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JP2008261293A - 自動二輪車用の下付け燃料ポンプユニット装置 - Google Patents

自動二輪車用の下付け燃料ポンプユニット装置 Download PDF

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JP2008261293A JP2007105450A JP2007105450A JP2008261293A JP 2008261293 A JP2008261293 A JP 2008261293A JP 2007105450 A JP2007105450 A JP 2007105450A JP 2007105450 A JP2007105450 A JP 2007105450A JP 2008261293 A JP2008261293 A JP 2008261293A
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Yasuhiro Koito
康宏 小糸
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Hitachi Astemo Ltd
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Keihin Corp
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

【目的】 急加速運転、急減速運転直後の運転、急激なジャンプ運転直後の運転を良好に行なうことのできる自動二輪車用の下付け燃料ポンプユニット装置を提供する。
【構成】 燃料タンクTの開口部Tbを閉塞する蓋部材1に、燃料ポンプP、燃料フィルターFの全外周を略密閉状に囲繞する収納ケース4を固定配置することにより、燃料ポンプP、燃料フィルターFを、収納ケース4の内方に形成される燃料室5内に収納配置する。収納ケースの重力方向X−Xに沿う側壁4bには、その車輌の進行方向Aにおける後方側壁4b1に、第1開口6を穿設するとともに前方側壁4b2に、第2開口7を穿設する。第1開口6、第2開口7には、燃料タンクTから燃料室5内への燃料流れを許容し、燃料室5から燃料タンクT内への燃料流れを阻止する第1逆止弁8、第2逆止弁10を配置する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、燃料タンク内の燃料が燃料タンク内に配置される燃料ポンプによって昇圧され、この昇圧された燃料が燃料噴射弁に向けて供給されるインタンク式の燃料供給装置に関し、そのうち特に自動二輪車の燃料タンクの底部に燃料ポンプユニット装置が装着される自動二輪車用の下付け燃料ポンプユニット装置に関する。
従来の自動二輪車用の燃料供給装置として、特許文献1が存在する。図3により説明すると、燃料タンクTの底部Taに、下方に向けて開口部Tbが開口して穿設され、この開口部Tbは、蓋部材60によって閉塞される。燃料ポンプP及び燃料ポンプPのポンプ吸入路Paに接続される燃料フィルターFは、蓋部材60とそれに対向して配置される支持部材61とによって挟持して固定されるもので、蓋部材60によって燃料タンクTの開口部Tbが閉塞される際、支持部材61及び燃料フィルターFを備える燃料ポンプPは燃料タンクT内へ挿入して配置され、更に燃料ポンプPのポンプ吐出路Pbは、支持部材61、蓋部材60に穿設される吐出流路62、及び燃料吐出管63を介して燃料タンクT外へと開口配置される。又、蓋部材60から上方にのびる筒部60aには、有底カップ状の収納ケース64が嵌合配置されるもので、これによって収納ケース64の内方に略密閉状の燃料室65が形成され、燃料ポンプP、燃料フィルターFは、この略密閉状の燃料室65内に収納配置される。又、収納ケース64の重力方向X−Xに沿う側壁64aには、燃料供給孔66が穿設されるもので、この燃料供給孔66は、燃料タンクT内の底部Taの近傍に開口して穿設される。以上によると、燃料タンクT内に貯溜される燃料は、そのヘッド差により燃料供給孔66を介して燃料室65内へと流入して貯溜され、燃料ポンプPが駆動されると、燃料室65内の燃料は燃料フィルターFによってその異物が除去されてポンプ吸入路Paより燃料ポンプP内へ吸入され、燃料ポンプP内のポンプ部によって昇圧された燃料は、ポンプ吐出路Pb、吐出流路62、燃料吐出管63を介して燃料タンクT外へと吐出されるもので、かかる昇圧された燃料が図示せぬ燃料分配管に取着される燃料噴射弁へと供給され、燃料噴射弁より機関に向けて燃料が噴射供給される。
