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JP2008258280A - 加熱装置 - Google Patents

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JP2008258280A
JP2008258280A JP2007096797A JP2007096797A JP2008258280A JP 2008258280 A JP2008258280 A JP 2008258280A JP 2007096797 A JP2007096797 A JP 2007096797A JP 2007096797 A JP2007096797 A JP 2007096797A JP 2008258280 A JP2008258280 A JP 2008258280A
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heat insulating
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JP2007096797A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Kosugi
哲也 小杉
Hitoshi Murata
等 村田
Masaru Kojima
賢 児島
Shinobu Sugiura
忍 杉浦
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Kokusai Denki Electric Inc
Original Assignee
Hitachi Kokusai Electric Inc
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Abstract

【課題】熱膨張による発熱体の破断を確実に防止することができる加熱装置を提供。
【解決手段】CVD装置に用いられるヒータユニットは、上下方向に延在する円筒形状に形成された断熱壁体33と、断熱壁体33の内壁に沿って配置された発熱体42を備える。発熱体42は矩形の平板の板厚が上下方向に湾曲されて波形に形成され、円形リング形状に丸められた環状部43を有する。環状部には一対の捻れ部44、44が断熱壁体33の半径方向で断熱壁体33の外側に向けて捻じ曲げられ、両捻れ部44、44には一対の給電部45、46が環状部43と反対側の端部に屈曲されている。両給電部45、46は断熱壁体33を貫通する。
【選択図】図3

Description

本発明は、加熱装置に関する。
本発明は、次のような熱処理(thermal treatment )に使用される熱処理装置(furnace )に利用して有効なものに関する。
例えば、半導体集積回路装置(以下、ICという。)が作り込まれる半導体ウエハ(以下、ウエハという。)に絶縁膜や金属製膜および半導体膜を堆積(デポジション)させるCVD装置、酸化膜形成装置、拡散装置、イオン打ち込み後のキャリア活性化や平坦化のためのリフロー装置やアニール装置が、挙げられる。
ICの製造方法において、ウエハに窒化シリコン(Si3 4 )等のCVD膜をデポジションするのにバッチ式縦形ホットウオール形減圧CVD装置が広く使用されている。
一般に、バッチ式縦形ホットウオール形減圧CVD装置(以下、CVD装置という。)は、ウエハが搬入される処理室を形成するインナチューブおよびこのインナチューブを取り囲むアウタチューブから構成されて縦形に設置されたプロセスチューブと、被処理基板である複数枚のウエハを保持してインナチューブの処理室に搬入するボートと、インナチューブ内に原料ガスを導入するガス導入管と、プロセスチューブ内を排気する排気管と、プロセスチューブ外に設けられてプロセスチューブ内を加熱するヒータユニットとを備えている。
そして、複数枚のウエハがボートによって垂直方向に整列されて保持された状態でインナチューブ内に下端の炉口から搬入(ボートローディング)された後に、インナチューブ内に原料ガスがガス導入管から導入されるとともに、ヒータユニットによってプロセスチューブ内が加熱される。これにより、ウエハにCVD膜がデポジションされる。
