JP2008267520A - 摩耗防止部材、回転機構、駆動装置、画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】回転軸に形成された動力伝達部材固定用の異形部が内部に配置されたすべり軸受の摩耗や異音の発生を防止する。
【解決手段】外周面に歯車302を結合するための平面部304が歯車302の結合個所から少なくとも一端縁部まで形成された回転軸301と、この回転軸301の端部を回転支持するすべり軸受303との間に配置される摩耗防止部材310を回転軸301の平面部304と、すべり軸受303の内周面との間に形成される隙間部に挿入される挿入部311と、前記すべり軸受の外部に配置され軸部材が挿入される鍔部材312とを備え、回転軸301と共に回転するものとした。
【選択図】図2
【解決手段】外周面に歯車302を結合するための平面部304が歯車302の結合個所から少なくとも一端縁部まで形成された回転軸301と、この回転軸301の端部を回転支持するすべり軸受303との間に配置される摩耗防止部材310を回転軸301の平面部304と、すべり軸受303の内周面との間に形成される隙間部に挿入される挿入部311と、前記すべり軸受の外部に配置され軸部材が挿入される鍔部材312とを備え、回転軸301と共に回転するものとした。
【選択図】図2
Description
本発明は、摩耗防止装置、回転機構、駆動装置、画像形成装置に係り、特に周面に回転伝達部材を結合するための異形部が回転伝達部材の結合個所から少なくとも一端縁部まで形成された回転軸の端部を回転支持するすべり軸受に使用される摩耗防止部材、これを使用した回転機構、駆動装置、画像形成装置に関する。
回転軸と歯車が一体となって回転する回転機構では、回転軸と歯車とを継手により連結する。この継手として、回転軸にピンなどの別部材で突出部を設けて歯車を固定したり、回転軸の一部を切削形成した平面を設けこの平面で歯車の内部に形成された平面部を組み合わせて固定したりするものがある。前者はピン形状の自由度が大きく大きなトルクを伝達できる他、回転軸の加工部も少ないが、ピンが別部材となるためコストが嵩む。後者は軸径によって平面部の面積が制限されるので伝達トルクの制限があるが、安価である。
このように回転軸の駆動伝達部の形状は使用目的によって使い分けられているが、歯車として汎用部品が採用される場合、回転軸の形状は既存の歯車の取付方法に合わせる必要がある。特に電磁クラッチなどでは後者が採用されていることが多い。
また、このような 回転機構では、回転軸を支える軸受が使用されるが、使用する軸受が玉軸受のような転がり軸受の場合には、回転軸と軸受の内輪が一体となって軸受内部の転動体を回転させるため、回転軸の形状によらず低摩擦で精度の高い回転を得ることができる。しかし転がり軸受は、コストが嵩むため、精度を必要としない場合や軸荷重が小さい場合には、回転軸と軸受内輪を摺動させるすべり軸受を使用することでコストの低下が図られている。
図12は従来の回転機構を示す斜視図、図13は図12に示した回転機構の分解斜視図である。回転機構200は、回転軸201と歯車202が一体となって回転するように固定され、回転軸201の両端がすべり軸受203で回転支持されている。軸受203には、平面部204が切削形成され、この平面部204は歯車202のハブ206に形成された歯車側平面部207に接触して歯車202を軸受203に固定する。ここで、平面部204は回転軸201に歯車202を挿入するため、回転軸201の端部にまで形成されている。
この状態で図示していない駆動源から、駆動力が歯車202を介して伝達されると、歯車202と回転軸201とは一体となって軸受203を中心に回転する。このとき軸受は回転軸からの荷重を受けるので、軸受の材質は摩擦抵抗が少なく、摺動性の高いものとし、回転軸が回転しやすいようにしている。しかしながら、図14に示すように、回転軸201には平面部204が形成され断面略D字状となっているからそのエッジ状の端部208が軸受203の内周面に接触し、長時間摺動していると、エッジが軸受内径を摩耗し、表面が荒れて、摺動時に異音が発生してしまうことがある。
すべり軸受を使用した装置において軸受の長寿命化を図る技術として以下のものがある。特許文献1には、固定クラッチ部材に隣接して出力軸と一体回転しつつ軸方向摺動自在な可動クラッチ部材を固定クラッチ部材に係合させる方向に摺動させるための押圧板と可動クラッチ部材との間にスラスト軸受を介装したものにおいて、スラスト軸受が挿通する出力軸の所要外周面と前記スラスト軸受の内周面との間に耐磨耗性材料からなるガイドメンバを介在させるものが記載されている。
