、不足ゲイン値(crct_gain)に基づいて、SDRAM54に記憶された高解像度の画像データの不足ゲインを調節する。
その後、システムコントローラ30は、デジタル信号処理回路55、圧縮伸張処理回路56、及びメディアコントローラ58を制御して、不足ゲインが調節された画像データに対して各種信号処理及び圧縮処理を施した後、この画像データ(第2の画像データ)を記録メディア28に記録して、撮影処理を終了する。
上記撮影処理の説明では、2つの画像データを記録する場合を例に説明したが、画像データを記録する前に、2つの画像が並べて表示された記録画像選択画面をLCD16に表示し、記録させる画像をユーザに選択させて、選択画像に対応する画像データのみを記録メディア28に記録しても良い。
次に、図15のフローチャートを参照して、デジタルカメラ10の再生モード時の画像消去処理について説明する。モード切替ボタン21が操作されて再生モードに設定されると、システムコントローラ30は、再生する画像データが不足ゲイン調節55aによって不足ゲイン調節された画像データか否かを判定する。
不足ゲイン調節された画像であると判定された場合、消去画像選択画面を表示する処理に進む。また、不足ゲイン調節された画像データではない(通常の画像データである)と判定された場合、システムコントローラ30は、LCDドライバ57を制御して、ゲイン調節が施されていない通常画像をLCD16に表示させる。
さらに、システムコントローラ30は、不足ゲイン調節の指示を取得したか否かを判定する。この判定は、例えば、不足ゲイン調節を施すか否かを選択する選択画面をLCD16に表示して、この選択結果に基づいて行う。
不足ゲイン調節の指示を取得していないと判定された場合、消去画像選択処理を終了する。また、不足ゲイン調節の指示を取得したと判定された場合、システムコントローラ30は、不足ゲイン調節部55aを制御して、通常画像データに対して不足ゲイン調節を施して、消去画像選択画面を表示する処理に進む。
消去画像選択画面を表示する処理において、システムコントローラ30は、LCDドライバ57を制御して、消去画像選択画面を表示させる。例えば、図16に示すように、この消去画像選択画面80には、通常画像81と、不足ゲイン調節が施された画像82とが並べて表示され、さらに、選択消去アイコン83と、2画像消去アイコン84と、左アイコン85と、右アイコン86と、OKアイコン87と、キャンセルアイコン88とが表示されている。この消去画像選択画面80では、カーソル操作ボタンと、MENU/OKボタン23とを操作することによって、選択操作が行われる。
例えば、カーソル操作ボタン23によって、消去画像選択アイコン83が選択されると、左アイコン85及び右アイコン86の選択が可能となり、消去画像が選択される。その後、OKアイコン87が選択されて、さらに、MENU/OKボタン24が押圧操作されると、選択画像に対応する画像データが記録メディア28から消去される。例えば、左アイコン85が選択されている場合、通常画像81に対応する画像データが消去され、右アイコン86が選択されている場合、不足ゲイン調節が施された画像に対応する画像データが消去される。
また、2画像消去アイコン84が選択されて、さらに、OKアイコン87が選択された状態で、MENU/OKボタン24が押圧操作されると、2つの画像に対応する画像データが消去される。また、キャンセルアイコン88が選択されて、MENU/OKボタン24が押圧操作されると、それまでの選択がキャンセルされて初期状態に戻る。
システムコントローラ30は、通常画像81、及び不足ゲインが調節された画像82の少なくとも一方が選択されたか否かを判定する。この判定は、消去画像選択画面80での選択結果に基づいて行われる。画像が選択されていないと判定された場合、消去画像選択処理を終了する。
また、画像が選択されたと判定された場合、システムコントローラ30は、メディアコントローラ58を制御して、選択画像に対応する画像データを記録メディア28から消去して、消去画像選択処理を終了する。
上記画像消去処理の説明では、再生モードでの画像の消去について説明を行ったが、画像データをデジタルカメラ10の外部に転送する転送モードにて、画像の消去処理を行っても良い。この場合も、通常画像データのみが記録されている時に、通常画像データに対して不足ゲイン調節処理を施して、消去画像選択画面を表示すれば良い。
次に、図17のフローチャートを参照して、赤目を防止するプリ発光を行う場合の撮影処理について説明する。なお、撮影感度設定処理までは、前述の撮影処理と同様であるので、詳しい説明を省略する。
撮影感度設定処理が終了すると、システムコントローラ30は、発光量及び露出値の設定処理を行う。以下に、図18のフローチャートを参照して、発光量及び露出値の設定処理について説明する。最初に、発光量設定部33は、発光量の初期値及びプリ発光量Eを設定する。その後、ストロボ装置の発光量を設定するまでの処理は、発光量及び露出値の設定処理と同様であり、詳しい説明を省略する。
ストロボ装置34の発光量が設定された後、システムコントローラ30は、発光量の設定値が、プリ発光量Eよりも大きいか否かを判定する。プリ発光量E以下であると判定された場合、システムコントローラ30は、プリ発光を「無し」に設定して、露出値を設定する処理に進む。