従来のこの種のCVD装置において、加熱装置であるヒータユニットは、アルミナやシリカ等の断熱材が使用されてプロセスチューブを全体的に被覆する長い円筒形状に形成された断熱壁体と、鉄−クロム−アルミニウム(Fe−Cr−Al)合金やモリブデンシリサイド(MoSi2 )が使用されて長大に形成された発熱体と、断熱壁体を被覆するケースとを備えており、発熱体が断熱壁体の内周に設けられて構成されている。
このようなヒータユニットにおいて、例えば30℃/分以上の急速加熱を実施する場合には、発熱有効面積を大きくするために、波形の平板形状に形成された発熱体が使用されている。例えば、特許文献1参照。
特開2004−39967号公報
しかしながら、波形の平板形状の発熱体においては、隣り合う波形状部相互間の隙間の寸法がきわめて狭小であることにより、発熱体が熱膨張した際に、その隙間が膨張成分を吸収することができないために、一部分が半径方向に押し出されてしまい、その結果、発熱体が破断する懸念がある。
本発明の目的は、熱膨張による発熱体の破断を確実に防止することができる加熱装置を提供することにある。
前記した課題を解決するための手段のうち代表的なものは、次の通りである。
(1)基板処理装置に用いられる加熱装置であって、
上下方向に延在する円筒形状に形成される断熱壁体と、
該断熱壁体の内壁に沿って配置され、上下方向の厚みに比べて半径方向の厚みを大きく形成された環状部と、該環状部の端部に前記断熱壁体の半径方向であって前記断熱壁体の外側に向けて捻じ曲げられた一対の捻れ部と、該一対の捻れ部の前記環状部と反対側の端部に前記断熱壁体を貫通するように設けられた一対の給電部とを有する発熱体と、
を備える加熱装置。
(2)前記一対の捻れ部が、互いに上下方向にずらされて形成されている前記(1)の加熱装置。
(3)前記環状部は、 山部と谷部とが交互に繰り返す波形形状に形成されており、 先端部に突出部を有する保持部材が前記山部の下に挿入されることにより、前記発熱体が吊り下げられており、
前記断熱壁体は該断熱壁体の内周面に発熱体を収納するための取付溝を有し、
該取付溝を形成する一対の側壁のうち上側の側壁と前記突出部とが少なくとも前記環状部のうち上下方向の厚みより距離が小さくなるように近接されている前記(1)の加熱装置。
(4)前記発熱体の表面には、アルミナ保護被膜が形成されている前記(1)の加熱装置。
(5)前記一対の給電部間から前記環状部の内周面上の位置を越えて前記環状部の内側にまで達するような隔壁部と、前記一対の給電部を保持するための一対の保持溝とが設けられている絶縁体であって、
前記一対の保持溝は、それぞれの切欠き深さを異ならせて前記絶縁体の最上部または最下部に至るまで切欠くように形成されている前記(1)の加熱装置。
(6)前記一対の給電部間から前記環状部の内周面上の位置を越えて前記環状部の内側にまで達するような隔壁部と、前記一対の給電部を保持するための一対の保持溝が設けられている絶縁体であって、
前記一対の保持溝は、少なくとも一方の保持溝が前記絶縁体の最上部に至るまで切欠くように形成されて、他方の保持溝が前記絶縁体の最下部に至るまで切欠くように形成されている前記(1)の加熱装置。
(7)前記捻れ部は少なくとも山部ないし谷部の夾角よりも鋭角に形成されている前記(1)の加熱装置。
(8)前記(1)(2)(3)〜(7)の加熱装置を有し、
該加熱装置により加熱され、被処理基板を処理する処理室と、
前記処理室にガスを導入するガス導入管と、
前記処理室を排気する排気管と、
を備える基板処理装置。
(9)前記(8)の基板処理装置を用いて処理する半導体装置の製造方法であって、
前記加熱装置が被処理基板を加熱するステップと、
前記処理室内にガス導入管からガスを供給しつつ前記排気管から排気し前記被処理基板を処理するステップと、
を有する半導体装置の製造方法。
前記(1)によれば、発熱体の断面積を大きくすることが可能になることにより、機械的曲げ応力が強くなるだけでなく、例えば、発熱体の劣化を防ぐアルミナ保護被膜を形成するアルミニウムの単位断面積当たりの含有量が大きくなり、発熱体自体の寿命を延ばすことができる。
さらに、 捻れ部を設けることにより、 スペースを取ることなく速やかに方向転換することができる。また、熱逃げが多い給電部間近傍に発熱体を他の環状部よりも多く敷詰めることができるので、環状部よりも発熱量を多くすることができ、熱逃げ分を補完することができる。
