JP2008139358A - プロジェクタおよびプロジェクタのデータ転送システム - Google Patents
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Abstract
【課題】外部デバイスとの通信を中止することなく、高圧放電ランプからのノイズに起因するデータの転送エラーを抑制することが可能なプロジェクタを提供する。
【解決手段】USBホスト機能を有するプロジェクタにおいて、ランプの点灯始動前にUSBデバイスが接続された場合には(S202:Yes)最高速でデータの転送を開始し(S211〜212)、ランプの電源がONにされたときに(S213)転送が完了していなければ(S221:No)、低速での書込みに変更する(S222〜S224)。ランプの点灯が安定した後に(S232:Yes)まだ転送中であれば(S241:No)、再び最高速で書込みを行う(S242〜S244)。これにより、ランプから発生するノイズに起因する転送エラーを抑制しながら、データの転送を継続することができる。
【選択図】図8
【解決手段】USBホスト機能を有するプロジェクタにおいて、ランプの点灯始動前にUSBデバイスが接続された場合には(S202:Yes)最高速でデータの転送を開始し(S211〜212)、ランプの電源がONにされたときに(S213)転送が完了していなければ(S221:No)、低速での書込みに変更する(S222〜S224)。ランプの点灯が安定した後に(S232:Yes)まだ転送中であれば(S241:No)、再び最高速で書込みを行う(S242〜S244)。これにより、ランプから発生するノイズに起因する転送エラーを抑制しながら、データの転送を継続することができる。
【選択図】図8
Description
本発明は、プロジェクタおよびプロジェクタのデータ転送システムに関し、より具体的には、USBホスト機能を有するプロジェクタ、およびUSBホスト機能を有するプロジェクタとこのプロジェクタに接続されたUSBデバイスとのデータ転送システムに関する。
従来から、LANに代表されるネットワーク網を使用して、パソコン上に表示された画像等のデータを、ネットワーク通信機能を有するプロジェクタに転送し、投射可能とするシステムが知られている。このようなプロジェクタの光源としては、キセノンランプ、メタルハライドランプ、超高圧水銀ランプ等の高圧放電ランプが使用されることがほとんどである。ところで、高圧放電ランプは、輝度や寿命に優れる一方、点灯始動時に2kV程度の高電圧を要する。よって、この高電圧に起因して発生したノイズにより、プロジェクタの通信手段が妨害されたり誤作動したりして、データの転送エラーが発生することがある。そこで、高圧放電ランプの点灯始動時には、ネットワーク通信を停止する制御を行うプロジェクタが提案されている(例えば、特許文献1)。特許文献1に記載のプロジェクタは、高電圧放電ランプを点灯始動するときに、一旦ネットワーク通信を停止することにより、このとき点灯制御手段から出力される高電圧パルスにより発生したノイズに起因する転送エラーを防止するものである。
特開2006−106158
しかしながら、特許文献1に記載されているプロジェクタでは、高電圧放電ランプの点灯始動から点灯始動処理が完了するまではデータの転送がまったく行われないため、全体として、データの転送に時間がかかるという問題があった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、外部デバイスとの通信を中止することなく、高圧放電ランプからのノイズに起因するデータの転送エラーを抑制することが可能なプロジェクタおよびプロジェクタのデータ転送システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明のプロジェクタは、高圧放電ランプから照射された光を光変調素子によって変調して画像光を形成し、形成された前記画像光を投射するプロジェクタであって、接続されたUSBデバイスを認識して管理するとともに、前記USBデバイスとの間でデータの送受信を行うUSBホストコントローラと、前記高圧放電ランプからのノイズに起因して発生する、前記USBデバイスとの前記データの送受信における転送エラーを抑制する転送エラー抑制手段を備えている。
また、請求項2に係る発明のプロジェクタは、請求項1に記載の発明の構成に加えて、前記高圧放電ランプが始動、点灯、消灯のいずれの状態にあるか判断するランプ状態判断手段をさらに備え、前記転送エラー抑制手段が、前記ランプ状態判断手段の判断結果に応じて前記データの送受信における転送速度を設定および変更することを特徴とする。
また、請求項3に係る発明のプロジェクタは、請求項2に記載の発明の構成に加えて、前記転送エラー抑制手段が、前記ランプ状態判断手段が前記高圧放電ランプが始動前の消灯状態にあると判断し、前記USBホストコントローラが前記USBデバイスの接続を認識した場合は、前記転送速度を最高速に設定して前記データの送受信を開始し、前記データの送受信が終了するまで前記高圧放電ランプの始動を禁止することを特徴とする。
また、請求項4に係る発明のプロジェクタは、請求項2に記載の構成に加えて、前記転送エラー抑制手段が、前記ランプ状態判断手段が前記高圧放電ランプが始動前の消灯状態にあると判断し、前記USBホストコントローラが前記USBデバイスの接続を認識した場合は、前記転送速度を最高速に設定して前記データの送受信を開始し、前記データの送受信中に前記高圧放電ランプが始動された場合には、前記転送速度を低速に変更することを特徴とする。
また、請求項5に係る発明のプロジェクタは、請求項2に記載の発明の構成に加えて、前記転送エラー抑制手段が、前記ランプ状態判断手段が前記高圧放電ランプが始動前の消灯状態にあると判断し、前記USBホストコントローラが前記USBデバイスの接続を認識した場合は、前記転送速度を低速に設定して前記データの送受信を開始することを特徴とする。
さらに、請求項6に係る発明のプロジェクタは、請求項2〜5のいずれかに記載の発明の構成に加えて、前記転送エラー抑制手段が、前記USBホストコントローラが前記USBデバイスが接続されたことを認識しており、前記ランプ状態判断手段が前記高圧放電ランプが点灯状態で安定していると判断した場合には、前記転送速度を最高速に設定または変更することを特徴とする。
また、請求項7に係る発明のプロジェクタは、請求項2〜5のいずれかに記載の発明の構成に加えて、前記転送エラー抑制手段が、前記ランプ状態判断手段が前記高圧放電ランプが点灯状態で安定していると判断した場合には、発生した前記転送エラーの発生状況に応じて前記転送速度を変更することを特徴とする。
また、請求項8に係る発明のプロジェクタは、請求項7に記載の発明の構成に加えて、前記転送エラー抑制手段が、前記転送速度を、前記USBデバイスが要求する速度よりも低速に変更することを特徴とする。
また、請求項9に記載の発明のプロジェクタは、請求項7または8に記載の発明の構成に加えて、前記高圧放電ランプの点灯時間と、発生した前記転送エラーの回数を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された前記点灯時間と前記回数から前記転送エラーの発生率を算出するエラー発生率算出手段をさらに備え、前記転送エラー抑制手段が、前記エラー発生率算出手段により算出された前記発生率に基づいて、前記転送速度を変更することを特徴とする。
また、請求項10に記載の発明のプロジェクタのデータ転送システムは、高圧放電ランプから照射された光を光変調素子によって変調して画像光を形成し、形成された前記画像光を投射するプロジェクタと、前記プロジェクタに接続されたUSBデバイスとを備えたプロジェクタのデータ転送システムであって、前記プロジェクタは、接続されたUSBデバイスを認識して管理するとともに、前記USBデバイスとの間でデータの送受信を行うUSBホストコントローラと、前記高圧放電ランプ始動時のノイズに起因して発生する前記USBデバイスとの前記データの送受信における転送エラーを抑制する転送エラー抑制手段を備えている。
さらに、請求項11に記載のプロジェクタのデータ転送システムは、請求項10に記載の発明の構成に加えて、前記プロジェクタが前記高圧放電ランプの始動を指示する点灯指示手段を備え、前記転送エラー抑制手段が、前記点灯指示手段による始動指示を検知して、接続された前記USBデバイスに対して前記データの送受信における転送速度を低速に設定するように指示し、前記USBデバイスが、前記転送エラー抑制手段からの前記転送速度の低速設定指示を検知する速度指示検知手段と、前記速度指示検知手段が前記低速設定指示を検知した場合には、前記プロジェクタに対して低速で接続をするように要求する低速要求手段とを備えることを特徴とする。
請求項1に係る発明のプロジェクタは、プロジェクタの高圧放電ランプからのノイズに起因して発生する、USB通信におけるデータの転送エラーを抑制する転送エラー抑制手段を備えているため、データの転送を開始した後で、転送を中止する必要がない。
請求項2に係る発明のプロジェクタでは、ランプ状態判断手段が高圧放電ランプが始動、点灯、消灯のいずれの状態にあるかを判断し、転送エラー抑圧手段が、その結果に応じてデータの転送速度を設定および変更する。これにより、請求項1に記載の発明の効果に加えて、高電圧ランプからのノイズの発生しやすさに応じて、転送速度をノイズに強い低速としたり、ノイズには弱くなるが転送効率の高い高速としたりすることができる。
請求項3に係る発明のプロジェクタでは、高圧放電ランプの点灯始動前に、最も転送効率の高い最高速でデータ転送を開始し、2kVという高電圧パルスを要する高圧放電ランプの点灯始動時には、転送は完了しているため、請求項2に記載の発明の効果に加えて、始動時に発生する高電圧ノイズによる転送エラーを確実に防止することができる。
請求項4に係る発明のプロジェクタでは、高圧放電ランプの点灯始動前に、最も転送効率の高い最高速でデータの転送を開始し、データの転送中に高圧放電ランプが始動されると、ノイズの影響をより受けにくい低速に、転送速度を変更する。これにより、請求項2に記載の発明の効果に加えて、始動時に発生する著しい高電圧ノイズによる転送エラーを抑制しながら高圧放電ランプを始動することができ、データの転送が完了するまで高圧放電ランプの始動を待たなくてよい。
請求項5に係る発明のプロジェクタでは、高圧放電ランプの点灯始動前に、ノイズの影響をより受けにくい低速でデータの転送が開始される。これにより、請求項2に記載の発明の効果に加えて、その後高圧放電ランプが始動された場合にそのままデータ転送を継続しても、始動時に発生する著しい高電圧ノイズによる転送エラーを効果的に抑制することができる。
