JP2008249023A - 動力伝達装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】トルクダンパ機能付きの動力伝達装置を安価に提供する。
【解決手段】動力伝達装置が、プーリ1とハブ2とを具備し、ハブ2が、回転軸4に固定されるインナーハブ21と、インナーハブ21の外周側に接合長さLで接合された弾性部材23とから構成される。弾性部材23は、円環状に配置された一連の凸部からなるハブ側係合部235と、このハブ側係合部とインナーハブとを繋ぐ円筒部とを備え、プーリ1は、ハブ側係合部235に嵌合する一連の凹部からなるプーリ側係合部14を備え、ハブ側係合部235とプーリ側係合部14を係合させることによりハブ2とプーリ1とのトルク伝達構造を形成する。ハブ側係合部235とプーリ側係合部14とが当接して形成するトルク伝達面TSの軸方向の長さTLは、円筒部とインナーハブ21との接合長さLより大であると共に、半径方向に投影されたとき接合長さLに部分的に重なるようにする。
【選択図】図1
【解決手段】動力伝達装置が、プーリ1とハブ2とを具備し、ハブ2が、回転軸4に固定されるインナーハブ21と、インナーハブ21の外周側に接合長さLで接合された弾性部材23とから構成される。弾性部材23は、円環状に配置された一連の凸部からなるハブ側係合部235と、このハブ側係合部とインナーハブとを繋ぐ円筒部とを備え、プーリ1は、ハブ側係合部235に嵌合する一連の凹部からなるプーリ側係合部14を備え、ハブ側係合部235とプーリ側係合部14を係合させることによりハブ2とプーリ1とのトルク伝達構造を形成する。ハブ側係合部235とプーリ側係合部14とが当接して形成するトルク伝達面TSの軸方向の長さTLは、円筒部とインナーハブ21との接合長さLより大であると共に、半径方向に投影されたとき接合長さLに部分的に重なるようにする。
【選択図】図1
Description
本発明は、回転力を伝達する動力伝達装置に関するものであり、特に車両用空調装置の圧縮機に適用して好適である。
エンジン又は電動機等から圧縮機に動力を伝達する、プーリとハブとから構成された動力伝達装置は、伝達トルクの急激な変動を緩和するトルクダンパ機能も含むことを通常は求められ、このためにハブ側にゴム等から作られたトルク伝達用弾性部材を備えている。従来、ハブは、このトルク伝達用弾性部材と金属等の比較的剛性を有するインナーハブ及びアウターハブとから構成され、ハブとプーリの間のトルクの伝達は、トルク伝達用弾性部材に形成された凸状のハブ側係合部と、プーリの主にリム部に形成された凹状のプーリ側係合部を係合させることによって行われていた(特許文献1参照)。
しかしながら、上記特許文献1に記載の構造では、凸状のハブ側係合部にかかる面圧が高く、アウターハブ等の剛性部材によってハブ側係合部を補強する必要があった。
本発明は、前述した従来技術の課題に鑑みてなされたもので、その目的は、トルクダンパ機能付きの動力伝達装置を、安価に提供することである。
本発明は、上記課題を達成するための技術的手段として、特許請求の範囲の各請求項に記載の動力伝達装置を提供する。
請求項1に記載の発明では、回転軸(4)を有する回転機器のケーシング(6)に回転可能に装着されるプーリ(1)と、回転軸(4)と一体に回転するハブ(2)と、を具備し、ハブ(2)が、回転軸(4)に固定されるインナーハブ(21)と、該インナーハブ(21)の外周側に軸方向の接合長さ(L)で接合された弾性部材(23)と、から構成され、弾性部材(23)は、ハブの外周部を成し、円環状に配置された一連の凸部からなるハブ側係合部(235)と、ハブ側係合部(235)とインナーハブ(21)とを繋ぐ円筒部を備え、プーリ(1)は、ハブ側係合部(235)に嵌合する一連の凹部からなるプーリ側係合部(14)を備え、ハブ側係合部(235)とプーリ側係合部(14)を係合させることによりハブ(2)とプーリ(1)とのトルク伝達構造を形成する動力伝達装置において、ハブ側係合部(235)とプーリ側係合部(14)とが当接して形成するトルク伝達面(TS)の軸方向の長さ(TL)が、円筒部とインナーハブ(21)との接合長さ(L)より大であるとともに、トルク伝達面(TS)の軸方向長さ(TL)は、半径方向に投影されたとき、少なくとも一部が接合長さ(L)に部分的に重なることを特徴としている。
