JP2008138888A - 給湯装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 湯水使用部の給湯栓と風呂貯湯用の給湯栓とに湯水を供給するための給湯装置の構成を簡素化し、部品点数の削減、組立作業性の改善、コスト低減などを達成する。
【解決手段】 貯湯タンク12からの湯供給管13と水供給管14とを合流させて、湯水使用部の給湯栓21、風呂貯湯用の給湯栓31に供給する給湯装置10は、湯水使用部の給湯栓に至る第1の給湯通路22に湯水を供給するための第1の混合弁23と、風呂貯湯用の給湯栓に至る第2の給湯通路32に湯水を供給するための第2の混合弁33を備える。前記第1および第2の混合弁を、一つのバルブボディ40に一体的に組み込むことでモジュール化した混合弁装置20を構成する。さらに、前記第1、第2の混合弁を駆動制御する電動モータ51,52を並設した状態で前記バルブボディに付設する。
【選択図】 図1
【解決手段】 貯湯タンク12からの湯供給管13と水供給管14とを合流させて、湯水使用部の給湯栓21、風呂貯湯用の給湯栓31に供給する給湯装置10は、湯水使用部の給湯栓に至る第1の給湯通路22に湯水を供給するための第1の混合弁23と、風呂貯湯用の給湯栓に至る第2の給湯通路32に湯水を供給するための第2の混合弁33を備える。前記第1および第2の混合弁を、一つのバルブボディ40に一体的に組み込むことでモジュール化した混合弁装置20を構成する。さらに、前記第1、第2の混合弁を駆動制御する電動モータ51,52を並設した状態で前記バルブボディに付設する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、例えばエコキュートシステム等において、貯湯タンクに蓄えた温水(湯)を厨房、洗面台等の給湯栓や浴室の浴槽湯張り用(風呂貯湯用)の給湯栓等に供給する貯湯式の給湯装置に関する。
従来この種の貯湯式等の給湯装置として、たとえば特許文献1に示す風呂追焚き機能付貯湯式給湯装置が知られている。この給湯装置は、加熱手段であるヒートポンプ回路によって加熱された高温湯水を貯湯する貯湯タンクを備え、この貯湯タンクからの湯と水道水等の水とを、混合弁により所定の混合比で混合し、所定温度の湯水としてから、湯水使用部への給湯用、風呂の湯張り用、保温用あるいは追い焚き用として給湯を行うように構成されていた。
さらに、従来の給湯装置では、たとえば給湯用の給湯栓が閉まると、混合弁で混合した混合水の圧力が急激に上がり、圧力が低い湯または水供給路へ逆流し、その結果、十分な温度の湯および水が混合弁へ流入しなくなり、所望の混合水が得られるまでに時間がかかってしまうなどの不具合が生じるため、混合弁に流入する湯および水の逆流を防止する逆止弁が、それぞれの混合弁に設けられていた。また、風呂用の混合弁においては浴槽の湯が逆流してしまい、衛生上好ましくないため、逆止弁が設けられている。
さらに、従来の給湯装置では、たとえば給湯用の給湯栓が閉まると、混合弁で混合した混合水の圧力が急激に上がり、圧力が低い湯または水供給路へ逆流し、その結果、十分な温度の湯および水が混合弁へ流入しなくなり、所望の混合水が得られるまでに時間がかかってしまうなどの不具合が生じるため、混合弁に流入する湯および水の逆流を防止する逆止弁が、それぞれの混合弁に設けられていた。また、風呂用の混合弁においては浴槽の湯が逆流してしまい、衛生上好ましくないため、逆止弁が設けられている。
上述したような構成による従来の貯湯式の給湯装置では、湯水使用部への給湯回路と風呂用の給湯回路とに、それぞれ混合弁を設けており、構成部品点数が多くなり、それぞれへの配管も必要であるから、システム全体の構成が複雑化し、組み立て作業等も面倒であり、またこの種の給湯装置の配設スペースも大きい等といった不具合があった。