請求項6に係る発明のプロジェクタでは、高圧放電ランプが点灯状態で安定している場合は、転送速度を最高速に設定または変更する。これにより、請求項2〜5のいずれかに記載の発明の効果に加えて、始動時に比べて高電圧ノイズは発生しにくい点灯安定時に、データの転送効率を高めることができる。
請求項7に係る発明のプロジェクタでは、高圧放電ランプの点灯が安定状態に至った後にも、転送エラーの発生状況に応じて、転送速度を変更する。高圧放電ノイズは、始動時よりは減少するが、点灯安定時にも発生する場合があるため、このように構成することにより、請求項2〜5のいずれかに記載の発明の効果に加えて、点灯安定時の転送エラーを効果的に抑制することができる。
請求項8に係る発明のプロジェクタは、USBデバイスの要求速度よりも低速でデータの転送を行う。通常のUSBシステムでは、USBホストコントローラがUSBデバイスの最高対応速度に応じた転送速度を設定するが、このように転送速度をあえて低速に設定することにより、請求項7に記載の発明の効果に加えて、ノイズの影響をより受けにくくし、データの転送エラーを抑制することができる。
請求項9に係る発明のプロジェクタは、発生した転送エラーの回数と高圧放電ランプの点灯時間とから算出される転送エラーの発生率に基づいて、転送速度を変更する。転送エラーの発生率は、高圧放電ランプの種類や組み付け状態等の環境要因に依存するため、このように、実使用時に発生したエラーを学習し、その発生率に基づいて転送速度を変更することにより、請求項7または8に記載の発明の効果に加えて、現状に即した転送エラーの抑制を行うことができる。
請求項10に係る発明のプロジェクタのデータ転送システムでは、プロジェクタ側に高圧放電ランプからのノイズに起因して発生する、USB通信におけるデータの転送エラーを抑制する転送エラー抑制手段を設けている。よって、USBデバイスとの間でデータの転送を開始した後で、転送を中止する必要がない。
請求項11に係る発明のプロジェクタのデータ転送システムでは、プロジェクタ側で高圧放電ランプの始動を検知して、USBデバイスに対して転送速度を低速にするよう指示すると、USBデバイス側がこの指示を検知して、プロジェクタ側に対して低速での接続を要求する。通常のUSBシステムでは、USBデバイスの最高対応速度に応じた転送速度が設定されるが、このように構成することにより、請求項10に記載の発明の効果に加えて、USBデバイス側で転送速度を低速に設定させ、ノイズの影響をより受けにくくして、データの転送エラーを抑制することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、これらの図面は、本発明が採用しうる技術的特徴を説明するために用いられるものであり、記載されている装置の構成、各種処理のフローなどは、特に特定的な記載がない限り、それのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例である。
<第1の実施形態>
以下、図1〜図7を参照して、本発明の第1の実施の形態に係るプロジェクタ100について説明する。プロジェクタ100は、USBデバイス200を接続してプロジェクタ100の無線通信の設定情報(以下、無線設定情報という)をUSBデバイス200に書き込む(転送する)際、光源であるランプ172から生じる高電圧ノイズに起因した転送エラーを抑制することを特徴とするものである。
以下、図1〜図7を参照して、本発明の第1の実施の形態に係るプロジェクタ100について説明する。プロジェクタ100は、USBデバイス200を接続してプロジェクタ100の無線通信の設定情報(以下、無線設定情報という)をUSBデバイス200に書き込む(転送する)際、光源であるランプ172から生じる高電圧ノイズに起因した転送エラーを抑制することを特徴とするものである。
最初に、図1を参照して、本実施形態に係るプロジェクタ100を用いた画像投影システム10の概略構成について説明する。図1は、画像投影システム10の概略構成を示す説明図である。図1は、USBデバイス200がパーソナルコンピュータ(以下、PCと略称する)300に接続され、PC300からプロジェクタ100へ、USBデバイス200のアンテナ233を介して画像データを無線通信で送信し、プロジェクタ100が画像を図示外のスクリーンへ投射している状態を表している。
図1に示すように、画像投影システム10は、外部から入力される画像データを別途設けられた図示外のスクリーンに投射するプロジェクタ100、無線通信によってプロジェクタ100に画像データを送信するPC300、およびUSBデバイス200から構成されている。USBデバイス200は、USBコネクタ222を備えており、プロジェクタ100にもPC300にも接続することができる。また、USBデバイス200は、無線LAN(Local Area Network)規格に準拠した無線通信部230(図3参照)を備えており、図1に示すようにPC300に接続されたときは、PC300の無線部として機能する。なお、画像投影システム10全体の動作については、後述する。
次に、画像投影システム10の構成要素であるプロジェクタ100、USBデバイス200、およびPC300の構成について、順に説明する。最初に、前出の図1と、図2とを参照して、プロジェクタ100の構成について説明する。図2は、プロジェクタ100の電気的構成を示すブロック図である。
まず、図1を参照して、プロジェクタ100の物理的構成について説明する。図1に示すように、プロジェクタ100は、略箱型の筐体181を備えている。筐体181の一側面(前面)には、後述するように形成された画像光を図示外のスクリーンの投射するための投光用開口部182が突設されている。また、投光用開口部182が設けられたのと反対側の側面(背面)には、後述するUSBデバイス200等のUSB機器を接続するためのUSBコネクタ142が設けられている。そして、筐体181の上面の背面側の一隅には、無線通信を行うためのアンテナ153が立設されており、背面側のもう一方の隅には、電源スイッチ131が設けられている。
次に、図2を参照して、プロジェクタ100の電気的構成について説明する。図2に示すように、プロジェクタ100は、CPU111、ROM112、RAM113、操作パネル121、電源スイッチ131、USBコネクタ142が接続されたUSBホストコントローラ141、無線通信部150、不揮発性メモリ161、タイマ162、映像信号入力回路163、および投影部170を備え、これらはバス190を介して互いに接続されている。なお、これらはすべて、筐体181内部に収容されている。
CPU111は、ROM112に予め格納されたプログラムを読み出して実行することにより、プロジェクタ100全体の制御を司る。RAM113は、CPU111が各種処理の際使用する、各種データを一時的に記憶する記憶エリア等を備えている。
操作パネル121は、操作者がプロジェクタ100の各種操作を行うためのパネルであって、筐体181の外部に設けられている(図1では図示外)。操作者が、操作パネル121を用いて画面設定等の操作を行うと、CPU111は、操作内容に応じた制御を実行する。
電源スイッチ131は、後述のランプ172を含むプロジェクタ100の各構成要素に電力を供給するためのスイッチであり、図1に示すように、筐体181の外部上面に設けられている。
USBホストコントローラ141およびUSBホストコントローラ141に接続されたUSBコネクタ142は、USB(Universal Serial Bus)規格に準拠したUSBインターフェースを構成する。USBインターフェースを有する機器同士が接続されたUSBシステムでは、「ホスト」と呼ばれる1つの機器のみが、「デバイス」と呼ばれるその他の機器を認識して管理するとともに、USB通信を統括する機能(ホスト機能)を有する。プロジェクタ100は、このホスト機能を有しており、USBデバイス200をはじめ、USBインターフェースを備えた他のデバイスがUSBコネクタ142を介して接続されると、USBホストコントローラ141がこれらのデバイスとのUSB通信を制御する。なお、本実施形態にかかるUSBホストコントローラ141は、USB2.0(ハイスピード)仕様に対応しており、データの転送速度は、最高で480Mbpsである。
無線通信部150は、バス190側から順に接続された無線制御部151、無線回路152およびアンテナ153を備えており、無線LAN規格に基づいて、外部の機器との間でデータの送受信を行うことができる。無線回路152は、無線信号の変調および復調を行い、アンテナ153を介して無線信号を送受信するRF処理部や、ベースバンド信号をアナログ/デジタル変換するベースバンド処理部などから構成されている。また、無線制御部151は、アンテナ153を介して送受信される無線信号が無線LAN規格に準じた無線信号となるように、無線回路152を制御する。なお、本実施形態では、無線制御部151は、マイクロコンピュータから構成されている。
不揮発性メモリ161は、フラッシュメモリなどから構成される。不揮発性メモリ161には、無線LAN規格種別(バンド)、ネットワークモード、ネットワーク名であるSSID(Service Set Identifier)、暗号キーであるWEP(Wired Exuipment Privacy)キー、IPアドレス等の無線設定情報が記憶されている。不揮発性メモリ161には、他に、後述するランプ172の累積点灯時間や、転送エラー回数等が記憶されている。
タイマ162は、後述するランプ172の累積点灯時間を計測するものである。ランプ172の累積点灯時間は、耐用時間(ランプ寿命)と比較して、ランプ172の交換時期を判断するために計測されている。タイマ162によって計測された累積点灯時間は、電源がOFFにされる度に、前述の不揮発性メモリ161に記憶される。
映像信号入力回路163は、コンポジット映像信号(例えばNTSC映像信号)やコンポーネント映像信号(例えばRGB信号)等の映像信号を外部からケーブルを介して入力するときに使用される回路である。
投影部170は、ランプ駆動回路171、ランプ駆動回路171により駆動されるランプ172、ランプ172からの光が最初に入射する照明光学系173、照明光学系からの照明光を変調して画像光を形成するLCD174、LCD174からの画像光をスクリーンに投射する結像光学系175、画像処理回路176、画像処理回路176からの信号に基づきLCD177を駆動するLCD駆動回路177、および結像光学系175のピント合わせを行うピント調整機構178を備えている。
ランプ駆動回路171は、バス190に接続されており、CPU111からの指示に従って、ランプ172を点灯/消灯させる。ランプ172は、光源として用いられる高圧放電ランプである。具体的には、キセノンランプ、メタルハライドランプ、超高圧水銀ランプ等を用いることができる。
