[go: up one dir, main page]

JP2008264042A - 物干し器 - Google Patents

物干し器 Download PDF

Info

Publication number
JP2008264042A
JP2008264042A JP2007107727A JP2007107727A JP2008264042A JP 2008264042 A JP2008264042 A JP 2008264042A JP 2007107727 A JP2007107727 A JP 2007107727A JP 2007107727 A JP2007107727 A JP 2007107727A JP 2008264042 A JP2008264042 A JP 2008264042A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
linear member
hole
attachment
protruding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007107727A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4643607B2 (ja
Inventor
Hiroshi Daiku
博史 大工
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ohe and Co Ltd
Original Assignee
Ohe and Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ohe and Co Ltd filed Critical Ohe and Co Ltd
Priority to JP2007107727A priority Critical patent/JP4643607B2/ja
Publication of JP2008264042A publication Critical patent/JP2008264042A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4643607B2 publication Critical patent/JP4643607B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)

Abstract

【課題】容易に製造することができる物干し器を提供する。
【解決手段】物干し器1におけるパイプ材からなるフレーム3に、複数個の貫通孔5がフレーム3の長さ方向に所定間隔をおいて配列されて設けられている。洗濯物保持具(ピンチ9)が取り付けられる複数個の取付け部7を長さ方向に複数個の貫通孔5に対応して所定間隔をおいて形成した剛性を有する線状部材6が、フレーム3の中空部4に挿入されている。そして、各取付け部7が貫通孔5からフレーム外側に突出している。
【選択図】図2

