JP2008249982A - レンズ鏡筒 - Google Patents
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Abstract
【課題】レンズ鏡筒において、フォロワピンがカム溝から抜け落ちるのを防止する。
【解決手段】内周面にカム溝33を有する回転筒30、回転筒の内側に配置されカム溝に挿入されるフォロワピン52を有するレンズ筒50を備え、回転筒の回転によりカム溝33がフォロワピン52にカム作用を及ぼしレンズ筒50を光軸方向に移動させるレンズ鏡筒において、レンズ筒50は、その内周面から径方向の内側に突出する凸部52bを有し、レンズ筒50の内側には、レンズ筒50の光軸方向Lへの移動を許容しつつ凸部52bを受け入れるガイド溝61を設けてレンズ筒50のずれ又は変形を規制する規制筒60が配置される。これによれば、外部から衝撃力等を受けてレンズ筒が変形してフォロワピンがカム溝から抜け落ちようとしても、規制筒が凸部を介してレンズ筒のずれ又は変形を規制し、フォロワピンの抜け落ちを防止でき、所期の機能を確保できる。
【選択図】図4
【解決手段】内周面にカム溝33を有する回転筒30、回転筒の内側に配置されカム溝に挿入されるフォロワピン52を有するレンズ筒50を備え、回転筒の回転によりカム溝33がフォロワピン52にカム作用を及ぼしレンズ筒50を光軸方向に移動させるレンズ鏡筒において、レンズ筒50は、その内周面から径方向の内側に突出する凸部52bを有し、レンズ筒50の内側には、レンズ筒50の光軸方向Lへの移動を許容しつつ凸部52bを受け入れるガイド溝61を設けてレンズ筒50のずれ又は変形を規制する規制筒60が配置される。これによれば、外部から衝撃力等を受けてレンズ筒が変形してフォロワピンがカム溝から抜け落ちようとしても、規制筒が凸部を介してレンズ筒のずれ又は変形を規制し、フォロワピンの抜け落ちを防止でき、所期の機能を確保できる。
【選択図】図4
Description
本発明は、光軸方向においてレンズを移動させるレンズ鏡筒に関し、特に、レンズを保持したレンズ筒のフォロワピンにカム作用を及ぼすことによりレンズ筒を光軸方向に移動させるレンズ鏡筒に関する。
従来のレンズ鏡筒としては、ベース(後固定板)、ベースに固定された固定筒、固定筒の内側において光軸方向に伸長するように配置されてベースに固定された2つのガイドシャフト、固定筒の内側に回動自在に配置され内周面に複数のカム溝を有するカム筒、カム筒の内側に配置されてカム溝に挿入されるフォロワピンをそれぞれ有すると共にガイドシャフトにより光軸方向に案内される複数のレンズ枠等を備え、外部から衝撃力を受けた場合に、フォロワピンがカム溝から抜け落ちるのを規制するために、フォロワピンに対して略180度離れた反対側のレンズ枠上において、固定筒の内周面に僅かな隙間をおいて対向する凸部を設けたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このレンズ鏡筒においては、凸部を設けるレンズ枠は、内部が空洞の筒状ではなく略円板状をなすものである。したがって、筒状をなし外周面にフォロワピンを有するレンズ筒に対して同様の凸部を設けても、レンズ筒のフォロワピンを設けた領域が内側に変形して、フォロワピンの抜け落ちを招く虞がある。
また、レンズ筒に対して、径方向の外向きに突出する凸部を設ける構成では、レンズ鏡筒の大径化、大型化を招くことになる。
また、レンズ筒に対して、径方向の外向きに突出する凸部を設ける構成では、レンズ鏡筒の大径化、大型化を招くことになる。
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みて成されたものであり、その目的とするところは、レンズを保持したレンズ筒のフォロワピンにカム作用を及ぼすことによりレンズ筒を光軸方向に移動させるレンズ鏡筒において、構造の簡素化、径方向の小型化等を図りつつ、レンズ鏡筒の機械的強度を確保し、外部から衝撃力等を受けてもフォロワピンがカム溝から抜け落ちるのを防止できるレンズ鏡筒を提供することにある。
本発明のレンズ鏡筒は、内周面にカム溝を有する回転筒と、回転筒の内側に配置されカム溝に挿入されるフォロワピンを有するレンズ筒を備え、回転筒の回転によりカム溝がフォロワピンにカム作用を及ぼしレンズ筒を光軸方向に移動させるレンズ鏡筒であって、上記レンズ筒は、その内周面から径方向の内側に突出する凸部を有し、上記レンズ筒の内側には、カム作用によるレンズ筒の光軸方向への移動を許容しつつ凸部を受け入れてレンズ筒のずれ又は変形を規制する規制部材が配置されている、ことを特徴としている。
この構成によれば、回転筒が回転すると、そのカム溝がフォロワピンに対してカム作用を及ぼし、レンズ筒は光軸方向に移動する。ここで、規制部材はレンズ筒の凸部を受け入れつつも回転筒(カム溝)のカム作用によるレンズ筒の移動を許容した状態にあるため、レンズ筒は繰り出し及び繰り込み動作を円滑に行うことができ、外部から衝撃力等を受けてレンズ筒が変形してフォロワピンがカム溝から抜け落ちようとしても、レンズ筒の内側に配置された規制部材が、凸部を介してレンズ筒のずれ又は変形を規制する。これにより、フォロワピンの抜け落ちが防止され、所期の機能を確保することができる。また、レンズ筒の内側に凸部を設け、この凸部を受け入れて規制する規制部材がレンズ筒の内側に配置されているため、径方向外向きの出っ張りがなく、径方向の小型化を達成することができる。
