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JP2008133231A - 光安定性が改善された医薬組成物 - Google Patents

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JP2008133231A
JP2008133231A JP2006321309A JP2006321309A JP2008133231A JP 2008133231 A JP2008133231 A JP 2008133231A JP 2006321309 A JP2006321309 A JP 2006321309A JP 2006321309 A JP2006321309 A JP 2006321309A JP 2008133231 A JP2008133231 A JP 2008133231A
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JP
Japan
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pharmaceutical composition
amlodipine besylate
polymer
water
tablet
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Pending
Application number
JP2006321309A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuhiko Okawa
達彦 大川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ohara Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Ohara Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ohara Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Ohara Pharmaceutical Co Ltd
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Abstract

【課題】ベシル酸アムロジピンを長期間安定に含有することができ、かつ嚥下機能の低下した高齢者でも服用が容易である錠剤を提供すること。
【解決手段】ベシル酸アムロジピンと製剤上の添加剤を含有する医薬組成物であって、ベシル酸アムロジピン単独又はベシル酸アムロジピンと賦形剤との混合物が水不溶性高分子、腸溶性高分子、胃溶性高分子、水溶性高分子からなる群の1種または2種以上を含有する組成物により被覆されている医薬組成物。
【選択図】なし。

Description

本発明は、ベシル酸アムロジピン(日本医薬品一般的名称)の光による分解を抑制した医薬組成物に関する。
ベシル酸アムロジピンは、ジヒドロピリジン系のカルシウム拮抗剤であり、高血圧症や狭心症の改善のために使用されている有用な医薬であるが、ベシル酸アムロジピンは、光や空気中の湿気の影響を受け易く、長期保存をする上で安定性に問題があることが知られている。そこで、その安定化を図るため、たとえば酸化鉄を含有する被覆剤で被覆した錠剤等が提案されている(特許文献1)。
しかしながら、錠剤を被覆すると高齢者等の嚥下機能の低下した患者には服用が困難である等の問題がある。
特開2003−104888号公報
本発明の課題は、ベシル酸アムロジピンの光による分解を抑制でき、かつ嚥下困難な患者にも服用しやすい医薬組成物を提供することにある。
本発明者らは、前記課題を解決するため鋭意検討した。その結果、ベシル酸アムロジピンを水不溶性高分子で被覆することにより所期の目的を達成する医薬組成物が得られることを見出し、さらに検討を加え、本発明を完成することができた。
すなわち、本発明によれば、
[1]ベシル酸アムロジピンと製剤上の添加剤を含有する医薬組成物であって、ベシル酸アムロジピン単独又はベシル酸アムロジピンと賦形剤との混合物が水不溶性高分子、腸溶性高分子、胃溶性高分子、水溶性高分子からなる群の1種または2種以上を含有する組成物により被覆されていることを特徴とする医薬組成物、
[2]被覆層内に酸化鉄、リボフラビン、食用黄色5号、食用黄色5号アルミニウムレーキからなる群の1種または2種以上を含むことを特徴とする[1]に記載の医薬組成物、
[3][1]または[2]に記載の医薬組成物を、素錠、顆粒剤、細粒剤、または散剤とした製剤を提供することができる。