また、特許文献2には、固定された芯金と、芯金に固定されたマグネットローラと、芯金により回転自在に支持されたフランジと、フランジ外周面に端部インロー部内周面を嵌合固定することによりマグネットローラの外径方向において回転する非磁性スリーブとを備えた現像ローラにおいて、フランジの挿入側端面カド部にR形状部を設けたものが記載されている。
特開平11−242392号公報
特開平10−299790号公報
しかし、上述した不具合に対処するため前記加工面端部のエッジに面取り等の追加工を施すことができるが、回転軸に追加加工を行うことはコストが嵩むだけでなく、平面部の面積が減少することで伝達可能トルクが減少してしまうので現実的ではない。
そこで、本発明は、回転軸に形成された動力伝達部材固定用の異形部が内部に配置されたすべり軸受の摩耗や異音の発生が防止できる摩耗防止部材を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、外周面に回転伝達部材を結合するための異形部が回転伝達部材の結合個所から少なくとも一端縁部まで形成された回転軸と、この回転軸の端部を回転支持するすべり軸受との間に配置される摩耗防止部材であって、前記回転軸の異形部と、前記すべり軸受の内周面との間に形成される隙間部に挿入される挿入部と、前記すべり軸受の外部に配置され前記軸部材が挿入される鍔部材とを備え前記回転軸と共に回転することを特徴とする摩耗防止部材である。
請求項2の発明は、請求項1記載の摩耗防止部材において、前記挿入部は、前記回転軸の異形部と前記すべり軸受とが形成する隙間より小さく形成されている特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1記載の摩耗防止部材において、前記挿入部の前記すべり軸受と接する側の輪郭形状は、前記回転軸の半径より大きな半径の弧状をなすことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1記載の摩耗防止部材において、摩耗防止部材は、前記回転軸に嵌合し、回転軸の軸方向の移動を規制する抜止部を備えることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1記載の摩耗防止部材において、前記動力伝達部材と一体に形成されていることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1乃至5のいずれか記載の摩耗防止部材において、前記挿入部は、回転軸と同じ材質で形成されていることを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項1乃至5のいずれか記載の摩耗防止部材において、前記挿入部は、回転軸より摺動性の高い材質で形成されていることを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項1乃至5のいずれか記載の摩耗防止部材において、前記挿入部は、含油性の材質であることを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項1乃至8のいずれか記載の摩耗防止部材において、前記挿入部の長手方向の先端にはテーパ部が形成されていることを特徴とする。
請求項10の発明は、請求項1乃至9のいずれか記載の摩耗防止部材において、前記回転軸の異形部は平面部として構成されていることを特徴とする。
請求項11の発明は、請求項1乃至10のいずれか記載の摩耗防止部材において、前記動力伝達部材は歯車であることを特徴とする。
請求項12の発明は、請求項1乃至10のいずれか記載の摩耗防止部材において、前記動力伝達部材はタイミングプーリであることを特徴とする。
請求項13の発明は、請求項1乃至12のいずれか記載の摩耗防止部材を備えることを特徴とする回転機構である。
請求項14の発明は、請求14記載の回転機構を備え、前記回転軸は先端に揺動自在な自在継手を具備してなることを特徴とする回転機構である。
請求項15の発明は、請求項13又は14記載の回転機構を具備することを特徴とする駆動装置である。
請求項16の発明は、請求項13又は14記載の回転駆動伝達機構を、少なくとも2個具備することを特徴とする駆動装置である。
請求項17の発明は、請求項15又は16に記載の駆動装置を具備することを特徴とする画像形成装置である。
本発明によれば、回転軸と前記すべり軸受の間に摩耗防止部材を備えるようにしたので、回転軸の平面部のエッジによるすべり軸受内部の摩耗を防止し、異音を防ぐことができる。
以下本発明を実施するための最良の形態としての実施例を図面に基づいて説明する。