照明光学系173は、ランプ172から照射された光を平行光にしてLCD117に入射させるための照明レンズ(図示外)からなる。
バス190に接続された画像処理回路176は、CPU111からの指示に従って、映像信号入力回路163に入力された映像信号または無線通信部150によって外部から受信した画像データの信号を加工する。そして、加工後の映像信号が、LCD駆動回路177へ入力される。LCD駆動回路177は、入力された加工後の映像信号に基づいて、LCD駆動回路177に接続されたLCD174を駆動する。
LCD174は、カラーフィルタを内蔵するカラー液晶パネルであって、LCD駆動回路177により駆動されて画像を表示する一方、照明光学系173によって照明されている。LCD174は、照明光学系173からの照明光を変調し、表示された画像の画像光を形成し、結像光学系175に出射する。
結像光学系175は投射レンズを備え、LCD174により形成された画像光を、プロジェクタ100の筐体181に設けられた投光用開口部182(図1参照)を通して、別途設けられたスクリーンに投射する。なお、結像光学系175には、バス190を介してCPU111によって制御されるピント調整機構178が接続されており、スクリーンに投影される画像のピントを調整することができる。
次に、前出の図1と、図3とを参照して、USBデバイス200の構成について説明する。図3は、USBデバイス200の電気的構成を示すブロック図である。
まず、図1を参照して、USBデバイス200の物理的構成について説明する。図1に示すように、USBデバイス200は、略箱型の筐体を備えた、持ち運びに便利な小型の装置である。筐体の一側面には、USBコネクタ222が突設されており、前述のプロジェクタ100等のUSB機器に接続することができる。また、無線通信用のアンテナ233が突設されている。
次いで、図3を参照して、USBデバイス200の電気的構成について説明する。図3に示すように、USBデバイス200は、CPU211、ROM212、RAM213、USBコネクタ222が接続されたUSBデバイスコントローラ221、無線通信部230、およびフラッシュメモリ260が接続されたメモリコントローラ251を備え、これらはバス290を介して互いに接続されている。なお、これらはすべて筐体内部に収容されている。
CPU211は、ROM212に予め格納されたプログラムを読み出して実行することにより、USBデバイス200全体の制御を司る。また、ROM212には、USBデバイス200の識別情報(例えばMACアドレス)が格納されており、CPU211の制御に基づき、後述するUSBデバイスコントローラ221およびUSBコネクタ222を介して、プロジェクタ100やPC300へこの識別情報を送信することができる。RAM213は、CPU211が各種処理の際使用する、各種データを一時的に記憶する記憶エリア等を備えている。
USBデバイスコントローラ221およびUSBデバイスコントローラ221に接続されたUSBコネクタ222は、USB規格に準拠したUSBインターフェースを構成する。USBデバイス200は、USBシステムにおいて「デバイス」と位置づけられる機器であり、ホスト機能を有する他の機器(ホスト)に接続された場合に、ホストの制御のもとでUSB通信を行うことができる。本実施形態では、前述のプロジェクタ100および後述するPC300はホスト機能を有するため、これらに接続されると、USBデバイスコントローラ221は、プロジェクタ100のUSBホストコントローラ141(図2参照)またはPC300のホストコントローラ321(図4参照)の制御の下で、これらと無線設定情報の送受信を行う。この処理については、後で詳述する。なお、本実施形態にかかるUSBデバイスコントローラ221は、USB2.0仕様(ハイスピード)に対応しており、転送速度は、最高で480Mbpsである。
無線通信部230は、ベースバンド部231、RF部232およびアンテナ233を備えており、無線LAN規格に基づいて、外部の機器との間でデータの送受信を行うことができる。なお、本実施形態では、ベースバンド部231とRF部232とは、単一のWLAN(Wireless Local Area Network)チップにより構成されている。
メモリコントローラ251は、USBコネクタ222を介して接続された外部のUSBホスト機器からメモリコントローラ251に接続されたフラッシュメモリ260へのアクセスを制御するものである。フラッシュメモリ260は、リムーバブルメモリとして認識されるリムーバブル領域261と、CD−ROMとして認識されるCD−ROMが設けられている。通常のUSBメモリが外部のUSBホスト機器に接続された場合には、1つのデバイス機器として認識される。ところが、メモリコントローラ251は、後述する「エニュメレーション」と呼ばれるUSBデバイスの認識処理において、USBホスト機器からデバイスタイプを問い合わせを受けると、リムーバブルメモリとCD−ROMの2つのデバイスタイプを返信する。これにより、USBホスト機器に、フラッシュメモリ260のリムーバブル領域261をリムーバブルメモリとして認識させるとともに、CD−ROM領域262をCD−ROMとして認識させる。すなわち、USBデバイス200が、あたかも2つのデバイス機器であるかのように認識させることができる。
フラッシュメモリ260のリムーバブル領域261には、後述する無線設定情報等が記憶される。一方、CD−ROM領域262には、各種のアプリケーションプログラム、デバイスドライバ、インストーラが格納されている。
CD−ROM領域262に格納されたアプリケーションプログラムには、無線設定アプリケーションや、画像送信アプリケーション等が含まれる。無線設定アプリケーションは、PC300にインストールされることにより、プロジェクタ100からフラッシュメモリ260のリムーバブル領域261に書き込まれた無線設定情報をUSBデバイス200に設定する処理を、PC300に実行させるものである。画像送信アプリケーションは、PC300にインストールされることにより、USBデバイス200を制御して、PC300に記憶された画像データを無線通信によってプロジェクタ100に送信する処理を実行させるものである。デバイスドライバは、PC300にインストールされることにより、PC300に、USBデバイス200の無線通信部230の制御を実行させるためのプログラムである。インストーラは、PC300のオートラン機能により実行され、前述した無線設定アプリケーションおよび画像転送アプリケーションや、無線通信部230制御用のデバイスドライバを自動的にPC300にインストールするものである。なお、これらの処理については、後述する。
次に、図4を参照して、PC300の構成について説明する。図4は、PC300の電気的構成を示すブロック図である。
PC300は、CPU311、ROM312、RAM313、バスコントローラ314、液晶ディスプレイ(以下、LCDと略称する)316が接続されたグラフィックスコントローラ315、USBコネクタ322が接続されたUSBホストコントローラ321を備えており、これらは第1のバス390により互いに接続されている。PC300はさらに、各種のプログラムやデータを記憶するハードディスク331、フレキシブルディスク(FD)ドライブ332、DVD/CDドライブ333、入力操作のためのキーボード334とマウス335、および10−BASEや100BASE−TXに対応したLANインターフェース336を備えており、これらは第2のバス391で接続されている。なお、バスコントローラ314は第2のバスにも接続されており、第1のバス390と第2のバス391との間のデータのやり取りを制御している。
CPU311は、ROM312に予め格納されたプログラムを読み出して実行することにより、PC300全体の制御を司る。ROM312には、オペレーティングシステム(以下、OSと略称する)をはじめとする各種のプログラムが格納されている。RAM313は、CPU311が各種処理の際使用する、各種データを一時的に記憶する記憶エリア等を備えている。PC300の電源が投入されると、CPU311はまずROM312からOSを読み出して実行する。これにより、キーボード334やマウス335の入出力機能やLCD316の表示機能、ROM312、RAM313、HD331等のメモリの管理を含むPC300の基本的な機能が実行可能となる。
グラフィックスコントローラ315は、表示部であるLCD315に画像等を表示させるための処理を行うものである。
USBホストコントローラ321およびUSBホストコントローラ321に接続されたUSBコネクタ322は、USB規格に準拠したUSBインターフェースを構成する。すなわち、PC300は、前述のプロジェクタ100と同様、USBシステムにおけるホスト機器であり、USBデバイス200が接続されたときには、USBホストコントローラ321の制御の下で、両者の間でデータの送受信が行われる。なお、USBホストコントローラ321は、USB2.0仕様(ハイスピード)に対応しており、転送速度は、最高で480Mbpsである。
次に、図1および図5〜図7を参照して、画像投影システム10の無線情報設定および画像投影動作について説明する。図1、図5および図6は、画像投影システム10の動作の説明図である。具体的には、図1は、USBデバイス200がPC300に接続され、PC300からプロジェクタ100へ、画像データを無線通信で送信している状態を表し、図5は、USBデバイス200がプロジェクタ100に接続され、プロジェクタ100からUSBデバイス200へ無線設定情報を書き込んでいる状態を表し、図6は、PC300にUSBデバイス200が接続され、USBデバイス200へ書き込んだ無線設定情報を、さらにPC300へ書き込んでいる状態を表している。また、図7は、図5に示すプロジェクタ100の作動処理のフローチャートである。
画像投影システム10において、プロジェクタ100とPC300とは、無線通信によって画像データの送受信を行う。このため、予め、例えば無線LAN規格に基づいて無線情報の設定をしなければならない。そこで、まず図5に示すように、USBデバイス200のUSBコネクタ222をプロジェクタ100のUSBコネクタ142に接続し、プロジェクタ100に記憶された無線設定情報をUSBデバイス200に書き込む。プロジェクタ100のCPU111が実行するこの無線設定情報書込み処理を含むプロジェクタ100の作動処理について、図7のフローチャートを参照して、以下に詳述する。なお、このプロジェクタ100の作動処理は、ROM112に格納された制御プログラムを、CPU111がRAM113にロードして実行することにより行われる。
