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JP2008249574A - 回転検出装置および回転検出装置付き軸受 - Google Patents

回転検出装置および回転検出装置付き軸受 Download PDF

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Toru Takahashi
亨 高橋
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新太郎 上野
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Abstract

【課題】 検出分解能が高く、かつ高精度の回転位置検出が可能な回転検出装置、およびこの回転検出装置を組み込んだ回転検出装置付き軸受を提供する。
【解決手段】 この回転検出装置1は、回転自在に設けられ円周方向に並ぶ複数の被検出極が等配されたエンコーダ2と、このエンコーダ2の前記被検出極を検出してパルスを発生するセンサ3とを備える。これに逓倍手段4、識別情報出力手段5、および補正手段6が付加される。逓倍手段4は、前記センサ3の発生するパルスを設定された逓倍数に逓倍して逓倍パルスを出力する。識別情報出力手段5は、前記逓倍手段4の出力する逓倍パルスの識別情報を出力する。補正手段6は、前記識別情報出力手段5の出力する識別情報に基づき前記逓倍手段4の出力する逓倍パルスのピッチ誤差を補正する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、各種の機器における回転検出や回転速度検出に用いられる回転検出装置、およびその回転検出装置を組み込んだ回転検出装置付き軸受に関する。
この種の回転検出装置として、例えば被検出極となる複数の磁極対(N,S)を円周方向に並べて設けたリング状の磁気エンコーダを回転体に同心に設け、この磁気エンコーダの磁極を磁気センサで検出するようにしたものが知られている。このような構成のものでは、磁気エンコーダが1回転する間に、磁気センサから前記磁極対の数だけのパルスを出力できる。
また、このような構成の回転検出装置において、磁気エンコーダの各磁極対に対応して磁気センサから出力されるパルスを逓倍回路により逓倍して、実際の磁極対の数よりも多いパルス出力を得ることで、検出の分解能を上げるようにしたものも提案されている(例えば特許文献1,2)。
図10には、上記した逓倍パルスを生成する方式の一例を示す。この場合、磁気エンコーダの磁極に対向配置する磁気センサとして、1磁極対を周期として互いに90度位相のずれが生じる位置に2つの磁気センサ40A,40Bを配置し、これら両磁気センサ40A,40Bから90度位相のずれた出力パルスA,Bを得る。これらの出力パルスA,Bを組み合わせることで、4倍の分解能の逓倍パルスCを得ることができる。
しかし、この場合、出力パルスA,Bの位相差が90度からずれると、各逓倍パルスCの間でパルス幅に誤差が生じる。
逓倍パルスを生成する他の方式として、磁気センサ40A,40Bから得られる2つ
のアナログ出力信号A,Bをもとに、図11のように位相φを求めて逓倍することもできる。
しかし、この場合にも、位相φが90度からずれたり、アナログ出力信号A,Bの振幅が変動すると誤差が生じる。
特表2001−518608号公報 特表2002−541485号公報
特許文献1,2に開示の構成の場合にも、逓倍回路の回路特性や磁気エンコーダの磁界分布により、生成される逓倍パルスにピッチ誤差が生じる。このように、生成される逓倍パルスの間でピッチ誤差が発生すると、回転検出の分解能は上がっても、逓倍パルスを使用して例えば回転速度を検出すると検出誤差が大きくなるという問題がある。
この発明の目的は、検出分解能が高くかつ正確な回転位置検出が可能な回転検出装置、およびこの回転検出装置を組み込んだ回転検出装置付き軸受を提供することである。
この発明の回転検出装置は、回転自在に設けられ円周方向に並ぶ複数の被検出極が等配されたエンコーダと、このエンコーダの前記被検出極を検出してパルスを発生するセンサとを備えた回転検出装置において、前記センサの発生するパルスを設定された逓倍数に逓倍して逓倍パルスを出力する逓倍手段と、この逓倍手段の出力する逓倍パルスの識別情報を出力する識別情報出力手段と、この識別情報出力手段の出力する識別情報に基づき逓倍パルスのピッチ誤差を補正する補正手段とを設けたことを特徴とする。