Description

本発明は、一般家庭等で使用される物干し器に関する。
一般家庭等において洗濯物を干す際には、フレームに複数個の洗濯物保持具(ピンチ、ハンガー等)が吊下げ状態に備えられた物干し器が用いられる。このような物干し器には様々な構成のものがあり、例えば、特開2005−224278号公報及び登録実用新案第3101969号公報に開示されたものが知られている(特許文献1及び2参照)。
これらの公報に開示された物干し器によれば、フレームには複数個の貫通孔が穿設されており、この各貫通孔にフレームの外側からピンチ取付け部材が挿入されて係止されるとともに、この各取付け部材にピンチが取り付けられている。
特開2005−224278号公報 登録実用新案第3101969号公報
而して、上記従来の物干し器では、これを製造する際において、各貫通孔にフレームの外側からピンチ取付け部材を1個ずつ挿入して係止しなければならないため、物干し器の製造に要する時間が長くなり、その結果、製造コストが高くつくという難点があった。さらに、貫通孔に挿入係止されたピンチ取付け部材が挿入孔を中心に回転することがあるため、ピンチのピンチ取付け部への取付け作業が面倒であった。
本発明は、上述した技術背景に鑑みてなされたもので、その目的は、容易に製造することができる物干し器及びその製造方法を提供することにある。
本発明は以下の手段を提供する。
[1] パイプ材からなるフレームに、複数個の貫通孔がフレームの長さ方向に所定間隔をおいて配列されて設けられ、
洗濯物保持具が取り付けられる複数個の取付け部を長さ方向に複数個の貫通孔に対応して所定間隔をおいて形成した剛性を有する線状部材が、フレームの中空部に挿入されるとともに、
各取付け部が貫通孔からフレーム外側に突出していることを特徴とする物干し器。
[2] 線状部材は、剛性及び弾性を有するばね線材からなり、
各取付け部は、線状部材にその直径方向片側に突出するように局部的に屈曲して形成されており、
更に、各取付け部は、線状部材の弾性復元力により貫通孔からフレーム外側に突出する方向に付勢されている前項1記載の物干し器。
[3] 線状部材における複数個の取付け部の突出方向は同じであり、
線状部材の両端部に、取付け部の突出方向とは反対方向に突出するように折曲した折曲部が形成されている前項2記載の物干し器。
[4] 線状部材は、ばね鋼材からなる前項1〜3のいずれかに記載の物干し器。
[5] 帯板状のフレーム素材に、その長さ方向に所定間隔をおいて配列する複数個の貫通孔を、フレーム素材のフレーム内面となる面側からパンチング加工により穿設するパンチング加工工程と、
パンチング加工工程を経たフレーム素材を、電縫管溶接により、フレーム内面となる面を内側にしてパイプ状に形成してフレームを得る電縫管溶接工程と
電縫管溶接工程で得られたフレームについて、貫通孔の周縁にフレーム外側に突出状に生じたバリを除去するバリ取り工程と、
洗濯物保持具が取り付けられる複数個の取付け部を長さ方向に複数個の貫通孔に対応して所定間隔をおいて形成した剛性を有する線状部材を、バリ取り工程を経たフレームの中空部に挿入し、各取付け部を貫通孔からフレーム外側に突出させる挿入工程と、を含むことを特徴とする物干し器の製造方法。
[6] 挿入工程で用いられる線状部材は、剛性及び弾性を有するばね線材からなり、各取付け部は、線状部材にその直径方向片側に突出するように局部的に屈曲して形成されており、且つ、線状部材における複数個の取付け部の突出方向は同じであり、更に、線状部材は、フレームの中空部に挿入される前の状態では、その長さ方向において取付け部の突出方向に凸の略円弧状に曲がっており、
挿入工程では、線状部材をその曲がり度合いが小さくなるようにフレームの中空部に挿入する前項5記載の物干し器の製造方法。
[7] バリ取り工程では、フレームの外面を全周に亘って研磨することにより、バリを除去すると同時にフレームの溶接部の外面を滑らかにする前項5又は6記載の物干し器の製造方法。
本発明は以下の効果を奏する。
[1]の発明に係る物干し器では、洗濯物保持具が取り付けられる複数個の取付け部を長さ方向に複数個の貫通孔に対応して所定間隔をおいて形成した剛性を有する線状部材が、フレームの中空部に挿入されるとともに、各取付け部が貫通孔からフレーム外側に突出している。したがって、この物干し器によれば、これを製造する際において、線状部材をフレームの中空部に挿入して各取付け部を貫通孔からフレーム外側に突出させることにより、洗濯物保持具を取付け部に取り付けることができるようになるから、従来のように各貫通孔にピンチ取付け部材を1個ずつ挿入係止して物干し器を製造する場合に比べて、物干し器を容易に製造することができる。もとより、貫通孔から突出した取付け部は貫通孔を中心に回転しないので、洗濯物保持具の取付け部への取付け作業を容易に行うことができる。
[2]の発明では、各取付け部は、線状部材の弾性復元力により貫通孔からフレーム外側に突出する方向に付勢されているので、取付け部に洗濯物保持具を取り付ける際に取付け部が不本意に貫通孔からフレーム内側に没入することを防止でき、これにより、洗濯物保持具の取付け部への取付け作業を更に容易に行うことができる。
さらに、フレームの中空部に挿入された線状部材の取付け部を、線状部材の弾性復元力によって貫通孔からフレーム外側に容易に突出させることができる。
[3]の発明では、線状部材の両端部に、取付け部の突出方向とは反対方向に突出するように折曲した折曲部が形成されているので、各取付け部を貫通孔からフレーム外側に突出する方向に確実に付勢することができる。
