JP2008259004A - 圧電デバイスおよびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
その製造方法を提供すること。
【解決手段】 絶縁性のパッケージ11内に圧電振動片13を収容した圧電振動子10と
、前記パッケージの底面に対して、一方の面を接合された両面接着テープ31と、該両面
接着テープの他方の面に対して接合された集積回路チップ40とを備えており、前記圧電
振動子の前記パッケージの前記底面に形成された該圧電振動片の接続端子25と、前記集
積回路チップ40の電極パッド43とをワイヤボンディングで接続した圧電デバイス。
【選択図】図1
Description
。
等の小型の情報機器や、携帯電話、自動車電話、またはページングシステム等の移動体通
信機器において、圧電デバイスが広く使用されている。
圧電デバイスとして、例えば、圧電発振器では、圧電振動子と、その温度補償などを行
う集積回路チップを必要とする。
、当該パッケージの底面に上記集積回路チップを接合するようにすれば、必要部品を縦に
組み付けることができる。そして、このような構造にすると、圧電発振器の水平方向のサ
イズを小型に形成できることから、その実装スペースを小さくできる利点がある(特許文
献1)。
ケージが大きく、集積回路チップの外形が、これよりかなり小さな場合に、図19で説明
する問題がある。
すなわち、図においてリードフレーム1の内側には、ダイパッド2が配置されており、
該ダイパッド2の一面(図において上面)には、接着剤4を介して集積回路チップ3が接
合されている。
また、ダイパッド2の他面(図において下面)には、接着剤6を介して、集積回路チッ
プ3よりも大きな外形を有する圧電振動子5が接合されている。
収容し、蓋体8により気密に封止した構成であり、その底面の端部には圧電振動子5の実
装端子である接続端子9が露出している。
図示の場合、圧電振動子5は蓋体8を下にするように逆さにしてダイパッド2に接合さ
れているために、底面に露出した接続端子9は上を向いていて、該接続端子9には、集積
回路チップ3の電極パッドがワイヤボンディングにより電気的に接続されている。
その後、樹脂モールドして、接続用リードの切断を行い、該リードの露出部分をプリフ
ォーミングすることにより、電子部品モジュールである圧電発振器が形成される。
い範囲で接着剤6が塗布されてダイパッド2と接着されており、かつパッケージ7の接着
剤6が塗布された領域は、圧電振動子5の接続端子9に隣接している。
そして、上記接着剤6の塗布量のばらつきや、塗布位置のばらつきにより、接着剤6が
接続端子9に広がってしまうことがある。
その後、上述したように、該接続端子9に、集積回路チップ3の電極パッドをワイヤボ
ンディングにより接続すると、接続端子9に触れた接着剤の影響で接続不良が生じる場合
がある。
との接続不良が生じないようにした圧電デバイスとその製造方法を提供することを目的と
する。
ージ内に収容した圧電振動子と、前記パッケージの底面に対して、一方の面を接合された
両面接着テープと、該両面接着テープの他方の面に対して接合された集積回路チップとを
備えており、前記圧電振動子の前記パッケージは、前記圧電振動片の前記励振電極と電気
的に接続された接続端子を前記底面に備え、前記接続端子と、前記集積回路チップの電極
パッドとをワイヤボンディングで接続した圧電デバイスにより、達成される。
ッド等を介在させることなく集積回路チップを固定するようにしたので、水平方向のサイ
ズを小さくすることができ、実装面積を小さくできるだけでなく、高さ寸法も限界まで小
さくして、小型化をはかることができる。
特に、前記パッケージに対して、前記集積回路チップが両面接着テープを介して接合さ
れているので、パッケージ底面に露出した圧電振動子の接続端子に、集積回路チップを接
合するための接着剤が近接していない。このため、このような接着剤が広がって、該接続
端子に付着するおそれがないので、前記圧電振動片の接続端子と、前記集積回路チップの
電極パッドとをワイヤボンディングで接続する上で、接続不良を心配する必要がない。
、前記両面接着テープの前記一面が接合されており、前記両面接着テープの前記他方の面
は、前記集積回路チップが接合されるチップ接合領域と、前記集積回路チップが接合され
ない非チップ接合領域とを有し、端子用のリードフレームの接続用リードの内端が、前記
