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JP2008258094A - Ledバックライトおよび液晶表示装置 - Google Patents

Ledバックライトおよび液晶表示装置 Download PDF

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雪雄 山本
Yoji Mukuda
洋治 椋田
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Abstract

【課題】液晶表示装置用のLEDバックライトの色ムラの低減、高輝度化および低消費電力化、ならびに液晶表示装置の薄型化を図ること。
【解決手段】フルカラーLEDを構成するRGBのLEDは、拡散板20上へのLEDの照射光(31R,31G,31Bで示した領域)のそれぞれの最高輝度点(32R,32G,32B)が、拡散板20の面上で概ね合致するように実装プレート10上に配置されている。具体的には、フルカラーLEDを構成するLEDを実装プレート面に対して傾斜させ、RGBのLEDの光放射角の中心軸(30R、30G、30B)が拡散板20面に至る光路中で互いに交差させている。このような構成とすると、LEDからの照射光のそれぞれの最高輝度点が拡散板面上で実質的に合致するため、それぞれのLEDからの照射光輝度比が拡散板面上で均一化され、その結果、LEDバックライトの色ムラの低減が可能となる。
【選択図】図2

Description

本発明は、液晶表示装置に用いられるLEDバックライト技術に関する。
液晶ディスプレイは液晶自体が自己発光しないため、バックライトを用いて外部から照射光を照明することが必要であり、このバックライトとして、蛍光ランプ(冷陰極管)や発光ダイオード(LED)あるいはエレクトロルミネッセンス(EL)を光源として用いたものがあるが、従来は蛍光ランプを光源とするバックライトが主流であった。
しかし、蛍光ランプの点灯には、数十kHzの周波数の高電圧(700V程度)をランプ両端に印加させることが必要であることから、微小浮遊容量を介して電流漏れが発生したり断線や短絡等が生じ易いという問題がある。また、蛍光ランプから得られる白色光は青みがかっており、高い色再現性を得るためには白色度の点で十分とはいえない。さらに、蛍光ランプには管内放電を容易にするために水銀が使用されているが、環境有害物質である水銀の使用は環境保護の観点から好ましくない。
これに対して、LEDをバックライト用光源として用いると、長寿命で衝撃にも強く断線等も生じ難いこと、色純度に優れていること、低電圧動作素子であるために取扱いや安全性に優れ小型軽量化が容易であること、輝度の時間変化が少ないこと、電流値に対する発光量の直線性が良好で且つ応答速度が速いこと等の利点があり、LEDバックライトに関する研究開発が進められてきている。特に、青色LED実用化の後は、LEDのもつ優れた色再現性や低環境負荷という利点を生かして、実用化に向けた研究開発が加速してきている。
ところで、液晶表示装置用に用いられるバックライトには、優れた演色性と色再現性が要求されるため、バックライト光の色ムラと輝度ムラを低減させることが重要な課題とされ、このような課題に対応するためには多数の色を均一に混合する必要がある。また、一般に、LEDバックライトユニットの構成は、液晶パネル(拡散板)とその背面側にLEDバックライトを配置する構成(特許文献1など)と、LEDからの光を液晶表示パネルの背面に設けた導光板の側面から入射させ、導光板背面の反射シートで多重反射させて導光板中を導波させながら液晶表示パネル側に導く構成(特許文献2など)に大別される。
図1は、液晶パネル(拡散板)とその背面側に配置したLEDバックライトとの間で多色の光を混合する場合に、多色LED(マルチチップ方式のフルカラーLED)からの光を充分に混合して色ムラ・輝度ムラを抑制するためにはLEDと液晶パネル(拡散板)の間隔を広くとることが必要とされるために、液晶表示装置の薄型化の障害となることを説明するための図である。
例えば、RGBそれぞれのLEDからの光を混色させて白色を得ようとする場合、図1(A)のようにLED基板(実装プレート)1と拡散板2との間隔Hが狭いと各色をうまく混色させることができない。そのため、図1(B)のように実装プレート1と拡散板2との間隔Hを広げざるを得ないこととなって液晶表示装置の薄型化が困難となる。また、このような問題を解決するためにLED基板1上にLEDチップを高密度で搭載することとすれば、バックライトユニットの製造コストが増大してしまうという問題がある。
特開2004−127844号公報 特開2005−142078号公報
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、液晶表示装置用のLEDバックライトの色ムラの低減と、高輝度化および低消費電力化、ならびに液晶表示装置の薄型化を可能とするLEDバックライトを実現することにある。