なお、捻れ部は発熱体自体が近接することになるが、一方の給電部と他方の給電部との間の電圧差のように電圧差が大きくないため、短絡や溶着することなく運用することができる。
これにより、加熱装置を使用した基板処理装置の稼働率を向上させることができるとともに、ランニングコストを抑制することができる。
前記(2)によれば、一対の捩れ部が上下方向にずさられていることにより、熱逃げが多い給電部間近傍の上下方向における発熱量をより均等化することができるので、より均熱化させることができる。
前記(3)によれば、環状部の谷部を自由端とすることができるため、熱膨張時に環状部が内側に突出したり塑性変形したりするのを防止することができる。
前記(4)によれば、アルミナ保護被膜を形成することにより、短絡や溶着の発生を防止することができる。
前記(5)(6)によれば、発熱体の熱による暴れを防止することができるので、発熱体を絶縁しつつ安全に保持することができる。
以下、本発明の一実施の形態を図面に即して説明する。
本実施の形態において、本発明に係る加熱装置は、CVD装置(バッチ式縦形ホットウオール形減圧CVD装置)に設置されたヒータユニットに使用されている。
本実施の形態に係るCVD装置は、図1に示されているように、垂直に配されて固定的に支持された縦形のプロセスチューブ11を備えており、プロセスチューブ11はアウタチューブ12とインナチューブ13とから構成されている。
アウタチューブ12は石英(SiO2 )が使用されて円筒形状に一体成形されており、インナチューブ13は石英(SiO2 )もしくは炭化シリコン(SiC)が使用されて円筒形状に一体成形されている。
アウタチューブ12は内径がインナチューブ13の外径よりも大きく上端が閉塞し下端が開口した円筒形状に形成されており、インナチューブ13にその外側を取り囲むように同心円に被せられている。
インナチューブ13は上下両端が開口した円筒形状に形成されており、インナチューブ13の筒中空部はボート22によって垂直方向に整列した状態に保持された複数枚のウエハが搬入される処理室14を形成している。インナチューブ13の下端開口はウエハを出し入れするための炉口15を構成している。
アウタチューブ12とインナチューブ13との間の下端部は、円形リング形状に形成されたマニホールド16によって気密封止されており、マニホールド16はインナチューブ13およびアウタチューブ12についての交換等のためにインナチューブ13およびアウタチューブ12にそれぞれ着脱自在に取り付けられている。
マニホールド16がCVD装置のヒータベース19に支持されることにより、プロセスチューブ11は垂直に据え付けられた状態になっている。
マニホールド16の側壁の上部には排気管17が接続されており、排気管17は排気装置(図示せず)に接続されている。排気装置は排気管17を介して処理室14を所定の真空度に排気する。
排気管17はアウタチューブ12とインナチューブ13との間に形成された隙間に連通している。アウタチューブ12とインナチューブ13との隙間は排気路18を構成している。排気路18の横断面形状は一定幅の円形リング形状であり、排気路18の全体形状は垂直方向に長い円筒形状の中空体である。
排気管17がマニホールド16に接続しているため、排気管17は排気路18の最下端部に配置した状態になっている。
マニホールド16には下端開口を閉塞するシールキャップ20が、垂直方向下側から当接するようになっている。
シールキャップ20はアウタチューブ12の外径と略等しい円盤形状に形成している。シールキャップ20はプロセスチューブ11の外部に設備されたボートエレベータ21(一部のみが図示されている。)によって垂直方向に昇降される。
シールキャップ20の中心線上には、被処理基板としてのウエハ1を保持するためのボート22が垂直に立脚されて支持されている。
ボート22は複数枚のウエハ1を水平かつ互いに中心を揃えた状態に整列させて保持する。
シールキャップ20にはガス導入管23がインナチューブ13の炉口15に連通するように接続されており、ガス導入管23には原料ガス供給装置およびキャリアガス供給装置(いずれも図示せず)に接続されている。