非チップ接合領域に接合されていることを特徴とする。
この発明の構成によれば、圧電振動子の前記パッケージに対して、適切に集積回路チプ
が接続されるだけでなく、端子用のリードフレームも配置・接合されることで、コンパク
トな圧電発振器を実現できる。
パッケージ内に収容した圧電振動子と、前記パッケージの底面に対して、一方の面を接合
された第1の両面接着テープと、該第1の両面接着テープの他方の面に対して、一方の面
を接合されたリードフレームのダイパッドと、該ダイパッドの他方の面に対して、一方の
面を接合された第2の両面接着テープと、該第2の両面接着テープの他方の面に対して接
合された集積回路チップとを備えており、前記圧電振動子の前記パッケージは、前記圧電
振動片の前記励振電極と電気的に接続された接続端子を前記底面に備え、前記接続端子と
、前記集積回路チップの電極パッドとをワイヤボンディングで接続した圧電デバイスによ
り、達成される。
ッドに接合された集積回路チップを固定するようにしたので、水平方向のサイズを小さく
することができ、実装面積を小さくでき、小型化をはかることができる。
特に、前記パッケージに対して、前記集積回路チップが両面接着テープを介して接合さ
れているので、パッケージ底面に露出した圧電振動子の接続端子に、集積回路チップを接
合するための接着剤が近接していない。このため、このような接着剤が、該接続端子に付
着するおそれがないので、前記圧電振動片の接続端子と、前記集積回路チップの電極パッ
ドとをワイヤボンディングで接続する上で、接続不良を心配する必要がない。
しかも、前記ダイパッドを用いているので、その分強度が高い。
、接着剤が適用されることにより、前記圧電振動子の前記パッケージの底面が接合される
構成としたことを特徴とする。
上記発明の構成によれば、前記ダイパッドの前記他方の面には、前記第2の両面接着テ
ープに替えて、接着剤が適用されている。
すなわち、集積回路チップは接着剤で接合されているものの、ダイパッドと圧電振動子
のパッケージとは両面テープで接合されているので、前記接着剤が塗布されている領域は
、パッケージの接続端子から比較的離れている。つまり、接続端子に近接する箇所では両
面接着テープが使用されて、離れた所で接着剤が使用されているので、該接着剤が広がっ
て、接続端子に付着することはほとんど無い。このため、実質的に接続端子に対するボン
ディングワイヤの導通不良は有効に防止される。
ージ内に圧電振動片を収容した圧電振動子の前記底面に対して、該底面に露出した接続端
子を避けるように、両面接着テープを接合するテープ接合工程と、該両面接着テープの露
出した接着面の中央領域を避けて、周縁部にリードフレームの接続用リードの内端を接合
するリード内端の接合工程と、前記両面接着テープの露出した接着面の前記中央領域に集
積回路チップを接合する集積回路チップの接合工程と、該集積回路チップの電極パッドと
前記パッケージ底面の前記接続端子とをワイヤボンディングにより電気的に接続するワイ
ヤボンディング工程とを含んでいる圧電デバイスの製造方法により、達成される。
ッド等を介在させることなく集積回路チップを固定するようにしている。このため、水平
方向のサイズを小さくすることができ、実装面積を小さくできるだけでなく、高さ寸法も
限界まで小さくして、小型化をはかることができる。
しかも、前記集積回路チップが両面接着テープを介して接合したから、パッケージ底面
に露出した圧電振動子の接続端子に、集積回路チップを接合するための接着剤が近接して
いない。このため、このような接着剤が塗布の際に広がって該接続端子に付着するおそれ
がないので、前記圧電振動子の接続端子と、前記集積回路チップの電極パッドとをワイヤ
ボンディングで接続する前記ワイヤボンディング工程については、接続不良を生じること
がない。
のパッケージ内に圧電振動片を収容した圧電振動子の前記底面に対して、該底面に露出し
た接続端子を避けるように、第1の両面接着テープの一方の面を接合する第1のテープ接
合工程と、リードフレームのダイパッドの一方の面に対して、前記第1の両面テープの他
方の面を接合するダイパッド接合工程と、前記ダイパッドの他方の面に第2の両面接着テ
ープの一方の面を接合する第2のテープ接合工程と、該第2の両面接着テープの他方の面
に集積回路チップを接合する集積回路チップの接合工程と、該集積回路チップの電極パッ