本発明の医薬組成物によれば、光安定性に問題があるベシル酸アムロジピンを長期間安定に維持することができ、かつ嚥下機能の低下した高齢者でも服用が容易であり、服用のコンプライアンスの低下を防ことができる。
本発明において使用されるベシル酸アムロジピンの原末の平均粒子径(光散乱法による測定値)は、その医薬組成物を服用後、適度な速度で溶出させるために、好ましくは5μm〜100μm、より好ましくは10μm〜50μmである。
本発明において使用される製剤上の添加物としては、被覆剤としてエチルセルロース、及びその分散液などの水不溶性セルロースエーテル、アクリル酸エチル・メタアクリル酸メチルコポリマー分散液などの水不溶性アクリル酸系共重合体などが挙げられる。胃溶性高分子としては、メタアクリル酸メチル・メタアクリル酸ブチル・メタアクリル酸ジメチルアミノエチル共重合体などの胃溶性アクリル酸系共重合体などが挙げられる。腸溶性高分子としては、メタアクリル酸コポリマーL、及びその分散液などの腸溶性アクリル酸系共重合体などが挙げられる。水溶性高分子としてはポリビニルピロリドン、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース等が挙げられる。
なお、これら被覆剤の使用量は、生物学的利用率の低下を考慮し、ベシル酸アムロジピン1重量部に対し0.1〜2重量部、好ましくは0.5〜1.5重量部である。
本発明において使用される賦形剤としてD−マンニトール等の糖アルコール類、トウモロコシ澱粉等の澱粉類、乳糖、結晶セルロース、白糖、ショ糖、ブドウ糖等が挙げられる。
本発明において使用される結合剤としては、ポリビニルアルコール(部分けん化物)、ポリビニルピロリドン、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、デキストリン等が挙げられる。
また、本発明において使用される崩壊剤としては、カルボキシメチルセルロース、カルボキシメチルセルロースカルシウム、カルボキシメチルスターチナトリウム、クロスポビドン、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、部分アルファー化澱粉等が挙げられ、なかでもクロスポビドン、低置換度ヒドロキシプロピルセルロースが好ましい。
さらに、滑沢剤としてタルクやステアリン酸マグネシウム等を使用することができる。
ベシル酸アムロジピン(平均粒子径:約20μm)305.4g、トウモロコシ澱粉354.6gを流動造粒コーティング機(パウレック製:MP-01)に投入し、エチルセルロース水分散液586.7g、トリアセチン44g、D−マンニトール44g、精製水645.4gを混合した液を噴霧し、コーティング粒子Aを得た。
[成 分] [1錠当たりの重量(mg)]
ベシル酸アムロジピン 7.0
トウモロコシ澱粉 8.0
エチルセルロース水分散液(固形分) 4.0
トリアセチン 1.0
D−マンニトール 1.0
次に、D−マンニトール904g、タルク64gを流動層造粒機(パウレック製:MP−01型)に投入し、ヒドロキシプロピルセルロース−L19.2gを水364.8gに溶解した結合液を用いて造粒した。得られた顆粒を乾燥し、JIS30メッシュの篩にて篩過した整粒品123.4gに、先に得られたコーティング粒子A21g、クロスポビドン8g、トウモロコシ澱粉6g及びステアリン酸マグネシウム1.6gを加え、均一に混合した。次いで、この混合物をロータリー式打錠機(菊水製作所製:クリンプレスコレクト19K型)で圧縮成型し、下記組成の錠剤を得た。
[成 分] [1錠当たりの重量(mg)]
D−マンニトール 113.0
タルク 8.0
ヒドロキシプロピルセルロース−L 2.4
コーティング粒子A 21.0
クロスポビドン 8.0
トウモロコシ澱粉 6.0
ステアリン酸マグネシウム 1.6
ベシル酸アムロジピン(平均粒子径:約20μm)305.4g、トウモロコシ澱粉354.6gを流動造粒コーティング機(パウレック製:MP-01)に投入し、エチルセルロース水分散液586.7g、トリアセチン44g、D−マンニトール44g、黄色三二酸化鉄0.88g、精製水645.4gを混合した液を噴霧し、コーティング粒子Bを得た。
[成 分] [1錠当たりの重量(mg)]
ベシル酸アムロジピン 7.0
トウモロコシ澱粉 8.0
エチルセルロース水分散液(固形分) 4.0
トリアセチン 1.0
D−マンニトール 1.0
黄色三二酸化鉄 0.02
実施例1で得られた整粒品123.4gに、コーティング粒子B21g、クロスポビドン8g、トウモロコシ澱粉6g及びステアリン酸マグネシウム1.6gを加え、実施例1と同様に下記組成の錠剤を得た。
[成 分] [1錠当たりの重量(mg)]
D−マンニトール 113.0
タルク 8.0
ヒドロキシプロピルセルロース−L 2.4
コーティング粒子B 21.0
クロスポビドン 8.0
トウモロコシ澱粉 6.0