逓倍手段から出力される逓倍パルスにはピッチ誤差があるが、その誤差パターンはエンコーダにおける被検出極毎に繰り返される再現性のある特性を持つ。そこで、上記構成のようにして、識別情報出力手段の出力する識別情報に基づき、逓倍パルスのピッチ誤差を補正手段で補正すると、ピッチ誤差によるばらつきが低減されて、高精度の回転位置検出が可能となる。しかも、逓倍パルスの出力に同期して回転位置検出を行えるので、検出分解能も高めることができる。
この発明において、前記エンコーダは、前記被検出極となる磁極が円周方向に並んで設けられた磁気エンコーダであり、前記センサは前記磁気エンコーダの磁極を検出する磁気センサであっても良い。この他に前記エンコーダは、被検出極となる歯を円周上に並べたギヤ状のパルサリングであっても、また光学式に検出されるものであっても良い。
磁気エンコーダは、光学式のエンコーダに比べて分解能を高くすることが難しいが、その反面、泥水や埃等に対する環境に強いと言う利点がある。そのため、磁気エンコーダを用いた場合、この発明における検出分解能が高くかつ正確な回転位置検出が可能という利点が効果的に発揮され、環境に強く、かつ高分解能で正確な回転検出が可能な装置とできる。
この発明において、前記補正手段は、前記逓倍パルスの識別情報毎に、逓倍パルスの誤差情報を対応させて記憶した誤差パターンデータ記憶手段と、前記逓倍手段で発生した逓倍パルスのピッチを、前記誤差パターンデータ記憶手段の記憶内容を用いて補正する補正演算手段とを有するものとしても良い。
この発明において、前記識別情報が、前記逓倍数の逓倍パルスを発生する毎に1回出力する信号であっても良い。逓倍数毎に1回のパルス等の出力が得られると、その信号を用いてカウンタをリセットし、逓倍パルス毎にカウントすることで、何番目の逓倍パルスであるかが識別できる。この構成の場合、識別情報を1本の信号線で伝達でき、高速回転にも対応できる。
この発明の回転検出装置付き軸受は、この発明の上記いずれかの構成の回転検出装置が軸受に搭載されたものである。
この構成によると、軸受使用機器の部品点数、組立工数の削減、およびコンパクト化が図れる。
この発明の回転検出装置は、回転自在に設けられ円周方向に並ぶ複数の被検出極が等配されたエンコーダと、このエンコーダの前記被検出極を検出してパルスを発生するセンサとを備えた回転検出装置において、前記センサの発生するパルスを設定された逓倍数に逓倍して逓倍パルスを出力する逓倍手段と、この逓倍手段の出力する逓倍パルスの識別情報を出力する識別情報出力手段と、この識別情報出力手段の出力する識別情報に基づき前記逓倍手段の出力する逓倍パルスのピッチ誤差を補正する補正手段とを設けたため、検出分解能を高くでき、かつ高精度の回転位置検出が可能となる。
この発明の回転検出装置付き軸受は、この発明の回転検出装置が軸受に搭載されたものであるため、検出分解能が高くかつ正確な回転位置検出が可能であり、また軸受使用機器の部品点数、組立工数の削減、およびコンパクト化が図れる。
この発明の一実施形態を図面と共に説明する。図1は、この実施形態の回転検出装置の概略構成を示すブロック図である。この回転検出装置1は、円周方向に並ぶ複数の被検出極が等配されたリング状のエンコーダ2と、このエンコーダ2の前記被検出極を検出してパルスaを発生するセンサ3と、このセンサ3の発生するパルスaを設定された逓倍数Nに逓倍して逓倍パルスbを出力する逓倍手段4と、この逓倍手段4が出力する逓倍パルスbの識別情報を出力する識別情報出力手段5と、この識別情報出力手段5が出力する識別情報に基づいて、前記逓倍手段4から出力される逓倍パルスのピッチ誤差を補正する補正手段6とを備える。
エンコーダ2は、例えば図2(A),(B)に半部断面図および斜視図で示すように、被検出極として周面の円周方向に複数の磁極対2aを等配位置に並べて着磁させたリング状の磁気エンコーダからなり、図示しない被検出対象の回転体に対して同心となるように取付けられることで回転自在とされる。この場合、センサ3は、磁気エンコーダ2の磁極N,Sを検出する磁気センサとされ、磁気エンコーダ2の周面に対向するように例えば外径側に配置される。