特願2006−074451
かかる従来の自動二輪車用の燃料供給装置によると、燃料タンク内の燃料の残量が、収納ケース64に穿設される燃料供給孔66の近傍迄低下した少燃料残量状態において、急加速運転、急減速運転、直後の運転、及び急激なジャンプ運転直後の運転を行った際、機関の回転上昇に息付きを生ずる恐れがある。これは以下の理由によるものである。図3に基づき説明する。かかる状態において燃料供給孔66は、自動二輪車の進行方向Aに対して後方の側壁64aに穿設された。まず、燃料タンクT内の燃料が少燃料残量状態で、且つ機関の定速運転状態について説明すると、燃料タンクT内の燃料液面Y1−Y1は、燃料供給孔66より上方位置にあって略水平方向に形成される。以上によると、燃料室65内に配置される燃料ポンプPのポンプ吸入路Paは、前記燃料液面Y1−Y1より重力方向において下方に開口して配置されるもので、これによるとポンプ吸入路Paより燃料を連続して燃料ポンプP内に吸入することができ、燃料吐出管63より所望の燃料を図示せぬ燃料噴射弁に向けて連続して供給することができ、安定した機関の定速運転を行なうことができる。次に、前記定速運転状態から機関の急加速運転が行なわれると、燃料タンクT内の燃料液面は前記Y1−Y1の液面状態から右上り傾斜液面Y2−Y2へと大きく変動するもので、これによると燃料室65内に貯溜される燃料が、その略密閉された燃料室65内において大きく攪拌されて大きな燃料流れが生ずること。及び燃料供給孔66が燃料タンクT内の大気に開口され、燃料タンクT内への燃料流出に対す抵抗がなくなること。から燃料室65内に貯溜される燃料が燃料供給孔66を介して燃料タンクT内へと流出し、燃料室65内に充分な燃料を保持できない。以上によると、燃料ポンプPから燃料吐出管63に向けて供給される燃料が減少し、急加速運転時における回転の息付きが生ずる恐れがある。次に前記定速運転状態から機関の急減速運転が行なわれると、燃料タンクT内の燃料液面は前記Y1−Y1の液面状態から左上り傾斜液面Y3−Y3へと大きく変動するもので、これによると燃料室65内に貯溜される燃料が、その略密閉された燃料室65内において大きく攪拌されて大きな燃料流れが生ずること。及び燃料供給孔66が燃料タンクT内の大気に開口され燃料タンクT内への燃料流出に対す抵抗がなくなること。から燃料室65内に貯溜される燃料が燃料供給孔66を介して燃料タンクT内へ流出し、燃料室65内に充分な燃料を保持できない。そして、かかる急減速運転の直後において、再び定速運転に移行しようとした際、燃料ポンプPから燃料吐出管63に向けて所望の燃料を即座に供給することができず、減速運転直後の運転に息付きが生ずる恐れがある。次に前記定速運転状態から急激なジャンプ運転が行なわれると、燃料タンクT内の燃料液面は前記Y1−Y1の液面状態から燃料タンクTの上面Tcに向けて大きく変動するもので、これによると燃料室65内に貯溜される燃料が、その略密閉された燃料室65内において大きく攪拌されて大きな燃料流れが生ずること。及び燃料供給孔66が燃料タンクT内の大気に開口され燃料タンクT内への燃料流出に対す抵抗がなくなること。から燃料室65内に貯溜される燃料が燃料供給孔66を介して燃料タンクT内へ流出し、燃料室65内に充分な燃料を保持できない。そして、かかる急激なジャンプ運転の直後において再び定速運転に移行しようとした際、燃料ポンプPから燃料吐出管63に向けて所望の燃料を即座に供給することができず、急激なジャンプ運転の直後の運転に息付きが生ずる恐れがある。尚、かかる急加速運転、急減速運転、ジャンプ運転は、自動二輪車において、しばしばくり返して行なわれる。
