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JP2008264838A - プレス型とプレス成形方法 - Google Patents

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JP2008264838A JP2007112188A JP2007112188A JP2008264838A JP 2008264838 A JP2008264838 A JP 2008264838A JP 2007112188 A JP2007112188 A JP 2007112188A JP 2007112188 A JP2007112188 A JP 2007112188A JP 2008264838 A JP2008264838 A JP 2008264838A
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Kazunori Fujii
和慶 藤井
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Abstract

【課題】長尺で軸直角断面がハット状をした成形品を成形するに当り、金型の修正などを行うことなく、成形中に製品の捩れを解消することができる、コスト的に極めて有利なプレス型とプレス成形方法を提供する。
【解決手段】ポンチ12とダイ11によるブランク材Bの成形が完了する前に、ポンチ12をダイ11に対してズラして型とブランク材Bとの間に隙間Gを形成し、ブランク材Bを移動手段20により型の外方に向って移動させるようにし、成形過程で発生する残留応力や、残留応力の開放に伴う曲げモーメントを、成形中に解消し、成形品に生じる複雑な捩れを防止することを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、長尺な成形品を捩れなくプレス成形するプレス型とプレス成形方法に関する。
例えば、サイドメンバー、ピラー部分などのような長尺な自動車部品は、最近、安全性、軽量化の要請から高張力鋼板が使用されている。高張力鋼板は、その性質上、スプリングバックや捩れなどの弾性回復現象が顕著に表れ、寸法精度の確保容易でない。
したがって、従来から、リストライクやコイニングによる修正方法や、オーバーベンディングによる見込み成形により相殺する方法が行われている。例えば、下記特許文献1及び2に開示されたオーバーベンディングによる方法は、軸直角断面がコ字状をしたものを成形するもので、成形品の中央に位置する本体基板の側部に側板を立設したものであるが、本体基板に対する側板の成形位置をスプリングバックを見込んでオーバーベンディングし、成形後に側板が所定の寸法精度となるようにしている。
軸直角断面がコ字状をしたものを成形する場合には、曲げる部分が両側部のみであるため、オーバーベンディングによる成形は、比較的容易である。しかし、軸直角断面がハット状をした製品を成形する場合には、曲げる部分が本体基板の両側部のみでなく、側板から一体に延びるフランジ部分との間にもあるため、スプリングバックや捩れなどの弾性回復現象が複雑に表れ、その修正も複雑になり容易ではない。
一般に、長尺で軸直角断面がハット状をした成形品の成形には、ブランクの両側をしわ押えにより拘束しながらプレス成形する、ドロー成形方法が用いられるが、ドロー成形過程においては、大曲率フランジ面には圧縮方向の残留応力が、小曲率のフランジ面には残留応力が発生し、成形後に離型すると、残留応力が開放されることにより成形品内部に曲げモーメントが発生し、複雑な捩れが生じることになり、しかも前記側板部分の捩れもこれに加わることになる。
このような複雑な捩れを防止するには、予め、捩れ方向とは逆方向に変形するように金型を製作し、成形後に離型すると、捩れが相殺されるようにする方法もある。しかし、この方法では、金型の修正が複数回必要になることから、型費が増大し、コスト的に不利となる。
特開2004−9129号公報(請求項1及び図1、2等参照)。 特開2004−195535号公報(要約、請求項1及び図1等参照)。
本発明は、従来技術に伴う問題を解決するためになされたもので、長尺で軸直角断面がハット状をした成形品を成形するに当り、金型の修正などを行うことなく、成形中に製品の捩れを解消することができる、コスト的に極めて有利なプレス型とプレス成形方法を提供することを目的とする。