これは、上述した厨房、洗面台等の湯水使用部の給湯栓への給湯は、所定温度の湯水を適切に給湯することが必要であることから、微妙な調整を必要とする一方、風呂に湯張り等を行う給湯には、厳密な温度管理は不要であり、異なる構造をもつ混合弁が用いられているからである。
また、上述した従来の給湯装置では、各混合弁への湯や水の供給管に逆止弁を設けることが必要であるが、これらの逆止弁を設けると、全体の構成部品点数が多くなり、構成が複雑化し、組立て作業も面倒である等の問題もあった。
特に、この種の貯湯式の給湯装置は、近年盛んに採用されているものであって、全体としての構成の簡素化や構成部品点数の削減、組立て性の向上、コスト低減などが求められているものであり、これらの要請を満足し得る給湯装置の出現が求められている。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、湯水使用部の給湯栓と風呂貯湯用の給湯栓とに湯水を供給するための給湯装置の構成を簡素化し、部品点数の削減、組立作業性の改善、コスト低減などを達成することができる給湯装置を得ることを目的とする。
このような目的に応えるために本発明(請求項1記載の発明)に係る給湯装置は、貯湯タンクからの湯を供給する湯供給管と水を供給する水供給管とを混合弁を介して合流させ、湯水使用部の給湯栓もしくは風呂貯湯用の給湯栓に供給する給湯装置であって、前記湯水使用部の給湯栓に至る第1の給湯通路に湯水を供給するための第1の混合弁と、風呂貯湯用の給湯栓に至る第2の給湯通路に湯水を供給するための第2の混合弁と、これら第1、第2の混合弁を駆動制御するアクチュエータを構成する第1、第2の電動モータを備え、前記第1の混合弁を内蔵した第1のバルブボディと、前記第2の混合弁を内蔵した第2のバルブボディとを近接させた状態で並設するとともに、前記第1および第2の電動モータを、それぞれのバルブボディに付設したことを特徴とする。
本発明(請求項2記載の発明)に係る給湯装置は、貯湯タンクからの湯を供給する湯供給管と水を供給する水供給管とを混合弁を介して合流させ、湯水使用部の給湯栓もしくは風呂貯湯用の給湯栓に供給する給湯装置であって、前記湯水使用部の給湯栓に至る第1の給湯通路に湯水を供給するための第1の混合弁と、風呂貯湯用の給湯栓に至る第2の給湯通路に湯水を供給するための第2の混合弁と、これら第1、第2の混合弁を駆動制御するアクチュエータを構成する第1、第2の電動モータを備え、これらの第1および第2の混合弁を、一つのバルブボディに一体的に組み込むことによりモジュール化した混合弁装置を構成するとともに、前記第1および第2の電動モータを並設した状態で、前記バルブボディに付設したことを特徴とする。
本発明(請求項3記載の発明)に係る給湯装置は、請求項1または請求項2記載の給湯装置において、前記湯供給管、水供給管には、第1、第2の混合弁の上流側に位置して第1および第2の逆止弁がそれぞれに設けられており、前記湯供給管における第1、第2の逆止弁は、前記バルブボディにおいてモータ回転軸に直交する方向の両側から該バルブボディを挟み込むようにして付設された一対のサブボディの一方に一体的に組み込むことにより付設され、前記水供給管における第1、第2の逆止弁は、前記サブボディの他方に一体的に組み込むこにより付設されていることを特徴とする。
本発明(請求項4記載の発明)に係る給湯装置は、請求項3記載の給湯装置において、前記第1、第2のサブボディには、湯供給管または水供給管からの湯または水の湯または水供給路と、前記第1、第2の混合弁に湯または水を供給する第1および第2の分岐供給路とが開口するバルブ孔が設けられ、前記第1、第2の分岐供給路は、バルブ孔の長手方向において湯または水供給路の両側に開口するように位置付けられ、前記バルブ孔内には、前記第1、第2の逆止弁を構成する弁体が、第1、第2の分岐供給路への湯または水の流れを選択的に阻止するようにバルブ孔の長手方向において進退動作するように配置され、かつこれらの弁体間に設けた引っ張りばねにより付勢されることにより閉状態となるように構成されていることを特徴とする。