本発明はかかる不具合に鑑み成されたもので、特に自動二輪車において、くり返して行なわれる急加速運転、急減速運転、ジャンプ運転等にあっても、燃料ポンプから常に安定して連続して燃料を供給することのできる自動二輪車用の下付け燃料ポンプユニット装置を提供することを主たる目的とする。
本発明になる自動二輪車用の下付け燃料ポンプユニット装置は、前記目的を達成する為に、燃料タンクの底部に穿設される開口部を蓋部材にて閉塞し、該蓋部材には、燃料ポンプ、燃料ポンプのポンプ吸入路に接続される燃料フィルター、及び燃料ポンプのポンプ吐出路に接続される燃料吐出管が取着され、前記燃料タンクの開口部を蓋部材にて閉塞することにより、燃料フィルターを含む燃料ポンプを燃料タンク内へ挿入配置するとともに燃料吐出管を燃料タンク外に向けて開口する燃料供給装置において、蓋部材に、燃料ポンプ、燃料フィルターの全外周を略密閉状に囲繞する収納ケースを固定配置することにより、燃料ポンプ、燃料フィルターを、収納ケースの内方に形成される燃料室内に収納配置し、又、前記収納ケースの重力方向に沿う側壁には、その車輌の進行方向における後方側壁に、第1開口を穿設するとともに前方側壁に、第2開口を穿設し、更に前記第1開口、第2開口には、燃料タンクTから燃料室内への燃料流れを許容し、燃料室から燃料タンクT内への燃料流れを阻止する第1逆止弁、第2逆止弁を配置したことを特徴とする
本発明の自動二輪車用の下付け燃料ポンプユニット装置によると、燃料タンク内に貯溜される燃料の残量が、収納ケースの側壁に穿設される第1開口、第2開口の近傍迄低下した少燃料残量の低燃料液面状態において、急加速運転、急減速運転直後の運転、急激なジャンプ運転直後の運転が行なわれた際、前記第1開口及び第2開口が燃料タンク内の大気に開口されるとともに燃料室内の燃料が大きく攪拌され、燃料室内において大きな燃料流れが生じたとしても、常に安定した燃料を燃料室内に貯溜することができるもので、かかる運転時にあっても常に燃料ポンプから安定した燃料を連続的に機関へ供給することができ、もって自動二輪車における急加速運転、急減速運転直後の運転、急激なジャンプ運転直後の運転を良好に行なうことができる。
以下、本発明になる自動二輪車用の下付け燃料ポンプユニット装置の一実施例について図1により説明する。1は後述する燃料タンクの底部に穿設される開口部を閉塞する蓋部材であり、鍔部1aと鍔部1aから下方に向かって凹設される凹部1bと鍔部1aから上方に向かって突出する筒部1cとを備える。2は蓋部材1の上端面1dに螺着されて当接配置される支持部材であり、電動型の燃料ポンプPは、蓋部材1の凹部1bと支持部材2とによって挟持されて蓋部材1上に立設配置される。前記燃料ポンプは、下方に向けてポンプ吸入路Paが開口するとともに上方に向けてポンプ吐出路Pbが開口するもので、ポンプ吸入路Paには燃料フィルターFが挿入接続配置される。又、ポンプ吐出路Pbは、支持部材2内に穿設される吐出流路2aに挿入接続され、この吐出流路2aは蓋部材1に立設され、外方に向かって開口する燃料吐出管3に流路接続される。4は上方の底部4aと底部4aの外周から重力方向X−Xにおいて下方に向かう側壁4bとを有し、下方が開口する有底カップ状の収納ケースである。かかる収納ケース4の側壁4bの下方開口は蓋部材1の筒部1cに向けて挿入接続配置されるもので、このとき底部4aに穿設される挿入孔4dと支持部材2の外周2dとの間には、環状の微少間隙Sが形成される。上記によれば、収納ケース4の内方に略密閉状の燃料室5が形成されるもので、燃料ポンプP及び燃料フィルターF(支持部材2の脚部2bを含む)は、略密閉状の燃料室5内に収納配置される。又、収納ケース4の側壁4bであって、且つ後方側壁4b1(図1において右方の側壁をいう)の下端近傍には第1開口6が穿設され、後方側壁4b1に対向する前方側壁4b2(図1において左方の側壁をいう)の下端近傍には第2開口7が穿設される。そして、第1開口6には、燃料室5から外方に向って流出する燃料流れを阻止し、外方から燃料室5内へ向かう燃料流れを許容する第1逆止弁8が配置される。この第1逆止弁8はボール弁であって、第1開口b内にあって、燃料室5内に臨む第1弁座9に対向配置される。又、第2開口7には、燃料室5から外方に向って流出する燃料流れを阻止し、外方から燃料室5内へ向かう燃料流れを許容する第2逆止弁10が配置される。この第2逆止弁10はボール弁であって、第2開口7内にあって、燃料室5内に臨む第2弁座11に対向配置される。以上をもって燃料ポンプユニット装置が形成される。尚第1、第2逆止弁の構造はボール弁に限定されるものでなくダックビル弁、リード弁等であってもよい。