本発明に係るプレス型は、相対的に近接離間する一対の型と、当該両型間に設置されたブランク材の縁部を前記両型のいずれか一方との間で挟持するブランクホルダと、を有し、断面ハット状の成形品を成形するプレス型であって、前記両型による前記ブランク材に対する加工が完了する前に、一方の型を他方の型に対して前記近接離間する方向に所定量ズラして当該一方の型の先端部と当該先端部に対向する前記ブランク材との間に隙間を形成し、前記ブランクホルダが挟持しているブランク材のフランジ部を前記型の外方に向って移動させる移動手段を有することを特徴とする。
本発明に係るプレス成形方法は、相対的に近接離間する一対の型によりブランク材をプレス成形するとき、前記ブランク材の縁部を前記両型の一方とブランクホルダとにより挟持した状態で行ない断面ハット状の成形品を成形するプレス成形方法であって、前記両型による前記ブランク材に対する成形が完了する前に、一方の型を他方の型に対して前記近接離間方向にズラして当該一方の型の先端部と当該先端部に対向する前記ブランク材との間に隙間を形成した後、前記ブランクホルダが挟持しているブランク材のフランジ部を移動手段により前記型の外方に向って移動させつつ前記両型によりプレス成形することを特徴とする。
請求項1及び6の発明は、型によるブランク材の成形が完了する前に、一方の型を他方の型に対してズラして型とブランク材との間に隙間を形成し、ブランク材を移動手段により型の外方に向って移動させるようにしたので、成形過程で発生する残留応力や、残留応力の開放に伴う曲げモーメントを、この成形中に解消でき、金型の修正などを行なうことなく、成形品に生じる複雑な捩れを防止することができ、成形品の品質が向上し、しかもコスト的に極めて有利なプレス型となることになる。
請求項2及び7の発明は、前記移動手段が、一方の型の移動を、前記ブランクホルダの前記型の外方への移動に変換するようにしたので、付帯装置を使用することなくブランクホルダを移動することができ、型構造が簡素化される。
請求項3の発明は、前記移動手段が、一方の型に設けられたカム部材と、他方の型の側部に配置されたコラプス部材とを有し、このコラプス部材に、前記カム部材のカム面が当接するカム部、及びブランクホルダの反ブランク材面側が当接した状態を保持する保持部を有するので、一方の型の移動をブランクホルダの型外方への移動に容易にかつ円滑に変換でき、型構造もより簡素化される。
請求項4及び8の発明は、前記型としてポンチとダイを用い、前記移動手段が、加工時に、位置固定的に設けられたポンチの下端部をコラプス部材の保持部により支持し、加工が完了する前に、ポンチに対し近接離間するダイに設けられたカム部材によるコラプス部材の移動により保持部がポンチの下端部から退去し、ポンチの先端部とブランク材との間に所定の隙間を生じさせた後、更なる前記コラプス部材の移動により前記ブランク材のフランジ部を型外方向に移動させるようにしたので、ブランク材に形成された各角部に材料を逆流入させることができ、残留応力や曲げモーメントのないフランジ部を、金型の修正などを行うことなく、円滑に成形でき、成形品の品質が向上する。
請求項5及び9の発明は、前記移動手段に、コラプス部材を型の内方に向って付勢する付勢手段を設けると、加工の完了により直ちに加工開始時点のプレス型の状態にすることができ、成形性、作業性が大幅に向上する。
以下、本発明の実施形態を図面について、詳細に説明する。
図1(A)(B)は本発明により成形される成形品を例示する概略斜視図、図2は本発明の実施形態に係るプレス型を示す概略断面図である。
まず、本発明により成形される成形品は、例えば、図1(A)(B)に示すように、自動車のフレームの一部となるフロントサイドメンバーW1あるいはリヤーサイドメンバーW2などのような、軸直角断面がハット状をした長尺物で、本体基板1の両側に側板2が略直角に設けられ、側板2からフランジ部3が略直角に成形され、軸線方向においても左右上下に変形したものである。なお、本明細書では、便宜的に本体基板1の両側と側板2との間の角部を第1肩部K1、側板2とフランジ部3との間の角部を第2肩部K2と称する。
このような成形品W(W1,W2の総称)を成形するために、本実施形態では、図2に示すような、プレス型10が使用される。なお、図示のプレス型10は、ダイ11とポンチ12とを有しているが、これらは、長尺物を成形するように紙面に直交する方向に伸延されている。