ステアリン酸マグネシウム 1.6
比較例1
ベシル酸アムロジピンの安定保持に関する比較実験に供するため、ベシル酸アムロジピン42g、D−マンニトール762g、タルク48gを流動層造粒機(パウレック製:MP−01型)に投入し、ヒドロキシプロピルセルロース−L14.4gを水273.6gに溶解した結合液を用いて造粒した。得られた顆粒を乾燥し、JIS30メッシュの篩にて篩過した整粒品433.2gにクロスポビドン24g、トウモロコシ澱粉18g及びステアリン酸マグネシウム4.8gを加え、均一に混合した。次いで、この混合物をロータリー式打錠機(菊水製作所製:クリンプレスコレクト19K型)で圧縮成型し、下記組成の錠剤を得た。
[成 分] [1錠当たりの重量(mg)]
ベシル酸アムロジピン 7.0
D−マンニトール 127.0
タルク 8.0
ヒドロキシプロピルセルロース−L 2.4
クロスポビドン 8.0
トウモロコシ澱粉 6.0
ステアリン酸マグネシウム 1.6
比較例2
ヒドロキシプロピルメチルセルロース16.5gをエタノール90gと水 90gの混合液に加え、撹拌し溶解させた。これに酸化チタン3gとタルク0.5gを加え、撹拌してコーティング液を調製した。
次に比較例1で製造した素錠をコーティング機に投入し、先に調製したコーティング液を噴霧することにより、被覆錠とし、乾燥させて下記組成の錠剤を得た(1錠当たり164.0mg)。
[成 分] [1錠当たりの重量(mg)]
ベシル酸アムロジピン 7.0
D−マンニトール 127.0
タルク 8.0
ヒドロキシプロピルセルロース−L 2.4
クロスポビドン 8.0
トウモロコシ澱粉 6.0
ステアリン酸マグネシウム 1.6
ヒドロキシプロピルメチルセルロース 3.3
酸化チタン 0.6
タルク 0.1
試験例1(苛酷試験での錠剤中のベシル酸アムロジピン残存率)
(1)試験方法
実施例1、2及び比較例1で得た錠剤について各30錠をとり、それぞれ開放したシャーレに収容し、光安定性試験機に入れ、3000ルクスの条件下に保存した。保存開始から200時間経過後、各錠剤中のベシル酸アムロジピンの残存量を高速液体クロマトグラフィーにより測定した。その測定結果から、それぞれ残存百分率[%]を算出し、下記の結果を得た。
保存開始時[%] 200時間経過後[%]
実施例1 99.92 99.40
実施例2 99.92 99.54
比較例1 99.91 99.30
(2)上の結果から、本発明に係る実施例1、2の錠剤は、比較例1の錠剤と比べ、ベシル酸アムロジピンを極めて効果的に安定に保持し得ることが判った。
試験例2(口腔内崩壊試験)
(1)試験方法
実施例1、2及び比較例2で得た錠剤について、パネラー5人により口腔内崩壊試験を行った。それぞれの錠剤を口に含んでから錠剤の形状を感じなくなるまでの時間を「口腔内崩壊時間 [秒]」とし、下記の結果を得た。
口腔内崩壊時間[秒]
実施例1 28±7
実施例2 31±6
比較例2 113±15
(2)以上の結果から、本発明に係る実施例1及び2の錠剤は、比較例2の錠剤と比べ迅速な口腔内崩壊時間を示し、嚥下困難な患者でも服用が容易であることが示された。
本発明によれば、光安定性に問題があるベシル酸アムロジピンを長期間安定に維持することができ、かつ嚥下機能の低下した高齢者でも服用が容易であり服用のコンプライアンスの低下を防ぐことができる医薬組成物を医療現場に提供することができる。

Claims (3)

  1. ベシル酸アムロジピンと製剤上の添加剤を含有する医薬組成物であって、ベシル酸アムロジピン単独又はベシル酸アムロジピンと賦形剤との混合物が水不溶性高分子、腸溶性高分子、胃溶性高分子、水溶性高分子からなる群の1種または2種以上を含有する組成物により被覆されていることを特徴とする医薬組成物。
  2. 被覆層内に酸化鉄、リボフラビン、食用黄色5号、食用黄色5号アルミニウムレーキからなる群の1種または2種以上を含むことを特徴とする請求項1に記載の医薬組成物。
  3. 請求項1または2に記載の医薬組成物を、素錠、顆粒剤、細粒剤、または散剤とした製剤。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010229075A (ja) * 2009-03-27 2010-10-14 Kyorin Pharmaceut Co Ltd イミダフェナシンを含有する口腔内崩壊錠
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010229075A (ja) * 2009-03-27 2010-10-14 Kyorin Pharmaceut Co Ltd イミダフェナシンを含有する口腔内崩壊錠
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