以下、実施例に係る回転機構を適用した画像形成装置としてカラーレーザプリンタ(以下、単に「プリンタ」という)について説明する。本例では、プリンタの回転機構に本発明に係る回転機構が使用される。
図1はこのプリンタは、イエロー(Y)・シアン(C)・マゼンタ(M)・ブラック(K)の4つの画像形成手段を横に並べて配置してタンデム画像形成部を構成している。タンデム画像形成部においては、個々のトナー像形成手段である画像形成手段101Y,101C,101M,101Kが、図中左から順に配置されている。
ここで、各符号の添字Y、C、M、Kは、それぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラック用の部材であることを示す。また、このタンデム画像形成部においては、画像形成手段101Y,101C,101M,101Kは、潜像担持体としてのドラム状の感光体ドラム21Y,21C,21M,21Kのまわりに、帯電装置、現像装置10Y,10C,10M,10K、感光体クリーニング装置等を備えている。
プリンタの上部には、イエロー、シアン、マゼンタ、黒の各色トナーが充填されたトナーボトル2Y,2C,2M,2Kが配置されている。そして、このトナーボトル2Y,2C,2M,2Kから図示しない搬送経路によって、所定の補給量だけ各色の現像装置10Y,10C,10M,10K、に各色トナーが補給される。
また、タンデム画像形成部の下部に潜像形成手段としての光書込ユニット9が配置されている。この光書込ユニット9は、光源、ポリゴンミラー、f−θレンズ、反射ミラー等を備え、画像データに基づいて各感光体ドラム21Y,21C,21M,21Kの表面にレーザ光を走査しながら照射するように構成されている。
また、タンデム画像形成部の直上には、中間転写体として無端ベルト状の中間転写ベルト1が配置されている。この中間転写ベルト1は、駆動ローラ1a、支持ローラ1bに掛け回され、駆動ローラ1aの回転軸には駆動源としての図示しない駆動モータが連結されている。この駆動モータを駆動させると、中間転写ベルト1が図中反時計回りに回転移動すると共に、従動可能な支持ローラ1bが回転する。中間転写ベルト10の内側には、感光体ドラム21Y,21C,21M,21K上に形成されたトナー像を中間転写ベルト1上に転写するための1次転写装置11Y,11C,11M,11Kが配置されている。
また、上記1次転写装置11Y,11C,11M,11Kより中間転写ベルト1の駆動方向下流に2次転写装置としての2次転写ローラ4が配置されている。この2次転写ローラ4と中間転写ベルト1を挟んだ反対側には、支持ローラ1bが配置されており、押部材としての機能を果たしている。中間転写ベルト1には中間転写ベルト1の残トナーを回収する中間転写体クリーニング装置12が備えられている。
また、本例に係るプリンタは、給紙装置として、給紙カセット8、給紙コロ7、レジストローラ6等が配置されている。更に、2次転写ローラ4によりトナー像を転写された印刷用紙の進行方向に関して2次転写ローラ4の下流部には、印刷用紙上の画像を定着する定着装置5、排紙ローラ3が配置されている。
次に、上記プリンタの動作を説明する。個々の画像形成手段でその感光体ドラム21Y,21C,21M,21Kを回転し、感光体ドラム21Y,21C,21M,21Kの回転とともに、まず帯電装置17Y,17C,17M,17Kで感光体ドラム21Y,21C,21M,21Kの表面を一様に帯電する。次いで画像データを光書込ユニット9からのレーザによる書込光を照射して感光体ドラム21Y,21C,21M,21B上に静電潜像を形成する。その後、現像装置10Y,10C,10M,10Kによりトナーが付着され静電潜像を可視像化することで各感光体ドラム21Y,21C,21M,21K上にそれぞれ、イエロー・シアン・マゼンタ・ブラックの単色画像を形成する。また、不図示の駆動モータで駆動ローラ1aを回転駆動して他の支持ローラ、2次転写ローラ4を従動回転し、中間転写ベルト1を回転搬送して、その可視像を1次転写装置11Y,11C,11M,11Kで中間転写ベルト1上に順次転写する。これによって中間転写ベルト1上に合成カラー画像を形成する。画像転写後の感光体ドラム21Y,21C,21M,21Kの表面は感光体クリーニング装置で残留トナーを除去して清掃して再度の画像形成に備える。
また、上記画像形成のタイミングに合わせて、給紙カセット8からは印刷用紙先端が給紙コロ7により繰り出され、レジストローラ6まで搬送され、一旦停止する。そして、上記画像形成動作とタイミングを取りながら、2次転写ローラ4と中間転写ベルト1の間に搬送される。ここで、中間転写ベルト1と2次転写ローラ4とは印刷用紙を挟んでいわゆる2次転写ニップを形成し、2次転写ローラ4にて中間転写ベルト10上のトナー像を印刷用紙上に2次転写する。