[4]の発明では、線状部材はばね鋼材からなるので、線状部材を安価に入手できるし、更に、長期間に亘って線状部材の弾性復元力を維持することができる。
[5]の発明では、上記[1]〜[4]のいずれかの発明に係る物干し器を確実に製造することができる。
さらに、[5]の発明は次の効果を奏する。すなわち、もし仮に、予めパイプ状に形成されたフレームにその外面側からパンチング加工により貫通孔を形成する場合には、貫通孔の周縁にバリがフレーム内側に突出状に生じる。そのため、線状部材をフレームの中空部に挿入する際に線状部材がバリに干渉し、線状部材の挿入が困難になるし、更に、線状部材の取付け部を貫通孔からフレーム外側に突出させる際にも取付け部がバリに干渉し、取付け部を突出させるのが困難になる。また、このような難点を解消するためバリを除去しようとしても、バリはフレーム内側に突出状に生じているので、バリ取り作業が非常に困難である。
これに対して、[5]の発明によれば、パンチング加工工程において、帯板状のフレーム素材に、所定の貫通孔を、フレーム素材のフレーム内面となる面側からパンチング加工により穿設し、次いで、電縫管溶接工程において、このフレーム素材をフレーム内面となる面を内側にしてパイプ状に形成することにより、貫通孔の周縁にバリがフレーム外側に突出状に生じることとなる。そのため、バリ取り工程において、パリを容易に除去することができる。もとより、バリはフレーム内側に突出状に生じていないので、線状部材をフレームの中空部に容易に挿入することができるし、更に、線状部材の取付け部を貫通孔からフレーム外側に容易に突出させることができる。
[6]の発明では、線状部材は、フレームの中空部に挿入される前の状態では、その長さ方向において取付け部の突出方向に凸の略円弧状に曲がっており、挿入工程において、線状部材をその曲がり具合いが小さくなるようにフレームの中空部に挿入することにより、線状部材には取付け部を突出させる方向の弾性復元力が蓄積される。そのため、取付け部を突出方向に確実に付勢することができる。
[7]の発明では、バリ取り工程では、フレームの外面を全周に亘って研磨することにより、バリを除去すると同時にフレームの溶接部の外面を滑らかにするので、フレームの外面を所定の表面粗さに仕上げ研磨することができる上、更に、この研磨加工とバリを除去する加工と溶接部の外面を滑らかにする加工とを一括して同時に行うことができる。これにより、物干し器の製造に要する時間を更に短縮することができる。
次に、本発明の一実施形態について図面を参照して以下に説明する。
図1において、(1)は本発明の一実施形態に係る物干し器である。この物干し器(1)は、水平状に配置される平面視ロ字状のフレーム本体(2)と、該フレーム本体(2)に接続されるとともに物干し竿等の所定場所に吊り掛けるフック(10)と、洗濯物保持具として複数個のピンチ(9)とを備えている。
フレーム本体(2)は、その左右方向中間部から二つに折り畳むことができるように構成されており、左右一対の平面視コ字状のフレーム(3)(3)を有している。左右両フレーム(3)(3)は互いに同一構成である。各フレーム(3)は、3個の真直部(3a)(3a)(3a)と、互いに隣り合う2個の真直部(3a)(3a)間に形成された円弧状の屈曲部(3b)とを有している。
フレーム(3)は、図2及び図3に示すように、ステンレス鋼等の金属製の断面円形状パイプ材(即ち丸パイプ材)からなり、詳述すると電縫管からなるものである。そして、フレーム(3)がコ字状に屈曲している。
フレーム(3)の各真直部(3a)の下部には、複数個(本実施形態では4個)の貫通孔(5)がフレーム(3)の長さ方向に所定間隔をおいて配列されて設けられている。貫通孔(5)はフレーム(3)の長さ方向に延びた長孔からなる。
また、このフレーム(3)の各真直部(3a)の中空部(4)には、線状部材(6)がフレーム(3)の長さ方向に沿って挿入されている。なお、フレーム(3)の各屈曲部(3b)の中空部(4)には線状部材は挿入されていない。
線状部材(6)は、剛性及び弾性を有する断面円形状のばね線材からなるものであり、詳述すると線状のばね鋼材からなるものである。さらに、図2に示すように、この線状部材(6)には、ピンチ(9)が取り付けられる複数個の取付け部(7)が、線状部材(6)の長さ方向にフレーム(3)の真直部(3a)の複数個の貫通孔(5)に対応して所定間隔をおいて形成されている。
各取付け部(7)は、線状部材(6)にその直径方向片側に突出するように局部的にU字状に屈曲して形成されている。さらに、線状部材(6)に対するこれら取付け部(7)の突出方向は同じであり、具体的には下方向である。
さらに、線状部材(6)の両端部には、取付け部(7)の突出方向とは反対方向(即ち上方向)に突出するように折曲した折曲部(8)(8)が形成されている。
そして、線状部材(6)がフレーム(3)の真直部(3a)の中空部(4)に挿入された状態において、線状部材(6)の各取付け部(7)は、対応する貫通孔(5)からフレーム外側に突出している。各取付け部(7)の突出方向は下方向である。さらに、この状態において、線状部材(6)の両端部の折曲部(8)(8)の先端は、線状部材(6)の弾性復元力により、フレーム(3)の真直部(3a)の内面における貫通孔(5)側とは反対側の部分(即ち上側の部分)を押圧している。さらに、線状部材(6)の各取付け部(7)は、線状部材(6)の弾性復元力により貫通孔(5)からフレーム外側に突出する方向(即ち下方向)に付勢されている。