図2の磁気エンコーダ2の構成例は、周面に磁極対2aを着磁させたラジアルタイプであるが、磁気エンコーダ2は図3(A),(B)に半部断面図および斜視図で示すアキシアルタイプのものであっても良い。図3の構成例では、例えは断面をL字形としたリング状のバックメタル12の円筒部12aの一端から外径側に延びるフランジ部12bの側面の円周方向に、複数の磁極対2aを等配位置に並べて着磁させていて、回転軸などの回転体の外周面に前記バックメタル12の円筒部12aを嵌合させることで、回転体に取付けられる。この場合、磁気センサ3は、磁気エンコーダ2の着磁面に対向するように軸方向に向けて配置される。
識別情報出力手段5の出力する識別情報は、逓倍手段4から順次出力される各逓倍パルスbが、N個の逓倍パルスbのうちの何番目のものかを知らせる情報であり、例えば逓倍パルスbの出力順序を示す番号1,2,…,Nとして出力される。この識別情報は、逓倍手段4から各逓倍パスルbが生成されるのに同期して、例えばコードデータ、アナログ信号、PMW信号、シリアルデータ等の信号形態で出力される。
前記識別情報の他の出力信号形態として、逓倍数Nの逓倍パルスbが逓倍手段4から出力開始される毎に、つまりセンサ3からパルスaが出力される毎に、1パルスの信号を出力しても良く、そのパルス信号としてセンサ3からの出力パルスaをそのまま使用しても良い。この場合、例えば識別情報を受け取る前記補正手段6において、識別情報解読手段として、前記1パルスの出力信号をリセット信号として受けるカウンタを設け、このカウンタで前記逓倍手段4から出力される逓倍パルスbをカウントすれば、そのカウント値(1,2,…,N)を逓倍パルス番号(識別情報)として得ることができる。この出力信号形態によると、識別情報を1本の信号線で伝達でき、高速回転にも対応しやすい形態となる。
補正手段6は、各逓倍パルスbの識別情報と、これら逓倍パルスbのピッチ誤差情報とを対応させて記憶した誤差パターンデータ記憶手段7と、この誤差パターンデータ記憶手段7の記憶内容を用いて、逓倍手段4で発生した逓倍パルスbのピッチ誤差を補正する補正演算手段8と、補正された逓倍パルスから逓倍パルスに対応した位置情報つまり回転角度を出力する位置情報出力手段9とを備える。位置情報出力手段9は、ピッチ誤差が補正された逓倍パルスを出力するものであっても良い。誤差パターンデータ記憶手段7としては、例えばセンサ3の内部のROMを用いることができる。
図4には、誤差パターンデータ記憶手段7に記憶させる誤差情報の一例を示す。逓倍手段5で発生する逓倍パルスbにピッチ誤差があることは、従来例の説明でも指摘したが、この誤差パターンは、図5および図6に示すように、磁気エンコーダ2における磁極対2a毎に繰り返される再現性のある特性を持つ。
図5は、磁気エンコーダ2が所定の回転速度で回転しているときに、逓倍数Nの各逓倍パルスbのピッチ(パルス周期)をグラフで示したものであり、理想のパルス周期に対して各逓倍パルスbのパルス周期が増減しており、その誤差パターンは磁極対2a毎の区間で繰り返してもほぼ同じパターンとなる。異なる磁極対2aにおける同じ逓倍パルス番号の逓倍パルスbでのパルス周期の誤差は、異なる逓倍パルス番号の逓倍パルスbの間での誤差に比べて非常に小さい値である。
図6は、磁気エンコーダ2が所定の回転速度で回転しているときに、磁極対2aの数個分の区間で繰り返される逓倍数Nの逓倍パルスbの波形の一部を示したものであり、同じ逓倍パルス番号の逓倍パルスbの間ではパルス周期Tは同じであるが、異なる逓倍パルス番号の逓倍パルスbの間ではパルス周期Tが異なっている。
上記した誤差パターンの繰り返し再現性に着目して、図4の誤差パターンデータ記憶手段7には、あらかじめ、一定回転速度での基準となる逓倍数Nの逓倍パルスbの誤差情報が、各逓倍パルスbの番号1,2,…,N(識別情報)と対応付けて記憶されている。ここで、誤差情報における−12’,+30’,+20’,…などの値は、誤差を含まない理想値の回転角度に対するピッチ増減誤差に対応した回転角度を示す。