本発明(請求項5記載の発明)に係る給湯装置は、請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の給湯装置において、前記湯水使用部の給湯栓に至る第1の給湯通路に湯水を供給するための第1の混合弁を駆動制御するアクチュエータは、流量制御手段として形状記憶合金を備え該形状記憶合金による湯水温度検出によって作動することで第1の給湯通路での湯水の流量制御を行う形状記憶合金アクチュエータと、湯と水との混合比率を制御するための電動モータとからなり、前記風呂貯湯用の給湯栓に至る第2の給湯通路に湯水を供給するための第2の混合弁を駆動制御するアクチュエータは、湯と水との混合比率を制御するための電動モータによって構成されていることを特徴とする。
本発明(請求項1記載の発明)に係る給湯装置によれば、湯水使用部の給湯栓、風呂貯湯用の給湯栓に湯水を供給するための混合弁を内蔵したバルブボディを近接して並設していることから、給湯装置全体が小型化され、また湯供給管や水供給管も混合弁装置の直前まで共通にすることができから、システム全体の構成の簡素化を図り、組立て作業も簡単であり、メンテナンスも容易に行える等の種々優れた効果がある。また、このような本発明によれば、小型化によって生じたスペースを他の機能や他の装置に利用することが可能であり、多機能化が進む給湯装置に対応することができる。
本発明(請求項2記載の発明)に係る給湯装置によれば、湯水使用部の給湯栓、風呂貯湯用の給湯栓に湯水を供給するための混合弁を一体的なモジュールとして構成しているから、給湯装置全体としての構成部品点数が少なくなり、また湯供給管や水供給管も混合弁装置の直前まで共通にすることができから、システム全体の構成の簡素化を図り、組立て作業も簡単であり、メンテナンスも容易に行える等の種々優れた効果がある。また、このような本発明によれば、簡素化によって生じたスペースを他の機能や他の装置に利用することが可能であり、多機能化が進む給湯装置に対応することができる。
特に、本発明によれば、モジュール化してなる構成であるから、システムの違いに伴う接続配管の長さ、曲げ回数、分岐位置などのレイアウトの違いがなくなる。
また、本発明によれば、第1、第2の電動モータをも並設した状態でバルブボディに付設しているから、該電動モータのカバーを共通に、あるいは接近して設けることが可能であり、前述したような給水、給湯回路の集約化だけでなく、アクチュエータであるモータ部分も集約化することができ、カバー等の共通部品化も可能で、また小型化を図ることができる。
また、本発明によれば、第1、第2の電動モータをも並設した状態でバルブボディに付設しているから、該電動モータのカバーを共通に、あるいは接近して設けることが可能であり、前述したような給水、給湯回路の集約化だけでなく、アクチュエータであるモータ部分も集約化することができ、カバー等の共通部品化も可能で、また小型化を図ることができる。
本発明(請求項3記載の発明)によれば、上述した請求項1または請求項2による作用効果に加えて、逆止弁を組み込んだサブボディを、混合弁装置のバルブボディに一体的に組み付けていることから、システム全体での部品点数の削減、構成の簡素化、組立性等の面で優れている等の利点がある。
本発明(請求項4記載の発明)によれば、上述した請求項3による作用効果に加えて、2つの逆止弁を一体的に構成していることから、構成が簡単となり、また2つの逆止弁における付勢手段を、1つの引っ張りばねで構成できるから、ボディの共用化と共に、部品点数が削減でき、組立性やコスト低減等で効果を発揮し得るものである。
本発明(請求項5記載の発明)に係る給湯装置によれば、上述した請求項1ないし請求項4による作用効果に加えて、湯水使用部の給湯栓や風呂貯湯用の給湯栓への湯水の供給を適切かつ確実に行え、給湯装置としての効果を発揮し得るという利点がある。
図1ないし図5は本発明に係る給湯装置の一実施形態を示す。