そして、各取付け部(7)にピンチ(9)がピンチ吊下げ部材(9a)を介して吊下げ状態に取り付けられている。すなわち、ピンチ(9)にはピンチ吊下げ部材(9a)の下端部が接続されており、図3に示すように、このピンチ吊下げ部材(9a)の上端部にフック部が一体形成されるとともに、該フック部を取付け部(7)に係止することにより、ピンチ(9)が取付け部(7)に取り付けられている。
次に、本実施形態の物干し器(1)の製造方法について以下に説明する。
図4に示すように、長尺な帯板状のフレーム素材(12)を準備する。そして、このフレーム素材(12)に、その長さ方向に所定間隔をおいて配列する複数個の貫通孔(5)を、フレーム素材(12)のフレーム内面となる面(12a)側からパンチング加工により穿設する(即ち打ち抜く)[パンチング加工工程]。これにより、フレーム素材(12)の各貫通孔(5)の周縁には、小さなバリ(5a)が、フレーム内面となる面(12a)側とは反対の面(12b)側、即ちフレーム外面となる面側に突出状に生じる。なお同図では、バリ(5a)を誇張して図示している。貫通孔(5)の長さ及び幅は、それぞれ線状部材(6)の長さ方向における取付け部(7)の長さ及び幅に対応している。
次いで、このフレーム素材(12)を、電縫管溶接により、フレーム内面となる面(12a)を内側にして丸パイプ状に形成することで真直なフレーム(3)を得る[電縫管溶接工程]。なお、電縫管溶接は、市販されている公知のバットシーム溶接機などの電縫管溶接装置を用いることにより、容易に行うことができる。また、同図において、(13)は、フレーム(3)の電縫管溶接による溶接部である。この溶接部(13)の外面には微細な凹凸部(図示せず)が生じている。
次いで、このフレーム(3)の外面(12b)を全周及び全長に亘って即ちフレーム(3)の外面全体を例えばバフ研磨加工により略鏡面状態に仕上げ研磨する。これにより、貫通孔(5)の周縁のバリ(5a)を除去すると同時にフレーム(3)の溶接部(13)の外面を滑らかにする[バリ取り工程]。
次いで、図5に示すように、予め準備しておいた所定形状の複数個(本実施形態では3個)の線状部材(6)を、このフレーム(3)の中空部(4)にその端部開口から順次挿入し、各線状部材(6)の各取付け部(7)を線状部材(6)の弾性復元力によってフレーム(3)の対応する貫通孔(5)からフレーム外側に突出させる[挿入工程]。
ここで、この挿入工程で用いられる線状部材(6)の各取付け部(7)は、上述したように、線状部材(6)にその直径方向片側に突出するように局部的にU字状に屈曲して形成されており、且つ、複数個の取付け部(7)の突出方向は同じである。さらに、線状部材(6)の両端部には、取付け部(7)の突出方向とは反対方向に突出するように折曲した折曲部(8)が形成されている。さらに、線状部材(6)は、フレーム(3)の中空部(4)に挿入される前の状態では、その長さ方向において取付け部(7)の突出方向に凸の円弧状に曲がっており、本実施形態では、線状部材(6)はその長さ方向全領域に亘って取付け部(7)の突出方向に凸の円弧状に曲がっている。そして、挿入工程において、この線状部材(6)をその曲がり度合いが小さくなるようにフレーム(3)の中空部(4)に挿入する。これにより、線状部材(6)には各取付け部(7)を所定方向に突出させる弾性復元力が蓄積される。すなわち、線状部材(6)がフレーム(3)の中空部(4)に挿入された状態では、線状部材(6)の曲がり度合いは、線状部材(6)がフレーム(3)の中空部(4)に挿入される前の状態よりも小さくなっており、更に、線状部材(6)の両端部の折曲部(8)(8)の先端がフレーム(3)の内面における貫通孔(5)側とは反対側の部分を常時押圧している。そのため、各取付け部(7)は、線状部材(6)がフレーム(3)の中空部(4)に挿入されることで線状部材(6)に蓄積された弾性復元力により、貫通孔(5)からフレーム外側に突出する方向に付勢されている。
次いで、このフレーム(3)をコ字状に屈曲させるとともに、各取付け部(7)にピンチ(9)をピンチ吊下げ部材(9a)を介して取り付ける。
その後、このフレーム(3)を用いて図1に示した所望する物干し器(1)を組立製作する。
而して、本実施形態の物干し器(1)は次の利点がある。
すなわち、この物干し器(1)においては、複数個の取付け部(7)を長さ方向にフレーム(3)の各真直部(3a)の複数個の貫通孔(5)に対応して所定間隔をおいて形成した剛性を有する線状部材(6)が、フレーム(3)の真直部(3a)の中空部(4)に挿入されるとともに、各取付け部(7)が貫通孔(5)からフレーム外側に突出している。したがって、この物干し器(1)によれば、これを製造する際において、線状部材(6)をフレーム(3)の真直部(3a)の中空部(4)に挿入して各取付け部(7)を貫通孔(5)からフレーム外側に突出させることにより、ピンチ(9)を取付け部(7)に取り付けることができるようになるから、従来のように各貫通孔(5)にピンチ取付け部材を1個ずつ挿入係止して物干し器を製造する場合に比べて、物干し器(1)を容易に製造することができ、もって物干し器(1)の製造コストを引き下げることができる。もとより、貫通孔(5)から突出した取付け部(7)は貫通孔(5)を中心に回転しないので、ピンチ(9)の取付け部(7)への取付け作業を容易に行うことができる。