以上をまとめてみると、特に燃料ポンプP、燃料フィルターFは蓋部材1の上方に配置される収納ケース4によって形成される略密閉状の燃料室5内に収納配置され、燃料室5は第1逆止弁8を備える第1開口6、第2逆止弁10を備える第2開口7をもって外方に連絡される。
そして、上記燃料ポンプユニット装置が燃料タンクの底部に、図2に示されるように装着される。Tは図示せぬ自動二輪車の車体に搭載される燃料タンクであり、その下方の底部Taに開口部Tbが穿設される。ここで、蓋部材1の筒部1cが燃料タンクTの開口部Tbに挿入配置されるとともに鍔部1aが燃料タンク1の底部Taに当接されて蓋部材1が燃料タンクTに螺着固定配置されるもので、これによると第1開口6、第2開口7を備える収納ケース4及び収納ケース4内に配置される燃料ポンプP、燃料フィルターFが燃料タンクT内にあって且つ底部Taに近接して配置される。そして、かかる燃料ポンプユニット装置の燃料タンクTへの装着時において、特に収納ケース4の側壁4bであって且つ側方側壁4b1を自動二輪車の進行方向Aにおける後方Cに配置し、前方側壁4b2を進行方向Aにおける前方Dに配置される。すなわち、後方側壁4b1は車輌の進行方向Aにおける後方側壁4b1であり前方側壁4b2は車輌の進行方向Aにおける前方側壁4b2である。
次に燃料タンクT内に貯溜される燃料が、第1開口6、第2開口7の近傍迄低下した少燃料残量の低液面状態における各運転状態について説明する。まず、定速運転状態について説明すると、燃料タンクT内には水平状態の燃料液面Y1−Y1が形成される。これによると燃料タンクT内の燃料は、燃料のヘッド差により第1逆止弁8が第1弁座9を開放するとともに第2逆止弁10が第2弁座11を開放し、燃料タンクT内の燃料が燃料室5内へ供給され、この燃料室5内の燃料が、燃料フィルターF、ポンプ吸入路Paを介して燃料ポンプP内へ吸引され、燃料ポンプPのポンプ部によって昇圧された燃料は、吐出流路2a、燃料吐出管3を介して図示せぬ機関へ連続して安定供給され、もって機関の良好な定速運転を行なうことができる。
次に、急加速運転時について説明すると、急加速運転により燃料タンクT内の燃料液面は、前記燃料液面Y1−Y1から右上り傾斜液面Y2−Y2へと大きく変動する。以上によると、第1開口6及び第2開口7は、図2に示される如く、燃料タンクT内の大気に開放され、又燃料室5内に貯溜される燃料は大きく攪拌されて燃料室5内において大きな燃料流れが生ずる。ここで燃料室5内に貯溜される燃料について着目すると、燃料の一部は急加速運転による慣性力によって燃料タンクT内の大気に開放され、抵抗のない第1開口6から燃料タンクT内の大気に向かって流出せんとするものであるが、第1逆止弁8が第1弁座9をその燃料圧によって閉塞することにより、上記燃料の流出は阻止される。一方、燃料の他部は燃料室5内における燃料の攪拌によって燃料タンクT内の大気に開放され、抵抗のない第2開口7から燃料タンクT内の大気に向かって流出せんとするものであるが、第2逆止弁10が第2弁座11を燃料圧によって閉塞することにより、上記燃料の燃料タンクT内への流出は阻止される。以上によれば、かかる急加速運転時において、燃料室5内に貯溜される燃料が燃料タンクT内に向かって流出することを効果的に抑止できたので、燃料室5内に充分なる燃料を継続的に貯溜することができ、もって連続して安定した燃料を燃料ポンプPから機関に向けて供給できて良好な加速運転を行なうことができる。尚、燃料室5の容量は適正に設定されるものである。