画像転写後の印刷用紙は定着装置5へと送り込まれ、定着装置5で熱と圧力とを加えて転写画像を定着して機外へ排出される。一方、画像転写後の中間転写ベルト1は、中間転写体クリーニング装置12で、画像転写後に中間転写ベルト1上に残留する残留トナーを除去し、タンデム画像形成部による再度の画像形成に備える。
次に上述したプリンタの各種回転駆動部に使用される回転機構について説明する。図2は第1の実施例に係る回転機構を示すものであり、(a)は回転機構の斜視図、(b)は(a)と異なる方向からの拡大斜視図、(c)は回転軸を示す斜視図、図3は図2に示した回転機構に使用される摩耗防止部材を示す斜視図である。本回転機構300は、従来例で示した回転機構200と同様に、回転軸301に歯車302が取り付けられ、回転軸301の両端にすべり軸受303が配置されている。図2(c)に示すように、回転軸301には歯車202取り付け用の異形部としての平面部304が回転軸301の一端部にまで形成されている他、回転軸301が軸受303から抜け出すのを防止する抜止部材が係止される溝部307,308が形成されている。
本例に係る回転機構300では、回転軸301とすべり軸受303との間に摩耗防止部材310を挿入する。この摩耗防止部材310は、図3に示すように、前記軸受303の内周面と回転軸301の平面部304との間に挿入される挿入部311と、この挿入部311が立設され、前記軸受303の外側面に接触する鍔部材312とから構成されている。挿入部311は断面三日月状に形成されている。また、鍔部材312には、前記回転軸301の断面形状と同様の軸貫通孔313が形成され、回転軸301が貫通される。このため、摩耗防止部材310は回転軸301と共に回転する。
本例に係る回転機構300によれば、摩耗防止部材310の挿入部311が軸受303の内周と回転軸301の平面部304の間の空隙を充填し、回転軸301共に回転するから、回転軸301の平面部304のエッジがすべり軸受303の内周に接触するのを防止し、軸受内部の摩耗や異音の発生が防止できる。なお、摩耗防止部材310の挿入部311の長さは、少なくともすべり軸受303の厚さ寸法だけ有するものとすれば、確実に摩耗を防ぐことができる。また、摩耗防止部材310の挿入部311は、図4に示すように、のように摩耗防止部材の半径Rを回転軸の半径rより大きくすることで、より確実に回転軸のエッジと軸受が接触するのを防ぐことができる。
本例では、摩耗防止部材310は回転軸301と同じ材質で構成している。摩耗防止部材310を回転軸301と同材質とすれば、回転軸の回転によって摩擦係数が変動することがないので、回転軸の回転変動を防止することができる。なお、摩耗防止部材の材質をポリアセタールのような金属軸よりも摺動性の高いものとすれば、回転負荷を増やすことのない軸受の摩耗防止部材とすることができる。更に、摩耗防止部材の材質を含油性の材質とすることで、回転軸の回転により軸受内部の潤滑を高め、摺動性を高めるような軸受の摩耗防止部材とすることができる。
更に、回転軸の異形部の形状は、平面部を対向する2個所に設けた断面小判型や、平面部を複数設けた多角形型、もしくは軸径とは径が異なる曲面等でもよく、それぞれの回転軸形状に合わせて摩耗防止部材の形状も変更し、回転軸と軸受の隙間を塞ぐようにすればよい。また、動力伝達部材がタイミングベルトを取り付けるためのタイミングプーリであるときには、ベルトのテンションにより、軸受に対し駆動負荷だけでなく、巻きつけ量確保のためのテンション負荷もかかるため、摩耗が激しくなるが、摩耗防止部材を取り付けることで、異常な摩耗を防止することができる。また、動力伝達部材として電磁クラッチなどを使用する場合にも有効である。
次に第2の実施例について説明する。図5は第2の実施例である摩耗防止部材を示す斜視図である。本例に係る回転機構において、摩耗防止部材320は、回転方向の上流側エッジの接触を防ぐようにすれば、第1の例の摩耗防止部材310と同様の効果を得ることができる。本摩耗防止部材320は、鍔部材322に挿入部321を形成するにさいして、図4に示すように、に回転軸と軸受の隙間により摩耗防止部材310の挿入部311の上流側の半分に相当する挿入部321を配置している。本例によれば、摩耗防止部材320を形成する材料のコストを低減させながら、軸のエッジによる摩耗を防ぐことができる。なお摩耗防止部材320の挿入部321の端部には曲面がつけられている。