さらに、各取付け部(7)は、線状部材(6)の弾性復元力により貫通孔(5)からフレーム外側に突出する方向に付勢されているので、取付け部(7)にピンチ(9)を取り付ける際に取付け部(7)が不本意に貫通孔(5)からフレーム内側に没入することを防止でき、これにより、ピンチ(9)の取付け部(7)への取付け作業を更に容易に行うことができる。
さらに、フレーム(3)の真直部(3a)の中空部(4)に挿入された線状部材(6)の取付け部(7)を、線状部材(6)の弾性復元力によって貫通孔(5)からフレーム外側に容易に突出させることができる。
さらに、線状部材(6)の両端部に、取付け部(7)の突出方向とは反対方向に突出するように折曲した折曲部(8)(8)が形成されているので、各取付け部(7)を貫通孔(5)からフレーム外側に突出する方向に確実に付勢することができる。
さらに、線状部材(6)はばね鋼材からなるので、線状部材(6)を安価に入手できるし、更に、長期間に亘って線状部材(6)の弾性復元力を維持することができる。
また、本実施形態の物干し器(1)の製造方法は次の利点がある。
すなわち、もし仮に、予めパイプ状に形成されたフレーム(3)にその外面側からパンチング加工により貫通孔(5)を形成する場合には、貫通孔(5)の周縁にバリ(5a)がフレーム内側に突出状に生じる。そのため、線状部材(6)をフレーム(3)の中空部(4)に挿入する際に線状部材(6)がバリ(5a)に干渉し、線状部材(6)の挿入が困難になるし、更に、線状部材(6)の取付け部(7)を貫通孔(5)からフレーム外側に突出させる際にも取付け部(7)がバリ(5a)に干渉し、取付け部(7)を突出させるのが困難になる。また、このような難点を解消するためバリ(5a)を除去しようとしても、バリ(5a)はフレーム内側に突出状に生じているので、バリ取り作業が非常に困難である。
これに対して、本実施形態の物干し器(1)の製造方法によれば、パンチング加工工程において、帯板状のフレーム素材(12)に、所定の貫通孔(5)を、フレーム素材(12)のフレーム内面となる面(12a)側からパンチング加工により穿設し、次いで、電縫管溶接工程において、このフレーム素材(12)をフレーム内面となる面(12a)を内側にしてパイプ状に形成することにより、貫通孔(5)の周縁にバリ(5a)がフレーム外側に突出状に生じることとなる。そのため、バリ取り工程において、パリ(5a)を容易に除去することができる。もとより、バリ(5a)はフレーム内側に突出状に生じていないので、線状部材(6)をフレーム(3)の中空部(4)に容易に挿入することができるし、更に、線状部材(6)の取付け部(7)を貫通孔(5)からフレーム外側に容易に突出させることができる。
さらに、線状部材(6)は、フレーム(3)の中空部(4)に挿入される前の状態では、その長さ方向において取付け部(7)の突出方向に凸の略円弧状に曲がっており、挿入工程において、線状部材(6)をその曲がり具合が小さくなるようにフレーム(3)の中空部(4)に挿入することにより、線状部材(6)には取付け部(7)を突出させる方向の弾性復元力が蓄積される。そのため、取付け部(7)を突出方向に確実に付勢することができる。
さらに、バリ取り工程では、フレーム(3)の外面(12b)を全周に亘って研磨することにより、バリ(5a)を除去すると同時にフレーム(3)の溶接部(13)の外面を滑らかにするので、フレーム(3)の外面(12b)を所定の表面粗さに仕上げ研磨することができる上、更に、この研磨加工とバリ(5a)を除去する加工と溶接部(13)の外面を滑らかにする加工とを一括して同時に行うことができる。これにより、物干し器(1)の製造に要する時間を更に短縮することができる。
以上で本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に示したものであることに限定されるものではなく、様々に変更可能である。
例えば、上記実施形態では、線状部材(6)の取付け部(7)には洗濯物保持具としてピンチ(9)が取り付けられるものであるが、本発明では、その他に、例えば洗濯物保持具としてハンガーが取り付けられるものであっても良いし、その他の洗濯物保持具が取り付けられるものであっても良い。
また、上記実施形態では、線状部材(6)の取付け部(7)の形状はU字状であるが、本発明では、その他に、V字状、Ω字状、円弧状等であっても良く、取付け部(7)の形状に限定されるものではない。
また、上記実施形態では、線状部材(6)はばね鋼材からなるものであるが、本発明では、その他に、例えばプラスチックからなるものであっても良く、線状部材(6)の材質に限定されるものではない。
また本発明は、フレーム(3)の形状に限定されるものではなく、コ字状やロ字状の他に例えば円形状であっても良い。
本発明は、一般家庭等で使用される物干し器及びその製造方法に利用可能である。
図1は、本発明の一実施形態に係る物干し器の斜視図である。 図2は、同物干し器のフレームの断面図である。 図3は、図2中のX−X線断面図である。 図4は、フレーム素材からフレームを形成する工程を示す斜視図である。 図5は、フレームの中空部に線状部材を挿入する前の状態を示す図である。
符号の説明
1…物干し器
3…フレーム
4…中空部
5…貫通孔
5a…バリ
6…線状部材
7…取付け部
8…折曲部
9…ピンチ(洗濯物保持具)
12…フレーム素材
12a…フレーム素材のフレーム内面となる面
12b…フレーム素材のフレーム外面となる面
13…溶接部