このような課題を解決するために、第1の発明は、加法混色により白色光を得ることが可能なマルチチップ方式のフルカラーLEDが実装プレート上にアレイ状に配置されており、前記フルカラーLEDを構成する複数のLEDからの照射光のそれぞれの最高輝度点が前記実装プレートに対向して設けられた拡散板面上で実質的に合致するように実装されていることを特徴とするLEDバックライトである。
また、第2の発明は、加法混色により白色光を得ることが可能なマルチチップ方式のフルカラーLEDが実装プレート上にアレイ状に配置されており、前記フルカラーLEDを構成する複数のLEDは、該LEDからの照射光についての所定の輝度評価値以上の照射領域の相互の重なりが前記拡散板面上で最大となるように実装されていることを特徴とするLEDバックライトである。
第2の発明において、前記輝度評価値は、例えば、LEDからの照射光の最高輝度の50%の輝度である。
好ましくは、本発明のLEDバックライトは、前記複数のLEDの光放射角の中心軸が前記拡散板面に至る光路中で互いに交差するように、前記フルカラーLEDを構成する少なくとも1つのLEDが前記実装プレート上で傾斜して配置されている。
さらに、第3の発明は、複数の白色LEDが実装プレート上にアレイ状に配置されており、前記複数の白色LEDからの照射光のそれぞれの最高輝度点が前記実装プレートに対向して設けられた拡散板面上で等間隔となるように配置されていることを特徴とするLEDバックライトである。
そして、本発明の液晶表示装置は、これらのLEDバックライトを備えて構成される。
本発明によれば、マルチチップ方式のフルカラーLEDを構成する複数のLEDからの照射光のそれぞれの最高輝度点が拡散板面上で実質的に合致するように、若しくは、LEDからの照射光についての所定の輝度評価値以上の照射領域の相互の重なりが前記拡散板面上で最大となるように実装されているので、それぞれのLEDからの照射光輝度比が拡散板面上で均一化され、その結果、LEDバックライトの色ムラの低減が可能となる。
また、本発明のLEDバックライトは、複数のLEDの光放射角の中心軸が拡散板面に至る光路中で互いに交差するように、フルカラーLEDを構成する少なくとも1つのLEDが実装プレート上で傾斜して配置されているので、各LEDから出力される光を均一に加法混色するために必要なLED実装用プレートと液晶パネル(拡散板)との間の距離を従来よりも狭くすることが可能となり、薄型の液晶表示装置が実現できる。また、LEDと液晶パネル(拡散板)との間の距離が短くなることにより、液晶パネルに入射されるバックライト光の光量ロスが低減され、バックライトの輝度向上と消費電力低減も実現できる。
複数の白色LEDを実装プレート上にアレイ状に配置する態様のLEDバックライトの場合には、複数の白色LEDからの照射光のそれぞれの最高輝度点を拡散板面上で等間隔となるように配置するので、この場合にも、LEDバックライトの色ムラの低減が図られ、LEDと液晶パネル(拡散板)との間の距離を従来よりも短くなるために、輝度向上と消費電力低減が実現できる。
以下に、図面を参照して、本発明の実施の態様について説明する。
図2は、本発明のLEDバックライトの第1の態様を説明するための図で、図2(A)には側面から見た様子が、図2(B)には上面(拡散板側)から見た拡散板面上への照射光の様子が、そして、図2(C)には傾斜させて配置されたLEDからの光が拡散板面上に照射される様子を斜めから見た様子が図示されている。ここで示した例では、RGB各色を発光する3つのLED(R,G,B)が実装プレート10の上に配置されており、これらのLED(マルチチップ方式のフルカラーLED)からの発光が実装プレート10に対向して設けられた拡散板20面上に照射されて加法混色され、白色光を得る様子が図示されている。なお、実際の実装プレート上には、このようなマルチチップ方式のフルカラーLEDがアレイ状に複数配置されているが、ここでは図示を省略している。
図2(B)に図示したように、フルカラーLEDを構成するRGBのLEDは、拡散板20上へのこれらLEDの照射光(図中に、31R,31G,31Bで示した領域)のそれぞれの最高輝度点(32R,32G,32B)が、拡散板20の面上で、概ね合致するように実装プレート10上に配置されている。具体的には、フルカラーLEDを構成する3つのLEDのうちの少なくとも1つ(本実施例ではRおよびBの2つ)を、実装プレート面に対して傾斜させて配置し、これによってRGBのLEDの光放射角の中心軸(30R、30G、30B)が拡散板20面に至る光路中で互いに交差させている。
図2(B)に示したように、実装プレート面に対して傾斜させずに配置したLED(当該例ではG)の場合には、照射光(31Gで示した領域)の拡散板20上での最高輝度点(32G)の位置は、拡散板20上への照射光の光放射角の中心軸(30G)が拡散板20面と交わる位置と一致するが、実装プレート面に対して傾斜させて配置したLED(当該例ではRおよびB)の場合には、両者は一致しない。
この点につき、RのLEDを例に具体的に図示したのが図2(C)であり、実装プレート面に対して傾斜させて配置したLEDから拡散板20面に光が照射される領域(31R)の最高輝度点(32R)は、拡散板20上への照射光の光放射角の中心軸(30R)が拡散板20面と交わる位置よりも当該図中の左に位置する。