次に急減速運転時について説明する。急減速運転により燃料タンクT内の燃料液面は、定速運転時における水平な燃料液面Y1−Y1から左上り傾斜液面Y2−Y2へと大きく変動する。以上によると、第1開口6及び第2開口7は、図2に示される如く、燃料タンクT内の大気に開放され、又燃料室5内に貯溜される燃料は大きく攪拌されて燃料室5内において大きな燃料流れが生ずる。ここで燃料室5内に貯溜される燃料について着目すると、燃料の一部は急減速運転による慣性力によって燃料タンクT内の大気に開放され、抵抗のない第2開口7から燃料タンクT内の大気に向かって流出せんとするものであるが、第2逆止弁10が第2弁座11をその燃料圧によって閉塞することにより、上記燃料の流出は阻止される。一方、燃料の他部は燃料室5内における燃料の攪拌によって燃料タンクT内の大気に開放され、抵抗のない第1開口6から燃料タンクT内の大気に向かって流出せんとするものであるが、第1逆止弁8が第1弁座9を燃料圧によって閉塞することにより、上記燃料の燃料タンクT内への流出は阻止される。以上によれば、かかる急減速運転時において、燃料室5内に貯溜される燃料が燃料タンクT内に向かって流出することを効果的に抑止でき、燃料室5内に充分な燃料を継続的に貯溜することができるもので、これによると急減速運転を行った直後の例えば一定速運転時においても連続して安定した燃料を燃料ポンプPから機関に向けて供給できるので、急減速運転直後の運転を良好に行なうことができる。
次に急激なジャンプ運転時について説明すると、急激なジャンプ運転により燃料タンクTの底部Ta近傍にある燃料は、燃料タンクTの上面Tcに向かって大きく変動する。以上によると、第1開口6及び第2開口7は、燃料タンクT内の大気に開放され、又、燃料室5内に貯溜される燃料は大きく攪拌されて燃料室5内において大きな燃料流れが生ずる。ここで燃料室5内に貯溜される燃料について着目すると、燃料の一部は、燃料タンクT内の大気に開放され、抵抗のない第1開口6から燃料タンクT内に向かって流出せんとするものであるが、第1逆止弁8が第1弁座9をその燃料圧によって閉塞するので、上記燃料の流出は阻止される。一方燃料の他部は、燃料タンクT内の大気に開放され、抵抗のない第2開口7から燃料タンクT内の大気に向かって流出せんとするものであるが、第2逆止弁10が第2弁座11を燃料圧によって閉塞することにより、上記燃料の燃料タンクT内への流出は阻止される。以上によれば、かかる急激なジャンプ運転時において、燃料室5内に貯溜される燃料が燃料タンクT内に向かって流出することを効果的に抑止でき、燃料室5内に充分な燃料を継続的に貯溜することができるもので、これによると急激なジャンプ運転を行った直後の、例えば定速運転時においても連続して安定した燃料を燃料ポンプPから機関に向けて供給できるので、急激なジャンプ運転直後の運転を良好に行なうことができる。
本発明の自動二輪車用の下付け燃料ポンプユニット装置の一実施例を示す要部縦断面図。 図1における自動二輪車用の下付け燃料ポンプユニット装置が自動二輪車に搭載される燃料タンクに装着された状態を示す要部縦断面図。 従来の自動二輪車用の燃料供給装置を示す要部縦断面図。
符号の説明
1 蓋部材
4 収納ケース
5 燃料室
6 第1開口
7 第2開口
8 第1逆止弁
10 第2逆止弁
F 燃料フィルター
P 燃料ポンプ

Claims (1)

  1. 燃料タンクの底部に穿設される開口部を蓋部材にて閉塞し、該蓋部材には、燃料ポンプ、燃料ポンプのポンプ吸入路に接続される燃料フィルター、及び燃料ポンプのポンプ吐出路に接続される燃料吐出管が取着され、前記燃料タンクの開口部を蓋部材にて閉塞することにより、燃料フィルターを含む燃料ポンプを燃料タンク内へ挿入配置するとともに燃料吐出管を燃料タンク外に向けて開口する燃料供給装置において、蓋部材1に、燃料ポンプP、燃料フィルターFの全外周を略密閉状に囲繞する収納ケース4を固定配置することにより、燃料ポンプP、燃料フィルターFを、収納ケース4の内方に形成される燃料室5内に収納配置し、又、前記収納ケースの重力方向X−Xに沿う側壁4bには、その車輌の進行方向Aにおける後方側壁4b1に、第1開口6を穿設するとともに前方側壁4b2に、第2開口7を穿設し、更に前記第1開口、第2開口には、燃料タンクTから燃料室5内への燃料流れを許容し、燃料室5から燃料タンクT内への燃料流れを阻止する第1逆止弁8、第2逆止弁10を配置したことを特徴とする自動二輪車用の下付け燃料ポンプユニット装置。
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