これにより、動力伝達装置の軸方向長さが長くなることを防ぎつつ、長いトルク伝達面(TS)の軸方向長さを確保することができ、トルク伝達面(TS)に生じる面圧を低下させることができる。その結果、従来用いられていたアウターハブ等の剛性部材を不要とすることが可能になる。よって、アウターハブ等の剛性部材を不要とした分、動力伝達装置を、安価に提供することができる。
また、請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の発明において、ハブ側係合部(235)は、円筒部よりもプーリ側係合部(14)側に延出しており、ハブ側係合部(235)を成す一連の凸部は、ハブ側係合部(235)の外周面を軸方向に延びる複数の第1の溝部(236)の間に形成される複数の径方向凸部と、ハブ側係合部(235)のプーリ(1)側に面する側の軸方向端面(232)を放射状に延びる複数の第2の溝部(237)の間に形成される複数の軸方向凸部とによって形成され、プーリ側係合部(14)を成す一連の凹部は、プーリ(1)の内部が、複数の第1の溝部(236)に嵌合するように形成された第1のリブ部(15)と、第2の溝部(237)に嵌合するように形成された第2のリブ部(16)とによって区切られることによって構成されていることを特徴としている。
これにより、弾性部材(23)の外周面に第1の溝部(236)が形成されるだけでなく一方の端面側にも第2の溝部(237)が形成されるのでトルク伝達面(TS)の拡大が可能になる。さらに、プーリ(1)に形成される第1及び第2のリブ部(15,16)によってプーリ(1)の剛性を高めることが可能になる。あるいはプーリの補剛用のリブをハブとの間の動力伝達に利用することが可能になる。
また、請求項3に記載の発明では、請求項2に記載の発明において、ハブ側係合部(235)が、円筒部と滑らかに接続されると共に、第1のリブ部(15)と第2のリブ部(16)とが曲線で連結されていることを特徴とする。
これにより、ハブ側係合部(235)と円筒部との間に生ずる歪みを低減し、耐久性を向上させることができる。
また、請求項4に記載の発明では、請求項3に記載の発明において、複数の第2の溝部(237)の底は、第2のリブ部(16)の頂部との間に所定の隙間を形成していることを特徴とする。
これにより、トルク伝達時に弾性部材が変形しても、第2のリブ部(16)と干渉することを防ぐことができる。
また、請求項5に記載の発明では、請求項2ないし請求項4のいずれか1つに記載の発明において、複数の軸方向凸部の径方向外側の周面は動力伝達装置の軸線と略平行な面をなし、複数の軸方向凸部の径方向内側の周面は動力伝達装置の軸線に対して傾斜していることを特徴とする。
これにより、円筒部とハブ側係合部との付け根の歪みを低減でき、動力伝達装置の耐久性を向上させることができる。
また、請求項6に記載の発明では、請求項2ないし請求項5のいずれか1つに記載の発明において、プーリ側係合部(14)を成す一連の凹部は、複数の軸方向凸部の径方向内側の周面との間に隙間を形成することを特徴とする。
これにより、ハブ(2)とプーリの組付け性を向上させることができる。
これにより、ハブ側係合部(235)と円筒部との間に生ずる歪みを低減し、耐久性を向上させることができる。
また、請求項4に記載の発明では、請求項3に記載の発明において、複数の第2の溝部(237)の底は、第2のリブ部(16)の頂部との間に所定の隙間を形成していることを特徴とする。
これにより、トルク伝達時に弾性部材が変形しても、第2のリブ部(16)と干渉することを防ぐことができる。