プレス型10のダイ11は、図外の駆動源により昇降可能とされたスライダ13に取り付けられ、内部にポンチ12が入り込みブランク材Bを成形する凹部14が形成されている。
ポンチ12は、ボルスタ15上に位置固定的に設置されている。ここに、位置固定的とは、完全に固定されているという意味ではなく、多少上下動可能に設置されていることをいう。
つまり、ポンチ12は、位置固定のボルスタ15に対し、例えば、数ミリ程度、僅かに上下動可能とされている。より具体的には、ポンチ12は、成形部12aの幅M1より小さな幅M2の脚部12bが下端部に垂下され、ボルスタ15に開設された通孔O内に上下動し得るように嵌合されている。だだし、成形部12aと脚部12bとの間には、テーパ部12cが形成され、テーパ部12cは後述する移動手段20の保持部24に当接し載置されている。
なお、ポンチ12のテーパ部12cと保持部24との当接はポンチ12の自重によるが、自重のみによる当接が困難な場合には、ポンチ12に油圧あるいはカム作動する昇降手段(不図示)あるいはポンチ12とボルスタ15との間に、ポンチ12をボルスタ15側に付勢するバネ部材(不図示)を設けてもよい。
ポンチ12の両側には、ボルスタ15を挿通して突出されたクッションピン16により支持されるブランクホルダ17と、ブランクホルダ17をブランク材Bと共に型外方向に移動させる移動手段20と、が設けられている。
ブランクホルダ17は、いわゆるしわの発生を防止するために設けられるもので、スライダ13により下降したダイ11の型面11aとの間でブランク材Bを挟持する。
移動手段20は、ダイ11とポンチ12によるブランク材Bに対する加工が完了する前に、ポンチ12をダイ11に対して下方にズラし、ポンチ12の先端部とブランク材Bとの間に隙間G(図4B参照)を形成し、ここに生じた隙間を利用してブランク材Bを型外方向への移動させ、しわや捩れを防止するものである。
本実施形態に係る移動手段20は、ダイ11の両側より垂下され、ダイ11の移動方向に対し傾斜したカム面21aを有するたカム部材21と、ブランクホルダ17と共にブランク材Bを型外方向へ移動させるコラプス部材22と、コラプス部材22を型内方向に付勢する付勢手段23と、を有している。
コラプス部材22は、断面略L字状をした部材で、ブランクホルダ17の下位に位置しブランクホルダ17を保持すると共に、ポンチ12を昇降させる保持部24と、保持部24の外側に立設され、カム部材21のカム面21aにより押圧されるカム面25aを有し、保持部24を型外方向へ移動するカム部25と、を有している。なお、保持部24には、クッションピン16が挿通する長孔26が開設されている。
保持部24は、テーパ状に削落された内端部24aを有し、付勢手段23がコラプス部材22を型内方向に付勢すると、内端部24aがポンチ12のテーパ部12cに当接し、ポンチ12を上昇させ、カム部材21の押圧によりコラプス部材22が型外方向に移動すると、ポンチ12の保持を解き、ポンチ12を下降させるようになっている。
図3は応力歪曲線を示すグラフである。一般に、応力と歪との関係は、図3に示すようになる。プレス成形は、塑性領域で行われるが、応力−歪曲線において、所定の成形時点の位置を「X」とし、成形後に加圧力を解くと、点Xからの応力−歪曲線は、加圧時の応力−歪曲線(実線で示す)に沿って戻ることはなく、破線で示すヒステリシスに沿って戻ることになる。したがって、点Xでの歪を僅かな量(Δε)除去するのみで、応力(Δσ)を大幅に低減させることができる。
ここにおいて、プレス成形時のブランク材Bにおける材料の移動を見れば、加圧時には元の状態から材料が引き伸ばされる。つまり、ブランク材Bの材料は、いわばポンチ外部に流出することになる。この状態から、プレス成形を一時的に中断し、ポンチとダイとの間に隙間G(図4B参照)を形成し、ブランクホルダ17によりフランジ部3を型外方向に変位させると、成形品Wにおけるポンチ先端の第1肩部K1においても、またフランジ部3の基部に相当する第2肩部K1においても、直角状態から鈍角に状態に戻され、材料は圧縮されることになる。つまり、ブランク材Bにおける材料の移動状態では、流出した材料が戻され、いわばポンチ内部に逆流入することになり、ブランク材Bに発生していた応力は、ブランク材Bの極めて僅かな移動、例えば、数ミリ程度で大幅に低減することになり、歪の除去、曲げモーメントの発生を防止し、捩れを防止することができることになる。
次にプレス成形方法を説明する。