ガス導入管23から炉口15に導入されたガスは、インナチューブ13の処理室14内を流通して排気路18を通って排気管17から排気される。
アウタチューブ12の外部にはプロセスチューブ11の内部を加熱する加熱装置としてのヒータユニット30が設備されている。ヒータユニット30はアウタチューブ12の周囲を包囲するように同心円に設備されている。
ヒータユニット30はケース31を備えており、ケース31はステンレス鋼(SUS)が使用されて上端閉塞で下端開口の円筒形状に形成されている。ケース31の内径および全長はアウタチューブ12の外径および全長よりも大きく設定されている。
ケース31の内部には断熱壁体33がアウタチューブ12と同心円に設置されている。断熱壁体33はアウタチューブ12の外径よりも大きい円筒形状に形成されている。
断熱壁体33は天井壁部34と側壁部35とを備えている。天井壁部34はケース31の内径より小さい外径を有する円盤形状に形成されている。側壁部35はアウタチューブ12の外径よりも大きい内径およびケース31の内径よりも小さい外径を有する円筒形状に形成されている。
天井壁部34は側壁部35の上端開口を閉塞するように被せられており、天井壁部34の上端面はケース31の天井壁の下面に接するように設けられている。
なお、天井壁部34およびケース31の天井壁を貫通する排気口を設け、断熱壁体33とアウタチューブ12との間の雰囲気を強制空冷させるよう構成してもよい。
側壁部35の外径がケース31の内径よりも小さく設定されていることにより、側壁部35とケース31との間には空冷空間としての隙間32が形成されている。
なお、隙間32と断熱壁体33とアウタチューブ12との間の空間を貫通させるように断熱壁体33の側壁部35に貫通孔を設け、断熱壁体33とアウタチューブ12との間の雰囲気を強制空冷させるよう構成してもよい。
そして、断熱壁体33の側壁部35は断熱ブロック36が複数個、垂直方向に積み重ねられることで一つの筒体として構築されている。
図1および図2に示されているように、断熱ブロック36は短尺の円筒形状であるドーナツ形状の本体37を備えている。本体37は繊維状または球状のアルミナやシリカ等の絶縁材(insulating material )としても機能する断熱材が使用されて、バキュームフォーム法の成形型によって一体成形されている。
なお、断熱ブロック36および本体37は円筒形状の円周方向に複数個に分割、例えば円筒形状を所定の角度にて複数個に分割した状態で成形し、その後、円筒形状に組み立てるようにしてもよい。
本体37の下端部は結合雄部(凸部)38を備えており、結合雄部38は本体37の内周の一部を円形リング形状に切り欠かれることにより形成されている。本体37の上端部は結合雌部(凹部)39が備えており、結合雌部39は本体37の外周の一部を円形リング形状に切り欠かれることにより形成されている。
本体37の上端内周側には、内側方向に突き出た突出部37aが形成されている。
隣り合う上下の断熱ブロック36の突出部37aの間には、発熱体を取り付けるための取付溝(凹部)40が設けられている。取付溝40は側壁部35の内周面を一定深さ一定高さの円形リング状に切り欠かれることにより形成されている。取付溝40はそれぞれの断熱ブロック36に対し一つずつ形成されており、一つの閉じた円形状となっている。
図3に示されているように、取付溝40の内周面には発熱体42を位置決め保持するための保持部材としてのハンガ41が複数個、周方向に略等間隔に取り付けられている。
ハンガ41は発熱体42と同材質が使用されて丸棒形状に形成され、先端部に上向きに突起した突起部41aを有する。
ハンガ41の後端部が取付溝40の内周面から断熱ブロック36の外周面に突き出された後に、ハンガ41の後端部に裏当て板41Aが締結されることにより、ハンガ41は断熱ブロック36に固定される。
図3(c)に示されているように、取付溝40の上側と側壁と突起部41aとが少なくとも発熱体42の上下方向の厚み(Z)より距離(Y)が小さくなるように近接されている。
発熱体42はFe−Cr−Al合金やMOSi2 およびSiC等の抵抗発熱材料が使用されて、長い矩形の平板に形成されている。発熱体42の表面には、発熱体42の劣化を防止するためのアルミナ保護被膜(図示せず)が形成されている。