この実施形態では、たとえばエコキュートシステムとして、大気熱をヒートポンプ式熱交換器で回収し、これを利用して水を加熱し、貯湯タンクに貯湯することで、台所や洗面所等湯水使用部に設けられた給湯栓、さらに風呂貯湯用(浴室の浴槽湯張り用)の給湯栓に給湯を行うとともに、浴槽内の残り湯の保温あるいは追焚きをすることのできる風呂追焚き機能をも備えた貯湯式の給湯装置である場合を説明する。なお、この風呂追焚き機能付貯湯式の給湯装置は、時間帯別契約電力の電力単価が安価な深夜時間帯に湯水を沸き上げて貯湯し、この貯湯した湯水を給湯に用いることができるから、低コストであり、また環境面からも優れている。
この実施形態では、たとえばエコキュートシステムとして、大気熱をヒートポンプ式熱交換器で回収し、これを利用して水を加熱し、貯湯タンクに貯湯することで、台所や洗面所等湯水使用部に設けられた給湯栓、さらに風呂貯湯用(浴室の浴槽湯張り用)の給湯栓に給湯を行うとともに、浴槽内の残り湯の保温あるいは追焚きをすることのできる風呂追焚き機能をも備えた貯湯式の給湯装置である場合を説明する。なお、この風呂追焚き機能付貯湯式の給湯装置は、時間帯別契約電力の電力単価が安価な深夜時間帯に湯水を沸き上げて貯湯し、この貯湯した湯水を給湯に用いることができるから、低コストであり、また環境面からも優れている。
図1において、全体を符号10で示す貯湯式の給湯装置は、ヒートポンプ式熱交換器11で回収した大気熱を利用して加熱した温水を貯湯する貯湯タンク12を備えている。
13はこの貯湯タンク12からの湯を供給する湯供給管、14は水を供給するための水供給管で、この水供給管14は、一部が貯湯タンク12に接続されるとともに、前記湯供給管13と合流するように配管され、この合流部分に、本発明を特徴づける混合弁装置20が設けられている。
13はこの貯湯タンク12からの湯を供給する湯供給管、14は水を供給するための水供給管で、この水供給管14は、一部が貯湯タンク12に接続されるとともに、前記湯供給管13と合流するように配管され、この合流部分に、本発明を特徴づける混合弁装置20が設けられている。
すなわち、この混合弁装置20は、図3〜図5に示されるように、厨房、洗面所等の湯水使用部21の給湯栓に至る第1の給湯通路22に湯水を供給するための第1の混合弁23と、風呂貯湯用の給湯栓(給湯部)31に至る第2の給湯通路32に湯水を供給するための第2の混合弁33とを備え、これらの第1および第2の混合弁23,33を、一つのバルブボディ40に一体的に組み込むことによりモジュール化して構成されている。
なお、図中13aは湯供給管13の途中に設けられた圧力逃がし部であり、14aは水供給管14に設けられた減圧弁である。
また、35は貯湯タンク12に付設された熱交換部による追い焚き回路、36は追い焚き配管、37はこの追い焚き配管36中に設けた追い焚き用のポンプである。
さらに、図中22a,33aは第1、第2の給湯通路22,32に設けた流量センサ、32bは第2の給湯通路32に設けた電磁弁、32cは締め切り弁である。
また、35は貯湯タンク12に付設された熱交換部による追い焚き回路、36は追い焚き配管、37はこの追い焚き配管36中に設けた追い焚き用のポンプである。
さらに、図中22a,33aは第1、第2の給湯通路22,32に設けた流量センサ、32bは第2の給湯通路32に設けた電磁弁、32cは締め切り弁である。
また、前記ヒートポンプ式熱交換器11は、周知の通り、冷媒を減圧する膨張弁15と、空気から熱を回収する熱回収部16と、コンプレッサ17と、前記貯湯タンク12側の循環回路12aとの間で熱交換を行う熱交換部18とからなり、これにより貯湯タンク12内の湯水を加熱して高温湯水とするように構成されている。