無線情報の書込み処理は、プロジェクタ100の図示外の電源ケーブルがコンセントに挿入され、ON状態になると開始される。CPU111はまず、USBホストコントローラ141やRAM113の初期化処理を行う(S101)。その後、USBコネクタ142にUSBデバイス200が接続されると、CPU111は、USBホストコントローラ141を介して接続を検知する(S102)。そして、USBホストコントローラ141とUSBデバイス200のUSBデバイスコントローラ221との間で、USBデバイス200の認識処理(エニュメレーション)を行わせ、USBデバイス200に最高速度(480Mbps)で接続する(S111)。
具体的には、エニュメレーションおよび接続処理は以下の手順で行われる。まず、USBデバイス200の接続を検出したUSBホストコントローラ141は、10msの間、二つの信号ラインD+ラインとD−ラインがいずれもゼロ(0)の状態であるリセット信号を保持する。ここで、プロジェクタ100およびUSBデバイス200は、前述したようにハイスピード(HS)対応機器である。よって、このリセット信号を検出したUSBデバイスコントローラ221は、まずD+ラインを一時的にプルアップし、USB1.1仕様(フルスピード)対応デバイスと同様の状態とする。そしてその後、D+ラインとD−ラインをKステートにドライブする「デバイスChirp」と呼ばれる動作を行う。これにより、USBホストコントローラ141に対して、USBデバイス200がHS対応デバイスであることを通知する。デバイスChirpを受けたUSBホストコントローラ141は、デバイスChirpが終了すると、D+ラインとD−ラインをKステートとJステートを交互にドライブする「ハブChirp」と呼ばれる動作を繰り返す。このようにして、USBホストコントローラ141とUSBデバイスコントローラ221が各々デバイスChirpとハブChirpを確認し合うと、両者間の通信が最高速のHSモード(480Mbps)に設定される。
リセット信号が10ms保持される間に上記の処理が行われた後、USBデバイスコントローラ221はデフォルト状態となり、デフォルトアドレスを用いて、USBホストコントローラ141とデフォルトパイプ(接続路)を通じたデータのやり取りが可能となる。すると、USBデバイスコントローラ221は、USBホストコントローラ141の要求に応じて、USBデバイス200のベンダID、プロダクトID等の識別情報を含むデバイスディスクリプタを返送する。なお、このとき、前述したUSBデバイス200のメモリコントローラ251(図3参照)が、リムーバブルメモリとCD−ROMの2つのデバイスタイプを並行して返送し、フラッシュメモリ260のリムーバブル領域261をリムーバブルメモリとして認識させるとともに、CD−ROM領域262をCD−ROMとして認識させる。USBホストコントローラ141は、デバイスディスクリプタを基にUSBデバイス200に特定のアドレスを割り当て、改めてその他のディスクリプタを用いてUSBデバイス200の詳細な構成情報を取得し、認識する。このようにして、USBデバイス200は使用可能な状態となる。
前述のように、USBデバイス200との接続が確立されると(S111)、USBホストコントローラ141の制御の下で、プロジェクタ100からUSBデバイス200への無線設定情報の書込みが開始される(S112)。なお、前述したように、このときの転送速度は、プロジェクタ100およびUSBデバイス200の対応最高速度である480Mbpsである。まず、CPU111は、前述のプロジェクタ100の不揮発性メモリ161(図2参照)に記憶されている無線設定情報を一旦RAM113に読み出す。そして、USBホストコントローラ141およびUSBデバイスコントローラ221を介して、USBデバイス200のフラッシュメモリ260のリムーバブル領域261(図3参照)に書き込む。
CPU111は、無線設定情報の書込みを開始すると(S112)、プロジェクタ100の電源スイッチ131(図1および図2参照)が押下げられても、電源の入力を許可しない(S113)。無線設定情報の書込みが完了しない間は、この状態を継続する(S114:No〜S113)。書込みが完了した後と(S114:Yes)、USBデバイス200が接続されていない場合は(S102:No)、電源スイッチ131がONにされるまで(S121:No)前述のS102〜S114の処理を繰り返し、電源スイッチ131がONにされると(S121:Yes)、ランプ172(図2参照)を点灯し(S122)、映像信号入力回路163(図2参照)を介して外部から入力された画像または無線通信部150(図2参照)によって外部から受信した画像を、結像光学系175(図2参照)からスクリーンに投影する(S123)。そして、CPU111は、電源スイッチ131がOFFにされるまで監視を続け(S131:No)、電源スイッチ131がOFFにされると(S131:Yes)、ランプ172を消灯し(S132)、終了処理を行って(S133)、プロジェクタ100の作動処理を完了する。
前述のように、プロジェクタ100からUSBデバイス200への無線設定情報の書込みが終了すると、図6に示すように、USBデバイス200をプロジェクタ100から取り外して、今度はPC300のUSBコネクタ322に接続する。すると、PC300のUSBホストコントローラ321(図4参照)が、プロジェクタ100のUSBホストコントローラ141と同様に認識処理(エニュメレーション)を行って、USBデバイス200を使用可能な状態にする。そして、CPU311が、USBデバイス200のメモリコントローラ251の機能により、フラッシュメモリ262のCD−ROM領域262をCD−ROMとして認識し、オートラン機能により、CD−ROM領域262に格納されたインストーラをPC300にインストールする。さらに、インストーラを用いて、同じくCD−ROM領域262に格納された無線設定アプリケーションおよび画像送信アプリケーションとともに、デバイスドライバをPC300にインストールする。
その後、CPU311は、インストールされた無線設定アプリケーションを起動し、前述のようにプロジェクタ100からUSBデバイス200のリムーバブル領域261に書き込まれた無線設定情報をRAM313に読み出す。そして、CPU311は、USBホストコントローラ321およびUSBデバイスコントローラ221を介して、無線設定情報に従い、USBデバイス200に無線LANのネットワークの設定を行う。この処理が完了すると、プロジェクタ100とUSBデバイス200の無線設定情報が合致する。
この後、CPU311は、画像送信アプリケーションを起動し、図1に示すように、PC300に記憶された画像データをUSBデバイス200の無線通信部230を介してプロジェクタ100に送信する。プロジェクタ100は、受信した画像データを、結像光学系175(図2参照)から投光用開口部182を通して図示外のスクリーンへ投影する。
以上説明したように、本実施形態では、プロジェクタ100にUSBデバイス200が接続されると同時に、最高速の480Mbpsで無線設定情報の書込みが開始され、書込みが完了するまでは、ランプ172の電源投入を受け付けないようにしている。これにより、ランプ172の点灯始動時に発生する高電圧ノイズによって、USBホストコントローラ141等が誤作動し、転送エラーが発生するのを確実に回避することができる。
なお、本実施形態では、図7のS102〜S114までの処理を行うプロジェクタ100のCPU111が、本発明に係る「転送エラー抑制手段」に相当する。また、図7のS121およびS131の処理を行うCPU111が、本発明の「ランプ状態判断手段」に相当する。
<第2の実施形態>
次に、図8を参照して、第2の実施形態について説明する。本実施形態に係るプロジェクタ100は、以下に詳述するように、無線設定情報の書込み処理において、第1の実施形態とは異なるデータ転送エラー抑制処理を行うことを特徴とするものである。なお、本実施形態において、プロジェクタ100、USBデバイス200およびPC300の構成、ならびに無線設定情報の書込み処理以外の画像投影システム10の動作は、第1の実施形態と同一であるため、説明を省略する。
次に、図8を参照して、第2の実施形態について説明する。本実施形態に係るプロジェクタ100は、以下に詳述するように、無線設定情報の書込み処理において、第1の実施形態とは異なるデータ転送エラー抑制処理を行うことを特徴とするものである。なお、本実施形態において、プロジェクタ100、USBデバイス200およびPC300の構成、ならびに無線設定情報の書込み処理以外の画像投影システム10の動作は、第1の実施形態と同一であるため、説明を省略する。
図8は、本実施形態に係るプロジェクタ100の作動処理のフローチャートである。図8に示すように、無線情報の書込み処理は、プロジェクタ100の図示外の電源ケーブルがコンセントに挿入され、ON状態になると開始される。CPU111はまず、USBホストコントローラ141やRAM113の初期化処理を行う(S201)。その後、USBコネクタ222がプロジェクタ100に接続されると、CPU111は、USBホストコントローラ141を介して接続を検知する(S202:Yes)。そして、USBホストコントローラ141とUSBデバイスコントローラ221との間で、USBデバイス200の認識処理(エニュメレーション)を行わせ、USBデバイス200に最高速度(480Mbps)で接続する(S211)。なお、エニュメレーションおよび接続処理の手順は、第1の実施形態の場合と同様である。
次に、USBホストコントローラ141の制御の下で、プロジェクタ100からUSBデバイス200への無線設定情報の書込みが開始される(S212)。この後、CPU111は、電源スイッチ131がOFFの間は監視を続け(S213:No)、電源スイッチ131がONにされると(S213:Yes)、USBデバイス200への無線設定情報の書込みが完了したかどうかを判断する(S221)。
CPU111が、書込みが完了していないと判断した場合(S221:No)、ランプ172が始動して高電圧ノイズが発生する前に情報の書込みを停止する(S222)。そして、USBホストコントローラ141を介して、今度は低速でUSBデバイス200に再接続する(S223)。具体的には、USBホストコントローラ141が、最初の接続時と同様、リセットコマンドを発行することにより、再接続を開始する。ところがここでは、USBホストコントローラ141とUSBデバイスコントローラ221の間で行われる通信モード(転送速度)の設定の際、USBデバイスコントローラ221がデバイスChirpを行っても、USBホストコントローラ141はハブChirpで応答しない。この結果、USBホストコントローラ141とUSBデバイスコントローラ221との間の通信速度は、USB1.1仕様のフルスピード(FS)モード(12Mbs)に設定される。