また、請求項5に記載の発明では、請求項2ないし請求項4のいずれか1つに記載の発明において、複数の軸方向凸部の径方向外側の周面は動力伝達装置の軸線と略平行な面をなし、複数の軸方向凸部の径方向内側の周面は動力伝達装置の軸線に対して傾斜していることを特徴とする。
これにより、円筒部とハブ側係合部との付け根の歪みを低減でき、動力伝達装置の耐久性を向上させることができる。
また、請求項6に記載の発明では、請求項2ないし請求項5のいずれか1つに記載の発明において、プーリ側係合部(14)を成す一連の凹部は、複数の軸方向凸部の径方向内側の周面との間に隙間を形成することを特徴とする。
これにより、ハブ(2)とプーリの組付け性を向上させることができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施例に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
以下、本発明の好適な実施例について図面を参照しながら説明する。
本発明の動力伝達装置は、車両用空調装置の圧縮機に組みつけられるのに好適なものである。図1は本発明の実施例に係る動力伝達装置の縦断面図であり、図2は図1のフロント側から見た正面図である。本実施例における動力伝達装置は、エンジンや電動機から駆動力を得る駆動側回転部材であるプーリ1と、圧縮機の回転軸4に固定された被駆動側回転部材であるハブ2とを具備するとともに、このプーリ1とハブ2との間で動力(トルク)を伝達するものである。このプーリ1とハブ2とは、同軸上に設けられている。また、圧縮機がロックする等してプーリ1とハブ2との間で過大なトルクが伝達されようとすると、トルクリミッタ3が破断することによってプーリ1とハブ2との間のトルク伝達が遮断される。
図1に示されるように、プーリ1は、圧縮機のケーシング6の一端側に設けられた円筒部61に軸受装置5を介して回転可能に装着されている。このプーリ1は、好適には熱硬化性の合成樹脂で成形されるが、例えば鉄系の金属材料で形成されてもよい。プーリ1は、そのリム部11の外周面にVベルト(不図示)が巻き掛けられ、エンジンや電動機等の外部からの動力によって回転する。軸受装置5は、ケーシング6の円筒部61とプーリ1の環状リブ部12との間に配置されていて、円筒部61の外周面に形成された溝に嵌め込まれた略L字状断面を示す止め輪部材8によって軸方向の移動が阻止されている。
圧縮機の回転軸4の先端部は、ケーシング6から図1のフロント側へ突出しており、先端側から順に、六角柱状に形成された工具形状部41、外周に雄ねじが形成された雄ねじ部42、前記雄ねじ部42より大径の大径軸部43、及び雄ねじ部42と大径軸部43との間のねじ山のない中径軸部44を有している。この中径軸部44には皿状の断面形状を有する座金7が挿入され、座金7のリア側は、大径軸部43と中径軸部44との間の段差がなす座面に接触している。
回転軸4には、過大トルクが作用したときの安全装置としてのトルクリミッタ3が固定されている。トルクリミッタ3は大径の六角形フランジ部31と小径の小径軸部32とを有する段付き形状を呈しており、その中心には雌ねじ部33が形成された中心穴34が貫通形成されており、さらにフランジ部31と小径軸部32との間に、小径軸部32よりも更に小径の環状切欠き部35が設けられている。環状切欠き部35は、トルクリミッタ3に過大なトルクが作用したとき、そのトルクに基づく軸力によって破断するように形作られている。
トルクリミッタ3は、その中心穴34に形成された雌ねじ部33を回転軸4の雄ねじ部42にねじ込むことにより回転軸4に固定されている。、トルクリミッタ3の外周側には後述するハブ2のインナーハブ21が配置されている。インナーハブ21は、トルクリミッタ3の雌ねじ部33が、回転軸4の雄ねじ部42にねじ込まれることによってトルクリミッタ3の段付き部と座金7のフロント側の端面とによって締め付けられて、回転軸4に固定される。