上述したように、湯水使用部21の給湯栓、風呂貯湯用の給湯栓31に湯水を供給するための混合弁23,33を一体的なモジュールとして構成すると、給湯装置10全体としての構成部品点数が少なくなり、また湯供給管13や水供給管14も混合弁装置20の直前まで共通にすることができることから、システム全体の構成の簡素化を図り、組立て作業も簡単であり、メンテナンスも容易に行える。また、このような簡素化によって生じたスペースを他の機能や他の装置に利用することが可能であり、多機能化が進む給湯装置に対応できるうえで効果的である。
ここで、前記湯水使用部21の給湯栓に至る第1の給湯通路22に湯水を供給するための第1の混合弁23には、流量制御手段としてSMA等の形状記憶合金23aを備え該形状記憶合金23aによる湯水温度検出によって作動することで第1の給湯通路22での湯水の流量制御を行う形状記憶合金アクチュエータと、湯と水との混合比率を制御するための電動モータ51とが、アクチュエータとして用いられている。なお、この種の第1の混合弁23の構造は、たとえば特開昭61−52478号公報等に示すように従来から周知であり、その詳細な説明は省略する。
また、風呂貯湯用の給湯栓31に至る第2の給湯通路32に湯水を供給するための第2の混合弁33には、湯と水との混合比率を制御するための電動モータ52が、アクチュエータとして用いられている。このような第2の混合弁33としては、たとえば特開2000−179715号公報等に示されるミキシングバルブから明らかなように従来から趣致であり、その詳細な説明は省略する。
なお、このような構成による第1、第2の混合弁23,33を用いると、湯水使用部21の給湯栓や風呂貯湯用の給湯栓31への湯水の供給を所要の状態で適切かつ確実に行え、給湯装置10としての効果を発揮し得ることは言うまでもない。
前記バルブボディ40には、第1、第2の混合弁23,33が配置される第1および第2のバルブ孔41,42が近接して形成されるとともに、これらのバルブ孔41,42に配置される第1、第2の混合弁23,33に湯、水を供給する湯供給路13、水供給路14、さらに湯水使用部21の給湯栓もしくは風呂貯湯用の給湯栓31に至る第1、第2の給湯通路22,32の一部が形成されている。
このような構成によれば、混合弁装置20の組立てが簡単に行えるという利点がある。
このような構成によれば、混合弁装置20の組立てが簡単に行えるという利点がある。
ここで、前記第1および第2のバルブ孔41,42は、バルブボディ40内にそれぞれの軸線が平行し、かつ近接した状態で揃えて形成されるとともに、これらのバルブ孔41,42に対して湯供給路13、水供給路14、および第1、第2の給湯通路22,32がそれぞれ開口して形成されている。なお、各通路13,14,22,32等のバルブ孔41,42への開口位置は従来から周知であって、ここでの詳細な説明は省略する。
また、各混合弁23,33のアクチュエータである電動モータ51,52は、前記バルブ孔41,42の一方の端部側に、そのモータ軸を揃えて並設して付設されている。
このような構成によれば、混合弁装置20の構成が簡素化し、加工性、組立性の面で優れ、この混合弁装置20の小型化も可能である等の利点がある。
また、各混合弁23,33のアクチュエータである電動モータ51,52は、前記バルブ孔41,42の一方の端部側に、そのモータ軸を揃えて並設して付設されている。
このような構成によれば、混合弁装置20の構成が簡素化し、加工性、組立性の面で優れ、この混合弁装置20の小型化も可能である等の利点がある。
また、前記湯供給管13、水供給管14には、図2〜図5から明らかなように、第1、第2の混合弁23,33の上流側に位置して第1および第2の逆止弁61,62がそれぞれに設けられている。前記湯供給管13における第1、第2の逆止弁61,62は、前記バルブボディ40においてモータ回転軸に直交する方向の両側から該バルブボディ40を挟み込むようにして付設された一対のサブボディ63,64の一方(ここでは第1のサブボディ63内)に一体的に組み込むことにより付設されている。また、前記水供給管14における第1、第2の逆止弁61,62は、前記サブボディの他方(ここでは第2のサブボディ64内)に一体的に設けられている。