次に第3の実施例について説明する。図6は第3の実施例である摩耗防止部材を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は(a)中のB−B線に相当する断面図である。
ここで、回転軸と歯車が一体となって回転するような回転機構では、回転軸301に歯車を通した後、図7に示すように、回転軸301の溝部307,308(図2(c)参照)に回転軸301の軸受303からの抜け止め部材305を取り付ける必要がある。
本例に係る摩耗防止部材330は、板部332に挿入部331が形成されている他、板部332には延設部333を介して回転軸301の溝部308に挿入される抜止部334が一体に形成されている。本例に係る摩耗防止部材330は、摩耗防止部材330に抜止部334を備え、摩耗防止部材330に抜け止め機能を兼ね備えるようにしている。本例によれば、回転機構の部品点数を減らすことができるので、コストを削減するだけでなく、組み立て性も向上させることができる。
次に第4の実施例について説明する。図8は第4の実施例に係る摩擦防止部材を示す斜視図である。本例に係る摩擦防止部材340は歯車302と一体形状として形成されている。摩擦防止部材340には、挿入部341と、歯車302の抜止部342とが形成されている。前記抜止部342は、回転軸301に形成された溝部308(図2(c)参照)に嵌め込まれ、回転軸301が軸受303から抜け出すのを防止する。摩擦防止部材340によれば、部品点数を減らすことができコストを低減させることができる他、組み立て性を向上させることができる。
次に第5の実施例について説明する。図9は第5の実施例である摩耗防止部材を示す斜視図である。本例に係る摩擦防止部材350は、軸受303の内周面と回転軸301の平面部304との間に挿入される挿入部351と、この挿入部351が立設され、前記軸受303の外側面に接触すると共に軸貫通孔353が形成された鍔部材352とから構成されている。そして、摩耗防止部材350の挿入部351の先端にはテーパ部354が形成されている。本例によれば、組み立て時において、摩耗防止部材350をすべり軸受303に取り付けやすいものとすることができる。
次に第6の実施例について説明する。図10は第6の実施例である回転機構を示す斜視図である。本例に係る回転機構400は、前記第1の実施例に係る回転機構300の回転軸301の先端に自在継手410を接続して構成したものである。本例では、自在継手410により、回転軸301の回転による駆動力を被駆動軸に伝達することを目的としているものである。自在継手410により揺動自在となっているので、駆動側と被駆動側の回転軸中心位置が多少ずれていたとしても駆動力を伝達することができる。
ここで、駆動軸と被駆動軸の回転軸中心がずれていると継手が揺動し、駆動力を伝達する際に自在継手から回転軸が力を受けるため、回転軸に鉛直方向の力が作用することとなる。このように回転軸に対して鉛直方向の力が加わると、回転軸と軸受の隙間で回転軸が傾き、回転軸と軸受の平行度が悪化することで摺動部が線での接触から点での接触となってしまう。このような条件下では、接触部には回転による摩擦力がより多くかかるようになるので、摺動部の回転軸に平面部があると、平面部のエッジによる軸受の摩耗が増加してしまう。そこで、本発明にかかる摩耗防止部材を備える回転機構400によれば、軸内部の摩耗が促進されることを防ぐことができる。
次に第7の実施例について説明する。図11は第7の実施例である駆動装置を示す斜視図である。本例に係る駆動装置500は前記画像形成装置に配置されるものでありモータ510と、2台の回転機構520,530を備え、これらのモータ510、回転機構520,530がユニット化されている。本駆動装置500によれば、1台のモータで複数の回転機構を駆動する際に生じやすい軸の位置精度の低下による軸受荷重の増大が発生したとしても、回転機構520,530のすべり軸受の摩耗や異音の発生を有効に防止することができる他、組み立て性やサービスメンテナンス性を向上させることができる。
200…回転機構
201…回転軸
202…歯車
203…軸受
204…平面部
206…ハブ
207…歯車側平面部
208…端部
300…回転機構
301…回転軸
302…歯車
303…すべり軸受
304…平面部
305…抜け止め部材
307,308…溝部
310…摩耗防止部材
311…挿入部
312…鍔部材
313…軸貫通孔
320…摩耗防止部材
321…挿入部
322…鍔部材
330…摩耗防止部材
331…挿入部
332…板部
333…延設部
334…係合片
340…摩耗防止部材
341…挿入部
342…抜止部
350…摩耗防止部材
351…挿入部
352…鍔部材
353…軸貫通孔