図4(A)は所定の成形時点での加工状態を示す半断面図、図4(B)はポンチのみを下降した状態を示す半断面図、図4(C)は移動手段を作動させた状態を示す半断面図である。
まず、ブランク材Bをポンチ12とダイ11との間にセットし、スライダ13を下降し、成形を開始する。成形開始時点では、ポンチ12のテーパ部12cは、保持部24の内端部24aに支持された状態である。また、ブランク材Bの両側は、ダイ11の下面11aとブランクホルダ17の上面17aとの間で挟持された状態で成形が開始される。
成形が、ダイ11の下死点に到達する直前まで行われると、ブランク材Bは、図4Aに示すように、中央部の基板1がポンチ12の先端部12dに対応する形状となり、基板1の両側に側板2が略直角に形成され、側板2からフランジ部3が略直角に伸びる形状に成形される。
ダイ11が下死点より数ミリ上方の位置まで到達すると、図4Bに示すように、ダイ11に設けられたカム部材21のカム面21aと、コラプス部材22のカム面25aが当接し、コラプス部材22が型外方向に移動する。このようにダイ11の作動を利用し、上下動をカムによりコラプス部材22の横移動に変換すれば、付帯設備を使用することなく成形ができ、装置構成が簡素になり、コスト的に有利である。
コラプス部材22が型外方向に移動すると、保持部24も同様に移動し、テーパ状に削落された内端部24aとポンチ12のテーパ部12cが離れ、ポンチ12の保持が解かれ、ポンチ12が下降を開始する。この場合、ダイ11の下降速度は、カム部材21がコラプス部材22のカム面25aに当接することにより大幅に低減され、成形は殆ど中断された状態となるが、ポンチ12も内端部24aのテーパ面の移動に伴って下降する。
そして、ポンチ12のテーパ部12cが保持部24の内端部24aから外れると、ポンチ12のみが僅か数ミリであるが急激に下降し、ポンチ12の下部ではボルスタ15上に当接することになり、ポンチ12の上部ではポンチ12の先端部12dとブランク材Bの基板1との間には隙間Gが生じることになる。
また、ポンチ12が下端に位置した後、さらにダイ11が下降すると、ダイ11に設けられたカム部材21のカム面21aと、コラプス部材22のカム面25aとの当接により、ダイ11がブランクホルダ17をコラプス部材22の保持部24に押付けつつ型外方向に移動することになる。この移動によりブランクホルダ17とダイ11との間に挟持されているフランジ部3も型外方向に引き出される。これによりポンチ12の先端部では、隙間Gの存在によりブランク材Bがポンチ12の先端部に当接するように変形し、いわば余剰肉を吸収し、また、図4CにΔtで示す長さだけ、フランジ部3も型外方向に引き出される。
このように、ポンチ12とダイ11との間に隙間Gを形成した後、ブランクホルダ17を型外方向に移動させると、ブランク材Bの形成された略直角の第1肩部K1と第2肩部K2が、いわば鈍角に伸ばされる状態が生じ、ドロー成形により流出した材料が戻され、ポンチ内部に逆流入することになり、ブランク材Bに発生していた応力は低減し、歪の除去、曲げモーメントの発生を防止に寄与し、捩れの発生を防止できる。
そして、図4Cに示すように、ダイ11が下死点に達するまで下降すると、成形が完了する。成形が完了すると、ダイ11を上昇するが、これに伴ってコラプス部材22により押し縮められていた移動手段20の付勢手段23が反発し、コラプス部材22を型の内方に向って移動させ、ポンチ12のテーパ面に保持部24の先端が入り込み、プレス型10は当初の状態になる。
本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の範囲内で種々改変することができる。例えば、上述した実施形態は、位置固定的なポンチに対しダイが近接離間するものであるが、この逆であってもよく、また、必ずしもポンチとダイのみでなく、ブランクホルダを有し相互に近接離間する種々の一対の型であってもよい。
本発明は、長尺な成形品を捩れなく成形するプレス成形に利用できる。
(A)(B)は本発明により成形される成形品を例示する概略斜視図である。 本発明の実施形態に係るプレス型を示す概略断面図である。 図3は応力歪曲線を示すグラフである。 (A)は所定の成形時点での加工状態を示す半断面図、(B)はポンチのみを下降した状態を示す半断面図、(C)は移動手段を作動させた状態を示す半断面図である。
符号の説明
10…プレス型、
11…ダイ、
12…ポンチ、
17…ブランクホルダ
20…移動手段、