ここで、前記第1、第2のサブボディ63,64には、図2に示すように、湯供給管13または水供給管14からの湯または水の湯または水供給路(13,14)と、前記第1、第2の混合弁23,33に湯または水を供給する第1および第2の分岐供給路65,66とが開口するバルブ孔67が設けられており、前記第1、第2の分岐供給路65,66は、バルブ孔67の長手方向において湯または水供給路(13,14)の両側に開口するように位置付けられている。そして、前記バルブ孔67内には、前記第1、第2の逆止弁61,62を構成する弁体が、第1、第2の分岐供給路65,66への湯または水の流れを選択的に阻止するようにバルブ孔67の長手方向において進退動作するように配置され、かつこれらの弁体間に設けた引っ張りばね68により付勢されることにより閉状態となるように構成されている。
なお、図2(a)は、湯および水供給路(13,14)の圧力よりも混合弁(23,33)内の圧力が高くなり、両方の逆止弁61,62が閉状態にあるときを、同図(b)は、湯および水供給路の圧力が給湯用混合弁23内の圧力より高く、風呂用混合弁33内の圧力よりは低くなっており、片側逆止弁61が開状態にあるときを、同図(c)は、湯および水供給路の圧力が給湯用混合弁(23,33)内の圧力より高くなっており、両方が開状態にあるときを示す。ここで、これらの逆止弁61,62の開閉は、給湯側である給湯栓の開閉に伴う圧力変動等によるものである。
このような構成によれば、前記第1、第2の混合弁23,33の上流側に必要であった4個の逆止弁を、混合弁装置20のバルブボディ40に一体的に組み付けていることから、システム全体での部品点数の削減、構成の簡素化、組立性等の面で優れている。
特に、上述した構成では、図2から明らかなように、湯供給側、水供給側のそれぞれ2つづつの逆止弁61,62をサブボディ63,64内で一体的に構成していることから、構成が簡単となり、また2つの逆止弁61,62における付勢手段を、1つの引っ張りばね68で構成できるから、ボディの共用化と共に、部品点数が削減でき、組立性の向上やコスト低減等を図ることができる。
さらに、また、図示してはいないが、どちらか一方の混合弁内の圧力が、他方の混合弁内の圧力よりも低く、かつ湯および水供給路の圧力よりも低い場合、一方の混合弁に一度流入した流量が他方の混合弁へ流入してしまうことも防止できる。
特に、上述した構成では、図2から明らかなように、湯供給側、水供給側のそれぞれ2つづつの逆止弁61,62をサブボディ63,64内で一体的に構成していることから、構成が簡単となり、また2つの逆止弁61,62における付勢手段を、1つの引っ張りばね68で構成できるから、ボディの共用化と共に、部品点数が削減でき、組立性の向上やコスト低減等を図ることができる。
さらに、また、図示してはいないが、どちらか一方の混合弁内の圧力が、他方の混合弁内の圧力よりも低く、かつ湯および水供給路の圧力よりも低い場合、一方の混合弁に一度流入した流量が他方の混合弁へ流入してしまうことも防止できる。
以上の構成による給湯装置10によれば、湯水使用部21の給湯栓を開くと、湯供給管13、水供給管14からの湯と水とが、混合弁装置20における第1の混合弁23で所要の混合比により混合されて給湯通路22を供給され、給湯が行われるものである。また、風呂貯湯用の給湯栓31を開くと、湯供給管13、水供給管14からの湯と水とが、混合弁装置20における第2の混合弁33で所定の混合比により混合されて給湯通路32を供給され、風呂への貯湯(湯張り)が行われるものである。
なお、本発明は上述した実施の形態で説明した構造には限定されず、給湯装置10を構成する各部の形状、構造等を適宜変形、変更し得ることはいうまでもない。