したがって、フルカラーLEDを構成するLEDの光放射角の中心軸(30R、30G、30B)を拡散板20面上で一致させてしまうと、各LEDからの照射光の輝度比が適切な値からずれてしまい、その結果、色ムラを生じさせることとなる。そこで、本実施例ではRGBのLEDの光放射角の中心軸(30R、30G、30B)を拡散板20面に至る光路中で互いに交差させ、拡散板20の面上ではそれぞれのLEDからの照射光の最高輝度点(32R,32G,32B)が概ね合致する構成としているのである。
このような構成とすると、LEDからの照射光のそれぞれの最高輝度点が拡散板面上で実質的に合致するため、それぞれのLEDからの照射光輝度比が拡散板面上で均一化され、その結果、LEDバックライトの色ムラの低減が可能となる。
また、複数のLEDの光放射角の中心軸が拡散板面に至る光路中で互いに交差するように実装プレート上でLEDを傾斜して配置するので、各LEDから出力される光を均一に加法混色するために必要なLED実装用プレートと液晶パネル(拡散板)との間の距離を従来よりも狭くすることが可能となり、薄型の液晶表示装置が実現できる。また、LEDと液晶パネル(拡散板)との間の距離が短くなることにより、液晶パネルに入射されるバックライト光の光量ロスが低減され、バックライトの輝度向上と消費電力低減も実現できる。
本実施例も、マルチチップ方式のフルカラーLEDがアレイ状に複数配置されているバックライトに関するものであるが、上述の実施例1と異なる点は、LEDからの拡散板面上への照射光について予め「輝度評価値」を定めておき、フルカラーLEDを構成する複数のLEDからの照射光に関して定められた上記輝度評価値以上の照射領域の相互の重なりが、拡散板面上で最大となるようにLEDを実装している点である。
図2(B)に示した各照射領域(31R、31G、31B)内では、各照射領域ごとに、輝度分布がある。そこで、「輝度評価値」として、例えば、「LEDからの照射光の最高輝度の50%の輝度」といった基準を設け、当該評価値以上の輝度が得られている3領域の拡散板面上での重なりが最大となるようにするのである。
なお、この場合にも、フルカラーLEDを構成する3つのLEDのうちの2つ(RおよびB)を、実装プレート面に対して傾斜させて配置してLEDの光放射角の中心軸(30R、30G、30B)が拡散板20面に至る光路中で互いに交差させて実装することができる。
このような構成とすると、LEDからの照射光についての所定の輝度評価値以上の照射領域の相互の重なりが拡散板面上で最大となるように実装されているので、それぞれのLEDからの照射光輝度比が拡散板面上で均一化され、その結果、LEDバックライトの色ムラの低減が可能となる。
また、複数のLEDの光放射角の中心軸が拡散板面に至る光路中で互いに交差するように実装プレート上でLEDを傾斜して配置するので、薄型の液晶表示装置が実現でき、液晶パネルに入射されるバックライト光の光量ロスが低減され、バックライトの輝度向上と消費電力低減も実現できる。
本実施例は、複数の白色LEDが実装プレート上にアレイ状に配置されたLEDバックライトに関するものである。つまり、実施例1および実施例2では、白色を得るのに複数のLEDを必要としたが、本実施例の場合には、単一の白色LEDが実装プレート上にアレイ状に複数配置されている。このような場合には、図3に図示したように、実装プレート10上の複数の白色LEDからの照射光のそれぞれの最高輝度点が実装プレート10に対向して設けられた拡散板20面上で等間隔となるようにLEDを配置する。なお、この場合にも、白色LEDを実装プレート10面に対して傾斜させて配置することとすると、液晶表示装置の薄型化を図ることができ、液晶パネルに入射されるバックライト光の光量ロスが低減され、バックライトの輝度向上と消費電力低減も実現できる。
図4(A)〜(D)は、LEDを傾斜させて実装プレート10上に配置する態様の例を図示したものであり、LEDの端子に所定の角度を持たせて実装プレート10に設けたスルーホールに挿入して半田で固定する態様(図4(A))や、LEDの端子に所定の長さに切断した耐熱性の管等を通してLEDを傾ける態様(図4(B))や、半田ペーストの塗布量を調節したり導電性あるいは非導電性のスペーサを用いてLEDを傾ける態様(図4(C))や、実装プレート10面に凹凸を形成したり或いは実装プレート10に部分的な切れ込みを入れて当該部分を折り曲げる等してLEDを傾ける態様(図4(D))など、幾つもの態様があり得る。なお、このような傾斜手法は、実施例1および2においても応用可能であることは自明である。
本発明によれば、液晶表示装置用のLEDバックライトの色ムラの低減、高輝度化および低消費電力化、ならびに液晶表示装置の薄型化を図ることが可能となる。
多色LEDからの光を充分に混合して色ムラ・輝度ムラを抑制することが、液晶表示装置の薄型化の障害要因のひとつとなることを説明するための図である。 本発明のLEDバックライトの態様を説明するための図である。 複数の白色LEDを実装プレート配置する態様を説明するための図である。 LEDを傾斜させて実装プレート上に配置する態様を例示する図である。
符号の説明
1、10 実装プレート
2、20 拡散板
30R,30G,30B LEDの光放射角の中心軸
31R,31G,31B 拡散板上への照射光領域
32R,32G,32B 拡散板上の最高輝度点