ドと前記パッケージ底面の前記接続端子とをワイヤボンディングにより電気的に接続する
ワイヤボンディング工程とを含んでいる圧電デバイスの製造方法により、達成される。
ッドに接合された集積回路チップを固定するようにしたので、水平方向のサイズを小さく
することができ、実装面積を小さくでき、小型化をはかることができる。
特に、前記パッケージに対して、前記集積回路チップは両面接着テープを介して接合し
ているので、パッケージ底面に露出した圧電振動子の接続端子に、集積回路チップを接合
するための接着剤が近接していない。このため、このような接着剤が塗布の際に広がって
、該接続端子に付着するおそれがないので、前記圧電振動片の接続端子と、前記集積回路
チップの電極パッドとをワイヤボンディングで接続するワイヤボンディング工程において
、接続不良を心配する必要がない。
しかも、上記他の発明の製造方法と比べると、前記ダイパッドを用いているので、その
分強度が高い。
ジ底面に貼るのではなく、該第1の両面接着テープの他方の面を前記リードフレームのダ
イパッドの一方の面に接合するようにしたことを特徴とする。
この発明の構成によれば、第1の両面接着テープは、予めパッケージ側に貼るのではな
く、ダイパッド側に貼るようにしてもよい。
のパッケージ内に圧電振動片を収容した圧電振動子の前記底面に対して、該底面に露出し
た接続端子を避けるように、両面接着テープの一方の面を接合するテープ接合工程と、リ
ードフレームのダイパッドの一方の面に対して、前記両面テープの他方の面を接合するダ
イパッド接合工程と、前記ダイパッドの他方の面に接着剤が塗布される接着剤塗布工程と
、該塗布された接着剤により集積回路チップを接合する集積回路チップの接合工程と、
該集積回路チップの電極パッドと前記パッケージの前記底面の前記接続端子とをワイヤボ
ンディングにより電気的に接続するワイヤボンディング工程とを含んでいる圧電デバイス
の製造方法により、達成される。
この発明の構成によれば、他の発明の製造方法と比較すると、集積回路チップは接着剤
で接合している点が相違する。しかし、ダイパッドと圧電振動子のパッケージとは両面テ
ープで接合されているので、前記接着剤が塗布されている領域は、パッケージの接続端子
から比較的離れている。つまり、接続端子に近接する箇所では両面接着テープが使用され
て、離れた所で接着剤を使用しているので、該接着剤は、接続端子に付着しにくい。この
ため、実質的にワイヤボンディング工程における接続端子に対するボンディングワイヤの
導通不良は有効に防止される。
しており、図1は樹脂モールド前の概略断面図、図2は圧電発振器に使用される圧電振動
子の概略断面図である。
図1に示すように、圧電デバイスの一例としての圧電発振器30は、圧電振動子10の
上側に集積回路チップ40を配置したものである。
まず、圧電振動子10について説明する。
圧電振動子10は、絶縁性のパッケージ11内に圧電振動片13を収容し、蓋体12に
より封止して形成されている。
ここで、圧電振動子10の収容容器であるパッケージ11としては、その材料としてセ
ラミックが適しており、特に、好ましい材料としては圧電振動片13や、後述する蓋体の
熱膨張係数と一致もしくは、きわめて近い熱膨張係数を備えたものが選択され、この実施
形態では、例えば、セラミックのグリーンシートが利用されている。
て形成することができる。この場合、パッケージ11の底部を構成する基板には、電極部
23が形成されている。
上記基板に重ねられるグリーンシートは、内側の材料が除去された枠状のものであり、
これを上記基板に重ねることで、パッケージ11は内部空間Sを有する箱状の収容体とさ
れている。この内部空間Sを利用して、圧電振動片13を収容するようにしている。この
パッケージ11には、セラミックやガラスあるいはコバールなどの金属で形成された蓋体
12が低融点ガラスやニッケル、コバールなどのロウ材16を介して接合されている。こ
れにより、パッケージ11は気密に封止されている。
電ペーストもしくはタングステンメタライズなどの導電ペーストなどを用いて、必要とさ
れる導電パターンを形成後に、焼結をした後で、ニッケルおよび金もしくは銀などを順次
メッキして、上述した電極部23が形成されている。
該電極部23は、パッケージ11の底面に露出した実装端子である接続端子25と導電
スルーホール24などの導電パターンにより接続されている。この電極部23と接続端子