図3に示されているように、発熱体42は取付溝40の内周面に沿って配置された環状部43を備えている。環状部43は長い矩形の平板が丸められて狭小の切欠部を有する円形リング形状に形成されている。
環状部43は上下方向(断熱壁体の側壁部35に平行方向)の厚みに比べて半径方向の厚みを大きく形成されている。
環状部43は上下方向に交互に湾曲されることにより、山部43aと谷部43bとが交互に繰り返す波形状に形成されている。
環状部43が形成する円形リング形状の外径は、断熱ブロック36の取付溝40の内径(内周面の直径)よりも若干だけ小径である。
環状部43の切欠部すなわち両端部には一対の捻れ部44、44がそれぞれ形成されており、両捻れ部44、44は断熱壁体33の半径方向であって断熱壁体33の外側に向けて捻じ曲げられている。両捻れ部44、44は互いに上下方向にずらされている。
図4に示されているように、捻れ部44は山部43aおよび谷部43bの夾角よりも鋭角に捻じ曲げられている。
給電部における発熱量および放熱量の低下を抑制するために、一対の捻れ部44、44の間隔は小さく設定されている。
好ましくは、一対の捻れ部44、44は環状部43に対し、それぞれ直角に至るまで捻じれていると、給電部での発熱量の低下をより一層抑制することができる。さらに、捻れ部44は捻じれにより、その部分の表面積を多くすることができるため、発熱量を多くすることができる。
一対の捻れ部44、44が円形リング形状の円周方向から半径方向外向きの直角にそれぞれ捻じ曲げられる箇所は、環状部43の山部43aとの最上部付近および谷部43bの最下部付近となっている。
図1に示されているように、発熱体42は断熱ブロック36の取付溝40毎に設けられている。その上下段には隣り合う他の発熱体42が隔離されて設けられている。
図3(a)(b)に示されているように、取付溝40内において、環状部43の各山部43aの頂点の真下に各ハンガ41が配置されており、発熱体42はこれらハンガ41によって吊り下げられている。
図2および図3に示されているように、発熱体42の環状部43の両捻れ部44、44には一対の給電部45、46が、円形リング形状の円周方向と直角であって半径方向外向きにそれぞれ連接されて形成されている。
なお、給電部と捻れ部とは発熱体と同材質であって、一体化されていることにより、例えば、溶接部からの溶断を防止することができる。
一対の給電部45、46の先端部には一対の接続部47、48が互いに逆方向となるように、給電部45、46と直角にそれぞれ屈曲されて形成されている。
一対の給電部45、46の位置に対応する円筒形状の断熱ブロック36には、一対の挿通溝49、50がそれぞれ形成されている。両挿通溝49、50は取付溝40側から円筒形状の径方向に本体37の外周側にかけて達するように形成される。
両給電部45、46は両挿通溝49、50にそれぞれ挿通されている。
本体37の外周面における両挿通溝49、50の部分には、絶縁体としての外側碍子52が設けられている。外側碍子52はアルミナやシリカ等の耐熱性を有する絶縁材としてのセラミックが使用されて、焼結法等の適当な製法により、形成されている。
図5(a)に示されているように、外側碍子52は、略正方形で断熱ブロック36の外周面の曲面に対応するように若干の曲面R1を持つ平盤形状に一体成形されている。
外側碍子52の上部には、一対の給電部を挿通するための挿通部としての一対の保持溝53、54がそれぞれ形成されている。両保持溝53、54には両挿通溝49、50に挿通された両給電部45、46がそれぞれ挿通されて保持されている。
好ましくは、図5(a)に示されているように、保持溝53、54は外側碍子52の最上部に至るまで切欠くように形成するとよい。一対の給電部を設置した後に、外側碍子52を取付けたり、交換することが可能となるからである。
図5(a)に示されているように、保持溝53の深さと保持溝54の深さとは、両捻れ部44、44の上下のずれに対応して相異されている。
外側碍子52の両保持溝53、54は、発熱体42の給電部45、46を保持することにより、発熱体42の暴れを抑えることができる。
ここで、発熱体42の暴れとは、発熱体42に給電することにより発熱体42が熱膨張を起こしたり、給電を止めることにより熱収縮を起こしたりして、本来配置されている位置からずれたり、移動したり、捻じれたりするように動く現象のことをいう。