また、発光量の設定値が所定発光量Eよりも大きいと判定された場合、システムコントローラ30は、プリ発光を「有り」に設定して、露出値を設定する処理に進む。露出値を設定する処理では、システムコントローラ30が、AE評価値、撮影感度、及び発光量に基づいて露出値を設定して、発光量及び露出値の設定処理を終了する。
次に、システムコントローラ30は、ストロボ発光の有無を判定する。ストロボ発光無しの場合、図19(A)に示すように、スルー画90内に、発光モードマーク91のみが表示された状態のまま、シャッタボタン14が全押しされたか否かの判定処理に進む。
ストロボ発光有りの場合、システムコントローラ30は、プリ発光の有無を判定する。プリ発光有りの場合、図19(B)に示すように、発光モードマーク91、ストロボ装置34の発光を示す発光マーク92、プリ発光マーク93、及び発光量94をスルー画90内に表示させる。また、プリ発光無しの場合、図19(C)に示すように、プリ発光マークを表示させずに、発光マーク92、プリ発光マーク93、及び発光量94をスルー画90内に表示させる。その後、シャッタボタン14が全押しされたか否かを判定する処理に進む。
システムコントローラ30は、シャッタボタン14が全押しされたか否かを判定する。全押しされていない場合は、待機状態となって判定処理を繰り返し行う。また、全押しされたと判定された場合、システムコントローラ30は、撮像処理、圧縮処理、及び画像データの記録処理を順に実行して、撮影処理を終了する。
なお、上記実施形態において、フォーカスレンズを移動させながら、コントラスト方式でフォーカスレンズの合焦位置を検出する場合を例に説明したが、これに限るものではなく、例えば、アクティブ方式やパッシブ方式等の測距手段を用いてフォーカスレンズの合焦位置を検出しても良い。この場合、前述の表1に示すテーブルではなく、下表2に示すように、ズームポジション(Z1〜Z10)毎に、撮影距離を示す距離選択パラメータA,Bを用いても良い。
また、上記実施形態において、撮影感度を低感度(ISO400)、中感度(ISO800)、高感度(ISO1600)の3通りから選択する場合を例に説明したが、これに限るものではなく、2通りまたは4通り以上の撮影感度から選択しても良い。
さらに、上記実施形態において、発光量の上限値を3通りに設定可能な場合を例に説明を行ったが、これに限るものではなく、2通りでも4通り以上に設定可能にしても良い。
また、上記実施形態において、発光量設定部及び上限値設定部をシステムコントローラ内に設けた場合を例に説明を行ったが、システムコントローラの外部に設けても良いし、システムコントローラが、発光量設定処理及び上限値設定処理をプログラムによって実行しても良い。
さらに、上記実施形態において、ズームレンズ及びフォーカスレンズを駆動するモータとしてパルスモータを用いる場合を例に説明を行ったが、これに限るものではなく、DCモータを用いても良い。この場合、レンズの位置を検出するためにエンコーダを設ければ良い。
また、上記実施形態において、固体撮像素子としてCCDイメージセンサを用いる場合を例に説明したが、これに限るものではなく、例えば、CMOSイメージセンサを用いても良い。
さらに、上記実施形態において、本発明をデジタルカメラに適用した場合を例に説明したが、これに限るものではなく、例えば、カメラ付き携帯電話やデジタルビデオカメラに本発明を適用しても良い。
10 デジタルカメラ
23 カーソル操作ボタン
28 記録メディア
30 システムコントローラ
33 発光量設定部
33a 上限値設定部
34 ストロボ装置
40 撮影レンズ
41 ズームレンズ
43 フォーカスレンズ
48 CCD
50b AMP
54 SDRAM
55 デジタル信号処理回路
55a 不足ゲイン調節部
59 AE検出回路
60 AF検出回路
61 撮影感度設定回路
62 不足ゲイン算出回路
70 上限値設定画面
80 消去画像選択画面
90 スルー画
92 発光マーク
93 プリ発光マーク
94 発光量マーク
23 カーソル操作ボタン
28 記録メディア
30 システムコントローラ
33 発光量設定部
33a 上限値設定部
34 ストロボ装置
40 撮影レンズ
41 ズームレンズ
43 フォーカスレンズ
48 CCD
50b AMP
54 SDRAM
55 デジタル信号処理回路
55a 不足ゲイン調節部
59 AE検出回路
60 AF検出回路
61 撮影感度設定回路
62 不足ゲイン算出回路
70 上限値設定画面
80 消去画像選択画面
90 スルー画
92 発光マーク
93 プリ発光マーク
94 発光量マーク
Claims (8)
- ズームレンズ及びフォーカスレンズを有する撮影レンズと、この撮影レンズを透過した被写体光を光電変換によって撮像する撮像手段と、被写体に向けてストロボ光を照射するストロボ装置とを備えた撮影装置において、
被写体輝度を測光する測光手段と、
前記ズームレンズのズーム位置を検出するズーム位置検出手段と、
前記フォーカスレンズの合焦位置を検出する合焦位置検出手段と、
前記ズーム位置及び前記合焦位置に基づいて撮影感度を設定する撮影感度設定手段と、
前記撮像手段から出力される撮像信号を前記撮影感度に対応するゲインで増幅させる第1増幅手段と、