次に、ハブ2について、その単独のリア側から見た正面図である図3及び図3の切断線I−Iによる縦断面図である図4を参照して説明する。ハブ2は、回転軸4に固定されるインナーハブ21と、ゴム等の弾性材料から形成されたトルク伝達及び緩衝用の弾性部材23とから構成されている。インナーハブ21は、トルクリミッタ3の小径軸部32が挿入される中心穴211を形成する内筒部212と、外側の外筒部213と、内筒部212と外筒部213を連結するようにフロント側で半径方向に延在する連結部214とから形成されている。内筒部212のフロント側の端面には、トルクリミッタ3の六角形フランジ部31を嵌め込むことのできる円形凹部215が形成されている。ハブ2を回転軸4側に固定するときには、前記円形凹部215にトルクリミッタの六角形フランジ部31を嵌め込んだ後、円形凹部215の周囲に4箇所設けられたカシメ部216を塑性変形させてトルクリミッタ3とハブ2を軸方向に固定する。また内筒部212のリア側端面に形成された座面217が前記座金7の端面に当接する。
弾性部材23は、ハブ2の外周部を成し、円環状に配置された一連の凸部からなるハブ側係合部235と、ハブ側係合部235とインナーハブ21とを繋ぎ、インナーハブ21と接合する接合穴を中心部に有する円筒部を備えている。ハブ側係合部235は、円筒部よりも後述するプーリ側係合部14側に延出している。この円筒部のフロント側端面231は、中心軸線AXに対する垂直線に対して約15度リア側に傾斜した面を成しており、ハブ側係合部235のリア側端面232は、中心軸線AXにほぼ垂直な面を成している。上記ハブ側係合部235と円筒部とは、リア側の端面から深さDで略円錐台状の凹部234を形成している。このため、弾性部材23は、図4に示されるように、中心軸線AXの片側について見ると略L字形断面を有している。前記略円錐台状の凹部234は、本実施例の場合、軸受装置5及びそれを保持するための円筒部61等のためのスペースを提供している。なお、円錐台状の凹部234に代えて円筒状の凹部としてもよい。
弾性部材23の円筒部とインナーハブ21は、本実施例では、インナーハブ21の外周面218と弾性部材23の円筒部の接合穴の周壁面233を接着することにより互いに接合される。この接合によって形成される接合部25の軸方向長さL(以下、接合長さLと呼ぶ)はインナーハブ21の外周部213のリア側端面からフロント側端面までの長さLに等しい。なお、接合の手段は接着に限定されるものではなく、例えばインナーハブが金属で形成された場合には、金型内に配置したインナーハブにゴム又はエラストマー材料を射出成形して同時にインナーハブに固着させることも可能である。
本実施例の場合、弾性部材23のハブ側係合部235は18個の一連の凸部235から構成されている。上記一連の凸部235は、中心軸線AXを中心に円環状に配置されている。前記凸部235は、弾性部材23の外周面を軸方向に延びる複数の第1溝部236との間に形成される複数の径方向凸部と、弾性部材23のハブ側係合部235のリア側端面232を放射状に延びる複数の第2溝部237の間に形成される複数の軸方向凸部とから構成されている。第1溝部236の横断面形状は、図3で示されるように溝底部に丸みを有する略U字形をしており、第2溝部237の横断面形状も図示されないが同様に溝底部に丸みを有する略U字形をしている。また第1溝部236と第2溝部237は、本実施例では、同一の円周方向の角度位置及び溝幅を有するとともに、互いに垂直に交わることにより連続した一つの凸部235を形成している。
なお、第1溝部236は弾性部材23のハブ側係合部の軸方向の幅全体を貫通せず、フロント側端面231付近に膜状の部分239が残る。この膜状の部分239は第1溝部236に塵埃が侵入することを防ぐためのものである。また、ハブ側係合部235は円筒部と滑らかに接続され、これに対応して、プーリ1の後述する第1のリブ部15と第2のリブ部16とは曲線で連結されている(図1参照)。また、第2の溝部237の底は、第2のリブ部16との間に所定の隙間を形成している。また、上記軸方向凸部の径方向の周面は中心軸線AXと略平行な面をなし、上記軸方向凸部の径方向内側の周面は中心軸線AXに対して傾斜している。