Claims (6)

  1. 加法混色により白色光を得ることが可能なマルチチップ方式のフルカラーLEDが実装プレート上にアレイ状に配置されており、前記フルカラーLEDを構成する複数のLEDからの照射光のそれぞれの最高輝度点が前記実装プレートに対向して設けられた拡散板面上で実質的に合致するように実装されていることを特徴とするLEDバックライト。
  2. 加法混色により白色光を得ることが可能なマルチチップ方式のフルカラーLEDが実装プレート上にアレイ状に配置されており、前記フルカラーLEDを構成する複数のLEDは、該LEDからの照射光についての所定の輝度評価値以上の照射領域の相互の重なりが前記拡散板面上で最大となるように実装されていることを特徴とするLEDバックライト。
  3. 前記輝度評価値は、LEDからの照射光の最高輝度の50%の輝度であることを特徴とする請求項2に記載のLEDバックライト。
  4. 前記複数のLEDの光放射角の中心軸が前記拡散板面に至る光路中で互いに交差するように、前記フルカラーLEDを構成する少なくとも1つのLEDが前記実装プレート上で傾斜して配置されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のLEDバックライト。
  5. 複数の白色LEDが実装プレート上にアレイ状に配置されており、前記複数の白色LEDからの照射光のそれぞれの最高輝度点が前記実装プレートに対向して設けられた拡散板面上で等間隔となるように配置されていることを特徴とするLEDバックライト。
  6. 請求項1乃至5の何れか1項に記載のLEDバックライトを備えている液晶表示装置。
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