25とを接続するための導電パターンは、パッケージ11の形成時に利用されるキャスタ
レーション(図示せず)の表面に形成して、パッケージ11の外面を引き回してもよい。
なるように加工した、所謂、ATカット振動片により形成されている。圧電材料として、
例えば、この実施形態では水晶が使用されており、水晶以外にもタンタル酸リチウム,ニ
オブ酸リチウム等の圧電材料を利用することができる。また、圧電振動片13の形状もフ
ラットタイプに限らず、コンベックスタイプや、逆メサ型の振動片を用いることができる
。
あるいは、これら以外にも、例えば、基部と該基部から平行に延びる一対の振動腕を備
えた所謂音叉型振動片、あるいはジャイロセンサのセンサ片等を用いることもでき、特に
輪郭振動子片に効果がある。さらにまた、弾性表面波振動子素子片などにも適用できる。
部23の上に片持ち式に接合されている。
これにより、パッケージ11の外部から接続端子25を介して供給された駆動電圧は、
パッケージ11側の電極部23から導電性接着剤28および圧電振動片13の引出し電極
を介して、その励振電極(図示せず)に印加される。したがって、圧電振動片13の主面
は圧電作用により厚みすべり振動することで、駆動されるようになっている。
,Cu−Fe,Cu−Zn,Cu−Ni等のCu合金、あるいはこれらに第三の元素を添
加した三元合金等により形成されたものが使用される。図1の実施形態では、ダイパッド
部となるアイランド部が無く、後述するようにして、パッケージ11側とフレーム部分と
が接合される。
0が配置されている。集積回路チップ40は半導体チップであり、例えば、圧電振動子1
0を発振させる発振回路や温度補償回路等を備えている。
この集積回路チップ40の符号41の面は、該集積回路チップ40の電極パッド43が
露出した能動面であり、集積回路チップ40の図1において下面42は非能動面である。
そして、圧電振動子10のパッケージ11の底面17と、集積回路チップ40の非能動
面42とは、両面接着テープ31により接合されている。
すなわち、図1において、両面接着テープ31の下面である一方の面は、パッケージ1
1の底面17に貼られており、上面である他方の面には、集積回路チップ40の非能動面
42が貼られている。
図において、両面接着テープ31は、例えば、半導体素子を基板に固定する際に用いる
ダイボンディングテープを使用することができる。すなわち、両面接着テープ31は、基
材となる樹脂フィルム32の表裏両面に樹脂性の接着層(粘着層)33,34を形成した
ものである。
「DAFテープ」の名称で取引されているものであり、ダイシングとダイボンディング
に、ともに使用することができるものである。
該パッケージ11底面17にダイパッド等を介在させることなく集積回路チップ40を固
定した構造である。
このため、圧電発振器30は、水平方向のサイズを小さくすることができ、実装面積を
小さくできるだけでなく、高さ寸法も限界まで小さくして、小型化をはかることができる
。
特に、パッケージ11に対して、集積回路チップ40が両面接着テープ31を介して接
合されているので、パッケージ11底面17に露出した圧電振動子10の接続端子25に
、集積回路チップ接合ための接着剤が近接していない。
このため、接着剤が塗布の際に広がって接続端子25に付着するおそれがないので、圧
電振動片13の接続端子と、集積回路チップ40の電極パッド43とをワイヤボンディン
グで接続する上で、接続不良を心配する必要がない。
解の便宜のため、樹脂モールド前の状態を示している。
これらの図において、第1の実施形態と同一の符号を付した箇所は、第1の実施形態の
対応する部分の構成と共通であるから、重複する説明は省略し、以下、相違点を中心に説
明する。
レーム20が、集積回路チップ40を接合するためのダイパッド26を有している。
そして、第1の両面接着テープ31−1と、第2の両面接着テープ31−2を使用する
ようにしている。
具体的には、圧電振動子10のパッケージ11の底面に対して、一方の面(下面)を接
合された第1の両面接着テープ31−1と、該第1の両面接着テープの他方の面(上面)
に対して、一方の面26aを接合されたリードフレームのダイパッド26と、該ダイパッ
ド26の他方の面26bに対して、一方の面(下面)を接合された第2の両面接着テープ
31−2と、該第2の両面接着テープ31−2の他方の面(上面)に対して接合された集