補正演算手段8は、逓倍手段4で発生した各逓倍パルスbに対応する回転位置を、それら逓倍パルスbのピッチ誤差により位置誤差が生じないように補正演算する。この場合の回転位置とは、センサ3がパルスaを発生する時点に対応する磁極対2aの一端から、各逓倍パルスbが生成された時点(具体例では逓倍パルスの立ち上がり時)に対応する磁極対2aの途中の各位置までの回転角度を指す。図4において、補正手段6における角度カウンタ10は、逓倍手段4から出力される各逓倍パルスbをカウントして、前記補正演算手段8に演算のタイミングを与え、誤差を含まない回転角度を計算する手段である。
補正演算手段8の具体的な演算動作は以下のように行われる。
センサ3からパルスaが出力されて、最初に逓倍手段4からパルス番号1の逓倍パルスbが生成されると、これに同期して識別情報出力手段5から識別情報としてパルス番号1が出力され、これにより誤差パタ−ンデータ記憶手段7からパルス番号1に対応する誤差情報(−12’)が読み出される。このとき、角度カウンタ10はパルス番号1の逓倍パルスbをカウントし、補正演算手段8に演算のタイミングを与える。補正演算手段8は、誤差パターンデータ記憶手段5から読み出された誤差情報(−12’)をカウンタ10の値による理想的な回転角度(θ)に加算して回転位置とする。この場合、逓倍パルスbのパルス周期は理想値(θ)より短いので、逓倍パルスbが生成した時点での回転位置をθとすると、回転位置に誤差が生じる。補正演算手段8は上記したように回転位置を(θ−12’)として与えるので、正しい回転位置を検出することができる。この回転位置情報は位置情報出力手段9から外部に出力される。この回転位置情報は、ピッチ誤差が補正された逓倍パルスとして、位置情報出力手段9から出力されるようにしても良い。
上記と同様に、逓倍手段4からパルス番号2の逓倍パルスbが生成されると、これに同期して識別情報出力手段5から識別情報としてパルス番号2が出力され、誤差パタ−ンデータ記憶手段7からパルス番号2に対応する誤差情報(+30’)が読み出される。このとき、角度カウンタ10はパルス番号2の逓倍パルスbをカウントし、補正演算手段8に演算のタイミングを与える。補正演算手段8は、カウンタ10の値による理想的な回転角度(2θ)に、誤差パターンデータ記憶手段5から読み出された誤差情報(+30’)を加算して、回転位置として与える。この場合も、パルス番号2の逓倍パルスbが生成した時点での回転位置を2θとすると、回転位置に誤差が生じる。補正演算手段8は上記したように回転位置を(2θ+30’)として与えるので、正しい回転位置を検出することができる。この回転位置情報は位置情報出力手段9から外部に出力される。以下、同様の演算処理により、各逓倍パルスbが生成された時点での回転位置が順次検出される。
このように、補正演算手段8は、各逓倍パルスbが生成される毎に、誤差パターンデータ記憶手段7から読み出されるパルス番号に対応する誤差情報を加算して、各逓倍パルスbの生成時点での回転位置とするので、高い精度(正確性)で回転位置を検出することができる。このようにして得られる位置情報は正確なものとなるので、これを利用して回転速度を算出した場合、ばらつきの小さい正確な回転速度を算出できる。なお、参考として、図7に、補正後の逓倍パルスと、補正前の逓倍パルスのパルス周期をグラフで比較して示している。
このように、この実施形態の回転検出装置1では、識別情報出力手段5から出力される逓倍パルスbの識別情報に基づき、逓倍手段4の出力する逓倍パルスbのピッチを補正手段6で補正するようにしているので、検出分解能を高くでき、かつ高精度の回転位置検出が可能となる。
図8は、上記した回転検出装置1を軸受に搭載した回転検出装置付き軸受の一構成例を示す。この回転検出装置付き軸受20は、転動体24を介して互いに回転自在な回転側軌道輪22および固定側軌道輪23を有する軸受21において、回転側軌道輪22の一端部にラジアルタイプの回転検出装置1のエンコーダ2を取付けると共に、このエンコーダ2と径方向に対向して固定側軌道輪23の一端部に回転検出装置1のセンサ3を取付けたものである。軸受20は深溝玉軸受からなり、その内輪が回転側軌道輪22となり、外輪が固定側軌道輪23となる。
エンコーダ2は、リング状のバックメタル12の外周面に磁極対を周方向に並べて着磁させた磁気エンコーダであり、バックメタル12を介して回転側軌道輪22に固着されている。センサ3はリング状の金属ケース25内に樹脂モールドされ、金属ケース25を介して固定側軌道輪23に固定される。