この後、CPU111は、USBホストコントローラ141を介してプロジェクタ100からUSBデバイス200への無線設定情報の書込みを開始し(S224)、ランプ172を点灯させる(S231)。一方、電源スイッチ131がONにされたとき(S213:Yes)、すでに無線設定情報の書込みが完了していた場合は(S221:Yes)、CPU111は、そのままランプ172を点灯させる(S231)。ランプ172の点灯後(S231)、CPU111は、ランプ172が安定状態に至ったかどうかの監視を行う。具体的には、電源スイッチ131がONにされてから所定時間(安定時間)を経過したかどうかの判断を繰り返す(S232:No)。なお、点灯始動後に発生する著しい高電圧ノイズの発生時間は、プロジェクタ100に使用する高圧放電ランプの種類等から経験的に予測可能なため、この発生時間を安定時間として、予め不揮発性メモリ161に記憶しておけばよい。
ランプ172の安定時間が経過したと判断すると(S232:Yes)、CPU111は、再び無線設定情報の書込みが完了したかどうかを判断する(S241)。書込みが完了していなければ(S241:No)、ここで一旦書込みを停止し(S242)、USBホストコントローラ141を介して、再び最高速の480MbpsでUSBデバイス200に接続する(S243)。具体的には、CPU111の指示でUSBホストコントローラ141がリセットコマンドを発行した後、USBデバイスコントローラ221がデバイスChirpを行い、これを受けたUSBホストコントローラ141がハブChirpを行うことで、両者間の通信が再び最高速のHSモード(480Mbps)に設定される。そして、プロジェクタ100からUSBデバイス200へ最高速での情報書込みが開始される(S244)。また、映像信号入力回路163を介して外部から入力された画像または無線通信部150によって外部から受信した画像が、結像光学系175からスクリーンに投影される(S251)。ランプ172の安定時間経過時に(S232:Yes)、無線設定情報の書込みが完了していれば(S241:Yes)、そのまま画像を投影する(S251)。
一方、初期化処理(S201)の後、CPU111がUSBデバイス200のプロジェクタ100への接続を検知しない場合は(S202)、電源スイッチ131がONにされると(S205:Yes)、CPU111はそのままランプ172を点灯始動させ(S206)、映像信号入力回路163を介して外部から入力された画像または無線通信部150によって外部から受信した画像を、スクリーンに投影する(S251)。電源スイッチ131がOFFの場合は(S205:No)、USBデバイス200が接続されているかどうかの判断処理に戻る(S202)。
画像投影を開始した後、CPU111は電源スイッチ131がOFFにされるまで監視を続け(S252:No)、電源スイッチ131がOFFにされると(S252:Yes)、ランプ172を消灯し(S253)、終了処理を行って(S254)、プロジェクタ100の作動処理を完了する。
以上説明したように、本実施形態では、プロジェクタ100にUSBデバイス200が接続されると同時に、最高速の480Mbsで無線設定情報の書込みが開始され、書込みが完了する前にランプ172が始動された場合には、転送速度を低速の12Mbpsに変更する。一般的に、高圧放電ランプが発生するノイズは、点灯始動時の高電圧パルス(2kV程度)に誘発されるものが多く、またこのときのノイズは著しく大きい。一方、USB通信は、転送速度が高いほどノイズに弱く、転送速度を低くするほどノイズの影響を受けにくくなるという特質がある。したがって、本実施形態に係るプロジェクタ100のように、ノイズの発生しないランプ172の点灯前(消灯時)には、転送効率が最も高い最高速でデータ転送を行い、ノイズが顕著に現れる点灯始動時には、ノイズにより強い低速でデータ転送を行うことにより、高電圧ノイズに起因したデータの転送エラーを効果的に抑制することができる。
さらに、本実施形態に係るプロジェクタ100では、ランプ172の点灯が安定状態に至っても、まだ無線設定情報の書込みが完了していない場合には、転送速度を再び最高速の480Mbpsに変更する。高圧放電ランプが発生するノイズは、点灯始動から一定の時間が経過すると、大きく減少することが知られている。したがって、ランプ172の点灯状態が安定した後は、再び最高速でデータ転送を行うことで、転送効率を高めることができる。
なお、本実施形態では、図8のS202、S211〜S212、S221〜S224、およびS241〜S244の処理を行うプロジェクタ100のCPU111が、本発明に係る「転送エラー抑制手段」に相当する。また、図8のS205、S213、S232およびS252の処理を行うCPU111が、本発明の「ランプ状態判断手段」に相当する。
<第3の実施形態>
次に、図9を参照して、第3の実施形態について説明する。本実施形態に係るプロジェクタ100は、以下に詳述するように、無線設定情報の書込み処理において、第1および第2の実施形態とは異なるデータ転送エラー抑制処理を行うことを特徴とするものである。なお、本実施形態において、プロジェクタ100、USBデバイス200およびPC300の構成、ならびに無線設定情報の書込み処理以外の画像投影システム10の動作は、第1の実施形態と同一であるため、説明を省略する。
次に、図9を参照して、第3の実施形態について説明する。本実施形態に係るプロジェクタ100は、以下に詳述するように、無線設定情報の書込み処理において、第1および第2の実施形態とは異なるデータ転送エラー抑制処理を行うことを特徴とするものである。なお、本実施形態において、プロジェクタ100、USBデバイス200およびPC300の構成、ならびに無線設定情報の書込み処理以外の画像投影システム10の動作は、第1の実施形態と同一であるため、説明を省略する。
図9は、本実施形態に係るプロジェクタ100の作動処理のフローチャートである。図9に示すように、無線情報の書込み処理は、プロジェクタ100の図示外の電源ケーブルがコンセントに挿入され、ON状態になると開始される。CPU111はまず、USBホストコントローラ141やRAM113の初期化処理を行う(S301)。その後、USBデバイス200がUSBコネクタ142に接続されると、CPU111は、USBホストコントローラ141を介して接続を検知する(S302:Yes)。そして、USBホストコントローラ141とUSBデバイス200のUSBデバイスコントローラ221との間で、USBデバイス200の認識処理(エニュメレーション)を行わせ、USBデバイス200に低速(12Mbps)で接続する(S311)。すなわち、USBデバイス200がデバイスChirpを行った後、USBホストコントローラ141がハブChirpを行わないことで、FSモードでの通信を設定する。そして、USBホストコントローラ141の制御の下で、プロジェクタ100からUSBデバイス200への無線設定情報の書込みを開始する(S312)。
この後、CPU111は、電源スイッチ131がOFFの間は監視を続け(S313:No)、電源スイッチ131がONにされると(S313:Yes)、ランプ172を点灯させる(S321)。そして、CPU111は、電源スイッチ131がONにされてからの時間が不揮発性メモリ161に記憶された安定時間を超えたかどうかの判断を、安定時間を経過するまで繰り返す(S322:No)。
ランプ172の安定時間が経過したと判断すると(S322:Yes)、CPU111は、再び無線設定情報の書込みが完了したかどうかを判断する(S331)。書込みが完了していなければ(S331:No)、ここで一旦書込みを停止し(S332)、USBホストコントローラ141を介して、今度は、最高速の480MbpsでUSBデバイス200に再接続する(S333)。具体的には、CPU111の指示でUSBホストコントローラ141がリセットコマンドを発行した後、USBデバイスコントローラ221がデバイスChirpを行い、これを受けたUSBホストコントローラ141がハブChirpを行うことで、両者間の通信が最高速のHSモード(480Mbps)に再度設定される。そして、プロジェクタ100からUSBデバイス200への最高速での情報書込みが開始される(S334)。そして、映像信号入力回路163を介して外部から入力された画像または無線通信部150によって外部から受信した画像が、結像光学系175からスクリーンに投影される(S341)。また、ランプ172の安定時間経過時に(S322:Yes)、無線設定情報の書込みが完了していれば(S331:Yes)、そのまま画像を投影する(S341)。
一方、初期化処理(S301)の後、CPU111がUSBデバイス200のプロジェクタ100への接続を検知しない場合は(S302)、電源スイッチ131がONにされると(S305:Yes)、CPU111はそのままランプ172を点灯始動させ(S306)、映像信号入力回路163を介して外部から入力された画像または無線通信部150によって外部から受信した画像を、スクリーンに投影する(S341)。電源スイッチ131がOFFの場合は(S305:No)、USBデバイス200が接続されているかどうかの判断処理に戻る(S302)。
画像投影を開始した後、CPU111は電源スイッチ131がOFFにされるまで監視を続け(S342:No)、電源スイッチ131がOFFにされると(S342:Yes)、ランプ172を消灯し(S343)、終了処理を行って(S344)、プロジェクタ100の作動処理を完了する。
以上説明したように、本実施形態では、プロジェクタ100にUSBデバイス200が接続されると同時に、低速の12Mbsで無線設定情報の書込みが開始され、ランプ172が点灯始動されて安定状態に至った後に、転送速度を最高速の480Mbpsに変更する。ランプ172の点灯始動前(消灯時)にプロジェクタ100にUSBデバイス200が接続されると、その後、画像投影のためにランプ172が始動される可能性が非常に高い。したがって、本実施形態のように、最初からノイズの影響を受けにくい低速で書込みを開始すれば、書込み完了前にランプ172が始動されても、データ転送を一旦停止して再接続をする必要がない。そして、高電圧ノイズの発生が減少する安定時に至ってから最高速で接続しなおし、データ転送を続けることで、転送効率を高めることができる。
なお、本実施形態では、図9のS302、S311〜S312、S331〜S334の処理を行うプロジェクタ100のCPU111が、本発明の「転送エラー抑制手段」に相当する。また、図9のS305、S313、S322およびS342の処理を行うCPU111が、本発明の「ランプ状態判断手段」に相当する。
<第4の実施形態>