積回路チップ40とを備え、前記パッケージ11の底面に形成された接続端子25と、集
積回路チップ40の電極パッド43とをワイヤボンディングで接続した構成である。
11と、集積回路チップ40とを互いに接合するのではなく、ダイパッド26に、これら
を接合されている分だけ、構造的に強くなっている。その他の作用効果は、第1の実施形
態と同じである。
この変形例の圧電発振器30−2は、図4の構成と比べると、図4の圧電発振器30−
1が第2の両面接着テープ31−2を使用していることに替えて、接着剤35を使用して
いる点が異なり、その他の構成は全く同一である。
したがって、この変形例によれば、集積回路チップ40が接着剤35で接合されている
ものの、ダイパッド26と圧電振動子10のパッケージ11とは(第1の)両面テープ3
1−1により接合されているので、接着剤35が塗布されている領域は、パッケージ11
の接続端子25から十分に離れている。
つまり、接続端子25に近接する箇所では両面接着テープ31−1が使用されて、離れ
た所で接着剤が使用されているので、該接着剤35が広がって、接続端子25に付着する
ことは無い。このため、実質的に接続端子25に対するボンディングワイヤ44の導通不
良は有効に防止される。
(第1の実施形態に係る製造方法)
次に、図6ないし図11を参照しながら、圧電デバイスの一例としての圧電発振器の製
造方法の第1の実施形態について説明する。
なお、これらの図において、左側の図は、各工程の概略平面図、右側の図は概略断面図
である。
また、各図で説明する前の工程、すなわち、圧電振動片および圧電振動子の各形成工程
に関しては、これらの構造に関する上記説明から、一般的な手法で形成されるものである
から、詳しい説明は省略する。
先ず、図6に示すように、上記した圧電振動子10の絶縁性のパッケージ11底面に対
して、該底面に露出した接続端子25,25を避けるように、両面接着テープ31を貼付
する。
(リード内端の接合工程)
次に、図7に示すように、リードフレーム20を用意する。
リードフレーム20は、たとえば、図示のように互いに平行に水平に配置された支持用
リード22,22からそれぞれ内方に延びて、所定の屈曲がされた接続用リードの内端2
1を、両面接着テープ31が貼られた圧電振動子10の上に重ねて貼付する。
この際、圧電振動子10のパッケージ11に貼られた両面接着テープ31の露出した接
着面の中央領域を避けた周縁部であって、しかもパッケージ11の接続端子25の形成さ
れた領域を避けて、接続用リードの内端21を接合する。
この段階では、図8に拡大して示すように、両面接着テープ31は、接続用リードの内
端21とパッケージ11とを接合している。
次に、図9に示すように、両面接着テープ31の露出した接着面の中央領域に、集積回
路チップ40を接合する。これにより、図10に示すように、両面接着テープ31は、圧
電振動子10と集積回路チップ40とを接合することができる。
(ワイヤボンディング工程)
続いて、図11に示すように、集積回路チップ40の電極パッド43とパッケージ11
底面の接続端子25とをワイヤボンディングにより電気的に接続する。
ここで、本実施形態においては、パッケージ11に対して、集積回路チップ40を両面
接着テープ31を介して接合しているので、パッケージ底面に露出した圧電振動子10の
接続端子25に、集積回路チップ40を接合するための接着剤が近接していない。このた
め、接着剤が、該接続端子25に付着するおそれがないので、圧電振動子10の接続端子
25と、集積回路チップ40の電極パッド43とをワイヤボンディングで接続する工程に
おいて、接続不良を心配する必要がない。
(モールド工程)
引き続き、樹脂モールドした後で、リードフレーム20の不要部分をカットし、接続用
リードの曲げ加工をすることにより、圧電発振器が完成する。
次に、図12ないし図18を参照しながら、圧電発振器の製造方法の第2の実施形態に
ついて説明する。この実施形態では、ダイパッドを使用する点が、第1の実施形態と異な
り、また、ダイパッドの表裏面に、それぞれ両面接着テープを用いる(第1の両面接着テ
ープ31−1と、第2の両面接着テープ31−2)か、そのうちの一方を接着剤とするこ
とを内容とするものである。
図12に示す第1の両面接着テープ31−1をパッケージ11に貼る工程は、第1の実