このように、上記構成の回転検出装置1を搭載した回転検出装置付き軸受20では、高分解能の回転パルスを得ることができると共に、高精度の回転位置検出が可能となる。また、この回転検出装置付き軸受20を各種機器に用いると、軸受使用機器の部品点数、組立工数の削減、およびコンパクト化が図れる。
図9は、上記した回転検出装置1を軸受に搭載した回転検出装置付き軸受の他の構成例を示す。この回転検出装置付き軸受20Aは、第3世代型の内輪回転タイプで、かつ駆動輪支持用の車輪用軸受30にアキシアルタイプの回転検出装置1を搭載したものである。 車輪用軸受30は、内周に複列の転走面33を形成した外方部材31と、これら各転走面33に対向する転走面34を形成した内方部材32と、これら外方部材31および内方部材32の転走面33,34間に介在した複列の転動体35とを備え、車体に対して車輪を回転自在に支持するようにしたものである。この車輪用軸受30は、複列外向きアンギュラ玉軸受型とされていて、転動体35はボールからなり、各列毎に保持器36で保持されている。外方部材31と内方部材32の間の軸受空間の両端は、シール37,38によりそれぞれ密封されている。インボード側端のシール38の内方部材32の外周面に圧入固定されるスリンガが、回転検出装置1の磁気エンコーダ2とされる。この磁気エンコーダ2の磁極対が周方向に並ぶ側面に、回転検出装置1のセンサ3が軸方向に対向して配置される。センサ3はリング状の金属ケース39内に樹脂モールドされ、金属ケース39を介して外方部材31に固定される。
この発明の一実施形態にかかる回転検出装置の概略構成を示すブロック図である。 (A)は同回転検出装置におけるエンコーダの一構成例を示す半部断面図、(B)は同エンコーダの斜視図である。 (A)は同回転検出装置におけるエンコーダの他の構成例を示す半部断面図、(B)は同エンコーダの斜視図である。 同回転検出装置における補正手段の構成を示すブロック図である。 逓倍パルスのピッチ誤差を示すグラフである。 逓倍パルスのピッチ誤差を示す波形図である。 ピッチ誤差を補正した逓倍パルスのパルス周期を補正前のものと比較したグラフである。 この発明の回転検出装置を搭載した回転検出装置付き軸受の一構成例を示す断面図である。 この発明の回転検出装置を搭載した回転検出装置付き軸受の他の構成例を示す断面図である。 センサの出力パルスから逓倍パルスを生成する方式の説明図である。 センサのアナログ出力信号から逓倍信号を生成する方式の説明図である。
符号の説明
1…回転検出装置
2…エンコーダ
3…センサ
4…逓倍手段
5…識別情報出力手段
6…補正手段
7…誤差パターンデータ記憶手段
8…補正演算手段
20,20A…回転検出装置付き軸受
21,30…軸受

Claims (5)

  1. 回転自在に設けられ円周方向に並ぶ複数の被検出極が等配されたエンコーダと、このエンコーダの前記被検出極を検出してパルスを発生するセンサとを備えた回転検出装置において、
    前記センサの発生するパルスを設定された逓倍数に逓倍して逓倍パルスを出力する逓倍手段と、この逓倍手段の出力する逓倍パルスの識別情報を出力する識別情報出力手段と、この識別情報出力手段の出力する識別情報に基づき前記逓倍手段の出力する逓倍パルスのピッチ誤差を補正する補正手段とを設けたことを特徴とする回転検出装置。
  2. 請求項1において、前記エンコーダは、前記被検出極となる磁極が円周方向に並んで設けられた磁気エンコーダであり、前記センサは前記磁気エンコーダの磁極を検出する磁気センサである回転検出装置。
  3. 請求項1または請求項2において、前記補正手段は、前記逓倍パルスの識別情報毎に、逓倍パルスの誤差情報を対応させて記憶した誤差パターンデータ記憶手段と、前記逓倍手段で発生した逓倍パルスのピッチ誤差を、前記誤差パターンデータ記憶手段の記憶内容を用いて補正する補正演算手段とを有する回転検出装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか1項において、前記識別情報が、前記逓倍数の逓倍パルスを発生する毎に1回出力する信号である回転検出装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の回転検出装置が軸受に搭載された回転検出装置付き軸受。
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