この構成によれば、回転筒が回転すると、そのカム溝がフォロワピンに対してカム作用を及ぼし、レンズ筒は光軸方向に移動する。ここで、規制部材はレンズ筒の凸部を受け入れつつも回転筒(カム溝)のカム作用によるレンズ筒の移動を許容した状態にあるため、レンズ筒は繰り出し及び繰り込み動作を円滑に行うことができ、外部から衝撃力等を受けてレンズ筒が変形してフォロワピンがカム溝から抜け落ちようとしても、レンズ筒の内側に配置された規制部材が、凸部を介してレンズ筒のずれ又は変形を規制する。これにより、フォロワピンの抜け落ちが防止され、所期の機能を確保することができる。また、レンズ筒の内側に凸部を設け、この凸部を受け入れて規制する規制部材がレンズ筒の内側に配置されているため、径方向外向きの出っ張りがなく、径方向の小型化を達成することができる。
上記構成において、凸部は、フォロワピンと一体的に形成されている、構成を採用することができる。
この構成によれば、凸部がフォロワピンの一部であるため、レンズ筒を平滑化でき、それ故にレンズ筒を樹脂材料にて容易に成型することができ、又、フォロワピンがカム溝から抜け落ちないように直接規制されるため、フォロワピンの抜け落ちをより確実に防止することができる。
この構成によれば、凸部がフォロワピンの一部であるため、レンズ筒を平滑化でき、それ故にレンズ筒を樹脂材料にて容易に成型することができ、又、フォロワピンがカム溝から抜け落ちないように直接規制されるため、フォロワピンの抜け落ちをより確実に防止することができる。
上記構成において、規制部材は、レンズ筒の内側に入れ子状に配置されて、回転筒と一体的に回転するべく筒状に形成された規制筒からなり、規制筒は、その外周面において凸部を受け入れるガイド溝を画定している、構成を採用することができる。
この構成によれば、規制部材がレンズ筒の内側に入れ子状に配置される規制筒であるため、凸部の移動をガイド溝にて規制すると共に、レンズ筒の内周面の全域に亘ってレンズ筒が内側へ変形するのを防止することができる。
この構成によれば、規制部材がレンズ筒の内側に入れ子状に配置される規制筒であるため、凸部の移動をガイド溝にて規制すると共に、レンズ筒の内周面の全域に亘ってレンズ筒が内側へ変形するのを防止することができる。
上記構成において、ガイド溝は、凸部が径方向の内側に向けてかつ光軸方向の後方に向けて移動するのを規制するべく、凸部に密接する壁面を画定している、構成を採用することができる。
この構成によれば、レンズ筒が回転筒に対して光軸方向の前方に繰り出した状態で、レンズ筒を光軸方向の後方に向けて押し込むような外力(衝撃力)が加わった場合、ガイド溝の壁面が凸部と密接した状態にあるため、フォロワピンの抜け落ちを確実に防止することができる。
この構成によれば、レンズ筒が回転筒に対して光軸方向の前方に繰り出した状態で、レンズ筒を光軸方向の後方に向けて押し込むような外力(衝撃力)が加わった場合、ガイド溝の壁面が凸部と密接した状態にあるため、フォロワピンの抜け落ちを確実に防止することができる。
上記構成において、レンズ筒に続けて光軸方向に配列される他のレンズ筒と、回転筒と一体的に回転すると共に光軸方向に相対的に移動して他のレンズ筒にカム作用を及ぼすカム筒を含み、カム筒は規制筒を兼ねる、構成を採用することができる。
この構成によれば、他のレンズ筒に対して光軸方向にカム作用を及ぼすカム筒が規制筒を兼ねるため、構造の簡素化を達成しつつ、フォロワピンの抜け落ちを確実に防止することができる。
この構成によれば、他のレンズ筒に対して光軸方向にカム作用を及ぼすカム筒が規制筒を兼ねるため、構造の簡素化を達成しつつ、フォロワピンの抜け落ちを確実に防止することができる。
上記構成のレンズ鏡筒によれば、構造の簡素化、径方向の小型化等を達成しつつ、レンズ鏡筒の機械的強度を確保し、外部から衝撃力等を受けてもフォロワピンがカム溝から抜け落ちるのを防止することができる。
以下、本発明の最良の実施形態について、添付図面を参照しつつ説明する。
図1ないし図10は、本発明に係るレンズ鏡筒を組み込んだレンズ駆動装置の一実施形態を示すものであり、図1は装置の外観斜視図、図2は装置の分解斜視図、図3は装置に含まれるレンズ筒,ガイド筒,及びカム筒(規制筒)を示す分解斜視図、図4は装置に含まれるレンズ筒及びカム筒(規制筒)を示す分解斜視図、図5は装置に含まれるカム筒(規制筒)の外周面を示す展開図、図6は装置に含まれる回転筒のカム溝,レンズ筒のフォロワピン,及びカム筒(規制筒)のガイド溝を示す部分断面図、図7は装置に含まれるガイド筒の内周面を示す展開図、図8ないし図10は装置のレンズ鏡筒が沈胴位置,広角端位置,及び望遠端位置にある状態を示す断面図である。
図1ないし図10は、本発明に係るレンズ鏡筒を組み込んだレンズ駆動装置の一実施形態を示すものであり、図1は装置の外観斜視図、図2は装置の分解斜視図、図3は装置に含まれるレンズ筒,ガイド筒,及びカム筒(規制筒)を示す分解斜視図、図4は装置に含まれるレンズ筒及びカム筒(規制筒)を示す分解斜視図、図5は装置に含まれるカム筒(規制筒)の外周面を示す展開図、図6は装置に含まれる回転筒のカム溝,レンズ筒のフォロワピン,及びカム筒(規制筒)のガイド溝を示す部分断面図、図7は装置に含まれるガイド筒の内周面を示す展開図、図8ないし図10は装置のレンズ鏡筒が沈胴位置,広角端位置,及び望遠端位置にある状態を示す断面図である。
この装置は、図1ないし図4、図8ないし図10に示すように、ガラスフィルタ11、CCD等の撮像素子12が取り付けられた略矩円板形状の輪郭をなすベース10、ベース10に固着された固定筒20、固定筒20の内側において回転及び直進自在に支持された回転筒30、回転筒30の内側において回転不能に嵌め込まれたガイド筒40、ガイド筒40の内側において光軸方向Lに移動自在に嵌め込まれたレンズ筒としての第1レンズ筒50、第1レンズ筒50の内側に入れ子状に嵌め込まれて回転筒30と一体的に回転すると共に光軸方向Lに相対的に移動しかつ第1レンズ筒50のずれ又は変形を規制する規制筒(規制部材)としてのカム筒60、カム筒60の内側に配置されてカム筒60により光軸方向Lにカム作用を受ける他のレンズ筒としての第2レンズ筒70及び第3レンズ筒80、第2レンズ筒70と第3レンズ筒80の間に配置されたコイルスプリング90、第3レンズ筒80の後方に配置されてベース10に対して光軸方向Lに移動自在に支持された第4レンズ筒100、回転筒30を駆動する駆動機構110、第4レンズ筒90を駆動する駆動機構120等を備えている。
固定筒20は、図2、図8ないし図10に示すように、光軸方向Lに軸心をもつように樹脂材料により円筒状に形成されて、ベース10に固着されている。固定筒20は、その内周面において、後述する3つのフォロワピン31に対してカム作用を及ぼす3つのカム溝21(図においては一部を省略)、後述するガイド筒40の回転規制片45を光軸方向Lにのみ案内するガイド溝22等を備えている。
回転筒30は、図1、図2、図8ないし図10に示すように、樹脂材料により円筒状に形成されて、固定筒20の内側に入れ子状に同軸に配置されている。
回転筒30は、その外周面において、周方向において等間隔(約120度ごと)に配置された3つのフォロワピン31、外部から回転駆動力が伝えられる円弧状のラック部32等を備え、その内周面において、後述する第1レンズ筒50のフォロワピン52に対して光軸方向Lにカム作用を及ぼす3つのカム溝33、後述するカム筒60のフォロワピン62の先端部を受け入れて光軸方向Lに案内するガイド溝34等を備えている。
回転筒30は、その外周面において、周方向において等間隔(約120度ごと)に配置された3つのフォロワピン31、外部から回転駆動力が伝えられる円弧状のラック部32等を備え、その内周面において、後述する第1レンズ筒50のフォロワピン52に対して光軸方向Lにカム作用を及ぼす3つのカム溝33、後述するカム筒60のフォロワピン62の先端部を受け入れて光軸方向Lに案内するガイド溝34等を備えている。
カム溝33は、図6、図8ないし図10に示すように、後述するフォロワピン52を受け入れる(係合させる)ように、断面が略V字状に形成されている。すなわち、カム溝33が、フォロワピン52を介してカム作用を及ぼすことで、第1レンズ筒50を光軸方向Lに移動させるようになっている。
ガイド溝34は、図8ないし図10に示すように、後述するカム筒60のフォロワピン62の先端部を受け入れる(係合させる)ように、断面が略矩形状に形成されている。すなわち、カム溝34は、フォロワピン62を光軸方向Lに移動可能に案内すると共に光軸回りにおいてカム筒60を回転筒30と一体的に回転させるようになっている。
ガイド溝34は、図8ないし図10に示すように、後述するカム筒60のフォロワピン62の先端部を受け入れる(係合させる)ように、断面が略矩形状に形成されている。すなわち、カム溝34は、フォロワピン62を光軸方向Lに移動可能に案内すると共に光軸回りにおいてカム筒60を回転筒30と一体的に回転させるようになっている。
ガイド筒40は、図2、図3、図7ないし図10に示すように、回転筒30の内側でかつ第1レンズ筒50の外側に入れ子状に同軸に配置されて、第1レンズ筒50及び第3レンズ筒80を光軸L回りの回転を規制しつつ光軸方向Lへ往復動自在に案内し、又、カム筒60に対して光軸方向Lへカム作用を及ぼすものである。
すなわち、ガイド筒40は、後述する第1レンズ筒50の(フォロワピン52を嵌合させた)嵌合部51aを光軸方向Lに案内する3つのガイド長孔41、第3レンズ筒80の回転規制片83を受け入れて光軸方向Lに案内する3つのガイド溝42、カム筒60のフォロワピン62を貫通させて光軸方向Lにカム作用を及ぼす3つのカム孔43、カム筒60の補助ピン63を受け入れて光軸方向にカム作用を及ぼす3つのカム溝44、固定筒20のガイド溝22に挿入されて光軸方向Lに案内される3つの回転規制片45等を備えている。
すなわち、ガイド筒40は、後述する第1レンズ筒50の(フォロワピン52を嵌合させた)嵌合部51aを光軸方向Lに案内する3つのガイド長孔41、第3レンズ筒80の回転規制片83を受け入れて光軸方向Lに案内する3つのガイド溝42、カム筒60のフォロワピン62を貫通させて光軸方向Lにカム作用を及ぼす3つのカム孔43、カム筒60の補助ピン63を受け入れて光軸方向にカム作用を及ぼす3つのカム溝44、固定筒20のガイド溝22に挿入されて光軸方向Lに案内される3つの回転規制片45等を備えている。
そして、ガイド筒40は、回転筒30の内側に嵌合されて、光軸方向Lにおいて相対的に移動しない(抜け落ちない)ように係合され、又、ガイド筒40が回転しないように回転規制片45が固定筒20のガイド溝22に摺動自在に挿入されている。
したがって、ガイド筒40は、回転筒30が回転すると、カム溝33によりカム作用が及ぼされるフォロワピン52を備えた第1レンズ筒50を光軸L回りの回転を規制しつつ光軸方向Lにおいてのみ往復動自在に案内し、又、回転筒30と一緒に回転させられるカム筒60に対して光軸方向Lにカム作用を及ぼし、さらに、第3レンズ筒80を光軸L回りの回転を規制しつつ光軸方向Lにおいてのみ往復動自在に案内するようになっている。
したがって、ガイド筒40は、回転筒30が回転すると、カム溝33によりカム作用が及ぼされるフォロワピン52を備えた第1レンズ筒50を光軸L回りの回転を規制しつつ光軸方向Lにおいてのみ往復動自在に案内し、又、回転筒30と一緒に回転させられるカム筒60に対して光軸方向Lにカム作用を及ぼし、さらに、第3レンズ筒80を光軸L回りの回転を規制しつつ光軸方向Lにおいてのみ往復動自在に案内するようになっている。
第1レンズ筒50は、図2ないし図4、図8ないし図10に示すように、樹脂材料により略円筒状に形成されて、レンズG1を保持する円筒部51、円筒部51の外周面において径方向外向きに略矩形状に突出する嵌合部51aに嵌合して固着された3つのフォロワピン52、円筒部51の内周面において後述する第2レンズ筒70の回転規制片73を受け入れて光軸方向Lにのみ案内するガイド溝53等を備えている。
3つのフォロワピン52は、周方向において等間隔(120度の角度ごとに)の位置において円筒部51の嵌合部51aに嵌合して固着されている。フォロワピン52は、円筒部51(嵌合部51a)の外側に突出し回転カム30のカム溝33に挿入される円錐部52a、円筒部51の内周面から内側に突出し後述するカム筒60のガイド溝61に挿入される凸部としての円柱部52b等を一体的に備えるように形成されている。
このように、後述する規制筒としてのカム筒60に受け入れられる凸部として、円筒部51に後付けされるフォロワピン52を延長して円筒部51の内側に突出するように一体的に形成された円柱部52bを採用するため、第1レンズ筒50の円筒部51の内周面を平滑化でき、それ故に第1レンズ筒50を樹脂材料にて容易に成型することができる。また、フォロワピン52がカム溝33から抜け落ちないように直接規制されるため、フォロワピン52の抜け落ちをより確実に防止することができる。
このように、後述する規制筒としてのカム筒60に受け入れられる凸部として、円筒部51に後付けされるフォロワピン52を延長して円筒部51の内側に突出するように一体的に形成された円柱部52bを採用するため、第1レンズ筒50の円筒部51の内周面を平滑化でき、それ故に第1レンズ筒50を樹脂材料にて容易に成型することができる。また、フォロワピン52がカム溝33から抜け落ちないように直接規制されるため、フォロワピン52の抜け落ちをより確実に防止することができる。
カム筒60は、図2ないし図6、図8ないし図10に示すように、樹脂材料により円筒状に形成されて、第1レンズ筒50の内側に入れ子状に同軸に配置されている。
カム筒60は、その外周面において、(第1レンズ筒50の)3つのフォロワピン52の凸部としてのそれぞれの円柱部52bを受け入れる3つのガイド溝61、周方向に等間隔(約120度ごと)に設けられた3つのフォロワピン62及び3つの補助ピン63等を備え、その内周面において、後述する第2レンズ筒70のフォロワピン72を受け入れる3つのカム溝64、後述する第3レンズ筒80のフォロワピン82を受け入れる3つのカム溝65等を備えている。
そして、カム筒60は、フォロワピン62がガイド溝43に摺動自在に係合することにより、回転筒30と一緒に光軸L回りに回転しつつ、回転筒30に対して相対的に光軸方向Lに移動するようになっている。
カム筒60は、その外周面において、(第1レンズ筒50の)3つのフォロワピン52の凸部としてのそれぞれの円柱部52bを受け入れる3つのガイド溝61、周方向に等間隔(約120度ごと)に設けられた3つのフォロワピン62及び3つの補助ピン63等を備え、その内周面において、後述する第2レンズ筒70のフォロワピン72を受け入れる3つのカム溝64、後述する第3レンズ筒80のフォロワピン82を受け入れる3つのカム溝65等を備えている。
そして、カム筒60は、フォロワピン62がガイド溝43に摺動自在に係合することにより、回転筒30と一緒に光軸L回りに回転しつつ、回転筒30に対して相対的に光軸方向Lに移動するようになっている。
ガイド溝61は、図6に示すように、フォロワピン52の円柱部52bを受け入れて、その外周面と光軸方向Lの後方Rから密接する直立した壁面61a、円柱部52bの端面と径方向内側から密接する壁面61b、円柱部52bと接触しない傾斜面61cにより画定されている。また、ガイド溝61は、図3及び図4に示すように、回転筒30(のカム溝33)のカム作用により光軸方向Lへの移動を許容するように、所定の経路に形成されている。
そして、ガイド溝61の壁面61a及び壁面61bは、第1レンズ筒50が回転筒30に対して光軸方向Lの前方Fに繰り出した状態で、第1レンズ筒50を前方Fから光軸方向Lの後方Rに向けて押し込むような外力(衝撃力)が加わった場合、円柱部(凸部)52bの移動を規制して、フォロワピン52の円錐部52aがカム溝33から抜け落ちるのを確実に防止するようになっている。
そして、ガイド溝61の壁面61a及び壁面61bは、第1レンズ筒50が回転筒30に対して光軸方向Lの前方Fに繰り出した状態で、第1レンズ筒50を前方Fから光軸方向Lの後方Rに向けて押し込むような外力(衝撃力)が加わった場合、円柱部(凸部)52bの移動を規制して、フォロワピン52の円錐部52aがカム溝33から抜け落ちるのを確実に防止するようになっている。
フォロワピン62及び補助ピン63は、図7に示すように、ガイド筒40のカム孔43及びカム溝44にそれぞれ挿入されている。そして、回転筒30と一緒にカム筒60が回転することで、カム孔43及びカム溝44により光軸方向Lにカム作用を受けて、カム筒60は回転しつつ光軸方向Lに移動するようになっている。
カム溝64は、後述する第2レンズ筒70のフォロワピン72を受け入れて、光軸方向Lにカム作用を及ぼすようになっている。すなわち、カム筒60が回転すると、カム溝64及びフォロワピン72を介して、第2レンズ筒70を光軸方向Lに移動させる。
カム溝65は、後述する第3レンズ筒80のフォロワピン82を受け入れて、光軸方向Lにカム作用を及ぼすようになっている。すなわち、カム筒60が回転すると、カム溝65及びフォロワピン82を介して、第3レンズ筒80を光軸方向Lに移動させる。
カム溝65は、後述する第3レンズ筒80のフォロワピン82を受け入れて、光軸方向Lにカム作用を及ぼすようになっている。すなわち、カム筒60が回転すると、カム溝65及びフォロワピン82を介して、第3レンズ筒80を光軸方向Lに移動させる。
このように、カム筒60は、第2レンズ筒70及び第3レンズ筒80(他のレンズ筒)に対して光軸方向Lにカム作用を及ぼす機能だけでなく、第1レンズ筒50の内側に入れ子状に配置されて回転筒30と一体的に回転すると共に円柱部52b(凸部)の移動をガイド溝61にて規制する規制筒(規制部材)を兼ねるため、構造の簡素化を達成しつつ、第1レンズ筒50(円筒部51)の内周面の全域に亘って第1レンズ筒50が内側へ変形するのを防止することができ、それ故に、フォロワピン52の抜け落ち(円錐部52aのカム溝33からの抜け落ち)を確実に防止することができる。
第2レンズ筒70は、図2、図8ないし図10に示すように、樹脂材料により略円筒状に形成されて、レンズG2を保持する円筒部71、円筒部71から径方向外向きに突出するように設けられた3つのフォロワピン72、第1レンズ筒50の円筒部51の内周面に形成されたガイド溝53に挿入される3つの回転規制片73等を備えている。
3つのフォロワピン72及び回転規制片73は、周方向において等間隔(120度の角度ごとに)で配置されており、フォロワピン72はカム筒60のカム溝64に挿入されて光軸方向Lにカム作用を受け、回転規制片73はガイド溝53に挿入されて光軸方向Lに案内されるようになっている。
そして、第2レンズ筒70は、カム筒60が回動してカム溝64がフォロワピン72にカム作用を及ぼすことにより、光軸方向Lにおいて前進及び後退するようになっている。
3つのフォロワピン72及び回転規制片73は、周方向において等間隔(120度の角度ごとに)で配置されており、フォロワピン72はカム筒60のカム溝64に挿入されて光軸方向Lにカム作用を受け、回転規制片73はガイド溝53に挿入されて光軸方向Lに案内されるようになっている。
そして、第2レンズ筒70は、カム筒60が回動してカム溝64がフォロワピン72にカム作用を及ぼすことにより、光軸方向Lにおいて前進及び後退するようになっている。
第3レンズ筒80は、図2、図8ないし図10に示すように、樹脂材料により略円筒状に形成されて、レンズG3を保持する円筒部81、円筒部81から径方向外向きに突出するように設けられた3つのフォロワピン82、ガイド筒40の内周面に形成されたガイド溝42に挿入される3つの回転規制片83等を備えている。
3つのフォロワピン82及び回転規制片83は、周方向において等間隔(120度の角度ごとに)で配置されており、フォロワピン82はカム筒60のカム溝65に挿入されて光軸方向Lにカム作用を受け、回転規制片83はガイド溝42に挿入されて光軸方向Lに案内されるようになっている。
そして、第3レンズ筒80は、カム筒60が回動してカム溝65がフォロワピン82にカム作用を及ぼすことにより、光軸方向Lにおいて前進及び後退するようになっている。
3つのフォロワピン82及び回転規制片83は、周方向において等間隔(120度の角度ごとに)で配置されており、フォロワピン82はカム筒60のカム溝65に挿入されて光軸方向Lにカム作用を受け、回転規制片83はガイド溝42に挿入されて光軸方向Lに案内されるようになっている。
そして、第3レンズ筒80は、カム筒60が回動してカム溝65がフォロワピン82にカム作用を及ぼすことにより、光軸方向Lにおいて前進及び後退するようになっている。
コイルスプリング90は、第2レンズ筒70の円筒部71と第3レンズ筒80の円筒部81の間に圧縮した状態で配置されて、両者を光軸方向Lにおいて離隔する向きに付勢している。これにより、フォロワピン72,82とカム溝64,65のガタ寄せが行われるようになっている。
第4レンズ筒100は、図2、図8ないし図10に示すように、樹脂材料により略薄い円筒状に形成されて、レンズG4を保持する円筒部101、円筒部101から径方向外向きに突出する後述する駆動機構110のガイドシャフト123に摺動自在に嵌合される嵌合部102、駆動機構110のリードスクリュー122に螺合するナット(不図示)を保持したナット保持部103等を備えている。
駆動機構110は、図1及び図2、図8ないし図10に示すように、ベース10に固定されたDCモータ111、回転筒30のラック部32と噛合する歯車112aを含む歯車列112等を備えており、DCモータ111の駆動力を回転筒30に伝達するようになっている。
すなわち、DCモータ111が一方向に回転すると、歯車列を介して、回転筒30を固定筒20に対して相対的に一方向に回転させつつ、図8に示す沈胴位置から図9に示す広角端位置を経て図10に示す望遠端位置まで光軸方向Lの前方に繰り出させ、一方、DCモータ111が逆向きに回転すると、歯車列を介して、回転筒30を固定筒20に対して相対的に逆向きに回転させつつ、図10に示す望遠端位置から図9に示す広角端位置を経て図8に示す沈胴位置まで光軸方向Lの後方に繰り込ませるようになっている。
すなわち、DCモータ111が一方向に回転すると、歯車列を介して、回転筒30を固定筒20に対して相対的に一方向に回転させつつ、図8に示す沈胴位置から図9に示す広角端位置を経て図10に示す望遠端位置まで光軸方向Lの前方に繰り出させ、一方、DCモータ111が逆向きに回転すると、歯車列を介して、回転筒30を固定筒20に対して相対的に逆向きに回転させつつ、図10に示す望遠端位置から図9に示す広角端位置を経て図8に示す沈胴位置まで光軸方向Lの後方に繰り込ませるようになっている。
駆動機構120は、図1及び図2に示すように、ベース10に固定されたステッピングモータ121、ステッピングモータ121の回転駆動力を伝達する歯車列(不図示)、歯車列に噛合するリードスクリュー122、ベース10に固定されたガイドシャフト123等を備えており、ステッピングモータ121の駆動力を第4レンズ筒100に伝達するようになっている。
すなわち、ステッピングモータ121が一方向に回転すると、歯車列及びリードスクリュー122を介して、第4レンズ筒100を光軸方向Lの前方Fに移動させ、一方、ステッピングモータ121が逆向きに回転すると、歯車列及びリードスクリュー122を介して、第4レンズ筒100を光軸方向Lの後方Rに移動させて、第1レンズ筒50ないし第3レンズ筒80のズーミング動作に応じて合焦動作を行うようになっている。
すなわち、ステッピングモータ121が一方向に回転すると、歯車列及びリードスクリュー122を介して、第4レンズ筒100を光軸方向Lの前方Fに移動させ、一方、ステッピングモータ121が逆向きに回転すると、歯車列及びリードスクリュー122を介して、第4レンズ筒100を光軸方向Lの後方Rに移動させて、第1レンズ筒50ないし第3レンズ筒80のズーミング動作に応じて合焦動作を行うようになっている。
次に、上記のレンズ鏡筒を備えるレンズ駆動装置がデジタルカメラに搭載された場合の一般的な動作について説明すると、先ず非撮影時において、図8に示すように、回転筒30は固定筒20に対して光軸方向Lの後方Rに後退し、第1レンズ筒50は回転筒30に対して光軸方向Lの後方Rに後退し、第2レンズ筒70及び第3レンズ筒80はカム筒60に対して光軸方向Lの後方Rに後退し、第4レンズ筒100はベース10に対して後方Rに後退し、レンズ鏡筒が全体として沈胴した沈胴位置にある。
この沈胴状態において、落下等により衝撃力を受けても、第1レンズ筒50のフォロワピン52(の円柱部52b)はカム筒60のガイド溝61に受け入れられてその移動が規制されているため、第1レンズ筒50のずれ又は変形が防止される。それ故に、フォロワピン52(円錐部52a)は、カム溝33に入り込んだ状態に維持され、その抜け落ちを防止することができる。
この沈胴状態において、落下等により衝撃力を受けても、第1レンズ筒50のフォロワピン52(の円柱部52b)はカム筒60のガイド溝61に受け入れられてその移動が規制されているため、第1レンズ筒50のずれ又は変形が防止される。それ故に、フォロワピン52(円錐部52a)は、カム溝33に入り込んだ状態に維持され、その抜け落ちを防止することができる。
この沈胴位置から、駆動機構110により回転筒30が回転させられると、フォロワピン31がカム溝21に案内されて回転筒30は光軸方向Lの前方Fに向って繰り出し、第1レンズ筒50は光軸方向Lの前方に向かって繰り出す。また、回転筒30の回転により、フォロワピン62及び補助ピン63がガイド筒40のカム孔43及びカム溝44により光軸方向Lにカム作用を受け、カム筒60が回転しつつ光軸方向Lの前方Fに繰り出すと共に、カム筒60のカム溝64,65によりカム作用を受けて、第2レンズ筒70及び第3レンズ筒80は回転が規制されつつ光軸方向Lに相対的に移動し、図9に示す広角端位置に至る。一方、第4レンズ筒100は、駆動機構120により、第1レンズ筒50、第2レンズ筒70及び第3レンズ筒80の位置に応じた合焦位置に移動する。
この広角端位置にある状態において、第1レンズ筒50が光軸方向Lの後方Rに押し込まれるような外力(衝撃力)を受けても、第1レンズ筒50のフォロワピン52(の円柱部52b)はカム筒60のガイド溝61に受け入れられてその移動が規制されているため、第1レンズ筒50のずれ又は変形が防止される。それ故に、フォロワピン52は、カム溝33に入り込んだ状態に維持され、その抜け落ちを防止することができる。
この広角端位置にある状態において、第1レンズ筒50が光軸方向Lの後方Rに押し込まれるような外力(衝撃力)を受けても、第1レンズ筒50のフォロワピン52(の円柱部52b)はカム筒60のガイド溝61に受け入れられてその移動が規制されているため、第1レンズ筒50のずれ又は変形が防止される。それ故に、フォロワピン52は、カム溝33に入り込んだ状態に維持され、その抜け落ちを防止することができる。
この広角端位置から、駆動機構110により回転筒30が回転させられると、フォロワピン31がカム溝21に案内されて回転筒30は光軸方向Lの前方Fに向ってさらに繰り出し移動し、第1レンズ筒50は光軸方向Lの前方に向かってさらに繰り出す。また、回転筒30の回転により、フォロワピン62及び補助ピン63がガイド筒40のカム孔43及びカム溝44により光軸方向Lにカム作用を受け、カム筒60が回転しつつ光軸方向Lの前方Fにさらに繰り出すと共に、カム筒60のカム溝64,65によりカム作用を受けて、第2レンズ筒70及び第3レンズ筒80は回転が規制されつつ光軸方向Lに相対的に移動し、図10に示す望遠端位置に至る。一方、第4レンズ筒100は、駆動機構120により、第1レンズ筒50、第2レンズ筒70及び第3レンズ筒80の位置に応じた合焦位置に移動する。
この望遠端位置にある状態において、第1レンズ筒50が光軸方向Lの後方Rに押し込まれるような外力(衝撃力)を受けても、第1レンズ筒50のフォロワピン52(の円柱部52b)はカム筒60のガイド溝61に受け入れられてその移動が規制されているため、第1レンズ筒50のずれ又は変形が防止される。それ故に、フォロワピン52(円錐部52a)は、カム溝33に入り込んだ状態に維持され、その抜け落ちを防止することができる。
一方、駆動機構110が逆向きに駆動力を及ぼすことにより、逆の経路を辿って、図10に示す望遠端位置から図9に示す広角端位置を経て図8に示す沈胴位置に戻る。
この望遠端位置にある状態において、第1レンズ筒50が光軸方向Lの後方Rに押し込まれるような外力(衝撃力)を受けても、第1レンズ筒50のフォロワピン52(の円柱部52b)はカム筒60のガイド溝61に受け入れられてその移動が規制されているため、第1レンズ筒50のずれ又は変形が防止される。それ故に、フォロワピン52(円錐部52a)は、カム溝33に入り込んだ状態に維持され、その抜け落ちを防止することができる。
一方、駆動機構110が逆向きに駆動力を及ぼすことにより、逆の経路を辿って、図10に示す望遠端位置から図9に示す広角端位置を経て図8に示す沈胴位置に戻る。
この一連の動作中において、外部から衝撃等を受けても、第1レンズ筒50のフォロワピン52(円錐部52a)は、カム溝33から外れることなく、カム溝33に沿って円滑に移動し、円滑なズーミング動作が得られ、機能上の信頼性が確保される。
上記の如く、規制部材(規制筒)としてのカム筒60は、第1レンズ筒50の凸部(円中部52b)を受け入れつつも回転筒30(カム溝33)のカム作用による第1レンズ筒50の移動を許容した状態にあるため、第1レンズ筒50の繰り出し及び繰り込み動作は円滑に行われ、又、外部から衝撃力等を受けて第1レンズ筒50が変形してフォロワピン52がカム溝33から抜け落ちようとしても、第1レンズ筒50の内側に配置されたカム筒60が凸部(円柱部52b)を介して第1レンズ筒50のずれ又は変形を規制することで、フォロワピン52の抜け落ちが防止され、所期の機能を確保することができる。
また、第1レンズ筒50の内側に凸部(円柱部52b)を設け、この凸部(円柱部52b)を受け入れて規制するカム筒60が第1レンズ筒50の内側に配置されているため、径方向外向きの出っ張りがなく、径方向の小型化を達成することができる。
また、第1レンズ筒50の内側に凸部(円柱部52b)を設け、この凸部(円柱部52b)を受け入れて規制するカム筒60が第1レンズ筒50の内側に配置されているため、径方向外向きの出っ張りがなく、径方向の小型化を達成することができる。
上記実施形態においては、第1レンズ筒50が外力を受けた場合、壁面61aと壁面61bとで円柱部52bの移動を規制するようにしたが、第1レンズ筒50が光軸方向Lにずれないようにするだけであれば、壁面61aのみが円柱部52bの移動を規制するようにしてもよい。その場合、円柱部52bを受け入れるガイド溝を貫通溝としてもよい。
上記実施形態においては、レンズ筒の内周面に設ける凸部として、フォロワピン52の円柱部52bを適用したが、これに限定されるものではなく、レンズ筒を成型する際に、内周面を突出させて凸部を画定するように成型したものを適用してもよい。
上記実施形態においては、規制部材(規制筒)として、第2レンズ筒70及び第3レンズ筒80にカム作用を及ぼすカム筒60を兼用した場合を示したが、専用の規制筒を設けてもよい。
上記実施形態においては、レンズ筒の内側に配置される規制部材として、筒状のカム筒60を採用した場合を示したが、これに限定されるものではなく、カム作用によるレンズ筒の光軸方向Lへの移動を許容しつつ凸部を受け入れてレンズ筒のずれ又は変形を規制するものであれば、その他の形態をなす規制部材を採用してもよい。
上記実施形態においては、第1レンズ筒50に対してのみ本発明を適用したが、これに限定されるものではなく、複数のレンズ筒に対して適用してもよい。
上記実施形態においては、規制部材(規制筒)として、第2レンズ筒70及び第3レンズ筒80にカム作用を及ぼすカム筒60を兼用した場合を示したが、専用の規制筒を設けてもよい。
上記実施形態においては、レンズ筒の内側に配置される規制部材として、筒状のカム筒60を採用した場合を示したが、これに限定されるものではなく、カム作用によるレンズ筒の光軸方向Lへの移動を許容しつつ凸部を受け入れてレンズ筒のずれ又は変形を規制するものであれば、その他の形態をなす規制部材を採用してもよい。
上記実施形態においては、第1レンズ筒50に対してのみ本発明を適用したが、これに限定されるものではなく、複数のレンズ筒に対して適用してもよい。
以上述べたように、本発明のレンズ鏡筒は、構造の簡素化、径方向の小型化等を達成しつつ、レンズ鏡筒の機械的強度を確保し、外部から衝撃力等を受けてもフォロワピンがカム溝から抜け落ちるのを防止できるため、携帯時の落下等が懸念されるデジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ等に適用できるのは勿論のこと、銀塩フィルム式のカメラにおいても有用である。
L 光軸方向
G1,G2,G3,G4 レンズ
10 ベース
11 ガラスフィルタ
12 撮像素子
20 固定筒
21 カム溝
22 ガイド溝
30 回転筒
31 フォロワピン
32 ラック部
33 カム溝
34 ガイド溝
40 ガイド筒
41 ガイド長孔
42 ガイド溝
43 カム孔
44 カム溝
45 回転規制片
50 第1レンズ筒(レンズ筒)
51 円筒部
51a 嵌合部
52 フォロワピン
52a 円錐部
52b 円柱部(凸部)
53 ガイド溝
60 カム筒(規制筒、規制部材)
61 ガイド溝
62 フォロワピン
63 補助ピン
64,65 カム溝
70 第2レンズ筒(他のレンズ筒)
71 円筒部
72 フォロワピン
73 回転規制片
80 第3レンズ筒(他のレンズ筒)
81 円筒部
82 フォロワピン
83 回転規制片
90 コイルスプリング
100 第4レンズ筒
101 円筒部
102 嵌合部
103 ナット保持部
110 駆動機構
111 DCモータ
112 歯車列
120 駆動機構
121 ステッピングモータ
122 リードスクリュー
123 ガイドシャフト
G1,G2,G3,G4 レンズ
10 ベース
11 ガラスフィルタ
12 撮像素子
20 固定筒
21 カム溝
22 ガイド溝
30 回転筒
31 フォロワピン
32 ラック部
33 カム溝
34 ガイド溝
40 ガイド筒
41 ガイド長孔
42 ガイド溝
43 カム孔
44 カム溝
45 回転規制片
50 第1レンズ筒(レンズ筒)
51 円筒部
51a 嵌合部
52 フォロワピン
52a 円錐部
52b 円柱部(凸部)
53 ガイド溝
60 カム筒(規制筒、規制部材)
61 ガイド溝
62 フォロワピン
63 補助ピン
64,65 カム溝
70 第2レンズ筒(他のレンズ筒)
71 円筒部
72 フォロワピン
73 回転規制片
80 第3レンズ筒(他のレンズ筒)
81 円筒部
82 フォロワピン
83 回転規制片
90 コイルスプリング
100 第4レンズ筒
101 円筒部
102 嵌合部
103 ナット保持部
110 駆動機構
111 DCモータ
112 歯車列
120 駆動機構
121 ステッピングモータ
122 リードスクリュー
123 ガイドシャフト
Claims (5)
- 内周面にカム溝を有する回転筒と、前記回転筒の内側に配置され前記カム溝に挿入されるフォロワピンを有するレンズ筒を備え、前記回転筒の回転により前記カム溝が前記フォロワピンにカム作用を及ぼし前記レンズ筒を光軸方向に移動させるレンズ鏡筒であって、
前記レンズ筒は、その内周面から径方向の内側に突出する凸部を有し、
前記レンズ筒の内側には、前記カム作用による前記レンズ筒の光軸方向への移動を許容しつつ前記凸部を受け入れて前記レンズ筒のずれ又は変形を規制する規制部材が配置されている、
ことを特徴とするレンズ鏡筒。 - 前記凸部は、前記フォロワピンと一体的に形成されている、
ことを特徴とする請求項1記載のレンズ鏡筒。 - 前記規制部材は、前記レンズ筒の内側に入れ子状に配置されて、前記回転筒と一体的に回転するべく筒状に形成された規制筒からなり、
前記規制筒は、その外周面において前記凸部を受け入れるガイド溝を画定している、
ことを特徴とする請求項2記載のレンズ鏡筒。 - 前記ガイド溝は、前記凸部が径方向の内側に向けてかつ光軸方向の後方に向けて移動するのを規制するべく、前記凸部に密接する壁面を画定している、
ことを特徴とする請求項3記載のレンズ鏡筒。 - 前記レンズ筒に続けて光軸方向に配列される他のレンズ筒と、前記回転筒と一体的に回転すると共に光軸方向に相対的に移動して前記他のレンズ筒にカム作用を及ぼすカム筒を含み、
前記カム筒は、前記規制筒を兼ねる、
ことを特徴とする請求項3又は4に記載のレンズ鏡筒。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2007091035A JP2008249982A (ja) | 2007-03-30 | 2007-03-30 | レンズ鏡筒 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2007091035A JP2008249982A (ja) | 2007-03-30 | 2007-03-30 | レンズ鏡筒 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2008249982A true JP2008249982A (ja) | 2008-10-16 |
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ID=39975001
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2007091035A Pending JP2008249982A (ja) | 2007-03-30 | 2007-03-30 | レンズ鏡筒 |
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| Country | Link |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
2007
- 2007-03-30 JP JP2007091035A patent/JP2008249982A/ja active Pending
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