施形態と同じである(図6参照)。
この実施形態のテープ接合工程は、図12の例の他に、図13(a)で示すように、ダ
イパッド26に第1の両面接着テープ31−1を貼るようにしてもよい。
なお、ここで、ダイパッド26は、リードフレーム20と同じ材料で形成されるもので
、例えば、図示のような矩形のアイランド部を設けて、ここに、集積回路チップや圧電振
動子を接合するものである。
そして、ダイパッド26の一方の面に第1の両面接着テープ31−1を貼った後は、図
13(b)に示すように、圧電振動子10の裏面側をダイパッド26の一方の面の第1の
両面接着テープ31−1に貼付する。
この場合、点線で示されているように、接続用リードの内端21を、両面接着テープ3
1−1が貼られた圧電振動子10の上に重ねるように位置合わせをして両面接着テープ3
1−1により貼付する。
すなわち、ダイパッド26に接合された圧電振動子10のパッケージ11の中央領域を
避けた周縁部であって、しかもパッケージ11の接続端子25の形成された領域を避けて
、接続用リードの内端21が位置合わせされる。
一方、図12で説明したように予め第1の両面接着テープ31−1をパッケージ11に
貼付した場合には、図14、図15で示すように、パッケージ11に貼られた第1の両面
接着テープ31−1の露出した接着面の中央領域を避けた周縁部であって、しかもパッケ
ージ11の接続端子25の形成された領域を避けて、接続用リードの内端21を接合する
。
次に、図16ないし図17に示すように、集積回路チップ40を接合する。
図16(a)および図16(b)の場合には、集積回路チップ40の接合面に第2の両
面接着テープ31−2を予め貼付し、その第2の両面接着テープ31−2の露出した接着
面をダイパッド26の他方の面(上面)に貼付する。
また、図16(c)の場合には、ダイパッド26の他方の面に、例えば、熱硬化性の樹
脂による接着剤35を予め塗布し、その上に集積回路チップ40を載置し、加熱硬化させ
る。これにより図17に示す状態となる。図17(a)、図17(b)は2つの両面接着
テープ31−1,31−2を使用した場合を示し、図17(c)は両面接着テープと接着
剤を使用した場合を示す。
続いて、図18に示すように、集積回路チップ40の電極パッド43とパッケージ11
底面の接続端子25とをワイヤボンディングにより電気的に接続する。この工程と、続く
モールド工程は第1の実施形態と同じである。
せたり、省略し、図示しない他の構成と組み合わせることができる。
また、圧電振動子10のパッケージの形状などは、図示のものに限られず、種々の形態
が適用できる。
ードフレーム、25・・・接続端子、30・・・圧電デバイス(圧電発振器)、31・・
・両面接着テープ、40・・・集積回路チップ
Claims (8)
- 励振電極が形成された圧電振動片を絶縁性のパッケージ内に収容した圧電振動子と、
前記パッケージの底面に対して、一方の面を接合された両面接着テープと、
該両面接着テープの他方の面に対して接合された集積回路チップと
を備えており、
前記圧電振動子の前記パッケージは、前記圧電振動片の前記励振電極と電気的に接続さ
れた接続端子を前記底面に備え、
前記接続端子と、前記集積回路チップの電極パッドとをワイヤボンディングで接続した
ことを特徴とする圧電デバイス。 - 前記パッケージの前記底面に、前記接続端子を露出するようにして、前記両面接着テー
プの前記一面が接合されており、
前記両面接着テープの前記他方の面は、前記集積回路チップが接合されるチップ接合領
域と、前記集積回路チップが接合されない非チップ接合領域とを有し、
端子用のリードフレームの接続用リードの内端が、前記非チップ接合領域に接合されて
いることを特徴とする請求項1に記載の圧電デバイス。 - 励振電極が形成された圧電振動片を絶縁性のパッケージ内に収容した圧電振動子と、
前記パッケージの底面に対して、一方の面を接合された第1の両面接着テープと、
該第1の両面接着テープの他方の面に対して、一方の面を接合されたリードフレームの
ダイパッドと、
該ダイパッドの他方の面に対して、一方の面を接合された第2の両面接着テープと、
該第2の両面接着テープの他方の面に対して接合された集積回路チップと
を備えており、
前記圧電振動子の前記パッケージは、前記圧電振動片の前記励振電極と電気的に接続さ
れた接続端子を前記底面に備え、