たとえば上述した実施形態では、一つのバルブボディ40内に第1、第2の混合弁23,33を内蔵した場合を説明したが、本発明はこれに限定されず、第1、第2の混合弁23,33を内蔵した第1、第2のバルブボディを近接して並設してもよいものである。すなわち、このような構成としても、上述した実施形態とほぼ同様に、給湯装置全体が小型化され、また湯供給管や水供給管も混合弁装置の直前まで共通にすることができから、システム全体の構成の簡素化を図り、組立て作業も簡単であり、メンテナンスも容易に行える。さらに、このような小型化によって生じたスペースを他の機能や他の装置に利用することが可能であり、多機能化が進む給湯装置に対応することができるのである。
たとえば上述した実施形態では、一つのバルブボディ40内に第1、第2の混合弁23,33を内蔵した場合を説明したが、本発明はこれに限定されず、第1、第2の混合弁23,33を内蔵した第1、第2のバルブボディを近接して並設してもよいものである。すなわち、このような構成としても、上述した実施形態とほぼ同様に、給湯装置全体が小型化され、また湯供給管や水供給管も混合弁装置の直前まで共通にすることができから、システム全体の構成の簡素化を図り、組立て作業も簡単であり、メンテナンスも容易に行える。さらに、このような小型化によって生じたスペースを他の機能や他の装置に利用することが可能であり、多機能化が進む給湯装置に対応することができるのである。
さらに、前述した実施形態では、第1、第2の混合弁23,33を駆動制御する第1、第2の電動モータ51,52を近接して並設した状態でバルブボディ40に付設した場合を説明したが、本発明はこれに限定されず、第1の電動モータ51をバルブボディ40の一端側に設けるとともに、これに対向して第2の電動モータ52をバルブボディ40の他端側に設けた場合であってもよい。すなわち、このように構成しても、前述した実施形態とほぼ同等の作用効果が得られるものである。
要は、第1、第2の混合弁23,33を、それぞれの軸線が平行に、しかも近接するように配置した状態において、それぞれの混合弁23,33の軸線方向に対して第1、第2の電動モータ51.52のモータ軸が位置するように設けられておればよいものである。このような構成によれば、第1、第2の混合弁23,33どおしが平行に配置されていることで、どのような向きでも設置可能であり、レイアウト上での自由度が大きいという利点がある。換言すれば、このような第1、第2の混合弁23,33およびこれを駆動制御する第1、第2の電動モータ51,52を組み付けてなるバルブボディ40からなる混合弁装置20は、これを垂直にレイアウトしても、水平にレイアウトして設置しても、湯供給管13、水供給管14等の配管系と所要の状態で配管接続することができるものであり、レイアウト上での自由度は大きい。
また、本発明に係る給湯装置は、ヒートポンプ式熱交換器11で加熱した湯水を貯湯タンク12に貯湯するように構成しているが、これに限定されず、従来から周知の通りの適宜の加熱手段で加熱したものを用いてもよいことは言うまでもない。
10…給湯装置、11…ヒートポンプ式熱交換器、12…貯湯タンク、13…湯供給管、14…水供給管、20…混合弁装置、21…湯水使用部(給湯栓)、22…第1の給湯通路、23…第1の混合弁、23a…形状記憶合金、31…風呂貯湯用の給湯栓、32…第2の給湯通路、33…第2の混合弁、40…バルブボディ、41,42…バルブ孔、51,52…電動モータ、61,62…第1、第2の逆止弁、63,64…サブボディ、67…バルブ孔、68…引っ張りばね(付勢手段)。
Claims (5)
- 貯湯タンクからの湯を供給する湯供給管と水を供給する水供給管とを混合弁を介して合流させ、湯水使用部の給湯栓もしくは風呂貯湯用の給湯栓に供給する給湯装置であって、
前記湯水使用部の給湯栓に至る第1の給湯通路に湯水を供給するための第1の混合弁と、風呂貯湯用の給湯栓に至る第2の給湯通路に湯水を供給するための第2の混合弁と、これら第1、第2の混合弁を駆動制御するアクチュエータを構成する第1、第2の電動モータを備え、