Claims (7)

  1. パイプ材からなるフレームに、複数個の貫通孔がフレームの長さ方向に所定間隔をおいて配列されて設けられ、
    洗濯物保持具が取り付けられる複数個の取付け部を長さ方向に複数個の貫通孔に対応して所定間隔をおいて形成した剛性を有する線状部材が、フレームの中空部に挿入されるとともに、
    各取付け部が貫通孔からフレーム外側に突出していることを特徴とする物干し器。
  2. 線状部材は、剛性及び弾性を有するばね線材からなり、
    各取付け部は、線状部材にその直径方向片側に突出するように局部的に屈曲して形成されており、
    更に、各取付け部は、線状部材の弾性復元力により貫通孔からフレーム外側に突出する方向に付勢されている請求項1記載の物干し器。
  3. 線状部材における複数個の取付け部の突出方向は同じであり、
    線状部材の両端部に、取付け部の突出方向とは反対方向に突出するように折曲した折曲部が形成されている請求項2記載の物干し器。
  4. 線状部材は、ばね鋼材からなる請求項1〜3のいずれかに記載の物干し器。
  5. 帯板状のフレーム素材に、その長さ方向に所定間隔をおいて配列する複数個の貫通孔を、フレーム素材のフレーム内面となる面側からパンチング加工により穿設するパンチング加工工程と、
    パンチング加工工程を経たフレーム素材を、電縫管溶接により、フレーム内面となる面を内側にしてパイプ状に形成してフレームを得る電縫管溶接工程と
    電縫管溶接工程で得られたフレームについて、貫通孔の周縁にフレーム外側に突出状に生じたバリを除去するバリ取り工程と、
    洗濯物保持具が取り付けられる複数個の取付け部を長さ方向に複数個の貫通孔に対応して所定間隔をおいて形成した剛性を有する線状部材を、バリ取り工程を経たフレームの中空部に挿入し、各取付け部を貫通孔からフレーム外側に突出させる挿入工程と、を含むことを特徴とする物干し器の製造方法。
  6. 挿入工程で用いられる線状部材は、剛性及び弾性を有するばね線材からなり、各取付け部は、線状部材にその直径方向片側に突出するように局部的に屈曲して形成されており、且つ、線状部材における複数個の取付け部の突出方向は同じであり、更に、線状部材は、フレームの中空部に挿入される前の状態では、その長さ方向において取付け部の突出方向に凸の略円弧状に曲がっており、
    挿入工程では、線状部材をその曲がり度合いが小さくなるようにフレームの中空部に挿入する請求項5記載の物干し器の製造方法。
  7. バリ取り工程では、フレームの外面を全周に亘って研磨することにより、バリを除去すると同時にフレームの溶接部の外面を滑らかにする請求項5又は6記載の物干し器の製造方法。
JP2007107727A 2007-04-17 2007-04-17 物干し器 Expired - Fee Related JP4643607B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007107727A JP4643607B2 (ja) 2007-04-17 2007-04-17 物干し器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007107727A JP4643607B2 (ja) 2007-04-17 2007-04-17 物干し器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008264042A true JP2008264042A (ja) 2008-11-06
JP4643607B2 JP4643607B2 (ja) 2011-03-02