次に図10および図11を参照して、第4の実施形態について説明する。本実施形態に係るプロジェクタ100は、以下に詳述するように、無線設定情報の書込み処理において、第1〜第3の実施形態と同様に、ランプ172の点灯始動時にデータ転送エラー抑制処理を行うとともに、ランプ172が安定状態に至った後にも、データ転送エラー抑制処理を行うことを特徴とするものである。なお、本実施形態において、プロジェクタ100、USBデバイス200およびPC300の構成、ならびに無線設定情報の書込み処理以外の画像投影システム10の動作は、第1の実施形態と同一であるため、説明を省略する。
次に図10および図11を参照して、第4の実施形態について説明する。本実施形態に係るプロジェクタ100は、以下に詳述するように、無線設定情報の書込み処理において、第1〜第3の実施形態と同様に、ランプ172の点灯始動時にデータ転送エラー抑制処理を行うとともに、ランプ172が安定状態に至った後にも、データ転送エラー抑制処理を行うことを特徴とするものである。なお、本実施形態において、プロジェクタ100、USBデバイス200およびPC300の構成、ならびに無線設定情報の書込み処理以外の画像投影システム10の動作は、第1の実施形態と同一であるため、説明を省略する。
図10および図11は、本実施形態に係るプロジェクタ100の作動処理のフローチャートである。図10に示すように、無線情報の書込み処理は、プロジェクタ100の図示外の電源ケーブルがコンセントに挿入され、ON状態になると開始される。CPU111はまず、USBホストコントローラ141やRAM113の初期化処理を行う(S401)。その後、USBデバイス200がUSBコネクタ142に接続されると、CPU111は、USBホストコントローラ141を介して接続を検知する(S402:Yes)。そして、USBデバイス200のUSBデバイスコントローラ221との間で、USBデバイス200の認識処理(エニュメレーション)を行わせ、USBデバイス200に最高速度(480Mbps)で接続する(S411)。ここでは、USBホストコントローラ141およびUSBデバイスコントローラ221が、お互いにデバイスChirpおよびハブChirpを確認しあうことにより、HSモードでの通信が設定されている。
次に、USBホストコントローラ141の制御の下で、プロジェクタ100からUSBデバイス200への無線設定情報の書込みが開始される(S412)。この後、CPU111は、電源スイッチ131がOFFの間は監視を続け(S413:No)、電源スイッチ131がONにされると(S413:Yes)、USBデバイス200への無線設定情報の書込みが完了したかどうかを判断する(S421)。
CPU111が、書込みが完了していないと判断した場合(S421:No)、ランプ172が始動して高電圧ノイズが発生する前に情報の書込みを停止し(S422)、USBホストコントローラ141を介して、今度は低速(12Mbps)でUSBデバイス200に再接続する(S423)。すなわち、USBデバイス200がデバイスChirpを行った後、USBホストコントローラ141がハブChirpを行わないことで、FSモードに通信モードを設定する。
この後、CPU111は、USBホストコントローラ141を介してプロジェクタ100からUSBデバイス200への無線設定情報の書込みを開始し(S424)、ランプ172を点灯させる(S431)。一方、電源スイッチ131がONにされたとき(S413:Yes)、すでに無線設定情報の書込みが完了していた場合は(S421:Yes)、CPU111は、そのままランプ172を点灯させる(S431)。ランプ172の点灯後(S431)、CPU111は、ランプ172の安定時間を経過したかどうかの監視を行う(S432:No)。
ランプ172の安定時間が経過したと判断すると(S432:Yes)、CPU111は、再び無線設定情報の書込みが完了したかどうかを判断する(S441)。書込みが完了していなければ(S441:No)、ここで一旦書込みを停止し(S442)、USBホストコントローラ141を介して、再び最高速の480MbpsでUSBデバイス200に接続する(S443)。具体的には、CPU111の指示でUSBホストコントローラ141がリセットコマンドを発行した後、USBデバイスコントローラ221がデバイスChirpを行い、これを受けたUSBホストコントローラ141がハブChirpを行うことで、両者間の通信が再び最高速のHSモード(480Mbps)に設定される。そして、プロジェクタ100からUSBデバイス200への最高速での無線設定情報書込みが開始される(S444)。そして、映像信号入力回路163を介して外部から入力された画像または無線通信部150によって外部から受信した画像が、結像光学系175からスクリーンに投影される(S451)。また、ランプ172の安定時間経過時に(S432:Yes)、無線設定情報の書込みが完了していれば(S441:Yes)、そのまま画像を投影する(S451)。
一方、初期化処理(S401)の後、CPU111がUSBデバイス200のプロジェクタ100への接続を検知しない場合は(S402)、電源スイッチ131がONにされると(S405:Yes)、CPU111はそのままランプ172を点灯始動させ(S406)、映像信号入力回路163を介して外部から入力された画像または無線通信部150によって外部から受信した画像を、スクリーンに投影する(S451)。電源スイッチ131がOFFの場合は(S405:No)、USBデバイス200が接続されているかどうかの判断処理に戻る(S402)。
ところで、プロジェクタ100が備えるタイマ162(図2参照)では、ランプ172の寿命判断に用いるため、プロジェクタ100が最初に使用されたときから、電源スイッチ131がONにされる度に点灯時間がカウントアップされており、電源スイッチ131がOFFにされると、その時点の累積点灯時間が不揮発性メモリ161に記憶される。そして、再び電源スイッチ131がONにされると、CPU111が不揮発性メモリ161に記憶された累積点灯時間を読み出して、タイマ162がさらにカウントアップを続ける構成となっている。CPU111は、画像の投影を開始すると(図10、S451)、図11に示すように、タイマ162が現在計測しているランプ172の累積点灯時間を取得し(S452)、この累積点灯時間を不揮発性メモリ161に保存する(S453)。
そして、この時点でUSBデバイス200がプロジェクタ100に接続されているかどうかを判断する(S461)。CPU111は、USBデバイス200が接続されている場合に(S461:Yes)USBホストコントローラ141を介して転送エラーが発生したことを検知すると(S471:Yes)、不揮発性メモリ161に記憶されている転送エラー回数を読み出してカウントアップし(S472)、カウントアップされた転送エラー回数を再び不揮発性メモリ161に保存する(S473)。不揮発性メモリ161には、無線設定情報の書込み処理が行われる度に、このようにしてカウントアップされた転送エラー回数が記憶されるので、プロジェクタ100が最初に使用されたときからの累積転送エラー回数が記憶されていることになる。
このようにして、転送エラー回数が保存された後(S473)または転送エラーが検知されない場合に(S471:No)、まだUSBデバイス200へ無線設定情報を書込み中であれば(S481:No)、CPU111は、前述のように不揮発性メモリ161に保存したランプ172の点灯時間および転送エラー回数をRAM113に読出し、転送エラー回数を点灯時間で割ることにより、転送エラーの発生率を算出して、所定の閾値と比較する(S482)。なお、この閾値は、予め許容可能な単位時間あたりの転送エラー回数として定め、不揮発性メモリ161に保存したものをRAM113に読み出して比較を行えばよい。
CPU111が、転送エラーの発生率が閾値未満と判断した場合は(S482:No)、転送エラーは許容範囲内におさまっているため、そのまま書込みを継続する(S487)。このときの転送速度は、ランプ172の点灯が安定した時点で設定された最高速(480Mbps)である(図10、S443)。一方、発生率が閾値以上となった場合は(S482:Yes)、最高速で転送を継続すれば、さらに転送エラーが生じる可能性が高いため、一旦無線設定情報の書込みを停止する(S483)。そして、USBホストコントローラ141を介して接続をリセットし、USBホストコントローラ141がUSBデバイスコントローラ221のデバイスChirpにハブChirpで応答しないことにより、低速(FS)モードでの再接続を行う(S484)。再接続が確立されると、低速(12Mbps)で書込みを再開する(S485)。
画像投影後に(図10、S451)、USBデバイス200の接続が検知されない場合(S461:No)、無線設定情報のUSBデバイス200への書込みが完了した場合(S481:Yes)、または前述のように書込みを続ける場合(S485、S487)のいずれも、電源スイッチ131がOFFにされるまで(S491:No)、前述のS452〜S485までの処理が繰り返される。そして、電源スイッチ131がOFFにされると(S491:Yes)、CPU111は、ランプ172を消灯し(S492)、終了処理を行って(S493)、プロジェクタ100の作動処理を完了する。
以上説明したように、本実施形態に係るプロジェクタ100では、ランプ172が始動される前から安定状態に至るまでは、第2の実施形態と同様の処理が行われ、ランプ172が安定状態に至った後も、転送エラーの発生率が閾値以上となった場合には、転送速度を低速に変更する処理が行われる。一般的に、高電圧ノイズが重大な転送エラーにつながるのは高圧放電ランプの点灯始動時であるが、実際には、高圧放電ランプの種類や組み付け状態によっては、点灯状態が安定した後にもノイズが生じて転送エラーを引き起こす場合がある。したがって、本実施形態に係るプロジェクタ100のように、ランプ172の安定状態で実際に発生したエラーを学習し、その発生率に基づいて転送速度を変更することにより、現状に即した転送エラーの抑制を行うことができる。
なお、本実施形態では、図10のS402、S411〜S412、S421〜S424、S441〜S444、図11のS461、S471〜S473、S481〜S487の処理を行うプロジェクタ100のCPU111が、本発明の「転送エラー抑制手段」に相当する。また、図10のS405、S413、S432、および図11のS491の処理を行うCPU111が、本発明の「ランプ状態判断手段」に相当する。また、プロジェクタ100の不揮発性メモリ161が、本発明の「記憶手段」に相当し、図11のS482の処理を行うCPU111が、本発明の「エラー発生率算出手段」に相当する。
<第5の実施形態>
次に、図12〜図19を参照して、第5の実施形態に係るプロジェクタ101およびUSBデバイス201からなるデータ転送システム1について説明する。図12は、データ転送システム1の概略構成を示す説明図である。図13は、プロジェクタ101の電気的構成を示すブロック図であり、図14は、USBデバイス201の電気的構成を示すブロック図である。図15〜図17は、USBデバイス200をプロジェクタ101に接続したときの、プロジェクタ101からUSBデバイス201への速度指示動作を説明する部分断面図である。図18および図19は、データ転送システム1における無線設定情報転送処理のフローチャートである。なお、プロジェクタ101およびUSBデバイス201において、第1の実施形態に係るプロジェクタ100およびUSBデバイス200と共通の構成要素については同一の符号を付し、説明は省略するものとする。
次に、図12〜図19を参照して、第5の実施形態に係るプロジェクタ101およびUSBデバイス201からなるデータ転送システム1について説明する。図12は、データ転送システム1の概略構成を示す説明図である。図13は、プロジェクタ101の電気的構成を示すブロック図であり、図14は、USBデバイス201の電気的構成を示すブロック図である。図15〜図17は、USBデバイス200をプロジェクタ101に接続したときの、プロジェクタ101からUSBデバイス201への速度指示動作を説明する部分断面図である。図18および図19は、データ転送システム1における無線設定情報転送処理のフローチャートである。なお、プロジェクタ101およびUSBデバイス201において、第1の実施形態に係るプロジェクタ100およびUSBデバイス200と共通の構成要素については同一の符号を付し、説明は省略するものとする。
まず、図12を参照して、データ転送システム1、およびデータ転送システム1を含む画像投影システム11の概略構成について説明する。図12に示すように、データ転送システム1は、プロジェクタ101とUSB201から構成され、USBデバイス201をプロジェクタ101に接続して、プロジェクタ101に記憶された無線設定情報をUSBデバイス201に転送する(書き込む)ものである。無線設定情報が書き込まれたUSBデバイス201は、その後、プロジェクタ101から取り外してPC300に接続され、PC300により無線情報の設定が行われて、PC300の無線部として画像データをプロジェクタ101に送信する。プロジェクタ101からは、別途設けられたスクリーンに画像が投影される。このように、プロジェクタ101、USBデバイス201、およびPC300により、画像投影システム11が構成されている。なお、PC300の構成および、データ転送システム1における無線設定情報転送処理以外の画像投影システム11の動作については、第1の実施形態と同じであるため、以下では詳細な説明は省略する。
次に、図13および図15を参照して、プロジェクタ101の構成について説明する。図15に示すように、プロジェクタ101は、第1の実施形態に係るプロジェクタ100の構成に加えて、電源スイッチ131に接続された速度指示スイッチ165を備えている。速度指示スイッチ165は、電源スイッチ131がONにされたことを検知して、USBデバイス200に対して、低速で接続要求をするように指示するためのスイッチである。図17に示すように、プロジェクタ101の筐体181には、USBデバイス201が嵌合する凹みであるUSBデバイス挿入口143が設けられており、その凹みの底面に、USBデバイス201のUSBコネクタ222が接続されるUSBコネクタ142が設けられている(接続端子は図示略)。そして、USBデバイス挿入口143の側面に対して直交するように設けられたスイッチ穴144に、ピン状の速度指示スイッチ165が挿入されている。なお、速度指示スイッチ165は、図示外の導線で電源スイッチ131に接続されており、電源スイッチ131がONにされると、ピン状の速度指示スイッチ165の一端がスイッチ穴144から突出し、OFFにされると、スイッチ穴144に没入するように構成されている。
次に、図14および図15を参照して、USBデバイス201の構成について説明する。図14に示すように、USBデバイス201は、第1の実施形態に係るUSBデバイス200の構成に加えて、バス290に接続された速度指示検知スイッチ241を備えている。速度指示検知スイッチ241は、USBデバイス201がプロジェクタ101に接続されたときに、速度指示スイッチ165からの速度設定指示を検知するためのスイッチである。図15に示すように、速度指示検知スイッチ241は、USBデバイス201の箱状の筐体の一側面側の内部に設けられたスイッチ機構で、プロジェクタ101に接続されたとき、筐体に設けられた穴(図示外)を通して、プロジェクタ101の速度指示スイッチ165にスイッチ板242が押されて端子243に接触すると、両者間が導通し、ON状態となるものである。
ここで、図15〜図17を参照して、USBデバイス201のプロジェクタ101への接続時の動作について説明する。図15は、接続前のUSBデバイス201とプロジェクタ101を示している。このとき、プロジェクタ101の電源スイッチ131はOFFであるため、プロジェクタ101の速度指示スイッチ165はスイッチ穴144に没入した状態となっている。また、USBデバイス201の速度指示検知スイッチ241は、スイッチ板242と端子243が接触していないOFF状態である。次に、USBデバイス201を、USBデバイス挿入口143に嵌合させ、USBデバイス201のUSBコネクタ222とプロジェクタ101のUSBコネクタ142を接続すると、図16の状態となる。図16では、電源スイッチ131はまだOFF状態であり、速度指示スイッチ165はスイッチ穴144に没入したままである。よって、速度指示検知スイッチ241もOFF状態のままである。この状態で、電源スイッチ131がONにされると、電源スイッチ131に接続された速度指示スイッチ165がこれを検知し、図17に示すように、スイッチ穴144から突出し、USBデバイス201の速度指示検知スイッチ241のスイッチ板242を端子243方向に押しこんで接触させる。これによって両者の間が導通し、速度指示検知スイッチ241はON状態となる。
ここで、プロジェクタ101の電源スイッチ131がOFF状態であるということは、ランプ172がまだ点灯始動されていない(消灯)状態を意味するため、高電圧ノイズが発生しない。よって、速度指示スイッチ165がスイッチ穴144に没入した状態のときは、転送効率が高い高速で転送を行うことが望ましい。一方、電源スイッチ131がON状態の場合は、ランプ172が点灯されているため、高電圧ノイズが発生する。よって、速度指示スイッチ165がスイッチ穴144から突出している場合、ノイズの影響を受けにくい低速で転送を行うえば、転送エラーの発生を抑制することができる。そこで、本実施形態では、速度指示スイッチ165の突出と没入とを、各々、「低速設定」と「高速設定」とし、対応する速度指示検知スイッチ241のON/OFF信号によって、いずれかの設定指示をCPU211が検知している。そして、後で詳述するように、この検知結果に応じて、USBホストコントローラ141に対して要求する転送速度を変更する。
以下、図18および図19のフローチャートを参照して、プロジェクタ101とUSBデバイス201からなるデータ転送システム1において行われる、無線設定情報転送処理について説明する。なお、無線設定情報転送処理は、プロジェクタ101では、ROM112に格納された制御プログラムをCPU111がRAM113にロードして実行することにより行われ、USBデバイス201では、ROM212に格納された制御プログラムをCPU211がRAM213にロードして実行することにより行われるものである。
図18に示すように、無線設定情報転送処理は、プロジェクタ101の図示外の電源ケーブルがコンセントに挿入され、ON状態になると開始される。CPU111はまず、USBホストコントローラ141やRAM113の初期化処理を行う(S501)。このとき、電源スイッチ131がまだONにされていないので、図16に示すように、速度指示スイッチ165は、スイッチ穴144に没入した状態、すなわち高速設定を指示している(S502)。その後、USBデバイス201がプロジェクタ101に接続されると、CPU111は、USBホストコントローラ141を介して接続を検知する(S511:Yes)。すると、プロジェクタ101のUSBホストコントローラ141のリセット信号発行を契機として、USBホストコントローラ141とUSBデバイス201のUSBデバイスコントローラ221との間で、USBデバイス201の認識処理(エニュメレーション)が開始される。
ここで、USBホストコントローラ141がリセット信号を保持する間に、USBデバイス201の速度指示検知スイッチ241は、図16に示すように、プロジェクタ101の速度指示スイッチ165が没入状態であるから、スイッチ板242が端子243に接触していないOFF状態、すなわち高速設定指示を検知している(S512)。そこで、USBデバイス201のCPU211は、USBデバイスコントローラ221に対して、USBホストコントローラ141に最高速での接続を要求するように指示する。具体的には、D+ラインを一時的にプルアップした後、D+ラインとD−ラインをKステートにドライブするデバイスChirpを行うように指示する。この指示を受けたUSBデバイスコントローラ221は、USBホストコントローラ141に対してデバイスChirpを行い、HS対応デバイスとして、最高速(480Mbps)での接続を要求する(S513)。
デバイスChirpを受けたUSBホストコントローラ141は、デバイスChirpが終了すると、D+ラインとD−ラインをKステートとJステートを交互にドライブするハブChirpで応答し、両者間の通信をHSモード(480Mbps)に設定して接続する(S521)。そして、プロジェクタ101のCPU111は、プロジェクタ101の不揮発性メモリ161(図13参照)に記憶されている無線設定情報を一旦RAM113に読み出し、USBホストコントローラ141およびUSBデバイスコントローラ221を介して、USBデバイス201のフラッシュメモリ260のリムーバブル領域261(図14参照)への書込みを開始する(S522)。CPU111は、書込みを開始した後と、USBデバイス201が接続されていないときは(S511:No)、電源スイッチ131がONにされるまで(S531:No)、USBデバイス201の接続を監視し(S511)、接続が検知されると(S511:Yes)、プロジェクタ101とUSBデバイス201とで前述のS512〜S522の処理が繰り返される。
電源スイッチ131がONにされると(S531:Yes)、電源スイッチ131に接続された速度指示スイッチ165がこれを検知し、図17に示すように、スイッチ穴144から突出した低速設定指示状態となる(S532)。また、CPU111によってランプ172が点灯され(S533)、前述の映像信号入力回路163を介して外部から入力された画像または無線通信部150によって外部から受信した画像が、結像光学系175からスクリーンに投影される(S534)。
図19に示すように、この後も、USBホストコントローラ141を介してCPU111がUSBデバイス201の接続を監視しており(S541)、接続を検知すると(S541:Yes)、プロジェクタ101のUSBホストコントローラ141のリセット信号発行を契機として、とUSBデバイス201のUSBデバイスコントローラ221との間で、再びUSBデバイス201の認識処理(エニュメレーション)が開始される。
このとき、USBホストコントローラ141がリセット信号を保持する間に、USBデバイス201の速度指示検知スイッチ241は、図17に示すように、プロジェクタ101の速度指示スイッチ165が突出状態であるから、スイッチ板242が押されて端子243に接触したON状態、すなわち低速設定指示を検知している(S542)。そこで、USBデバイスのCPU211は、USBデバイスコントローラ221に対して、USBホストコントローラ141に低速での接続を要求するように指示する。具体的には、D+ラインを一時的にプルアップして、FS対応デバイスとしてUSBホストコントローラ141に認識させた後、デバイスChirpを行わないように指示する。すると、USBデバイスコントローラ221は、USBホストコントローラ141に対してデバイスChirpを行わず、FS対応デバイスとして、低速(12Mbs)での接続を要求する(S543)。
このとき、USBホストコントローラ141を介してUSBデバイス201から低速での接続要求を受けたCPU111は、情報書込みが完了していなければ(S551:No)、書込みを一旦停止する(S552)。そして、USBホストコントローラ141を介して両者間の通信をFSモード(12Mbps)に設定して再接続し(S553)、低速(12Mbps)で無線設定情報の書込みを再開する(S554)。CPU111は、書込みを再開した後と、USBデバイス201への情報書込みが完了していた場合は(S551:Yes)、電源スイッチ131がOFFにされるまで(S561:No)、USBデバイス201の接続を監視し(S541)、接続を検知すると(S541:Yes)、プロジェクタ101とUSBデバイス201とで前述のS542〜S554の処理が繰り返される。
電源スイッチ131がOFFにされると(S561:Yes)、CPU111はランプ172を消灯する(S562)。このとき、図16に示すように、プロジェクタ101の速度指示スイッチ165は再びスイッチ穴144に没入した高速設定指示状態に戻る(S563)。次いでCPU111は終了処理を行って(S564)、無線設定情報転送処理を完了する。
以上説明したように、本実施形態では、プロジェクタ101に、ランプ172を点灯始動する電源スイッチ131に連動した速度指示スイッチ165を設けるとともに、USBデバイス201に、速度指示スイッチ165の突出によりON状態となる速度指示検知スイッチ241を設けている。このように、物理的な手段によっても、ランプ172の点灯状態を検知して、点灯状態に応じてデータの転送速度を変更することができる。
なお、本実施形態では、プロジェクタ101の電源スイッチ131が、本発明の「点灯指示手段」に相当する。また、プロジェクタ101の速度指示スイッチ165が、本発明の「転送エラー抑制手段」に相当する。また、USBデバイス201の速度指示検知スイッチ241が、本発明の「速度指示検知手段」に相当し、図18のS513および図19のS543の処理を行うUSBデバイス201のCPU211およびUSBデバイスコントローラ221が、本発明の「低速要求手段」に相当する。
なお、前述の実施形態に示される構成は例示であり、本発明は各種の変形が可能なことはいうまでもない。例えば、実施形態では、USBデバイス200(201)を、画像投影システム10(11)における無線通信に必要な無線設定情報の転送のための専用デバイスとして構成したが、一般的なUSBメモリや、USBケーブルを用いて接続されるその他のUSBデバイス機器を用いてもよい。
また、実施形態では、転送速度の高速設定をUSB2.0仕様(HS)に対応する480Mbps、低速設定をUSB1.1仕様(FS)に対応する12Mbsとしたが、プロジェクタおよびUSBデバイスがどの仕様に対応しているかによって、HS、FS、およびロースピード(LS)を使い分けてもよい。
1 データ転送システム
100、101 プロジェクタ
131 電源スイッチ
141 USBホストコントローラ
161 不揮発性メモリ
165 速度指示スイッチ
172 ランプ
111 CPU
200、201 USBデバイス
211 CPU
241 速度指示検知スイッチ
100、101 プロジェクタ
131 電源スイッチ
141 USBホストコントローラ
161 不揮発性メモリ
165 速度指示スイッチ
172 ランプ
111 CPU
200、201 USBデバイス
211 CPU
241 速度指示検知スイッチ
Claims (11)
- 高圧放電ランプから照射された光を光変調素子によって変調して画像光を形成し、形成された前記画像光を投射するプロジェクタであって、
接続されたUSBデバイスを認識して管理するとともに、前記USBデバイスとの間でデータの送受信を行うUSBホストコントローラと、
前記高圧放電ランプからのノイズに起因して発生する、前記USBデバイスとの前記データの送受信における転送エラーを抑制する転送エラー抑制手段を備えたことを特徴とするプロジェクタ。 - 前記高圧放電ランプが始動、点灯、消灯のいずれの状態にあるか判断するランプ状態判断手段をさらに備え、
前記転送エラー抑制手段は、前記ランプ状態判断手段の判断結果に応じて前記データの送受信における転送速度を設定および変更することを特徴とする請求項1に記載のプロジェクタ。 - 前記転送エラー抑制手段は、前記ランプ状態判断手段が前記高圧放電ランプが始動前の消灯状態にあると判断し、前記USBホストコントローラが前記USBデバイスの接続を認識した場合は、前記転送速度を最高速に設定して前記データの送受信を開始し、前記データの送受信が終了するまで前記高圧放電ランプの始動を禁止することを特徴とする請求項2に記載のプロジェクタ。
- 前記転送エラー抑制手段は、前記ランプ状態判断手段が前記高圧放電ランプが始動前の消灯状態にあると判断し、前記USBホストコントローラが前記USBデバイスの接続を認識した場合は、前記転送速度を最高速に設定して前記データの送受信を開始し、前記データの送受信中に前記高圧放電ランプが始動された場合には、前記転送速度を低速に変更することを特徴とする請求項2に記載のプロジェクタ。
- 前記転送エラー抑制手段は、前記ランプ状態判断手段が前記高圧放電ランプが始動前の消灯状態にあると判断し、前記USBホストコントローラが前記USBデバイスの接続を認識した場合は、前記転送速度を低速に設定して前記データの送受信を開始することを特徴とする請求項2に記載のプロジェクタ。
- 前記転送エラー抑制手段は、前記USBホストコントローラが前記USBデバイスが接続されたことを認識しており、前記ランプ状態判断手段が前記高圧放電ランプが点灯状態で安定していると判断した場合には、前記転送速度を最高速に設定または変更することを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載のプロジェクタ。
- 前記転送エラー抑制手段は、前記ランプ状態判断手段が前記高圧放電ランプが点灯状態で安定していると判断した場合には、発生した前記転送エラーの発生状況に応じて前記転送速度を変更することを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載のプロジェクタ。
- 前記転送エラー抑制手段は、前記転送速度を、前記USBデバイスが要求する速度よりも低速に変更することを特徴とする請求項7に記載のプロジェクタ。
- 前記高圧放電ランプの点灯時間と、発生した前記転送エラーの回数を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された前記点灯時間と前記回数から前記転送エラーの発生率を算出するエラー発生率算出手段をさらに備え、
前記転送エラー抑制手段は、前記エラー発生率算出手段により算出された前記発生率に基づいて、前記転送速度を変更することを特徴とする請求項7または8に記載のプロジェクタ。 - 高圧放電ランプから照射された光を光変調素子によって変調して画像光を形成し、形成された前記画像光を投射するプロジェクタと、前記プロジェクタに接続されたUSBデバイスとを備えたプロジェクタのデータ転送システムであって、
前記プロジェクタは、接続されたUSBデバイスを認識して管理するとともに、前記USBデバイスとの間でデータの送受信を行うUSBホストコントローラと、
前記高圧放電ランプ始動時のノイズに起因して発生する、前記USBデバイスとの前記データの送受信における転送エラーを抑制する転送エラー抑制手段を備えたことを特徴とするプロジェクタのデータ転送システム。 - 前記プロジェクタは、前記高圧放電ランプの始動を指示する点灯指示手段を備え、
前記転送エラー抑制手段は、前記点灯指示手段による始動指示を検知して、接続された前記USBデバイスに対して前記データの送受信における転送速度を低速に設定するように指示し、
前記USBデバイスは、前記転送エラー抑制手段からの前記転送速度の低速設定指示を検知する速度指示検知手段と、前記速度指示検知手段が前記低速設定指示を検知した場合には、前記プロジェクタに対して低速で接続をするように要求する低速要求手段とを備えることを特徴とする請求項10に記載のプロジェクタのデータ転送システム。
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| JP2006322712A JP2008139358A (ja) | 2006-11-30 | 2006-11-30 | プロジェクタおよびプロジェクタのデータ転送システム |
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| JP2006322712A JP2008139358A (ja) | 2006-11-30 | 2006-11-30 | プロジェクタおよびプロジェクタのデータ転送システム |
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