前記第1の混合弁を内蔵した第1のバルブボディと、前記第2の混合弁を内蔵した第2のバルブボディとを近接させた状態で並設するとともに、
前記第1および第2の電動モータを、それぞれのバルブボディに付設したことを特徴とする給湯装置。 - 貯湯タンクからの湯を供給する湯供給管と水を供給する水供給管とを混合弁を介して合流させ、湯水使用部の給湯栓もしくは風呂貯湯用の給湯栓に供給する給湯装置であって、
前記湯水使用部の給湯栓に至る第1の給湯通路に湯水を供給するための第1の混合弁と、風呂貯湯用の給湯栓に至る第2の給湯通路に湯水を供給するための第2の混合弁と、これら第1、第2の混合弁を駆動制御するアクチュエータを構成する第1、第2の電動モータを備え、
これらの第1および第2の混合弁を、一つのバルブボディに一体的に組み込むことによりモジュール化した混合弁装置を構成するとともに、
前記第1および第2の電動モータを並設した状態で、前記バルブボディに付設したことを特徴とする給湯装置。 - 請求項1または請求項2記載の給湯装置において、
前記湯供給管、水供給管には、第1、第2の混合弁の上流側に位置して第1および第2の逆止弁がそれぞれに設けられており、
前記湯供給管における第1、第2の逆止弁は、前記バルブボディにおいてモータ回転軸に直交する方向の両側から該バルブボディを挟み込むようにして付設された一対のサブボディの一方に一体的に組み込むことにより付設され、
前記水供給管における第1、第2の逆止弁は、前記サブボディの他方に一体的に組み込むこにより付設されていることを特徴とする給湯装置。 - 請求項3記載の給湯装置において、
前記第1、第2のサブボディには、湯供給管または水供給管からの湯または水の湯または水供給路と、前記第1、第2の混合弁に湯または水を供給する第1および第2の分岐供給路とが開口するバルブ孔が設けられ、
前記第1、第2の分岐供給路は、バルブ孔の長手方向において湯または水供給路の両側に開口するように位置付けられ、
前記バルブ孔内には、前記第1、第2の逆止弁を構成する弁体が、第1、第2の分岐供給路への湯または水の流れを選択的に阻止するようにバルブ孔の長手方向において進退動作するように配置され、かつこれらの弁体間に設けた引っ張りばねにより付勢されることにより閉状態となるように構成されていることを特徴とする給湯装置。 - 請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の給湯装置において、
前記湯水使用部の給湯栓に至る第1の給湯通路に湯水を供給するための第1の混合弁を駆動制御するアクチュエータは、流量制御手段として形状記憶合金を備え該形状記憶合金による湯水温度検出によって作動することで第1の給湯通路での湯水の流量制御を行う形状記憶合金アクチュエータと、湯と水との混合比率を制御するための電動モータとからなり、
前記風呂貯湯用の給湯栓に至る第2の給湯通路に湯水を供給するための第2の混合弁を駆動制御するアクチュエータは、湯と水との混合比率を制御するための電動モータによって構成されていることを特徴とする給湯装置。
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| JP2006322429A JP2008138888A (ja) | 2006-11-29 | 2006-11-29 | 給湯装置 |
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| JP (1) | JP2008138888A (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011027480A1 (ja) * | 2009-09-02 | 2011-03-10 | 日立アプライアンス株式会社 | スクロール圧縮機及び冷凍サイクル装置及びヒートポンプ給湯機 |
-
2006
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