前記被写体輝度及び前記撮影感度に基づいて、前記ストロボ装置の発光量を設定するとともに、前記発光量の設定値が、予め設定されたストロボ発光量の上限値よりも大きい場合、前記設定値を前記上限値に変更する発光量設定手段と、
前記被写体輝度及び前記撮影感度に基づいて露出を制御するとともに、前記設定値に基づいて前記ストロボ装置を制御する制御手段とを備えていることを特徴とする撮影装置。 - 前記上限値を切り替える上限値切替操作手段を備え、前記発光量設定手段は、前記上限値切替操作手段から取得された操作信号に基づいて前記上限値を設定することを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
- 前記撮像信号をデジタル信号に変換して得られた画像データの輝度値を算出するとともに、前記輝度値と予め設定された目標輝度値とを比較して不足ゲイン値を算出する不足ゲイン値算出手段と、
前記不足ゲイン値に基づいて、前記画像データの信号レベルを増幅する第2増幅手段とを備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の撮影装置。 - 撮影指示を入力する撮影指示入力手段を備え、前記撮影指示入力手段から前記撮影指示を取得した場合、前記制御手段は、前記第2増幅手段によって前記信号レベルが増幅される前の第1の画像データと、増幅後の第2の画像データとの両方を記録手段に記録することを特徴とする請求項3に記載の撮影装置。
- 画像を表示する表示手段を備え、
前記第2増幅手段によって前記信号レベルが増幅される前の第1の画像データ、及び増幅後の第2の画像データを記録手段に記録する前または記録後に、前記制御手段は、前記表示手段を制御して、前記第1及び第2の画像データが並べて配置され、記録または消去する画像が選択される選択画面を表示させるとともに、前記選択画面での選択結果に基づいて、選択画像に対応する画像データの記録処理または消去処理を実行することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の撮影装置。 - 撮影時に前記第1の画像データのみが記録されている場合、前記制御手段は、前記第2増幅手段を制御して、前記第2の画像データを生成させることを特徴とする請求項5に記載の撮影装置。
- 前記発光量が所定発光量より大きいか否かを判定する判定手段を備え、前記所定発光量よりも大きい場合、前記制御手段は、前記ストロボ装置を制御して、本発光の前に、赤目を防止するプリ発光を行い、前記所定発光量以下の場合、前記プリ発光を行わないことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の撮影装置。
- 前記上限値を設定せずに前記発光量が設定される通常設定モードと、前記上限値が設定される上限値設定モードとを有し、前記上限値設定モードにて撮影処理が実行される前に、前記制御手段は、前記表示手段を制御して、ストロボ発光の有無、前記発光量、及び赤目を防止するプリ発光の有無を表示させることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の撮影装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2007108431A JP2008268361A (ja) | 2007-04-17 | 2007-04-17 | 撮影装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2007108431A JP2008268361A (ja) | 2007-04-17 | 2007-04-17 | 撮影装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2008268361A true JP2008268361A (ja) | 2008-11-06 |
Family
ID=40047986
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2007108431A Pending JP2008268361A (ja) | 2007-04-17 | 2007-04-17 | 撮影装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2008268361A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016066893A (ja) * | 2014-09-24 | 2016-04-28 | キヤノン株式会社 | 撮像装置及びその制御方法 |
-
2007
- 2007-04-17 JP JP2007108431A patent/JP2008268361A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016066893A (ja) * | 2014-09-24 | 2016-04-28 | キヤノン株式会社 | 撮像装置及びその制御方法 |
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