取付溝40の内周面における両挿通溝49、50に対応する部位には、絶縁体としての内側碍子55が当接されて固定されている。内側碍子55はアルミナやシリカ等の耐熱性を有する絶縁材としてのセラミックが使用されて、焼結法等の適当な製法により、形成されている。
図5(b)に示されているように、内側碍子55は略正方形で断熱ブロック36の取付溝40の内周面の曲面に対応するような若干の曲面R2を持つ平盤形状に一体成形されている。
内側碍子55の上部には、一対の給電部を挿通するための挿通部としての一対の保持溝56、57がそれぞれ形成されている。両保持溝56、57には両挿通溝49、50に挿通された両給電部45、46がそれぞれ挿通されて保持されている。
好ましくは、図5(b)に示されているように、保持溝56、57は内側碍子55の最上部に至るまで切欠くように形成するとよい。一対の給電部45、46を設置した後に内側碍子55を取付けたり、交換することが可能となるからである。
図5(b)に示されているように、保持溝56の深さと保持溝57の深さとは、両捻れ部44、44の上下のずれに対応して相異されている。
内側碍子55の両保持溝56、57は、発熱体42の給電部45、46を保持することにより発熱体42の暴れを抑えることができる。
内側碍子55の内側端面における両保持溝56、57の間には、発熱体42の一対の給電部45、46を隔てる隔壁部58が設けられている。隔壁部58は取付溝40の内周面に当接し固定した際に、少なくとも発熱体42の内周面上の位置まで設けられる厚さtになっている。
図2および図3に示されているように、上段側の発熱体42の一方の接続部(以下、プラス側接続部という。)47には給電端子61が溶接されており、他方の接続部(以下、マイナス側接続部という。)48には渡り線62の上端部が溶接されている。渡り線62の下端部は下段側の発熱体42のプラス側接続部47に接続されている。
したがって、下段側の発熱体42のプラス側接続部47は上段側の発熱体42のマイナス側接続部48の真下付近に位置しており、その分だけ下段側の発熱体42の環状部43の捻れ部44、44は上段側の発熱体42の環状部43の捻れ部44、44よりも周方向にずれた状態になっている。
図2および図6に示されているように、ヒータユニット30のケース31の外周面における給電端子61の設置場所に対応する位置には、両接続部47、48や渡り線62を被覆する端子ケース63が被せ付けられており、端子ケース63の内部にはガラスウール等の断熱材64が充填されている。端子ケース63には複数個の給電端子61が絶縁碍子65を介して挿入されている。
次に、前記構成に係るCVD装置によるIC等の半導体装置の製造方法における成膜工程を簡単に説明する。
図1に示されているように、複数枚のウエハ1がボート22に装填(ウエハチャージ)されると、複数枚のウエハ1を保持したボート22は、ボートエレベータ21によって持ち上げられて処理室14に搬入(ボートローディング)される。
この状態で、シールキャップ20はマニホールド16の下端開口をシールした状態となる。
プロセスチューブ11の内部が所定の圧力(真空度)となるように、プロセスチューブ11内が排気管17を介して真空装置によって排気される。
また、プロセスチューブ11の内部が所定の温度となるように、ヒータユニット30は加熱する。この際、処理室14内が所定の温度分布となるように、ヒータユニット30の発熱体42への通電具合が温度センサ24が検出した温度情報に基づきフィードバック制御される。
続いて、ボート22が回転機構25によって回転されることにより、ウエハ1が回転される。
次いで、所定の流量に制御された原料ガスが、処理室14内へガス導入管23を通じて導入される。
導入された原料ガスは処理室14内を上昇し、インナーチューブ13の上端開口から排気路18に流出して排気管17から排気される。
原料ガスは処理室14内を通過する際にウエハ1の表面と接触する。この際に、熱CVD反応によってウエハ1の表面上に薄膜が堆積(デポジション)される。
予め設定された処理時間が経過すると、不活性ガス供給源(図示せず)から不活性ガスが供給され、処理室14内が不活性ガスに置換されるとともに、処理室14内の圧力が常圧に復帰される。