再び図1に戻って説明すると、プーリ1は、ベルトが巻き掛けられるリム部11と、軸受装置5を保持すると共にプーリ1の剛性を高めるために円環状に軸方向に延びる環状リブ部12と、リム部11と環状リブ部12を接続するようにリア側で半径方向に延在する円盤部13とを有する。プーリ1は、リム部11と環状リブ部12との間に、ハブ側係合部の一連の凸部235に嵌合する一連の凹部14からなるプーリ側係合部を備え、この凹部14は、ハブ側係合部の凸部235の第1溝部236に嵌合するようにリム部11の内周面から半径方向に突出して軸方向に延在する第1リブ部15と、前記第2溝部237に嵌合するように円盤部13から軸方向フロント側に突出して放射状に延在する第2リブ部16とによって区切られることによって構成されている。第1及び第2リブ部15、16の横断面形状は、本実施例では、先端部に丸みを有するU字形をしている。また、第1及び第2リブ部15、16は、同一の円周方向角度位置及びリブ幅を有するとともに、互いに垂直に交わることにより連続した一つのリブ部を形成している。
ハブ2とプーリ1はこのように構成されているので、それらは組み合わせられたとき、弾性部材23に形成された18個の凸部235からなるハブ側係合部とプーリ1に形成された18個の凹部14からなるプーリ側係合部が係合してトルク伝達構造が形成される。図5は、一組の係合した凹部14及び凸部235を示す詳細縦断面であり、トルクの伝達は凹部14と凸部235とが当接して形成する、図5においてハッチングが施された面であるトルク伝達面TSを通して行われる。本発明においては、トルク伝達面TSは、その軸方向の長さTLが、弾性部材23とインナーハブ21との接合長さLより大である。また軸方向の長さTLは、それが半径方向に投影されたとき接合長さLに部分的に重なるように形成されている。換言すると、トルク伝達面TSのフロント側の端の軸方向位置が、接合部25のリア側端の軸方向位置よりもフロント側に位置している。また、プーリ側係合部を成す一連の凹部14は、上記複数の軸方向凸部の径方向内側の周面との間に隙間を形成する。これにより、ハブ2とプーリ1との組付け性を向上させることができる。
また、本実施例では、ハブ側係合部235が、円筒部と滑らかに接続されると共に、第1のリブ部15と第2のリブ部16とが曲線で連結されているため、ハブ側係合部235と円筒部との間に生ずる歪みを低減し、耐久性を向上させることができる。
また、本実施例では、複数の第2の溝部237の底は、第2のリブ部16の頂部との間に所定の隙間を形成しているため、トルク伝達時に弾性部材が変形しても、第2のリブ部16と干渉することを防ぐことができる。
また、本実施例では、複数の軸方向凸部の径方向外側の周面は動力伝達装置の軸線と略平行な面をなし、複数の軸方向凸部の径方向内側の周面は動力伝達装置の軸線に対して傾斜しているため、円筒部とハブ側係合部との付け根の歪みを低減でき、動力伝達装置の耐久性を向上させることができる。
また、本実施例では、ハブ側係合部235が、円筒部と滑らかに接続されると共に、第1のリブ部15と第2のリブ部16とが曲線で連結されているため、ハブ側係合部235と円筒部との間に生ずる歪みを低減し、耐久性を向上させることができる。
また、本実施例では、複数の第2の溝部237の底は、第2のリブ部16の頂部との間に所定の隙間を形成しているため、トルク伝達時に弾性部材が変形しても、第2のリブ部16と干渉することを防ぐことができる。
また、本実施例では、複数の軸方向凸部の径方向外側の周面は動力伝達装置の軸線と略平行な面をなし、複数の軸方向凸部の径方向内側の周面は動力伝達装置の軸線に対して傾斜しているため、円筒部とハブ側係合部との付け根の歪みを低減でき、動力伝達装置の耐久性を向上させることができる。
前述の実施例では、弾性部材23の凸部235及びプーリ1の凹部14はU字形断面を有する第1及び第2溝部と第1及び第2リブ部とでそれぞれ形成されているが、本発明では前記凸部235及び凹部14の断面形状は様々な形状が可能であり、例えば、インボリュートスプライン又はトロコイドによる凹凸形状も可能である。