前記接続端子と、前記集積回路チップの電極パッドとをワイヤボンディングで接続した
ことを特徴とする圧電デバイス。 - 前記ダイパッドの前記他方の面には、前記第2の両面接着テープに替えて、接着剤が適
用されることにより、前記圧電振動子の前記パッケージの底面が接合される構成としたこ
とを特徴とする請求項3に記載の圧電デバイス。 - 底面に接続端子が形成された絶縁性のパッケージ内に圧電振動片を収容した圧電振動子
の前記底面に対して、該底面に露出した接続端子を避けるように、両面接着テープを接合
するテープ接合工程と、
該両面接着テープの露出した接着面の中央領域を避けて、周縁部にリードフレームの接
続用リードの内端を接合するリード内端の接合工程と、
前記両面接着テープの露出した接着面の前記中央領域に集積回路チップを接合する集積
回路チップの接合工程と、
該集積回路チップの電極パッドと前記パッケージ底面の前記接続端子とをワイヤボンデ
ィングにより電気的に接続するワイヤボンディング工程と
を含んでいることを特徴とする圧電デバイスの製造方法。 - 底面に接続端子が形成された絶縁性のパッケージ内に圧電振動片を収容した圧電振動子
の前記底面に対して、該底面に露出した接続端子を避けるように、第1の両面接着テープ
の一方の面を接合する第1のテープ接合工程と、
リードフレームのダイパッドの一方の面に対して、前記第1の両面テープの他方の面を
接合するダイパッド接合工程と、
前記ダイパッドの他方の面に第2の両面接着テープの一方の面を接合する第2のテープ
接合工程と、
該第2の両面接着テープの他方の面に集積回路チップを接合する集積回路チップの接合
工程と、
該集積回路チップの電極パッドと前記パッケージの前記底面の前記接続端子とをワイヤ
ボンディングにより電気的に接続するワイヤボンディング工程と
を含んでいることを特徴とする圧電デバイスの製造方法。 - 前記第1のテープ接合工程は、前記第1の両面接着テープを前記パッケージの前記底面
に貼るのではなく、該第1の両面接着テープの他方の面を前記リードフレームのダイパッ
ドの一方の面に接合するようにしたことを特徴とする請求項6に記載の圧電デバイスの製
造方法。 - 底面に接続端子が形成された絶縁性のパッケージ内に圧電振動片を収容した圧電振動子
の前記底面に対して、該底面に露出した接続端子を避けるように、両面接着テープの一方
の面を接合するテープ接合工程と、
リードフレームのダイパッドの一方の面に対して、前記両面テープの他方の面を接合す
るダイパッド接合工程と、
前記ダイパッドの他方の面に接着剤が塗布される接着剤塗布工程と、
該塗布された接着剤により集積回路チップを接合する集積回路チップの接合工程と、
該集積回路チップの電極パッドと前記パッケージの前記底面の前記接続端子とをワイヤ
ボンディングにより電気的に接続するワイヤボンディング工程と
を含んでいることを特徴とする圧電デバイスの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2007100172A JP2008259004A (ja) | 2007-04-06 | 2007-04-06 | 圧電デバイスおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2007100172A JP2008259004A (ja) | 2007-04-06 | 2007-04-06 | 圧電デバイスおよびその製造方法 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2008259004A true JP2008259004A (ja) | 2008-10-23 |
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ID=39982126
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2007100172A Withdrawn JP2008259004A (ja) | 2007-04-06 | 2007-04-06 | 圧電デバイスおよびその製造方法 |
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|---|---|
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