その後、ボートエレベータ21によりシールキャップ20が下降されて、マニホールド16の下端が開口されるとともに、処理済ウエハ1がボート22に保持された状態で、マニホールド16の下端からプロセスチューブ11の外部に搬出(ボートアンローディング)される。
その後、処理済ウエハ1はボート22から取り出される(ウエハディスチャージ)。
ところで、ヒータユニット30の発熱体42は温度が上昇すると、熱膨張によって伸びる。また、発熱体42は長期間使用されることによっても伸びる傾向がある。
上下方向に比べて半径方向の厚みが小さい、すなわち、板厚方向が半径方向となる波形平板形状の発熱体においては、隣り合う波形状部相互間の隙間の寸法がきわめて狭小であることにより、発熱体が熱膨張した際に、その隙間が膨張成分を吸収することができないために、一部分が半径方向に押し出されてしまい、その結果、発熱体が破断する懸念がある。
しかし、本実施の形態に係る発熱体42においては、環状部43が上下方向に比べて半径方向の厚みが大きくなるようにし、かつ、上下方向に交互に湾曲されて波形状に形成されていることにより、発熱体42の熱膨張を吸収することができるので、一部分が半径方向に押し出される現象を防止することができる。
すなわち、上下方向に交互に湾曲されて形成された谷部43bのサイズを大きくすることができ、その分、発熱体42の熱膨張を吸収することになるために、環状部43の一部分が熱膨張によって半径方向に押し出されてしまう現象が発生するのを防止することができる。しかも、谷部43bが自由端になっているため、熱膨張をより一層確実に吸収することができる。
つまり、本実施の形態に係る発熱体42においては、発熱体42の熱膨張による発熱体42の破断を確実に防止することができる。
前記実施の形態によれば、次の効果が得られる。
(1)発熱体の環状部を上下方向に比べて半径方向の厚みが大きくなるようにし、かつ、上下方向に交互に湾曲させて波形状に形成することにより、発熱体の熱膨張を吸収することができるので、発熱体の熱膨張による発熱体の破断を確実に防止することができる。
(2)発熱体の環状部を上下方向に比べて半径方向の厚みが大きくなるようにし、かつ、上下方向に交互に湾曲させて波形状に形成することにより、発熱体の断面積を大きくすることができるため、機械的曲げ応力を増強することができるとともに、発熱体の劣化を防ぐアルミナ保護被膜を形成するアルミニウムの単位断面積当たりの含有量が大きくすることができる。その結果、発熱体の寿命を延ばすことができる。
(3)断熱壁体の取付溝内において、環状部の各山部の頂点の真下に各ハンガを配置し、これらハンガによって発熱体を吊り下げることにより、環状部の谷部を自由端とすることができるため、熱膨張時に発熱体が内側に突出したり塑性変形したりするのを防止することができる。
(4)発熱体の環状部の両端部に一対の捻れ部を半径方向であって外側に向けて捻じ曲げて形成することにより、スペースを取ることなく速やかに方向転換することができるので、一対の給電部の間隔を小さく抑制することができる。
(5)捻れ部を環状部の山部ないし谷部の夾角よりも鋭角に形成することにより、一対の給電部の間隔をより一層小さく抑制することができる。
(6)熱逃げが多い給電部間近傍に捻れ部を設けることにより、発熱体を他の環状部よりも多く敷詰めることができるので、 環状部よりも発熱量を多くすることができ、 熱逃げ分を補うことができる。
(7)捻れ部においては発熱体自体が近接することになるが、一方の給電部と他方の給電部との間の電圧差のように電圧差が大きくないため、発熱体の短絡や溶着を防止することができる。
(8)一対の捩れ部を上下方向にずらして設けることにより、熱逃げが多い給電部間近傍の上下方向に発熱量をより均等にすることができので、発熱体の発熱を均熱化させることができる。
(9)発熱体の表面にアルミナ保護被膜を形成することにより、短絡や溶着の発生をより一層確実に防止することができる。
(10)捻れ部が形成された給電部を外側碍子および内側碍子によって保持することにより、発熱体の暴れを抑えることができるので、発熱体を確実に絶縁しつつ安全に保持することができる。
(11)発熱体の環状部を上下方向の厚みに比べて半径方向の厚みを大きくすることにより、輻射領域を上下方向により一層大きくすることができる。