Family

ID=40044415

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007107727A Expired - Fee Related JP4643607B2 (ja) 2007-04-17 2007-04-17 物干し器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4643607B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2578518A (en) * 2018-09-18 2020-05-13 Laguelle Fastener for connecting a clothespin to a dryer frame, as well as dryer with such fasteners

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4421639Y1 (ja) * 1966-07-16 1969-09-12
JPS58154795U (ja) * 1982-04-08 1983-10-15 積水樹脂株式会社 ハンガ−掛け付き物干竿
JPS6243593U (ja) * 1985-09-03 1987-03-16
JPH079288U (ja) * 1993-07-26 1995-02-10 善文 上田 ハンガー型物干し器
JP2004223033A (ja) * 2003-01-24 2004-08-12 Noriya Kohama スライド装置付き物干し竿

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4421639Y1 (ja) * 1966-07-16 1969-09-12
JPS58154795U (ja) * 1982-04-08 1983-10-15 積水樹脂株式会社 ハンガ−掛け付き物干竿
JPS6243593U (ja) * 1985-09-03 1987-03-16
JPH079288U (ja) * 1993-07-26 1995-02-10 善文 上田 ハンガー型物干し器
JP2004223033A (ja) * 2003-01-24 2004-08-12 Noriya Kohama スライド装置付き物干し竿

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2578518A (en) * 2018-09-18 2020-05-13 Laguelle Fastener for connecting a clothespin to a dryer frame, as well as dryer with such fasteners
GB2578518B (en) * 2018-09-18 2022-09-14 Laguelle Fastener for connecting a clothespin to a dryer frame, as well as dryer with such fasteners

Also Published As

Publication number Publication date
JP4643607B2 (ja) 2011-03-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5839749B2 (ja) クリップ装置
JP6368176B2 (ja) 保持具
JP4625388B2 (ja) クリップ
JP2011503454A (ja) 支持部材に取付部材を固定するための固定具、並びに該固定具を備えた固定装置
JP4643607B2 (ja) 物干し器
JP2006122594A (ja) トリムカバーの吊込み止着用クリップ
KR101222113B1 (ko) 스프링 조립체
JP2016216259A (ja) プロファイル付きベルト及びその製造方法
JP2008223918A (ja) アンカー
JP5058801B2 (ja) クランプ装置及びその金型、並びにその製造方法
JP2017101760A (ja) 保持具
KR200482541Y1 (ko) 커튼 구조체
KR102013897B1 (ko) 빨래건조대의 걸이대 제조 방법
KR20120115660A (ko) 프로파일 조립용 스프링 너트
JP5095550B2 (ja) クリップ
JP6094944B2 (ja) シートクッショントリムの取付構造
KR20080003496U (ko) 호스용 클램프
JP5443722B2 (ja) シートベルト吊持具
JP2008111498A (ja) クリップ
JP5171264B2 (ja) パイプ材の連結構造及びパイプ材の連結構造を備えた組立家具
KR20210021770A (ko) 가정용 선반 및 그 제조 방법
JP2006006907A (ja) 枠体及びその製造方法
JP3101969U (ja) 物干し具
JP2019100440A (ja) プラスチックファスナー
JP5743389B2 (ja) 物干し具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081202

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100929

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101109

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101202

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131210

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131210

Year of fee payment: 3

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D02

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees