JP2008249854A - フォトマスクの洗浄方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】フォトマスクに付着する異物は現像残りであるフォトレジストである。この残留した異物は薬液や純水と空気を混合した2流体気液のいずれか単独では容易に除去できない。また、2流体気液を用いる場合はミスト飛沫が生じやすく、これがフォトマスクに再付着すると容易に除去できなかった。
【解決手段】低速で回転するテーブル3にフォトマスク1を載置し、薬液を噴射する工程を行い、次に2流体気液を噴射する工程を実施することでフォトマスク1を洗浄する。その後、回転テーブル3を高速で回転させながら乾燥工程を行う。
【選択図】図1
【解決手段】低速で回転するテーブル3にフォトマスク1を載置し、薬液を噴射する工程を行い、次に2流体気液を噴射する工程を実施することでフォトマスク1を洗浄する。その後、回転テーブル3を高速で回転させながら乾燥工程を行う。
【選択図】図1
Description
本発明は、半導体やLCD用カラーフィルタ等を製造する際に使用するフォトマスク洗浄方法および洗浄装置に関するものである。
半導体やLCD用カラーフィルタ等の製造では、フォトマスクを介して紫外線照射を行うため、フォトマスクに欠陥や異物が存在すると、それが転写の際に投影されてしまう。そのためフォトマスクの表面(裏面)上の異物は除去する必要がある。
このようなフォトマスクに付着する異物を除去するために、薬液浸漬や塗布(スピン方式等)といった様々なフォトマスクの洗浄方法が提案されているが、強固に付着した異物を除去するためには、ブラシなどによる物理的作用を施した洗浄を実施する必要がある。
しかしながら、ブラシなどによる物理的な洗浄では、ブラシの押し込みが強過ぎる場合、フォトマスクのパターンを損傷する可能性がある。そのため、ブラシの押し込み量等微妙な調整が必要であり、フォトマスクに異物が強固に付着している場合、1回の洗浄では除去することが困難であった。
そこで、液体と気体を混合した2流体を使って、洗浄する方法が提案されている。たとえば、特許文献1では、ミスト化された微小な水滴をウェハ上に高速に噴出する2流体ジェットノズルを有する洗浄方法が開示されている。この発明では、ウェハはノズルに対向するように保持されたまま回転する。そしてウェハの中心から外側にノズルを複数回スキャンし、2回目以降のスキャンの際の噴出速度は、1回目のスキャンの際の噴出速度より速くする。
特開2004−335671号公報
フォトマスクに付着する異物としては、被感光物であるフォトレジストである場合がほとんどである。フォトレジストは一般に粘着性の物質である場合が多く、薬液に浸漬させたり、2流体で物理的な衝撃を与えるだけでは容易に取れない場合が多い。
また、2流体の場合は水滴が微細なミスト状になる場合が多く、このようにミスト化した飛沫が被洗浄物に付着すると、細かい水跡となって、除去が困難になる。
本発明のフォトマスク洗浄方法は以上のような課題に鑑み想到されたものである。具体的には、本発明のフォトマスク洗浄方法は、該フォトマスクに対して処理液および帯電防止型2流体気液の噴射を行い、該フォトマスクを回転させながら該フォトマスクと接触した薬液を排除し、該フォトマスクを高速回転させることにより乾燥させることを特徴とする。
以上説明したように本発明は、フォトマスクを回転させながら洗浄処理を行い、その後高速回転によって乾燥させるが、2流体気液の噴霧によりフォトマスクを傷つけることなくフォトマスクに強固に付着した異物を除去することができ、フォトマスクの洗浄効果を向上させることができる効果を有する。
以下、図面に示す実施例に基づいて本発明をさらに詳細に説明する。図1は、本発明の洗浄方法を実施するフォトマスク洗浄装置の一例を示す側面図である。図2は、図1の上面図である。
処理槽4は、フォトマスクを載置するための回転テーブル3を有する。回転テーブル3は回転軸2に支持されており、図示しない制御系と駆動部によって所定の速度で回転することができる。また、処理槽4は回転軸3に近いほど底面が高くなる形状を有する。このような形状にすることで、フォトマスクにかけられた種々の液体を外周部へ導き排水されやすくなる。
フォトマスク1を載置する回転テーブル3は、フォトマスクの下側面の洗浄が行いやすく、裏まわりした処理液も洗浄を行いやすくするため、強度が保てる範囲で細い部材で構成するのが好ましい。
処理槽4の上部には、回転テーブルに載置されるフォトマスクに薬液を吐出する薬液吐出ノズル7と2流体気液吐出ノズル6がある。薬液吐出ノズルと2流体気液吐出ノズルは1つの支柱に設けられている。
また、処理槽4の上部にはすすぎ用の上側純水吐出ノズル5が設けられている。回転テーブル3の下側には下側純水吐出ノズル8が設けられており載置されたフォトマスクは上側面と下側面が同時に純水ですすぎができる。
ここで、薬液吐出ノズル7と2流体気液吐出ノズル6は、回転テーブル下側に設置されていてもよい。しかし、回転テーブル3の下側からの薬液などの吐出は、回転テーブル3のアーム部分や、フォトマスクを固定するチャックなどがあるため、十分に噴射できないという理由と、その後のすすぎによって薬液などを完全に除去できないおそれもあるという理由により、行わないほうが好ましい。フォトマスクの裏面を洗浄する場合は、フォトマスクをひっくり返して行うのがよい。
フォトマスクを洗浄するために用いる薬液としては、非イオン系、アニオン系あるいはカチオン系の界面活性剤や、水酸化カリウム(KOH)、水酸化ナトリウム(NaOH)、テトラ・メチル・アンモニウム・ハイドロオキサイド(TMAH)等のアルカリ水溶液、純水等が挙げられるが、フォトマスクが接触するフォトレジストの種類によって溶解し易い適当な薬液を選択する必要がある。
フォトマスクを洗浄するために用いる2流体気液は、純水と空気を同時に吐出したものである。使用する純水は静電気発生によるマスクパターン損傷を防ぐためにCO2バブリングした純水を用いるのが好ましい。
次にこのような洗浄装置を用いが本発明の洗浄方法について説明する。フォトマスク1はフォトレジストと接触した面を上側面として回転テーブル3に載置する。固定したフォトマスクはゆっくりと回転されながら、薬液吐出ノズル7から薬液が噴射される。薬液はフォトレジスト全面にいきわたるように噴出される。これは薬液塗布工程である。次に2流体気液によってフォトマスクを洗浄する。
フォトマスク1に処理液および2流体気液や純水を噴射するときは、フォトマスクをゆっくりと回転させながら噴射する。フォトマスクの回転数としては、好ましくは200rpm以下、より好ましくは100rpm以下である。フォトマスクを回転させることによって、常にフォトマスクに接触する薬液および2流体気液が新しくなり、かつゆっくりと回転させることで処理液が飛散し、ミスト飛沫になることを抑制する。
2流体気液は、液体と気体が混合されたもので、物理的な衝撃の作用があり、付着物を除去することができる。しかし一方で回転するフォトマスクによって、非常に微細な液滴や気滴(ミスト飛沫)となり、フォトレジストに付着すると細かい水跡や気泡跡となって容易には除去できない。そこで薬液や2流体気液、純水を用いる際は、回転テーブルはゆっくりと回転させる。2流体気液を噴射する工程は2流体気液噴射工程である。
薬液および2流体気液の吐出方法については、ノズルを複数個設置することで薬液および2流体気液の当たる領域を増し洗浄効果を高くする方法と、ノズルを適当な数設置し、ノズルを揺動させることでフォトマスク全面に薬液および2流体気液を接触させる方法があるが、どちらの吐出方法を使用してもよい。
薬液または2流体気液による洗浄後、水洗によってすすぎを行う。このときは上側純水吐出ノズル5と下側純水吐出ノズル8の両方を用いてすすぎを行う。これはすすぎ工程である。下面からの水洗は、裏周りした薬液を除去するのに効果的である。
すすぎの後、フォトマスクを高速回転させることによってフォトマスク上の水分を振り切り乾燥させる乾燥工程を行う。フォトマスクの回転数は、好ましくは200〜1000rpm、より好ましくは、300〜600rpmである。あらかじめ200rpm程度の回転数まで大半の水滴を除去した後、300〜600rpmまで回転数を上げてフォトマスクを乾燥させても良い。
すすぎの直後に最初時間をかけて回転数をあげるのは、ミスト飛沫の発生を抑えることができるので好適である。回転の数の加速は3rpm/secから6rpm/secが好適である。これ以上の加速度であるとすすぎの純水が細かく飛び散り、ミスト飛沫になってしまう。
また、乾燥させるための所用時間は、好ましくは60〜300sec、より好ましくは90〜150secである。フォトマスクマスクを高速回転させることによって水滴を除去するのでフォトマスク上の水滴を完全に除去でき、かつフォトマスクをミスト飛沫によって再汚染しないようにできるだけ短い乾燥時間であることが望ましい。
本発明の方法を実施する洗浄装置では、載置されたフォトマスクの上方が開放になっているのが好ましい。乾燥工程を行う際にはミスト飛沫の再付着を防止するのがよく、処理槽が密閉された状態であるよりも、開放された状態であるほうが、ミスト飛沫が逃げやすく、フォトマスクへの再付着が起こりにくいからである。
本発明のフォトマスク洗浄方法は、フォトマスクを回転させることによって常に新しい処理液がフォトマスクに接触するので洗浄効果が高い。さらに2流体気液を噴射することでフォトマスクに強固に付着した異物を、フォトマスクに傷をつけることなく取り除き洗浄できることを特徴としている。
以下、好ましい実施態様を用いて本発明を更に詳しく説明するが、用いた実施様態によって本発明の効力は何ら制限されるものではない。
(実施例1)
本実施例で用いる薬液7および純水5を吐出するノズルは、両端がテーパ状の山形分布フラット・スプレーパターンで、圧力が0.1MPaのときに0.9L/minとなり、スプレー角度が50°であるものを用いた。
(実施例1)
本実施例で用いる薬液7および純水5を吐出するノズルは、両端がテーパ状の山形分布フラット・スプレーパターンで、圧力が0.1MPaのときに0.9L/minとなり、スプレー角度が50°であるものを用いた。
2流体気液吐出ノズル6は、吐出噴口がチップ状で、スプレーパターンが薄くシャープなフラットコーンタイプのものである。液圧が0.3MPa(空気圧力0.3MPa)のときに、噴霧量が0.6L/minで消費空気量(CDA)が49L/minの比率で吐出され、スプレー角度が60°であるものを用いた。2流体気液吐出ノズルから吐出される噴霧の平均粒子径は20〜250μmであった。また、2流体気液に使用する純水は、静電気発生によるフォトマスクのパターン損傷を防止するため、CO2バブリングにより静電気発生量を50V以下にした純水を用いた。
薬液を吐出する薬液吐出ノズル7は、フォトマスク1の上側に、両端のノズルがフォトマスクの半面を覆うように均等に6個設置し、フォトマスクが50rpmで回転することにより全面に洗剤が塗布できる機構とした。また、薬液吐出ノズルは、フォトマスク1の上面から154mmの位置とした。
上側純水吐出ノズル5は、フォトマスクの上側でかつ、洗剤ノズルと別の支柱に設置されており、両端のノズルがフォトマスクの半面を覆うように均等に6個設置され、フォトマスク1が50rpmで回転することにより全面に洗剤が塗布できる機構とした。また、上側純水吐出ノズルは、フォトマスク1の上面から154mmの位置とした。また、下側純水吐出ノズル8は、フォトマスク1の下面より角度調節可能に3箇所設置し、フォトマスク1裏面への純水噴射を可能とした。
2流体気液吐出ノズル6は、フォトマスク1の上側でかつ、薬液吐出ノズルと同じ支柱に3つ設置されており、真ん中のノズルがフォトマスクの中心位置となるように設置した。なお、2流体気液吐出ノズル6の位置は、フォトマスクの上方50mmの高さになるように調整されている。
2流体気液吐出ノズル6は、フォトマスク1の上面で18°の範囲を3deg/secでスキャン式に20回往復揺動し、フォトマスクが50rpmで回転することにより全面に2流体が噴霧できる機構とした。また、2流体ノズルは、フォトマスク1の上面から154mmの位置に設置した。
フォトマスクはカラーフィルタの構造に使用しているもので、主に付着する異物はレジストである。よって洗浄に用いた薬液は現像液としても用いられることがあるTMAHを使用した。
フォトマスクの表面(裏面)に異物が存在すると、それが転写の際に投影されてしまうためフォトマスクの表面(裏面)上の異物は除去する必要がある。そのため、フォトマスクに異物が付着した際は、マスクを洗浄しなければならない。
まず、回転テーブル3にフォトマスク1を露光時にレジストと向かいあう面を上にして設置した。回転テーブル3は100mmの高さを持ったピンチャック9を有し、回転テーブル3とフォトマスク1との間に隙間を設けた。フォトマスク1の大きさは800mm×960mm×8mm、材質は石英ガラスであった。
フォトマスク1を50rpmで回転させ、フォトマスク1の上側154mmの位置に存在する薬液吐出ノズル7からTMAHを0.9L/minで120秒間散布した。その後、薬液吐出ノズル7と同じ支柱に設置され、フォトマスク1の上側50mmの位置に存在する2流体気液吐出ノズル6から、空気圧が0.2MPa、液圧が0.2MPaで噴霧量が0.5L/minで消費空気量が36L/minの比率の2流体気液を噴出した。この際、2流体気液を、フォトマスク1の上面を18度の角度の範囲で3des/secのスキャンを20回往復揺動しながら噴霧した。
この結果、2流体気液をフォトマスク1の上面全面に噴出することができる。さらにこの方法であれば、用役使用量が少なくて済む。
2流体噴霧後、フォトマスク1の回転数を60rpmにし、直ちに上側純水ノズルから0.9L/minの流量で純水をフォトマスク1に300秒間を吐出した。同時に、0.9L/minの流量でフォトマスク1の下側にある下側純水吐出ノズル8から純水を吐出し、フォトマスクの裏面に回ったTMAHの除去を行った。この際、純水がフォトマスク1の上面を完全に覆っている状態を形成していた。
純水によるTMAHのすすぎ後、30秒かけてフォトマスク1の回転を200rpmにし、フォトマスク1に付着している大半の純水を除去した。この際のフォトマスクの加速は4.6rpm/secで、ミスト飛沫は発生しなかった。その後30秒かけてフォトマスク1の回転数を450rpmにし、この回転数のまま40秒間フォトマスク1を回転させた。その後30秒かけてフォトマスク1の回転を停止し、フォトマスク1に付着している純水を完全に除去した。フォトマスク1の乾燥工程では、回転中央にフォトマスク1の上下面よりCDAを30L/minで噴射し、フォトマスク中央にある純水を除去しやすいようにした。
その後、フォトマスク1を裏返し、固定した後60rpmで回転させ、上側純水吐出ノズル5から純水を0.9L/minの流量で240秒間を吐出した。この際もフォトマスク1の裏面からの純水吐出を上述と同様に行った。その後の乾燥工程も上述と同様の操作で行った。
(実施例2)
2流体気液吐出ノズル6からの噴霧を、空気圧が0.2MPa、液圧が0.3MPaに変更した。すなわち、空気圧は同じで液圧を高くした。この時、霧量は0.9L/minで、消費空気量は24L/minの比率とした。この条件で実施例1と同様の手順によりフォトマスクの洗浄を行った。
2流体気液吐出ノズル6からの噴霧を、空気圧が0.2MPa、液圧が0.3MPaに変更した。すなわち、空気圧は同じで液圧を高くした。この時、霧量は0.9L/minで、消費空気量は24L/minの比率とした。この条件で実施例1と同様の手順によりフォトマスクの洗浄を行った。
(実施例3)
2流体気液吐出ノズル6からの噴霧を、空気圧が0.3MPa、液圧が0.3MPaに変更した。すなわち、実施例1に対して空気圧も液圧も高くした。この時の噴霧量は0.6L/minで消費空気量は49L/minの比率とした。その他の条件は実施例1と同じようにしてフォトマスクの洗浄を行った。
2流体気液吐出ノズル6からの噴霧を、空気圧が0.3MPa、液圧が0.3MPaに変更した。すなわち、実施例1に対して空気圧も液圧も高くした。この時の噴霧量は0.6L/minで消費空気量は49L/minの比率とした。その他の条件は実施例1と同じようにしてフォトマスクの洗浄を行った。
(実施例4)
2流体気液吐出ノズル6をスキャン運動させずに、フォトマスク1の上側反面に噴霧できるように2流体ノズル6を等間隔に6個設置し、実施例3と同様の条件でフォトマスクの洗浄を行った。
2流体気液吐出ノズル6をスキャン運動させずに、フォトマスク1の上側反面に噴霧できるように2流体ノズル6を等間隔に6個設置し、実施例3と同様の条件でフォトマスクの洗浄を行った。
(比較例1)
比較例1では、2流体気液吐出ノズル6を使用せずに、薬液とすすぎだけを実施例1と同様の条件行った。
比較例1では、2流体気液吐出ノズル6を使用せずに、薬液とすすぎだけを実施例1と同様の条件行った。
以上の実施例および比較例について、それぞれの条件で洗浄したフォトマスクが清浄な状態になっているかどうかの確認を以下の方法で行った。
フォトマスク洗浄後、日立ハイテク製露光機LE8000Aを用いてプロキシミティギャップ120μm、露光量40mJ/cm2の条件でガラス基板に露光を行った。ガラス基板としては、730×920mmの無アルカリガラスで、ブラックペーストを塗布してオーブン内で135℃、165秒間セミキュアし、さらにポジ型レジスト(ローム&ハース社 SC32A)をスリットダイコーターで塗布し、90℃、165秒間ベークしたものを用いた。
露光後、TMAHを2重量%含んだ23℃の水溶液を現像液として、基板を60秒間現像液にディップさせてポジ型レジストの現象とブラックペーストのエッチングを行った。
フォトマスクに欠陥や異物が存在すると、露光の際に投影されてしまうためフォトマスクの欠陥や異物の形状で現像残り(黒欠陥)が発生する。この現像残りの確認を、タカノ製パターン検査装置にて行って、フォトマスクの洗浄度合いを判定した。基板による評価でn=3で行い、同一部分に同じ形状の現像残りが存在した場合、フォトマスク上に異物が存在しているとした。実施例1〜4および比較例1の結果を表1に示す。
「2流体条件」は2流体気液の液圧と空気圧の値をMPa(メガパスカル)を単位として表したものである。「現像の残り」は、上記のガラス基板上の現像残りの個数である。用役使用量は、2流体気液の純水と消費空気量(CDA)をL/min(リットルパーミニット)で表したものである。
実施例と比較例を対比すると、2流体気液を用いない比較例1は現像残りが5個あるのに対して2流体気液を用いた洗浄方法では3個以下であった。従って、薬液だけではとれない現像残りが2流体気液を用いることで除去できる。
次に2流体気液を用いた実施例1乃至4の間で見ると、実施例1に対して、純水の液圧を高くした実施例2は現像残りが3個から2個へ減った。これに対して、実施例1に対して液圧も空気圧も高くした実施例3は現像残りが3個から0個に減っている。これから、2流体気液の吐出条件は液圧だけでなく空気圧も高くしたほうが、より洗浄効果が向上する。
また、実施例3と実施例4を比較すると現像残りの個数が共に0個であることから、洗浄効果は同じと考えられる。しかし、用役使用量が実施例3の方が実施例4のおよそ半分でよい。これは固定された2流体気液吐出ノズルを6つ設置するよりも、3個のノズルを揺動させた方が用役使用量が少なくて済むことを示している。
上記の結果より、2流体気液を使用することにより、フォトマスク上に付着した強固な異物を完全に除去し、また、ミスト飛沫などによって再汚染させることなくフォトマスクを洗浄することができた。また、2流体気液吐出ノズルの数を3個にし、揺動運動させることにより、用役量を半減させ、同等の洗浄効果が得られた。
1 フォトマスク
2 回転テーブル回転軸
3 回転テーブル
4 処理槽
5 上側純水吐出ノズル
6 上側2流体気液吐出ノズル
7 上側薬液吐出ノズル
8 下側純水吐出ノズル
9 スペーサー
2 回転テーブル回転軸
3 回転テーブル
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7 上側薬液吐出ノズル
8 下側純水吐出ノズル
9 スペーサー
Claims (4)
- フォトマスク上の残留塗膜を溶解する薬液を噴射する薬液塗布工程と、
前記フォトマスクに2流体気液を噴出する2流体気液噴射工程と、
前記2流体気液噴射工程の後に純水を噴出するすすぎ工程とを有するフォトマスク洗浄方法。 - 前記すすぎ工程は前記フォトマスクの裏面側も同時に行う請求項1記載のフォトマスク洗浄方法。
- 前記すすぎ工程の後に、前記フォトマスクを回転させながら乾燥させる乾燥工程を有する請求項1若しくは2の何れか1に記載のフォトマスク洗浄方法。
- 前記乾燥工程の際の前記フォトマスクの回転数は、前記すすぎ工程以前の際のフォトマスクの回転数より高い請求項3記載のフォトマスク洗浄方法。
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Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| KR20190042184A (ko) * | 2017-10-16 | 2019-04-24 | 세메스 주식회사 | 포토 마스크 세정 방법 |
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| CN118847601A (zh) * | 2024-07-30 | 2024-10-29 | 江苏福拉特自动化设备有限公司 | 一种基于掩膜版的清洗设备以及清洗方法 |
-
2007
- 2007-03-29 JP JP2007088741A patent/JP2008249854A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012212032A (ja) * | 2011-03-31 | 2012-11-01 | Toppan Printing Co Ltd | 洗浄装置 |
| KR20190042184A (ko) * | 2017-10-16 | 2019-04-24 | 세메스 주식회사 | 포토 마스크 세정 방법 |
| KR102041309B1 (ko) | 2017-10-16 | 2019-11-06 | 세메스 주식회사 | 포토 마스크 세정 방법 |
| CN110824833A (zh) * | 2018-08-14 | 2020-02-21 | 台湾积体电路制造股份有限公司 | 光罩清洗系统及方法 |
| US11675264B2 (en) | 2018-08-14 | 2023-06-13 | Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd. | Reticle cleaning system |
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| CN118847601A (zh) * | 2024-07-30 | 2024-10-29 | 江苏福拉特自动化设备有限公司 | 一种基于掩膜版的清洗设备以及清洗方法 |
| CN118847601B (zh) * | 2024-07-30 | 2025-01-03 | 江苏福拉特自动化设备有限公司 | 一种基于掩膜版的清洗设备以及清洗方法 |
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