21…カム部材
21a…カム面、
22…コラプス部材、
23…付勢手段、
24…保持部、
25…カム部、
B…ブランク材、
G…隙間。

Claims (9)

  1. 相対的に近接離間する一対の型と、当該両型間に設置されたブランク材の縁部を前記両型のいずれか一方との間で挟持するブランクホルダと、を有し、断面ハット状の成形品を成形するプレス型であって、
    前記両型による前記ブランク材に対する加工が完了する前に、一方の型を他方の型に対して前記近接離間する方向に所定量ズラして当該一方の型の先端部と当該先端部に対向する前記ブランク材との間に隙間を形成し、前記ブランクホルダが挟持しているブランク材のフランジ部を前記型の外方に向って移動させる移動手段を有することを特徴とするプレス型。
  2. 前記移動手段は、前記他方の型の移動を、前記ブランクホルダの型外方向への移動に変換する構成としたことを特徴とする請求項1に記載のプレス型。
  3. 前記移動手段は、
    前記他方の型に設けられ、当該他方の型が近接離間する方向に対し傾斜したカム面を有するカム部材と、
    前記一方の型の側部に配置され、前記カム部材のカム面が当接するカム部、及び前記ブランクホルダの反ブランク材面側が当接した状態を保持する保持部を有し、前記カム部材の前記カム部に対する押圧により前記型外方向に向って移動するコラプス部材と、
    を有する請求項2に記載のプレス型。
  4. 前記一方の型は位置固定的に設けられたポンチ、前記他方の型は前記ポンチに対し近接離間するダイであり、前記移動手段は、加工時に、前記ポンチの下端部を前記コラプス部材の保持部により支持し、加工が完了する前に、前記ポンチに対し近接離間するダイに設けられた前記カム部材による前記コラプス部材の移動により前記保持部が前記ポンチの下端部から退去し、前記ポンチの先端部と前記ブランク材との間に前記隙間が生じるようにしたことを特徴とする請求項3に記載のプレス型。
  5. 前記移動手段は、前記コラプス部材を前記型の内方に向って付勢する付勢手段を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のプレス型。
  6. 相対的に近接離間する一対の型によりブランク材をプレス成形するとき、前記ブランク材の縁部を前記両型の一方とブランクホルダとにより挟持した状態で行ない断面ハット状の成形品を成形するプレス成形方法であって、
    前記両型による前記ブランク材に対する成形が完了する前に、一方の型を他方の型に対して前記近接離間方向にズラして当該一方の型の先端部と当該先端部に対向する前記ブランク材との間に隙間を形成した後、前記ブランクホルダが挟持しているブランク材のフランジ部を移動手段により前記型の外方に向って移動させつつ前記両型によりプレス成形することを特徴とするプレス成形方法。
  7. 前記ブランク材の移動は、前記移動手段により前記他方の型の移動を前記ブランクホルダの前記型の外方への移動に変換し、前記ブランクホルダと前記他方の型との間で挟持された前記ブランク材と共に前記ブランクホルダを前記型の外方に向って移動させることを特徴とする請求項6に記載のプレス成形方法。
  8. 前記一方の型として位置固定的に設けられたポンチを、前記他方の型として前記ポンチに対し近接離間するダイを用い、
    前記移動手段として、前記ダイに設けられたカム部材と、位置固定的に設けられたポンチの側部に配置され、前記カム部材のカム面が当接するカム部、及び前記ブランクホルダを保持する保持部を有するコラプス部材との共働により、前記ダイの移動を前記ブランクホルダの型外方向への移動に変換するものを用い、
    前記ポンチとダイによる加工時に、前記ポンチの下端部を前記コラプス部材の保持部により支持し、前記カム部材による前記コラプス部材の移動に伴う前記保持部の移動により前記ポンチを前記ダイの移動方向にズラして前記ポンチの先端部と前記ブランク材との間に所定の前記隙間を生じさせた後、更なる前記コラプス部材の移動により前記ブランク材のフランジ部を型外方向に移動させるようにしたことを特徴とする請求項6又は7に記載のプレス成形方法。
  9. 前記移動手段は、前記コラプス部材を付勢し前記型の内方に向って移動させる付勢手段を有することを特徴とする請求項6〜8のいずれかに記載のプレス成形方法。
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