354…テーパ部
400…回転機構
410…自在継手
500…駆動装置
510…モータ
520,530…回転機構
201…回転軸
202…歯車
203…軸受
204…平面部
206…ハブ
207…歯車側平面部
208…端部
300…回転機構
301…回転軸
302…歯車
303…すべり軸受
304…平面部
305…抜け止め部材
307,308…溝部
310…摩耗防止部材
311…挿入部
312…鍔部材
313…軸貫通孔
320…摩耗防止部材
321…挿入部
322…鍔部材
330…摩耗防止部材
331…挿入部
332…板部
333…延設部
334…係合片
340…摩耗防止部材
341…挿入部
342…抜止部
350…摩耗防止部材
351…挿入部
352…鍔部材
353…軸貫通孔
354…テーパ部
400…回転機構
410…自在継手
500…駆動装置
510…モータ
520,530…回転機構
Claims (17)
- 外周面に回転伝達部材を結合するための異形部が回転伝達部材の結合個所から少なくとも一端縁部まで形成された回転軸と、この回転軸の端部を回転支持するすべり軸受との間に配置される摩耗防止部材であって、
前記回転軸の異形部と、前記すべり軸受の内周面との間に形成される隙間部に挿入される挿入部と、前記すべり軸受の外部に配置され前記軸部材が挿入される鍔部材とを備え前記回転軸と共に回転する摩耗防止部材。 - 前記挿入部は、前記回転軸の異形部と前記すべり軸受との間隙部より小さく形成されていることを特徴とする請求項1記載の摩耗防止部材。
- 前記挿入部の前記すべり軸受と接する側の輪郭形状は、前記回転軸の半径より大きな半径の弧状をなすことを特徴とする請求項1記載の摩耗防止部材。
- 摩耗防止部材は、前記回転軸に嵌合し、回転軸の軸方向の移動を規制する抜止部を備えることを特徴とする請求項1記載の摩耗防止部材。
- 前記動力伝達部材と一体に形成されていることを特徴とする請求項1記載の摩耗防止部材。
- 前記挿入部は、回転軸と同じ材質で形成されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか記載の摩耗防止部材。
- 前記挿入部は、回転軸より摺動性の高い材質で形成されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか記載の摩耗防止部材。
- 前記挿入部は、含油性の材質であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか記載の摩耗防止部材。
- 前記挿入部の長手方向の先端にはテーパ部が形成されていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか記載の摩耗防止部材。
- 前記回転軸の異形部は平面部として構成されていることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか記載の摩耗防止部材。
- 前記動力伝達部材は歯車であることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか記載の摩耗防止部材。
- 前記動力伝達部材はタイミングプーリであることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか記載の摩耗防止部材。
- 請求項1乃至12のいずれか記載の摩耗防止部材を備えることを特徴とする回転機構。
- 請求14記載の回転機構を備え、前記回転軸は先端に揺動自在な自在継手を具備してなることを特徴とする回転機構。
- 請求項13又は14記載の回転機構を具備することを特徴とする駆動装置。
- 請求項13又は14記載の回転駆動伝達機構を、少なくとも2個具備することを特徴とする駆動装置。
- 請求項15又は16に記載の駆動装置を具備することを特徴とする画像形成装置。
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| JP2007112682A JP2008267520A (ja) | 2007-04-23 | 2007-04-23 | 摩耗防止部材、回転機構、駆動装置、画像形成装置 |
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| JP2007112682A JP2008267520A (ja) | 2007-04-23 | 2007-04-23 | 摩耗防止部材、回転機構、駆動装置、画像形成装置 |
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