(12)以上により、加熱装置を使用したCVD装置の稼働率を向上させることができるとともに、CVD装置を使用したIC製造方法の実施時のランニングコストを抑制することができる。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々に変更が可能であることはいうまでもない。
例えば、アルミナ保護被膜や外側碍子および内側碍子は省略してもよい。
例えば、放熱量の多いヒータユニットの最上下部のみ、本発明の発熱体構造を用い、その他の領域は上下方向に比べて半径方向の厚みが小さい従来例の波形平板形状の発熱体として組み合わせて用いてもよい。
そうすることにより、ヒータユニットの最下部において上下方向に輻射領域を大きくすることができ、放熱分を補いつつも前述のような効果を奏することができる。特に、ヒータユニットの最下部は放熱量が多く、発熱体の溶着断線等の問題が起こり易いために、最下部のみ本発明の発熱体構造を用いることにより、前述のような優れた効果を奏することができる。
なお、ヒータユニットの最上部、最下部という表現を用いたが、発熱体は多数段の領域を1つのゾーンとし、上下方向に多段に複数ゾーンにより制御されることが一般的であり、当該最上部、最下部とは最上部のゾーン、最下部のゾーンも含まれることとする。
本発明は、CVD装置のヒータユニットに適用するに限らず、酸化膜形成装置や拡散装置およびアニール装置のヒータユニット等の加熱装置全般に適用することができる。
本発明の一実施の形態であるヒータユニットを備えたCVD装置を示す正面断面図である。 本発明の一実施の形態であるヒータユニットの主要部を示す平面断面図である。 発熱体の主要部を示しており、(a)は内側から見た展開図、(b)は(a)のb−b線に沿う平面断面図、(c)は(a)のc−c線に沿う側面断面図である。 捻れ部を示す斜視図である。 (a)は外側碍子を示す斜視図、(b)は内側碍子を示す斜視図である。 ヒータユニットの斜視図である。
符号の説明
1…ウエハ(基板)、11…プロセスチューブ、12…アウタチューブ、13…インナチューブ、14…処理室、15…炉口、16…マニホールド、17…排気管、18…排気路、19…ヒータベース、
20…シールキャップ、21…ボートエレベータ、22…ボート、23…ガス導入管、24…温度センサ、25…回転機構、
30…ヒータユニット(加熱装置)、31…ケース、32…隙間、33…断熱壁体(絶縁構造体)、34…天井壁部、35…側壁部、36…断熱ブロック、37…本体、37a…突出部、38…結合雄部(凸部)、39…結合雌部(凹部)、
40…取付溝(凹部)、41…ハンガ(保持部材)、
42…発熱体、43…環状部、43a…山部、43b…谷部、44…捻れ部、45、46…給電部、47、48…接続部、
49、50…挿通溝、52…外側碍子(絶縁構造体)、53、54…保持溝、55…内側碍子(絶縁構造体)、56、57…保持溝、58…隔壁部、
61…給電端子、62…渡り線、63…端子ケース、64…断熱材、65…絶縁碍子。

Claims (2)

  1. 基板処理装置に用いられる加熱装置であって、
    上下方向に延在する円筒形状に形成される断熱壁体と、
    該断熱壁体の内壁に沿って配置され、上下方向の厚みに比べて半径方向の厚みを大きく形成された環状部と、該環状部の端部に前記断熱壁体の半径方向であって前記断熱壁体の外側に向けて捻じ曲げられた一対の捻れ部と、該一対の捻れ部の前記環状部と反対側の端部に前記断熱壁体を貫通するように設けられた一対の給電部とを有する発熱体と、
    を備える加熱装置。
  2. 前記一対の捻れ部が、互いに上下方向にずらされて形成されていることを特徴とする請求項1に記載の加熱装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2012091222A1 (ko) * 2010-12-27 2012-07-05 국제엘렉트릭코리아 주식회사 발열체 및 그것을 갖는 열처리 장치
KR101394325B1 (ko) 2012-08-07 2014-05-13 주식회사 테라세미콘 히터 및 그 제조방법

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