また前述の実施例では、ハブ2は、トルクリミッタ3を介して回転軸4に固定されているが、本発明では、ハブを回転軸に直接的に固定することも、例えばインナーハブの中心穴に雌ねじ部を設けてそれを回転軸の雄ねじ部に螺合させることにより可能である。
1 プーリ
2 ハブ
3 トルクリミッタ
4 回転軸
5 軸受装置
6 ケーシング
11 リム部
14 プーリ側係合部
21 インナーハブ
23 弾性部材
235 ハブ側係合部
2 ハブ
3 トルクリミッタ
4 回転軸
5 軸受装置
6 ケーシング
11 リム部
14 プーリ側係合部
21 インナーハブ
23 弾性部材
235 ハブ側係合部
Claims (6)
- 回転軸(4)を有する回転機器のケーシング(6)に回転可能に装着されるプーリ(1)と、
前記回転軸(4)と一体に回転するハブ(2)と、を具備し、
前記ハブ(2)が、前記回転軸(4)に固定されるインナーハブ(21)と、該インナーハブ(21)の外周側に軸方向の接合長さ(L)で接合された弾性部材(23)と、から構成され、
前記弾性部材(23)は、前記ハブの外周部を成し、円環状に配置された一連の凸部からなるハブ側係合部(235)と、前記ハブ側係合部(235)と前記インナーハブ(21)とを繋ぐ円筒部を備え、
前記プーリ(1)は、前記ハブ側係合部(235)に嵌合する一連の凹部からなるプーリ側係合部(14)を備え、
前記ハブ側係合部(235)と前記プーリ側係合部(14)を係合させることにより前記ハブ(2)と前記プーリ(1)とのトルク伝達構造を形成する動力伝達装置において、
前記ハブ側係合部(235)と前記プーリ側係合部(14)とが当接して形成するトルク伝達面(TS)の軸方向の長さ(TL)が、前記円筒部と前記インナーハブ(21)との前記接合長さ(L)より大であるとともに、
前記トルク伝達面(TS)の軸方向長さ(TL)は、半径方向に投影されたとき、少なくとも一部が前記接合長さ(L)に部分的に重なることを特徴とする動力伝達装置。 - 前記ハブ側係合部(235)は、前記円筒部よりも前記プーリ側係合部(14)側に延出しており、
前記ハブ側係合部(235)を成す前記一連の凸部は、前記ハブ側係合部(235)の外周面を軸方向に延びる複数の第1の溝部(236)の間に形成される複数の径方向凸部と、前記ハブ側係合部(235)の前記プーリ(1)側に面する側の軸方向端面(232)を放射状に延びる複数の第2の溝部(237)の間に形成される複数の軸方向凸部とによって形成され、
前記プーリ側係合部(14)を成す前記一連の凹部は、前記プーリ(1)の内部が、前記複数の第1の溝部(236)に嵌合するように形成された第1のリブ部(15)と、前記第2の溝部(237)に嵌合するように形成された第2のリブ部(16)とによって区切られることによって構成されていることを特徴とする請求項1に記載の動力伝達装置。 - 前記ハブ側係合部(235)が、前記円筒部と滑らかに接続されると共に、前記第1のリブ部(15)と前記第2のリブ部(16)とが曲線で連結されていることを特徴とする請求項2に記載の動力伝達装置。
- 前記複数の第2の溝部(237)の底は、前記第2のリブ部(16)の頂部との間に所定の隙間を形成していることを特徴とする請求項3に記載の動力伝達装置。
- 前記複数の軸方向凸部の径方向外側の周面は動力伝達装置の軸線と略平行な面をなし、
前記複数の軸方向凸部の径方向内側の周面は動力伝達装置の軸線に対して傾斜していることを特徴とする請求項2ないし請求項4のいずれか1つに記載の動力伝達装置。 - 前記プーリ側係合部(14)を成す一連の凹部は、前記複数の軸方向凸部の径方向内側の周面との間に隙間を形成することを特徴とする請求項2ないし請求項5のいずれか1つに記載の動力伝達装置。
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